JP2019003548A - 保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法 - Google Patents

保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 保守対象の変動状況に応じた適切な保守価格を決定することができる保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の提供。【解決手段】 センサ2は、スチームトラップ90の排出不良や密閉不良を検出し、この検出データは中継器60、受信部34を介して処理部32に取り込まれる。そして、処理部32は不良種別(排出不良又は密閉不良)に対応した割引率をメモリ36から読み出し、表示部38に表示する。たとえば、排出不良の場合は製品交換(販売)の割引率として「50%」を適用して表示し、密閉不良の場合は製品交換(販売)の割引率として「100%」を適用して表示する。【選択図】図1

Description

本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法は、機器の交換や修理等の保守についての適切な価格を決定する技術に関する。
近年、各種機器の性能が向上していることに伴い、その構造は複雑化・高度化の傾向にあり、機器に動作不良や故障が生じるケースも増加している。このため、機器の作動状態を正常に保つための保守作業が重要視されており、この保守作業自体の内容も複雑で多様化しているのが実情である。そして、機器に現実に故障等が発生した場合、交換や修理が行われるが、その保守価格の決定は機器の維持費に大きな影響を及ぼすことから特に重要な問題である。
機器の作動状態についての対策システムに関する技術として、後記特許文献1及び特許文献2に開示されている技術がある。
特許文献1に係る故障の問合せ処理システム、問合せ処理方法、及びプログラムは、ユーザが担当員を介することなく故障について問合せ、入手した情報を基に自身で判断して修理の申し込みが行えるようにすることを目的としている。そして、ユーザがインターネット等のネットワークを通じて故障の問い合わせを送信すると、受付センタ側に設けられている故障処理部が故障事例データベースや部品情報データベースを参照して修理価格等を示し、これに基づいてユーザが修理依頼を送信すると故障処理部が修理依頼の受け付け等を行う。
また、特許文献2に係る電源設備導入支援装置は、電源品質を確保しつつ回線の構築費用や信頼性の対価を売買する仕組みを具現化することを目的としている。そして、品質保証条件決定部は電源設計データから算出された平均故障間隔や平均故障修理時間、ユーザ側から提示された契約事項に基づいて、出力電源仕様を満足できなかった場合に支払う違約(保険)金等の品質保証条件を決定する。これによって、ユーザは所望の条件の電源品質データを得ることができる一方、請負者は確実な品質保証と共に正確な契約条件をユーザ側に提示することができる。
特開2003-108689号公報 特開2011-60191号公報
しかし、前述の特許文献1に開示された技術においては、修理価格は過去の故障事例や部品情報に従って決定するものであり、製品の具体的な不具合の状況に応じて価格を柔軟に調整して決定するシステムではない。また、前述の特許文献2に開示された技術は、電源設備を導入しようとする際の契約を支援するための装置に関するものであり、機器に現実に故障等が発生した場合における、交換や修理についての価格調整についての工夫を含むものではない。
このため、特許文献1に開示された技術、及び特許文献2に開示された技術のいずれも、交換や修理等の保守について、適切な価格を決定することができないという問題がある。
なお、産業プラント等の比較的、大規模な施設で用いられている機器に関しては、プラント全体の稼働効率・安全性の観点から施設内の機器に関する保守は必要不可欠であることから、機器の交換や修理等の保守に関し、適切な価格を決定することができないという問題は特に深刻である。
たとえば、産業プラントには、ボイラーで生成された蒸気等を供給先に向けて高温・高圧で移送する配管系統が設置されていることがあり、この配管内で蒸気が液化して発生するドレン(蒸気の凝縮水)を配管外に排出するため、配管系統にはスチームトラップが設けられている。このスチームトラップには、ドレンを適正に排出することができない排出不良や、蒸気漏れを生じさせる密閉不良等の作動不良といったスチームトラップ特有の変動状況が発生することがあり、このような場合に交換や修理等の保守に関し、適切な価格を決定することは特に重要である。
そこで本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法は、これらの問題を解決することを課題とし、保守対象の変動状況に応じた適切な保守価格を決定することができる保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の提供を目的とする。
本願に係る保守価格決定システムは、
保守対象の変動状況を検出し、当該変動を表す変動情報を得る検出部、
前記変動情報を発信する変動情報発信部、
を備えた検出装置、
前記変動情報を受信する変動情報受信部、
保守価格の決定の基準となる基準情報を記憶している基準情報記憶部、
前記変動情報に基づき、前記基準情報に従って保守価格を決定する価格決定部、
を備えた価格決定装置であって、通信を介して前記検出装置から変動情報を受信する価格決定装置、
を備えたことを特徴とする。
また、本願に係る保守価格決定装置は、
保守対象の変動状況を表す変動情報を取得して記憶する変動情報記憶部、
保守価格の決定の基準となる基準情報であって、保守対象の複数の変動状況の種別に対応した複数の割引率で構成される基準情報を記憶する基準情報記憶部、
前記変動情報に基づき、前記基準情報に従って保守価格を決定する価格決定部、
を備えたことを特徴とする。
また、本願に係る保守価格決定方法は、
保守対象の変動状況を表す変動情報を取得し、
保守価格の決定の基準となる基準情報であって、保守対象の複数の変動状況の種別に対応した複数の割引率で構成される基準情報を記憶しており、
前記変動情報に基づき、前記基準情報に従って保守価格を決定する、
ことを特徴とする。
本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法においては、変動情報に基づき、基準情報に従って保守価格を決定する。したがって、保守対象の変動状況に応じた適切な保守価格を決定することができる。
本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第1の実施形態を示すスチームトラップの検査システム等のブロック図である。 図1に示すメモリに記憶されている不良種別と割引率との対応関係を表すデータテーブルの図である。 図1に示す処理部が実行する保守価格決定処理のプログラムのフローチャートである。 スチームトラップの断面図である。 本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第2の実施形態におけるメモリに記憶されている不良種別と割引率との対応関係を表すデータテーブルの図である。 本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第3の実施形態を示すスチームトラップの検査システム等のブロック図である。 図6に示す処理部が実行する保守価格決定処理のプログラムのフローチャートである。 本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第4の実施形態におけるメモリに記憶されている不良種別と割引率との対応関係を表すデータテーブルの図である。 本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第4の実施形態におけるメモリに記憶されている製品の識別符号と使用期間との対応関係を表すデータテーブルの図である。 本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第4の実施形態における処理部が実行する保守価格決定処理のプログラムのフローチャートである。 本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第5の実施形態におけるメモリに記憶されている不良種別と割引率との対応関係を表すデータテーブルの図である。 本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第5の実施形態におけるメモリに記憶されている製品の識別符号と不良履歴との対応関係を表すデータテーブルの図である。 本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第5の実施形態における処理部が実行する保守価格決定処理のプログラムのフローチャートである。
[実施形態における用語説明]
実施形態において示す主な用語は、それぞれ本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の下記の要素に対応している。なお、「保守」とは、たとえば製品の交換、修理の他、点検、清掃等、対象の正常な状態を保つためのすべての行為を意味する。
センサ2、簡易式センサ40・・・検出部、変動情報発信部、検出装置
制御装置30・・・価格決定装置
受信部34・・・変動情報受信部
メモリ36・・・基準情報記憶部
スチームトラップ90・・・保守対象
排出不良又は密閉不良を含む作動不良、使用期間、不良履歴・・・変動情報
割引率、価格・・・基準情報
[第1の実施形態]
本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第1の実施形態を説明する。本実施形態においては、保守対象として図4に示すフロート式スチームトラップを例示する。
(スチームトラップ等の説明)
産業プラントには、ボイラーで生成された蒸気を供給先に向けて高温・高圧で移送する配管系統が設置されていることがある。この配管内で蒸気が液化するとドレン(蒸気の凝縮水)が滞留し、蒸気移送のための空間が縮小される結果、蒸気の移送効率が低下してしまう。
このような事態を回避するために、配管71には随所に多数のスチームトラップ90が設けられている(図4)。スチームトラップ90の内部空間は弁室91として形成されており、ここに配管71から蒸気やドレンが流入する。弁室91の下方には排出口97が設けられているが、通常時においては、この排出口97はフロート95によって塞がれており蒸気漏れが生じないようになっている。フロート95は中空の球状体として構成されている。
弁室91にドレンが滞留しドレン水量が一定レベルに達した場合、フロート95はこれにともなって浮上し排出口97を自動的に開放する。これによってドレンは、配管80内の高圧に基づく勢いに従い、排出口97からバイパス82を通してドレン回収管80に排出される。
ところで、スチームトラップ90に作動不良が生じると、適正な蒸気の移送が妨げられ、産業プラントの効率的な稼動が確保できない。スチームトラップ90の作動不良としては排出不良と密閉不良の二つのケースがある。
排出不良は、異物の混入等が原因で排出口97が塞がることによって発生する作動不良であり、排出不良が生じると弁室91及び配管内に過度のドレンが滞留してしまう。一方、密閉不良はフロート95の摩耗や変形等が原因で、本来、密閉すべき排出口97とフロート95との間に隙間が生じることによって発生する作動不良であり、排出口97を密閉できなければ、ここから蒸気の漏洩が生じ、蒸気の移送効率の低下等を招く。
スチームトラップ90に排出不良が生じている場合、ドレンの滞留によってスチームトラップ90自体の表面温度が低下するため、スチームトラップ90の表面温度を検出して温度低下を把握すれば排出不良を検知することができる。一方、スチームトラップ90に密閉不良が生じている場合、蒸気の漏洩に伴って漏洩音が発生し、スチームトラップ90に特有の振動が生じるため、スチームトラップ90の表面の振動を検出すれば密閉不良を検知することができる。
このような、スチームトラップ90の温度変化や振動の発生をモニタリングするために、各スチームトラップ90には図4に示すようにセンサ2が取り付けられている。スチームトラップ90の温度変化や振動は微細なことがあるため、より正確な検出を目指してセンサ2は接触型のものが用いられる。すなわち、センサ2が備える測定部25が直接、スチームトラップ90に接して取り付けられ、スチームトラップ90の微細な温度変化や振動を検出する。
そして、センサ2は無線通信機能を有しており、検出したスチームトラップ90の温度や振動を各々温度データ、振動データとして無線で発信する。本実施形態においては、センサ2は、温度データ及び振動データの各々を所定周期で繰り返し発信している。なお、温度データ及び振動データを同時に発信するようにしてもよい。
(システムの全体構成の説明)
図1に本実施形態におけるシステムの全体構成を示す。制御装置30は、受信部34、処理部32及びメモリ36を備えており、表示部38は処理部32からの制御に従って表示画面に表示を行う。
センサ2から送信された温度データや振動データは、中継器60を介して受信部34が受信し、処理部34に取り込まれる。中継器60は一定エリア内に設置されている各センサからの信号を中継して送信する。前述のように、スチームトラップ90の表面温度及び振動を把握することによって排出不良又は密閉不良が生じているか判別することができるため、処理部32は温度データや振動データに基づき、特定のスチームトラップにおける排出不良や閉不良の発生の有無を認識することができる。
制御装置30内のメモリ36には、図2に示すような、作動不良種別とこれらに対応する割引率のデータテーブルが予め登録されている。本実施形態における作動不良種別は「排出不良」及び「密閉不良」であり、これらに対応するそれぞれの製品交換(販売)の割引率は、「50%」、「100%」である。
(保守価格決定処理のプログラムの説明)
次に、制御装置30の処理部32が実行する保守価格決定処理のプログラムを図3に示すフローチャートに基づいて説明する。処理部32は、受信部34を通じて特定のセンサ2から検出信号を受信した場合、ステップS1からステップS2に進み、検出対象であるスチームトラップ90を特定するために、スチームトラップ90に個別に付与されている識別符号を記憶する。
そして、ステップS3に進み、受信した検出信号が温度データ又は振動データのいずれであるかを判別する。今仮に、処理部32が温度データを受信したとする。この場合、ステップS4に進み、温度データが示す検出温度が予め登録されている基準温度a以下であるか否かを判別する。基準温度aはスチームトラップ90に排出不良が生じ、滞留したドレンによって低下する表面温度の境界温度である。
検出温度が基準温度aよりも高い場合は、排出不良は生じていないと判断することができるため処理を終了する。これに対して、検出温度が基準温度a以下である場合、スチームトラップ90に排出不良が生じていると判断することができ、ステップS6に進み、処理部32はメモリ36に記憶されているデータテーブル(図2)から排出不良に対応した製品交換(販売)の割引率「50%」を読み出す。そして、ステップS2で記憶した対象製品としてのスチームトラップ90の識別符号を表示するとともに、作動不良種別として「排出不良」、製品交換の割引率として「50%」を表示部38に表示する(ステップS8)。
以上の処理に対し、処理部32が振動データを受信した場合、ステップS3からステップS5に進み、振動データが示す検出振動の周波数が予め登録されている基準周波数bであるか否かを判別する。基準周波数bはスチームトラップ90に密閉不良が生じたときに、蒸気の漏洩音によってスチームトラップ90の表面に生じる振動の周波数である。
検出振動の周波数が基準周波数bと異なる場合は、密閉不良は生じていないと判断することができるため処理を終了する。これに対して、検出振動の周波数が基準周波数bである場合、スチームトラップ90に密閉不良が生じていると判断することができ、ステップS7に進み、処理部32はメモリ36に記憶されているデータテーブル(図2)から密閉不良に対応した製品交換(販売)の割引率「100%」を読み出す。そして、ステップS2で記憶した対象製品としてのスチームトラップ90の識別符号を表示するとともに、作動不良種別として「密閉不良」、製品交換の割引率として「100%」を表示部38に表示する(ステップS8)。
以上のように、本実施形態においては、作動不良の種別と共にその種別に応じた割引率が表示部38に表示されるため、特定のスチームトラップ90に排出不良や密閉不良の作動不良が生じており、そのスチームトラップ90について交換等の保守が必要となる場合、作動不良状態に応じた適切な保守価格を容易に把握することができる。
すなわち、スチームトラップ90に排出不良が生じていることによって、スチームトラップ90自体の交換が必要な場合、製品の定価に対して割引率「50%」を適用し、定価の50%で交換(販売)の保守を行う。また、スチームトラップ90に、密閉不良が生じていることによって、スチームトラップ90自体の交換が必要な場合、排出不良に比較して不良の程度が高いことから、製品の定価に対して割引率「100%」を適用し無料で交換等の保守を行う。
なお、スチームトラップ90自体の交換についてだけでなく、スチームトラップ90の部品の交換(販売)に関しても同様の割引率を適用することができる。
[第2の実施形態]
本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第2の実施形態を説明する。本実施形態に係るシステムの全体構成は前記第1の実施形態で示した図1の構成と同様であるが、本実施形態においてはメモリ36に図5に示すような作動不良種別とこれらに対応する割引率のデータテーブルが登録されている。
すなわち、本実施形態では製品交換の割引率に加え、スチームトラップの修理の価格に関する割引率も予め記憶されている。スチームトラップの作動不良の状況によっては、製品の交換(販売)は行わず、修理のみの保守を行うことがあり、この場合、修理価格の定価に対して図5に示す割引率が適用される。
制御装置30の処理部32(図1)が実行する、本実施形態における価格決定処理のプログラムのフローチャートは、前記第1の実施形態で示した図3のフローチャートと同様である。そして、図3のステップS8の表示について、本実施形態では作動不良種別とともに、製品交換の割引率に加えてさらに修理の割引率を表示部38(図1)に表示する。
すなわち、スチームトラップ90に排出不良が生じていると判断した場合(ステップS3、S4)、ステップS6に進み、処理部32はメモリ36に記憶されているデータテーブル(図5)から排出不良に対応した製品交換(販売)の割引率「50%」と修理の割引率「70%」を読み出す。そして、作動不良種別として「排出不良」、製品交換の割引率として「50%」、修理の割引率として「70%」を表示部38に表示する(ステップS8)。この表示に従い、スチームトラップ90の製品交換を行う場合は製品の定価に対して割引率「50%」を適用し、定価の50%で交換(販売)の保守を行い、スチームトラップ90の修理を行う場合は修理の定価に対して割引率「70%」を適用し、定価の70%で修理の保守を行う。
また、スチームトラップ90に密閉不良が生じていると判断した場合(ステップS3、S5)、ステップS7に進み、処理部32はメモリ36に記憶されているデータテーブル(図5)から密閉不良に対応した製品交換(販売)の割引率「100%」と修理の割引率「100%」を読み出す。そして、作動不良種別として「密閉不良」、製品交換の割引率として「100%」、修理の割引率として「100%」を表示部38に表示する(ステップS8)。この表示に従い、スチームトラップ90の製品交換を行う場合、修理を行う場合のいずれについても割引率「100%」を適用し、無料で交換(販売)の保守や修理の保守を行う。
[第3の実施形態]
本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第3の実施形態を説明する。図面6は本実施形態におけるシステムの全体のブロック図である。
本実施形態ではスチームトラップ90に小型の簡易式センサ40が取り付けられている。この簡易式センサ40は粘着剤や取り付けベルトなどによって容易にスチームトラップの表面に配置して固定することができる。簡易式センサ40は着脱自在に構成してもよい。この簡易式式センサ40も、前記第1の実施形態におけるセンサ2と同様、スチームトラップ90の表面の温度や振動を検出し、無線通信によって検出データを発信する。この検出データは、中継器60、受信部34を介して処理部32に取り込まれる。なお、メモリ36には前記第1の実施形態で示したデータテーブルと同様の作動不良種別とこれらに対応する割引率のデータテーブル(図2)が予め登録されている。
図7は、本実施形態における処理部32が実行する価格決定処理のプログラムのフローチャートである。ステップS1からステップS8までは前記第1の実施形態における処理(図3)と同様であるが、ステップS8で作動不良種別と割引率とを表示部38に表示するとともに、交換用の製品の発注信号を所定の発注先に向けて発信し、自動発注の処理を行う(ステップS9)。これによって、迅速な保守を実現することができる。なお、前記第1の実施形態又は第2の実施形態において示したセンサ2を用いる構成に、本実施形態の自動発注の処理を取り入れることもできる。
また、本実施形態の構成に、さらに前記第2の実施形態で示したように、修理の価格に関する割引率も併せて表示することができる。すなわち、メモリ36に図5に示すデータテーブルを予め登録しておき、図7のステップS8において作動不良種別とともに、製品交換の割引率に加えさらに修理の割引率を表示した上、自動発注の処理を行う(ステップS10)ことができる。
本実施形態においては、粘着剤や取り付けベルト等によってスチームトラップ90に取り付ける簡易式センサ40を用いているため、たとえば他社製品に係るスチームトラップ90に対しても、事後的に容易に簡易式センサ40を後付けすることができる。そして、自社製品に係るスチームトラップと他社製品に係るスチームトラップとを区別し、それぞれについて異なる割引率を適用するようにしてもよい。
すなわち、予め自社製品用と他社製品用との異なる割引率のデータテーブルをメモリ36に登録した上、簡易式センサ40の取り付け対象となるスチームトラップを特定するために製品の識別符号を付与して、受信した検出信号が自社製品に係るスチームトラップ又は他社製品に係るスチームトラップのいずれであるかを判別し、それぞれについての割引率を選択して表示する。これによって、自社製品に係るスチームトラップの製品交換の割引率及び修理の割引率をより高く設定しておくことができ、製品の販売状況をふまえた割引率を適用することによって、さらに適切な保守価格を決定することができる。
なお、前記第3の実施形態と同様、メモリ36に製品交換の割引率とともに修理の割引率のデータテーブルも予め登録しておき、表示部38に製品交換の割引率と修理の割引率とを表示することもできる。
[第4の実施形態]
本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第4の実施形態を説明する。本実施形態におけるシステムの全体のブロック図は前記第1の実施形態の構成(図1)と同様であるが、メモリ36には図8A及び図8Bに示すデータテーブルが予め登録されている。
図8Bは、製品であるスチームトラップ90の識別符号と使用期間との対応関係についてのデータテーブルである。本実施形態においては、それぞれのスチームトラップ90を配管系統に設置した日を使用期間の始期としてデータを登録し、この日から起算した年月を使用期間として算出し、所定の周期で更新している。
図8Aは、不良種別と割引率との対応関係についてのデータテーブルである。本実施形態においては、排出不良と密閉不良のそれぞれにつき、使用期間の長さに応じて、製品交換の異なる割引率を定めている。
図9は、本実施形態における処理部32が実行する価格決定処理のプログラムのフローチャートである。ステップS1からステップS5までは前記第1の実施形態における処理(図3)と同様であるが、本実施形態ではステップS46、ステップS47の処理を実行する。
たとえば、識別符号ST000002が付与されたスチームトラップ90に排出不良が生じており、ステップS1で温度信号を受信したと仮定する。この場合、ステップS2でこの識別符号ST000002を記憶し、ステップS3、S4を介してステップS46に進む。そして、ここで図8Bに示すデータテーブルから識別符号ST000002の使用期間「02年10カ月」を読み出し、図8Aに示すデータテーブルの中から排出不良に関する使用期間「02年10カ月」に対応する「1年以上3年未満」の割引率「35%」を読み出す。
この後、対象製品としてのスチームトラップ90の識別符号「ST000002」を表示するとともに、作動不良種別として「排出不良」、製品交換の割引率として「35%」を表示部38に表示する(ステップS8)。
これに対して、たとえば、識別符号ST000002が付与されたスチームトラップ90に密閉不良が生じており、ステップS1で振動信号を受信したと仮定する。この場合、ステップS2でこの識別符号ST000002を記憶し、ステップS3、S5を介してステップS47に進む。そして、ここで図8Bに示すデータテーブルから識別符号ST000002の使用期間「02年10カ月」を読み出し、図8Aに示すデータテーブルの中から密閉不良に関する使用期間「02年10カ月」に対応する「1年以上3年未満」の割引率「80%」を読み出す。
この後、対象製品としてのスチームトラップ90の識別符号「ST000002」を表示するとともに、作動不良種別として「密閉不良」、製品交換の割引率として「80%」を表示部38に表示する(ステップS8)。
なお、前記第3の実施形態と同様、メモリ36に製品交換の割引率とともに修理の割引率のデータテーブルも予め登録しておき、表示部38に製品交換の割引率と修理の割引率とを表示することもできる。また、前記第4の実施形態と同様、センサ2の代わりに簡易式センサ40を設けることもでき、さらにステップS8の表示の後、自動発注処理を行うこともできる。
[第5の実施形態]
本願に係る保守価格決定システム、保守価格決定装置、及び保守価格決定方法の第5の実施形態を説明する。本実施形態におけるシステムの全体のブロック図は前記第1の実施形態の構成(図1)と同様であるが、メモリ36には図10A及び図10Bに示すデータテーブルが予め登録されている。
図10Bは、製品であるスチームトラップ90の識別符号と不良履歴との対応関係についてのデータテーブルである。本実施形態においては、それぞれのスチームトラップ90を識別符号で特定し、それぞれについて排出不良や密閉不良の作動不良が生じた回数を記録している。回数の記録は、オペレータがその都度入力することもできるが、センサ2からの検出信号に基づいて処理部32が自動的に不良履歴回数の記録を行うこともできる。
図10Aは、不良種別と割引率との対応関係についてのデータテーブルである。本実施形態においては、排出不良と密閉不良のそれぞれにつき、不良履歴の回数に応じて、製品交換の異なる割引率を定めている。
図11は、本実施形態における処理部32が実行する価格決定処理のプログラムのフローチャートである。ステップS1からステップS5までは前記第1の実施形態における処理(図3)と同様であるが、本実施形態ではステップS56、ステップS57の処理を実行する。
たとえば、識別符号ST000004が付与されたスチームトラップ90に排出不良が生じており、ステップS1で温度信号を受信したと仮定する。この場合、ステップS2でこの識別符号ST000004を記憶し、ステップS3、S4を介してステップS56に進む。そして、ここで図10Bに示すデータテーブルから識別符号ST000004の不良履歴の回数「1回」を読み出し、図10Aに示すデータテーブルの中から排出不良に関する不良履歴1回に対応する割引率「50%」を読み出す。
この後、対象製品としてのスチームトラップ90の識別符号「ST000004」を表示するとともに、作動不良種別として「排出不良」、製品交換の割引率として「50%」を表示部38に表示する(ステップS8)。
これに対して、たとえば、識別符号ST000004が付与されたスチームトラップ90に密閉不良が生じており、ステップS1で振動信号を受信したと仮定する。この場合、ステップS2でこの識別符号ST000004を記憶し、ステップS3、S5を介してステップS57に進む。そして、ここで図10Bに示すデータテーブルから識別符号ST000004の不良履歴の回数「1回」を読み出し、図10Aに示すデータテーブルの中から密閉不良に関する不良履歴1回に対応する割引率「100%」を読み出す。
この後、対象製品としてのスチームトラップ90の識別符号「ST000004」を表示するとともに、作動不良種別として「密閉不良」、製品交換の割引率として「100%」を表示部38に表示する(ステップS8)。
なお、前記第3の実施形態と同様、メモリ36に製品交換の割引率とともに修理の割引率のデータテーブルも予め登録しておき、表示部38に製品交換の割引率と修理の割引率とを表示することもできる。また、前記第4の実施形態と同様、センサ2の代わりに簡易式センサ40を設けることもでき、さらにステップS8の表示の後、自動発注処理を行うこともできる。
[その他の実施形態]
前記各実施形態において示した割引率の数値は例示であって、異なる数値を採用することもできる。また、前記各実施形態においては割引率を例示したが、製品ごとの具体的な価格のデータテーブルをメモリに予め記憶しておき、具体的な価格を表示することもできる。
なお、前記各実施形態において示したそれぞれの構成を組み合わせて、他の実施形態を実現してもよい。また、前記各実施形態においては、製品の交換や修理に関する例を示したが、これら以外の保守についても同様の構成を採用することもできる。
2:センサ 30:制御装置 32:処理部 36:メモリ 40:簡易式センサ
90:スチームトラップ

Claims (7)

  1. 保守対象の変動状況を検出し、当該変動を表す変動情報を得る検出部、
    前記変動情報を発信する変動情報発信部、
    を備えた検出装置、
    前記変動情報を受信する変動情報受信部、
    保守価格の決定の基準となる基準情報を記憶している基準情報記憶部、
    前記変動情報に基づき、前記基準情報に従って保守価格を決定する価格決定部、
    を備えた価格決定装置であって、通信を介して前記検出装置から変動情報を受信する価格決定装置、
    を備えたことを特徴とする保守価格決定システム。
  2. 請求項1に係る保守価格決定システムにおいて、
    前記基準情報は、保守対象の複数の変動状況の種別に対応した複数の割引率である、
    ことを特徴とする保守価格決定システム。
  3. 請求項1又は請求項2に係る保守価格決定システムにおいて、
    前記価格決定部は、前記変動情報の履歴に基づいて保守価格を決定する、
    ことを特徴とする保守価格決定システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に係る保守価格決定システムにおいて、
    前記保守対象は、配管系統に設けられており、配管内で発生したドレンを配管外に排出するためのスチームトラップである、
    ことを特徴とする保守価格決定システム。
  5. 請求項4に係る保守価格決定システムにおいて、
    前記変動情報は、スチームトラップにおける排出不良又は密閉不良を含む作動不良の種別である、
    ことを特徴とする保守価格決定システム。
  6. 保守対象の変動状況を表す変動情報を取得して記憶する変動情報記憶部、
    保守価格の決定の基準となる基準情報であって、保守対象の複数の変動状況の種別に対応した複数の割引率で構成される基準情報を記憶する基準情報記憶部、
    前記変動情報に基づき、前記基準情報に従って保守価格を決定する価格決定部、
    を備えたことを特徴とする保守価格決定装置。
  7. 保守対象の変動状況を表す変動情報を取得し、
    保守価格の決定の基準となる基準情報であって、保守対象の複数の変動状況の種別に対応した複数の割引率で構成される基準情報を記憶しており、
    前記変動情報に基づき、前記基準情報に従って保守価格を決定する、
    ことを特徴とする保守価格決定方法。

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