JP2019003322A - サービス提供システム、サービス利用プログラムおよびサービス提供プログラム - Google Patents

サービス提供システム、サービス利用プログラムおよびサービス提供プログラム Download PDF

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俊彦 大竹
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Abstract

【課題】状況に応じて負荷が集中する装置の負荷を軽減すること。【解決手段】サービス提供システムは、サービスの提供を受ける側の第1装置と、サービスを提供する側の第2装置とが接続された通信ネットワークにおけるシステムである。第1装置は、通信ネットワークにおいて障害が発生した箇所を、第1装置および第2装置が確認可能な第1状況であるかを判断し(ステップS512)、第1状況であると判断された場合、障害を確認する(ステップS514)。第2装置は、障害が発生した箇所を、第1装置が確認不能であり、かつ、第2装置が確認可能である第2状況であるか、第1状況であるかを判断し(ステップS112)、第1状況であると判断された場合、障害の確認を制限し(ステップS115)、第2状況であると判断された場合、障害を確認する(ステップS117)。【選択図】図7

Description

この発明は、サービス提供システム、サービス利用プログラムおよびサービス提供プログラムに関し、特に、サービスの提供を受ける側の第1装置と、サービスを提供する側の第2装置とが接続された通信ネットワークにおけるサービス提供システム、第1装置によって実行されるサービス利用プログラム、および、第2装置によって実行されるサービス提供プログラムに関する。
従来、社内LAN(Local Area Network)のようなプライベートネットワークの外部の端末装置から、クラウドを介してプライベートネットワーク内の複合機(以下、「MFP」(Multi Function Peripherals)という)などの画像形成装置によって提供されるサービスを利用するシステムがあった。
このようなシステムにおいては、クラウドとプライベートネットワーク内のゲートウェイとの間のインターネットや公衆回線や公衆無線LANなどのパブリックネットワークでHTTP(Hypertext Transfer Protocol)トンネル通信が行なわれる。トンネル通信とは、何らかのネットワークで接続されている物理的および論理的に離れた2点間を仮想の回線(トンネル)によりあたかも同一点であるかのように扱った通信である。このトンネル通信により、パブリックネットワークを介して通信をする場合であっても端末装置とMFPとの間でセキュアな通信を行なうことができる。また、プライベートネットワークの入口のルータには、不正な通信を遮断するファイアウォールが設けられる。しかし、トンネル通信が確立されている場合には、ファイアウォールによって遮断されずに、プライベートネットワークの内部と外部とで通信することができる。
IP(Internet Protocol)ネットワークにおいて、ノードへの到達性を確認するためのソフトウェアとして、pingがある。このようなシステムにおいて通信の障害が発生した場合、各装置が自装置に近い部分から順にpingを実行することで、障害箇所を特定する方法がある。このような方法を用いる場合、上述のシステムにおいてトンネル通信に障害が発生した場合、ファイアウォールの内部のプライベートネットワークにおける障害については、外部の端末装置から確認ができない。
特開2005−354342号公報
特許文献1のシステムによれば、プライベートネットワーク内のネット対応デジタルTVが確認できないブロードバンドルータの外部の部分については、ブロードバンドルータが障害情報を収集して、収集した障害情報がネット対応デジタルTVの画面に表示される。このため、障害が発生した箇所に関わらず、常にブロードバンドルータが障害を確認するので、ブロードバンドルータのような負荷が集中する装置の負荷が大きくなり過ぎてしまうといった問題があった。
この発明は上述の問題を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、状況に応じて負荷が集中する装置の負荷を軽減することが可能なサービス提供システム、サービス利用プログラム、および、サービス提供プログラムを提供することである。
上述の目的を達成するために、この発明のある局面によれば、サービス提供システムは、サービスの提供を受ける側の第1装置と、サービスを提供する側の第2装置とが接続された通信ネットワークにおけるシステムである。第1装置は、通信ネットワークにおいて障害が発生した箇所を、第1装置および第2装置が確認可能な第1状況であるかを判断する第1判断部と、第1判断部によって第1状況であると判断された場合、障害を確認する第1確認部を備える。第2装置は、障害が発生した箇所を、第1装置が確認不能であり、かつ、第2装置が確認可能である第2状況であるか、第1状況であるかを判断する第2判断部と、第2判断部によって第1状況であると判断された場合、障害の確認を制限し、第2状況であると判断された場合、障害を確認する第2確認部とを備える。
好ましくは、第1判断部および第2判断部は、第1装置および第2装置が通信可能である場合、第1状況であると判断する。第2判断部は、第1装置および第2装置が通信不能である場合、第2状況であると判断する。
好ましくは、第1確認部は、通信ネットワークのうちサービスの提供に用いられる経路の障害を確認する。
好ましくは、第1判断部は、第2状況であるかをさらに判断する。第1装置は、さらに、第1判断部によって第1状況であると判断された場合、第1確認部による障害の確認の結果を表示し、第2状況であると判断された場合、サービスを提供する側の確認を促す旨を表示する制御を実行する第1表示制御部を備える。
好ましくは、第2装置は、さらに、第2判断部によって第2状況であると判断された場合、第2確認部による障害の確認の結果を表示する制御を実行する第2表示制御部を備える。
さらに好ましくは、通信ネットワークには、第2装置と異なる装置であって第2装置を介してサービスを提供する複数の第3装置がさらに接続される。第3装置は、情報を表示可能な表示部を備える。第2装置は、さらに、第1装置へサービスを提供したのがいずれの第3装置であるかを示す履歴を記憶する記憶部を備える。第2表示制御部は、記憶部に記憶された履歴で示される第3装置の表示部に、障害の確認の結果を表示する制御を実行する。
好ましくは、第2装置は、さらに、第2確認部による障害の確認の結果を、予め登録されているユーザに通知する通知部を備える。
好ましくは、第2装置は、さらに、当該第2装置における処理の負荷が所定負荷よりも大きいかを判断する負荷判断部を備える。第2確認部は、第1状況であると判断され、かつ、負荷判断部によって負荷が所定負荷よりも大きいと判断された場合、障害を確認せず、所定負荷よりも大きくないと判断された場合、障害を確認する。
この発明の他の局面によれば、サービス利用プログラムは、サービスを提供する側の第2装置と通信ネットワークを介して通信可能なサービスの提供を受ける側の第1装置によって実行される。サービス利用プログラムは、通信ネットワークにおいて障害が発生した箇所を、第1装置および第2装置が確認可能な第1状況であるかを判断するステップと、第1状況であると判断された場合、障害を確認するステップとを第1装置に実行させる。
この発明のさらに他の局面によれば、サービス提供プログラムは、サービスの提供を受ける側の第1装置と通信ネットワークを介して通信可能なサービスを提供する側の第2装置によって実行される。サービス提供プログラムは、通信ネットワークにおいて障害が発生した箇所を、第1装置および第2装置が確認可能な第1状況であるか、障害が発生した箇所を、第1装置が確認不能であり、かつ、第2装置が確認可能である第2状況であるかを判断するステップと、第1状況であると判断された場合、障害の確認を制限し、第2状況であると判断された場合、障害を確認するステップとを第2装置に実行させる。
この発明によれば、状況に応じて負荷が集中する第2装置の負荷を軽減することが可能なサービス提供システム、サービス利用プログラム、および、サービス提供プログラムを提供することができる。
この発明の実施の形態におけるサービス提供システムの概略を示す図である。 この実施の形態におけるMFPの構成を示すブロック図である。 この実施の形態における通信サーバの構成を示すブロック図である。 この実施の形態における中継装置の構成を示すブロック図である。 この実施の形態における携帯端末の構成を示すブロック図である。 この実施の形態における情報の通信の流れを示すブロック図である。 この実施の形態におけるサービス提供システムで実行される障害対応処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、サービス提供システムの実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
図1は、この発明の実施の形態におけるサービス提供システム1の概略を示す図である。図1を参照して、サービス提供システム1は、MFP200(図1においては、MFP200A,200B)と、通信サーバ300と、アプリケーションサーバ400と、中継装置100と、携帯端末500とを含む。通信サーバ300およびアプリケーションサーバ400は、それぞれ、単体のサーバに限定されず、サーバ群であってもよい。また、通信サーバ300およびアプリケーションサーバ400は1台のコンピュータで構成されてもよい。
通信サーバ300およびアプリケーションサーバ400は、サービスの提供者側に設置され、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの同じプライベートネットワーク800に接続される。MFP200A,200Bおよび中継装置100は、ユーザ側(利用者側)に設置され、同じプライベートネットワーク900に接続される。中継装置100は、インターネットや公衆回線や公衆無線LANなどのパブリックネットワーク700を介して、通信サーバ300およびアプリケーションサーバ400などのサーバ側と接続され、これらのサーバとMFP200A,200Bとの通信を中継する。携帯端末500は、パブリックネットワーク700を介して、アプリケーションサーバ400、通信サーバ300、および、中継装置100と接続可能であり、アプリケーションサーバ400、通信サーバ300、および、中継装置100を介してMFP200A,200Bと通信可能である。なお、図1においては、サーバ側には、中継装置100のようなゲートウェイは記載されていないが備えられる。通信サーバ300がゲートウェイの機能を有するようにしてもよい。
MFP200は、コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファックス機能、および、通信機能を有し、画像が表された読取対象から画像を画像データとして読取ったり、他のMFPなどの画像処理装置やコンピュータなどの他の装置から通信ネットワーク回線や電話回線などの通信回線を経由して画像データを受信したり、通信回線を経由して他の装置に画像データを送信したり、画像データに基づき画像を印刷したりする。画像とは、文書、線図、図面、イラスト、絵画および写真などである。画像データは、画像をデータとして表現したものであって、テキストデータもしくは文書データ、または、ベクトル形式もしくはビットマップ形式の画像データである。
アプリケーションサーバ400は、MFP200を用いてサービスを提供する。提供するサービスは、たとえば、文書や画像などをMFP200でスキャンした画像データをサーバ側のストレージに保存するサービス、ストレージに保存されている画像データを近くにあるサービス提供システム1内のMFP200に出力するサービス、MFP200以外の装置(たとえば、携帯端末500)からのプリント指示に応じてストレージに保存されている画像データなどを、サービス提供システム1内のMFP200に出力するサービス、および、MFP200以外の装置(たとえば、携帯端末500)からのファックス送信指示に応じて所定の画像データを、サービス提供システム1内のMFP200からファックスの送信先に送信するサービスである。アプリケーションサーバ400は、これらのようなサービスを提供するためのプログラムを実行する。なお、アプリケーションサーバ400は、通信サーバ300と異なるプライベートネットワークに接続されているサーバであってもよいし、異なるサービス提供者に設置されるサーバであってもよい。
通信サーバ300は、MFP200とアプリケーションサーバ400との通信を管理する。たとえば、通信サーバ300は、MFP200とアプリケーションサーバ400との通信を中継する中継装置100の管理や認証をする。
図2は、この実施の形態におけるMFP200の構成を示すブロック図である。図2を参照して、MFP200は、MFP200の全体を制御するための制御部210と、所定の情報を記憶するための記憶部220と、MFP200を操作するための操作部230と、MFP200の所定の情報を表示するための表示部240と、外部の装置とプライベートネットワーク900を介して通信するための通信部260と、所定の画像を読込むためのスキャナ部270と、所定の画像を印刷するためのプリンタ部280とを含む。
記憶部220は、制御部210でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)と、制御部210で実行するためのプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)とを含む。また、RAMには、所定の処理を実行するためのプログラムおよびデータが、操作部230、通信部260またはスキャナ部270から読込まれて記憶される。さらに、RAMの記憶領域を補助するための補助記憶装置として、ハードディスクドライブまたはメモリカードが用いられてもよい。
操作部230は、MFP200に所定の機能を実行させるための複数の操作ボタン、および、表示部240のディスプレイに構成されるタッチパネルを含む。操作部230の操作ボタンおよびタッチパネルが操作されることによってMFP200に入力された操作内容を示す操作信号は、制御部210に受け渡される。
表示部240は、ディスプレイにタッチパネルが構成された液晶表示装置(以下「LCD」(Liquid Crystal Display)という)を含む。表示部240のLCDは、制御部210から受けた画像であって、MFP200の状態およびタッチパネルの操作ボタンを示す画像を表示する。なお、表示部240は、LCDに替えて、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)など他のFPD(Flat Panel Display)を含むようにしてもよい。
通信部260は、外部の装置、たとえば、中継装置100などとの間でプライベートネットワーク900を介して、予め定められたプロトコルで、データを送受信する。通信部260は、制御部210から受けたデータを外部に送信したり、外部から受信したデータを制御部210に受け渡したりする。
スキャナ部270は、紙またはその他の物から、それらの表面の視覚可能な情報を、光学的に読取って、読取った画像を画像データに変換し、その画像データを制御部210に受け渡す。
プリンタ部280は、制御部210から受けた画像データを画像に変換し、その画像を印刷用紙に印刷する。印刷用紙には、普通紙、写真用紙およびOHP(Overhead projector)フィルムなどが含まれる。
制御部210は、MPU(Micro Processing Unit)およびその補助回路からなる。制御部210は、記憶部220、操作部230、表示部240、通信部260、スキャナ部270およびプリンタ部280を制御し、記憶部220に記憶されたプログラムおよびデータにしたがって所定の処理を実行し、操作部230、通信部260またはスキャナ部270から入力されたデータを処理し、処理されたデータを、記憶部220に記憶させたり、表示部240に表示させたり、通信部260から出力させたり、プリンタ部280で印刷させたりする。
MFP200のコピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能および通信機能は、それぞれ、制御部210、記憶部220、操作部230、表示部240、通信部260、スキャナ部270およびプリンタ部280のMFP200の各部が協調することによって実現される。
図3は、この実施の形態における通信サーバ300の構成を示すブロック図である。図3を参照して、通信サーバ300は、通信サーバ300の全体を制御するための制御部310と、所定の情報を記憶するための記憶部320と、記憶部320を補助して所定の情報を記憶するための外部記憶装置350と、外部の装置とプライベートネットワーク800を介して通信するための通信部360とを含む。
記憶部320および通信部360は、それぞれ、図2で説明したMFP200の記憶部220および通信部260と同様であるので、重複する説明は繰返さない。
外部記憶装置350は、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、MO(Magneto-Optical disk)ドライブ、CD(Compact Disc)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ、または、メモリカードリーダライタなどの記憶装置で構成される。外部記憶装置350は、制御部310から受けた所定のデータまたはプログラムを、記録媒体351に磁気的、光学的、または電気的に記録したり、記録媒体351から読出して制御部310に受け渡したりする。記録媒体351としては、ハードディスク,フレキシブルディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory),CD−R(Compact Disk Recordable),CD−RW(Compact Disk ReWritable),DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory),DVD−R(Digital Versatile Disk Recordable),DVD−RW(Digital Versatile Disk Rerecordable Disc),DVD−RAM(Digital Versatile Disk Random Access Memory),DVD+R,DVD+RW(Digital Versatile Disk ReWritable)などの光ディスク、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気ディスク、メモリカード、または、USB(Universal Serial Bus)メモリなどがある。
制御部310は、図2で説明したMFP200の制御部210と同様の構成を有する。制御部310は、記憶部320、外部記憶装置350および通信部360を制御し、記憶部320に記憶されたプログラムおよびデータにしたがって所定の処理を実行し、外部記憶装置350または通信部360から入力されたデータを処理し、処理されたデータを、記憶部320または外部記憶装置350の記録媒体351に記憶させたり、通信部360から出力させたりする。
なお、この実施の形態においては、通信サーバ300は、操作部および表示部を含まず、外部の装置の操作部からの操作によって操作され、外部の装置の表示部に情報を出力するが、これに限定されず、操作部および表示部の構成を含むこととしてもよい。操作部は、キーボードおよびマウスを含み、操作部のキーボードおよびマウスが操作されることによって通信サーバ300に入力された操作内容を示す操作信号は、制御部310に受け渡される。表示部は、LCDを含み、LCDは、制御部310から受けた画像データに対応する画像を表示する。
アプリケーションサーバ400の構成は、通信サーバ300の構成と同様であるので、重複する説明は繰返さない。
図4は、この実施の形態における中継装置100の構成を示すブロック図である。図4を参照して、中継装置100は、中継装置100の全体を制御するための制御部110と、所定の情報を記憶するための記憶部120と、記憶部120を補助して所定の情報を記憶するための外部記憶装置150と、外部の装置とプライベートネットワーク900を介して通信するための第1通信部160と、外部の装置とパブリックネットワーク700を介して通信するための第2通信部170とを含む。
記憶部120は、図2で説明したMFP200の記憶部220と同様である。第1通信部160および第2通信部170は、図2で説明したMFP200の通信部260と同様である。このため、重複する説明は繰返さない。
外部記憶装置150は、メモリカードリーダライタで構成される。なお、外部記憶装置150は、通信サーバ300の外部記憶装置350と同様、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、MOドライブ、CDドライブ、または、DVDドライブなどの記憶装置で構成されるようにしてもよい。外部記憶装置150は、制御部110から受けた所定のデータまたはプログラムを、メモリカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体190に電気的に記録したり、記録媒体190から読出して制御部110に受け渡したりする。
図5は、この実施の形態における携帯端末500の構成を示すブロック図である。図5を参照して、携帯端末500は、制御部510と、記憶部520と、操作部530と、出力部540と、無線通信部570と、外部記憶装置550とを含む。なお、図示していないが、携帯端末500は、音声を入出力するための音声入出力部など他の構成も含む。
制御部510は、MPUおよびその補助回路からなり、記憶部520、操作部530、出力部540、および、無線通信部570を制御し、記憶部520に記憶されたプログラムまたはデータに従って所定の処理を実行し、操作部530および無線通信部570から入力されたデータを処理し、処理したデータを、記憶部520に記憶させたり、出力部540および無線通信部570に出力したりする。
記憶部520は、図2で説明したMFP200の記憶部220と同様である。外部記憶装置550は、図4で説明した中継装置100の外部記憶装置150と同様である。記録媒体590は、記録媒体190と同様である。このため、重複する説明は繰返さない。
操作部530は、電話番号や各種データなどの数字やアルファベットやその他の文字などを入力するためのタッチパネルおよび操作ボタンを含む。なお、操作部530は、他の操作のための部分を含むようにしてもよい。操作部530がユーザによって操作されることによって、操作部530から制御部510に操作に応じた操作信号が送信される。制御部510は、操作部530からの操作信号に応じて携帯端末500の各部を制御する。
無線通信部570は、制御部510によって制御されて、通話相手の他の携帯端末または固定電話から電気通信事業者の通信設備およびアンテナを介して無線信号を受信し、受信した無線信号を音声信号に変換して、変換した音声信号を音声入出力部に送信するとともに、音声入出力部からの音声信号を無線信号に変換して、アンテナおよび電気通信事業者の通信設備を介して通話相手の他の携帯端末または固定電話に送信する。
また、無線通信部570は、制御部510によって制御されて、データ通信が可能な機器、たとえば、サーバまたは他の携帯端末と、電気通信事業者の通信設備およびアンテナを介して無線信号を受信し、受信した無線信号をデータに変換して、変換したデータを記憶部520に記憶させたり、データを表示させるために出力部540に送信したりするとともに、送信するデータを無線信号に変換して、アンテナおよび電気通信事業者の通信設備を介してデータ通信先のサーバまたは他の携帯端末に送信する。
また、無線通信部570は、制御部510によって制御されて、公衆無線LANやプライベートネットワークの無線LANを介して、他のネットワーク通信可能な機器、たとえば、サーバや他の携帯端末と、データをやりとりする。
出力部540は、ディスプレイおよびスピーカを含む。出力部540は、制御部510によって制御されて、無線通信部570で受信された情報が制御部510で変換された映像信号および音声信号を、それぞれ、映像としてディスプレイに表示させ、音声としてスピーカから出力させる。
図6は、この実施の形態における情報の通信の流れを示すブロック図である。図6を参照して、携帯端末500は、事前に組込まれたアプリケーションプログラムを実行することによって、アプリケーションサーバ400と協調して、通信サーバ300と中継装置100との間で確立されたトンネル通信を介して、MFP200によって提供されるコピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファックス機能、および、通信機能などのサービスをユーザが利用するために用いられる。
つまり、ユーザ側の中継装置100およびMFP200が、サービス提供者側のアプリケーションサーバ400および通信サーバ300と協調して、携帯端末500にMFP200を利用するためのサービスを提供する。
まず、携帯端末500においてサービスの提供を受けるためのアプリケーションプログラムが起動される。このアプリケーションプログラムが実行されることによって、アプリケーションサーバ400に、前述のトンネル通信を確立するための要求が送信される。この要求は、たとえば、XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)が用いられて送信される。トンネル通信が確立されることで、プライベートネットワーク900の外部の携帯端末500は、プライベートネットワーク900の内部の中継装置100やMFP200と通信可能となる。
アプリケーションサーバ400には、携帯端末500のアプリケーションプログラムなどからアップロードされたドキュメント(たとえば、文書、図面、画像など)が記憶されている。また、アプリケーションサーバ400には、当該携帯端末500のユーザに関連する少なくとも1つのMFP200が予め登録される。
そして、携帯端末500において、ユーザがアプリケーションプログラムに対して、対象とするドキュメント、および、MFP200を選択して、利用したいMFP200の機能(コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファックス機能、および、通信機能)を選択することに応じて、携帯端末500から、これらを示すジョブ指令が、トンネルを介してMFP200に送信される。たとえば、「ドキュメントAをMFP200Aで印刷する」や「ドキュメントBを指定宛先にファックス送信する」といったジョブ指令が送信される。
MFP200は、受信されたジョブ指令で示されるジョブを実行し、実行結果を携帯端末500に送信する。たとえば、MFP200Aは、ジョブ指令にしたがって、ドキュメントAを印刷したり、ドキュメントBを指定宛先にファックス送信したりする。MFP200Aは、これらのジョブが正常に終了した場合は、正常に終了した旨の実行結果、正常に終了しなかった場合は、正常に終了しなかった旨の実行結果を携帯端末500に送信する。
図7は、この実施の形態におけるサービス提供システム1で実行される障害対応処理の流れを示すフローチャートである。図7を参照して、携帯端末500で実行されているアプリケーションプログラムのサブルーチンの1つである第1障害対応処理において、携帯端末500の制御部510は、MFP200からの応答が無いか否かを判断する(ステップS511)。応答が有る(ステップS511でNO)と判断した場合、制御部510は、この第1障害対応処理を終了し、実行する処理を呼出元の処理に戻す。
MFP200から応答が無い(ステップS511でYES)と判断した場合、制御部510は、中継装置100と通信可能であるか否かを判断する(ステップS512)。中継装置100と通信可能である(ステップS512でYES)と判断した場合、制御部510は、中継装置100からの情報に基づいて、中継装置100の負荷が大きいか否かを判断する(ステップS513)。中継装置100から送信される情報については、後述のステップS115で説明する。
中継装置100の負荷が大きい(ステップS513でYES)と判断した場合、制御部510は、自機(携帯端末500)のみが確認可能な範囲に加えて、中継装置100が確認可能な範囲の通信の障害を確認する(ステップS514)。
この実施の形態においては、携帯端末500の制御部510が、携帯端末500からMFP200までの間の各機器に対して、順次、pingを実行する。pingによって得られる結果(たとえば、パケットの応答が返ってくるまでの時間やパケットの応答率)が、所定基準を満たすか否かによって、制御部510は、通信障害が有るか否かを判断する。たとえば、応答が返ってくるまでの時間が所定時間以上である場合は、制御部510は、通信障害があると判断する。また、応答率が所定割合未満である場合は、制御部510は、通信障害があると判断する。
なお、ここでは、通信の対象のMFP200と携帯端末500との間の各機器に対して通信障害があるか否かを確認するが、これに限定されず、中継装置100に接続されている他のMFP200などの他の機器による影響(たとえば、他の機器からのコマンドの一部が破損してしまったことによる影響など)で通信に障害が生じている可能性もあるため、これらの他の機器に対しても通信障害があるか否かを確認するようにしてもよい。
制御部510は、ステップS514での障害の確認の結果を、出力部540のディスプレイに表示させる(ステップS515)。たとえば、制御部510は、pingの結果、通信の障害があると判断された機器をディスプレイに表示させる。
一方、中継装置100と通信可能でない(ステップS512でNO)、または、中継装置100の負荷が小さい(ステップS513でNO)と判断した場合、制御部510は、ステップS514と同様の方法で、自機(携帯端末500)のみが確認可能な範囲の通信の障害を確認する(ステップS516)。
制御部510は、ステップS516での障害の確認の結果、および、中継装置100やMFP200の側を、直接、確認することを促す文章を、出力部540のディスプレイに表示させる(ステップS517)。たとえば、制御部510は、pingの結果、通信障害があると判断された機器をディスプレイに表示させるとともに、「この携帯端末500からは中継装置100やMFP200の側が確認できなかったので、これらの機器を、直接、確認してください。」といった文章をディスプレイに表示させる。
ステップS515およびステップS517の後、制御部510は、障害の確認の結果を管理者に通知する。たとえば、制御部510は、障害の確認の結果を含むメールを管理者のメールアドレスに送信する。その後、制御部510は、この第1障害対応処理を終了し、実行する処理を呼出元の処理に戻す。
中継装置100で実行されているプログラムのサブルーチンの1つである第2障害対応処理において、中継装置100の制御部110は、携帯端末500からの応答が無いか否かを判断する(ステップS111)。応答が有る(ステップS111でNO)と判断した場合、制御部110は、この第2障害対応処理を終了し、実行する処理を呼出元の処理に戻す。
携帯端末500から応答が無い(ステップS111でYES)と判断した場合、制御部110は、携帯端末500と通信可能であるか否かを判断する(ステップS112)。携帯端末500と通信可能である(ステップS112でYES)と判断した場合、制御部110は、中継装置100で実行されている処理の負荷を特定する(ステップS113)。たとえば、制御部110は、MPUの使用率や、MPUによって実行されているプロセスの数を測定することで負荷を特定する。
制御部110は、ステップS113で特定した負荷が所定値超であるか否かを判断する(ステップS114)。たとえば、制御部110は、MPUの使用率が、負荷が高いと言える所定値を超えるかを判断したり、MPUによって実行されているプロセスの数が、負荷が高いと言える数を超えるかを判断したりする。
負荷が所定値超である(ステップS114でYES)と判断した場合、制御部110は、中継装置100の負荷が大きい旨の情報を、携帯端末500に送信し(ステップS115)、障害の確認を携帯端末500に委任した旨の情報を、ステップS518と同様の方法で管理者に通知する(ステップS116)。その後、制御部110は、この第2障害対応処理を終了し、実行する処理を呼出元の処理に戻す。
一方、携帯端末500と通信可能でない(ステップS112でNO)、または、負荷が所定値以下である(ステップS114でNO)と判断した場合、制御部110は、ステップS514と同様の方法で、中継装置100のみが確認可能な範囲の通信の障害を確認する(ステップS117)。
制御部110は、ステップS117での障害の確認の結果を、MFP200の表示部240に表示させる(ステップS118)。たとえば、制御部110は、pingの結果、通信の障害があると判断された機器を表示部240に表示させる。
中継装置100は、サービスを提供するための通信の履歴を、記憶部120に記憶させておく。中継装置100の制御部110は、記憶部120に記憶された履歴に基づいて、障害が発生した通信の対象となっていたMFP200の表示部240に、障害の確認の結果を表示させる。
なお、障害が発生した通信の対象となっていたMFP200だけでなく、他のMFP200の表示部240にも、障害の確認の結果を表示させるようにしてもよい。たとえば、履歴に含まれている通信の対象の携帯端末500から利用されたMFP200の表示部240にも、障害の確認の結果を表示させるようにしてもよい。
次に、制御部110は、ステップS518と同様の方法で、障害の確認の結果を管理者に通知する(ステップS119)。その後、制御部110は、この第2障害対応処理を終了し、実行する処理を呼出元の処理に戻す。
[効果]
(1) 以上説明したように、この実施の形態におけるサービス提供システム1は、図1および図6で示したように、サービスの提供を受ける側の携帯端末500と、サービスを提供する側の中継装置100とが接続された通信ネットワークにおけるシステムである。図7のステップS512,ステップS513で示したように、携帯端末500は、通信ネットワークにおいて障害が発生した箇所を、携帯端末500および中継装置100が確認可能な第1状況であるかを判断する。図7のステップS514で示したように、携帯端末500は、第1状況であると判断された場合、障害を確認する。
図7のステップS112からステップS114で示したように、中継装置100は、障害が発生した箇所を、携帯端末500が確認不能であり、かつ、中継装置100が確認可能である第2状況であるか、第1状況であるかを判断する。中継装置100は、第1状況であると判断された場合、図7のステップS115で示したように、障害の確認を制限し、第2状況であると判断された場合、図7のステップS117で示したように、障害を確認する。
これにより、状況に応じて負荷が集中する中継装置100の負荷を軽減することができる。
(2) 図7のステップS512,ステップS112でそれぞれ示したように、携帯端末500および中継装置100は、携帯端末500および中継装置100が通信可能である場合、第1状況であると判断する。図7のステップS112で示したように、中継装置100は、携帯端末500および中継装置100が通信不能である場合、第2状況であると判断する。
これにより、通信が可能であるかを判断することによって適格に通信の状況を判断することができるため、通信の状況に応じて負荷が集中する中継装置100の負荷を適格に軽減することができる。
(3) 図6で示したように、携帯端末500は、通信ネットワークのうちサービスの提供に用いられる経路の障害を確認する。これにより、効率良く通信の状況を判断することができる。
(4) 図7のステップS512で示したように、携帯端末500は、第2状況であるかをさらに判断する。携帯端末500は、さらに、第1状況であると判断された場合、図7のステップS514で示したように、障害の確認の結果を表示し、第2状況であると判断された場合、図7のステップS517で示したように、サービスを提供する側の確認を促す旨を表示する制御を実行する。
これにより、障害のすべてを携帯端末500が確認できる場合は、すべての障害をユーザに伝達することができる。一方、障害の一部を携帯端末500が確認できない場合は、確認できない部分の確認をユーザに促すことができる。
(5) 図7のステップS118で示したように、中継装置100は、さらに、第2状況であると判断された場合、障害の確認の結果をMFP200に表示する制御を実行する。これにより、障害の一部を携帯端末500で確認できない場合に、中継装置100がMFP200などに確認の結果を表示させることによってユーザに報知することができる。
(6) 図1および図6で示したように、通信ネットワークには、中継装置100と異なる装置であって中継装置100を介してサービスを提供する複数のMFP200(200A,200B)がさらに接続される。MFP200は、情報を表示可能な表示部240を備える。図4および図7のステップS118で示したように、中継装置100は、さらに、携帯端末500へサービスを提供したのがいずれのMFP200であるかを示す履歴を記憶する記憶部120を備える。図7のステップS118で示したように、中継装置100は、記憶部120に記憶された履歴で示されるMFP200の表示部240に、障害の確認の結果を表示する制御を実行する。
これにより、サービスを利用していたユーザは、自分がサービスの提供を求めていたMFP200の表示部240を確認することによって、障害の確認の結果を知ることができる。
(7) 図7のステップS116,ステップS119で示したように、中継装置100は、さらに、障害の確認の結果を、予め登録されている管理者に通知する。これにより、通信に障害が発生したことを管理者に確実に知らせることができる。
(8) 図7のステップS114で示したように、中継装置100は、さらに、当該中継装置100における処理の負荷が所定値よりも大きいかを判断する。中継装置100は、第1状況であると判断され、かつ、負荷が所定値よりも大きいと判断された場合、図7のステップS115で示したように、障害を確認せず、所定負荷よりも大きくないと判断された場合、図7のステップS117で示したように、障害を確認する。
[変形例]
(1) 前述した実施の形態においては、サービスの提供を受ける側の第1装置が携帯端末500であることとし、サービスを提供する側の第2装置が中継装置100であることとした。しかし、これに限定されず、第1装置は、サービスの提供を受ける側の装置であればよく、PC(Personal Computer)やタブレット端末などであってもよい。第2装置は、サービスを提供する側の装置であればよく、MFP200であってもよいし、アプリケーションサーバ400であってもよいし、MFP200によって提供されるサービスと異なるサービスを提供するサーバや装置であってもよい。
(2) 前述した実施の形態において、中継装置100は、MFP200に内蔵されるようにしてもよい。いずれかのMFP200に内蔵された中継装置100が、同じプライベートネットワーク900の他のMFP200の通信も中継するようにしてもよい。
(3) 前述した実施の形態において、中継装置100のパブリックネットワーク700の側に、他のゲートウェイやルータやプロキシなどのネットワーク機器が設けられるようにしてもよい。
(4) 前述した実施の形態においては、サービス提供システム1に含まれる中継装置100の機能が、制御部110によって、後述する図7で示したようなソフトウェアのプログラムが実行されることによって、中継装置100に構成される場合について説明した。しかし、これに限定されず、中継装置100の複数の機能の一部または全部がそれぞれ、専用のハードウェアで構成されるようにしてもよい。
(5) 前述した実施の形態においては、サービスを提供する側で確認された通信の障害は、MFP200の表示部240に表示されるようにした。しかし、これに限定されず、中継装置100に表示部を設けるようにして、サービスを提供する側で確認された通信の障害が、中継装置100の表示部に表示されるようにしてもよい。
(6) 前述した実施の形態においては、図7のステップS514,ステップS516,ステップS117で示したように、携帯端末500および中継装置100は、主に通信の障害の確認をするようにした。しかし、これに限定されず、他の障害、たとえば、MFP200での各種機能の障害を確認するようにしてもよい。
(7) 前述した実施の形態においては、図7のステップS511,ステップS111でそれぞれ示したように、携帯端末500および中継装置100は、通信の応答が相手側から返ってこない場合に、通信の障害が発生したと判断するようにした。しかし、これに限定されず、一定周期ごとに相手側と通信ができるか否かを確認するようにして、通信ができない場合に、通信の障害が発生したと判断するようにしてもよい。
(8) 前述した実施の形態においては、図7のステップS112からステップS115で示したように、障害の発生した箇所を携帯端末500および中継装置100の両方が確認可能である第1状況であると判断した場合、中継装置100の負荷が所定値超であれば、障害の確認を携帯端末に委任することで、障害の確認を制限するようにした。しかし、これに限定されず、中継装置100の負荷に関わらず、障害の確認を携帯端末に委任することで、障害の確認を制限するようにしてもよい。
(9) 前述した実施の形態においては、画像処理装置の具体例が、画像形成装置の1つであるMFP200であることとしたが、これに限定されず、複写機やプリンタなどの画像形成装置であってもよいし、スキャナであってもよいし、ファクシミリであってもよい。
(10) 前述した実施の形態においては、携帯端末500にサービスを提供するのがアプリケーションサーバ400、中継装置100およびMFP200であることとした。しかし、これに限定されず、携帯端末500にサービスを提供するのが、他の装置であってもよく、たとえば、MFP200を利用したサービスではなく他のサービスを提供するサーバであってもよい。
(11) 前述した実施の形態においては、中継装置100およびMFP200は分離した構成であることとした。しかし、これに限定されず、中継装置100は、MFP200に内蔵されるように構成されてもよい。
(12) 前述した実施の形態においては、通信サーバ300は、単体のサーバであることとした。しかし、これに限定されず、通信サーバ300は、たとえば、通信モジュールのような形でアプリケーションサーバ400などの他のサーバに内蔵されるように構成されてもよい。
(13) 前述した実施の形態においては、サービス提供システム1として発明を説明した。しかし、これに限定されず、サービス提供システム1で実行されるサービス提供方法として発明を捉えることができる。また、サービス提供システム1に含まれる携帯端末500または中継装置100の装置として発明を捉えることができる。また、サービス提供システム1に含まれる携帯端末500または中継装置100において、図7で説明した処理を実行する方法またはプログラムとして発明を捉えることができる。
また、当該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体として発明を捉えることができる。この記録媒体は、磁気テープ、フレキシブルディスク,ハードディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−R,DVD−RW,DVD−RAM,DVD+R,DVD+RWなどの光ディスク、MOなどの光磁気ディスク、メモリカード、または、USBメモリなどの固定的にプログラムを担持する媒体であってもよいし、ASP(Application Service Provider)などのサーバから通信ネットワークを介してプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
(14) 実施の形態および各変形例において説明された技術は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 サービス提供システム、100 中継装置、110,210,310,510 制御部、120,220,320,520 記憶部、150,350,550 外部記憶装置、160 第1通信部、170 第2通信部、190,351,590 記録媒体、230,530 操作部、240 表示部、260,360 通信部、270 スキャナ部、280 プリンタ部、300 通信サーバ、400 アプリケーションサーバ、500 携帯端末、540 出力部、570 無線通信部、700 パブリックネットワーク、800,900 プライベートネットワーク。

Claims (10)

  1. サービスの提供を受ける側の第1装置と、前記サービスを提供する側の第2装置とが接続された通信ネットワークにおけるサービス提供システムであって、
    前記第1装置は、
    前記通信ネットワークにおいて障害が発生した箇所を、前記第1装置および前記第2装置が確認可能な第1状況であるかを判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段によって前記第1状況であると判断された場合、前記障害を確認する第1確認手段を備え、
    前記第2装置は、
    前記障害が発生した箇所を、前記第1装置が確認不能であり、かつ、前記第2装置が確認可能である第2状況であるか、前記第1状況であるかを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段によって前記第1状況であると判断された場合、前記障害の確認を制限し、前記第2状況であると判断された場合、前記障害を確認する第2確認手段とを備える、サービス提供システム。
  2. 前記第1判断手段および前記第2判断手段は、前記第1装置および前記第2装置が通信可能である場合、前記第1状況であると判断し、
    前記第2判断手段は、前記第1装置および前記第2装置が通信不能である場合、前記第2状況であると判断する、請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記第1確認手段は、前記通信ネットワークのうち前記サービスの提供に用いられる経路の前記障害を確認する、請求項1に記載のサービス提供システム。
  4. 前記第1判断手段は、前記第2状況であるかをさらに判断し、
    前記第1装置は、さらに、
    前記第1判断手段によって前記第1状況であると判断された場合、前記第1確認手段による前記障害の確認の結果を表示し、前記第2状況であると判断された場合、前記サービスを提供する側の確認を促す旨を表示する制御を実行する第1表示制御手段を備える、請求項1に記載のサービス提供システム。
  5. 前記第2装置は、さらに、
    前記第2判断手段によって前記第2状況であると判断された場合、前記第2確認手段による前記障害の確認の結果を表示する制御を実行する第2表示制御手段を備える、請求項1に記載のサービス提供システム。
  6. 前記通信ネットワークには、前記第2装置と異なる装置であって前記第2装置を介して前記サービスを提供する複数の第3装置がさらに接続され、
    前記第3装置は、情報を表示可能な表示部を備え、
    前記第2装置は、さらに、
    前記第1装置へ前記サービスを提供したのがいずれの前記第3装置であるかを示す履歴を記憶する記憶手段を備え、
    前記第2表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記履歴で示される前記第3装置の前記表示部に、前記障害の確認の結果を表示する制御を実行する、請求項5に記載のサービス提供システム。
  7. 前記第2装置は、さらに、
    前記第2確認手段による前記障害の確認の結果を、予め登録されているユーザに通知する通知手段を備える、請求項1に記載のサービス提供システム。
  8. 前記第2装置は、さらに、
    当該第2装置における処理の負荷が所定負荷よりも大きいかを判断する負荷判断手段を備え、
    前記第2確認手段は、前記第1状況であると判断され、かつ、前記負荷判断手段によって負荷が前記所定負荷よりも大きいと判断された場合、前記障害を確認せず、前記所定負荷よりも大きくないと判断された場合、前記障害を確認する、請求項1に記載のサービス提供システム。
  9. サービスを提供する側の第2装置と通信ネットワークを介して通信可能な前記サービスの提供を受ける側の第1装置によって実行されるサービス利用プログラムであって、
    前記通信ネットワークにおいて障害が発生した箇所を、前記第1装置および前記第2装置が確認可能な第1状況であるかを判断するステップと、
    前記第1状況であると判断された場合、前記障害を確認するステップとを前記第1装置に実行させる、サービス利用プログラム。
  10. サービスの提供を受ける側の第1装置と通信ネットワークを介して通信可能な前記サービスを提供する側の第2装置によって実行されるサービス提供プログラムであって、
    前記通信ネットワークにおいて障害が発生した箇所を、前記第1装置および前記第2装置が確認可能な第1状況であるか、前記障害が発生した箇所を、前記第1装置が確認不能であり、かつ、前記第2装置が確認可能である第2状況であるかを判断するステップと、
    前記第1状況であると判断された場合、前記障害の確認を制限し、前記第2状況であると判断された場合、前記障害を確認するステップとを前記第2装置に実行させる、サービス提供プログラム。
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