JP2019003008A - 液晶表示装置 - Google Patents

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純久 大石
Sumihisa Oishi
純久 大石
光一 伊藤
Koichi Ito
光一 伊藤
哲也 下山
Tetsuya Shimoyama
哲也 下山
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Abstract

【課題】電極と透明導電層との十分な導通を確保しつつ、周辺の導電部分に導電樹脂を付着させ難くすることができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置1において、第2基板20は、第1基板10に向かい合う。液晶層は、第1基板10と第2基板20との間に保持される。透明導電層80は、液晶層とは反対側の第2基板20上に設けられる。電極60は、第2基板20の縁部22よりも外方に延在した第1基板10の延在部16上に設けられる。導電性部材100は、透明導電層80と電極60とを電気的に接続する。平面視において、第2基板20の縁部22に平行な方向の電極60の寸法は、当該寸法の最長箇所よりも第2基板20とは反対側において、最長箇所の寸法より短い。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶層を挟む2つの基板のうち一方の基板上に透明導電層が設けられた液晶表示装置に関する。
IPS(In Plane Switching)方式の液晶表示装置において、外部ノイズによる表示への影響を抑制するため、カラーフィルタ基板上の透明導電層と、TFT基板上の電極とが電気的に接続され、この電極が接地される技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。電極は、液晶駆動回路などと共に、画像表示が行われない額縁領域に設けられる。透明導電層と電極には導電樹脂が塗布され、その導電樹脂が硬化することにより透明導電層と電極が接続される。
特開2009−53472号公報
本発明者は、上記従来の液晶表示装置では、透明導電層と電極に導電樹脂が塗布される際に、電極の周辺の液晶駆動回路などの導電部分に導電樹脂が付着する可能性があることを認識した。周辺の導電部分に導電樹脂が付着した場合、導電部分は接地電位になるので、液晶表示装置が誤動作する可能性がある。また、導電部分に導電樹脂を付着させ難くするために導電樹脂の塗布量を減らした場合、電極と導電樹脂との接合が不十分になり、電極と透明導電層との導通が不十分になる可能性がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、電極と透明導電層との十分な導通を確保しつつ、周辺の導電部分に導電樹脂を付着させ難くすることができる液晶表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の液晶表示装置は、第1基板と、第1基板に向かい合う第2基板と、第1基板と第2基板との間に保持された液晶層と、液晶層とは反対側の第2基板上に設けられた透明導電層と、第2基板の縁部よりも外方に延在した第1基板の延在部上に設けられた電極と、透明導電層と電極とを電気的に接続する導電性部材と、を備える。平面視において、第2基板の縁部に平行な方向の電極の寸法は、当該寸法の最長箇所よりも第2基板とは反対側において、最長箇所の寸法より短い。
本発明によれば、電極と透明導電層との十分な導通を確保しつつ、周辺の導電部分に導電樹脂を付着させ難くすることができる。
実施の形態に係る液晶表示装置の構成を概略的に示す平面図である。 図1の液晶表示装置の電極の周囲の領域の拡大図である。 図1の液晶表示装置のIII−III線に沿った断面を概略的に示す断面図である。 図2の液晶表示装置のIV−IV線に沿った断面を拡大して示す断面図である。 図5(a)は、比較例の液晶表示装置の電極の平面図であり、図5(b)は、図1の液晶表示装置の電極の平面図である。 図6(a)は、第1の変形例に係る電極の平面図であり、図6(b)は、第2の変形例に係る電極の平面図である。 図7(a)は、第3の変形例に係る電極の平面図であり、図7(b)は、第4の変形例に係る電極の平面図であり、図7(c)は、第5の変形例に係る電極の平面図である。
実施の形態を具体的に説明する前に、概要を述べる。実施の形態は、カラーフィルタ基板上に透明導電層が設けられた液晶表示装置に関する。このような液晶表示装置の一例として、IPS方式の液晶表示装置が挙げられる。外部ノイズによる表示への影響を抑制するため、カラーフィルタ基板上の透明導電層は、導電樹脂を用いてTFT基板上の電極に電気的に接続され、この電極は接地される。この電極と、液晶駆動回路と、検査用の点灯検査端子が、液晶表示装置の額縁領域に設けられる。
液晶表示装置では、額縁領域のサイズを小さくすることが望まれている。額縁領域のサイズを小さくするためには、液晶駆動回路と点灯検査端子を電極の周辺に配置して、これらを液晶表示装置の同一の辺の付近に配置することが望ましい。そのため、前述のように、透明導電層と電極に導電樹脂が塗布される際に、導電部分である液晶駆動回路と点灯検査端子に導電樹脂が付着する可能性がある。
そこで、本実施の形態の液晶表示装置では、平面視において、第2基板の縁部に平行な方向の電極の寸法は、当該寸法の最長箇所よりも第2基板とは反対側において、最長箇所の寸法より短い。即ち、電極の平面形状は、矩形ではない。
図1は、実施の形態に係る液晶表示装置1の構成を概略的に示す平面図である。図1は、液晶表示装置1を前面側、即ち観察者側から見た図である。図2は、図1の液晶表示装置1の電極60の周囲の領域A10の拡大図である。図3は、図1の液晶表示装置1のIII−III線に沿った断面を概略的に示す断面図である。図4は、図2の液晶表示装置1のIV−IV線に沿った断面を拡大して示す断面図である。
図1〜4に示すように、液晶表示装置1は、第1基板10と、第2基板20と、液晶層30と、液晶封止シール部32と、液晶駆動回路40と、フレキシブルプリント基板50と、電極60と、点灯検査端子70と、透明導電層80と、上偏光板90と、導電性部材100と、下偏光板110と、を備える。
液晶表示装置1は、IPS方式の液晶表示装置であり、画像が表示される表示領域A1と、表示領域A1の周囲の画像が表示されない額縁領域A2とを含む。図示する例では、表示領域A1は略長方形である。表示領域A1における液晶表示装置1の構成は、特に限定されないが、例えば、以下に説明する周知の構成となっている。
第1基板10は、TFT基板とも称され、図示する例では、平面視で略長方形である。図4に示すように、第1基板10は、ガラス基板などの光透過性を有する絶縁基板12と、絶縁基板12の前面側に形成された光透過性を有する絶縁層14とを有する。図示は省略するが、第1基板10は、表示領域A1の絶縁層14内に、ゲート配線、容量線、ソース配線、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)などのスイッチング素子、共通電極、および、画素電極などを有する。
第2基板20は、カラーフィルタ基板とも称され、平面視で略長方形である。第2基板20は、ガラス基板などの光透過性を有する絶縁基板を用いて構成されている。第2基板20は、第1基板10に向かい合う。第2基板20は、第1基板10に向かい合う側に、図示を省略したカラーフィルタなどを有する。
第1基板10と第2基板20の間には、図示しない柱状スペーサが配置され、所定のセルギャップが形成される。図4に示すように、第1基板10と第2基板20とは、セルギャップが形成された状態で液晶封止シール部32によって貼り合わせられている。液晶層30は、第1基板10と第2基板20との間に形成されたセルギャップに封入されて、第1基板10と第2基板20との間に保持されている。
このように、IPS方式の液晶表示装置1では、第1基板10に画素電極と共通電極とが設けられ、画素電極と共通電極との間に形成される横電界を主に利用して液晶層30に含まれる液晶分子をスイッチングする。
第1基板10は、第2基板20の縁部22よりも外方に延在した延在部16を有している。延在部16は、額縁領域A2に位置している。
前面側の延在部16上には、液晶駆動回路40とフレキシブルプリント基板50とが実装されている。液晶駆動回路40は、ICチップとして構成されており、画像を表示するために各画素の画素電極に画像信号を供給する。フレキシブルプリント基板50は、FPC基板とも称され、図示しない配線により液晶駆動回路40に電気的に接続され、液晶表示装置1の外部の制御回路から液晶駆動回路40に電気信号を供給したり、液晶駆動回路40から外部の制御回路に電気信号を供給したりする。
また、前面側の延在部16上には、電極60と、複数の点灯検査端子70とが設けられている。電極60と点灯検査端子70は、金属などの導電性材料により膜状に形成されている。
電極60は、導電パッド電極とも称される。詳細な形状については後述するが、電極60の平面形状は、略台形である。図4に示すように、電極60は、絶縁層14に形成されたコンタクトホールを介して、絶縁層14内に設けられた配線層62に接続されている。配線層62は、金属などの導電性材料により形成され、フレキシブルプリント基板50の下方まで延びている。フレキシブルプリント基板50の下方において、延在部16上にFPC接続電極64が設けられている。FPC接続電極64は、絶縁層14に形成されたコンタクトホールを介して、配線層62に接続されている。FPC接続電極64は、フレキシブルプリント基板50に接続されている。電極60は、配線層62とFPC接続電極64とフレキシブルプリント基板50を介して接地される。
図2に示すように、複数の点灯検査端子70は、絶縁層14内に設けられた配線層72を介してゲート配線等に電気的に接続されている。配線層72は、一部のみを図示している。出荷前の検査時などにおいて、点灯検査端子70に電圧を印加することで、液晶表示装置1の画素が正常か否か検査することができる。
透明導電層80は、液晶層30とは反対側の第2基板20上、即ち前面側の第2基板20上に設けられている。図示した例では、透明導電層80は、第2基板20の前面側の表面の略全面に形成されている。透明導電層80は、表示領域A1と重なるため、透明な導電材料によって形成されている。
上偏光板90は、前面側の透明導電層80上に設けられている。上偏光板90の縁部92は、第2基板20の縁部22よりも表示領域A1側に位置している。つまり、透明導電層80は、第2基板20の縁部22側で上偏光板90から露出している。
透明導電層80の上偏光板90から露出した部分は、導電性部材100に接触している。導電性部材100は、透明導電層80と電極60とを電気的に接続する。導電性部材100は、例えば、金属などの導電粒子を含む導電樹脂などの塗布材料が硬化したものである。図1,2では、平面視において導電性部材100は略円形に概略的に示されている。しかし、実際には、毛細管現象により導電樹脂は第2基板20の縁部22に沿ってわずかに濡れ広がるため、導電性部材100は、平面視において第2基板20の縁部22に沿って若干広がった形状となり得る。
第1基板10の背面側には、下偏光板110が配置されている。
次に、この液晶表示装置1の製造方法の概略を説明する。まず、周知の製造方法により、第1基板10、第2基板20、液晶層30、透明導電層80、上偏光板90および下偏光板110を組み立てる。次に、液晶駆動回路40とフレキシブルプリント基板50を第1基板10の延在部16上に実装する。次に、例えば塗布装置のノズルから所定の吐出量の導電樹脂を吐出させ、電極60と透明導電層80に導電樹脂を塗布する。導電樹脂が硬化することにより、導電性部材100が形成される。導電樹脂が硬化した後、液晶駆動回路40と導電性部材100に、図示しない絶縁保護樹脂を塗布する。
ここで、比較例の液晶表示装置の電極60Xと対比して、本実施の形態の電極60について詳しく説明する。図5(a)は、比較例の液晶表示装置の電極60Xの平面図である。図5(a)と後述する図5(b)では、導電樹脂が塗布される前の構成を示している。電極60Xの平面形状は、第2基板20の縁部22に平行な方向に長い長方形である。電極60Xと第2基板20の縁部22との間の距離をd1とする。電極60Xの面積をS1として、第2基板20の縁部22に平行な方向の電極60Xの寸法をd11として、第2基板20の縁部22に垂直な方向の電極60Xの寸法をd2とする。距離d1、寸法d11および寸法d2は、特に限定されないが、例えば、1mm前後であってもよい。
導電樹脂を塗布する際の塗布装置のノズルの目標位置を、塗布中心O1とする。塗布中心O1は、第2基板20の縁部22上に位置する。塗布中心O1を中心として電極60Xに接する仮想円C1を想定し、仮想円C1の半径をr1とする。仮想円C1は、電極60Xの第2基板20とは反対側の2つの頂点に接する。つまり、半径r1は、塗布中心O1と電極60Xの第2基板20とは反対側の頂点との間の距離に等しい。仮想円C1は、導電樹脂を塗布すべき領域を示す。
図5(b)は、図1の液晶表示装置1の電極60の平面図である。電極60の面積S1と、距離d1と、寸法d2は、比較例と同一である。第2基板20の縁部22に平行な方向の電極60の最大の寸法d12は、比較例の寸法d11より長い。仮想円C1の半径r2は、比較例の半径r1より短い。
平面視において、第2基板20の縁部22に平行な方向の電極60の寸法は、当該寸法の最長箇所60aよりも第2基板20とは反対側において、最長箇所60aの寸法より短い。電極60の最長箇所60aは、電極60の第2基板20側の縁部である。
また、平面視で、第2基板20の縁部22に平行な方向において、第2基板20とは反対側の電極60の縁部60bの寸法は、電極60の最長箇所60aの寸法より短い。また、電極60の平面形状は、最長箇所60aから第2基板20とは反対側に離れるほど、第2基板20の縁部22に平行な方向の寸法が短くなる形状である。つまり、平面視で、第1の位置での第2基板20の縁部22に平行な方向の電極60の寸法は、第1の位置より第2基板20に近い第2の位置での第2基板20の縁部22に平行な方向の電極60の寸法より短い。また、平面視において、電極60は、最長箇所60aの両端のそれぞれを通り第2基板20の縁部22に垂直な2つの仮想線(図示せず)の内側に位置する。
図5(b)に示すように、本実施の形態では、比較例の電極60Xの平面形状が矩形の場合と比較して、電極60の面積S1を維持しつつ、導電樹脂の塗布中心O1から電極60の第2基板20とは反対側の頂点までの距離、即ち仮想円C1の半径r2が短くなる。したがって、導電樹脂の塗布量を比較例より減らしても、電極60と導電樹脂との接合面積をS1に維持できる。
次に、以上の構成による液晶表示装置1の全体的な動作について説明する。図示しないバックライトから出射された光は、背面側から下偏光板110に入射し、液晶層30により光変調され、上偏光板90を通って前面側に出射する。ここで、IPS方式の液晶表示装置1では、第2基板20に共通電極が形成されていない。本実施の形態では、第2基板20の外面に透明導電層80が配置されており、この透明導電層80は、接地電位の電極60に接続されている。このため、外部ノイズによる電荷が前面側から液晶表示装置1に入り込んだ場合、この電荷は、透明導電層80から導電性部材100を介して接地電位の電極60に移動する。このため、外部ノイズによる液晶層30への影響を抑制することができる。
このように本実施の形態によれば、平面視において、第2基板20の縁部22に平行な方向の電極60の寸法は、当該寸法の最長箇所60aよりも第2基板20とは反対側において、最長箇所60aの寸法より短い。塗布された導電樹脂は平面視で略円形状に濡れ広がるので、このような電極60の形状により、電極の平面形状が矩形の場合と比較して、電極60と導電性部材100との接合面積を維持しつつ、導電樹脂の塗布量を減らすことができる。
また、電極60の第2基板20側の縁部付近で導電樹脂が第2基板20の縁部22に平行な方向に最も広がるので、電極60の第2基板20側の縁部を最長箇所60aとすることにより、電極60と導電樹脂との接合面積を増やすことができる。よって、電極60と導電性部材100との接合面積を維持しつつ、導電樹脂の塗布量をさらに減らすことができる。
従って、塗布装置のノズルの位置と導電樹脂の吐出量がばらついた場合であっても、電極60と透明導電層80との十分な導通を確保しつつ、電極60の周辺の導電部分に導電樹脂を付着させ難くすることができる。
また、電極60の平面形状は略台形であるので、曲線を扱うことができないCADツールを用いても電極60を設計できる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、また、そうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、電極60の平面形状は略台形に限らない。第2基板20の縁部22に平行な方向の電極60の寸法が、当該寸法の最長箇所60aよりも第2基板20とは反対側において、最長箇所60aの寸法より短ければ、他の形状でもよい。例えば、以下のいくつかの形状が挙げられる。以下の各変形例において、電極60の面積S1と、距離d1は、比較例と同一である。
図6(a)は、第1の変形例に係る電極60の平面図である。電極60の平面形状は、ホームベース型の略六角形である。寸法d2は、比較例と同一である。寸法d13は、比較例の寸法d11より長いが、上記実施の形態の寸法d12より短い。仮想円C1の半径r3は、比較例の半径r1より短いが、上記実施の形態の半径r2より長い。そのため、本変形例でも上記実施の形態の効果を得ることができるが、上記実施の形態の方が周辺の導電部分に導電樹脂をより付着させ難くできる。
図6(b)は、第2の変形例に係る電極60の平面図である。電極60の平面形状は、略弓形である。仮想円C1の半径r4は、比較例の半径r1より短く、上記実施の形態の半径r2より短い。この変形例では、電極60と導電性部材100との接合面積を維持しつつ、半径r4を最小にできる。これにより、導電樹脂の塗布量を最小にできる。従って、上記実施の形態よりも、周辺の導電部分に導電樹脂をより付着させ難くできる。
図7(a)は、第3の変形例に係る電極60の平面図である。電極60の平面形状は、略三角形である。仮想円C1の半径r5は、比較例の半径r1より短い。そのため、上記実施の形態の効果を得ることができる。
図7(b)は、第4の変形例に係る電極60の平面図である。電極60の平面形状は、第2基板20側とは反対側に略円弧を有する形状である。仮想円C1の半径r6は、比較例の半径r1より短い。略円弧の部分では、上記実施の形態よりも、電極と導電樹脂との接合面積を増やすことができる。したがって、電極と導電性部材との接合面積を維持しつつ、上記実施の形態よりも、導電樹脂の塗布量をさらに減らすことができ、周辺の導電部分に導電樹脂をより付着させ難くできる。
図7(c)は、第5の変形例に係る電極60の平面図である。電極60の平面形状は、第2基板20とは反対側に突出する凸型である。寸法d2は、比較例と同一である。仮想円C1の半径r7は、比較例の半径r1より短い。そのため、上記実施の形態の効果を得ることができる。
また、以上の実施の形態では、電極60の最長箇所60aは電極60の第2基板20側の縁部である一例について説明したが、これに限らない。つまり、平面視において、第2基板20の縁部22に平行な方向の電極60の寸法は、電極60の最長箇所60aよりも第2基板20側において、最長箇所60aの寸法より短くてもよい。この変形例では、電極60の設計の自由度を高めることができる。
また、以上の実施の形態は、IPS方式以外の方式、例えば、FFS(Fringe Field Switching)方式、TN(Twisted Nematic)方式、VA(Vertical Alignment)方式などの液晶表示装置に適用することもできる。この場合、周知の液晶表示装置に対して、電極60、透明導電層80および導電性部材100を以上の実施の形態と同様に設ければよい。
本発明の一態様は、次の通りである。
[項目1]
第1基板と、
前記第1基板に向かい合う第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、
前記液晶層とは反対側の前記第2基板上に設けられた透明導電層と、
前記第2基板の縁部よりも外方に延在した前記第1基板の延在部上に設けられた電極と、
前記透明導電層と前記電極とを電気的に接続する導電性部材と、を備え、
平面視において、前記第2基板の縁部に平行な方向の前記電極の寸法は、当該寸法の最長箇所よりも前記第2基板とは反対側において、最長箇所の寸法より短い、ことを特徴とする液晶表示装置。
この態様によると、塗布された導電樹脂は平面視で略円形状に濡れ広がるので、上記の電極の形状により、電極の平面形状が矩形の場合と比較して、電極と導電性部材との接合面積を維持しつつ、導電樹脂の塗布量を減らすことができる。従って、電極と透明導電層との十分な導通を確保しつつ、電極の周辺の導電部分に導電樹脂を付着させ難くすることができる。
[項目2]
前記電極の最長箇所は、前記電極の前記第2基板側の縁部であることを特徴とする項目1に記載の液晶表示装置。
この場合、電極の第2基板側の縁部付近で導電樹脂が第2基板の縁部に平行な方向に最も広がるので、電極と導電樹脂との接合面積を増やすことができる。よって、電極と導電性部材との接合面積を維持しつつ、導電樹脂の塗布量をさらに減らすことができ、周辺の導電部分に導電樹脂をより付着させ難くできる。
[項目3]
前記電極の平面形状は、最長箇所から前記第2基板とは反対側に離れるほど、前記第2基板の縁部に平行な方向の寸法が短くなる形状であることを特徴とする項目1または2に記載の液晶表示装置。
この場合、電極の平面形状が簡素であるため、電極の設計と製造を容易にできる。
[項目4]
前記電極の平面形状は、略台形であることを特徴とする項目3に記載の液晶表示装置。
この場合、曲線を扱うことができないCADツールを用いても電極を設計できる。
[項目5]
前記電極の平面形状は、前記第2基板側とは反対側に略円弧を有する形状であることを特徴とする項目3に記載の液晶表示装置。
この場合、略円弧の部分では、電極と導電樹脂との接合面積を増やすことができる。よって、電極と導電性部材との接合面積を維持しつつ、導電樹脂の塗布量をさらに減らすことができ、周辺の導電部分に導電樹脂をより付着させ難くできる。
[項目6]
前記電極の平面形状は、略弓形であることを特徴とする項目5に記載の液晶表示装置。
この場合、電極と導電性部材との接合面積を維持しつつ、導電樹脂の塗布量を最小にできる。従って、電極の周辺の導電部分に導電樹脂をより付着させ難くできる。
1…液晶表示装置、10…第1基板、16…延在部、20…第2基板、30…液晶層、60,60a…最長箇所、80…透明導電層、100…導電性部材。

Claims (6)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板に向かい合う第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、
    前記液晶層とは反対側の前記第2基板上に設けられた透明導電層と、
    前記第2基板の縁部よりも外方に延在した前記第1基板の延在部上に設けられた電極と、
    前記透明導電層と前記電極とを電気的に接続する導電性部材と、を備え、
    平面視において、前記第2基板の縁部に平行な方向の前記電極の寸法は、当該寸法の最長箇所よりも前記第2基板とは反対側において、最長箇所の寸法より短い、ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記電極の最長箇所は、前記電極の前記第2基板側の縁部であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記電極の平面形状は、最長箇所から前記第2基板とは反対側に離れるほど、前記第2基板の縁部に平行な方向の寸法が短くなる形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記電極の平面形状は、略台形であることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記電極の平面形状は、前記第2基板側とは反対側に略円弧を有する形状であることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
  6. 前記電極の平面形状は、略弓形であることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
JP2017117088A 2017-06-14 2017-06-14 液晶表示装置 Pending JP2019003008A (ja)

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