JP2019001510A - 重包装袋 - Google Patents

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【課題】米などの粉粒体を収納する内外2層構造の口紐付き重包装袋において、粉粒体の充てんに付随して行われる作業時に、口紐の取り付け部分を含む口部の破れが生じないようにする。【解決手段】充てん口(12)と平行な方向に、充てん口の長さ(w0)以下の長さを有する折り返し部(17)を、少なくとも重包装袋(10)の表側の外層部分(13A)、または内外層部分(14A,13A)を折り返すことによって形成し、これによって口紐(16)を保持する。これにより、粉粒体の充てんに付随して行われる作業時に、充てん口の両側縁付近を把持する際、作業者は口紐とともに折り返し部の両側端部分を把持できるので、口紐の取り付け部分の破れが生じにくいものとなる。【選択図】図3

Description

本発明は、粉粒体などを収納するための重包装袋に関し、例えば米などの穀類を収納するためのクラフト紙製の重包装袋に関するものである。
この種の包装袋は、長尺の帯状をなすクラフト紙の幅方向両端部を重ね合わせて糊付けし、これによって形成される長尺のチューブを一定間隔で切断し、一方の切断端部を封緘処理し、他方の開口を出し入れ口としたものである。特に、数キログラム〜30キログラム程度の米および小麦などの穀粒物やセメントなどの粉粒体を収納する重包装袋は、2層以上の積層構造を有するものとして作製されるのが一般的である。ここで、米や麦に使用する重包装袋は、強度および剛性の点で3層構造の重包装袋が一般的であるが、3層構造とする分、製造コストが嵩み、また全体の厚さが増すので未使用時に必要な収納容積も増すことになる。したがって、製造コストや収納性を考慮すれば、2層構造とすることが好ましいが、重包装袋として要求される強度も充足していなくてはならない。
重包装袋に要求される強度には、まず流通時に加わる負荷を考慮した、衝撃に対する強度がある。本発明者は、30kgの玄米を充てんした坪量75g/m2、75g/m2および84g/m2のクラフト紙の2層構造を有する重包装袋をそれぞれ複数袋用意し、水平として1.2mの高さから10回落下させる、JIS Z 0217に準拠した落下破袋試験を行ったところ、いずれの重包装袋においても破れが生じないことが確認された。
一方、重包装袋は、特許文献1に記載されているように、紙袋の充てん口に沿って、紙袋の両側から両端を延出させた状態で口紐を取り付け、充てん口部分(口部)を小幅で数回折り畳み、口紐の両端を結着して包装を行うのが一般的である。したがって、重包装袋には、特に粉粒体の充てんに付随する作業時において、口紐の取り付け部分を含む口部の破れが生じない強度を持つことも強く要望される。充てんに付随する作業とは、充てんした粉粒体の偏りをならすために、重包装袋の口部を両手で把持して持ち上げ、上下に揺らすなどの作業であり、このとき口部には大きな負荷がかかるからである。すなわち、一般的な重包装袋で口紐を取り付けるためには、袋の口部付近の最外の1層が口紐を覆うように折り返されて貼り付けられる。そうすると、従来の口紐付き重包装袋では、袋の口部を構成する紙が1層少ない部分ができ、その部分の強度が低下することになる。このため、充填物の偏りを均す作業などの際に両手で把持する部分の強度が不足して口部に破れを生じ易くなるという問題が生じるのである。特に、上述のように、クラフト紙の2層構造を有する重包装袋は、製造コストや収納性の点で好ましく、落下破袋試験において充分な強度を有していたものの、口部の強度の低下は大きな問題であった。
特開2007−30907号公報
河内まき子、2012:国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)日本人の手の寸法データ。https://www.dh.aist.go.jp/database/hand/index.html
よって本発明は、製造コストや収納性に優れた、口紐を有する重包装袋において、口紐の取り付け部分を含む口部の強度が保たれる構造を提供することを目的とする。
そのために、本発明は、少なくとも内外2層のチューブを有し、重畳する第1の面部分と第2の面部分を有し、一端側に封かん部が形成され、他端側に充てん口が形成されている重包装袋であって、第1の面部分に充てん口に沿って配置され、封かん部および充てん口をつなぐ重包装袋の両側縁から両端が延出するように取り付けられた口紐と、充てん口の部分に設けられ、第1の面部分を少なくとも外側層部分で折り返されて、口紐を覆って接着保持する折り返し部と、を備え、折り返し部は、充てん口と平行な方向において、充てん口の長さ以下の長さを有することを特徴とする。
本発明によれば、粉粒体の充てんに付随して行われる作業時に、充てん口の両側縁付近を把持する際、作業者は口紐とともに折り返し部の両側端部分を把持できるので、口紐の取り付け部分の破れが生じにくいものとなる。
本発明による重包装袋を米(玄米)袋に応用した一実施形態の使用状態における外観を表す立体投影図である。 本発明にしたがった折り返し部が形成されていない状態の米袋の外観を充てん口側から見た立体投影図である。 (a)および(b)は、それぞれ、本発明の第1および第2の実施形態に係る折り返し部が形成された米袋の充てん口付近を拡大して示す平面図である。 図3(a)および(b)のIV−IV線に沿った断面を示す模式的斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る折り返し部が形成された米袋の充てん口付近を拡大して示す平面図である。 図5のVI−VI線に沿った断面を示す模式的斜視図である。 粉粒体の充てん後に行われる作業を説明する説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。しかし本発明は以下に詳述する実施形態に限られることはなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨から逸脱しない範囲で、適宜の変更や変形が可能なものである。また、以下の実施形態では、玄米を被充てん物とし、これを30kg充てんするのに適した米袋を例示するが、本発明は広く粉粒体の収納に適用できるものである。また、充てんする粉粒体の重量などに合わせて、重包装袋の寸法等は適宜定め得るものである。
(重包装袋の構成)
図1を参照するに、30kgの米(玄米)が充てんされる米袋に応用した実施形態が示されている。本実施形態に係る米袋10は、一端側の封かん部11と他端側の充てん口12とを有するひだなし片底貼りのチューブ構造を採用している。したがって、片底はり構造を採用したことにより、米を米袋10内に充てんした場合、図1に示すように安定した自立性を確保することができる。
図2は、折り返し部が形成される前の米袋10の状態を示している(図2では充てん口12がやや開いた状態で米袋10を示しているが、これは2層構造をわかりやすくするためである)。図2に示すように、米袋10は、外側チューブ13および内側チューブ14からなる2層構造を有し、封かん部11と充てん口12とをつなぐ米袋10の両側縁10Sを境に、合同の略矩形状を呈する一対の(第1,第2の)面部分10A,10Bが重畳するものとなる。つまり、第1および第2の面部分10A,10Bは、外側チューブ13が形成する外側層と内側チューブ14が形成する内側層とを含んでいる。このため、従来の3層構造の重包装袋よりも製造コストを下げることができるとともに、嵩張りを少なくして未使用時または非使用時の収納性を向上することができる。なお、2層構造の米袋10の基本構成は周知の形態で製造され、適宜の部位で層間接着を行うことで、相互にずれのない安定した2層構造を得ることができる。
ここで、外側チューブ13が構成する外側層のうち、面部分10Aおよび10Bに属する部分をそれぞれ符号13Aおよび13Bで参照する。また、内側チューブ14が構成する内側層のうち、面部分10Aおよび10Bに属する部分をそれぞれ符号14Aおよび14Bで参照する。外側層部分13Aの表面すなわち米袋10の表面10Fには、両側縁10Sを越えて延出する口紐16が、充てん口12の近傍且つこれと平行に、接着により取り付けられている。なお、この口紐16が配される米袋の表面10Fを以下では単に表面10Fと称し、その反対側の、外側層部分13Bの面を裏面と称することもある。なお、この裏面は、例えば米に関する検査証明が印刷される面とされ得る。
封かん部11の舟形底の形成方法に関しては、従来から周知である任意の方法を適宜採用することが可能である。一方、折り返し部は、充てん口12付近で口紐16を覆うように形成される。そしてその折り返し部が表面10Fと重なる領域を糊付けすることにより、口紐16は表面10Fによって強固に接着保持される。
(折り返し部の諸実施形態)
本発明は、基本的に、充てん口12と平行な方向に、充てん口の長さ(両側縁10S間の幅)w0以下の長さを有する折り返し部を、少なくとも表側の外層部分を折り返すことによって形成することを特徴としている。以下に述べる各実施形態において、米袋10は、両側縁10S間の中心にあって、充てん口10と直交する長手方向軸Cを中心に、対称形状をなしており、図2における符号P1〜P4はその折り返し部を形成するためのスリットの形成位置を示している。ここで、位置P1は両側縁10Sに一致した位置、位置P2は両側縁近傍の位置、位置P3およびP4は両側縁10Sからそれぞれ所定距離だけ離隔した位置である。
図3(a)および(b)は、それぞれ、第1および第2の実施形態に係る折り返し部が形成された米袋の充てん口付近を拡大して示す平面図、図4はそれらの図におけるIV−IV線に沿った断面を示す模式的斜視図である。
第1の実施形態では、位置P1から口紐16直近の位置まで、両側縁に一致して外側チューブ13および内側チューブ14を切開してスリットを形成し、の双方に、両層部分13A,14Aを一体に谷折りすることで折り返し部17が形成される。また、第2の実施形態では、位置P2から口紐16直近の位置まで、外側層部分13Aおよび内側層部分14Aの双方を両側縁に平行に切開してスリットを形成し、両層部分13A,14Aを一体に谷折りすることで折り返し部17が形成される。そしてその折り返し部が表面10Fと重なる領域を糊付けすることにより、口紐16は2層構造となっている折り返し部によって接着保持される。なお、これらの実施形態において、折り返し部17における外側層部分13Aおよび内側層部分14Aの間の層間接着は適宜行うことができるが、全面的に接着しておくことが、口紐16を確実に保持する上で好ましい。
第1および第2実施形態では、内外2層のチューブが重なった状態で折り返された折り返し部によって口紐16が接着保持される。したがって、充填作業時に袋を把持する部分のチューブ層数が少なくなることによる強度低下が生じないものとなる。
なお、第1実施形態では、スリットは内外層部分の両側縁に一致して設けられているが、各側縁は、チューブが折り畳まれることで折り目が付き、切れ目の進行に対する強度が低下しやすい部分である。したがって、両側縁よりも内側に偏倚した位置にスリットを形成した第2実施形態のほうが、袋の破れをより確実に防止する観点からより好ましい形態であるといい得る。
図5は別の実施形態に係る折り返し部が形成された米袋の充てん口付近を拡大して示す平面図、図6はそれらの図におけるIV−IV線に沿った断面を示す模式的斜視図である。
この実施形態では、外側層部分13Aのみに、充てん口12側から口紐16直近の位置まで、両側縁から所定距離d1だけ離れた位置(図2における位置P3またはP4)にスリットを形成する。そして、外側層部分13Aを谷折りすることで折り返し部17が形成される。なお、この実施形態では、口紐16は外側層部分13Aのみの1層構造の折り返し部17によって接着保持されるので、少なくとも折り返し部17における外側層部分13Aおよび内側層部分14Aの間では層間接着は行われない。
この実施形態では、図2における位置P3でスリットを形成すれば、両側縁10Sから比較的近い位置に折り返し部が形成され、位置P4でスリットを形成すれば、両側縁10Sから比較的遠い位置に折り返し部が形成される。したがって、上記d1値は適切に選定すべきであり、以下では好ましい所定距離d1の値について説明する。
図7について後述するように、米袋の充てん後に行う作業時に、作業者は、充てん口12の内側の内側縁部分に第一指(親指)を差し入れ、袋の外側の両側縁からやや表面10F側に寄った位置で第二指〜第五指を添え、米袋の把持を行う。したがって、そのような作業時に破れが生じにくく、且つ口紐16の保持強度の低下および取り付け部分の破れが生じにくくなるように、折り返し部が形成されなければならない。
ここで、非特許文献1によれば、日本人の手幅のサイズは男性で80mm程度、女性で70mm程度である。一方、対象とする米袋のサイズにもよるが、例えば、所定距離d1の値が大きいと、すなわち充てん口12に沿った方向における折り返し部の寸法w1が過小であると、口紐16を接着保持する強度の不足が懸念される。また、外側層部分13Aの1層でのみ口紐16を固定している本実施形態では、所定距離d1の値が過小であると、すなわちスリットが両側縁の直近に形成されていると、状況によっては折り返し部側端部で破れが生じる懸念がある。すなわち、折り返し部側端部から延出している口紐部分を表面10Fに交差する方向に引っ張る力が作用した場合などである。したがって、所定距離d1には上限値および下限値が存在する。
本発明者は、以上を勘案して、両側縁間の幅が490mmの30Kg用の米袋に対し、d1値を50mmおよび80mmとして折り返し部を形成したものを用意した。これらの米袋は、作業者は口紐16ごと把持を行うことができ、口紐16の取り付け部分の破れが生じにくいものであった。口紐16を接着保持する強度の低下は見られず、延出している口紐部分を変位させる力を作用させたときにも、折り返し部側端部で破れは認められなかった。なお、この場合、d1値は50mmまたは80mmに限定されず、上記30Kg用の米袋であれば、50mm以上80mm以下の範囲で設定することができる。
(充てんに伴う作業)
上述の各実施形態のような折り返し部を有する米袋10に対しては、充てん口12に定量供給装置などのノズルを挿入して米の充てんが行われる。そして充てん後には、通常、米の偏りをならすための作業が行われる。その作業にあたり、作業者Wは、図7に示すように裏面10Rを自身の側に向けた状態とする。そして、充てん口12の内側の内側縁部分に第一指(親指)を差し入れ、袋の外側の両側縁からやや表面10F側に寄った位置で第二指〜第五指を添え、充てん口12の両側縁付近を把持する。この際、作業者は口紐16とともに折り返し部17の両側端部分を把持できるので、米袋10を持ち上げ、上下に揺らすなどして米Rの片寄りなどをならす作業を行っても、口紐の取り付け部分の破れが生じにくいものとなる。なお、その作業後に折り返し部17を含めて充てん口部分を小幅で表面10F側に数回折り畳み、口紐16の両端を結着すれば、図1に示した状態を得ることができる。
(実施形態の効果の検証)
本発明者は、上記実施形態にしたがって作製した米袋10に対し、次のような検証を行った。
まず、坪量75g/m2、78g/m2および84g/m2のクラフト紙の2層構造を有し、上記各実施形態にしたがって製造した米袋をそれぞれ複数袋用意し、いずれにも30kgの玄米を充てんした。そして、図7で説明したような、米袋10を持ち上げて上下に揺らす作業を繰り返し行ったが、いずれも口紐の取り付け部分を含む口部での破れは生じなかった。
以上から、本発明者は、2層構造の米袋であっても、上述した各実施形態のように口紐を覆って接着保持する折り返し部の形成部位を適切に定めることで口部の強度を保つことができ、少なくとも、流通をさほど考慮しなくて済む保存米であれば、2層構造の米袋で十分に実用に耐えるとの知見を得た。
なお、坪量が高いほどクラフト原紙の「コシ」が強くなるので、使用感は高まるものの、落下の衝撃によって口紐16が配される口部に負担がかかることが予測される。本発明者は、上記各種の米袋についてJIS Z 0217の規定による10回を超える落下試験を行ったところ、坪量75g/m2および坪量78g/m2とした袋のほうが破れが生じにくいことを確認した。よって、単価の低廉な坪量75g/m2〜78g/m2のクラフト紙を用いた2層構造とし、上記実施形態を適用して米袋を構成することが、製造コストの低廉化および収納性の向上を図りつつも、口紐の取り付け部分を含む口部には十分な強度が確保される上で好ましいことがわかった。
(その他)
なお、以上では、基本的に外側チューブと内側チューブとの2層の積層構造を有する重包装体について説明したが、本発明は口紐を保持するとともに口部の強度を高める折り返し部の構成に特徴を有するものであって、3層構造以上の重包装袋への適用を排除するものではない。また、坪量の異なる紙の積層構造が採用されてもよい。さらに、チューブを構成する紙についても、上述のようなクラフト紙に限らず、クルパック紙などが採用されてもよい。要は、収納する粉粒体の形状、寸法、重量および製造工程などを勘案して適宜の層構造が採用されればよいのである。
つまり、本発明の概念は本願の特許請求の範囲、特にその請求項1に記載された事項に基づいて解釈されるべきものであり、本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能である。つまり、上述した実施形態に記載した事項は、本発明を限定するためのものではなく、その用途や目的などに応じて任意に変更し得るものである。
10 米袋
10A 第1の面部分
10B 第2の面部分
10F 米袋の表面
10R 米袋の裏面
11 封かん部
12 充てん口
13 外側チューブ
13A、13B 外側層部分
14 内側チューブ
14A、14B 内側層部分
16 口紐
17 折り返し部
P1〜P4 スリット形成位置

Claims (5)

  1. 少なくとも内外2層のチューブを有し、重畳する第1の面部分と第2の面部分を有し、一端側に封かん部が形成され、他端側に充てん口が形成されている重包装袋であって、
    前記第1の面部分に前記充てん口に沿って配置され、前記封かん部および前記充てん口をつなぐ前記重包装袋の両側縁から両端が延出するように取り付けられた口紐と、
    前記充てん口の部分に設けられ、前記第1の面部分を少なくとも外側層部分で折り返されて、前記口紐を覆って接着保持する折り返し部と、
    を備え、
    前記折り返し部は、前記充てん口と平行な方向において、前記充てん口の長さ以下の長さを有することを特徴とする重包装袋。
  2. 前記折り返し部は、前記充てん口から前記口紐の直近の位置まで、前記両側縁に一致して前記内外2層を切開したスリットにより、前記外側層部分とともに前記第1の面部分の内側層部分を折り返した部分であることを特徴とする請求項1に記載の重包装袋。
  3. 前記折り返し部は、前記充てん口から前記口紐の直近の部位まで、前記両側縁の近傍で前記外側層部分および前記第1の面部分の内側層部分を切開したスリットにより、前記外側層部分および前記内側層部分の双方を折り返した部分であることを特徴とする請求項1に記載の重包装袋。
  4. 前記折り返し部は、前記充てん口から前記口紐の直近の部位まで、前記両側縁から所定距離だけ離隔した位置で前記外側層部分を切開したスリットにより、前記外側層部分のみを折り返した部分であることを特徴とする請求項1に記載の重包装袋。
  5. 30kgの米を収納する米袋の形態を有し、前記所定距離が50mm以上80mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項4に記載の重包装袋。
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