JP2019000863A - 溶接トーチ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤ送給用のモータを冷却しつつ、かつワイヤの磨耗粉の除去をすることができる溶接トーチを提供する。
【解決手段】モータの側面を冷却する第1冷却部と、モータの他の側面を冷却する第2冷却部を備え、第1冷却部は冷却流体の第1流入口と、第1流出口と、それらをつなぐ第1流通路を有し、第2冷却部は、冷却流体の第2流入口と、第2流出口と、それらをつなぐ第2流通路を有し、第1流出口と第2流入口は接続されており、第2流出口はフィードユニット内部に位置する第3流入口につながり、第3流入口は送給部品より下方に位置する流体出口につながる。
【選択図】図8

Description

本開示は溶接トーチに関し、特にワイヤを送給するためのワイヤ送給装置が組み込まれた溶接トーチに関する。
ワイヤを送給するためのワイヤ送給装置が組み込まれた溶接トーチが開示され、溶接トーチに供給されるシールドガスを冷却媒体として、ワイヤ送給用のモータを冷却する構成が開示されている(例えば特許文献1参照)。
一方、パルス溶接と短絡溶接とを交互に繰り返して行う消耗電極式のアーク溶接の制御において、短絡溶接期間に周期的にワイヤの正送と逆送を繰り返し、溶接電流がパルス期間の終了直前のベース電流より小さい時点でワイヤの正送を開始することで、スパッタの発生を抑制し、安定した溶接が実現できることが知られている。そして正送と逆送の周期を短時間にすることで、さらなる実溶接速度の高速化やスパッタ発生の抑制が実現できることも知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2016−129465号公報 国際公開第2016/075871号
ワイヤの正送と逆送を高速で行うと、ワイヤの摩耗が激しくなり摩耗粉量が増加する。ワイヤの摩耗粉は電流が流れる部品から流れてはいけない部品(モータ等)への地絡や絶縁部品のトラッキング要因となり焼損を引き起こす場合があるため、この摩耗粉を除去することが必要となる。一方でワイヤ送給用のモータを冷却する必要がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、モータを冷却しつつ、かつワイヤの磨耗粉を除去もすることができる溶接トーチを提供するものである。
前記課題を解決するために、本発明の溶接トーチは、ワイヤーを送給するための送給部品やモータを備えたフィードユニットと、モータを覆うように設けられたモータホルダと、トーチボディを備え、モータホルダは、モータの側面を冷却する第1冷却部と、モータの他の側面を冷却する第2冷却部を備え、第1冷却部は冷却流体の第1流入口と、第1流出口と、それらをつなぐ第1流通路を有し、第2冷却部は冷却流体の第2流入口と、第2流出口と、それらをつなぐ第2流通路を有し、第1流出口と前記第2流入口は接続されており、第2流出口はフィードユニット内部に位置する第3流入口に接続され、第3流入口は送給部品より下方に設けられた流体出口につながる構成である。
そして冷却流体は、第1冷却部と第2冷却部を流れてモータを冷却した後、流体出口から送給部品の近傍に向けて流出する構成である。
本発明の溶接トーチは、モータを冷却しつつ、かつワイヤの磨耗粉の除去もすることができる。
本発明の実施の形態における溶接トーチ全体の外観図 本発明の実施の形態における溶接トーチのモータホルダの上面図 本発明の実施の形態における溶接トーチのモータホルダの側面図(図2の矢視A) 本発明の実施の形態における溶接トーチのモータホルダの他方の側面図(図2の矢視B) 図2におけるCC断面図 図5におけるDD断面図 図2におけるEE断面図 図1におけるフィードユニットのカバーを外した状態の部分外観図 図8における矢視Cの図
本発明の実施の形態にについて、図面を参照しながら説明する。
図1は溶接トーチ全体の概観図である。溶接トーチは、モータ5(図5等参照)を覆うモータホルダ1と、モータ5により溶接用のワイヤ203をトーチボディ3の先端から送出する機構を備えたフィードユニット2からなる。モータ5はフィードユニット2に絶縁部品を介して固定される。モータホルダ1はトーチホルダ4を介して溶接ロボットのマニュピレータ先端(図示せず)に接続されるようになっている。
図2は、フィードユニット2およびトーチボディ3を取り外した状態のモータホルダ1(モータ含む)の上面図である。図3はそのモータホルダ1の側面図(図2の矢視A)で、図4はそのモータホルダ1の他方の側面図(図2の矢視B)である。
モータホルダ1は、モータ5を冷却するための冷却流体が流れる流路を有する第1冷却部11と、同様の構成を有する第2冷却部12がモータ5の両側面を挟み込むような構成である。第1冷却部11と第2冷却部12とモータフランジ13でモータ5の外郭を包むような構成となっており、モータフランジ13からモータ5の軸51が突出している。なお、ここでの冷却流体は空気等の気体を用いる。
次に2つの冷却部について、図5、図6もあわせて参照して詳細に説明する。図5は図2のCC断面で、図6は図5のDD断面である。
外部のコンプレッサなどに接続された入口パイプ110が、第1冷却部11の冷却流体の入口となる第1流入口111(図4参照)に接続され、この第1流入口111は第1冷却部11の内部に設けられた第1連通路113とつながり、第1連通路113は、第1冷却部11からの冷却流体の出口である第1流出口112(図4、図6参照)につながっている。第1流出口112はモータ5の軸方向と交差する向きに開口している。なお、軸方向とはモータ5の軸51に沿った方向をいう。
ここで第1連通路113は、例えば第1冷却部11の基材をアルミとし、その一側面側から溝を彫り、板材でその溝全体を覆ってふさぐようにすることで、容易に製作可能である。
第2冷却部12は、第1冷却部からの冷却流体の入口となる第2流入口122(図3、図5参照)が設けられ、この第2流入口122は第2冷却部12の内部に設けられた第2連通路123とつながり、第2連通路123は第2冷却部12から外部への冷却流体の出
口である第2流出口121(図3参照)につながっている。そして第2流出口121は出口パイプ120につながっている。なお、第2流入口122はモータ5の軸方向に交差する向きに開口している。
第1流出口112と第2流入口122は、モータ5の軸方向に交差する向きに、パイプ状の接続具14でつながっている。接続具14は第1冷却部11と第2冷却部12のそれぞれの凹部にOリング15を介して嵌合する構成となっている。なお、接続具14を用いなくとも、第1流入口111を第1冷却部11の側面から突出するような凸形状とし、第2流入口を第2冷却部の側面よりへこんだ凹形状とし、これらを嵌合することで接続してもよい。この場合は構成がより簡単となり信頼性が向上する。
なお、前述の接続具14や凹凸の嵌合のように、第1流出口112と第2流入口122は、第1冷却部11と第2冷却部12の内部で接続されること、すなわち、外部に露出していない構成とすることが好ましい。外部の粉塵等から保護することができ、特に溶接のスパッタ等から保護することが可能となる。
以上のような構成において、冷却流体は入口パイプ110の一端から入り、第1冷却部11と第2冷却部12を経由して、出口パイプ120に流出する。
図7は図2のEE断面である。第1冷却部11と第2冷却部12の上部の合わせ面の一部に、モータ5の配線52の出口である配線用開口部18を設け、その配線用開口部18を覆うように、配線カバー16を設けている。配線52は、図5の2点鎖線で示すように、配線カバー16に設けた配線孔キャップ19を通して外部に導かれる。外部に導かれた配線52はロボットの制御装置などに接続される。
以上のように、軸51を除き、モータ5は、モータフランジ13、第1冷却部11、第2冷却部12、および配線カバー16により、覆われるような構成となる。これにより、モータ5を外部の粉塵等から保護することができ、特に溶接のスパッタ等から保護することができる。なお、配線カバー16はあったほうが好ましいが、なくとも効果は発揮できる。
また、図6および図7で示すように、第1冷却部11とモータ5の側面、および第2冷却部12とモータ5の他の対向する側面の間には、伝熱部材として熱伝導性の弾性シート17を挟みこんでいる。これにより各冷却部とモータ5の密着性が高まり冷却効果が向上する。弾性シート17の厚みを変えることにより、別のモータを採用してその外形が異なる場合においても対応することが可能である。
なお、弾性シート17はシリコンゴムやアクリルゴムなどが使用できるが、特にこれに限らず、シリコンなどの熱伝導性グリースであっても良い。
また、図1に示すように、トーチホルダ4の一端はモータホルダ1の第2冷却部12の反モータフランジ13側に固定され、他端はマニュピレータ先端に近い場所に固定される。これにより、モータホルダ1を溶接トーチ全体がマニュピレータ先端からオフセットする部品として利用することができ、トーチホルダ4の外形を小さくすることができ、ロボット用としてコンパクトな溶接トーチを提供することができる。
一方、出口パイプ120の他端はフィードユニット2内の第3流入口201へとつながる。第3流入口201が設けられているUFベース20には流体出口202が設けられており、第3流入口201から入った冷却流体が流体出口202より排出される構成である。
UFベース20の上部にはワイヤの送給部品が配置されている。図7に示すように、ワイヤ203はモータの軸51に取付けられた送給ローラー204と加圧調整部207により送給ローラー側に加圧される加圧ローラー206に挟まれており、モータ5の回転運動によってトーチボディ3の先端へと送給されるようになっている。
溶接時にワイヤ203に溶接電流が流れるため、送給ローラー204は絶縁物205によりモータの軸51と絶縁されている。
なお、ここでの送給部品とは、送給ローラー204や加圧ローラー206や絶縁物205を指す。
このような構成において、ワイヤ203の正送と逆送を高速で行うと、ワイヤ203と送給ローラー204及び加圧ローラー206との摩擦により、ワイヤの摩耗が激しくなり摩耗粉が発生する。摩耗粉量が増加し、絶縁物205に付着した場合に、送給ローラー204とモータ5が電気的につながり、溶接電流がモータ5へと流れることも考えられる。
そこで摩耗粉を除去できるように、図6の矢印で示すように、絶縁物205や送給ローラー204などの送給部品に向けて、UFベース20の流体出口202から冷却流体が噴出するようになっている。そして除去された磨耗粉を含む冷却流体はフィードユニット2の外部に排出される。
ここで、ガスシールドアーク溶接に用いるシールドガスの妨げにならない様、流体出口202から排出される冷却流体は、溶接点(トーチボディ3の先端の方向)とは逆方向の向きに排出される。つまり、送給部品の下方から冷却流体が上方に向けて噴出する構成としている。
また、冷却流体としてシールドガスを使うことが考えられるが、シールドガスが温められ溶接品質低下の原因となるばかりか、冷却流路を通るので溶接点まで届くタイムラグや冷却部材でのガス漏れのリスク、必要流速の調整、など様々なデメリットがあるため、ここでは冷却流体と溶接時のシールドガスは異なる流体としている。
なお、流体出口202は、形状・径・個数・位置を任意に設定することができ、冷却流体を送給ローラー204等に当てて付着する摩耗粉を除去又は付着を防ぐことができる。
また、モータ5を冷却するために必要な冷却流体の流量が一定の場合、流体出口202の形状・径・個数を任意に設定できることから流体出口202から出る冷却流体の流速を任意に設定することができる。
以上のように、本発明の溶接トーチは、マニュピレータ先端に取り付け、自動で溶接を行う溶接ロボットなどに適用可能である。
1 モータホルダ
2 フィードユニット
3 トーチボディ
4 トーチホルダ
5 モータ
11 第1冷却部
12 第2冷却部
13 モータフランジ
14 接続具
15 Oリング
16 配線カバー
17 弾性シート
18 配線用開口部
19 配線孔キャップ
51 軸
52 配線
110 入口パイプ
111 第1流入口
112 第1流出口
113 第1連通路
120 出口パイプ
121 第2流出口
122 第2流入口
123 第2連通路
201 第3流入口
202 流体出口
203 ワイヤ
204 送給ローラー
205 絶縁物
206 加圧ローラー

Claims (3)

  1. ワイヤーを送給するための送給部品やモータを備えたフィードユニットと、
    前記モータを覆うように設けられたモータホルダと、
    トーチボディを備え、
    前記モータホルダは、前記モータの側面を冷却する第1冷却部と、前記モータの他の側面を冷却する第2冷却部を備え、
    前記第1冷却部は、冷却流体の第1流入口と、第1流出口と、それらをつなぐ第1流通路を有し、
    前記第2冷却部は、冷却流体の第2流入口と、第2流出口と、それらをつなぐ第2流通路を有し、
    前記第1流出口と前記第2流入口は接続されており、
    前記第2流出口は前記フィードユニット内部に位置する第3流入口につながり、
    前記第3流入口は、前記送給部品より下方に位置する流体出口につながる、溶接トーチ。
  2. 冷却流体は、前記第1冷却部と第2冷却部を流れて前記モータを冷却した後、前記流体出口から前記送給部品の近傍に向けて噴出する、請求項1に記載の溶接トーチ。
  3. 前記冷却流体はガスシールドアーク溶接のシールドガスとは異なる、請求項2に記載の溶接トーチ。
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