JP2018538717A - Mecプラットフォームハンドオーバー方法、装置、及びシステム - Google Patents

Mecプラットフォームハンドオーバー方法、装置、及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明の複数の実施形態は、通信分野に関し、MECプラットフォームハンドオーバー方法、装置、及びシステムを提供する。この方法は、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するステップであって、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである、ステップと、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するステップと、ハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するステップと、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信するステップと、を含む。このようにして、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのコンテキストに含まれるアプリケーション情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。本発明は、UEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされているときにMECプラットフォームによるUEへのアプリケーションデータの提供が中断されるという問題を解決する。本発明は、複数のMECプラットフォームの間でのハンドオーバーに適用可能である。

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、MECプラットフォームハンドオーバー方法、装置、及びシステムに関する。
モバイルエッジコンピューティング(英文正式名称: Mobile Edge Computing, 略称:MEC)サーバは、モバイル通信ネットワークの中に新たに追加されるノードである。そのMECサーバは、通常、アクセスネットワークデバイスとコアネットワークアクセスゲートウェイとの間のユーザプレーンインターフェイスに配置される。例えば、第4世代モバイル通信技術においては、アクセスネットワークデバイスは、進化型アクセスネットワークデバイスであってもよく、コアネットワークアクセスゲートウェイは、サービングゲートウェイ(英文正式名称: Serving Gateway, 略称:SGW)であってもよい。MECサーバは、MECプラットフォーム及びそのMECプラットフォームに展開される複数のアプリケーションを含む。MECプラットフォームは、MECサーバのコアとして、それらの複数のアプリケーションを管理することが可能であるとともに、それらの複数のアプリケーションに複数のサービスを提供することが可能である。ユーザ機器(英文正式名称: User Equipment, 略称:UE)は、無線アクセスネットワーク(英文正式名称: Radio Access Network, 略称:RAN)を使用することによって、MECプラットフォームから、それらの複数のアプリケーションが提供するアプリケーションデータを取得することが可能である。
関連する技術においては、MECサーバ及びアクセスネットワークデバイスは、対応して配置される。通常、1つのMECサーバは、各々のアクセスネットワークデバイスとコアネットワークアクセスゲートウェイとの間のユーザプレーンインターフェイスに配置され、MECサーバは、対応するアクセスネットワークデバイスと通信することが可能である。アクセスネットワークデバイスにアクセスした後に、UEは、アクセスネットワークデバイスを使用することによって、そのアクセスネットワークデバイスに対応するMECサーバから関連するアプリケーションデータを取得することが可能である。
しかしながら、UEが、ソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされつつある場合には、そのソースアクセスネットワークデバイス及びそのターゲットアクセスネットワークデバイスは、複数の異なるMECサーバに対応しているため、ソースMECサーバによるそのUEへのアプリケーションデータの提供は中断され、このことは、MECサーバからのそのUEによるアプリケーションデータの取得の脆弱な連続性に帰する。
関連する技術における上記の問題を解決するために、本発明は、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法、装置、及びシステムを提供する。それらの技術的解決方法は、以下のようになる。
第1の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法が提供される。その方法は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースMECプラットフォームによって実行される。その方法は、
ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するステップであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、前記ハンドオーバー通知デバイスは、前記ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又は前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである、ステップと、
前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するステップと、
前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するステップであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、ステップと、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップと、を含む。
第1の態様に関して、第1の態様の第1の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEID及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップは、
前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定するステップと、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップと、を含む。
第1の態様に関して、第1の態様の第2の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、
前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのTEIDを決定するステップは、
前記ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信するステップであって、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含む、ステップと、
前記ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信するステップと、を含み、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを運んでいる。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装、又は、第1の態様の第2の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第1の態様の第3の可能な実装において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用され、
前記ルーティング規則は、さらに、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEのアップリンクデータを処理する規則を示すのに使用される。
第1の態様の第1の可能な実装に関して、第1の態様の第4の可能な実装において、前記ターゲットMECプラットフォームに前記ハンドオーバーされるUEの前記コンテキストを送信するステップの後に、当該方法は、
前記ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信するステップであって、前記第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するように前記ターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用される、ステップと、
前記第2の応答メッセージにしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信するステップと、を含み、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第1の態様、又は、第1の態様の第1乃至第4の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第1の態様の第5の可能な実装において、前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップの後に、当該方法は、
前記ターゲットMECプラットフォームが送信するリソース解放メッセージを受信するステップであって、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含む、ステップと、
前記リソース解放メッセージにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するステップと、をさらに含む。
第2の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法が提供される。その方法は、ハンドオーバー通知デバイスによって実行され、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。その方法は、
前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときにハンドオーバー通知を生成するステップであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、ステップと、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップと、を含む。
第2の態様に関して、第2の態様の第1の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスである場合に、前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときにハンドオーバー通知を生成するステップは、
前記ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信するステップと、
前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、前記測定報告にしたがって決定するステップと、
前記ハンドオーバー通知を生成するステップと、を含み、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
第2の態様に関して、第2の態様の第2の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームである場合に、前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに前記ハンドオーバー通知を生成するステップは、
前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信するステップであって、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用される、ステップと、
前記ハンドオーバー指示にしたがって前記ハンドオーバー通知を生成するステップと、を含み、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップは、
前記ソースアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定するステップと、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップと、を含む。
第2の態様の第1の可能な実装に関して、第2の態様の第3の可能な実装において、前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップの後に、当該方法は、
前記ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信するステップであって、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、ステップと、
前記ハンドオーバー応答にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信するステップと、をさらに含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信する前に、ターゲットアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー応答が、ソースアクセスネットワークデバイスによりすでに受信されている場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、タイマーを開始してもよい。ソースMECプラットフォームが送信したハンドオーバー応答が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信されない場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する。代替的に、ソースMECプラットフォームが送信したハンドオーバー応答が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信される場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を直ちに送信する。
第3の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法が提供される。その方法は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のターゲットMECプラットフォームによって実行される。その方法は、
ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するステップであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、ステップと、
前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップと、を含む。
第3の態様に関して、第3の態様の第1の可能な実装において、前記ソースアプリケーションに関する前記情報は、前記ソースアプリケーションの識別子、前記ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及び前記ハンドオーバーされるUEのIPを含む。
第3の態様の第1の可能な実装に関して、第3の態様の第2の可能な実装において、
前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップは、
前記ターゲットMECプラットフォームから、前記ソースアプリケーションの前記識別子に対応するターゲットアプリケーションを取得するステップと、
前記ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信するステップであって、前記通知メッセージは、前記ソースアプリケーションの前記CP IP及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPを含み、前記通知メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを取得するように前記ターゲットアプリケーションに指示するのに使用される、ステップと、
前記ターゲットアプリケーションが送信する前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを受信するステップと、を含み、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータは、前記ソースアプリケーションの前記CP IP及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPにしたがって、前記ターゲットアプリケーションによって前記ソースアプリケーションから取得される。
第3の態様、又は、第3の態様の第1又は第2の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第3の態様の第2の可能な実装において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用され、当該方法は、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するステップをさらに含む。
ハンドオーバーされるUEのコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、最初に、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則を更新する。この方法においては、複数のアクセスネットワークデバイスの間でのハンドオーバー手順が比較的迅速に実行されたことにより、そのハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する前に、ターゲットMECプラットフォームが、そのハンドオーバーされるUEのアップリンクデータを受信する場合には、そのUEのアップリンクデータは、更新されたルーティング規則にしたがってバッファリングされてもよい。ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータの同期を完了した後に、ターゲットMECプラットフォームは、そのバッファリングされているアップリンクデータを処理する。
第3の態様の第3の可能な実装に関して、第3の態様の第4の可能な実装において、前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップの後に、当該方法は、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータにバッファリング処理を実行するステップと、
前記ハンドオーバーされるUEに、前記バッファリング処理を施されている前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを送信するステップと、をさらに含む。
第3の態様、又は、第3の態様の第1乃至第4の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第3の態様の第5の可能な実装において、前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップの後に、当該方法は、
前記ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するステップをさらに含み、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第4の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースMECプラットフォームに位置している。その装置は、
ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成される第1の受信ユニットであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、前記ハンドオーバー通知デバイスは、前記ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又は前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである、第1の受信ユニットと、
前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成される決定ユニットと、
前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成される取得ユニットであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、取得ユニットと、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するように構成される第1の送信ユニットと、を含む。
第4の態様に関して、第4の態様の第1の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEID及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、
前記第1の送信ユニットは、さらに、
前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定し、そして、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信する、ように構成される。
第4の態様に関して、第4の態様の第2の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、
前記決定ユニットは、さらに、
前記ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信し、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、そして、
前記ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信する、ように構成され、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを運んでいる。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装、又は、第4の態様の第2の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第4の態様の第3の可能な実装において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。
第4の態様の第1の可能な実装に関して、第4の態様の第4の可能な実装において、当該装置は、
前記ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信するように構成される第2の受信ユニットであって、前記第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するように前記ターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用される、第2の受信ユニットと、
前記第2の応答メッセージにしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信するように構成される第2の送信ユニットと、を含み、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第4の態様又は第4の態様の第1乃至第4の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第4の態様の第5の可能な実装において、当該装置は、
前記ターゲットMECプラットフォームが送信するリソース解放メッセージを受信するように構成される第3の受信ユニットであって、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含む、第3の受信ユニットと、
前記リソース解放メッセージにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように構成される開放ユニットと、をさらに含む。
第5の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバー通知デバイスの中に位置し、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。その装置は、
前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成される生成ユニットであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、生成ユニットと、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するように構成される第1の送信ユニットと、を含む。
第5の態様に関して、第5の態様の第1の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記生成ユニットは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信し、
前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、前記測定報告にしたがって決定し、そして、
前記ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
第5の態様に関して、第5の態様の第2の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記生成ユニットは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信し、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用され、そして、
前記ハンドオーバー指示にしたがって前記ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、
前記第1の送信ユニットは、さらに、
前記ソースアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定し、そして、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信する、ように構成される。
第5の態様の第1の可能な実装に関して、第5の態様の第3の可能な実装において、当該装置は、
前記ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信するように構成される受信ユニットであって、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、受信ユニットと、
前記ハンドオーバー応答にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信するように構成される第2の送信ユニットと、をさらに含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
第6の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のターゲットMECプラットフォームに位置している。その装置は、
ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成される受信ユニットであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、受信ユニットと、
前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される取得ユニットと、を含む。
第6の態様に関して、第6の態様の第1の可能な実装において、前記ソースアプリケーションに関する前記情報は、前記ソースアプリケーションの識別子、前記ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及び前記ハンドオーバーされるUEのIPを含む。
第6の態様の第1の可能な実装に関して、第6の態様の第2の可能な実装において、
前記取得ユニットは、さらに、
前記ターゲットMECプラットフォームから、前記ソースアプリケーションの前記識別子に対応するターゲットアプリケーションを取得し、
前記ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信し、前記通知メッセージは、前記ソースアプリケーションの前記CP IP及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPを含み、前記通知メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを取得するように前記ターゲットアプリケーションに指示するのに使用され、そして、
前記ターゲットアプリケーションが送信する前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを受信する、ように構成され、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータは、前記ソースアプリケーションの前記CP IP及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPにしたがって、前記ターゲットアプリケーションによって前記ソースアプリケーションから取得される。
第6の態様、又は、第6の態様の第1又は第2の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第6の態様の第3の可能な実装において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用され、当該装置は、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するように構成される更新ユニットをさらに含む。
第6の態様の第3の可能な実装に関して、第6の態様の第4の可能な実装において、当該装置は、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータにバッファリング処理を実行するように構成される処理ユニットと、
前記ハンドオーバーされるUEに、前記バッファリング処理を施されている前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを送信するように構成される第1の送信ユニットと、をさらに含む。
第6の態様、又は、第6の態様の第1乃至第4の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第6の態様の第5の可能な実装において、当該装置は、
前記ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するように構成される第2の送信ユニットをさらに含み、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第7の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースMECプラットフォームの中に位置している。その装置は、プロセッサ、メモリ、ネットワークインターフェイス、及びバスを含み、前記バスは、前記プロセッサ、前記メモリ、及び前記ネットワークインターフェイスを接続するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに格納されているプログラムを実行するように構成され、
前記ネットワークインターフェイスは、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、前記ハンドオーバー通知デバイスは、前記ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又は前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームであり、
前記プロセッサは、前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成され、
前記プロセッサは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成され、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含み、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するように構成される。
第7の態様に関して、第7の態様の第1の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスである場合に、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEID及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定し、そして、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信する、ように構成される。
第7の態様に関して、第7の態様の第2の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームである場合に、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信し、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、そして、
前記ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信する、ように構成され、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを搬送する。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装、又は、第7の態様の第2の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第7の態様の第3の可能な実装において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。
第7の態様の第1の可能な実装に関して、第7の態様の第4の可能な実装において、前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信するように構成され、前記第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するように前記ターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用され、そして、
前記第2の応答メッセージにしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信する、ように構成され、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第7の態様、又は、第7の多様の第1乃至第4の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第7の態様の第5の可能な実装において、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、前記ターゲットMECプラットフォームが送信するリソース解放メッセージを受信するように構成され、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、
前記プロセッサは、さらに、前記リソース解放メッセージにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように構成される。
第8の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバー通知デバイスの中に位置し、そのハンドオーバー通知装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。ハンドオーバー通知デバイスがソースアクセスネットワークデバイスである場合に、その装置は、送信器、受信機、及びプロセッサを含み、
前記プロセッサは、前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定する場合にハンドオーバー通知を生成するように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、
前記送信機は、前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するように構成される。
ハンドオーバー通知デバイスがターゲットMECプラットフォームである場合に、その装置は、プロセッサ、メモリ、ネットワークインターフェイス、及びバスを含み、前記プロセッサは、前記メモリに格納されているプログラムを実行するように構成され、
前記プロセッサは、前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定する場合にハンドオーバー通知を生成するように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、
前記ネットワークインターフェイスは、前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するように構成される。
第8の態様に関して第8の態様の第1の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記受信機は、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信するように構成され、
前記プロセッサは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、前記測定報告にしたがって決定し、そして、
前記ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
第8の態様に関して、第8の態様の第2の可能な実装において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信するように構成され、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用され、
前記プロセッサは、さらに、前記ハンドオーバー指示にしたがって前記ハンドオーバー通知を生成するように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ソースアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係したがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定し、そして、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信する、ように構成される。
第8の態様の第1の可能な実装に関して、第8の態様の第3の可能な実装において、前記受信機は、さらに、
前記ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信し、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、そして、
前記ハンドオーバー応答にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する、ように構成され、前記ハンドオーバー指示は、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
第9の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のターゲットMECプラットフォームに位置している。その装置は、プロセッサ、メモリ、ネットワークインターフェイス、及びバスを含み、前記バスは、前記プロセッサ、前記メモリ、及び前記ネットワークインターフェイスを接続するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに格納されているプログラムを実行するように構成され、
前記ネットワークインターフェイスは、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成され、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含み、
前記プロセッサは、前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される。
第9の態様に関して、第9の態様の第1の可能な実装において、前記ソースアプリケーションに関する前記情報は、前記ソースアプリケーションの識別子、前記ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及び前記ハンドオーバーされるUEのIPを含む。
第9の態様の第1の可能な実装に関して、第9の態様の第2の可能な実装において、
前記プロセッサは、さらに、
前記ターゲットMECプラットフォームから、前記ソースアプリケーションの前記識別子に対応するターゲットアプリケーションを取得するように構成され、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信し、前記通知メッセージは、前記ソースアプリケーションの前記CP IP及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPを含み、前記通知メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを取得するように前記ターゲットアプリケーションに指示するのに使用され、そして、
前記ターゲットアプリケーションが送信する前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを受信する、ように構成され、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータは、前記ソースアプリケーションの前記CP IP及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPにしたがって、前記ターゲットアプリケーションによって前記ソースアプリケーションから取得される。
第9の態様、又は、第9の態様の第1又は第2の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の態様の第3の可能な実装において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用され、前記プロセッサは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するように構成される。
第9の態様の第3の可能な実装に関して、第9の態様の第4の可能な実装において、前記ハンドオーバーされるUEの前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記プロセッサは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータにバッファリング処理を実行するように構成され、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、前記ハンドオーバーされるUEに、前記バッファリング処理を施されている前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを送信するように構成される。
第9の態様、又は、第9の態様の第1乃至第4の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の態様の第5の可能な実装において、ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するように構成され、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第10の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバーシステムが提供される。そのシステムは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)、そのハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス、そのハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイス、そのハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォーム、及びそのハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームを含み、前記ソースアクセスネットワークデバイス又は前記ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知デバイスであり、
前記ソースMECプラットフォームは、第4の態様のうちのいずれかの実装にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含み、
前記ターゲットMECプラットフォームは、第6の態様のうちのいずれかの実装にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含み、
前記ハンドオーバー通知デバイスは、第5の態様のうちのいずれかの実装にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
第11の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバーシステムが提供される。そのシステムは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)、そのハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス、そのハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイス、そのハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォーム、及びそのハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームを含み、前記ソースアクセスネットワークデバイス又は前記ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知デバイスであり、
前記ソースMECプラットフォームは、第7の態様のうちのいずれかの実装にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含み、
前記ターゲットMECプラットフォームは、第9の態様のうちのいずれかの実装にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含み、
前記ハンドオーバー通知デバイスは、第8の態様のうちのいずれかの実装にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
本発明は、さらに、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法を提供する。その方法は、ソースアクセスネットワークデバイスによって実行され、当該方法は、
ソースMECプラットフォームが送信する要求メッセージを受信するステップであって、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含む、ステップと、
前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子にしたがって、識別子とTEIDとの間のあらかじめ格納されている対応関係から、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを発見するステップと、
前記ソースMECプラットフォームに第1の応答メッセージを送信するステップと、を含み、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを搬送する。
本発明は、さらに、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法を提供する。その方法は、ターゲットアクセスネットワークデバイスによって実行され、当該方法は、
ソースアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー要求を受信するステップと、
前記ハンドオーバー要求にしたがってターゲットMECプラットフォームにハンドオーバー指示を送信するステップと、を含み、前記ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
本発明は、さらに、MECプラットフォームハンドオーバー装置を提供する。その装置は、ソースアクセスネットワークデバイスの中に位置し、当該装置は、
ソースMECプラットフォームが送信する要求メッセージを受信するように構成される受信ユニットであって、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含む、受信ユニットと、
前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子にしたがって、識別子とTEIDとの間のあらかじめ格納されている対応関係から、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを発見するように構成されるクエリユニットと、
前記ソースMECプラットフォームに第1の応答メッセージを送信するように構成される送信ユニットと、を含み、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを搬送する。
本発明は、さらに、MECプラットフォームハンドオーバー装置を提供する。その装置は、ターゲットアクセスネットワークデバイスの中に位置し、当該装置は、
ソースアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー要求を受信するように構成される受信ユニットと、
前記ハンドオーバー要求にしたがってターゲットMECプラットフォームにハンドオーバー指示を送信するように構成される送信ユニットと、を含み、前記ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
本発明は、さらに、MECプラットフォームハンドオーバー装置を提供する。その装置は、ソースアクセスネットワークデバイスの中に位置し、当該装置は、送信機、受信機、及びプロセッサを含み、
前記受信機は、ソースMECプラットフォームが送信する要求メッセージを受信するように構成され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、
前記プロセッサは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子にしたがって、識別子とTEIDとの間のあらかじめ格納されている対応関係から、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを発見するように構成され、
前記送信機は、前記ソースMECプラットフォームに第1の応答メッセージを送信するように構成され、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを搬送する。
本発明は、さらに、MECプラットフォームハンドオーバー装置を提供する。その装置は、ターゲットアクセスネットワークデバイスの中に位置し、当該装置は、送信機、受信機、及びプロセッサを含み、
前記受信機は、ソースアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー要求を受信するように構成され、
前記送信機は、前記ハンドオーバー要求にしたがってターゲットMECプラットフォームにハンドオーバー指示を送信するように構成され、前記ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
本発明にしたがって提供される複数の技術的解決方法の複数の有益な効果は、以下のようになる。
本発明の複数の実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法、装置、及びシステムによれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、そのハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。そのハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにそのコンテキストを送信してもよく、それによって、そのターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、そのハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、その結果、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
上記の一般的な記載及び以下の詳細な記載は、例及び説明に過ぎず、本発明に対して限定を構成するものとはなりえないということを理解すべきである。
本発明の複数の実施形態にしたがった複数の技術的解決方法をより明確に説明するために、以下の記載は、それらの複数の実施形態を説明するのに必要となる複数の添付の図面を簡潔に説明する。明らかなことではあるが、以下の説明の中の複数の添付の図面は、本発明の複数の実施形態のうちのいくつかを示しているにすぎず、当業者は、さらに、創造的な努力なくして、これらの複数の添付の図面から他の図面を導き出すことが可能である。
本発明の実施形態にしたがったLTEシステムにおけるMECサーバの概略的な展開図である。 本発明の実施形態にしたがったMECサーバのアーキテクチャ図である。 本発明の実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー方法に関連付けられるプラットフォームハンドオーバーシステムの概略図である。 本発明の実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがった他のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがってソースアクセスネットワークデバイスによってハンドオーバー通知を生成する方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがった別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。段落0079 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。
上記の添付の複数の図面は、本発明の特定の複数の実施形態を示し、より詳細な説明は、以下において提供される。添付の複数の図面及びテキスト説明は、本発明の思想の範囲をいかなるようにも限定するようには意図されておらず、特定の実施形態を参照して、本発明の概念を当業者に説明するように意図されている。
本発明の複数の目的、技術的解決方法、及び利点をより明確にするために、以下の記載は、さらに、複数の添付の図面を参照して、本発明の複数の実施形態を詳細に説明する。
モバイルエッジコンピューティング(英文正式名称: Mobile Edge Computing, 略称:MEC)サーバは、通常、モバイル通信ネットワークにおいて、あるアクセスネットワークデバイスとコアネットワークアクセスゲートウェイとの間のユーザプレーンインターフェイスに配置される。モバイル通信ネットワークは、さまざまな規格のシステムであってもよく、例えば、ロングタームエボリューション(英文正式名称: Long Term Evolution, 略称:LTE)システム、時分割同期符号分割多元接続(英文正式名称: Time Division Synchronous Code Division Multiple Access, 略称:TD-SCDMA)システム、ワイドバンド符号分割多元接続(英文正式名称:Wideband Code Division Multiple Access, 略称:WCDMA)システム等であってもよい。LTEシステムにおいては、アクセスネットワークデバイスは、進化型NodeB(英文正式名称: Evolved NodeB, 略称:eNodeB)であってもよく、コアネットワークアクセスゲートウェイは、サービングゲートウェイ(英文正式名称: Serving Gateway, 略称:SGW)であってもよい。TD-SCDMAシステム又はWCDMAシステムにおいては、アクセスネットワークデバイスは、無線ネットワークコントローラ(英文正式名称: Radio Network Controller, 略称:RNC)であってもよく、コアネットワークアクセスゲートウェイは、サービングGPRSサポートノード(英文正式名称: Serving GPRS Support Node,
略称:SGSN)であってもよい。例えば、図1-1は、本発明の1つの実施形態にしたがったLTEシステムの中のMECサーバの概略的な展開図である。LTEシステムは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(英文正式名称: Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network, 略称:E-UTRAN)及び進化型パケットコア(英文正式名称: Evolved Packet Core, 略称:EPC)を含む。E-UTRANは、複数のeNodeB001を含むネットワークである。EPCは、シグナリング処理を担う移動性管理エンティティ(英文正式名称: Mobility Management Entity, 略称:MME)002及びデータ処理のためのSGW003を含む。E-UTRANの中のeNodeB001は、ユーザプレーンインターフェイスを使用することによって、EPCの中のSGW003に接続され、制御プレーンインターフェイスを使用することによって、EPCの中のMME002に接続され、そして、LTE-Uuインターフェイスを使用することによって、UE004に接続される。EPCの中のMME002は、S11インターフェイスを使用することによって、SGW003に接続される。ユーザプレーンインターフェイスは、S1-Uと称され、制御プレーンインターフェイスは、また、S1-MMEと称される。図1-1に示されているように、MECサーバは、通常、eNodeBとSGWとの間のユーザプレーンインターフェイスS1-Uに配置される。MECサーバは、UEに近い無線アクセスネットワーク側に配置されるので、MECサーバは、UEに、低遅延、高速アクセス、及び広帯域幅サービスを提供することが可能である。
図1-2は、本発明の1つの実施形態にしたがったMECサーバのアーキテクチャ図である。図1-2に示されているように、下層のインフラストラクチャに加えて、MECサーバは、MECプラットフォーム及びそのMECプラットフォームに展開されている複数のアプリケーションを含む。それらの複数のアプリケーションは、アプリケーション仮想マシンにおいて個別に実行される。EPCプラットフォームは、MECサーバのコアであり、トラフィックオフロード機能(英文正式名称: Traffic Offload Function, 略称:TOF)モジュール、無線ネットワーク情報サービス(英文正式名称: Radio Network Information Service,
略称:RNIS)モジュール、通信サービス(英文正式名称: Communication Service)モジュール、サービスレジストリ(英文正式名称: Service Registry)モジュール等を含んでもよく、複数のアプリケーションを管理し、そして、それらの複数のアプリケーションに、通信及びサービスレジストリ等のサービスを提供してもよい。ユーザ機器(英文正式名称: User Equipment, 略称:UE)は、無線アクセスネットワーク(英文正式名称: Radio Access Network, 略称:RAN)を使用することによって、MECサーバの中のMECプラットフォームから、関連するアプリケーションデータを取得することが可能である。例えば、動画タイプのアプリケーションが、MECサーバの中のMECプラットフォームに展開されていると仮定する。動画タイプのアプリケーションでは、サービスプロバイダによって提供される動画データをバッファリングしてもよい。MECプラットフォームは、その動画タイプのアプリケーションを管理してもよく、通信ネットワークにアクセスするUEに、その動画タイプのアプリケーションの場合にバッファリングされている動画データを転送してもよい。例えば、図1-1に示されているLTEネットワークにおいては、UEは、E-UTRANを使用することによって、そして、対応するMECサーバの中のMECプラットフォームから、動画タイプのアプリケーションによって提供される動画データを取得してもよい。
図1-3は、プラットフォームハンドオーバーシステムの概略図であり、そのプラットフォームハンドオーバーシステムは、本発明の1つの実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー方法と関連付けられている。図1-3に示されているように、そのプラットフォームハンドオーバーシステムは、UE00、少なくとも2つのアクセスネットワークデバイス、及びそれらの少なくとも2つのアクセスネットワークデバイスにそれぞれ対応するMECプラットフォームを含む。例えば、それらの少なくとも2つのアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイス01及びターゲットアクセスネットワークデバイス02であってもよい。ソースアクセスネットワークデバイス01に対応しているMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォーム03であり、ターゲットアクセスネットワークデバイス02に対応しているMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォーム04である。UE00が現在アクセスしているアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイス01である場合に、動画タイプのアプリケーションAは、そのソースアクセスネットワークデバイス01に対応しているソースMECプラットフォーム03に展開されており、そして、ソースMECプラットフォーム03は、UEに、動画タイプのアプリケーションAの場合にバッファリングされているオンライン動画の動画データを提供しており、そのUE00が移動している間に、そのUE00が、ソースアクセスネットワークデバイス01が取り扱っているセルからターゲットアクセスネットワークデバイス02が取り扱っているセルにハンドオーバーされることが必要となった場合に、そのUE00に動画データを提供するMECプラットフォームも、また、ソースMECプラットフォーム03からターゲットMECプラットフォーム04へと変えられることが必要となる。すなわち、UEがターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォーム04に展開されている動画タイプのアプリケーションBは、UE00に動画データを継続して提供する。動画タイプのアプリケーションA及び動画タイプのアプリケーションBは同じサービスプロバイダが提供する動画データをバッファリングしてもよい。ソースMECプラットフォーム03に展開されている動画タイプのアプリケーションAは、ソースアプリケーションであってもよく、ターゲットMECプラットフォーム04に展開されている動画タイプのアプリケーションBは、ターゲットアプリケーションであってもよい。したがって、UE00がそれらの複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる場合に、UE00が、MECプラットフォームからの連続的なアプリケーションデータを取得することが可能であるということを保証することが可能である。
LTEシステムにおいては、UEがソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされる場合に、実装のために、X2インターフェイスベースのハンドオーバー及びS1インターフェイスベースのハンドオーバーの2つのハンドオーバー手法を使用してもよい。X2インターフェイスベースのハンドオーバープロセスにおいては、それらの複数のアクセスネットワークデバイスの間のX2インターフェイスを使用することによって、ソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにデータ及びシグナリングの双方を転送する。S1インターフェイスベースのハンドオーバープロセスにおいては、アクセスネットワークデバイスとMMEとの間のS1インターフェイスを使用することによって、シグナリングを転送する。ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスとの間にいかなるX2インターフェイスも存在しない場合には、S1-Uインターフェイスを使用することによって、データを非直接的に転送する。ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスとの間にX2インターフェイスが存在する場合には、そのX2インターフェイスを使用することによってデータを直接的に転送する。MECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、UEがソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされつつあるときに、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットアクセスネットワークデバイスは、MECプラットフォームハンドオーバーを実行するようにMECプラットフォームに指示する。そのとき、複数のアクセスネットワークデバイスの間のハンドオーバー手順及び複数のMECプラットフォームの間のハンドオーバー手順を並行して実行してもよい。
図2は、本発明の1つの実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。その方法は、ハンドオーバーされるUEの図1乃至3に示されているソースMECプラットフォームによって実行されてもよい。図2に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ201: ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信し、そのハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。
ステップ202: ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(英文正式名称: Tunnel Endpoint ID, 略称:TEID)を決定する。
ステップ203: ハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得し、そのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
ステップ204: ターゲットMECプラットフォームにそのコンテキストを送信する。
要するに、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームが送信するハンドオーバー通知を受信した後に、ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、そのハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。そのコンテキストは、そのハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにそのコンテキストを送信してもよく、その結果、そのターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、そのハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図3は、本発明の1つの実施形態にしたがった他のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。その方法は、図1乃至3に示されているハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームによって実行される。図3に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ301: ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定する場合にハンドオーバー通知を生成し、そのハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
ステップ302: ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する。
要するに、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定する場合に、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知を生成してもよく、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。そのハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、その結果、そのソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。そのターゲットMECプラットフォームは、そのコンテキストの中のソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得してもよい。したがって、そのハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図4は、本発明の1つの実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。その方法は、ハンドオーバーされるUEの図1乃至3に示されているターゲットMECプラットフォームによって実行される。図4に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ401: ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信し、そのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
ターゲットコンテキストは、通信デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信し、そして、そのハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのTEIDを決定した後に、ソースMECプラットフォームが取得する。その通信デバイスは、ソース基地局又はターゲットMECプラットフォームである。
ステップ402: ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。
要するに、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得してもよく、その情報は、ハンドオーバーされるUEのコンテキストの中に含まれ、ターゲットMECプラットフォームは、そのアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
本発明の複数の実施形態において、UEがソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされる必要がある場合に、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信して、プラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示する。そのとき、複数のアクセスネットワークデバイスの間のハンドオーバー手順及び複数のMECプラットフォームの間のハンドオーバー手順を並行して実行してもよい。第1の態様によれば、本発明の1つの実施形態において、ソースアクセスネットワークデバイスが、LTEシステムにしたがったX2インターフェイスベースのハンドオーバー手順においてソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する1つの例を使用することによって、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法を詳細に説明する。その方法は、図1乃至3に示されているシステムに適用されてもよい。図5-1に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ501: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定する場合に、ハンドオーバー通知を生成する。
本発明のこの実施形態において、アクセスネットワークデバイスにアクセスしているハンドオーバーされるUEが、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされることが必要であるということを決定する場合に、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバー通知を生成してもよく、そのハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(英文正式名称: Tunnel Endpoint ID, 略称:TEID)及びターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、ターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子は、ハンドオーバーの後に、そのハンドオーバーされるUEがアクセスするのに必要となる。TEIDは、ソースアクセスネットワークデバイスによって、そのアクセスネットワークデバイスのサーバーセルにアクセスするUEに割り当てられ、各々のUEが使用する通信トンネルを一意に識別するのに使用される。
図5-2は、本発明の1つの実施形態にしたがったソースアクセスネットワークデバイスによってハンドオーバー通知を生成する方法のフローチャートである。図5-2に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ5011: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信する。
ソースアクセスネットワークデバイスが取り扱っているセル(すなわち、サービングセル)にアクセスした後に、ハンドオーバーされるUEは、そのサービングセル及びそのサービングセルに隣接しているセル(すなわち、近隣セル)の信号品質を継続的に測定してもよく、そして、ソースアクセスネットワークデバイスに近隣セルの測定報告を周期的に送信してもよく、或いは、近隣セルの信号品質がサービングセルの信号品質と比較してある特定の閾値だけより高く、且つ、この状況がある時間期間の間、持続する場合には、ソースアクセスネットワークデバイスに近隣セルの測定報告を送信してもよい。
ステップ5012: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、測定報告にしたがって決定する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、近隣セルの測定報告にしたがって、その近隣セルの信号品質がサービングセルの信号品質よりもより高いか否かを決定してもよい。その近隣セルの信号品質がサービングセルの信号品質よりもより高い場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定してもよい。
ステップ5013: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバー通知を生成し、そのハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのTEID及びハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
ハンドオーバーされるUEを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、そのハンドオーバーされるUEのTEID、及びハンドオーバーの後にそのハンドオーバーされるUEがアクセスする必要があるターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を取得してもよく、そして、ハンドオーバーされるUEのTEID及びターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子にしたがってハンドオーバー通知を生成してもよい。
ステップ502a: ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する。
ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、そのソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのTEID及びターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含むハンドオーバー通知を送信して、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示してもよい。
ステップ502b: ソースアクセスネットワークデバイスは、ターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー要求を送信する。
X2インターフェイスベースのハンドオーバー手順においては、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるハンドオーバーされるUEを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー要求を送信してもよい。S1インターフェイスベースのハンドオーバー手順においては、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMMEにハンドオーバー要求を送信してもよい。
実際の適用の際には、同時にステップ502a及びステップ502bを実行してもよい、すなわち、ソースアクセスネットワークデバイスが、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースMECプラットフォームに送信されるハンドオーバー通知及びターゲットアクセスネットワークデバイスに送信されるハンドオーバー要求を並行して送信してもよい。
ステップ503: ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得する。
ソースアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー通知を受信した後に、ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知の中のハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、UEのあらかじめ格納されているコンテキストから、そのハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、そのハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報及びそのハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則を含む。ソースアプリケーションに関する情報は、そのソースアプリケーションの識別子及びそのアプリケーションの制御プレーンインターネットプロトコル(英文正式名称: Control Plane Internet Protocol, 略称:CP IP)アドレスを含む。そのアプリケーションの識別子は、MECサーバの中のアプリケーションを識別するのに使用される。CP IPは、複数の異なるMECサーバの中の複数のアプリケーションの間の通信のために、すなわち、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータの同期のために使用される。ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則は、MECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。ルーティング規則は、ハンドオーバーされるUEのIPパケットフィルタ及びそのIPパケットフィルタに対応するアプリケーションリストを含んでもよい。IPパケットフィルタは、ソースIPアドレス、宛先IPアドレス、ソースポート番号、宛先ポート番号、及びプロトコル番号を含む。アプリケーションリストは、IPパケットフィルタに適合するデータフローが通過するように構成されるアプリケーションを含む。ソースアプリケーションに関する情報は、ハンドオーバーされるUEのIPをさらに含んでもよく、その結果、ターゲットアプリケーションは、そのUEのIPにしたがって、ソースアプリケーションからのハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを同期させてもよい。
ステップ504: ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。
本発明のこの実施形態においては、ソースMECプラットフォームは、分散ゲートウェイ(英文正式名称: Distributed Gateway, 略称:DGW)トンネルを使用することによって、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信してもよい。
ステップ505: ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、そのターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新する。
ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバーされるUEのコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、最初に、ハンドオーバーされるUEのコンテキストの中に存在するとともにそのハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、そのターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新してもよい。ターゲットMECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアップリンクデータを受信するときに、ターゲットアプリケーションが、ソースアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータをまだ取得していない場合には、そのターゲットMECプラットフォームは、更新されたルーティング規則にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアップリンクデータをバッファリングしてもよい。
ステップ506a: ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームに第2の応答メッセージを送信する。
第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するようにターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用され、その結果、ソースMECプラットフォームは、ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信することが可能である。
ステップ506b: ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションの識別子に対応するターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信する。
ターゲットMECプラットフォームが受信するハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その情報は、ソースアプリケーションの識別子、ソースアプリケーションのCP IP、及びハンドオーバーされるUEのIPを含む。ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションの識別子にしたがって、ターゲットMECサーバの中のその識別子に対応するターゲットアプリケーションを決定し、そのターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信してもよい。通知メッセージは、ハンドオーバーされるUEのIP及びソースアプリケーションのCP IPを含む。この方法において、ターゲットアプリケーションは、CP IPにしたがって、ソースアプリケーションにデータ取得要求を送信してもよい。データ取得要求は、ハンドオーバーされるUEのIPを運んでいる。データ取得要求を受信した後に、ソースアプリケーションは、ハンドオーバーされるUEのIPにしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得し、ターゲットアプリケーションに、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを送信してもよく、その結果、ターゲットアプリケーションは、ハンドオーバーされるUEの状態を同期させる。
本発明のこの実施形態においては、ステップ506aの応答メッセージ及びステップ506bの通知メッセージは、ターゲットMECプラットフォームによって並行して送信される。すなわち、ルーティング規則の更新を完了した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームに応答メッセージを送信するのと同時に、ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信してもよい。
ステップ507: ソースMECプラットフォームは、ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信する。
ハンドオーバー応答は、ターゲットMECプラットフォームへのハンドオーバーを完了するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。ターゲットMECプラットフォームが送信した応答メッセージを受信した後に、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームが、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則の更新をすでに完了している、すなわち、ターゲットMECプラットフォームが、そのUEのアップリンクデータを受信し、そして処理することが可能であるということを決定してもよい。したがって、ソースMECプラットフォームは、ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信してもよい。
ステップ508: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバー応答にしたがって、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する。
ハンドオーバー応答を受信した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信してもよい。ハンドオーバー指示は、ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように、ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。複数のMECプラットフォームの間のハンドオーバー手順及び複数のアクセスネットワークデバイスの間のハンドオーバー手順は、並行して実行されるので、ソースMECサーバが送信するハンドオーバー応答を受信する前に、ソースアクセスネットワークデバイスが、(X2インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって)ターゲットアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー応答又は(S1インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって)ソースMMEが送信したハンドオーバー応答をすでに受信している場合には、ソースアクセスネットワークデバイスは、タイマーを開始してもよい。ソースMECプラットフォームが送信したハンドオーバー応答が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信されない場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、複数のアクセスネットワークデバイスの間でのもとのハンドオーバー手順を実行する、すなわち、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する。代替的に、ソースMECプラットフォームが送信したハンドオーバー応答が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信される場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を直ちに送信する。
ステップ509: ターゲットアプリケーションは、ソースアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。
ステップ506bにおいて、ターゲットMECプラットフォームが送信した通知メッセージを受信した後に、ターゲットアプリケーションは、その通知メッセージの中のソースアプリケーションのCP IPにしたがって、ソースアプリケーションにデータ取得要求を送信してもよい。データ取得要求は、ハンドオーバーされるUEのIPを運んでいる。データ取得要求を受信した後に、ソースアプリケーションは、ハンドオーバーされるUEのIPにしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得し、ターゲットアプリケーションに、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、ターゲットアプリケーションが取得したアプリケーションデータを使用することによって、ハンドオーバーされるUEに連続的なサービスを提供することが可能である。
ステップ510: ターゲットアプリケーションは、ターゲットMECプラットフォームに通知応答を送信する。
ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得した後に、ターゲットアプリケーションは、ターゲットMECプラットフォームに通知応答を送信してもよい。通知応答を受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームが、ターゲットアプリケーションが取得したアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに連続的なサービスを提供することが可能であるということを決定してもよい。
ターゲットMECプラットフォームが、ターゲットアプリケーションが送信する応答を受信する前であって、且つ、ハンドオーバーされるUEが、ソースアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー指示を受信した後に、そのハンドオーバーされるUEが、ターゲットアクセスネットワークデバイスにすでにアクセスしており、そして、そのターゲットアクセスネットワークデバイスを使用することによって、ターゲットMECプラットフォームにアップリンクデータをすでに送信している場合には、そのターゲットMECプラットフォームは、更新されたルーティング規則にしたがって、そのハンドオーバーされるUEのアップリンクデータをバッファリングしてもよい。
ステップ511: ターゲットMECプラットフォームは、ルーティング規則を再び更新する。
ターゲットMECプラットフォームが、ターゲットアプリケーションが送信した応答を受信した後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ターゲットアプリケーションがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータをすでに取得しているということを決定してもよい。この場合に、ターゲットMECプラットフォームは、ルーティング規則を再び更新し、そして、更新されたルーティング規則にしたがって、ハンドオーバーされるUEの以前にバッファリングされているアプリケーションデータ及びターゲットアプリケーションの中のそのUEの同期されているアプリケーションデータを処理してもよい。その後、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEに、そのハンドオーバーされるUEの処理されたアプリケーションデータを送信してもよく、それにより、MECプラットフォームからのハンドオーバーされるUEによるサービスの取得の連続性を保証する。
ハンドオーバーされるUEのコンテキストを受信した後に、ステップ505に示されているように、ターゲットMECプラットフォームは、最初に、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則の中のIPパケットフィルタを更新してもよいということに留意すべきである。すなわち、ターゲットMECプラットフォームは、そのIPパケットフィルタにしたがって、ハンドオーバーされるUEのアップリンクデータをバッファリングしてもよい。ターゲットアプリケーションが送信した応答を受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、再び、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則の中のIPパケットフィルタを更新し、そして、そのIPパケットフィルタに対応するアプリケーションリストを更新してもよい。
ステップ512: ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信する。
リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、その識別子は、ハンドオーバーされるUEのTEID又はハンドオーバーされるUEのIPであってもよい。リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
ステップ513: ソースMECプラットフォームは、リソース解放メッセージにしたがって、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放する。
リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、その識別子は、ハンドオーバーされるUEのTEID又はハンドオーバーされるUEのIPであってもよい。ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの識別子にしたがって、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放してもよい。この方法においては、ソースMECプラットフォーム及びターゲットMECプラットフォームが、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了する。
本発明のこの実施形態において、UEがソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされる前に、ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームは、そのUEに、動画タイプのアプリケーションAによってバッファリングされているオンライン動画の動画データを提供し、そして、そのUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるときに、そのUEにおいて、そのオンライン動画は、3分56秒の間、再生が完了しているということを仮定する。この場合に、そのUEがターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされるときに、ターゲットMECプラットフォーム及びソースMECプラットフォームは、本発明のこの実施形態にしたがって実現されるプラットフォームハンドオーバー手順を並行して実行してもよい。そのプラットフォームハンドオーバーの後に、ターゲットMECプラットフォームに展開されている動画タイプのアプリケーションBは、アプリケーションAからそのUEのアプリケーションデータを取得してもよい。そのアプリケーションデータは、そのUEが現在取得するオンライン動画の再生進度を含んでいてもよい。したがって、動画タイプのアプリケーションBは、オンライン動画が、3分56秒の間、再生された後も、ターゲットMECプラットフォームを使用することによって、動画データを継続的に提供することが可能であり、それにより、UEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるときに、そのUEが連続的な動画データを取得することが依然として可能であるということを保証する。
要するに、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、そのアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、そのハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
他の態様によれば、本発明の1つの実施形態において、ターゲットMECプラットフォームが、LTEシステムにおけるX2インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する1つの例を使用することによって、本発明のこの実施形態にしたがって提供される他のMECプラットフォームハンドオーバー方法を詳細に説明する。図6に示されているように、上記の方法は、図1乃至3に示されているシステムに適用されてもよい。その方法は、以下のステップを含む。
ステップ601: ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ターゲットMECプラットフォームにハンドオーバー指示を送信する。
(X2インターフェイスベースのハンドオーバーにしたがって)ソースアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー要求又は(S1インターフェイスベースのハンドオーバーにしたがって)ターゲット MMEが送信したハンドオーバー要求を受信するときに、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ターゲットMECプラットフォームにハンドオーバー指示を送信してもよい。その後、複数のアクセスネットワークデバイスの間のハンドオーバー手順及び複数のMECプラットフォームの間のハンドオーバー手順を並行して実行してもよい。ターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及びソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。ハンドオーバー指示は、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるように、ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。ハンドオーバーされるUEの識別子は、ソースアクセスネットワークデバイスがそのUEに割り当てたセル無線ネットワーク一時識別子(英文正式名称: Cell Radio Network Temporary Identifier, 略称:C-RNTI)であってもよい。
ステップ602: ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー指示にしたがってハンドオーバー通知を生成する。
ハンドオーバー指示を受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定してもよく、したがって、ハンドオーバーされるUEがアクセスするソースアクセスネットワークデバイスに対応しているソースMECプラットフォームが、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行する必要があるということを決定してもよい。したがって、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー指示にしたがってハンドオーバー通知を生成してもよい。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子及びソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
ステップ603: ターゲットMECプラットフォームは、ソースアクセスネットワークデバイスの識別子及びアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定する。
ターゲットMECプラットフォームは、アクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間の対応関係を格納してもよい。ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー指示の中に含まれるソースアクセスネットワークデバイスの識別子にしたがって、その対応関係から、そのソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定してもよい。
ステップ604: ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する。
ソースMECプラットフォームを決定した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子及びソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
ステップ605: ソースMECプラットフォームは、ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信する。
要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、そして、要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。ターゲットMECプラットフォームが送信したハンドオーバー通知を受信した後に、ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバーされるUEのためにプラットフォームハンドオーバーを実行する必要があるということを決定してもよい。すなわち、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する必要がある。ソースMECプラットフォームが受信するハンドオーバー通知に含まれるハンドオーバーされるUEの識別子は、ソースアクセスネットワークデバイスによってUEに割り当てられ、ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバーされるUEの識別子にしたがって、そのUEを識別することはできない。したがって、ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知に含まれるソースアクセスネットワークデバイスの識別子にしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信してもよい。その要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。
ステップ606a: ソースネットワークアクセスデバイスは、ソースMECプラットフォームに第1の応答メッセージを送信する。
第1の応答メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを運んでいる。ソースMECプラットフォームが送信した要求メッセージを受信した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、その要求メッセージの中のハンドオーバーされるUEの識別子にしたがって、識別子とTEIDとの間のあらかじめ格納されている対応関係から、そのハンドオーバーされるUEのTEIDを発見し、そのハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって第1の応答メッセージを生成し、そして、ソースMECプラットフォームに第1の応答メッセージを送信してもよく、その結果、そのソースMECは、そのTEIDにしたがって、そのハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得することが可能である。
ステップ606b: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する。
ソースMECプラットフォームが送信したTEID取得要求を受信した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォーム及びターゲットMECプラットフォームが、プラットフォームハンドオーバー手順の実行をすでに開始しているということを決定してもよい。したがって、ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信して、ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように、そのハンドオーバーされるUEに指示してもよい。
ソースMECプラットフォームが送信するTEID取得要求を受信する前に、ソースアクセスネットワークデバイスが、(X2インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって)ターゲットアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー応答又は(S1インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって)ソースMMEが送信したハンドオーバー応答をすでに受信している場合には、ソースアクセスネットワークデバイスは、タイマーを開始してもよい。ソースMECプラットフォームが送信したTEID取得要求が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信されない場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、複数のアクセスネットワークデバイスの間でのもとのハンドオーバー手順を実行する、すなわち、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する。代替的に、ソースMECプラットフォームが送信したTEID取得要求が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信される場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を直ちに送信する。
ステップ607: ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得する。
ソースアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバーされるUEのTEIDを受信した後に、ソースMECプラットフォームは、そのTEIDにしたがって、UEのあらかじめ格納されているコンテキストから、そのハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、そのハンドオーバーされるUEが使用しているアプリケーションのアプリケーション情報及びそのハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則を含む。
ステップ608: ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。
ステップ609: ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、そのターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新する。
ステップ610a: ターゲットMECプラットフォームは、ターゲットアクセスネットワークデバイスに第2の応答メッセージを送信する。
第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するようにターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用される。
ステップ610b: ターゲットMECプラットフォームは、アプリケーションの識別子に対応するターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信する。
ステップ611: ターゲットアプリケーションは、ソースアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。
ステップ612: ターゲットアプリケーションは、ターゲットMECプラットフォームに通知応答を送信する。
ステップ613: ターゲットMECプラットフォームは、ルーティング規則を再び更新する。
ステップ614: ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信する。
ステップ615: ソースMECプラットフォームは、リソース解放メッセージにしたがって、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放する。
リソース解放メッセージは、リソースを解放するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。この方法により、ソースMECプラットフォーム及びターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了する。
ステップ608乃至ステップ615の複数の特定の実装方法については、ステップ504乃至ステップ506及びステップ509乃至ステップ513を参照すべきである。本明細書では、本発明のこの実施形態における細部は、再度説明されない。
要するに、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、ターゲットアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー指示を受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEが使用しているアプリケーションのアプリケーション情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、そのアプリケーション情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、そのハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法の複数のステップの順序を適切に調整することが可能であり、ある状況に応じて、あるステップをそれに対応して追加し或いは省略することが可能であるということに留意すべきである。本発明にしたがって開示される技術的範囲の中で当業者が容易に着想することが可能ないずれかの修正方法は、本発明の保護範囲に属するものとし、したがって、これ以上詳細には説明されない。
図7-1は、本発明の実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー装置700の概略図である。この装置は、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに位置する。図7-1に示されているように、装置700は、第1の受信ユニット701、決定ユニット702、取得ユニット703、及び第1の送信ユニット704を含む。
第1の受信ユニット701は、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。
決定ユニット702は、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成される。
取得ユニット703は、ハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
第1の送信ユニット704は、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信するように構成される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図7-2は、本発明の実施形態にしたがった別のMECプラットフォームハンドオーバー装置700の概略図である。この装置は、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに位置する。図7-2に示されているように、装置700は、第1の受信ユニット701、決定ユニット702、取得ユニット703、第1の送信ユニット704、第2の受信ユニット705、第2の送信ユニット706、第3の受信ユニット707、及び解放ユニット708を含む。
第1の受信ユニット701は、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。
決定ユニット702は、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成される。
取得ユニット703は、ハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
第1の送信ユニット704は、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信するように構成される。
第2の受信ユニット705は、ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信するように構成され、第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するようにターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第2の送信ユニット706は、応答メッセージにしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信するように構成され、ハンドオーバー応答は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第3の受信ユニット707は、ターゲットMECプラットフォームが送信するリソース解放メッセージを受信するように構成され、リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。
解放ユニット708は、リソース解放メッセージにしたがって、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように構成される。
任意的に、ハンドオーバー通知がソースアクセスネットワークデバイスであるときに、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのTEID及びハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
第1の送信ユニット701は、さらに、ターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定し、そして、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信する、ように構成される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームであるときに、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。
決定ユニット702は、さらに、ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信し、要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、そして、ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信する、ように構成され、第1の応答メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを運んでいる。
任意的に、ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則は、ターゲットMECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図8-1は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置800の概略図である。この装置は、ハンドオーバー通知デバイスの中に位置する。ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。図8-1に示されているように、装置800は、生成ユニット801及び第1の送信ユニット802を含む。
生成ユニット801は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第1の送信ユニット802は、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信するように構成される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知を生成し、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、その結果、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。ターゲットMECプラットフォームは、コンテキストにおけるソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得してもよい。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームであるときに、生成ユニット801は、さらに、ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信し、ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及びハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用され、そして、ハンドオーバー指示にしたがって、ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。
第1の送信ユニット802は、さらに、ソースアクセスネットワークデバイスの識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定し、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する、ように構成される。
図8-2は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。この装置は、ハンドオーバー通知デバイスに適用される。ハンドオーバー通知デバイスがソースアクセスネットワークデバイスであるときに、図8-2に示されているように、装置800は、生成ユニット801、第1の送信ユニット802、受信ユニット803、及び第2の送信ユニット804を含む。
生成ユニット801は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第1の送信ユニット802は、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信するように構成される。
受信ユニット803は、ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信するように構成され、ハンドオーバー応答は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第2の送信ユニット804は、ハンドオーバー応答にしたがって、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信するように構成され、ハンドオーバー指示は、ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように、ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイスであるときに、生成ユニット801は、さらに、ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信し、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、測定報告にしたがって決定し、そして、ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのTEID及びハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知を生成し、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、その結果、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。ターゲットMECプラットフォームは、コンテキストにおけるソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得してもよい。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図9-1は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置900の概略図である。この装置は、ターゲットMECプラットフォームに位置する。図9-1に示されているように、装置900は、受信ユニット901及び取得ユニット902を含む。
受信ユニット901は、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
取得ユニット902は、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得し、この情報は、ハンドオーバーされるUEのコンテキストに含まれ、そして、アプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図9-2は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。この装置は、ターゲットMECプラットフォームに位置する。図9-2に示されているように、この装置は、受信ユニット901、取得ユニット902、更新ユニット903、処理ユニット904、第1の送信ユニット905、及び第2の送信ユニット906を含む。
受信ユニット901は、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
取得ユニット902は、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される。
更新ユニット903は、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するように構成される。
処理ユニット904は、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータにバッファリング処理を実行するように構成される。
第1の送信ユニット905は、ハンドオーバーされるUEに、バッファリング処理を施されているハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを送信するように構成される。
第2の送信ユニット906は、ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するように構成され、リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
任意的に、ソースアプリケーションに関する情報は、ソースアプリケーションの識別子、ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及びハンドオーバーされるUEのIPを含む。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則は、ターゲットMECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。
ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得し、この情報は、ハンドオーバーされるUEのコンテキストに含まれ、そして、アプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
上記の複数の実施形態における複数の装置について、各ユニットにより動作を実行する具体的なやり方が、関連する方法の複数の実施形態において詳細に説明されている。詳細は、ここでは説明されない。
図10は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。この装置は、ソースモバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームに位置する。この装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ネットワークインターフェイス1003、及びバス1004を含む。バス1004は、プロセッサ1001、メモリ1002、及びネットワークインターフェイス1003を接続するように構成される。プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶されているプログラムを実行するように構成される。
ネットワークインターフェイス1003は、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。
プロセッサ1001は、さらに、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成される。
プロセッサ1001は、さらに、ハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
ネットワークインターフェイス1003は、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信し、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、アプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。
任意的に、ハンドオーバー通知がソースアクセスネットワークデバイスであるときに、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのTEID及びハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
ネットワークインターフェイス1003は、さらに、ターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定し、そして、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信する、ように構成される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームであるときに、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。ネットワークインターフェイス1003は、さらに、ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信し、要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、そして、ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信する、ように構成され、第1の応答メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを運んでいる。
任意的に、ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則は、ターゲットMECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。
任意的に、ネットワークインターフェイス1003は、さらに、ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信し、第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するようにターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用され、そして、応答メッセージにしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信する、ように構成され、ハンドオーバー応答は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームが送信するハンドオーバー通知を受信した後に、ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図11-1は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。この装置は、ハンドオーバー通知デバイスに適用される。ハンドオーバー通知デバイスは、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームである。ハンドオーバー通知デバイスがソースアクセスネットワークデバイスであるときに、この装置は、送信機1101、受信機1102、及びプロセッサ1103を含む。
プロセッサ1103は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
送信機1101は、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信するように構成される。
ハンドオーバー通知デバイスがターゲットMECプラットフォームであるときに、図11-2に示されているように、この装置は、プロセッサ1104、メモリ1105、ネットワークインターフェイス1106、及びバス1107を含む。バス1107は、プロセッサ1104、メモリ1105、及びネットワークインターフェイス1106を接続するように構成される。プロセッサ1104は、メモリ1105に記憶されているプログラムを実行するように構成される。
プロセッサ1104は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
ネットワークインターフェイス1106は、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信するように構成される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがソースアクセスネットワークデバイスであるときに、受信機1102は、ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信する。
プロセッサ1103は、さらに、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、測定報告にしたがって決定し、そして、ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのTEID及びハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
任意的に、受信機1102は、さらに、ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信するように構成され、ハンドオーバー応答は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
送信機1101は、ハンドオーバー応答にしたがって、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信するように構成され、ハンドオーバー指示は、ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように、ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがターゲットMECプラットフォームであるときに、ネットワークインターフェイス1106は、さらに、ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信するように構成され、ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及びハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用される。
プロセッサ1104は、さらに、ハンドオーバー指示にしたがって、ハンドオーバー通知を生成するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。
ネットワークインターフェイス1106は、さらに、ソースアクセスネットワークデバイスの識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定し、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する、ように構成される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知を生成し、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、その結果、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。ターゲットMECプラットフォームは、コンテキストにおけるソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得してもよい。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図12は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。この装置は、ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームに位置する。この装置は、プロセッサ1201、メモリ1202、ネットワークインターフェイス1203、及びバス1204を含む。バス1204は、プロセッサ1201、メモリ1202、及びネットワークインターフェイス1203を接続するように構成される。プロセッサ1201は、メモリ1202に記憶されているプログラムを実行するように構成される。
ネットワークインターフェイス1203は、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信し、そして、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのTEIDを決定した後に、ソースMECプラットフォームによって取得される。ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。
プロセッサ1201は、さらに、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される。
任意的に、ソースアプリケーションに関する情報は、ソースアプリケーションの識別子、ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及びハンドオーバーされるUEのIPを含む。
任意的に、プロセッサ1201は、さらに、ターゲットMECプラットフォームから、ソースアプリケーションの識別子に対応するターゲットアプリケーションを取得するように構成される。
ネットワークインターフェイス1203は、さらに、ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信し、通知メッセージは、ソースアプリケーションのCP IP及びハンドオーバーされるUEのIPを含み、通知メッセージは、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するようにターゲットアプリケーションに指示するのに使用され、そして、ターゲットアプリケーションが送信するハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを受信する、ように構成され、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータは、ソースアプリケーションのCP IP及びハンドオーバーされるUEのIPにしたがって、ターゲットアプリケーションによってソースアプリケーションから取得される。
任意的に、ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則は、ターゲットMECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。プロセッサ1201は、さらに、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するように構成される。
任意的に、プロセッサ1201は、さらに、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータにバッファリング処理を実行するように構成される。
ネットワークインターフェイス1203は、さらに、ハンドオーバーされるUEに、バッファリング処理を施されているハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを送信するように構成される。
任意的に、ネットワークインターフェイス1203は、さらに、ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するように構成され、リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得し、この情報は、ハンドオーバーされるUEのコンテキストに含まれ、そして、アプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
本発明の実施形態は、MECプラットフォームハンドオーバーシステムを提供する。このシステムは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス、ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイス、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォーム、及びハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームを含む。ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知デバイスである。
ソースMECプラットフォームは、図7-1又は図7-2に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
ターゲットMECプラットフォームは、図9-1又は図9-2に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
ハンドオーバー通知デバイスは、図8-1又は図8-2に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
本発明の実施形態は、別のMECプラットフォームハンドオーバーシステムを提供する。このシステムは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス、ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイス、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォーム、及びハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームを含む。ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知デバイスである。
ソースMECプラットフォームは、図10に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
ターゲットMECプラットフォームは、図12に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
ハンドオーバー通知デバイスは、図11-1又は図11-2に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
複数の実施形態のステップの全て又は一部がハードウェア又は関連ハードウェアに指示するプログラムにより実装されてもよいことを当業者は理解するであろう。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク、又は光ディスクを含んでもよい。
上記の説明は、本発明の複数の実施形態の単なる例であり、本発明を限定するようには意図されていない。本発明の主旨及び原理から逸脱することなくなされるいずれの変更、均等な置換、及び改良も、本発明の保護範囲に含まれるものとする。

本発明は、通信分野に関し、特に、MECプラットフォームハンドオーバー方法、装置、及びシステムに関する。
モバイルエッジコンピューティング(MEC)サーバは、モバイル通信ネットワークの中に新たに追加されるノードである。そのMECサーバは、通常、アクセスネットワークデバイスとコアネットワークアクセスゲートウェイとの間のユーザプレーンインターフェイスに配置される。例えば、第4世代モバイル通信技術においては、アクセスネットワークデバイスは、進化型アクセスネットワークデバイスであってもよく、コアネットワークアクセスゲートウェイは、サービングゲートウェイ(SGW)であってもよい。MECサーバは、MECプラットフォーム及びそのMECプラットフォームに展開される複数のアプリケーションを含む。MECプラットフォームは、MECサーバのコアとして、それらの複数のアプリケーションを管理することが可能であるとともに、それらの複数のアプリケーションに複数のサービスを提供することが可能である。ユーザ機器(UE)は、無線アクセスネットワーク(RAN)を使用することによって、MECプラットフォームから、それらの複数のアプリケーションが提供するアプリケーションデータを取得することが可能である。
関連する技術においては、MECサーバ及びアクセスネットワークデバイスは、対応して配置される。通常、1つのMECサーバは、各々のアクセスネットワークデバイスとコアネットワークアクセスゲートウェイとの間のユーザプレーンインターフェイスに配置され、MECサーバは、対応するアクセスネットワークデバイスと通信することが可能である。アクセスネットワークデバイスにアクセスした後に、UEは、アクセスネットワークデバイスを使用することによって、そのアクセスネットワークデバイスに対応するMECサーバから関連するアプリケーションデータを取得することが可能である。
しかしながら、UEが、ソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされつつある場合には、そのソースアクセスネットワークデバイス及びそのターゲットアクセスネットワークデバイスは、複数の異なるMECサーバに対応しているため、ソースMECサーバによるそのUEへのアプリケーションデータの提供は中断され、このことは、MECサーバからのそのUEによるアプリケーションデータの取得の脆弱な連続性に帰する。
関連する技術における上記の問題を解決するために、本発明は、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法、装置、及びシステムを提供する。それらの技術的解決方法は、以下のようになる。
第1の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法が提供される。その方法は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースMECプラットフォームによって実行される。その方法は、
ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するステップであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、前記ハンドオーバー通知デバイスは、前記ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又は前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである、ステップと、
前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するステップと、
前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するステップであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、ステップと、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップと、を含む。
第1の態様に関して、第1の態様の第1の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEID及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップは、
前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定するステップと、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップと、を含む。
第1の態様に関して、第1の態様の第2の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、
前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのTEIDを決定するステップは、
前記ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信するステップであって、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含む、ステップと、
前記ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信するステップと、を含み、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを運んでいる。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実施形態、又は、第1の態様の第2の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第1の態様の第3の可能な実施形態において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用され、
前記ルーティング規則は、さらに、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEのアップリンクデータを処理する規則を示すのに使用される。
第1の態様の第1の可能な実施形態に関して、第1の態様の第4の可能な実施形態において、前記ターゲットMECプラットフォームに前記ハンドオーバーされるUEの前記コンテキストを送信するステップの後に、当該方法は、
前記ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信するステップであって、前記第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するように前記ターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用される、ステップと、
前記第2の応答メッセージにしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信するステップと、を含み、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第1の態様、又は、第1の態様の第1乃至第4の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第1の態様の第5の可能な実施形態において、前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップの後に、当該方法は、
前記ターゲットMECプラットフォームが送信するリソース解放メッセージを受信するステップであって、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含む、ステップと、
前記リソース解放メッセージにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するステップと、をさらに含む。
第2の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法が提供される。その方法は、ハンドオーバー通知デバイスによって実行され、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。その方法は、
前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときにハンドオーバー通知を生成するステップであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、ステップと、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップと、を含む。
第2の態様に関して、第2の態様の第1の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスである場合に、前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときにハンドオーバー通知を生成するステップは、
前記ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信するステップと、
前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、前記測定報告にしたがって決定するステップと、
前記ハンドオーバー通知を生成するステップと、を含み、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
第2の態様に関して、第2の態様の第2の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームである場合に、前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに前記ハンドオーバー通知を生成するステップは、
前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信するステップであって、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用される、ステップと、
前記ハンドオーバー指示にしたがって前記ハンドオーバー通知を生成するステップと、を含み、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップは、
前記ソースアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定するステップと、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップと、を含む。
第2の態様の第1の可能な実施形態に関して、第2の態様の第3の可能な実施形態において、前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップの後に、当該方法は、
前記ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信するステップであって、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、ステップと、
前記ハンドオーバー応答にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信するステップと、をさらに含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信する前に、ターゲットアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー応答が、ソースアクセスネットワークデバイスによりすでに受信されている場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、タイマーを開始してもよい。ソースMECプラットフォームが送信したハンドオーバー応答が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信されない場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する。代替的に、ソースMECプラットフォームが送信したハンドオーバー応答が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信される場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を直ちに送信する。
第3の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法が提供される。その方法は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のターゲットMECプラットフォームによって実行される。その方法は、
ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するステップであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、ステップと、
前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップと、を含む。
第3の態様に関して、第3の態様の第1の可能な実施形態において、前記ソースアプリケーションに関する前記情報は、前記ソースアプリケーションの識別子、前記ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及び前記ハンドオーバーされるUEのIPアドレスを含む。
第3の態様の第1の可能な実装に関して、第3の態様の第2の可能な実装において、
前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップは、
前記ターゲットMECプラットフォームから、前記ソースアプリケーションの前記識別子に対応するターゲットアプリケーションを取得するステップと、
前記ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信するステップであって、前記通知メッセージは、前記ソースアプリケーションの前記CP IPアドレス及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPアドレスを含み、前記通知メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを取得するように前記ターゲットアプリケーションに指示するのに使用される、ステップと、
前記ターゲットアプリケーションが送信する前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを受信するステップと、を含み、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータは、前記ソースアプリケーションの前記CP IPアドレス及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPアドレスにしたがって、前記ターゲットアプリケーションによって前記ソースアプリケーションから取得される。
第3の態様、又は、第3の態様の第1又は第2の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第3の態様の第3の可能な実施形態において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用され、当該方法は、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するステップをさらに含む。
ハンドオーバーされるUEのコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、最初に、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則を更新する。この方法においては、複数のアクセスネットワークデバイスの間でのハンドオーバー手順が比較的迅速に実行されたことにより、そのハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する前に、ターゲットMECプラットフォームが、そのハンドオーバーされるUEのアップリンクデータを受信する場合には、そのUEのアップリンクデータは、更新されたルーティング規則にしたがってバッファリングされてもよい。ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータの同期を完了した後に、ターゲットMECプラットフォームは、そのバッファリングされているアップリンクデータを処理する。
第3の態様の第3の可能な実施形態に関して、第3の態様の第4の可能な実施形態において、前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップの後に、当該方法は、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータにバッファリング処理を実行するステップと、
前記ハンドオーバーされるUEに、前記バッファリング処理を施されている前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを送信するステップと、をさらに含む。
第3の態様、又は、第3の態様の第1乃至第4の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第3の態様の第5の可能な実施形態において、前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップの後に、当該方法は、
前記ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するステップをさらに含み、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第4の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースMECプラットフォームに位置している。その装置は、
ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成される第1の受信ユニットであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、前記ハンドオーバー通知デバイスは、前記ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又は前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである、第1の受信ユニットと、
前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成される決定ユニットと、
前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成される取得ユニットであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、取得ユニットと、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するように構成される第1の送信ユニットと、を含む。
第4の態様に関して、第4の態様の第1の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEID及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、
前記第1の送信ユニットは、さらに、
前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定し、そして、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信する、ように構成される。
第4の態様に関して、第4の態様の第2の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、
前記決定ユニットは、さらに、
前記ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信し、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、そして、
前記ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信する、ように構成され、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを運んでいる。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施形態、又は、第4の態様の第2の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第4の態様の第3の可能な実施形態において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。
第4の態様の第1の可能な実施形態に関して、第4の態様の第4の可能な実施形態において、当該装置は、
前記ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信するように構成される第2の受信ユニットであって、前記第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するように前記ターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用される、第2の受信ユニットと、
前記第2の応答メッセージにしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信するように構成される第2の送信ユニットと、を含み、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第4の態様又は第4の態様の第1乃至第4の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第4の態様の第5の可能な実施形態において、当該装置は、
前記ターゲットMECプラットフォームが送信するリソース解放メッセージを受信するように構成される第3の受信ユニットであって、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含む、第3の受信ユニットと、
前記リソース解放メッセージにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように構成される開放ユニットと、をさらに含む。
第5の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバー通知デバイスの中に位置し、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。その装置は、
前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成される生成ユニットであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、生成ユニットと、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するように構成される第1の送信ユニットと、を含む。
第5の態様に関して、第5の態様の第1の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記生成ユニットは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信し、
前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、前記測定報告にしたがって決定し、そして、
前記ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
第5の態様に関して、第5の態様の第2の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記生成ユニットは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信し、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用され、そして、
前記ハンドオーバー指示にしたがって前記ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、
前記第1の送信ユニットは、さらに、
前記ソースアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定し、そして、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信する、ように構成される。
第5の態様の第1の可能な実施形態に関して、第5の態様の第3の可能な実施形態において、当該装置は、
前記ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信するように構成される受信ユニットであって、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、受信ユニットと、
前記ハンドオーバー応答にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信するように構成される第2の送信ユニットと、をさらに含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
第6の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のターゲットMECプラットフォームに位置している。その装置は、
ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成される受信ユニットであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、受信ユニットと、
前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される取得ユニットと、を含む。
第6の態様に関して、第6の態様の第1の可能な実施形態において、前記ソースアプリケーションに関する前記情報は、前記ソースアプリケーションの識別子、前記ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及び前記ハンドオーバーされるUEのIPアドレスを含む。
第6の態様の第1の可能な実施形態に関して、第6の態様の第2の可能な実施形態において、
前記取得ユニットは、さらに、
前記ターゲットMECプラットフォームから、前記ソースアプリケーションの前記識別子に対応するターゲットアプリケーションを取得し、
前記ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信し、前記通知メッセージは、前記ソースアプリケーションの前記CP IPアドレス及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPアドレスを含み、前記通知メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを取得するように前記ターゲットアプリケーションに指示するのに使用され、そして、
前記ターゲットアプリケーションが送信する前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを受信する、ように構成され、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータは、前記ソースアプリケーションの前記CP IPアドレス及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPアドレスにしたがって、前記ターゲットアプリケーションによって前記ソースアプリケーションから取得される。
第6の態様、又は、第6の態様の第1又は第2の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第6の態様の第3の可能な実施形態において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用され、当該装置は、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するように構成される更新ユニットをさらに含む。
第6の態様の第3の可能な実施形態に関して、第6の態様の第4の可能な実施形態において、当該装置は、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータにバッファリング処理を実行するように構成される処理ユニットと、
前記ハンドオーバーされるUEに、前記バッファリング処理を施されている前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを送信するように構成される第1の送信ユニットと、をさらに含む。
第6の態様、又は、第6の態様の第1乃至第4の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第6の態様の第5の可能な実施形態において、当該装置は、
前記ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するように構成される第2の送信ユニットをさらに含み、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第7の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースMECプラットフォームの中に位置している。その装置は、プロセッサ、メモリ、ネットワークインターフェイス、及びバスを含み、前記バスは、前記プロセッサ、前記メモリ、及び前記ネットワークインターフェイスを接続するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに格納されているプログラムを実行するように構成され、
前記ネットワークインターフェイスは、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、前記ハンドオーバー通知デバイスは、前記ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又は前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームであり、
前記プロセッサは、前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成され、
前記プロセッサは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成され、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含み、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するように構成される。
第7の態様に関して、第7の態様の第1の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスである場合に、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEID及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定し、そして、
前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信する、ように構成される。
第7の態様に関して、第7の態様の第2の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームである場合に、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信し、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、そして、
前記ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信する、ように構成され、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを搬送する。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施形態、又は、第7の態様の第2の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第7の態様の第3の可能な実施形態において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。
第7の態様の第1の可能な実施形態に関して、第7の態様の第4の可能な実施形態において、前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信するように構成され、前記第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するように前記ターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用され、そして、
前記第2の応答メッセージにしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信する、ように構成され、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第7の態様、又は、第7の態様の第1乃至第4の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第7の態様の第5の可能な実施形態において、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、前記ターゲットMECプラットフォームが送信するリソース解放メッセージを受信するように構成され、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、
前記プロセッサは、さらに、前記リソース解放メッセージにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように構成される。
第8の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバー通知デバイスの中に位置し、そのハンドオーバー通知装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。ハンドオーバー通知デバイスがソースアクセスネットワークデバイスである場合に、その装置は、送信器、受信機、及びプロセッサを含み、
前記プロセッサは、前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定する場合にハンドオーバー通知を生成するように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、
前記送信機は、前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するように構成される。
ハンドオーバー通知デバイスがターゲットMECプラットフォームである場合に、その装置は、プロセッサ、メモリ、ネットワークインターフェイス、及びバスを含み、前記プロセッサは、前記メモリに格納されているプログラムを実行するように構成され、
前記プロセッサは、前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定する場合にハンドオーバー通知を生成するように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、
前記ネットワークインターフェイスは、前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するように構成される。
第8の態様に関して第8の態様の第1の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記受信機は、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信するように構成され、
前記プロセッサは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、前記測定報告にしたがって決定し、そして、
前記ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
第8の態様に関して、第8の態様の第2の可能な実施形態において、前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信するように構成され、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用され、
前記プロセッサは、さらに、前記ハンドオーバー指示にしたがって前記ハンドオーバー通知を生成するように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ソースアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係したがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定し、そして、
前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信する、ように構成される。
第8の態様の第1の可能な実施形態に関して、第8の態様の第3の可能な実施形態において、前記受信機は、さらに、
前記ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信し、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、そして、
前記ハンドオーバー応答にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する、ように構成され、前記ハンドオーバー指示は、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
第9の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置が提供される。その装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のターゲットMECプラットフォームに位置している。その装置は、プロセッサ、メモリ、ネットワークインターフェイス、及びバスを含み、前記バスは、前記プロセッサ、前記メモリ、及び前記ネットワークインターフェイスを接続するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに格納されているプログラムを実行するように構成され、
前記ネットワークインターフェイスは、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成され、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含み、
前記プロセッサは、前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される。
第9の態様に関して、第9の態様の第1の可能な実施形態において、前記ソースアプリケーションに関する前記情報は、前記ソースアプリケーションの識別子、前記ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及び前記ハンドオーバーされるUEのIPアドレスを含む。
第9の態様の第1の可能な実施形態に関して、第9の態様の第2の可能な実施形態において、
前記プロセッサは、さらに、
前記ターゲットMECプラットフォームから、前記ソースアプリケーションの前記識別子に対応するターゲットアプリケーションを取得するように構成され、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信し、前記通知メッセージは、前記ソースアプリケーションの前記CP IPアドレス及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPアドレスを含み、前記通知メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを取得するように前記ターゲットアプリケーションに指示するのに使用され、そして、
前記ターゲットアプリケーションが送信する前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを受信する、ように構成され、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータは、前記ソースアプリケーションの前記CP IPアドレス及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPアドレスにしたがって、前記ターゲットアプリケーションによって前記ソースアプリケーションから取得される。
第9の態様、又は、第9の態様の第1又は第2の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第9の態様の第3の可能な実施形態において、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用され、前記プロセッサは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するように構成される。
第9の態様の第3の可能な実施形態に関して、第9の態様の第4の可能な実施形態において、前記ハンドオーバーされるUEの前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記プロセッサは、さらに、
前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータにバッファリング処理を実行するように構成され、
前記ネットワークインターフェイスは、さらに、前記ハンドオーバーされるUEに、前記バッファリング処理を施されている前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを送信するように構成される。
第9の態様、又は、第9の態様の第1乃至第4の可能な実施形態のうちのいずれか1つに関して、第9の態様の第5の可能な実施形態において、ネットワークインターフェイスは、さらに、
前記ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するように構成され、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第10の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバーシステムが提供される。そのシステムは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)、そのハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス、そのハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイス、そのハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォーム、及びそのハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームを含み、前記ソースアクセスネットワークデバイス又は前記ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知デバイスであり、
前記ソースMECプラットフォームは、第4の態様のうちのいずれかの実施形態にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含み、
前記ターゲットMECプラットフォームは、第6の態様のうちのいずれかの実施形態にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含み、
前記ハンドオーバー通知デバイスは、第5の態様のうちのいずれかの実施形態にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
第11の態様によれば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバーシステムが提供される。そのシステムは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)、そのハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス、そのハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイス、そのハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォーム、及びそのハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームを含み、前記ソースアクセスネットワークデバイス又は前記ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知デバイスであり、
前記ソースMECプラットフォームは、第7の態様のうちのいずれかの実施形態にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含み、
前記ターゲットMECプラットフォームは、第9の態様のうちのいずれかの実施形態にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含み、
前記ハンドオーバー通知デバイスは、第8の態様のうちのいずれかの実施形態にしたがった前記MECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
本発明は、さらに、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法を提供する。その方法は、ソースアクセスネットワークデバイスによって実行され、当該方法は、
ソースMECプラットフォームが送信する要求メッセージを受信するステップであって、前記要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含む、ステップと、
前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子にしたがって、識別子とTEIDとの間のあらかじめ格納されている対応関係から、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを発見するステップと、
前記ソースMECプラットフォームに第1の応答メッセージを送信するステップと、を含み、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを搬送する。
本発明は、さらに、モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法を提供する。その方法は、ターゲットアクセスネットワークデバイスによって実行され、当該方法は、
ソースアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー要求を受信するステップと、
前記ハンドオーバー要求にしたがってターゲットMECプラットフォームにハンドオーバー指示を送信するステップと、を含み、前記ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
本発明は、さらに、MECプラットフォームハンドオーバー装置を提供する。その装置は、ソースアクセスネットワークデバイスの中に位置し、当該装置は、
ソースMECプラットフォームが送信する要求メッセージを受信するように構成される受信ユニットであって、前記要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含む、受信ユニットと、
前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子にしたがって、識別子とTEIDとの間のあらかじめ格納されている対応関係から、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを発見するように構成されるクエリユニットと、
前記ソースMECプラットフォームに第1の応答メッセージを送信するように構成される送信ユニットと、を含み、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを搬送する。
本発明は、さらに、MECプラットフォームハンドオーバー装置を提供する。その装置は、ターゲットアクセスネットワークデバイスの中に位置し、当該装置は、
ソースアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー要求を受信するように構成される受信ユニットと、
前記ハンドオーバー要求にしたがってターゲットMECプラットフォームにハンドオーバー指示を送信するように構成される送信ユニットと、を含み、前記ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
本発明は、さらに、MECプラットフォームハンドオーバー装置を提供する。その装置は、ソースアクセスネットワークデバイスの中に位置し、当該装置は、送信機、受信機、及びプロセッサを含み、
前記受信機は、ソースMECプラットフォームが送信する要求メッセージを受信するように構成され、前記要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、
前記プロセッサは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子にしたがって、識別子とTEIDとの間のあらかじめ格納されている対応関係から、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを発見するように構成され、
前記送信機は、前記ソースMECプラットフォームに第1の応答メッセージを送信するように構成され、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを搬送する。
本発明は、さらに、MECプラットフォームハンドオーバー装置を提供する。その装置は、ターゲットアクセスネットワークデバイスの中に位置し、当該装置は、送信機、受信機、及びプロセッサを含み、
前記受信機は、ソースアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー要求を受信するように構成され、
前記送信機は、前記ハンドオーバー要求にしたがってターゲットMECプラットフォームにハンドオーバー指示を送信するように構成され、前記ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
本発明にしたがって提供される複数の技術的解決方法の複数の有益な効果は、以下のようになる。
本発明の複数の実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法、装置、及びシステムによれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、そのハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。そのハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにそのコンテキストを送信してもよく、それによって、そのターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、そのハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、その結果、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
上記の一般的な記載及び以下の詳細な記載は、例及び説明に過ぎず、本発明に対して限定を構成するものとはなりえないということを理解すべきである。
本発明の複数の実施形態にしたがった複数の技術的解決方法をより明確に説明するために、以下の記載は、それらの複数の実施形態を説明するのに必要となる複数の添付の図面を簡潔に説明する。明らかなことではあるが、以下の説明の中の複数の添付の図面は、本発明の複数の実施形態のうちのいくつかを示しているにすぎず、当業者は、さらに、創造的な努力なくして、これらの複数の添付の図面から他の図面を導き出すことが可能である。
本発明の実施形態にしたがったLTEシステムにおけるMECサーバの概略的な展開図である。 本発明の実施形態にしたがったMECサーバのアーキテクチャ図である。 本発明の実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー方法に関連付けられるプラットフォームハンドオーバーシステムの概略図である。 本発明の実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがった他のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがってソースアクセスネットワークデバイスによってハンドオーバー通知を生成する方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。 本発明の実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがった別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。段落0079 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。 本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。
上記の添付の複数の図面は、本発明の特定の複数の実施形態を示し、より詳細な説明は、以下において提供される。添付の複数の図面及びテキスト説明は、本発明の思想の範囲をいかなるようにも限定するようには意図されておらず、特定の実施形態を参照して、本発明の概念を当業者に説明するように意図されている。
本発明の複数の目的、技術的解決方法、及び利点をより明確にするために、以下の記載は、さらに、複数の添付の図面を参照して、本発明の複数の実施形態を詳細に説明する。
モバイルエッジコンピューティング(MEC)サーバは、通常、モバイル通信ネットワークにおいて、あるアクセスネットワークデバイスとコアネットワークアクセスゲートウェイとの間のユーザプレーンインターフェイスに配置される。モバイル通信ネットワークは、さまざまな規格のシステムであってもよく、例えば、ロングタームエボリューション(LTE)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システム、ワイドバンド符号分割多元接続(WCDMA)システム等であってもよい。LTEシステムにおいては、アクセスネットワークデバイスは、進化型NodeB(eNodeB)であってもよく、コアネットワークアクセスゲートウェイは、サービングゲートウェイ(SGW)であってもよい。TD-SCDMAシステム又はWCDMAシステムにおいては、アクセスネットワークデバイスは、無線ネットワークコントローラ(RNC)であってもよく、コアネットワークアクセスゲートウェイは、サービングGPRSサポートノード(SGSN)であってもよい。例えば、図1-1は、本発明の1つの実施形態にしたがったLTEシステムの中のMECサーバの概略的な展開図である。LTEシステムは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)及び進化型パケットコア(EPC)を含む。E-UTRANは、複数のeNodeB001を含むネットワークである。EPCは、シグナリング処理を担う移動性管理エンティティ(MME)002及びデータ処理のためのSGW003を含む。E-UTRANの中のeNodeB001は、ユーザプレーンインターフェイスを使用することによって、EPCの中のSGW003に接続され、制御プレーンインターフェイスを使用することによって、EPCの中のMME002に接続され、そして、LTE-Uuインターフェイスを使用することによって、UE004に接続される。EPCの中のMME002は、S11インターフェイスを使用することによって、SGW003に接続される。ユーザプレーンインターフェイスは、S1-Uと称され、制御プレーンインターフェイスは、また、S1-MMEと称される。図1-1に示されているように、MECサーバは、通常、eNodeBとSGWとの間のユーザプレーンインターフェイスS1-Uに配置される。MECサーバは、UEに近い無線アクセスネットワーク側に配置されるので、MECサーバは、UEに、低遅延、高速アクセス、及び広帯域幅サービスを提供することが可能である。
図1-2は、本発明の1つの実施形態にしたがったMECサーバのアーキテクチャ図である。図1-2に示されているように、下層のインフラストラクチャに加えて、MECサーバは、MECプラットフォーム及びそのMECプラットフォームに展開されている複数のアプリケーションを含む。それらの複数のアプリケーションは、アプリケーション仮想マシンにおいて個別に実行される。EPCプラットフォームは、MECサーバのコアであり、トラフィックオフロード機能(TOF)モジュール、無線ネットワーク情報サービス(RNIS)モジュール、通信サービスモジュール、サービスレジストリモジュール等を含んでもよく、複数のアプリケーションを管理し、そして、それらの複数のアプリケーションに、通信及びサービスレジストリ等のサービスを提供してもよい。ユーザ機器(UE)は、無線アクセスネットワーク(RAN)を使用することによって、MECサーバの中のMECプラットフォームから、関連するアプリケーションデータを取得することが可能である。例えば、動画タイプのアプリケーションが、MECサーバの中のMECプラットフォームに展開されていると仮定する。動画タイプのアプリケーションでは、サービスプロバイダによって提供される動画データをバッファリングしてもよい。MECプラットフォームは、その動画タイプのアプリケーションを管理してもよく、通信ネットワークにアクセスするUEに、その動画タイプのアプリケーションの場合にバッファリングされている動画データを転送してもよい。例えば、図1-1に示されているLTEネットワークにおいては、UEは、E-UTRANを使用することによって、そして、対応するMECサーバの中のMECプラットフォームから、動画タイプのアプリケーションによって提供される動画データを取得してもよい。
図1-3は、プラットフォームハンドオーバーシステムの概略図であり、そのプラットフォームハンドオーバーシステムは、本発明の1つの実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー方法と関連付けられている。図1-3に示されているように、そのプラットフォームハンドオーバーシステムは、UE00、少なくとも2つのアクセスネットワークデバイス、及びそれらの少なくとも2つのアクセスネットワークデバイスにそれぞれ対応するMECプラットフォームを含む。例えば、それらの少なくとも2つのアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイス01及びターゲットアクセスネットワークデバイス02であってもよい。ソースアクセスネットワークデバイス01に対応しているMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォーム03であり、ターゲットアクセスネットワークデバイス02に対応しているMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォーム04である。UE00が現在アクセスしているアクセスネットワークデバイスがソースアクセスネットワークデバイス01である場合に、動画タイプのアプリケーションAは、そのソースアクセスネットワークデバイス01に対応しているソースMECプラットフォーム03に展開されており、そして、ソースMECプラットフォーム03は、UEに、動画タイプのアプリケーションAの場合にバッファリングされているオンライン動画の動画データを提供しており、そのUE00が移動している間に、そのUE00が、ソースアクセスネットワークデバイス01が取り扱っているセルからターゲットアクセスネットワークデバイス02が取り扱っているセルにハンドオーバーされることが必要となった場合に、そのUE00に動画データを提供するMECプラットフォームも、また、ソースMECプラットフォーム03からターゲットMECプラットフォーム04へと変えられることが必要となる。すなわち、UEがターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォーム04に展開されている動画タイプのアプリケーションBは、UE00に動画データを継続して提供する。動画タイプのアプリケーションA及び動画タイプのアプリケーションBは同じサービスプロバイダが提供する動画データをバッファリングしてもよい。ソースMECプラットフォーム03に展開されている動画タイプのアプリケーションAは、ソースアプリケーションであってもよく、ターゲットMECプラットフォーム04に展開されている動画タイプのアプリケーションBは、ターゲットアプリケーションであってもよい。したがって、UE00がそれらの複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる場合に、UE00が、MECプラットフォームからの連続的なアプリケーションデータを取得することが可能であるということを保証することが可能である。
LTEシステムにおいては、UEがソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされる場合に、実施形態のために、X2インターフェイスベースのハンドオーバー及びS1インターフェイスベースのハンドオーバーの2つのハンドオーバー手法を使用してもよい。X2インターフェイスベースのハンドオーバープロセスにおいては、それらの複数のアクセスネットワークデバイスの間のX2インターフェイスを使用することによって、ソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにデータ及びシグナリングの双方を転送する。S1インターフェイスベースのハンドオーバープロセスにおいては、アクセスネットワークデバイスとMMEとの間のS1インターフェイスを使用することによって、シグナリングを転送する。ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスとの間にいかなるX2インターフェイスも存在しない場合には、S1-Uインターフェイスを使用することによって、データを非直接的に転送する。ソースアクセスネットワークデバイスとターゲットアクセスネットワークデバイスとの間にX2インターフェイスが存在する場合には、そのX2インターフェイスを使用することによってデータを直接的に転送する。MECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、UEがソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされつつあるときに、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットアクセスネットワークデバイスは、MECプラットフォームハンドオーバーを実行するようにMECプラットフォームに指示する。そのとき、複数のアクセスネットワークデバイスの間のハンドオーバー手順及び複数のMECプラットフォームの間のハンドオーバー手順を並行して実行してもよい。
図2は、本発明の1つの実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。その方法は、ハンドオーバーされるUEの図1乃至3に示されているソースMECプラットフォームによって実行されてもよい。図2に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ201: ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信し、そのハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。
ステップ202: ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定する。
ステップ203: ハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得し、そのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
ステップ204: ターゲットMECプラットフォームにそのコンテキストを送信する。
要するに、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームが送信するハンドオーバー通知を受信した後に、ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、そのハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。そのコンテキストは、そのハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにそのコンテキストを送信してもよく、その結果、そのターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、そのハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図3は、本発明の1つの実施形態にしたがった他のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。その方法は、図1乃至3に示されているハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームによって実行される。図3に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ301: ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定する場合にハンドオーバー通知を生成し、そのハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
ステップ302: ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する。
要するに、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定する場合に、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知を生成してもよく、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。そのハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、その結果、そのソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。そのターゲットMECプラットフォームは、そのコンテキストの中のソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得してもよい。したがって、そのハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図4は、本発明の1つの実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー方法のフローチャートである。その方法は、ハンドオーバーされるUEの図1乃至3に示されているターゲットMECプラットフォームによって実行される。図4に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ401: ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信し、そのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
ンテキストは、通信デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信し、そして、そのハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのTEIDを決定した後に、ソースMECプラットフォームが取得する。その通信デバイスは、ソース基地局又はターゲットMECプラットフォームである。
ステップ402: ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。
要するに、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得してもよく、その情報は、ハンドオーバーされるUEのコンテキストの中に含まれ、ターゲットMECプラットフォームは、そのアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
本発明の複数の実施形態において、UEがソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされる必要がある場合に、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信して、プラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示する。そのとき、複数のアクセスネットワークデバイスの間のハンドオーバー手順及び複数のMECプラットフォームの間のハンドオーバー手順を並行して実行してもよい。1つの態様によれば、本発明の1つの実施形態において、ソースアクセスネットワークデバイスが、LTEシステムにしたがったX2インターフェイスベースのハンドオーバー手順においてソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する1つの例を使用することによって、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法を詳細に説明する。その方法は、図1乃至3に示されているシステムに適用されてもよい。図5-1に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ501: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定する場合に、ハンドオーバー通知を生成する。
本発明のこの実施形態において、アクセスネットワークデバイスにアクセスしているハンドオーバーされるUEが、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされることが必要であるということを決定する場合に、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバー通知を生成してもよく、そのハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)及びターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、ターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子は、ハンドオーバーの後に、そのハンドオーバーされるUEがアクセスするのに必要となる。TEIDは、ソースアクセスネットワークデバイスによって、そのアクセスネットワークデバイスのサービングセルにアクセスするUEに割り当てられ、各々のUEが使用する通信トンネルを一意に識別するのに使用される。
図5-2は、本発明の1つの実施形態にしたがったソースアクセスネットワークデバイスによってハンドオーバー通知を生成する方法のフローチャートである。図5-2に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ5011: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信する。
ソースアクセスネットワークデバイスが取り扱っているセル(すなわち、サービングセル)にアクセスした後に、ハンドオーバーされるUEは、そのサービングセル及びそのサービングセルに隣接しているセル(すなわち、近隣セル)の信号品質を継続的に測定してもよく、そして、ソースアクセスネットワークデバイスに近隣セルの測定報告を周期的に送信してもよく、或いは、近隣セルの信号品質がサービングセルの信号品質と比較してある特定の閾値だけより高く、且つ、この状況がある時間期間の間、持続する場合には、ソースアクセスネットワークデバイスに近隣セルの測定報告を送信してもよい。
ステップ5012: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、測定報告にしたがって決定する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、近隣セルの測定報告にしたがって、その近隣セルの信号品質がサービングセルの信号品質よりもより高いか否かを決定してもよい。その近隣セルの信号品質がサービングセルの信号品質よりもより高い場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定してもよい。
ステップ5013: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバー通知を生成し、そのハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのTEID及びハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、そのハンドオーバーされるUEのTEID、及びハンドオーバーの後にそのハンドオーバーされるUEがアクセスする必要があるターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を取得してもよく、そして、ハンドオーバーされるUEのTEID及びターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子にしたがってハンドオーバー通知を生成してもよい。
ステップ502a: ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する。
ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、そのソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのTEID及びターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含むハンドオーバー通知を送信して、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示してもよい。
ステップ502b: ソースアクセスネットワークデバイスは、ターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー要求を送信する。
X2インターフェイスベースのハンドオーバー手順においては、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるハンドオーバーされるUEということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー要求を送信してもよい。S1インターフェイスベースのハンドオーバー手順においては、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMMEにハンドオーバー要求を送信してもよい。
実際の適用の際には、同時にステップ502a及びステップ502bを実行してもよい、すなわち、ソースアクセスネットワークデバイスが、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースMECプラットフォームに送信されるハンドオーバー通知及びターゲットアクセスネットワークデバイスに送信されるハンドオーバー要求を並行して送信してもよい。
ステップ503: ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得する。
ソースアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー通知を受信した後に、ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知の中のハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、UEのあらかじめ格納されているコンテキストから、そのハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、そのハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報及びそのハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則を含む。ソースアプリケーションに関する情報は、そのソースアプリケーションの識別子及びそのアプリケーションの制御プレーンインターネットプロトコル(CP IP)アドレスを含む。そのアプリケーションの識別子は、MECサーバの中のアプリケーションを識別するのに使用される。CP IPアドレスは、複数の異なるMECサーバの中の複数のアプリケーションの間の通信のために、すなわち、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータの同期のために使用される。ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則は、MECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。ルーティング規則は、ハンドオーバーされるUEのIPパケットフィルタ及びそのIPパケットフィルタに対応するアプリケーションリストを含んでもよい。IPパケットフィルタは、ソースIPアドレス、宛先IPアドレス、ソースポート番号、宛先ポート番号、及びプロトコル番号を含む。アプリケーションリストは、IPパケットフィルタに適合するデータフローが通過するように構成されるアプリケーションを含む。ソースアプリケーションに関する情報は、ハンドオーバーされるUEのIPアドレスをさらに含んでもよく、その結果、ターゲットアプリケーションは、そのUEのIPアドレスにしたがって、ソースアプリケーションからのハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを同期させてもよい。
ステップ504: ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。
本発明のこの実施形態においては、ソースMECプラットフォームは、分散ゲートウェイ(DGW)トンネルを使用することによって、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信してもよい。
ステップ505: ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、そのターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新する。
ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバーされるUEのコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、最初に、ハンドオーバーされるUEのコンテキストの中に存在するとともにそのハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、そのターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新してもよい。ターゲットMECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアップリンクデータを受信するときに、ターゲットアプリケーションが、ソースアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータをまだ取得していない場合には、そのターゲットMECプラットフォームは、更新されたルーティング規則にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアップリンクデータをバッファリングしてもよい。
ステップ506a: ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームに第2の応答メッセージを送信する。
第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するようにターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用され、その結果、ソースMECプラットフォームは、ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信することが可能である。
ステップ506b: ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションの識別子に対応するターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信する。
ターゲットMECプラットフォームが受信するハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その情報は、ソースアプリケーションの識別子、ソースアプリケーションのCP IPアドレス、及びハンドオーバーされるUEのIPアドレスを含む。ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションの識別子にしたがって、そのターゲットMECプラットフォームの中のその識別子に対応するターゲットアプリケーションを決定し、そのターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信してもよい。通知メッセージは、ハンドオーバーされるUEのIPアドレス及びソースアプリケーションのCP IPアドレスを含む。この方法において、ターゲットアプリケーションは、CP IPアドレスにしたがって、ソースアプリケーションにデータ取得要求を送信してもよい。データ取得要求は、ハンドオーバーされるUEのIPアドレスを運んでいる。データ取得要求を受信した後に、ソースアプリケーションは、ハンドオーバーされるUEのIPアドレスにしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得し、ターゲットアプリケーションに、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを送信してもよく、その結果、ターゲットアプリケーションは、ハンドオーバーされるUEの状態を同期させる。
本発明のこの実施形態においては、ステップ506aの応答メッセージ及びステップ506bの通知メッセージは、ターゲットMECプラットフォームによって並行して送信される。すなわち、ルーティング規則の更新を完了した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームに応答メッセージを送信するのと同時に、ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信してもよい。
ステップ507: ソースMECプラットフォームは、ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信する。
ハンドオーバー応答は、ターゲットMECプラットフォームへのハンドオーバーを完了するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。ターゲットMECプラットフォームが送信した応答メッセージを受信した後に、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームが、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則の更新をすでに完了している、すなわち、ターゲットMECプラットフォームが、そのUEのアップリンクデータを受信し、そして処理することが可能であるということを決定してもよい。したがって、ソースMECプラットフォームは、ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信してもよい。
ステップ508: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバー応答にしたがって、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する。
ハンドオーバー応答を受信した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信してもよい。ハンドオーバー指示は、ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように、ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。複数のMECプラットフォームの間のハンドオーバー手順及び複数のアクセスネットワークデバイスの間のハンドオーバー手順は、並行して実行されるので、ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信する前に、ソースアクセスネットワークデバイスが、(X2インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって)ターゲットアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー応答又は(S1インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって)ソースMMEが送信したハンドオーバー応答をすでに受信している場合には、ソースアクセスネットワークデバイスは、タイマーを開始してもよい。ソースMECプラットフォームが送信したハンドオーバー応答が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信されない場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、複数のアクセスネットワークデバイスの間でのもとのハンドオーバー手順を実行する、すなわち、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する。代替的に、ソースMECプラットフォームが送信したハンドオーバー応答が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信される場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を直ちに送信する。
ステップ509: ターゲットアプリケーションは、ソースアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。
ステップ506bにおいて、ターゲットMECプラットフォームが送信した通知メッセージを受信した後に、ターゲットアプリケーションは、その通知メッセージの中のソースアプリケーションのCP IPアドレスにしたがって、ソースアプリケーションにデータ取得要求を送信してもよい。データ取得要求は、ハンドオーバーされるUEのIPアドレスを運んでいる。データ取得要求を受信した後に、ソースアプリケーションは、ハンドオーバーされるUEのIPアドレスにしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得し、ターゲットアプリケーションに、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、ターゲットアプリケーションが取得したアプリケーションデータを使用することによって、ハンドオーバーされるUEに連続的なサービスを提供することが可能である。
ステップ510: ターゲットアプリケーションは、ターゲットMECプラットフォームに通知応答を送信する。
ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得した後に、ターゲットアプリケーションは、ターゲットMECプラットフォームに通知応答を送信してもよい。通知応答を受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームが、ターゲットアプリケーションが取得したアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに連続的なサービスを提供することが可能であるということを決定してもよい。
ターゲットMECプラットフォームが、ターゲットアプリケーションが送信する応答を受信する前であって、且つ、ハンドオーバーされるUEが、ソースアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー指示を受信した後に、そのハンドオーバーされるUEが、ターゲットアクセスネットワークデバイスにすでにアクセスしており、そして、そのターゲットアクセスネットワークデバイスを使用することによって、ターゲットMECプラットフォームにアップリンクデータをすでに送信している場合には、そのターゲットMECプラットフォームは、更新されたルーティング規則にしたがって、そのハンドオーバーされるUEのアップリンクデータをバッファリングしてもよい。
ステップ511: ターゲットMECプラットフォームは、ルーティング規則を再び更新する。
ターゲットMECプラットフォームが、ターゲットアプリケーションが送信した応答を受信した後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ターゲットアプリケーションがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータをすでに取得しているということを決定してもよい。この場合に、ターゲットMECプラットフォームは、ルーティング規則を再び更新し、そして、更新されたルーティング規則にしたがって、ハンドオーバーされるUEの以前にバッファリングされているアプリケーションデータ及びターゲットアプリケーションの中のそのUEの同期されているアプリケーションデータを処理してもよい。その後、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEに、そのハンドオーバーされるUEの処理されたアプリケーションデータを送信してもよく、それにより、MECプラットフォームからのハンドオーバーされるUEによるサービスの取得の連続性を保証する。
ハンドオーバーされるUEのコンテキストを受信した後に、ステップ505に示されているように、ターゲットMECプラットフォームは、最初に、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則の中のIPパケットフィルタを更新してもよいということに留意すべきである。すなわち、ターゲットMECプラットフォームは、そのIPパケットフィルタにしたがって、ハンドオーバーされるUEのアップリンクデータをバッファリングしてもよい。ターゲットアプリケーションが送信した応答を受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、再び、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則の中のIPパケットフィルタを更新し、そして、そのIPパケットフィルタに対応するアプリケーションリストを更新してもよい。
ステップ512: ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信する。
リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、その識別子は、ハンドオーバーされるUEのTEID又はハンドオーバーされるUEのIPであってもよい。リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
ステップ513: ソースMECプラットフォームは、リソース解放メッセージにしたがって、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放する。
リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、その識別子は、ハンドオーバーされるUEのTEID又はハンドオーバーされるUEのIPであってもよい。ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの識別子にしたがって、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放してもよい。この方法においては、ソースMECプラットフォーム及びターゲットMECプラットフォームが、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了する。
本発明のこの実施形態において、UEがソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされる前に、ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームは、そのUEに、動画タイプのアプリケーションAによってバッファリングされているオンライン動画の動画データを提供し、そして、そのUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるときに、そのUEにおいて、そのオンライン動画は、3分56秒の間、再生が完了しているということを仮定する。この場合に、そのUEがターゲットアクセスネットワークデバイスにハンドオーバーされるときに、ターゲットMECプラットフォーム及びソースMECプラットフォームは、本発明のこの実施形態にしたがって実現されるプラットフォームハンドオーバー手順を並行して実行してもよい。そのプラットフォームハンドオーバーの後に、ターゲットMECプラットフォームに展開されている動画タイプのアプリケーションBは、アプリケーションAからそのUEのアプリケーションデータを取得してもよい。そのアプリケーションデータは、そのUEが現在取得するオンライン動画の再生進度を含んでいてもよい。したがって、動画タイプのアプリケーションBは、オンライン動画が、3分56秒の間、再生された後も、ターゲットMECプラットフォームを使用することによって、動画データを継続的に提供することが可能であり、それにより、UEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるときに、そのUEが連続的な動画データを取得することが依然として可能であるということを保証する。
要するに、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、そのソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、そのハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
他の態様によれば、本発明の1つの実施形態において、ターゲットMECプラットフォームが、LTEシステムにおけるX2インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する1つの例を使用することによって、本発明のこの実施形態にしたがって提供される他のMECプラットフォームハンドオーバー方法を詳細に説明する。図6に示されているように、上記の方法は、図1乃至3に示されているシステムに適用されてもよい。その方法は、以下のステップを含む。
ステップ601: ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ターゲットMECプラットフォームにハンドオーバー指示を送信する。
(X2インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって)ソースアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー要求又は(S1インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって)ターゲット MMEが送信したハンドオーバー要求を受信するときに、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ターゲットMECプラットフォームにハンドオーバー指示を送信してもよい。その後、複数のアクセスネットワークデバイスの間のハンドオーバー手順及び複数のMECプラットフォームの間のハンドオーバー手順を並行して実行してもよい。ターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及びソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。ハンドオーバー指示は、複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされるように、ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。ハンドオーバーされるUEの識別子は、ソースアクセスネットワークデバイスがそのUEに割り当てたセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)であってもよい。
ステップ602: ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー指示にしたがってハンドオーバー通知を生成する。
ハンドオーバー指示を受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定してもよく、したがって、ハンドオーバーされるUEがアクセスするソースアクセスネットワークデバイスに対応しているソースMECプラットフォームが、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行する必要があるということを決定してもよい。したがって、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー指示にしたがってハンドオーバー通知を生成してもよい。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子及びソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
ステップ603: ターゲットMECプラットフォームは、ソースアクセスネットワークデバイスの識別子及びアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定する。
ターゲットMECプラットフォームは、アクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間の対応関係を格納してもよい。ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー指示の中に含まれるソースアクセスネットワークデバイスの識別子にしたがって、その対応関係から、そのソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定してもよい。
ステップ604: ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する。
ソースMECプラットフォームを決定した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子及びソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
ステップ605: ソースMECプラットフォームは、ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信する。
要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、そして、要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。ターゲットMECプラットフォームが送信したハンドオーバー通知を受信した後に、ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバーされるUEのためにプラットフォームハンドオーバーを実行する必要があるということを決定してもよい。すなわち、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する必要がある。ソースMECプラットフォームが受信するハンドオーバー通知に含まれるハンドオーバーされるUEの識別子は、ソースアクセスネットワークデバイスによってUEに割り当てられ、ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバーされるUEの識別子にしたがって、そのUEを識別することはできない。したがって、ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知に含まれるソースアクセスネットワークデバイスの識別子にしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信してもよい。その要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。
ステップ606a: ソースネットワークアクセスデバイスは、ソースMECプラットフォームに第1の応答メッセージを送信する。
第1の応答メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを運んでいる。ソースMECプラットフォームが送信した要求メッセージを受信した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、その要求メッセージの中のハンドオーバーされるUEの識別子にしたがって、識別子とTEIDとの間のあらかじめ格納されている対応関係から、そのハンドオーバーされるUEのTEIDを発見し、そのハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって第1の応答メッセージを生成し、そして、ソースMECプラットフォームに第1の応答メッセージを送信してもよく、その結果、そのソースMECプラットフォームは、そのTEIDにしたがって、そのハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得することが可能である。
ステップ606b: ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する。
ソースMECプラットフォームが送信したTEID取得要求を受信した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォーム及びターゲットMECプラットフォームが、プラットフォームハンドオーバー手順の実行をすでに開始しているということを決定してもよい。したがって、ソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信して、ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように、そのハンドオーバーされるUEに指示してもよい。
ソースMECプラットフォームが送信するTEID取得要求を受信する前に、ソースアクセスネットワークデバイスが、(X2インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって)ターゲットアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー応答又は(S1インターフェイスベースのハンドオーバー手順にしたがって)ソースMMEが送信したハンドオーバー応答をすでに受信している場合には、ソースアクセスネットワークデバイスは、タイマーを開始してもよい。ソースMECプラットフォームが送信したTEID取得要求が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信されない場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、複数のアクセスネットワークデバイスの間でのもとのハンドオーバー手順を実行する、すなわち、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信する。代替的に、ソースMECプラットフォームが送信したTEID取得要求が、そのタイマーによってあらかじめ設定されている時間期間以内に受信される場合には、そのソースアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を直ちに送信する。
ステップ607: ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得する。
ソースアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバーされるUEのTEIDを受信した後に、ソースMECプラットフォームは、そのTEIDにしたがって、UEのあらかじめ格納されているコンテキストから、そのハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、そのハンドオーバーされるUEが使用しているアプリケーションのアプリケーション情報及びそのハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則を含む。
ステップ608: ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。
ステップ609: ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、そのターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新する。
ステップ610a: ターゲットMECプラットフォームは、ターゲットアクセスネットワークデバイスに第2の応答メッセージを送信する。
第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するようにターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用される。
ステップ610b: ターゲットMECプラットフォームは、アプリケーションの識別子に対応するターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信する。
ステップ611: ターゲットアプリケーションは、ソースアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。
ステップ612: ターゲットアプリケーションは、ターゲットMECプラットフォームに通知応答を送信する。
ステップ613: ターゲットMECプラットフォームは、ルーティング規則を再び更新する。
ステップ614: ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信する。
ステップ615: ソースMECプラットフォームは、リソース解放メッセージにしたがって、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放する。
リソース解放メッセージは、リソースを解放するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。この方法により、ソースMECプラットフォーム及びターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了する。
ステップ608乃至ステップ615の複数の特定の実施形態の方法については、ステップ504乃至ステップ506及びステップ509乃至ステップ513を参照すべきである。本明細書では、本発明のこの実施形態における細部は、再度説明されない。
要するに、本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法によれば、ターゲットアクセスネットワークデバイスが送信したハンドオーバー指示を受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ソースMECプラットフォームは、そのハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEが使用しているアプリケーションのアプリケーション情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームに、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、そのアプリケーション情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、そのハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、そのターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、そのハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
本発明のこの実施形態にしたがって提供されるMECプラットフォームハンドオーバー方法の複数のステップの順序を適切に調整することが可能であり、ある状況に応じて、あるステップをそれに対応して追加し或いは省略することが可能であるということに留意すべきである。本発明にしたがって開示される技術的範囲の中で当業者が容易に着想することが可能ないずれかの修正方法は、本発明の保護範囲に属するものとし、したがって、これ以上詳細には説明されない。
図7-1は、本発明の実施形態にしたがったMECプラットフォームハンドオーバー装置700の概略図である。この装置は、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに位置する。図7-1に示されているように、装置700は、第1の受信ユニット701、決定ユニット702、取得ユニット703、及び第1の送信ユニット704を含む。
第1の受信ユニット701は、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。
決定ユニット702は、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成される。
取得ユニット703は、ハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
第1の送信ユニット704は、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信するように構成される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図7-2は、本発明の実施形態にしたがった別のMECプラットフォームハンドオーバー装置700の概略図である。この装置は、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに位置する。図7-2に示されているように、装置700は、第1の受信ユニット701、決定ユニット702、取得ユニット703、第1の送信ユニット704、第2の受信ユニット705、第2の送信ユニット706、第3の受信ユニット707、及び解放ユニット708を含む。
第1の受信ユニット701は、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。
決定ユニット702は、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成される。
取得ユニット703は、ハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
第1の送信ユニット704は、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信するように構成される。
第2の受信ユニット705は、ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信するように構成され、第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するようにターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第2の送信ユニット706は、応答メッセージにしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信するように構成され、ハンドオーバー応答は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第3の受信ユニット707は、ターゲットMECプラットフォームが送信するリソース解放メッセージを受信するように構成され、リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。
解放ユニット708は、リソース解放メッセージにしたがって、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように構成される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがソースアクセスネットワークデバイスであるときに、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのTEID及びハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
第1の送信ユニット701は、さらに、ターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定し、そして、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信する、ように構成される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームであるときに、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。
決定ユニット702は、さらに、ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信し、要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、そして、ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信する、ように構成され、第1の応答メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを運んでいる。
任意的に、ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則は、ターゲットMECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定した後に、ソースアクセスネットワークデバイスは、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図8-1は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置800の概略図である。この装置は、ハンドオーバー通知デバイスの中に位置する。ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。図8-1に示されているように、装置800は、生成ユニット801及び第1の送信ユニット802を含む。
生成ユニット801は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第1の送信ユニット802は、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信するように構成される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知を生成し、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、その結果、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。ターゲットMECプラットフォームは、コンテキストにおけるソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得してもよい。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームであるときに、生成ユニット801は、さらに、ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信し、ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及びハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用され、そして、ハンドオーバー指示にしたがって、ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。
第1の送信ユニット802は、さらに、ソースアクセスネットワークデバイスの識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定し、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する、ように構成される。
図8-2は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。この装置は、ハンドオーバー通知デバイスの中位置している。ハンドオーバー通知デバイスがソースアクセスネットワークデバイスであるときに、図8-2に示されているように、装置800は、生成ユニット801、第1の送信ユニット802、受信ユニット803、及び第2の送信ユニット804を含む。
生成ユニット801は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第1の送信ユニット802は、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信するように構成される。
受信ユニット803は、ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信するように構成され、ハンドオーバー応答は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
第2の送信ユニット804は、ハンドオーバー応答にしたがって、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信するように構成され、ハンドオーバー指示は、ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように、ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイスであるときに、生成ユニット801は、さらに、ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信し、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、測定報告にしたがって決定し、そして、ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのTEID及びハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知を生成し、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、その結果、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。ターゲットMECプラットフォームは、コンテキストにおけるソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得してもよい。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図9-1は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置900の概略図である。この装置は、ターゲットMECプラットフォームに位置する。図9-1に示されているように、装置900は、受信ユニット901及び取得ユニット902を含む。
受信ユニット901は、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
取得ユニット902は、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得し、この情報は、ハンドオーバーされるUEのコンテキストに含まれ、そして、アプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図9-2は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。この装置は、ターゲットMECプラットフォームに位置する。図9-2に示されているように、この装置は、受信ユニット901、取得ユニット902、更新ユニット903、処理ユニット904、第1の送信ユニット905、及び第2の送信ユニット906を含む。
受信ユニット901は、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
取得ユニット902は、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される。
更新ユニット903は、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するように構成される。
処理ユニット904は、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータにバッファリング処理を実行するように構成される。
第1の送信ユニット905は、ハンドオーバーされるUEに、バッファリング処理を施されているハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを送信するように構成される。
第2の送信ユニット906は、ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するように構成され、リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
任意的に、ソースアプリケーションに関する情報は、ソースアプリケーションの識別子、ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及びハンドオーバーされるUEのIPアドレスを含む。ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則は、ターゲットMECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。
ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得し、この情報は、ハンドオーバーされるUEのコンテキストに含まれ、そして、アプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
上記の複数の実施形態における複数の装置について、各ユニットにより動作を実行する具体的なやり方が、関連する方法の複数の実施形態において詳細に説明されている。詳細は、ここでは説明されない。
図10は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。この装置は、ソースモバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームに位置する。この装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ネットワークインターフェイス1003、及びバス1004を含む。バス1004は、プロセッサ1001、メモリ1002、及びネットワークインターフェイス1003を接続するように構成される。プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶されているプログラムを実行するように構成される。
ネットワークインターフェイス1003は、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。
プロセッサ1001は、さらに、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成される。
プロセッサ1001は、さらに、ハンドオーバーされるUEのTEIDにしたがって、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
ネットワークインターフェイス1003は、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信し、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがソースアクセスネットワークデバイスであるときに、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのTEID及びハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
ネットワークインターフェイス1003は、さらに、ターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定し、そして、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信する、ように構成される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームであるときに、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。ネットワークインターフェイス1003は、さらに、ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信し、要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを取得するのに使用され、要求メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、そして、ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信する、ように構成され、第1の応答メッセージは、ハンドオーバーされるUEのTEIDを運んでいる。
任意的に、ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則は、ターゲットMECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。
任意的に、ネットワークインターフェイス1003は、さらに、ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信し、第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するようにターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用され、そして、応答メッセージにしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信する、ように構成され、ハンドオーバー応答は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームが送信するハンドオーバー通知を受信した後に、ソースMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定し、そして、ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得してもよい。コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。その後、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにコンテキストを送信してもよく、その結果、ターゲットMECプラットフォームは、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得する。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図11-1は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。この装置は、ハンドオーバー通知デバイスの中位置している。ハンドオーバー通知デバイスは、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームである。ハンドオーバー通知デバイスがソースアクセスネットワークデバイスであるときに、この装置は、送信機1101、受信機1102、及びプロセッサ1103を含む。
プロセッサ1103は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
送信機1101は、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信するように構成される。
ハンドオーバー通知デバイスがターゲットMECプラットフォームであるときに、図11-2に示されているように、この装置は、プロセッサ1104、メモリ1105、ネットワークインターフェイス1106、及びバス1107を含む。バス1107は、プロセッサ1104、メモリ1105、及びネットワークインターフェイス1106を接続するように構成される。プロセッサ1104は、メモリ1105に記憶されているプログラムを実行するように構成される。
プロセッサ1104は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
ネットワークインターフェイス1106は、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信するように構成される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがソースアクセスネットワークデバイスであるときに、受信機1102は、ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信する。
プロセッサ1103は、さらに、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、測定報告にしたがって決定し、そして、ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのTEID及びハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む。
任意的に、受信機1102は、さらに、ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信するように構成され、ハンドオーバー応答は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
送信機1101は、ハンドオーバー応答にしたがって、ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信するように構成され、ハンドオーバー指示は、ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように、ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される。
任意的に、ハンドオーバー通知デバイスがターゲットMECプラットフォームであるときに、ネットワークインターフェイス1106は、さらに、ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信するように構成され、ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEの識別子及びハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、ハンドオーバー指示は、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用される。
プロセッサ1104は、さらに、ハンドオーバー指示にしたがって、ハンドオーバー通知を生成するように構成され、ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEの識別子を含む。
ネットワークインターフェイス1106は、さらに、ソースアクセスネットワークデバイスの識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定し、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信する、ように構成される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに、ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知を生成し、そして、ソースMECプラットフォームにハンドオーバー通知を送信してもよい。ハンドオーバー通知は、ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、その結果、ソースMECプラットフォームは、ターゲットMECプラットフォームにハンドオーバーされるUEのコンテキストを送信する。ターゲットMECプラットフォームは、コンテキストにおけるソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得してもよい。したがって、ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされた後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEの取得されたアプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
図12は、本発明の実施形態にしたがったさらに別のMECプラットフォームハンドオーバー装置の概略図である。この装置は、ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームに位置する。この装置は、プロセッサ1201、メモリ1202、ネットワークインターフェイス1203、及びバス1204を含む。バス1204は、プロセッサ1201、メモリ1202、及びネットワークインターフェイス1203を接続するように構成される。プロセッサ1201は、メモリ1202に記憶されているプログラムを実行するように構成される。
ネットワークインターフェイス1203は、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成され、コンテキストは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む。
ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信し、そして、ハンドオーバー通知にしたがって、ハンドオーバーされるUEのTEIDを決定した後に、ソースMECプラットフォームによって取得される。ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又はハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである。
プロセッサ1201は、さらに、ソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される。
任意的に、ソースアプリケーションに関する情報は、ソースアプリケーションの識別子、ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及びハンドオーバーされるUEのIPアドレスを含む。
任意的に、プロセッサ1201は、さらに、ターゲットMECプラットフォームから、ソースアプリケーションの識別子に対応するターゲットアプリケーションを取得するように構成される。
ネットワークインターフェイス1203は、さらに、ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信し、通知メッセージは、ソースアプリケーションのCP IPアドレス及びハンドオーバーされるUEのIPアドレスを含み、通知メッセージは、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するようにターゲットアプリケーションに指示するのに使用され、そして、ターゲットアプリケーションが送信するハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを受信する、ように構成され、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータは、ソースアプリケーションのCP IPアドレス及びハンドオーバーされるUEのIPアドレスにしたがって、ターゲットアプリケーションによってソースアプリケーションから取得される。
任意的に、ハンドオーバーされるUEのコンテキストは、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則は、ターゲットMECプラットフォームがハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される。プロセッサ1201は、さらに、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するように構成される。
任意的に、プロセッサ1201は、さらに、ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則にしたがって、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータにバッファリング処理を実行するように構成される。
ネットワークインターフェイス1203は、さらに、ハンドオーバーされるUEに、バッファリング処理を施されているハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを送信するように構成される。
任意的に、ネットワークインターフェイス1203は、さらに、ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するように構成され、リソース解放メッセージは、ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するようにソースMECプラットフォームに指示するのに使用される。
要するに、本発明のこの実施形態において提供されるMECプラットフォームハンドオーバー装置によれば、ソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信した後に、ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報にしたがって、ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得し、この情報は、ハンドオーバーされるUEのコンテキストに含まれ、そして、アプリケーションデータにしたがって、ハンドオーバーされるUEに継続してサービスを提供することが可能であり、それにより、MECプラットフォームからのUEによるアプリケーションデータの取得の連続性を保証することが可能である。
本発明の実施形態は、MECプラットフォームハンドオーバーシステムを提供する。このシステムは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス、ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイス、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォーム、及びハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームを含む。ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知デバイスである。
ソースMECプラットフォームは、図7-1又は図7-2に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
ターゲットMECプラットフォームは、図9-1又は図9-2に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
ハンドオーバー通知デバイスは、図8-1又は図8-2に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
本発明の実施形態は、別のMECプラットフォームハンドオーバーシステムを提供する。このシステムは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)、ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス、ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイス、ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォーム、及びハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームを含む。ソースアクセスネットワークデバイス又はターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知デバイスである。
ソースMECプラットフォームは、図10に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
ターゲットMECプラットフォームは、図12に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
ハンドオーバー通知デバイスは、図11-1又は図11-2に示されているMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む。
複数の実施形態のステップの全て又は一部がハードウェア又は関連ハードウェアに指示するプログラムにより実装されてもよいことを当業者は理解するであろう。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク、又は光ディスクを含んでもよい。
上記の説明は、本発明の複数の実施形態の単なる例であり、本発明を限定するようには意図されていない。本発明の範囲から逸脱することなくなされるいずれの変更、均等な置換、及び改良も、本発明の保護範囲に含まれるものとする。

Claims (33)

  1. モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法であって、当該方法は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースMECプラットフォームによって実行され、当該方法は、
    ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するステップであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、前記ハンドオーバー通知デバイスは、前記ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又は前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである、ステップと、
    前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するステップと、
    前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するステップであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、ステップと、
    前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップと、を含む、
    方法。
  2. 前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEID及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、
    前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップは、
    前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定するステップと、
    前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップと、を含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、
    前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを決定するステップは、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信するステップであって、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含む、ステップと、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信するステップと、を含み、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを運んでいる、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される、
    請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ターゲットMECプラットフォームに前記ハンドオーバーされるUEの前記コンテキストを送信するステップの後に、当該方法は、
    前記ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信するステップであって、前記第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するように前記ターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用される、ステップと、
    前記第2の応答メッセージにしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信するステップと、をさらに含み、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、
    請求項2に記載の方法。
  6. 前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するステップの後に、当該方法は、
    前記ターゲットMECプラットフォームが送信するリソース解放メッセージを受信するステップであって、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含む、ステップと、
    前記リソース解放メッセージにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するステップと、をさらに含む、
    請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の方法。
  7. モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法であって、当該方法は、ハンドオーバー通知デバイスによって実行され、前記ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースアクセスネットワークデバイス又は前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームであり、当該方法は、
    前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときにハンドオーバー通知を生成するステップであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、ステップと、
    前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップと、を含む、
    方法。
  8. 前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスである場合に、前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに前記ハンドオーバー通知を生成するステップは、
    前記ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信するステップと、
    前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、前記測定報告にしたがって決定するステップと、
    前記ハンドオーバー通知を生成するステップと、を含み、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームである場合に、前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを決定するときに前記ハンドオーバー通知を生成するステップは、
    前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信するステップであって、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用される、ステップと、
    前記ハンドオーバー指示にしたがって前記ハンドオーバー通知を生成するステップと、を含み、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、
    前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップは、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定するステップと、
    前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップと、を含む、
    請求項7に記載の方法。
  10. 前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するステップの後に、当該方法は、
    前記ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信するステップであって、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、ステップと、
    前記ハンドオーバー応答にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信するステップと、をさらに含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される、
    請求項8に記載の方法。
  11. モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー方法であって、当該方法は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のターゲットMECプラットフォームによって実行され、当該方法は、
    前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するステップであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、ステップと、
    前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップと、を含む、
    方法。
  12. 前記ソースアプリケーションに関する前記情報は、前記ソースアプリケーションの識別子、前記ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及び前記ハンドオーバーされるUEのIPを含む、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを取得するステップは、
    前記ターゲットMECプラットフォームから、前記ソースアプリケーションの前記識別子に対応するターゲットアプリケーションを取得するステップと、
    前記ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信するステップであって、前記通知メッセージは、前記ソースアプリケーションの前記CP IP及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPを含み、前記通知メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを取得するように前記ターゲットアプリケーションに指示するのに使用される、ステップと、
    前記ターゲットアプリケーションが送信する前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを受信するステップと、を含み、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータは、前記ソースアプリケーションの前記CP IP及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPにしたがって、前記ターゲットアプリケーションによって前記ソースアプリケーションから取得される、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用され、当該方法は、
    前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するステップをさらに含む、
    請求項11乃至13のうちのいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップの後に、当該方法は、
    前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータにバッファリング処理を実行するステップと、
    前記ハンドオーバーされるUEに、前記バッファリング処理を施されている前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを送信するステップと、をさらに含む、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するステップの後に、当該方法は、
    前記ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するステップをさらに含み、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、
    請求項11乃至15のうちのいずれか一項に記載の方法。
  17. モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置であって、当該装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースMECプラットフォームに位置し、当該装置は、
    ハンドオーバー通知デバイスが送信するハンドオーバー通知を受信するように構成される第1の受信ユニットであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用され、前記ハンドオーバー通知デバイスは、前記ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス又は前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームである、第1の受信ユニットと、
    前記ハンドオーバー通知にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)を決定するように構成される決定ユニットと、
    前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのコンテキストを取得するように構成される取得ユニットであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、取得ユニットと、
    前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信するように構成される第1の送信ユニットと、を含む、
    装置。
  18. 前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEID及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、
    前記第1の送信ユニットは、さらに、
    前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びターゲットアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するターゲットMECプラットフォームを決定し、そして、
    前記ターゲットMECプラットフォームに前記コンテキストを送信する、ように構成される、
    請求項17に記載の装置。
  19. 前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、
    前記決定ユニットは、さらに、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスに要求メッセージを送信し、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを取得するのに使用され、前記要求メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、そして、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスが送信する第1の応答メッセージを受信する、ように構成され、前記第1の応答メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記TEIDを運んでいる、
    請求項17に記載の装置。
  20. 前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用される、
    請求項17乃至19のうちのいずれか一項に記載の装置。
  21. 当該装置は、
    前記ターゲットMECプラットフォームが送信する第2の応答メッセージを受信するように構成される第2の受信ユニットであって、前記第2の応答メッセージは、ルーティング規則の更新を完了するように前記ターゲットMECプラットフォームに指示するのに使用される、第2の受信ユニットと、
    前記第2の応答メッセージにしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスにハンドオーバー応答を送信するように構成される第2の送信ユニットと、をさらに含み、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、
    請求項18に記載の装置。
  22. 当該装置は、
    前記ターゲットMECプラットフォームが送信するリソース解放メッセージを受信するように構成される第3の受信ユニットであって、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含む、第3の受信ユニットと、
    前記リソース解放メッセージにしたがって、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように構成される開放ユニットと、をさらに含む、
    請求項17乃至21のうちのいずれか一項に記載の装置。
  23. モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置であって、当該装置は、ハンドオーバー通知デバイスの中に位置し、前記ハンドオーバー通知デバイスは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のソースアクセスネットワークデバイス又は前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームであり、当該装置は、
    前記ハンドオーバーされるUEが複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということが決定されるときにハンドオーバー通知を生成するように構成される生成ユニットであって、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを実行するように、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、生成ユニットと、
    前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信するように構成される第1の送信ユニットと、を含む、
    装置。
  24. 前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスであるときに、前記生成ユニットは、さらに、
    前記ハンドオーバーされるUEが送信する測定報告を受信し、
    前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを、前記測定報告にしたがって決定し、そして、
    前記ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEのトンネルエンドポイント識別子(TEID)及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスの識別子を含む、
    請求項23に記載の装置。
  25. 前記ハンドオーバー通知デバイスが前記ハンドオーバーされるUEの前記ターゲットMECプラットフォームであるときに、前記生成ユニットは、さらに、
    前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイスが送信するハンドオーバー指示を受信し、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEの識別子及び前記ハンドオーバーされるUEの前記ソースアクセスネットワークデバイスの識別子を含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ハンドオーバーされるUEが前記複数のアクセスネットワークデバイスの間でハンドオーバーされる必要があるということを示すのに使用され、そして、
    前記ハンドオーバー指示にしたがって前記ハンドオーバー通知を生成する、ように構成され、前記ハンドオーバー通知は、前記ハンドオーバーされるUEの前記識別子を含み、
    前記第1の送信ユニットは、さらに、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスの前記識別子及びソースアクセスネットワークデバイスとMECプラットフォームとの間のあらかじめ設定された対応関係にしたがって、前記ソースアクセスネットワークデバイスに対応するソースMECプラットフォームを決定し、そして、
    前記ソースMECプラットフォームに前記ハンドオーバー通知を送信する、ように構成される、
    請求項23に記載の装置。
  26. 当該装置は、
    前記ソースMECプラットフォームが送信するハンドオーバー応答を受信するように構成される受信ユニットであって、前記ハンドオーバー応答は、前記ハンドオーバーされるUEのためのプラットフォームハンドオーバーを完了するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、受信ユニットと、
    前記ハンドオーバー応答にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEにハンドオーバー指示を送信するように構成される第2の送信ユニットと、をさらに含み、前記ハンドオーバー指示は、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへとハンドオーバーされるように前記ハンドオーバーされるUEに指示するのに使用される、
    請求項24に記載の装置。
  27. モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバー装置であって、当該装置は、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)のターゲットMECプラットフォームに位置し、当該装置は、
    前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォームが送信するコンテキストを受信するように構成される受信ユニットであって、前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEにサービスを提供しているソースアプリケーションに関する情報を含む、受信ユニットと、
    前記ソースアプリケーションに関する前記情報にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに展開されているアプリケーションから、前記ハンドオーバーされるUEのアプリケーションデータを取得するように構成される取得ユニットと、を含む、
    装置。
  28. 前記ソースアプリケーションに関する前記情報は、前記ソースアプリケーションの識別子、前記ソースアプリケーションの制御プレーン(CP)インターネットプロトコル(IP)アドレス、及び前記ハンドオーバーされるUEのIPを含む、
    請求項27に記載の装置。
  29. 前記取得ユニットは、さらに、
    前記ターゲットMECプラットフォームから、前記ソースアプリケーションの前記識別子に対応するターゲットアプリケーションを取得し、
    前記ターゲットアプリケーションに通知メッセージを送信し、前記通知メッセージは、前記ソースアプリケーションの前記CP IP及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPを含み、前記通知メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを取得するように前記ターゲットアプリケーションに指示するのに使用され、そして、
    前記ターゲットアプリケーションが送信する前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを受信する、ように構成され、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータは、前記ソースアプリケーションの前記CP IP及び前記ハンドオーバーされるUEの前記IPにしたがって、前記ターゲットアプリケーションによって前記ソースアプリケーションから取得される、
    請求項28に記載の装置。
  30. 前記コンテキストは、前記ハンドオーバーされるUEのためのルーティング規則をさらに含み、前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則は、前記ターゲットMECプラットフォームが前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを処理する規則を示すのに使用され、当該装置は、
    前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ターゲットMECプラットフォームに格納されているルーティング規則を更新するように構成される更新ユニットをさらに含む、
    請求項27乃至29のうちのいずれか一項に記載の装置。
  31. 当該装置は、
    前記ハンドオーバーされるUEのための前記ルーティング規則にしたがって、前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータにバッファリング処理を実行するように構成される処理ユニットと、
    前記ハンドオーバーされるUEに、前記バッファリング処理を施されている前記ハンドオーバーされるUEの前記アプリケーションデータを送信するように構成される第1の送信ユニットと、をさらに含む、
    請求項30に記載の装置。
  32. 当該装置は、
    前記ソースMECプラットフォームにリソース解放メッセージを送信するように構成される第2の送信ユニットをさらに含み、前記リソース解放メッセージは、前記ハンドオーバーされるUEの識別子を含み、前記ハンドオーバーされるUEのリソースを解放するように前記ソースMECプラットフォームに指示するのに使用される、
    請求項27乃至31のうちのいずれか一項に記載の装置。
  33. モバイルエッジコンピューティング(MEC)プラットフォームハンドオーバーシステムであって、当該システムは、ハンドオーバーされるユーザ機器(UE)、前記ハンドオーバーされるUEのソースアクセスネットワークデバイス、前記ハンドオーバーされるUEのターゲットアクセスネットワークデバイス、前記ハンドオーバーされるUEのソースMECプラットフォーム、及び前記ハンドオーバーされるUEのターゲットMECプラットフォームを含み、前記ソースアクセスネットワークデバイス又は前記ターゲットMECプラットフォームは、ハンドオーバー通知デバイスであり、
    前記ソースMECプラットフォームは、請求項17乃至22のうちのいずれか一項に記載のMECプラットフォームハンドオーバー装置を含み、
    前記ターゲットMECプラットフォームは、請求項27乃至32のうちのいずれか一項に記載のMECプラットフォームハンドオーバー装置を含み、
    前記ハンドオーバー通知デバイスは、請求項23乃至26のうちのいずれか一項に記載のMECプラットフォームハンドオーバー装置を含む、
    システム。
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