JP2018538102A - 製品供給容器を加圧するためのシステムを備えた化粧ポット - Google Patents

製品供給容器を加圧するためのシステムを備えた化粧ポット Download PDF

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Abstract

本出願は化粧ポットに関するものであり、そのベースが、本体と、本体に取り付けられたプレス底部(25)と、プレス底部(25)に取り付けられ、本体(20)とプレス底部(25)との間に位置する可変容積の容器(40)と、容器(40)をプレス底部(25)に押し付けるように構成された容器(40)を加圧するためのシステム(80)と、容器(40)に対してプレス底部(25)の対向側に配置された製品ディスペンサ(50)と、を備え、製品ディスペンサ(50)は、ストッパ(70)と、使用者に製品を供給し、ストッパ(70)を開閉するように構成された供給ヘッド(60)と、ストッパ(70)を閉じるために供給ヘッド(60)に作用するように構成された弾性戻り要素(73)とを備える。

Description

本出願は、ポットの分野、特にクリームを供給するように設計された化粧ポットに関する。
従来、化粧品用のポットは、広い開口部を有するように、一般にガラスまたはプラスチックのベース、すなわち直径の大きさがベースの断面寸法に近いネック部を設けた容器を含む。ベースは、一般に蓋によって閉じられ、ネック部にねじ込まれることが多い。場合によっては、蓋はさらに、一般に、含有された製品の良好な保存のために閉鎖するためのシーリングを提供する役割を有するシールを備える。
通常、使用者は蓋を開け、指でクリームを集めて蓋を閉じる。このような状態では、クリームは瞬間的に空気にさらされ、指が接触することによって、ポットに残っているクリームを汚染する可能性がさらに高まる。
ポットのシーリングをより確実にし、クリームをより良好に保護するために、ポットにポンプまたは他の装置を設けることが好適であり、これにより、閉じた容器に入れられたクリームを必要量ごとに供給することが可能になる。
例えば、国際公開第2014208945号パンフレットは、製品が槽から出るように穿孔されたプレートで上面が覆われた槽を含むペースト様製品を供給するためのポットについて記載している。槽が徐々に空になるにつれて、プレートは槽内に沈んでいく。クリームはプレートから集められ、少量のクリームのみが空気にさらされ、ポットの中にあるクリームは常にポットの壁とプレートによって空気から保護されている。
しかしながら、プレートが槽内にどれくらいまで沈んだかにかかわらず、使用者がプレートを押すことができるように、ポットは比較的大きな直径を有さなければならないという事実に欠点がある。
国際公開第2014/208945号
本出願は、製品を可能な限り良好に保存し、容易かつ自然な使用者の動きで製品を必要量だけ供給する改善されたポットベースを提供することを目的とする。
この目的のために、第1の態様によれば、ベースを有する化粧ポットが提供され、ベースは、
底部と底部から延びる側壁とによって形成された本体と、
底部に平行に本体に固定され、製品が通過するための開口部を備えた、プレス底部と呼ばれる基準壁と、
本体の底部とプレス底部との間で、プレス底部の一方側に配置され、プレス底部に取り付けられた可変容積の容器であって、容器は、含有する製品の量に応じて可変である容積を有し、且つ、プレス底部の開口部と連通する製品用の出口開口部を備える、容器と、
容器をプレス底部に向かって圧縮するように構成された容器の加圧システムと、
プレス底部における、容器が配置された側と反対側に、配置され、プレス底部の開口部と連通する、製品ディスペンサであって、製品ディスペンサは、ストッパと、ストッパを開閉し製品を使用者に供給するように構成された供給ヘッドと、ストッパを閉じるために供給ヘッドに作用するように構成された弾性リターン部材と、を備える、製品ディスペンサと、
を備え、
製品ディスペンサは、ストッパが開いて製品が供給される開放構成と、ストッパが閉じられている閉鎖構成とをとるように構成され、製品ディスペンサは、ストッパの開放を引き起こすよう安定した位置から不安定な位置への供給ヘッドの動きによって閉鎖構成から開放構成に移行し、リターン部材は、供給ヘッドを不安定な位置から安定した位置に戻すように構成される。
このようなベースは、使用するたびに空気と接触することを避けながら製品を保存することを可能にする。さらに、容器の加圧システムと製品ディスペンサとの協働により、供給ヘッドが移動するたびに必要な量の製品を供給することができる。使用者は、単に供給ヘッドを押すことによって、したがって自然な操作によって製品の供給を制御し、それによって、指で、または必要に応じてスポンジまたはパフのような塗布付属品を使用して、供給ヘッドの表面の製品を必要量だけさらに収集する。
さらに、そのようなベースは、例えば背の高い、狭いなど、異なるタイプの寸法を有することができる。
さらに、そのようなベースは、ポンプを有することを避けることができる。
好ましい実施形態によれば、容器は、変形可能な可撓性エンベロープである。
別の例示的な実施形態によれば、容器は、仏国特許第2869771号明細書に記載されたタイプのもの、すなわち、その一部が他のものに対して可動である剛性部品から形成された容器である。この容器は、円筒形の槽と、製品が供給されるにつれて徐々に槽内を移動する可動プレートとを備える。この場合、加圧システムは可動プレートに作用する。
任意選択的に、この場合、プレス底部および/またはベースの少なくとも一部を、一体部材として形成することができる。
例示的な実施形態によれば、供給ヘッドは、製品を使用者に供給するための少なくとも1つの供給チャネルを備える。
容器の加圧システム、製品の粘度、および供給ヘッドの1つまたは複数のチャネルの寸法は、製品を供給する流れの速度、すなわち出口速度を容器が空になるにつれて徐々に調節するように協働する。
このような供給チャネルは、供給ヘッド内に形成される。供給チャネルと供給ヘッドの上面との交差部は、供給チャネルの断面を形成する。好適な実施形態では、供給チャネルの断面は、例えば、文字、頭字語、またはロゴを表す。
例示的な実施形態によれば、供給ヘッドは、上面、製品を供給するように構成された供給プレート、および供給プレートの下に製品を分配するように構成された分配プレートを、順に備える。
一般的に言えば、互いに区別される、すなわち2つの部分に分かれた分配プレートと供給プレートとを備える供給ヘッドは、製品を使用者により良好に分配し供給することを可能にする。
この場合、供給ヘッドの上面は、供給プレートの上面である。
例示的な実施形態によれば、供給ヘッドは、穿孔されたカバーを含む。
この場合、供給ヘッドの上面は、穿孔されたカバーの上面である。
例えば、穿孔されたカバーは、天然または合成であり得る織物またはステッチベースの布である。
例えば、穿孔されたカバーは、80μmから500μm、好ましくは100μmから300μmの特徴的なサイズの穿孔を含む。ここでの特徴的な寸法は、考えられる穿孔の性質に従って多角形の直径または辺を指定する。
好適な例示的な実施形態によれば、ストッパは、
プレス底部に固定されたクロージャと、
供給ヘッドに固定された上部ネック、プレス底部に固定された下部ネック、および上部ネックと下部ネックとの間に延在する本体を含むベローズと、
を少なくとも備え、
クロージャの少なくとも一部とベローズとの間に、容器と供給ヘッドとの間の製品の通過容積が画定される。
例示的な実施形態によれば、製品ディスペンサの閉鎖構成において、ベローズの上部ネックは、クロージャの一部と接触し、製品ディスペンサの開放構成において、ベローズの上部ネックとクロージャの前記一部との間には空間が画定され、製品が供給され、製品ディスペンサは、ベローズの圧縮を引き起こすよう安定した位置から不安定な位置への供給ヘッドの動きによって閉鎖構成から開放構成に移行する。
例示的な実施形態によれば、ストッパは、固定部分と、固定部分に対して移動可能な部分とを含み、固定部分はクロージャを含み、移動可能な部分はベローズ、リターン部材、およびヘッドプレートを含み、ヘッドプレートは、供給ヘッドに連結されると共に、さらにベローズの上部ネックに連結される。
例示的な実施形態によれば、容器の加圧システムは、容器が空になるにつれて一定の力を容器に加えるように構成される。
空であるときに容器に加えられる圧力が、満杯になったときに容器に加えられる圧力の70%、さらには80%、さらには90%、さらには95%、または場合によっては98%に少なくとも等しい。
本発明による加圧システムは、特に、ベースの底部に空気入口を有することを避けることができる。
例示的な実施形態によれば、加圧システムは、発泡体ブロック、特に粘弾性を有するブロックを含む。
発泡体ブロックの使用により、低圧下での製品の供給を可能にし、「形状記憶」の粘弾性発泡体、すなわち初期形態に戻る発泡体の場合には、製品の全寿命にわたって一定または実質的に一定の流速で製品を供給することが可能である。
変形例によれば、加圧システムは、場合によっては、単独で、または発泡体ブロックと組み合わせて作用する、ばねまたは他の弾性リターン装置を備える。
例えば、ベースは、容器の内部に配置され、プレス底部に取り付けられたリングを備える。
例示的な実施形態では、容器がプレス底部に固定されるように、容器の壁がプレス底部とリングとの間に挟まれている。
例示的な実施形態によれば、容器は、容器の底部およびベースの本体の底部に設けられた補充ポートを備える。
補充ポートは、例えば、容器の初期充填を実施すること、および/または使用者が使用後に製品を補充することを可能にする。
図示されていない例示的な実施形態では、補充ポートおよびプレス底部は、製品の寿命の終わりに容器が完全につぶされるような相補形状を有する。
本発明は、例示的な実施形態に従って、十分に理解され、その利点は、添付の図面を参照するとともに、限定的ではない説明例により与えられた以下の詳細な説明を読めば明らかとされよう。
本発明の例示的な実施形態による化粧ポットの閉鎖構成の断面図である。 図1のポットのエンベロープおよび製品ディスペンサの一部の加圧システムの分解図である。 例示的な実施形態による図1のポットの製品ディスペンサの別の部分の分解図である。 供給プレートおよび供給ヘッドの分配プレートの実施形態の詳細図である。 図1のポットの開放構成を示す図である。 エンベロープが約半分空になったときの図1のポットの閉鎖構成を示す図である。
前述の図に示される同一の部分は、同一の参照番号によって識別される。
本説明は主に丸い輪郭のポットを参照して与えられるが、正方形または任意の輪郭のポットも当然可能である。
実際には、従来、化粧ポット1は、図面に示されたような丸い輪郭であるか、または実質的に正方形であることが多い。
ポット1は、ベース2と、ポット1の開閉を可能にする蓋3とを備える。
蓋3は、ここではキャップ30によって形成されている。
ポットが使用されていないとき、キャップは製品ディスペンサを覆っている。
キャップ30は、例えばベース2と同じ形状の輪郭を有する。
キャップの閉鎖は、例えば摩擦により、例えば溝に入る周縁ビードを用いて液密に行われるのが好適である。
ここで、ベースと協働してポットを閉じるために、キャップ30はベース2のビード21上にクリップするように構成された溝31を含む。
一般に、蓋3は、ポット1を閉じるための手段、例えば、ベース2にクリップされる、またはねじ止めされる任意の手段によってベース2に取り付けられてもよく、代わりに、蓋およびベースに1箇所のヒンジが設けられてもよく、別の場所にボタンが設けられてもよい。
ベース2は本体20を備える。本体20は、ベースの本体の内部を画定する、底部および底部から延びる側壁によって形成されている。
本体20は、例えば、プラスチックまたは金属製である。
本体20は、ここでは、外側ケーシング22および内側ケーシング23から形成されている。外側ケーシング22と内側ケーシング23とは、ここではねじ24によって互いに組み立てられている。
しかしながら、本体20は、単一の部材、例えば、1つの部材を形成する2つのケーシング、または、例えばねじ、接着剤、もしくは任意の組み立て機構によって組み立てられたいくつかの部材によって形成され得る。
ベース2は、ここでは「プレス底部25」と示される基準壁と呼ばれる壁を備える。
ここで、プレス底部25は、製品供給部のエンベロープ40と、後述するエンベロープ40の加圧システム80とを覆っている。このために、ここでは、プレス底部25は、本体20の内側断面、より詳細には内側ケーシング23の内側断面の周縁の外側輪郭に沿ったプレートの形態をとる。
プレス底部25は、本体20、より詳細には内側ケーシング23に固定されている。プレス底部25は、本体の底面に平行に配置されている。
この例示的な実施形態では、プレス底部25は、本体20の、特にここでは内側ケーシング23のリム上に引っ掛けるように構成された突起25aを備える。
より具体的には、ここでは、内側ケーシング23は、プレス底部25の上方に延在する部分を有し、プレス底部25を内側ケーシング23に引っ掛けるために突起25aに係合する窓を備える。
ここで、プレス底部25は、後述するクロージャ71に位置決めされるピン25cを備える。特に、ピン25cは、ここではクロージャの脚部71bに挿入される。さらに、ピン25cは、ここでは、ねじが挿入されるねじ付きボアを備え、クロージャ71をプレス底部25に固定する。
しかしながら、図示されていない別の例によれば、ボアは存在せず、および/またはクロージャ71は、他の手段、例えばボンディングによってプレス底部25に取り付けられる。
プレス底部25はまた、ここではいくつかの窓からなる開口部25b(図2に見られる)を備える。開口部25bは、エンベロープ40から製品を排出するための出口開口部43に面して設けられている。特にここでは、開口部25bは、ピン25cの周りに設けられ、クロージャ71がプレス底部25上の定位置にあるときには、クロージャ71の脚部71b(後述する)の周りにも設けられる。したがって、エンベロープ40から出て来る製品は、クロージャ71の脚部71bの周りを流れることができる。
ベース2はまた、製品供給部のエンベロープ40を備える。
エンベロープ40は、ここではベース2の本体20内に配置されている。より詳細には、本体の底部とプレス底部25との間にある。
エンベロープ40は、含有する製品の量に応じて可変容積を有し、後述する加圧システム80の作用を受けるのが好適である。
エンベロープは、例えば、ここでは、熱溶接された複合体で形成された変形可能なエンベロープである。図面では、エンベロープ40は、溶接線41に沿って一緒に組み立てられた2つの半部にある。
エンベロープ40は、製品用の出口開口部43(図2に見られる)を含み、含まれた製品がそこを通ってベースから出るように搬送される。
開口部43は、ここではエンベロープ40の上部部分に配置されている。
エンベロープをプレス底部25に取り付けるために、ベースはリング26を備える。ここでは、リング26は平坦な環で形成されている。リング26は、特に、エンベロープ40の開口部43を定める円形形状の内側リム26aを備える。
リング26は、プレス底部25の下方に引っ掛けられ、エンベロープの内側を開口部25bと流体連通する液密状態にする。
このために、プレス底部25は、ここでは、エンベロープ40の内部に向かって延び、リングの内側縁部26aを把持する突起25dを備える。
さらに、リング26は、シール26bが配置されたチャネルを備え、プレス底部25も対応するチャネルを備えるのが好適である。
したがって、エンベロープ40の溶接を行う前に、エンベロープ40を製品ディスペンサ50、例えばリング26またはさらにはシール26bに接続するための部材もエンベロープ40に挿入される。
したがって、エンベロープ40の壁は、リング26とプレス底部25との間に挟まれている。
他の構成モードも適している可能性がある。
ベース2には、ここでは、加圧システム80、エンベロープ40、およびプレス底部25の上に配置された、以下のように形成される製品ディスペンサ50が設けられている。
製品ディスペンサ50は、ストッパ70および供給ヘッド60を備える。
ストッパ70は、ここでは、ベース2の本体20に対して固定された部分と、固定部分に対して移動可能な部分とを含む。
固定部分は、図面においてプレート71aおよび脚部71b(例えば図2参照)を示すクロージャ71を備える。
プレート71aと脚部71bは、ここでは一体に形成されているが、それらは互いに組み立てられた2つの異なる部材であってもよい。
ここで、プレート71aはディスク状であり、脚部71bは円形断面の円筒形状である。さらに、脚部は、ここでは実質的にディスクの中心に配置されている。
さらに、この例示的な実施形態では、クロージャ71は、クロージャ71をプレス底部25にねじで固定するために、プレート71aおよび脚部71bの両方を貫通するボアを備える。
特にここでは、ねじはプレス底部25のピン25cに形成されたねじ付きボアに挿入される。
移動可能な部分は、ここではベローズ72(ただし、一方の脚部は固定されている)、リターン部材73、およびヘッドプレート74を含んでいる。
ここで、ベローズ72は、上部ネック72a、下部ネック72b、および上部ネック72aと下部ネック72bとの間に延びる本体72cを備える。
ここで、ベローズ72は回転対称性を有する。
ベローズ72は、ここではプレス底部25とヘッドプレート74との間に配置されている。
さらに、ベローズ72は、クロージャ71を少なくとも部分的に取り囲んでいる。より具体的には、ベローズ72はクロージャ71の脚部71bを取り囲んでいる。
したがって、ベローズ72とクロージャ71との間に、エンベロープ40と供給ヘッド60との間の製品の通過容積が画定される。
上部ネック72aは、ヘッドプレート74に固定されている。このために、この例示的な実施形態では、ベローズ72は、上部溝72dと呼ばれる溝を備え、ヘッドプレート74は、ハウジング74dの底部に位置するリブ74aを備え、リブ74aが上部溝72dに挿入され、ヘッドプレート74の移動によりベローズ72の圧縮を駆動する。
また、ここでは溝72dは連続し、ベローズ72の全周にわたって形成されており、リブ74aは連続し、ベローズ72も取り囲んでいる。ただし、リブおよび/またはリブは不連続であってもよい。
下部ネック72bはプレス底部25に固定されている。より具体的には、下部ネック72bは単にプレス底部25を支持するだけである。さらに、存在する種々の部材の液密性および位置決めに関する安全性のために、ベローズは下部溝72eと呼ばれる溝を含み、本体20はリブ23aを含み、ケーシング20のリブ23aが下部溝72eに挿入されて、下部ネック72bがケーシング20に対して所定の位置に保持されるようにする。
より具体的には、この例示的な実施形態では、内側ケーシング23のうちプレス底部25の上方に延びる部分がリブ23aを構成している。
このようにして、下部ネック72bの一部は、リブ23aとプレス底部25との間に含まれる。
また、ここでは下部溝72eは連続し、ベローズ72の全周にわたって形成されており、ケーシングのリブ23aは連続し、ベローズ72も取り囲んでいる。ただし、リブおよび/またはリブは不連続であってもよい。
したがって、図1および図6に示すように、ベローズ72の上部ネック72aおよびクロージャ71、さらにはプレート71aが、ストッパ70が閉じられたときに接触し、図5に示すように、ストッパ70が開いているときに、その間に空間を画定する。
リターン部材73は、ヘッドプレート74とプレス底部25との間に保持されている。リターン部材73は、ヘッドプレート74を不安定な位置から、リブ74aおよびベローズの上部ネック72aがクロージャ71に当接する安定した位置に移動させ、それにより、ベローズの上部ネックとクロージャとの間の通路を閉塞するように構成される。安定した位置から出発して、ヘッドプレートは、それ自体と平行に、または斜めに下げられ、それによって上部ネック72aとクロージャ71との間の通路が開く。
リターン部材73は、例えば、ばね73であり、この場合はコイルばねである。
リターン部材73は、ヘッドプレート74の下に、またプレス底部25の上に、特にここではプレス底部25の上方に延在する内側ケーシング23の部分の上に、軸受関係で保持されている。
さらに、この例示的な実施形態では、リターン部材73は、ヘッドプレート74のリブ74aを取り囲み、プレス底部25の上方に延在する内側ケーシング23の部分を横切って突出するプレス底部25の突起25aに囲まれている。
ベローズ72の上部ネック72aがクロージャ71と接触したとき、すなわちストッパが閉じているとき、リターン部材73は中立位置にあるか、または圧縮されて、プレス底部25に対してヘッドプレート74を押し離すようにする。ストッパが開いているとき、リターン部材73は、ストッパが閉じているときの位置に対して圧縮されている。
最後に、ヘッドプレート74は、主に、円形の中央開口部74cを有するディスク74bを備える。
ヘッドプレート74は、ここではディスクに対して実質的に直交して中央開口部74cから延びるハウジング74dをさらに備える。したがって、ハウジング74dはディスク74bに連結され、さらに、ここでは開口部の口を画定するリブ74aに連結され、口の断面はハウジングの断面よりも小さい。ハウジング74dは、クロージャ71のプレート71aを受け入れるために設けられている。そのために、プレート71の直径よりも大きな直径を有し、一方で、リム74aによって画定される開口部の直径は、プレートの直径よりも小さい。製品がプレス底部25の開口部25bからヘッドプレート74の中央開口部74cに通過することを可能にするために、ベローズの下部ネック72aおよび上部ネック72dの内径は、クロージャ71の脚部71bの直径よりも実質的に大きい。
最後に、ヘッドプレート74は、ここではねじ山74fが設けられた周縁外壁74eを備える。
供給ヘッド60は、主にプレートの形態をとる。
さらに、製品が供給ヘッドを通過して使用者に供給されるように穿孔されている。言い換えれば、供給ヘッド60は、製品を使用者に供給するための少なくとも1つのチャネルを備える。
供給ヘッド60は、使用者が指で押し付けるように構成された上面61a、またはスポンジもしくはパフのような付属品を備えて、局所的な圧力を誘発し、供給ヘッドの表面に供給される製品の必要量を集めるように構成される。
この例示的な実施形態では、供給ヘッドはディスク形状を有し、上面61aはドーム状である。
供給ヘッド60はまた、その下部に、これらの2つの部材を結合するためにヘッドプレート74のねじ山74fと協働するように設けられた周縁ねじ山64を備える。これらの結合手段も適切であり得る。
図示した例示的な実施形態では、供給ヘッド60は、ヘッドプレート74に固定され、周縁リング51によって取り囲まれている。
周縁リング51は、内側に向かって湾曲した形状を有するか、または例えば円錐形である内側表面を備える。
したがって、周縁リング51は、供給ヘッド60が移動されるとき、供給ヘッド60のためのガイドとして役立つ可能性がある。
周縁リング51は、本体20に固定されており、この場合、内側ケーシング23に固定されている。この例示的な実施形態では、周縁リングはねじ止めされている。
また、この例では、周縁リング51の外面上にベース2のビード21が形成されている。他の構成モードも適している可能性がある。
ここに提示された例示的な実施形態では、供給ヘッド60は、一緒に組み立てられたいくつかの部材を備える。
この場合の供給ヘッド60は、上面61aから始まり、カバー61と、供給プレート62と、分配プレート63とを備える。
ここで、カバー61は上面61aを含む。
カバー61は、例えば、供給プレート62に結合されている。
カバー61は、好適には穿孔されたカバーである。
カバー61は、例えば、織物または天然もしくは合成のステッチベースの布を覆う。ステッチは、例えば、製品の粘度に依存する開口部を有する。これは、例えば、80から500マイクロメートル、好ましくは100から300マイクロメートル(指標値)のオーダである。穿孔のサイズは、好ましくは、指が通過するとカバーの上面に局所的な圧力を誘発する場合のみ、製品が穿孔を通過するサイズである。
カバーは、例えば、ベルベットのように、指と接触する際の柔らかさのために選択された材料から作られる可能性がある。
カバーは、例えば、供給ヘッドがこの例示的な実施形態よりも少ないプレートを含む場合には、供給プレートまたはその隣接プレートに機械的に結合されるか、溶接されるか、または組み立てられる。カバーは、供給プレートと一体であってもよく、すなわち、供給プレートと単一部品を形成することができる。この場合、カバーは供給プレートと同じ材料からなる。
供給プレート62は、主に、カバー61を支える上面を有するディスクと、上面と対向する下面とを備える。
ディスクは均一な厚さを有することができるが、この場合、ディスクの厚さは可変である。さらに、上面はドーム状になっている。
さらに、下面はデボス加工されている。
ここで、供給プレートは周壁をさらに備え、周壁は、下面から突出して延び、ここでは、周壁の内面に形成されたねじ山64を備える。
このように、供給プレートは、ヘッドプレート74にねじ止めされ、したがって、分配プレート63をサンドイッチ状に保持する。
また、分配プレート63は、主に、上面を有するディスクと、上面に対向する下面とを備える。分配プレートのディスクの厚さは、均一であっても可変であってもよい。ここでは、その上面は、分配プレート63が供給プレート62と正確に整合するように、供給プレートのデボス加工された構造と相補的な形状のレリーフ構成をさらに含む。
図3および図4に示すように、供給プレート62および分配プレート63は、製品をエンベロープ40から供給ヘッド60の上面に運ぶように構成された貫通チャネル62aおよび63aをそれぞれ備える。
特に、この実施形態では、供給プレートのチャネル62aは、製品を供給するように構成され、分配プレートのチャネル63aは、供給プレートの供給チャネルに向かって製品を分配するように構成される。
その目的のために、分配チャネルは、供給チャネルよりも広い可能性がある。
図3は、プレートの中心に向かって集中した直線かつ平行のチャネルを示している。これに限定されるものではなく、穿孔の他の配置も適切であり得る。例えば、チャネルは、円弧の形態を有し、プレートの周縁に向かって配置されてもよく、代わりに、局所的に集中した個々の穿孔であってもよく、またはプレートの全面に広がっていてもよい。別の可能性は、穿孔が、例えばブランドの形状、文字またはロゴを表すように配置されることである。
カバーの位置では、例えば、外観の変化または着色されたマークのような特徴的な表示が提供されてもよく、これは、消費者に、製品が供給される位置を示し、供給ヘッド60を下げるためにその位置を押すことを促し、それによってストッパ71とベローズの上部ネック72aとの間の通路を開く。
図示されていない別の例示的な実施形態によれば、供給ヘッドは、その製造時にチャネルが形成される単一のプレートのみを備え、この場合、カバーは、例えば、供給ヘッドの上面層である。
例えば、供給プレートおよび分配プレートは、例えば二重射出成形によって一体として形成される。
別の可能性は、分配プレート63が、供給プレート62に向かってのみ開いているチャネルのネットワークと、製品がチャネルのネットワークに供給される下部中央オリフィスとを有することである。言い換えると、チャネルは、分配プレートの厚さの一部の中で中空にされているだけであり、分配プレートの残りの厚さを通過するウェル、オリフィスによってすべて供給される。
この例示的な実施形態では、ハウジング74d、リブ74a、および分配プレート63は、それらの間に容積部65を画定し、容積部65では、分配プレート63のチャネルに浸透する前にエンベロープから来る製品を流し、次に供給プレート62のチャネルに流入させることができる。
さらに、この容積部65内には、ベローズ72の上部ネック72aおよびクロージャ71の少なくとも一部、特に少なくともプレート71aが配置されている。
静止している、すなわち、供給ヘッド上の安定した位置において、分配プレート63とプレート71aとの間には、供給されるべき製品のために動くときに供給ヘッドによって移動される距離に少なくとも等しい空間が存在する。
最後に、ベース2は、エンベロープ40を加圧するように構成されたエンベロープ40の加圧システム80を備える。加圧システム80は、ここではエンベロープ40の下に配置されている。
言い換えれば、エンベロープ40は、ここでは製品ディスペンサ50と加圧システム80との間に配置されている。
このように、エンベロープは、加圧システム80によって加圧され、エンベロープが徐々に空になり、加圧システムが膨張するにつれて実質的に一定の力を生じる。それにより、プレス底部25を形成する壁に対してエンベロープを押す。
好適には、加圧システム80は発泡体ブロック81を備える。エンベロープ40が製品で満たされるとブロックは圧縮され、エンベロープが空になるにつれて徐々に膨張する。
発泡体は任意の適切な性質のものであり、例えば密度が17から25kg/mであるポリエーテル発泡体、または密度が35から55kg/mであるポリウレタン発泡体である。
粘弾性特性を有する発泡体、例えば55から90kg/mの密度を有する粘弾性発泡体も適している可能性がある。
このような発泡体の特性は、エンベロープに低圧を加えることであり、この圧力は、ブロックの圧縮度がどのようであっても、つまりエンベロープの空の程度がどのようであっても実質的に一定であり、形状記憶、すなわち初期形状を回復する能力を有する。
最後に、エンベロープ40は、充填するために、および製品を補充する必要がある位置に、補充バルブと呼ばれるバルブを備えた補充ポート42を有する。
補充ポート42が存在する場合、加圧システム80は、好適には、加圧システムへのアクセスを可能にする通路を備える。この場合、発泡体ブロック81は、例えば穴82を有する。
ここで、補充ポートは、エンベロープ40の内側に位置する内側部材42aと、エンベロープ40の外側に位置する外側部材42bとを備える。
内側部材42aと外側部材42bとの間に、エンベロープ40の壁を挟み込んで互いに引っ掛けられている。このために、エンベロープは、例えば、既に説明した開口部43とは別個の、好適にはエンベロープの底部に配置された開口部を備える。例えば、外側部材42bは、エンベロープ内に延びる突起42cと、その目的のために設けられた内側部材42aの開口部内のグリップとを備える。
補充ポート42は、プレートと脚部とを有する可動クロージャ42dを備え、プレートはエンベロープ内に配置され、脚部はエンベロープから延びている。
さらに、ここでは、内側部材42aは、エンベロープから延びて外側部材42bを貫通する延長部を備え、延長部はここでは管状である。この延長部は、特に、可動クロージャ42dへのアクセスを確立して、その移動によりエンベロープ40を充填または補充することを可能にするのに役立つ。
図示されていない例示的な実施形態では、補充ポート42およびプレス底部25は、製品の寿命の終わりにエンベロープが完全につぶされないような相補形状を有する。
図示されていないさらに別の例示的な実施形態によれば、補充ポートを介してエンベロープに製品を注入することによって補充を提供する代わりに、エンベロープが別のエンベロープに置き換えられる。
この場合、補充ポートは、例えば、工場内のエンベロープの最初の充填のためにのみ役立つか、またはエンベロープに補充ポートがない場合がある。
このため、供給ヘッド60は、ストッパ70を開閉するように構成される。
したがって、製品ディスペンサ50は、(例えば図5に示されるように)ストッパが開いて、製品が供給される開放構成と、ストッパが閉じられた(図1および図6に示すような)閉鎖構成とを有するように構成される。
製品ディスペンサ50は、供給ヘッド60を安定した位置からヘッドプレート74を駆動する不安定位置に移動させることによって、閉鎖構成から開放構成に移行し、供給ヘッド60は、特にリターン部材73の働きにより、不安定な位置から安定した位置に移行する。
ここで、安定した位置は、高位置と呼ばれる位置に対応し、不安定な位置は、低位置と呼ばれる位置に対応する。
言い換えれば、図示の実施形態では、使用者が押すと、供給ヘッド60は安定した位置から不安定な位置に移行する。
これにより、ストッパ70は、供給ヘッドを垂直方向または斜め方向に押すプレスによって開かれる。
より具体的には、供給ヘッド60の移動により、ヘッドプレート74を介して、図5に示すように、ベローズ72の上部ネック72aとクロージャ71、特にプレート71aとの間の通路を開くベローズ72がつぶされる。供給ヘッド60が解放されると、リターン部材73は、供給ヘッド60を駆動するヘッドプレート74を押し戻して、ベローズ72の膨張を生じさせ、ベローズの上部ネック72aは、クロージャ71、特にプレート71aに接触するように戻る。
このように、ストッパを開くと、エンベロープは、エンベロープが受ける圧力の影響下で、供給ヘッドに向かって製品を供給する。
記載された構成の変形例では、上記の可撓性エンベロープによって構成された可変容積を有する容器が、可撓性エンベロープの代わりに、例えば仏国特許第2869771号明細書に記載されているような装置、すなわち剛性部分から形成された容器であり、その一部は他の部分に対して可動である。この容器は、下方に向けられた開口部を有する円筒形の槽と、製品が供給されるにつれて徐々に槽内を移動する可動プレートとを備える。この場合、本発明の加圧システム80は可動プレートに作用する。また、この場合、槽、プレス底部および/または内側ケーシングは単一の一体部材を形成することができる。
したがって、可撓性エンベロープに関連して本明細書の文脈で提示されるすべての特徴を、変形可能な容器に想定することができる。
別の変形例によれば、本出願の加圧システム80は、発泡体ブロックと単独でまたは組み合わせて作用するばねまたは他の弾性戻り装置を備える。

Claims (11)

  1. ベースを有する化粧ポットであって、ベースは、
    底部と底部から延びる側壁とによって形成された本体(20)と、
    底部に平行に本体(20)に固定され、製品が通過するための開口部(25b)を備えた、プレス底部(25)と呼ばれる基準壁と、
    本体(20)の底部とプレス底部(25)との間で、プレス底部(25)の一方側に配置され、プレス底部(25)に取り付けられた可変容積の容器(40)であって、容器(40)は、含有する製品の量に応じて可変である容積を有し、且つ、プレス底部(25)の開口部(25b)と連通する製品用の出口開口部(43)を備える、容器(40)と、
    容器(40)をプレス底部(25)に向かって圧縮するように構成された容器(40)の加圧システム(80)と、
    プレス底部(25)における、容器(40)が配置された側と反対側に、配置され、且つ、プレス底部(25)の開口部(25b)と連通する、製品ディスペンサ(50)であって、製品ディスペンサ(50)は、ストッパ(70)と、ストッパ(70)を開閉し製品を使用者に供給するように構成された供給ヘッド(60)と、ストッパ(70)を閉じるために供給ヘッド(60)に作用するように構成された弾性リターン部材(73)と、を備える、製品ディスペンサ(50)と、
    を備え、
    製品ディスペンサ(50)は、ストッパ(70)が開いて製品が供給される開放構成と、ストッパ(70)が閉じられている閉鎖構成とをとるように構成され、製品ディスペンサ(50)は、ストッパ(70)の開放を引き起こすよう安定した位置から不安定な位置への供給ヘッド(60)の動きによって閉鎖構成から開放構成に移行し、リターン部材(73)は、供給ヘッド(60)を不安定な位置から安定した位置に戻すように構成される、
    化粧ポット。
  2. 可変容積を有する容器(40)が、変形可能なエンベロープであることを特徴とする、請求項1に記載のポット。
  3. 供給ヘッド(60)が、製品を使用者に供給するための少なくとも1つの供給チャネルを備えることを特徴とする、請求項1または2に記載のポット。
  4. 供給ヘッド(60)が、穿孔されたカバー(61)を備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のポット。
  5. 供給ヘッド(60)が、上面(61a)、製品を供給するように構成された供給プレート(62)、および供給プレート(62)の下に製品を分配するように構成された分配プレート(63)を、順に備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のポット。
  6. ストッパ(70)が、
    プレス底部(25)に固定されたクロージャ(71)と、
    供給ヘッド(60)に連結された上部ネック(72a)、プレス底部(25)に固定された下部ネック(72b)、および上部ネック(72a)と下部ネック(72b)との間に延在する本体(72c)を含むベローズ(72)と、
    を少なくとも備え、
    クロージャ(71)の少なくとも一部とベローズ(72)との間に、容器(40)と供給ヘッド(60)との間の製品の通過容積が画定される
    ことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のポット。
  7. 製品ディスペンサ(50)の閉鎖構成において、ベローズ(72)の上部ネック(72a)は、クロージャ(71)の一部と接触し、製品ディスペンサ(50)の開放構成において、ベローズ(72)の上部ネック(72a)とクロージャ(71)の前記一部との間に空間が画定され、製品が供給され、製品ディスペンサ(50)は、ベローズ(72)の圧縮を引き起こすよう安定した位置から不安定な位置への供給ヘッドの動きによって閉鎖構成から開放構成に移行する
    ことを特徴とする、請求項6に記載のポット。
  8. ストッパ(70)が、固定部分と、固定部分に対して移動可能な部分とを含み、固定部分はクロージャ(71)を備え、移動可能な部分はベローズ(72)、リターン部材(73)、およびヘッドプレート(74)を備え、ヘッドプレート(74)は、供給ヘッド(60)に連結されると共に、さらにベローズ(72)の上部ネック(72a)に連結されていることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のポット。
  9. 容器の加圧システム(80)が、容器が空になるにつれて容器に一定の力を加えるように構成されていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のポット。
  10. 加圧システム(80)が、粘弾性発泡体ブロック(81)を含むことを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のポット。
  11. 容器(40)が、容器(40)の底部およびベースの本体の底部に設けられた補充ポート(42)を備えることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のポット。
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