JP2018536146A - 室内外統合測位方法、システム、コンピュータプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

室内外統合測位方法、システム、コンピュータプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 室内外統合測位方法およびシステムを提供する。
【解決手段】 統合測位方法は、建物周辺の室外領域および建物内の室外領域を移動するユーザ端末のGPS座標情報をユーザ端末が受信する段階、および建物周辺の室外領域および建物内の室外領域それぞれにマッピングされたGPS座標情報とユーザ端末が受信したGPS座標情報に基づき、建物で前記ユーザ端末が位置する領域およびユーザ端末が位置する階情報をユーザ端末が決定する段階を含む。

Description

本発明の実施形態は、建物および建物周辺の外部を移動するユーザ端末の位置を決定する技術に関する。
近年、スマートフォン(Smart Phone)が広く普及して移動通信網が発展し続けている中、ユーザは、時間と空間の制約を受けることなく、多様な情報とサービスの提供を自由に受けることができるようになった。
ユーザに提供されるサービスのうち位置に基づくサービス(Location based service)は、バス/地下鉄の到着時間の通知やナビゲーション(Navigation)などに応用され、多様な目的に合った情報をユーザに提供している。
また、交通施設や便宜施設の発展に伴い、地下鉄の駅やバスターミナルなどが映画館、ショッピング、書店などの集まる複合ショッピングセンターやデパートなどと連結して建物の規模が巨大化しており、建物内部の地図がなくてはユーザが目的とする地点までたどり着くことが困難となった。エコロジーを追い求めるユーザの要求が高まるにつれ、複数の建物で構成された複合建物を建築するときには社会的トレンド(trend)が反映されるようになった。例えば、建物と建物の間に野外広場、野外舞台、野外噴水などが造られ、各建物の屋上には空中庭園などが建設されることが多くなった。野外広場や空中庭園などは複合建物内の室外領域となり、ユーザは建物内部と室外領域を自由に移動しながら建物と建物の間を自由に移動することができる。しかし、室外領域の場合、天井がオープン(open)構造であることから、ユーザ端末が位置する建物ではない建物、またはユーザ端末が位置する階とは異なる階に位置する無線アクセスポイント(Access Point)の信号が届いてしまうことがある。この場合、ユーザ端末の正確な位置測定に困難をきたす上に、ユーザ端末のGPS座標情報だけではユーザ端末がどの階に位置するかを把握することは困難である。従って、複合建物の室内および室外領域でユーザ端末の位置を正確に測位する技術が求められている。例えば、特許文献1には、GPS衛星信号、外部アンテナ、および室内マッピング情報を利用して端末の室内位置を把握する室内測位方法が開示されている。
韓国公開特許第10−2010−0041540号
ユーザ端末のGPS座標情報に加えて建物の室内領域および室外領域を考慮してユーザ端末の位置を測位する、室内外統合測位方法およびシステムが提供される。
また、ユーザ端末のGPS座標情報の他に無線アクセスポイント情報をさらに利用してユーザ端末の位置をより精巧に測位し、ユーザ端末の位置を補正する、室内外統合測位方法およびシステムが提供される。
統合測位方法は、建物周辺の室外領域および建物内の室外領域を移動するユーザ端末のGPS座標情報を前記ユーザ端末が受信する段階、および建物周辺の室外領域および建物内の室外領域それぞれにマッピングされたGPS座標情報と前記ユーザ端末が受信したGPS座標情報に基づき、建物で前記ユーザ端末が位置する領域およびユーザ端末が位置する階情報を前記ユーザ端末が決定する段階を含んでよい。
コンピュータで実現されるユーザ端末の統合測位システムは、前記コンピュータで読み取り可能な命令を実行するように実現される少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、建物周辺の室外領域および建物内の室外領域を移動するユーザ端末のGPS座標情報を前記ユーザ端末が受信する受信制御部、および建物周辺の室外領域および建物内の室外領域それぞれにマッピングされたGPS座標情報と前記ユーザ端末が受信したGPS座標情報に基づき、建物で前記ユーザ端末が位置する領域およびユーザ端末が位置する階情報を前記ユーザ端末が決定する位置決定部を備えてよい。
ユーザ端末の統合測位サービスを提供するように制御する命令(instruction)を含むコンピュータで読み取り可能な格納媒体であって、前記命令は、建物周辺の室外領域および建物内の室外領域を移動するユーザ端末のGPS座標情報を前記ユーザ端末が受信する段階、および建物周辺の室外領域および建物内の室外領域それぞれにマッピングされたGPS座標情報と前記ユーザ端末が受信したGPS座標情報に基づき、建物で前記ユーザ端末が位置する領域およびユーザ端末が位置する階情報を前記ユーザ端末が決定する段階を含んでよい。
建物を構成する各領域にマッピングされたGPS座標情報を利用することにより、ユーザ端末のGPS座標情報に加えて建物の室内領域および室外領域を考慮することにより、ユーザ端末が位置する建物領域および該当の建物内の階までも測位することができる。
また、ユーザ端末のGPS座標情報の他にも無線アクセスポイント情報をさらに利用することで、ユーザ端末が室外および室内領域の境界に位置していたとしても、ユーザ端末の位置を補正してより精巧に測位することができる。
ユーザ端末のGPS座標情報およびユーザ端末で受信した無線アクセスポイント情報に基づき、建物に該当する室内領域および室外領域を連動する測位サービスを提供することができる。
また、ユーザ端末のGPS座標情報に基づいて建物周辺または建物内の室外領域のうちからユーザ端末が位置する領域を決定して提供し、決定された領域でユーザ端末が位置する階(例えば、建物内の室外領域でユーザ端末が位置する階)までも詳細に決定して提供することができる。
本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。 本発明の一実施形態における、統合測位提供システムの内部構成を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態における、統合測位提供システムのプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示した図である。 本発明の一実施形態における、統合測位提供方法を示したフローチャートである。 本発明の一実施形態における、GPS座標情報に基づいて領域決定および階情報を決定するときに利用される統合測位情報の例を示した図である。 本発明の一実施形態における、複合建物を構成する各領域のうちから統合測位提供システムが位置する領域を決定する動作を説明するために提供される図である。 本発明の一実施形態における、複合建物を構成する各建物の形体を示した図である。 本発明の一実施形態における、GPS座標情報およびAPリストを利用して階情報を決定する動作を説明するために提供されるフローチャートである。 本発明の一実施形態における、以前の位置情報および高度情報に基づいて階情報を決定する動作を説明するために提供される図である。 本発明の一実施形態における、以前お位置情報および高度情報を利用して統合測位提供システムの位置を補正する動作を説明するために提供される図である。 本発明の一実施形態における、室外および室内を連動して統合測位された情報を提供する動作を説明するために提供される図である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施形態は、室内および室外を連動してユーザ端末の位置を測位する技術に関し、より詳細には、複合建物を構成している各建物内の室外領域および建物周辺の室外領域にマッピングされたGPS座標情報とユーザ端末のGPS座標情報を利用しながら室内および室外を移動するユーザ端末の位置を測位する、統合測位提供方法およびシステムに関する。本発明の実施形態は、GPS座標情報を基礎として室内および室外測位を連動することを例示して説明するが、これは実施形態に過ぎず、建物の内部領域での室内測位時にはフィンガープリントポイント(Finger print Point:FP)に基づいて室内測位を利用してユーザ端末の位置を測位することも可能である。
日常的に使用される特定の建物に対する測位サービスは、建物内部の室内地図を基礎としてユーザ端末の位置を提供することができる上に、建物と建物の間の連結通路、野外広場、屋上(例えば、空中庭園)、建物周辺の野外施設物(例えば、野外庭園、屋台、オープンカフェなど)におけるユーザ端末の位置を測位して提供することができる。特に、本発明の実施形態は、建物周辺の1階に形成された野外施設物、屋外庭園、野外広場、屋上駐車場などのように建物の天井がオープン構造であったり壁がオープン構造であったりする建物内の室外領域において、GPS座標情報に基づき、ユーザ端末が位置する階までも正確に測位して提供する、統合測位提供方法およびシステムに関する。
本明細書において、「複合建物」は、物理的には複数の建物で構成されるが、複数の建物が1つの公式名称を使用する建物を意味してもよい。例えば、複合建物は、「ガーデンファイブ」、「利川(イチョン)ロッテプレミアムアウトレット」、「坡州(パジュ)ロッテプレミアムアウトレット」、「驪州(ヨジュ)新世界プレミアムアウトレット」などを示してよい。ガーデンファイブの場合は、4つの建物(テクノ館、ファッション館、リビング館、NCデパート)で構成されるが、このような4つの建物および各建物の間にある広場などを含んで地図上に1つの公式名称「ガーデンファイブ」と表示されるため、複合建物に該当してよい。
本明細書において、無線アクセスポイント(Wireless Access Point:AP)は、Wi−Fi(Wireless Fidelity)アクセスポイントを示してよく、ユーザ端末で受信したユーザ端末周辺の無線アクセスポイントに関する情報は、APの識別情報、APのMACアドレス、および信号強度のうちの少なくとも1つを含んでよい。以下では、Wi−Fiアクセスポイントを無線アクセスポイントの代表的な例として説明するが、これは実施形態に過ぎず、Wi−Fiアクセスポイントの他に、近距離無線通信サービスを提供する多様な種類の無線アクセスポイントが利用されてもよい。
本明細書において、「統合測位提供システム」は「ユーザ端末」を、「統合測位提供システムの位置」は「ユーザ端末の位置」を示し、ユーザ端末で室内および室外を連動して統合測位を実行してよい。ユーザ端末は、ユーザ端末が位置する建物で統合測位サービスの提供を受けるために必要な情報である統合測位情報および地図情報の提供をサーバから受けて予め格納してよい。例えば、ユーザ端末は、建物に対する統合測位サービスを提供する専用アプリケーション(以下、「サービスアプリ」と称する)をインストールおよび実行し、サービスアプリの最初の駆動時に、サーバから該当の建物の地図情報および統合測位情報をダウンロード(download)してメモリに格納してよい。この後、ユーザ端末は、サーバと接続しなくても、メモリに格納された統合測位情報、地図情報、および複合建物を構成する各領域別のAPリストに基づいて統合測位を実行することが可能になる。また、地図情報、統合測位情報、およびAPリストのうちの少なくとも1つがアップデートされた場合、ユーザ端末は、サーバに接続してアップデートされた情報をダウンロードしてよい。本明細書において、「APリスト」は、複合建物を構成する各建物領域の各階別に確認可能なAPの識別子情報、室外領域で確認可能なAPの識別子情報を含んでよく、確認可能なAPとは、該当となる建物の該当となる階で有効なAP、例えば、該当の階に設置されたAPを示してよい。
図1は、本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。図1のネットワーク環境は、統合測位提供システム110、サーバ120、およびネットワーク130を含む例を示している。図1は、発明の説明のための一例に過ぎず、統合測位提供システムの数やサーバの数が図1のように限定されることはない。
図1において、統合測位提供システム110は、多様な種類のユーザ端末であって、コンピュータ装置で実現される固定端末または移動端末を示してよい。例えば、統合測位提供システム110は、スマートフォン(smart phone)101、モバイルフォン(mobile phone)102、タブレット103、ノート型パンコン(notebook)104、ナビゲーション、デスクトップ(desktop)などを含んでよい。例えば、統合測位提供システム110は、無線または有線通信方式を利用し、ネットワーク130を介してサーバ120と通信してよい。
サーバ120は、統合測位提供システム110とネットワーク130を介して通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供するコンピュータ装置または複数のコンピュータ装置によって実現されてよい。
一例として、サーバ120は、ネットワーク130を介してユーザ端末である統合測位提供システム110にアプリケーションのインストールのためのファイルを提供してよい。この場合、統合測位提供システム110は、サーバ120から提供されたファイルを利用してアプリケーションをインストールしてよい。また、統合測位提供システム110は、統合測位提供システム110が含むオペレーティングシステム(Operating System:OS)や少なくとも1つのプログラム(一例として、ブラウザやインストールされたアプリケーション)の制御にしたがってサーバ120に接続し、サーバ120が提供するサービスやコンテンツの提供を受けてよい。例えば、統合測位提供システム110は、インストールされたアプリケーションの制御にしたがい、ネットワーク130を介して測位サービス要請メッセージをサーバ120に送信してよい。これにより、サーバ120は、測位サービス要請メッセージに該当する情報を統合測位提供システム110に送信してよい。例えば、サーバ120は、測位サービスが要請された建物の地図情報および統合測位情報を統合測位提供システム110に送信してよい。ここで、地図情報には、複合建物を構成する各建物の層別に入店している店の商号名、電話番号、住所情報などのような店関連情報、エレベータ、エスカレータ、非常口、トイレ、通路などが配置された地図データが含まれてよい。統合測位情報は、各領域を識別する領域情報、領域別GPS座標情報、無線アクセスポイントの識別子情報、無線アクセスポイントが設置された階情報、無線アクセスポイントのMACアドレス、無線アクセスポイントが設置された地点のGPS座標情報のうちの少なくとも1つを含んでよい。地図情報および統合測位情報は、該当の建物に対する統合測位サービスを提供するために、スキャン装置を利用して該当の建物内部および建物周辺の領域、建物内の室外領域を移動しながら情報を収集する過程、および収集された情報(例えば、該当の複合建物に対するクラウドポイント(cloud point)イメージ)を利用して複合建物の輪郭または形体を構築する図式化過程などによって予め構築されてサーバのデータベースに格納および管理されてよい。例えば、クラウドポイントイメージは、建物の輪郭、形体、構造などを示す実際のスキャンイメージであって、該当の建物の図面設計/製作プログラムを利用してxyzやlasなどの形態でスキャン情報から抽出されてよい。
図2は、本発明の一実施形態における、統合測位提供システムの内部構成を説明するためのブロック図である。
図2において、統合測位提供システム200は、メモリ210、プロセッサ220、通信モジュール230、入力/出力インタフェース240、入力/出力装置250、および格納媒体260を含んでよい。メモリ210は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永久大容量記憶装置(permanent mass storage device)を含んでよい。また、メモリ210には、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコード(一例として、統合測位提供システム200にインストールされ駆動するブラウザや上述したアプリケーションなどのためのコード)が格納されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、ドライブメカニズム(drive mechanism)を利用してメモリ210とは別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体からロードされてよい。このような別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD−ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体ではない通信モジュール230を通じてメモリ210にロードされてもよい。例えば、少なくとも1つのプログラムは、開発者またはアプリケーションのインストールファイルを配布するファイル配布システム(一例として、上述したサーバ120)がネットワーク130を介して提供するファイルによってインストールされるプログラム(一例として、上述したアプリケーション)に基づいてメモリ210にロードされてよい。
プロセッサ220は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ210または通信モジュール230によって、プロセッサ220に提供されてよい。例えば、プロセッサ220は、メモリ210のような記録装置に格納されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
通信モジュール230は、ネットワーク130を介して統合測位提供システム200とサーバ120が互いに通信するための機能、および衛星から統合測位提供システム200のGPS座標情報を受信するための通信機能を提供してよい。例えば、通信モジュール230は、統合測位提供システム200とサーバ120間の有線または無線通信を提供する有無線通信モジュール、衛星との通信を提供するGPS(Global Positioning System)モジュールを含んでよい。一例として、プロセッサ220がメモリ210のような記録装置に格納されたプログラムコードにしたがって生成した要求(例えば、統合測位サービスの要求)が、通信モジュール230の制御にしたがってネットワーク130を介してサーバ120に伝達されてよく、要求による情報が、サーバ120からネットワーク130を経て通信モジュール230を通じて受信されてメモリ210、プロセッサ220、または格納媒体260に伝達されてよい。
入力/出力インタフェース240は、入力/出力装置250および格納媒体260とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、キーボード、マウス、タッチペン、マイクなどの装置を、出力装置は、アプリケーションの通信セッションを表示するためのディスプレイやオーディオなどの装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース240は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。また、格納媒体260は、フロッピドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD−ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含んでよく、プロセッサ220は、統合測位のためにサーバ120から受信された情報を格納媒体260に格納してよい。例えば、格納媒体260は、統合測位情報、地図情報、複合建物を構成する各領域別のAPリストなどを格納してよい。
また、他の実施形態において、統合測位提供サービス200は、図2の構成要素よりも多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、統合測位提供システム200は、上述した入力/出力装置250のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、トランシーバ、カメラ、各種センサなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。
図3は、本発明の一実施形態における、統合測位提供システムのプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示した図であり、図4は、本発明の一実施形態における、統合測位提供方法を示したフローチャートである。
図3に示すように、統合測位提供システム200のプロセッサ220は、受信制御部221、位置決定部222、および表示制御部223を備えてよい。このようなプロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、図4の方法が含む段階410〜430、および図8の方法が含む段階810〜820を実行するように統合測位提供システム200を制御してよく、このような制御のために、メモリ210が含むオペレーティングシステムと少なくとも1つのプログラムコードを通じて動作するように実現されてよい。
先ず、プロセッサ220は、統合測位提供方法のためのアプリケーションのファイルに格納されたプログラムコードをメモリ210にロードしてよい。例えば、アプリケーションは、プログラムファイルによって統合測位提供システム200にインストール(install)されてよく、インストールされたアプリケーションが実行される場合、プロセッサ220は、プログラムコードをメモリ210にロードしてよい。このとき、プロセッサ220が備える受信制御部221、位置決定部222、および表示制御部223それぞれは、メモリ210にロードされたプログラムコードのうちの対応する部分を実行して図4の各段階410〜430および図8の各段階810〜820を実行するように実現されてよい。以下、プロセッサ220の構成要素が統合測位提供システム200を制御するということは、プロセッサ220が統合測位提供システム200の他の構成要素を制御するものとして理解されてよい。例えば、プロセッサ220が通信モジュール230を制御することで、統合測位提供システム200がサーバ220または衛星(図示せず)と通信するように統合測位提供システム200を制御してよい。
図4では、統合測位提供システム200にインストールされたアプリケーションの最初の駆動時に、統合測位提供システム200がサーバ120から統合測位情報、地図情報、および領域別のAPリストをダウンロードして格納媒体260に格納し、格納された地図情報、統合測位情報、および領域別のAPリストに基づいて該当となる建物での統合測位を提供することについて仮定して説明する。
段階410で、通信モジュール230は、衛星から統合測位提供システム200のGPS座標情報の提供を受けるための通信セッションを設定してよく、受信制御部221は、通信セッションの設定によって割り当てられた通信チャネルを介し、衛星から統合測位提供システム200のGPS座標情報を受信するように統合測位提供システム200を制御してよい。ここで、GPS座標情報は、緯度および経度を含んでよい。
このとき、受信制御部221は、統合測位提供システム200の周辺に位置する少なくとも1つの無線アクセスポイントから無線アクセスポイント情報を受信するための通信セッションを設定してもよい。例えば、通信モジュール230が、統合測位提供システム200の周辺に位置する少なくとも1つの無線アクセスポイントから無線アクセスポイント情報を受信するための通信セッションを設定すると、受信制御部221は、通信セッションの設定によって割り当てられた通信チャネルを介し、少なくとも1つの無線アクセスポイントから無線アクセスポイント情報を受信するように統合測位提供システム200を制御してよい。例えば、通信モジュール230は、統合測位提供システム200と周辺の少なくとも1つの無線アクセスポイントとの間に、Wi−Fi通信、3G通信、3.5G通信、4G通信(例えば、LTE通信)などを提供するための通信セッションを設定してよい。ここで、無線アクセスポイント情報は、無線アクセスポイントの識別子情報、無線アクセスポイントのMACアドレス、無線アクセスポイントのGPS座標情報、および無線アクセスポイントの信号強度(例えば、RSSI値)のうちの少なくとも1つを含んでよい。
段階420で、位置決定部222は、統合測位提供システム200のGPS座標情報に基づき、建物を構成する建物周辺の室外領域および建物内の室外領域のうちから統合測位提供システム200が位置する領域を決定してよい。
例えば、位置決定部222は、統合測位情報から統合測位提供システム200のGPS座標情報と一致するGPS座標情報を決定し、決定されたGPS座標情報が属する領域を統合測位提供システム200が位置する領域として決定してよい。一例として、図5を参照すると、統合測位提供システム200のGPS座標情報がA領域に属する場合、位置決定部222は、統合測位提供システム200がA建物の建物内の室外領域に該当するA領域に位置するものと決定してよい。また、統合測位提供システム200のGPS座標情報がB領域に属する場合、位置決定部222は、統合測位提供システム200がB建物の建物内の室外領域に該当するB領域に位置するものと決定してよい。他の例として、統合測位提供システム200のGPS座標情報がC領域に属する場合、位置決定部222は、統合測位提供システム200が複合建物の1Fの野外広場である建物周辺の室外領域に該当するC領域に位置するものと決定してよい。
段階421で、位置決定部222は、統合測位提供システム200が位置するとして決定された領域が予め指定された統合測位可能領域であるかを確認してよい。例えば、該当の建物または該当の建物の特定の階、または室外領域のうちの一部の領域が出入りの規制された領域として予め指定されている場合、統合測位サービスを提供するために建物および建物の周辺をスキャンして情報を収集する過程および図式化する過程において、複合建物を構成する各施設別の領域が統合測位の可能な領域であるか不可能な領域であるかが分かるようになる。サーバ120で予め構築されたデータベースに格納および管理される統合測位情報は、各領域別または各領域の階別に測位可能領域(例えば、GPS測位可能領域)であるかを示す識別情報を含んでよく、統合測位提供システム200は、アプリケーション駆動時に、統合測位情報、領域別のAPリストをサーバ120からダウンロードして格納媒体260に格納および管理してよい。
このとき、複合建物を構成する複数の建物および少なくとも1つの室外領域のうちからユーザ端末の位置する領域が決定され、決定された領域が測位不可能領域である場合、位置決定部222は、統合測位提供システム200のGPS座標情報に基づいて領域を再決定するか、あるいは直前に測位された予め設定された基準件数の以前の位置情報に基づいて統合測位提供システム200が位置する領域を再決定するか、あるいは「測定不可能な地域です」などのメッセージをディスプレイに表示してよい。
また、決定された領域が統合測位可能領域である場合、段階422で、位置決定部222は、統合測位情報および統合測位提供システム200のGPS座標情報に基づき、統合測位提供システム200が位置する階情報を決定してよい。例えば、位置決定部222は、統合測位情報に含まれたGPS座標情報のうちから統合測位提供システム200のGPS座標情報に該当するGPS座標情報を決定し、決定されたGPS座標情報にマッピングされた階情報を統合測位提供システム200が位置する階情報として決定してよい。例えば、図5を参照すると、統合測位提供システム200のGPS座標情報がA領域に属するGPS座標情報と一致する場合、位置決定部222は、統合測位提供システム200がA建物の5Fに位置するものと決定してよい。図5において、各領域を区分する識別情報は、各建物の名称または各建物の識別情報とマッピングして予め格納されてよい。例えば、A領域の識別情報は、A領域に該当するA建物の名称または建物識別情報とマッピングされてよく、B領域の識別情報は、B領域に該当するB建物の名称または建物識別情報とマッピングされてよい。
段階430で、表示制御部223は、決定された階情報に該当する地図情報が統合測位提供システム200のディスプレイ(例えば、画面)に表示されるように統合測位提供システム200を制御してよい。例えば、統合測位提供システム200が複合建物を構成する複数の建物のうちのA建物の5Fに位置するとして決定された場合、表示制御部223は、A建物の5Fに該当する情報をディスプレイに表示してよい。このとき、5Fが建物内の室外領域に該当する空中庭園や屋上である場合、空中庭園または屋上に該当する地図をディスプレイに表示するように統合測位提供システム200を制御してよい。
また、表示制御部223は、ディスプレイに表示される地図上に、決定された階情報(例えば、5Fを示すストリング(string))、該当の領域、または複合建物名のうちの少なくとも1つを表示するように統合測位提供システム200を制御してよい。このとき、表示制御部223は、決定された該当の階の地図上に、統合測位提供システム200のGPS座標情報に該当する地点に統合測位提供システム200の現在位置を示す表示情報を表示するように統合測位提供システム200を制御してよい。
一方、フィンガープリントに基づく室内測位に基づいて統合測位提供システム200が建物の内部領域であるA建物の2Fに位置するものと決定され、2Fが家具売場として分類された階である場合、表示制御部223は、2Fに入店している各家具売場、トイレ、非常階段、エレベータ、エスカレータなどが配置された地図をディスプレイに表示するように統合測位提供システム200を制御してよい。
図5は、本発明の一実施形態における、GPS座標情報に基づいて領域決定および階情報決定するときに利用される統合測位情報の例を示した図である。
図5では、測位が可能であるかに対して測位可能な場合を含む場合を示しているが、測位不可能な領域が存在する場合、該当の領域の測位が可能であるかに対して「不可能」を含んでもよい。
図5を参照すると、統合測位情報500は、各領域を識別する領域情報501、領域別GPS座標情報502、無線アクセスポイントが設置された階情報503、無線アクセスポイントの識別子情報504、無線アクセスポイントのMACアドレス505、無線アクセスポイントが設置された地点のGPS座標情報506、および測位可能識別情報507のうちの少なくとも1つを含んでよい。統合測位情報500は格納媒体260に格納され、統合測位提供システム200は、アプリケーションを駆動して統合測位を提供するときに、格納媒体260を参照して統合測位提供システム200が位置する領域および階情報を決定してよい。
図6は、本発明の一実施形態における、複合建物を構成する各領域のうちから統合測位提供システムが位置する領域を決定する動作を説明するために提供される図であり、図7は、本発明の一実施形態における、複合建物を構成する各建物の形体を示した図である。
図6を参照すると、ガーデンファイブや坡州ロッテプレミアムアウトレットなどの複合建物は、複数の建物および各建物の間に野外広場、噴水、駐車場、子供の遊び場などのような室外領域を含んでおり、各建物の階の高さが異なる。例えば、複合建物1(600)は、A建物601、B建物602、C建物603、D建物604それぞれに該当する4つの建物内部領域と、各建物の間の1Fには野外広場605、建物周辺に形成された造景物などを含む建物周辺の室外領域606、そして各建物に形成された建物内の室外領域を含んでいる。例えば、A建物の屋上には屋上駐車場が存在し、B建物の3Fには空中庭園が存在する場合、建物内の室外領域は、A建物5Fの屋上駐車場およびB建物3Fの空中庭園を含み、複合建物1(600)の統合測位情報は、A領域(A建物の5F屋上駐車場)、B領域(B建物の3F空中庭園)、C領域(建物周辺の室外領域)に区分され、各領域の識別情報は、区分された各領域の面積(ポリゴン(polygon))に該当するGPS座標情報とマッピングされて統合測位情報としてサーバ120のデータベースに予め構築されてよい。
このとき、A建物〜D建物それぞれに該当する建物内の室外領域および建物周辺の室外領域(すなわち、A領域〜C領域)は、各建物の外郭情報に基づいて統合測位のために情報を収集する過程および図式化過程において予め決定されてサーバのデータベースに予め構築されてよい。例えば、スキャン装備を利用してA建物601内部を移動しながら情報を収集する過程においてA建物を形成する外郭壁に基づいてA建物の外郭領域が分かるようになり、図7に示すように、統合測位のための地図を構築する図式化段階においてA建物の輪郭(すなわち、形体)701を示す外郭情報が生成されてよい。同じ方法により、各建物の図式化段階において、B建物の輪郭、C建物の輪郭、およびD建物の輪郭を示す外郭情報が生成されてよい。すなわち、各建物の外郭情報は、各建物の面積(ポリゴン(polygon))情報を含み、各建物の面積以内(即ち、範囲内)に該当するGPS座標情報が各建物とマッピングされてよい。例えば、A建物の外郭情報は、A建物の建物内の室外領域である5Fの屋上駐車場に該当するA領域の面積702情報を含んでよく、A領域の面積702以内に含まれるGPS座標情報がA建物の識別情報とマッピングされてよい。これにより、位置決定部222は、サーバ120から統合測位情報の提供を受けて格納媒体260で格納および維持し、格納媒体260を参照することによって複合建物1(600)における統合測位提供システム200の位置を測位してよい。
また、建物周辺の室外領域606は、複合建物1(600)と関連する地図上で複合建物1に表示される領域であって、複合建物1が属する範囲と道路607、地下鉄駅608、横断歩道609、公園などの公共施設物(例えば、国/共有地)との境界、複合建物1と隣接する他の複合建物2や他の単独建物(例えば、1つのビル)との境界によって区分される1Fの室外領域を示してよい。
図8は、本発明の一実施形態における、GPS座標情報およびAPリストを利用して階情報を決定する動作を説明するために提供されるフローチャートである。
図8では、APリストを利用して階情報を決定する動作を、図4の段階421以後の過程である、GPS座標情報に基づいて決定された領域が統合測位可能領域として決定された後に階情報を決定する動作について説明する。
段階810で、統合測位提供システム200のGPS座標情報に基づいて複合建物を構成する各領域のうちから統合測位提供システム200が位置するとして決定された領域が統合測位可能領域(すなわち、GPS測位可能領域)として確認された場合、位置決定部222は、格納媒体223に格納された無線アクセスポイントリスト(以下、「APリスト」)に基づいて統合測位提供システム200が位置する階情報を決定してよい。
一例として、再び図6を参照すると、統合測位提供システム200が複合建物1(600)を構成する領域のうちのC領域(1F室外領域)に位置するものと決定され、C領域が統合測位可能領域であると確認された場合、位置決定部222は、決定された領域と関連するAPリストと統合測位提供システムで受信した無線アクセスポイント情報に基づいて統合測位提供システム200が位置する階情報を決定してよい。
APリストは、無線アクセスポイントの識別子情報を含んでよく、無線アクセスポイントの識別子情報の他にも、無線アクセスポイントのGPS座標情報またはMACアドレスを含んでもよい。これにより、位置決定部222は、APリストから無線アクセスポイントのGPS座標情報またはMACアドレスが一致する無線アクセスポイントを決定し、一致する無線アクセスポイントに該当する階情報を統合測位提供システム200が現在位する階情報として決定してよい。この他にも、識別子情報、GPS座標情報、およびMACアドレスのうちの少なくとも2つ以上を組み合わせて階情報を決定してもよい。
例えば、統合測位提供システム200でAP13、AP14の無線アクセスポイント情報を受信した場合、位置決定部222は、C領域と関連するAPリスト510に含まれたAP識別情報のうちから受信したAP13〜AP14の識別情報と一致する階を統合測位提供システム200の階情報として決定してよい。すなわち、位置決定部222は、C領域に該当する複合建物の室外領域である1Fを、統合測位提供システム200が位置する階情報として決定してよい。これにより、段階820で、表示制御部223は、決定された階に該当する地図を表示してよい。例えば、表示制御部223は、室外領域である1Fに該当する複合建物周辺の室外地図を統合測位提供システム200のディスプレイに表示してよい。このとき、表示制御部223は、1Fの室外地図上で統合測位提供システムのGPS座標情報に該当する地点を、統合測位提供システムの現在位置を示す表示情報を利用して表示してよい(例えば、地図上にて現在地を表示)。
他の例として、統合測位提供システムがA領域に位置するとして決定され、統合測位提供システム200でAP13、AP14の無線アクセスポイント情報を受信した場合、位置決定部222は、A領域と関連するAPリスト520にAP13およびAP14は存在しないことを確認してよく、位置決定部222は、以前に測位された統合測位提供システム200の以前の位置情報および高度情報に基づいて統合測位提供システム200の階情報を決定してよい。例えば、A領域がA建物の5Fに形成された屋上駐車場であって、A建物内の室外領域であるとする。これにより、屋上駐車場に設置されたAPが存在しない場合、A領域と関連するAPリスト520にはAPが含まれず、「none」または「null」値が含まれてよい。ここで、APリストに基づいて階情報を決定する具体的な動作については、図9を参照しながら後述する。
図9は、本発明の一実施形態における、以前の位置情報および高度情報に基づいて階情報を決定する動作を説明するために提供された図である。
図9において、位置決定部222は、以前の位置情報、以前の位置に該当する高度情報(すなわち、以前の高度情報)、および統合測位提供システム200の現在位置に該当する高度情報(すなわち、現在の高度情報)に基づいて統合測位提供システム200が現在位置する階情報を決定し、該当の階における統合測位提供システム200の位置を決定してよい。ここで、以前の位置情報は、GPS座標情報またはAP情報に基づいて決定されてもよく、これらを組み合わせて決定されてもよい。この他に、以前測位された位置情報とは関係なく、高度情報とGPS座標情報、または高度情報とAP情報を利用して統合測位提供システム200の現在位置を決定してもよい。
図9によると、複合建物は、3FからなるA建物、6FからなるB建物、1階野外広場で構成されてよく、複合建物の統合測位情報は、A建物内の室外領域に該当するA領域901(A建物の3F屋上駐車場)、B建物5Fの空中庭園を示してB建物内の第1室外領域に該当するB領域902、B建物6Fの屋上を示してB建物内の第2室外領域に該当するC領域903、および1Fの野外広場を示して複合建物の周辺室外領域に該当するD領域904に区分されてよい。
このとき、統合測位提供システム200がB建物5Fの空中庭園に位置し、統合測位提供システム200がB領域902に位置すると決定された場合、5Fの空中庭園にはAPが設置されないため、B領域と関連するAPリストには、統合測位提供システム200で受信した無線アクセスポイント情報に該当するAPが存在しないと確認されるようになる。これにより、位置決定部222は、以前に測位された統合測位提供システム200の以前の位置情報および高度情報に基づいて統合測位提供システム200の階情報を決定してよい。すなわち、位置決定部222は、GPS座標情報またはAP情報に基づいて決定された以前の位置情報、以前の位置に該当する高度情報、および現在位置における高度情報に基づき、統合測位提供システム200の階情報を決定してよい。
ここで、高度情報は、統合測位提供システム200に搭載された気圧センサによってセンシング(sensing)されてよい。例えば、気圧センサでは、海水面を基準として統合測位提供システム200が移動することによって高度変化をセンシングして生成された高度情報をプロセッサ220に送信してよい。これにより、プロセッサ220は、高度情報を利用して統合測位提供システム200の階情報を決定してよい。
一例として、以前に測位された統合測位提供システムの位置がB建物の6Fであり、以前に測位された位置における高度情報が62であり、現在測位された位置における高度情報が50である場合、位置決定部222は、以前の位置での高度情報と現在位置での高度情報の差である高度変化値12を計算してよい。そして、位置決定部222は、高度変化値12と予め決定された基準高度値10を比較し、計算された高度変化値12が基準高度値10以上であれば、統合測位提供システム200が階間移動したものと決定してよい。ここで、基準高度値は各領域の階間の高さに基づいて予め設定されてよい。このとき、位置決定部222は、現在位置の高度情報に含まれた高度値が以前の位置の高度情報に含まれた高度値よりも大きい場合には上の階に移動したと決定し、小さい場合には下の階に移動したと決定してよい。例えば、以前に測位された位置がB建物の6Fであり、高度変化値および基準高度値に基づいて階間移動したものと決定され、以前の高度情報62、現在の高度情報50により、現在の高度情報が以前の高度情報よりも小さい場合、位置決定部222は、統合測位提供システム200がB建物の6Fから5Fの空中庭園に移動したと決定し、統合測位提供システム200の階情報を5Fに決定してよい。そして、以前に測位された位置がB建物の5Fであり、以前の高度情報が50、現在の高度情報が62と、現在の高度情報が以前の高度情報よりも大きい場合、位置決定部222は、統合測位提供システム200がB建物の5Fから6Fに移動したと決定してよい。
これにより、表示制御部223は、統合測位提供システム200が現在位置するものと決定された階に該当する地図、例えば、5Fの空中庭園に該当する地図を統合測位提供システム200のディスプレイに表示してよく、地図上で統合測位提供システムのGPS座標情報に該当する地点に表示情報を表示することにより、統合測位提供システム200の現在位置を表示してよい。また、表示制御部223は、地図上に現在位置を示すGPS座標情報(緯度、経度)、B建物名またはB領域が属する複合建物名、階ストリング(string)情報(例えば、5F)、階順序情報などをさらに表示してよい。
このとき、統合測位提供システム200が5Fに再移動して現在の高度情報が30である場合、すなわち、以前の高度情報が50、現在の高度情報が30である場合、基準高度値が階間高さとして予め定義されることにより、位置決定部222は、高度変化値20に基づいて統合測位提供システム200が階間移動して現在の高度情報が以前の高度情報よりも小さいため、下の階に移動したものと決定してよい。そして、位置決定部222は、高度変化値20と基準高度値10に基づいて統合測位提供システム200が下の2Fに移動したものと決定してよい。すなわち、統合測位提供システム200が5Fから3Fに移動し、現在階情報が3Fに該当すると決定してよい。このように、高度変化値、基準高度値に基づいてどのくらい階間移動したかが決定されてよく、決定された階間移動の程度に応じて現在階情報が決定されてよい。
他の例として、以前に測位された統合測位提供システムの位置がB領域の5Fであり、以前に測位された位置での高度情報が50であり、現在測位された位置での高度情報が45と、高度変化値5が基準高度値10以下である場合、位置決定部222は、統合測位提供システム200が階間移動していないと決定してよい。そして、位置決定部222は、統合測位提供システムの現在階情報を以前に測位された位置に該当する階情報である5Fに決定してよい。
また他の例として、以前の位置情報とは関係なく、GPS座標情報と高度情報を利用して統合測位提供システム200が現在位する階情報が決定されてもよい。各建物の1Fまたはロビー層の高度情報は0、1、5、10などの特定の値に予め設定されてよく、階間高さに応じて予め設定された基準高度値と現在の高度情報、そして該当の建物の1Fまたはロビー層の高度情報を基礎として現在位置する階情報が決定されてよい。例えば、現在の高度情報が62であり、1Fの高度情報が5に予め設定されている場合、該当の建物の基準高度値は10であり、1Fの高度情報は5であることから、位置決定部222は、演算によって現在の高度情報62が6Fに該当すると計算してよい。すなわち、5〜15区間は1F、16〜26区間は2F、27〜37区間は3F、38〜48区間は4F、49〜59区間は5F、60〜70区間は6Fに該当するため、位置決定部222は、階間高さを示す基準高度値と1Fの高度値、現在の高度情報さえ分かれば、現在位置する階情報の計算が可能となる。このように、階情報が6Fと計算されれば、高度情報を利用して計算された現在階情報と現在測位されたGPS座標情報を基礎としてB建物の6F屋上地図が統合測位提供システム200にディスプレイされてよく、表示制御部223は、6Fの屋上地図上に現在GPS座標情報に該当する地点の表示情報を表示することにより、統合測位提供システム200の現在位置を表示してよい。
統合測位提供システム200が再び移動して現在の高度情報が12になった場合、以前の高度情報62、現在の高度情報12、および基準高度値10に基づき、位置決定部222は、統合測位提供システム200が6Fから1Fに移動したと決定してよい。すなわち、高度変化値が50であり、基準高度値が10であるため、統合測位提供システム200が下の方向である5Fに移動したと決定されてよい。このように、位置決定部222は、以前の高度情報と現在の高度情報、そして基準高度値を利用して統合測位提供システム200の階間移動によって変更された現在階を計算してよく、GPS座標情報を利用して計算された現在階で統合測位提供システム200が位置する地点を決定してよい。
また、GPS座標情報の他にも、以前の位置情報とは関係なく、AP情報と高度情報を利用して統合測位提供システム200の現在位置が決定されてもよい。GPS座標情報と高度情報を利用する場合で説明したように、基準高度値、各建物の1階またはロビー階の高度情報、そして現在の高度情報を利用して現在位置する階情報が決定されれば、例えば、現在の高度情報が19であって現在位置する階情報が2Fと決定された場合、統合測位提供システム200の現在位置は、B建物の2Fに含まれた地点のうち、統合測位提供システム200周辺の無線アクセスポイントから受信したAP情報およびフィンガープリントポイントに基づいて決定された地点が決定されてよい。これにより、表示制御部223は、B建物の2Fの室内地図上で、AP情報を利用してフィンガープリントポイントに基づいて測位された地点に統合測位提供システム200の現在位置を示す表示情報が表示されるように制御してよい。また、AP情報を利用した場合でも、位置決定部222は、高度変化値と基準高度値を基礎として統合測位提供システム200が2つ以上の階の階移動をした場合の現在の階情報を決定してよい。
以上で説明したように、統合測位提供システム200は、GPS座標情報と高度情報を利用して統合測位提供システム200の現在位置を決定することも、AP情報と高度情報を利用して統合測位提供システム200の現在位置を決定することも、GPS座標情報、AP情報、そして高度情報を利用して統合測位提供システムの現在位置を決定することもできる。このように、以前の位置情報および高度情報を利用することにより、統合測位提供システム200が建物内の室外領域に位置したり、建物周辺の1F室外領域(例えば、野外広場)に位置したり、建物内の複数の室外領域に移動したりする場合にも、統合測位提供システム200の階情報を決定することができる。さらに、統合測位提供システム200は、物内の室外領域と建物周辺の室外領域の境界(edge)のようにジオリファレンスイシューまたはGPS誤差が発生しやすい地点に統合測位提供システム200が位置する場合でも、以前の位置情報と高度情報を利用して階情報を補正することもできる。
図10は、本発明の一実施形態における、以前の位置情報および高度情報を利用して統合測位提供システムの位置を補正する動作を説明するために提供された図である。
図10を参照すると、GPS誤差およびジオリファレンスイシュー(georeferencing issue)により、実際には統合測位提供システム200がA建物3Fの屋上駐車場、B建物5Fの空中庭園などの建物内の室外領域に位置しているにもかかわらず、統合測位提供システム200の位置がA建物周辺の1F室外領域、B建物周辺の1F室外領域と決定されてしまうことが懸念される。
例えば、A建物と1F広場との面積境界に該当する3F屋上駐車場のエッジ(edge)に統合測位提供システム200が位置する場合、GPS誤差により、統合測位提供システム200のGPS座標情報に該当する領域が、複合建物の1F広場に該当するD領域(すなわち、建物周辺の室外領域)として決定されることがある。さらに、3F屋上駐車場は、天井がオープン構造であることから、3Fに位置する統合測位提供システム200は、1Fに位置するコンビニエンスストアやカフェブースなどに設置されたAPから無線アクセスポイント情報を受信することもある。これにより、D領域と関連するAPリストに統合測位提供システム200で受信したAPが存在し、統合測位提供システム200の階情報は、実際の位置1002である3Fではなく1Fとして決定されることがある。すなわち、1F広場に該当する室外領域でのGPS座標情報に該当する地点1001が、統合測位提供システム200の現在位置として決定されてしまうようになる。このようなGPS誤差による測位エラーを解決するために、位置決定部222は、以前の位置情報および高度情報を利用して階情報、すなわち、統合測位提供システム200の現在位置を補正してよい。
一例として、以前に測位された以前の位置情報に該当する建物および階情報がA建物の2Fであり、以前の高度情報が20、現在の高度情報が30である場合、高度変化値10が基準高度値10以上であり、現在の高度情報が以前の高度情報よりも高いため、位置決定部222は、統合測位提供システム200の階情報をA建物の3Fと決定し、A建物の3Fに該当する地図情報に統合測位提供システム200のGPS座標情報に該当する地点をマップマッチングしてよい。すなわち、統合測位提供システム200の現在位置が、1Fの地点1001から3Fの地点1002に補正されてよい。
他の例として、統合測位提供システム200が現在は1Fに位置しているのに3Fに位置すると測位されることもある。この場合、以前に測位された位置情報に該当する領域が1Fであり、高度変化値(例えば、高度変化値が2)が基準高度値10未満であるため、位置決定部222は、統合測位提供システム200は階移動していないと確認してよい。これにより、位置決定部222は、現在位置を3Fの地点1002から1Fの地点1001に補正してよい。
また他の例として、B建物内の2つの室外領域(例えば、5F空中庭園、6F屋上)が存在し、統合測位提供システム200が階段やエスカレータなどの移動手段を利用して5F空中庭園から6F屋上に、または6F屋上から5F空中庭園に移動することがある。このように、室外領域で移動する場合には、ジオリファレンスイシューにより、統合測位提供システムの現在位置がB建物領域周辺の1F地点1003に決定される場合が発生することがある。これにより、位置決定部222は、以前の位置情報および高度情報(以前の高度情報および現在の高度情報)に基づいて現在位置を補正してよい。例えば、統合測位提供システム200が5Fに位置する場合には5F地点1004にマップマッチングし、6Fに位置する場合には6F地点1005にマップマッチングしてよい。これにより、表示制御部223は、5F地点1004へのマップマッチングにより、1F地点1003から5F地点1004に補正された現在位置を示す表示情報を地図上に表示してよい。
図11は、本発明の一実施形態における、室外および室内を連動して統合測位された情報を提供する動作を説明するために提供された図である。
図11において、複合建物は、建物内部領域1110、建物内の室外領域1120、および建物周辺の室外領域1130を含んでおり、建物内の室外領域1120と建物周辺の室外領域1130は、階段やエスカレータなどの移動手段を利用して建物外部で移動可能なようにも連結されている。図11では、1つ階の建物内の室外領域1120と1つの階の建物周辺の室外領域1130の例を示しているが、建物内の室外領域1120は複数の階で形成されてもよく、建物周辺の室外領域も複数の階で形成されてよい。
図11において、建物内部での室内測位は、フィンガープリントに基づく測位を利用して測位されてよい。例えば、建物内部に指定された仮想の地点であるフィンガープリントポイント(FP)で測定された各無線アクセスポイントの信号強度や、統合測位提供システム200で受信した無線アクセスポイントの信号強度などを利用して建物内部での室内測位が実行されてよい。
図11を参照すると、統合測位提供システム200が1Fの広場から、階段、もしくは自転車、ベビーカー、車椅子の移動用として傾斜のあるスロープを利用して2F広場に移動する場合、位置決定部222は、GPS座標情報に基づいて統合測位提供システム200が建物内の室外領域1120に位置するものと決定し、決定された室外領域が測位可能領域であるかを確認してよい。例えば、測位可能領域の場合、位置決定部222は、統合測位提供システム200のGPS座標情報に該当する室外領域1120にマッピングされた階情報を統合測位提供システム200の階情報(例えば、2F)として決定してよい。この他に、位置決定部222は、統合測位提供システム200で受信したAPそれぞれの無線アクセスポイント情報および決定された室外領域1120に該当するAPリストに基づいて統合測位提供システム200の現在位置に該当する階情報(例えば、2F)を決定してもよい。これとは反対に、2Fから1Fに移動する場合にも、位置決定部222は、高度情報に基づいて階の変更があるかを確認して現在位置に該当する階情報を決定してもよい。このように、1F広場および2F広場のように建物内の室外領域1120と建物周辺の室外領域1130が複数の階に区分されて移動手段で連結されていたり、建物内の室外領域1120が複数の階に区分されていたり、建物周辺の室外領域1130が複数の階に区分されていたりする場合でも、統合測位提供システム200は、室外領域でも階を区分して統合測位提供システム200の現在位置を測位することができる。
このとき、統合測位提供システム200が2F広場から、2F広場と連結されている建物内の室内領域に移動する場合、表示制御部223は、該当の建物2Fの室内領域に該当する地図を統合測位提供システム200のディスプレイに表示してよい。
一例として、統合測位提供システム200のGPS座標情報に該当する地点1140が2Fの広場から建物2Fの室内領域に出入りする出入口周辺領域に含まれたり、以前に測位された位置は2F広場に該当する室外領域ではあるが現在測位された位置は2F室内領域である場合、表示制御部223は、2Fの室内地図をディスプレイに表示してよい。この後、表示制御部223は、室内地図上に2F広場と連結している出入口周辺の一部の室外領域を表示し、室外領域での統合測位提供システム200の現在位置を示す表示情報を共に表示してよい。
他の例として、統合測位提供システム200が1F室内領域に位置する状態で、1F室内領域と連結している1F室外領域に該当する広場に移動した場合、表示制御部223は、1F広場と関連する地図を表示してよい。例えば、統合測位提供システム200のGPS座標情報に該当する地点1150が、1F建物室内領域で1F広場に連結している1F建物内の出入口の周辺領域に含まれたり、以前に測位された位置は1F建物内部領域ではあるが現在測位された位置が1F広場に該当する室外領域1130の場合、表示制御部223は、1F広場と関連する地図をディスプレイに表示してよい。
また他の例として、2F広場に位置する統合測位提供システム200が、エスカレータや階段などの移動手段を利用して1F広場に移動する場合、表示制御部223は、移動する階と関連する地図を表示してよい。例えば、統合測位提供システム200のGPS座標情報に該当する地点1160が予め設定された2F広場のエスカレータ周辺領域に含まれる場合、位置決定部222は、統合測位提供システム200が2Fから1Fに移動可能な範囲内に存在するものと決定してよい。これにより、表示制御部223は、1F広場に該当する地図を統合測位提供システム200のディスプレイに表示してよい。これとは反対に、統合測位提供システム200のGPS座標情報に該当する地点1170が予め設定された1F広場のエスカレータ周辺領域に含まれる場合、表示制御部223は、2F広場に該当する地図を統合測位提供システム200のディスプレイに表示してよい。
このように、本発明の実施形態によると、ユーザ端末の統合測位提供システムで室内および室外を連動して統合測位を提供するにあたり、図式化段階で複合建物を構成する各領域に該当する面積(ポリゴン)にマッピングされたGPS座標情報と統合測位提供システムのGPS座標情報を利用することにより、室内および室外を自由に移動する統合測位提供システムが複合建物で位置する領域および階情報を決定することができる。また、APリスト、以前測位された位置情報、高度情報を利用して階情報を決定し、決定された現在位置を補正することにより、室内および室外を連動してさらに正確に現在位置を決定することができる。
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを格納、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、所望の動作をするように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体または装置、または伝送される信号波に永久的または一時的に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で格納されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されてよい。
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてよい。コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含んでよい。媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものであってもよいし、コンピュータソフトウェア当業者に公知な使用可能なものであってもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例は、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、実施形態の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同じである。
以上のように、実施形態を、限定された実施形態と図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。
200:統合測位提供システム
210:メモリ
220:プロセッサ
230:通信モジュール
240:入力/出力インタフェース
250:入力/出力装置
260:格納媒体

Claims (21)

  1. 建物周辺の室外領域および建物内の室外領域を移動するユーザ端末のGPS座標情報を前記ユーザ端末が受信する段階、および
    建物周辺の室外領域および建物内の室外領域それぞれにマッピングされたGPS座標情報と前記ユーザ端末が受信したGPS座標情報に基づき、建物で前記ユーザ端末が位置する領域およびユーザ端末が位置する階情報を前記ユーザ端末が決定する段階
    を含む、統合測位方法。
  2. 前記建物周辺の室外領域および建物内の室外領域それぞれにマッピングされたGPS座標情報は、
    前記建物が複数の建物で構成された複合建物である場合、前記複合建物を構成する各建物の識別子情報と各建物周辺の室外領域の範囲内に該当するGPS座標情報、および前記建物内の室外領域の範囲内に該当するGPS座標情報を含むこと
    を特徴とする、請求項1に記載の統合測位方法。
  3. 前記GPS座標情報を受信する段階は、
    前記ユーザ端末周辺の無線アクセスポイント情報を受信し、
    前記ユーザ端末が位置する領域および階情報を決定する段階は、
    前記決定された領域と関連するアクセスポイントリストに含まれた無線アクセスポイントに前記受信した無線アクセスポイント情報に該当する無線アクセスポイントが存在するかを確認し、前記決定された領域に属する少なくとも1つの階情報のうちからユーザ端末が位置する階情報を決定すること
    を特徴とする、請求項1に記載の統合測位方法。
  4. 前記ユーザ端末が位置する領域および階情報を決定する段階は、
    前記ユーザ端末の以前の位置に該当する階情報および高度情報に基づいて前記ユーザ端末の階情報を補正すること
    を特徴とする、請求項1に記載の統合測位方法。
  5. 前記ユーザ端末でネットワークを介してサーバから前記建物と関連する統合測位情報の提供を受けて格納する段階
    をさらに含み、
    前記統合測位情報は、
    前記建物を構成する各領域別に区分され、領域情報、領域別のGPS座標情報、無線アクセスポイントが設置された階情報、無線アクセスポイントの識別子情報、無線アクセスポイントのMACアドレス、無線アクセスポイントが設置された地点のGPS座標情報、および測位可能識別情報のうちの少なくとも1つを含むこと
    を特徴とする、請求項1に記載の統合測位方法。
  6. 前記ユーザ端末が位置する領域および階情報を決定する段階は、
    前記決定された領域と関連するアクセスポイントリストに前記受信した無線アクセスポイント情報に該当する無線アクセスポイントが存在すると確認された場合、前記統合測位情報から前記確認された無線アクセスポイントの識別子情報に該当する階情報を前記ユーザ端末の階情報として決定すること
    を特徴とする、請求項5に記載の統合測位方法。
  7. 前記ユーザ端末が位置する領域および階情報を決定する段階は、
    前記決定された領域と関連するアクセスポイントリストに前記受信した無線アクセスポイント情報に該当する無線アクセスポイントが存在しないと確認された場合、前記ユーザ端末の以前の位置に該当する階情報および高度情報に基づいて前記ユーザ端末の階情報を決定すること
    を特徴とする、請求項1に記載の統合測位方法。
  8. 前記建物内の室外領域に位置するユーザ端末が前記室外領域と連結する建物内の室内領域に移動する場合、前記室内領域に該当する地図を表示する段階、および
    前記ユーザ端末が前記建物内の室外領域と連結する室内領域から前記室外領域に移動する場合、前記室外領域に該当する地図を表示する段階
    をさらに含む、請求項1に記載の統合測位方法。
  9. 前記ユーザ端末が位置する領域および階情報を決定する段階は、
    前記決定されたユーザ端末が位置する領域が予め指定された統合測位可能領域に該当するかを前記ユーザ端末が確認すること
    を特徴とする、請求項1に記載の統合測位方法。
  10. 前記ユーザ端末が位置する領域および階情報を決定する段階は、
    前記建物内の室外領域が複数の階で構成された場合、前記複数の階間移動によるユーザ端末の位置を決定すること
    を特徴とする、請求項1に記載の統合測位方法。
  11. コンピュータによって実現されるユーザ端末の統合測位提供システムであって、
    前記コンピュータで読み取り可能な命令を実行するように実現される少なくとも1つのプロセッサ
    を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    建物周辺の室外領域および建物内の室外領域を移動するユーザ端末のGPS座標情報を前記ユーザ端末が受信する受信制御部、および
    建物周辺の室外領域および建物内の室外領域それぞれにマッピングされたGPS座標情報と前記ユーザ端末が受信したGPS座標情報に基づき、建物で前記ユーザ端末が位置する領域およびユーザ端末が位置する階情報を前記ユーザ端末が決定する位置決定部
    を備える、統合測位システム。
  12. 前記建物周辺の室外領域および建物内の室外領域それぞれにマッピングされたGPS座標情報は、
    前記建物が複数の建物で構成された複合建物である場合、前記複合建物を構成する各建物領域の識別子情報と各建物周辺の室外領域の範囲内に該当するGPS座標情報、および前記建物内の室外領域の範囲内に該当するGPS座標情報を含むこと
    を特徴とする、請求項11に記載の統合測位システム。
  13. 前記受信制御部は、
    前記ユーザ端末周辺の無線アクセスポイント情報を受信し、
    前記位置決定部は、
    前記決定された領域と関連するアクセスポイントリストに含まれた無線アクセスポイントに前記受信した無線アクセスポイント情報に該当する無線アクセスポイントが存在するかを確認し、前記決定された領域に属する少なくとも1つの階情報のうちからユーザ端末が位置する階情報を決定すること
    を特徴とする、請求項11に記載の統合測位システム。
  14. 前記位置決定部は、
    前記ユーザ端末の以前の位置に該当する階情報および高度情報に基づいて前記ユーザ端末の階情報を補正すること
    を特徴とする、請求項11に記載の統合測位システム。
  15. 前記位置決定部は、
    前記決定された領域と関連するアクセスポイントリストに前記受信した無線アクセスポイント情報に該当する無線アクセスポイントが存在すると確認された場合、サーバから提供を受けて予め格納された統合測位情報から、前記確認された無線アクセスポイントの識別子情報に該当する階情報を前記ユーザ端末の階情報として決定すること
    を特徴とする、請求項11に記載の統合測位システム。
  16. 前記位置決定部は、
    前記決定された領域と関連するアクセスポイントリストに前記受信した無線アクセスポイント情報に該当する無線アクセスポイントが存在しないと確認された場合、前記ユーザ端末の以前の位置に該当する階情報および高度情報に基づいて前記ユーザ端末の階情報を決定すること
    を特徴とする、請求項11に記載の統合測位システム。
  17. 前記建物内の室外領域に位置するユーザ端末が前記室外領域と連結する建物内の室内領域に移動する場合、前記室内領域に該当する地図を前記ユーザ端末のディスプレイに表示するように制御し、
    前記ユーザ端末が前記建物内の室外領域と連結する室内領域から前記室外領域に移動する場合、前記室外領域に該当する地図を前記ユーザ端末のディスプレイに表示するように制御する表示制御部
    をさらに備える、請求項11に記載の統合測位システム。
  18. 前記位置決定部は、
    前記決定されたユーザ端末が位置する領域が予め指定された統合測位可能領域に該当するかを前記ユーザ端末が確認すること
    を特徴とする、請求項11に記載の統合測位システム。
  19. 前記位置決定部は、
    前記建物内の室外領域が複数の階で構成された場合、前記複数の階間移動によるユーザ端末の位置を決定すること
    を特徴とする、請求項11に記載の統合測位システム。
  20. ユーザ端末の統合測位のための方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記方法は、
    建物周辺の室外領域および建物内の室外領域を移動するユーザ端末のGPS座標情報を前記ユーザ端末が受信する段階、および
    建物周辺の室外領域および建物内の室外領域それぞれにマッピングされたGPS座標情報と前記ユーザ端末が受信したGPS座標情報に基づき、建物で前記ユーザ端末が位置する領域およびユーザ端末が位置する階情報を前記ユーザ端末が決定する段階
    を含む、コンピュータプログラム。
  21. 請求項20に記載のコンピュータプログラムを保存する記憶媒体。
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