JP2018532980A - 携帯型電子装置を使用して測定するためのシステム及び方法 - Google Patents

携帯型電子装置を使用して測定するためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

本開示は、加速度センサを含む携帯型電子装置を使用して3次元対象物上の経路を測定する方法を提供する。この方法は、経路上で携帯型電子装置が第1の方向に横断させられる間の携帯型電子装置の加速度を測定し、それにより第1の方向に関する3つの次元の加速度プロットを取得することと、運動の開始点及び終了点を識別することと、運動の開始点と終了点との間で積分して長さを導出することとプロセッサにより実行する。

Description

本開示は、概して、携帯型電子装置に関し、より詳細には経路長を測定するための装置を使用することに関する。
測定を行うことは長年にわたる課題である。別の位置にある別の対象物又は空間の測定と比較するために、特定の対象物又は空間の測定が必要な場合がある。例えば、衣類又は家具といったアイテムは、そのアイテムを本人が直接測定してその対象物が例えば同じく測定される必要がある人又は室内の特定の空間にどの程度フィットするかを明らかにする選択肢なしに、オンラインで、インターネット上で、一部の例ではウェブブラウザによって電話、パーソナルコンピュータ、テレビ、及び/又は他のインターネット接続装置上で表示される場合がある。
発明の概要
本開示は、加速度センサを含む携帯型電子装置を使用して経路長を測定する方法に関する。本明細書で開示する方法は、例えばスマートフォンを使用して身体部位及び/又は入手可能な衣類を測定できるようにするのに有効な方法である。
本明細書で開示する主題の一態様によれば、加速度センサを含む携帯型電子装置を使用して3次元(3D)対象物上の経路を測定する方法が提供される。この方法は、経路上で携帯型電子装置が第1の方向に横断させられる間の携帯型電子装置の加速度を測定し、それにより第1の方向に関する3つの次元の加速度プロットを取得することと、運動の開始点及び終了点を識別することと、運動の開始点と終了点との間で積分して長さを導出することとのためにプロセッサを使用する手順を含む。
上記の特徴に加えて、本明細書で開示する主題のこの態様による方法は、以下の特徴(i)〜(xxi)の1つ又は複数を所望の任意の組合せ又は順列で任意選択的に含み得る。
i.この方法は、第2の方向の加速度を測定し、それにより第2の方向に関する3つの次元の加速度プロットを得ることを含む。
ii.第2の方向が第1の方向と対称的に逆である。
iii.第2の方向が第1の方向と実質的に同じである。
iii.この方法は、2つの測定の実質的に中間の点を識別し、且つその中間点において測定を2つの部分に分割することを含む。
iv.この方法は、第2の部分に関する運動の開始点及び終了点を識別することを含む。
v.この方法は、第2の部分に関する運動の開始点と終了点との間で積分して長さを導出することを含む。
vi.この方法は、第1の部分の長さ及び第2の部分の長さに基づいて最終的な長さを計算することを含む。
vii.運動の開始点及び終了点を識別することが少なくとも一種類の重みの種類を使用して行われる。
viii.第2の測定に関する運動の開始点及び終了点を識別することが少なくとも一種類の重みの種類を使用して行われる。
ix.第2の部分に使用される重みの種類が第1の部分に使用される重みの種類と異なる。
x.第2の部分に使用される重みの種類が、第1の部分に使用されるのと実質的に同じ重みの種類である。
xi.重みの種類が標準偏差、傾斜、及び総加速度の何れか1つを含む。
xii.2つの長さに基づいて最終的な長さを計算することが平均化によって行われる。
xiii.この方法は、品質測定の指示に第1の部分の長さ及び第2の部分の長さを使用することを含む。
xiv.この方法は、方位センサを用いて方位を測定することを含む。
xv.この方法は、方位の潜在的な不正確さを補償するために加速度測定を較正することを含む。
xvi.この方法は、加速度センサを用いて加速度を測定することを含む。
xvii.この方法は、携帯型電子装置を真北又は磁北に較正することを含む。
xviii.この方法は、経路上の携帯型電子装置の横断運動の開始及び終了を示すユーザ入力を受信することを含む。
xix.携帯型電子装置がスマートフォンである。
xx.この方法は、重力効果に関して加速度測定を補償するために角度データ及び方位データを使用することを含む。
xxi.この方法は、運動の開始点及び終了点を識別するために測定データをバイナリデータに変換することを含む。
本明細書で開示する主題の別の態様によれば、コンピュータ可読命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。この非一時的コンピュータ可読媒体は、測定される3次元対象物上の経路上で横断させられる携帯型電子装置によって実行されるとき、携帯型電子装置に、経路上で携帯型電子装置が第1の方向に横断させられる間の携帯型電子装置の加速度を測定し、それにより第1の方向に関する3つの次元の加速度プロットを得ることと、運動の開始点及び終了点を識別することと、運動の開始点と終了点との間で積分して長さを導出することとによって経路の長さを測定させるコンピュータ可読命令を記憶する。
本明細書で開示する主題の別の態様によれば、3次元対象物上の経路を測定するように構成される携帯型電子装置が提供される。この携帯型電子装置は、携帯型電子装置の加速度を感知するように構成される加速度センサと、コンピュータメモリと、メモリ及び加速度センサに動作可能に結合されるプロセッサとを含む。メモリは、プロセッサに、経路上で携帯型電子装置が第1の方向に横断させられる間の携帯型電子装置の加速度を測定し、それにより第1の方向に関する3つの次元の加速度プロットを得ることと、運動の開始点及び終了点を識別することと、運動の開始点と終了点との間で積分して長さを導出することとを行わせるための命令を含む。
本明細書で開示する主題の別の態様によれば、携帯型電子装置のための測定モジュールが提供される。この測定モジュールは3次元対象物上の経路を測定するように構成され、且つ経路上の携帯型電子装置の横断運動の開始及び終了を示すユーザ入力を受信するように構成されるユーザインタフェースと、経路上で携帯型電子装置が第1の方向に横断させられる間の携帯型電子装置の加速度を示す携帯型装置の加速度プロットを加速度センサから取得し、それにより第1の方向に関する3つの次元の加速度プロットを得るように構成されるデータ受信機ユニットと、データ処理ユニットであって、2つの部分のそれぞれに関する運動の開始点及び終了点を識別することと、運動の開始点と終了点との間で積分して長さを導出することとを行うように構成されるデータ処理ユニットとを含む。測定モジュールは、最終的な長さを利用者に出力するように構成される出力ユニットを含む。
本明細書で開示する主題によるコンピュータ可読命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体、携帯型電子装置及び測定モジュールは、方法に関して上記に列挙した特徴(i)〜(xxi)の1つ又は複数を必要に応じて所望の任意の組合せ又は順列で任意選択的に含み得る。
図面の簡単な説明
本明細書で開示する主題をよりよく理解するために、及びその主題を実際にどのように実行できるかを例示するために、次に実施形態を添付図面に関して専ら非限定的な例として記載する。
本開示の実施形態による、経路長を測定するように構成される携帯型電子装置を概略的に表す機能ブロック図である。 本開示の実施形態による、図1Aの携帯型電子装置の測定モジュールを示す機能ブロック図である。 本開示の実施形態による、図1Aの携帯型電子装置の様々なユニット及びモジュールを示す機能ブロック図である。 本開示の実施形態による、経路の長さを計算する方法を示すフローチャートである。 本開示の実施形態による、経路の長さを計算する方法における携帯型電子装置の横断運動を示す。 本開示の実施形態による、測定を取得する方法を示すフローチャートである。 本開示の実施形態による、2つの測定のほぼ中間の点を識別し、且つその中間点において測定全体を2つの部分に分割する方法を示すフローチャートである。 本開示の実施形態による、2つの部分のそれぞれに関する運動の開始点及び終了点を識別する方法を示すフローチャートである。
実施形態の詳細な説明
本明細書で開示するのは、3D対象物上の経路の長さを測定するのに有用なシステム及び方法の幾つかの例である。
本願では、以下の用語及びその派生語が下記の説明に照らして理解され得る。
経路という用語は、直線及び/又は曲線を指し得る。
横断という用語は、開始点から終了点までの携帯型電子装置の直線運動及び/又は曲線運動を指すと理解することができ、携帯型電子装置は経路に対して平行な概ね一方向に移動される。一部の例では、携帯型電子装置を開始点から終了点まで経路上で摺動させることができる。一部の例では、携帯型電子装置を経路上でホバリングさせることができる。一部の例では、携帯型電子装置を部分的に経路上でホバリングさせ、部分的に経路に接触させることができる。一部の例では、携帯型電子装置が開始点から終了点まで経路上で横断させられ、その後、終了点から開始点まで実質的にその経路上を反対方向に再び横断させられることができる。一部の例では、携帯型電子装置を開始点から終了点まで経路上で摺動させ、その後、開始点から終了点までその経路上を再び摺動させることができる。
横断運動の性質に鑑みて、目的とする感知加速度は、経路上で射影されるときに実質的に直線及び/又は曲線の加速度であり得る。換言すれば、目的とする加速度は経路上の加速度ベクトルの射影であり得る。更に、横断運動は、携帯型電子装置を開始点、終了点、及び再び開始点で停止させるものであり得る。
以下の詳細な説明では、主題の詳細な理解を可能にするために多くの具体的詳細を記載する。但し、それらの具体的詳細なしに主題の一部の例を実践できることを当業者であれば理解するであろう。他の事例では、説明を不明瞭にしないためによく知られている方法、手順、及びコンポーネントについて詳しく説明しない。
本明細書で使用するとき、「例えば」、「等」、「例として」という語句及びその異形体は、本明細書で開示する主題の非限定的な例を表す。本明細書での「一例」、「一部の例」、「別の例」、「他の例」、「一実例」、「一部の実例」、「別の実例」、「他の実例」、「一事例」、「一部の事例」、「別の事例」、「他の事例」又はその異形体への言及は、実施形態に関連して説明される記載の特定の特徴、構造、又は特性が本明細書で開示する主題の少なくとも1つの例に含まれることを意味する。従って、同じ用語の出現は必ずしも同じ例に言及しているとは限らない。
明瞭にするために別々の例に照らして説明する、本明細書で開示する主題の特定の特徴、構造、及び/又は特性は、単一の例で組合せによっても提供できる。逆に、簡潔にするために単一の例に照らして説明する、本明細書で開示する主題の様々な特徴、構造、及び/又は特性は、別々に又は任意の適切なサブコンビネーションによって提供することもできる。
以下の解説から明らかなように、別段の定めがない限り、本明細書の全体を通して「測定する」、「得る」、「識別する」、「分割する」、「積分する」、「計算する」、「使用する」、「取る」、「正規化する」、「較正する」、「見つける」、「受信する」、「記憶する」等の用語を利用する解説は、ソフトウェア、ハードウェア、及び/又はファームウェアの任意の組合せの動作及び/又はプロセスを指し得ることが理解されるであろう。例えば、これらの用語は、一部の事例では、プログラム可能機械のレジスタ及び/又はメモリ内で電子量等の物理量として表されるデータを、プログラム可能機械のメモリ、レジスタ並びに/又は他のそのような情報記憶域、伝送要素、及び/若しくは表示要素内の物理量として同様に表される他のデータへと操作し且つ/又は変換するプログラム可能機械の動作及び/又はプロセスを指し得る。
以下の解説から明らかなように、別段の定めがない限り、本明細書の全体を通して「測定する」、「得る」、「識別する」、「分割する」、「積分する」、「計算する」、「使用する」、「取る」、「正規化する」、「較正する」、「見つける」、「受信する」、「記憶する」等の用語を利用する解説は、データを他のデータへと操作し且つ/又は変換するコンピュータの動作及び/又はプロセスを含むことが理解されるであろう。かかるデータは、例えば電子量等の物理量として表され、且つ/又は物理的対象を表す。
記載する図面及び説明では、同一の参照番号は様々な実施形態又は構成に共通のコンポーネントを示す。図中の要素は必ずしも縮尺通りではない。
携帯型電子装置1及び測定モジュール150は、何れも以下に記載する様々な操作を実行するように構成される少なくとも1つのコンピュータ処理ユニットを含むか、又は他にかかるコンピュータ処理ユニットに動作可能に接続されるコンピュータ化された装置である。「処理ユニット」、「コンピュータ」、「処理装置」という用語又はその異形体は、非限定的な例としてパーソナルコンピュータ、サーバ、計算システム、通信装置、プロセッサ(例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロコントローラ、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等)、他の任意の電子計算装置、及び/又はそれらの任意の組合せを含む、データ処理能力を有する任意の種類の電子装置を対象として含むように広く解釈すべきである。
本明細書で開示する主題の実施形態では、図2、図4、図5、及び図6に示すよりも少ない、多い、及び/又はそれと異なる段階が実行され得る。本明細書で開示する主題の実施形態では、図2、図4、図5、及び図6に示す1つ又は複数の段階が異なる順序で実行されてもよく、且つ/又は1つ若しくは複数の段階群が同時に実行されてもよい。
図1A、図1B、及び図1Cは、本明細書で開示する主題の実施形態によるシステムアーキテクチャの全般的な概略図を示す。図1A、図1B、及び図1C内の機能要素は1つの位置に集中させることができ、又は複数の位置に分散させることができる。本明細書で開示する主題の他の実施形態では、このシステムが図1A、図1B、及び図1Cに示すよりも少ない、多い、及び/又はそれと異なる(例えば、異なるように分散される)機能要素を含み得る。例えば、携帯型電子装置1及び測定モジュール150を指定の機能要素に分けたのは例示目的に過ぎず、決して限定的であると解釈すべきではない。例えば、他の機能要素内の入れ子として図示する機能要素は、独立の機能ユニットとして他に設計することができる。特定の例では、他の様々な機能ユニットに動作可能に接続できる独立ユニットとして、携帯型電子装置1の一体部分として、及びプロセッサ102の一体部分としてなど、様々な設計に従って測定モジュール150を作ることができる。
次に、図1Aが参照される。図1Aは、本明細書で開示する主題による、経路長を測定するように構成される携帯型電子装置1の概略図である。一部の例では、携帯型電子装置1がほぼ矩形の立方体形状を有し得る。携帯型電子装置1の縁は、携帯型電子装置1の3つの直交軸X、Y、Zを含む直交基準系をほぼ画定し得る。本明細書で開示する教示によれば、携帯型電子装置1は測定モジュール150を含み得る。
次に、図1Bが参照される。図1Bは、本明細書で開示する主題の一例による、図1Aの携帯型電子装置1の測定モジュール150を示す機能ブロック図である。測定モジュール150は、本明細書で開示する測定プロセスを実行するように構成される。測定モジュール150は、較正モジュール152、品質評価モジュール154、及び計算モジュール156を更に含み得る。
較正モジュール152は、本明細書で開示する較正を行うように構成される。品質評価モジュール154は、本明細書で開示する品質評価を行うように構成される。計算モジュール156は、本明細書で開示する経路長の計算について構成される。測定モジュール150、較正モジュール152、品質評価モジュール154、及び計算モジュール156は、プロセッサ(例えば、図1Cに関して以下で記載するプロセッサ102)及び/又はメモリの一部として一体化されてもよい。或いは、測定モジュール150、較正モジュール152、品質評価モジュール154、及び計算モジュール156は、プロセッサの外部にあり、プロセッサに動作可能に接続されてもよい。図1Bのモジュールは1つの位置に集中させることができ、又は複数の位置に分散させることができる。様々なモジュールの様々な動作についてのより詳細な説明を以下で行う。
次に、図1Cが参照される。図1Cは、本明細書で開示する主題の例による図1Aの携帯型電子装置1の機能ブロック図である。図1Cは、本開示による携帯型電子装置1を動作させるための電子アセンブリ100の高レベル機能ブロック図を示す。一部の例では、携帯型電子装置1がスマートフォン、コンピュータタブレット、又はスマートウォッチであり得る。電子アセンブリ100は、携帯型電子装置1の全体的な動作を制御することができるプロセッサ102を含み得る。一部の例では、携帯型電子装置1によって提供される通信機能は、通信サブシステム104によって実施され得る音声通信、データ通信、及びコマンド通信を含み得る。通信サブシステム104は、例えばアクティブ音声電話又はデータ通信セッションを開始し、それをサポートするために使用され得る。通信サブシステム104は、指定の様々な機能を実行するためにハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアの様々な組合せを含み得る。
携帯型電子装置1によって受信されるデータは、解凍すること及び復号することを含め、復号器106によって処理され得る。通信サブシステム104は無線ネットワーク108からメッセージを受信し、無線ネットワーク108上でメッセージを送信することができる。
電源110は、携帯型電子装置1を動作させ且つ/又は充電するための電力を与えることができ、例えば、1つ又は複数の充電式電池又は外部給電機構へのポートによって実装することができ、かかる給電機構は、電子アセンブリ100の全てのコンポーネントに適切な電力を与える。
プロセッサ102は、ランダムアクセスメモリ(RAM)112、永続メモリ114、ディスプレイ116、補助入力/出力(I/O)サブシステム118、データポート120、スピーカ122、マイクロフォン及び音声システム124、短距離通信サブシステム126、他のサブシステム128等の他のコンポーネントと対話することができる。一部の例では、測定モジュール150がプロセッサ102と一体化され、又はプロセッサ102に動作可能に接続される。利用者は、プロセッサ102に結合されるデータ入力装置を使用してデータを入力し、携帯型電子装置1の機能を動作させることができる。データ入力装置は、例えばボタン、キーパッド、タッチスクリーン、又はジェスチャ感知ユーザインタフェースの1つ又は複数を含み得る。データ入力装置は、ディスプレイ116上に作り出されるグラフィカルユーザインタフェースを更に含むことができ、かかるグラフィカルユーザインタフェースは、ディスプレイ116上のタッチセンスオーバレイによって検出されるタッチ及びジェスチャを使用することができる。プロセッサ102は、電子コントローラ(図1Cでは他のサブシステム128の要素によって表す)によってキーパッド及び/又はタッチセンスオーバレイと相互に作用するように構成され得る。ユーザインタフェースの一部として、携帯型電子装置1上に表示又はレンダリングされ得るテキスト、文字、記号、画像、アイコン、他のアイテム等の情報をディスプレイ116上に表示することができる。プロセッサ102及びメモリ104は別個のユニット内で互いに分離することができ、又は単一のユニット、例えば命令でプリントされる回路基板内で互いと一体化することができる。
無線ネットワーク108へのアクセスを得る加入者を識別し認証するために、携帯型電子装置1は、加入者識別モジュール(SIM)カード132を使用することができる。或いは、ユーザ識別情報がメモリ114内にプログラムされてもよい。
テキストメッセージ、電子メールメッセージ、ウェブページのダウンロード等の受信信号が通信サブシステム104によって処理され、プロセッサ102に入力され得る。プロセッサ102は、ディスプレイ116及び/又は補助I/Oサブシステム118に出力するために受信信号を処理することができる。無線装置の利用者はデータアイテム、例えば写真を含む電子メールメッセージを生成することができ、そのデータアイテムは通信サブシステム104によって無線ネットワーク108上で伝送され得る。音声通信について、携帯型電子装置1の全体的な動作は同様であり得る。電気信号から変換される可聴情報を出力するためにスピーカ122を使用することができ、可聴情報を処理するために電気信号に変換するためにマイクロフォン及び音声システム124を使用することができる。
カメラサブシステム138は、画像データ(例えば、視覚データ)を捕捉するために必要な多くのハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアモジュールを含み得る。画像データの例は、静止画像及びビデオデータファイルの動画内に含まれるビデオフレームを含む。例えば、カメラサブシステム138は、レンズ140、画像センサ142、及びレンズ位置コントローラ144を含み得る。特定の例では、画像センサ142がカメラ又は3Dカメラであり得る。
携帯型電子装置1は、1つ又は複数の加速度計130(加速度センサとも呼ぶ)を更に含み得る。プロセッサ102は、重力及びユーザ入力加速力の方向を検出するために使用され得る加速度計130に動作可能に接続され得る。
プロセッサ102は、本明細書で開示する教示に従って経路長を計算又は推定することを可能にするために、1つ又は複数の加速度計130と結合するように概して動作可能であり得る。1つ又は複数の加速度計130は、加速度を測定し、測定した加速度を示すデータを与えるようにそれぞれ動作可能である。一部の例によれば、加速度計130の1つ又は複数が加速度に対応するアナログ信号を出力するように動作可能であり得る。例として、各加速度計130は、測定される加速度に比例するアナログ電圧信号を出力することができる。一部の例では、1つ又は複数の加速度計130が、測定される加速度に対応する信号を生成するように動作可能な任意のデジタルコンポーネント及びアナログコンポーネントを含み得る。1つ又は複数の加速度計130は、ばね質量装置、サーボ装置、ひずみゲージ、共振装置等の何れかとすることができる。一部の例では、携帯型電子装置1の直交軸X、Y、Zのそれぞれについて、3つの垂直方向に加速度を測定するように1つ又は複数の加速度計130を構成することができる。
携帯型電子装置1は、携帯型電子装置の方位を検出するために使用され得る1つ又は複数のジャイロスコープ140(方位センサとも呼ぶ)及び磁気計等のコンパス142を更に含む。
一部の例によれば、携帯型電子装置1は、何れもプロセッサ102によって実行され得るオペレーティングシステム134及びソフトウェアプログラム136を含み得る。オペレーティングシステム134及びソフトウェアプログラム136は、例えばメモリ114等の永続的且つ更新可能な形式で記憶することができる。無線ネットワーク108、補助I/Oサブシステム118、データポート120、短距離通信サブシステム126、又はプログラムファイルを転送するのに適した他の任意のサブシステム128により、携帯型電子装置1上に追加のアプリケーション又はプログラムをロードすることができる。
ソフトウェアプログラム136は、利用者と対話するためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)及び経路長を計算するためのモジュールも含み得る。これらのソフトウェアモジュールのそれぞれは、機能を実行するために携帯型電子装置1内の様々なハードウェア資源及びソフトウェア資源に要求することができる。加えて、本開示に記載の機能は電子アセンブリ100の様々な部分により、その部分がソフトウェアモジュールであろうが、専用のハードウェア及びファームウェアモジュールであろうが実施することができる。多くの実例において、電子アセンブリ100の複数の部分によって同じ機能を実施することが可能であり得る。
特定の例では、携帯型電子装置1は、データの処理を促進するように構成される他のコンピュータ処理装置(不図示)と通信リンク上で通信可能であり得る。例えば、測定装置としてスマートウォッチを使用することができ、計算は、通信リンクによってスマートウォッチに接続されるスマートフォン又はタブレット上で実行される。一部の操作はこれらの処理装置によって遠隔的に行われ得る。図1Cのモジュールは1つの位置に集中させることができ、又は複数の位置に分散させることができる。一部の例では、様々なモジュールの操作を遠隔的に、例えば遠隔サーバ内で実施することができる。例えば、本明細書で開示する主題は、インターネット等の遠隔通信リンクを介して測定装置(例えば、スマートフォン)に接続され、測定装置から測定情報を受信し、本明細書で開示する様々な計算を行うように構成されるサーバを更に想定する。表示するために及び利用者が閲覧するために、計算の結果をサーバから測定装置に送り返すことができる。
次に、図2が参照される。図2は、本明細書で開示する主題の例による、3次元(3D)対象物上の経路長の距離を計算するために実行される操作を示すフローチャートである。図2に関して説明する操作は、図1A、図1B、及び図1Cに関して上記で説明した携帯型電子装置1によって実行され得る。但し、これらの図面に示す特定の設計は例示目的に過ぎず、限定的であると解釈すべきではないことに留意すべきである。
ブロック202では、真北又は磁北の較正のために携帯型電子装置のコンパスを確認する。一例によれば、携帯型電子装置1内のジャイロスコープと共に磁石又は磁気計をコンパス142として使用して、地面に対する携帯型電子装置1の方位を明らかにする。
携帯型電子装置1内のコンパス142を確認し、コンパス142が真北又は磁北に合わせて十分較正されているかどうかを判定するために、較正モジュール152によって予備較正手順を行うことができる。現在の較正レベルを明らかにすることに加えて、予備較正手順中、携帯型電子装置1上で過去の較正がいつ行われたかを確認することができる。較正レベルが不十分であり且つ/又は過去の較正が行われてからの時間がある既定の期間を上回る場合、利用者は手動較正を行うように要求され得る。利用者は較正を行うように促され、どのように行うかを指示され得る。特定の例では、携帯型電子装置1のコンパス制御部と通信するように構成される較正モジュール152を使用して携帯型電子装置1上のコンパス142を真北又は磁北に設定するように携帯型電子装置1が自動で較正され得る。
ブロック204では、経路上で携帯型電子装置1が横断させられる間、3つの次元(X、Y、Z)について携帯型電子装置1の加速度を得る。以下の例では、携帯型電子装置1が経路上で前後に横断させられる事例について説明する。但し、一部の例では、携帯型電子装置1が経路上で一方向にのみ横断させられる。一部の例では、携帯型電子装置1が経路上で第1の方向に横断させられ、その後、再びその同じ方向に横断させられる。
ブロック204では、携帯型電子装置1が経路沿いの第1の方向に(点Aから点Bに)横断させられ、その後、その経路沿いの第2の逆方向に(点Bから逆に点Aに)横断させられる。第2の方向(点Bから点A)は、第1の方向(点Aから点B)と対称的に逆である。一部の例によれば、測定を得るように加速度センサ130及びジャイロスコープ140を構成することができ、それらの測定をセンサから受信するように測定モジュール150を構成することができる。携帯型電子装置1は、以下で更に詳細に説明するユーザ入力128を使用し、経路上の携帯型電子装置1の横断運動の開始及び終了を示すユーザ入力を受け取ることができる。
次に、図3を参照して、図2の説明を以下で続ける。図3は、3D対象物304上の又は3D対象物304の面上の経路302の距離を計算する方法における携帯型電子装置1の横断運動を示す。対象物304は、例えば身体部位又は衣類とすることができる。携帯型電子装置1は、経路線302の開始点Aから終了点Bまで対象物304上で(対象物304と接触している間)摺動させ、又は対象物304の面上でホバリングさせることができる。
開始点A及び終了点Bにおける携帯型電子装置1の位置に応じて様々な開始位置の構成があり得る。開始位置は、主要な測定次元として次元(X、Y、又はZ)の何れが定められるかによって決まり得る。
次に、図4が参照される。図4は、(測定を取得するブロックであるブロック204の一部であり得る)測定を取得する方法を示すフローチャートである。任意選択的な手順402では、一部の例において、例えばユーザ名及びパスワードを与えることによって利用者がログインすることができる。任意選択的な手順404では、利用者が1つ又は複数の個人的項目、例えば身長又は体重を手動で入力するように命令され得る。入力される個人的項目は、利用者が既に知っている経路の測定とすることができ、従ってそれらの経路は必ずしも測定される必要がない。一部の例では、(例えば、測定モジュール152によって)最終的な距離を計算する前に又はその後、利用者が入力した個人的項目に対して(例えば、品質評価モジュール154によって)サニティチェックを行うことができる。3つのベクトル(X、Y、Z)のうち、3つのベクトルの1つを所定の主要ベクトルとして設定する(例えば、X)。
手順406では、音声指示及び/又はディスプレイ116上の視覚的指示を使用して、利用者は主要ベクトル(例えば、X)を(例えば、測定モジュール150によって)知らされ、携帯型電子装置1をどのように保持し位置決めするかを指示される。利用者は、対象物304の何れの部分を測定するかを指示される場合があり、例えば、腕に関して利用者は肩関節から指先まで測定するように指示される場合があり、又は衣類に関して利用者は胴回りに沿って測定するように指示される場合がある。
手順408では、利用者は、ユーザ入力128を使用してユーザ入力を与えることによって(例えば、ボタンを押すことによって)測定プロセスを開始するように(例えば、測定モジュール150によって)促される。次いで、利用者は、携帯型電子装置1の点Aからの移動を開始するまで(即ち点Aから点Bまで経路302を測定するまで)所定期間(例えば、一定の秒数)待つように指示される。利用者は、携帯型電子装置1が点Bに到着したことを(例えば、あるボタン又は同じボタンを再び押すことによって)示し、所定期間にわたって点Bにおいて待機し、静止したままでいるようにも指示される。手順408では、測定を開始し、携帯型電子装置1を点Aから点Bに移動するように利用者に知らせるための(例えば、視覚的な及び/又は音声の)指示(例として、ビープ音)を待ち時間の期間の終了時に利用者に与える。
手順410では、利用者は、携帯型電子装置1を第1の方向(点Aから点B)に横断させることによって経路302の測定を行い、ユーザ入力を与えることによって(例えば、ボタンを押すことによって)携帯型電子装置1が点Bに到着したことを示す。
点Aから点Bへの移動中、対象物304沿いの点Aから点Bまでの経路302に沿って3つの次元X、Y、Zの加速度を測定するために、少なくとも1つのセンサ(例えば、加速度計130)を使用する。対象物304沿いの点Aから点Bまでの経路302に沿って3つの次元X、Y、Zに関する携帯型電子装置1の方位を測定するために、少なくとも1つのセンサ(例えば、ジャイロスコープ140)を使用することができる。携帯型電子装置1の移動時間中にある設定したサンプリング間隔又は頻度において、次元(X、Y、Z)ごとに加速度及び方位のサンプルを取り、(例えば、測定モジュール150によって)受信する。
一部の例によれば、手順412では、利用者は、点Bから点Aまでの戻り経路を測定するまで所定期間(例えば、一定の秒数)待つように(例えば、測定モジュール150によって)指示される。利用者は、携帯型電子装置1が点Aに到着したことを(例えば、あるボタン又は同じボタンを再び押すことによって)示し、所定期間にわたって点Aにおいて待機し、静止したままでいるようにも(例えば、測定モジュール150によって)指示される。手順412では、測定を開始し、携帯型電子装置1を点Bから点Aに移動するように利用者に知らせるための(例えば、視覚的な及び/又は音声の)指示(例として、ビープ音)を待ち時間の期間の終了時に(例えば、測定モジュール150によって)利用者に与える。
手順414では、利用者は、携帯型電子装置1を、第1の方向(点Aから点B)と対称的に逆である第2の戻り方向(点Bから点A)に横断させることによって経路302の測定を行う。次いで、利用者は、ユーザ入力を与えることによって(例えば、ボタンを押すことによって)携帯型電子装置1が点Aに到着したことを示す。対象物304沿いの点Bから点Aまでの経路302に沿って3つの次元X、Y、Zの加速度を測定するために、少なくとも1つのセンサ(例えば、加速度計130)を使用する。対象物304沿いの点Aから点Bまでの経路302に沿って3つの次元X、Y、Zに関する携帯型電子装置1の方位を測定するために、少なくとも1つのセンサ(例えば、ジャイロスコープ140)を使用することができる。携帯型電子装置1の移動時間中にある設定したサンプリング間隔又は頻度において、次元(X、Y、Z)ごとに加速度のサンプルを取り、(例えば、測定モジュール150によって)受信する。
手順416では、利用者は、点Aにおいて静止したままでいる間、所定期間(例えば、一定の秒数)待つように(例えば、測定モジュール150によって)指示される。手順416では、点Aにおいてそれ以上静止したままでいる必要がないことを利用者に知らせるための(例えば、視覚的な及び/又は音声の)指示(例として、ビープ音)を待ち時間の期間の終了時に(例えば、測定モジュール150によって)利用者に与え、それにより測定プロセスを終え、(例えば、測定モジュール150内で)対象物304上の経路302沿いの第1の方向(点Aから点B)及び第2の方向(点Bから点A)について3つの次元の加速度プロット(Xacc、Yacc、Zacc)を得る。
X、Y、Zの運動の加速度値(Xacc、Yacc、Zacc)を測定することに加えて、センサ(例えば、磁気計)は重力によるX、Y、Zの加速運動(Xg、Yg、Zg)も感知することができる。一部の例では、センサが携帯型電子装置1のヨー(yaw)、ロール(rоll)、及びピッチ(pitch)も感知することができる。重力によるX、Y、Zの加速運動(Xg、Yg、Zg)に基づいてX、Y、Zの新たな加速度値(Xacc、Yacc、Zacc)を(例えば、計算モジュール156によって)計算して、補償済みの加速度値をもたらすことができる。
次に、図2に戻ると、これによりブロック204は3つの加速度プロット(Xacc、Yacc、Zacc)を与えることができ、各加速度プロットは、3つの次元(X、Y、Z)のそれぞれについて開始点Aと終了点Bとの間の携帯型電子装置の加速度を示す一連のタイムスタンプされたサンプリング点を含む。
ブロック204では、X、Y、Zの加速度値に対して更なる較正を任意選択的に行うことができる。X、Y、Zの加速度値を重力効果について補償することに加えて、X、Y、Zの加速度値を正規化することができる。以下では、補償という用語は、重力効果を除去して正規化を行った後の値を指す。一部の例によれば、この較正を行うように較正モジュール152を構成することができる。
任意選択的に、ブロック206で品質検査を行うことができる。X、Y、Zの加速度値(Xacc、Yacc、Zacc)について、X、Y、Zの加速度値(Xacc、Yacc、Zacc)に対して積分を行うことによってX、Y、Zの速度値を計算する。X、Y、Zの速度値の最大値を使用して最大速度値を計算する。最大速度値は品質測度の指示として使用する。最大速度値がある所定の閾値を下回る、例えば幾らかの既定値を下回る場合、測定プロセス中の携帯型電子装置1の利用者の動きを遅過ぎると判定することができる。従って、その場合、利用者は測定プロセスを初めから更に速い速度で再び行うように促され命令され得る。一部の例によれば、品質評価モジュール154がこの品質検査を行うことができる。
ブロック208では、2つの測定段階の実質的に中間の点(点Aから点Bへの測定と点Bから点Aへの測定との間の点)を識別し、その中間点において次元(X、Y、Z)ごとの測定全体を2つの部分に分割する。一部の例によれば、中間点を識別し、測定を2つの部分に分割するように計算モジュール156を構成することができる。
次に、図5を参照して、図2の説明を以下で続ける。図5は、(ブロック208の一部であり得る)2つの測定の実質的に中間の点を識別し、その中間点において測定全体を2つの部分に分割する方法を示すフローチャートである。ブロック502では、一部の例によれば、Xの加速度値(Xacc)の特定の値を強調するための重みを使用して主要ベクトル(例えば、X)の新たなベクトルを(例えば、計算モジュール156によって)計算する。
次に、図5のブロック502に戻ると、Xの加速度値(Xacc)の重み付けは任意の適切な重み付けを使用して(例えば、計算モジュール156によって)行われ得る。一例によれば、Xの加速度値(Xacc)の重み付けは、補償済みのXの加速度値(Xacc)を絶対的なXの速度値(ABS|Xvel|)と乗算してXの加重値(Xacc|vel|)を得ることによって行われ得る。或いは、Xの加速度値(Xacc)をXの加速度値(Xacc)のグラフ又はプロット沿いの様々な重み(例えば、初めは低い数字で、中間点付近では高い数字)で乗算すること等、他の重みを使用することができる。
ブロック504では、Xの加重値(Xacc|vel|)に対して及びXの速度値(Xvel)に対して(例えば、計算モジュール156によって)低域平均化フィルタを使用する。
低域平均化フィルタは、例えば所定期間(例えば、既定の秒数)のスライディングウィンドウによって実装することができる。低域平均化フィルタは、一度にグラフの1つのサンプルずつフィルタの窓を動かすことによってベクトルの平均を求める。フィルタ済みの結果は雑音がより少ない。
ブロック506では、フィルタリング後、フィルタ済みのベクトル、Xの加重値(Xacc|vel|)及びXの速度値(Xvel)の両方に対して(例えば、計算モジュール156によって)正規化を行う。
ブロック508では、Xの加重値(Xacc|vel|)の正規化及びフィルタ済みのベクトルに対して所定期間のスライディング標準偏差ウィンドウを(例えば、計算モジュール156によって)使用して標準偏差値(Xstd_dev)を計算する。Xの加重値(Xacc|vel|)の変化が急である、即ちXの加重値(Xacc|vel|)の微分値が大きい場合、結果は非常に高い値である。
ブロック510では、正規化されていないXの速度値(Xvel)の最大値及び最小値の時間(tmax及びtmin)を(例えば、計算モジュール156によって)求める。
ブロック512では、ブロック510で求めた正規化されていないXの速度値(Xvel)の最大値及び最小値の時間(tmax及びtmin)を、ブロック508で導出したXの加重値の標準偏差(Xstd_dev)に(例えば、計算モジュール156によって)適用する。
ブロック514では、Xの加重値の標準偏差(Xstd_dev)のグラフ上の最大値及び最小値の時間(tmax及びtmin)の実質的に中間の点を(例えば、計算モジュール156によって)中間点(S0)として決定する。
ブロック516では、その中間点(S0)において、X、Y、Zの加速度値(Xacc、Yacc、Zacc)の測定全体を(例えば、計算モジュール156によって)2つの部分に分割する。
次に、図2に戻ると、ブロック210では、ブロック208で測定全体を分割したことから生じる2つの部分のそれぞれについて運動の開始点及び終了点を識別する。一部の例によれば、運動の開始点及び終了点を識別するように計算モジュール156を構成することができる。特定の例では、2つの部分のそれぞれの運動の開始点及び終了点(s1、e1、及びs2、e2)を識別することが、2つの部分のそれぞれに異なる重みを使用して行われる。そのために、例えば標準偏差、傾斜、及び総加速度を含む様々な種類の重みを使用することができる。
次に、図6を参照して、図2の説明を以下で続ける。図6は、(ブロック210の一部であり得る)2つの部分のそれぞれに関する運動の開始点及び終了点を識別する方法を示すフローチャートである。ブロック602Aでは、一部の例によれば、初めから中間点(S0)までの第1の部分について、一定範囲内の補償済みの絶対的なXの速度値(Xvel)を求める。
ブロック604Aでは、Xの速度値(Xvel)に対して所定期間(例えば、既定の秒数)のスライディング標準偏差ウィンドウを(例えば、計算モジュール156によって)使用して標準偏差(Std)を計算する。標準偏差ウィンドウは、サンプル間の差を計算する。変化が急である(即ち微分値が大きい)場合、結果は相対的に高い値になる。標準偏差のスライディングウィンドウの代わりに傾斜等の他の方法を使用することができる。Xの値の加重グラフ(Xvelstd)を計算するために、標準偏差(Std)をブロック602Aで導出したXの速度値(Xvel)と乗算する。ゼロ付近の低値を強調するために重みを使用し、それは概してほとんどの測定がそれらの領域内にあるからである。
ブロック606Aでは、ブロック604Aで導出した加重値に対して、測定前の既定の期間と同じか又はそれよりも短い既定の期間(例えば、既定の秒数)の平均窓を(例えば、計算モジュール156によって)使用して第1の部分のクワイエットレベル(quiet level)を求める。
ブロック608Aでは、そのクワイエットレベルを上回る又は下回る一定のパーセンテージを閾値として(例えば、計算モジュール156によって)決定し、例えばクワイエットレベルを上回る既定のパーセンテージとして定める。
ブロック610Aでは、その閾値に基づいて第1の部分のXの速度値(Xvel)に2進値(0又は1)を(例えば、計算モジュール156によって)割り当てる。所与の値が閾値を下回る場合にはその値に0の値を割り当て、所与の値が閾値を上回る場合にはその値に1の値を割り当てる。結果は、1つ又は複数の矩形関数を伴う第1の部分のベクトルである。
ブロック612Aでは、最も幅広の矩形関数の開始時間及び終了時間を第1の部分の運動の開始点及び終了点(s1、e1)として(例えば、計算モジュール156によって)決定する。一部の事例では、複数対の潜在的な開始点及び終了点をもたらす複数の矩形形状がある。複数の矩形形状は、雑音及び/又は利用者が停止してはいけないことになっているときに利用者が運動を停止することに起因し得る。この場合、全ての対を調べ、第1の部分の運動の開始点及び終了点(s1及びe1)として最も幅広の対を決定する。加えて、対のそれぞれに対して(例えば、品質評価モジュール154によって)サニティチェックを行い、その対をそもそも検討する必要があるかを確認することができる。第1の部分の補償済みのXの速度値(Xvel)に対して、最も幅広の対の開始時間及び終了時間(s1及びe1)を適用する。s1とe1との間のXの速度値(Xvel)の領域が第1の部分の主要次元X方向の距離である。
第2の部分の運動の開始点及び終了点(s2、e2)を識別するために、分割測定の第2の部分に異なる重みを使用することができる。第1の区間で使用したのと同じ重みを第2の区間で使用することは不十分な結果をもたらし得る。
ブロック602Bでは、一部の例によれば、中間点(S0)から終わりまでの第2の部分について、一定範囲内の補償済みの絶対的なXの速度値(Xvel)を(例えば、計算モジュール156によって)求める。
ブロック604Bでは、第2の部分について、X、Y、Zの加速度値(Xacc、Yacc、Zacc)を使用して総加速度(Acc)を(例えば、計算モジュール156によって)計算する。Xの値の加重グラフ(XvelAcc)を計算するために、総加速度(Acc)をブロック602Bで導出したXの速度値(Xvel)と乗算する。分割部分の第2のものに関するこのXの値の加重ベクトル(XvelAcc)は、分割部分の第1のものに関するXの値の加重ベクトル(Xvelstd)と異なり、それは重みが速度の標準偏差(Std)ではなく総加速度(Acc)だからである。
ブロック606Bでは、ブロック604Bで導出した加重値に対して、測定前の既定の期間と同じか又はそれよりも短い既定の期間(例えば、既定の秒数)の平均窓を(例えば、計算モジュール156によって)使用して第2の部分のクワイエットレベルを求める。
ブロック608Bでは、そのクワイエットレベルを上回る又は下回る一定のパーセンテージを(例えば、閾値として計算モジュール156によって)決定し、例えばクワイエットレベルを上回る既定のパーセンテージとして定める。
ブロック610Bでは、その閾値に基づいて第2の部分のXの速度値(Xvel)に2進値(0又は1)を(例えば、計算モジュール156によって)割り当てる。所与の値が閾値を下回る場合にはその値に0の値を割り当て、所与の値が閾値を上回る場合にはその値に1の値を割り当てる。結果は、1つ又は複数の矩形関数を伴う第2の部分のベクトルである。
ブロック612Bでは、最も幅広の矩形関数の開始時間及び終了時間を第2の部分の運動の開始点及び終了点(s2、e2)として(例えば、計算モジュール156によって)決定する。一部の事例では、複数対の潜在的な開始点及び終了点をもたらす複数の矩形形状がある。複数の矩形形状は、雑音及び/又は利用者が停止してはいけないことになっているときに利用者が運動を停止することに起因し得る。この場合、全ての対を調べ、第2の部分の運動の開始点及び終了点(s2及びe2)として最も幅広の対を決定する。加えて、対のそれぞれに対して(例えば、品質評価モジュール154によって)サニティチェックを行い、その対をそもそも検討する必要があるかを確認することができる。第2の部分の補償済みのXの速度値(Xvel)に対して、最も幅広の対の開始時間及び終了時間(s2及びe2)を適用する。s2とe2との間のXの速度値(Xvel)の領域が第2の部分の主要次元X方向の距離である。
次に、図2に戻ると、ブロック212では、ブロック210で導出した2つの部分のそれぞれの運動の開始点と終了点(s2、e1、及びs2、e2)との間の領域を積分して2つの部分のそれぞれの長さを計算する。一部の例によれば、計算モジュール156がそれらの領域を積分し、それらの長さを計算することができる。
主要次元(X)についてブロック210で導出した2つの部分のそれぞれの運動の開始点及び終了点を残りの次元(Y及びZ)に(例えば、計算モジュール156によって)適用する。第1の部分に関して、第1の部分の運動の開始点と終了点との間(s1とe1との間)で、X、Y、Zの正規化済みの速度値(Xvel、Yvel、Zvel)を(例えば、計算モジュール156によって)積分して第1の部分の次元ごとの長さ(dx1、dy1、dz1)を計算する。一部の例では、第1の部分の長さ(distAB)を計算するために、次元ごとの計算済みの長さを(例えば、計算モジュール156によって)使用することができる。第2の部分に関して、第2の部分の運動の開始点と終了点との間(s2とe2との間)で、X、Y、Zの正規化済みの速度値(Xvel、Yvel、Zvel)を(例えば、計算モジュール156によって)積分して第2の部分の次元ごとの長さ(dx2、dy2、dz2)を計算する。一部の例では、第2の部分の長さ(distBA)を計算するために、次元ごとの計算済みの長さを(例えば、計算モジュール156によって)使用することができる。
ブロック214では、ブロック212で導出した2つの長さ(distAB、distBA)に基づく最終的な長さを計算する。前の手順で2つのスカラ数、A−B間の距離及びB−A間の距離(distAB、distBA)を求めた。一部の例では、2つの長さに基づいて最終的な長さを計算する手順は、求めた2つの長さの平均を取ることによって(例えば、計算モジュール156によって)行われる。
平均は、3D対象物304上の経路302の長さの最終的な測定として決定することができる。一部の例では、3D対象物304上の/その上の経路302の長さの最終的な測定を計算するために、異なるように重み付けされた平均を(例えば、計算モジュール156によって)使用することができる。一部の例によれば、この計算を行うように計算モジュール156を構成することができ、利用者に結果を表示するようにディスプレイ116を構成することができ、結果を記憶するようにメモリ114を構成することができ、サーバ等の別のコンピュータ処理装置に結果を伝送するように通信サブシステム104を構成することができる。
任意選択的なブロック216では、品質測定の指示に2つの距離(distAB、distBA)を使用する。例えば、品質測定の指示に2つの距離(distAB、distBA)の差を使用する。所定の閾値を設定することができ、各部分について計算した2つの距離(distAB、distBA)の差が閾値よりもあまりに高い場合、行われた測定を不十分と判定することができ、利用者は再び測定を行う必要がある。一部の例によれば、この品質評価を行うように品質評価モジュール154を構成することができる。
本発明の特定の特徴を本明細書で図示し説明してきたが、今や当業者であれば多くの修正形態、置換形態、変更形態、及び均等物を想到するであろう。従って、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨に含まれるものとして、そのような全ての修正形態及び変更形態を対象として含むことを意図すると理解すべきである。
上記の実施形態は例として挙げたことと、かかる実施形態の様々な特徴及びそれらの特徴の組合せは変更し修正できることとが理解されるであろう。
様々な実施形態を図示し説明してきたが、かかる開示によって本発明を限定することは意図せず、むしろ添付の特許請求の範囲で定める本発明の範囲に含まれる全ての修正形態及び代替構成を対象として含むことを意図することが理解されるであろう。
本明細書で開示した主題によるシステムは、適切にプログラムされたコンピュータとして少なくとも部分的に実装できることも理解されるであろう。同様に、本明細書で開示した主題は、開示した方法を実行するためにコンピュータによって読取可能なコンピュータプログラムを想定する。本明細書で開示した主題は、開示した方法を実行するために機械によって実行可能な命令のプログラムを有形に具体化する機械可読メモリ(非一時的メモリを含む)を更に想定する。

Claims (26)

  1. 加速度センサを含む携帯型電子装置を使用して3次元対象物上の経路を測定する方法であって、
    前記経路上で前記携帯型電子装置が第1の方向に横断させられる間の前記携帯型電子装置の加速度を測定し、それにより前記第1の方向に関する3つの次元の加速度プロットを取得することと、
    運動の開始点及び終了点を識別することと、
    前記運動の前記開始点と前記終了点との間で積分して長さを導出することとをプロセッサにより実行する方法。
  2. 第2の方向の加速度を測定し、それにより前記第2の方向に関する3つの次元の加速度プロットを得ることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の方向が前記第1の方向と対称的に逆である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2の方向が前記第1の方向と実質的に同じである、請求項2に記載の方法。
  5. 前記2つの測定の実質的に中間の点を識別し、前記中間点において前記測定を2つの部分に分割することを含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記第2の部分に関する前記運動の前記開始点及び終了点を識別することを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2の部分に関する前記運動の前記開始点と前記終了点との間で積分して前記長さを導出することを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の部分の前記長さ及び前記第2の部分の前記長さに基づいて最終的な長さを計算することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記運動の前記開始点及び終了点を前記識別することは少なくとも一種類の重みの種類を使用して行われる、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2の測定に関する前記運動の前記開始点及び終了点を前記識別することが少なくとも一種類の重みの種類を使用して行われる、請求項6に記載の方法。
  11. 前記第2の部分に使用される前記重みの種類が前記第1の部分に使用される前記重みの種類と異なる、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2の部分に使用される前記重みの種類が前記第1の部分に使用されるのと実質的に同じ重みの種類である、請求項10に記載の方法。
  13. 前記重みの種類が標準偏差、傾斜、及び総加速度の何れか1つを含む、請求項9に記載の方法。
  14. 前記2つの長さに基づいて最終的な長さを前記計算することが平均化によって行われる、請求項8に記載の方法。
  15. 品質測定の指示に前記第1の部分の前記長さ及び前記第2の部分の前記長さを使用することを含む、請求項7に記載の方法。
  16. 方位センサを用いて方位を測定することを含む、請求項1に記載の方法。
  17. 方位の潜在的な不正確さを補償するために前記加速度測定を較正することを含む、請求項7に記載の方法。
  18. 前記加速度センサを用いて加速度を測定することを含む、請求項1に記載の方法。
  19. 前記携帯型電子装置を真北又は磁北に較正することを含む、請求項1に記載の方法。
  20. 前記経路上の前記携帯型電子装置の横断運動の開始及び終了を示すユーザ入力を受け取ることを含む、請求項1に記載の方法。
  21. 前記携帯型電子装置がスマートフォンである、請求項1に記載の方法。
  22. 重力効果に関して前記加速度測定を補償するために角度データ及び方位データを使用することを含む、請求項1に記載の方法。
  23. 前記運動の前記開始点及び終了点を識別するために測定データをバイナリデータに変換することを含む、請求項1に記載の方法。
  24. 非一時的コンピュータ可読媒体であって、測定される3次元対象物上の経路上で横断させられる携帯型電子装置によって実行されるとき、前記携帯型電子装置に、
    前記経路上で前記携帯型電子装置が第1の方向に横断させられる間の前記携帯型電子装置の加速度を測定し、それにより前記第1の方向に関する3つの次元の加速度プロットを得ることと、
    運動の開始点及び終了点を識別することと、
    前記運動の前記開始点と前記終了点との間で積分して長さを導出することと
    によって前記経路の前記長さを測定させるコンピュータ可読命令を記憶する、非一時的コンピュータ可読媒体。
  25. 3次元対象物上の経路を測定するように構成される携帯型電子装置であって、
    前記携帯型電子装置の加速度を感知するように構成される加速度センサと、
    コンピュータメモリと、
    前記メモリ及び前記加速度センサに動作可能に結合されるプロセッサと
    を含み、前記メモリが、前記プロセッサに、
    前記経路上で前記携帯型電子装置が第1の方向に横断させられる間の前記携帯型電子装置の加速度を測定し、それにより前記第1の方向に関する3つの次元の加速度プロットを得ることと、
    運動の開始点及び終了点を識別することと、
    前記運動の前記開始点と前記終了点との間で積分して長さを導出することと
    を行わせるための命令を含む、携帯型電子装置。
  26. 携帯型電子装置のための測定モジュールであって、3次元対象物上の経路を測定するように構成され、
    前記経路上の前記携帯型電子装置の横断運動の開始及び終了を示すユーザ入力を受け取るように構成されるユーザインタフェースと、
    前記経路上で前記携帯型電子装置が第1の方向に横断させられる間の前記携帯型電子装置の加速度を示す前記携帯型装置の加速度プロットを加速度センサから取得し、それにより前記第1の方向に関する3つの次元の加速度プロットを得るように構成されるデータ受信機ユニットと、
    2つの部分のそれぞれに関する前記運動の開始点及び終了点を識別することと、
    前記運動の前記開始点と前記終了点との間で積分して長さを導出することと
    を行うように構成されるデータ処理ユニットと、
    最終的な長さを利用者に出力するように構成される出力ユニットと
    を含む、測定モジュール。
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