JP2018532936A - 圧縮機または真空ポンプを冷却するための方法及びこのような方法に適用される圧縮機または真空ポンプ - Google Patents

圧縮機または真空ポンプを冷却するための方法及びこのような方法に適用される圧縮機または真空ポンプ Download PDF

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Abstract

本発明は、圧縮機または真空ポンプであって、‐冷却用ガスを流通させることができる冷却用ガス入口3と冷却用ガス出口4を備えたケーシング2を有し、‐冷却用ガス入口3のところに設けられていてファンハウジングを備えたファン12を有し、ファンは、冷却用ガスをケーシング2中に吹き込むよう構成され、‐第1のハウジング6、プロセスガスを流通させることができるプロセスガス入口7とプロセスガス出口8および少なくとも1つの回転要素9を備えた圧縮または真空チャンバ5を有し、‐第2のハウジング16および少なくとも1つの回転要素9を支持する少なくとも1つの軸受17を備えた駆動モジュール15を有し、‐カバー19を備えていて圧縮機または真空ポンプ1によって生じた騒音を減衰させるよう構成されている消音器18を有する、圧縮機または真空ポンプにおいて、消音器18は、消音器のカバー19に設けられていて、ファンからの冷却用ガス流を駆動モジュール15に向かってそらすよう構成された凹部構造20を有することを特徴とする圧縮機または真空ポンプに関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮機または真空ポンプであって、冷却用ガスを流通させることができる冷却用ガス入口と冷却用ガス出口を備えたケーシングと、冷却用ガス入口のところに設けられていてファンハウジングを備えたファンとを有し、ファンが冷却用ガスをケーシング中に吹き込むよう構成され、第1のハウジング、プロセスガスを流通させることができるプロセスガス入口とプロセスガス出口および少なくとも1つの回転要素を備えた圧縮または真空チャンバと、第2のハウジングおよび少なくとも1つの回転要素を支持する少なくとも1つの軸受を備えた駆動モジュールと、カバーを備えていて圧縮機または真空ポンプによって生じた騒音を減衰させるよう構成されている消音器とを更に有する形式の圧縮機または真空ポンプに関する。
圧縮機または真空ポンプの互いに異なるコンポーネントの温度を制御下に維持することは、設計者が直面する課題である。
既存の設計の中には、圧縮機または真空ポンプのケーシング内から空気を取り出し、そしてこの空気を周囲環境中に吹き込むものがあれば、コンポーネントを製造するために用いられる互いに異なるカバー材料の対流能力を用いるものもある。
一例がヒタチ・コウキ・カンパニー(Hitachi Koki Co.)名義の米国特許出願公開第2009/0194177(A1)号明細書に見受けられ、この米国特許出願公開は、2つの空気流を生じさせて圧縮機ユニットの互いに異なるゾーンを冷却する2つのファンを用いた空気圧縮機のレイアウトを開示している。
この設計例は2つのファンを用いているので、ケーシングは、空気がケーシング内に入ることができるようにする3つの互いに異なる領域および空気がこのケーシングから流れ出て外部環境中に流れ込むことができるようにする3つの他の領域を備えている。
3つの入口および3つの出口を提供することによって、ケーシングの製造はまた、更に複雑になる。と言うのは、追加の切削および仕上げステップを実施しなければならないからである。ある場合、かかる入口および出口は、ケーシングの弱い構造箇所となる。このために、追加の補強材を追加する必要があり、それにより、製造時間が長くなるとともに言わずと知れたことであるが製造費が増大する。
かかる設計例のもう1つの欠点は、レイアウトが複雑であることであり、その理由は、2つのファンの各々を駆動ユニットに連結しなければならないからである。
別の例がバリアン・アソシエーツ(Varian Associates)名義の米国特許第4,283,167(A)号明細書に見受けられ、この米国特許は、空気を外部環境から取り込んでこれをポンプケーシングに向かって差し向けるファンを有する真空ポンプを開示している。ケーシングは、冷却目的でその表面に沿って垂直方向および水平方向に延びるフィンを更に有する。
米国特許出願公開第2009/0194177(A1)号明細書 米国特許第4,283,167(A)号明細書
試験結果の示すところによれば、真空ポンプの機能の実行中、温度の互いに異なる領域がそのコンポーネント相互間に生じるとともに隣り合って位置決めされたコンポーネントが互いの温度に影響を及ぼし合う。上述の真空ポンプの欠点のうちの1つは、かかる領域を突き止めることができずまたは冷却の面で別々に処理されないということにある。このために、冷却プロセスは、効率が良くない状態になる。
さらに、隣り合って位置決めされた互いに異なるコンポーネントの影響のために、高い熱抵抗を有する材料が必ずしもこれを必要としない要素について選択される必要があり、それにより、ユニットの製造費が増大する。他方、かかる材料が用いられない場合、真空のプロセスで関与する高い温度がかかる材料を時期尚早に摩耗させることになる。
上述の欠点を考慮に入れて、本発明の目的は、コンポーネントの所望の温度を効果的に維持する圧縮機または真空ポンプを提供することにある。
本発明の別の目的は、既存のユニットよりもフットプリントが小さくかつレイアウトが単純な圧縮機または真空ポンプを提供することにある。
さらに、本発明の目的は、用いられるコンポーネントの寿命を延ばし、しかも互いに異なる隣り合うコンポーネントが互いの温度に影響を及ぼし合う恐れを減少させることにある。
本発明の別の目的は、圧縮機または真空ポンプを組立てたり分解したりするのが容易であるようにすることにある。このために、製造および保守時間を減少させることができる。
本発明は、圧縮機または真空ポンプであって、
‐冷却用ガスを流通させることができる冷却用ガス入口と冷却用ガス出口を備えたケーシングを有し、
‐冷却用ガス入口のところに設けられていてファンハウジングを備えたファンを有し、ファンは、冷却用ガスをケーシング中に吹き込むよう構成され、
‐第1のハウジング、プロセスガスを流通させることができるプロセスガス入口とプロセスガス出口および少なくとも1つの回転要素を備えた圧縮または真空チャンバを有し、
‐第2のハウジングおよび少なくとも1つの回転要素を支持する少なくとも1つの軸受を備えた駆動モジュールを有し、
‐カバーを備えていて圧縮機または真空ポンプによって生じた騒音を減衰させるよう構成されている消音器を有し、
消音器は、消音器のカバーに設けられていて、ファンからの冷却用ガス流を駆動モジュールに向かってそらすよう構成された凹部構造を有することを特徴とする圧縮機または真空ポンプを提供することによって、上述の問題および/または他の問題のうちの少なくとも1つを解決する。
消音器は、この消音器のカバーに凹部構造を有しているので、ファンから来た冷却用ガス流を駆動モジュールの方へそらすことができ、それにより駆動モジュールのコンポーネントを保護してこれが高い温度に達するのを阻止する。
ケーシングは、冷却用ガス流を流通させることができるようにするための冷却用ガス入口および冷却用ガス出口しか備えていないので、本発明の圧縮機または真空ポンプは、圧縮または真空プロセスを達成するのに必要なコンポーネントだけを用いることによって互いに異なるコンポーネントの効率的な冷却を達成する。
本発明の圧縮機または真空ポンプは、冷却が必要とされる場合にはどこでも、冷却用ガス流を案内するケーシングを含むそのコンポーネントを用いる。したがって、これら全てのコンポーネントの温度を効率的な仕方で所望のしきい値未満に維持する。
冷却は、このように行われるので、コンポーネントを隣り合うコンポーネント相互間の空間が、高い温度が現れることが知られている場所ではどこでも冷却用ガス流を集中させるためのチャネルを作るに足るほど狭いようにコンポーネントを位置決めすることによって圧縮機または真空ポンプのフットプリントをかなり減少させることができる。
このために、圧縮機または真空ポンプの互いに異なるコンポーネントを冷却する順序もまた、設計を通じて定めることができる。したがって、効率を高めるため、冷却用ガス流をこれが他のコンポーネントよりも低い温度に達することが知られているコンポーネントに最初に達することができるよう差し向けるのが良く、その後にのみ、ケーシングの外側に差し向け、そして高い温度に達することが知られているコンポーネントの方へ案内するのが良い。これを考慮に入れることによって、冷却プロセスの効率が高められる。
好ましくは、駆動モジュールは、ファンと圧縮または真空チャンバとの間に配置される。
試験結果の示すところによれば、圧縮または真空プロセスのために、圧縮または真空チャンバ内およびかくして圧縮または真空チャンバのコンポーネント要素内のプロセスガスは、駆動モジュールのコンポーネント要素よりも極めて高い温度に達する。
ファンから来た冷却ガス流が駆動モジュールに向かって差し向けられない場合、圧縮または真空チャンバの温度は、駆動モジュール内のコンポーネント要素の温度に著しい影響を及ぼし、その結果、これらコンポーネント要素の寿命が短くなる。
このレイアウトのために、圧縮機または真空ポンプの冷却プロセスは、極めて効率が高い。
本発明は、更に、圧縮機または真空ポンプを冷却する方法であって、この方法が、以下のステップ、すなわち、
‐ある量の冷却用ガスを圧縮機または真空ポンプのケーシングの冷却用ガス入口に通して吹き込むステップを含み、
‐ある量の冷却用ガスを少なくとも1つの軸受を備えた駆動モジュールの第2のハウジングの表面に向かってそらすステップを含み、
‐冷却用ガス流を圧縮または真空チャンバの第1のハウジングの第1の表面に向かって案内するステップを含み、圧縮または真空チャンバは、少なくとも1つの回転要素を有し、
‐圧縮機または真空ポンプによって生じた騒音を減衰させる消音器を用意するステップを含み、消音器は、カバーを有し、
冷却用ガス入口を通って入るある量の冷却用ガスを駆動モジュールの第2のハウジングの表面に向かってそらすステップは、ある量の冷却用ガスを消音器のカバーに設けられた凹部構造中に差し向けるステップを更に含むことを特徴とする圧縮機または真空ポンプの冷却方法に関する。
本発明の方法がかかるステップに従って実施されるので、冷却プロセスは、効率が公知の圧縮機または真空ポンプよりも非常に高い。と言うのは、最初に冷却用ガス流が機能実行中に低い温度に達することが知られているコンポーネントに達し、その後にのみ、高い温度に達することが知られているコンポーネントに達する。
したがって、互いに異なるコンポーネントは、かかるコンポーネントが冷却状態になったときに別々の処理されており、このために、かかるコンポーネントについて選択された材料は、圧縮機または真空ポンプが高い温度を生じさせることが知られている高い圧縮限度または低い真空限度に達するよう設計されている場合であっても、標準の材料であって良い。
冷却用ガス流をそらしたり案内したりするステップは、互いに異なるコンポーネントの助けにより実施されているので、圧縮機または真空ポンプのフットプリントは、かなり減少する。
本発明は、更に、圧縮機または真空ポンプの駆動モジュールを冷却するための消音器の使用であって、消音器は、この消音器のカバーの表面に設けられていて冷却用ガス流を駆動モジュールに向かってそらす凹部構造を有し、駆動モジュールは、少なくとも1つの軸受を有することを特徴とする使用に関する。
本発明は、更に、圧縮機または真空ポンプによって生じた騒音を減衰させる消音器であって、消音器は、カバーを有する、消音器において、消音器は、カバーに設けられていて高さHおよび長さLを備えた凹部構造を有し、凹部構造は、冷却用ガスをそらして消音器から遠ざけ、そして駆動モジュールの方へ差し向けるために距離xにわたって比較的真っ直ぐな表面および距離L−xにわたって比較的湾曲した表面を有することを特徴とする消音器に関する。
本発明の特徴を良好に示す意図で、以下において、添付の図面を参照して例示として本発明の幾つかの好ましい形態を説明するが、これは本発明のなんら限定するものではない。
本発明の実施形態としての圧縮機または真空ポンプを概略的に示す図である。 本発明の実施形態としての圧縮機または真空ポンプの内部レイアウトを概略的に示す図である。 本発明の実施形態としてのファンのレイアウトを概略的に示す図である。 軸線AA′によって180°回転させてある図3に示されているファンの略図である。 本発明の実施形態としての消音器のレイアウトの概略分解組立て図である。 本発明の実施形態としての真空チャンバおよび駆動モジュールの内部コンポーネントを概略的に示す図である。 本発明の実施形態としての駆動モジュールを概略的に示す図である。 本発明の実施形態としての圧縮または真空チャンバを概略的に示す図である。 図5のXIX‐XIX線に沿って見た凹部構造の概略断面図である。
図1は、ケーシング2を有する圧縮機または真空ポンプ1を示しており、ケーシング2は、ある量の冷却用ガスを流通させることができる冷却用ガス入口3と冷却用ガス出口4を更に有する。
代表的には、冷却用ガスは、空気であるが、理解されるべきこととして、本発明は、冷却用ガスとして空気に限定されることはなく、本発明は、他種類のガスでも有用である。
図2に示されているように、圧縮機または真空ポンプ1は、第1のハウジング6、プロセスガスを流通させることができるプロセスガス入口7とプロセスガス出口8と少なくとも1つの回転要素9(図6)とを更に有する。
プロセスガス入口7を外部モジュール10(図1)に連結するのが良く、この外部モジュールは、圧縮機の場合、ガス源であり、真空ポンプの場合、ガスの受け器であるのが良い。プロセスガス出口8は更に、ユーザのネットワーク11に連結されるのが良く、このネットワークにおいて、圧縮ガスを提供しまたは真空を作る。
本発明との関係で、圧縮機または真空ポンプ1は、一軸スクリュー圧縮機、多軸スクリュー圧縮機、スクロール圧縮機、一クロー(single claw)真空ポンプ、多クロー(multiple claw)真空ポンプ、一軸スクリュー真空ポンプ、多軸スクリュー真空ポンプ、スクロール真空ポンプ、回転ベーン真空ポンプなどを含むものと理解されるべきである。上述した形式の圧縮機または真空ポンプの各々は、油冷式であっても良くまたはオイルレス式であっても良い。
さらに理解されるべきこととして、少なくとも1つの回転要素9は、上述の圧縮機または真空ポンプ1の少なくとも1つのスクリュー、スクロールまたはクロー要素を表わしており、かかる要素は、回転によって、真空または圧縮ガスを生じさせる。
本発明の圧縮機または真空ポンプ1は、冷却用ガス入口3のところに設けられていて羽根車(図示せず)およびファンハウジング13を有するファン12を更に有し、このファンは、冷却用ガスをケーシング2内に吹き込むよう構成されている。
好ましくは、ファンハウジング13は、ケーシング2に向いた側がボリュートの形をしており(図3)、このボリュートは、羽根車によって駆動された冷却用ガスをケーシング2の内側に向かって差し向けるチャネル14を有する。
ファンハウジング13は、ボリュートの反対側に、冷却用ガスがケーシング2の内側に入って羽根車の運動によってケーシング2の内側に向かって移動することができるようにする少なくとも1つのオリフィスを有する。
好ましくは、ファンハウジング13は、横方向側部に設けられていて多量の冷却用ガスが羽根車に達することができるようにするオリフィスを更に有する。
圧縮機または真空ポンプ1は、第2のハウジング16および少なくとも1つの回転要素9を支持する少なくとも1つの軸受17(図6)を備えた駆動モジュール15(図2および図7)を更に有する。
さらに、本発明の圧縮機または真空ポンプ1は、カバー19を備えた消音器18を有し、この消音器は、圧縮機または真空ポンプ1(図5)によって生じた騒音を減衰させるよう構成されている。
好ましくは、消音器18は、そのカバー19のところに設けられていてファン12からの冷却用ガス流を駆動モジュール15の方にそらすよう構成された凹部構造20を有する。
本発明の好ましい実施形態では、図9に示されているように、凹部構造20は、高さHおよび長さLを有し、この凹部構造は、好ましくは、ファン12から来た冷却用ガス流が凹部構造20内で距離xにわたってその軌道を維持することができるよう設計されている。凹部構造20は、好ましくは、距離L−xにわたり、冷却用ガス流を消音器18から遠ざけて駆動モジュール15に向かってそらす勾配または湾曲面を有する。
本発明の一実施形態では、凹部構造20は、距離L全体にわたって勾配を有しても良く、この場合、xは、ゼロである。
本発明の別の実施形態では、凹部構造20は、上述したのと同様に高さHおよび長さLを備えた2本または3本以上のチャネルを有するのが良い。
本発明の更に別の実施形態では、凹部構造20は、丸形縁部を備えた三角形の形をしているのが良く、この三角形は、ファン12のチャネル14に向いた側にこの三角形の底辺を有し、三角形の頂点は、駆動モジュール15の付近に位置している。三角形は、距離Lにわたって連続した勾配を作ることができ、この場合、xは、ゼロであり、または勾配は、距離x(この場合、xは、ゼロとは異なる値を有する)後に消音器18のカバー19の縁から始まっても良い。
凹部構造20の助けにより、圧縮機または真空ポンプ1は、ファン12から来た冷却用ガス流の方向を制御するためにそのコンポーネントを利用し、しかもコンポーネントの表面の制御を可能にして冷却用ガス流がこの凹部構造と接触関係をなして流入するようにする。そのため、より制御された冷却プロセスを効率的かつ予測可能な結果が得られる状態で設計できる。
好ましくは、駆動モジュール15は、第2のハウジング16内に設けられていて少なくとも1つの軸受17を冷却するとともに/あるいは潤滑する油浴を更に有し、この油浴は、図面に示されていない。
封止目的で、シール21が第2のハウジング16内に設けられており(図6)、シール21は、好ましくは、油が駆動モジュール15を出るのを阻止するために圧縮または真空チャンバ5に向いた側に位置決めされる。
代表的には、第2のハウジング16は、金属、例えば鉄、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、または任意他の金属もしくはこれらの合金(これらは例示であってこれらに限定されるわけではない)から製造されるのが良い。
本発明との関係で、理解されるべきこととして、少なくとも1つの回転要素9は、圧縮または真空チャンバ5内に収容されたロータ本体および駆動モジュール15内に収容されたロータシャフトを有し、軸受17およびシール21がこのロータシャフトの周りに設けられている。好ましくは、少なくとも1つの回転要素9は、圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6を出る前に位置するガスシール22を更に有する。このために第1および第2のハウジング6,16は、互いに封止されており、ただし、駆動モジュール15の第2のハウジング16に入る少なくとも1つの回転要素9のロータシャフトを除く。
代表的には、効率の目的で、シール21とガスシール22の両方は、例えば互いに異なる形式のポリマーまたはゴム(合成または天然)のような材料で製造されるのが良く、かかる材料は、他のコンポーネント要素、例えば少なくとも1つの軸受17または第2のハウジング16と比較して、比較的低い融点を有することが知られている。
このために、駆動モジュール15の温度は、シール21に用いられた材料に基づいて定められるある特定のしきい値未満に維持される必要がある。さらに、油浴内の油の温度もまた、油の特性を改質することがないようにするためにある特定のしきい値未満に維持される必要がある。
ファン12から来た冷却用ガス流を凹部構造20の助けにより駆動モジュール15に向かってそらすことによって、コンポーネントの温度は、しきい値未満に維持され、シール21および油浴内の油の寿命が延びる。このために、圧縮機または真空ポンプ1の定期的な保守が長期間経過後に実施されるのが良く、それにより本発明の圧縮機または真空ポンプ1が安価にかつ高信頼度に製作される。
本発明との関連で、理解されるべきこととして、圧縮機または真空ポンプ1が二軸スクリューもしくは二重歯または二重クロー圧縮機または真空ポンプ1である場合、駆動モジュール15は、各々が各回転要素9をそれぞれ支持するために用いられかつ少なくとも1つのシール21を有するとともに各ロータシャフト周りにそれぞれ設けられている2つの軸受17を有する。
本発明の好ましい実施形態では、圧縮機または真空ポンプ1は、圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6と駆動モジュール15の第2のハウジング16との間に設けられていて冷却用ガスが第1のハウジング6と第2のハウジング16との間で流れることができるようにするチャネル構造23を更に有する(図7および図8)。
好ましくは、チャネル構造23は、冷却用ガス流が圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6または駆動モジュール15の第2のハウジング16に入るのが阻止されるような仕方で作られる。
このため、冷却用ガス層が圧縮機または真空ポンプ1の機能を実行中、第1のハウジング6と第2のハウジング16との間に維持される。
一例として、図7に示されているように、このチャネル構造23は、駆動モジュール15の第2のハウジング16の外壁の付近にかつ第1のハウジング6に向いた側に、しかも両方の側壁の付近に作られた溝の形をしているのが良い。したがって、駆動モジュール15の第2のハウジング16および圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6が圧縮機または真空ポンプ1内に設けられると、チャネル構造23が第1のハウジング6と第2のハウジング16との間に作られ、その結果、冷却用ガスが凹部構造20によってそらされた後に第1のハウジング6と第2のハウジング16との間を移動することができ、更に消音器18が設けられている側とは反対の側でケーシング2に達することができるようになる。
本発明の別の実施形態では、圧縮機または真空ポンプ1が2つの軸受17を有している場合、チャネル構造23を2つの軸受17相互間にも作ることができまたはチャネル構造23は、側壁の近くにかつ第1のハウジング6および2つの軸受相互間に作られたチャネル構造23に向いた側に作られる溝を有することができる。
冷却チャネル構造23は、例えば第2のハウジング16の外壁とほぼ平行であり、かつ/あるいは2つの軸受17相互間のチャネルに関する場合にはほぼ真っ直ぐである単純な構造を有することができまたはより複雑で不規則なまたは曲がりくねった形状を有することができる。
本発明の別の実施形態では、チャネル構造23および/または溝型の構造は、フィンを更に有するのが良く、これらフィンは、これらが放熱器として働いているので冷却プロセスの効率を高める。
本発明の更に別の実施形態では、第1および第2のハウジング6,16は、単一のハウジングとして作られても良く、冷却チャネル構造23は、鋳造によって作られても良い。
試験結果の示すところによれば、圧縮または真空チャンバ5内のプロセスガスの温度は、軸受17および駆動モジュール15内の油よりも非常に高い温度に達する。このため、作られた冷却ガス層は、極めて重要になり、と言うのは、かかる冷却ガス層が第1のハウジング6と第2のハウジング16との間の温度の影響の恐れを伝導により減少させるからである。それと同時に、冷却ガス流は、圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6と駆動モジュール15の第2のハウジング16の両方について効率的な冷却を達成する。
本発明の好ましい実施形態では、駆動モジュール15は、ファン12と圧縮または真空チャンバ5との間に配置されている。
かかるレイアウトを採用することによって、圧縮機または真空ポンプ1の保守を極めて容易に実施することができる。
真空ポンプ1の実施例を採用した場合、少なくとも1つの回転要素9の定期的クリーニングを実施することが必要であることが知られている。駆動モジュール15をファン12と真空チャンバ5との間に配置することによって、本発明の真空ポンプのユーザは、真空ポンプ1および真空チャンバ5の真空ポンプ1のケーシング2および真空チャンバ5の第1のハウジング6を開けばすみ、少なくとも1つの回転要素9を取り出してこれをクリーニングし、そして本発明の用途では真空ポンプの使用を続行することができる。
このため、保守をユーザによって実施することができ、その結果、保守費が非常に安くなり、しかも真空ポンプが用いられない期間が非常に短縮される。
製造を容易にするためかつコンパクトさを得るため、ファン12および少なくとも1つの軸受17は、好ましくは、共通シャフトに取り付けられる。
本発明は、上述のレイアウトには限定されず、ファン12および少なくとも1つの軸受17を互いに異なるシャフトに取り付けても良いことは理解されるべきである。
好ましくは、圧縮機または真空ポンプ1は、ケーシング2の外部に配置された状態で少なくとも1つの回転要素9を駆動するモータ24を更に有する。
圧縮機または真空ポンプ1は、モータ24とファン12との間に設けられた熱遮蔽体(図示せず)を更に有するのが良い。熱遮蔽体は、金属プレート、放熱器、断熱材、モータのケーシング内に設けられた状態で冷却用ガス流を圧縮機または真空ポンプ1から遠ざかる方向に差し向けるファンから成る群から選択されるのが良く、あるいは、モータ24をこれと圧縮機または真空ポンプ1との間の考えられる熱による影響をなくすよう圧縮機または真空ポンプ1から最小距離を置いたところに配置されても良い。
本発明の別の実施形態では、ファン12は、ケーシング2内に配置され、ファン12は、ファン12がモータ24により生じる熱の温度に対する影響を受けないで、冷却用ガスをケーシング2の外側から回収することができるようにする有孔材料の領域を更に有するのが良い。かかる領域は、ケーシング2の少なくとも一方の側にまたはケーシング2の両方の側に作られるのが良く、好ましくは、かかる領域は、ケーシングの3つの側に作られるのが良く、更により好ましくは、かかる領域は、ファン12の周囲に沿ってケーシング2に作られるのが良い。
さらに別の実施形態では、ファン12は、少なくとも、ある量の冷却用ガスが羽根車に達することができるようにするオリフィス26を有するのが良い。好ましくは、冷却効率を高めるため、ファン12は、その周囲全体にわたりかつ/あるいはその中心を通って複数のオリフィス26を有する(これには限定されない)。
好ましくは、モータ24は、シャフトが駆動モジュール15の第2のハウジング16内の少なくとも1つの軸受17に連結されているので、シャフトを駆動し、このシャフトは、ファン12を回転させるとともに更に少なくとも1つの回転要素9を回転させる。
圧縮機または真空ポンプ1が2つの回転要素9を有する場合、モータによって駆動される回転要素9の運動と他方の回転要素9の運動と同期させるためにブルギヤ27(図6)を用いるのが良い。
本発明の別の実施形態では、モータ24は、ファン12が少なくとも1つの回転要素9を駆動するシャフトとは別個独立に取り付けられているシャフトを駆動することができる。
本発明の更に別の実施形態では、ファン12は、少なくとも1つの回転要素9の場合とは別のモータ(図示せず)によって駆動されても良い。
ファン12は、ファンハウジング13のボリュートが駆動モジュール15の第2のハウジング16と直接的な接触状態にありかつこれとオーバーラップするよう取り付けられても良く、あるいは、ファン12は、駆動モジュール15の第2のハウジング16に垂直に配置されても良い。
さらにより高い効率的な冷却を得るため、圧縮機または真空ポンプ1は、圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6上に配置された放熱器25を更に有するのが良い。
圧縮機または真空ポンプ1がかかるレイアウトを有しているので、コンポーネントの全ての効率的な冷却が実施され、しかも諸領域が高い温度に達することによって生じる場合がある変形の恐れが最小限に抑えられまたはそれどころかなくなる。
本発明の好ましい実施形態では、消音器18は、圧縮または真空チャンバ5の下に配置される。
このため、本発明の圧縮機または真空ポンプ1は、既存の圧縮機または真空ポンプと比較すると、極めてコンパクトである。
好ましくは、消音器18は、圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6が凹部構造20の長さLの後で始まるように圧縮または真空チャンバ5の下に配置される。さらにより好ましくは、消音器18は、凹部構造20を通って流れる冷却用ガスが圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6と駆動モジュール15の第2のハウジング16との間に差し向けられるよう配置される。
圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6は、消音器18のカバー19上に直接配置されるのが良い。
このため、ファン12から来る冷却用ガス流は、長さLに沿って凹部構造20内を、そして更に第1のハウジング6と第2のハウジング16との間のチャネル構造を通って差し向けられる。したがって、ファン12から来た冷却用ガスは、ケーシング2全体内で消散するようになり、その経路は、圧縮機または真空ポンプ1のレイアウトによって制御される。
冷却用ガス流が第1のハウジング6と第2のハウジング16との間でチャネル構造を通過した後、冷却用ガス流は、ケーシング2に達し、ケーシング2は、好ましくは、冷却用ガス流を圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6の第1の表面に沿ってそらす手段と、冷却用ガス流を消音器18の方向に圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6の第2の表面に沿って更に向け直す手段と、冷却用ガス流をケーシング2の外部に差し向ける手段とを更に有する。
好ましくは、冷却用ガス流をそらし、向け直し、そして差し向ける上述の手段は、ケーシング2の特定の曲がり部の形をしていても良く、またはケーシング2に取り付けられた追加のコンポーネントであっても良く、あるいは圧縮機または真空ポンプ1の互いに異なるコンポーネントであっても良く、その結果、冷却用ガス流は、方向を変える。
したがって、冷却用ガス流は、外部環境に差し向けられる前に、圧縮または真空チャンバ5の3つのフェースに沿って流れる。このため、最も高い温度が生じる圧縮または真空チャンバ5は、圧縮機または真空ポンプ1の機能全体によって効果的に冷却される。
好ましくは、圧縮機または真空ポンプ1は、クロー圧縮機または真空ポンプ(これらには限定されない)である。
本発明は、更に、圧縮機または真空ポンプ1を冷却する方法に関し、外部環境からのある量の冷却用ガスを圧縮機または真空ポンプ1のケーシング2の冷却用ガス入口3を通って吹き込む。かかるある量の冷却用ガスをケーシングの冷却のために駆動モジュール15の第2のハウジング16の表面に向かってそらす。駆動モジュール15は、少なくとも1つの軸受17を有する。
次に、冷却用ガス流を圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6の第1の表面に向かって案内し、この圧縮または真空チャンバは、これまた冷却される少なくとも1つの回転要素9を有する。
本発明の方法は、圧縮機または真空ポンプ1によって生じた騒音および場合によっては振動もまた減衰さるために消音器18を用意するステップを更に含み、消音器18は、カバー19を有する。
好ましくは、ある量の冷却用ガスを消音器18のカバー19に設けられている凹部構造20を通って差し向けることによってある量の冷却用ガスを駆動モジュール15の第2のハウジング16の表面に向かってそらす。
圧縮機または真空ポンプ1の完全な冷却のため、本方法は、冷却ガス流を第1の表面から圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6の第2の表面に沿って、そしてケーシング2の冷却用ガス出口4中に案内するステップを更に含む。
好ましくは、本発明の方法は、圧縮または真空チャンバ5の第1のハウジング6と駆動モジュール15の第2のハウジング16との間にチャネルを設けることによってそらされた冷却用ガス流を駆動モジュール15の高さに沿って案内するステップを更に含む。
本発明は、更に、圧縮機または真空ポンプ1の駆動モジュール15を冷却する消音器18の使用に関し、消音器18は、そのカバー19の表面に設けられていて冷却用ガス流を駆動モジュール15に向かってそらす凹部構造20を有し、駆動モジュール15は、少なくとも1つの軸受17を有する。
本発明は、更に、圧縮機または真空ポンプによって生じた騒音を減衰させる消音器であって、消音器18がカバー19を有する消音器において、消音器18は、カバー19に設けられていて高さHおよび長さLを備えた凹部構造20を有し、凹部構造20は、冷却用ガスをそらして消音器18から遠ざけ、そして駆動モジュール15の方へ差し向けるために距離xにわたって比較的真っ直ぐな表面および距離L−xにわたって比較的湾曲した表面を有することを特徴とする消音器に関する。
本発明は、例示として説明されかつ図面に示された実施形態には何ら限定されず、かかる圧縮機または真空ポンプ1および/または消音器18は、本発明の範囲から逸脱することなく、全ての種類の変形例の状態で実現できる。

Claims (16)

  1. 圧縮機または真空ポンプであって、
    ‐冷却用ガスを流通させることができる冷却用ガス入口(3)と冷却用ガス出口(4)を備えたケーシング(2)を有し、
    ‐前記冷却用ガス入口(3)のところに設けられていてファンハウジングを備えたファン(12)を有し、前記ファンは、前記冷却用ガスを前記ケーシング(2)中に吹き込むよう構成され、
    ‐第1のハウジング(6)、プロセスガスを流通させることができるプロセスガス入口(7)とプロセスガス出口(8)および少なくとも1つの回転要素(9)を備えた圧縮または真空チャンバ(5)を有し、
    ‐第2のハウジング(16)および前記少なくとも1つの回転要素(9)を支持する少なくとも1つの軸受(17)を備えた駆動モジュール(15)を有し、
    ‐カバー(19)を備えていて前記圧縮機または真空ポンプ(1)によって生じた騒音を減衰させるよう構成されている消音器(18)を有する、圧縮機または真空ポンプにおいて、
    前記消音器(18)は、前記消音器のカバー(19)に設けられていて、前記ファン(12)からの前記冷却用ガス流を前記駆動モジュール(15)に向かってそらすよう構成された凹部構造(20)を有する、圧縮機または真空ポンプ。
  2. 前記駆動モジュール(15)は、前記少なくとも1つの軸受(17)を冷却する及び/又は潤滑する油浴を有する、請求項1記載の圧縮機または真空ポンプ。
  3. 前記少なくとも1つの軸受(17)は、油が前記駆動モジュール(15)を出るのを阻止するシール(21)を有する、請求項2記載の圧縮機または真空ポンプ。
  4. 前記圧縮または真空チャンバ(5)の前記第1のハウジング(6)と前記駆動モジュール(15)の前記第2のハウジング(16)との間に設けられていて冷却用ガスを前記第1のハウジング(6)と前記第2のハウジング(16)との間で流通させることができるチャネル構造を更に有する、請求項1記載の圧縮機または真空ポンプ。
  5. 前記駆動モジュール(15)は、前記ファン(12)と前記圧縮または真空チャンバ(5)との間に配置されている、請求項1記載の圧縮機または真空ポンプ。
  6. 前記ファン(12)および前記少なくとも1つの軸受(17)は、共通シャフトに取り付けられている、請求項5記載の圧縮機または真空ポンプ。
  7. 前記ケーシング(2)の外部に配置されていて前記少なくとも1つの回転要素(9)を駆動するモータ(24)を更に有する、請求項6記載の圧縮機または真空ポンプ。
  8. 前記圧縮または真空チャンバ(5)の前記第1のハウジング(6)上に配置された放熱器(25)を更に有する、請求項1記載の圧縮機または真空ポンプ。
  9. 前記消音器(18)は、前記圧縮または真空チャンバ(5)の下に配置されている、請求項1記載の圧縮機または真空ポンプ。
  10. 前記ケーシング(2)は、前記冷却用ガス流を前記圧縮または真空チャンバ(5)の前記第1のハウジング(6)の第1の表面に沿ってそらす手段と、前記冷却用ガス流を前記消音器(18)の方向に前記圧縮または真空チャンバ(5)の前記第1のハウジング(6)の第2の表面に沿って更に向け直す手段と、前記冷却用ガス流を前記ケーシング(2)の外部に差し向ける手段とを更に有する、請求項1記載の圧縮機または真空ポンプ。
  11. 前記圧縮機または真空ポンプ(1)は、クロー圧縮機または真空ポンプである、請求項1記載の圧縮機または真空ポンプ。
  12. 圧縮機または真空ポンプを冷却する方法であって、前記方法が、以下のステップ、すなわち、
    ‐ある量の冷却用ガスを前記圧縮機または真空ポンプ(1)のケーシング(2)の冷却用ガス入口(3)に通して吹き込むステップを含み、
    ‐前記ある量の冷却用ガスを少なくとも1つの軸受(17)を備えた駆動モジュール(15)の第2のハウジング(16)の表面に向かってそらすステップを含み、
    ‐前記冷却用ガス流を圧縮または真空チャンバ(5)の第1のハウジング(6)の第1の表面に向かって案内するステップを含み、前記圧縮または真空チャンバ(5)は、少なくとも1つの回転要素(9)を有し、
    ‐前記圧縮機または真空ポンプ(1)によって生じた騒音を減衰させる消音器(18)を用意するステップを含み、前記消音器(18)は、カバー(19)を有する、方法において、
    前記冷却用ガス入口(3)を通って入る前記ある量の冷却用ガスを前記駆動モジュール(15)の前記第2のハウジング(16)の表面に向かってそらす前記ステップは、前記ある量の冷却用ガスを前記消音器(18)の前記カバー(19)に設けられた凹部構造(20)中に差し向けるステップを更に含む、圧縮機または真空ポンプの冷却方法。
  13. 前記第1の表面からの前記冷却用ガス流を前記圧縮または真空チャンバ(5)の前記第1のハウジング(6)の第2の表面に沿ってかつ更に前記ケーシング(2)の冷却用ガス出口(4)中に案内するステップを更に含む、請求項12記載の圧縮機または真空ポンプの冷却方法。
  14. 前記圧縮または真空チャンバ(5)の前記第1のハウジング(6)と前記駆動モジュール(15)の前記第2のハウジング(16)との間にチャネルを設けることによって前記そらされた冷却用ガス流を前記駆動モジュール(15)の高さに沿って案内するステップを更に含む、請求項12記載の圧縮機または真空ポンプの冷却方法。
  15. 圧縮機または真空ポンプの駆動モジュールを冷却するための消音器の使用であって、前記消音器(18)は、前記消音器のカバー(19)の表面に設けられていて冷却用ガス流を前記駆動モジュール(15)に向かってそらす凹部構造(20)を有し、前記駆動モジュール(15)は、少なくとも1つの軸受(17)を有する、使用。
  16. 圧縮機または真空ポンプによって生じた騒音を減衰させる消音器であって、前記消音器(18)は、カバー(19)を有する、消音器において、前記消音器(18)は、前記カバー(19)に設けられていて高さHおよび長さLを備えた凹部構造(20)を有し、前記凹部構造(20)は、冷却用ガスをそらして前記消音器(18)から遠ざけ、そして駆動モジュール(15)の方へ差し向けるために距離xにわたって比較的真っ直ぐな表面および距離L−xにわたって比較的湾曲した表面を有する、消音器。
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