JP2018531380A - カートリッジに埋め込まれたファイバ基調のカンチレバーを用いた検出器 - Google Patents

カートリッジに埋め込まれたファイバ基調のカンチレバーを用いた検出器 Download PDF

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Abstract

本発明は、カートリッジに埋め込まれたファイバ基調のカンチレバーを用いて流体媒質の物性を計測するための検出器に関する。より特に、カートリッジ(100)であって、少なくとも1つの流体導管(103)と、少なくとも1つの光導管(102)と、流体導管(103)及び光導管(102)の交差部に位置する少なくとも1つのチャンバ(104)と、光導管(102)内に配置された少なくとも1つの光誘導装置(101)と、を含み、光誘導装置(101)が少なくとも部分的にそれぞれのチャンバ(104)に含まれ、光誘導装置(101)が可動部(106)を持ち、可動部(106)の振動が外部から駆動可能な、カートリッジを提案する。

Description

本発明は、カートリッジに埋め込まれたファイバ基調のカンチレバーを用いて流体媒質の物性を計測するための検出器に関する。
流体媒質の物性は科学的・技術的目的のために有用である。医学的な診断がよい例である:血液の血漿の粘性は、心血管障害、関節リウマチ、特定の自己免疫系の病気といったいくつかの病気の診断に用いることができる。さらに、石油工業では、流体の化学的組成や状態図、密度や粘性についての情報は、どの地帯で特定の油田を採掘し、その地帯に適切なインフラを整備するのが経済的なのかを決定するには欠かせない。
流体媒質の物性を検出するためにはいくつかのアプローチがあり、そのうちの1つがMEMS(微小電子機械システム)に基づいた装置である。MEMSのカンチレバーは電気めっきされたニッケルで作られ、電磁石を用いて、磁場によって遠隔に駆動する。カンチレバーは液体の中に配置され、振動の動態(位相及び振幅)はその液体の粘性やカンチレバーの質量の積み重ねに影響される。この振動の周期及び/又は振幅を計測することにより、液体の粘性並びに液体の中に存在し得る微小量の化学物質及び物質を検出することができる。しかしながら、MEMSのカンチレバーは光が流体媒質の中を進んでカンチレバーの表面に到達する必要があり、これは信号の伝達の間にノイズを発生させる。さらに、MEMSのカンチレバーの視覚的な読み出しは、一般的にアクティブアライメントを必要とする。
このため、この技術における課題を乗り越えるためには、よりよい検出方法が必要である。
本発明により解決される技術的課題は、カートリッジ内に埋め込まれたファイバ基調のカンチレバーを用いて流体媒質の物性を計測するための検出器を開示することである。検出器の検出動作の間、光は光ファイバ内を伝えられる。従って信号対ノイズ比率は増加する。光学的な読み出しのアライメントはより単純にでき、アクティブアライメントは不要になり、これにより、単純な検出方法で精密な検出効果が達成される。
本発明は、カートリッジであって、
少なくとも1つの流体導管と、
少なくとも1つの光導管と、
流体導管と光導管の交差部に位置するチャンバと、
少なくとも1つの光誘導装置と、を含み、
各光誘導装置が少なくとも部分的に、それぞれのチャンバに内包されている、
カートリッジを開示する。
本発明はさらに、流体媒質の検出器であって、
光源と、
探知器と、
時間変化する磁場を生成するための電磁石と、
検電器の出力を処理して流体媒質の物性に反応して検出信号を生成する制御電子装置と、
を含み、
カートリッジが検出器に取り外し可能に結合されている、
検出器を開示する。
カートリッジの上面図である。 カートリッジの(図1の直線A−A’からの)断面図である。 光源(LD)及び光探知器(PD)と結合されたカートリッジの模式的な断面図を示す。 PDユニット及びLDユニットがカートリッジ内に配置され、光誘導装置及び光受信器ユニットに直接結合されているのを示す。 PDのみがカートリッジ内に統合されているのを模式的に示す。 LDのみがカートリッジ内に統合されているのを模式的に示す。 光熱駆動を模式的に示す。 垂直オフセット付きの光受信器の光軸を模式的に示す。 垂直オフセット及び光誘導装置から光受信器ユニットまでつながれた光パワーの間の関係を示すグラフである。 特殊な角度に切削されたファイバで光誘導装置を置き換えた場合を模式的に示す。 チャンバ内の角度をつけた反射体と結合された、1個だけの特殊な角度で切削されたマルチモードファイバを用いる検出器の模式的な断面図を示す。 図3に示されたLD及びPDが、レーザーダイオードを使うことによって、埋め込まれた背面ファセット発光ダイオードで置き換えられ得ることを示す。 光受信器ユニットが光マスクと光探知器からなるのを模式的に示す。 光誘導装置の可動部から出てくる光が90度曲げられているのを示す。 角度をつけて切削されたファイバが光誘導装置の可動部から出てくる光を曲げることを示す。 この装置に適用される光マスクを示す。 カートリッジへ/からの出入りの結合のために用いられるレンズを示す。 カートリッジの出入り口に断熱的に薄くされたクラッド・プロファイルを用いることでクラッド・モードを排除する検出器の模式的な断面図を示す。 光誘導装置を1個だけ含むファイバーブラググレーティング(FBG)に基づく検出器の模式的な断面図を示す。 端部で結合された背面ファセット光探知器付きレーザーダイオードが光源として使用されているのを示す。 疎水表面コーティングが光受信器と光誘導装置の間への流体の漏出を防げるのを模式的に示す。 疎水コーティングが流体停止領域に用いられるのを模式的に示す。 チャンバの幅広部を模式的に示す。 図23のA−A’からの断面図を示す。 この装置のアライメントユニットを示す。 この装置のアライメントユニットを示す。 全体システムの模式図を示す。 カートリッジの全体像を示す。 カートリッジの全体像を示す。 図1の破線の円Aの拡大図を示す。 第二の実施形態における別のカートリッジの全体像を示す。 第二の実施形態における別のカートリッジの全体像を示す。 図31の破線の円Bの拡大図を示す。 図32の破線の円Cの拡大図を示す。 第三の実施形態の別のカートリッジを模式的に示す。 好適なカートリッジの実施形態の異なる層を示す。 図36のチャンバの拡大図を示す。
図1はカートリッジ100の上面図を示し、図2はカートリッジ100の断面図を示す。カートリッジ100は、少なくとも1つの光誘導装置101を含み、光誘導装置101の中央線は光誘導装置の光軸201として定義される。またカートリッジ100は少なくとも1つの光導管102を含み、光誘導装置101は光導管102内に配置されている。好適な実施形態では、光導管102はV溝(光導管102の形状が「V」の文字に類似している)であり、光誘導装置101は光ファイバ又は導波管である。しかしながら、光導管102の形は、光導管102内に光誘導装置101を配置できるような任意の形であればよい。さらに、カートリッジ100は少なくとも1つの流体導管103を含む。流体導管103は流体導管103内に配置される流体のための流動経路を提供する。流体導管103及び光誘導装置101は互いに交差する。光誘導装置101及び流体導管103の交差部に、チャンバ104が存在する。粘性の計測はチャンバ104の中で行われる。光誘導装置101は2つの部分:固定部105と、可動部106を持つ。可動部106はカートリッジ100の外側に配置されたアクチュエータ(図面には示されていない)を用いることで振動できる。このアクチュエータは、時間変化する磁場を生成することが可能な電磁石であればよい。光誘導装置101の可動部106は磁性薄膜200で覆われている。時間変化する磁場が、電磁石に時間変化する電流を加えることによって生成される。電磁石により生成された磁場は可動部106を覆う磁性薄膜200と相互作用し、可動部106の移動を引き起こす。可動部106について異なる位置に電磁石を配置することで、異なるデザインのために移動の方向を変えることができる。他の駆動方法として、光熱駆動があり得る。これは振動を提供するために、可動部106上の光吸収部238に集中させた変調光場を用いるものである。光熱による駆動方法は図7に説明されている。さらに、圧電や他の機械的なアクチュエータも、可動部106の様々な振動モードを誘発できる。静電気による駆動は不動態層及び小さい間隙を必要とし、並びにカートリッジ100との電気的な接続を必要とする。光誘導装置101は光受信器107と結合されている。光受信器107は光誘導装置101から光を集める。光受信器107の異なる代替案については、後の節で議論される。生物学的な計測のようなある実施形態では、カートリッジ100は血漿、血液、唾液、又は計測がなされる任意の他の流体といった流体で満たされる。生物学的流体は流体取得口108を通ってチャンバ104へ入る。流体は浸透圧を用いてカートリッジを満たすか、又はシリンジや類似の機構を用いてカートリッジ100の中に押し込まれてもよい。余剰の空気やすでに流体導管を満たしている他の流体は、流体排出口109を通じてチャンバ104の外へ排出される。
図3は光誘導装置101に結合された光源204を示す。同様に、光探知器203は光受信器107に結合されている。光源204及び光探知器203はカートリッジ100内に統合されてもよい。好適な実施形態では、光源204及び光探知器203はカートリッジ100の外側に配置される。
別の実施形態(図4)では、光源204及び光探知器203はすべてカートリッジ100の中に組み込まれ、カートリッジ100の一部となっている。光源204及び光探知器203はそれぞれ光誘導装置101及び光受信器107と結合されている。さらに別の実施形態(図5)では、光源204がカートリッジ100の外側に位置する一方、光探知器203がカートリッジ100内に統合されている。さらに別の形態(図6)では、光探知器203がカートリッジ100の外側に位置する一方、対して光源204がカートリッジ100に統合されている。光探知器203又は光源204の片方がカートリッジ100に統合されていると、光誘導装置101と光受信器107の光学的アライメントはより容易である。同様に、光探知器203と光誘導装置204の両方がカートリッジ100に組み込まれていると、光誘導装置101と光受信器107の光学的アライメントはより容易になる。
図7は光熱駆動の原理を示し、光吸収器238が変調光源239によって生成された光線によって照らされる。変調光源239はレーザー光源であってもよいし、又は可視光若しくは(不可視の)赤外光を生成するLEDであり得る。変調光源239によって生成された光は変調されていて、吸収された光は十分な熱を含み、可動部106の湾曲に帰結する。熱は第一に光誘導装置101じゅうに放散される。変調光源239の変調周波数は光誘導装置101の所望の振動周波数と等しい。光誘導装置101が熱に対して速い機械的反応を生じるために、光誘導装置101は小さい熱容量を持っている必要がある。レンズ220は変調光源239及び光吸収器238の間に位置する。レンズ220は光を集中させるために使用される。
図8を参照して、光受信器の光軸202は、垂直オフセット208を伴って配置される。光受信器の光軸202は光誘導装置の光軸201と平行である。垂直オフセット208は、可動部106の振動軸と平行な方向である。光探知器の信号の直流及び時間変化する交流の成分は、垂直オフセット208に依存する。図9は、光誘導装置101から光受信器107までつながれた光パワーを、垂直オフセット208の関数として示す。最大の交流(AC)信号(つまり最も高い感度)を得るためには、検出器を最も大きい傾きを伴う領域で動作させ、光誘導装置101の(100ナノメートルオーダーの)偏差の大きさに対する線形な反応を提供させるべきである。信号のより高いAC(直流)対DC(交流)比率のため、交流信号の振幅を犠牲にすることで、垂直オフセット208はさらに増加し得る。これは信号のダイナミックレンジのよりよい利用を助ける。ある実施形態において、交流信号の振幅も、(図10に示されるように)特殊な角度で切削されたファイバ222を含む末端ファセットを伴って、光誘導装置101のかわりに入力ファイバ210を用い、光受信器107のかわりに出力ファイバ211を用いることで改善できる。(ファイバ表面における光の屈折を定義する)屈折率及び、入力ファイバ210と出力ファイバ211の間の距離を考慮するに、切断の角度を調整して入力ファイバ210と出力ファイバ211の光軸を実効的に傾けることができる。ここで角度オフセットを導入する。図10に示された、角度をつけて切断されたファイバ222によって生じるこの角度オフセットは、図8で示された垂直オフセット208と同じ効果を提供する。
別の実施形態では、角度をつけた反射体と結合された、1個だけの特殊な角度で切削された光誘導装置101を用いる検出器の模式的な断面図を示す。光誘導装置101はマルチモードファイバ245で作られている。光は光源204からマルチモードファイバ245へと加えられる。光はマルチモードファイバ245の中を進み、その光は角度をつけた反射体246から反射される。光は角度をつけた反射体246から反射された後、再びマルチモードファイバ245につながり、分光器243に到達するまでマルチモードファイバ245の中を進む。光は分光器243によって反射された後、光探知器203に到達する。マルチモードファイバ245は本願で前述した技術のいずれか1つを用いることで振動させられる。たとえば、マルチモードファイバ245が磁性を持つ材料で覆われてもよく、そうすればマルチモードファイバ245の近くに位置する電磁石を用いてその電磁石に電流を加えることでマルチモードファイバ245のまわりに磁場を発生させられる。この構成はマルチモードファイバ245が移動するのを可能にする一方で、マルチモードファイバ245を振動させる異なる機構も存在し得る。マルチモードファイバ245を特定の振動数で振動させることにより、液体の物性に対応する検出信号が獲得され得る。システムの感度はマルチモードファイバ245の切削を最適化し、分光器243の角度を調整し、角度をつけた反射体246の角度を調整することで最大化できる。図12は本発明の別の実施形態を示し、埋め込まれた背面ファセット光探知器を伴うレーザーダイオード244が存在する。背面ファセット光受信器付きレーザーダイオード244は、光探知器203と光源204の機能を持っている。
別の実施形態では、図13は、光受信器107が光マスク213及び光探知器203を含むのを示す。光誘導装置の光軸201について、マスク213の垂直オフセット208が存在する。オフセット208はつながった光を変調するための機構を提供する。カートリッジ100は透明な材料でできている。光受信器107はカートリッジ100の上部に配置されている。光マスク213は光探知器203及びカートリッジ100の間に位置する。図14は可動部106から出てきた光が角度をつけた反射体246により反射され、結果90度曲げられるのを示している。光はその後光探知器203へと進む。
図15は別の実施形態を示し、可動部106から出てくる光は角度をつけて切削されたファイバ222を用いることにより反射・屈折される。このことは可動部106の先端からの内部全反射により達成される。
図16は別の実施形態を示し、2つの光マスク213がカートリッジに配置され、1つの光マスク213は光誘導装置214の入り口に、もう1つの光学マスク213は光受信器215の出口に配置される。これは、クラッド・モードにより誘発される信号の減少を防ぐためになされる。光誘導装置214の入り口は、屈折率の異なる2つの層を含む。光は内部全反射によって光誘導装置の内側部(高屈折率)内を誘導される。光マスク213がない場合、光は入力ファイバのコア(内側)216及び入力ファイバのクラッド(外側)217の両方とつながる。光誘導装置101からの光は光受信器107の出力ファイバのコア218及び出力ファイバのクラッド219とつながることになる。可動部106のために、受信器側のコアにつながる光は変調されている。さらに、受信器側のクラッドへの光も変調されているが、光誘導装置の出口214及び光受信器の入り口215の間にオフセットが存在する場合、πだけ位相シフト(位相の不一致)を伴う。同様の状況は、可動部106のクラッドから受信器側のコア/クラッドまでつながる光にも生じる。光探知器203は光受信器107からのすべての光を集めるため、変調信号の総量は減少する。光マスク213があれば、光誘導装置や受信器のクラッド・モードは排除され、光探知器103は、コアからコアまでつながる変調光のみを計測することになる。光マスク213は、透明なカートリッジの材料を通じた、光源204から光探知器203への迷光も防ぐ。
図17は、光源204からカートリッジ100への光及びカートリッジ100から光探知器203への光が、光誘導装置の入り口214及び/又は光受信器の出口215に配置されたレンズ220を通じてつながる実施形態を示す。光誘導装置の入り口214に配置されたレンズ220は、光源204から光誘導装置の入り口214へつながる光を増大させることになり、適切に焦点を合わせれば光のほとんどが光誘導装置の入り口214のコア部分に含まれ得る。光受信器215の出口のレンズ220の1つは光を小さい領域に集めることができ、光探知器203のごく小さい領域を使用することを可能にする。
前述のとおり、光誘導装置101と光受信器107の両方に存在するクラッド・モードは、時間変化する信号の大きさを減少させ、結果として信号対バイアス比率を減少させる。図18は別の実施形態を示し、カートリッジの出入り口にある断熱的に薄くされたクラッド・プロファイルがクラッド・モードを排除している。ここで、断熱性のプロファイルは、ファイバをエッチング液から制御されたやり方で引き出すことで達成され、ファイバのコアからのクラッド・モードを誘発しないために不可欠なものである。
別の実施形態では、図19はファイバー・ブラグ・グレーティング(FBG)241基調の、光誘導装置を1つだけ含む検出器であって、本質的には埋め込まれたファイバー・ブラグ・グレーティング構造を伴う単一モードファイバ242である、検出器の断面図を示す。この装置において、光源204は分光器243を通して単一モードファイバ242につながっており、同一のファイバファセット221からの光の出入りのつながりを提供する。単一モードファイバ242内のファイバー・ブラグ・グレーティング241は、所定のファイバの条件のための励起波長において特定の反射率を持つように形成されていて、光を再び光探知器203へと反射する。もしファイバー・ブラグ・グレーティング241が図19に描かれた位置1(最大応力領域)又は位置2(最大屈曲領域)に配置されているならば、反射光の強さは単一モードファイバ242を動かすことで調整できる。従って、媒質の物性についての検出信号は、単一モードファイバ242を特定の周波数で振動させることで獲得できる。このシステムには2点、明確な利点がある。1つの利点は、所定のファイバの条件のための低い反射率を選択することで、信号の交流対直流比率を増加できるという点である。もう1つの利点は、(図22のような)流体停止領域223が不要となり、カートリッジ製作の複雑さが軽減されるという点である。
別の実施形態では、図20は単一モードファイバ242の性質から生じる、出入りのつながりのスキームの複雑さを減少させるための実装を示す。背面ファセット光探知器付きレーザーダイオード244に結合された端部が光源として利用できる。跳ね返りの強さは、背面ファセット光探知器付きレーザーダイオード244から獲得され得る。
図21は、疎水コートされた光誘導部205及び疎水コートされた光受信器部206の間に間隙207が配置されたカートリッジ100を示す。もし流体が間隙207を満たしているならば、血液の中の赤血球のような流体中の粒子は、光が間隙207内で拡散され吸収される原因となる。この拡散及び吸収は、光探知器の信号にノイズを導入する。好適な実施形態(図17)では、疎水コートされた光受信器部206の先端及び疎水コートされた光誘導装置部205の先端は、疎水表面コーティングで覆われ、光受信器107と光誘導装置101の間への血液(流体)の漏出を防いでいる。
間隙207内の流体の存在は拡散吸収の原因となり、同時にノイズを増加させる。図22では、間隙207を取り囲む流体停止領域223は、疎水コーティング224で覆われ、他のすべての流体導管103及びチャンバ104は親水コーティング225で覆われている。親水コーティング225は流体が広がるのを促進する一方、疎水コーティング224は流体が広がるのを防ごうとする。流体は親水コーティングで覆われた部分に留まり、そのため流体停止領域223内に一切の流体は存在しないことになる。
図23〜24では、チャンバの幅広部226bが大幅に拡大され、チャンバの狭い部分226のより小さい部分のより高い浸透圧(部分間の減少したギャップ)が原因で流体がチャンバの幅広部226bに広がってしまうことがないようになっている。
カートリッジ100の異なる層を位置合わせして、流体導管103、光導管102及びチャンバ104が正常に機能することを保証するために、(図25に示す)アライメントユニット227が必要である。図26は、1つの筒状部229を用いて位置合わせされる層の上の2個のV溝228からなるアライメントユニット227の、図25のA−A’に沿った断面を示す。筒状部229は好適な実施形態においては光ファイバである。2つの軸方向のアライメントを保証するために、互いについて垂直な方向を持つ少なくとも2つのアライメントユニット227が必要となる。図26に、V溝228についての筒状部229の配置を示す。
図27は、全体のシステムの模式図を示す。カートリッジ100は断面図で示している。光誘導装置101は電磁石230により生じる外部の磁場によって駆動する。光源204及び光探知器203はそれぞれ光マスク213を通して光誘導装置101及び光受信器107と結合されている。ユーザはユーザインタフェース231を用いることで、このデバイスと相互作用できる。処理ユニット232が電磁石駆動部233、光源制御部234、光探知器読み出し部235及びロックインアンプ236へと信号を送る。電磁石駆動部233は電磁石230を所望の電流と周波数で駆動させる。光源制御部234は光源204を駆動し、光探知器読み出し部235は光探知器203から来る電流を適切な電圧に変換する。ロックインアンプ236は光探知器読み出し部235からの信号を電磁石制御部233からの信号にロックし、その間の位相差を追跡する。電源237はシステムに電力を供給する。温度制御部249は加熱器248を制御し、粘度計測のための安定した温度を保証する。粘度は温度に大きく依存するため、粘度計測のために制御された温度を持つことは重要である。
図28〜29は本発明の別の実施形態、カートリッジ100、を示し、2つの板10が互いに重ねられてカートリッジ100の本体を形成している。本体は1つの吸入口11と5つの排出口12を含む。カートリッジ100はさらに本体内に、複数の光導管102及び複数の流体導管103を持つ。この実施形態では5つの光導管102があり、それらは板10の横方向に沿って露出している。光導管102はそれぞれの光誘導装置101を含む。各光誘導装置101は入力から出力へ光信号を伝えるのに適した材料から作られる。光誘導装置の一例としては光ファイバ線が挙げられる。光誘導装置101は固定されていてもよい。かわりに、光誘導装置101は光導管102内を動くことが可能でもよい。板10のうちの1つの表面には5つの流体導管103が露出しており、それぞれ吸入口11及び排出口12をつなげている。吸入口11から離れて、流体導管103の各々はそれぞれの光導管102と交差している。光導管102は部分的に流体導管103と一致しており、反応空間13を形成している。反応空間13は光誘導装置101を含んでもよい。光誘導装置101は完全に又は部分的に反応空間13に含まれてもよい。光導管102の形は、V字形、円形、三角形、又は光導管102内に光誘導装置101を担持するのに適する任意の他の形であってもよい。流体導管103は内部に配置された流体を伝える任意の形であってもよい。流体導管103の形はV字形、円形、三角形、又は内部に配置された流体を伝えるのに適する任意の他の形であってもよい。
カートリッジ100はさらにアライメントユニット227を含む。アライメントユニット227はカートリッジの挿入と誘導のための2つのエッジレリーフ161を含み、それぞれカートリッジ100の反対の側面に露出していて、弧形又は階段形として設計されている。
図30は図29における破線の円Aの拡大図を示し、隣接の光誘導装置101同士の間隔が約20マイクロメートルであることを示す。光誘導装置101の各々は、光誘導装置101の固定部105及び光誘導装置101の可動部106を含む。光誘導装置101の固定部105及び光誘導装置101の可動部106は、間隙207によって隔てられ、すべて光誘導装置101に含まれる。間隙207は10マイクロメートル未満である。光誘導装置101は光ファイバ、導波管又は光パイプの材料から選択され、磁性駆動のために磁性体の材料で覆われている。光誘導装置101が光ファイバ及び光パイプのような材料から作られているとき、それはニッケルでコーティングされてもよく、かつコーティングの厚さは5マイクロメートル未満、好ましくは約1マイクロメートル〜約2マイクロメートルの間であればよい。光誘導装置101は固定されているコンポーネントでも、機械的に可動なコンポーネントでもよい。
代替の実施形態では、光導管102と流体導管103は交差しなくてもよい。かわりに、流体導管103から光導管102に流体を移送する異なる手段が用いられ得る。この手段は、流体導管103と光導管102の間に形成されたごく小さい導管を内包する。主な目的は流体媒質を吸入口11から光導管102へ運び、光導管102内の光誘導装置101が吸入口11に流される流体媒質と接触できるようにすることである。また別の実施形態では、反応空間13がなくてもよい。光導管102の形はV字形、円形、三角形、又は光導管102の中に光誘導装置101を担持するのに適した任意の形であってもよい。流体導管103の形は、内部に配置された流体媒質を伝えるのに適する任意の他の形であってもよい。流体導管103の形はV字形、円形、三角形、又は内部に配置された流体媒質を伝えるのに適した任意の形であってもよい。
図31〜34は、本発明の別の実施形態の別のカートリッジ100を開示する。この実施形態では、カートリッジ100は1つの吸入口11と5つの排出口12を持つ。5つの反応空間13が存在し、そのそれぞれが液体導管103及び光導管102の一致する位置に形成されている。反応空間13は長方形をしていて、その深さは約25マイクロメートル以下であり、光誘導装置101の直径の半分をオフセットする。反応空間13は流体導管103の本体と比較してより深い深さ及びより広い面積を持つ。図34は図32の破線の円Cの拡大図を示し、光誘導装置101の2つの部分、すなわち光導管101の固定部105及び光誘導装置101の可動部106を明確に示している。光誘導装置101の可動部106の先端は疎水性コーティングを持つ。この図31〜34の説明は、他の実施形態のカートリッジにも適用できる。
この実施形態及び他の実施形態の間の主要な差異は、流体導管103と光導管102が2つの板の向かい合う表面に形成されていることである。光導管102は第一の実施形態における断面ではV字形であり、第二の実施形態における光導管102は断面では四角形でも菱形でもよい。従って、断面における面積が大きくなるにつれ、光導管101は光導管102内をより自由に動き、より深く振動し得る。
図35は本発明の第三の実施形態における別のカートリッジを模式的に示す。実施形態の間の主要な差異は:
・カートリッジが5つの吸入口を含み、
・カートリッジの本体が3つの板10により形成され、
・カートリッジのアライメントユニット227がさらに複数の溝14を含む、
という点である。光導管102と溝14は同じ板10に形成されている。溝14は板10の縦方向に沿って露出しており、光導管102と垂直である。溝14により、板10の横方向のアライメントがより簡単になり得る。
図36及び37は、本発明の別の実施形態の別のカートリッジを模式的に示す。この実施形態及び他の実施形態の間の主要な差異は:
・カートリッジがさらに、流体媒質による間隙207の充填を防ぐために、少なくとも1つの流体停止領域223を含み、
・カートリッジが2つ又は3つの板10上に形成された2組のアライメントユニット227を含む、
という点である。
図36は本発明の好ましい実施形態を示し、3つの板10が互いに重なって、カートリッジ100の本体を構成している。本体は複数の流体採取口108及び複数の流体排出口109を含む。本体内に、カートリッジ100はさらに複数の光導管102及び複数の流体導管103を含む。この実施形態では、5つの光導管102が存在し、板10の横方向に沿って露出している。光導管102はそれぞれの光誘導装置101を含む。各光誘導装置101は入力から出力へ光信号を伝えるのに適した材料で作られている。光ファイバ線が光誘導装置の一例である。板10の1つの表面には5つの流体導管103が露出しており、それぞれ流体採取口108及び流体排出口109の間をつなげている。流体採取口108から離れて、流体導管103の各々はそれぞれの光導管102と交差している。光導管102は部分的に流体導管103と一致して、チャンバ104を形成している。光誘導装置101はチャンバ104に完全に又は部分的に含まれ得る。光導管102の形はV字形、円形、三角形、又は光導管102内に光誘導装置101を担持するのに適した任意の他の形であってもよい。流体導管103の形はV字形、円形、三角形、又は内部に配置された流体を伝えるのに適した任意の他の形であってもよい。カートリッジ100はさらに、液体媒質による間隙207の充填を防ぐために、少なくとも1つの流体停止領域223を含む。カートリッジ100は2組の、2つ又は3つの板10上で形成されるアライメントユニットを含む。
図37は、図36の破線の円Dの拡大図である。流体停止領域223は間隙207が配置された反応空間13の側部内に配置されている。流体停止領域223は反応領域13と比べるとより深い溝と、より広い面積を持つ。表面同士の間の空間がより小さい部分では、浸透圧が大幅に高いため、流体停止領域223内に流体が広がってしまわないように、流体停止領域223はかなり大きく作られている。間隙207内に流体が存在すると、その流体は間隙207の間を通過する信号に影響を与え、それゆえ信号対ノイズ比率を下げてしまうため、間隙207の中に流体を持たないことは重要である。特に流体媒質が血液である場合、もし流体停止領域223がないならば、血液は間隙207の周囲の空間を占有し、結果として信号対ノイズ比率は低下してしまうだろう。この実施形態では、光誘導装置101の各々は光誘導装置101の固定部105及び光誘導装置101の可動部106を含む。光誘導装置101の固定部105及び光誘導装置101の可動部106は間隙207により隔てられ、それらはすべて光誘導装置101内に含まれている。間隙207は約10マイクロメートル(μm)未満である。光誘導装置101は光ファイバ、導波管又は光パイプの材料から選択され、磁性駆動のために磁性体の材料でコーティングされている。光誘導装置101が光ファイバ及び光パイプのような材料で作られるならば、それはニッケル又は任意の他の適切な材料でコーティングされ、そのコーティングの厚さは約5マイクロメートル未満、好ましくは約1マイクロメートル〜約2マイクロメートルの間であるとよい。
本発明の流体媒質は血漿、希釈血液、血液、刺指血液、又は静脈血を含み得る。
以下で述べられている本発明の説明を読めば、当業者であれば、現時点でベストモードと判断される実施形態を作成して使用することができる一方、当業者であれば、ここに記載される特定の実施形態、方法及び例示の、変形、組み合わせ及び均等の存在を理解し、それを認める。
従って、本発明は前述の実施形態、手法及び例示により限定されるのではなく、本発明の範囲及び精神の範囲内のすべての実施形態及び方法によって限定されるべきである。
簡潔に言うと本発明は、カートリッジ(100)であって、少なくとも1つの流体導管(103)と、少なくとも1つの光導管(102)と、流体導管(103)及び光導管(102)の交差部に位置する少なくとも1つのチャンバ(104)と、光導管(102)内に配置された少なくとも1つの光誘導装置(101)と、を含み、光誘導装置(101)が少なくとも部分的にそれぞれのチャンバ(104)に含まれ、光誘導装置(101)が可動部(106)を含み、可動部(106)の振動が外部から駆動可能である、カートリッジを提案する。
本発明のさらなる実施形態では、カートリッジ(100)は光誘導装置(101)からの光を受け取る少なくとも1つの光受信器(107)を含む。
本発明のさらなる実施形態では、可動部(106)の振動が、振動伝達手段によって駆動可能である。
本発明のさらなる実施形態では、カートリッジ(100)は、複数の流体導管(103)と、複数の光導管(102)と、複数のチャンバ(104)と、を含み、複数の流体導管(103)のうち任意の1つの流体導管(103)及び複数の光導管(102)のうち任意の1つの光導管(103)が交差し、複数のチャンバ(104)のうちの1つのチャンバ(104)が、複数の流体導管(103)のうち任意の1つの流体導管(103)及び複数の光導管(102)のうち任意の1つの光導管(102)の各々の交差部に位置する。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)の一部分が、駆動を容易にする材料でコートされている。
本発明のさらなる実施形態では、駆動を容易にする材料は磁性体の材料である。
本発明のさらなる実施形態では、前記振動伝達手段が、光誘導装置の可動部(106)を駆動させる力を生成する電磁石(230)である。
本発明のさらなる実施形態では、可動部(106)が光吸収体を含む。
本発明のさらなる実施形態では、振動伝達手段が、駆動を容易にするために光吸収体を照らし、光誘導装置(106)の可動部を駆動させる強度変調光源(239)である。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)から光を受け取る光受信器(107)が、同一のものから非接触な形状で離されて、光受信器(107)及び光誘導装置(101)の間に間隙(207)が存在し、光受信器(107)の一端及び光誘導装置(101)の一端が互いにごく近くに位置している。
本発明のさらなる実施形態では、光受信器(107)の光軸が光誘導装置(101)の光軸について横方向のオフセットを持ち、それにより光受信器(107)の光軸(202)が垂直オフセット(208)を伴って配置されている。
本発明のさらなる実施形態では、光受信器(107)は光ファイバである。
本発明のさらなる実施形態では、光受信器(107)が、導波管、光ファイバ又は光パイプからなるグループから選択された集光装置を含む。
本発明のさらなる実施形態では、光受信器(107)が光マスク(213)を含む。
本発明のさらなる実施形態では、光受信器(107)が光の方向を変える角度をつけた反射体(246)を含む。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)が、光ファイバ、導波管及び光パイプからなるグループから選択される。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)の一端が疎水コーティングを持つ。
本発明のさらなる実施形態では、光受信器(107)の一端が疎水コーティングを持つ。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)の先端が、光マスク(213)の方向に光を送るためにある角度に切削されている。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)が同時に光受信器(107)でもある。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)がブラグ・グレーティングを含む。
本発明のさらなる実施形態では、チャンバ(104)が流体停止領域(223)を持ち、その流体停止領域(223)が構造的にチャンバと異なる寸法を伴って流体が光誘導装置(101)と光受信器(107)の間に入るのを防ぐ。
本発明のさらなる実施形態では、チャンバ(104)が流体停止領域(223)を持ち、その流体停止領域(223)が異なる表面コーティングを伴って流体が光誘導装置(101)と光受信器(107)の間に入るのを防ぐ。
本発明のさらなる実施形態では、カートリッジ(100)がさらに光誘導装置(101)と結合された光源(204)を含む。
本発明のさらなる実施形態では、カートリッジ(100)がさらに光受信器(107)と結合された光探知器(203)を含む。
本発明のさらなる実施形態では、カートリッジ(100)がさらに光誘導装置(101)と結合された光源(204)を含み、かつ光受信器(107)に結合された光探知器(203)も含む。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)の第一の一端が分光器(243)と結合されている。
本発明のさらなる実施形態では、光探知器(203)及び光源が分光器(243)と結合されている。
本発明のさらなる実施形態では、角度をつけた反射体(246)が光誘導装置(101)の第二の一端に結合されていて、光誘導装置(101)の第一の一端に向けた跳ね返りを提供する。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)がマルチモードファイバである。
本発明のさらなる実施形態では、可動部(106)の振動が外部から駆動可能である。
本発明のさらなる実施形態では、可動部(106)の振動が、振動伝達手段によって駆動可能である。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)の一部分が磁性体の材料という形式の、駆動を容易にする材料でコーティングされている。
本発明のさらなる実施形態では、振動伝達手段がカートリッジ(100)に結合された、光誘導装置(101)を駆動するための力を生成する電磁石(230)である。
本発明のさらなる実施形態では、可動部(106)が光吸収体を含む。
本発明のさらなる実施形態では、振動伝達手段が、前記光吸収体の形式の駆動を容易にする材料を照らして光誘導装置(101)の可動部を駆動させる変調光源である。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)は光ファイバ、導波管及び光パイプらなるグループから選択される。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)の一端が疎水コーティングを持つ。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)がブラグ・グレーティングを含む。
本発明のさらなる実施形態では、チャンバ(104)が流体停止領域(223)を持ち、その流体停止領域(223)が構造的にチャンバと異なる寸法を伴って流体が光誘導装置(101)及び角度をつけた反射体(246)の間に入るのを防ぐ。
本発明のさらなる実施形態では、チャンバ(104)が流体停止領域(223)を持ち、その流体停止領域が異なる表面コーティングを伴って流体が光誘導装置(101)及び角度をつけた反射体(246)の間に入るのを防ぐ。
本発明のさらなる実施形態では、光誘導装置(101)が先細りの光ファイバである。
本発明のさらなる実施形態では、光導管(102)が断面でV字形である。
本発明のさらなる実施形態では、少なくとも2つの板(10)が組み合わさってカートリッジ(100)を形成し、流体導管(103)が片方の板(10)又は向かい合う2つの板(10)上に形成される。
本発明のさらなる実施形態では、流体導管(103)が板の1つの上に形成されているとき、流体導管(103)が断面図において三角形であり、かつ流体導管(103)が向かい合う2つの板の上に形成されているとき、流体導管(103)は断面図において四角形又は菱形である。
本発明のさらなる実施形態では、カートリッジ(100)がさらに光誘導装置(101)に結合された光源(204)を含む。
本発明のさらなる実施形態では、光源(204)及び光探知器(203)がカートリッジ(100)の外側に位置する。
本発明のさらなる実施形態では、流体媒質のための検出器で、光源(204)と、光探知器(203)と、時間変化する磁場を生成するための電磁石(230)と、光探知器(203)の出力を処理して流体媒質の物性に対応して検出信号を生成するための処理ユニット(203)と、検出器に取り外し可能に結合されたカートリッジ(100)を含む、検出器を提案する。
本発明のさらなる実施形態では、光源(204)がカートリッジ(100)の光誘導装置(101)と結合されており、光探知器(203)がカートリッジ(100)の光受信器(107)と結合されている。
本発明のさらなる実施形態では、磁場がカートリッジ(100)の光誘導装置(101)の可動部(106)を振動させることが可能である。
10…板、11…吸入口、12…排出口、13…反応空間、14…溝、161…エッジレリーフ、100…カートリッジ、101…光誘導装置、102…光導管、103…流体導管、104…チャンバ、105…固定部、106…可動部、107…光受信器、108…流体採取口、109…流体排出口、200…磁性薄膜、201…光誘導装置の光軸、202…光受信器の光軸、203…光探知器(PD)、204…光源(LD)、205…疎水コートされた光誘導装置部、206…疎水コートされた光受信器部、207…間隙、208…垂直オフセット、210…入力ファイバ、211…出力ファイバ、213…光マスク、214…光誘導装置の入り口、215…光受信器の出口、216…入力ファイバコア、217…入力ファイバクラッド、218…出力ファイバコア、219…出力ファイバクラッド、220…レンズ、221…ファイバファセット、222…角度をつけて切削されたファイバ、223…流体停止領域、224…疎水コーティング、225…親水コーティング、226…チャンバの狭い部分、226b…チャンバの幅広部、227…アライメントユニット、228…アライメントユニットのV溝、229…筒状部、230…電磁石、231…ユーザインタフェース、232…処理ユニット、233…電磁石駆動装置、234…光源制御装置、235…光探知器読み出し装置、236…ロックインアンプ、237…電源、238…光吸収器、239…変調光源、241…ファイバー・ブラグ・グレーティング(FBG)、242…単一モードファイバ、243…分光器、244…背面ファセット光受信器付きレーザーダイオード、245…マルチモードファイバ、246…角度をつけた反射体、247…光を透過する材料、248…加熱器、249…温度調整装置

Claims (50)

  1. カートリッジ(100)であって、
    少なくとも1つの流体導管(103)と、
    少なくとも1つの光導管(102)と、
    流体導管(103)及び光導管(104)の交差部に位置する少なくとも1つのチャンバ(104)と、
    光導管(102)内に配置された、少なくとも部分的にそれぞれのチャンバ(104)に含まれている、少なくとも1つの光誘導装置(101)と、
    を含み、
    光導管(101)が可動部(106)を持ち、
    可動部(106)の振動が外部から駆動可能である、
    カートリッジ。
  2. 請求項1に記載のカートリッジ(100)であって、
    カートリッジ(100)が光誘導装置(101)からの光を受け取る少なくとも1つの光受信器(107)を含む、
    カートリッジ。
  3. 請求項2に記載のカートリッジ(100)であって、
    可動部(106)の振動が、振動伝達手段によって駆動可能である、
    カートリッジ。
  4. 請求項2又は3に記載のカートリッジ(100)であって、
    カートリッジ(100)が
    複数の流体導管(103)と、
    複数の光導管(102)と、
    複数のチャンバ(104)と、
    を含み、
    複数の流体導管(103)のうちの任意の1つの流体導管(103)が、複数の光導管(102)のうちの任意の1つの光導管(102)と交差し、
    複数のチャンバ(104)のうちいずれか1つのチャンバ(104)が、複数の流体導管(103)のうちの任意の1つの流体導管(103)及び複数の光導管(102)のうちの任意の1つの光導管(102)の各交差部に位置する、
    カートリッジ。
  5. 請求項3又は4に記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)の一部が駆動を容易にする材料でコートされている、
    カートリッジ。
  6. 請求項5に記載のカートリッジ(100)であって、
    駆動を容易にする材料が磁性体の材料である、
    カートリッジ。
  7. 請求項6に記載のカートリッジ(100)であって、
    前記振動伝達手段が、光誘導装置の可動部(106)を駆動させる力を生成する電磁石(230)である、
    カートリッジ。
  8. 請求項3に記載のカートリッジ(100)であって、
    可動部(106)が光吸収体を含む、
    カートリッジ。
  9. 請求項8に記載のカートリッジ(100)であって、
    振動伝達手段が、駆動を容易にするために光吸収体を照らし、光誘導装置の可動部(106)を駆動させる強度変調光源(239)である、
    カートリッジ。
  10. 請求項6又は8に記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)から光を受け取る光受信器(107)が、同一のものから非接触な構成で間隔を空けられ、
    光受信器(107)及び光誘導装置(101)の間に間隙(207)が存在し、
    光受信器(107)の一端及び光誘導装置(101)の一端が互いにごく近くに位置している、
    カートリッジ。
  11. 請求項10に記載のカートリッジ(100)であって、
    光受信器(107)の光軸が光誘導装置(101)の光軸について横方向のオフセットを持ち、それにより光受信器(107)の光軸(202)が垂直オフセット(208)を伴って配置されている、
    カートリッジ。
  12. 請求項10に記載のカートリッジ(100)であって、
    光受信器(107)が光ファイバである、
    カートリッジ。
  13. 請求項2〜12のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    光受信器(107)が、導波管、光ファイバ又は光パイプからなるグループから選択された集光装置を含む、
    カートリッジ。
  14. 請求項2〜13のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    光受信器(107)が光マスク(213)を含む、
    カートリッジ。
  15. 請求項2〜14のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    光受信器(107)が光の方向を変える角度をつけた反射体(246)を含む、
    カートリッジ。
  16. 請求項1〜15のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)が、光ファイバ、導波管及び光パイプからなるグループから選択される、
    カートリッジ。
  17. 請求項1〜16のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)の一端が疎水コーティングを持つ、
    カートリッジ。
  18. 請求項2〜17のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    光受信器(107)の一端が疎水コーティングを持つ、
    カートリッジ。
  19. 請求項2に記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)の先端が、光マスク(213)の方向に光を送るためにある角度に切削されている、
    カートリッジ。
  20. 請求項2に記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)が同時に光受信器(107)でもある、
    カートリッジ。
  21. 請求項20に記載の光誘導装置(101)であって、
    光誘導装置(101)がブラグ・グレーティングを含む、
    光誘導装置。
  22. 請求項2〜21のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    チャンバ(104)が流体停止領域(223)を持ち、その流体停止領域(223)が構造的にチャンバと異なる寸法を持って流体が光誘導装置(101)と光受信器(107)の間に入るのを防ぐ、
    カートリッジ。
  23. 請求項2〜22のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    チャンバ(104)が流体停止領域(223)を持ち、その流体停止領域(223)が異なる表面コーティングを伴って流体が光誘導装置(101)と光受信器(107)の間に入るのを防ぐ、
    カートリッジ。
  24. 請求項2に記載のカートリッジ(100)であって、
    カートリッジ(100)がさらに光誘導装置(101)と結合された光源(204)を含む、
    カートリッジ。
  25. 請求項2に記載のカートリッジ(100)であって、
    カートリッジ(100)がさらに光受信器(107)と結合された光探知器(203)を含む、
    カートリッジ。
  26. 請求項2に記載のカートリッジ(100)であって、
    カートリッジ(100)がさらに光誘導装置(101)と結合された光源(204)を含み、かつ光受信器(107)に結合された光探知器(203)も含む、
    カートリッジ。
  27. 請求項1に記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)の第一の一端が分光器(243)と結合されている、
    カートリッジ。
  28. 請求項27に記載のカートリッジ(100)であって、
    光探知器(203)及び光源が分光器(243)と結合されている、
    カートリッジ。
  29. 請求項1に記載のカートリッジ(100)であって、
    角度をつけた反射体(246)が光誘導装置(101)の第二の一端に結合されていて、光誘導装置(101)の第一の一端に向けた跳ね返りを提供する、
    カートリッジ。
  30. 請求項1に記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)がマルチモードファイバである、
    カートリッジ。
  31. 請求項1、27、28、29、又は、30に記載のカートリッジ(100)であって、
    可動部(106)の振動が外部から駆動可能である、
    カートリッジ。
  32. 請求項31に記載のカートリッジ(100)であって、
    可動部(106)の振動が、振動伝達手段によって駆動可能である、
    カートリッジ。
  33. 請求項32に記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)の一部分が磁性体の材料という形式の、駆動を容易にする材料でコートされている、
    カートリッジ。
  34. 請求項33に記載のカートリッジ(100)であって、
    振動伝達手段が、カートリッジ(100)に結合された、光誘導装置(101)を駆動するための力を生成する電磁石(230)である、
    カートリッジ。
  35. 請求項32に記載のカートリッジ(100)であって、
    可動部(106)が光吸収体を含む、
    カートリッジ。
  36. 請求項35に記載のカートリッジ(100)であって、
    振動伝達手段が前記光吸収体の形式の駆動を容易にする材料を照らす変調光源であり、光誘導装置(101)の可動部を駆動させる、
    カートリッジ。
  37. 請求項1〜36のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)は光ファイバ、導波管及び光パイプからなるグループから選択される、
    カートリッジ。
  38. 請求項1〜37のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)の一端が疎水コーティングを持つ、
    カートリッジ。
  39. 請求項1に記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)がブラグ・グレーティングを含む、
    カートリッジ。
  40. 請求項29に記載のカートリッジ(100)であって、
    チャンバ(104)が流体停止領域(223)を持ち、その流体停止領域(223)が構造的にチャンバと異なる寸法を伴って流体が光誘導装置(101)及び角度をつけた反射体(246)の間に入るのを防ぐ、
    カートリッジ。
  41. 請求項40に記載のカートリッジ(100)であって、
    チャンバ(104)が流体停止領域(223)を持ち、その流体停止領域(223)が異なる表面コーティングを伴って流体が光誘導装置(101)及び角度をつけた反射体(246)の間に入るのを防ぐ、
    カートリッジ。
  42. 請求項1に記載のカートリッジ(100)であって、
    光誘導装置(101)が先細りの光ファイバである、
    カートリッジ。
  43. 請求項1〜42のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    光導管(102)が断面でV字形である、
    カートリッジ。
  44. 請求項1〜43のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    少なくとも2つの板(10)が組み合わさってカートリッジ(100)を形成し、
    流体導管(103)が板(10)の1つの上に、又は向かい合う2つの板(10)上に形成される、
    カートリッジ。
  45. 請求項1〜44のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    流体導管(103)が板の1つの上に形成されているとき、流体導管(103)が断面図において三角形であり、
    かつ流体導管(103)が向かい合う2つの板の上に形成されているとき、流体導管(103)は断面図において四角形又は菱形である、
    カートリッジ。
  46. 請求項1〜45のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    さらに光誘導装置(101)に結合された光源(204)を含む、
    カートリッジ。
  47. 請求項1〜46のいずれか1つに記載のカートリッジ(100)であって、
    光源(204)及び光探知器(203)がカートリッジ(100)の外側に位置する、
    カートリッジ。
  48. 流体媒質のための検出器であって、
    光源(204)と、
    光検知器(203)と、
    時間変化する磁場を生成するための電磁石(230)と、
    光探知器(203)の出力を処理して流体媒質の物性に反応して検出信号を生成するための処理ユニット(203)と、
    検出器に取り外し可能に結合された、請求項1〜47に記載のカートリッジと、
    を含む、
    検出器。
  49. 請求項48に記載の検出器であって、
    光源(204)がカートリッジ(100)の光誘導装置(101)と結合されており、
    光探知器(203)がカートリッジ(100)の光受信器(107)と結合されている、
    検出器。
  50. 請求項49に記載の検出器であって、
    磁場がカートリッジ(100)の光誘導装置(101)の可動部(106)を振動させることが可能である、
    検出器。
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