JP2018529706A5 - - Google Patents

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JP2018529706A5
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本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な説明および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
(a)少なくとも20ng/24時間のGM−CSFを分泌する約1×10 〜約1×10 個の免疫隔離同種異系細胞を含む少なくとも1つの回収可能な生体適合性マクロカプセル、および
(b)抗原成分
を含むワクチン組成物であって、
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが、
前記同種異系細胞および内部コイルを含むコアであって、前記同種異系細胞が前記内部コイル上に分布したコア;および
前記コアを取り囲む半透膜であって、それを通したGM−CSFの拡散を可能にする半透膜
を含む、ワクチン組成物。
(項目2)
前記半透膜が、ポリエーテルスルホン(PES)および熱可塑性ポリウレタンからなる群より選択される材料から構成される、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目3)
前記内部コイルがアルミニウムまたはチタンから構成される、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目4)
前記内部コイル上のらせん間の距離が約1mm±0.1mmである、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目5)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが円筒形状を有する、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目6)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが長さ約12mmである、項目5に記載のワクチン組成物。
(項目7)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが回収チューブをさらに含む、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目8)
前記回収チューブがポリウレタンから構成される、項目7に記載のワクチン組成物。
(項目9)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルの前記膜が前記回収チューブに固定されている、項目7に記載のワクチン組成物。
(項目10)
前記回収チューブが、埋め込み後に前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルの回収を容易にするための回収フックをさらに含む、項目7に記載のワクチン組成物。
(項目11)
前記回収フックが、アイレットと、前記回収チューブへの取り付けを容易にするための少なくとも2つのレッグとを含む、項目10に記載のワクチン組成物。
(項目12)
前記回収フックがステンレス鋼である、項目11に記載のワクチン組成物。
(項目13)
紫外線硬化性接着剤を使用して、前記回収フックが前記回収チューブに固定されている、項目11に記載のワクチン組成物。
(項目14)
埋め込み後に前記回収フックを固定するために、前記アイレットを通して縫合糸が配置されている、項目11に記載のワクチン組成物。
(項目15)
コネクタを用いて、前記回収チューブが前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルの前記膜に固定されている、項目7に記載のワクチン組成物。
(項目16)
前記コネクタがステンレス鋼である、項目15に記載のワクチン組成物。
(項目17)
前記膜に挿入される前記コネクタの端部が切頂円錐形状を有する、項目15に記載のワクチン組成物。
(項目18)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが、細胞の装填を容易にするための装填ハブをさらに含む、項目7に記載のワクチン組成物。
(項目19)
前記装填ハブが切頂円錐端部を有する、項目18に記載のワクチン組成物。
(項目20)
前記装填ハブが、前記膜にフリクションフィットされる、項目19に記載のワクチン組成物。
(項目21)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが、チューブ本体およびチューブキャップを含む輸送チューブ内に含まれる、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目22)
前記チューブ本体および前記チューブキャップが1つまたはそれを超える穴部を含む、項目21に記載のワクチン組成物。
(項目23)
前記チューブキャップがルアーロックを含み、前記ルアーロックが前記キャップにフリクションフィットされる、項目22に記載のワクチン組成物。
(項目24)
装填ハブが、前記キャップ内の前記ルアーロックに嵌合係合されている、項目23に記載のワクチン組成物。
(項目25)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが約8×10 個の免疫隔離同種異系細胞を含む、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目26)
2つの生体適合性マクロカプセルを含む、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目27)
各マクロカプセル内の前記免疫隔離同種異系細胞が、少なくとも1週間にわたって少なくとも20ng/24時間のGM−CSFを分泌する、項目26に記載のワクチン組成物。
(項目28)
前記抗原成分が自系腫瘍細胞を含む、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目29)
前記腫瘍細胞が放射線照射されている、項目28に記載のワクチン組成物。
(項目30)
前記抗原成分が約1×10 〜約1×10 個の自系腫瘍細胞を含む、項目29に記載のワクチン組成物。
(項目31)
前記抗原成分が約4×10 個の自系腫瘍細胞を含む、項目30に記載のワクチン組成物。
(項目32)
前記抗原成分が感染因子に由来する、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目33)
前記感染因子が、ウイルス、細菌、寄生病原体または真菌に由来する、項目32に記載のワクチン組成物。
(項目34)
前記抗原成分が、不活性化病原体、感染因子溶解物、タンパク質抽出物、組換えタンパク質、ペプチドまたはDNAである、項目33に記載のワクチン組成物。
(項目35)
前記ウイルスが、HIV、CMV、再発性ヘルペス感染、B型肝炎、エプスタイン・バーウイルス、C型肝炎およびヒトパピローマウイルス(HPV)からなる群より選択される、項目33に記載のワクチン組成物。
(項目36)
前記細菌が、マイコバクテリア感染、Helicobacter pyloriおよび髄膜炎菌感染からなる群より選択される、項目33に記載のワクチン組成物。
(項目37)
前記寄生病原体が、マラリア、トキソプラズマ、ニューモシスチスおよびエキノコックスからなる群より選択される、項目33に記載のワクチン組成物。
(項目38)
前記真菌が、カンジダおよびアスペルギルスからなる群より選択される、項目33に記載のワクチン組成物。
(項目39)
前記免疫隔離同種異系細胞が、少なくとも1つのさらなる免疫調節因子をさらに分泌する、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目40)
前記少なくとも1つのさらなる免疫調節因子が、IL−12、IL−15、IL−4、インターフェロンガンマ、ケモカインまたは樹状細胞成長因子、IL−3、IL−9、IL−1、IL−2、IL−7、IFNγの膜貫通受容体、可溶性または膜性幹細胞因子(SCF)、FL(Flt3リガンド)、G−CSF、TLR7アゴニスト、T細胞免疫グロブリンムチン−3(TIM−3)、グルココルチコイド誘導性TNFRファミリー関連遺伝子(GITR)、リンパ球活性化遺伝子3(LAG−3)、Vista、Bリンパ球およびTリンパ球アテニュエーター(BTLA)、誘導性T細胞共刺激因子(ICOS)、腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリーメンバー4(OX40)、CD40、CD137(41BB)、CD27、インドールアミン2,3ジオキシゲナーゼ(IDO)およびそれらの組み合わせからなる群より選択される、項目39に記載のワクチン組成物。
(項目41)
前記マクロカプセルの前記コア内の前記免疫隔離同種異系細胞を取り囲む膜が選択的透過性である、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目42)
前記膜の分子量カットオフ(molecular weight cut of)(MWCO)が約280kDaである、項目41に記載のワクチン組成物。
(項目43)
前記免疫隔離同種異系細胞が、GM−CSFを発現するように遺伝子改変されている、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目44)
前記遺伝子改変が、プラスミドによるトランスフェクションまたはウイルスによる感染によって達成される、項目43に記載のワクチン組成物。
(項目45)
前記免疫隔離同種異系細胞がヒト樹立細胞株である、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目46)
前記ヒト樹立細胞株が非接着性細胞株である、項目45に記載のワクチン組成物。
(項目47)
前記非接着性細胞株が造血起源である、項目46に記載のワクチン組成物。
(項目48)
前記免疫隔離同種異系細胞が不死性であるか、または不死化されている、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目49)
前記免疫隔離同種異系細胞が非腫瘍性である、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目50)
前記免疫隔離同種異系細胞が哺乳動物起源である、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目51)
前記免疫隔離同種異系細胞がヒトである、項目50に記載のワクチン組成物。
(項目52)
前記免疫隔離同種異系細胞が放射線照射されている、項目51に記載のワクチン組成物。
(項目53)
前記免疫隔離同種異系細胞が、約80〜約960×10 −15 g/24時間のGM−CSFを分泌する、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目54)
前記免疫隔離同種異系細胞が、10×10 −15 g/24時間を超えるGM−CSFを分泌する、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目55)
前記免疫隔離同種異系細胞が、100×10 −15 g/24時間を超えるGM−CSFを分泌する、項目54に記載のワクチン組成物。
(項目56)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが、50〜150ng/日のGM−CSFを分泌する、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目57)
1つまたはそれを超えるさらなる治療剤をさらに含む、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目58)
前記1つまたはそれを超えるさらなる治療剤が免疫チェックポイント調節物質である、項目57に記載のワクチン組成物。
(項目59)
免疫チェックポイント調節物質が、細胞傷害性Tリンパ球関連タンパク質(CTLA−4)、プログラム細胞死タンパク質1(PD−1)、プログラム細胞死タンパク質1リガンド(PD−L1)、T細胞免疫グロブリンムチン−3(TIM−3)、グルココルチコイド誘導性TNFRファミリー関連遺伝子(GITR)、リンパ球活性化遺伝子3(LAG−3)、Vista、Bリンパ球およびTリンパ球アテニュエーター(BTLA)、誘導性T細胞共刺激因子(ICOS)、腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリーメンバー4(OX40)、CD40、CD137(41BBとしても公知である)、CD27、インドールアミン2,3ジオキシゲナーゼ(IDO)およびそれらの組み合わせからなる群より選択される1つまたはそれを超える免疫調節分子をターゲティングする、項目58に記載のワクチン組成物。
(項目60)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルおよび前記抗原成分が凍結される、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目61)
使用前に、前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルおよび前記抗原成分が解凍される、項目60に記載のワクチン組成物。
(項目62)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが、以下:
(i)回収チューブ;
(ii)前記回収チューブに固定された回収フックであって、埋め込み後に前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルの回収を容易にする回収フック;
(iii)前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルの前記膜を前記回収チューブに固定するコネクタ;
(iv)前記細胞の装填を容易にする装填ハブ;および
(v)チューブ本体およびチューブキャップを含む輸送チューブ
の1つまたはそれよりも多くをさらに含む、項目1に記載のワクチン組成物。
(項目63)
項目1に記載のワクチン組成物と、生理学的に許容され得る担体とを含む、医薬組成物。
(項目64)
項目1に記載のワクチン組成物または項目63に記載の医薬組成物と、使用説明書とを含む、キット。
(項目65)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが滅菌される、項目64に記載のキット。
(項目66)
滅菌後に、前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが滅菌パウチに個別にパッケージングされる、項目65に記載のキット。
(項目67)
前記抗原成分が、1つまたは複数の抗原を産生または放出する細胞をさらに含む、項目64に記載のキット。
(項目68)
前記1つまたは複数の抗原を産生または放出する細胞が腫瘍細胞である、項目67に記載のキット。
(項目69)
前記腫瘍細胞が放射線照射される、項目68に記載のキット。
(項目70)
前記抗原成分が感染因子から得られる、項目64に記載のキット。
(項目71)
前記感染因子が、ウイルス、細菌、寄生病原体または真菌に由来する、項目70に記載のキット。
(項目72)
治療的または予防的ワクチン接種のための、項目1に記載のワクチン組成物、項目63に記載の医薬組成物または項目64に記載のキットの使用。
(項目73)
前記治療的または予防的ワクチン接種が癌の治療またはワクチン接種である、項目72に記載の使用。
(項目74)
前記癌が、肺癌、メラノーマ、乳癌、結腸癌、膵臓癌、腎臓癌、急性白血病、慢性白血病、グリア芽細胞腫、低悪性度リンパ腫、高悪性度リンパ腫、多発性骨髄腫、肉腫、骨癌、脳腫瘍、胃癌、食道癌、頭頸部癌、甲状腺癌、膀胱癌、前立腺癌、卵巣癌、子宮癌、脊索腫および子宮頸癌からなる群より選択される、項目73に記載の使用。
(項目75)
前記癌が肺癌である、項目74に記載の使用。
(項目76)
前記癌が膵臓癌腫である、項目74に記載の使用。
(項目77)
前記癌が卵巣癌腫である、項目74に記載の使用。
(項目78)
前記癌が頭頸部癌である、項目74に記載の使用。
(項目79)
前記治療的または予防的ワクチン接種が感染因子の治療またはワクチン接種である、項目72に記載の使用。
(項目80)
前記感染因子が、ウイルス、細菌、寄生生物および真菌からなる群より選択される、項目79に記載の使用。
(項目81)
前記ウイルスが、HIV、CMV、再発性ヘルペス感染、B型肝炎、エプスタイン・バーウイルス、C型肝炎およびヒトパピローマウイルス(HPV)からなる群より選択される、項目80に記載の使用。
(項目82)
前記細菌が、マイコバクテリア感染、Helicobacter pyloriおよび髄膜炎菌感染からなる群より選択される、項目80に記載の使用。
(項目83)
前記寄生病原体が、マラリア、トキソプラズマ、ニューモシスチスおよびエキノコックスからなる群より選択される、項目80に記載の使用。
(項目84)
前記真菌が、カンジダおよびアスペルギルスからなる群より選択される、項目80に記載の使用。
(項目85)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルおよび前記抗原成分が埋め込まれ、続いて、前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが除去される、項目72に記載の使用。
(項目86)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルおよび前記抗原成分が、近接または接触して皮膚下に逐次投与される、項目85に記載の使用。
(項目87)
前記抗原成分の前に、前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが埋め込まれる、項目86に記載の使用。
(項目88)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが12日間未満埋め込まれる、項目87に記載の使用。
(項目89)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが4〜10日間埋め込まれる、項目88に記載の使用。
(項目90)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが5〜7日間埋め込まれる、項目89に記載の使用。
(項目91)
前記予防的または治療的ワクチン接種が複数回注射を含む、項目72に記載の使用。
(項目92)
前記複数回注射が規則的な間隔で行われる、項目91に記載の使用。
(項目93)
前記予防的または治療的ワクチン接種が癌の治療またはワクチン接種を含むとき、前記規則的な間隔が、4週間にわたる週1回の注射とそれに続く2週間ごとの2回の追加免疫化を含む、項目92に記載の使用。
(項目94)
前記予防的または治療的ワクチン接種が感染因子の治療またはワクチン接種を含むとき、前記規則的な間隔が、少なくとも2週間にわたる週1回の注射を含む、項目92に記載
の使用。
(項目95)
前記複数回注射が皮下注射である、項目92に記載の使用。
(項目96)
治療的または予防的ワクチン接種のための方法であって、有効量の項目1に記載のワクチン組成物、項目63に記載の医薬組成物または項目64に記載のキットをその必要のある患者に投与することを含む、方法。
(項目97)
前記治療的または予防的ワクチン接種が癌の治療またはワクチン接種である、項目96に記載の方法。
(項目98)
前記癌が、肺癌、メラノーマ、乳癌、結腸癌、膵臓癌、腎臓癌、急性白血病、慢性白血病、グリア芽細胞腫、低悪性度リンパ腫、高悪性度リンパ腫、多発性骨髄腫、肉腫、骨癌、脳腫瘍、胃癌、食道癌、頭頸部癌、甲状腺癌、膀胱癌、前立腺癌、卵巣癌、子宮癌、脊索腫および子宮頸癌からなる群より選択される、項目97に記載の方法。
(項目99)
前記癌が肺癌である、項目98に記載の方法。
(項目100)
前記癌が膵臓癌腫である、項目98に記載の方法。
(項目101)
前記癌が卵巣癌腫である、項目98に記載の方法。
(項目102)
前記癌が頭頸部癌である、項目98に記載の方法。
(項目103)
前記治療的または予防的ワクチン接種が感染因子の治療またはワクチン接種である、項目98に記載の方法。
(項目104)
前記感染因子が、ウイルス、細菌、寄生生物および真菌からなる群より選択される、項目103に記載の方法。
(項目105)
前記ウイルスが、HIV、CMV、再発性ヘルペス感染、B型肝炎、エプスタイン・バーウイルス、C型肝炎およびヒトパピローマウイルス(HPV)からなる群より選択される、項目104に記載の方法。
(項目106)
前記細菌が、マイコバクテリア感染、Helicobacter pyloriおよび髄膜炎菌感染からなる群より選択される、項目104に記載の方法。
(項目107)
前記寄生病原体が、マラリア、トキソプラズマ、ニューモシスチスおよびエキノコックスからなる群より選択される、項目104に記載の方法。
(項目108)
前記真菌が、カンジダおよびアスペルギルスからなる群より選択される、項目104に記載の方法。
(項目109)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルおよび前記抗原成分が埋め込まれ、続いて、前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが除去される、項目96に記載の方法。
(項目110)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルおよび前記抗原成分が、近接または接触して皮膚下に逐次投与される、項目109に記載の方法。
(項目111)
前記抗原成分の前に、前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが埋め込まれる、項目110に記載の方法。
(項目112)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが12日間未満埋め込まれる、項目109に記載の方法。
(項目113)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが4〜10日間埋め込まれる、項目111に記載の方法。
(項目114)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが5〜7日間埋め込まれる、項目113に記載の方法。
(項目115)
前記予防的または治療的ワクチン接種が複数回注射を含む、項目96に記載の方法。
(項目116)
前記複数回注射が規則的な間隔で行われる、項目115に記載の方法。
(項目117)
前記予防的または治療的ワクチン接種が癌の治療またはワクチン接種を含むとき、前記規則的な間隔が、4週間にわたる週1回の注射とそれに続く2週間ごとの2回の追加免疫化を含む、項目116に記載の方法。
(項目118)
前記予防的または治療的ワクチン接種が感染因子の治療またはワクチン接種を含むとき、前記規則的な間隔が、少なくとも2週間にわたる週1回の注射を含む、項目116に記載の方法。
(項目119)
前記複数回注射が皮下注射である、項目116に記載の方法。
(項目120)
項目18に記載のワクチン組成物において使用される前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルを調製する方法であって、
(a)同種異系細胞がGM−CSFを確実に分泌するために、前記同種異系細胞を少なくとも2継代培養すること;
(b)前記培養細胞を細胞培養培地に再懸濁すること;
(c)前記細胞を前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルに装填すること;および
(d)前記装填ハブを除去するために、前記回収チューブを切断すること
を含む、方法。
(項目121)
滅菌空気圧を使用して、前記細胞を前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルに装填する、項目120に記載の方法。
(項目122)
前記回収チューブの切断端部をシーリングする工程をさらに含む、項目120に記載の方法。
(項目123)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルを洗浄および冷凍保存する工程をさらに含む、項目122に記載の方法。
(項目124)
治療的または予防的ワクチン接種において使用するための、項目1〜62のいずれか一項に記載のワクチン組成物、項目63に記載の医薬組成物または項目64〜71のいずれか一項に記載のキット。
(項目125)
前記治療的または予防的ワクチン接種が癌の治療またはワクチン接種であり、場合により
、前記癌が、肺癌、メラノーマ、乳癌、結腸癌、膵臓癌、腎臓癌、急性白血病、グリア芽細胞腫、低悪性度リンパ腫、高悪性度リンパ腫、多発性骨髄腫、肉腫、骨癌、脳腫瘍、胃癌、食道癌、頭頸部癌、甲状腺癌、膀胱癌、前立腺癌、卵巣癌、子宮癌、脊索腫および子宮頸癌からなる群より選択される、項目124に記載の使用のためのワクチン組成物、医薬組成物またはキット。
(項目126)
前記治療的または予防的ワクチン接種が感染因子の治療またはワクチン接種であり、場合により、前記感染因子が、ウイルス、細菌、寄生生物および真菌からなる群より選択される、項目124に記載の使用のためのワクチン組成物、医薬組成物またはキット。
(項目127)
前記ウイルスが、HIV、CMV、再発性ヘルペス感染、B型肝炎、エプスタイン・バーウイルス、C型肝炎およびヒトパピローマウイルス(HPV)からなる群より選択され、前記細菌が、マイコバクテリア感染、Helicobacter pyloriおよび髄膜炎菌感染からなる群より選択され、前記寄生病原体が、マラリア、トキソプラズマ、ニューモシスチスおよびエキノコックスからなる群より選択され、または前記真菌が、カンジダおよびアスペルギルスからなる群より選択される、項目126に記載の使用のためのワクチン組成物、医薬組成物またはキット。
(項目128)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルおよび前記抗原成分が埋め込まれ、続いて、前記少なくとも1つのマクロカプセルが除去され、場合により、前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルおよび前記抗原成分が、近接または接触して皮膚下に逐次投与され、または前記抗原成分の前に、前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが埋め込まれる、項目124〜127のいずれか一項に記載の使用のためのワクチン組成物、医薬組成物またはキット。
(項目129)
前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが12日間未満、4〜10日間または5〜7日間埋め込まれる、項目128に記載の使用のためのワクチン組成物、医薬組成物またはキット。
(項目130)
前記予防的または治療的ワクチン接種が複数回注射を含み、場合により、前記複数回注射が規則的な間隔で行われ、場合により、前記複数回注射が皮下注射である、項目124〜129のいずれか一項に記載の使用のためのワクチン組成物、医薬組成物またはキット。
(項目131)
(i)前記予防的または治療的ワクチン接種が癌の治療またはワクチン接種を含むとき、前記規則的な間隔が、4週間にわたる週1回の注射とそれに続く2週間ごとに2回の追加免疫化を含むか、または(ii)前記予防的または治療的ワクチン接種が感染因子の治療またはワクチン接種を含むとき、前記規則的な間隔が週1回を含む、項目130に記載の使用のためのワクチン組成物、医薬組成物またはキット。

Claims (18)

  1. (a)少なくとも20ng/24時間のGM−CSFを分泌する約1×10〜約1×10個の免疫隔離同種異系細胞を含む少なくとも1つの回収可能な生体適合性マクロカプセル、および
    (b)抗原成分
    を含むワクチン組成物であって、
    前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが、
    前記同種異系細胞および内部コイルを含むコアであって、前記同種異系細胞が前記内部コイル上に分布したコア;および
    前記コアを取り囲む半透膜であって、それを通したGM−CSFの拡散を可能にする半透膜
    を含む、ワクチン組成物。
  2. 前記半透膜が、ポリエーテルスルホン(PES)および熱可塑性ポリウレタンからなる群より選択される材料から構成される、請求項1に記載のワクチン組成物。
  3. 前記内部コイルがアルミニウムまたはチタンから構成され、前記内部コイル上のらせん間の距離が約1mm±0.1mmである、請求項1に記載のワクチン組成物。
  4. 前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが円筒形状を有し、長さ約5〜25mm、特に12mmである、請求項1に記載のワクチン組成物。
  5. 前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが以下:
    i)回収チューブ
    ii)前記回収チューブに固定された回収フックであって、埋め込み後に前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルの回収を容易にする回収フック;
    iii)前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルの前記膜を前記回収チューブに固定するコネクタ;
    iv)前記細胞の装填を容易にする装填ハブ;および/または
    v)チューブ本体およびチューブキャップを有する輸送チューブ
    の1つまたはそれよりも多くをさらに含む、請求項1に記載のワクチン組成物。
  6. 記コネクタの一方の端部が前記膜に挿入され、切頂円錐形状を有する、請求項に記載のワクチン組成物。
  7. 前記装填ハブが、前記膜にフリクションフィットされる、請求項に記載のワクチン組成物。
  8. 前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが約8×10個の免疫隔離同種異系細胞を含む、請求項1に記載のワクチン組成物。
  9. 前記免疫隔離同種異系細胞が、例えばIL−12、IL−15、IL−4、インターフェロンガンマ、ケモカインまたは樹状細胞成長因子、IL−3、IL−9、IL−1、IL−2、IL−7、IFNγの膜貫通受容体、可溶性または膜性幹細胞因子(SCF)、FL(Flt3リガンド)、G−CSF、TLR7アゴニスト、T細胞免疫グロブリンムチン−3(TIM−3)、グルココルチコイド誘導性TNFRファミリー関連遺伝子(GITR)、リンパ球活性化遺伝子3(LAG−3)、Vista、Bリンパ球およびTリンパ球アテニュエーター(BTLA)、誘導性T細胞共刺激因子(ICOS)、腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリーメンバー4(OX40)、CD40、CD137(41BB)、CD27、インドールアミン2,3ジオキシゲナーゼ(IDO)およびそれらの組み合わせからなる群より選択される少なくとも1つのさらなる免疫調節因子をさらに分泌する、請求項1に記載のワクチン組成物。
  10. 前記免疫隔離同種異系細胞が非接着性細胞株、特に造血起源の不死化非腫瘍性細胞である、請求項1に記載のワクチン組成物。
  11. 前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが、50〜150ng/日のGM−CSFを分泌する、請求項1に記載のワクチン組成物。
  12. 1つまたはそれを超えるさらなる治療剤、特に1つまたはそれを超える免疫チェックポイント調節物質、例えば、細胞傷害性Tリンパ球関連タンパク質(CTLA−4)、プログラム細胞死タンパク質1(PD−1)、プログラム細胞死タンパク質1リガンド(PD−L1)、T細胞免疫グロブリンムチン−3(TIM−3)、グルココルチコイド誘導性TNFRファミリー関連遺伝子(GITR)、リンパ球活性化遺伝子3(LAG−3)、Vista、Bリンパ球およびTリンパ球アテニュエーター(BTLA)、誘導性T細胞共刺激因子(ICOS)、腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリーメンバー4(OX40)、CD40、CD137(41BBとしても公知である)、CD27、インドールアミン2,3ジオキシゲナーゼ(IDO)およびそれらの組み合わせからなる群より選択される1つまたはそれを超える免疫調節分子をさらに含む、請求項1に記載のワクチン組成物。
  13. 請求項1に記載のワクチン組成物またはの医薬組成物と、使用説明書とを含む、キットであって、前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルが滅菌され、滅菌パウチに個別にパッケージングされ、前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルおよび前記抗原成分が凍結される、キット
  14. 前記抗原成分が、1つまたは複数の抗原を産生または放出する細胞を含むか、あるいは感染因子、例えば、ウイルス、細菌、寄生病原体または真菌から得られた、請求項13に記載のキット。
  15. 癌または感染因子の処置において使用するための、あるいは予防的ワクチン接種において使用するための、請求項1に記載のワクチン組成物、の医薬組成物または請求項4に記載のキット。
  16. 前記癌が、肺癌、メラノーマ、乳癌、結腸癌、膵臓癌、腎臓癌、急性白血病、慢性白血病、グリア芽細胞腫、低悪性度リンパ腫、高悪性度リンパ腫、多発性骨髄腫、肉腫、骨癌、脳腫瘍、胃癌、食道癌、頭頸部癌、甲状腺癌、膀胱癌、前立腺癌、卵巣癌、子宮癌、脊索腫および子宮頸癌からなる群より選択される、請求項14に記載の使用のためのワクチン組成物
  17. 前記ウイルスが、HIV、CMV、再発性ヘルペス感染、B型肝炎、エプスタイン・バーウイルス、C型肝炎およびヒトパピローマウイルス(HPV)からなる群より選択され、
    前記細菌が、マイコバクテリア感染、Helicobacter pyloriおよび髄膜炎菌感染からなる群より選択され、
    前記寄生病原体が、マラリア、トキソプラズマ、ニューモシスチスおよびエキノコックスからなる群より選択され、そして
    前記真菌が、カンジダおよびアスペルギルスからなる群より選択される、請求項14に記載のキット
  18. 請求項に記載のワクチン組成物において使用される前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルを調製する方法であって、
    (a)同種異系細胞がGM−CSFを確実に分泌するために、前記同種異系細胞を少なくとも2継代培養すること;
    (b)前記培養細胞を細胞培養培地に再懸濁すること;
    (c)滅菌空気圧下で前記細胞を前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルに装填すること;および
    (d)前記装填ハブを除去するために、前記回収チューブを切断し、前記回収チューブの切断端部をシーリングすること
    (e)前記少なくとも1つの生体適合性マクロカプセルを洗浄および冷凍保存すること
    を含む、方法。
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