JP2018529248A - 帯域外のデバイスツーデバイス通信を使用した効率的なアプリケーション同期 - Google Patents

帯域外のデバイスツーデバイス通信を使用した効率的なアプリケーション同期 Download PDF

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Abstract

本開示は、ピアワイヤレスデバイス間の帯域外デバイスツーデバイス(D2D)通信を使用してアプリケーションアカウントデータを同期することに関する。より具体的には、第1のデバイスは、D2Dベースのアプリケーション同期サービスに登録されたアプリケーションと関連付けられる名前、ユーザ証明書、および最終更新時間を含む、ローカルの固有表現を生成し得る。登録されたアプリケーションと関連付けられる名前およびユーザ証明書と一致する、近接した1つまたは複数のピアデバイスからの1つまたは複数の外部の固有表現を検出したことに応答して、第1のデバイスは、1つまたは複数のピアデバイスの中から、ローカルの固有表現と関連付けられる最終更新時間よりも最近の最終更新時間を有する外部の固有表現と関連付けられる更新デバイスを特定し、帯域外D2D接続を通じて更新デバイスからのアプリケーションアカウントデータを同期するために更新を要求し得る。

Description

本明細書において説明される様々な態様は全般に、デバイスツーデバイス(D2D)通信に関し、より詳細には、ピアワイヤレスデバイス間の帯域外のD2D通信を使用してアプリケーションデータを同期することに関する。
ワイヤレス通信システムは、とりわけ、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、および放送を含む様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。ワイヤレス通信システム(たとえば、複数のユーザをサポートするために利用可能なネットワークリソースを共有できるマルチアクセスネットワーク)は、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(暫定の2.5Gネットワークおよび2.75Gネットワークを含む)、ならびに第3世代(3G)および第4世代(4G)高速データ/インターネット対応ワイヤレスサービスを含む、様々な世代を通じて発展してきた。現在、セルラーシステムおよびパーソナル通信サービス(PCS)システムを含む、多くの異なるワイヤレス通信システムが使用されている。例示的なセルラーシステムの例には、セルラーAnalog Advanced Mobile Phone System(AMPS)、ならびに、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、Global System for Mobile access(GSM)のTDMA変形、およびTDMA技術とCDMA技術の両方を使用するより新しいハイブリッドデジタル通信システムに基づくデジタルセルラーシステムがある。より最近では、携帯電話および他のデータ端末のための高速データのワイヤレス通信のためのワイヤレス通信プロトコルとして、Long Term Evolution(LTE)が開発されている。LTEは、GSMに基づいており、様々なGSM関連のプロトコル(たとえば、Enhanced Data rates for GSM Evolution(EDGE))、およびUniversal Mobile Telecommunications System(UMTS)プロトコル(たとえば、High-Speed Packet Access(HSPA))からの寄与を含む。
一般に、ワイヤレス通信ネットワークは、ユーザ機器(UE)のための通信をサポートできる様々な基地局(evolved node B、eNB、またはアクセスノードと呼ばれる)を含み得る。WANでは、UEは通常、UEと基地局との間のアップリンク/ダウンリンクチャネルを介して通信し、これによって、基地局と通信する。しかしながら、2つ以上のUEが互いに十分近接している場合、UEは直接、すなわちいずれの基地局も通さずに通信することが可能になり得る。したがって、UEは、1つまたは複数の他のUEとの直接のピアツーピア(P2P)通信またはデバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートし得る。たとえば、LTE Direct(LTE-D、「LTE-Advanced」とも呼ばれることがある)が、近接の発見のための提案されている3GPP(リリース12)のD2Dの方策である。LTE-Dは、広い範囲(見通し線で約500m)内の他のLTE Directデバイス上のサービスを直接監視することによって、位置追跡およびネットワーク呼を不要にする。したがって、利点の中でもとりわけ、LTE-Dは、同期システムの中の他のLTE-Dデバイス上のサービスを直接監視し、近接している多数のサービスを継続的かつバッテリー効率の良い方法で同時に検出することができる。
LTE-Dは、モバイルアプリケーションに対するサービスとして免許スペクトル上で動作し、サービスレイヤ発見を可能にするD2Dの方策を提供する。LTE-Dデバイス上のモバイルアプリケーションは、他のデバイス上のモバイルアプリケーションサービスを監視するとともに自身のサービスを他のLTE-Dデバイス上のサービスによる検出のために物理レイヤにおいて告知するように、LTE-Dに命令することができ、これによって、LTE-Dが実質的に継続して動作している間にアプリケーションは閉じることが可能になり、モニタとの合致が検出されるとき、クライアントアプリケーションが通知を受ける。したがって、LTE-Dは、モバイル開発者の既存のサービスを拡張するために近接発見の方策を展開することを求めるモバイル開発者にとって魅力的な代替法である。たとえば、LTE-Dは、モバイルアプリケーションが関連性の一致を特定する際に集中型のデータベース処理を控えられるようにするための(今日存在する集中型の発見とは対照的な)分散型の発見の方策であり、それは、集中型のデータベース処理の代わりに、関連する属性を送信して監視することを介して、関連性がデバイスレベルで自律的に決定され得るからである。LTE-Dは、近接を決定するために絶え間なく位置を追跡しないので電力消費の点で追加の利点をもたらし、発見がデバイス上に保たれ得る結果としてユーザが外部デバイスと共有される情報をより制御できるのでプライバシーの点で追加の利点をもたらす。
さらに、LTE-Dは、デバイスがセルラーネットワークインフラストラクチャを利用することなくセルラースペクトルを使用して直接通信するので、ネットワーク効率を上げることができる。したがって、LTE-Dは免許セルラースペクトルを使用するので、セルラーカバレッジを拡大することができ、(免許不要帯域でのD2D通信とは異なり)他のデバイスからの干渉を制御することができる。したがって、LTE-Dは、直接の接続を使用して十分近接しているLTE-D対応デバイス間でかなりのデータを転送することができ、これによって、ネットワークインフラストラクチャからのトラフィックをオフロードする。その上、高いデータ転送レートを可能にすることに加えて、LTE-Dは、LTE-Dリンクを通じて通信するUEにおける遅延およびエネルギー消費が少ない。さらに、LTE-Dには、国家安全保障および公衆安全ネットワークにおける応用があり、それは、LTEが危機の状況において救急隊員間でのリアルタイムのデータとマルチメディアの交換を可能にし得る高いデータレートを提供し、LTEインフラストラクチャが完全にまたは部分的に使えなくなり得る事象において(たとえば、地震、ハリケーン、テロリスト攻撃などの災害の状況において)D2D機能がLTEベースの公衆安全ネットワークの性能を改善できるからである。
したがって、とりわけ、新しいサービスを可能にし、既存のサービスを改善し、干渉をなくし、および/もしくは減らし、ならびに/または、ネットワークインフラストラクチャ上のトラフィック負荷を減らすために、D2D通信を効率的にサポートするための技法が望まれる。
以下は、本明細書において開示される1つまたは複数の態様に関する簡略化された概要を提示する。したがって、以下の概要は、すべての企図される態様に関する広範な概説と見なされるべきではなく、また、以下の概要は、すべての企図される態様に関する主要もしくは重要な要素を特定するか、または任意の特定の態様と関連付けられる範囲を定めるものと見なされるべきでもない。したがって、以下の概要は、以下で提示される詳細な説明に先立って、本明細書において開示される1つまたは複数の態様に関するいくつかの概念を簡略化された形で提示するという唯一の目的を有する。
様々な態様によれば、本開示は全般に、デバイスツーデバイス(D2D)アプリケーション同期に関する。たとえば、様々な態様によれば、D2Dアプリケーション同期のための方法は、第1のデバイスにおいて、名前と、1つまたは複数のユーザ証明書と、D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録されているアプリケーションと関連付けられる最終更新時間とを含む、ローカルの固有表現を生成するステップと、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスに近接している1つまたは複数のピアデバイスから受信され、登録されているアプリケーションと関連付けられる名前および1つまたは複数のユーザ証明書と一致する、1つまたは複数の外部の固有表現を検出するステップと、1つまたは複数のピアデバイスの中から、ローカルの固有表現と関連付けられる最終更新時間よりも最近の最終更新時間を含む外部の固有表現と関連付けられる更新デバイスを特定するステップと、帯域外D2D接続を通じて更新デバイスからの登録されているアプリケーションと関連付けられるアプリケーションデータを同期するために更新を要求するステップとを備え得る。さらに、様々な態様によれば、第1のデバイスは、D2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するために更新を要求すると1つまたは複数のタイマーを開始し、1つまたは複数のタイマーが満了していない間、D2D接続を通じて更新デバイスから受信された更新されたデータを使用してアプリケーションデータを同期し、1つまたは複数のタイマーが満了したとの決定に応答して、ネットワークサーバから登録されているアプリケーションと関連付けられるアプリケーションデータを同期し得る。加えて、様々な態様によれば、方法はさらに、任意選択で、登録されているアプリケーションと関連付けられるローカルの固有表現をブロードキャストするステップと、1つまたは複数のピアデバイスのうちの第2のデバイスから、第2のD2D接続を通じて登録されているアプリケーションと関連付けられるアプリケーションデータを更新するために要求を受信するステップであって、ローカルの固有表現の中の最終更新時間が第2のデバイスから受信された外部の固有表現の中の最終更新時間よりも最近である、ステップと、第2のD2D接続を通じてアプリケーションと関連付けられる更新されたデータを第2のデバイスへ送信するステップとを備え得る。
様々な態様によれば、ワイヤレスデバイスは、名前と、1つまたは複数のユーザ証明書と、D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録されているアプリケーションと関連付けられる最終更新時間とを含む、ローカルの固有表現をブロードキャストするように構成される送信機と、ワイヤレスデバイスに近接している1つまたは複数のピアデバイスから1つまたは複数の外部の固有表現を受信するように構成される受信機と、1つまたは複数の外部の固有表現が登録されているアプリケーションと関連付けられる名前および1つまたは複数のユーザ証明書と一致することを検出し、1つまたは複数のピアワイヤレスデバイスの中から、ローカルの固有表現と関連付けられる最終更新時間よりも最近の最終更新時間を含む外部の固有表現と関連付けられる更新デバイスを特定し、帯域外D2D接続を通じて更新デバイスからの登録されているアプリケーションと関連付けられるアプリケーションデータを同期するために更新を要求するように構成される、1つまたは複数のプロセッサとを備え得る。
様々な態様によれば、装置は、名前と、1つまたは複数のユーザ証明書と、D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録されているアプリケーションと関連付けられる最終更新時間とを含む、ローカルの固有表現を生成するための手段と、装置に近接している1つまたは複数のピアデバイスから受信され、登録されているアプリケーションと関連付けられる名前および1つまたは複数のユーザ証明書と一致する、1つまたは複数の外部の固有表現を検出するための手段と、1つまたは複数のピアデバイスの中から、ローカルの固有表現と関連付けられる最終更新時間よりも最近の最終更新時間を含む外部の固有表現と関連付けられる更新デバイスを特定するための手段と、帯域外D2D接続を通じて更新デバイスからの登録されているアプリケーションと関連付けられるアプリケーションデータを同期するために更新を要求するための手段とを備え得る。
様々な態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ実行可能命令が記録されていることがあり、このコンピュータ実行可能命令は、ワイヤレスデバイス上で実行されると、ワイヤレスデバイスに、名前と、1つまたは複数のユーザ証明書と、D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録されているアプリケーションと関連付けられる最終更新時間とを含む、ローカルの固有表現を生成させ、ワイヤレスデバイスに近接している1つまたは複数のピアデバイスから受信され、登録されているアプリケーションと関連付けられる名前およびユーザ証明書と一致する、1つまたは複数の外部の固有表現を検出させ、1つまたは複数のピアデバイスの中から、ローカルの固有表現と関連付けられる最終更新時間よりも最近の最終更新時間を含む外部の固有表現と関連付けられる更新デバイスを特定させ、帯域外D2D接続を通じて更新デバイスからの登録されているアプリケーションと関連付けられるアプリケーションデータを同期するために更新を要求させ得る。
本明細書において開示される様々な態様と関連付けられる他の目的および利点は、添付の図面および詳細な説明に基づいて、当業者に明らかとなろう。
以下の詳細な説明を参照して、本開示の限定ではなく例示のためだけに提示される添付の図面とともに検討すれば、本開示の態様およびその付随する利点の多くがより良く理解されるようになるので、それらに関するより完全な諒解が容易に得られるであろう。
様々な態様による、デバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートする例示的なワイヤレスネットワークアーキテクチャを示す図である。 様々な態様による、D2D通信をサポートする例示的なアクセスネットワークを示す図である。 様々な態様による、LTEにおける例示的なダウンリンク(DL)フレーム構造を示す図である。 様々な態様による、LTEにおける例示的なアップリンク(UL)フレーム構造を示す図である。 様々な態様による、例示的なユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャを示す図である。 様々な態様による、アクセスネットワークの中の例示的なevolved Node B(eNB)およびユーザ機器(UE)を示す図である。 様々な態様による、アプリケーションデータを効率的に同期するために2つのワイヤレスデバイスが帯域外D2D接続を確立してそれを通じて通信し得る、例示的なワイヤレス環境を示す図である。 様々な態様による、ピアワイヤレスデバイスとの帯域外D2D接続を通じてアプリケーションデータを効率的に同期するためにワイヤレスデバイスがブロードキャストして発見し得る、例示的な表現を示す図である。 様々な態様による、ピアワイヤレスデバイスとの帯域外D2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するためにワイヤレスデバイスが実行し得る、例示的な同期手順を示す図である。 様々な態様による、ピアワイヤレスデバイスとの帯域外D2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するためにワイヤレスデバイスが実行し得る、例示的な同期手順を示す図である。 様々な態様による、ピアワイヤレスデバイスとの帯域外D2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するためにワイヤレスデバイスが実行し得る、例示的な非同期手順を示す図である。 様々な態様による、ピアワイヤレスデバイスとの帯域外D2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するためにワイヤレスデバイスが実行し得る、例示的な非同期手順を示す図である。 様々な態様による、帯域外D2D通信を使用する効率的なアプリケーションデータ同期をサポートし得る例示的なUEを示す図である。 様々な態様による、帯域外D2D通信を使用する効率的なアプリケーションデータ同期をサポートし得る例示的な装置における、様々なモジュール、手段、および/または構成要素の間の、例示的な概念上のデータの流れを示す図である。 様々な態様による、帯域外D2D通信を使用する効率的なアプリケーションデータ同期をサポートし得るワイヤレスデバイスに対応する例示的なハードウェア実装形態を示す図である。
例示的な実施形態に関する具体例を示すために、以下の説明および関連する図面において様々な態様が開示される。代替の実施形態は、本開示を読めば当業者に明らかとなり、本開示の範囲または趣旨から逸脱することなく構築され、実践され得る。加えて、本明細書において開示される態様および実施形態の関連する詳細を不明瞭にしないように、よく知られている要素は詳細には記載されないことがあり、または省略されることがある。
「例示的な」という単語は、本明細書では、「例、実例、または例証として機能すること」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書において説明されるいかなる実施形態も、他の実施形態よりも好ましい、または有利であると必ずしも解釈されるべきでない。同様に、「実施形態」という用語は、すべての実施形態が、後述の特徴、利点または動作モードを含むことを必要とするとは限らない。
本明細書において使用される用語は、特定の実施形態を説明するものにすぎず、本明細書において開示されるいずれの実施形態も限定すると解釈されるべきではない。本明細書において使用される単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明確に示さない限り、複数形も含むものとする。「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」という用語は、本明細書において使用されるとき、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を除外しないことを、当業者はさらに諒解されよう。
さらに、多くの態様が、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実行されるべき一連の活動に関して説明される。本明細書において説明される様々な活動は、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))、1つまたは複数のプロセッサによって実行されているプログラム命令、またはそれらの組合せによって実行され得ることを、当業者は認識するだろう。加えて、本明細書において説明されるこれらの一連の活動は、実行されると、関連するプロセッサに本明細書において説明される機能を実行させる、対応するコンピュータ命令のセットを記憶した任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内において完全に具現化されるものと見なされ得る。したがって、本開示の様々な態様は、すべてが特許請求される主題の範囲内のものであると考えられるいくつかの異なる形態において具現化され得る。さらに、本明細書において説明される態様ごとに、任意のそのような態様の対応する形態は、本明細書では、たとえば、説明される活動を実行する「ように構成される論理」として説明されることがある。
本明細書において説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC-FDMAシステムなどの、様々なワイヤレス通信システムに関して使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば、互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンクにOFDMAを使用しアップリンクにSC-FDMAを使用する、E-UTRAを使用するUMTSのリリースであり、UTRA、E-UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。明快のために、いくつかの態様が以下ではLTEについて説明され、以下の説明の大部分においてLTE用語が使用されることがある。
様々な態様によれば、図1は、帯域外デバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートし得る例示的なワイヤレスネットワークアーキテクチャ100を示し、ワイヤレスネットワークアーキテクチャ100は、Long Term Evolution(LTE)(またはEvolved Packet System(EPS))ネットワークアーキテクチャ100を備え得る。様々な実施形態において、ネットワークアーキテクチャ100は、第1のユーザ機器(UE1)102と、第2のユーザ機器(UE2)104と、Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN)110と、Evolved Packet Core(EPC)120と、ホーム加入者サーバ(HSS)135と、事業者(たとえば、移動体通信事業者)と関連付けられるインターネットプロトコル(IP)サービス140とを含み得る。EPSネットワークアーキテクチャ100は、UMTSアクセスネットワークまたはIPコアネットワークなどの、他のアクセスネットワークおよびコアネットワーク(図示されない)と相互接続することができる。示されるように、EPSネットワークアーキテクチャ100はパケット交換サービスを提供するが、当業者は、本明細書において開示される様々な概念が回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得ることを容易に諒解するであろう。
様々な実施形態によれば、E-UTRAN110は、UE1102と通信している第1のevolved Node B(eNB1)112と、UE2104と通信している第2のeNB(eNB2)114とを含み得る。eNB112、114は、UE102、104に向かうユーザプレーンプロトコルおよび制御プレーンプロトコルの終端を提供することができ、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して互いに接続され得る。eNB112、114は、基地局、Node B、アクセスポイント、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。eNB112、114は各々、それぞれのUE102、104のためにEPC120へのアクセスポイントを提供する。例示的なUE102、104は、限定はされないが、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、タブレット、または同様に機能する任意の他のデバイスを含み得る。さらに、UE1102および/またはUE2104は、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアントなどとも呼ばれ得ることを当業者は諒解するであろう。
eNB112、114は各々、Siインターフェースを介してEPC120に接続することができ、EPC120は、モビリティ管理エンティティ(MME)122、他のMME124、サービングゲートウェイ126、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ130、ブロードキャストマルチキャストサービスセンタ(BM-SC)132、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ128を含み得る。MME122は、UE102、104とEPC120との間のシグナリングを処理し得る制御ノードである。一般に、MME122は、ベアラおよび接続の管理を行い、一方で、すべてのユーザIPパケットは、サービングゲートウェイ126を通じて転送され、サービングゲートウェイ126はPDNゲートウェイ128に接続され得る。PDNゲートウェイ128は、UEのIPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る。PDNゲートウェイ128は事業者IPサービス140に接続され、事業者IPサービス140は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス(PSS)、および/または他の適切なサービスを含み得る。BM-SC132は、MBMSユーザサービスのプロビジョニングおよび展開のための機能を提供し、コンテンツプロバイダのMBMS送信のためのエントリーポイントとして機能し得る。さらに、様々な態様によれば、BM-SC132は、PLMN内のMBMSベアラサービスを認証および初期化し、MBMS送信をスケジューリングおよび配信し、ならびに/または他の同様の機能を提供し得る。MBMSゲートウェイ130は、特定のサービスをブロードキャストしているマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属する1つまたは複数のeNB(たとえば、eNB112、114)にMBMSトラフィックを分配するために使用されることがあり、セッション管理(開始/停止)、およびeMBMS関連の課金情報の収集を担うことがある。
様々な実施形態によれば、UEペア(たとえば、UE1102およびUE2104)は、帯域外デバイスツーデバイス(D2D)接続を確立して、それぞれのeNB1112およびeNB2114を利用することなく直接通信し、続いてその帯域外D2D接続を通じてデータトラフィックを転送し得る。一般に、ネットワークインフラストラクチャの中の1つまたは複数のエンティティ(たとえば、eNB112、114、EPC120の中のエンティティなど)は、UEペア102、104の間の帯域外D2D通信を協調させることができ、これは、ネットワークエンティティが帯域外D2D接続を確立するのを支援し得ること、D2Dモードとレガシーモードにおける使用法を制御し得ること、セキュリティのサポートを提供し得ることなどを意味する。本明細書では、「帯域外D2D接続」、「D2Dモード」という用語、および/またはそれらの他の変形は一般に、いずれの基地局も通らない2つ以上のUE102、104の間の直接通信を指すことがあり、「レガシー接続」、「レガシーモード」という用語、および/またはそれらの他の変形は一般に、ネットワークを介した(たとえば、eNB112、114を介した)通信を指すことがある。様々な実施形態において、UEペア102、104は、帯域外D2D接続を自律的に確立することができ、ここで、帯域外D2D接続を確立するために使用される初期の発見は、UE102、104の間で信号を直接通信するための能力に基づき得る。加えて(または代替的に)、UEは、D2DモードをサポートしないがD2Dモードを許容するネットワークに接続され、UE102、104は、ネットワークを介して接続し、サービングセルおよび位置の情報を交換して、D2Dモードが可能であるかどうかを決定し得る。D2Dモードが進行中になると、UE102、104はそれらと関連付けられる相対的な位置を監視し得る。さらに、3つ以上のUEを含むグループはD2Dモードに入ることができ、これによって、グループの中の一部またはすべてのUEペアが互いの間の直接のD2D通信を維持することができ、グループの中の一部のUEがグループの中の他のUEの間のD2D通信を中継するためのリレーとして活動することができる。たとえば、グループの中の1つのUEが、グループの中の他のUEとの直接のD2D通信を維持するためにリレーの役割を果たし、D2D通信を介して他のUEが間接的に通信することを可能にするためにリレーの役割を果たすように、指定され得る。この例では、リレーの役割を果たすUEは、グループの中の他のUEの間の通信を中継するように活動し得る。互いの間のD2D通信を利用するいくつかのUEを含むグループは、それらと関連付けられる相対的な位置を監視し、それらと関連付けられる現在の相対的な位置に基づいてグループの中の任意のUEにリレーの役割を割り当てる(および/または再び割り当てる)ことができる。
図1に戻ると、別の態様では、レガシーモードが利用できない、かつ/または不可能であり得る場合(たとえば、ネットワークが混雑している場合、またはネットワークの一部が一時的に機能していない、もしくはUE102、104の両方に継続的な無線カバレッジを提供していない場合)、ネットワークは、D2Dモードに入ることについて2つ以上のUE102、104を支援し得る。別の態様では、ネットワーク(たとえば、1つまたは複数のネットワークエンティティ)は、D2Dモードに入ることを制御し、D2Dモードとレガシーモードとの間のハンドオーバーをサポートし得る。
様々な態様によれば、図2は例示的なアクセスネットワーク200を示し、アクセスネットワーク200において、いくつかのデバイスが帯域外の直接のデバイスツーデバイス(D2D)接続を通じて(たとえば、LTE Direct(LTE-D)、Wi-Fi Direct(WFD)、または別の適切なD2D無線アクセス技術を使用して)通信し得る。加えて、アクセスネットワーク200の中のデバイスはまた、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)または他の適切なネットワークインフラストラクチャに接続し得る。図2を参照すると、アプリケーションサーバ270は、第1の基地局232を有する第1のセル230および第2の基地局242を有する第2のセル240に接続されることがあり、アプリケーションサーバ270はさらに、ネットワークリンク220(たとえば、Rxリンク、Gxリンクなど)を介して第1の基地局232および第2の基地局242に結合されることがある。所与の基地局と関連付けられるカバレッジエリアは、所与の基地局が位置するセルを介して表され、それによって、図2では、第1のセル230は、第1の基地局232に対応するカバレッジエリアを含み、第2のセル240は、第2の基地局242に対応するカバレッジエリアを含む。アクセスネットワーク200の中のセル230、240は、それぞれの基地局232、242と通信し、それぞれの基地局232、242を介してアプリケーションサーバ270と通信する、様々なUEを含む。たとえば、図2では、第1のセル230はUE234、UE236、およびUE238を含むが、第2のセル240はUE244、UE246、およびUE248を含み、アクセスネットワーク200の中のUEのうちの1つまたは複数は、移動式または固定式であり得る。図2には示されていないが、基地局232、242は、バックホールリンクを介して互いに接続され得る。
様々な態様によれば、UE234、UE236、UE238、UE244、UE246、およびUE248のうちの1つまたは複数は、直接のデバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートすることができ、これによって、そのようなUEは、帯域外で直接(すなわち、別のデバイスまたは第1の基地局232および第2の基地局242などのネットワークインフラストラクチャ要素を通じて通信する必要なく)互いに通信することができる。加えて、そのようなUEはさらに、第1の基地局232および/または第2の基地局242などのネットワークインフラストラクチャ要素を通じたレガシー通信をサポートし得る。ネットワークインフラストラクチャを伴うレガシー通信において、信号は一般に、様々なUEと基地局232、242との間のアップリンク接続およびダウンリンク接続を通じて送信および受信されることがあり、これらのアップリンク接続およびダウンリンク接続は、第1のセル230の中のリンク222および第2のセル240の中のリンク224を含むことがあり、基地局232、242は各々一般に、対応するセル230、240の中のUEのための接続点として機能し、それらのセルの中でサービスされるUE間の通信を支援する。様々な態様によれば、UE234およびUE236などの2つ以上のUEが、互いと通信することを望み、互いに十分近接して位置しているとき、UE234、236にサービスする基地局232からのトラフィックをオフロードし、UE234、236がより効率的に通信することを可能にするか、または当業者には明らかである他の利点を与え得る、直接のD2DリンクがそれらのUEの間で確立され得る。
図2に示されるように、UE246は、リンク224を介して仲介基地局242を通じてUE248と通信することができ、UE246、248は、D2Dリンク256を介してさらに通信することができる。さらに、参加するUEが異なる近くのセルにあるセル間通信では、直接のD2D通信リンクが依然として可能であり、これは、UE238およびUE244が破線のリンク254によって示される直接のD2D通信を使用して通信し得る図2に示されている。いくつかの状況では、アクセスネットワーク200の中の2つ以上のUEが場合によっては、複数のデバイスにわたって同じユーザ名および証明書を有する同じアプリケーション(たとえば、電子メールアプリケーション)を使用する特定のユーザと関連付けられることがある。しかしながら、既存の同期アルゴリズムおよび実装形態のもとでは、同じユーザ名および証明書を有する同じアプリケーションを実行している複数のデバイスは個々に、同じユーザ名および証明書を有する同じアプリケーションを実行している近接して位置する他のデバイス上で利用可能であり得る最新の同期データを利用または考慮することなく、対応するアプリケーションサーバ270との同期手順を実行することがあり、これはいくつかの理由で非効率な手法である傾向がある。たとえば、2つのUE(たとえば、UEペア234、236、UEペア238、244、UEペア246、256など)がともに同じユーザに属し、(たとえば、LTE-Direct、Wi-Fi Directなどを介した)直接のD2D通信をサポートし、同じユーザ証明書を用いてアプリケーションサーバ270にインストールされログインされた同じアプリケーションを有する、使用事例を考える。さらに、UEペアの中の1つのUEが、UEペアの中の他のUEよりも最近にアプリケーションサーバ270との同期手順を実行したと仮定すると、他のUEも、その1つのUEに近接して位置する他のUE上で利用可能なより最近に同期されたアプリケーションデータを利用または考慮するのではなく、アプリケーションサーバ270を通じてアプリケーションと関連付けられるデータを同期する場合、非効率になり得る。たとえば、アクセスネットワーク200がセルラーネットワーク(たとえば、LTEネットワーク)に対応し、UE244がUE238よりも最近にアプリケーションサーバ270を介してアプリケーションデータを同期している状況において、レガシーセルラーリンク222、220を介してアプリケーションサーバ270を通じてアプリケーションデータを同期するためにUE238にセルラーリソースを利用させると、セルラーアクセスネットワーク200において不必要にリソースを消費すること、セルラーアクセスネットワーク200における負荷に依存してデータ速度が低下すること、基地局232とのループを閉じるためにより大きい電力で送信する必要があることによりUE238における電力消費がより大きくなることなどがある。別の例では、第1のセル230がWi-Fiネットワークに対応し、UE234がUE236よりも最近にアプリケーションサーバ270を介してアプリケーションデータを同期している状況では、レガシーWi-Fiリンク222、220を介してアプリケーションサーバ270を通じてアプリケーションデータを同期するためにUE236にWi-Fiネットワーク230を利用させると、より大きな往復時間(RTT)遅延が生じること、バックホール混雑に依存してデータ速度が低下することなどがある。したがって、以下でさらに詳細に論じられるように、上で言及された問題は、レガシーリンク222、224、220ではなく帯域外D2D接続を通じてアプリケーションデータを効率的に同期することを介して軽減されることがあり、このことは、利点の中でもとりわけ、帯域外D2D接続を通じて同期手順を実行するUEにおける性能を改善し、バックホール混雑およびアクセスネットワークにおける負荷を減らし、同じアクセスネットワーク200の中の他のユーザが基地局232、242からより多くのリソースブロックを割り振られることを可能にすることで高いスループットを達成し得る。
たとえば、D2D通信リンクを通じて同じアプリケーションおよび同じユーザ証明書と関連付けられるデータを同期できる近接して位置するUEが、代わりに、レガシー通信リンクを利用してアプリケーションサーバとアプリケーションデータを個別に同期するときに生じ得る、様々なデータおよびシグナリングの問題が、LTEにおける例示的なダウンリンク(DL)フレーム構造300およびLTEにおける例示的なアップリンク(UL)フレーム構造400をそれぞれ示す図3および図4を参照するとより明確になるであろう。しかしながら、以下の説明は、本明細書において与えられる議論を簡単にするために、上で言及されたデータおよびシグナリングの問題をLTEの文脈において論じており、同じまたは同様の問題は他のD2D無線アクセス技術(たとえば、Wi-Fi Direct、Bluetooth、ZigBee、NFCなど)をサポートするワイヤレス通信システムにおいてあてはまり得ることを、当業者は諒解するであろう。
より具体的には、図3を参照すると、LTEにおけるDLフレーム構造300は、10ミリ秒(10ms)のフレームを10個の等しいサイズのサブフレーム306に分割し得る。各サブフレーム306は、2つの連続するタイムスロット308を含み得る。リソースグリッドは、2つのタイムスロットを表すために使用されることがあり、各タイムスロットは、リソースブロック(RB)310を含む。LTEでは、リソースグリッドは複数のリソース要素に分割され得る。さらに、LTEでは、RB310は、周波数領域における連続する12個のサブキャリアを含み、各OFDMシンボルの中のノーマルサイクリックプレフィックスに対して、時間領域における連続する7個のOFDMシンボル、すなわち84個のリソース要素を含むことがある。拡張サイクリックプレフィックスに対して、リソースブロックは、時間領域に6個の連続するOFDMシンボルを含むことがあり、72個のリソース要素を有することがある。物理DL制御チャネル(PDCCH)、物理DL共有チャネル(PD-SCH)、および他のチャネルが、リソース要素にマッピングされ得る。さらに、R302、304として示される一部のリソース要素はDL参照信号(DL-RS)を含み、DL-RSは、セル固有参照信号(CRS)(共通RSとも呼ばれることがある)302およびUE固有参照信号(UE-RS)304を含み得る。一般に、UE-RS304は、対応するPD-SCHのマッピング先であるリソースブロック上のみで送信され得る。各リソース要素が搬送するビットの数は、変調方式に依存して変化し得る。したがって、eNBがUEに割り振るRBが多いほど、かつ変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
LTE Direct(たとえば、本明細書において説明されるような帯域外D2D通信に適用可能であるようなLTE環境におけるD2D通信)では、D2D通信リンクは分散型のスケジューリング機構の対象であり得る。たとえば、様々な態様によれば、リクエストツーセンド(RTS)/クリアツーセンド(CTS)ハンドシェイクシグナリング交換は、潜在的なD2Dペアの中の各デバイスが帯域外D2D通信リンクを通じてデータを通信することを試みる前に実行され得る。LTE-Direct(LTE-D)では、24個のRBが、RTS/CTSシグナリングのために利用可能であり得る。さらに、LTE-Dでは、各D2D通信リンクに対して、あるRBがRTSブロック312として割り当てられることがあり、別のRBがCTSブロック314として割り当てられることがある。言い換えれば、各D2D通信リンクは、RTS/CTSシグナリングのためにRBペアを使用し得る。本明細書では、RBペアは接続識別子(CID)316と呼ばれることがある。
図4をここで参照すると、LTEにおけるアップリンク(UL)フレーム構造400は、UL上の利用可能なリソースブロックをデータセクションおよび制御セクションに区分し得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部に形成されることがあり、構成可能なサイズを有することがある。制御セクションの中のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。このULフレーム構造により、データセクションは連続的なサブキャリアを含むようになることがあり、これにより、単一のUEが、データセクションの中の連続的なサブキャリアのすべてを割り当てられることが可能になり得る。
UEは、制御情報をeNBに送信するために、制御セクションの中のリソースブロック410、412を割り当てられ得る。UEは、データをeNBに送信するために、データセクションの中のリソースブロック420、422を割り当てられることもある。UEは、制御セクションの中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)において、制御情報を送信し得る。UEは、データセクションの中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)において、データのみ、またはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにまたがることがあり、周波数にわたってホップすることがある。
リソースブロックのセットは、初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430におけるUL同期を実現するために使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送することがあり、いかなるULデータ/シグナリングも搬送しないことがある。ある態様では、RACHシーケンスが、アイドルモードにある間のUEからのACK/NACK情報の通信のために予約され得る。各ランダムアクセスプリアンブルは、連続する6個のリソースブロックに対応する帯域幅を占有し得る。開始周波数は、ネットワークによって指定され得る。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、いくつかの時間リソースおよび周波数リソースに限定され得る。PRACHに対しては、周波数ホッピングは存在しないことがある。PRACHの試行は、1つのサブフレーム(1ms)の中で、または少数の連続的なサブフレームの中で搬送されることがあり、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACHの試行しか行わないことがある。
したがって、2つ以上のUEが各々、特定のターゲットアプリケーションサーバを介して同じユーザ名およびユーザ証明書を使用する特定のアプリケーションと関連付けられるデータを個別に同期する、上で言及された状況を伴う文脈では、各UEと関連付けられるセルの中のeNBは、レガシーセルラー通信リンクを使用するそれぞれのUEに少なくともいくつかのリソースブロックを割り振って、ターゲットアプリケーションサーバと通信し得る。したがって、そうすると、より少数のリソースブロックが、それぞれのセルの中の他のUEに割り振るのに利用可能であり得る。しかしながら、第1のUEがターゲットアプリケーションサーバとの同期手順を実行し、第1のUEに十分近接している第2のUEが続いて、直近のアプリケーションデータを、レガシー通信リンクを使用してアプリケーションサーバから取得するのではなく帯域外D2D接続を通じて第1のUEから取得するとすれば、第2のUEと関連付けられるeNBは、第2のUEと関連付けられるセルの中の他のUEに(すなわち、第2のUEとターゲットアプリケーションサーバとの間の通信を可能にするために割り振られる必要がもはやないリソースブロックから)より多くのリソースブロックを割り振ることができる。その意味で、第1のUEと第2のUEとの間のD2D通信は、セルラーネットワークから一部のトラフィックをオフロードすることができ、これにより、セルラーネットワークにおける負荷およびバックホール混雑が減ること、第2のUEと関連付けられるセルの中の他のUEがより高いデータレートおよび/またはスループットを享受することが可能になること、eNBとのループを閉じるために大きな電力で送信する必要がもはやない第2のUEにおける性能が改善すること、セルラーネットワークに存在し得る任意の負荷およびバックホール混雑が原因で場合によってはデータ速度がより遅くなることなどがある。
様々な態様によれば、図5は、eNB504、SWG526、およびPDNゲートウェイ530を介してUE502とUE532との間の無線通信をサポートするための、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための例示的なユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャ501を示す。さらに、様々な実施形態において、本明細書において説明されるものと実質的に同一および/または同様のシグナリングが、eNBと、SWGと、UE532をサポートするPDNゲートウェイ(図示されず)との間で行われ得ることを、当業者は諒解するであろう。様々な実施形態において、図5に示されるUE502はUE102に対応することがあり、UE532は図1に示されるUE104に対応することがある。同様に、eNB504は図1のeNB112に対応することがあり、SWG526は図1のSWG126に対応することがあり、PDNゲートウェイ530は図1のPDNゲートウェイ128に対応することがある。上で述べられたように、図5に示されていないさらなるエンティティが、PDNゲートウェイ530とUE532(たとえば、eNB、SWG、PDNゲートウェイなど)との間のユーザプレーンシグナリングを運ぶために存在し得る。
様々な実施形態において、UE502およびeNB504のための無線プロトコルアーキテクチャ501は、レイヤ1(L1レイヤ)、レイヤ2(L2レイヤ)、およびレイヤ3(L3レイヤ)という3つのレイヤを用いて示される。データ/シグナリングの通信は、3つのレイヤにわたってUE502とeNB504との間で発生し得る。L1レイヤ506は、最も低いレイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤ506は、物理レイヤ506、物理L1レイヤ506、またはそれらの変形として呼ばれることもある。L2レイヤは、物理L1レイヤ506の上にあり、物理L1レイヤ506上のUE502とeNB504との間のリンクを担う。UE502と関連付けられるユーザプレーンでは、L2レイヤは、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ510、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ514を含み、それらはネットワーク側でeNBにおいて終端される。UE502は、L2レイヤの上にいくつかの上位レイヤを有することがあり、それらは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ530において終端し得るL3レイヤに対応し得るネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)518と、接続の他端(たとえば、遠端UE532、サーバなど)において終端し得るアプリケーションレイヤ520とを含み得る。
PDCPサブレイヤ514は、様々な無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位レイヤのデータパケットのためのヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによるセキュリティ、およびeNB間でのUEのためのハンドオーバーのサポートを提供する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤのデータパケットのセグメント化および再アセンブリを行い、紛失したデータパケットを再送し、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためにデータパケットを並べ替え得る。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行い得る。MACサブレイヤ510はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)をUEの間で割り振り得る。MACサブレイヤ510は、HARQ動作も担い得る。ある使用できる態様では、UE502からのユーザプレーンシグナリング(たとえば、MAC510レイヤシグナリング、RLC512レイヤシグナリング、PDCP514レイヤシグナリング)は、いくつかのレベル2(L2)プロトコル508、ユーザデータグラムプロトコル/IP(UDP/IP)522、および汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル-ユーザプレーン(GTP-U)524などの、他のプロトコルレイヤを使用してネットワーク中に運ばれ得る。
図5はさらに、UE502とUE532との間の直接の無線通信をサポートするための、LTEにおけるユーザプレーンのための例示的な無線プロトコルアーキテクチャ503を示す。ある態様では、UE502と関連付けられる各レイヤ(たとえば、レイヤ520、518、514、512、510、および506)は、UE532と関連付けられる対応するレイヤと直接通信することがあり、無線プロトコルアーキテクチャ501に関して上で説明されたように、レガシーモードにおいてUE502とeNB504との間で通信するために使用されるのと同じレイヤであることがある。
制御プレーンにおいて、UE502およびeNB504のための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理L1レイヤ506およびL2レイヤについて実質的に同じである。制御プレーンは、L3レイヤの中に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516も含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得すること、およびeNB504とUE502との間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することの責任を有し得る。
様々な態様によれば、図6は、例示的なUE650と直接または間接的に通信している例示的なLTEネットワークエンティティ(たとえば、eNB、MME、PDNゲートウェイ、CSCFなど)610を示し、UE650は図1のUE102または104であることがあり、LTEネットワークエンティティ610は図1のE-UTRAN110、EPC120などと関連付けられるエンティティのいずれかであることがある。ダウンリンク(DL)上で、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、上で説明されたL2レイヤの機能を実装するコントローラ/プロセッサ675に提供される。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化、ならびに様々な優先度の尺度に基づくUE650への無線リソース割振りを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびUE650へのシグナリングを担う。
ネットワークエンティティ610における送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装することができ、TXプロセッサ616において実行される信号処理機能は、UE650における順方向誤り訂正(FEC)および様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M-PSK)、M直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングを容易にするための、コーディングおよびインターリービングを含み得る。コーディングされ変調されたシンボルは次いで、並列のストリームへと分割されることがあり、各ストリームは次いで、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域の中で参照信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に組み合わされることがある。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされ得る。チャネル推定器674からのチャネル推定値が、コーディングおよび変調方式を決定して空間処理を実行するために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信された参照信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは次いで、それぞれの空間ストリームを有するRFキャリアを送信のために各々変調し得る別個の送信機TX618を介して、異なるアンテナ620に与えられ得る。
UE650において、各受信機RX654は、それぞれのアンテナ652を通じて信号を受信し、RFキャリア上に変調された情報を回復し、変調された情報を受信(RX)プロセッサ656に提供し得る。RXプロセッサ656は、上で説明されたL1レイヤと関連付けられる様々な信号処理機能を実装し得る。たとえば、様々な態様によれば、RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを回復するために、変調された情報に対して空間処理を実行し得る。複数の空間ストリームがUE650に宛てられる場合、RXプロセッサ656は、複数の空間ストリームを組み合わせて単一のOFDMシンボルにすることができ、RXプロセッサ656は次いで、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、単一のOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換することができる。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備え得る。各サブキャリア上のシンボルおよび参照信号を回復して復調するために、LTEネットワークエンティティ610から送信される最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントが決定されることがあり、これらの軟判定はチャネル推定器658において計算されるチャネル推定値に基づくことがある。軟判定は次いで、LTEネットワークエンティティ610が物理チャネル上で最初に送信したデータおよび制御信号を回復するために復号されデインターリーブされることがあり、回復されたデータおよび回復された制御信号は次いでコントローラ/プロセッサ659に提供されることがある。
様々な態様によれば、コントローラ/プロセッサ659は上で説明されたL2レイヤを実装することがあり、コントローラ/プロセッサ659は、プログラムコード、データ、および/または他の適切な情報を記憶するメモリ660と関連付けられることがある。様々な態様によれば、メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。UL上で、コントローラ/プロセッサ659は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、復号、ヘッダ復元、コアネットワークからの上位レイヤのパケットを回復するための制御信号処理を行い得る。次いで、上位レイヤパケットはデータシンク662に与えられることがあり、データシンク662は上で説明されたようなL2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すことがある。様々な制御信号が、L3処理のためにデータシンク662に提供されることもある。コントローラ/プロセッサ659は、HARQ動作をサポートするために、確認応答(ACK)および/または否定応答(NACK)のプロトコルを使用する誤り検出を実行する責任も有し得る。
UL方向において、UE650におけるデータソース667は、上位レイヤのパケットをコントローラ/プロセッサ659に提供するために使用され得る。データソース667は、上で説明されたようなL2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表し得る。LTEネットワークエンティティ610からのDL送信に関して上で説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装することができ、これは、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、ならびに、LTEネットワークエンティティ610が割り振った可能性のある無線リソースに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行うための機能を伴い得る。コントローラ/プロセッサ659は、HARQ動作、紛失したパケットの再送、およびLTEネットワークエンティティ610へのシグナリングを実行する責任も有し得る。
様々な態様によれば、TXプロセッサ668は、参照信号からチャネル推定器658において導出されるチャネル推定値および/またはLTEネットワークエンティティ610から送信されたフィードバックを使用して、適切なコーディングおよび変調の方式を選択して空間処理を支援し得る。TXプロセッサ668において生成される空間ストリームは、それぞれの空間ストリームを有するそれぞれのRFキャリアを送信のために変調し得る別個の送信機TX654を介して、異なるアンテナ652に与えられ得る。
UL送信は、LTEネットワークエンティティ610において、UE650における受信機機能に関して上で説明された方式と同様の方式で処理され得る。具体的には、LTEネットワークエンティティ610における各受信機RX618は、それぞれのアンテナ620を通じて信号を受信し、RFキャリア上に変調された情報を回復し、変調された情報をRXプロセッサ670に提供することがあり、RXプロセッサ670は上で説明されたようなL1レイヤを実装することがある。コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装することがあり、コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコード、データ、および/または他の適切な情報を記憶するメモリ676と関連付けられ得る。メモリ676は、コンピュータ可読媒体とも呼ばれ得る。UL上で、コントローラ/プロセッサ675は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケットの再アセンブリ、復号、ヘッダ復元、および制御信号処理を行って、UE650からの上位レイヤのパケットを回復し得る。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤのパケットは、コアネットワークに提供され得る。コントローラ/プロセッサ675は、HARQ動作をサポートし、紛失したパケットを再送し、UE650にシグナリングするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用して誤り検出を実行する責任も有し得る。
様々な態様によれば、図7は、2つのワイヤレスデバイス710、720が帯域外D2D接続750を確立するのに十分近接して位置しており、ワイヤレスデバイス710とワイヤレスデバイス720のいずれかが他方のワイヤレスデバイスよりも最近にアプリケーションサーバ790とアプリケーションデータを同期した場合に、2つのワイヤレスデバイス710、720がアプリケーションデータを効率的に同期するために帯域外D2D接続750を確立しそれを通じて通信し得る、例示的なワイヤレス環境700を示す。
より具体的には、図7に示されるように、ワイヤレスデバイス710は、ワイヤレスデバイス710がワイヤレス環境700内で通信するために使用できる、近接場通信(NFC)無線711、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)無線713、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)無線715、およびBluetooth無線717を有し得る。たとえば、図7に示されるように、ワイヤレスデバイス710は、WWAN無線713を使用して、WWANリンク741を通じてセルラー基地局740とワイヤレスに通信することができる。ワイヤレスデバイス710はまた、WLAN無線715を使用して、WLANリンク761を通じてWi-Fiアクセスポイント760とワイヤレスに通信することができる。さらに、ワイヤレスデバイス710は、Bluetooth無線717を使用して、Bluetoothリンク781、783を通じてBluetoothヘッドセット780およびBluetooth対応ウェアラブルデバイス782とワイヤレスに通信することができ、Bluetoothヘッドセット780およびBluetooth対応ウェアラブルデバイス782はさらに、Bluetoothリンク784を通じて互いにワイヤレスに通信していることがある。またさらに、ワイヤレスデバイス710は、磁場の誘導を介して、NFC無線711を使用してワイヤレスデバイス710の「近接場」の中にある1つまたは複数のNFCデバイスとワイヤレスに通信することができる。
さらに、様々な態様によれば、第2のワイヤレスデバイス720は同様に、異なる無線アクセス技術に従って各々動作する複数の無線を有し得る。たとえば、図7に示されるように、第2のワイヤレスデバイス720はまた、NFC無線721、WWAN無線723、WLAN無線725、およびBluetooth無線727を有することがあり、ワイヤレスデバイス720は、ワイヤレス環境700内で通信するために無線721、723、725、727を使用することができる。たとえば、図7に示されるように、ワイヤレスデバイス720は、WWAN無線723を使用してWWANリンク745を通じてセルラー基地局740と、WLAN無線725を使用してWLANリンク765を通じてWi-Fiアクセスポイント760と、Bluetooth無線727を使用してBluetoothリンク786、788を通じてBluetoothヘッドセット785およびBluetooth対応ウェアラブルデバイス787とワイヤレスに通信することができ、Bluetoothヘッドセット785およびBluetooth対応ウェアラブルデバイス787はさらに、Bluetoothリンク789を通じて互いにワイヤレスに通信していることがある。またさらに、ワイヤレスデバイス720は、磁場の誘導を介して、NFC無線721を使用してワイヤレスデバイス720の「近接場」の中にある1つまたは複数のNFCデバイスとワイヤレスに通信することができる。さらに、ワイヤレスデバイス710、720は、同じセルラー基地局740と通信するものとして図7において示されており、この場合WWANリンク741、745は共通の終点を有し得るが、ワイヤレスデバイス710、720は実際には、それぞれのWWANリンク741、745を介して異なるセルラー基地局と通信していることがあることを、当業者は諒解するであろう。同様に、ワイヤレスデバイス710、720は、同じWi-Fiアクセスポイント760と通信しているものとして図7において示されているが、ワイヤレスデバイス710、720は実際には、それぞれのWLANリンク761、765を介して異なるWi-Fiアクセスポイントと通信していることがあることを、当業者は諒解するであろう。
様々な態様によれば、ワイヤレスデバイス710、720がセルラー基地局740と通信するために使用するWWANリンク741、745、およびワイヤレスデバイス710、720がWi-Fiアクセスポイント760と通信するために使用するWLANリンク761、765に加えて、ワイヤレスデバイス710、720は、互いに十分近接して位置している場合、帯域外D2D接続750を通じて直接互いに通信し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス710、720が最大で約500メートルの範囲内にあるとき、ワイヤレスデバイス710、720は、WWAN無線713、723を使用して、LTE Direct上でD2Dリンクを形成し得る。さらに、ワイヤレスデバイス710、720がWLAN無線715、725を介して互いを発見するのに十分な範囲内にある場合、ワイヤレスデバイス710、720はWi-Fi Direct上でD2Dリンクを形成し得る。他の例では、ワイヤレスデバイス710、720は、数メートルから数十メートルにわたる動作範囲内にある場合、Bluetooth無線717、727を使用して、または、互いの近接場の範囲内(たとえば、約10センチメートル以下)にある場合、NFC無線711、721を使用して、D2Dリンクを形成し得る。しかしながら、ワイヤレスデバイス710、720がともに同じユーザと関連付けられ、同じユーザ名および証明書と関連付けられるそれぞれのアプリケーション718、728(たとえば、電子メールアプリケーション)を実行する場合、既存の同期アルゴリズムおよび実装形態は通常、アプリケーション718、728と関連付けられる最新のアカウントデータ719、729が近接している他方のデバイス上で利用可能であり得るという事実を利用または考慮することなく、各ワイヤレスデバイス710、720が個々に、対応するアプリケーションサーバ790との同期手順を実行することを伴い、これはいくつかの理由で非効率な手法になる傾向がある。
したがって、図7に示される使用事例では、ワイヤレスデバイス710、720は、同じユーザにともに属し、直接のD2D通信(たとえば、WWAN無線713、723を使用してLTE-Directを介して、WLAN無線715、725を使用してWi-Fi Directを介して、など)をサポートすると仮定されることがあり、両方のワイヤレスデバイス710、720には、同じユーザ証明書を用いてアプリケーションサーバ790にログインしている、同じアプリケーション718、728がインストールされている。第1のワイヤレスデバイス710が第2のワイヤレスデバイス720よりも最近にアプリケーションサーバ790との同期手順を実行したとさらに仮定すると、第2のワイヤレスデバイス720も、それに近接して位置する第1のワイヤレスデバイス710上で利用可能なより最近に同期されたアプリケーションデータ719を利用または考慮するのではなく、WWANリンク745および/またはWLANリンク765を使用しアプリケーションサーバ790を通じて、第2のワイヤレスデバイス720上で実行されているアプリケーション728と関連付けられるデータを同期する場合、非効率になることがある。たとえば、第2のワイヤレスデバイス720がWWANリンク745を利用してアプリケーションサーバ790を通じてアプリケーションアカウントデータ729を同期するとすれば、セルラーアクセスネットワークにおいてリソースが不必要に消費されることがあり、第2のワイヤレスデバイス720は、セルラーアクセスネットワークの負荷に依存してデータ速度が低下すること、セルラー基地局740とのループを閉じるためにより大きな電力で送信する必要があることでより多くの電力を消費することなどがある。同様に、第2のワイヤレスデバイス720がWi-Fiアクセスポイント760と通信して、レガシーWLANリンク765を介してアプリケーションサーバ790を通じてアプリケーションデータ729を同期するとすれば、第2のワイヤレスデバイス720は、より大きな往復時間(RTT)遅延、バックホール混雑に依存したデータ速度の低下などに対処する必要があり得る。したがって、本明細書においてさらに詳細に説明されるように、上で言及された非効率性は、レガシーセルラーリンク745および/またはレガシーWi-Fiリンク765を介するのではなく、第1のワイヤレスデバイス710との帯域外D2D接続750を通じて、第2のワイヤレスデバイス720においてアプリケーションデータ729を同期することを介して軽減することができ、これは、第2のワイヤレスデバイス720における性能を改善し、セルラーネットワークおよび/またはWi-Fiアクセスネットワークにおけるバックホール混雑と負荷を減らし、同じセルラーネットワークおよび/またはWi-Fiアクセスネットワークの中の他のユーザがより高いスループットを達成することを可能にし得る。
たとえば、様々な態様によれば、第2のワイヤレスデバイス720がその上で実行されているアプリケーション728と関連付けられるアカウントデータ729を同期するための手順を開始し、最後の既知の更新が約1時間前に実行されたので同期を成功させるためには第2のワイヤレスデバイス720がアプリケーションサーバ790から50MBをダウンロードしなければならないと仮定する。この例では、第2のワイヤレスデバイス720に近接している第1のワイヤレスデバイス710はさらに、その上で実行されているアプリケーション718と関連付けられるアカウントデータ719をアプリケーションサーバ790と同期するための手順をより最近に実行していると仮定されることがあり、これによって、現在、第1のワイヤレスデバイス710に記憶されているアカウントデータ719は最新である(または第2のワイヤレスデバイス720に記憶されているアカウントデータ729よりも少なくとも新しい)。したがって、現在の同期アルゴリズムのもとでは、第2のワイヤレスデバイス720は、WWANリンク745および/またはWLANリンク765を介してアプリケーションサーバ790から50MB全体をダウンロードし、そうすると第2のワイヤレスデバイス720は、同期手順をより最近に実行した第1のワイヤレスデバイス710において利用可能なより新しいアカウントデータ719を利用または考慮することなく、セルラーネットワークおよび/またはWi-Fiネットワークのリソースを利用する。したがって、本明細書において説明される様々な態様によれば、第2のワイヤレスデバイス720は、帯域外D2D接続750を利用して、第1のワイヤレスデバイス710に記憶されているアカウントデータ719を使用して(たとえば、WWAN無線713、723の間に形成されるLTE-Direct D2D接続750、WLAN無線715、725の間に形成されるWi-Fi Direct D2D接続750などを介して)ローカルアプリケーション728と関連付けられるアカウントデータ729をインテリジェントに同期し得る。したがって、ワイヤレスデバイス710、720は各々、帯域外D2D接続750を通じた同期手順を開始するかどうかを決定するために、アプリケーション718、728と関連付けられる識別子、アプリケーション718、728と関連付けられるユーザ名および証明書、ならびに、アカウントデータ719、729と関連付けられる最終更新時間を封入する1つまたは複数のパブリックおよび/またはプライベートの「表現」をブロードキャストし発見するように構成され得る。
したがって、帯域外D2D接続750を通じてアカウントデータ719、729を同期することは、そうされなければ行われる、アプリケーションサーバ790と通信するためにセルラーリンク741、745および/またはWi-Fiリンク761、765を使用してアカウントデータ719、729を同期するための非効率な手順を回避することができ、このことはさらに、アカウントデータ719、729を同期するためにネットワークリソースを使用するときに生じ得るオーバーヘッドを減らすことに加えて、D2D通信をサポートするWWAN無線713、723、WLAN無線715、725、および/または他の無線に対して価値を付加し、少ないRTT遅延でより高いデータ速度を可能にし得る。したがって、ワイヤレスデバイス710、720が帯域外D2D接続750を通じてアカウントデータ719、729を同期できるようにすることで、電力とリソースの消費を最小限にしながらより良好な性能を確保することができ、このことは、ワイヤレスデバイス710、720、帯域幅もしくは他のネットワークリソースについてワイヤレスデバイス710、720と競合する必要のない他のエンドユーザ、帯域外D2D接続750への同期トラフィックのオフロードが原因でトラフィックおよびバックホール混雑がより少なくなり得るネットワーク事業者および/またはサービスプロバイダなどにとって、利益になり得る。さらに、アカウントデータ719、729を同期するための送信(Tx)電力要件を下げることができるのでネットワーク干渉が減り得ること、ワイヤレスデバイス710、720のバッテリー電力の消費がより少なくなり得ることなどの事実により、すべての当事者が利益を受け得る。加えて、ワイヤレスデバイス710、720は、D2D接続750を通じた同期が失敗する場合、タイムアウトする場合などは、アプリケーションサーバ790を介してアカウントデータ719、729を同期するのを容易にするために、レガシーセルラーリンク741、745および/またはレガシーWi-Fiリンク761、765を使用することに戻る能力を有し得る。
したがって、様々な態様によれば、図8は、ピアワイヤレスデバイスとの帯域外D2D接続を通じてアプリケーションデータを効率的に同期するためにワイヤレスデバイスがブロードキャストして発見し得る、例示的な表現800を示す。一般に、以下の説明は、本明細書において与えられる議論を簡単にするために、LTE-Directの表現に関する文脈において例示的な表現800に言及し得る。しかしながら、図8に示され本明細書においてさらに詳細に説明される表現800と関連付けられる構造および特性は、他のD2D無線アクセス技術(たとえば、Wi-Fi Direct)に容易に適応され得ることを、当業者は諒解するであろう。
様々な態様によれば、上で説明されたように、LTE Direct(LTE-D、「LTE-Advanced」と呼ばれることがある)が、近接の発見のための提案されている3GPP(リリース12)のデバイスツーデバイス(D2D)の方策である。LTE-Dは、長距離の範囲(見通し線で約500m)にある他のLTE-Dデバイス上のサービスを直接監視することによって、位置追跡およびネットワーク呼をなくし、同期システムにおいて継続的にそのようにすることは、バッテリーの効率性と、近接している数千のサービスを同時に検出する能力とをもたらす。LTE-Dは、Wi-Fi Direct(WFD)またはBluetoothなどの他のD2D P2P技術よりも広い範囲を有し、モバイルアプリケーションへのサービスとして免許スペクトル上で動作する。LTE-Dは、サービスレイヤ発見とD2D通信も可能にするD2Dの方策であり、LTE-Dデバイス上のモバイルアプリケーションは、他のデバイス上のモバイルアプリケーションサービスを監視するとともに、物理レイヤにおいて(他のLTE-Dデバイス上のサービスによる検出のために)ローカルで利用可能なサービスを告知するように、LTE-Dに命令することができ、これにより、LTE-Dが実質的に継続して機能している間、アプリケーションが閉じ、関連するアプリケーションによって確立された「モニタ」との一致が検出されるとき、クライアントアプリケーションが通知を受ける。たとえば、アプリケーションは、「同期イベント」のためのモニタを確立することができ、LTE-D発見レイヤは、同期関連のLTE-D表現が検出されるとき、アプリケーションを起動することができる。LTE-Dはしたがって、開発者の既存のクラウドサービスの拡張として近接発見の方策を展開することを求めるモバイル開発者にとって魅力的な代替法である。LTE-Dは、モバイルアプリケーションが関連性の一致を特定する際に集中型のデータベース処理を控え、代わりに、関連する属性を送信して監視することによってデバイスレベルで関連性を自律的に決定するような、(今日存在する集中型の発見に対して)分散型の発見の方策である。LTE-Dは、LTE-Dが近接を決定するのに永続的な位置追跡を利用しないという点で、プライバシーならびに電力消費の点である程度の利益をもたらす。クラウド中ではなくデバイス上での発見を続けることによって、ユーザは、どのような情報が外部デバイスと共有されるかを、より制御することができる。
LTE-Dは一般に、「表現」を使用して、近接ピアの発見と、近接ピア間の通信の促進との両方を行う。LTE-Dでは、アプリケーションレイヤおよび/またはサービスレイヤにおける表現は、「表現名」(たとえば、ShirtSale@Gap.com、Jane@Facebook.comなど)と呼ばれ、アプリケーションレイヤおよび/またはサービスレイヤにおける表現名は、物理レイヤにおける「表現コード」と呼ばれるビット列にマッピングされる。一例では、各表現コードは、192ビットの長さ(たとえば、「11001111...1011」など)を有し得る。諒解されるように、特定の表現へのいかなる言及も、文脈に応じて、関連する表現名、表現コード、または両方を指すことができ、さらに、表現は、マッピングタイプに基づいてプライベートまたはパブリックのいずれかであり得る。したがって、パブリック表現は公表されどのアプリケーションによっても識別され得るが、プライベート表現は特定のオーディエンスを対象とする。LTE-Dにおける発見は、LTEネットワークによって構成されるパラメータに基づいて、同期して動作する。たとえば、周波数分割複信(FDD)および/または時分割複信(TDD)は、セッション情報ブロック(SIB)を介してサービングeNBによって割り当てられ得る。サービングeNBは、サービス発見(またはP2P発見)メッセージの送信を介してLTE-Dデバイスが自身を告知すべき間隔(たとえば、20秒ごと、など)を構成することもできる。たとえば、10MHz FDDシステムの場合、eNBは、20秒ごとに起こるとともに64個のサブフレームを含む発見期間に従って、発見に使用されるべき44個の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)無線ベアラ(RB)を割り振ることができるので、直接発見リソース(DRID)の数は44×64=2816である。
少なくとも1つの実施形態では、2つ以上のLTE-Dデバイスが、互いを発見し、通信のためにLTE-Dセッションを確立することを望んだ後、LTEネットワークは、本明細書においてネットワーク支援接続セットアップと呼ばれる、LTE-Dセッションの確立を認可するように求められ得る。LTEネットワークがLTE-Dセッションを認可した場合、実際のメディアがLTE-Dデバイスの間のD2D通信を介して交換され、ここでLTE-D能力を有するピアデバイスは、近接サービス、アプリケーション、およびコンテキストを発見するために表現を使用し、直接のD2D通信を効率的な方式で確立し得る。
したがって、様々な態様によれば、図8は、LTE-Dデバイスが互いを発見してLTE-Dセッションを備える適切な帯域外D2D接続を確立できるように、2つ以上のLTE-Dデバイスがブロードキャストし得るLTE-D表現800と関連付けられる例示的な構造を示す。様々な実施形態において、各LTE-Dデバイスは、定期的な間隔で(たとえば、20秒ごとに)LTE-D表現800をブロードキャストおよび/または発見することがあり、LTE-Dと関連付けられるサービングeNBは、サービス発見メッセージ、P2P発見メッセージ、または他の適切なメッセージを介して、定期的な間隔を構成し得る。様々な実施形態において、図8に示されるように、LTE-D表現800は、6ビットを有する表現型フィールド810と、192ビットを有する表現コードフィールド820と、24ビットを有する巡回冗長検査(CRC)フィールド830とを含み得る。一般に、表現型フィールド810、表現コードフィールド820、およびCRCフィールド830は、畳み込みエンコーダを通じて単一のコーディングブロックとして符号化され得る。さらに、様々な実施形態において、表現コードフィールド820は、ブロードキャストしているLTE-Dデバイスと関連付けられる固有識別子822と、他の適切なデータを含み得る1つまたは複数のコンテンツフィールドとを備え得る。
たとえば、互いに十分近接して位置している2つのワイヤレスデバイスが、同じユーザ名およびユーザ証明書を使用するアプリケーションと関連付けられるデータを同期するためにD2D接続を形成する、上で説明された使用事例において、図8に示されるLTE-D表現800におけるコンテンツフィールドは、特定のアプリケーションを特定するために使用されるアプリケーション名824と、アプリケーションと関連付けられるユーザ証明書を含むユーザ証明書フィールド826と、表現800をブロードキャストするワイヤレスデバイスがアプリケーションと関連付けられるデータを同期した最後の時間を示す最終同期時間フィールド828とを含み得る。したがって、近接している他のピアワイヤレスデバイスが、ブロードキャストされたLTE-D表現800を発見し、いずれかの近くのデバイスがアプリケーションと関連付けられるより新しい同期データを有するかどうかを決定することができ、有する場合、発見するワイヤレスデバイスおよびブロードキャストしているワイヤレスデバイスが、ネットワーク上に位置するアプリケーションサーバを通じてアプリケーションデータを同期するためにレガシーセルラーネットワークおよび/またはWi-Fiネットワークを通じて通信するのではなく、適切なD2D接続を形成し、D2D接続を通じてアプリケーションデータを同期し得る。
様々な態様によれば、図9A〜図9Bは、ピアワイヤレスデバイスとの帯域外D2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するためにワイヤレスデバイスが実行し得る、例示的な同期手順900を示す。より具体的には、ブロック910において、D2Dベースのアプリケーション同期に登録するための要求が、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のアプリケーションから受信されることがあり、D2Dベースのアプリケーション同期に登録したアプリケーションのみが、帯域外D2D接続を通じてアプリケーションと関連付けられるデータを同期することを許可され得る。様々な態様によれば、ワイヤレスデバイスは次いで、ブロック912において登録されたアプリケーションと関連付けられるローカルの固有表現を作成することができ、ローカルの固有表現は、少なくとも名前、1つまたは複数のユーザ証明書、およびアプリケーションと関連付けられるデータがネットワークアプリケーションサーバと同期された最後の時間を備え得る。ワイヤレスデバイスは次いで、そのローカルの固有表現を、D2Dベースのアプリケーション同期に登録した各アプリケーションと関連付けられるローカルの固有表現を含む固有表現リストに追加することができ、固有表現リストは任意選択でより高速なアクセスのためにキャッシュメモリに記憶され得る。ワイヤレスデバイスは次いで、ブロック914において次の発見周期の間に固有表現リストの中の各々のローカルの固有表現をブロードキャストすることができ、ワイヤレスデバイスはさらに、近接している1つまたは複数の他のワイヤレスデバイスが次の発見周期の間にブロードキャストする表現を監視することができる。
様々な実施形態において、ワイヤレスデバイスは次いで、ブロック916において、任意の潜在的なピアデバイスが検出されたかどうかを決定し得る。潜在的なピアデバイスが検出されなかった場合、ブロック926において、ワイヤレスデバイスは、次の発見周期まで待機して、固有表現リストの中の各々のローカルの固有表現を再びブロードキャストし、近接している1つまたは複数の他のワイヤレスデバイスがブロードキャストする表現を監視することでピアデバイス発見プロセスを再試行し得る。しかしながら、ブロック916において1つまたは複数の潜在的なピアデバイスが検出される場合、ブロック918において、ワイヤレスデバイスは次いで、発見周期の間に発見された固有表現と関連付けられる情報を維持し、他のピアデバイスから受信された固有表現を、ワイヤレスデバイスに記憶されている固有表現リストの中のローカルの固有表現と比較し、潜在的なピアデバイスから受信された任意の固有表現が固有表現リストの中の任意のローカルの固有表現と一致するかどうかを決定し得る。潜在的なピアデバイスから受信された固有表現と固有表現リストの中のローカルの固有表現との間に一致が見出されなかった場合、ブロック926において、ワイヤレスデバイスは、次の発見周期まで待機して、固有表現リストの中の各々のローカルの固有表現を再びブロードキャストし、近接している1つまたは複数の他のワイヤレスデバイスがブロードキャストする表現を監視することでピアデバイス発見プロセスを再試行し得る。しかしながら、固有表現リストの中のローカルの固有表現と一致する潜在的なピアデバイスから受信された少なくとも1つの任意の固有表現を見つけたことに応答して、ブロック920において、ワイヤレスデバイスは次いで、一致する表現から、アプリケーションと関連付けられる詳細および関連するタイミング情報を抽出し得る。たとえば、様々な態様によれば、アプリケーションと関連付けられる抽出される詳細は、少なくとも名前およびユーザ証明書を含むことがあり、これらは、アプリケーション名およびユーザ証明書がワイヤレスデバイス上の登録されているアプリケーションと一致することを確実にするために確認され得る。加えて、関連するタイミング情報は、ネットワーク上のアプリケーションサーバから更新されたデータを取得するために送信デバイスが同期手順または他の適切な手順を実行した最後の時間(TT-last)を備え得る。
様々な態様によれば、一致する表現から抽出されたアプリケーションの詳細が、D2Dベースのアカウント同期サービスに登録したアプリケーションと関連付けられる同じアプリケーション名およびユーザ証明書を示す場合、ブロック922において、ワイヤレスデバイスは次いで、送信デバイスがネットワークアプリケーションサーバとの同期手順を実行した最後の時間(TT-last)を、受信ワイヤレスデバイスがネットワークアプリケーションサーバとの同期手順を実行した最後の時間(TR-last)と比較し得る。したがって、送信デバイスが受信ワイヤレスデバイスよりも最近にネットワークアプリケーションサーバとの同期手順を実行した(すなわち、TT-lastがTR-lastより小さい)とのブロック922における決定に応答して、ブロック924において、ワイヤレスデバイスは、ピアデバイスと関連付けられる情報と、ピアデバイスとのD2D接続を確立するのに適した情報とを記憶し得る。たとえば、様々な実施形態において、ワイヤレスデバイスは、ピアデバイスと関連付けられる情報、ピアデバイスとのD2D接続を確立するのに適している情報、ならびに、一致する表現と関連付けられるアプリケーションに対応する名前およびユーザ証明書を、適切なデバイスリストに追加し得る。ワイヤレスデバイスは次いで、適切なデバイスリストを参照することができ、適切なデバイスリストは、必要なときに(たとえば、アプリケーションが同期手順を自動的に開始すること、ユーザが手動で同期手順を開始することなどに応答して)D2D接続を迅速に確立するために、より高速なアクセスのためにキャッシュメモリへ任意選択で記憶され得る。しかしながら、受信ワイヤレスデバイスと実質的に同時に、またはそれよりも最近に、送信デバイスがネットワークアプリケーションサーバとの同期手順を実行した(すなわち、TT-lastがTR-last以上である)とのブロック922における決定に応答して、ブロック926において、ワイヤレスデバイスは、次の発見周期まで待機して、次の発見周期の間にピアデバイス発見プロセスを再試行し得る。
ここで図9Bを参照すると、何らかの後の時点において、ワイヤレスデバイスは、ブロック930において、登録されたアプリケーションからD2Dベースのアカウント同期要求を受信し得る。たとえば、様々な実施形態において、アプリケーションが同期手順を自動的に(たとえば、定期的な間隔で、何らかのトリガイベントに基づいて、など)開始することができ、またはユーザが手動で同期手順を開始することができる。いずれの場合でも、ワイヤレスデバイスは次いで、ブロック932において、ワイヤレスデバイスに記憶されている適切なデバイスリストが空であるかどうかを決定することができ、空である場合、ブロック946において、アプリケーションデータは、レガシーセルラーリンクおよび/またはWi-Fiリンクを使用してネットワークアプリケーションサーバと単純に同期され得る(たとえば、より最近にネットワークアプリケーションサーバとの同期手順を実行した、近接している適切なピアデバイスがないので)。一方、適切なデバイスリストが空ではないとのブロック932における決定に応答して、ワイヤレスデバイスは、リストから第1の適切なピアデバイスを選択し、選択されたピアデバイスとのD2D接続を通じてアプリケーションデータを同期することを試み得る。
より具体的には、選択されたピアデバイスとのD2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するのを試みる際、ブロック934において、ワイヤレスデバイスは、同期更新タイマー(Tupdate)および同期応答タイマー(Tresponse)を開始することができ、同期更新タイマーおよび同期応答タイマーは、当業者には明らかであるように、実時間のタイマー、システムクロックに基づくタイマー、および/または任意の他の適切なタイマーもしくはタイマーの組合せを備え得る。ワイヤレスデバイスは次いで、ブロック936において、ワイヤレスデバイスに記憶されている適切なデバイスリストから選択されたピアデバイスに同期要求を送信し、ブロック938において、選択されたピアデバイスから応答が受信されているかどうかを決定し得る。選択されたピアデバイスから応答が受信されていない場合、ブロック940において、ワイヤレスデバイスは、同期応答タイマー(Tresponse)が満了しているかどうかを決定することができ、満了している場合、方法900はブロック932に戻ることができる。その時点において、ワイヤレスデバイスは、適切なデバイスリストが空である場合にブロック946においてレガシーセルラーリンクおよび/もしくはWi-Fiリンクを使用してネットワークアプリケーションサーバとアプリケーションデータを同期するか、または、適切なデバイスリストから次の適切なピアデバイスを選択し、本明細書において説明されるのと同じ方式で次の適切なピアデバイスとのD2D接続を通じてアプリケーションデータを同期することを試みるかの、いずれかであり得る。しかしながら、同期応答タイマー(Tresponse)が満了していないとのブロック940における決定に応答して、ワイヤレスデバイスは、ブロック938において応答が受信されたかどうかを再び確認することができ、方法900は、応答が受信されるまで、または同期応答タイマー(Tresponse)が満了するまで、ブロック938、940を繰り返し得る。
したがって、ワイヤレスデバイスが現在選択されているピアデバイスからの応答を受信すると仮定すると、ブロック942において、ワイヤレスデバイスは次いで、アプリケーションがピアデバイスとのD2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するのを試みている間、待機し得る。同期手順がピアデバイスとのD2D接続を通じて最新の更新されたアプリケーションデータをダウンロードすることに成功すると、方法900は適切に終了し得る。しかしながら、アプリケーションがD2D接続を通じて同期手順を完了するのを待機している間、ブロック944において、ワイヤレスデバイスは、同期更新タイマー(Tupdate)が満了しているかどうかを定期的に確認することができ、満了している場合、ワイヤレスデバイスは、ネットワークアプリケーションサーバとアプリケーションデータを同期し得る。しかしながら、同期更新タイマー(Tupdate)が満了していないとのブロック944における決定に応答して、ワイヤレスデバイスは、ブロック942において、アプリケーションがピアデバイスとのD2D接続を通じてデータを同期している間待機し続けることができ、方法900は、D2Dベースの同期手順が完了するまで、または同期更新タイマー(Tupdate)が満了するまで、ブロック942、944を繰り返し得る。
様々な態様によれば、図10A〜図10Bは、ピアワイヤレスデバイスとの帯域外D2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するためにワイヤレスデバイスが実行し得る、例示的な非同期手順1000を示す。一般に、非同期手順1000は、ワイヤレスデバイスが、アプリケーションおよび/またはユーザからの明示的な同期要求を受信した後に適切なデバイスリストを反復するのではなく、潜在的な適切なピアデバイスを発見するとアプリケーションデータを同期することを試み得ることを除き、上で説明された同期手順と実質的に同様であり得る。より具体的には、ブロック1010において、ワイヤレスデバイスは同様に、D2Dベースのアプリケーション同期に登録するための要求を、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のアプリケーションから受信することができ、D2Dベースのアプリケーション同期に登録したアプリケーションのみが、帯域外D2D接続を通じてアプリケーションと関連付けられるデータを同期することを許可され得る。様々な態様によれば、ワイヤレスデバイスは次いで、ブロック1012において登録されたアプリケーションと関連付けられるローカルの固有表現を作成することができ、ローカルの固有表現は、名前、1つまたは複数のユーザ証明書、およびアプリケーションと関連付けられるデータがネットワークアプリケーションサーバと同期された最後の時間を備え得る。ワイヤレスデバイスは次いで、そのローカルの固有表現を、D2Dベースのアプリケーション同期に登録した各アプリケーションと関連付けられるローカルの固有表現を含む固有表現リストに追加することができ、固有表現リストは任意選択でより高速なアクセスのためにキャッシュメモリに記憶され得る。ワイヤレスデバイスは次いで、ブロック1014において次の発見周期の間に固有表現リストの中の各々のローカルの固有表現をブロードキャストすることができ、ワイヤレスデバイスはさらに、近接している他のワイヤレスデバイスが次の発見周期の間にブロードキャストする表現を監視することができる。
様々な実施形態において、ワイヤレスデバイスは次いで、ブロック1016において、任意の潜在的なピアデバイスが検出されたかどうかを決定し得る。潜在的なピアデバイスが検出されなかった場合、ブロック1026において、ワイヤレスデバイスは、次の発見周期まで待機して、固有表現リストの中の各々のローカルの固有表現を再びブロードキャストし、近接している1つまたは複数の他のワイヤレスデバイスがブロードキャストする表現を監視することでピアデバイス発見プロセスを再試行し得る。しかしながら、1つまたは複数の潜在的なピアデバイスがブロック1016において検出される場合、ブロック1018において、ワイヤレスデバイスは、発見周期の間に発見された固有表現を追跡し、発見周期の間に他のピアデバイスから受信された固有表現を、固有表現リストの中のローカルの固有表現と比較し、潜在的なピアデバイスから受信された任意の固有表現が固有表現リストの中の任意のローカルの固有表現と一致するかどうかを決定し得る。潜在的なピアデバイスから受信された固有表現と固有表現リストの中のローカルの固有表現との間に一致が見出されなかった場合、ブロック1026において、ワイヤレスデバイスは、次の発見周期まで待機して、固有表現リストの中の各々のローカルの固有表現を再びブロードキャストし、近接している1つまたは複数の他のワイヤレスデバイスがブロードキャストする表現を監視することでピアデバイス発見プロセスを再試行し得る。しかしながら、固有表現リストの中のローカルの固有表現と一致する潜在的なピアデバイスから受信された少なくとも1つの任意の固有表現を見つけたことに応答して、ブロック1020において、ワイヤレスデバイスは次いで、一致する表現から、アプリケーションと関連付けられる詳細および関連するタイミング情報を抽出し得る。たとえば、様々な態様によれば、アプリケーションと関連付けられる抽出される詳細は、少なくとも名前およびユーザ証明書を含むことがあり、これらは、アプリケーション名およびユーザ証明書がワイヤレスデバイス上の登録されているアプリケーションと一致することを確実にするために確認され得る。加えて、関連するタイミング情報は、ネットワーク上のアプリケーションサーバから更新されたデータを取得するために送信デバイスが同期手順または他の適切な手順を実行した最後の時間(TT-last)を備え得る。
様々な態様によれば、一致する表現から抽出されたアプリケーションの詳細が、D2Dベースのアカウント同期サービスに登録したアプリケーションと関連付けられる同じアプリケーション名およびユーザ証明書を示す場合、ブロック1022において、ワイヤレスデバイスは次いで、送信デバイスがネットワークアプリケーションサーバとの同期手順を実行した最後の時間(TT-last)を、受信ワイヤレスデバイスがネットワークアプリケーションサーバとの同期手順を実行した最後の時間(TR-last)と比較し得る。したがって、送信デバイスが受信ワイヤレスデバイスよりも最近にネットワークアプリケーションサーバとの同期手順を実行した(すなわち、TT-lastがTR-lastより小さい)とのブロック1022における決定に応答して、以下でより完全に説明されるように、方法1000は図10Bに示されるフローに進み得る。しかしながら、受信ワイヤレスデバイスと実質的に同時に、またはそれよりも最近に、送信デバイスがネットワークアプリケーションサーバとの同期手順を実行した(すなわち、TT-lastがTR-last以上である)とのブロック1022における決定に応答して、ブロック1026において、上で説明された方式と同様の方式で、ワイヤレスデバイスは、次の発見周期まで待機して、次の発見周期の間にピアデバイス発見プロセスを再試行し得る。
図10Bをここで参照すると、ワイヤレスデバイスは、D2Dベースの同期サービスに登録されたアプリケーションと一致し受信ワイヤレスデバイスよりも最近の更新時間を示す表現を送信したピアデバイスとのD2D接続を通じて、アプリケーションデータを同期することを試み得る。より具体的には、送信ピアデバイスとのD2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するのを試みる際、ブロック1034において、ワイヤレスデバイスは、同期更新タイマー(Tupdate)および同期応答タイマー(Tresponse)を開始することができ、同期更新タイマーおよび同期応答タイマーは、当業者には明らかであるように、実時間のタイマー、システムクロックに基づくタイマー、および/または任意の他の適切なタイマーもしくはタイマーの組合せを備え得る。ワイヤレスデバイスは次いで、ブロック1036において、ピアデバイスから更新されたアプリケーションデータを要求し、ブロック1038において、選択されたピアデバイスから応答が受信されているかどうかを決定し得る。選択されたピアデバイスから応答が受信されていない場合、ブロック1040において、ワイヤレスデバイスは、同期応答タイマー(Tresponse)が満了しているかどうかを決定することができ、満了している場合、ブロック1046において、ワイヤレスデバイスは、レガシーセルラーリンクおよび/またはWi-Fiリンクを使用してネットワークアプリケーションサーバとアプリケーションデータを同期することができる。しかしながら、同期応答タイマー(Tresponse)が満了していないとのブロック1040における決定に応答して、ワイヤレスデバイスは、ブロック1038において応答が受信されたかどうかを再び確認することができ、方法1000は、応答が受信されるまで、または同期応答タイマー(Tresponse)が満了するまで、ブロック1038、1040を繰り返し得る。
したがって、ワイヤレスデバイスが同期応答タイマー(Tresponse)の満了より前の何らかの時点でピアデバイスからの応答を受信すると仮定すると、ブロック1042において、ワイヤレスデバイスは次いで、アプリケーションがピアデバイスとのD2D接続を通じてアプリケーションデータを同期するのを試みている間、待機し得る。同期手順がピアデバイスとのD2D接続を通じて最新の更新されたアプリケーションデータをダウンロードすることに成功すると、方法1000は適切に終了し得る。しかしながら、アプリケーションがD2D接続を通じて同期手順を完了するのを待機している間、ブロック1044において、ワイヤレスデバイスは、同期更新タイマー(Tupdate)が満了しているかどうかを定期的に確認することができる。アプリケーションがD2D接続を通じた同期手順を完了する前にブロック1044において同期更新タイマー(Tupdate)が満了する場合、ブロック1046において、ワイヤレスデバイスは、ネットワークアプリケーションサーバとアプリケーションデータを同期し得る。それ以外の場合、同期更新タイマー(Tupdate)の満了の前に、方法1000は、アプリケーションがピアデバイスとの同期手順を完了するまで、または同期更新タイマー(Tupdate)が満了するまで、ブロック1042、1044を繰り返し得る。
様々な態様によれば、図11は、本明細書において説明される様々な態様および実施形態による、アプリケーションデータを効率的に同期するために使用され得る帯域外D2D通信をサポートし得る、例示的なUE1100A、1100Bを示す。図11を参照すると、UE1100Aは携帯電話として示され、UE1100Bはタッチスクリーンデバイス(たとえば、スマートフォン、タブレットコンピュータなど)として示されている。図11に示されるように、UE1100Aの外部ケーシングは、当技術分野において知られているように、とりわけ、アンテナ1105A、ディスプレイ1110A、少なくとも1つのボタン1115A(たとえば、電源ボタン、音量制御ボタン、PTTボタンなど)、およびキーパッド1120Aなどの構成要素で構成される。また、UE1100Bは、当技術分野において知られているように、とりわけ、タッチスクリーンディスプレイ1105B、周辺ボタン1110B、1115B、1120B、および1125B(たとえば、電源制御ボタン、音量または振動制御ボタン、機内モードトグルボタンなど)、少なくとも1つのフロントパネルボタン1130B(たとえば、ホームボタンなど)などの構成要素で構成される外部ケーシングを有する。さらに、図11には明示的に示されていないが、UE1100Bは、限定はされないが、Wi-Fiアンテナ、セルラーアンテナ、衛星測位システム(SPS)アンテナ(たとえば、全地球測位システム(GPS)アンテナ)などを含む、1つまたは複数の外部アンテナおよび/またはUE1100Bと関連付けられる外部ケーシングに内蔵され得る1つまたは複数の統合されたアンテナを含み得る。
UE1100A、1100Bは異なるハードウェア構成に従って具現化される可能性のある内部構成要素を有し得るが、内部のハードウェア構成要素に対する基本的な高水準のUE構成が、プラットフォーム1102として図11に示されている。具体的には、様々な態様によれば、プラットフォーム1102は、事業者IPサービス140、インターネット、ならびに/または他のリモートサーバおよびネットワーク(たとえば、同じユーザ名および証明書を使用するUE1100A、1100Bにインストールされているアプリケーションと関連付けられるアプリケーションサーバ)から最終的には来ることがある、アクセスネットワークから送信されるソフトウェアアプリケーション、データ、および/またはコマンドを受信して実行することができる。プラットフォーム1102はまた、アクセスネットワークと対話もしくは通信することなく、ローカルに記憶されているアプリケーションを独立に実行し、かつ/またはアクセスネットワークに十分近接して位置している別のUEとの帯域外D2D通信に関する処理機能をサポートすることができる。プラットフォーム1102は、特定用途向け集積回路(ASIC)1108もしくは別の適切なプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、および/またはデータ処理デバイスに動作可能に結合されたトランシーバ1106を含み得る。ASIC1108および/または他の適切なプロセッサは、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)1110レイヤを実行することができ、APIレイヤはメモリ1112の中に常駐する任意の適切なプログラムとインターフェースすることができる。様々な態様によれば、メモリ1112は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EEPROM、フラッシュカード、および/またはコンピュータプラットフォームに対して一般的な任意の他の適切なメモリを備え得る。プラットフォーム1102はまた、メモリ1112においてアクティブに使用されないアプリケーション、ならびに他の適切なデータを記憶することができるローカルデータベース1114も含み得る。ローカルデータベース1114は通常、フラッシュメモリセルであり得るが、磁気媒体、EEPROM、光学媒体、テープ、ソフトディスクまたはハードディスクなどの、当技術分野で知られている任意の二次記憶デバイスであってもよい。
したがって、本明細書において開示される一実施形態は、本明細書において説明される機能を実行する能力を含むUE(たとえば、UE1100A、1100Bなど)を含み得る。当業者が諒解するように、様々な論理要素は、本明細書において開示される機能を実現するために、個別の要素、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール、またはソフトウェアとハードウェアの任意の組合せにおいて具現化され得る。たとえば、ASIC1108、メモリ1112、API1110、およびローカルデータベース1114はすべて、本明細書において開示される様々な機能をロードし、記憶し、実行するために協働的に使用されることがあり、したがって、これらの機能を実行するための論理は様々な要素に分散されることがある。代替として、機能は1つの個別の構成要素に組み込まれ得る。したがって、図11に示されるUE1100A、1100Bと関連付けられる特徴は、単に例示的なものであると見なされるべきであり、本開示はここで示される特徴または構成に限定されない。
UE1100Aと1100Bの間、UE1100A、1100B、およびアクセスネットワークの間、ならびに/または、UE1100A、1100B、および他の適切なネットワークエンティティの間のワイヤレス通信は、限定はされないが、CDMA、W-CDMA、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多重化(OFDM)、GSM、またはワイヤレス通信ネットワークもしくはデータ通信ネットワークにおいて使用され得る他のプロトコルを含み得る、様々な異なる技術に基づき得る。上で論じられたように、かつ当技術分野で知られているように、様々なネットワークおよび構成を使用して、音声送信および/またはデータが、アクセスネットワークからUE1100A、1100Bに送信され得る。したがって、本明細書において提供される例示は、本明細書において開示される実施形態を限定するものではなく、本明細書において提供される様々な態様および実施形態の説明を助けるためのものにすぎない。
様々な態様によれば、図12は、本明細書において説明される様々な態様および実施形態による、帯域外D2D通信を使用して効率的なアプリケーションデータ同期をサポートし得る例示的な装置1200における、様々なモジュール、手段、および/または構成要素の間の、例示的な概念上のデータの流れを示す。
様々な実施形態において、装置1200は、第2のUE1260から表現を受信することができる受信モジュール1210を含むことがあり、受信される表現は、アプリケーションと関連付けられる名前、アプリケーションと関連付けられる1つまたは複数のユーザ証明書、および、アプリケーションと関連付けられるアカウントデータを第2のUE1260が同期した最後の時間を含むことがある。加えて、受信モジュール1210はさらに、レガシーセルラーリンクおよび/またはWi-Fiリンクと関連付けられる現在の基地局または他のアクセスポイント1270から、シグナリングおよびデータを受信し得る。したがって、第2のUE1260から受信された表現がD2Dベースのアカウント同期に登録されているアプリケーションと一致しており、さらに、アプリケーションと関連付けられるアカウントデータを第2のUE1260が同期した最後の時間が、アプリケーションと関連付けられるアカウントデータを装置1200が同期した最後の時間より最近であることを表現が示しているとの決定に応答して、装置1200は、第2のUE1260とのD2D接続を確立するためにD2D通信モジュール1230を使用して、D2D接続を通じて第2のUE1260に記憶されているより最近のアプリケーションアカウントデータを使用してアプリケーションデータを同期することを試み得る。代替的に、第2のUE1260から受信された表現が装置1200上でのD2Dベースのアカウント同期のために登録されているいずれのアプリケーションとも一致しない場合、または、アプリケーションと関連付けられるアカウントデータを第2のUE1260が同期した最後の時間が、アカウントデータを装置1200が同期した最後の時間よりも最近ではなかったことを、受信された表現が示す場合、装置1200は、レガシー通信モジュール1220を使用して、アクセスポイント1270を介してアプリケーションサーバ1280に記憶されている最新のデータを使用してアプリケーションデータを同期し得る。さらなる代替形態では、D2D通信モジュール1230を使用して、第2のUE1260に記憶されているより最近のアプリケーションアカウントデータを使用してアプリケーションデータを同期する試みが失敗する場合、タイムアウトする場合、または別様に成功しない場合、装置1200は、レガシー通信モジュール1220を使用して、アクセスポイント1270を介してアプリケーションサーバ1280に記憶されている最新のデータを使用してアプリケーションデータを同期し得る。様々な実施形態において、装置1200はさらに、アクセスポイント1270とのD2Dリンクおよび/またはレガシーリンクと関連付けられる情報を、D2Dリンクを使用して第2のUE1260に直接送信することができる、送信モジュール1250を含むことがあり、送信モジュール1250はさらに、レガシーリンクを使用して、D2Dリンクおよび/またはレガシーリンクと関連付けられる情報をアクセスポイント1270に送信することがある。さらに、第2のUE1260が装置1200と同様の構成要素を含み得ることを当業者は諒解し、これにより、第2のUE1260上でアプリケーションデータを同期するために、装置1200と第2のUE1260との間でD2D接続が確立されることがあり、ここで装置1200に記憶されているアプリケーションデータは、第2のUE1260に記憶されているアプリケーションデータよりも最近に更新された。
装置1200は、上で説明された効率的な帯域外のD2Dベースのアプリケーション同期手順のステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、モジュールは前述の帯域外のD2Dベースのアプリケーション同期手順における各ステップを実行することができ、装置1200はそのようなモジュールの1つまたは複数を含み得る。モジュールは、プロセッサによる実施のためにコンピュータ可読媒体内に記憶された、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装される、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
様々な態様によれば、図13は、本明細書において説明される様々な態様および実施形態による、帯域外D2D接続を使用した効率的なアプリケーションデータ同期をサポートし得るワイヤレスデバイス1300に対応する例示的なハードウェア実装形態を示す。様々な実施形態において、ワイヤレスデバイス1300は、バス1390によって全般に表されるバスアーキテクチャを用いて実装される処理システムを備え得る。バス1390は、ワイヤレスデバイス1300の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス1390は、プロセッサ1360、コンピュータ可読媒体1370、受信モジュール1310、レガシー通信モジュール1320、D2D通信モジュール1330、アプリケーション同期モジュール1340、および送信モジュール1350によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む、様々な回路を一緒につなぐ。バス1390はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの、様々な他の回路をつなぐことがあるが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明されない。
様々な実施形態において、ワイヤレスデバイス1300はさらに、1つまたは複数のアンテナ1382に結合され得るトランシーバ1380を備え得る。トランシーバ1380は、送信媒体を通じて様々な他の装置と通信するための手段(たとえば、LTE Directモデム、Wi-Fi Directモデムなど)を提供し得る。ワイヤレスデバイス1300は、コンピュータ可読媒体1370に結合されたプロセッサ1360を含み、プロセッサ1360は、コンピュータ可読媒体1370に記憶されているソフトウェアの実効を含む、一般的な処理を担い得る。ソフトウェアは、プロセッサ1360によって実行されると、プロセッサ1360に、任意の特定の装置について上でさらに詳細に説明された様々な機能を実行させ得る。コンピュータ可読媒体1370はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1360が操作できるデータを記憶するために使用され得る。ワイヤレスデバイス1300はさらに、受信モジュール1310、レガシー通信モジュール1320、D2D通信モジュール1330、アプリケーション同期モジュール1340、および送信モジュール1350のうちの少なくとも1つを含む。モジュールは、コンピュータ可読媒体1370に常駐する/記憶されるプロセッサ1360において動作するソフトウェアモジュール、プロセッサ1360に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組合せであり得る。ワイヤレスデバイスはさらに、UEに対応することがあり、本明細書において説明されるような他の適切な構成要素(たとえば、図6においてUE610に関して示されるような、メモリ、TXプロセッサ、RXプロセッサ、コントローラ/プロセッサなど)を含むことがある。
様々な実施形態において、図10に示される装置1000および図11に示されるワイヤレスデバイス1100は、名前と、1つまたは複数のユーザ証明書と、デバイスツーデバイス(D2D)ベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録されているアプリケーションと関連付けられる最終更新時間とを含む、ローカルの固有表現を生成するための手段と、第1のデバイスに近接している1つまたは複数の他のデバイスから受信され、登録されているアプリケーションと一致する、1つまたは複数の外部の固有表現を検出するための手段と、1つまたは複数の他のデバイスの中から、ローカルの固有表現と関連付けられる最終更新時間よりも最近の最終更新時間を含む外部の固有表現と関連付けられる更新デバイスを特定するための手段と、帯域外D2D接続を通じて更新デバイスからの登録されているアプリケーションと関連付けられるアプリケーションデータを同期するために更新を要求するための手段とを含み得る。様々な実施形態において、上で言及された手段は、前述の手段に関して列挙された機能を実行するように構成される、または構成可能である、図11に示されるUE1100A、1100B、図12に示される装置1200、および/または図13に示されるワイヤレスデバイス1300の前述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上で言及されたように、ワイヤレスデバイスはさらに、図6に示されるUE610と関連付けられるいくつかの構成要素を含むことがあり、これによって、一例では、上で言及された手段は、上で言及された手段に関して列挙された機能を実行するように構成される、または構成可能である、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、コントローラ/プロセッサ659、および/または他の構成要素を備え得る。
情報および信号は様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを当業者は諒解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書において開示される態様に関して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの組合せとして実装され得ることを当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明瞭に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、上では全般にその機能に関して説明された。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を具体的な適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲から逸脱するものと解釈されるべきではない。
本明細書において開示される態様に関して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書において説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、このプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装され得る。
本明細書において開示される態様に関して説明される方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはそれらの組合せにおいて具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体内に存在し得る。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ること、および記憶媒体に情報を書き込むことができるように、例示的な記憶媒体がプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICの中に存在し得る。ASICは、ワイヤレスデバイス(たとえば、IoTデバイス)の中に存在し得る。代替的に、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末の中の個別の構成要素として存在し得る。
1つまたは複数の例示的な態様において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装され得る。ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されコンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含み得る。また、あらゆる接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書において使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(disc)、光ディスク(disc)、DVD、フロッピーディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的におよび/またはレーザーを用いて光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
上記の開示は本開示の例示的な態様を示しているが、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正が行われ得ることを当業者は諒解されよう。本明細書において説明される本開示の態様による方法クレームの機能、ステップおよび/または活動は、任意の特定の順序で実行される必要はない。さらに、本開示の要素は、単数形で説明または特許請求されることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
100 EPS
102 第1のユーザ機器
104 第2のユーザ機器
110 E-UTRAN
112 eNB1
114 eNB2
120 EPC
122 MME
124 他のMME
126 サービングゲートウェイ
128 PDNゲートウェイ
130 MBMS GW
132 BM-SC
135 HSS
140 事業者IPサービス
200 アクセスネットワーク
220 ネットワークリンク
222 レガシーセルラーリンク
224 リンク
230 第1のセル
232 第1の基地局
234 UE
236 UE
238 UE
240 第2のセル
242 第2の基地局
244 UE
246 UE
248 UE
254 破線のリンク
256 D2Dリンク
270 アプリケーションサーバ
300 ダウンリンクフレーム構造
302 リソース要素
304 リソース要素
306 サブフレーム
308 スロット
310 リソースブロック
312 RTSブロック
314 CTSブロック
316 接続識別子
400 アップリンクフレーム構造
410 リソースブロック
412 リソースブロック
420 リソースブロック
422 リソースブロック
430 物理ランダムアクセスチャネル
501 制御プレーン無線プロトコルアーキテクチャ
502 UE
503 無線プロトコルアーキテクチャ
504 eNB
506 物理レイヤ
508 L2プロトコル
510 MACサブレイヤ
512 RLCサブレイヤ
514 PDCPサブレイヤ
516 RRCサブレイヤ
518 ネットワークレイヤ
520 アプリケーションレイヤ
522 UDP/IP
524 GTP-U
526 SWG
530 PDNゲートウェイ
532 UE
610 LTEネットワークエンティティ
616 TXプロセッサ
618 送信機
620 アンテナ
650 UE
652 アンテナ
654 受信機
656 RXプロセッサ
658 チャネル推定器
659 コントローラ/プロセッサ
660 メモリ
662 データシンク
667 データソース
668 TXプロセッサ
670 RXプロセッサ
674 チャネル推定器
675 コントローラ/プロセッサ
676 メモリ
700 ワイヤレス環境
710 デバイス1
711 NFC無線
713 WWAN無線
715 WLAN無線
717 Bluetooth無線
718 アプリケーション
719 アカウントデータ
720 デバイス2
721 NFC無線
723 WWAN無線
725 WLAN無線
727 Bluetooth無線
728 アプリケーション
729 アカウントデータ
740 セルラー基地局
741 WWANリンク
745 WWANリンク
750 D2Dリンク
760 Wi-Fi-アクセスポイント
761 WLANリンク
765 WLANリンク
780 Bluetoothヘッドセット
781 Bluetoothリンク
782 Bluetooth対応ウェアラブルデバイス
783 Bluetoothリンク
784 Bluetoothリンク
785 Bluetoothヘッドセット
786 Bluetoothリンク
787 Bluetooth対応ウェアラブルデバイス
788 Bluetoothリンク
789 Bluetoothリンク
790 アプリケーションサーバ
800 表現
810 表現型フィールド
820 表現コードフィールド
822 固有識別子
824 アプリケーション名
826 ユーザ証明書フィールド
828 最終同期時間フィールド
830 CRCフィールド
900 同期手順
1000 非同期手順
1100A UE
1100B UE
1102 プラットフォーム
1105A アンテナ
1105B アンテナ
1106 トランシーバ
1108 ASIC
1110 API
1110A UE
1110B UE
1112 メモリ
1114 ローカルデータベース
1115A ボタン
1115B 周辺ボタン
1120A キーパッド
1120B 周辺ボタン
1125B 周辺ボタン
1130B フロントパネルボタン
1200 装置
1210 受信モジュール
1220 レガシー通信モジュール
1230 D2D通信モジュール
1240 アプリケーション同期モジュール
1250 送信モジュール
1260 第2のUE
1270 アクセスポイント
1280 アプリケーションサーバ
1300 ワイヤレスデバイス
1310 受信モジュール
1320 レガシー通信モジュール
1330 D2D通信モジュール
1340 アプリケーション同期モジュール
1350 送信モジュール
1360 プロセッサ
1370 コンピュータ可読媒体
1380 トランシーバ
1382 アンテナ
1390 バス

Claims (30)

  1. デバイスツーデバイス(D2D)アプリケーション同期のための方法であって、
    第1のデバイスにおいて、D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録されたアプリケーションと関連付けられる名前、1つまたは複数のユーザ証明書、および最終更新時間を含む、ローカルの固有表現を生成するステップと、
    前記第1のデバイスにおいて、前記第1のデバイスに近接している1つまたは複数のピアデバイスから受信され、前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記名前および前記1つまたは複数のユーザ証明書と一致する、1つまたは複数の外部の固有表現を検出するステップと、
    前記1つまたは複数のピアデバイスの中から、前記ローカルの固有表現と関連付けられる前記最終更新時間より最近の最終更新時間を含む外部の固有表現と関連付けられる更新デバイスを特定するステップと、
    帯域外D2D接続を通じて前記更新デバイスから前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するために更新を要求するステップとを備える、方法。
  2. 前記D2D接続を通じて前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求すると、1つまたは複数のタイマーを開始するステップと、
    前記1つまたは複数のタイマーが満了していない間、前記D2D接続を通じて前記更新デバイスから受信された更新されたデータを使用して前記アプリケーションデータを同期するステップとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数のタイマーが満了したとの決定に応答して、ネットワークサーバから前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するステップをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記より最近の最終更新時間を含む前記外部の固有表現を発見すると、前記アプリケーションデータを同期するための前記更新が前記更新デバイスから要求される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のデバイスにおいてD2Dデバイスリストを維持するステップであって、前記D2Dデバイスリストが、前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記名前および前記1つまたは複数のユーザ証明書と一致する外部の固有表現がそこから受信された、1つまたは複数の潜在的な更新デバイスを備える、ステップと、
    前記第1のデバイスにおいて維持される前記D2Dデバイスリストに前記更新デバイスを追加するステップとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求するステップが、
    前記D2Dデバイスリストから前記更新デバイスを選択するステップと、
    前記更新デバイスからの前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求すると、応答タイマーおよび更新タイマーを開始するステップと、
    前記応答タイマーが満了する前に前記更新デバイスが前記更新要求に応答する場合、前記更新タイマーが満了していない間、前記D2D接続を通じて前記更新デバイスから受信される更新されたデータを使用して前記アプリケーションデータを同期するステップとをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求するステップが、
    前記更新デバイスが前記更新要求に応答する前に前記応答タイマーが満了する場合、前記D2Dデバイスリストから選択された次の更新デバイスとの帯域外D2D接続を通じて前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求するステップと、
    前記次の更新デバイスからの前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求すると、前記応答タイマーを再開するステップと、
    前記再開された応答タイマーが満了する前に前記次の更新デバイスが前記更新要求に応答する場合、前記更新タイマーが満了していない間、前記D2D接続を通じて前記更新デバイスから受信される更新されたデータを使用して前記アプリケーションデータを同期するステップとをさらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記更新タイマーが満了すると、ネットワークサーバから前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するステップをさらに備える、請求項6に記載の方法。
  9. 前記D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスを、前記D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録したアプリケーションに制約するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記ローカルの固有表現をブロードキャストするステップと、
    前記1つまたは複数のピアデバイスのうちの第2のデバイスから、第2のD2D接続を通じて前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを更新するための要求を受信するステップであって、前記ローカルの固有表現の中の前記最終更新時間が、前記第2のデバイスから受信された前記外部の固有表現の中の前記最終更新時間より最近である、ステップと、
    前記第2のD2D接続を通じて、前記アプリケーションと関連付けられる更新されたデータを前記第2のデバイスに送信するステップとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. ワイヤレスデバイスであって、
    デバイスツーデバイス(D2D)ベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録されたアプリケーションと関連付けられる名前、1つまたは複数のユーザ証明書、および最終更新時間を含む、ローカルの固有表現をブロードキャストするように構成される送信機と、
    前記ワイヤレスデバイスに近接している1つまたは複数のピアワイヤレスデバイスから1つまたは複数の外部の固有表現を受信するように構成される受信機と、
    1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記1つまたは複数のプロセッサが、
    前記1つまたは複数の外部の固有表現が、前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記名前および前記1つまたは複数のユーザ証明書と一致することを検出し、
    前記1つまたは複数のピアワイヤレスデバイスの中から、前記ローカルの固有表現と関連付けられる前記最終更新時間より最近の最終更新時間を含む外部の固有表現と関連付けられる更新デバイスを特定し、
    帯域外D2D接続を通じて前記更新デバイスから前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するために更新を要求する
    ように構成される、ワイヤレスデバイス。
  12. 前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、
    前記D2D接続を通じて前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求すると、1つまたは複数のタイマーを開始し、
    前記1つまたは複数のタイマーが満了していない間、前記D2D接続を通じて前記更新デバイスから受信された更新されたデータを使用して前記アプリケーションデータを同期するように構成される、請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  13. 前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、前記1つまたは複数のタイマーの満了に応答して、ネットワークサーバからの前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するように構成される、請求項12に記載のワイヤレスデバイス。
  14. 前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、
    前記第1のデバイスにおいてD2Dデバイスリストを維持することであって、前記D2Dデバイスリストが、前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記名前および前記1つまたは複数のユーザ証明書と一致する外部の固有表現がそこから受信される、1つまたは複数の潜在的な更新デバイスを備える、維持することと、
    前記第1のデバイスにおいて維持される前記D2Dデバイスリストに前記更新デバイスを追加することと、
    前記D2Dデバイスリストから前記更新デバイスを選択することと、
    前記更新デバイスからの前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求すると、応答タイマーおよび更新タイマーを開始することと、
    前記応答タイマーが満了する前に前記更新デバイスが前記更新要求に応答する場合、前記更新タイマーが満了していない間、前記D2D接続を通じて前記更新デバイスから受信される更新されたデータを使用して前記アプリケーションデータを同期することとを行うように構成される、請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  15. 前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、
    前記更新デバイスが前記更新要求に応答する前に前記応答タイマーが満了したことに応答して、前記D2Dデバイスリストから選択された次の更新デバイスとの帯域外D2D接続を通じて前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求することと、
    前記次の更新デバイスからの前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求すると、前記応答タイマーを再開することと、
    前記再開された応答タイマーが満了する前に前記次の更新デバイスが前記更新要求に応答する場合、前記更新タイマーが満了していない間、前記D2D接続を通じて前記更新デバイスから受信される更新されたデータを使用して前記アプリケーションデータを同期することとを行うように構成される、請求項14に記載のワイヤレスデバイス。
  16. 前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、前記更新タイマーが満了すると、ネットワークサーバからの前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するように構成される、請求項14に記載のワイヤレスデバイス。
  17. 前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、前記D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスを、前記D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録したアプリケーションに制約するように構成される、請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  18. 前記受信機がさらに、前記1つまたは複数のピアワイヤレスデバイスのうちの第2のデバイスから、第2のD2D接続を通じて前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを更新するための要求を受信するように構成され、前記ローカルの固有表現の中の前記最終更新時間が、前記第2のデバイスから受信された前記外部の固有表現の中の前記最終更新時間より最近であり、
    前記送信機がさらに、前記第2のD2D接続を通じて、前記アプリケーションと関連付けられる更新されたデータを前記第2のデバイスに送信するように構成される、請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  19. 装置であって、
    デバイスツーデバイス(D2D)ベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録されたアプリケーションと関連付けられる名前、1つまたは複数のユーザ証明書、および最終更新時間を含む、ローカルの固有表現を生成するための手段と、
    前記装置に近接している1つまたは複数のピアデバイスから受信され、前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記名前および前記1つまたは複数のユーザ証明書と一致する、1つまたは複数の外部の固有表現を検出するための手段と、
    前記1つまたは複数のピアデバイスの中から、前記ローカルの固有表現と関連付けられる前記最終更新時間より最近の最終更新時間を含む外部の固有表現と関連付けられる更新デバイスを特定するための手段と、
    帯域外D2D接続を通じて前記更新デバイスから前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するために更新を要求するための手段とを備える、装置。
  20. 前記D2D接続を通じて前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求すると、1つまたは複数のタイマーを開始するための手段と、
    前記1つまたは複数のタイマーが満了していない間、前記D2D接続を通じて前記更新デバイスから受信された更新されたデータを使用して前記アプリケーションデータを同期するための手段とをさらに備える、請求項19に記載の装置。
  21. 前記1つまたは複数のタイマーが満了したことに応答して、ネットワークサーバから前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するための手段をさらに備える、請求項20に記載の装置。
  22. 前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記名前および前記1つまたは複数のユーザ証明書と一致する外部の固有表現がそこから受信された、1つまたは複数の潜在的な更新デバイスを備えるD2Dデバイスリストを維持するための手段と、
    前記D2Dデバイスリストに前記更新デバイスを追加するための手段と、
    前記D2Dデバイスリストから前記更新デバイスを選択するための手段と、
    前記更新デバイスからの前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求すると、応答タイマーおよび更新タイマーを開始するための手段と、
    前記応答タイマーが満了する前に前記更新デバイスが前記更新要求に応答する場合、前記更新タイマーが満了していない間、前記D2D接続を通じて前記更新デバイスから受信される更新されたデータを使用して前記アプリケーションデータを同期するための手段とをさらに備える、請求項19に記載の装置。
  23. 前記更新デバイスが前記更新要求に応答する前に前記応答タイマーが満了したことに応答して、前記D2Dデバイスリストから選択された次の更新デバイスとの帯域外D2D接続を通じて前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求するための手段と、
    前記次の更新デバイスからの前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求すると、前記応答タイマーを再開するための手段と、
    前記再開された応答タイマーが満了する前に前記次の更新デバイスが前記更新要求に応答する場合、前記更新タイマーが満了していない間、前記D2D接続を通じて前記更新デバイスから受信される更新されたデータを使用して前記アプリケーションデータを同期するための手段とをさらに備える、請求項22に記載の装置。
  24. 前記更新タイマーが満了すると、ネットワークサーバから前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するための手段をさらに備える、請求項22に記載の装置。
  25. 前記D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスを、前記D2Dベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録したアプリケーションに制約するための手段をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  26. 前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記ローカルの固有表現をブロードキャストするための手段と、
    前記1つまたは複数のピアデバイスのうちの第2のデバイスから、第2のD2D接続を通じて前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを更新するための要求を受信するための手段であって、前記ローカルの固有表現の中の前記最終更新時間が、前記第2のデバイスから受信された前記外部の固有表現の中の前記最終更新時間より最近である、手段と、
    前記第2のD2D接続を通じて、前記アプリケーションと関連付けられる更新されたデータを前記第2のデバイスに送信するための手段とをさらに備える、請求項19に記載の装置。
  27. コンピュータ実行可能命令が記録されたコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ワイヤレスデバイス上で実行されると、前記ワイヤレスデバイスに、
    デバイスツーデバイス(D2D)ベースのアプリケーションデータ同期サービスに登録されたアプリケーションと関連付けられる名前、1つまたは複数のユーザ証明書、および最終更新時間を含む、ローカルの固有表現を生成させ、
    前記ワイヤレスデバイスに近接している1つまたは複数のピアデバイスから受信され、前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記名前および前記1つまたは複数のユーザ証明書と一致する、1つまたは複数の外部の固有表現を検出させ、
    前記1つまたは複数のピアデバイスの中から、前記ローカルの固有表現と関連付けられる前記最終更新時間より最近の最終更新時間を含む外部の固有表現と関連付けられる更新デバイスを特定させ、
    帯域外D2D接続を通じて前記更新デバイスから前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期するために更新を要求させる、コンピュータ可読記憶媒体。
  28. 前記コンピュータ実行可能命令が、前記ワイヤレスデバイス上で実行されると、前記ワイヤレスデバイスにさらに、
    前記D2D接続を通じて前記アプリケーションデータを同期するために前記更新を要求すると、1つまたは複数のタイマーを開始させ、
    前記1つまたは複数のタイマーが満了していない間、前記D2D接続を通じて前記更新デバイスから受信された更新されたデータを使用して前記アプリケーションデータを同期させる、請求項27に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  29. 前記コンピュータ実行可能命令が、前記ワイヤレスデバイス上で実行されると、前記ワイヤレスデバイスにさらに、前記1つまたは複数のタイマーの満了に応答して、ネットワークサーバからの前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを同期させる、請求項28に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  30. 前記コンピュータ実行可能命令が、前記ワイヤレスデバイスにさらに、
    前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記ローカルの固有表現をブロードキャストすることと、
    前記1つまたは複数のピアデバイスのうちの第2のデバイスから、第2のD2D接続を通じて前記登録されたアプリケーションと関連付けられる前記アプリケーションデータを更新するための要求を受信することであって、前記ローカルの固有表現の中の前記最終更新時間が、前記第2のデバイスから受信された前記外部の固有表現の中の前記最終更新時間より最近である、受信することと、
    前記第2のD2D接続を通じて、前記アプリケーションと関連付けられる更新されたデータを前記第2のデバイスへ送信することとを行わせる、請求項27に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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