JP2018528047A - 鼻プロテーゼ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は鼻プロテーゼ及びその製造方法を開示している。鼻プロテーゼは、鼻筋部と、鼻筋部に設置された固定結合構造とを備える。該鼻筋部は、人体鼻筋の筋肉組織と密着する密着面と、人体鼻筋の皮膚組織と密着する外側面とを含む。固定結合構造は、鼻筋部に設置された、通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造である。柱列の上面は、それらが設置された側の密着面又は外側面の全体又は局部を構成する。製造方法は、レーザにより、柱列の上面がそれらが設置された側の密着面又は外側面の全体又は局部を構成するように、鼻筋部に設置された、通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造である固定結合構造を加工することを含む。本発明は、鼻プロテーゼの鼻筋部が人体鼻組織と緊密に結合するように鼻プロテーゼの鼻筋部に固定結合構造を設置することにより、鼻プロテーゼの鼻筋部が移動しやすく、鼻部成形が変形しやすいという欠陥を克服するだけではなく、また美容効果の識別防止性能を向上させる。【選択図】図5

Description

本発明は鼻部成形に用いられる鼻プロテーゼに関し、また、こうした鼻プロテーゼを製造する方法に関する。
鼻器官の成形美容は通常鼻プロテーゼを使用している。図1に示されるように、通常、鼻プロテーゼ1は、順次に接続した鼻筋部2、鼻先部3、及び鼻中隔部4の構造を備える。鼻筋部2は、人体鼻筋の筋肉組織と密着する密着面5と、人体鼻筋の皮膚組織と密着する外側面6とを含む。図2に示されるように、美容整形手術により、鼻プロテーゼ1を被美容整形者の鼻筋8、鼻先、鼻中隔の筋肉組織と皮膚組織との間に設置して、鼻プロテーゼの鼻筋部2により被美容整形者の鼻筋8の外形に対して成形を行うことで、その鼻筋の形状を変える美容効果を達する。
しかしながら、美容整形手術ための鼻プロテーゼはその外部形状及び寸法が人体の鼻部の長さに基づいて分類されいくつかの規格に分けられて量産されているため、同一規格の鼻プロテーゼ材料の外部形状及び寸法は同じである。手術の際、被美容整形者の鼻部形状及び寸法とぴったり合うように鼻プロテーゼ材料の形状及び寸法を修正するために、通常、美容整形者は、被美容整形者の鼻部形状及び寸法に基づき、手作業で鼻プロテーゼ材料に対して切削修正を行い、鼻プロテーゼ材料の形状及び寸法を被美容整形者の鼻部形状及び寸法とできるだけぴったり合わせる。美容整形者は、技術レベル、手術経験、及び手術時の精神状態などの因子の影響を受け、手作業で鼻プロテーゼ材料を修正する際に鼻プロテーゼが被美容整形者の鼻部形状及び寸法と合う程度の差異がかなり大きく、鼻プロテーゼと鼻部組織との密着に影響を与えるため、手術品質を保証しにくくなる。
この問題を解決するために、レーザ三次元彫刻技術で鼻プロテーゼ材料を彫刻修正する方法が提起されている。この方法は、被美容整形者の鼻筋の形状及び寸法データを取得してレーザ装置により取得したデータを使って鼻プロテーゼ材料の鼻筋部に対して彫刻加工を行うことにより、鼻筋部の形状及び寸法が被美容整形者の鼻筋の形状及び寸法とぴったり合う鼻プロテーゼを取得し、鼻プロテーゼと被美容整形者の鼻筋との合致程度を向上させる。
しかしながら、従来技術に使用された鼻プロテーゼには、以下の欠陥が存在する。
先ず、従来の鼻プロテーゼの鼻筋部は、鼻部筋肉組織と密着する密着面及び鼻筋皮膚組織と密着する外側面が滑らかな平面であるため、手術後に鼻プロテーゼの鼻筋部が鼻部筋肉組織及び鼻筋皮膚組織と互いに結合し難く、外力の作用を受け、移動することがよく起こり、鼻部成形の変形をもたらし、美容手術効果に厳しく影響する。
次に、鼻プロテーゼの材料に通常シリカゲルが採用され、光透過性を有するため、手術後、被美容整形者の鼻部が光源に近いときに、側面から観察すると、被美容整形者の、鼻プロテーゼが設置された鼻筋部位で光が透過する現象がみられるため、美容効果の識別防止性能を低下させる。
本発明が解決しようとする第一の技術的問題は、従来の鼻プロテーゼが鼻部筋肉組織及び鼻筋皮膚組織と互いに結合し難く、手術後に鼻プロテーゼが移動しやすいので、鼻部成形の変形をもたらすという欠陥を克服するための鼻プロテーゼを提供することにある。
本発明が解決しようとする第二の技術的問題は、従来の鼻プロテーゼが鼻部筋肉組織及び鼻筋皮膚組織と互いに結合し難く、手術後に鼻プロテーゼが移動しやすいので、鼻部成形の変形をもたらすという欠陥を克服するための鼻プロテーゼの製造方法を提供することにある。
本発明が第一の技術的問題を解決するために採用する技術的手段は、
人体鼻筋の筋肉組織と密着する密着面と、人体鼻筋の皮膚組織と密着する外側面とを含む鼻筋部を備える鼻プロテーゼであって、鼻筋部に設置された固定結合構造を更に備え、固定結合構造は、鼻筋部に設置された、通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造であり、柱列の上面は、それが設置された側の密着面又は外側面の全体又は局部を構成することを特徴とする鼻プロテーゼを構築することである。
本発明の鼻プロテーゼにおいて、固定結合構造は、鼻筋部の密着面に沿って鼻筋部の外側面へ設置された通り穴配列であり、又は、鼻筋部の密着面に沿って鼻筋部の外側面へ設置された通り穴配列及び鼻筋部の密着面の側に設置された止まり穴配列であり、該止まり穴配列の穴は、該通り穴配列の穴と離間して交互に設置されている。
本発明の鼻プロテーゼにおいて、固定結合構造は、鼻筋部の密着面の側に設置された柱列配列であり、又は、鼻筋部の密着面の側に設置された柱列配列及び鼻筋部の外側面の側に設置された止まり穴配列であり、又は、鼻筋部の密着面の側と鼻筋部の外側面の側とにそれぞれ設置された柱列配列である。
本発明の鼻プロテーゼにおいて、鼻筋部の密着面の側に設置された柱列の柱Aは、鼻筋部の外側面の側に設置された柱列の柱Bと、横方向寸法が同じで、高さが柱Bの高さより大きく、又は、鼻筋部の密着面の側に設置された柱列の柱Aは、鼻筋部の外側面の側に設置された柱列の柱Bと、高さが同じで、横方向寸法が柱Bの横方向寸法より小さく、又は、鼻筋部の密着面の側に設置された柱列の柱Aは、高さが鼻筋部の外側面の側に設置された柱列の柱Bの高さより大きくて、横方向寸法が柱Bの横方向寸法より小さい。
本発明の鼻プロテーゼにおいて、通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造は、それらが設置された鼻筋部の密着面又は外側面に全面的に設置され、又は、それらが設置された鼻筋部の密着面又は外側面に、鼻筋部の長手に沿って断続的に離間して設置されている。
本発明の鼻プロテーゼにおいて、鼻筋部は、縁部に沿って帯状の滑らかな区域が設置されており、通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造は、それらが設置された鼻筋部の密着面又は外側面における滑らかな区域により囲まれた区域内に全面的に設置され、又は、それらが設置された鼻筋部の密着面又は外側面における滑らかな区域により囲まれた区域内に、鼻筋部の長手に沿って断続的に離間して設置されている。
本発明の鼻プロテーゼは、鼻筋部に接続された鼻先部、又は鼻先部及び鼻中隔部を備えており、鼻筋部、鼻先部、及び鼻中隔部は、順次に接続して人体鼻部の形状を形成する。
本発明が第二の技術的問題を解決ために採用する技術的手段は、
人体鼻筋の筋肉組織と密着する密着面と、人体鼻筋の皮膚組織と密着する外側面とを含む鼻筋部を備える鼻プロテーゼの製造方法であって、レーザにより、鼻筋部に設置された、通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造である固定結合構造を、柱列の上面がそれらが設置された側の密着面又は外側面の全体又は局部を構成するように、加工することを含み、
レーザ加工は、
鼻プロテーゼの鼻筋部の加工待ち区域を加工層に分けるステップS1と、
穴又は柱列の加工を待つ加工層にレーザの焦点距離を調整するステップS2と、
現在の加工層における穴又は柱列を加工すべき位置に対して加工作業を行うステップS3と、
現在の加工層が最後の層である場合、加工作業を完了し、そうでないなら、次の加工層にレーザの焦点距離を調整しステップS3に戻るステップS4と、を含むことを特徴とする鼻プロテーゼの製造方法を提供することである。
本発明の鼻プロテーゼの製造方法において、加工層は、一層、二層、三層、又は複数層である。
本発明の鼻プロテーゼ及びその製造方法を実施すると、従来技術に比べ、以下の有益な効果が得られる。
1.鼻プロテーゼの鼻筋部に固定結合構造が設置されており、手術後に人体鼻筋の筋肉組織及び皮膚組織が鼻プロテーゼの鼻筋部に密着し、手術回復期を経て筋肉組織及び皮膚組織が生長して固定結合構造の凹んだ部分を充填するため、鼻プロテーゼの鼻筋部が、鼻筋の筋肉組織及び皮膚組織と互いに嵌合し、頑丈に結合する。それによって、鼻プロテーゼの鼻筋部の表面が滑らかであることにより鼻筋の筋肉組織及び皮膚組織と緊密に結合し難く、移動しやすいので、鼻部成形の変形が起こるという欠陥を克服する。
2.鼻プロテーゼの鼻筋部に通り穴、止まり穴、及び柱列等の構造を設置することにより、光は、鼻プロテーゼの鼻筋部中に伝播する経路が変わり、かつ鼻プロテーゼの鼻筋部中に伝播する際に乱反射が起こる。それによって、鼻プロテーゼの鼻筋部の光透過性を低下させ、美容効果の識別防止性能を向上させる。
3.固定結合構造が通り穴構造を採用するため、手術後の鼻筋組織が分泌した体液が穴内に流入しやすくなることにより、鼻筋の筋肉組織及び皮膚組織は、更に成長しやすくなり、鼻プロテーゼの鼻筋部とさらに緊密に結合する。
4.固定結合構造は、鼻プロテーゼの鼻筋部の密着面が柔らかいことを保証し得、鼻筋の筋肉組織とよりよく密着することができるとともに、鼻プロテーゼの鼻筋部の密着面の硬度が低く、外側面の硬度が高いことを保証し得、鼻プロテーゼの鼻筋部を鼻筋の筋肉組織と密着させると同時に鼻筋部の外側の硬度を保証することに利する。
5.鼻プロテーゼの鼻筋部の縁部に縁部に沿って帯状の滑らかな区域が設置されており、鼻プロテーゼの鼻筋部の縁部が鼻筋の筋肉組織と嵌合しないことを保証することができ、必要な場合に鼻プロテーゼを取り出すことが便利になる。
鼻プロテーゼの慣用構造の側面図である。 鼻プロテーゼを使用して鼻部美容を行う模式図である。 本発明の鼻プロテーゼの基本構造の第一実施態様である。 本発明の鼻プロテーゼの基本構造の第二実施態様である。 本発明の鼻プロテーゼの基本構造の第三実施態様であり、同時に本発明の第一実施例による鼻プロテーゼの正面図である。 本発明の第二実施例による鼻プロテーゼの正面図を示す。 本発明の第三実施例による鼻プロテーゼの正面図を示す。 本発明の第四実施例による鼻プロテーゼの正面図を示す。 本発明の第五実施例による鼻プロテーゼの正面図を示す。 本発明の鼻プロテーゼの鼻筋部の密着面に通り穴が全面的に設置されている場合の上面図である。 本発明の鼻プロテーゼの鼻筋部の密着面に鼻筋部の長手方向に沿って通り穴配列が離間して設置されている場合の上面図である。 本発明の鼻プロテーゼの鼻筋部の密着面に狭辺光帯が周辺縁部に設置され、内部区域の全体に通り穴が設置されている場合の上面図である。 本発明の鼻プロテーゼの鼻筋部の密着面に狭辺光帯が周辺縁部に設置され、内部区域に通り穴配列が鼻筋部の長手方向に沿って離間して設置されている場合の上面図である。 本発明の鼻プロテーゼの製造方法のフロー図である。
以下、図面及び実施例を結合させて本発明をより詳細に説明する。
本発明の鼻プロテーゼは、図3、図4、図5に示されるような三種類の構造を採用してもよい。図3に示されるように、本発明の鼻プロテーゼは、鼻筋部2だけを備えてもよい。鼻筋部は、人体鼻筋の筋肉組織と密着する密着面5と、人体鼻筋の皮膚組織と密着する外側面6とを含む。図4に示されるように、本発明の鼻プロテーゼ1は、鼻筋部2及び鼻先部3で構成されてもよい。鼻先部3は、鼻筋部2の端部に接続されている。図5に示されるように、本発明の鼻プロテーゼ1は、鼻筋部2、鼻先部3、及び鼻中隔部4で構成されてもよい。鼻筋部2、鼻先部3、及び鼻中隔部4は、順次に接続して人体鼻部の形状を形成する。
本発明の鼻プロテーゼの鼻筋部に固定結合構造が設置されている。この固定結合構造は、鼻プロテーゼが手術後に人体の鼻筋組織と緊密に結合するように、鼻筋部に設置された以下の構造を含んでもよいがこれらに限定されない。
1.通り穴群
2.柱列
3.通り穴群及び柱列
4.通り穴群及び止まり穴群
5.柱列及び止まり穴群
柱列の上面は、それが設置された側の鼻筋部の密着面又は外側面の全体又は局部を構成する。
以下、“鼻筋部+鼻先部+鼻中隔部”で構成された鼻プロテーゼを例に挙げ、本発明の鼻プロテーゼ構造に対して説明を行う。各実施例の鼻筋部構造は、いずれも“鼻筋部”構造の鼻プロテーゼと“鼻筋部+鼻先部”構造の鼻プロテーゼに適用される。
(第一実施例)
図5に示されるように、本発明の鼻プロテーゼ1は、鼻筋部2と、鼻先部3と、鼻中隔部4とを備え、鼻筋部2に固定結合構造が設置されている。この固定結合構造は、鼻筋部2の密着面5に沿って鼻筋部の外側面6へ設置された通り穴配列11である。
図10に示されるように、本実施例において、通り穴配列11は、密着面5全体に沿って設置されている。通り穴配列11がこの設置形態を採用する利点は、鼻筋部2の密着面5及び外側面6が、表面全体にわたって人体鼻筋の筋肉組織及び皮膚組織とよく密着することができることにある。不利な点は、以下のとおりである。1は、鼻筋部の周辺縁部に縁部が鋭い不完全な穴が存在し、この部分の構造は、人体鼻筋の筋肉組織及び皮膚組織と嵌合すると、結合が非常に頑丈で、被美容整形者に対して手術後に新しい鼻プロテーゼを取り替え、再び成形する必要がある場合、元の鼻プロテーゼを取り出すのが難しくなり、被美容整形者の苦痛を増やすことである。2は、密着面5全体に沿って通り穴配列11を設置する場合、鼻プロテーゼの鼻筋部2が柔らかすぎるため、鼻プロテーゼの鼻筋部の硬度をより高くしたいという被美容整形者の要求を満たすことができないことである。
そこで、図12に示されるように、鼻筋部2は、縁部に沿って帯状の滑らかな区域14が設置されており、滑らかな区域14により囲まれた区域に通り穴配列11が設置されている。このように、帯状の滑らかな区域14を採用した鼻筋部2の縁部が滑らかであるため、人体鼻筋の筋肉組織及び皮膚組織と嵌合することはなく、鼻プロテーゼの取り替えを必要とする場合、鼻プロテーゼを取り出し易くなる。
鼻プロテーゼの鼻筋部2が柔らかすぎるという問題を解決するために、図11に示されるように、鼻筋部の密着面に、鼻筋部の長手に沿って通り穴配列11を離間して設置し、間隔区域に通り穴11を設置しない。この構造を採用すれば、鼻プロテーゼの鼻筋部2の硬度を向上させることができる。
図13に示されるように、鼻プロテーゼの鼻筋部2に縁部に沿って帯状の滑らかな区域14を設置し、かつ滑らかな区域14により囲まれた区域内に、鼻筋部の長手に沿って通り穴配列11を離間して設置することで、鼻プロテーゼの鼻筋部が人体鼻筋の筋肉組織及び皮膚組織と嵌合するという問題だけではなく、また鼻プロテーゼの鼻筋部2が柔らかすぎるという問題を解決することができる。
本実施例の通り穴配列11は他の構造の通り穴群を採用して代替されてもよい。例えば、鼻筋部の対称線に沿って対称的に分布する通り穴群を採用してもよく、また鼻筋部の端部、中央部、鼻先部に近い箇所に通り穴群を設置して通り穴配列11を代替してもよい。
(第二実施例)
図6に示されるように、本実施例の鼻プロテーゼの鼻筋部における固定結合構造は、鼻筋部の密着面5に沿って鼻筋部の外側面6へ通り穴配列11が設置されているとともに、鼻筋部の密着面5側に止まり穴配列12が設置されており、止まり穴配列12の穴は、通り穴配列11の穴と離間して交互に設置されている構造である。
本実施例は、鼻筋部の密着面5側に止まり穴配列12が設置されていることにより、一方で、鼻筋部の密着面5の硬度が低くなって鼻筋部の密着面5が人体鼻筋の筋肉組織とよく密着することを保証するとともに、鼻筋部の外側面が密着面より高い硬度を備えて成形要求を満たすことを保証し、他方で、鼻筋部の密着面5が人体鼻筋の筋肉組織とさらに頑丈に結合することを保証することができる。
本実施例の通り穴配列11及び止まり穴配列12は、同様に図10−図13に示される構造を採用してもよく、また他の構造の通り穴群及び止まり穴群を採用して代替されてもよい。例えば、鼻筋部の対称線に沿って対称的に分布する通り穴群及び止まり穴群を採用してもよく、また鼻筋部の端部、中央部、鼻先部に近い箇所に通り穴群及び止まり穴群を設置して通り穴配列11及び止まり穴配列12を代替してもよい。
本実施例の止まり穴配列12は、他の実施例で柱列配列構造を採用して代替されてもよく、この場合でも、本発明の目的を実現することができる。
本実施例の止まり穴配列12は、他の実施例で鼻筋部の外側面に設置されても、本発明の基本的な目的を実現することができる。
(第三実施例)
図7に示されるように、本実施例の鼻プロテーゼの鼻筋部における固定結合構造は、鼻筋部の密着面5の側に設置された柱列配列13であり、柱列配列13の上面は、それらが設置された鼻筋部の密着面5の一部を構成する。
柱列配列13は、複数本の独立した柱で構成されており、各柱は、端部が自由端であり、変形しやすいため、それぞれの強度及び硬度を柱の横方向寸法及び高さを変えることにより調整することができる。柱の断面形状は、円形、方形、又は多辺形等を採用してもよい。固定結合構造は、鼻筋部の密着面5の側に柱列配列13が設置されている構造を採用するため、より柔らかな鼻筋部の密着面を取得して鼻筋部の密着面が人体鼻筋の筋肉組織とよく密着することを保証できるとともに、また鼻筋部の外側面が密着面より高い硬度を備えて成形要求を満たすことを保証できる。
本実施例の柱列配列13は、同様に図10−図13に示される構造を採用してもよく、また他の構造の柱列を採用して代替されてもよい。例えば、鼻筋部の対称線に沿って対称的に分布する柱列を採用してもよく、また鼻筋部の端部、中央部、鼻先部に近い箇所に柱列を設置して柱列配列13を代替してもよい。
(第四実施例)
図8に示されるように、本実施例の鼻プロテーゼの鼻筋部における固定結合構造は、それぞれ鼻筋部の密着面5の側及び鼻筋部の外側面6の側に柱列配列131及び柱列配列132が設置されている構造である。各柱は、強度及び硬度を柱の横方向寸法及び高さを変えることにより調整することができる。鼻筋部の密着面5の硬度が鼻筋部の外側面6より低いという目的を実現するために、以下の設計を採用してもよい。
1.鼻筋部の密着面5の側に設置された柱列の柱Aは、鼻筋部の外側面6の側に設置された柱列の柱Bと、横方向寸法が同じで、高さが柱Bの高さより大きいことを保証する。
2.鼻筋部の密着面5の側に設置された柱列の柱Aは、高さが鼻筋部の外側面6の側に設置された柱列の柱Bの高さと同じで、横方向寸法が柱Bの横方向寸法より小さいことを保証する。
3.鼻筋部の密着面5の側に設置された柱列の柱Aは、高さが鼻筋部の外側面6の側に設置された柱列の柱Bの高さより大きく、横方向寸法が柱Bの横方向寸法より小さいことを保証する。
本実施例の柱列配列131、132は、同様に図10−図13に示される構造を採用してもよく、また他の構造の柱列を採用して代替されてもよい。例えば、鼻筋部の対称線に沿って対称的に分布する柱列を採用してもよく、また鼻筋部の端部、中央部、鼻先部に近い箇所に柱列を設置して柱列配列131、132を代替してもよい。
(第五実施例)
図9に示されるように、本実施例の鼻プロテーゼの鼻筋部における固定結合構造は、鼻筋部の密着面5の側に柱列配列13が設置され、鼻筋部の外側面6の側に止まり穴配列12が設置されている構造である。
この固定結合構造を採用すれば、鼻筋部の密着面の側の硬度が鼻筋部の外側面の側より小さいことを保証することができる。
本実施例の柱列配列13、止まり穴配列12は、同様に図10−図13に示される構造を採用してもよく、また他の構造の柱列及び止まり穴群を採用して代替されてもよい。例えば、鼻筋部の対称線に沿って対称的に分布する柱列及び止まり穴群を採用してもよく、また鼻筋部の端部、中央部、鼻先部に近い箇所に柱列及び止まり穴群を設置して柱列配列13及び止まり穴配列12を代替してもよい。
他の実施例において、鼻プロテーゼの鼻筋部における固定結合構造は、鼻筋部の密着面5の側に止まり穴配列12が設置され、鼻筋部の外側面6の側に柱列配列13が設置されているという構造を採用しても、本発明の基本的な目的を実現することができる。
本発明の鼻プロテーゼの製造方法では、レーザにより、鼻プロテーゼの鼻筋部に設置された通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造である固定結合構造を、柱列の上面がそれらが設置された側の密着面又は外側面の全体又は局部を構成するように、加工する。
本鼻プロテーゼの製造方法により製造される鼻プロテーゼは、鼻筋部であっても、鼻筋部+鼻先部であっても、又は鼻筋部+鼻先部+鼻中隔部であってもよい。
図14に示されるように、本発明の鼻プロテーゼの製造方法において、レーザ加工は、
鼻プロテーゼの鼻筋部の加工待ち区域を加工層に分けるステップAと、
穴又は柱列の加工を待つ加工層にレーザの焦点距離を調整するステップBと、
現在の加工層における穴又は柱列を加工すべき位置に対して加工作業を行うステップCと、
現在の加工層が最後の層である場合、加工作業を完了し、そうでないなら、次の加工層にレーザの焦点距離を調整しステップCに戻るステップDと、を含む。
上述した加工層は、一層、二層、三層、又は複数層であってもよい。
[付記]
[付記1]
人体鼻筋の筋肉組織と密着する密着面と、前記人体鼻筋の皮膚組織と密着する外側面とを含む鼻筋部を備える鼻プロテーゼであって、
前記鼻筋部に設置された固定結合構造を更に備え、前記固定結合構造は、前記鼻筋部に設置された、通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造であり、前記柱列の上面は、それが設置された側の前記密着面又は前記外側面の全体又は局部を構成することを特徴とする鼻プロテーゼ。
[付記2]
前記固定結合構造は、
前記鼻筋部の前記密着面に沿って前記鼻筋部の前記外側面へ設置された通り穴配列であり、又は、
前記鼻筋部の前記密着面に沿って前記鼻筋部の前記外側面へ設置された通り穴配列及び前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された止まり穴配列であり、該止まり穴配列の穴は、該通り穴配列の穴と離間して交互に設置されていることを特徴とする付記1に記載の鼻プロテーゼ。
[付記3]
前記固定結合構造は、
前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された柱列配列であり、又は、
前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された柱列配列及び前記鼻筋部の前記外側面の側に設置された止まり穴配列であり、又は、
前記鼻筋部の前記密着面の側と前記鼻筋部の前記外側面の側とにそれぞれ設置された柱列配列であることを特徴とする付記1に記載の鼻プロテーゼ。
[付記4]
前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された柱列の柱Aは、前記鼻筋部の前記外側面の側に設置された柱列の柱Bと、横方向寸法が同じで、高さが前記柱Bの高さより大きく、又は、
前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された柱列の柱Aは、前記鼻筋部の前記外側面の側に設置された柱列の柱Bと、高さが同じで、横方向寸法が前記柱Bの横方向寸法より小さく、又は、
前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された柱列の柱Aは、高さが前記鼻筋部の前記外側面の側に設置された柱列の柱Bの高さより大きくて、横方向寸法が前記柱Bの横方向寸法より小さいことを特徴とする付記3に記載の鼻プロテーゼ。
[付記5]
前記通り穴群及び/若しくは前記柱列、又は前記通り穴群及び前記止まり穴群、又は前記柱列及び前記止まり穴群を含んでなる前記構造は、
それらが設置された前記鼻筋部の前記密着面又は前記外側面に全面的に設置され、又は、
それらが設置された前記鼻筋部の前記密着面又は前記外側面に、前記鼻筋部の長手に沿って断続的に離間して設置されていることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の鼻プロテーゼ。
[付記6]
前記鼻筋部は、縁部に沿って帯状の滑らかな区域が設置されており、
前記通り穴群及び/若しくは前記柱列、又は前記通り穴群及び前記止まり穴群、又は前記柱列及び前記止まり穴群を含んでなる前記構造は、
それらが設置された前記鼻筋部の前記密着面又は前記外側面における前記滑らかな区域により囲まれた区域内に全面的に設置され、又は、
それらが設置された前記鼻筋部の前記密着面又は前記外側面における前記滑らかな区域により囲まれた区域内に、前記鼻筋部の長手に沿って断続的に離間して設置されていることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の鼻プロテーゼ。
[付記7]
前記鼻筋部に接続された鼻先部、又は鼻先部及び鼻中隔部を備えており、
前記鼻筋部、前記鼻先部、及び前記鼻中隔部は、順次に接続して人体鼻部の形状を形成することを特徴とする付記5に記載の鼻プロテーゼ。
[付記8]
前記鼻筋部に接続された鼻先部、又は鼻先部及び鼻中隔部を備えており、
前記鼻筋部、前記鼻先部、及び前記鼻中隔部は、順次に接続して人体鼻部の形状を形成することを特徴とする付記6に記載の鼻プロテーゼ。
[付記9]
人体鼻筋の筋肉組織と密着する密着面と、前記人体鼻筋の皮膚組織と密着する外側面とを含む鼻筋部を備える鼻プロテーゼの製造方法であって、
レーザにより、前記鼻筋部に設置された、通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造である固定結合構造を、前記柱列の上面がそれらが設置された側の前記密着面又は前記外側面の全体又は局部を構成するように、加工することを含み、
レーザ加工は、
前記鼻プロテーゼの前記鼻筋部の加工待ち区域を加工層に分けるステップS1と、
穴又は柱列の加工を待つ前記加工層にレーザの焦点距離を調整するステップS2と、
現在の前記加工層における穴又は柱列を加工すべき位置に対して加工作業を行うステップS3と、
現在の前記加工層が最後の層である場合、加工作業を完了し、そうでないなら、次の前記加工層にレーザの焦点距離を調整しステップS3に戻るステップS4と、
を含むことを特徴とする鼻プロテーゼの製造方法。
[付記10]
前記加工層は、一層、二層、三層、又は複数層であることを特徴とする付記9に記載の鼻プロテーゼの製造方法。

Claims (10)

  1. 人体鼻筋の筋肉組織と密着する密着面と、前記人体鼻筋の皮膚組織と密着する外側面とを含む鼻筋部を備える鼻プロテーゼであって、
    前記鼻筋部に設置された固定結合構造を更に備え、前記固定結合構造は、前記鼻筋部に設置された、通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造であり、前記柱列の上面は、それが設置された側の前記密着面又は前記外側面の全体又は局部を構成することを特徴とする鼻プロテーゼ。
  2. 前記固定結合構造は、
    前記鼻筋部の前記密着面に沿って前記鼻筋部の前記外側面へ設置された通り穴配列であり、又は、
    前記鼻筋部の前記密着面に沿って前記鼻筋部の前記外側面へ設置された通り穴配列及び前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された止まり穴配列であり、該止まり穴配列の穴は、該通り穴配列の穴と離間して交互に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の鼻プロテーゼ。
  3. 前記固定結合構造は、
    前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された柱列配列であり、又は、
    前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された柱列配列及び前記鼻筋部の前記外側面の側に設置された止まり穴配列であり、又は、
    前記鼻筋部の前記密着面の側と前記鼻筋部の前記外側面の側とにそれぞれ設置された柱列配列であることを特徴とする請求項1に記載の鼻プロテーゼ。
  4. 前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された柱列の柱Aは、前記鼻筋部の前記外側面の側に設置された柱列の柱Bと、横方向寸法が同じで、高さが前記柱Bの高さより大きく、又は、
    前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された柱列の柱Aは、前記鼻筋部の前記外側面の側に設置された柱列の柱Bと、高さが同じで、横方向寸法が前記柱Bの横方向寸法より小さく、又は、
    前記鼻筋部の前記密着面の側に設置された柱列の柱Aは、高さが前記鼻筋部の前記外側面の側に設置された柱列の柱Bの高さより大きくて、横方向寸法が前記柱Bの横方向寸法より小さいことを特徴とする請求項3に記載の鼻プロテーゼ。
  5. 前記通り穴群及び/若しくは前記柱列、又は前記通り穴群及び前記止まり穴群、又は前記柱列及び前記止まり穴群を含んでなる前記構造は、
    それらが設置された前記鼻筋部の前記密着面又は前記外側面に全面的に設置され、又は、
    それらが設置された前記鼻筋部の前記密着面又は前記外側面に、前記鼻筋部の長手に沿って断続的に離間して設置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の鼻プロテーゼ。
  6. 前記鼻筋部は、縁部に沿って帯状の滑らかな区域が設置されており、
    前記通り穴群及び/若しくは前記柱列、又は前記通り穴群及び前記止まり穴群、又は前記柱列及び前記止まり穴群を含んでなる前記構造は、
    それらが設置された前記鼻筋部の前記密着面又は前記外側面における前記滑らかな区域により囲まれた区域内に全面的に設置され、又は、
    それらが設置された前記鼻筋部の前記密着面又は前記外側面における前記滑らかな区域により囲まれた区域内に、前記鼻筋部の長手に沿って断続的に離間して設置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の鼻プロテーゼ。
  7. 前記鼻筋部に接続された鼻先部、又は鼻先部及び鼻中隔部を備えており、
    前記鼻筋部、前記鼻先部、及び前記鼻中隔部は、順次に接続して人体鼻部の形状を形成することを特徴とする請求項5に記載の鼻プロテーゼ。
  8. 前記鼻筋部に接続された鼻先部、又は鼻先部及び鼻中隔部を備えており、
    前記鼻筋部、前記鼻先部、及び前記鼻中隔部は、順次に接続して人体鼻部の形状を形成することを特徴とする請求項6に記載の鼻プロテーゼ。
  9. 人体鼻筋の筋肉組織と密着する密着面と、前記人体鼻筋の皮膚組織と密着する外側面とを含む鼻筋部を備える鼻プロテーゼの製造方法であって、
    レーザにより、前記鼻筋部に設置された、通り穴群及び/若しくは柱列、又は通り穴群及び止まり穴群、又は柱列及び止まり穴群を含んでなる構造である固定結合構造を、前記柱列の上面がそれらが設置された側の前記密着面又は前記外側面の全体又は局部を構成するように、加工することを含み、
    レーザ加工は、
    前記鼻プロテーゼの前記鼻筋部の加工待ち区域を加工層に分けるステップS1と、
    穴又は柱列の加工を待つ前記加工層にレーザの焦点距離を調整するステップS2と、
    現在の前記加工層における穴又は柱列を加工すべき位置に対して加工作業を行うステップS3と、
    現在の前記加工層が最後の層である場合、加工作業を完了し、そうでないなら、次の前記加工層にレーザの焦点距離を調整しステップS3に戻るステップS4と、
    を含むことを特徴とする鼻プロテーゼの製造方法。
  10. 前記加工層は、一層、二層、三層、又は複数層であることを特徴とする請求項9に記載の鼻プロテーゼの製造方法。
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