JP2018527670A - 給電継続モジュール、システム、及び方法 - Google Patents

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Abstract

電気コンセント装置と共に動作可能な電力供給タイマのための電力供給継続モジュールであって、電力供給タイマは電気コンセント装置を介した電力供給を停止するための少なくとも1つの電源切断予定期間を有し、電力供給継続モジュールは、電気コンセント装置によって電気機器に供給される電力を感知するためのセンサと共に動作可能であり、電力供給タイマの電源切断予定期間よりも前の選択時間において電気機器への電力供給の指示をセンサから受信するように動作可能であり、電源切断予定期間の少なくとも一部の期間にわたり、電力が供給されるように電源切断予定期間の少なくとも一部を無効にするように動作可能である、電力供給継続モジュール。

Description

本発明は、電気機器への電力供給を継続するための手段及び方法に関する。本発明は、電力供給の時間制御に使用される装置、システム、及び方法に特に有用であり得る。
電力は発生させるのに、及び消費者が購入するのに高価である。電気は石炭を燃焼させること等の汚染を招く方法で、又は核分裂等の危険な方法で作り出され得る。従って、発電費を減らし、消費者への費用を減らし、汚染を減らすために電気消費量を減らすことが望ましい。
電力消費量を減らす1つの方法はタイマを使用することによるものであり、タイマはランプ、テレビ、他の任意のかかる機器等の電気機器への電力供給を自動でオン/オフするように設定される。タイマ(電気制御装置、給電タイマ、又は電力供給タイマと呼ぶ場合もある)は、電力供給に関するオン/オフ時間の1つ又は複数の周期によって設定可能であり得る。典型的にはかかるタイマは、例えば家庭向け電源コンセント(コンセント、GPO、又は汎用電源コンセントとも呼ばれる)に差し込まれるピンを有し、電源コンセントポートの1つに差し込まれる、電力供給を得るための電気機器に対する1つ又は複数の電源コンセントポートも有する。一部のタイマは電源コンセントに直接差し込まれるユニット形式であり、他のものは電源コンセントに差し込まれる電気コードを有する配電盤形式である。近年、電源コンセントに埋め込まれるタイマが開発されている。他のタイマは、照明スイッチ等の様々な種類の給電スイッチに関連し得る。
一部の電源コンセント(GPO)は電力供給をオン/オフするための手動スイッチを有さない。代わりに、それらの種類の非手動スイッチ型電源コンセントは、差し込まれたときに電力供給を直ちに得る電気機器を差し込むことによって動作させることができ、電気機器を外すことは機器への電力供給を停止させる。この種のコンセントは「常時オン」コンセントと呼ばれることがある。
(手動のオン/オフスイッチがあろうと「常時オン」型のものであろうと)電源コンセント及び照明スイッチ等の他の給電スイッチは、まとめて電気コンセント装置と呼ぶ。
タイマは、ダイヤル、レバー、スイッチ等を動かすことによって手動で設定することができる。他のタイマは、タイマ上に位置するグラフィカルユーザインタフェースを使って設定され又はプログラムされる。近年、コンピュータ、ラップトップ、スマートフォン、コンピュータタブレット等の外部のプログラミング装置によってプログラム可能な他のタイマが開発されている。タイマは、典型的には少なくとも1つの予定オン期間であって、その間は電力が供給可能であり又は電気機器に供給される(時としてかかる給電は電気コンセント装置も手動のオン/オフスイッチを有する場合はオンにされることを必要とするが、電気コンセント装置が非手動スイッチ型の「常時オン」装置の場合、タイマは自らのオン期間中給電を行う)、少なくとも1つの予定オン期間と、少なくとも1つの予定オフ期間であって、その間は(手動のオン/オフスイッチを有する場合は電気コンセント装置がオン又はオフにされていようが、電気コンセント装置が非手動スイッチ型の「常時オン」装置であろうと)電力が供給不能であり又は電気機器に供給されない、少なくとも1つの予定オフ期間とを有する。
テレビ、ステレオシステム、台所用品、及び他の家庭用電気機器又は非家庭用電気機器を含む多くの電気機器は、遠隔制御に応答するために、又は必要に応じてすぐに使えるように待機電力を使用する。不都合なことに待機電力は大量の電気エネルギを使用する可能性があり、とりわけ1年間にわたり家中の全ての電気機器が使用する全ての待機電力を合計すると、かかる電気エネルギの使用は多くの電力が無駄になる原因となり得る。石炭等の再生不能資源による発電によって引き起こされる潜在的な環境破壊を理由にこの無駄は望ましくなく、無駄にされる電力は消費者にとって非常に費用がかかり得る。
タイマは、機器が使用されない可能性が高いときに機器への電力供給をオフにすることにより、待機電力を有する電気機器内の電力の無駄を節約できる利点を有する。例えば、殆どの人は午後10時から午前5時までの間は自分のステレオシステムを聴きたくない。タイマはオフ期間にわたって、その期間中は待機電力が電気を消費しないようにステレオシステムへの電力供給をオフにすることができ、必要に応じてステレオシステムをすぐに使えるように翌朝オン期間にわたって電力供給をオンにすることができる。
概してタイマは、24時間周期内の少なくとも1つのオン期間及び少なくとも1つのオフ期間によって設定可能であり又はプログラム可能である。周期内の同じ時間に電力供給をオン/オフするために、その設定又はプログラムが24時間周期ごとに繰り返される。より洗練された他のタイマは24時間周期内の複数のオン/オフ期間の設定又はプログラミングを提供し、異なる曜日、月、又は年に対する異なる設定又はプログラムを可能にすることで利用者に多くの選択肢を与え得る。
典型的には、タイマは電気コンセント装置による電力供給が依然としてオンでも予定時間に電力供給をオフにし、又は装置が非手動スイッチ型コンセントである場合は機器が差し込まれているとき常にオンである。しかし、電気コンセント装置がオンにされていても(又は「常時オン」の非手動スイッチ型電気コンセント装置でも)、例えばタイマに差し込まれる機器によって供給オフ期間中は電力供給を消費せず、それはタイマが電気コンセント装置から機器への電力供給をそのオフ期間中は許可しないからである。より最近の一部のタイマ、例えば電気コンセント装置に組み込まれるタイマは、電力供給が供給オフ期間中に電気コンセント装置によって提供されるのを停止するように動作することができ、単純に電気コンセント装置からタイマを抜き、電気コンセント装置に機器を直接差し込むことによって容易にバイパスすることはできない。
或る使用シナリオでは、利用者がタイマを電気コンセント装置に差し込み、そのタイマにランプを差し込むことができ、利用者は1つのオン時間、例えば午前6時と1つのオフ時間、例えば午前8時を設定し、それにより電気機器は午前6時から2時間の期間にわたってオンになり、午前8時にオフになる。そのため、タイマは午前6時から午前8時までの2時間のオン期間と、午前8時から翌日の午前6時までの22時間のオフ期間とを有する。タイマ又はタイマを組み込む電源コンセントにランプが差し込まれ、ランプ自体がオンにされる場合、ランプの光はその2時間の期間にわたってオンになる。オン期間の終了時にランプのスイッチが依然として入っている場合、ランプはタイマによって自動でオフにされる。例えば自動タイマが許可するよりも長くランプが実際にオンのままであることが望まれる場合、この形態は不便であり得る。
同様に、そのタイマ又はそのタイマを組み込む電気コンセント装置にテレビ受像機等の別の電気機器が差し込まれ、2時間の期間中の或る時間においてテレビがオンにされる場合、テレビは午前8時の電源切断時間まで電力を有し、その電源切断時間にタイマがテレビへの電力供給をオフにし、テレビが消える。
電源切断時間に誰かがテレビを見ている場合、電力供給をオフにすることは非常に不便又は迷惑である可能性があり、見ている人はタイマを再設定若しくは再プログラムし、又は可能な場合はテレビを別の電気コンセント装置に差し込むことによってタイマをバイパスする必要があり、又はタイマが外部搭載型タイマである場合は電気コンセント装置からタイマを抜いてテレビを電気コンセント装置に直に差し込む必要がある。このことは望ましくなく、待機電力を概して消費するテレビ、コンピュータ、他の装置等の電気機器に一部の人がタイマを使用しない原因となり、そのため電気機器は待機電力がオンのままにされることがあり、そのことは電気の無駄につながる。具体的には、コンピュータで作業をするとき、コンピュータへの電力供給がタイマによって自動でオフにされる場合、利用者は保存していない作業を失う可能性がある。
完全にオンの状態にある一部の電気機器への電力が突然停止することの別の問題は、かかるシャットダウンに見舞われるとき、それらの機器が被害を受ける可能性があることである。そのようなシャットダウンが長期間にわたりタイマによって繰り返し行われるにつれて被害のリスクは高まる。しかし、待機電力状態にある機器はタイマによる電力供給の停止に見舞われる場合かかる被害を受けない可能性がある。
更なる問題は、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話等の機器が充電しているとき、タイマがオフにされ得る(又はオフ期間に突入し得る)ことである。機器自体は充電時にオフであり得るが、機器の電池を充電し続けるために電力供給を維持することが概して望ましい。電池の充電中に電力供給が失われることは電池が不十分に充電される原因となる可能性があり、一部の種類の充電式電池では電池寿命も短くし得る。
従って、機器への電力供給が、前述の機器がオン状態にあるときタイマによって突然及び/又は予期せずシャットダウンすることの不便さ及び潜在的被害を防ぐための手段及び方法を提供するのが有用だと本発明者は確認した。
機器がオフであり又は待機電力モードにある場合、タイマが電力供給をシャットダウンすることをその手段及び方法が可能にすべきであることも有用だと本発明者は確認した。
一態様では、本発明は、電気コンセント装置と共に動作可能な電力供給タイマのための電力供給継続モジュールを提供し、電力供給タイマは電気コンセント装置を介した電力供給を停止するための少なくとも1つの電源切断予定期間を有し、電力供給継続モジュールは、電気コンセント装置によって電気機器に供給される電力を感知するためのセンサと共に動作可能であり、電力供給タイマの電源切断予定期間よりも前の選択時間において電気機器への電力供給の指示をセンサから受信するように動作可能であり、電源切断予定期間の少なくとも一部の間電力が供給されるように電源切断予定期間の少なくとも一部を無効にするように動作可能である。
更に別の態様では、本発明は、電力供給タイマと共に動作する電気コンセント装置から電気機器に供給される感知電力の指示を受信するステップを含む方法を提供し、電力供給タイマの電源切断予定期間よりも前の選択時間に電力供給が感知される場合、電源切断予定期間の少なくとも一部の間電力が供給され続けるように電源切断予定時間の少なくとも一部が無効にされる。
更に別の態様では、本発明は、電力供給継続モジュール及び電力供給タイマを含む電力供給の継続性を与えるように使用可能にされるシステムを提供し、継続モジュールは、電力供給タイマと共に動作する電気コンセント装置から電気機器に電力が供給されているかどうかを感知するためのセンサを含み、使用中、タイマの電源切断予定期間よりも前の選択時間において機器への電力供給をセンサが感知する場合、電源切断予定期間の少なくとも一部の間電力が供給され続けるように、継続モジュールが電源切断予定期間の少なくとも一部を無効にする。
電気コンセント装置と共に動作可能な電力供給タイマのための電力供給継続モジュールを含む、電力供給の継続性を与えるように使用可能にされるシステムであって、電力供給タイマは電気コンセント装置を介した電力供給を停止するための少なくとも1つの電源切断予定期間を有し、電力供給継続モジュールは、電気コンセント装置によって電気機器に供給される電力を感知するためのセンサと共に動作可能であり、電力供給タイマの電源切断予定期間よりも前の選択時間において電気機器への電力供給の指示をセンサから受信するように動作可能であり、電源切断予定期間の少なくとも一部の間電力が供給されるように電源切断予定期間の少なくとも一部を無効にするように動作可能であり、システムが電力供給タイマを更に含む、システム。
電気コンセント装置と共に動作可能な電力供給タイマのための電力供給継続モジュールを含む、電力供給の継続性を与えるように使用可能にされるシステムであって、電力供給タイマは電気コンセント装置を介した電力供給を停止するための少なくとも1つの電源切断予定期間を有し、電力供給継続モジュールは、電気コンセント装置によって電気機器に供給される電力を感知するためのセンサと共に動作可能であり、電力供給タイマの電源切断予定期間よりも前の選択時間において電気機器への電力供給の指示をセンサから受信するように動作可能であり、電源切断予定期間の少なくとも一部の間電力が供給されるように電源切断予定期間の少なくとも一部を無効にするように動作可能であり、システムがセンサを更に含む、システム。
本発明における幾つかの任意選択の実施形態の概要
1つ又は複数の実施形態では、電力供給継続モジュールは、センサから入力を受信し、給電タイマに出力を与えるように適合されるソフトウェアモジュールである。かかる実施形態では、ソフトウェアモジュールを汎用計算装置、中央処理装置(CPU)チップ、カスタムチップ、カスタムチップセット、カスタム回路、又は他の任意の適切なハードウェア上に実装することができる。更に他の実施形態では、適切な電気部品及び電子部品を使用するハードウェアとして電力供給継続モジュールを実装することができる。また更なる実施形態では、ハードウェアコンポーネント及びソフトウェアコンポーネントの両方を使用して電力供給継続モジュールを実装することができる。
1つ又は複数の他の実施形態では、電力供給継続モジュールがハードウェア装置又はハードウェア装置のコンポーネントである。
一実施形態では、或る電力閾値以上の機器への電力供給をセンサが感知する場合に無効化を許可するように継続モジュールが適合される。任意選択的に、電力閾値が選択される。選択される閾値は、予め設定されていても利用者によって設定されても良い。
別の実施形態では、選択される又は測定される待機電力供給レベルから電力閾値が計算される。この計算は、選択される又は測定される待機電力供給レベルを上回る選択追加量を含み得る。
更に別の実施形態では、選択期間にわたる機器の待機電力供給レベルを測定し、その期間にわたる平均待機電力供給レベルを求めることによって電力閾値が計算される。待機電力供給レベルを測定することは、機器の待機電力供給レベルと非待機電力供給レベルとの差を求めることも含み得る。更に、待機電力供給レベルと非待機電力供給レベルとの差は、選択期間にわたるほぼ瞬時の電力供給を周期的に測定し、瞬時の電力供給レベルが複数の選択電力レベル帯域のうちの1つの範囲内にある回数をカウントし、高カウントを有する高位の電力レベル帯域と高カウントを有する低位の電力レベル帯域との間の選択点以下に待機電力供給レベルがあると定め、非待機電力供給レベルがその選択点を上回ると定めることによって求めることができる。更にこの計算は、求めた平均待機電力レベルを上回る所与の追加量を含み得る。
更なる実施形態では、継続モジュールがメモリ及びプロセッサを含む。任意選択的に、閾値を設定すること、閾値を予め設定すること、予期される待機電力供給レベルを記憶すること、選択追加量を記憶すること、選択期間を記憶すること、平均を求めること、閾値を計算すること、待機電力レベルを測定すること、選択電力レベル帯域を記憶すること、待機/非待機電力供給レベルを定めること、及び差を求めることのうちの何れか1つ又は複数が、メモリ及び/又はプロセッサを使用する継続モジュールによって実行される。
また更なる実施形態では、電力供給タイマの電源切断予定期間の概念上の開始と次の電源投入予定期間の開始との間の機器への電力供給をセンサが感知し、センサが機器への電力供給を感知しない、又は機器への電力供給がないものとして定められる選択レベル未満の電力供給を感知する場合、電力供給タイマの電源切断期間が開始される。更にセンサは、電源切断予定期間の概念上の開始と次の電源投入予定期間の開始との間の機器への電力供給を感知することができ、閾値を下回る機器への電力供給をセンサが感知する場合、電源切断期間が開始される。任意選択的に、開始される電源切断期間は元々予定されていた電源切断期間である。或いは、開始される電源切断期間は、元々予定されていた電源切断期間の終了前に又は終了後に終わり得る。これらの実施形態では、電源切断予定期間の概念上の開始後の感知が周期的であり得る。
このシステムの一実施形態では、このシステムが電気コンセント装置を更に含む。
別の実施形態では、本発明は、電力供給タイマと共に動作する電気コンセント装置から電気機器に電力が供給されているかどうかを感知するためのセンサを含む電力供給継続モジュールを提供し、使用中、タイマの電源切断予定期間よりも前の選択時間において機器への電力供給をセンサが感知する場合、電源切断予定期間の少なくとも一部の間電力が供給され続けるように、継続モジュールが電源切断予定期間の少なくとも一部を無効にする。
本発明の少なくとも1つの実施形態を表す以下の非限定的な説明図を参照し、本発明の少なくとも1つの実施形態を説明する。
本発明の実施形態を表す以下の非限定的な説明図を参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。
従来技術によるタイマの一例の使用シナリオの図表示である。 図1に示すのと同じだが、後の時点における使用シナリオの図表示である。 本発明の一実施形態を使用する際のステップを示す流れ図であり、閾値は予め設定されている。 本発明の別の実施形態を使用する際のステップを示す流れ図であり、閾値は利用者が設定可能である。 本発明の更に別の実施形態を使用する際のステップを示す流れ図であり、閾値は測定される。 本発明の更なる実施形態を使用する際のステップを示す流れ図であり、閾値は計算される。 本発明の一実施形態による、待機電力供給を使用して閾値を計算する方法を示すグラフである。 本発明の別の実施形態による、待機電力供給を使用して閾値を計算する方法を示すグラフである。 本発明の更に別の実施形態による、ヒストグラム又はヒストグラム様の手段を使用して閾値を計算する方法を示すグラフである。 充電式電池の経時的な電力プロファイルの一例を示すグラフである。
図1には、施設の壁14内のコンセント12(電源コンセント、GPO、又は汎用電源コンセントとも呼ばれる)に差し込まれている従来技術によるタイマ10(電気制御装置、給電タイマ、又は電力供給タイマと呼ぶ場合もある)の一例が示されている。コンセント(電気コンセント装置型である)は、コンセントを介しての電力供給のオンおよびオフを行うための手動スイッチを有し得る。しかし、一部の実施形態ではコンセントがそのような手動スイッチを有さない場合があり、(タイマが使用されない場合)コンセントに機器を単純に差し込むことによって電力が概して供給され、コンセントから機器を抜くことによって電力供給が概して止められることが理解される。この例ではコンピュータ16である電気機器は、電気コード24及びプラグ26を介してタイマ10に差し込まれ、コンピュータはグラフィカルディスプレイ18及びキーボード20に接続される。コンピュータを操作する利用者22が示されている。
タイマ10は、コンセント12に差し込むための1組のピンを有する別個の一体型ユニットであり、コンピュータのプラグ26を受け入れるためのソケットを有する。この例では、タイマと一体化されたプログラミングインタフェースを使用することにより、所望の時間にオン/オフするようにタイマをプログラムすることができる。プログラミングインタフェースは、時刻及びカレンダ日付と共にプログラム済みのオン/オフ時間を示すディスプレイを含み、所望のオン/オフ時間を設定するために利用者22によって押されるボタンも含む。
一部のタイマは24時間の期間内の1つのオン時間及び1つのオフ時間でしかプログラムすることができない。他のタイマは、24時間の期間内の複数のオン時間及び複数のオフ時間でプログラムすることができる。更に他のタイマは、非常に柔軟であるように任意の所与の曜日、月、又は年について異なる複数のオン/オフ時間を有するようにプログラムすることができる。
更に他のタイマは、コンピュータ、ラップトップ、スマートフォン、コンピュータタブレット等の外部のプログラミング装置によってプログラムされる。更なる改変形態はコンセントユニットと一体化されたタイマを含み、それにより利用者はコンセントのソケットに機器を直接差し込み、タイマを活性化しプログラムしてコンセントによる電力をオン/オフすることができる。
タイマがオンになるように設定されるときとオフになるように設定されるときとの間の時間を「オン」期間又は「電源投入期間」と呼び、タイマはタイマに差し込まれる機器に電力が供給されることを可能にし、タイマがオフになるように設定されるときとオンになるように設定されるときとの間の時間を「オフ」期間又は「電源切断期間」と呼び、タイマはタイマに差し込まれる機器に電力が供給されるのを妨げる。一部のタイマは24時間の期間内の複数のオン期間及び複数のオフ期間を有する。
図示の図1の例のタイマ10は、午後6時にオフになるようにプログラムされている。時計28上で示されている時間は午後5時50分である。利用者はタイマが午後6時に電力供給を切断するように設定されていることを忘れており、作業を続けている。
しかし、図2に示すように時間28が午後6時になると、タイマによって電力がもはや供給されないオフ期間にタイマが入り、そのためコンピュータは電源を切断され、突如シャットダウンする。このことは、幾つかのステップを必要とする複雑な作業を行っている可能性がある利用者22にとって非常に迷惑な状況、更にはショックを受ける状況であり得る。利用者はコンピュータを操作しているとき自分の作業を保存し忘れることがあり、そのため突然の電源喪失は作業を失わせる場合がある。
別の問題は、コンピュータがそのオンモードにあるときに突然の電力切断にさらされる場合、コンピュータ等の機器が被害を受け得ることである。典型的には、コンピュータ及び他の機器は待機電力モードを有する。コンピュータ又は他の機器が待機電力モードにある場合、電力供給を切断することは、コンピュータがオンモードにあるときに電力供給が切断される場合に生じるような被害を引き起こすことはない。
オンモードにあるコンピュータは、コンピュータが何のプロセスを実行しているのかにもよるが、例えば100ワット(W)から120W消費し得る。待機モードでは、コンピュータは少量の電力、例えば2Wから5Wしか消費しない場合がある。一部のコンピュータはスリープモードを有し、スリープモードでは消費電力が待機モードで消費される量とオンモードで消費される量との間であり、例えばスリープモード内でどのプロセスが引き続き実行されているのかにもよるが、例えば10Wから20Wであり得る。
テレビやステレオシステム等の他の装置も待機モードを有し、待機モードにあるときはコンピュータと同様の電力量を消費し得る。
待機電力は便利だが時が経つにつれて大量の電力を消費し、そのため未使用時に待機モードである機器は1年間で多くの電力のワット時(Wh)を消費し得る。かかる消費は費用がかかる可能性があり、どのように発電されているのかにもよるが環境に被害を与える場合もある。更に、一部の利用者はソーラーパネル等の個人の再生可能エネルギ生成手段によって供給される電気を利用し、その資源を待機電力であまり消費したくない場合がある。
しかし、タイマは節電を支援することはできるが、上記のシナリオが提案するように、タイマは予定されたオン/オフ期間に従って不便な時間に機器がオフになることも引き起こし得る。本発明の継続モジュールは、タイマに差し込まれている機器が電力を消費していない又は或るレベル以下の電力を消費している場合にのみ電源切断期間に突入することによってこの問題に対処する。機器が電力を消費している又はそのレベルを上回る電力を消費している場合、継続モジュールが切断予定期間を無効にし、それにより機器に電力が供給され続け、不所望のシャットダウンもない。
継続モジュールは、任意の適切なセンサを使用することによって機器への電力供給を感知する。一実施形態では、そのセンサが電流を感知するためのロゴスキーコイルを含み得る。別の実施形態では、そのセンサが電流を感知するためのホール効果センサを含み得る。機器への電力供給を感知できるようにするために、センサは回路内に位置する。電力供給がタイマに入る点と電力供給がタイマを離れる点との間のどこかで感知を行うことができるように、典型的には継続モジュールはタイマに組み込まれる。
他の実施形態では、タイマ自体がコンセントユニット又は照明スイッチ等の他の何らかの電気コンセント装置と一体化され、そのため継続モジュールはタイマと別個のユニットだが、タイマ及び電気コンセント装置と連携して機能するように適合され得る。一体型のタイマ及び電気コンセント装置は、タイマ/電気コンセント装置システムと呼ぶことができる。かかる実施形態では、タイマの外側の供給内の点だが電気コンセント装置内のどこかで機器への電力供給の感知が行われる可能性があるが、継続モジュールは切断予定期間を必要に応じて無効にするためにタイマと連携して機能するように依然として使用可能にされる。
多くの応用例において、コンピュータ、テレビ、ステレオシステム等について、機器への電力供給が、機器がオンモードにあるレベルである可能性が高いかどうか、機器が待機モードにあるレベルである可能性が高いかどうか、又は機器がオフかどうかを継続モジュールが感知することが便利である。他の応用例では、ランプ、照明、トースタ、ケトル、及び待機電力モードを概して有さない他の多くの種類の機器等について、電力供給が機器にとってオンかオフかを継続モジュールが感知すれば便利である。
オンモード、待機モード、及びオフモードを有する機器と共に効果的に動作するために、継続モジュールの一実施形態は供給されている電力が或るレベル以下かどうか、又は電力がそのレベルを上回るかどうかを感知するように適合される。或いは継続モジュールは、供給されている電力がそのレベルを下回るかどうか、又は電力がそのレベル以上かどうかを感知するように構成され得る。このようにして、機器に供給されている電力がそのレベル以下又は未満として感知される場合、その機器は(電力が供給されていない)オフ又は(そのレベル未満のどこかで電力が供給されている)待機モードにあると見なされる。
従って、継続モジュールはメモリ装置及び処理装置を含むことができ、又はそれらの装置と連携して機能するように適合させることができ、メモリは閾値電力供給レベルとしてレベルを記憶し、プロセッサは機器に供給されている電力が閾値と等しいかどうか、閾値を上回るかどうか、又は閾値を下回るかどうかを判定するように動作する。実施形態では、メモリ装置はランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、又は他の種類のデジタルメモリ装置とすることができ、処理装置は中央処理装置(CPU)等とすることができる。但し、閾値を記憶すること及び決定(又は判定)のプロセスは他の種類の電気装置、電子装置、又は機械装置によって行われ得ることが理解されよう。
例えば閾値を5Wとすることができ、そのため5W以下の電力が機器に供給されていると継続モジュールのセンサが感知する場合、その機器はオフ又は待機モードにあると判定される。機器が待機モードにある又はオフだと判定される場合、継続モジュールはタイマの電源切断期間を無効にせず、タイマの電源切断予定時間が遂行され、機器への電力供給が停止される。5Wを上回る電力が機器に供給されているとセンサが感知する場合、その機器はオンだと判定され、電源切断予定期間が無効にされ、そのためタイマは電力供給をオフにせず、機器は供給され続ける。
実施形態では、電力供給継続モジュールは、電力供給プロファイル(所与の期間にわたって引き込まれる電力のレベル)が充電式電池を充電している機器のプロファイルのものかどうか、又はかかる機器のプロファイルと十分同様かどうかを感知し、検出し、且つ/又は計算するように動作可能であり得る。一部の状況では、ラップトップコンピュータ、携帯電話、充電式電池を有する他の機器等の機器が充電のために電気コンセント装置に接続されるが、動作させるためにオンにはされない。その状況では、電力供給プロファイルがオン時の及び動作時の同じ機器の電力供給プロファイルと異なる場合があり、完全にオンで動作しているときの電力引込みに比べて電力引込みが低い待機モード又は他の何らかのモードにある場合の機器の電力供給プロファイルとも異なり得る。スイッチモード供給装置を含め、非正弦波電力消費装置が益々使用されていることが理解されよう。正弦波電力消費装置の一例は白熱灯である。充電式電池を有するラップトップコンピュータは非正弦波電力消費装置の一例であり、スイッチモード電力供給を使用する。実施形態では、スイッチモード電力供給装置等の非正弦波装置の電力供給プロファイルを感知し、検出し、且つ/又は計算するように電力供給継続モジュールが適合される。
電力供給プロファイルの感知、検出、及び/又は計算は様々なやり方で実施することができる。一実施形態では、モジュールが或る期間にわたって(期間は選択された時間の長さに限定することができ又は無限とすることができる)機器への電力供給を感知し記録するように動作可能であり、記録済みの供給はモジュールによって(又は何らかの外部装置によって)概念的にグラフ化され得る。状況の一例では、充電がちょうど開始した可能性があることを所与とし、期間の始めの電力供給プロファイルが相対的に高く、充電式電池は充電の開始時に、とりわけその時点において非常に低い充電量を有する場合、より高いレベルの電力を引き込む。時間が経つにつれて充電に必要な電力レベルは低下する可能性が高く、そのためその期間中の電力供給プロファイルは充電式電池が次第に充電されるにつれて低下する。
電池が満杯であり又はほぼ完全に充電されると電力供給プロファイルが最小に達し、プロファイルは横ばい状態になり、そのため電力供給レベルは経時的に増加も減少もしない。モジュールはこの横ばい状態を認識するように構成され得る。一実施形態では、センサが選択期間にわたる同じ(期間開始時の電力供給量及び電力レベルの減少時間中の電力供給量に比べて相対的に低い量である)電力供給量を感知するとき、充電式電池が完全に、ほぼ完全に、又は十分完全に充電されたと判定される。
一部の充電では又は一部の充電式電池の種類では、或る期間にわたる電力供給の減少が、他の充電又は他の充電式電池の種類の電力供給の減少に比べて相対的に迅速であり得る。更に、(充電開始時の)最大電力レベル及び/又は(充電終了時の)最小電力レベルは、異なる充電周期について又は異なる充電式電池若しくは電池の種類について異なる場合がある。但し、多くの、殆どの、又は全ての異なる充電周期、異なる充電式電池、又は異なる電池の種類に対処するために電力供給プロファイルをモジュール内に予め設定することができる。或いは一部の実施形態では、初期プロファイルパラメータ(例えば充電開始時の予期される初期電力引込みレベル、或る期間にわたる予期される電力引込み減少レベル、充電終了時の予期される最小電力引込みレベル)を有し、その後の1つ又は複数の充電例を使用して(例えば連続する例を平均して(完了した充電周期だと判定される充電周期により大きい重みを与える加重平均を含む))初期プロファイルパラメータを変更するモジュールによって充電に関する電力供給プロファイルが学習され得る。
充電中の感知は継続的とすることができ、又は期間が製造業者若しくは利用者によって選択される状態で周期的とすることができる。
他の実施形態では、モジュールが電力供給の選択期間を循環的に記録する(つまりモジュールが或る選択期間について感知される電力レベルを記録し、次の期間内に感知される電力レベルを用いてそれらの最初に記録した電力レベル上に記録する)ように動作可能であり、そのため過去に感知した電力レベルを使用する要件がある場合、その電力レベルは記録内にある可能性が高い。この循環記録は電源切断期間の開始が予定されているとき使用することができ、モジュールは過去に記録した電力供給レベルを使用して充電事象が発生しているかどうかを計算することができる。循環記録は、充電とは別の他の挙動、プロファイル、及び事象を計算し且つ/又は検出するためにモジュールによって使用され得ることが理解されよう。
充電を感知することは、機器の充電中にタイマが電力供給を切断するのを防ぐためにモジュール内で使用され得ることが理解されよう。例えば、利用者は充電するために機器を設定することができ、充電期間中の或る時点において給電タイマが供給オフ期間に切り替わる予定になっている。この状況では、充電事象が進行中であることを感知し、検出し、且つ/又は計算しているモジュールが動作して、充電が継続し得るように供給オフ期間へのタイマの切り替わりを無効にする。充電期間が終了したことを(上記のように低レベルの横ばい状態を感知し、検出し、且つ/又は計算することによって)モジュールが感知し、検出し、且つ/又は計算する場合、モジュールは、電力供給オフ期間にタイマが切り替わることを可能にするように動作し、又は他の方法で電気コンセント装置に電力供給を停止させる。他の状況では、電池が充電された後だが、最小レベル(低い横ばい状態のレベル)における電力供給が依然としてある場合に供給オフ期間に切り替わるように給電タイマをスケジュール設定することができる。
図10は、電池の充電中のあり得る経時的な電力プロファイル206を表すグラフ200の一例を示す。グラフのY軸は電力を表し、グラフのX軸は時間を表す。グラフの左側では充電中の消費電力が相対的に高く(208)、低電力の横ばい状態210に達するまでグラフの右側にかけて減少する。モジュールは、この低電力の横ばい状態を認識するように構成することができ、その横ばい状態の又はそれに十分近い電力を何回か測定した後、タイマの電源切断期間の開始を可能にする。
図10のプロファイル206はスパイクが多いことを指摘しておく(スパイクの一例を212に示す)。このようにスパイクが多いことは、例えば充電がラップトップコンピュータの動作中のラップトップの電池に対するものである場合に起こり得る、瞬時の電力消費事象の結果であることが理解されよう。かかる状況では、ラップトップは充電期間中に特定の動作についてより多い電力の要件を有し得る。モジュールは電気出力装置(コンセント)を電源切断期間に間違って切り替えないように、このスパイクの多い電力プロファイルを考慮するように構成され得る。
実施形態では、供給されている電力のレベルを継続的に感知するようにセンサが動作し得る。しかしこの継続的モニタリングは大量のエネルギを消費し、従って供給されている電力を周期的にモニタする方が望ましい場合がある。例えば、センサは電力供給レベルを10秒間隔、30秒間隔、1分間隔、又は5分間隔で感知するように動作させることができる。センサが選択期間において感知するとき、感知はほぼ瞬時であり、所望の感知精度を最短時間で与えるように動作する。これにより、センサが動作するためのエネルギ要件が低下する。更に、全ての応用例において電力供給レベルを電源投入期間の間中感知する必要はなく、それは電力が機器に供給可能な状態で又は機器に実際に供給されている状態でタイマがオンになるように設定される場合、電力が実際に供給されているかどうかを感知する必要がない場合があるからである。
従って、タイマの電源切断予定期間よりも前の選択時間においてのみ電力が機器に供給されているかどうかを感知するように継続モジュールを適合させることができる。選択時間は任意の時間の長さとすることができ、電源切断予定期間が開始する1分前、30秒前、15秒前、10秒前、又は5秒前を含み得る。このようにして、選択時間において電力が供給されていること又は閾値量を超えて供給されていることをセンサが感知する場合、電源切断予定時間が無効にされ、電源切断予定期間の少なくとも一部が無効にされるように電力がオフにされない。他の実施形態では、電力が供給されていることを予定オフ期間の前に複数回感知するようにセンサを動作させることができる。
一実施形態では、電源切断予定時間が無効にされている場合、継続モジュールは(電源切断期間は遂行されていないが)電源切断予定期間の全体を通して電力供給レベルを感知し続け、そのため電源切断期間中に利用者が機器をオフにする又は機器を待機電力モードにする場合、継続モジュールはタイマと共に動作して電源を切断し、電源切断期間に戻る。電源切断期間に戻ることは電源切断予定期間に戻ることとすることができ、その場合、次に予定されている電源投入期間が開始するとき電源切断期間が終了する。或いは電源切断期間は、元々予定されていた電源切断期間よりも短い又は長い期間とすることができる。この点に関して、電源投入期間及び電源切断期間を所望の通りに変えるために、タイマと共に動作してタイマを再プログラムするように継続モジュールが使用可能にされ得る。
例えば、利用者が電源切断予定期間を超えて電力使用を延長した場合、継続モジュール及びタイマは、元々予定されていた電源切断時間を利用者が超過したのと同じ分だけ次の電源投入時間を遅く変えることによって利用者にペナルティを課すように動作することができる。
予定オフ時間(遂行されていないので概念上のオフ時間である)の後に続く感知は継続的な感知とすることができ、又は周期的な感知であり得ることが理解されよう。上記のように、周期的な感知は任意の選択間隔において行うことができ、それらの間隔におけるほぼ瞬時の感知になる。
閾値は予め設定されていても、利用者によって設定されても、機器が待機モードにあるとき機器への電力供給レベルを感知することによって設定されても良い。閾値は、待機モードにある機器への選択期間にわたる電力供給レベルの平均として計算することもできる。閾値の計算は、特定の機器への待機モードの電力供給レベルとオンモードの電力供給レベルとの差を求めることも含み得る。閾値は、待機モードにあるときの機器への感知且つ/又は計算される電力供給レベルを上回る、デルタと呼ぶことができる相対的に小さい追加量を含むように計算することができる。閾値を設定するための実施形態については以下でより詳細に論じる。
一実施形態では、図3の流れ図に示すように、タイマ又はタイマ/電気コンセント装置システムを有する継続モジュールが、予め設定された閾値と共に利用者に提供される。閾値は、製造業者によって設定され、国内に輸入されるときに設定され、又は売場で設定され得る。閾値レベルは、特定の機器の製造業者からの、待機モードにある機器の公称電力消費レベルを与える仕様を参照して決定され得る。更に閾値は、一連の機器の仕様を参照し、それらの仕様の待機モード電力レベルの全ての指定レベルのうちの最も高いものに閾値を設定することによって決定することができる。
図3に示す実施形態では、継続モジュールの機能がタイマ又はタイマ/電気コンセント装置システム内で任意選択的である。継続モジュールの機能を活性化するには、利用者が継続モジュールをオンにしなければならない(30)。この継続モジュールをオンにすることはタイマ上のスイッチによって行うことができ、又はタイマがそのように操作される場合はグラフィカルユーザインタフェース上のボタンを押すことによって行われ得る。次いで、利用者がタイマ又はタイマ/電気コンセント装置システムに機器を差し込む(32)。タイマが電源投入予定期間内にある場合は利用者が機器を操作することができ(34)、利用者が電源切断期間の開始予定前の選択時間において機器を操作している場合、電源切断予定期間の少なくとも一部の期間にわたり、電力がタイマ又はタイマ/電気コンセント装置システムを介して機器に供給され続けるように、継続モジュールが電源切断期間を無効にする。
次いで、利用者が電源切断予定期間中の機器をオフとする場合、又は機器を待機電力モードにする場合、センサは電力が供給されていないこと又は電力が予め設定された閾値以下で供給されていることを感知し、そのため継続モジュールはタイマと共に動作して電源切断期間を開始し、又は元々予定されていた電源切断期間に戻る。
望まれる場合、利用者は継続モジュールの機能をオフにすることもでき、その場合はタイマが無効化能力なしに自らの電源投入予定時間及び電源切断予定時間に合わせて動作する。
図4に示す代替的実施形態では、閾値が購入時に又は購入後に利用者によって設定可能である。利用者が継続モジュールの機能をオンにし(36)、利用者が閾値レベルを入力することをタイマ又はタイマ/電気コンセント装置システムが要求し(38)、利用者が所望の閾値レベルを入力する(40)。或る任意選択的実施形態では、利用者が入力した閾値レベルを追加し、相対的に小さい追加(デルタ)量を追加すること(42)によって設定される閾値レベルが計算される。システムによって計算されるデルタ量を含むこの閾値は、待機モードの電力消費レベルにおける小さな変動によって閾値が上回られることによる不所望の無効化を防ぐのを支援し得る。
継続モジュールは、利用者が入力する閾値又はシステムが計算する閾値に従って閾値を設定する(44)。次いで利用者は機器を差し込み(46)、必要に応じて無効化を提供するタイマ及び継続モジュールを有する機器を使用することができる(48)。
図5に示す更なる任意選択的実施形態では、機器が待機モードにある間の機器の電力供給レベルを測定することによって閾値が決定される。利用者が継続モジュールの機能をオンにし(50)、次いでタイマ又はタイマ/電気コンセント装置システムに機器を差し込む(52)。次いで機器がオンにされ、待機電力モードにされる(54)。自動で又は利用者がモジュールを活性化することにより、待機中に機器に供給されている電力を継続モジュールが測定(感知)する(56)。ここでも選択肢は、測定レベルにデルタ量を追加して(58)システムによって計算される閾値を作り出すことである。次いで、直接測定されるレベル(56)又はシステムが計算するレベル(58)に従って継続モジュールが閾値を設定する(60)。利用者は、継続モジュールが活性化され且つ閾値が設定された状態で機器の操作に進む(62)。
図6に示す更に別の実施形態では、設定される閾値レベルが選択期間にわたる待機電力のレベルを平均することによって計算され、又はヒストグラム化の方法を使用することによって求められ得る。利用者が継続モジュールの機能をオンにし(64)、機器をタイマ又はタイマ/電気コンセント装置システムに差し込み(66)、次いで平均化又はヒストグラム化の期間が開始すべきであることを確認するように促され(68)、平均化又はヒストグラム化の期間が開始すべきであることを確認する(70)。
平均化又はヒストグラム化の期間は例えば24時間とすることができるが、更に短い期間又は長い期間でも良い。この期間は利用者が選択できても良い。更に一部の実施形態では、閾値レベルの精度を改善するために平均化又はヒストグラム化を設定期間にわたって継続的に又は繰り返し行うことができる。これらの改変形態は利用者にとっての各種の選択肢であり得る。
平均化/ヒストグラム化の期間が開始すべきであることを利用者が確認した後、継続モジュールはその期間にわたって、機器への電力供給レベルを測定(感知)し始める(72)。
平均化の一実施形態(Y軸92上に電力94がグラフ化(90)され、X軸96上に時間98がグラフ化されている図7参照)では、利用者は全期間98にわたって機器を待機モードにしておくことを求められ、その期間が終了するとき(74)、測定済みの待機電力供給92のばらつき100をその期間にわたって平均(102)する(76)。測定は継続的とすることができ、又はその期間にわたって周期的に行うことができるが、図7では周期的な測定を示す。任意選択的に、計算済みの平均102にデルタ量を追加することができる(104)。
平均化の別の実施形態(Y軸112上に電力114がグラフ化(110)され、X軸116上に時間118がグラフ化されている(図8参照))では、機器が待機モードにある期間の少なくとも一部がある限り、利用者がオンモード及び待機モード内で機器を所望の通りに操作することができる。平均化128は、選択され又は計算されたレベル未満だと判定された測定値120に対してのみ行われる一方、選択され又は計算されたレベルを上回る全ての測定値122は、機器がオンモードにあること又は一部の改変形態ではスリープモードにあることを示す電力供給レベルだと定められるので、平均化から除外する(124)。除外レベルは、期間にわたる全ての測定電力レベルの平均から1つ又は複数の標準偏差を減じることによって計算され得る。任意選択的に、計算される平均128にデルタ量を追加することができる(130)。
改変形態では、瞬時の電力供給レベルが複数の選択電力レベル帯域のうちの1つの範囲内にある回数をカウントし、高カウントを有する高位の電力レベル帯域と高カウントを有する低位の電力レベル帯域との間の選択点以下に待機電力供給レベルがあると定め、非待機電力供給レベルがその選択点を上回ると定めることにより、ヒストグラム化の方法を使用することができる(Y軸142上にカウント144がグラフ化(140)され、X軸146上に電力帯域148がグラフ化されている図9参照)。
所望の精度をもたらすように帯域150の数を選択することができる。例えば3000Wの範囲を超えると、各帯域が3Wの範囲である状態で1000個の帯域があり得る。帯域は均等に分散させることができ、又は全範囲の中の特定の範囲において帯域数が他の範囲よりも多いように一様でなくても良い。図9では、帯域150を17個しか示しておらず、これらの帯域は34Wの範囲に及び、各帯域が2Wの範囲に相当することを意味する。
カウントの分布152は4番目の電力帯域の辺りで「隆起」154を示しており、13番目から15番目の電力帯域の辺りで別の「隆起」156を示している。これらは、コンピュータ内の待機電力154とスリープモード電力156との差を示す隆起であり得る。2つの電力プロファイル154と156との差を決定するための点158は、その2つの電力プロファイル間の中間点として選択することができる。任意選択的に、選択した点158にデルタ量を追加することができ(160)、そこが閾値として設定される。
再び図6を参照し、測定期間が終了すると(74)、上記の平均化又はヒストグラム化の方法の何れか1つに従って測定値に対する計算を行う(76)。任意選択的には、システムによって計算される閾値を作り出すために、計算結果にデルタ量を追加する(78)。次いで、平均化/ヒストグラム化された計算済みの閾値に従って、又はシステムによって計算される閾値に従って閾値を設定する(80)。次いで、利用者は機器の操作に進む(82)。
設定される閾値を確立するための測定、計算、及び判定は継続モジュールのメモリ及びプロセッサによって行われ得るが、継続モジュールと連携して機能する別のユニットによっても行われ得ることが理解されよう。
1つ又は複数の実施形態では、2つ以上の区別可能な動作状態(2つ以上の区別可能な電力消費状態(又はレベル))を有する電気器具に電力供給継続モジュールが適合される。例えば、電気器具は低電力の「待機」状態及び高電力の「使用中」状態を有し得る。電気器具の他の例は連続したほぼ一定の電流引込み又は「オフ」状態で動作することができ、更に他の電気器具は間欠的なオン/オフの電流引込みで動作し得る。
1つ又は複数の他の実施形態では、感知され、測定され、且つ/又は制御されている電気器具が差し込まれている電気コンセント装置以外の電気コンセント装置(電源コンセント)に関する電力供給タイマのスケジュールを電力供給継続モジュールが制御することができる。例えば二段式の電源コンセントでは、電力供給継続モジュールは、電源コンセント内のソケットの一方に差し込まれる電気器具について感知される電力供給を使って動作させることができ、電気コンセント装置のもう一方のソケットに差し込まれる機器のための電力供給タイマを制御するために使用することができる。これはマスタ/スレーブ動作と呼ばれることがある。かかる動作は多段ソケットの配電盤及び同様の電気コンセント装置に拡張できると想定され、そのため電力供給継続モジュールは、1つ又は複数の電気器具に供給される感知電力の指示を受信することができ、1つ又は複数の他の電気器具のスケジューリングの無効化を制御するように動作することができる。電力供給継続モジュールは、ネットワーク上の1つ又は複数の他の電気器具のスケジューリングの無効化を制御するために、例えば室内、住宅内、又はオフィス内の電気コンセント装置網と共に動作可能であることも想定される。
1つ又は複数の実施形態では、電力供給継続モジュールが、特定の電力供給感知事象と電源切断予定期間の終わりとの間の期間を計算するように動作可能である。一部の状況では、計算される期間が十分短い場合、電源切断予定期間の無効化を維持することが望ましい場合がある。例えば一実施形態では、電力供給継続モジュールが8時間の予定オフ期間を無効にするために7時間半動作している場合があり、モジュールは電力がそれぞれの電気器具に閾値レベルを超えて供給されていることの指示をセンサから受信するために5分単位で動作する。この例及び実施形態では、7時間35分における周期的な感知事象中に閾値レベルを上回るものとして電力供給が感知される場合、8時間の電源切断予定期間の終わりまで無効化を維持するようにモジュールをプログラムし又は他の方法で構成することができる。
実施形態では、それぞれの電源切断予定期間の終わりまで無効化を維持することが、電源切断予定期間の選択される又は計算される残り時間に基づいて決定され得ることが理解されよう。選択される残り時間は予め設定されても利用者によって入力されても良い。計算される残り時間は、経過した又はこれから到来する電源切断予定期間の所定のパーセンテージとして決定され得る。
本明細書及び添付の特許請求の範囲の全体を通して、別段の定めがない限り、「含む(comprise)」という語及び「含む(comprises)」や「含んでいる(comprising)」等の異体は、述べられる整数若しくはステップ又は整数群若しくはステップ群を含むことを含意し、他の任意の整数若しくはステップ又は整数群若しくはステップ群を排除することは含意しないことが理解されよう。
本明細書での如何なる従来技術への言及も、従来技術がありふれた一般知識の一部を形成するという承認としても如何なる形の示唆としても解釈されず、そのように解釈すべきでない。

Claims (35)

  1. 電気コンセント装置と共に動作可能な電力供給タイマのための電力供給継続モジュールであって、前記電力供給タイマは前記電気コンセント装置を介した電力供給を停止するための少なくとも1つの電源切断予定期間を有し、前記電力供給継続モジュールは、前記電気コンセント装置によって電気機器に供給される電力を感知するためのセンサと共に動作可能であり、
    前記電力供給タイマの電源切断予定期間よりも前の選択時間において電気機器への電力供給の指示を前記センサから受信するように動作可能であり、前記電源切断予定期間の少なくとも一部の期間にわたり、電力が供給されるように前記電源切断予定期間の少なくとも一部を無効にするように動作可能である、電力供給継続モジュール。
  2. 前記電気機器への電力供給閾値以上の電力供給の指示を前記センサから受信する場合、前記無効化を可能にするように動作可能である、請求項1に記載の継続モジュール。
  3. 前記電力供給閾値が選択される、請求項2に記載の継続モジュール。
  4. 前記選択される電力供給閾値が予め設定される、請求項3に記載の継続モジュール。
  5. 前記選択される電力供給閾値が利用者によって設定される、請求項3に記載の継続モジュール。
  6. 前記電力供給閾値が、選択される又は測定される待機電力供給レベルから計算される、請求項2に記載の継続モジュール。
  7. 前記計算が、前記選択される又は前記測定される待機電力供給レベルを上回る選択追加量を含む、請求項6に記載の継続モジュール。
  8. 選択期間にわたる機器の待機電力供給レベルを測定し、その期間にわたる平均待機電力供給レベルを求めることによって前記電力供給閾値が計算される、請求項2に記載の継続モジュール。
  9. 前記待機電力供給レベルを測定することが、前記機器の待機電力供給レベルと非待機電力供給レベルとの差を求めることを含む、請求項8に記載の継続モジュール。
  10. 待機電力供給レベルと非待機電力供給レベルとの前記差が、前記選択期間にわたるほぼ瞬時の電力供給を周期的に測定し、前記瞬時の電力供給レベルが複数の選択電力レベル帯域のうちの1つの範囲内にある回数をカウントし、高カウントを有する高位の電力レベル帯域と高カウントを有する低位の電力レベル帯域との間の選択点以下に前記待機電力供給レベルがあると定め、非待機電力供給レベルが前記選択点を上回ると定めることによって求められる、請求項9に記載の継続モジュール。
  11. 前記計算が、前記求めた平均待機電力レベルを上回る所与の追加量を含む、請求項8乃至10の何れか一項に記載の継続モジュール。
  12. 前記継続モジュールがメモリ及びプロセッサを含む、請求項1乃至11の何れか一項に記載の継続モジュール。
  13. 前記閾値を設定すること、前記閾値を予め設定すること、前記待機電力供給レベルを記憶すること、前記選択追加量を記憶すること、前記選択期間を記憶すること、前記平均を求めること、前記閾値を計算すること、前記待機電力レベルを測定すること、前記選択電力レベル帯域を記憶すること、前記待機/非待機電力供給レベルを定めること、及び差を求めることのうちの何れか1つ又は複数が、前記メモリ及び/又は前記プロセッサを使用する前記継続モジュールによって実行される、請求項4乃至11の何れか1つ又は複数に付加されるときの請求項12に記載の継続モジュール。
  14. 前記電源切断予定期間の概念上の開始と次の電源投入予定期間の開始との間の前記機器への電力供給を前記センサが感知し、前記センサが前記機器への電力供給を感知しない、又は前記機器への電力供給がないものとして定められる選択レベル未満の電力供給を感知する場合、電源切断期間が開始される、請求項1乃至13の何れか一項に記載の継続モジュール。
  15. 前記電源切断予定期間の概念上の開始と次の電源投入予定期間の開始との間の前記機器への電力供給を前記センサが感知し、前記閾値を下回る前記機器への電力供給を前記センサが感知する場合、電源切断期間が開始される、請求項2乃至14の何れか一項に記載の継続モジュール。
  16. 前記開始される電源切断期間が元々予定されていた電源切断期間である、請求項14又は15の何れかに記載の継続モジュール。
  17. 前記電源切断予定期間の前記概念上の開始後の前記感知が周期的である、請求項14乃至16の何れか一項に記載の継続モジュール。
  18. 電力供給タイマと共に動作する電気コンセント装置から電気機器に供給される感知電力の指示を受信するステップを含む、電力供給を継続する方法であって、前記電力供給タイマの電源切断予定期間よりも前の選択時間に前記電力供給が感知される場合、前記電源切断予定期間の少なくとも一部の期間にわたって前記電力が供給され続けるように前記電源切断予定時間の少なくとも一部が無効にされる、方法。
  19. 前記無効化は、前記機器への電力供給が電力供給閾値以上で感知される場合に許可される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記閾値が選択される、請求項19に記載の方法。
  21. 前記選択される閾値が予め設定される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記選択される閾値が利用者によって設定される、請求項20に記載の方法。
  23. 前記閾値が、選択される又は測定される待機電力供給レベルから計算される、請求項19に記載の方法。
  24. 前記計算が、前記選択される又は前記測定される待機電力供給レベルを上回る選択追加量を含む、請求項23に記載の方法。
  25. 選択期間にわたる機器の待機電力供給レベルを測定し、その期間にわたる平均待機電力供給レベルを求めることによって前記電力閾値が計算される、請求項19に記載の方法。
  26. 前記待機電力供給レベルを測定することが、前記機器の待機電力供給レベルと非待機電力供給レベルとの差を求めることを含む、請求項25に記載の方法。
  27. 待機電力供給レベルと非待機電力供給レベルとの前記差が、前記選択期間にわたるほぼ瞬時の電力供給を周期的に測定し、前記瞬時の電力供給レベルが複数の選択電力レベル帯域のうちの1つの範囲内にある回数をカウントし、高カウントを有する高位の電力レベル帯域と高カウントを有する低位の電力レベル帯域との間の選択点以下に前記待機電力供給レベルがあると定め、非待機電力供給レベルが前記選択点を上回ると定めることによって求められる、請求項26に記載の方法。
  28. 前記計算が、前記求めた平均待機電力レベルを上回る所与の追加量を含む、請求項25乃至27の何れか一項に記載の方法。
  29. 前記電源切断予定期間の概念上の開始と次の電源投入予定期間の開始との間の前記機器への前記電力供給を感知し、前記機器への電力供給を感知しない、又は前記機器への電力供給がないものとして定められる選択レベル未満の電力供給を感知する場合、電源切断期間を開始する、請求項18乃至28の何れか一項に記載の方法。
  30. 前記電源切断予定期間の概念上の開始と次の電源投入予定期間の開始との間の前記機器への電力供給を感知し、前記閾値を下回るように前記機器への前記電力供給を感知する場合、電源切断期間を開始する、請求項19乃至28の何れか一項に記載の方法。
  31. 前記開始される電源切断期間が元々予定されていた電源切断期間である、請求項29又は30の何れかに記載の方法。
  32. 前記電源切断予定期間の前記概念上の開始後の前記感知が周期的である、請求項29乃至31の何れか一項に記載の方法。
  33. 請求項1乃至17の何れか一項に記載の電力供給継続モジュール及び電力供給タイマを含む、電力供給の継続性を与えるように使用可能にされるシステム。
  34. 電気コンセント装置を更に含む、請求項33に記載のシステム。
  35. 請求項1乃至17の何れか一項に記載の電力供給継続モジュール及びセンサを含む、電力供給の継続性を与えるように使用可能にされるシステム。
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