JP2018526920A - ウェアラブルデバイスのための送信 - Google Patents

ウェアラブルデバイスのための送信 Download PDF

Info

Publication number
JP2018526920A
JP2018526920A JP2018511242A JP2018511242A JP2018526920A JP 2018526920 A JP2018526920 A JP 2018526920A JP 2018511242 A JP2018511242 A JP 2018511242A JP 2018511242 A JP2018511242 A JP 2018511242A JP 2018526920 A JP2018526920 A JP 2018526920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wearable
wearable device
bursty
communication
bridging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018511242A
Other languages
English (en)
Inventor
スブラマニアン、ラマチャンドラン
バラスブラマニアン、スリニバサン
フィリポビッチ、ダニエル・フレッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2018526920A publication Critical patent/JP2018526920A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/08Testing, supervising or monitoring using real traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/1063Application servers providing network services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/40Support for services or applications
    • H04L65/4061Push-to services, e.g. push-to-talk or push-to-video
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/80Responding to QoS
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/90Services for handling of emergency or hazardous situations, e.g. earthquake and tsunami warning systems [ETWS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/02Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/12Setup of transport tunnels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

ウェアラブルデバイスが、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えるかどうかを決定し、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えると決定することに応答して、バースト的通信において直接ネットワーク事業者を介して通信することができる、ワイヤレス通信の方法が開示される。ネットワーク事業者によるバースト的通信のサポートは、テレフォニーアプリケーションサーバ(TAS)、またはTASとは別個のエンティティであり、TASとウェアラブルデバイスとの間で展開されるウェアラブルアプリケーションサーバ(WAS)のいずれかに組み込まれることができる。ウェアラブルデバイスによるバースト的通信は、バースト的通信においてパケットを受信することと、受信されたパケットをバッファすることと、バースト的通信におけるパケットのすべてが受信された後にバースト的通信の全体を送信することまたはプレイアウトすることとを含むことができる。そのような方法に対応する装置も開示される。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体がともに参照により本明細書に明確に組み込まれる、2015年9月2日に出願された「Transmissions for Wearable Devices」と題する米国仮特許出願第62/213,508号、および2016年9月1日に出願された「Transmissions for Wearable Devices」と題する米国非仮特許出願第15/254,752号の利益を主張する。
[0002]本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ウェアラブルデバイスのための送信方法およびシステムに関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。通常、多元接続ネットワークである、そのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。そのようなネットワークの一例はユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN:Universal Terrestrial Radio Access Network)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。多元接続ネットワークフォーマットの例としては、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
[0004]ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局またはノードBを含むことができる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
[0005]基地局は、UEにダウンリンク上でデータおよび制御情報を送信し得、ならびに/またはUEからアップリンク上でデータおよび制御情報を受信することができる。ダウンリンク上では、基地局からの送信は、ネイバー基地局からの送信、または他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇することがある。アップリンク上では、UEからの送信は、ネイバー基地局と通信する他のUEのアップリンク送信からの干渉、または他のワイヤレスRF送信器からの干渉に遭遇することがある。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクの両方で性能を劣化させることがある。
[0006]モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、干渉および輻輳ネットワークの可能性は、より多くのUEが長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離ワイヤレスシステムがコミュニティにおいて展開されるようになるとともに増大する。モバイルブロードバンドアクセスに対する増大する需要を満たすためだけでなく、モバイル通信のユーザエクスペリエンスを進化および向上させるためにもUMTS技術を進化させる研究および開発が続けられている。
[0007]ウェアラブルデバイスは、通信ネットワークにおいてUE、別のウェアラブルデバイス、または他のエンティティとの通信送信を確立することができる。ウェアラブルデバイスは、腕時計、リストバンド、ヘッドバンド、眼鏡、コンタクトレンズ、またはユーザによって装着され得る衣類またはアクセサリに組み込まれる任意のデバイスであり得る。ウェアラブル技術の目的は、機能的エレクトロニクスおよびコンピュータをユーザの日常生活にスムーズに組み込むことと、ユーザがリアルタイム情報にアクセスすることを可能にすることとを含むことができる。研究および開発が、送信品質および安定性、電力管理、ならびに熱問題制御に関してウェアラブル技術を進化させ続けている。
[0008]本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、バースト的通信の事業者サポートを決定することと、決定された事業者サポートに応答してバースト的送信または連続的送信において事業者を通して直接通信することとを含む。
[0009]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、ウェアラブルデバイスにおいて、バースト送信タイマー中の送信のためにアップリンクバッファ中にボイス入力をバッファすることと、バースト送信タイマーの満了またはユーザ無音の検出のいずれかにおいて、バッファされたボイス入力のすべてを送信することとを含む。
[0010]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、アプリケーションサーバにおいて、アプリケーションサーバと通信しているウェアラブルデバイスへの配信のためのバースト的送信または連続的送信のいずれかを介してリモート通信デバイスからダウンリンクボイスデータを受信することと、ダウンリンクボイスデータ受信中にダウンリンクバッファ中にダウンリンクボイスデータをバッファすることと、ウェアラブルデバイスとの接続を確立することに応答して、バースト的送信を介してバッファされたダウンリンクボイスデータをウェアラブルデバイスに送信することとを含む。
[0011]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、バースト的送信を使用して、1つまたは複数のウェアラブルデバイスとの、フォーカスサーバからの会議呼のための通信を確立することと、標準ボイス通信を使用して、1つまたは複数の通信デバイスとの、会議呼のための通信を確立することと、無音の検出、所定のタイムアウト、またはボイスデータのバースト的送信を受信することのうちの1つまたは複数に基づいて、標準ボイス通信に1つまたは複数のウェアラブルデバイスから受信されたバースト的送信のボイスデータを再生することとを含む。
[0012]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、ウェアラブルデバイスによって、別のウェアラブルデバイスとのセッション確立を要求することと、別のウェアラブルデバイスからバッファリング能力情報を受信することと、バッファリング能力情報に少なくとも部分的に基づいてバースト的送信のためのバーストサイズを決定することとを含む。
[0013]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、バースト的送信において複数のボイスデータパケットを受信することと、複数のボイスデータパケットの関連するパケットに同期された1つまたは複数のビデオデータパケットを受信することと、バッファ中に複数のボイスデータパケットおよび1つまたは複数のビデオデータパケットをバッファすることと、1つまたは複数のビデオデータパケットのすべてが満了の前に受信されなかった場合、遅延タイマーの満了の後に複数のボイスデータパケットの連続再生を開始することとを含む。
[0014]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、ウェアラブルデバイスと第2の通信デバイスとの間の通信を確立することと、ウェアラブルデバイスと第2の通信デバイスとの間の送信のための連続的動作モードを識別する第1の信号を交換することと、ウェアラブルデバイスにおけるチャネル状態を監視することと、チャネル状態が所定のしきい値を超えるとき、ウェアラブルデバイスと第2の通信デバイスとの間の送信のためのバースト的動作モードを識別する第2の信号を交換することとを含む。
[0015]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、テレフォニーアプリケーションサーバがバースト的ボイス(burstyvoice)通信をサポートしないと決定することと、バースト的ボイス通信をサポートするアクセス可能な中間サーバなしと決定することと、ウェアラブルデバイスと通信している1つまたは複数のリモート通信デバイスからの受信されたボイスパケットにおける音声機会を監視することと、音声機会を検出することに応答して連続的送信を介してボイスパケットを送信することとを含む。
[0016]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、ウェアラブルデバイスに関連付けられたUEの存在を検出することと、短距離無線アクセス技術(RAT)を使用してウェアラブルデバイスとUEとの間の通信を確立することと、UEにおいて連続的送信に変換されるべきバースト的送信を介してウェアラブルデバイスからUEにアップリンク通信を送信することと、UEにおいて受信された連続的送信から変換されたバースト的送信を介してUEからウェアラブルデバイスにおいてダウンリンク通信を受信することとを含む。
[0017]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のための方法が開示される。本方法は、ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えるかどうかを決定することと、バースト的通信のサポートが、テレフォニーアプリケーションサーバ(TAS)、またはTASとは別個のエンティティであり、TASとウェアラブルデバイスとの間で展開されるウェアラブルアプリケーションサーバ(WAS)のいずれかに組み込まれる、ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えると決定することに応答して、バースト的通信において直接ネットワーク事業者を通して通信することと、通信することが、バースト的通信においてパケットを受信することと、受信されたパケットをバッファすることと、バースト的通信におけるパケットのすべてが受信された後にバースト的通信の全体を送信することまたはプレイアウトすることとを含む、を含む。
[0018]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置が開示される。本装置は、ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えるかどうかを決定するための手段と、バースト的通信のサポートが、テレフォニーアプリケーションサーバ(TAS)、またはTASとは別個のエンティティであり、TASとウェアラブルデバイスとの間で展開されるウェアラブルアプリケーションサーバ(WAS)のいずれかに組み込まれる、ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えると決定することに応答して、バースト的通信において直接ネットワーク事業者を通して通信するための手段と、通信するための手段が、バースト的通信においてパケットを受信するための手段と、受信されたパケットをバッファするための手段と、バースト的通信におけるパケットのすべてが受信された後にバースト的通信の全体を送信するための手段またはプレイアウトするための手段とを含む、を含む。
[0019]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置が開示される。本装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えるかどうかを決定することと、バースト的通信のサポートが、テレフォニーアプリケーションサーバ(TAS)、またはTASとは別個のエンティティであり、TASとウェアラブルデバイスとの間で展開されるウェアラブルアプリケーションサーバ(WAS)のいずれかに組み込まれる、ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えると決定することに応答して、バースト的通信において直接ネットワーク事業者を通して通信することと、通信するための少なくとも1つのプロセッサの構成が、バースト的通信においてパケットを受信するための構成と、受信されたパケットをバッファするための構成と、バースト的通信におけるパケットのすべてが受信された後にバースト的通信の全体を送信するための構成またはプレイアウト(play out)するための構成とを含む、を行うように構成される。
[0020]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品が開示される。ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品は、プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を含み、プログラムコードは、ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えるかどうかを決定するためのプログラムコードと、バースト的通信のサポートが、テレフォニーアプリケーションサーバ(TAS)、またはTASとは別個のエンティティであり、TASとウェアラブルデバイスとの間で展開されるウェアラブルアプリケーションサーバ(WAS)のいずれかに組み込まれる、ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えると決定することに応答して、バースト的通信において直接ネットワーク事業者を通して通信するためのプログラムコードと、通信するためのプログラムコードが、バースト的通信においてパケットを受信するためのプログラムコードと、受信されたパケットをバッファするためのプログラムコードと、
バースト的通信におけるパケットのすべてが受信された後にバースト的通信の全体を送信するためのプログラムコードまたはプレイアウトするためのプログラムコードとを含む、を含む。
[0021]上記は、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。追加の特徴および利点が以下で説明される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用されることができる。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性は、それらの編成と動作の方法の両方とも、関連する利点とともに、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明の目的で与えられるものであり、特許請求の範囲の制限の定義として与えられるものではない。
[0022]本開示の性質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照して実現されることができる。添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有することができる。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別されることができる。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
[0023]ワイヤレス通信システムの詳細を示すブロック図。 [0024]本開示の一態様に従って構成された、基地局/eNBおよびUEの設計を概念的に示すブロック図。 [0025]ウェアラブルデバイスを動作させるためのワイヤレス通信システムを示すブロック図。 [0026]ウェアラブルデバイスを動作させるためのワイヤレス通信システムを示すブロック図。 [0027]ウェアラブルデバイスを動作させるためのワイヤレス通信システムを示すブロック図。 [0028]ウェアラブルデバイスを動作させるためのワイヤレス通信システムを示すブロック図。 [0029]例示的な登録プロシージャを示すブロック図。 [0030]例示的な登録プロシージャを示すブロック図。 [0031]ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートするときの、ウェアラブルデバイスから呼を発信するための例示的なシグナリングフローを示すブロック図。 [0032]ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートしないが、サードパーティASへの接続性を可能にするときの、ウェアラブルデバイスから呼を発信するための例示的なシグナリングフローを示すブロック図。 [0033]ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートせず、サードパーティASへの接続性を可能にしないときの、ウェアラブルデバイスから呼を発信するための例示的なシグナリングフローを示すブロック図。 [0034]ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートするときの、MT呼のための例示的なシグナリングフローを示すブロック図。 [0035]ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートするときの、MT呼のための例示的なシグナリングフローを示すブロック図。 [0036]ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートしないが、サードパーティASへの接続性を可能にするときの、MT呼のための例示的なシグナリングフローを示すブロック図。 [0037]例示的なダウンリンクメディアフローを示すブロック図。 [0038]例示的なアップリンクメディアフローを示すブロック図。
[0039]添付の図面に関して以下に記載される発明を実施するための形態は、様々な可能な構成を説明するものであり、本開示の範囲を限定するものではない。そうではなく、発明を実施するための形態は、本発明の主題の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。これらの具体的な詳細は、あらゆる場合において必要とされるとは限らないことと、いくつかの事例では、よく知られている構造および構成要素は提示を明快にするためにブロック図の形式で示されることとが当業者には明らかであろう。
[0040]本開示は、一般に、ワイヤレス通信ネットワークとも呼ばれる、2つまたはそれ以上のワイヤレス通信システム間での許可された共有アクセスを与えることまたはそのアクセスに関与することに関する。様々な実施形態では、本技法および装置は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク、LTE(登録商標)ネットワーク、GSM(登録商標)ネットワーク、ならびに他の通信ネットワークなど、ワイヤレス通信ネットワークのために使用されることができる。本明細書で説明される「ネットワーク」および「システム」という用語は互換的に使用されることができる。
[0041]CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:universal terrestrial radio access)、cdma2000などの無線技術をインプリメントすることができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))と低チップレート(LCR)とを含む。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。
[0042]TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)などの無線技術をインプリメントすることができる。3GPP(登録商標)は、GERANとしても示されるGSM EDGE(GSM進化型高速データレート(enhanced data rates for GSM evolution))無線アクセスネットワーク(RAN)のための規格を定義する。GERANは、基地局(たとえば、AterおよびAbisインターフェース)と基地局コントローラ(Aインターフェースなど)とを結合するネットワークとともにGSM/EDGEの無線構成要素である。無線アクセスネットワークはGSMネットワークの構成要素を表し、それを通して、通話およびパケットデータが公衆交換電話網(PSTN)およびインターネットからユーザ端末またはユーザ機器(UE)としても知られる加入者ハンドセットにルーティングされ、また加入者ハンドセットからPSTNおよびインターネットにルーティングされる。モバイルフォン事業者のネットワークは、1つまたは複数のGERANを備え得、それは、UMTS/GSMネットワークの場合、UTRANに結合されることができる。事業者ネットワークはまた、1つまたは複数のLTEネットワーク、および/または1つまたは複数の他のネットワークを含むことができる。様々な異なるネットワークタイプは、異なる無線アクセス技術(RAT)と無線アクセスネットワーク(RAN)とを使用することができる。
[0043]OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA:evolved UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、flash−OFDMなどの無線技術をインプリメントすることができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:universal mobile telecommunication system)の一部である。特に、ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体から提供されている文書に記載されており、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。これらの様々な無線技術および規格は知られているかまたは開発されている。たとえば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、グローバルに適用可能な第3世代(3G)モバイルフォン仕様を定義することを目的とする電気通信協会のグループ間のコラボレーションである。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)モバイルフォン規格を改善することを目的とした3GPPプロジェクトである。3GPPは、次世代のモバイルネットワーク、モバイルシステム、およびモバイルデバイスのための仕様を定義することができる。明快のために、装置および技法のいくつかの態様は、以下ではLTEインプリメンテーションに関してまたはLTE中心の方法で説明されることがあり、以下の説明の部分ではLTE用語が例示的な例として使用されることがあるが、その説明は、LTE適用例に限定されるものではない。実際、本開示は、異なる無線アクセス技術または無線エアインターフェースを使用した、ネットワーク間のワイヤレススペクトルへの共有アクセスに関係する。
[0044]また、キャリアグレードWiFi(登録商標)に適合し得る、無認可スペクトル中に含むLTE/LTE−Aに基づくニューキャリアタイプが提案されており、それにより、無認可スペクトルを用いるLTE/LTE−AがWiFiの代替になる。LTE/LTE−Aは、無認可スペクトル中で動作するとき、LTE概念を活用し得、無認可スペクトル中での効率的な動作を可能にすることと、規制要件を満たすこととのために、ネットワークまたはネットワークデバイスの物理レイヤ(PHY)およびメディアアクセス制御(MAC)態様にいくつかの変更を導入することができる。使用される無認可スペクトルは、たとえば、数百メガヘルツ(MHz)程度から数十ギガヘルツ(GHz)程度までにわたることができる。動作中、そのようなLTE/LTE−Aネットワークは、負荷と利用可能性とに応じて認可スペクトルまたは無認可スペクトルの任意の組合せで動作することができる。したがって、本明細書で説明されるシステム、装置および方法は他の通信システムおよび適用例に適用され得ることが当業者には明らかであり得る。
[0045]システム設計は、ビームフォーミングおよび他の機能を可能にするためにダウンリンクおよびアップリンクのための様々な時間周波数基準信号をサポートすることができる。基準信号は、知られているデータに基づいて生成される信号であり、パイロット、プリアンブル、トレーニング信号、サウンディング信号などと呼ばれることもある。基準信号は、チャネル推定、コヒーレント復調、チャネル品質測定、信号強度測定など、様々な目的のために受信機によって使用されることができる。複数のアンテナを使用するMIMOシステムは、概して、アンテナ間での基準信号の送信の協調を行うが、LTEシステムは、概して、複数の基地局またはeNBからの基準信号の送信の協調を行わない。
[0046]いくつかのインプリメンテーションでは、システムは時分割複信(TDD)を利用することができる。TDDでは、ダウンリンクとアップリンクとは同じ周波数スペクトルまたはチャネルを共有し、ダウンリンク送信とアップリンク送信とは同じ周波数スペクトル上で送られる。したがって、ダウンリンクチャネル応答はアップリンクチャネル応答と相関することができる。相反性により、アップリンクを介して送られた送信に基づいてダウンリンクチャネルを推定することが可能になることができる。これらのアップリンク送信は、(復調後に基準シンボルとして使用され得る)基準信号またはアップリンク制御チャネルであり得る。アップリンク送信は、複数のアンテナを介した空間選択チャネルの推定を可能にすることができる。
[0047]LTEインプリメンテーションでは、ダウンリンクのために、すなわち、基地局、アクセスポイントまたはeノードB(eNB)からユーザ端末またはUEまで、直交周波数分割多重(OFDM)が使用される。OFDMの使用は、スペクトルフレキシビリティについてのLTE要件を満たし、高いピークレートで極めて広いキャリアのためのコスト効率の高いソリューションを可能にし、確立した技術である。たとえば、OFDMは、IEEE802.11a/g、802.16、欧州通信規格協会(ETSI)によって規格化されたHigh Performance Radio LAN−2(HIPERLAN−2、ここにおいてLANはローカルエリアネットワークを表す)、ETSIの合同技術委員会によって公開されたデジタルビデオブロードキャスティング(DVB)などの規格、および他の規格において使用される。
[0048]時間周波数物理リソースブロック(ここではリソースブロック、または簡潔のために「RB」としても示される)は、OFDMシステムにおいて、トランスポートデータに割り当てられたトランスポートキャリア(たとえば、サブキャリア)または間隔のグループとして定義されることができる。RBは、時間および周波数期間にわたって定義される。リソースブロックは、スロットにおける時間および周波数のインデックスによって定義され得る時間周波数リソース要素(ここではリソース要素、または簡潔のために「RE」としても示される)から構成される。LTE RBおよびREのさらなる詳細は、たとえば、3GPP TS36.211などの3GPP仕様に記載されている。
[0049]UMTS LTEは、20MHzから1.4MHZまでのスケーラブルなキャリア帯域幅をサポートする。LTEでは、RBは、サブキャリア帯域幅が15kHzであるときは12個のサブキャリアとして定義され、またはサブキャリア帯域幅が7.5kHzであるときは24個のサブキャリアとして定義される。例示的なインプリメンテーションでは、時間領域において、10ms長であり、それぞれ1ミリ秒(ms)の10個のサブフレームからなる、定義された無線フレームがある。あらゆるサブフレームは、各スロットが0.5msである2つのスロットからなる。この場合、周波数領域におけるサブキャリア間隔は15kHzである。(スロットごとに)これらのサブキャリアのうち12個を合わせると、RBが構成され、したがって、このインプリメンテーションでは、1つのリソースブロックは180kHzである。6つのリソースブロックは1.4MHzのキャリアに適合し、100個のリソースブロックは20MHzのキャリアに適合する。
[0050]本開示の様々な他の態様および特徴が以下でさらに説明される。本明細書の教示は多種多様な形態で実施され得、本明細書で開示される特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎず、限定するものではないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示される態様は他の態様から独立して実装され得ること、およびこれらの態様のうちの2つまたはそれ以上は様々な方法で組み合わせられ得ることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施されることができる。さらに、本明細書に記載の態様のうちの1つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置が実装されることができ、またはそのような方法が実施されることができる。たとえば、方法は、システム、デバイス、装置の一部として実装され、および/あるいはプロセッサまたはコンピュータ上での実行のためにコンピュータ可読媒体に記憶された命令として実装され得る。さらに、1つの態様は、1つの請求項の少なくとも1つの要素を備えることができる。
[0051]図1は、LTE−Aネットワークであり得る、通信のためのワイヤレスネットワーク100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eNB)110と他のネットワークエンティティとを含む。eNBは、UEと通信する局であり得、基地局、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各eNB110は、特定の地理的エリアに通信カバレージを与えることができる。3GPPでは、「セル」という用語は、その用語が使用されるコンテキストに応じて、eNBのこの特定の地理的カバレージエリアおよび/またはそのカバレージエリアをサービスするeNBサブシステムを指すことがある。
[0052]eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与えることができる。マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。ピコセルは、概して、比較的小さい地理的エリアをカバーすることになり、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。また、フェムトセルは、概して、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスをも可能にすることができる。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。図1に示されている例では、eNB110a、110bおよび110cは、それぞれマクロセル102a、102bおよび102cのためのマクロeNBである。eNB110xは、ピコセル102xのためのピコeNBである。また、eNB110yおよび110zは、それぞれフェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNBである。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートすることができる。
[0053]ワイヤレスネットワーク100は中継局をも含む。中継局は、上流局(たとえば、eNB、UEなど)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、そのデータおよび/または他の情報の送信を下流局(たとえば、別のUE、別のeNBなど)に送る局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEであり得る。図1に示されている例では、中継局110rはeNB110aおよびUE120rと通信することができ、ここで、中継局110rは、それらの2つのネットワーク要素(eNB110aおよびUE120r)間の通信を可能にするために、それらの間のリレーとして働く。中継局は、リレーeNB、リレーなどと呼ばれることもある。
[0054]ワイヤレスネットワーク100は同期動作または非同期動作をサポートすることができる。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的にほぼ整合されることができる。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的に整合されないことがある。
[0055]UE120はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され、各UEは固定または移動であり得る。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。図1において、両矢印付きの実線は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上での、UEと、そのUEをサービスするように指定されたeNBであるサービングeNBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeNBとの間の干渉送信を示す。
[0056]LTE/−Aは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K個)の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調されることができる。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存することができる。たとえば、Kは、1.4、3、5、10、15、または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅に対してそれぞれ72、180、300、600、900、および1200に等しくなることができる。
システム帯域幅はまた、サブバンドに区分されることができる。たとえば、サブバンドは1.08MHzをカバーし得、1.4、3、5、10、15、または20MHzの対応するシステム帯域幅に対してそれぞれ1つ、2つ、4つ、8つ、または16個のサブバンドがあり得る。
[0057]図2は、図1中の基地局/eNBのうちの1つであり得る基地局/eNB110および図1中のUEのうちの1つであり得るUE120の設計のブロック図を示す。制限付き関連付けシナリオの場合、eNB110は図1中のマクロeNB110cであり得、UE120はUE120yであり得る。eNB110はまた、何らかの他のタイプの基地局であり得る。eNB110はアンテナ234a〜234tを装備し得、UE120はアンテナ252a〜252rを装備することができる。
[0058]eNB110において、送信プロセッサ220は、データソース212からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ240から制御情報を受信することができる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCHなどのためのものであり得る。データは、PDSCHなどのためのものであり得る。送信プロセッサ220は、データシンボルおよび制御シンボルを取得するために、それぞれデータおよび制御情報を処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)することができる。送信プロセッサ220はまた、たとえば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成することができる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実施し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)232a〜232tに与えることができる。各変調器232は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理することができる。各変調器232は、さらに、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)し得る。変調器232a〜232tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ234a〜234tを介して送信されることができる。
[0059]UE120において、アンテナ252a〜252rは、eNB110からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a〜254rに与えることができる。各復調器254は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)することができる。各復調器254はさらに、受信シンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのための)入力サンプルを処理することができる。MIMO検出器256は、すべての復調器254a〜254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実施し、検出シンボルを与えることができる。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE120の復号されたデータをデータシンク260に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ280に与えることができる。
[0060]アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262から(たとえば、PUSCHのための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ280から(たとえば、PUCCHのための)制御情報を受信し、処理することができる。送信プロセッサ264はまた、基準信号のための基準シンボルを生成することができる。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ266によってプリコードされ、さらに(たとえば、SC−FDMなどのために)変調器254a〜254rによって処理され、eNB110に送信されることができる。eNB110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器236によって検出され、UE120によって送られた復号されたデータと制御情報とを取得するために、受信プロセッサ238によってさらに処理されることができる。プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に与えることができる。
[0061]コントローラ/プロセッサ240および280は、それぞれ、eNB110およびUE120における動作を指示することができる。eNB110におけるコントローラ/プロセッサ240ならびに/あるいは他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明される技法のための様々なプロセスを実施するか、またはそれらの実行を指示することができる。UE120におけるコントローラ/プロセッサ280ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールはまた、図5〜図7に示されている機能ブロック、および/または本明細書で説明される技法のための他のプロセスを実施するか、またはその実行を指示することができる。メモリ242および282は、それぞれeNB110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ244は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジューリングすることができる。
[0062]以下で提示される実施形態および他の実施形態は、添付の付録Aおよび付録Bにおいてより詳細にさらに説明される。本明細書は本発明の特定の例について説明するが、当業者は、発明的概念から逸脱することなく本発明の変形形態を考案することができる。たとえば、本明細書の教示は、ウェアラブルデバイスのためのメディア送信に関係する。
ウェアラブルデバイスの一般的な動作
[0063]2つのウェアラブルデバイス間で、ウェアラブルデバイスとPSTN(公衆交換電話網)電話との間で、ウェアラブルデバイスとCS(回線交換)UEとの間で、ウェアラブルデバイスとVoLTE(ボイスオーバーロングタームエボリューション)UEとの間で、またはPSAP(公共安全アクセスポイント)とのウェアラブルデバイスとの間で、通信セッションが確立されることができる。セッションは、ボイス、ビデオ、テキストメッセージング、存在、能力交換、会議、または緊急呼であり得る。ウェアラブルデバイスと、Bluetooth(登録商標)プロトコルを通してウェアラブルデバイスと接続された近くのUEを介したリモートパーティとの間のセッションが、ウェアラブルデバイスと同じリモートパーティとの間のセッション、またはUEと同じリモートパーティとの間のセッションにシームレスに切り替わることができる。これらの3つのセッションの間の切替えは実現可能であり得る。
[0064]ウェアラブルデバイスは、電力消費および放熱に対する制御を有することができる。概して、ウェアラブルデバイス中の電力増幅器(PA)が、通常電話の電力の約20%を消費することができる。ウェアラブルデバイスの熱容量および放熱は、通常電話の熱容量および放熱の約5%であり得る。したがって、熱時定数(heat time constant)は100秒から5秒まで動くことができる。したがって、PA低減は、通常、放熱の低減を十分にカバーしないことがある。また、バッテリー寿命および電力消費が、ウェアラブルデバイスにとって問題であり得る。アップリンク送信が一貫して維持され得る場合、リンクを閉じ、セルの領域を理解するための方法を探査することが重要である。
[0065]ウェアラブルデバイスに対する期待は、(1)ウェアラブルとリモートパーティ(PSTN、CS UE、VoLTE UE、またはウェアラブルデバイス)との間のIMS(IPマルチメディアサブシステム)セッションを確立すること、(2)事業者サポートなしにウェアラブルデバイスとリモートパーティとの間のセッションを確立すること、(3)ウェアラブルデバイスとの連続的ボイス/ビデオ送信のための熱的問題を制御すること、(4)(キー押下を通して)ユーザによって明示的に与えられた、または通話バースト間の無音期間の長さによって決定された通話バーストの開始および終了の指示など、デバイス固有性能に基づいて小さいバースト中の送信を制御すること、(5)ボイス送信を管理するための機構を確立すること、(6)ウェアラブルデバイスにおいてボイス、メディア、または他のデータ送信を連続的に送信および受信することを含むことができる。
[0066]ウェアラブルデバイスは2つのモードの下で動作し得る。ウェアラブルデバイスが、ペアリングされたモバイルデバイスに近接しているとき、ウェアラブルデバイスは、ボイス送信をサポートするためにモバイルデバイスに依拠することができる。モバイルデバイスとウェアラブルデバイスとの間の短距離ペアリングは、Bluetooth接続性を介することができる。ウェアラブルデバイスがモバイルデバイスに近接していないとき、ウェアラブルデバイスは、完全なモデムとしてスタンドアロンモードで動作することができる。この場合、熱的制御が問題であり得る。
ウェアラブルデバイスのアーキテクチャ
[0067]図3〜図6は、1つまたは複数のウェアラブルデバイス、通常モバイルデバイス、ウェアラブルブリッジングサーバ、フォーカスサーバ/ウェアラブルブリッジングサーバ、WAS(ウェアラブルアプリケーションサーバ)、P/I/S−CSCF(プロキシ/問合わせ/サービング−呼セッション制御機能)、TAS(テレフォニーアプリケーションサーバ)、コアおよびRAN(無線アクセスネットワーク)、ならびにMMTel AS(マルチメディアテレフォニーアプリケーションサーバ)の間のアーキテクチャを示す。事業者のIMSネットワークが、バースト的送信、たとえば、ボイスデータのバースト的送信をサポートすることもサポートしないこともある。事業者のIMSネットワークがバースト的送信をサポートしない場合、WASは事業者のネットワークの外部に配置されることができる。事業者のIMSネットワークがボイスデータのバースト的送信をサポートする場合、WASは事業者のネットワークの一部であり得る。たとえば、WASは、スタンドアロン論理エンティティ、またはTASと統合されている論理エンティティであり得る。WASが別個の物理エンティティである場合、WASはTASとUEとの間に配置されることができる。
ボイス/ビデオデータの送信のためのI/O処理
[0068]ウェアラブルデバイスは、従来のMMTelボイス(マルチメディアテレフォニーボイス)サービスを扱うことができる。MMTelは、IMSに基づく3GPPソリューションであり、VoIPのPSTN代替形態のためのソリューションである。それは、ユーザが、ボイス、ビデオ、チャットを使用して、および画像またはビデオファイルを共有して通信することを可能にする収束、固定、およびモバイルリアルタイムマルチメディアサービスを提供する。MMTel規格は、3GPPならびにETSI/高度ネットワークのためのテレコムおよびインターネット収束サービスおよびプロトコル(TISPAN:Telecoms and Internet Converged Services and Protocols for Advanced Network)規格化団体によるジョイントプロジェクトであり、異なる事業者がすべての利用可能なマルチメディアサービスを使用して互いと通信することを可能にする、規格化されたネットワーク間クインターフェース(NNI:network to network interface)を利用する。固定回線事業者とモバイル事業者の両方が、既存の回線テレフォニーに代わり、ボイスを、ビデオ、メッセージングおよび他のメディアコンテンツと組み合わせる能力をもたらす、単一の、ベアラ独立テレフォニーアプリケーションを展開することができる。
[0069]特に、MMTelは、単一のSIPセッションがほぼすべてのサービスを制御することを可能にする。すべての利用可能なメディアコンポーネントが、セッション内で容易にアクセスされるか、またはアクティブにされることができる。MMTelサービスを使用するユーザは、セッションを失うことなしにまたはそれを終了する必要なしに、チャットを開始し、ボイスを追加し、別の発呼者を追加し、ビデオを追加し、ファイルを共有し、これらのうちのいずれかをドロップすることができる。単一セッション手法は、マルチメディア通信ソリューションのすべてのメディア部分が相互動作することを可能にする。
[0070]MMTelを介する従来のボイスサービスに加えて、ウェアラブルデバイスは、ボイスのための新しいサービスタイプ、すなわち、「インスタントボイス(instant voice)」をも扱うことができる。インスタントボイスは、バースト的ボイスまたはバースト的ビデオを含み得る。インスタントボイスを処理するために、インスタントボイスの送信の両方の端部が、インスタントボイスを扱うことが可能であり得る。両方の端部がウェアラブルデバイスである場合、両方の端部は、バースト的ボイスまたはバースト的ビデオを受信し、そのようなバースト的送信が配信された後にそれをプレイアウトすることができる。一方の端部がウェアラブルデバイスであり、他方の端部が標準デバイスである場合、標準デバイスは、バースト的ボイスまたはバースト的ビデオを受信し、それを累積し、次いで、それをプレイアウトすることができる。この場合、標準デバイスからウェアラブルデバイスへの方向における動作では、コーデックネゴシエーションがMMTelボイスであり得、ウェアラブルデバイスから標準デバイスへの方向における動作では、コーデックネゴシエーションがバースト的ボイスまたはバースト的ビデオであり得る。
[0071]インスタントボイスのためのフロア制御は、PoC(プッシュツートークオーバーセルラー)管理とは異なることができる。2つのウェアラブルデバイス間の通信の場合、各ウェアラブルデバイスは、受信されたメディアの記録とプレイアウトとを独立して管理することができる。ユーザは、完了したボイスバーストまたはビデオバーストの受信時に指示を与えられることができる。ユーザは、ボイスバーストまたはビデオバーストをプレイアウトする前に、いくつかの受信されたボイスバーストおよび/またはビデオバーストから、プレイまたはスキップすべき特定の1つまたは複数のボイスバーストおよび/またはビデオバーストを選定することができる。バッファ容量を維持するために、受信されたメディアバーストは、それらがユーザによってプレイアウトされるかまたは取り除かれると、暗黙的に廃棄されることができる。また、受信されたメディアバーストは、一定の時間期間の間バッファに記憶された後に、またはストレージのしきい値に達すると、廃棄されるように設定されることができる。最も古い受信されたメディアバーストが最初に廃棄されることができる。さらに、受信されたメディアバーストは、セッションが解放されるとクリーンアップされるように設定されることができる。
[0072]ユーザは、現在のメディアバーストプレイアウトの終了時に、ウェアラブルデバイス上の記録ボタンへのアクセシビリティを与えられることができる。ユーザが記録をアクティブにすることを選定する場合、この現在のメディアバーストは記録されることができる。ユーザが、記録ボタンを押すことによってまたは別の方法によってのいずれかで記録をアクティブにしないことを選定する場合、ウェアラブルデバイスは、次のメディアバーストをプレイバックし始めることができる。ビデオバーストは、記録のためにボイスバーストとともにオン/オフされることができる。受信端部、ウェアラブルデバイスまたは標準デバイスのいずれかが、進行中の記録がないときに各バーストが受信されるとすぐに、そのバーストが順序が正しくプレイアウトされることを可能にするように構成されることができる。
[0073]ウェアラブルデバイスと標準デバイスとの間の通信の場合、ウェアラブルデバイスはバースト的送信を行い得、標準デバイスは連続的送信を行うことができる。標準デバイスは、メディアバーストの送信における休止または無音を検出するように構成されることができる。そのような休止または無音に応答して、標準デバイスは、正常に受信されたメディアバーストをプレイアウトすることを開始することができる。別の端部から無音パケットを受信する必要なしに標準デバイスにおいて自律的に快適通知(comfort notice)を扱うことが有益であり得る。ウェアラブルデバイスも、バースト的メディア送信における休止または無音を検出するように構成されることができる。そのような休止または無音に応答して、ウェアラブルデバイスは、通知と記録ボタンへのアクセシビリティとをユーザに与えることができる。ユーザは、記録をアクティブにするかまたはアクティブにしないことを選定することができる。本開示の別の態様では、ユーザは、遠端デバイスがある時間量の間メディアデータを連続的に送信している場合、リスニングをオーバーライドし、記録をアクティブにすることを選定することができる。ウェアラブルデバイスと標準デバイスとの間の通信のでは、各デバイスは、メディアバーストの受信を独立して管理することができる。
ウェアラブルデバイスとの会議呼
[0074]フォーカスサーバが、バースト的メディア送信をインプリメントするウェアラブルデバイス、および標準メディア送信をインプリメントする1つまたは複数の標準デバイスとの会議呼を扱うために使用されることができる。ウェアラブルデバイスからのバースト的メディアトラフィックは、会議呼中の無音と、他の話者によって阻止されず、バースト的メディアトラフィックが通ることを可能にする、特定のタイムアウトとの検出に基づいて、会議呼においてプレイアウトされることができる。本開示の別の態様では、フォーカスサーバは、バースト的メディアトラフィックが完全に受信されるとすぐに、ウェアラブルデバイスからのバースト的メディアトラフィックをプレイアウトするように設定されることができる。
ウェアラブルデバイスによるセッション確立
[0075]ウェアラブルデバイスは、(1つまたは複数の)別のウェアラブルデバイスまたは(1つまたは複数の)標準デバイスとの送信セッションを確立することを要求することができる。送信されるべきメディアバーストのサイズは、受信機デバイスのバッファ能力に依存することができる。バーストサイズは、セッション確立プロシージャの一部としてネゴシエートされることができる。送信されるべき記録されたメッセージが、1つまたは複数の受信可能なチャンクに分割されることができる。記録されたメッセージは、ある時間量の間(たとえば、数十秒の間)持続し得る。そのような受信可能なチャンクは、メッセージがギャップとともにプレイアウトされたときでも、受信機デバイスがそのような受信可能なチャンクを見分けることが可能であることに基づいて、決定されることができる。
[0076]記録されたメッセージを1つまたは複数の受信可能なチャンクに分割することは、記録中に検出された1つまたは複数の休止に依存することができる。ウェアラブルデバイスは、ある時間量、たとえば、5秒または数十秒ごとに記録中に休止をとるようにとの通知をユーザに与えるように構成されることができる。本開示の他の態様では、ユーザは、各受信可能なチャンクの長さを決定するために、そのような時間量を調整することが可能であり得る。
バースト的送信
[0077]メディアバーストは、1つまたは複数のレイヤ中で送信されることができる。高信頼モードRLC(無線リンク制御)が、バースト的メディア送信を搬送するためにネットワークによって割り当てられることができる。メディアバーストは、UDP(ユーザデータグラムプロトコル)上で、またはTCP/IP(伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル)上で搬送されるべきRTP(リアルタイムトランスポートプロトコル)パケットであり得る。RTPパケットがUDP上で搬送されるとき、ROHC(ロバストヘッダ圧縮)が有効にされることができる。
[0078]送信機デバイスは、各ボイススパート/バーストの終了時に相次いで数個の小さい無音パケットを送信することを計画することができる。たとえば、送信機デバイスは、4つの無音パケットを連続的に送信することができる。受信機デバイスは、そのような相次ぐ(back-to-back)小さい無音パケットを探し、それらを停止マーカーとして識別することができる。本開示の別の態様では、ユーザは、ユーザインターフェースを介して1つまたは複数のバーストの終了時に停止/休止/無音を明示的に示すことができる。RTPシーケンス番号付けが、複数のバーストにわたってシームレスに続くことができる。
[0079]バースト的送信は、アップリンク送信またはダウンリンク送信であり得る。バーストがアップリンク方向とダウンリンク方向の両方上で送信される場合、呼が、アップリンクバースト的送信とダウンリンクバースト的送信の両方についてバースト的ボイス特徴タグとともにネゴシエートされることができる。この状況は、ボイスアクティビティを検知し、バースト的送信および連続的送信についてボイスを記録することに対してプレイアウトを協調させることによって扱われることができる。1つの方向または2つの方向のいずれかにおけるバースト的送信は、遠端UE送信モードおよび必要とされるユーザ挙動に影響を及ぼすことができる。受信機が単一の受信機アンテナのみを有するとき、バーストパケットの信頼性は増加されることができる。
AV同期
[0080]メディアバーストの送信は、バースト的送信の開始時にまたはバースト的送信中にRTCP(RTP制御プロトコル)パケットを送信することを含むことができる。しかしながら、バースト的送信のための同時性を保持するために必要とされるRTCPパケットの数は、標準送信のための同時性を保持するために必要とされるRTCPパケットの数よりも少なくなることができる。av同期メディア(av-synced media)をレンダリングするために、オーディオパケットに関連するオーディオパケットとビデオパケットの両方が、レンダリングの前に受信されることができる。av同期メディアをレンダリングするための待ち時間が、受信機のバッファリング容量に依存することができる。バッファの限界に達した場合、av同期メディアはレンダリングされることができる。RTCPパケット送信のための帯域幅が、待ち時間を調整するためにネゴシエートされることができる。本開示のいくつかの態様では、ビデオパケットに遅延がある場合、受信機は、連続性を維持するためにビデオなしにボイスをレンダリングすることができる。
ウェアラブルデバイスにおけるバースト的ボイス送信および連続的ボイス送信にわたる切替え
[0081]ウェアラブルデバイスは、チャネル状態に基づいて、ダウンリンク方向、アップリンク方向、またはダウンリンク方向とアップリンク方向の両方における連続的送信またはバースト的送信を扱うことが可能であり得る。連続的送信またはバースト的送信のための動作モードが、SIP(セッション開始プロトコル)シグナリングを使用して、ウェアラブルデバイスと遠端UEとの間で最初に交換され、その後、モードの変化を示すRTCPアプリ(アプリケーション定義された)パケットに従って、別の動作モードに切り替わることができる。ウェアラブルデバイスは、デバイス性能および/またはハードウェア構成に基づいてあるモードから別のモードに切り替わることができる。たとえば、ウェアラブルデバイスは、高いパケットエラーが検出され、および/またはRSRQ(基準信号受信電力)がしきい値を下回るとき、バースト的モードに切り替わることができる。さらなる例として、ウェアラブルデバイスは、RF状態が良好である(たとえば、RSRQがしきい値を上回る)とき、連続モードに切り替わることができる。本開示のいくつかの態様では、RTCPアプリパケット交換は、シグナリング一貫性を保証するために3ウェイ交換であり得る。ウェアラブルデバイスは、切替えを開始した後に、いつでも切替えのボイス受信部分を扱うことができる。遠端デバイスは、3ウェイハンドシェイクの完了を待つことなしに、肯定応答が送出された後に、いつでも切替えのボイス受信部分を扱うことができる。
[0082]TASは、ウェアラブルデバイスをサポートするために拡張され得る。以下は、異なるタイプのTASとデバイスとの間で確立されている異なるタイプの呼を示す表1である。
Figure 2018526920
インスタントボイスが利用可能でないときにMMTelサービスを使用すること
[0083]上記で説明されたように、TASは、バースト的送信をサポートすることもサポートしないこともある。したがって、TASまたは中間サーバがバースト的メディア送信をサポートするように構成されないかまたは見つけられないとき、代替MMTelサービスが提供されることができる。バースト的メディア送信をサポートしないTASまたは中間サーバは、mminstantvoice特徴タグを理解しないが、MMTel特徴タグのみを受け付けることができる。この状況の下で、ウェアラブルデバイスは、連続的送信を使用してボイスパケットを送信することができる。しかしながら、本開示のいくつかの態様では、ウェアラブルデバイスは、熱的状態またはRF状態など、ウェアラブルデバイスのハードウェア状態が所定のしきい値を超えるとき、アップリンクバースト的送信を無効にすることができる。ウェアラブルデバイスは、遠端デバイスからの音声を監視し得、通話者をオーバーライドすることができる。デューティサイクルが、ユーザが通話することを可能にするのに十分に長くない場合、アップリンクボイス送信は無効にされることができる。本開示のいくつかの態様では、ウェアラブルデバイスは、ユーザがいつ通話することを開始することができるか、およびユーザがいつ通話することを停止する必要があるのかの指示をユーザに与えることができる。
[0084]アップリンクボイス送信の中断中に、ユーザは、依然として、会議呼など、呼をリッスンすることが可能であり得る。ウェアラブルデバイスは、中断時にまたは中断中にいくつかのオプションをユーザに与えることができる。たとえば、ユーザは、中断中にダウンリンクボイスをリッスンし続けることを選定することができる。さらなる例として、ユーザは、インスタントメッセージを送ることを選定することができる。ユーザが一方向においてボイスデータを受信し、反対方向においてインスタントメッセージサービスを使用することを希望するとき、特徴タグは、シグナリングを通して相応にネゴシエートされることができる。一方向においてMMTelボイスサービスを除去するとき、周期的に1つまたは複数の無音フレームを送るようにとの対応する要件も除去されることができる。そのような無音フレームは、160ミリ秒ごとに送信されることができる。
登録プロシージャ
[0085]本開示のいくつかの態様では、ウェアラブルデバイスとUEとは、共通のIMSパブリックユーザ識別情報を共有することができる。ウェアラブルデバイスがUEのほうへ移動するとき、ウェアラブルデバイスとUEとは、Bluetoothプロトコルまたは他の利用可能なプロトコルを介して互いと通信することができる。Bluetooth接続性が有効にされたかどうかを決定するために、ユーザ構成が使用されることができる。Bluetooth接続性が有効にしない場合、ウェアラブルデバイスとUEとは、2つの独立デバイスとして挙動し得る。Bluetooth接続性が有効にされた場合、ウェアラブルデバイスのIMS登録は影響を受けないままであり得るか、ウェアラブルデバイスはIMSから登録解除し得、UEは、MMTel特徴タグを使用して登録を実行し得、バースト的ボイス特徴タグを使用して登録を実行しないことがある。さらに、ウェアラブルデバイスはまた、それのパブリックユーザ識別情報を登録することができる。次いで、UEは、ウェアラブルデバイスへの、CFx、CFU(呼フォワーディング無条件(Call Forwarding Unconditional))、CFNA(呼フォワーディング無条件アクティブ化(Call Forwarding Unconditional Activation))、CFB(呼フォワーディングビジー(Call Forwarding Busy))、CFNL、またはCFNRc(呼フォワーディング非到達可能(Call Forwarding Non-Reachable))など、呼フォワーディング特徴を非アクティブにすることができる。異なるタイプのサービス間の頻繁なピンポンを回避するために、ヒステリシスタイマーが利用されることができる。ウェアラブルデバイスがUEから離れて移動するとき、ウェアラブルデバイスは、(現在登録解除されている場合)IMS登録を通常実行せず、ネットワークがバースト的ボイス特徴タグをサポートするかどうかを決定することができる。はいの場合、ウェアラブルデバイスは、バースト的ボイス特徴タグを登録することができる。そうでない場合、ウェアラブルデバイスは、MMTel特徴タグを登録することができる。UEは、CFUなど、ウェアラブルデバイスへの呼フォワーディング特徴をアクティブにし得る。代替または追加として、UEは、ウェアラブルデバイスへのCFNA、CFB、CFNL、またはCFNRcをアクティブにすることができる。
[0086]他の本開示の態様では、ウェアラブルデバイスとUEとは、共通のIMSパブリックユーザ識別情報を共有しないことがある。ウェアラブルデバイスがUEのほうへ移動するとき、ウェアラブルデバイスとUEとは、Bluetoothプロトコルを介して互いと通信することができる。Bluetooth接続性が有効にされない場合、ウェアラブルデバイスとUEとは、共通のプロファイルを共有する2つの独立デバイスとして挙動することができる。Bluetooth接続性が有効にされた場合、ウェアラブルデバイスは、IMSから登録解除するかまたはIMS登録を動作しているように保ち得、UEは、MMTel特徴タグを使用して登録を実行し得、バースト的ボイス特徴タグを使用して登録を実行しないことがある。ウェアラブルデバイスは、ネットワークによるフォーキングを非アクティブにすることができる。異なるタイプのサービス間の頻繁なピンポンを回避するために、ヒステリシスタイマーが利用されることができる。ウェアラブルデバイスがUEから離れて移動するとき、ウェアラブルデバイスは、(現在登録解除されている場合)IMS登録を通常実行せず、ネットワークがバースト的ボイス特徴タグをサポートするかどうかを決定することができる。はいの場合、ウェアラブルデバイスは、バースト的ボイス特徴タグを登録し得、MMTel特徴タグをさらに登録することができる。そうでない場合、ウェアラブルデバイスは、MMTel特徴タグを登録することができる。本開示のいくつかの態様では、利用可能であり、IMSパブリックユーザ識別情報にアドレス指定されたボイスデータのページング通知が、ウェアラブルデバイス、UE、またはその両方において受信されることができる。UEは、ウェアラブルデバイスにページング通知をフォワーディングすることができる。対応して、TASおよび/またはWASは、ウェアラブルデバイス、UE、またはその両方にページング通知を送信することができる。ウェアラブルデバイスとUEの両方へのページング通知のそのような送信は、逐次または並列のいずれかであることができる。
[0087]図7は、例示的な登録プロシージャ700を示す。ブロック702において、ウェアラブルデバイスは、UEとのBluetooth接続性を失う。ブロック704において、UEのIMS登録ステータスは、影響を受けないままであり得る。706〜724において、ウェアラブルデバイスは、P−CSCF、S−CSCF、およびウェアラブルASを用いてバースト的ボイスまたはMMTelサービスのための登録を実行することができる。726〜732において、ウェアラブルデバイスは、登録を完了し、バースト的ボイスまたはMMTelサービスにサブスクライブ(subscribe)することができる。
[0088]図8は、例示的な登録プロシージャ800を示す。ブロック802において、ウェアラブルデバイスとUEとの間でBluetooth接続が確立される。ブロック804において、ウェアラブルデバイスのIMS登録ステータスは、影響を受けないままであり得る。806〜824において、UEは、P−CSCF、S−CSCF、およびMMTel ASを用いてMMTelサービスのための登録を実行することができる。826〜832において、UEは、登録を完了し、MMTelサービスにサブスクライブすることができる。
呼発信
[0089]呼は、いくつかの方法でウェアラブルデバイスから発信されることができる。たとえば、呼は、Bluetooth接続性を介してウェアラブルデバイスとペアリングされたUEを使用して、ウェアラブルデバイスから発信されることができる。さらなる例として、呼は、IMSシグナリングを使用してウェアラブルデバイスから発信されることができる。ネットワーク事業者は、ウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートすることもサポートしないこともある。さらに、ウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートしないネットワーク事業者は、サードパーティASをサポートすることもサポートしないこともある。
[0090]ウェアラブルデバイスが短距離RAT(無線アクセス技術)を介してUEとペアリングされる場合、ウェアラブルデバイスは、UEを介してリモートデバイスにボイスデータを送信するために呼を開始することができる。ウェアラブルデバイスは、UEにバースト的送信を使用するボイスデータを送信することができる。UEは、バースト的送信を使用するボイスデータを連続的送信を使用するボイスデータに変換し、連続的送信を使用するボイスデータをリモートデバイスに送信することができる。本開示のいくつかの態様では、ウェアラブルは、バースト的送信呼に関係するUEへのセッション情報を送信し、ウェアラブルデバイスにおいて発信されたバースト的送信呼のためにダウンリンク通信データを受信することを停止することができる。対応して、UEは、ウェアラブルデバイスからセッション情報を受信し、UEにバースト的送信呼を転送するようにとの要求をウェアラブルデバイスに送信することができる。
[0091]反対方向において、ウェアラブルデバイスは、UEを介してリモートデバイスからボイスデータを受信することができる。リモートデバイスは、UEに連続的送信を使用するボイスデータを送信することができる。UEは、連続的送信を使用するボイスデータをバースト的送信を使用するボイスデータに変換し、バースト的送信を使用するボイスデータをウェアラブルデバイスに送信することができる。本開示のいくつかの態様では、UEは、連続的送信呼に関係するウェアラブルデバイスへのセッション情報を送信することができる。対応して、ウェアラブルデバイスは、連続的送信呼に関係するUEからのセッション情報を受信し、ウェアラブルデバイスに連続的送信呼を転送するようにとの要求をUEを通して送信することができる。そのような連続的送信呼は、UEにおいてバースト的送信呼に変換されることができる。
[0092]図9は、ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートするときの、ウェアラブルデバイスから呼を発信するための例示的なシグナリングフロー900を示す。バースト的ボイスAS/WASは、リモート端部とウェアラブルデバイスとの間の相互作用をサポートすることができる。ウェアラブルデバイスは、呼をセットアップするための通常SIPプロシージャおよびオファー返答機構に従うことができる。SDP(サービス配信プラットフォーム)オファーが初期呼勧誘中に含まれることができる。ネットワークは、メディアパケットがデフォルトベアラを使用するのか専用ベアラを使用するのかを決定することができる。前提条件は、メディアベアラ確立が確認されると、ウェアラブルデバイスにおいて満たされることができる。コーデックは、AMR(適応マルチレート)、AMR−WB(適応マルチレート広帯域)など、通常プロシージャを使用してネゴシエートされることができる。本開示のいくつかの態様では、6.6kbps AMR−WBが最も優先度の高いものであり得る。メディアパケットのためのQoS(サービス品質)サポートは随意であり得る。バースト的ボイスASに加えて、TASも、シグナリング経路中に含まれ、バースト的ボイスAS/WASの後に現れることができる。WASは、リモート端部との通常ボイス呼をセットアップし、通常ボイス送信とバースト的ボイス送信との間で相互作用することができる。既存のプロシージャによって中間呼付加サービスもサポートされることができる。
[0093]図9では、ブロック902において、ウェアラブルデバイスのユーザがボイス呼を開始する。904において、ウェアラブルデバイスは、S−CSCFにバースト的ボイスサービスのための勧誘を送ることができる。906〜912において、バースト的ボイスまたはMMTelボイスサービスのためのいくつかの勧誘が、S−CSCF、ウェアラブルAS、およびMMTel ASの間で送られることができる。914および916において、S−CSCFは、リモートエンティティにMMTelボイスサービスのための勧誘を送り、200メッセージ(OKメッセージ)を受信することができる。918〜924において、いくつかの200メッセージ(OKメッセージ)が、906〜912において送られた勧誘に応答して、S−CSCF、ウェアラブルASおよびMMTel ASの間で送られることができる。926において、S−CSCFは、ウェアラブルデバイスに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。928において、バースト的ボイスが、ウェアラブルデバイスとウェアラブルASとの間で送信されることができる。930において、通常ボイスが、MMTel ASとリモートエンティティとの間で送信されることができる。
[0094]図10は、ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートしないが、サードパーティASへの接続性を可能にするときの、ウェアラブルデバイスから呼を発信するための例示的なシグナリングフロー1000を示す。バースト的ボイスAS/WASは、リモート端部とウェアラブルデバイスとの間の相互作用をサポートすることができる。ウェアラブルデバイスは、呼をセットアップするための通常SIPプロシージャおよびオファー返答機構に従うことができる。SDP(サービス配信プラットフォーム)オファーが初期呼勧誘中に含まれることができる。UEとWASとの間のメディアパケットは、デフォルトベアラ上で動くことができる。前提条件は、メディアベアラ確立が確認されると、ウェアラブルデバイスにおいて満たされることができる。コーデックは、AMR(適応マルチレート)、AMR−WB(適応マルチレート広帯域)など、通常プロシージャを使用してネゴシエートされることができる。本開示のいくつかの態様では、6.6kbps AMR−WBが最も優先度の高いものであることができる。メディアパケットのためのQoS(サービス品質)サポートは随意であることができる。本開示のいくつかの態様では、ネットワーク事業者がバースト的送信をサポートしないとき、TASがシグナリング経路中に含まれないことがある。したがって、中間呼付加サービスをサポートするための拡張が有益であり得る。
[0095]図10では、ブロック1002において、ウェアラブルデバイスにおけるユーザがボイス呼を開始する。1004において、ウェアラブルデバイスは、S−CSCFにバースト的ボイスサービスのための勧誘を送ることができる。1006において、S−CSCFは、ウェアラブルASにバースト的ボイスサービスのための勧誘を送ることができる。1008において、ウェアラブルASは、S−CSCFにMMTelボイスサービスのための勧誘を送ることができる。1010および1012において、S−CSCFは、リモートエンティティにMMTelボイスサービスのための勧誘を送り、リモートエンティティから200メッセージ(OKメッセージ)を受信することができる。1014および1016において、200メッセージ(OKメッセージ)が、バースト的ボイスおよびMMTelボイスサービスのために送られた勧誘に応答して、S−CSCFおよびウェアラブルASによって受信されることができる。1018において、S−CSCFは、ウェアラブルデバイスに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。1020において、バースト的ボイスが、ウェアラブルデバイスとウェアラブルASとの間で送信されることができる。1022において、通常ボイスが、ウェアラブルASとリモートエンティティとの間で送信されることができる。
[0096]図11は、ネットワークがウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートせず、サードパーティASへの接続性を可能にしないときの、ウェアラブルデバイスから呼を発信するための例示的なシグナリングフロー1100を示す。バースト的ボイスAS/WASは、リモート端部とウェアラブルデバイスとの間の相互作用をサポートすることができる。ウェアラブルデバイスは、WASとの呼をセットアップするための通常SIPプロシージャおよびオファー返答機構に従うことができる。WASのURI(ユニフォームリソース識別子)は、UEに知られていることがある。SDP(サービス配信プラットフォーム)オファーが初期呼勧誘中に含まれることができる。ネットワークは、メディアパケットがデフォルトベアラを使用するのか専用ベアラを使用するのかを決定することができる。本開示のいくつかの態様では、UEとWASとの間のメディアパケットは、デフォルトベアラ上で動くことができる。前提条件は、メディアベアラ確立が確認されると、ウェアラブルデバイスにおいて満たされることができる。コーデックは、AMR(適応マルチレート)、AMR−WB(適応マルチレート広帯域)など、通常プロシージャを使用してネゴシエートされることができる。本開示のいくつかの態様では、6.6kbps AMR−WBが最も優先度の高いものであることができる。メディアパケットのためのQoS(サービス品質)サポートは随意であることができる。WASとのセッションを確立した後に、UEは、WASに、リモートパーティへの呼をセットアップするように要求することができる。本開示のいくつかの態様では、そのような呼セットアップは、SIP照会を介してであり得る。WASは、リモート端部との通常ボイス呼をセットアップし、通常ボイスとバースト的ボイスとの間で相互作用することができる。
[0097]図11では、ブロック1102において、ウェアラブルデバイスにおけるユーザが、呼をセットアップするように要求する。1104〜1106において、ウェアラブルデバイスは、IMSコアにバースト的ボイスサービスのための勧誘を送り得、IMSコアは、ウェアラブルASにそのような勧誘をフォワーディング(forward)することができる。応答して、1108〜1110において、ウェアラブルASは、IMSコアに200メッセージ(OKメッセージ)を送り得、IMSコアは、ウェアラブルデバイスにそのような200メッセージ(OKメッセージ)をフォワーディングすることができる。応答して、1112および1114において、ウェアラブルデバイスは、IMSコアに肯定応答メッセージを送ることができ、IMSコアは、ウェアラブルASにそのような肯定応答メッセージをフォワーディングすることができる。1116〜1118において、ウェアラブルデバイスは、IMSコアに照会/勧誘を送ることができ、IMSコアは、ウェアラブルASにそのような勧誘をフォワーディングすることができる。応答して、1120〜1130において、200メッセージ(OKメッセージ)、202メッセージ(受付けメッセージ)、および通知が、ウェアラブルデバイス、IMSコア、およびウェアラブルASの間で送られることができる。1132において、ウェアラブルASは、リモートパーティに通常ボイスサービスのための勧誘を送ることができる。応答して、1132〜1144において、200メッセージ(OKメッセージ)および通知が、リモートパーティ、ウェアラブルAS、IMSコア、およびウェアラブルデバイスの間で送られることができる。1146において、バースト的ボイスが、ウェアラブルデバイスとウェアラブルASとの間で送信されることができる。1148において、通常ボイスが、ウェアラブルASとリモートパーティとの間で送信されることができる。
MT(モバイル着信)呼の処理
[0098]呼は、いくつかの方法でウェアラブルデバイスにおいて受信されることができる。たとえば、呼は、Bluetooth接続性を介してウェアラブルデバイスとペアリングされたUEを介して、ウェアラブルデバイスにおいて受信されることができる。さらなる例として、呼は、IMSシグナリングを使用してウェアラブルデバイスにおいて受信されることができる。ネットワーク事業者は、ウェアラブルデバイスにおいて受信されたそのようなMT呼をサポートすることもサポートしないこともある。
[0099]図12は、ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートするときの、MT呼のための例示的なシグナリングフロー1200を示す。図13は、ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートするときの、MT呼のための詳細なシグナリングフロー1300を示す。ネットワークは、UE、ウェアラブルデバイス、または両方のうちの1つまたは複数に来たるべき呼についてアラートすることができる。UEとウェアラブルデバイスの両方に送られるアラートは、逐次または並列であり得る。一方のデバイスのみがアラートされた場合、アラートされたデバイスは、ネットワークに、他方のデバイスがプロシージャに関与することを知らせることができる。ウェアラブルデバイスとのSIPシグナリングは、通常SIPプロシージャに従うことができる。ネットワークは、通常ボイスとバースト的ボイスとの間で相互作用することができる。
[00100]図12では、ブロック1202において、UEがMMTelサービスのために登録され、ウェアラブルデバイスがバースト的ボイスサービスのために登録される。UEとウェアラブルデバイスとは、Bluetooth接続されていない。1204において、リモートUEが、MMTel ASにMMTelサービスのための勧誘を送ることができる。1206において、MMTel ASは、ウェアラブルASにMMTelサービスのための勧誘を送ることができる。1208において、ウェアラブルASは、ウェアラブルデバイスにバースト的ボイスサービスのための勧誘を送ることができる。1210において、MMTel ASは、UEにMMTelサービスのための勧誘を送ることができる。ブロック1212において、ユーザは、ウェアラブルデバイス上で着信呼に返答することができる。1214において、ウェアラブルデバイスは、ウェアラブルASに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。1216において、ウェアラブルASは、MMTel ASに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。1218において、MMTel ASは、リモートUEに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。1220において、MMTel ASは、UEとのMMTelサービスを消去することができる。
[00101]図13では、ブロック1302〜1366は、ウェアラブルデバイス、UE、P−CSCF、S−CSCF、ウェアラブルAS、およびMMTel ASの間の1202〜1220のための詳細をさらに示す。
[00102]図14は、ネットワーク事業者がウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートしないが、サードパーティASへの接続性を可能にするときの、MT呼のための例示的なシグナリングフロー1400を示す。本開示のいくつかの態様では、ネットワーク事業者は、MMTEL ASに最初に呼勧誘をルーティングすることができる。

本開示の他の態様では、ネットワークは、MMTel ASに呼勧誘をルーティングするより前に、WASに呼勧誘をルーティングすることができる。
[00103]図14では、1402において、リモートパーティが、S−CSCFにMMTelサービスのための勧誘を送ることができる。1404において、S−CSCFは、MMTel ASにMMTelサービスのための勧誘を送ることができる。1406において、MMTel ASは、S−CSCFにMMTelサービスのための勧誘を送ることができる。1408において、S−CSCFは、ウェアラブルASにMMTelサービスのための勧誘を送ることができる。1410において、ウェアラブルASは、S−CSCFにバースト的ボイスサービスのための勧誘を送ることができる。1412において、S−CSCFは、ウェアラブルデバイスにバースト的ボイスサービスのための勧誘を送ることができる。応答して、1414において、ウェアラブルデバイスは、S−CSCFに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。1416において、S−CSCFは、ウェアラブルASに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。1418において、ウェアラブルASは、S−CSCFに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。1420において、S−CSCFは、MMTel ASに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。1422において、MMTel ASは、S−CSCFに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。1424において、S−CSCFは、リモートパーティに200メッセージ(OKメッセージ)を送ることができる。1426において、MMTelボイスが、ウェアラブルASとリモートパーティとの間で送信されることができる。1428において、バースト的ボイスが、ウェアラブルASとウェアラブルデバイスとの間で送信されることができる。
[00104]WASおよびウェアラブルデバイスは、いくつかの方法でMT呼を扱うことができる。たとえば、ウェアラブルデバイスは、MMTel付加サービスを、WASへのCFUを使用するように構成することができる。通常MT勧誘が、WASにフォワーディングされることができる。したがって、WASは、ウェアラブルデバイスへのバースト的ボイス呼をセットアップすることができる。本開示のいくつかの態様では、IMSコアは、この呼について、それがMMTel呼でないので、CFUを適用しないことがある。さらなる例として、ウェアラブルデバイスは、2つのMSISDN(移動局国際加入者ディレクトリ番号)を割当てることができる。一方のMSISDNはIMS事業者によって割当てることができる。他方のMSISDNはWASによって割当てることができる。WASによって割り振られた番号への呼は、バースト的ボイス送信のためのものであり得る。そのようなWASは、シグナリング経路およびメディア経路中に含まれることができる。本開示のいくつかの態様では、ユーザは、連絡先番号としてWASによって割当てられた番号を発行することができる。
付加サービス
[00105]付加サービスは、ウェアラブルデバイスとのバースト的送信をサポートするネットワーク事業者、バースト的送信をサポートしないがサードパーティASをサポートするネットワーク事業者、およびバースト的送信とサードパーティASの両方をサポートしないネットワーク事業者など、異なる状況の下で異なる方法で扱われることができる。ネットワーク事業者がバースト的ボイス送信をサポートするとき、付加サービスは既存のプロシージャを使用して扱われることができ、さらなる拡張は必要でないことがある。ネットワーク事業者がバースト的送信をサポートしないがサードパーティASをサポートするとき、付加サービスは既存のプロシージャを使用して扱われることができ、さらなる拡張はいくつかの仮定に基づいて必要でないことがある。仮定は、WASがMO(モバイル発信)呼のためのシグナリング経路中の第1のASであること、WASがMT呼のためのシグナリング経路中の最後のASであること、またはTASがMO呼とMT呼の両方のためのシグナリング経路中に含まれること、のうちの1つまたは複数を含むことができる。ネットワーク事業者がバースト的送信とサードパーティASの両方をサポートしないとき、WASが付加サービスのサポートをインプリメントすることができる。本開示のいくつかの態様では、UEは、WASに最新付加サービス構成を与えることができる。したがって、ウェアラブルデバイスは、呼中にでも、最小遅延でシグナリングメッセージを受信することが可能であることができる。
ウェアラブルデバイスにおけるメディアの処理
[00106]図15は、例示的なダウンリンクメディアフロー1500を示す。図16は、例示的なアップリンクメディアフロー1600を示す。メディアフローは、ボイスデータ、ビデオデータ、ボイスデータとビデオデータの両方などを含むことができる。ボイス呼は、シグナリングに関してビデオ呼と同じであることができる。ウェアラブルデバイスは、制限された能力を有することができる。したがって、ビデオデータの品質は、ウェアラブルデバイスの制限された能力にマッチするように低減されることができる。
[00107]図15では、ブロック1502において、ユーザがバースト中で通話することを開始する。応答して、1504において、複数のRTPパケット、たとえば、RTPパケット1〜8が、ウェアラブルデバイスにおいて受信されることができる。ブロック1506において、ウェアラブルデバイスのRTPバッファがフルであり得る。次いで、1508において、ウェアラブルデバイスは、ウェアラブルASに受信されたRTPパケット1〜8を送ることを開始することができる。ブロック1510において、ウェアラブルASは、ウェアラブルデバイスから受信されたRTPパケット1〜8をバッファすることができ、これらのRTPパケット1〜8をMMTelボイスパケットとしてリモートユーザに送ることができる。ブロック1512において、ウェアラブルASのバッファが空になるとき、ウェアラブルASは、リモートユーザに1つまたは複数の無音フレームを送ることができる。
[00108]図16では、ブロック1602において、MMTel RTPパケットが、ウェアラブルASにおいてバッファされることができる。ブロック1604において、ウェアラブルデバイスが、ウェアラブルASに接触し、ウェアラブルASにアップリンクメディアパケットを転送することができる。ブロック1606において、ウェアラブルASは、ウェアラブルデバイスに、バッファされたMMTel RTPパケットを送ることができる。送られるべきバッファされたRTPパケットがない場合、ウェアラブルASは、ウェアラブルデバイスに1つまたは複数の無音フレームを送ることができる。1608において、ウェアラブルASは、ウェアラブルデバイスに複数のRTPパケット、たとえば、RTPパケット1〜8を送ることができる。ブロック1610において、ウェアラブルASのバッファは空になることができる。1612において、ウェアラブルデバイスは、ユーザに受信されたRTPパケット1〜8を送ることができる。
[00109]ユーザが通話することを開始したとき、ウェアラブルデバイスは、音声を1つまたは複数の音声フレームに変換し、RTPパケットを生成および保持することができる。ユーザが通話することを停止したとき、ウェアラブルデバイスは、WASへのデータ接続を確立することができる。次いで、ウェアラブルデバイスは、WASに、バースト送信を使用して、バッファされたRTPパケットの全部または一部を送信することができる。ウェアラブルデバイスは、20/40ミリ秒ごとにRTPパケットを送るなど、一定のレートでRTPパケットを送ることを行わないことがある。また、ウェアラブルデバイスは、ネットワークにおいてバッファされたダウンリンクRTPパケットの全部または一部を受信し、適切なレートで、受信されたRTPパケットをプレイアウトすることができる。
[00110]UEのバッファが一杯であるとき、ウェアラブルデバイスは、WASへのデータ接続を確立することができる。次いで、ウェアラブルデバイスは、WASに、バースト送信を使用して、バッファされたRTPパケットの全部または一部を送信し、ネットワークにおいてバッファされたダウンリンクRTPパケットの一部のすべてを受信することができる。本開示のいくつかの態様では、WASは、このボイスバーストが完了していないことを知らされることができる。ユーザが(たとえば、タイマーが満了した後)ある時間量の間無音であるとき、UEは、アップリンクパケットがないことを示すことができる。また、ウェアラブルデバイスは、ネットワークにおいてバッファされたダウンリンクRTPパケットの一部のすべてを受信し、ユーザへの受信された音声の全部または一部をプレイアウトすることができる。本開示のいくつかの態様では、ROHCが使用されることができる。
[00111]ウェアラブルデバイスは、ユーザ音声を符号化するRTPパケットを記憶するようにバッファを維持することができる。バッファ中のそのようなコンテンツは、アップリンクトラフィックを構成することができる。バッファは、ユーザ音声で一杯にされ得、バッファがフルになるとき、または通話バーストが完了されたとき、空にされることができる。ウェアラブルデバイスはまた、リモートパーティから受信されたRTPパケットを記憶するようにバッファを維持することができる。バッファ中のそのようなコンテンツは、ダウンリンクトラフィックを構成することができる。ダウンリンクトラフィックは、バルクで、または一定のレートで送信されることができる。バッファは、ネットワークから受信されたRTPパケットによって一杯にされることができ、バッファがフルになったとき、または通話バーストが完了されたとき、空にされることができる。本開示のいくつかの態様では、バッファは、20/40ミリ秒ごとに1つのRTPパケットなど、一定のレートで空にされることができる。
[00112]WASは、1つまたは複数のバッファを維持することができる。たとえば、WASは、2つのバッファを維持することができる。一方のバッファは、ウェアラブルデバイスから受信されたRTPパケットをバッファすることができる。そのようなバッファのコンテンツは、リモートUEに送られることができる。本開示のいくつかの態様では、このバッファは、20/40ミリ秒ごとに1つのRTPパケットなど、一定のレートで空にされることができる。本開示の他の態様では、このバッファは、可変レートで一杯にされることができる。他方のバッファは、リモートパーティから受信されたRTPパケットをバッファすることができる。本開示のいくつかの態様では、そのようなバッファは、20/40ミリ秒ごとに1つのRTPパケットなど、一定のレートで一杯にされることができる。本開示の他の態様では、このバッファ中のRTPパケットは、ウェアラブルデバイスがWASとのデータ接続を確立すると、バルクで除去されることができる。
[00113]WASは、リモートパーティからの音声バーストの開始および終了を識別することができる。音声バーストは、音声フレームが無音期間の後に受信されると、開始することができる。無音期間は、連続する無音フレームの数が所定のしきい値を超えた場合(音声バーストが終了したと仮定すると)、開始することができる。本開示のいくつかの態様では、WASは、受信されたRTPパケットを音声バーストにチャンクすることができる。WASは、ウェアラブルデバイスがWASとのデータ接続を確立するとき、ウェアラブルデバイスに構成可能な数のRTPパケットを与えることができる。RTPパケットの全部または一部が、ウェアラブルデバイスに送信されることができる。本開示のいくつかの態様では、WASは、RTPパケットを送信しながら、ウェアラブルデバイスに音声バーストの開始および終了を示すことができる。
[00114]WASは、ウェアラブルデバイスがWASとのデータ接続を確立すると、0個の、1つの、またはより多くのRTPパケットを受信することができる。RTPパケットの各々は、音声フレームまたは無音フレームを含んでいることがある。音声バーストは、WASが無音期間の後に第1の音声フレームを受信すると開始することができる。WASは、受信されたRTPパケットをバッファし、それらを1つまたは複数の音声バーストにグループ化することができる。音声バーストが終わった後に、WASは、20/40ミリ秒ごとに1つのRTPパケットなど、一定のレートでリモートパーティにその音声バーストに属するRTPパケットをストリーミングすることができる。バッファが空になった場合、WASは、リモートパーティに1つまたは複数の無音フレームを送信することができる。WASは、ウェアラブルデバイスがWASへのデータ接続を確立するとき、ウェアラブルデバイスからの構成可能な数のRTPパケットを予想することができる。RTPの全部または一部が、そのようなデータ接続中に受信されることができる。本開示のいくつかの態様では、WASは、ウェアラブルデバイスから多くの連続する無音フレームを受信することを予想しないことがある。
[00115]本開示のいくつかの態様では、進行中の呼を終了するためにウェアラブルデバイスのために通常IMSプロシージャが適用されることができる。本開示のいくつかの態様では、ウェアラブルデバイスは、SRVCC(単一無線ボイス呼連続性)のためにCSボイス対応であることができ、ウェアラブルデバイスおよびネットワークのための既存のプロシージャへの変更は必要でない。
[00116]本開示のいくつかの態様では、ネットワークがバースト的送信をサポートする場合、既存のUEへの変更は必要でないことがある。本開示の他の態様では、ネットワークがバースト的送信をサポートしない場合、通常UEが、バースト的送信を使用してウェアラブルデバイスとのセッションを確立するように更新されることができる。
[00117]本開示のいくつかの態様では、MMTel ASがシグナリング経路中に含まれないことがある。MMTel ASは、ウェアラブルデバイスによって扱われる中間呼付加サービスをサポートすることができる。そのようなサポートは、MO要求またはMT要求中にMMTel特徴タグを含めることによって達成されることができる。本開示の他の態様では、WASは、必要な場合、バースト的ボイスと通常ボイスとの間でメディアを適応させることができる。たとえば、MO呼の場合、WASは、SDP返答に基づいてメディア経路中に導入されることができる。さらなる例として、MT呼の場合、WASは、バースト的ボイスがSDP勧誘オファー中にあることを確かめることができる。
インターUE転送
[00118]バースト的ボイス呼は、ウェアラブルデバイスからUEにセッションを転送することによって通常ボイス呼になることができる。通常ボイス呼は、UEからウェアラブルデバイスにセッションを転送することによってバースト的ボイス呼になることができる。考えられるソリューションは、3GPP TS24.237において説明されるように、ネットワークからのサポートを獲得すること、呼転送機構、およびターゲットデバイスによって送られた代替ヘッダをもつ勧誘を含むことができる。代替ヘッダをもつ勧誘では、ソースデバイスとターゲットデバイスとは、Bluetooth接続性または別のRATを通してセッション識別情報を交換することも交換しないこともある。
緊急呼
[00119]緊急呼は、CS領域における緊急呼、VoLTE緊急呼、バースト的ボイス緊急呼などであり得る。バースト的ボイス緊急呼をセットアップするために、ウェアラブルデバイスのロケーションまたはUEのロケーションのうちの少なくとも1つが識別され、ネットワークにとって利用可能にされることができる。バースト的ボイス緊急呼は、UEのロケーションに基づいて最も近いPSAPにルーティングされることができる。
ローミング/他の考慮事項
[00120]通常IMSローミング考慮事項が、ウェアラブルデバイスのために適用されることができる。MO事業者とMT事業者の両方がバースト的ボイスをサポートするとき、メディア経路は両方のネットワークを横断することができる。追加のアーキテクチャ作業が、メディア経路を最適化するために有益であることができる。
[00121]いくつかのQoS考慮事項が、ウェアラブルデバイスのために適用されることができる。たとえば、本開示のいくつかの態様では、バースト的ボイストラフィックは、QCI=1ベアラなど、いくつかのベアラを使用しないことがある。対応して、ネットワークは、バースト的ボイスのセッションが確立されつつあるとき、そのような専用QC=1ベアラ確立をトリガしないことがある。
デバイス構成
[00122]ウェアラブルデバイスは、デュアル受信を用いたLTE CAT1デバイス、シングル受信を用いたLTEデバイス、LTE CAT0デバイス、Rel−12 MTC(マルチタイプ通信)デバイス、LTE CAT3デバイス、2G/3GおよびWiFi技術を含むマルチモードデバイス、または低コストおよび低電力消費でのデバイスであり得る。デバイス上で有効にされるサービスは、テキスト、VoIP、および低ビットオーディオコンテンツの合理化を含むことができる。
[00123]情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表されることができる。
[00124]図3〜図15の機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを備えることができる。
[00125]さらに、本明細書の開示に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとしてインプリメントされることができることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、上記では概してそれらの機能に関して説明された。そのような機能がハードウェアとしてインプリメントされるか、ソフトウェアとしてインプリメントされるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の適用例ごとに様々な方法でインプリメントすることができるが、そのようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。当業者はまた、本明細書で説明された構成要素、方法、または相互作用の順序あるいは組合せは例にすぎないこと、および本開示の様々な態様の構成要素、方法、または相互作用は、本明細書で例示し、説明されたもの以外の方法で組み合わせられるかまたは実行され得ることを容易に認識されよう。
[00126]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いてインプリメントまたは実行されることができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としてインプリメントされることができる。
[00127]本明細書の開示に関して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化されることができる。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在することができる。ASICはユーザ端末中に存在することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として存在することができる。
[00128]1つまたは複数の例示的な設計では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せでインプリメントされることができる。ソフトウェアでインプリメントされる場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信されることができる。


コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。コンピュータ可読記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、接続はコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれることができる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはデジタル加入者線(DSL)を使用して、ウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはDSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。
上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[00129]特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「および/または」という用語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が、構成要素A、B、および/またはCを含んでいると記述されている場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)あるいはそれらの任意の組合せにおけるこれらのいずれかを意味するような選言的列挙を示す。
[00130]本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるように与えられたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (34)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えるかどうかを決定することと、ここにおいて、バースト的通信の前記サポートが、テレフォニーアプリケーションサーバ(TAS)、または前記TASとは別個のエンティティであり、前記TASと前記ウェアラブルデバイスとの間で展開されるウェアラブルアプリケーションサーバ(WAS)のいずれかに組み込まれる、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ネットワーク事業者がバースト的通信の前記サポートを与えると前記決定することに応答して、前記バースト的通信において直接前記ネットワーク事業者を介して通信することと、ここにおいて、前記通信することが、前記バースト的通信においてパケットを受信することと、前記受信されたパケットをバッファすることと、前記バースト的通信における前記パケットのすべてが受信された後に前記バースト的通信の全体を送信することまたはプレイアウトすることとを含む、
    を備える、方法。
  2. 前記バースト的通信が、アップリンク通信またはダウンリンク通信である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ウェアラブルデバイスによって、連続的通信において直接前記ネットワーク事業者を通して通信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ネットワーク事業者がバースト的通信の前記サポートを与えないと前記決定することに応答して、
    前記バースト的通信をサポートするブリッジングウェアラブルサーバの利用可能性を決定することと、
    前記ブリッジングウェアラブルサーバとの通信を確立することと、
    前記ブリッジングウェアラブルサーバが利用可能であるとき、前記ブリッジングウェアラブルサーバを通して前記ネットワーク事業者と通信することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記確立することが、前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバに、1つまたは複数のリモート通信デバイスとの呼を確立することを要求することを含み、ここにおいて、前記1つまたは複数のリモート通信デバイスが、1つまたは複数のユーザ機器または1つまたは複数の他のウェアラブルデバイスを含み得る、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ブリッジングウェアラブルサーバが、前記1つまたは複数のリモート通信デバイスとバースト的通信または連続的通信している、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ブリッジングウェアラブルサーバを通して前記ネットワーク事業者と前記通信することが、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバにモバイル発信ボイスデータを送信することと、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバからモバイル着信ボイスデータを受信することと
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項4に記載の方法。
  8. 前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバへの呼フォワーディングを使用するために、前記ネットワーク事業者に構成情報をシグナリングすることをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  9. 前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバへの呼フォワーディングを使用するために、前記ネットワーク事業者に構成情報をシグナリングすることをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  10. 前記ウェアラブルデバイスのための連絡先番号として前記第2のMSISDNを発行することをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ウェアラブルデバイスにおいて、緊急呼を生成するための入力を受信することと、
    前記ウェアラブルデバイスに関するロケーション情報を前記ネットワーク事業者に送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. 請求項1から11の任意の組合せの方法。
  13. ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
    ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えるかどうかを決定するための手段と、ここにおいて、バースト的通信の前記サポートが、テレフォニーアプリケーションサーバ(TAS)、または前記TASとは別個のエンティティであり、前記TASと前記ウェアラブルデバイスとの間で展開されるウェアラブルアプリケーションサーバ(WAS)のいずれかに組み込まれる、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ネットワーク事業者がバースト的通信の前記サポートを与えると前記決定することに応答して、前記バースト的通信において直接前記ネットワーク事業者を介して通信するための手段と、
    ここにおいて、通信するための前記手段が、前記バースト的通信においてパケットを受信するための手段と、前記受信されたパケットをバッファするための手段と、前記バースト的通信における前記パケットのすべてが受信された後に前記バースト的通信の全体を送信するための手段またはプレイアウトするための手段とを含む、
    を備える、装置。
  14. 前記バースト的通信が、アップリンク通信またはダウンリンク通信である、請求項13に記載の装置。
  15. 前記ウェアラブルデバイスによって、連続的通信において直接前記ネットワーク事業者を通して通信するための手段をさらに備える、請求項13に記載の装置。
  16. 前記ネットワーク事業者がバースト的通信の前記サポートを与えないと前記決定することに応答して、
    前記バースト的通信をサポートするブリッジングウェアラブルサーバの利用可能性を決定するための手段と、
    前記ブリッジングウェアラブルサーバとの通信を確立するための手段と、
    前記ブリッジングウェアラブルサーバが利用可能であるとき、前記ブリッジングウェアラブルサーバを介して前記ネットワーク事業者と通信するための手段と
    をさらに備える、請求項13に記載の装置。
  17. 確立するための前記手段が、前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバに、1つまたは複数のリモート通信デバイスとの呼を確立することを要求するための手段を含み、ここにおいて、前記1つまたは複数のリモート通信デバイスが、1つまたは複数のユーザ機器または1つまたは複数の他のウェアラブルデバイスを含み得る、請求項16に記載の装置。
  18. 前記ブリッジングウェアラブルサーバが、前記1つまたは複数のリモート通信デバイスとバースト的通信または連続的通信している、請求項17に記載の装置。
  19. 前記ブリッジングウェアラブルサーバを通して前記ネットワーク事業者と通信するための前記手段が、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバにモバイル発信ボイスデータを送信するための手段と、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバからモバイル着信ボイスデータを受信するための手段と
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項16に記載の装置。
  20. 前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバへの呼フォワーディングを使用するために、前記ネットワーク事業者に構成情報をシグナリングするための手段をさらに備える、請求項16に記載の装置。
  21. 前記ネットワーク事業者からの第1の移動局国際加入者ディレクトリ番号(MSISDN)と、前記ブリッジングウェアラブルサーバからの第2のMSISDNとの割当てを受信するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記ネットワーク事業者が、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム事業者である、請求項16に記載の装置。
  22. 前記ウェアラブルデバイスのための連絡先番号として前記第2のMSISDNを発行するための手段をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  23. 前記ウェアラブルデバイスにおいて、緊急呼を生成するための入力を受信するための手段と、
    前記ウェアラブルデバイスに関するロケーション情報を前記ネットワーク事業者に送信するための手段とをさらに備える、請求項13に記載の装置。
  24. 請求項13から23の任意の組合せの装置。
  25. ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置が、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、
    ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えるかどうかを決定することと、
    ここにおいて、バースト的通信の前記サポートが、テレフォニーアプリケーションサーバ(TAS)、または前記TASとは別個のエンティティであり、前記TASと前記ウェアラブルデバイスとの間で展開されるウェアラブルアプリケーションサーバ(WAS)のいずれかに組み込まれる、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ネットワーク事業者がバースト的通信の前記サポートを与えると前記決定することに応答して、前記バースト的通信において直接前記ネットワーク事業者を介して通信することとを行うように構成され、ここにおいて、通信するための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成が、前記バースト的通信においてパケットを受信するための構成と、前記受信されたパケットをバッファするための構成と、前記バースト的通信における前記パケットのすべてが受信された後に前記バースト的通信の全体を送信するための構成またはプレイアウトするための構成とを含む、装置。
  26. 前記ネットワーク事業者がバースト的通信の前記サポートを与えないと前記決定することに応答して、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記バースト的通信をサポートするブリッジングウェアラブルサーバの利用可能性を決定することと、
    前記ブリッジングウェアラブルサーバとの通信を確立することと、
    前記ブリッジングウェアラブルサーバが利用可能であるとき、前記ブリッジングウェアラブルサーバを介して前記ネットワーク事業者と通信することとを行うようにさらに構成された、請求項25に記載の装置。
  27. 前記ブリッジングウェアラブルサーバを通して前記ネットワーク事業者と通信するための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成が、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバにモバイル発信ボイスデータを送信するための構成と、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバからモバイル着信ボイスデータを受信するための構成と
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項26に記載の装置。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバへの呼フォワーディングを使用するために、前記ネットワーク事業者に構成情報をシグナリングするようにさらに構成された、請求項26に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ネットワーク事業者からの第1の移動局国際加入者ディレクトリ番号(MSISDN)と、前記ブリッジングウェアラブルサーバからの第2のMSISDNとの割当てを受信するようにさらに構成され、ここにおいて、前記ネットワーク事業者が、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム事業者である、請求項26に記載の装置。
  30. 請求項25から29の任意の組合せの装置。
  31. ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、
    プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記プログラムコードが、
    ウェアラブルデバイスによって、ネットワーク事業者がバースト的通信のサポートを与えるかどうかを決定するためのプログラムコードと、ここにおいて、バースト的通信の前記サポートが、テレフォニーアプリケーションサーバ(TAS)、または前記TASとは別個のエンティティであり、前記TASと前記ウェアラブルデバイスとの間で展開されるウェアラブルアプリケーションサーバ(WAS)のいずれかに組み込まれる、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ネットワーク事業者がバースト的通信の前記サポートを与えると前記決定することに応答して、前記バースト的通信において直接前記ネットワーク事業者を通して通信するためのプログラムコードと、ここにおいて、通信するための前記プログラムコードが、前記バースト的通信においてパケットを受信するためのプログラムコードと、前記受信されたパケットをバッファするためのプログラムコードと、前記バースト的通信における前記パケットのすべてが受信された後に前記バースト的通信の全体を送信するためのプログラムコードまたはプレイアウトするためのプログラムコードとを含む、
    を含む、コンピュータプログラム製品。
  32. 前記ネットワーク事業者がバースト的通信の前記サポートを与えないと前記決定することに応答して、前記プログラムコードは、
    前記バースト的通信をサポートするブリッジングウェアラブルサーバの利用可能性を決定するためのプログラムコードと、
    前記ブリッジングウェアラブルサーバとの通信を確立するためのプログラムコードと、
    前記ブリッジングウェアラブルサーバが利用可能であるとき、前記ブリッジングウェアラブルサーバを通して前記ネットワーク事業者と通信するためのプログラムコードと
    をさらに備える、請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
  33. 前記ブリッジングウェアラブルサーバを通して前記ネットワーク事業者と通信するための前記プログラムコードが、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバにモバイル発信ボイスデータを送信するためのプログラムコードと、
    前記ウェアラブルデバイスによって、前記ブリッジングウェアラブルサーバからモバイル着信ボイスデータを受信するためのプログラムコードと
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項32に記載のコンピュータプログラム製品。
  34. 請求項31から33の任意の組合せのコンピュータプログラム製品。
JP2018511242A 2015-09-02 2016-09-02 ウェアラブルデバイスのための送信 Pending JP2018526920A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562213508P 2015-09-02 2015-09-02
US62/213,508 2015-09-02
US15/254,752 2016-09-01
US15/254,752 US9998939B2 (en) 2015-09-02 2016-09-01 Transmissions for wearable devices
PCT/US2016/050180 WO2017040984A1 (en) 2015-09-02 2016-09-02 Transmissions for wearable devices

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018526920A true JP2018526920A (ja) 2018-09-13

Family

ID=58104509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018511242A Pending JP2018526920A (ja) 2015-09-02 2016-09-02 ウェアラブルデバイスのための送信

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9998939B2 (ja)
EP (1) EP3345368A1 (ja)
JP (1) JP2018526920A (ja)
KR (1) KR20180048957A (ja)
CN (1) CN107925667A (ja)
BR (1) BR112018004284A2 (ja)
WO (1) WO2017040984A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9247399B2 (en) 2013-03-14 2016-01-26 Google Technology Holdings LLC Alert peripheral for notification of events occuring on a programmable user equipment with communication capabilities
JP6775163B2 (ja) * 2015-12-11 2020-10-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 無線基地局、無線端末、無線通信システム及び音声信号通信方法
US20180063206A1 (en) * 2016-08-31 2018-03-01 Microsoft Technology Licensing, Llc Media Communication
CN107864460A (zh) * 2017-11-16 2018-03-30 北京小米移动软件有限公司 呼叫转移方法、装置和设备
US11005759B2 (en) * 2018-08-08 2021-05-11 Google Llc Delegated communication methods and systems for a wearable device
KR102551290B1 (ko) 2018-09-03 2023-07-05 주식회사 아모텍 5g 이동통신 휴대 단말용 커버
KR102551302B1 (ko) 2018-09-03 2023-07-05 주식회사 아모텍 Uwb 통신을 지원하는 휴대 단말용 커버
US11516649B2 (en) * 2018-10-29 2022-11-29 Apple Inc. Mechanism to activate and manage a standalone device for cellular service
EP3961368A1 (en) * 2020-08-23 2022-03-02 TeamViewer Germany GmbH Computer-implemented method for piloting a remote device with a local device
KR20220125094A (ko) * 2021-03-04 2022-09-14 삼성전자주식회사 전자 장치 및 전자 장치에서 ims 기반의 콜을 처리하는 방법
CN113794710A (zh) * 2021-09-10 2021-12-14 联想(北京)有限公司 一种运行模式的切换方法及系统
US11810448B2 (en) * 2021-12-02 2023-11-07 The Government of the United States of America, as represented by the Secretary of Homeland Security System and method for monitoring the health of a user

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001274936A (ja) * 2000-01-21 2001-10-05 Casio Comput Co Ltd 画像データ伝送システム及び撮像データ伝送方法
JP2001308977A (ja) * 2000-04-18 2001-11-02 Casio Comput Co Ltd 電気音響変換装置、耳装着型電子装置、及び放音再生システム
JP2008523710A (ja) * 2004-12-08 2008-07-03 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 遅延を補償する方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7187697B1 (en) * 2001-04-19 2007-03-06 Bigband Networks, Inc. Method and system for delivering MPEG video over bursty communication channels
CN101043468A (zh) * 2006-03-24 2007-09-26 朗迅科技公司 提供与移动即时消息发送用户相关的地理位置信息的方法和设备
JP4772582B2 (ja) * 2006-04-28 2011-09-14 株式会社東芝 コグニティブ無線システム
CN101179828B (zh) * 2006-11-06 2010-06-02 北京信威通信技术股份有限公司 一种在scdma系统中实现数据采集的数据采集方法
CA2681091C (en) 2007-03-21 2016-05-10 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Session control in sip-based media services
US8522312B2 (en) 2008-05-13 2013-08-27 At&T Mobility Ii Llc Access control lists and profiles to manage femto cell coverage
CN101621854A (zh) * 2009-07-29 2010-01-06 山东建筑大学 基于无线传感器网络的智能居住环境集成系统
US9264872B2 (en) * 2011-06-20 2016-02-16 At&T Intellectual Property I, L.P. Controlling traffic transmissions to manage cellular radio resource utilization
EP2764682A1 (en) 2011-09-08 2014-08-13 Limmex AG Method and devices for identifying the caller of an emergency call
US9065765B2 (en) * 2013-07-22 2015-06-23 Seven Networks, Inc. Proxy server associated with a mobile carrier for enhancing mobile traffic management in a mobile network

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001274936A (ja) * 2000-01-21 2001-10-05 Casio Comput Co Ltd 画像データ伝送システム及び撮像データ伝送方法
JP2001308977A (ja) * 2000-04-18 2001-11-02 Casio Comput Co Ltd 電気音響変換装置、耳装着型電子装置、及び放音再生システム
JP2008523710A (ja) * 2004-12-08 2008-07-03 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 遅延を補償する方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
HUAWEI, HISILICON, SKT, CATT, CHINA UNICOM, CHINA TELECOM, ETRI, ZTE, CHINA: "SMARTER Use Case for Wearable Device Communication[online]", 3GPP TSG-SA WG1#71 S1-152706, JPN6020031193, 21 August 2015 (2015-08-21), ISSN: 0004583591 *

Also Published As

Publication number Publication date
US20170064572A1 (en) 2017-03-02
BR112018004284A2 (pt) 2018-10-09
CN107925667A (zh) 2018-04-17
KR20180048957A (ko) 2018-05-10
EP3345368A1 (en) 2018-07-11
WO2017040984A1 (en) 2017-03-09
US9998939B2 (en) 2018-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9998939B2 (en) Transmissions for wearable devices
US11516864B2 (en) Local area data network connectivity
US10912007B2 (en) Realizing mobile relays for device-to-device (D2D) communications
JP6193364B2 (ja) Imsベースのサービスをサポートするデバイスツーデバイス通信を使用するための方法および装置
KR102213905B1 (ko) 디바이스-대-디바이스(d2d) 선점 및 액세스 제어
JP6105665B2 (ja) インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム協調セッションにおける識別および移転のための方法および装置
JP5864763B2 (ja) LTEVoIP無線ベアラのための半永続的スケジューリングをアクティブおよび非アクティブにすること
JP6423439B2 (ja) WebRTCマルチメディアクライアントアプリケーションの代わりにクライアントに基づくWebRTCプロキシによる選択的な到着するWebRTCトラフィックの多重化および/または出て行くWebRTCトラフィックの多重分離
US20150327324A1 (en) Tdd reconfiguration with consideration of dtx/drx
JP2020511862A (ja) 接続におけるベアラの選択的アクティベーション
JP6162812B2 (ja) ローカルQoSの実現のためにテレビ電話を向上させる方法
EP3028481A1 (en) Managing a multimedia broadcast multicast service using an mbms relay device
TW201116087A (en) Session-specific signaling for multiple access networks over a single access network
EP4193615A1 (en) 5g multicast-broadcast services (mbs) scheduling and bearer management
GB2515361A (en) Apparatus and methods for device to device communications
WO2014183617A1 (zh) 一种中继节点的发现方法及装置
JP2018524935A (ja) デバイスツーデバイス通信におけるリンク品質ベースのリソース割振り
TW201431422A (zh) 在無線通訊系統中執行鄰近服務的方法及裝置
KR101513203B1 (ko) 사용자 장비-간 트랜스퍼들을 위한 장치 및 방법들
TW201924391A (zh) 使用速率調適來增加網路覆蓋
WO2018057151A1 (en) A connection manager, a method of controlling a connection manager, and a mobile communications device
JP2013511239A (ja) デバイス間セッション複製
WO2021057425A1 (zh) 媒体流传输质量通知方法和会话边界控制实体
KR101600260B1 (ko) Lte voip 무선 베어러를 위한 반―지속적 스케줄링의 활성화 및 비활성화
JP2024518224A (ja) Dciによるpdsch及びpuschのマルチttiスケジューリング

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220322