JP2018524935A - デバイスツーデバイス通信におけるリンク品質ベースのリソース割振り - Google Patents

デバイスツーデバイス通信におけるリンク品質ベースのリソース割振り Download PDF

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Abstract

LTE-Direct通信システムにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信を改善するための方法が、LTE-Direct接続のために基地局によって第1のユーザ機器(UE)および第2のUEに割り振られた第1のネットワークリソースのセットのうちの第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続を介して第1のUEと第2のUEとの間で通信情報を交換するステップを含む。本方法は、第1のUEによって、第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続の第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するステップも含む。第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低い場合、LTE-Direct接続は、リンク品質しきい値以上であるリンク品質を有するLTE-Direct接続が確立されるまで、第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトされる。

Description

本明細書で説明する様々な態様および実施形態は、概してデバイスツーデバイス(D2D)通信に関し、詳細には、LTE-Direct通信システムにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信のためのネットワークリソース割振りに関する。
ワイヤレス通信システムは、特に音声、映像、パケットデータ、メッセージング、放送などを含む様々な種類の通信コンテンツを提供するために広く配備されている。ワイヤレス通信システム(たとえば、複数のユーザをサポートするために利用可能なネットワークリソースを共有することのできる多元接続ネットワーク)は、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(暫定の2.5Gネットワークおよび2.75Gネットワークを含む)、ならびに第3世代(3G)および第4世代(4G)高速データ/インターネット対応ワイヤレスサービスを含む、様々な世代を通じて発展してきた。現在、セルラーシステムおよびパーソナル通信サービス(PCS)システムを含む、多くの異なるワイヤレス通信システムが使用されている。例示的なセルラーシステムには、セルラーアナログ高度移動電話システム(AMPS)、ならびに、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))TDMA変形例、およびTDMA技術とCDMA技術の両方を使用するより新しいハイブリッドデジタル通信システムに基づくデジタルセルラーシステムがある。より最近では、モバイルフォンおよび他のデータ端末の高速データのワイヤレス通信用のワイヤレス通信プロトコルとして、ロングタームエボリューション(LTE)が開発されている。LTEは、GSM(登録商標)に基づいており、様々なGSM(登録商標)関連のプロトコル(たとえば、GSM(登録商標)進化型高速データレート(EDGE))、およびユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)プロトコル(たとえば、高速パケットアクセス(HSPA))からの寄与を含む。
一般に、ワイヤレス通信ネットワークは、様々なユーザ機器(UE)に関する通信をサポートすることができる様々な基地局(発展型ノードB、eNB、またはアクセスノードとも呼ばれる)を含んでもよい。WANでは、UEは一般に、UEと基地局との間のアップリンク/ダウンリンクチャネルを介して通信し、それによって基地局と通信する。しかし、2つのUEが互いに十分に近接している場合、UEは、基地局を通して通信することなしに直接通信することが可能になる場合がある。したがって、UEは、1つまたは複数の他のUEとの直接ピアツーピア(P2P)通信またはデバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートしてもよい。たとえば、LTE-Direct(LTE-D、「LTEアドバンスト」と呼ばれることもある)が、近隣発見に関する提案された3GPP(リリース12)D2Dソリューションである。LTE-Directは、広い範囲(見通し線で約500m)内の他のLTE-Directデバイス上のサービスに関して直接監視をすることによって、ロケーション追跡およびネットワーク呼を不要にする。したがって、LTE-Directは、いくつかのある利点の中で特に、同期システムにおける他のLTE-Directデバイス上のサービスを直接監視し、近接する場合によっては数千のサービスを継続的かつバッテリ効率的に同時に検出することができる。
LTE-Directは、モバイルアプリケーションに対するサービスとして、認可スペクトル上で動作し、サービスレイヤ発見を可能にするD2Dソリューションを実現する。LTE-Directデバイス上のモバイルアプリケーションは、LTE-Directに、他のデバイス上のモバイルアプリケーションサービスを監視するとともに、LTE-Directデバイス自体のサービスを、他のLTE-Directデバイス上のサービスによって検出されるように物理レイヤにおいて告知するよう命令することができ、そうすることにより、LTE-Directが、実質的に連続的に処理を行い、かつモニタとの合致が検出されたときにクライアントアプリケーションに通知する間、アプリケーションが閉じているのが可能になる。したがって、LTE-Directは、開発者自身の既存のサービスを拡張するために近隣発見ソリューションを展開しようとするモバイル開発者にとって魅力的な代替法である。たとえば、LTE-Directは、(今日存在する集中発見に対して)分散発見ソリューションであり、したがってモバイルアプリケーションは、関連性一致を識別する際に集中データベース処理を行わなくてもよい。その理由は、その代わりに、関連する属性を送信し監視することによって、関連性がデバイスレベルで自律的に判定される場合があるからである。LTE-Directは、位置を絶えず追跡することなしに近接度およびプライバシーに関する利点を判定するので、電力消費量に関する付加的な利点をもたらす。LTE-Directが位置を絶えず追跡しなくてもよい理由は、ユーザが外部デバイスと共有される情報をより効果的に制御できるようにデバイス上で発見機能が維持される場合があるからである。
さらに、LTE-Directは、デバイスがセルラーネットワークインフラストラクチャを利用することなしにセルラースペクトルを直接使用して通信するのでネットワーク効率を高めることができる。したがって、LTE-Directが認可セルラースペクトルを使用するので、セルラーカバレージを拡張することができ、(無認可帯域におけるD2D通信とは異なり)他のデバイスからの干渉を抑制することができる。したがって、LTE-Directは、直接接続を使用して、十分な近接度内にあるLTE-Direct対応デバイス間で実質的なデータを転送し、それによって、ネットワークインフラストラクチャからトラフィックをオフロードしてもよい。さらに、LTE-Directは、高データ転送速度を可能にすることに加えて、LTE-Directリンクを介して通信するUEにおける遅延を短縮し、エネルギー消費量を低減させる。さらに、LTE-Directは、危機的な状況において緊急対策要員間のリアルタイムデータ交換およびマルチメディア交換を可能にすることができる高データレートを実現し、かつD2D機能が、LTEインフラストラクチャが完全にまたは部分的に無効化される可能性がある場合に(たとえば、地震、ハリケーン、テロリストの攻撃などの災害シナリオにおいて)LTEベースの公共安全ネットワークにおける性能を向上させることができるので、国家安全保障および公共安全ネットワークにおける適用例を実現する。
したがって、D2D通信を効率的にサポートするための技法は、とりわけ、新しいサービスを可能にし、既存のサービスを改善し、干渉の解消および/または軽減を実現し、および/またはネットワークインフラストラクチャに対するトラフィック負荷を低減させることが望ましい。
以下に、本明細書で開示する1つまたは複数の態様および/または実施形態に関する簡略化された概要を提示する。したがって、以下の概要は、すべての企図される態様および/または実施形態に関する包括的な概観とみなされるべきではなく、また以下の概要は、すべての企図される態様および/または実施形態に関する主要または重要な要素を識別するか、任意の特定の態様および/または実施形態に関連付けられた範囲を定めるものとみなされるべきでもない。したがって、以下の概要は、以下で提示する詳細な説明に先立って、本明細書で開示する機構に関する1つまたは複数の態様および/または実施形態に関する特定の概念を簡略化された形で提示することが唯一の目的である。
一態様によれば、LTE-Direct通信システムにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信を改善するための方法が、LTE-Direct接続のために基地局によって第1のユーザ機器(UE)および第2のUEに割り振られた第1のネットワークリソースのセットのうちの第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続を介して第1のUEと第2のUEとの間で通信情報を交換するステップを含む。本方法はまた、第1のUEによって、第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続の第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するステップを含む。第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低い場合、LTE-Direct接続は、リンク品質しきい値以上であるリンク品質を有するLTE-Direct接続が確立されるまで、第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトされる。
別の態様によれば、LTE-Direct通信システムにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信のためにネットワークリソースを割り振るための装置が、プログラムコードを記憶するように適合されたメモリと、プログラムコードに含まれる命令にアクセスしこれらの命令を実行するためにメモリに結合される処理ユニットとを含む。これらの命令は、装置に、LTE-Direct接続のために基地局によって第1のユーザ機器(UE)および第2のUEに割り振られた第1のネットワークリソースのセットのうちの第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続を介して第1のUEと第2のUEとの間で通信情報を交換し、第1のUEによって、第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続の第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定し、第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低い場合、リンク品質しきい値以上であるリンク品質を有するLTE-Direct接続が第1のUEと第2のUEとの間に確立されるまで、LTE-Direct接続を第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるよう指示する。
また別の態様によれば、LTE-Direct通信システムにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信のためにネットワークリソースを割り振るための装置が、LTE-Direct接続のために基地局によって第1のユーザ機器(UE)および第2のUEに割り振られた第1のネットワークリソースのセットのうちの第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続を介して第1のUEと第2のUEとの間で通信情報を交換するための手段と、第1のUEによって、第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続の第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するための手段と、リンク品質しきい値以上であるリンク品質を有するLTE-Direct接続が第1のUEと第2のUEとの間に確立されるまで、LTE-Direct接続を第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるための手段とを含む。
別の態様によれば、非一時的コンピュータ可読媒体が、LTE-Direct通信システムにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信のためにネットワークリソースを割り振るために記憶されたプログラムコードを含む。プログラムコードは、LTE-Direct接続のために基地局によって第1のユーザ機器(UE)および第2のUEに割り振られた第1のネットワークリソースのセットのうちの第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続を介して第1のUEと第2のUEとの間で通信情報を交換するための命令と、第1のUEによって、第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続の第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するための命令と、第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低い場合、リンク品質しきい値以上であるリンク品質を有するLTE-Direct接続が第1のUEと第2のUEとの間に確立されるまで、LTE-Direct接続を第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるための命令とを含む。
本明細書で開示する態様および実施形態に関連付けられた他の目的および利点は、添付の図面および詳細な説明に基づいて、当業者に明らかになるであろう。
以下の詳細な説明を参照しながら、本開示を限定するためではなく単に例示するために提示される添付の図面とともに検討すれば、本開示の態様およびその付随する利点の多くがより良く理解されるようになるので、それらについて容易により完全に理解されよう。
様々な態様によるデバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートする例示的なワイヤレスネットワークアーキテクチャを示す機能ブロック図である。 様々な態様による、LTE-Directリソース割振りのための例示的なフレーム構造を示す図である。 様々な態様による、アクセスネットワークにおける例示的な発展型ノードB(eNB)およびユーザ機器(UE)を示す機能ブロック図である。 様々な態様による、D2D通信セッションにおけるリンク品質ベースのリソース割振りの例示的なプロセスを示すフローチャートである。 様々な態様による、D2D通信セッションにおけるリンク品質ベースのリソース割振りの例示的なプロセスを示すフローチャートである。 様々な態様による、D2D通信セッションにおける、基地局支援を含むリンク品質ベースのリソース割振りの例示的なプロセスを示すフローチャートである。 様々な態様による、監視されるネットワークリソースの中から最高のリンク品質を有するネットワークリソースを選択することを含む、D2D通信セッションにおけるリンク品質ベースのリソース割振りの例示的なプロセスを示すフローチャートである。 様々な態様による、D2D通信およびリンク品質ベースのリソース割振りをサポートする場合がある例示的なUEを示す機能ブロック図である。 様々な態様による、D2D通信およびリンク品質ベースのリソース割振りをサポートする場合がある例示的なワイヤレスデバイスにおける様々なモジュール、手段、および/または構成要素間の例示的な概念的なデータフローを示す。
例示的な実施形態に関する具体例を示すために、以下の説明および関連する図面において様々な態様を開示する。代替実施形態は、本開示を読めば当業者に明らかとなり、本開示の範囲または趣旨から逸脱することなく構築され、実践されてもよい。加えて、本明細書で開示する態様および実施形態の関連する詳細を不明瞭にしないように、よく知られている要素は詳細には記載されないか、または省略される場合がある。
「例示的な」という単語は、本明細書では、「例、実例、または例証として機能する」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明するいかなる実施形態も、他の実施形態よりも好ましい、または有利であると必ずしも解釈されるべきでない。同様に、「実施形態」という用語は、すべての実施形態が、説明される特徴、利点または動作モードを含むことを必要とするとは限らない。
本明細書で使用する用語は、特定の実施形態のみについて説明するものであり、本明細書で開示する任意の実施形態を限定すると解釈されるべきではない。本明細書で使用する単数形"a"、"an"、および"the"は、文脈が別段に明確に示さない限り、複数形も含むものとする。さらに、「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」という用語は、本明細書で使用されるとき、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことが理解されよう。
さらに、多数の態様について、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実行すべきアクションのシーケンスに関して説明する。本明細書で説明する様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって実行するか、1つもしくは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって実行するか、またはその両方の組合せによって実行することが可能であることが認識されよう。加えて、本明細書で説明するこれらのアクションのシーケンスは、実行されたときに、関連するプロセッサに本明細書で説明する機能を実行させる、対応するコンピュータ命令のセットを記憶した任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内で完全に具現化されるものとみなすことができる。したがって、本開示の様々な態様は、特許請求される主題の範囲内にすべて入ることが企図されているいくつかの異なる形態において具現化されてもよい。加えて、本明細書では、本明細書において説明する態様ごとに、任意のそのような態様の対応する形態について、たとえば、説明するアクションを実行する「ように構成される論理」として説明することがある。
本明細書で説明する技法は、CDMAシステム、TDMAシステム、FDMAシステム、OFDMAシステム、およびSC-FDMAシステムなどの、様々なワイヤレス通信システムに関連して使用されてもよい。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば、互換的に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、CDMA2000などの無線技術を実装してもよい。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形形態を含む。CDMA2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格を対象とする。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装してもよい。OFDMAシステムは、発展型UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(商標)などの無線技術を実装してもよい。UTRAおよびE-UTRAはユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ダウンリンクにOFDMAを採用し、アップリンクにSC-FDMAを採用する、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、およびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。明快のために、いくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分においてLTE用語を使用する場合がある。
様々な態様によれば、図1は、デバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートする場合がある例示的なワイヤレスネットワークアーキテクチャ100を示し、この場合、ワイヤレスネットワークアーキテクチャ100は、ロングタームエボリューション(LTE)(または発展型パケットシステム(EPS))ネットワークアーキテクチャ100を備えてもよい。様々な実施形態では、ワイヤレスネットワークアーキテクチャ100は、第1のユーザ機器(UE1)102と、第2のユーザ機器(UE2)104と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)110と、発展型パケットコア(EPC)120と、ホーム加入者サーバ(HSS)135と、事業者(たとえば、モバイルネットワーク事業者(MNO))に関連するインターネットプロトコル(IP)サービス140とを含んでもよい。ワイヤレスネットワークアーキテクチャ100は、UMTSアクセスネットワークまたはIPコアネットワークなどの他のアクセスネットワークおよびコアネットワーク(図示せず)と相互接続することができる。図示のように、ワイヤレスネットワークアーキテクチャ100はパケット交換サービスを提供するが、当業者には、本明細書に開示された様々な概念が、回路交換サービスを提供するネットワークに拡張されてもよいことが容易に理解されよう。
様々な実施形態では、E-UTRAN110は、UE1102およびUE2104と通信する第1の発展型ノードB(eNB)112を含んでもよい。eNB112は、UE102、104へのユーザおよび制御プレーンプロトコル終端を構成してもよく、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNBに接続されてもよい。eNB112は、基地局、ノードB、アクセスポイント、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、または拡張サービスセット(ESS)と呼ばれるか、あるいはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。eNB112は、UE102、104用のEPC120へのアクセスポイントを構成する。UE102、104の例には、限定はしないが、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、タブレット、または同様に機能する任意の他のデバイスが含まれてもよい。さらに、UE102および/またはUE104が、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアントなどと呼ばれる場合もあることが当業者には了解されよう。
eNB112は、モビリティ管理エンティティ(MME)122、他のMME124、サービングゲートウェイ126、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ130、ブロードキャストマルチキャストサービスセンタ(BM-SC)132、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ128を含む場合があるEPC120にSiインターフェースを介して接続されてもよい。MME122は、UE102、104とEPC120との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME122はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットは、サービングゲートウェイ126を通じて転送され、サービングゲートウェイ126は、PDNゲートウェイ128に接続されてもよい。PDNゲートウェイ128は、UEのIPアドレス割振りならびに他の機能を実行する。PDNゲートウェイ128は事業者IPサービス140に接続され、事業者サービス140は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、およびPSストリーミングサービス(PSS)を含む場合がある。BM-SC132は、MBMSユーザサービスのプロビジョニングおよび配信のための機能を実行する場合がある。BM-SC132は、コンテンツプロバイダMBMS送信に対するエントリポイントとして働いてもよく、PLMN内のMBMSベアラサービスを認可して開始するために使用されてもよく、MBMS送信をスケジュールして配信するために使用されてもよい。MBMSゲートウェイ130は、特定のサービスをブロードキャストしているマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属するeNB(たとえば、112)にMBMSトラフィックを分散するために使用されてもよく、セッション管理(開始/停止)、およびeMBMS関連の課金情報の収集を担当してもよい。
様々な実施形態では、UEペア(たとえば、UE1102およびUE2104)は、デバイスツーデバイス(D2D)接続114を確立して、介在するeNB(たとえば、eNB112)なしで直接通信し、その後D2D接続114を介してデータトラフィックを転送する場合がある。一般に、ネットワークインフラストラクチャにおける1つまたは複数のエンティティ(たとえば、eNB112、EPC120におけるエンティティなど)は、D2D接続を確立するのを助け、D2Dモードでの使用とレガシーモードでの使用を制御し、セキュリティをサポートする場合があるという点で、UEペア102、104間のD2D通信を調整する場合ある。本明細書で使用する「D2Dモード」という用語およびその変形態は、一般に2つ以上のUE102、104間の直接通信を指す場合があり、本明細書で使用する「レガシーモード」という用語およびその変形態は、一般にネットワークを介した(たとえば、eNB112を介した)2つ以上のUE102、104間の通信を指す場合がある。様々な実施形態では、UEペア102、104は、D2Dモードを自律的に確立してもよく、初期発見およびD2D接続の確立は、UE102、104間で直接信号を伝達する機能に基づいてもよい。追加または代替として、UE102、104は、D2DモードをサポートしないがD2Dモードを許容するネットワークに接続された場合、UE102、104は、ネットワークを介して接続され、サービングセル情報および位置情報を交換してD2Dモードが可能であるかどうかを判定してもよい。ひとたびD2Dモードが進行すると、1つまたは複数のUE102、104は、それに関連する相対位置を監視してもよい。さらに、3つ以上のUEを含むグループがD2Dモードに入ってもよく、それによって、グループ内のいくつかまたはすべてのUEペアが互いの直接D2D通信を維持してもよく、グループ内のいくつかのUEがリレーとして働き、グループ内の他のUE間のD2D通信を中継してもよい。たとえば、グループ内の1つのUEは、グループ内の他の2つのUEとの直接D2D通信を維持し、他の2つのUEがD2D通信を介して間接的に通信するのを可能にするためにリレーとして働くようにリレーとしての役割を果たすように指定されてもよい。この例では、リレーとしての役割を果たすUEは、グループ内のUE間の通信を中継してもよい。互いのD2D通信を使用するいくつかのUEを含むグループは、それに関連する相対位置を監視し、それに関連する現在の相対位置に基づいてリレーとしての役割を任意のUEに割り当てて(および/または再割り当てして)もよい。
ワイヤレスネットワークアーキテクチャ100の別の態様では、ネットワークは、レガシーモードが利用不能でありおよび/または不可能である(たとえば、ネットワークが輻輳しているか、あるいはその一部が一時的に故障しているかまたはUE102、104両方の連続的な無線カバレージを形成しない)場合に、2つ以上のUE102、104がD2Dモードに入るのを助けてもよい。別の態様では、ネットワーク(たとえば、1つまたは複数のネットワークエンティティ)は、D2Dモードの開始を制御し、D2Dモードとレガシーモードとの間のハンドオーバをサポートしてもよい。
LTE-Directにおける発見は、LTEネットワーク自体によって構成されるパラメータに基づいて、同期方式で動作する。例として、サービングeNBは、発見リソース割振りに関する情報を含むセッション情報ブロック(SIB)を発見期間中にUEにブロードキャストしてもよい。一例では、SIBは、UEによってD2D通信に使用される場合がある物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)リソースブロックなどのネットワークリソースのセットを含む。
図2は、様々な態様による、LTE-Directリソース割振りのための例示的なフレーム構造を示す。図2の構造は、リソースブロックを1つまたは複数のUEに割り振るために基地局(たとえば、eNB)によってブロードキャストされる1発見期間のフレーム構造を示す。図2の構成では、各発見期間は、LTE-Dリソース割振りに関するサブフレームならびにLTE-WAN通信に関するサブフレームなどの一連のサブフレームを含む4つのウェイクアップ期間を含んでもよい。
一態様では、ピア発見期間におけるLTE-WANサブフレームは、UEによって送信されかつ基地局(たとえば、eNB)によって受信されたアップリンク通信に使用されてもよい。同様に、LTE-Dサブフレームは、D2Dペア(たとえば、UE1およびUE2)におけるD2D通信に使用すべき共有アップリンクリソースブロックを含む。図2は、LTE-Dサブフレームを各ピアウェイクアップ期間内の連続する3つのブロックとして示す。したがって、各ウェイクアップ期間は、各々が8つのリソースブロックを有する8つのLTE-Dサブフレームを含み、合計で1ウェイクアップ期間当たり64個の発見リソース(たとえば、ネットワークリソース202)を含む。1発見期間当たり4つのウェイクアップ期間がある場合、UEには、割り振られた各ネットワークリソースの発見リソースID(DRID)に到達するために、各々がリソースブロックインデックス206と呼ばれる256個までの発見リソースと、サブフレームインデックス204とが割り振られてもよい。
UEは、ネットワークリソースが割り振られると、発見を開始し、受信されたネットワークリソースのうちの少なくとも1つを使用してD2D接続を確立することを試みる場合がある。少なくとも1つの実施形態では、2つ以上のLTE-Directデバイスが互いを発見し、通信用のLTE-Directセッションを確立することを望んだ後、LTEネットワークは、本明細書においてネットワーク支援接続セットアップと呼ばれる、LTE-Directセッションの確立を認可するよう要求される場合がある。LTEネットワークがLTE-Directセッションを認可した場合、割り振られたリソースブロックのうちの少なくとも1つを使用してD2D通信を介してLTE-Directデバイス間で実際のメディアが交換される。しかし、割り振られたリソースブロックは、eNBの共有されるアップリンクリソースであり、したがってUE間のD2D通信では、特に、セルにおける他のUEがeNBに対してより高い電力で送信を行うときにそれらの他のUEに対する強い干渉が生じる場合がある。そのような干渉は、リンク品質を劣化させおよび/またはD2Dサービスを停止させる場合がある。したがって、本明細書で開示する態様は、D2D通信のためのリンク品質ベースのリソース割振りを行うことによってこの問題に対処する。
図3は、様々な態様による、アクセスネットワークにおける例示的な発展型ノードB(eNB)310およびユーザ機器(UE)350を示す機能ブロック図である。UE350は、図1におけるUE102または104の1つの可能な実装形態であり、eNB310は、eNB112の1つの可能な実装形態である。
ダウンリンク(DL)では、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、L2レイヤの機能を実施するコントローラ/プロセッサ375に供給される。DLでは、コントローラ/プロセッサ375は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化、ならびに様々な優先度メトリックに基づくUE350への無線リソース割振りを行う。コントローラ/プロセッサ375はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびUE350へのシグナリングに関与する。
送信(TX)プロセッサ316は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実施する。これらの信号処理機能は、UE350における順方向誤り訂正(FEC)を容易にするためのコーディングおよびインタリービングと、様々な変調方式(たとえば、2値位相偏移変調(BPSK)、直交位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M-PSK)、M直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングとを含む。次いで、コーディングおよび変調されたシンボルが、並列ストリームに分割される。次いで、各ストリームは、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に結合されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器374からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用される場合がある。チャネル推定値は、UE350によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出される場合がある。次いで、各空間ストリームは、別個のトランスミッタTX318を介して異なるアンテナ320に与えられる。各トランスミッタTX318は、送信のためのそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UE350において、各レシーバRX354は、レシーバのそれぞれのアンテナ352を通して信号を受信する。各レシーバRX354は、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ356に供給する。RXプロセッサ356は、L1レイヤの種々の信号処理機能を実施する。RXプロセッサ356は、情報に対して空間処理を実施して、UE350に向けられたあらゆる空間ストリームを復元する。複数の空間ストリームは、UE350に向けられている場合、RXプロセッサ356によって単一のOFDMシンボルストリームに結合されてもよい。次いで、RXプロセッサ356は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、LTEネットワークエンティティ(eNB310)によって送信された最も可能性が高い信号コンスタレーションポイントを判定することによって、復元され復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器358によって算出されたチャネル推定値に基づく場合がある。次いで、軟判定は復号されデインタリーブされて、物理チャネル上でLTEネットワークエンティティ(eNB310)によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元する。次いで、データ信号および制御信号は、コントローラ/プロセッサ359に供給される。
コントローラ/プロセッサ359はL2レイヤを実装し、この場合、コントローラ/プロセッサ359を、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ360と関連付けることができる。メモリ360は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ359は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再組立、解読、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を行う。次いで、上位レイヤパケットはデータシンク362に供給され、データシンク362は、L2レイヤの上方のすべてのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号も、L3処理のためにデータシンク362に供給される場合がある。コントローラ/プロセッサ359はまた、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用してHARQ動作をサポートする誤り検出に関与する。
UL方向では、UE350におけるデータソース367は、コントローラ/プロセッサ359に上位レイヤパケットを供給するために使用される。データソース367は、L2レイヤの上方のすべてのプロトコルレイヤを表す。LTEネットワークエンティティ310によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ359は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、ならびに、LTEネットワークエンティティ310による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ359はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびLTEネットワークエンティティ310へのシグナリングに関与する。
適切なコーディングおよび変調の方式を選択し、空間処理を容易にするために、LTEネットワークエンティティ310によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器358によって導出されたチャネル推定値が、TXプロセッサ368によって使用されてもよい。TXプロセッサ368によって生成された空間ストリームは、別々のトランスミッタTX354を介して異なるアンテナ352に供給される。各トランスミッタTX354は、送信のためのそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UL送信は、LTEネットワークエンティティ310において、UE350におけるレシーバ機能に関して説明した方法と同様の方法で処理される。各レシーバRX318は、レシーバのそれぞれのアンテナ320を介して信号を受信する。各レシーバRX318は、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ370に供給する。RXプロセッサ370は、L1レイヤを実装してもよい。
コントローラ/プロセッサ375はL2レイヤを実装し、この場合、コントローラ/プロセッサ375を、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ376と関連付けることができる。メモリ376は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ375は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再組立、解読、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を行って、UE350からの上位レイヤパケットを復元する。コントローラ/プロセッサ375からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに供給してもよい。コントローラ/プロセッサ375はまた、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用してHARQ動作をサポートする誤り検出に関与する。
図4は、様々な態様による、D2D通信セッションにおけるリンク品質ベースのリソース割振りの例示的なプロセス400を示すフローチャートである。プロセス400は、図1のUE102および/またはUE104によって実行される1つの可能なプロセスである。プロセスブロック402では、第1のネットワークリソース(たとえば、ネットワークリソース202)とのLTE-Direct接続を介して第1のUEと第2のUEとの間で通信が交換される。上述のように、リソースのセットが、D2D通信においてD2Dペアによって使用できるようにeNBから受信される。したがって、第1のネットワークリソースが、第1のUEによってネットワークリソースのこの第1のセットから選択され、次いで第2のUEとのLTE-Direct接続を確立する。しかし、上述のように、割り振られるネットワークリソースは、eNBの共有されるアップリンクリソースであり、したがってUE間のD2D通信では、セルにおける他のUEに対する強い干渉が生じる場合がある。したがって、プロセス400は、LTE-Direct接続が確立され、通信が交換された後、第1のUEにおいて、第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続の第1のリンク品質がリンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するためのプロセスブロック404を含む。一例では、リンク品質しきい値を判定することは、基準信号受信電力(RSRP)および第1のUEと第2のUEとの間で交換される通信情報の信号対ノイズ比(SNR)などのLTE-Direct接続の1つまたは複数の通信パラメータを、第1のUEによって測定することを含む。
第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続のリンク品質がリンク品質しきい値よりも低い場合、プロセスブロック406は、eNB(たとえば、基地局)から受信された第1のネットワークリソースのセットに含まれるネットワークリソースのうちの別のネットワークリソースにLTE-Direct接続をシフトさせることによって次に進む。一実施形態では、LTE-Direct接続をシフトさせることは、第1のUEが、既存のLTE-Direct接続を介して専用表現(private expression)を第2のUEに送信し、新しいDRIDへの変更を指示することを含む。プロセスブロック406は、リンク品質しきい値以上のリンク品質を有する接続が確立されるまで、LTE-Direct接続のネットワークリソースをシフトさせることを継続させてもよい。したがって、プロセス400は、D2Dペアの両方のUEならびにセルにおける他のUEがより高いスループットを実現し全体的なシステム容量を向上させるのを助ける機構を構成する。プロセス400については、以下に、プロセス500、600、および700を参照して詳細に説明する。
図5は、様々な態様による、D2D通信セッションにおけるリンク品質ベースのリソース割振りの例示的なプロセス500を示すフローチャートである。プロセス500は、図1のUE102および/またはUE104によって実行される1つの可能なプロセスである。プロセスブロック502では、UE102および/またはUE104などのUEがeNB112などの基地局から第1のネットワークリソースのセットを受信する。一実施形態では、第1のネットワークリソースのセットは、図2に示すようにピア発見期間中にUEによって受信される。次に、UEは、第1のネットワークリソースのセットから第1のネットワークリソース(たとえば、ネットワークリソース202)を選択する(すなわち、プロセスブロック504)。プロセスブロック506では、現在選択されている(すなわち、第1の)ネットワークリソースを使用して第1のUEと第2のUEとの間にLTE-Direct接続が確立される。プロセスブロック508では、第1のUEは、現在選択されているネットワークリソースとのLTE-Direct接続のリンク品質を監視する。一実施形態では、第1のUEは、リンク品質を判定するためにLTE-Direct接続の1つまたは複数の通信パラメータを周期的に測定するように構成される。決定ブロック510では、第1のUEは、現在選択されているネットワークリソースとのLTE-Direct接続のリンク品質がリンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定する。リンク品質がリンク品質しきい値よりも低くなく、満足いくものであることを示す場合、プロセス500はプロセスブロック508に戻り、D2D通信が引き続き、現在選択されているネットワークリソース上で行われ、第1のUEが引き続きリンク品質を監視する。しかし、LTE-Direct接続のリンク品質がリンク品質しきい値よりも低い場合、プロセス500は、リソースの第1のセットから次のネットワークリソースを選択することを含むプロセスブロック512に進む。
リンク品質しきい値よりも低いリンク品質は、LTE-Direct接続における強い干渉を示す。一例では、リンク品質しきい値は、経験的に判定される静的な値である。しかし、別の例では、リンク品質しきい値は、実装形態に応じて動作時に動的に変化する場合がある。たとえば、リンク品質しきい値は、ネットワークごとに異なる場合があり、および/または基地局によって割り振られた第1のネットワークリソースのセットに含まれるリソースの数に応じて異なる場合がある。
プロセス500は次いでプロセスブロック506に戻り、LTE-Direct接続は、新たに選択されたネットワークリソースを使用してLTE-Direct接続を確立することによってシフトされる。プロセス500では引き続き、ネットワークリソースを選択し、LTE-Direct接続をシフトさせ、リンク品質しきい値よりも高いリンク品質を有する接続が確立されるまで得られるリンク品質を監視する。一実施形態では、第1のネットワークリソースのセットから次のネットワークリソースを選択することは、LTE-Direct接続をシフトさせるのに使用すべき第1のネットワークリソースのセットからランダムなネットワークリソースを選択することを含む。
図6は、様々な態様による、D2D通信セッションにおける、基地局支援を含むリンク品質ベースのリソース割振りの例示的なプロセス600を示すフローチャートである。プロセス600は、図1のUE102および/またはUE104によって実行される1つの可能なプロセスである。プロセス600は、上述のプロセス500と同様であり、プロセスブロック602〜610および614がそれぞれプロセスブロック502〜510および512と対応する。しかし、プロセス600は、LTE-Direct接続をシフトさせることを試みる回数をしきい値数Mに制限する追加の態様を含む。すなわち、第1のUEは、適切なLTE-Direct接続を見つけることを試みることを目的として、第1のUEがLTE-Direct接続をシフトさせることを試みるリソースの第1のセットのうちのネットワークリソースの数を制限してもよい。たとえば、決定ブロック612では、第1のUEは、LTE-Direct接続をシフトさせる試みのしきい値数Mに達したかどうかを判定する。しきい値数Mに達した場合、プロセス600は、プロセスブロック616に進み、第1のUEが、ネットワークリソースの新しい第2のセットの割振りを求める要求を基地局に送信する。第2のネットワークリソースのセットを受信した後、プロセス600は、第2のネットワークリソースのセットのうちの1つのネットワークリソースを選択し、LTE-Direct接続を確立し、得られるリンク品質を監視することによって、繰り返してもよい。
一例では、しきい値数Mは静的な値である。しかし、別の例では、しきい値数Mは、実装形態に応じて動作時に動的に変化する場合がある。たとえば、しきい値数Mは、ネットワークごとに異なる場合があり、および/または基地局によって割り振られた第1のネットワークリソースのセットに含まれるリソースの数に応じて異なる場合がある。すなわち、いくつかのネットワークでは、D2D通信に比較的多数のネットワークリソースが割り振られてもよく、一方、他のいくつかのネットワークでは、D2D通信により少ない数のネットワークリソースが割り振られてもよい。例として、UEがあるネットワークプロバイダから別のネットワークプロバイダに(たとえば、ホームからローミング領域に)移動すると、新しいネットワークプロバイダのD2D実装形態に応じてしきい値数Mが変化する場合がある。
一実施形態では、プロセスブロック614においてネットワークリソースの現在のセットから次のネットワークリソースを選択することは、LTE-Direct接続をシフトさせるのに使用すべきセットからランダムネットワークリソースを選択することを含む。しかし、別の実施形態では、次のネットワークリソースは、現在選択されているネットワークリソースのサブフレームインデックスにサブフレームオフセットを適用することによって見つけられる。図2に示すように、ネットワークリソースのセットに含まれる各ネットワークリソースはサブフレームインデックス204を含む。例として、サブフレームインデックス4を有する現在のネットワークリソースをサブフレームオフセット3に付加してサブフレームインデックス7のネットワークリソース202に到達してもよい。一実施形態では、サブフレームオフセットはしきい値数Mに反比例し、したがって試みの回数が増えるほどオフセットが小さくなる。このため、サブフレームインデックスが近いかまたは隣接するネットワークリソースに同様の干渉が生じる場合があり、したがって試みの回数が制限されるときは、探索を利用可能なリソース要素間でさらに広げることが望ましい場合がある。
図7は、様々な態様による、監視されるネットワークリソースの中から最高のリンク品質を有するネットワークリソースを選択することを含む、D2D通信セッションにおけるリンク品質ベースのリソース割振りの例示的なプロセス700を示すフローチャートである。プロセス700は、図1のUE102および/またはUE104によって実行される1つの可能なプロセスである。プロセス700は、上述のプロセス600と同様であり、プロセスブロック702〜710、714、および716がそれぞれプロセスブロック602〜610、612、および614と対応する。しかし、プロセス700は、選択されたネットワークリソースごとにLTE-Direct接続のリンク品質の値を記憶する追加のプロセスブロック712を含む。したがって、リンク品質しきい値よりも低いリンク品質を有するLTE-Direct接続をもたらすネットワークリソースが選択された場合、第1のUEは、そのリンク品質の値および対応するネットワークリソースの指示(たとえば、DRID)をメモリ(たとえば、第1のUEのキャッシュメモリ)に記憶してもよい。次いで、プロセスブロック718は、決定ブロック714において試みのしきい値数Mに達した場合に、最高のリンク品質を有するLTE-Direct接続を確立したネットワークリソースを選択することを含む。このようにして、D2Dペアは、どのネットワークリソースでもリンク品質しきい値を満たすLTE-Direct接続が得られなかったにもかかわらず、選択されたネットワークリソースとのD2D通信を継続してもよい。
図8は、様々な態様による、D2D通信およびリンク品質ベースのリソース割振りをサポートする場合がある例示的なUEを示す機能ブロック図である。UE800Aは発呼側電話として示され、UE800Bはタッチスクリーンデバイス(たとえば、スマートフォン、タブレットコンピュータなど)として示されている。図8に示すように、UE800Aの外部ケーシングは、当技術分野で知られているように、数ある構成要素の中でも、アンテナ805A、ディスプレイ810A、少なくとも1つのボタン815A(たとえば、PTTボタン、電源ボタン、音量調節ボタンなど)、およびキーパッド820Aによって構成される。また、UE800Bの外部ケーシングは、当技術分野で知られているように、数ある構成要素の中でも、タッチスクリーンディスプレイ805B、周辺ボタン810B、815B、820Bおよび825B(たとえば、電力調節ボタン、音量または振動調節ボタン、飛行機モードトグルボタンなど)、少なくとも1つのフロントパネルボタン830B(たとえば、Homeボタンなど)によって構成される。UE800Bの一部として明示的に示されていないが、UE800Bは、Wi-Fiアンテナ、セルラーアンテナ、衛星位置システム(SPS)アンテナ(たとえば、全地球測位システム(GPS)アンテナ)などを含む、1つもしくは複数の外部アンテナおよび/またはUE800Bの外部ケーシングに内蔵される1つもしくは複数の集積アンテナを限定なしに含むことができる。
UE800Aおよび800BなどのUEの内部構成要素は、異なるハードウェア構成によって具現化することができるが、内部ハードウェア構成要素のための基本的なハイレベルUE構成は、図8のプラットフォーム802として示されている。プラットフォーム802は、最終的にコアネットワーク140、インターネットならびに/または他のリモートサーバおよびネットワーク(たとえば、アプリケーションサーバ、ウェブURLなど)から得られる場合がある、EPC120から送信されるソフトウェアアプリケーション、データおよび/またはコマンドを受信し実行することができる。プラットフォーム802は、ローカルに記憶されたアプリケーションをEPC対話なしで独立して実行することもできる。プラットフォーム802は、特定用途向け集積回路(ASIC)808または他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、または他のデータ処理デバイスに動作可能に結合されるトランシーバ806を含むことができる。ASIC808または他のプロセッサは、ワイヤレスデバイスのメモリ812内の任意の常駐プログラムとインターフェースするアプリケーションプログラミングインターフェース(API)810レイヤを実行する。メモリ812は、読取り専用メモリもしくはランダムアクセスメモリ(RAMおよびROM)、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォームに共通する任意のメモリから構成することができる。プラットフォーム802はまた、メモリ812内でアクティブに使用されないアプリケーション、ならびに他のデータを記憶することができるローカルデータベース814を含むことができる。ローカルデータベース814は、一般的にフラッシュメモリセルであるが、磁気媒体、EEPROM、光学媒体、テープ、ソフトまたはハードディスクなどの、当技術分野で知られている任意の二次記憶デバイスであってもよい。
したがって、本明細書で開示する一実施形態は、本明細書で説明する機能を実行する能力を含むUE(たとえば、UE800A、800Bなど)を含むことができる。当業者なら了解するように、様々な論理要素は、本明細書で開示する機能を達成するために、個別要素、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール、またはソフトウェアとハードウェアの任意の組合せとして具現化することができる。たとえば、ASIC808、メモリ812、API810およびローカルデータベース814をすべて協働的に使用して、本明細書で開示する様々な機能をロード、記憶および実行してもよく、したがってこれらの機能を実行するための論理は、様々な要素にわたって分散されてもよい。代替的に、機能は1つの個別構成要素に組み込むことができる。したがって、図8のUE800Aおよび800Bの特徴は例示的なものにすぎないとみなされるべきであり、本開示は図示した特徴または配置に限定されない。
UE800Aおよび/または800BとRAN120との間のワイヤレス通信は、CDMA、W-CDMA、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、GSM(登録商標)、またはワイヤレス通信ネットワークもしくはデータ通信ネットワークで使用される場合がある他のプロトコルなどの異なる技術に基づくことができる。上記で説明し、当技術分野で知られているように、音声送信および/またはデータは、様々なネットワークおよび構成を使用してRANからUEに送信することができる。したがって、本明細書で提供する例は、本明細書で開示する実施形態を限定するものではなく、本明細書で開示する実施形態の態様の説明を助けるためのものにすぎない。
図9は、様々な態様による、D2D通信およびリンク品質ベースのリソース割振りをサポートする場合がある例示的なワイヤレスデバイス900における様々なモジュール、手段、および/または構成要素間の例示的な概念的なデータフローを示す。
様々な実施形態では、ワイヤレスデバイス900は、バス990によって概略的に表されるバスアーキテクチャとともに実装される処理システムを含んでもよい。バス990は、ワイヤレスデバイス900の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含む場合がある。バス990は、プロセッサ960、コンピュータ可読媒体970、測定モジュール910、ネットワークリソース選択モジュール920、D2D通信モジュール930、および送信モジュール950によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス990はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの、様々な他の回路をリンクする場合があるが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがってこれらについてはこれ以上説明しない。
様々な実施形態では、ワイヤレスデバイス900は、1つまたは複数のアンテナ982に結合される場合があるトランシーバ980をさらに含んでもよい。トランシーバ980は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段(たとえば、LTE-Directモデム)を構成してもよい。ワイヤレスデバイス900は、コンピュータ可読媒体970に結合されるプロセッサ960を含み、プロセッサ960は、コンピュータ可読媒体970上に記憶されたソフトウェアを実行することを含む一般的な処理に関与してもよい。ソフトウェアは、プロセッサ960によって実行されたときにと、任意の特定の装置について上記でさらに詳細に説明した様々な機能をプロセッサ960に実行させてもよい。コンピュータ可読媒体970はまた、プロセッサ960がソフトウェアを実行するときに操作することができるデータを記憶するのに使用されてもよい。モジュールは、コンピュータ可読媒体970に存在する/記憶される、プロセッサ960において動作するソフトウェアモジュール、プロセッサ960に結合される1つもしくは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組合せであってもよい。ワイヤレスデバイスは、さらにUEに対応してもよく、本明細書で説明する他の適切な構成要素(たとえば、図3においてUE350に関連して示すメモリ、TXプロセッサ、RXプロセッサ、コントローラ/プロセッサなど)を含んでもよい。
様々な実施形態では、測定モジュール910は、基準信号受信電力(RSRP)および/または別のUEとのLTE-Direct通信交換の信号対ノイズ比(SNR)などのLTE-Direct通信の1つまたは複数の通信パラメータを測定するように構成することができる。ネットワークリソース選択モジュール920は、プロセス400、500、600、または700などの、本明細書で説明するリンク品質ベースのリソース割振りのうちのいずれかを実行するように構成される。
様々な実施形態では、ワイヤレスデバイス900は、LTE-Direct接続のために基地局によって第1のユーザ機器(UE)および第2のUEに割り振られた第1のネットワークリソースのセットのうちの第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続を介して第1のUEと第2のUEとの間で通信情報を交換するための手段(たとえば、D2D通信モジュール930)と、第1のUEによって、第1のネットワークリソースとのLTE-Direct接続の第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するための手段(たとえば、測定モジュール910)と、リンク品質しきい値以上であるリンク品質を有するLTE-Direct接続が第1のUEと第2のUEとの間に確立されるまで、LTE-Direct接続を第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるための手段(たとえば、ネットワークリソース選択モジュール920)とを含んでもよい。
様々な実施形態では、上述の手段は、これらの手段に関連して記載された機能を実行するように構成されるかまたは構成可能である図8に示すUE800A、800Bおよび/または図9に示すワイヤレスデバイス900の前述のモジュールのうちの1つまたは複数であってもよい。上述のように、ワイヤレスデバイスは、図3に示すUE350に関連するいくつかの構成要素をさらに含んでもよく、一例では、上述の手段は、TXプロセッサ368、RXプロセッサ356、コントローラ/プロセッサ359、および/または上述の手段に関連して記載された機能を実行するように構成されるかまたは構成可能である、UE350に関連する他の構成要素であってもよい。
情報および信号は様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表される場合があることを当業者は了解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって参照される場合があるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表されてもよい。
さらに、本明細書で開示する態様に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装される場合があることを当業者は了解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に説明するために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例およびシステム全体に課せられる設計制約によって決まる。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装する場合があるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲から逸脱するものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示する態様に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行されてもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、このプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実現される場合もある。
本明細書で開示する態様に関して説明する方法、シーケンスおよび/またはアルゴリズムは、直接ハードウェアにおいて具現化されても、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて具現化されても、またはその2つの組合せにおいて具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体内に存在してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ること、および記憶媒体に情報を書き込むことができるように、例示的な記憶媒体がプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体である場合がある。プロセッサと記憶媒体はASIC内に存在してもよい。ASICは、ワイヤレスデバイス(たとえば、IoTデバイス)内に存在してもよい。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内の個別構成要素として存在してもよい。
1つまたは複数の例示的な態様において、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装されてもよい。ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信される場合がある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータがアクセスすることができるどんな利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形式の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用可能であり、コンピュータによってアクセス可能である任意の他の媒体を備えることができる。また、あらゆる接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(disc)(登録商標)、光ディスク(disc)、DVD、フロッピーディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的におよび/またはレーザーを用いて光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に同じく含まれるものとする。
上記の開示は本開示の例示的な態様を示すが、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書で様々な変更および修正を行うことができることに留意されたい。本明細書で説明する本開示の態様による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、任意の特定の順序で実行される必要はない。さらに、本開示の要素は、単数形で説明または特許請求されている場合があるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
100 ワイヤレスネットワークアーキテクチャ
102 第1のユーザ機器(UE1)
104 第2のユーザ機器(UE2)
110 E-UTRAN
112 eNB
114 D2D通信
120 EPC
122 MME
124 他のMME
126 サービングゲートウェイ
128 PDNゲートウェイ
130 MBMSゲートウェイ
132 BM-SC
135 HSS
140 事業者IPサービス
202 ネットワークリソース
204 サブフレームインデックス
206 リソースブロックインデックス
310 LTEネットワークエンティティ(eNB)
316 TXプロセッサ
320 アンテナ
350 ユーザ機器(UE)
352 アンテナ
356 RXプロセッサ
358 チャネル推定器
359 コントローラ/プロセッサ
360 メモリ
362 データシンク
367 データソース
368 TXプロセッサ
370 RXプロセッサ
374 チャネル推定器
375 コントローラ/プロセッサ
376 メモリ
620 アンテナ
800A UE
800B UE
802 プラットフォーム
806 トランシーバ
805A アンテナ
805B タッチスクリーンディスプレイ
808 ASIC
810 API
810A ディスプレイ
810B 周辺ボタン
812 メモリ
814 ローカルデータベース
815A ボタン
815B 周辺ボタン
820A キーパッド
820B 周辺ボタン
825B 周辺ボタン
830B フロントパネルボタン
900 ワイヤレスデバイス
910 測定モジュール
920 ネットワークリソース選択モジュール
930 D2D通信モジュール
950 送信モジュール
960 プロセッサ
970 コンピュータ可読媒体
980 トランシーバ
982 アンテナ
990 バス

Claims (30)

  1. LTE-Direct通信システムにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信のためのネットワークリソース割振りの方法であって、
    LTE-Direct接続のために基地局によって第1のユーザ機器(UE)および第2のUEに割り振られた第1のネットワークリソースのセットのうちの第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続を介して前記第1のUEと前記第2のUEとの間で通信情報を交換するステップと、
    前記第1のUEによって、前記第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の第1のリンク品質がリンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するステップと、
    前記第1のリンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低い場合、前記リンク品質しきい値以上であるリンク品質を有するLTE-Direct接続が前記第1のUEと前記第2のUEとの間に確立されるまで、前記LTE-Direct接続を前記第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるステップと
    を含む、方法。
  2. 前記第1のUEによって、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の前記LTE-Direct接続に関する第2のネットワークリソースのセットの割振りを求める要求を前記基地局に送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のネットワークリソースのセットのうちのしきい値数Mの前記ネットワークリソースに関する前記LTE-Direct接続のリンク品質を判定するステップをさらに含み、前記第2のネットワークリソースのセットの前記割振りを求める前記要求を前記基地局に送信するステップが、前記第1のUEが、前記しきい値数Mのネットワークリソースの各々に関する前記LTE-Direct接続の前記リンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いと判定したことに応答して行われる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のネットワークリソースのセットに含まれる各リソースはサブフレームインデックスを含み、前記LTE-Direct接続を別のリソースにシフトさせるステップは、前記LTE-Direct接続の現在のネットワークリソースの前記サブフレームインデックスにサブフレームオフセットを適用するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記サブフレームオフセットは、前記しきい値数Mに反比例する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のネットワークリソースのセットのうちのしきい値数Mの前記ネットワークリソースに関する前記LTE-Direct接続のリンク品質を判定するステップと、
    前記第1のUEが、前記しきい値数Mのネットワークリソースの各々に関する前記LTE-Direct接続の前記リンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いと判定したことに応答して、最高のリンク品質を有する前記LTE-Direct接続に関する前記しきい値数Mのネットワークリソースのうちの前記ネットワークリソースを選択するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記LTE-Direct接続を前記第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるステップは、
    前記第1のネットワークリソースのセットからランダムネットワークリソースを選択するステップと、
    前記LTE-Direct接続を前記ランダムネットワークリソースにシフトさせるステップと、
    前記ランダムネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の前記リンク品質を判定するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の前記第1のリンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するステップは、前記第1のUEにおいて、前記第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の1つまたは複数の通信パラメータを測定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記1つまたは複数の通信パラメータは、基準信号受信電力(RSRP)および前記第1のUEと前記第2のUEとの間で交換される前記通信情報の信号対ノイズ比(SNR)のうちの1つまたは複数を含む、請求項8に記載の方法。
  10. LTE-Direct通信システムにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信のためにネットワークリソースを割り振るための装置であって、
    プログラムコードを記憶するように適合されたメモリと、
    前記プログラムコードに含まれる命令にアクセスしかつ実行するために前記メモリに結合される処理ユニットであって、前記命令は、前記装置に、
    LTE-Direct接続のために基地局によって第1のユーザ機器(UE)および第2のUEに割り振られた第1のネットワークリソースのセットのうちの第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続を介して前記第1のUEと前記第2のUEとの間で通信情報を交換するよう指示するための命令と、
    前記第1のUEによって、前記第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の第1のリンク品質がリンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するよう指示するための命令と、
    前記第1のリンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低い場合、前記リンク品質しきい値以上であるリンク品質を有するLTE-Direct接続が前記第1のUEと前記第2のUEとの間に確立されるまで、前記LTE-Direct接続を前記第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるよう指示するための命令と
    を含む、装置。
  11. 前記プログラムコードは、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の前記LTE-Direct接続に関する第2のネットワークリソースのセットの割振りを求める要求を前記基地局に送信するよう前記装置に指示するための命令をさらに含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記プログラムコードは、前記第1のネットワークリソースのセットのうちのしきい値数Mの前記ネットワークリソースに関する前記LTE-Direct接続のリンク品質を判定するよう前記装置に指示するための命令をさらに含み、前記第2のネットワークリソースのセットの前記割振りを求める前記要求を前記基地局に送信するための前記命令は、前記第1のUEが、前記しきい値数Mのネットワークリソースの各々に関する前記LTE-Direct接続の前記リンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いと判定したことに応答して下される、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第1のネットワークリソースのセットに含まれる各リソースはサブフレームインデックスを含み、前記LTE-Direct接続を別のリソースにシフトさせるための前記命令は、前記LTE-Direct接続の現在のネットワークリソースの前記サブフレームインデックスにサブフレームオフセットを適用するための命令を含む、請求項12に記載の装置。
  14. 前記サブフレームオフセットは、前記しきい値数Mに反比例する、請求項13に記載の装置。
  15. 前記プログラムコードは、前記装置に、
    前記第1のネットワークリソースのセットのうちのしきい値数Mの前記ネットワークリソースに関する前記LTE-Direct接続のリンク品質を判定するよう指示するための命令と、
    前記第1のUEが、前記しきい値数Mのネットワークリソースの各々に関する前記LTE-Direct接続の前記リンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いと判定したことに応答して、最高のリンク品質を有する前記LTE-Direct接続に関する前記しきい値数Mのネットワークリソースのうちの前記ネットワークリソースを選択するよう指示するための命令と
    をさらに含む、請求項10に記載の装置。
  16. 前記LTE-Direct接続を前記第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるための前記命令は、
    前記第1のネットワークリソースのセットからランダムネットワークリソースを選択するための命令と、
    前記LTE-Direct接続を前記ランダムネットワークリソースにシフトさせるための命令と、
    前記ランダムネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の前記リンク品質を判定するための命令と
    を含む、請求項10に記載の装置。
  17. 前記第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の前記第1のリンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するための前記命令は、前記第1のUEにおいて、前記第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の1つまたは複数の通信パラメータを測定するための命令を含む、請求項10に記載の装置。
  18. 前記1つまたは複数の通信パラメータは、基準信号受信電力(RSRP)および前記第1のUEと前記第2のUEとの間で交換される前記通信情報の信号対ノイズ比(SNR)のうちの1つまたは複数を含む、請求項17に記載の装置。
  19. LTE-Direct通信システムにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信のためにネットワークリソースを割り振るための装置であって、
    LTE-Direct接続のために基地局によって第1のユーザ機器(UE)および第2のUEに割り振られた第1のネットワークリソースのセットのうちの第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続を介して前記第1のUEと前記第2のUEとの間で通信情報を交換するための手段と、
    前記第1のUEによって、前記第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するための手段と、
    前記リンク品質しきい値以上であるリンク品質を有するLTE-Direct接続が前記第1のUEと前記第2のUEとの間に確立されるまで、前記LTE-Direct接続を前記第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるための手段と
    を備える、装置。
  20. 前記第1のUEによって、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の前記LTE-Direct接続に関する第2のネットワークリソースのセットの割振りを求める要求を前記基地局に送信するための手段をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  21. 前記第1のネットワークリソースのセットのうちのしきい値数Mの前記ネットワークリソースに関する前記LTE-Direct接続のリンク品質を判定するための手段をさらに備え、前記第2のネットワークリソースのセットの前記割振りを求める前記要求を前記基地局に前記送信するための手段は、前記第1のUEが、前記しきい値数Mのネットワークリソースの各々に関する前記LTE-Direct接続の前記リンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いと判定したことに応答して動作する、請求項20に記載の装置。
  22. 前記第1のネットワークリソースのセットのうちのしきい値数Mの前記ネットワークリソースに関する前記LTE-Direct接続のリンク品質を判定するための手段と、
    前記第1のUEが、前記しきい値数Mのネットワークリソースの各々に関する前記LTE-Direct接続の前記リンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いと判定したことに応答して、最高のリンク品質を有する前記LTE-Direct接続に関する前記しきい値数Mのネットワークリソースのうちの前記ネットワークリソースを選択するための手段と
    をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  23. 前記LTE-Direct接続を前記第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースに前記シフトさせるための手段は、
    前記第1のネットワークリソースのセットからランダムネットワークリソースを選択するための手段と、
    前記LTE-Direct接続を前記ランダムネットワークリソースにシフトさせるための手段と、
    前記ランダムネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の前記リンク品質を判定するための手段と
    を備える、請求項19に記載の装置。
  24. 前記第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の前記第1のリンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いかどうかを前記判定するための手段は、前記第1のUEにおいて、前記第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の1つまたは複数の通信パラメータを測定するための手段を備える、請求項19に記載の装置。
  25. 前記1つまたは複数の通信パラメータは、基準信号受信電力(RSRP)および前記第1のUEと前記第2のUEとの間で交換される前記通信情報の信号対ノイズ比(SNR)のうちの1つまたは複数を含む、請求項24に記載の装置。
  26. LTE-Direct通信システムにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信のためにネットワークリソースを割り振るためにプログラムコードを記憶した非一時的コンピュータ可読記録媒体であって、前記プログラムコードは、
    LTE-Direct接続のために基地局によって第1のユーザ機器(UE)および第2のUEに割り振られた第1のネットワークリソースのセットのうちの第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続を介して前記第1のUEと前記第2のUEとの間で通信情報を交換するための命令と、
    前記第1のUEによって、前記第1のネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の第1のリンク品質が、リンク品質しきい値よりも低いかどうかを判定するための命令と、
    前記第1のリンク品質が、前記リンク品質しきい値よりも低い場合、前記リンク品質しきい値以上であるリンク品質を有するLTE-Direct接続が前記第1のUEと前記第2のUEとの間に確立されるまで、前記LTE-Direct接続を前記第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるための命令と
    を含む、非一時的コンピュータ可読記録媒体。
  27. 前記プログラムコードは、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の前記LTE-Direct接続に関する第2のネットワークリソースのセットの割振りを求める要求を前記基地局に送信するための命令をさらに含む、請求項26に記載の非一時的コンピュータ可読記録媒体。
  28. 前記プログラムコードは、前記第1のネットワークリソースのセットのうちのしきい値数Mの前記ネットワークリソースに関する前記LTE-Direct接続のリンク品質を判定するための命令をさらに含み、前記第2のネットワークリソースのセットの前記割振りを求める前記要求を前記基地局に送信するための前記命令は、前記第1のUEが、前記しきい値数Mのネットワークリソースの各々に関する前記LTE-Direct接続の前記リンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いと判定したことに応答して下される、請求項27に記載の非一時的コンピュータ可読記録媒体。
  29. 前記プログラムコードは、
    前記第1のネットワークリソースのセットのうちのしきい値数Mの前記ネットワークリソースに関する前記LTE-Direct接続のリンク品質を判定するための命令と、
    前記第1のUEが、前記しきい値数Mのネットワークリソースの各々に関する前記LTE-Direct接続の前記リンク品質が前記リンク品質しきい値よりも低いと判定したことに応答して、最高のリンク品質を有する前記LTE-Direct接続に関する前記しきい値数Mのネットワークリソースのうちの前記ネットワークリソースを選択するための命令と
    をさらに含む、請求項26に記載の非一時的コンピュータ可読記録媒体。
  30. 前記LTE-Direct接続を前記第1のネットワークリソースのセットのうちの別のネットワークリソースにシフトさせるための前記命令は、
    前記第1のネットワークリソースのセットからランダムネットワークリソースを選択するための命令と、
    前記LTE-Direct接続を前記ランダムネットワークリソースにシフトさせるための命令と、
    前記ランダムネットワークリソースとの前記LTE-Direct接続の前記リンク品質を判定するための命令と
    を含む、請求項26に記載の非一時的コンピュータ可読記録媒体。
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