JP2018525617A - 高周波カメラシステム - Google Patents

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Abstract

いくつかの態様では、高周波(RF)カメラシステムが、センサアセンブリとデータ処理システムとを含む。センサアセンブリは、それぞれのセンサ位置において支持されるセンサを含む。各センサは、センサ位置のうちの1つにおいて支持され、センサアセンブリによって定められる視野からRF信号を検出するように構成される。各センサは、検出したRF信号のパラメータを識別するように構成される。データ処理システムは、センサによって識別されたパラメータを受け取り、パラメータに基づいて視野のグラフィック表現を生成するように構成される。【選択図】図1A

Description

〔優先権の主張〕
本出願は、2015年7月9日に出願された「高周波カメラシステム(Radio Frequency Camera System)」という名称の米国特許出願第14/795,671号に対する優先権を主張するものであり、この文献は引用により本明細書に組み入れられる。
本明細書は、高周波(RF)カメラシステムに関する。
高周波(RF)スペクトルは、限りある貴重なリソースである。通常は、行政機関及び規制当局がスペクトルの割り当て及び使用を管理し、スペクトルの一部を使用する権利は、無線サービスプロバイダ及び他のタイプの公共団体及び民間団体に売却又はライセンス供与される。無線サービスプロバイダは、割り当てられたスペクトルを用いて、例えば無線通信規格の周波数帯においてエンドユーザに無線サービスを提供する。
一般的態様では、高周波(RF)カメラシステムが、RF信号を検出して処理する。
いくつかの態様では、高周波(RF)カメラシステムが、センサアセンブリとデータ処理システムとを含む。センサアセンブリは、それぞれのセンサ位置において支持されるセンサを含む。各センサは、センサ位置のうちの1つにおいて支持されて、センサアセンブリによって定められる視野からRF信号を検出するように構成され、各センサは、検出したRF信号を処理してRF信号のパラメータを識別するように構成される。データ処理システムは、センサによって識別されたパラメータを受け取り、パラメータに基づいて視野のグラフィック表現を生成するように構成される。
いくつかの態様では、RF信号から画像を生成する方法が、センサアセンブリ内のそれぞれのセンサ位置において支持されるセンサの動作によって視野からRF信号を検出するステップと、それぞれのRF信号を検出したセンサにおいてRF信号を処理することによってRF信号のパラメータを識別するステップと、データ処理システムの動作によって、センサによって識別されたパラメータに基づいて視野のグラフィック表現を生成するステップとを含む。
いくつかの態様では、方法が、センサアセンブリ内のセンサによって検出されたRF信号のパラメータをコンピュータシステムにおいて受け取るステップを含む。これらのセンサは、センサアセンブリ内のそれぞれの位置に支持されて視野を定める。パラメータは、RF信号を検出したそれぞれのセンサにおいて各RF信号を処理することによって識別される。この方法は、コンピュータシステムの動作によって、パラメータに基づいて視野のグラフィック表現を生成するステップをさらに含む。
以下の添付図面及び説明に、1又は2以上の実装の詳細を示す。これらの説明及び図面、並びに特許請求の範囲からは、その他の特徴、目的及び利点が明らかになるであろう。
高周波(RF)カメラシステム例を示すブロック図である。 別のRFカメラシステム例を示すブロック図である。 図1A及び図1BのRFカメラシステムの動作例を示すブロック図である。 別のRFカメラシステム例を示すブロック図である。 別のRFカメラシステム例を示すブロック図である。 別のRFカメラシステム例を示すブロック図である。 別のRFカメラシステム例を示すブロック図である。 複数のセンサアセンブリを含むRFカメラシステム例を示すブロック図である。 RFカメラシステムのアーキテクチャ例を示すブロック図である。 複数のセンサアセンブリを含むシステム例を示すブロック図である。 無線センサ装置例を示すブロック図である。 無線センサ装置のスペクトル検査(SI)信号経路例を示すブロック図である。 無線センサ装置の別のSI信号経路例を示すブロック図である。
様々な図面では、同じ要素を同じ参照記号によって示す。
本明細書で説明する内容のいくつかの態様では、カメラシステムが無線電磁信号を検出して、これらの信号の視覚的表現を生成する。無線電磁信号は、例えばWiFi信号、セルラーネットワーク信号、テレビ放送信号、及び他のタイプのシステムによって生成された信号を含むことができる。いくつかの実装では、カメラシステムによって検出される信号が高周波(RF)信号である。人間の眼に見えないRF信号は、限りある貴重なRFスペクトルのリソースを占めることができる。RFカメラシステムは、RF信号の振幅、位相又はその他のパラメータに基づいて、RF信号の視覚的表現を提供することができる。いくつかの例では、RF信号の視覚的表現が、関心領域におけるRFスペクトルの利用、割り当て及びその他の情報の直感的で使い易いイラストレーションを提供することができる。
いくつかの実装では、RFカメラシステムが、1又は2以上のセンサアセンブリとデータ処理システムとを含むことができる。いくつかの例では、センサアセンブリが、(「RFセンサ」、「センサ」又は「スペクトル検査(SI)ボックス」とも呼ばれる)複数の無線センサ装置を含む。1又は2以上のセンサアセンブリ、又はセンサアセンブリ内の無線センサ装置は、地理的地域にわたって様々な場所に分布することができる。無線センサ装置は、それぞれの位置においてRFスペクトルをモニタして分析し、センサアセンブリによって定められる視野からRF信号を検出し、情報(例えば、RF信号のパラメータ)をデータ処理システムに送信することができる。データ処理システムは、無線センサ装置から送信された情報の集約、編集及び分析を行う中央バックエンドシステムとしての役割を果たすことができる。データ処理システムは、無線センサ装置によって識別されたRFスペクトル測定値を受け取り、パラメータに基づいて視野のグラフィック表現を生成することができる。一例として、視野のグラフィック表現は画像を含むことができ、画像の各画素は、個々の無線センサ装置又は複数の無線センサ装置からのRFパラメータに対応することができる。別の例として、視野のグラフィック表現は、個々の無線センサ装置又は複数の無線センサ装置からのRFパラメータの様々な値を異なる色で表すヒートマップを含むことができる。
無線センサ装置は、RF信号を検出し、RF信号のパラメータを識別することによってRFスペクトルを検査することができる。いくつかの例では、各無線センサ装置が、帯域幅(BW)にわたる特定の周波数(f)のRF信号を調べることができる。例えば、無線センサ装置はRF信号を複素変数と見なし、RF信号の振幅及び電力だけでなく位相を識別することもできる。位相情報は、電力の振幅又は絶対値に比べて大幅に環境変化の影響を受けやすい。無線センサ装置は、比較的高速で信号を処理してRF信号の位相情報を識別することができる。いくつかの例では、無線センサ装置が、例えばRF信号の経路内の物体の動き、RFソースの動きなどを示すことができるRF信号の変化を検出することができる。
いくつかの実装では、各無線センサ装置が、例えば様々な無線通信規格に従って送信された無線信号の復調及び復号を行うことにより、RF信号内の符号化されたデータを識別して分析するように構成される。例えば、無線センサ装置は、グローバルシステムフォーモバイル(GSM)及びGSM進化型高速データレート(EDGE)又はEGPRSなどの2G規格、符号分割多元接続(CDMA)、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)、及び時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)などの3G規格、ロングタームエボリューション(LTE)及びLTE−Advanced(LTE−A)などの4G規格、IEEE 802.11、Bluetooth、近距離通信(NFC)、ミリ波通信などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)又はWiFi規格、或いは複数のこれらの又はその他のタイプの無線通信規格などの特定の通信規格又はプロトコルに従ってフォーマットされた無線信号をモニタして分析するように構成することができる。いくつかの実装では、他のタイプの無線通信(例えば、非標準的な信号及び通信プロトコル)もモニタして分析する。
いくつかの実装では、無線センサ装置が、無線通信ネットワークプロトコル(例えば、セルラーネットワーク)に従って交換された信号を検出するが、無線センサ装置自体はセルラーネットワークの一部ではない。いくつかの実装では、無線センサ装置が、全ての利用可能な特徴、同期情報、セル及びサービス識別子、RFの品質尺度、及び無線通信規格の物理層を抽出することができる。
いくつかの実装では、無線センサ装置が、無線信号を空間及び時間にわたってモニタして分析する。例えば、ある地理的地域内の様々な場所において同時に動作する複数の無線センサ装置からの無線信号のパラメータを集約することができる。この地理的地域は、(例えば、数十又は数百メートル〜数キロメートルに及ぶ半径を有する)比較的狭いもの又は広いものとすることができ、一般にいずれかの関心エリア(例えば、建物、都市区画、管轄区域、人口統計、産業など)を表すことができる。RFカメラシステムの無線センサ装置は、センサアセンブリによって定められる視野が関心エリアをカバーするように配置することができる。無線センサ装置によって検出された無線信号のパラメータを用いて、関心のある地理的地域にわたるRF信号の視覚的表現を生成し、例えば現実的で包括的なスペクトル使用の分析を容易にし、地理的地域内のRF信号及びその他のリソースの利用及び品質を理解しやすくすることができる。
いくつかの実装では、視覚的表現が、RFスペクトルの使用、信号品質又はその他の属性を直感的かつ包括的に理解しやすくすることができる。従って、対象のスキームを使用して、無線スペクトル及びその他のリソースの利用及び信号品質を改善することができる。いくつかの例では、スペクトル権利の所有者及び被許諾者、又は無線サービスプロバイダが、所有又は運営する周波数帯の利用及び品質に基づいて独自のスペクトル使用を設計し、修正し、又は別様に管理することができる。例えば、特定の地理的位置におけるRF信号の振幅及び電力を追跡するグラフィック画像があれば、無線サービスプロバイダは、その地理的位置におけるカバレッジホールの存在を識別して、地理的位置内のカバレッジを改善するために基地局を追加すべきであるか、それともセル構成を修正(例えば、周波数再利用スキームを調整)すべきであるかを判断することができる。
いくつかの実装では、RFカメラシステム及び個々の無線センサ装置が、周波数領域、時間領域、又はこれらの両方において様々なタイプの分析を行うことができる。例えば、各個々の無線センサ装置は、周波数領域、時間領域、又はこれらの両方において無線スペクトルを分析することができる。いくつかの例では、無線センサ装置が、検出された信号に基づいて、帯域幅、パワースペクトル密度又はその他の周波数属性を決定するように構成される。いくつかの例では、無線センサ装置が、時間領域において変調及びその他の動作を行って、無線信号から、例えば無線信号に含まれるシグナリング情報(例えば、プリアンブル、同期情報、チャネル状態インジケータ、WiFiネットワークのSSID/MACアドレス)などのコンテンツを抽出するように構成される。
いくつかの例では、RFカメラシステムが、無線センサ装置からのRF信号のパラメータに基づいて視野の視覚的表現を生成する。例えば、この視覚的表現は、画像(例えば、カラー画像、グレースケール画像など)とすることができる。視覚的表現は、ユーザインターフェイスを介してユーザに提供し、(例えば、分析又はアーカイブ目的で)データベースに記憶し、加入者又はその他のエンティティ(例えば、行政機関又は規制当局、規格開発組織、スペクトル権利の所有者及び被許諾者、無線サービスプロバイダなど)に送信し、或いは別の形で出力することができる。いくつかの例では、視覚的表現が、周波数領域情報、時間領域情報、空間領域情報、又はこれらの組み合わせ、及び無線センサ装置によって検出された無線信号を分析することによって得られる他の知識の組み合わせを含むことができる。いくつかの実装では、視覚的表現が、RFカメラシステム内の全ての無線センサ装置からのパラメータを含むことができる。いくつかの実装では、視覚的表現が、RFカメラシステム内の無線センサ装置のサブセット(例えば、複数のセンサアセンブリのうちの1つ)からのパラメータを含むことができる。
いくつかの例では、無線センサ装置が、例えば広周波数範囲にわたってRF信号を「リスン」又は「ウォッチ」し、検出したRF信号を処理することによって、それぞれの位置の無線信号を受動的にモニタする。RF信号が検出されない時間が存在することもあり、無線センサ装置は、装置のローカル環境でRF信号が検出された時にこれらを(例えば、時々又は連続して)処理することができる。
いくつかの例では、RFカメラシステムが、1又は2以上のセンサ領域にわたる異なる位置に数多く(例えば、数十台、数百台、又は数千台)の無線センサ装置を含み、各異なる位置の無線信号を同時にモニタすることができる。従って、様々な位置のRF信号を同時に又は重複期間中に検査することにより、その地理的地域にわたる無線信号の検査をさらに正確かつ包括的なものとすることができる。
いくつかの実装では、数多くの無線センサ装置を複数のサブセットに分割することができる。例えば、RFカメラシステムは、複数のセンサアセンブリを含むことができる。各センサアセンブリは、比較的狭い領域内に配置されたそれぞれの数の無線センサ装置を含むことができる一方で、これらの複数のセンサアセンブリは、比較的広い地理的地域に分散される。
いくつかの実装では、各センサアセンブリが、無線センサ装置が取り付けられ又は実装される支持構造を含むことができる。いくつかの実装では、RF信号をモニタするために無線センサ装置を特定の配向に向けることができるように、各無線センサ装置、支持構造、又はこれらの両方を、様々な方向に回転、傾斜又は移動するように構成することができる。無線センサ装置の(配向を含む)位置は、RFカメラシステムが「見る」ことができる空間の範囲であるRFカメラシステムの視野を集合的に定めることができる。いくつかの実装では、無線センサ装置及び支持構造の移動及び調整可能な特徴が、RFカメラシステムの視野を構成可能にし、従ってユーザ又は制御システムがRF信号モニタリングのための関心エリアを修正できるようにする。
いくつかの例では、無線センサ装置を、比較的低コストでコンパクトな軽量装置として実装することができる。いくつかの例では、無線センサ装置が、低消費電力(例えば、平均約0.1〜0.2ワット又はそれ未満)で動作する。いくつかの例では、個々の無線センサ装置が、典型的なパーソナルコンピュータ又はラップトップコンピュータよりも小型であり、様々な環境で動作することができる。いくつかの例では、無線センサ装置を$100未満で製造することができるが、実際のコストは様々である。
RFカメラシステムは、しばしば大型で高価(例えば、セルラー基地局は、100,000ドル〜1,000,000ドル又はそれ以上のコストが掛かることもある)であって比較的広い領域全体に信号を送信するのに大きな電力(例えば、約10ワット〜100ワット又はそれ以上)を必要とする基地局とは異なり、無線センサ装置の小型サイズ及び可搬性を活用してRFカメラシステムの適用性を拡大して柔軟性を高めることができる。いくつかの例では、セルラーシステムのピコ/フェムトセルボックス、WiFiアクセスポイント又は基地局、車両、ルータ、モバイル装置(例えば、スマートフォン、タブレットなど)、コンピュータ、モノのインターネット(例えば、マシンツーマシン(M2M))モジュール、ケーブルモデムボックス、ホームギア電子ボックス(例えば、TV、モデム、DVD、ビデオゲームステーション、ラップトップ、キッチン用品、プリンタ、照明、電話機、時計、サーモスタット、火災検知器、CO2検知器など)、又はその他の場所に無線センサ装置を配置又は結合することができる。
いくつかの実装では、RFカメラシステムによって生成される画像の望ましい視野及び解像度を、例えばエリア、人口、場所、又は地理的エリアの他の因子に基づいて決定することができる。例えば、望ましい画像解像度は、都会では高くし、田舎では低くすることができる。いくつかの例では、RFカメラシステムが、比較的低コストで小型の無線センサ装置を活用して、センサ領域内に数多くの無線センサ装置を配置して関心領域内の視野の高解像度画像を提供することができる。
いくつかの実装では、無線センサ装置が、現場で未加工データ(例えば、検出されたRF信号)に対して計算及び分析を行って、関連情報(例えば、RF信号のパラメータ)の要約を抽出することができる。いくつかの実装では、無線センサ装置が、データ処理システムに未加工データを送信する代わりに未加工データから抽出した要約を送信し、これによってデータ通信量を低減し、電力消費量を削減し(この場合、これによってバッテリ寿命を延ばすことができる)、他の利点をもたらすことができる。いくつかの例では、例えば要求時又はその他の場合に、データ処理システムに未加工データを送信することもできる。
いくつかの実装では、無線センサ装置とデータ処理システムとの間の通信が、例えばより効率的なデータ送信を行うことができるインターネットプロトコル(IP)伝送又は別の標準的なデータ伝送プロトコルに基づくことができる。一般に、無線センサ装置からデータ処理システムへは、いつでもメッセージを送信することができる。例えば、送信は、RFスペクトルの使用が検出されたことによってトリガすることも、データ処理システムからの要求によって開始することも、所定のスケジュール又は定期的な間隔に従って送信することも、或いは別の形で行うこともできる。いくつかの例では、データ処理システムが、特定の無線センサ装置にデータを要求することができる。
いくつかの例では、無線センサ装置を展開してバックエンドシステムから制御することができる。例えば、RFカメラシステムのセンサアセンブリは、技術者が現場で装置を操作する必要なく動作することができる。いくつかの実装では、データ処理システム又は別のタイプの中央制御システムが、例えばセンサアセンブリ又は個々の無線センサ装置を構成又はアップグレードする制御動作を実行することができる。いくつかの例では、制御システムが構成情報を要求し、又はいずれかの特定の無線センサ装置の内部テストを行うことができる。
図1Aは、無線信号を検出して視野のグラフィック表現を生成できるRFカメラシステム例100を示すブロック図である。図1Bは、図1AのRFカメラシステム100の変形例である別のRFカメラシステム例150を示すブロック図である。RFカメラシステム例100は、センサアセンブリ105と、データ処理システム115(例えば、中央コンピュータ)と、ユーザインターフェイス125とを含む。RFカメラシステム100は、さらなる又は異なるコンポーネントを含むこともでき、RFカメラシステムのコンポーネント及び特徴は、図1Aに示すように構成することも、又は別の形で構成することもできる。
図1Aに示すように、センサアセンブリ105は、複数の無線センサ装置110を含む。無線センサ装置110は、互いに同一又は同様とすることも、或いはRFカメラシステム100が様々な異なる無線センサ装置110を含むこともできる。いくつかの実装では、センサアセンブリ105が、無線センサ装置110をそれぞれのセンサ位置において支持する支持構造104を含む。無線センサ装置110の位置は、2次元(2D)又は3次元(3D)領域における秩序配列(例えば、正方形配列又は長方形配列)又は非秩序配列(例えば、ランダム、不規則)を形成することができる。
例えば、図1Aには、センサアセンブリ105が、M×Nの無線センサ装置110を支持する支持構造104を含むことを示す。図示の例では、無線センサ装置110の位置が秩序ある長方形配列を形成し、2つの空間次元にわたる平面的なセンサ領域を定める。無線センサ装置110は、水平方向に距離Δxだけ分離され、垂直方向に距離Δyだけ分離される。距離Δx及びΔyは、いずれか2つの隣接する無線センサ装置110間で同じとすることも、又は異なることもできる。無線センサ装置110の位置は固定することも、或いは移動又は別様に調整することもできる。
いくつかの例では、1又は2以上のオペレータが装置110を支持構造104上に位置付けて電力及びデータリンクに接続することなどによって無線センサ装置110を設置することができる。いくつかの例では、無線センサ装置を締結具(例えば、ねじ、ボルト、ラッチ、粘着剤など)によって固定することができる。いくつかの例では、無線センサ装置110、センサアセンブリ105、従ってRFカメラシステム100が、様々な場所及び環境で動作することができる。一例として、いくつかの無線センサ装置110及びセンサアセンブリ105を車両(例えば、車、バス、列車、船など)内に設置し、無線センサ装置110が移動しながらスペクトルをモニタして分析することができる。他の例では、無線センサ装置110、センサアセンブリ105及びRFカメラシステム100を、交通インフラ、通信インフラ、電力インフラ、専用不動産、産業システム、都市又は商用建築物、住居エリア及びその他のタイプの場所に設置することができる。
センサアセンブリ105のそれぞれのセンサ位置において支持される無線センサ装置110は、視野からRF信号を検出するように構成される。RFカメラシステム100の視野は、それぞれの位置、アンテナの数及びパターン、又は無線センサ装置110の他の属性によって定めることができる。例えば、図1AのRFカメラシステム100の視野は、無線センサ装置110がRF信号を検出する領域を含む。
いくつかの実装では、個々の無線センサ装置110が、1又は2以上の方向に傾斜、回転、又は別様に移動することができる。いくつかの実装では、無線センサ装置110を、局所的又は遠隔的方向制及びズーム制御が可能なパン・チルト・ズームカメラ(PTZカメラ)として機能するように構成することができる。いくつかの実装では、支持構造104が、1又は2以上の方向に傾斜、回転、又は別様に移動することができる。いくつかの実装では、無線センサ装置110のアンテナ及びその他のコンポーネントが、1又は2以上の方向に傾斜、回転、又は別様に移動することができる。これに応じて、RFカメラシステム100の視野も、傾斜、回転、拡大、縮小、又は別様に変化することができる。いくつかの実装では、無線センサ装置110、支持構造104、又はこれらの両方が、常に又は時折1又は2以上の方向に傾斜、回転、又は別様に移動することができる。例えば、支持構造104は、RFカメラシステム100が時間と共にパノラマ視野を有することができるように、方向154に沿って一定の速度で回転することができる。支持構造104は、別の方向に沿って回転又は移動することもでき、無線センサ装置110及び支持構造104の位置及び配向のさらなる又は異なる移動又は調整は、例えば異なる視野を取得するように構成することができる。
図1Cは、図1A及び図1BのRFカメラシステムの動作例を示すブロック図である。図1Cに示すように、センサアセンブリ105は、センサ領域から投影された領域に広がる視野108を定める。図1Cに示す視野例108は、一般に長方形であり、平面的なセンサ領域から、平面的なセンサ領域に対して垂直な方向に突出する。いくつかの例では、センサアセンブリ105を、視野108を修正するように調整することができる。例えば、支持構造104、個々のセンサ装置110、又はこれらの及びその他の特徴の組み合わせは、視野を広げるように、視野を狭めるように、視野を再設定するように、視野の形状を変化させるように、又は視野を別様に修正するように調整(例えば、回転、平行移動など)することができる。図2A、図2B、図3A及び図3Bに示すセンサアセンブリ例135及び145は、他の形状及び投影を有する視野を定める。
図1Cに示す例では、センサアセンブリ105のセンサ装置が、視野から検出されたRF信号を処理し、このRF信号処理によってパラメータ(例えば、位相、振幅など)を識別する。データ処理システム115は、これらのパラメータを受け取り、これらのパラメータに基づいて視野108のグラフィック表現を生成する。例えば、このグラフィック表現は、画素、ベクトルグラフィックオブジェクト、又はこれらの又はその他のグラフィック要素の組み合わせによって定めることができる。このグラフィック表現は、ユーザインターフェイス125に提供され、ユーザインターフェイス125は、グラフィック表現から画像113をレンダリングすることができる。図1Cに示す例では、画像113が、視野108から検出されたRF信号のパラメータの空間的変動を示す。画像113は、例えば位相プロット、温度プロット、又は別のタイプの画像を含むことができる。
いくつかの実装では、センサアセンブリ105の個々のセンサ、データ処理システム115、又はこれらの両方が視野108を分析し、又は他のタイプの分析を行うことができる。例えば、RFカメラシステムは、RF信号を分析して、RF信号がセンサアセンブリ105までの経路において体験する反射の回数(例えば、散乱又はその他のタイプの相互作用)を識別することができる。この反射回数又はその他のデータを用いて、視野内の物体又は媒体、或いはその他のタイプの情報を検出することができる。いくつかの例では、RFカメラシステムが、一定時間にわたってRF信号パラメータの時系列を検出することができる。例えば、カメラシステムは、センサアセンブリ105内の無線センサ装置110を系統的に走査又はサンプリングして、データ点の時系列を記録することができる。この時系列を使用して、例えば視野108の動的グラフィック表現(例えば4次元データ、ビデオ、アニメーションなど)を生成することができる。いくつかの例では、RFカメラシステムが、一定時間にわたってRF信号パラメータの変化を検出することができ、この変化及びその他のデータを使用して、視野内の物体の動き又は媒体の変化、或いは他のタイプの情報を検出することができる。
図2Aは、RFカメラシステム例200を示すブロック図である。図2Bは、図2AのRFカメラシステム例200の変形例である別のRFカメラシステム例250を示すブロック図である。RFカメラシステム例200及び250の各々は、図1A及び図1Bに示すものと同様のデータ処理システム115(例えば、中央コンピュータ)及びユーザインターフェイス125を含む。RFカメラシステム例200及び250の各々は、図1A及び図1Bのセンサアセンブリ例105とは異なるセンサアセンブリ135を含む。
図2A及び図2Bに示すように、センサアセンブリ135は、支持構造114に実装された複数の無線センサ装置110を含み、無線センサ装置110の位置は、曲線状のセンサ領域を定める。いくつかの実装では、センサ領域が、1又は2以上の次元に沿った複数の曲線を含むことができる。いくつかの実装では、支持構造114が、例えば方向133に沿って移動又は回転することができる。いくつかの実装では、支持構造114が、曲面の形状及び曲率を維持しながら方向133に沿って回転することができる。他のいくつかの実装では、支持構造114が丸くなり又は平ら延びることができ、従って曲面の形状及び曲率を変更することもできる。支持構造114は、他の方向に変化又は移動することもできる。これに応じて、RFカメラシステム200及び250の視野も変化することができる。
図3Aは、RFカメラシステム例300を示すブロック図である。図3Bは、図3AのRFカメラシステム例300の変形例である別のRFカメラシステム例350を示すブロック図である。RFカメラシステム例300及び350の各々は、図1A及び図1Bに示すものと同様のデータ処理システム115(例えば、中央コンピュータ)及びユーザインターフェイス125を含む。RFカメラシステム例300及び350の各々は、図1A及び図1Bのセンサアセンブリ例105、並びに図2A及び図2Bのセンサアセンブリ例135とは異なるセンサアセンブリ145を含む。
図3A及び図3Bに示すように、センサアセンブリ145は、支持構造124に実装された複数の無線センサ装置110を含み、無線センサ装置110の位置は、3Dセンサ領域内の球を定める。いくつかの実装では、センサ装置が、例えば回転楕円体、楕円体又はその他の3次元形状などの、別のタイプの3次元センサ領域を定めることができる。いくつかの例では、RFカメラシステム300及び350が、パノラマ視野を有することができる。いくつかの実装では、無線センサ装置110及び支持構造124を、移動又は回転してRFカメラシステム300及び350の視野の微調整又は較正を行うように構成することができる。
いくつかの実装では、支持構造上の無線センサ装置110が視野から生じたRF信号のみを測定するように、支持構造(例えば、支持構造104、114及び124)をRF吸収材料で形成し、又はRF吸収材料を含めることができる。RFカメラシステムは、他のタイプの支持構造、並びにさらなる又は異なる数及び配置の無線センサ装置110を含むこともできる。RFカメラシステムの所望の視野は、例えばセンサアセンブリの無線センサ装置及び支持構造の数、アンテナの設計及び配置を選択、修正、又は別様に構成することによって取得することができる。
各無線センサ装置110は、センサアセンブリによって定められる視野からRF信号を検出し、センサによって検出されたRF信号を処理してRF信号のパラメータを識別するように構成することができる。パラメータは、例えば振幅、位相、及び他の何らかの物理的パラメータ(例えば、信号電力、パワースペクトル密度など)、或いはRF信号の振幅及び位相に基づく統計値(例えば、平均値、中間値、最小値、最大値、標準偏差など)を含むことができる。無線センサ装置110は、周波数領域、時間領域、又はこれらの両方におけるパラメータを識別するように構成することができる。いくつかの例では、無線センサ装置110が、特定の周波数、帯域幅、通信規格又はその他のカテゴリのRF信号のパラメータを識別するように構成される。いくつかの例では、無線センサ装置110が、例えばRF信号の経路の反射(又は「散乱」)回数などの、RF信号の他のパラメータを識別するように構成される。
いくつかの実装では、無線センサ装置110が、データ処理システム115又は他の中央コンピュータシステムにおける処理とは対照的に、無線センサ装置110自体においてRF信号を処理するチップ又はチップセットを含むことができる。無線センサ装置110は、適切な信号処理を実行して、通信プロトコル又は通信規格下におけるRF信号のフォーマット又は符号化に従ってRF信号のパラメータを識別することができる。例えば、RF信号がLTE規格に従って符号化されている場合、無線センサ装置110は、検出されたRF信号をLTE規格の仕様に従って復調、復号又は別様に処理してパラメータを識別するように構成することができる。いくつかの実装では、無線センサ装置110を、RF信号に含まれる同期情報、チャネル品質測定値、或いはその他の制御データ又はトラフィックデータを識別して抽出するように構成することができる。
いくつかの実装では、各無線センサ装置110が、他の無線センサ装置110と時間的に一致する。無線センサ装置110間の同期は、例えば各無線センサ装置110に提供される全てのクロックを調整又は較正する、既にRFスペクトル内に存在する同期信号、又は他の同期技術を用いて設定することができる。
いくつかの実装では、無線センサ装置110が、例えばセンサアセンブリ(センサアセンブリ105、135又は145など)とデータ処理システム115との間の共有又は中央通信リンクを介して、識別されたRF信号のパラメータをデータ処理システム115に送信することができる。例えば、センサアセンブリは、その無線センサ装置110によって識別された情報を収集し集約して、データネットワークとは無関係な中央通信リンクを介してデータ処理システム115に集約情報を送信することができる。中央リンクは、無線又は有線通信リンク(例えば、図1A、図2A及び図3Aの有線通信リンク120)とすることができる。
いくつかの実装では、センサアセンブリを、これらのパラメータをデータネットワーク(例えば、インターネット、クラウドネットワーク、企業ネットワーク、プライベートネットワークなど)に通信するように構成することができ、データ処理システム115は、データネットワークからパラメータを受け取るように構成された通信インターフェイスを含むことができる。センサアセンブリ及びデータ処理システム115は、有線通信ネットワーク、無線通信ネットワーク又は混成通信ネットワークのうちの1つ又は2つ以上を介して通信することができる。例えば、図1B、図2B及び図3Bには、センサアセンブリ105、135及び145がWiFiネットワーク140を介してそれぞれクラウドネットワーク160と通信し、データ処理システム115がクラウドネットワーク160に通信可能にリンクされていることを示す。センサアセンブリは、例えば定期的に又は時折、クラウドネットワーク160を介してデータ処理システム115にパラメータをアップロードすることができる。データ処理システム115は、クラウドネットワーク160を介してパラメータをダウンロードし又は別様に取り出すことができる。センサアセンブリとデータ処理システム115との間の通信には、さらなる又は異なるタイプの通信技術(例えば、セルラー通信、Bluetooth通信、近距離通信など)を使用することもできる。
いくつかの実装では、無線センサ装置110を、データ処理システム115に直接パラメータを通信するように構成することができる。例えば、個々の無線センサ装置110の各々は、データネットワーク(例えば、クラウドネットワーク)に通信可能にリンクし、無線通信ネットワークを介してデータネットワークに直接パラメータを送信することができる。データ処理システム115は、データネットワークを介してパラメータを受け取ることができる。
データ処理システム115は、スタンドアロン型コンピュータシステム、サーバ、スマートフォン、或いはデータから画像を生成できる他のいずれかのモジュール、装置又はシステムとすることができる。データ処理システム115は、例えば1又は2以上の無線センサ装置110、データネットワーク又はセンサアセンブリ105からパラメータを受け取るように構成された通信インターフェイスを含むことができる。いくつかの実装では、データ処理システム115を、センサアセンブリ105に接続又は一体化できる処理サブシステムとすることができる。
データ処理システム115は、無線センサ装置110によって識別されたパラメータを受け取り、これらのパラメータに基づいて視野のグラフィック表現を生成することができる。グラフィック表現は、RFカメラシステムの視野の画像とすることができる。いくつかの実装では、グラフィック表現が、個々の無線センサ装置110又は複数の無線センサ装置110によって識別されたRF信号のパラメータの値及び特性を示すマップ又はその他の視覚的表現を含むことができる。例えば、データ処理システム115は、無線センサ装置110によって識別されたRF信号の位相、振幅又はその他のパラメータに基づいて視野のグラフィック表現を生成するように構成することができる。グラフィック表現は、例えば視野内の地理的地域におけるRF信号の位相、振幅又は電力を示す画像又はマップを含むことができる。いくつかの例では、棒グラフ又はその他のグラフィックモジュールによって、一定期間にわたるRF信号のパラメータの時間分布又は傾向を示す(例えば、1日、1カ月又は1年間におけるのRF信号の振幅のピーク、平均及び谷間を示す)ことができる。いくつかの例では、グラフィック表現を、RF信号のパラメータの履歴データ及び予測を示す画像とすることができる。いくつかの実装では、各無線センサ装置110を、RF信号を一定期間にわたってモニタしてパラメータの時系列を識別するように構成することができ、データ処理システム115は、パラメータの時系列に基づいて視野の動的グラフィック表現(例えば、ビデオ、アニメーションなど)を生成するように構成される。いくつかの例では、無線センサ装置110が、例えばモニタされたRF信号の変化に基づいて、視野内の物体の動きを検出することができる。
ユーザインターフェイス125は、ユーザに情報を表示又は別様に提示できるいずれかの装置、モジュール又はその他のソフトウェアコンポーネント又はハードウェアコンポーネントを含むことができる。例えば、ユーザインターフェイス125は、ディスプレイ、画面、タッチ画面又はその他の入力/出力装置を含むことができる。いくつかの実装では、ユーザインターフェイス125が、データ処理システム115に接続又は一体化される。いくつかの実装では、ユーザインターフェイス125が、クライアントコンピュータ、タブレット、スマートフォン又は他のいずれかのユーザ装置の入力/出力装置又は他のユーザインターフェイスを含む。いくつかの実装では、ユーザインターフェイス125が、データ処理システム115によって生成された視野のグラフィック表現をユーザに表示できるグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を含むことができる。一例として、ユーザインターフェイス125は、情報を処理してユーザに情報を提示するアプリケーション、ウェブブラウザ又はコマンドラインインターフェイス(CLI)を含むことができる。一般に、GUIは、ユーザが操作可能な相互作用フィールド、プルダウンリスト及びボタンなどの複数のユーザインターフェイス(UI)要素を含むことができる。これらの及びその他のUI要素は、RFカメラシステムの機能(例えば、視野のグラフィック表現のズームイン又はズームアウト、無線センサ装置110又は他の支持構造104、114又は124などの位置又は配向の調整)に関連し、又はRFカメラシステムの機能を表すことができる。
図4は、別のRFカメラシステム例400を示すブロック図である。RFカメラシステム例400は、複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cと、中央コンピュータシステム415と、ユーザインターフェイス425とを含む。各センサアセンブリ405a、405b又は405cは、1又は2以上のネットワーク408又はその他の通信リンクを介して中央コンピュータシステム415と通信するように構成することができる。RFカメラシステム400は、さらなる又は異なるコンポーネントを含むこともでき、RFカメラシステム400のコンポーネント及び特徴は、図4に示すように構成することも、又は別の形で構成することもできる。
複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cは、図1A及び図1Bのセンサアセンブリ例105、図2A及び図2Bのセンサアセンブリ例135、図3A及び図3Bのセンサアセンブリ例145と同様とすることも、或いはさらなる又は異なるセンサアセンブリを含むこともできる。
センサアセンブリ例405a、405b及び405cは、それぞれの数の無線センサ装置110を含むことができる。複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cは、同じ又は異なる地理的地域に配置することができ、同じ又は異なる視野を有することができる。各無線センサ装置110は、その視野からのRF信号を処理してさらなるパラメータを識別し、これらのパラメータを中央コンピュータシステム415に送信するように構成することができる。
いくつかの実装では、センサアセンブリ405a、405b及び405c又は無線センサ装置110が、例えば1又は2以上の無線又は有線通信リンクを介し、ネットワーク408を通じて中央コンピュータシステム415に接続される。いくつかの実装では、センサアセンブリ405a、405b及び405cの一部又は全部、或いは無線センサ装置110自体を、中央コンピュータシステム415に直接接続することもできる。
ネットワーク408は、あらゆるタイプのデータ通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク408は、無線及び/又は有線ネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、セルラーネットワーク、WiFiネットワーク、衛星リンクを含むネットワーク、(インターネットなどの)プライベートネットワーク、公衆ネットワーク、及び/又は別のタイプのデータ通信ネットワークを含むことができる。
中央コンピュータシステム415は、図1A、図1B、図2A、図2B、図3A及び図3Bのデータ処理システム115と同じとすることも、又は異なるデータ処理システムとすることもできる。中央コンピュータシステム415は、複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cの無線センサ装置110の一部又は全部からパラメータを受け取るように構成することができる。中央コンピュータシステム415は、センサアセンブリ405a、405b及び405cの視野のグラフィック表現を生成するように構成することができる。いくつかの実装では、中央コンピュータシステム415を、複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cの一部又は全部によって識別されたパラメータを編集、集約、比較、分析又は別様に操作して、複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cの一部又は全部の連結視野の1又は2以上のグラフィック表現を生成するように構成することができる。中央コンピュータシステム415は、パラメータに基づいてさらなる又は異なる動作を実行するように構成することも、或いは複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cの動作を調整又は制御するように構成することもできる。いくつかの実装では、複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cが、図4に示すものと同じデータ処理システム(例えば、中央コンピュータシステム415)を共有することも、或いはこれらの一部又は全部をそれぞれの個々のデータ処理システムに接続又は一体化することもできる。
図4に示すように、中央コンピュータシステム415は、コンピュータ可読媒体402(例えば、メモリ)と、プロセッサ404と、インターフェイス406とを含む。中央コンピュータシステム415は、さらなる又は異なるコンポーネントを含むこともでき、図4に示す方法とは異なる別の形で構成することもできる。
コンピュータ可読媒体402は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、記憶装置(例えば、書込み可能リードオンリメモリ(ROM)及び/又はその他)、ハードディスク、及び/又は別のタイプの記憶媒体を含むことができる。中央コンピュータシステム415は、予めプログラムしておくことも、及び/又は別のソースから(例えば、CD−ROMから、データネットワークを介して別のコンピュータ装置から、及び/又は別の形で)プログラムをロードすることによってプログラム(及び再プログラム)することもできる。
プロセッサ404は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又はこれらの及びその他の好適なデータ処理装置の組み合わせのうちの1つ又は2つ以上とすることができ、又はこれらを含むことができる。一般に、プロセッサ404は、RFカメラシステム400の動作を実行する命令を実行してデータを操作する。具体的に言えば、プロセッサ404は、複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cの無線センサ装置110によって識別されたパラメータを受け取るために必要な機能を実行し、パラメータに基づいて視野のグラフィック表現を生成する。
インターフェイス406は、通信インターフェイス、入力/出力装置インターフェイス、又は中央コンピュータシステム415の内部コンポーネント同士を結合して中央コンピュータシステム415を外部装置に接続する他のタイプのインターフェイスを含むことができる。例えば、インターフェイス406は、1又は2以上のネットワーク408と通信するための通信インターフェイス、又はユーザインターフェイス425を結合するためのインターフェイスとすることができる。インターフェイス406は、シリアルリンク、無線リンク(例えば、赤外線、無線周波数及び/又はその他)、パラレルリンク及び/又は別のタイプのリンクなどの通信リンクを介してデータをアナログ又はデジタル形態で送受信するように構成することができる。
ユーザインターフェイス425は、図1A、図1B、図2A、図2B、図3A及び図3Bのユーザインターフェイス例125と同じユーザインターフェイスとすることも、又は異なるユーザインターフェイスとすることもできる。例えば、ユーザインターフェイスは、複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cに関連する視野の複数のグラフィック表現を同時に又は連続して表示するように構成することができる。いくつかの実装では、ユーザインターフェイス425を、複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cに関連する視野のグラフィック表現をユーザが比較し、対比し、オーバレイし、又は別様に操作できるようにするよう構成することができる。ユーザインターフェイス425は、複数のセンサアセンブリ405a、405b及び405cを管理するさらなる又は異なる動作を提供するように構成することもできる。
図5は、RFカメラシステム550のアーキテクチャ例500を示すブロック図である。RFカメラシステム例100、150、200、250、300、350及び400は、RFカメラシステム550のアーキテクチャ例500に従って構成することも、又は異なる形で構成することもできる。RFカメラシステム例550は、中央プロセッサ515と、複数のRFセンサユニット510a、510b及び510c(まとめて510)とを含む。各RFセンサユニット510は、無線センサ装置110に対応することができる。図5に示すように、各センサユニット510は、それぞれのマイクロプロセッサ502と、無線機506と、DSP504と、アンテナ508とを含む。センサユニットは、さらなる又は異なるコンポーネントを含むこともできる。例えば、センサユニットは、複数のアンテナ及び複数の無線経路を有することができる。図5には、同じ構成を有する複数のRFセンサユニット510a、510b及び510cを示しているが、いくつかの実装では、複数のセンサユニット510を異なる(例えば、異なるアンテナパターン、無線経路、マイクロプロセッサのタイプなどを有する)ように構成することもできる。
アーキテクチャ例500では、各センサユニット510が互いに独立して分散方式で動作する。いくつかの別の構成では、単一のDSPを用いて複数の無線機からの信号を処理し、このDSPが汎用プロセッサに取り付けられる。このような集中アーキテクチャでは、この単一のDSPを、全てのセンサユニットをサポートするように比較的高いクロッキング速度で動作する必要がある比較的高価な汎用FPGAとして実装することができる。
分散アーキテクチャ例500は、集中化アーキテクチャに比べ、例えばセンサユニット510(例えば、無線センサ装置110)を追加又は除去し、或いはRFカメラシステム550内の1又は2以上のセンサユニット510を別様に修正することによって、RFカメラシステム550の容易な拡張、ダウンサイジング及び再構成を可能にする。例えば、センサユニット510は、比較的容易に移動して様々な場所で動作できるポータブルなプラグアンドプレイ装置とすることができる。いくつかの実装では、センサユニットをポータブルなモジュラー装置とすることができる。例えば、いくつかのセンサユニット510は、RFカメラシステム550を実質的に分解又は解体する必要なく複数の場所で(例えば、連続して)使用できるように移動可能又は再構成可能とすることができる。いくつかの例では、センサユニットの組み立てを都合よくアップグレード、拡張、調整又は別様に修正できるように、センサユニット510を交換可能とすることができる。分散アーキテクチャ例500は、複数のセンサユニット510の形状及び分布密度の再構成を可能にし、従ってRFカメラシステム550の構成可能な視野を可能にする。
また、各センサユニット510は、RF信号の異なる側面(例えば、周波数、周波数帯、振幅、位相など)を見るように構成することもできる。従って、アーキテクチャ例500は、RFカメラシステム550の設計、アップグレード及びカスタマイズをさらに柔軟なものにすることができる。
さらに、アーキテクチャ例500では、センサユニット510が、いくつかの例において比較的低速及び低電力で機能することができる。従って、RFカメラシステム550は、低コスト及び低電力消費のシステムとすることができる。例えば、センサユニット510(例えば、無線センサ装置110)は、標準的な通信インターフェイス(例えば、イーサネット、WiFi、USBなど)を有し、標準電力に対応することも、又はバッテリ電力で動作することもできる。従って、RFカメラシステム500の構成(例えば、センサユニット510の総数、密度及び相対的位置)は、様々な環境に対応できるとともに、例えば時折修正又は調整することができる。
図6は、RFカメラシステム例600を示すブロック図である。RFカメラシステム600は、図4のRFカメラシステム400、又は別のRFカメラシステムを表すことができる。RFカメラシステム例600は、複数のRFカメラ111と、IPクラウドネットワーク660と、メインコントローラ630とを含む。RFカメラ111は、RFカメラシステム100、150、200、250、300、350及び400の全部又は一部を表し、又はこれらを含むことができる。例えば、RFカメラ111は、それぞれ図1A〜図4のセンサアセンブリ105、135、145及び405a〜cのみを表し、又は含むことができる。RFカメラシステム600は、さらなる又は異なるコンポーネントを含むこともでき、RFカメラシステム600のコンポーネント及び特徴は、図6に示すように構成することも、又は別の形で構成することもできる。
図6に示す例では、各RFカメラ111が、空間座標(xi、yi、zi)を有するそれぞれの物理的位置に存在し、iは、1〜Lまで変化する(LはRFカメラシステム111の数である)。RFカメラ111は、複数の無線センサ装置(例えば、無線センサ装置110)を含むことができる。いくつかの実装では、各RFカメラ111又はその無線センサ装置が、無線センサ装置の位置座標を識別する全地球測位システム(GPS)又は別の位置識別システムを含むことができ、又は別の形で位置座標を識別することができる。いくつかの実装では、各RFカメラ111又はその無線センサ装置が一意の識別子を有し、この識別子を位置識別子又は位置座標に関連付けることができる。いくつかの実装では、各RFカメラ111又はその無線センサ装置が、記述的位置識別子に関連する。例えば、RFカメラには、物理的住所(例えば、通り、都市、郵便番号など)、部屋識別子(例えば、オフィス又は部屋番号、「キッチン」又は「受付」などの部屋タイプ)又は別のタイプの位置識別子を含む位置識別子を割り当てることができる。
RFカメラ例111は、無線センサ装置のアセンブリとして実装することができる。一連の無線センサ装置又はRFカメラ111は、秩序配列で配置することも、或いは各無線センサ装置又はRFカメラの既知の位置を用いてランダムに分散させることもできる。RFカメラ111内の無線センサ装置は、周波数領域及び時間領域の両方において無線スペクトルをモニタして分析し、関連する地理的位置において利用できる無線通信サービスの徹底分析を行うことができる。例えば、無線センサ装置は、いずれかの所与の時点における無線センサ装置の位置の周囲のローカル無線環境内のRF信号を検出することができる。例えば、無線センサ装置は、無線センサ装置の位置にわたってカバレッジを提供するセルラーネットワークのRF信号を検出することができる。いくつかの例では、無線センサ装置が、例えば、(例えば、ユーザ装置に)セルラーサービスを提供することなく、セルラーネットワークの無線リソースを使用することなく、基地局の動作をサポートすることなく、又はセルラーネットワークのコンポーネントとして別様に動作することなく、セルラーネットワークと受動的に相互作用する。無線センサ装置は、無線信号を検出して分析する専用ハードウェア(例えば、専用回路、専用チップセットなど)及び専用ソフトウェア(例えば、信号処理及び分析アルゴリズム)を含むことができる。
いくつかの例では、無線センサ装置が、データパケット及びフレームを識別し、同期情報、セル識別子及びサービス識別子、並びにRFチャネルの品質測定値(例えば、チャネル品質インジケータ(CQI))を抽出し、検出されたRF信号のこれらの及びその他の制御情報及びトラフィックデータに基づいて、他のパラメータを導出することができる。RF信号の制御情報及びトラフィックデータは、2G GSM/EDGE、3G/CDMA/UMTS/TD−SCDMA、4G/LTE/LTE−A、WiFi、Bluetoothなどの無線通信規格に対応する物理層情報及び媒体アクセス(MAC)層情報を含むことができる。RF信号のパラメータ(例えば、特定の周波数又は特定の帯域幅など)は、検出されたRF信号の振幅、電力又は信号対雑音比(SNR)、到着時間データ、検出されたRF信号の電力が最大になる周波数、又はその他のパラメータを含むことができる。いくつかの実装では、無線センサ装置が、RFジャマー及び干渉源、又はその他のタイプの情報を識別することができる。
図6に示す例では、RFカメラ111が、1又は2以上のローカルネットワーク(例えば、ローカルインターネット606又は604)を介してIPクラウドネットワーク660に通信可能にリンクされる。いくつかの実装では、ローカルネットワークが、RFカメラ111内の個々の無線センサ装置に接続される。無線センサ装置は、ローカル有線ネットワーク614又は無線ネットワーク616によってローカルネットワークに接続することができる。有線ネットワーク614は、例えば、イーサネット、xDSL(x−デジタル加入者回線)、光ネットワーク、又はその他のタイプの有線通信ネットワークを含むことができる。無線ネットワーク616は、例えば、WiFi、Bluetooth、NFC、又はその他のタイプのローカル無線ネットワークを含むことができる。いくつかの実装では、無線センサ装置の一部が、1又は2以上のワイドエリアネットワーク602を用いてIPクラウドネットワーク660に直接接続される。ワイドエリアネットワーク602は、例えば、セルラーネットワーク、衛星ネットワーク、又はその他のタイプのワイドエリアネットワークを含むことができる。
図示の例では、無線センサ装置からのデータ(例えば、RF信号のパラメータ)が、データ集約又は中央制御システム(例えば、メインコントローラ630)によって集約される。いくつかの実装では、RFカメラ111が無線センサ装置からのデータを集約し、例えばIPネットワーク(例えば、IPクラウドネットワーク660)を介してメインコントローラ630に集約データを送信する。いくつかの実装では、メインコントローラ630が、例えば無線通信を介して無線センサ装置から直接送信されたメッセージを受け取ることによって無線センサ装置からのデータを集約する。
メインコントローラ例630は、図1A、図1B、図2A、図2B、図3A及び図3Bのデータ処理システム115、図4の中央コンピュータシステム415、図5の中央プロセッサ515、又は別のバックエンドシステムに含めることができる。メインコントローラ630は、1又は2以上のコンピュータ装置又はシステムを含むコンピュータシステムとすることができる。メインコントローラ630又はそのいずれかのコンポーネントは、データ処理センタ、コンピュータ施設、又は別の場所に配置することができる。図示の例では、メインコントローラ630が、無線センサ装置の動作を遠隔制御することができる。メインコントローラ630の機能例としては、RFカメラ111の無線センサ装置の一部又は全部からの情報の集約、無線センサ装置のソフトウェア又はRFカメラのソフトウェアのアップグレード、無線センサ装置及びRFカメラの状態のモニタリングなどを挙げることができる。例えば、メインコントローラ630は、ソフトウェアアップデートモジュール634を含むことができ、又はこれに結合することができる。いくつかの例では、ソフトウェアアップデートモジュール634が、無線センサ装置のソフトウェア636のアップデートを受け取り、このソフトウェアアップデートを無線センサ装置にプッシュすることができる。
図6に示す例では、メインコントローラ630が、無線センサ装置を1又は2以上の較正モード又はテストモードの状態にし、無線センサ装置内の様々な要素をリセットし、又は必要に応じていずれかの個々の無線センサ装置を、例えば無線センサ装置の場所又は状態、その隣接する無線センサ装置又はその他の要因に基づいて構成することができる。いくつかの例では、無線センサ装置の状態が、(i)無線センサ装置の温度、(ii)無線センサ装置の現在の電力消費量、(iii)無線センサ装置からメインコントローラ630に逆流するデータレート、(iv)無線センサ装置の周囲のローカルWiFi信号の信号強度、SSID又はMACアドレス、(v)(例えば、無線センサ装置の内部GPSユニットによって検出された)無線センサ装置の位置、(vi)無線センサ装置又はその周辺の無線センサ装置の状態に関する情報を提供する信号(例えば、ネットワークを介して送信されるIPパケット、制御信号)を含むことができる。メインコントローラ630は、無線センサ装置のさらなる状態又は異なる状態をモニタすることもできる。
いくつかの実装では、メインコントローラ630が、無線センサ装置から送信されたスペクトル検査情報(例えば、RF信号のパラメータ、無線センサ装置の状態など)を受け取る通信システムを含み、又はこのような通信システムに結合することができる。メインコントローラ630は、複数の無線センサ装置から送信されたRF信号のパラメータを集約(例えば、構築、編集又は別様に管理)し、無線センサ装置によって識別されたパラメータに基づいて視野のグラフィック表現を生成することができるデータ分析システム632を含み、又はこのようなデータ分析システム632に結合することができる。
いくつかの例では、データインターフェイス638上にグラフィック表現を提示して、様々な無線センサ装置の場所にわたるRFスペクトルの使用、品質又はその他の情報をユーザに提示することができる。例えば、グラフィック表現は、RFスペクトル内の複数の帯域幅の各々における、複数の無線通信規格についての検出された振幅、電力又は位相情報、又はその他の情報を示すことができる。グラフィック表現は、例えばRF信号のパラメータと空間及び時間とを対比して示すテーブル、チャート及びグラフを用いて提示することができる。グラフィック表現は、地理的地域における無線スペクトルの空間分布を示すグラフ又はマップを含むことができる。グラフィック表現は、RF信号のパラメータの時間分布又は傾向を示す(例えば、1日、1カ月又は1年間のピークトラフィック量、平均トラフィック量及び最少トラフィック量を示す)特徴を含むことができる。グラフィック表現は、その地理的地域内で無線信号を送信した無線ソースの位置を示す特徴を含むこともできる。これらの位置は、座標、プロットなどとして示すことができる。
いくつかの実装では、データ分析システム632が、リアルタイムデータ、履歴データ、又はこれら両方の組み合わせを分析して、地理的地域のRF信号のパラメータを決定することができる。例えば、データ分析システム632は、無線センサ装置が受け取った無線信号のソース位置を特定することができ、生成されたグラフィック表現は、このソース位置の指示を含むことができる。
図7は、無線センサ装置例700を示すブロック図である。いくつかの例では、図1A〜図6の無線センサ装置110を、図7に示す無線センサ装置例700として、又は別のタイプの無線センサ装置として実装することができる。無線センサ装置例700は、ハウジング710と、RFインターフェイス712と、電力管理サブシステム720と、信号分析サブシステム(例えば、SIサブシステム730など)と、CPU740と、メモリ750と、通信インターフェイスと、入力/出力インターフェイス742(例えば、USB接続)と、GPSインターフェイス748と、1又は2以上のセンサ(例えば、コンパス又はジャイロスコープなどの3D方位センサ744、温度センサなど)とを含む。無線センサ装置700は、さらなる又は異なるコンポーネント及び特徴を含むことができ、無線センサ装置の特徴は、図7に示すように、又は別の好適な構成で配置することができる。
いくつかの実装では、ハウジング710を、RFインターフェイス712と、電力管理サブシステム720と、信号分析サブシステムと、通信インターフェイスと、無線センサ装置700の他のコンポーネントとを収容するポータブルなハウジングとすることができる。ハウジングは、プラスチック、金属、複合材料、又はこれらの及びその他の材料の組み合わせで形成することができる。ハウジングは、成形、機械加工、押出加工又はその他のタイプの工程によって製造されたコンポーネントを含むことができる。いくつかの実装では、無線センサ装置700を、センサ装置の配列を支持する支持構造に結合又は一体化することができる。例えば、無線センサ装置700のハウジング710を支持構造に取り付け、組み込み、又は別様に結合することができる。
いくつかの実装では、ハウジング710及びハウジング710内のコンポーネントの設計及び配置を、無線信号をモニタして分析するように最適化又は別様に構成することができる。例えば、コンポーネントのサイズ、配向及び相対的位置を、RF信号を検出して分析するように最適化し、装置は、コンパクトでありながら全ての必要なコンポーネントを収容することができる。
いくつかの実装では、RFインターフェイス712が、無線センサ装置700の周囲のローカル無線環境においてRFスペクトルの複数の帯域幅のRF信号を検出するように構成される。RFインターフェイス712は、アンテナシステムと、それぞれの帯域幅のRF信号を処理するように構成された複数の無線経路とを含むことができる。図7に示す例では、RFインターフェイス712が、アンテナ722aと、RF受動素子724と、RF能動素子727と、受動素子728とを含む。RF受動素子724は、例えば整合素子、RFスイッチ及びフィルタを含むことができる。RF能動素子727は、例えばRF増幅器を含むことができる。RF能動素子727の後の受動素子728は、例えばフィルタ、整合素子、スイッチ及びバランを含むことができる。
いくつかの例では、信号分析サブシステムを、RF信号及び同期信号に基づいて到着時間データを識別するよう構成することができる。信号分析サブシステムは、(単複の)無線機と、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)と、メモリと、スペクトルパラメータを抽出してRFスペクトルを分析するその他のコンポーネントとを含むことができる。いくつかの実装では、RFインターフェイス712と信号分析サブシステムとの組み合わせをスペクトル検査(SI)信号経路と呼ぶことができ、これについては図8に関連してさらに詳細に説明する。
無線センサ装置700の通信インターフェイスは、RF信号のパラメータ又はその他のスペクトル使用情報を別のシステム(例えば、図1A、図1B、図2A、図2B、図3A及び図3Bのデータ処理システム115、図4の中央コンピュータシステム415、図5の中央プロセッサ515、又は図6のメインコントローラ630)に送信するように構成することができる。通信インターフェイスは、1又は2以上の無線インターフェイス732(例えば、WiFi接続、セルラー接続など)、ローカルネットワークへの有線インターフェイス747(例えば、Ethernet接続、xDSL接続など)、又は他のタイプの通信リンク又はチャネルを含むことができる。通信インターフェイスは、(例えば、アンテナアレイを用いて)共通アンテナを共有して再利用することも、或いは各々が異なる専用アンテナを有することもできる。
無線インターフェイス732及び有線インターフェイス747の各々は、ローカルネットワーク又は広域ネットワークと通信するためのモデムを含むことができる。例えば、無線インターフェイス732及び有線インターフェイス747は、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して、データ処理システム(例えば、図1A、図1B、図2A、図2B、図3A及び図3Bのデータ処理システム115、図4の中央コンピュータシステム415、図5の中央プロセッサ515、又は図6のメインコントローラ630)にSI情報(例えば、RF信号のパラメータ)を送信し、データ処理システムから制御情報を受け取ることができる。いくつかの実装では、無線センサ装置が、これらの通信インターフェイスの一方又は両方を備えることができる。無線センサ装置例700は、有線インターフェイス747を使用した場合、(例えば、建物内の)既存の有線通信インフラ及び大送信容量の有線通信(例えば、光ネットワーク、高度デジタル加入者回線技術などによって提供される広帯域)を利用することができる。無線インターフェイス732は、無線センサ装置例700の移動性及び柔軟性を高めることができ、従ってBluetooth、WiFi、セルラー、衛星又はその他の無線通信技術を用いて様々な場所及び時点でSI情報を配信できるようになる。
いくつかの実装では、無線インターフェイス732及びRFインターフェイス712が、ハードウェアコンポーネント又はソフトウェアコンポーネント(又はこれらの両方)を共有することができる。いくつかの実装では、無線インターフェイス732及びRFインターフェイス712を別個に実装することができる。いくつかの実装では、RFインターフェイス712が、信号の送信よりもむしろ受信の方を主に担当し、専用の低電力回路を用いてRFインターフェイス712を実装することができ、従って無線センサ装置700の全体的な電力消費量を削減することができる。
電力管理サブシステム720は、無線センサ装置700に電力を供給して管理する回路及びソフトウェアを含むことができる。いくつかの実装では、電力管理サブシステム720が、バッテリインターフェイス及び1又は2以上のバッテリ(例えば、充電式バッテリ、マイクロプロセッサを内蔵したスマートバッテリ、又は異なるタイプの内部電源)を含むことができる。バッテリインターフェイスは、バッテリが無線センサ装置700に直流電力を供給する支援を行うことができるレギュレータに結合することができる。従って、無線センサ装置700は、内蔵型の電源を含むことができ、他の外部エネルギー源を必要とせずに任意の場所で使用することができる。これに加えて、又はこれとは別に、電力管理サブシステム720は、外部電源(例えば、交流電源、アダプタ、コンバータなど)から電力を受け取る外部電力インターフェイスを含むこともできる。従って、無線センサ装置700は、外部エネルギー源にプラグ接続することができる。
いくつかの実装では、電力管理サブシステム720が、無線センサ装置700の消費電力を監視して管理することができる。例えば、電力管理サブシステム720は、RFインターフェイス712、通信インターフェイス、CPU740、及び無線センサ装置700の他のコンポーネントの電力消費量をモニタし、例えば中央コントローラに無線センサ装置700の電力消費状態を報告することができる。いくつかの実装では、無線センサ装置700を、低消費電力を有するように設計することができ、電力管理サブシステム720を、消費電力が閾値を超えた場合に中央コントローラにアラートを送信し、又は無線センサ装置700の動作に介入するように構成することができる。電力管理サブシステム720は、さらなる又は異なる特徴を含むこともできる。
CPU740は、例えば無線センサ装置700の動作を管理するための命令を実行できる1又は2以上のプロセッサ又は別のタイプのデータ処理装置を含むことができる。CPU740は、図1A〜図6に関連して説明した無線センサ装置の動作のうちの1つ又は2つ以上を実行又は管理することができる。いくつかの実装では、CPU740をSIサブシステム730の一部とすることができる。例えば、CPU740は、(例えば、RFインターフェイス712からの)測定された無線スペクトルデータを処理し、計算し、別様に分析することができる。いくつかの例では、CPU740が、メモリ750に含まれているソフトウェア、スクリプト、プログラム、関数、実行ファイル又はその他のモジュールを実行又は解釈することもできる。
入力/出力インターフェイス742は、入力/出力装置(例えば、USBフラッシュドライブ、ディスプレイ、キーボード、又はその他の入力/出力装置)に結合することができる。入力/出力インターフェイス742は、例えば、シリアルリンク、パラレルリンク、無線リンク(例えば、赤外線又は無線周波数など)、又は別のタイプのリンクなどの通信リンクを介した無線センサ装置700と外部ストレージ又はディスプレイ装置との間のデータ転送を支援することができる。
メモリ750は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、記憶装置(例えば、書込み可能リードオンリモリ(ROM)など)、ハードディスク、又はその他のタイプの記憶媒体を含むことができる。メモリ750は、無線センサ装置700、メインコントローラ、及びRFカメラシステム内の他のコンポーネントの動作に関連する命令(例えば、コンピュータコード)を記憶することができる。メモリ750は、無線センサ装置700上で実行中の1又は2以上のアプリケーション又は仮想機械が解釈できるアプリケーションデータ及びデータオブジェクトを記憶することもできる。メモリ750は、例えば、無線センサ装置700の位置データ、環境データ及び状態データ、並びに無線スペクトルデータ(例えば、RF信号のパラメータ)及びその他のデータを記憶することができる。
いくつかの実装では、別のソースから(例えば、中央コントローラからデータネットワーク、CD−ROMを介して、又は別のコンピュータ装置から別の形で)プログラムをロードすることによって無線センサ装置700をプログラム又は更新(例えば、再プログラム)することができる。いくつかの例では、所定のスケジュールに従って、又は他の形でソフトウェアアップデートが利用可能になった時に、中央コントローラが無線センサ装置700にソフトウェアアップデートをプッシュする。
図8は、スペクトル検査(SI)信号経路例800を示すブロック図である。SI信号経路800は、(例えば、無線経路Aとして示す)RFインターフェイス810と、スペクトル分析サブシステム805とを含む。図7の無線センサ装置700のRFインターフェイス712は、図8のRFインターフェイス例810として実装することも、又は別の形で実装することもできる。図7の無線センサ装置700のSIサブシステム730は、図8のスペクトル分析サブシステム例805として実装することも、又は別の形で実装することもできる。いくつかの例では、SI信号経路800が、無線信号をモニタして分析するための全ての動作を実行することができる。例えば、SI信号経路800は、復調、等化、チャネルデコーディングなどの、典型的な無線受信機の機能を実行することができる。SI信号経路800は、様々な無線通信規格の信号受信をサポートするとともに、無線信号を分析するスペクトル分析サブシステム805にアクセスすることができる。
図示の例では、RFインターフェイス810を、RF信号を検出して処理する広帯域又は狭帯域フロントエンドチップセットとすることができる。例えば、RFインターフェイス810は、1又は2以上の周波数帯の広域スペクトル、又は無線通信規格の特定の周波数帯内の狭域スペクトルにおけるRF信号を検出するように構成することができる。いくつかの実装では、SI信号経路800が、関心スペクトルをカバーする1又は2以上のRFインターフェイス810を含むことができる。このようなSI信号経路の実装例については、図9に関連して説明する。
図8に示す例では、RFインターフェイス810が、1又は2以上のアンテナ822と、RFマルチプレクサ820又はパワーコンバイナ(例えば、RFスイッチ)と、1又は2以上の信号処理経路(例えば、「経路1」830、...、「経路M」840)とを含む。アンテナ822は、マルチポートアンテナ又はシングルポートアンテナとすることができる。アンテナ822は、全方向性アンテナ、指向性アンテナ、又は各1つ又は2つ以上の組み合わせを含むことができる。アンテナ例822は、RFマルチプレクサ820に接続される。いくつかの実装では、RFインターフェイス810を、1又は2以上のアンテナ822を用いて、単入力単出力(SISO)、単入力多出力(SIMO)、多入力単出力(MISO)及び多入力多出力(MIMO)技術に基づいてRF信号を検出するように構成することができる。
いくつかの実装では、無線センサ装置のローカル環境内のRF信号をアンテナ822によって取り込み、RFマルチプレクサ820に入力することができる。RFマルチプレクサ820から出力された信号802は、分析する必要があるRF信号の周波数に応じて処理経路(すなわち、「経路1」830、...、「経路M」840)のうちの1つに送ることができる。ここでのMは整数である。各経路は、異なる周波数帯を含むことができる。例えば、「経路1」830は、1GHz〜1.5GHzのRF信号に使用することができ、「経路M」は、5GHz〜6GHzのRF信号に使用することができる。複数の処理経路は、それぞれの中心周波数及び帯域幅を有することができる。複数の処理経路の帯域幅は、同じであっても又は異なっていてもよい。2つの隣接する処理経路の周波数帯は、重なっていても又はバラバラであってもよい。いくつかの実装では、処理経路の周波数帯を、異なる無線通信規格(例えば、GSM、LTE、WiFiなど)の指定周波数帯に基づいて割り当て、又は別様に構成することができる。例えば、各処理経路は、特定の無線通信規格のRF信号を検出する役割を担うように構成することができる。一例として、「経路1」830をLTE信号の検出に使用し、「経路M」840をWiFi信号の検出に使用することもできる。
各処理経路(例えば、「処理経路1」830、「処理経路M」840)は、1又は2以上のRF受動素子及びRF能動素子を含むことができる。例えば、処理経路は、RFマルチプレクサと、1又は2以上のフィルタと、RFデマルチプレクサと、RF増幅器と、その他のコンポーネントとを含むことができる。いくつかの実装では、RFマルチプレクサ820から出力された信号802、802mを、処理経路内のマルチプレクサ(例えば、「RFマルチプレクサ1」832、...、「RFマルチプレクサM」842)に適用することができる。例えば、信号802の処理経路として「処理経路1」830が選択された場合、信号802を「RFマルチプレクサ1」832に供給することができる。RFマルチプレクサは、第1のRFマルチプレクサ820から到来した信号802、又はスペクトル分析サブシステム805によって供給されたRF較正(cal)トーン838のいずれかを選択することができる。「RFマルチプレクサ1」832の出力信号804は、フィルタ(1,1)834a、...、フィルタ(1,N)834nのうちの1つに進むことができ、この場合のNは整数である。これらのフィルタは、処理経路の周波数帯を関心狭帯域にさらに分割する。例えば、信号804にフィルタ(1,1)834aを適用してフィルタ処理信号806を生成し、このフィルタ処理信号806を「RFデマルチプレクサ1」836に適用することができる。いくつかの例では、信号806をRFデマルチプレクサにおいて増幅することができる。その後、増幅信号808をスペクトル分析サブシステム805に入力することができる。
同様に、信号802mの処理経路として「処理経路M」840が選択された場合、信号802mを「RFマルチプレクサM」842に供給することができる。RFマルチプレクサは、第1のRFマルチプレクサ820から到来した信号802m、又はスペクトル分析サブシステム805によって供給されたRF較正(cal)トーン848のいずれかを選択することができる。「RFマルチプレクサ1」842の出力信号は、フィルタ(1,1)844a、...、フィルタ(1,N)844nのうちの1つに進むことができ、この場合のNは整数である。いくつかの例では、フィルタの出力信号をRFデマルチプレクサM846において増幅することができる。その後、増幅信号808mをスペクトル分析サブシステム805に入力することができる。
スペクトル分析サブシステム805は、検出されたRF信号をデジタル信号に変換し、検出されたRF信号に基づいて情報を識別するデジタル信号処理を実行するように構成することができる。スペクトル分析サブシステム805は、1又は2以上のSI無線受信(RX)経路(例えば、「SI無線RX経路1」850a、「SI無線RX経路M」850m)と、DSPスペクトル分析エンジン860と、RF較正(cal)トーン発生器870と、フロントエンド制御モジュール880と、I/O890とを含むことができる。スペクトル分析サブシステム805は、さらなる又は異なるコンポーネント及び特徴を含むことができる。
図示の例では、増幅信号808が「SI無線RX経路1」850aに入力され、ここで信号808をベースバンド信号にダウンコンバートしてゲインを適用する。次に、アナログ−デジタルコンバータを介してダウンコンバート信号をデジタル化することができる。このデジタル化した信号をDSPスペクトル分析エンジン860に入力することができる。DSPスペクトル分析エンジン860は、例えば、デジタル信号に含まれているパケット及びフレームを識別し、プリアンブル、ヘッダ、又は(例えば、無線通信規格の仕様に基づいて)デジタル信号に埋め込まれている他の制御信号を読み取り、1又は2以上の周波数における又は帯域幅にわたる信号の信号電力及びSNR、チャネル品質及び容量、トラフィックレベル(例えば、データレート、再送レート、レイテンシ、パケット欠落率など)又はその他のスペクトル使用パラメータを特定することができる。DSPスペクトル分析エンジン860の出力(例えば、パラメータ)をI/O890に適用してフォーマットし、例えば無線センサ装置の1又は2以上の通信インターフェイスを介してデータ処理システムにパラメータを送信することができる。
RF較正(cal)トーン発生器870は、無線RX経路(例えば、「無線RX経路1」850a、...「無線RX経路M」850m)の診断及び較正のためのRF較正(cal)トーンを生成することができる。無線RX経路は、例えば線形性及び帯域幅について較正することができる。
図9は、無線センサ装置のSI信号経路900の別の実装例を示すブロック図である。いくつかの例では、SI信号経路が、複数の異なるアンテナに接続された複数のRFインターフェイス(無線経路)を含むことができる。図9に示す例では、SI信号経路900が、無線経路A910及び無線経路B920を含み、これらの各々は、スペクトル分析サブシステム930に結合される。無線経路A910及び無線経路B920は、図8のRFインターフェイス又は無線経路A810と同様に構成することも、或いは別の形で構成することもできる。無線経路A910及び無線経路B920は、同じ構成を有することも、又は異なる構成を有することもでき、例えば無線スペクトルモニタリング及び分析のために同じ周波数帯をカバーすることも、又は異なる周波数帯をカバーすることもできる。
本明細書で説明した動作の一部は、例えば1又は2以上のコンピュータ可読記憶装置に記憶された、又は他のソースから受け取られたデータに作用する1又は2以上のデータ処理装置を含むコンピュータシステムなどのコンピュータシステムによって実行される動作として実装することができる。「データ処理装置」という用語は、データを処理する全ての種類の装置、機器及び機械を含み、一例としてプログラマブルプロセッサ、コンピュータ、システムオンチップ、又は複数のシステムオンチップ、又はこれらの組み合わせを含む。この装置は、例えばFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)などの専用論理回路を含むこともできる。この装置は、ハードウェアに加えて、例えばプロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、クロスプラットフォームランタイム環境、仮想マシン、又はこれらのうちの1つ又は2つ以上の組み合わせを構成するコードなどの、対象とするコンピュータプログラムの実行環境を形成するコードを含むこともできる。この装置及び実行環境は、ウェブサービス、分散コンピューティングインフラ及びグリッドコンピューティングインフラなどの様々な異なるコンピュータモデルインフラを実現することができる。
(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト又はコードとしても知られている)コンピュータプログラムは、コンパイラ型言語又はインタープリタ型言語、宣言型言語又は手続き型言語を含むあらゆる形のプログラミング言語で書くことができ、スタンドアロンプログラム、又はモジュール、コンポーネント、サブルーチン、オブジェクト、又はコンピューティング環境で使用するのに適した他のユニットとしての形を含むあらゆる形で展開することができる。コンピュータプログラムは、必須ではないが、ファイルシステム内のファイルに対応することができる。プログラムは、対象とするプログラム専用の単一のファイル内の、又は複数の連動するファイル(例えば、1又は2以上のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部を記憶するファイル)内の、他のプログラム又はデータ(例えば、マークアップ言語リソースに記憶された1又は2以上のスクリプト)を保持するファイルの一部に記憶することができる。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ装置上で実行されるように展開することも、或いは1つのサイトに位置する、又は複数のサイトに分散して通信ネットワークによって相互接続された複数のコンピュータ上で実行されるように展開することもできる。
本明細書で説明した処理及びロジックフローの一部は、1又は2以上のコンピュータプログラムを実行する1又は2以上のプログラマブルプロセッサによって、入力データに作用して出力を生成することによって動作を行うように実行することができる。処理及びロジックフローは、例えばFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)などの専用論理回路によって実行することもでき、装置をこのような専用論理回路として実装することもできる。
コンピュータプログラムを実行するのに適したプロセッサとしては、一例として、汎用マイクロプロセッサ及び専用マイクロプロセッサの両方、並びにあらゆる種類のデジタルコンピュータのいずれか1つ又は2つ以上のプロセッサが挙げられる。一般に、プロセッサは、リードオンリメモリ又はランダムアクセスメモリ、或いはこれらの両方から命令及びデータを受け取る。通常、コンピュータ装置は、命令に従って動作を実行するプロセッサと、命令及びデータを記憶する1又は2以上の記憶装置とを含む。一般に、コンピュータ装置は、データを記憶する1又は2以上の記憶装置も含み、或いはこのような記憶装置との間でデータの受け取り及びデータの転送、又はこれらの両方を行うように動作可能に結合される。しかしながら、コンピュータ装置は、このような装置を有していなくてもよい。さらに、コンピュータは、いくつかの例を挙げると、例えば携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、モバイルオーディオプレーヤ又はビデオプレーヤ、ゲーム機、全地球測位システム(GPS)受信機、又はポータブル記憶装置(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュドライブ)などの別の装置に組み込むこともできる。コンピュータプログラム命令及びデータの記憶に適した装置としては、一例として、EPROM、EEPROM及びフラッシュメモリデバイスなどの半導体メモリデバイス、内部ハードディスク又はリムーバブルディスクなどの磁気ディスク、磁気光学ディスク、並びにCD ROM及びDVD−ROMディスクを含む全ての形の不揮発性メモリ、媒体及びメモリデバイスが挙げられる。プロセッサ及びメモリは、専用論理回路によって補完することも、又は専用論理回路に組み込むこともできる。
本明細書で説明した主題は、ユーザとの相互作用をもたらすために、ユーザに情報を表示するLCD(液晶ディスプレイ)画面などの表示装置と、タッチ画面、スタイラス、マウスなどの、ユーザがコンピュータに入力を提供できるようにするキーボード及びポインティングデバイスとを有するコンピュータ上に実装することができる。他の種類の装置を使用してユーザとの相互作用をもたらすこともでき、例えばユーザに提供されるフィードバックは、視覚的フィードバック、聴覚的フィードバック又は触覚的フィードバックなどのあらゆる形の感覚的フィードバックとすることができ、ユーザからの入力は、音響入力、音声入力又は触覚入力を含むあらゆる形で受け取ることができる。また、コンピュータ装置は、例えばウェブブラウザから受け取られた要求に応答してユーザのクライアント装置上のウェブブラウザにウェブページを送信することなどの、ユーザが使用する装置との間で文書を送受信することによってユーザと相互作用することもできる。
本明細書で説明した主題の一部は、例えばデータサーバとしてのバックエンドコンポーネントを含む、又は例えばアプリケーションサーバとしてのミドルウェアコンポーネントを含む、又は例えば本明細書で説明した主題の実施形態とユーザが相互作用できるようにするグラフィカルユーザインターフェイス又はウェブブラウザを有するクライアントコンピュータ装置などのフロントエンドコンポーネントを含む、或いは1又は2以上のこのようなバックエンド、ミドルウェア又はフロントエンドコンポーネントのいずれかの組み合わせを含むコンピュータシステムに実装することができる。システムのコンポーネントは、例えばデータネットワークなどのいずれかの形のデジタルデータ通信又はその媒体によって相互接続することができる。
コンピュータシステムは、クライアント及びサーバを含むことができる。一般に、クライアントとサーバは互いに離れており、通常は通信ネットワークを介して相互作用する。このクライアントとサーバの関係は、それぞれのコンピュータ上で実行される、互いにクライアント−サーバの関係を有するコンピュータプログラムによって生じる。いくつかの実装では、サーバがクライアント装置にデータを送信する。サーバでは、クライアント装置において生成されたデータをクライアント装置から受け取ることができる。
本明細書は多くの詳細を含むが、これらの詳細は、特許請求できるものの範囲を限定するものとして解釈すべきではなく、むしろ特定の例に固有の特徴の説明として解釈すべきである。本明細書において別個の実装の文脈で説明したいくつかの特徴は組み合わせることもできる。これとは逆に、単一の実装の文脈で説明した様々な特徴は、複数の実施形態において別個に、又はいずれかの好適な部分的組み合わせの形で実装することもできる。
複数の例について説明した。それでもなお、様々な修正を行うことができると理解されたい。従って、以下の特許請求の範囲には他の実施形態も含まれる。
100 RFカメラシステム
104 支持構造
105 センサアセンブリ
108 視野
110 RFセンサ
113 画像
115 データ処理システム
120 有線通信リンク
125 ユーザインターフェイス
140 WiFiネットワーク
150 RFカメラシステム
154 方向
160 クラウドネットワーク

Claims (21)

  1. 高周波(RF)カメラシステムであって、
    それぞれのセンサ位置において支持されるセンサを含むセンサアセンブリと、
    データ処理システムと、
    を備え、各センサは、前記センサ位置のうちの1つにおいて支持されるとともに、
    前記センサアセンブリによって定められる視野からRF信号を検出し、
    前記センサによって検出された前記RF信号を処理して該RF信号のパラメータを識別する、
    ように構成され、前記データ処理システムは、
    前記センサによって識別された前記パラメータを受け取り、
    前記パラメータに基づいて前記視野のグラフィック表現を生成する、
    ように構成される、
    ことを特徴とするRFカメラシステム。
  2. 各センサは、該センサによって検出された前記RF信号の位相を識別するように構成され、前記コンピュータシステムは、前記位相に基づいて前記視野の前記グラフィック表現を生成するように構成される、
    請求項1に記載のRFカメラシステム。
  3. 各センサは、該センサによって検出された前記RF信号の振幅を識別するように構成され、前記コンピュータシステムは、前記振幅に基づいて前記視野の前記グラフィック表現を生成するように構成される、
    請求項1に記載のRFカメラシステム。
  4. 前記センサアセンブリは、前記センサをそれぞれのセンサ位置において支持する支持構造を含み、前記センサ位置は、平面的なセンサ領域を定める、
    請求項1に記載のRFカメラシステム。
  5. 前記センサ位置は、3次元センサ領域を定める、
    請求項1に記載のRFカメラシステム。
  6. 各センサは、ある期間にわたってRF信号をモニタしてパラメータの時系列を識別するように構成され、前記データ処理システムは、前記パラメータの時系列に基づいて前記視野の動的グラフィック表現を生成するように構成される、
    請求項1から5のいずれかに記載のRFカメラシステム。
  7. 前記センサアセンブリは、前記パラメータをデータネットワークに通信するように構成され、前記データ処理システムは、前記データネットワークから前記パラメータを受け取るように構成された通信インターフェイスを含む、
    請求項1から5のいずれかに記載のRFカメラシステム。
  8. データネットワークとは無関係な前記センサアセンブリと前記データ処理システムとの間で前記パラメータを通信する通信リンクをさらに含む、
    請求項1から5のいずれかに記載のRFカメラシステム。
  9. さらなるセンサを含むさらなるセンサアセンブリをさらに備え、各さらなるセンサは、
    前記さらなるセンサアセンブリによって定められる第2の視野から、さらなるRF信号を検出し、
    前記さらなるRF信号を処理してさらなるパラメータを識別する、
    ように構成され、前記データ処理システムは、前記さらなるパラメータに基づいて前記第2の視野のグラフィック表現を生成するように構成される、
    請求項1から5のいずれかに記載のRFカメラシステム。
  10. 高周波(RF)信号から画像を生成する方法であって、
    センサアセンブリ内のそれぞれのセンサ位置において支持されるセンサの動作によって視野からRF信号を検出するステップと、
    前記それぞれのRF信号を検出した前記センサにおいて前記RF信号を処理することによって前記RF信号のパラメータを識別するステップと、
    データ処理システムの動作によって、前記センサによって識別された前記パラメータに基づいて前記視野のグラフィック表現を生成するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  11. 前記検出されたRF信号を前記センサアセンブリから通信することなく、前記パラメータを前記センサアセンブリから前記データ処理システムに通信するステップを含む、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記センサアセンブリから前記データ処理システムにメッセージを通信するステップを含み、前記メッセージは、前記パラメータと、前記センサアセンブリに関連する識別子とを含む、
    請求項10に記載の方法。
  13. パラメータを識別するステップは、前記センサによって検出された前記RF信号の位相を識別するステップを含み、前記視野の前記グラフィック表現は、前記位相に基づいて生成される、
    請求項10に記載の方法。
  14. パラメータを識別するステップは、前記センサによって検出された前記RF信号の振幅を識別するステップを含み、前記視野の前記グラフィック表現は、前記振幅に基づいて生成される、
    請求項10に記載の方法。
  15. 前記センサをそれぞれのセンサ位置において支持するステップを含み、前記センサ位置は、平面的なセンサ領域を定める、
    請求項10に記載の方法。
  16. 前記センサをそれぞれのセンサ位置において支持するステップを含み、前記センサ位置は、3次元センサ領域を定める、
    請求項10に記載の方法。
  17. 前記センサの動作によって、ある期間にわたってRF信号をモニタするステップと、
    前記センサの動作によって、前記RF信号に基づいて前記パラメータの時系列を識別するステップと、
    前記パラメータの前記時系列に基づいて前記視野の動的グラフィック表現を生成するステップと、
    を含む、請求項10から16のいずれかに記載の方法。
  18. 前記視野の前記グラフィック表現を含む画像を表示するステップをさらに含む、
    請求項10から16のいずれかに記載の方法。
  19. 方法であって、
    センサアセンブリ内のセンサによって検出されたRF信号のパラメータをコンピュータシステムにおいて受け取るステップを含み、前記センサは、前記センサアセンブリ内のそれぞれの位置において支持されて視野を定め、前記パラメータは、前記RF信号を検出したそれぞれの前記センサにおいて前記RF信号の各々を処理することによって識別され、前記方法は、
    前記コンピュータシステムの動作によって、前記パラメータに基づいて前記視野のグラフィック表現を生成するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする方法。
  20. 前記パラメータは、第1のパラメータの組を含み、前記センサは、第1のセンサの組を含み、前記センサアセンブリは、第1のセンサアセンブリを含み、前記視野は、第1の視野を含み、前記方法は、
    第2のセンサアセンブリ内の第2のセンサの組によって検出されたRF信号の第2のパラメータの組を前記コンピュータシステムにおいて受け取るステップをさらに含み、前記第2のセンサの組は、前記第2のセンサアセンブリ内のそれぞれの位置において支持されて第2の視野を定め、前記第2のパラメータの組は、前記RF信号を検出したそれぞれの前記センサにおいて前記RF信号の各々を処理することによって識別され、前記方法は、
    前記コンピュータシステムの動作によって、前記パラメータに基づいて前記第2の視野のグラフィック表現を生成するステップをさらに含む、
    請求項19に記載の方法。
  21. 前記パラメータは、前記RF信号の位相を含む、
    請求項19に記載の方法。
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