JP2018523983A - 誘導加熱エアロゾル形成基体を製造するための方法 - Google Patents

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Abstract

たばこ含有スラリーを提供するステップと、誘導加熱連続的シート状材料を提供するステップと、たばこ含有スラリーと誘導加熱連続的シート状材料を接合して、誘導加熱エアロゾル形成基体を形成するステップとを含む、誘導加熱エアロゾル形成基体を製造するための方法。さらなるステップは、誘導加熱エアロゾル形成基体をコンベヤー装置上で輸送している間に、誘導加熱エアロゾル形成基体を乾燥させることを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱エアロゾル形成基体の製造に関する。特に本発明は、誘導加熱電子的エアロゾル発生装置において使用される誘導加熱エアロゾル形成物品を製造するためのそのような基体の製造に関する。
従来の技術のたばこ含有エアロゾル形成基体から、いわゆる「キャストリーフ」が周知である。キャストリーフはたばこ含有スラリーから製造され、スラリーはシート内に広がり、乾燥される。このように形成されたキャストリーフは、例えば、捲縮および集積によってロッド形状に形成され、したがって、たばこプラグの連続的ロッドを形成する。キャストリーフから連続的ロッドを形成するための方法が、例えば、国際特許公開WO−A−2012/164009において説明される。個別のたばこプラグは、連続的ロッドを切断することにより形成される。そのようなプラグは、電子的エアロゾル発生装置のために消耗品内で使用され得る。そのような消耗品は、例えば、国際特許公開WO−A−2013/098405で開示されるような、たばこプラグならびにさらなる要素を含んでもよい。WO−A−2013/098405において、消耗品は、たばこプラグのほか、支持要素、エアロゾル冷却要素、およびフィルター要素を含む。
キャストリーフは、取扱いを複雑にし、消耗品製造プロセスの処理速度を遅くする低い引張強度を有する。
したがって、エアロゾル形成基体の取扱いを改善することが望まれる。
本発明の態様により、誘導加熱エアロゾル形成基体を製造するための方法が提供される。方法は、たばこ含有スラリーを提供するステップ、および誘導加熱連続的シート状材料を提供するステップを含む。方法のさらなるステップは、たばこ含有スラリーと誘導加熱連続的シート状材料を接合して、誘導加熱エアロゾル形成基体を形成するステップ、および誘導加熱エアロゾル形成基体をコンベヤー装置上で輸送している間に、誘導加熱エアロゾル形成基体を乾燥させるステップを含む。
たばこスラリーと連続的シート状材料とを組み合わせることによって、安定性がエアロゾル形成基体に与えられ得る。これは、誘導加熱エアロゾル形成基体(例えば、捲縮したおよび集積した誘導加熱エアロゾル形成基体)で作られるエアロゾル発生たばこ物品用の製造ラインの停止時間を減らしうる。したがって、エアロゾル発生生成物の製造性能が、改善され得る。誘導加熱エアロゾル形成基体の処理速度はまた、簡単なエアロゾル形成基体(シート状誘導加熱材料が設けられない)の処理速度と比べて高められ得る。
さらに、エアロゾル形成基体の取扱い性質を高めるために加えられたたばこ含有スラリーのいくつかの構成要素が、減らされ得る。そのような構成要素は、例えば、繊維および結合剤でありうる。本発明による方法を用いて、エアロゾル形成基体が、基体の製造の間に直接的に誘導加熱可能になる。
なおさらに、誘導加熱連続的シート状材料のエアロゾル形成基体との密着は、多くの利点を有する。例えば、誘導加熱エアロゾル形成基体から製造されたたばこプラグにわたって、きわめて均質な温度プロファイルをもたらしうる。したがって、例えば、たばこプラグの周囲領域または中央領域において、基体の未使用が回避され得る。また、基体の効率的な使用により、基体の量が減少され得る。したがって、材料の廃棄または費用が減少する。別の利点は、エアロゾル形成基体の過熱を防ぐことができるので、基体の燃焼および形成される燃焼生成物の量が減少され得ることである。加熱エネルギーの量が減少され得るので、それは特に電子的加熱装置の電池容量の観点から有利でありうる。
本発明による製造方法は、誘導加熱連続的シート状材料またはたばこ含有スラリーのいずれか1つをコンベヤー装置上に供給するステップを含むことが好ましい。誘導加熱連続的シート状材料は、例えば、ボビンからほどかれてもよく、コンベヤー装置上に置かれてもよい。たばこ含有スラリーは、例えば、好ましくはシートを形成する計量値で、スラリー貯蔵部から供給され、コンベヤー装置上にキャスティングされてもよい。さらなるステップは、次にコンベヤー装置上に輸送されるたばこ含有スラリーを、誘導加熱連続的シート状材料上に配置することを含む。別の方法として、さらなるステップは、たばこ含有スラリーが最初にコンベヤー装置に供給された場合、誘導加熱連続的シート状材料をたばこ含有スラリー上に配置することを含んでもよい。誘導加熱連続的シート状材料またはたばこ含有スラリーのいずれかをコンベヤー装置に供給することは、コンベヤー装置の上流端で、すなわち、コンベヤー装置の輸送部分の上流端で実施されることが好ましい。このことにより、コンベヤー装置の全長が、誘導加熱エアロゾル形成基体を輸送するまたは処理するために使用され得る。
製造方法の変形例において、たばこ含有スラリーと誘導加熱連続的シート状材料を接合するステップは、そのように形成された誘導加熱エアロゾル形成基体がコンベヤー装置上に配置され、輸送される前に、たばこ含有スラリーを誘導加熱連続的シート状材料上に供給することを含む。この変形例において、誘導加熱連続的シート状材料は、例えば、箔などの非多孔性または密閉シートであることが好ましい。このことにより、スラリーは、連続的シート状材料内の空孔、開口部、または隙間を介してシート状材料を通って落下しなくなりうる。
コーターが、たばこ含有スラリーをコンベヤー装置または誘導加熱連続的シート状材料上に供給するために提供されてもよい。そのようなコーターは、例えば、ゲートコーターまたはリバースロールコーターなどの従来の入手可能なコーターであってもよい。ゲートコーターでは、コーターのスリット幅は、コーターを出るスラリーの量を画定しうる。リバースロールコーターでは、塗布されるスラリーの量は、主に塗布ローラーと計量ローラーとの距離(定められた粘度のスラリーにおいて)によって画定される。また、供給されたスラリーにより形成されるシート厚さは、スラリーがコンベヤー装置または誘導加熱材料に塗布される間に、誘導加熱連続的シート状材料の速度によってまたはコーターを通るコンベヤー装置によって、画定されてもよく、または変化されてもよい。
コンベヤー装置は、例えば、閉ループコンベヤーベルトなどのコンベヤーベルトであってもよい。次に、誘導加熱材料またはたばこ含有スラリーは、例えば、コンベヤーベルト上に置かれ、またはコンベヤーベルトに塗布されるように、コンベヤーベルトの上部表面に供給される。コンベヤーベルトまたはコンベヤー装置は、適宜にこの目的のために適合される。
コンベヤー装置の速度は、誘導加熱材料の移動速度およびスラリー(1回あたりの既定量のスラリー)の流速と同期することが好ましい。スラリーおよび誘導加熱材料がコンベヤー装置上に配置される前に接合される場合、接合速度およびコンベヤー装置の速度は、実質的に相互に無関係であってもよい。これは、例えば、誘導加熱エアロゾル形成基体のコンベヤーベルト上での滞留時間が減少し、あるいは延びる場合、有利でありうる。これは、例えば、コンベヤー装置の前または後の機械部品または処理の中断中に変化する環境条件における事例でありうる。緩衝装置は、コンベヤーベルトに供給された誘導加熱エアロゾル形成基体を緩衝するために、コーターとコンベヤーベルトとの間に設けられてもよい。
誘導加熱エアロゾル形成基体は、コンベヤー装置上の輸送の間に乾燥され得る。乾燥は、例えば、コンベヤー装置からの熱伝達によって、熱気または赤外線源によって、加熱を介して行われることが好ましい。コンベヤー装置は、加熱可能コンベヤーベルトであってもよい。
このように形成された誘導加熱エアロゾル形成基体は、さらなる使用のためにボビン上に巻かれ得る。基体の端が切り取られ、基体は切れ目を入れられ得る。ところが、スリッティングは基体シートがボビン上に巻かれた後で実施してもよい。ボビンは次に、例えば圧着およびロッド形成ユニットなどのシート加工設備に移動することも、将来的な使用のためにボビン貯蔵所に入れることもできる。
たばこ含有スラリーおよびたばこ含有スラリーから作られるエアロゾル形成基体を形成するたばこシートは、たばこ粒子、繊維粒子、エアロゾル形成体、結合剤、および例えばさらに風味を含む。そのたばこシートはキャストリーフであることが好ましい。キャストリーフは、たばこ含有スラリーから形成される再構成たばこの一形態である。
たばこ粒子は、所望のシート厚およびキャスティングギャップに応じて、30μm〜250μm程度、好ましくは30μm〜80μm程度、または100μm〜250μm程度の粒子を持つたばこダストの形態のものであってよく、そのキャスティングギャップによってシート厚が規定されることが典型的である。
繊維粒子にはたばこの幹材料、茎、または他のたばこ植物材料、および低リグニン含量を有する木質繊維などの他のセルロース系繊維が含まれ得る。繊維粒子は、低含有率、例えば、約2%と15%の間の含有率に対して十分な引張強度をキャストリーフにもたらすという要求に基づいて選択され得る。あるいは、植物繊維などの繊維を上記の繊維粒子と共に使用してもよいし、または別法で使用してもよいが、これには大麻および竹が含まれる。
キャストリーフを形成するスラリーに含まれるエアロゾル形成体は、一つ以上の特性に基づき選択されうる。機能的には、エアロゾル形成体は、そのエアロゾル形成体の特定の気化温度を超えて加熱されたとき、そのエアロゾル形成体を気化させ、且つ、ニコチンまたは風味剤または両方をエアロゾルの状態で運ぶメカニズムを提供する。異なるエアロゾル形成体は通常、異なる温度で気化する。エアロゾル形成体は、例えば室温またはその付近で安定性を保つが、高めの温度、例えば40℃〜450℃などで気化できるその能力に基づき選択されうる。エアロゾル形成体はまた、基質がたばこ粒子を含むたばこ由来の製品で構成されている時にエアロゾル形成基質内に望ましいレベルの水分を維持するのに役立つ、湿潤タイプの属性を持ちうる。特に、一部のエアロゾル形成体は、湿潤剤として機能する吸水性材料、すなわち、基体が湿潤剤を含んだ状態に保つのに役立つ材料である。
1種類以上のエアロゾル形成体を組み合わせてそれらの組み合わさったエアロゾル形成体の1つ以上の特性を利用してもよい。例えば、トリアセチンをグリセリンおよび水と組み合わせて、有効成分を運搬するトリアセチンの能力とグリセリンの湿潤性を利用しうる。
エアロゾル形成体はポリオール、グリコールエーテル、ポリオールエステル、エステル、および脂肪酸から選択されてよく、且つ、次の化合物、すなわちグリセリン、エリスリトール、1,3−ブチレングリコール、テトラエチレングリコール、トリエチレングリコール、クエン酸トリエチル、プロピレンカーボネート、ラウリン酸エチル、トリアセチン、メソ−エリスリトール、ジアセチン混合物、ジエチルスベリン酸塩、クエン酸トリエチル、安息香酸ベンジル、フェニル酢酸ベンジル、バニリン酸エチル、トリブチリン、酢酸ラウリル、ラウリル酸、ミリスチル酸、およびプロピレングリコールのうちの1つ以上を含んでよい。
キャストリーフを製造する標準的なプロセスには、たばこを準備する工程が含まれる。このために、たばこは細かく切られる。細かく切られたたばこは次に、その他の種類のたばこと混合され粉砕される。通常、その他の種類のたばこは、バージニア種またはバーレー種などその他のタイプのたばこであり、または例えば違う方法で処理したたばこでもよい。混合および粉砕の工程は切り替えうる。繊維は別個に準備され、溶液の形態のスラリー用に使用されるなどが好ましい。繊維は主に、キャストリーフに、または一般的にエアロゾル形成基体に安定性を提供するためにスラリー内に存在するので、繊維の量は減少されてもよく、あるいは繊維は、エアロゾル形成基体が連続的シート状材料によって安定化されるのでむしろ省かれてもよい。
存在する場合、繊維溶液および準備したたばこが次に混合される。スラリーは次に、シート形成装置に移動される。本方法では、これは、例えば、連続的なベルトまたは誘導加熱連続的シート状材料の表面であり、スラリーは、連続的にその上に広がる。たばこ含有スラリーが表面上に分布し、シートを形成する。シートは次に、好ましくは熱乾燥され、乾燥後に冷却される。
たばこ含有スラリーは均質化たばこ材料を含み、エアロゾル形成体としてグリセリンを含むことが好ましい。エアロゾル形成基体は、上述の通りキャストリーフで作られていることが好ましい。
誘導加熱連続的シート状材料は、連続的シート状サセプタである。サセプタは、電磁エネルギーを吸収し、それを熱に変換することができる材料である。交流電磁場内に位置するときにサセプタ内で標準的な渦電流が誘導され、且つ、ヒステリシス損失が生じ、サセプタの加熱の原因となる。本発明による誘導加熱エアロゾル形成基体では、例えば誘導加熱装置の誘導コイルなどの、一つまたは複数のインダクターにより発生した電磁場を変化させることでサセプタを加熱し、それが次に、主に熱伝導により熱をエアロゾル形成基体に伝達し、したがって、エアロゾルが形成される。そのような熱伝導は、サセプタが本発明におけるたばこ材料およびエアロゾル形成基体のエアロゾル形成体との密接な熱接触状態におかれる場合、最良である。誘導加熱連続的シート状材料およびたばこ含有スラリーが、エアロゾル形成基体の材料の湿った状態において結合するので、誘導加熱連続的材料とエアロゾル形成基体との間の密接な境界面が形成され得る。誘導加熱シート状材料はむしろ、エアロゾル形成基体内に少なくとも部分的にまたは全体的に組み込まれてもよい。
誘導加熱連続的シート状材料は多孔性または非多孔性であってもよく、すなわち、シート状材料は開口部が設けられてもよく、または実質的に閉じていてもよい。誘導加熱連続的シート状材料は、例えば、箔、メッシュ、またはウェブの形態であってもよい。多孔性シート状材料は織布または不織布であってもよい。
サセプタは、エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生させるのに十分な温度に誘導加熱されることができ、且つ、箔またはメッシュなどの連続的シート状材料の製造を可能にする任意の材料から形成され得る。好ましいサセプタは金属または炭素を含む。好ましいサセプタは強磁性材料、例えば強磁性合金、フェライト鉄、または強磁性鋼、またはステンレス鋼を含んでよく、またはその強磁性材料からなってよい。適切なサセプタはアルミニウムであってよく、またはアルミニウムを含んでよい。好ましいサセプタは250℃を超える温度に加熱され得る。
誘導加熱連続的シート状材料は、連続的金属サセプタ材料であることが好ましい。
サセプタはまた、多材料サセプタであってよく、且つ、第1サセプタ材料と第2サセプタ材料を含んでよい。その第1サセプタ材料はその第2サセプタ材料と物理的に密着した状態で積層される。第2サセプタ材料のキュリー温度はエアロゾル形成基体の発火点よりも下であることが好ましい。その第1サセプタ材料は、主に、揺動電磁場にサセプタが配置されるときにそのサセプタを加熱するために使用されることが好ましい。あらゆる適切な材料を使用してよい。例えば、第1サセプタ材料はアルミニウムであってよく、またはステンレス鋼などの鉄材料であってよい。その第2サセプタ材料は、主に、特定の温度であって、その第2サセプタ材料のキュリー温度であるその温度にサセプタが達した時を示すために使用されることが好ましい。その第2サセプタ材料のキュリー温度を使用して操作中にサセプタ全体の温度を調節することができる。第2サセプタ材料の適切な材料にはニッケルおよびある特定のニッケル合金が含まれ得る。
少なくとも第一および第二のサセプタ材料を持つサセプタを提供することにより、エアロゾル形成基体の加熱および加熱の温度制御が分離され得る。第2サセプタ材料は所望の最大加熱温度と実質的に同じである第2キュリー温度を有する磁性材料であることが好ましい。すなわち、その第2キュリー温度は、エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生させるためにサセプタが加熱されるべき温度とほぼ同じであることが好ましい。
誘導加熱エアロゾル形成基体は、誘導加熱エアロゾル形成生成物を形成するために使用されてもよい。誘導加熱エアロゾル形成基体は、例えば、誘導加熱エアロゾル形成基体の集積、捲縮、圧延、または折り畳みのうちの1つまたは組み合わせによってロッド状に形成されてもよい。基体を処理しロッド状に形成する方法は、例えば、国際特許公開WO−A−2012/164009において説明されるように適用されてもよい。そのように形成されたロッドは、例えば、個別の誘導加熱エアロゾル形成たばこプラグなどのたばこ製品の要求されるロッドの長さに切断され得る。これらのプラグは、誘導加熱装置に使用する喫煙物品などの誘導加熱エアロゾル形成物品に使用されることが好ましい。プラグは、例えば、国際特許公開WO−A−2013/098405において説明されるようにエアロゾル形成物品に使用されてもよい。
本発明による誘導加熱エアロゾル形成基体から製造されたたばこ製品では、サセプタ材料は、たばこ製品の一定の長さおよび断面にわたって実質的におよび好ましくは均一に分布されている。これにより、エアロゾル形成基質内の一様な熱損失を達成でき、こうしてエアロゾル形成基質内、およびたばこ製品内での一様な熱分布が生成され、たばこ製品内での一様な温度分布につながる。
たばこ製品の一様または均一な温度分布は本明細書では、たばこ製品の断面全体にわたり実質的に類似した温度分布を持つたばこ製品として理解される。たばこ製品は、たばこ製品の異なる領域、例えばたばこ製品の中央領域および周辺領域などでの温度の差が50パーセント未満、好ましくは30パーセント未満で異なるように加熱されることが好ましい。
たばこ製品の平均温度は200℃〜240℃であることが好ましい。これは、特にエアロゾル形成体としてグリセリンを含有する均質化したたばこ材料で作られたたばこシート内で、特に上記で説明されたようなキャストリーフ内で、望ましい量の揮発性化合物が生成される温度範囲であることが分かっている。これらの温度では、たばこ生成物の個々の領域での実質的な過熱をなくすことが達成される。
本発明の別の態様によれば、誘導加熱エアロゾル形成基体も提供されている。誘導加熱エアロゾル形成基体は、たばこ含有エアロゾル形成基体の層および誘導加熱連続的シート状材料を含む。誘導加熱連続的シート状材料は、たばこ含有エアロゾル形成基体の層の表面に配置される。誘導加熱エアロゾル形成基体の厚さは、0.1mm〜2mmであり、0.3mm〜1.5mm、例えば、0.8mmであることが好ましい。
たばこ含有エアロゾル形成基体の層は、製造上の許容範囲のために最大約30パーセントの厚さの偏差を有しうる。
原則として、本明細書を通して値が述べられる時はいつでも、その値が明示的に開示されることが理解される。しかし、値は技術的考慮のために厳密に特定の値ではなくてもよいことも理解される。値は、例えば、厳密な値±20パーセントに対応する値の範囲を、含んでいてもよい。
誘導加熱エアロゾル形成基体の製造プロセスに応じて、誘導加熱連続的シート状材料は、たばこ含有エアロゾル形成基体の層の表面上に配置されてもよく、またはたばこ含有エアロゾル形成基体の層の表面に部分的にもしくは全体的に組み込まれてもよい。例えば、大きい隙間を持つメッシュまたはウェブなどの高度な多孔性誘導加熱材料は、例えば、エアロゾル形成基体内への誘導加熱材料の組み込みを容易にする。例えば、スラリーがメッシュに塗布される場合またはメッシュがスラリー上に置かれる場合、スラリーは、メッシュ内の開口部および隙間を貫通しうる。
誘導加熱エアロゾル形成基体の厚さは、材料特性および製造プロセスによって制限される。好ましくは直径が5mm〜12mmの範囲であり、例えば7mmまたは8mmのロッド状のたばこ生成物である、たばこ生成物を形成するために使用される基体の適用によってもまた制限される。
種々のパラメーターは、誘導加熱連続的シート状材料の、たばこ含有エアロゾル形成基体の量または最終的な誘導加熱エアロゾル形成基体の全体の厚さのそれぞれに対する比によって決まる。そのようなパラメーターは、例えば、誘導加熱エアロゾル形成基体へのまたはたばこ生成物への熱導入およびそれら内での熱分布、誘導加熱エアロゾル形成基体で形成されるエアロゾルの量、または誘導加熱エアロゾル形成基体の取扱いでありうる。
誘導加熱連続的シート状材料の厚さの誘導加熱エアロゾル形成基体の厚さに対する比は、0.005〜1、好ましくは0.01〜0.3、より好ましくは0.01〜0.09、例えば0.02であってもよい。
誘導加熱連続的シート状材料の厚さは、10μm〜70μm、好ましくは20μm〜50μm、より好ましくは20μm〜30μmであってもよい。
誘導加熱エアロゾル形成基体の厚さは、乾燥した基体の厚さに対応する。表面に塗布されたスラリーの厚さは、スラリーの乾燥の間に厚さが変化するので異なってもよい。
本発明についてはさらに、実施形態に関して説明するが、これを下記の図表によって例示する。
図1は、誘導加熱エアロゾル形成基体のための製造プロセスの実施形態の概略図である。 図2は、例えば図1の誘導加熱エアロゾル形成基体の拡大図である。 図3は、製造プロセスの別の実施形態の概略図である。
図1に示すように、サセプタ材料12(例えば、箔)のシートは、ボビン2からほどかれ、コンベヤーベルト3に供給される。コンベヤーベルト3は、閉ループコンベヤーベルトである。コンベヤーベルト上のサセプタシート12の輸送方向に対応するコンベヤーベルト3の上部部分の移動方向が、矢印100で示される。サセプタシート12がコンベヤーベルト3に供給される前に、エアロゾル形成基体の層11は、コーター4によりサセプタシート12に塗布される。図1では、コーターは、リバースロールコーターとして具体化される。エアロゾル形成基体のスラリー111は、コーター4の貯蔵部内に設けられる。スラリー111は、塗布ローラー40と計量ローラー41との間のスリットを通る。支持ローラー42は、コーター4の下のシート12を支持し、且つそれを調節するためにサセプタシート12より下に配置される。そこに塗布されたスラリー111を持つシート12は次に、コンベヤーベルト3に供給される。コンベヤーベルト3を通って運ばれる間、スラリー111は、好ましくは加熱コンベヤーベルト3によって乾燥され得る。乾燥および可能であれば冷却の後、そのように製造された誘導加熱エアロゾル形成基体1は、誘導加熱エアロゾル発生物品の製造のために使用され得る。誘導加熱エアロゾル形成基体1は、例えば、集積され、捲縮され、ロッド形状に形成されてもよい。サセプタ材料12の層の上にエアロゾル形成基体の層11を持つ誘導加熱エアロゾル形成基体1が、図2でより詳細に示される。誘導加熱基体は、0.1mm〜2mmの厚さ10を持つ。エアロゾル形成基体の層11の厚さ変異は、エアロゾル形成基体の層11の最大30パーセントの製造許容範囲により、サセプタ材料12の層の厚さ変異よりも高くてもよい。
図3では、同一の参照番号が同一または類似した要素に使用される。図3は製造プロセスを示し、エアロゾル形成スラリー111は、一時に且つ一位置でシート状サセプタ材料12に塗布され、サセプタ材料は、すでにコンベヤーベルト3上に配置され、輸送される。コーター4は、コンベヤーベルト3の上流部分に配置される。コーター4は、エアロゾル形成基体のスラリー111を保持する貯蔵部44を有するゲートコーターとして具体化される。貯蔵部44の下部には、そこを通ってスラリー111がコーター4から出ることができるスリット43が設けられる。スリットは、コンベヤーベルト3上の輸送部分の最も上流に配置される。そこを沿って誘導加熱基体1がコンベヤーベルト3上に輸送される輸送部分は、水平にもしくは実質的に水平に(例えば、±10度未満の傾斜角度に)配置されることが好ましい。水平な配置によって、サセプタ12に対する方向とは異なった方向へのスラリーの流れが防がれ得る。
図3に示す実施形態では、シート状サセプタ材料12は箔であってもよいが、ウェブまたはメッシュなどの多孔性材料であってもよい。サセプタ材料はコンベヤーベルト3上に配置されるので、サセプタ上に塗布されるスラリー111がサセプタ12の隙間または開口部を通って落下することはない。しかし、スラリー111はサセプタ材料内の開口部または隙間を貫通しうる。このことにより、基体とサセプタ材料との間に堅固な境界面が達成され得る。サセプタ材料はまた、エアロゾル形成基体に組み込まれ得る。
スラリー111が塗布される時にサセプタ12がコンベヤーベルト3によって支持される実施形態はまた、きわめて壊れやすいシート状サセプタ材料の適用のために都合がよい。
図に示す実施形態は例示にすぎず、本発明の範囲内で多くの変形形態が考えられることは明らかである。例えば、たばこ含有基体の層およびサセプタ材料の配置が反対にされてもよい。例えば、エアロゾル形成スラリーはコンベヤーベルトに塗布されてもよい。製造の間、サセプタ材料は次に、スラリーの層の上部に提供される。サセプタ材料は、水分および他の揮発性物質がスラリーの乾燥に伴ってサセプタ材料を通ることができるように、スラリーの上部に塗布される場合には多孔性材料であることが好ましい。コンベヤーベルトには、コンベヤーベルトに配置されたスラリーからの水分を除去するために開口部が設けられてもよい。そのようなコンベヤーベルト内の開口部は、スラリーが通ることができないような十分な小ささではあるが、水分は通ることができる十分な大きさであることが好ましい。
たばこ含有スラリーと誘導加熱材料の接合はまた、バッチ式手法で実施されてもよい。誘導加熱材料はその際、スラリーが誘導加熱材料に塗布される(その逆もまた可である)間に、支持物上に置かれてもよい。スラリーが乾燥する前にまたはその後に、誘導加熱エアロゾル形成基体は取り外され、誘導加熱材料またはスラリーの新しい層が支持物上に提供され得る。

Claims (13)

  1. 誘導加熱エアロゾル形成基体を製造するための方法であって、前記方法が、
    たばこ含有スラリーを提供することと、
    誘導加熱連続的シート状材料を提供することと、
    前記たばこ含有スラリーと前記誘導加熱連続的シート状材料を接合して、誘導加熱エアロゾル形成基体を形成することと、
    前記誘導加熱エアロゾル形成基体をコンベヤー装置上で輸送している間に、前記誘導加熱エアロゾル形成基体を乾燥させることとを含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記方法が、
    前記誘導加熱連続的シート状材料または前記たばこ含有スラリーのいずれか1つを前記コンベヤー装置上に供給するステップと、
    前記コンベヤー装置に輸送された前記誘導加熱連続的シート状材料上に前記たばこ含有スラリーを配置する、あるいは前記コンベヤー装置に輸送された前記たばこ含有スラリー上に前記誘導加熱連続的シート状材料を配置するステップとを含む、方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、前記たばこ含有スラリーと前記誘導加熱連続的シート状材料を接合するステップが、前記そのように形成された誘導加熱エアロゾル形成基体が前記コンベヤー装置上に配置され、輸送される前に、前記たばこ含有スラリーを前記誘導加熱連続的シート状材料上に供給することを含む、方法。
  4. 請求項2または3に記載の方法であって、コーターが、前記たばこ含有スラリーを前記コンベヤー装置または前記誘導加熱連続的シート状材料上に供給するために提供される、方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法であって、前記誘導加熱エアロゾル形成基体が、加熱コンベヤーベルト上で輸送されることによって、前記誘導加熱エアロゾル形成基体を乾燥させる、方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法であって、前記誘導加熱連続的シート状材料が箔、メッシュまたはウェブの形態で提供される、方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法であって、前記誘導加熱連続的シート状材料が連続的金属サセプタ材料である、方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法であって、前記たばこ含有スラリーが、たばこ粒子、繊維粒子、エアロゾル形成体、および結合剤を含む、方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法であって、前記誘導加熱エアロゾル形成基体を集積し、圧延し、または折り畳むことによって、ロッド状に前記誘導加熱エアロゾル形成基体を形成するステップをさらに含む、方法。
  10. たばこ含有エアロゾル形成基体の層および誘導加熱連続的シート状材料を含む誘導加熱エアロゾル形成基体であって、前記誘導加熱連続的シート状材料が、前記たばこ含有エアロゾル形成基体の層の表面に配置され、前記誘導加熱エアロゾル形成基体が、0.1mm〜2mmの厚さを持つ、誘導加熱エアロゾル形成基体。
  11. 請求項10に記載の誘導加熱エアロゾル形成基体であって、前記誘導加熱連続的シート状材料が、前記たばこ含有エアロゾル形成基体の層の前記表面に配置され、あるいはその表面内に組み込まれる、誘導加熱エアロゾル形成基体。
  12. 請求項10または11のいずれか一項に記載の誘導加熱エアロゾル形成基体であって、前記誘導加熱連続的シート状材料の厚さの前記誘導加熱エアロゾル形成基体の厚さに対する比が、0.005〜1である、誘導加熱エアロゾル形成基体。
  13. 請求項10〜12のいずれか一項に記載の誘導加熱エアロゾル形成基体であって、前記誘導加熱連続的シート状材料の厚さが、10μm〜70μmである、誘導加熱エアロゾル形成基体。
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