JP2018517153A - 負荷およびトルク検出デバイス - Google Patents

負荷およびトルク検出デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2018517153A
JP2018517153A JP2018516387A JP2018516387A JP2018517153A JP 2018517153 A JP2018517153 A JP 2018517153A JP 2018516387 A JP2018516387 A JP 2018516387A JP 2018516387 A JP2018516387 A JP 2018516387A JP 2018517153 A JP2018517153 A JP 2018517153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
contact end
magnetic field
contact
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018516387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6686133B2 (ja
Inventor
フランク・ウルセッタ
ジョシュア・ソートナー
クリストファー・リストン
Original Assignee
メソード・エレクトロニクス・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メソード・エレクトロニクス・インコーポレーテッド filed Critical メソード・エレクトロニクス・インコーポレーテッド
Publication of JP2018517153A publication Critical patent/JP2018517153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6686133B2 publication Critical patent/JP6686133B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/101Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/101Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means
    • G01L3/102Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means involving magnetostrictive means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/12Measuring force or stress, in general by measuring variations in the magnetic properties of materials resulting from the application of stress
    • G01L1/125Measuring force or stress, in general by measuring variations in the magnetic properties of materials resulting from the application of stress by using magnetostrictive means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/109Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving measuring phase difference of two signals or pulse trains
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F13/00Apparatus or processes for magnetising or demagnetising
    • H01F13/003Methods and devices for magnetising permanent magnets
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N35/00Magnetostrictive devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

強磁性要素を磁化するためのシステムおよび方法が開示される。電極は強磁性要素の対向する表面上に配置され、電流が電極に印加され、その結果、強磁性要素上に磁気的に調整された領域が形成される。磁界センサーは、磁気的に調整された領域に近接して配置されてもよい。磁界センサーからの出力信号は、強磁性要素に加えられる負荷またはトルクを示すことができる。

Description

本発明は、負荷およびトルク検出デバイス、その使用法およびそれを形成する方法に関する。特に本発明は、磁気弾性タイプの検出デバイス、その使用法およびデバイス要素を磁化するために電流を使用することによって当該デバイスを形成するための方法に関する。
力、引っ張り、圧縮または圧力の大きさを含む負荷の大きさを特定するための能力が望まれる多数の用途が存在する。当該能力を提供するために、歪みゲージを組み込んだ従来の負荷センサーまたはロードセルが開発されてきた。そうした歪みゲージは導電性材料を含むことがあり、その抵抗は、材料が引っ張りまたは圧縮を受けたときに変化する。引っ張りまたは圧縮の大きさは、導電性材料の抵抗の変化を測定することによって特定することができる。
上述した従来の負荷センサーに加えて、それに対して負荷が加えられたときにセンサーを形成するために使用される材料の磁気特性の結果としての変化に基づいて負荷の大きさを特定することを可能とする磁気弾性負荷センサーが開発されている。Garshelisの米国特許第5,195,377号およびCripeの米国特許第6,220,105号は磁気弾性負荷検出デバイスを記載している。
Moranらの米国特許出願第14/586,017号には、その上に形成された環状磁化領域を有するプレートを含む磁気弾性負荷センサーが記載されている。当該出願によれば、磁化された領域は、磁石をプレートの表面の近くに配置し、プレートを回転させることによって形成することができる。一対の磁界センサーを磁化された領域の表面近くに配置することができ、磁界センサーは、プレートに加えられる引っ張りまたは圧縮を示す出力を生成する。
回転駆動シャフトを有するシステムの制御では、トルクおよび速度が重要な基本パラメータである。したがって、正確で信頼性がありかつ安価な方法でのトルクの検出および測定が、長い間、そうした制御システム設計の主な目的であった。
いくつかの従来技術のトルク検出デバイスでは、ディスクまたはディスク状部材がトルク検出要素として機能することができる。そのようなディスクは、少なくとも一つの磁気弾性的に活性な強磁性磁気抵抗領域を含む。各磁気抵抗領域は、一般に、単一の円周方向または軸方向に磁化される。一つ以上の磁界センサーが当該領域に近接して配置され、ディスクへのトルクの作用に起因する当該領域の磁化の変化を検出するよう構成される。磁界センサーは、加えられたトルクを示す出力を提供する。この領域は、加えられたトルクがゼロまで減少したとき、その内部の磁化を静止または初期方向に戻すのに十分な異方性を有していなければならない。
Jonesの米国特許第6,513,395号には、その上に形成された円周方向に分極された磁気的に調整された領域を備えたディスクを有する磁気トルク検出デバイスが記載されている。フラックスゲートインダクター、ホール効果センサーなどの磁界センサーは、磁気的に調整された領域に近接して配置され、ディスクに加えられるトルクを表す電気信号を出力するように構成されてもよい。当該特許にはまた、その上に形成される反対の周方向に分極された二つの磁気的に調整された領域を有するディスクが記載されている。磁界センサーは、共通モードフィールドキャンセルを可能とするためにそれらの検出方向が放射状にかつ反対方向に配向されるように、それらの磁気的に調整された領域に近接して配置されてもよい。
Mayの米国特許第6,910,391号は、その上に形成された二つの半径方向に離間され、反対方向に分極された環状の磁気的に調整された領域を備えたディスクを有する磁気トルク検出デバイスを記載している。当該特許は、軸方向にこれらの領域を磁化するプロセスを記載しており、このプロセスは、ディスクの両側に磁石を設け、磁石間でディスクを回転させることを含む。当該特許によれば、ディスクへのトルクの作用中にディスクの磁化が行われ、ディスクにトルクが作用していないときに磁界センサーによって測定可能な非ゼロ値が出力される。
Mayの米国特許第7,219,564号明細書には、ディスク状部材を有するいくつかの磁気トルク検出デバイスが記載されており、そしてそのような部材を磁化するためのプロセスが記載されている。これらのプロセスのそれぞれは、ディスクの表面に近接した一つ以上の磁石の配列の位置決めと、磁石の配列に対するディスクの回転とを含む。
Leeの米国特許第8,635,917号は、二つの環状の磁気的に調整された領域を備えたディスク状部材を有する磁気トルク検出デバイスを記載している。当該特許によれば、半径方向ギャップが存在しないためにトルク検出デバイスは改善された回転信号均一性(RSU)性能を示すことができるので、磁気的に調整された領域はそれらの間に半径方向ギャップを伴わずに形成される。当該特許はさらに、ディスクの表面に近接して一対の永久磁石を位置決めし、永久磁石の対に対してディスクを回転させてディスク上に磁気的に調整された領域を形成するステップを含む、そうしたディスクを磁化するための方法を記載している。
従来技術は、強磁性要素を磁化するためのプロセスであって、強磁性要素に対して永久磁石の位置決めを必要とするプロセスを記載している。したがって、従来技術のプロセスは、強磁性要素および磁石を互いに対して回転またはその他の方法で動作させることができる磁石、磁石ホルダーおよびデバイスを含む装置を必要とする。そのような装置の要求、およびそのような装置をセットアップし、そのようなプロセスを実施するのに必要な時間は、製造コストおよびサイクル時間の増大につながる可能性がある。先行技術の磁化プロセスの性質は、磁気的に調整された領域の潜在的な位置および形状が制限されるようなものである。さらに、先行技術のプロセスは、部分的な不整合をもたらす可能性がある。例えば、磁気的に調整された領域の品質の変動は、強磁性要素を磁化するために使用される磁石の強度の変動、プロセスの実行中の磁石と要素との間の距離の変動、ならびにプロセス中の磁石に対する要素の回転またはその他の動作の速度および/または持続時間の変動から生じ得る。
米国特許第5,195,377号明細書 米国特許第6,220,105号明細書 米国特許出願公開第14/586,017号明細書 米国特許第6,513,395号明細書 米国特許第6,910,391号明細書 米国特許第7,219,564号明細書 米国特許第8,635,917号明細書
したがって、低減された製造時間、コストおよび不整合を可能にしながら、正確な測定を実現する検出デバイスとして使用するための強磁性元素を磁化するための装置および方法が求められている。
本発明は、とりわけ、強磁性要素、より具体的には負荷またはトルク検出要素の磁化のための新規なシステムおよび方法を提供する。特に、本発明は、要素と物理的に接触して電極を配置し、電極に、したがって要素に電流密度を印可することにより、負荷またはトルク検出要素を磁化するためのシステムおよび方法を提供する。本明細書に記載のシステムおよび方法のさまざまな例示的実施形態のすべては、負荷およびトルク検出用途の両方で使用するためのプレート、ディスクおよびその他の強磁性要素の磁化において使用することができる。
本発明はまた、強磁性要素または磁石を互いに対して回転させるか、その他の様式で動作させることができる永久磁石、磁石ホルダーまたは装置を必要としない、強磁性要素を磁化するためのシステムおよび方法を提供する。
本発明はまた、強磁性要素を磁化するためのシステムおよび方法を提供し、この磁化は、低減された製造サイクル時間、磁気的に調整された領域の位置および形状の増大した柔軟性、冶金学的不均一性のために局所的補償、そして従来技術のシステムおよび方法に対する増大した部分対部分一貫性を提供する。
本発明はまた、強磁性要素を磁化するためのシステムおよび方法を提供し、この磁化は、従来技術によって説明された磁化よりも高い感度をもたらす。本発明に従って製造された検出デバイスは、従来技術のデバイスによって提供されるものよりも高い出力信号を提供することができる。したがって、本発明は改善された適用性、精度および信頼性を示す。
非限定的な例において、本発明は、電流を導通させるための、そして要素の第1の表面に接触するための第1の接触端部を有する第1の電極、ならびに電流を導通させるための、そして要素の第2の表面に接触するための第2の接触端部を有する第2の電極を有するシステムにおいて具現化することができる。第1および第2の接触端部は、そうである必要はないが円柱形状であってもよく、そうである必要はないが中実であってもよい(例えばそれは中空であってもよい)。
第1および第2の接触端部が中空である場合、システムは、要素の第1および第2の表面にそれぞれ接触するための第3および第4の電極を含むことができる。第3および第4の接触端部は、第1および第2の接触端部の直径よりも小さい直径を有していてもよい。
別の非限定的な例では、本発明は、磁化可能な要素を磁化するための方法において具現化されてもよい。この方法は、第1の電極を要素の第1の表面に接触させて配置するステップと、第2の電極を要素の第2の表面と接触させて配置するステップと、第1の電極から第2の電極へと電流を流すことによって要素に磁界を発生させるステップとを含むことができる。第1および第2の電極は、互いに同一線上にありかつそれ自身の長手方向軸線を有することができる要素の第1および第2の表面に対して垂直である長手方向軸線を有することができる。第1および第2の電極は、例えば円柱形状またはその他の形状であってもよくかつ中実または中空であってもよい、第1および第2の接触端部をそれぞれ含むことができる。
第1および第2の接触端部が中空である場合、上記方法は、第3および第4の電極を要素の第1および第2の表面にそれぞれ接触させて配置するステップと、第4の電極から第3の電極へと電流を流すことにより要素に磁界を発生させるステップとを含むことができる。第3および第4の電極は、第1および第2の接触端部の直径よりも小さい直径を有する第3および第4の接触端部を有していてもよい。
本発明の上記およびその他の利点および特徴ならびに本発明自体は、以下の図面に関連した以下の詳細な説明からより容易に明らかになるであろう。
本発明の例示的実施形態に係る、それに対してある電流密度が印加されるプレートおよび電極の斜視図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、電極内の磁気プロファイルの平面図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、ディスクおよび電極の斜視部分分解図である。 本発明の例示的な実施形態に係る、それに対して電流密度が印加される図3のディスクおよび電極のA‐A線での断面図である。 本発明の例示的な実施形態に従って磁化された後の図3および図4のディスクの平面図である。 本発明の別な例示的な実施形態に従って磁化された後の図3および図4のディスクの平面図である。 本発明の例示的な実施形態に係る負荷検出プレートの一例を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係るトルク検出ディスクの一例を示す図である。
本発明のいくつかの好ましい実施形態が例示目的のために記載されているが、本発明は図面に具体的に示されていない他の形態で実施されてもよいことが理解される。さらに、図面および図面の説明において、特定の用語は便宜的にのみ使用されており、本発明の実施形態を限定するものと解釈すべきではない。さらに、図面および以下の説明において、同様の参照数字は同様の要素を示す。図面は、本発明を使用するためのシステム構造および方法に関して説明される。
まず、図1を参照すると、本発明の例示的な実施形態に従って磁化されることを含む、磁化されるのに適合されたプレート110が示されている。また、磁化プロセス中に使用されるのに適合された電極も示されている。
好ましくは、プレート110はスチールなどの強磁性材料から形成される。プレートを形成するために使用され得る材料の例には、45NiCrMo16、17‐4PH、AISI9310、AISI4340および先行技術に記載されたものを含むその他の磁化可能材料が含まれる。プレート110の少なくとも磁化される部分は強磁性材料から形成される。
プレート110は貫通孔116を含むことができ、これは、プレート110を、クレーン、フォークリフトまたはその他の機械の使用のような負荷検出用途における使用のための適切な構造体に取り付けることを可能とする。
第1の電極120は、プレート110の第1の表面112に近接して配置され、第2の電極130は、プレート110の第2の表面114に近接して、第1の表面112に対向して配置される。第1の電極120および第2の電極130は導電性材料から形成される。好ましい実施形態では、第1の電極120および第2の電極130は少なくとも銅から形成される。
第1の電極120は、第1の接触端部122と第1の遠位端部124とを含む。第2の電極130は、第2の接触端部132と第2の遠位端部134とを含む。図1に示す実施形態において、接触端部122,132の各々は中実(すなわち非中空)かつ円柱形状であるが、中空で非円柱形状の接触端部もまた考えられる。例えば、他の実施形態では、接触端部122,132は、矩形または六角形などの非円柱形であってもよい。接触端部122,132は、その他の形状であってもよい。好ましくは、第1の接触端部122の形状は第2の接触端部132の形状と同一であり、これは一方の接点から他方の接点への電流の流れを改善する。
接触端部122,132の各々はプレート110の表面112,114に接触するための表面を有し、接触表面は、電極120,130の中心長手方向軸線A1,A2に対して略垂直な平面内に実質的に含まれる。
第1の電極120は第1の中心長手方向軸線A1を含み、第2の電極130は第2の中心長手方向軸線A2を含む。図1に示す実施形態では、電極120,130は、それらの長手方向軸線A1,A2が実質的に同一線上にある(すなわち電極120,130が同心状である)ように配置される。さらに、長手方向軸線A1,A2は、プレート110の第1および第2の表面112,114にほぼ垂直である。軸線A1,A2の整列は、磁化プロセスの有効性を改善するために望ましい。
プレート110の表面112,114および接触端部122,132は接触するが、接触端部122,132の表面およびプレート110の表面112,114を横切って不規則性が存在する可能性があるため、接触端部122,132がプレート110の表面112,114と接触する断面フットプリントを横切るすべての点で必ずしも接触しないことを理解されたい。
プレート110は、以下のように磁化されてもよい。第1の電極120の第1の接触端部122は、プレート110の第1の表面112と物理的に接触して配置される。第2の電極130の第2の接触端部132は、プレート110の第2の表面114と物理的に接触して配置される。これは、まず、プレート110と第1および第2の電極120,130とを、当業者に周知の種類の適切に構成されたジグまたはサポート内に配置することによって実現され得る。いったん適所に置かれると、接触端部122,132の各々は、図1に最もよく示されるように、プレート110のそれぞれの対向面112,114に断面フットプリントを付与する。
電極120,130の遠位端部124,134は、大電流電源などの電流源(図示せず)またはマルクス発電機などの電流増幅器に電気的に接続される。電流密度Jが電流源によって生成され、それは電極120,130を、したがってプレート110を通過することができる。電流密度Jはプレート110に対して垂直に向けられる。アンペールの法則によれば、電流密度Jの生成の結果、電極120,130の長手方向軸線A1,A2を中心として方向付けられた円形磁界Bが生じる。磁界Bもまたプレート110内に存在する。さらに、プレート110の磁気透過率によって、磁界Bの大きさは、それがプレート110の外部にある場合よりも、プレート110の内部においてよりも大きい。
電流密度Jを電極120,130およびプレート110へ印加する間、磁界Bの大きさは、電流密度Jの中心において(すなわち電極120,130の長手方向軸線A1,A2に沿って)ゼロに近づく。プレート110内では、磁界Bの大きさは、電極120,130の長手方向軸線A1,A2から距離rにおいてその最大値を示すが、ここでrは接触端部122,132の半径に等しい。磁界Bはまた、電流密度Jの中心からrよりも大きい距離に存在する。距離がrを超えて増大すると、磁界は1/rの係数だけ減少する。
ここで図2を参照すると、電流密度J(これは、図2では、ページの外に向けられる)の印加中の、やはり図1に示される、電極120の接触端部122内の磁気プロファイルが示されている。図2に示すように、磁界Bの大きさは、電流密度Jの中心においてゼロに近づく。磁界Bの大きさは、電流密度Jの中心から距離rである、接触端部122の円周において、その最大値である。図2の電極120の接触端部122に示される磁界は、プレート110の第2の表面114において見た場合、プレート110に生成される磁界に比例する。
電流密度Jをプレート110に印加するとプレート110の永久磁化が生じるが、プレート110の当該部分は磁化可能な材料から作られる。先に説明されかつ図1および図2に示されるプロセスによって、プレート110上には円形の磁気的に調整された領域が形成される。磁界Bの方向により、上記のプロセスに応答したプレート110の磁化は、軸線A1,A2に対して周方向に向けられかつ閉磁路を形成する。
好ましくは、電流密度Jの大きさは、プレート110上に結果として生じる残留磁化が磁気弾性負荷検出目的のために使用するのに十分であるようなものであるべきである。17‐4PHステンレススチール負荷センサーを含む例示的な実施形態では、500Aを超えるピーク電流への暴露が好ましい結果をもたらすことを見出した。例えば、本明細書に開示されたプロセスに従って製造されたデバイスは、従来技術の検出デバイスよりも高い感度を示すことができる。
本発明の一実施形態では、負荷センサーは、幅約2インチ、長さ5インチ、厚さ0.145インチの寸法を有することができる。直径1インチの接触端部122,132では、電流は1.0×10A/mのオーダーの電流密度に対応するが、他の電流密度を使用することもできる。電流密度は、例えば、上述したように、大電流電源または電流増幅器を使用することによって達成することができる。好ましくは、電流は、比較的短時間に印加する必要がある。しかしながら、要素の過度の加熱が生じないならば、より長い時間にわたって電流を印加するのは有害ではないであろう。
本明細書で開示された磁化プロセスは、磁気弾性トルク検出用途で使用するためにフレックスプレートまたはディスクを磁化するために使用することができる。例えば、一つ以上の磁気的に調整された領域を有するフレックスプレートは、自動車のエンジンおよびトランスミッションに関連するもののようなドライブトレイン要素に取り付けられ得る。磁界センサーは、磁気的に調整された領域に近接して配置され、フレックスプレートに加えられるトルクを表す電気信号を出力するように構成されてもよい。
ここで図3を参照すると、磁化されるディスク310が示されている。好ましくは、ディスク310またはその一部は、スチールなどの強磁性材料から形成される。磁化されるディスク310の少なくとも一部分は強磁性材料から形成される。適切な材料の例は、図1のプレート110に関して上述されている。ディスク310は、外側貫通孔316および内側貫通孔(図示せず)を含むことができるが、これは、ディスク310を、これに限定されないが自動車エンジンおよびトランスミッションに関連するもののようなドライブトレイン要素に取り付けることを可能とする。
第1の電極320はディスク310の第1の表面312に近接して配置され、第2の電極330はディスク310の第2の表面314に近接して、第1の表面312に対向して配置される。第1の電極320および第2の電極330は導電性材料から形成される。好ましい実施形態では、第1の電極320および第2の電極330は、少なくとも銅、アルミニウムまたは銀から形成される。別な実施形態では、第1の電極320および第2の電極330は、その他の適切な導電性材料から形成することができる。
第1の電極320は、第1の接触端部322と第1の遠位端部324とを含む。第2の電極330は、第2の接触端部332と第2の遠位端部334とを含む。図3に示す実施形態では、接触端部322,332の各々は、中空円筒(すなわちチューブ)の形状である。より具体的には、接触端部322,332の各々は、内面と、外面と、外面の半径と内面の半径との差に等しい一定の厚みと、ディスク310の表面312,314に接触するための円筒ベースとを有する円筒壁を含み、ベースは、電極320,330の中心長手方向軸線A3,A4に対して略垂直な平面内に含まれる。
接触端部322,332は、遠位端部324,334から長手方向に延びる。図3に示すように、各遠位端部324、334は、中空円筒の形状で提供されてもよく、対応する接触端部322,332の内径(すなわち内面の直径)よりも小さな外径を有していてもよい。しかしながら、遠位端部324,334の別な形状を使用することができると考えられる。例えば、各遠位端部324,334は中実であってもよく、対応する接触端部322,332の内径または外径(すなわち外面の直径)よりも小さいか、等しいか、または大きい外径または幅を有していてもよい。
好ましくは、第1の接触端部322の形状は、第2の接触端部332の形状と同一である。第1の電極320は第1の中心長手方向軸線A3を含み、第2の電極330は第2の中心長手方向軸線A4を含む。図3に示す実施形態では、電極320,330は、それらの長手方向軸線A3,A4がほぼ同一線上にある(すなわち電極320,330が同心状である)ように配置される。さらに、長手方向軸線A3,A4は、ディスク310の第1および第2の表面312,314に対して略垂直である。軸A3,A4の整列は磁化プロセスの有効性を改善する。
図3には、第2の電極330がディスク310の第2の表面314に向かってかつそこから離れるように移動できることを示すために両方向矢印Dが示されている。同様に、第1の電極320は、(図3では第1の表面312と接触状態で示されているが)ディスク310の第1の表面312に向かってかつそこから離れるように移動することができる。
ここで図4を参照すると、磁化プロセス中のディスク310および電極320,330の断面が示されており、この断面は、図3に示される平面A‐Aに沿って取られたものである。図4に示すように、第1の電極320の第1の接触端部322は、ディスク310の第1の表面312と物理的に接触して配置される。第2の電極330の第2の接触端部332は、ディスク310の第2の表面314と物理的に接触して配置される。図4に示される実施形態では、接触端部322,332の各々は、ディスク310のそれぞれの表面312,314に断面フットプリントを付与する。
上述したように、ディスク310の表面312,314および接触端部322,332は接触するが、接触端部322,332の表面およびディスク310の表面312,314を横切って不規則性が存在する可能性があるため、接触端部322,332がディスク310の表面312,314と接触する断面フットプリントを横切るすべての点で必ずしも接触しないことを理解されたい。
電極320,330の遠位端部324,334は、大電流電源などの電流源(図示せず)またはマルクス発電機などの電流増幅器に電気的に接続される。電流密度Jが生成され、電極320,330を、したがってディスク310を通過することが可能とされる。電流密度Jはディスク310に垂直に向けられる。電流密度Jは、ディスク310の中心を通過しないが、接触端部322,332と物理的接触状態にあるディスク310の環状部分を通過する。アンペールの法則によれば、電流密度Jの生成は、電極320,330の長手方向軸線A3,A4を中心として方向付けられた円形磁界Bをもたらす。ディスク310への電流密度Jの印加によってディスク310内で環状磁界が形成される。
電流密度Jをディスク310に印加すると、ディスク310の永久磁化が生じる。図5に示すように、上述しかつ図3および図4に示すプロセスは、ディスク310に、環状の(軸線A3,A4に対して)周方向に分極された、磁気的に調整された領域340を形成する。
好ましくは、電流密度Jの大きさは、ディスク310に結果的に生じる残留磁化が磁気弾性負荷(トルク)検出目的のために使用するのに十分であるようなものであるべきである。1.0×10A/mのオーダーの電流密度が十分な残留磁化を生じることを見出した。
複数の磁気的に調整された領域が望ましい場合には、プレートまたはディスクの各側に複数の電極対を配置し、これらの電極に適切な電流密度を印加してもよい。
ここで図6を参照すると、第1の周方向に分極された磁気的に調整された領域640と、第2の同心状の、逆向きに周方向に分極された磁気的に調整された領域650とを有するディスク610が示されている。磁気的に調整された領域640,650の分極は、周方向に向けられた矢印によって示される。このような磁化プロファイルは、中空円筒状の接触端部を有する電極の第1の対のそれぞれのものをディスク610の両側に配置し、より細い中空円柱状の接触端部を有する電極の第2の対のそれぞれのものをディスク610の両側に配置することによって形成されてもよい。電極の第1および第2の対に反対方向に電流密度を印加することによって、複数の磁気的に調整された領域を形成することができる。複数の磁気的に調整された領域は、好ましくは順次形成されるが、場合によっては、同時に形成されてもよい。複数の磁気的に調整された領域は、連続していてもよく、あるいは離れていてもよい。逆向きに分極された磁気的に調整された領域の存在は、少なくともコモンモードフィールドキャンセルを実現するので、トルク検出用途において有用である。
磁化可能なプレートを図7に示す。このようなプレートは、例えば、磁気弾性負荷検出デバイス700として使用することができる。図7において、プレート710は、その上に形成された磁気的に調整された領域740を有する。矢印は、磁気的に調整された領域740がプレート710の軸線に対して周方向に磁化されることを示す。検出デバイス700は、それに対して検出デバイス700を固定するかあるいは負荷を取り付けるための孔712を含む歪み分配バー720を含む。センサープラットフォーム750に取り付けられかつプレート710の表面に近接して配置された磁界センサー752は、例えば、プレート710に加えられる力または引っ張りの量の少なくとも一つの指標を提供することができる。
磁化可能なディスクを図8に示す。そうしたディスクは、例えば、自動車のエンジンまたはトランスミッションにおける、例えば磁気トルク検出デバイス800として使用することができる。図8に示す実施例では、強磁性要素は、その上に形成された一つ以上の磁気的に調整された領域840を有するディスク状駆動プレート810に組み込まれている。ディスク810の貫通孔812およびハブ820の対応する孔822には、ボルトなどのファスナー(図示せず)が挿入されてもよく、これによってディスク810とハブ820との間に堅固な取り付けが形成される。ハブ820は、駆動プレート810がクランクシャフトとして機能するシャフト830に同軸状に取り付けられることを可能にする。駆動プレート810はさらに、駆動プレート810の表面または外周のいずれかに配置されかつトルクコンバーターとして機能するリム860に取り付けられる。シャフト830に加えられるトルクは、駆動プレート810およびリム860に伝達され得る。同様に、リム860に加えられるトルクは、駆動プレート810およびシャフト830に伝達され得る。駆動プレート810の表面に近接して配置された磁界センサー852,854は、例えば、車両エンジンによって生成されるトルクの大きさに関連し得る、シャフト830に加えられるトルクの大きさの少なくとも指標を提供し得る。
開示された発明の特定の現時点で好ましい実施形態が本明細書に具体的に記載されているが、本発明が属する分野の当業者にとって、本明細書に示され記載されたさまざまな実施形態の変形および修正が本発明の趣旨および範囲から逸脱することなくなし得ることは明らかである。本発明は、本出願の利益を主張する特許出願またはそこから発行される特許に添付された特許請求の範囲によってのみ限定されると解釈されるべきである。
110 プレート
112 第1の表面(対向面)
114 第2の表面(対向面)
116 貫通孔
120 第1の電極
122 第1の接触端部
124 第1の遠位端部
130 第2の電極
132 第2の接触端部
134 遠位端部(第2の遠位端部)
310 ディスク
312 第1の表面
314 第2の表面
316 外側貫通孔
320 第1の電極
322 第1の接触端部
324 第1の遠位端部
330 第2の電極
332 第2の接触端部
334 遠位端部(第2の遠位端部)
340 磁気的に調整された領域
610 ディスク
640 磁気的に調整された領域
650 磁気的に調整された領域
700 磁気弾性負荷検出デバイス
710 プレート
712 孔
720 歪み分配バー
740 磁気的に調整された領域
750 センサープラットフォーム
752 磁界センサー
800 磁気トルク検出デバイス
810 ディスク状駆動プレート(ディスク)
812 貫通孔
820 ハブ
822 孔
830 シャフト
840 磁気的に調整された領域
852 磁界センサー
854 磁界センサー
860 リム

Claims (17)

  1. 磁化可能要素の第1の表面と接触している第1の電極を通って電流を導通させるステップであって、前記第1の電極は第1の長手方向軸線を有するステップと、
    前記第1の表面と実質的に対向する前記要素の第2の表面と接触している第2の電極を通って電流を導通させるステップであって、前記第2の電極は第2の長手方向軸線を有するステップと、を具備し、
    前記第1の電極を通り、前記第2の電極内へと、そして前記第2の電極を通って電流を導通させることによって磁界を発生させ、前記磁界は、前記第1および第2の軸線に対して実質的に周方向に前記要素の一部を磁化するために十分な強度を有する、方法。
  2. 前記第1および第2の長手方向軸線は実質的に同一直線上にあり、かつ、前記第1および第2の軸線は前記第1および第2の表面に対して実質的に垂直である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の電極は前記要素に接触するための第1の接触端部を備え、前記第2の電極は前記要素に接触するための第2の接触端部を備え、前記第1の接触端部および前記第2の接触端部は中実かつ円柱形状である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記要素に近接して磁界センサーを配置するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記磁界センサーからの出力信号に基づいて、負荷の大きさを特定するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記磁界センサーからの出力信号に基づいて、トルクの大きさを特定するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1の電極は前記要素に接触するための第1の接触端部を備え、前記第2の電極は前記要素に接触するための第2の接触端部を備え、前記第1の接触端部および前記第2の接触端部はそれぞれ中空かつ円筒形状である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記要素の前記第1の表面と接触している第3の電極を通って第2の電流を導通させるステップであって、前記第3の電極は第3の長手方向軸線を有すると共に前記要素と接触するための第3の接触端部を備えるステップと、
    前記要素の前記第2の表面と接触している第4の電極を通って前記第2の電流を導通させるステップであって、前記第4の電極は第4の長手方向軸線を有すると共に前記要素に接触するための第4の接触端部を備えるステップと、をさらに具備し、
    前記第3の電極を通り、前記第4の電極内へと、そして前記第4の電極を通って前記第2の電流を導通させることによって磁界を発生させ、前記磁界は、前記第3および第4の軸線に対して実質的に周方向に前記要素の一部を磁化するために十分な強度を有し、
    前記第3の接触端部および前記第4の接触端部はそれぞれ中空かつ円筒形状であり、前記第3の接触端部の外径は前記第1の接触端部の内径よりも小さく、かつ、前記第4の接触端部の外径は前記第2の接触端部の内径よりも小さい、請求項7に記載の方法。
  9. 前記要素に近接して磁界センサーを配置するステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記磁界センサーからの出力信号に基づいて、負荷の大きさを特定するステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記磁界センサーからの出力信号に基づいて、トルクの大きさを特定するステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記要素を流れる電流密度は約1.0×10A/mである、請求項1に記載の方法。
  13. 磁化可能要素を提供するステップをさらに備え、前記要素は、17‐4PHステンレススチール、45NiCrMo16、AISI9310およびAISI4340の一つからなる、請求項1に記載の方法。
  14. 第1の電流を導通するように構成され、かつ、プレートまたはディスク形状部材の磁化可能要素の第1の表面に接触するための第1の接触端部を有する第1の電極と、
    第1の電流を導通するように構成され、かつ、前記第1の表面に対向する、前記要素の第2の表面に接触するための第2の接触端部を有する第2の電極と、を具備し、
    前記第1および第2の電極は、前記第1の電極の長手方向軸線が前記第2の電極の長手方向軸線と実質的に同心状であるように、前記磁化可能要素に近接して配置されるように構成され、
    前記第1の電極の前記長手方向軸線および前記第2の電極の前記長手方向軸線は、前記要素の前記第1および第2の表面に対して実質的に垂直であるように構成されている、システム。
  15. 前記第1の接触端部および前記第2の接触端部はそれぞれ中実かつ円柱形状である、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記第1の接触端部および前記第2の接触端部はそれぞれ中空かつ円筒形状である、請求項14に記載のシステム。
  17. 第2の電流を導通するように構成され、かつ、前記要素の第1の表面に接触するための第3の接触端部を有する第3の電極と、
    前記第2の電流を導通させるように構成され、かつ、前記要素の第2の表面に接触するための第4の接触端部を有する第4の電極と、をさらに具備し、
    前記第3の接触端部および前記第4の接触端部はそれぞれ中空かつ円筒形状であり、前記第3の接触端部の外径は前記第1の接触端部の内径よりも小さく、かつ、前記第4の接触端部の外径は前記第2の接触端部の内径よりも小さい、請求項16に記載のシステム。
JP2018516387A 2015-06-10 2016-06-08 負荷およびトルク検出デバイス Active JP6686133B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/735,878 US10746615B2 (en) 2015-06-10 2015-06-10 Magnetizing ferromagnetic elements used in load and torque sensing devices
US14/735,878 2015-06-10
PCT/US2016/036472 WO2016200962A1 (en) 2015-06-10 2016-06-08 Load and torque sensing devices

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018517153A true JP2018517153A (ja) 2018-06-28
JP6686133B2 JP6686133B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=57503963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018516387A Active JP6686133B2 (ja) 2015-06-10 2016-06-08 負荷およびトルク検出デバイス

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10746615B2 (ja)
EP (1) EP3308118A4 (ja)
JP (1) JP6686133B2 (ja)
KR (1) KR20180030983A (ja)
CA (1) CA2988763A1 (ja)
WO (1) WO2016200962A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022061964A (ja) * 2020-10-07 2022-04-19 メソード・エレクトロニクス・マルタ・リミテッド フレックスプレート応力測定システム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56128454A (en) 1980-03-13 1981-10-07 Kawasaki Steel Corp Magnetizing device for magnetic flaw detection
US5195377A (en) 1990-04-17 1993-03-23 Garshelis Ivan J Magnetoelastic force transducer for sensing force applied to a ferromagnetic member using leakage flux measurement
US5520059A (en) * 1991-07-29 1996-05-28 Magnetoelastic Devices, Inc. Circularly magnetized non-contact torque sensor and method for measuring torque using same
JPH08271355A (ja) 1995-03-30 1996-10-18 Mitsubishi Materials Corp 磁歪式応力検出装置
GB9808792D0 (en) 1998-04-23 1998-06-24 Effective Torque Technologies Magnetising arrangements for torque/force sensor
JP2000266619A (ja) * 1999-03-18 2000-09-29 Hiroyuki Wakiwaka トルクセンサ及びステアリングシャフトのトルク検出装置
GB9906735D0 (en) 1999-03-23 1999-05-19 Fet Applic Limited Magnoelastic transducers
JP3611523B2 (ja) 1999-04-16 2005-01-19 マグナ−ラスティック ディヴァイシーズ、 インコーポレイテッド 環状に磁化されたディスク型トランスデューサとそのトルク測定方法
US6220105B1 (en) 1999-04-16 2001-04-24 Magna-Lastic Devices, Inc. Magnetoelastic disc-shaped load cell having spiral spokes
GB9919065D0 (en) 1999-08-12 1999-10-13 Fast Technology Gmbh Transducer Element
GB0009492D0 (en) 2000-04-17 2000-06-07 Fast Technology Gmbh Magnetic transducer element and method of preparation
EP1714124A2 (en) * 2003-12-30 2006-10-25 NCTEngineering GmbH Methods and apparatuses for magnetizing an object and for calibrating a sensor device
US6975196B1 (en) * 2005-03-23 2005-12-13 Visteon Global Technologies, Inc. Process for circumferential magnetization of magnetoelastic shafts
EP1744136B1 (en) 2005-07-11 2009-05-06 NCTEngineering GmbH Angle sensor device
JP5275840B2 (ja) * 2009-02-10 2013-08-28 Ntn株式会社 磁気エンコーダ等の多極磁化環状体の着磁方法および着磁装置
US8635917B2 (en) 2011-10-18 2014-01-28 Methode Electronics, Inc. Magnetic torque sensor for transmission converter drive plate
US9294409B2 (en) 2013-01-22 2016-03-22 Apple Inc. Reducing round-trip times for TCP communications

Also Published As

Publication number Publication date
EP3308118A4 (en) 2019-01-30
US10746615B2 (en) 2020-08-18
EP3308118A1 (en) 2018-04-18
JP6686133B2 (ja) 2020-04-22
KR20180030983A (ko) 2018-03-27
CA2988763A1 (en) 2016-12-15
US20160363495A1 (en) 2016-12-15
WO2016200962A1 (en) 2016-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102030555B1 (ko) 트랜스미션 컨버터 드라이브 플레이트용 자기 토크 센서
JP2545365B2 (ja) トルク測定装置
US8635917B2 (en) Magnetic torque sensor for transmission converter drive plate
US9587996B2 (en) Machine element and arrangement for measuring a force or a moment as well as a method for producing the machine element
EP3090241B1 (en) Magnetoelastic sensor
JP2002513147A (ja) トルク/力センサー用磁気装置
JP6420943B2 (ja) 変速機コンバーター駆動板のための磁気トルクセンサー
JP2009519592A (ja) センサ
JP4879483B2 (ja) インベアリングトルクセンサ機器
CN111664979A (zh) 磁致伸缩式转矩检测传感器
JP6686133B2 (ja) 負荷およびトルク検出デバイス
JP4305271B2 (ja) 磁歪式トルクセンサ
JPS5946526A (ja) 電磁ストレスセンサ
JP2001083025A (ja) トルク検出装置
JP7228605B2 (ja) トルク検出センサ
JP2003318027A (ja) 着磁装置および着磁方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6686133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250