JP2018517148A - X線蛍光標識を読み取るためのシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、X線蛍光(XRF)標識の分野に属し、特に、対象物を標識するために用いられる材料および組成物を示すXRF信号を読み取るための技術に関する。
X線蛍光(XRF)標識は、対象物を標識するのに役立ち得る化学材料元素および/または組成物成分を検知し、かつ、場合によっては数量化するのに用いられる技術である。対象物のパラメーター/同一性は、その時、検知される材料に基づいて識別され得る。
固形廃棄物は、多くの国で、ゴミ処理地といったそのような廃棄物の処理用に設計された施設で処理されなければならない。固形廃棄物は、道路、建物および他の人造の構造物の破壊または修復から生じる廃棄物である建設廃材を有しているかも知れない。建設廃材は、コンクリート、アスファルト、金属、木材、絶縁材、乾式壁、ガラス、プラスチックおよび他の関連する破片を有しているかも知れない。
− このXRF信号は二次的な蛍光信号(相対的に弱い)であるので、従来技術に用いるのに十分なSNR/SCRを有するXRF信号を取得するには高性能のX線/ガンマ線放射線放出器(radiation emitter)が必要とされるかも知れない一方で、そのような高性能のX線/ガンマ線放射線放出器は、野外での使用および/または適切な保護のない携帯装置との使用には利用できないかも知れず、および/または、適さないかも知れない;
− 現場で真空条件なしで作動する際、検査される対象物からのXRF信号は、それが検査される対象物と検知器との間の空気を通過すると顕著な減衰を被り、したがって、測定のSNRを損なうかも知れない;
− 検査される対象物および/またはその近傍にある対象物からの一次的な放射線の後方散乱ならびに隣接するピークからの干渉信号および/または検査される対象物の近傍に(例えば、ところに/上に)配置された汚染材料/対象物(例えば、他の異物/廃棄材料)からの不要なXRF反応は、顕著なクラッターを生成し、測定のSCRを劣化させるかも知れない;
− 携帯型のXRFシステムの大きさおよび重さの制限は、高精度のX線検知器/分光器の使用を制限するかも知れず、かつ、測定のSNRに影響するより高い内部ノイズ(例えば、検知装置の電子的なノイズ/器械的なノイズ)および/または低いスペクトル分解能に関連する相対的に小さく軽いX線検知器/分光器の使用を許容するかも知れない;
したがって、上記の理由のいくつかまたは全部のために、および、場合によっては他の理由のために、信頼性が高く高精度にXRF標識を読み取るための現行の技術は、典型的には制御された環境(実験室および/または他の適切な施設/システム)で実行される。
以下の詳細な説明では、固形廃棄物のような対象物/材料を標識かつ識別するための新規な方法が、詳細に説明されるであろう。
G1は、検知器から取得されるXRF信号の波長スペクトルプロファイルの部分を示すグラフである。ここで示されるように、XRF信号の強度は、任意単位で50と100との間で釣り合いを取って変動する。
G2は、特定の周期性を有する波長スペクトルプロファイルの周期的成分を示すグラフである。この周期的成分は例えば、電子的なノイズおよび/または後方散乱のようなノイズ/クラッターと関連付けられてもよい。このグラフに示される周期的成分の強度の大きさが、上記のグラフにおけるものと同一の任意単位で−10と10との間で変動することは、注目される。
G3は、上昇/下降に対するXRF信号の強度の傾向を波長の関数として示す波長スペクトルプロファイルのトレンド成分を示すグラフである。このトレンド成分は例えば、ノイズ/クラッターと関連付けられてもよい。トレンド成分の強度が、本実施例では上述のグラフにおけるものと同一の任意単位で50から95までほぼ単調に上昇することは、注目される。
G4は、G1に示されるXRF信号の波長スペクトルプロファイルからのG2およびG3に示される周期的およびトレンド成分を抑制するために作動130を適用することにより取得可能なフィルターを通したプロファイルを示すグラフである。ここで示されるように、波長スペクトルプロファイル(G1)からトレンド成分(G3)および周期的成分(G2)を減じること/区別することは、XRFシグネチャーのスペクトル線がより明確に現れ、かつ、ノイズに関連付けられるトレンドおよび周期的成分によって不明瞭であることがないか、または不明瞭であることが少ない、フィルターを通したスペクトルプロファイルを提供する。本実施例におけるXRFシグネチャーのスペクトル線の強度が、0と4(上記で用いられたものと同一の任意単位で)との間の尺度であり、したがって、本実施例ではトレンド成分からより低い大きさのオーダーであり、また周期的成分からより一層低いことは、注目されるべきである。
a.− 波長スペクトルプロファイルに移動平均を適用して波長スペクトルの滑らかなプロファイルを取得すること。220において提供されるXRF信号の波長スペクトルプロファイルの実施例は、図2Bに示される。この実施例では、移動平均は、サブ作動232において提供されるARIMAモデルにおいて与えられるq=12である重量を有するXRF信号のq=12である連続するサンプルを平均化することにより適用される。
b.− 次に、滑らかなプロファイルは、この場合、ノイズおよび/またはクラッターと関連し、かつ、波長スペクトルプロファイルP1内に存在する周期的ピークを示す季節性プロファイルを取得するために、波長スペクトルプロファイルP1からの滑らかなプロファイルの減算により区別される。本発明者らが、いくつかの実装においては波長スペクトルプロファイルP1からの滑らかなプロファイルの減算による区別を実行することが好ましいことを見出したが、いくつかの実施形態では季節性プロファイルを取得するために別の方法で、例えば滑らかなプロファイルによる波長スペクトルプロファイルの分割(例えば、またはその逆)により区別が実行されてもよいことは、注目されるべきである。
c.− 最後に、波長スペクトルプロファイルP1からの周期的成分を抑制し、かつ、「季節性のない」波長スペクトルプロファイルを取得するために、(b.)において取得された季節性プロファイルは、移動平均を適用して滑らかな季節性プロファイルを取得し、その後に波長スペクトルプロファイルP1から滑らかな季節性プロファイルを区別することにより滑らかになり、それによりそこからの少なくともいくつかの周期的成分が抑制された「季節性のない」波長スペクトルプロファイルを取得する。
d.− 「季節性のない」波長スペクトルプロファイル(例えば、これは波長スペクトルプロファイルP1に対して適用されてもよい)に対して移動平均を適用し、波長スペクトルプロファイルP1内に存在するトレンド成分の少なくとも部分を示す定常性プロファイルを取得すること。
e.− その後、季節性のないスペクトルプロファイル(例えば、または波長スペクトルプロファイルP1)と定常性プロファイルとを区別し、「季節性のない」波長スペクトルプロファイルからの(例えば、または波長スペクトルプロファイルP1からの)トレンド成分を抑制し、かつ、トレンド成分が抑制されたトレンドのないスペクトルプロファイルP6を取得すること。この段階で取得される「トレンドのない」スペクトルプロファイルP6は、例えば図2Cに示される。ここで、区別が「季節性のない」波長スペクトルプロファイルから定常性プロファイルを減算することにより実行されること、および、このためプロファイルP6が実際、そこからの季節性(周期的)成分および定常性(トレンド)成分の両方が抑制されたXRF信号のフィルターを通した波長スペクトルプロファイルであることは、注目されるべきである。この工程の区別は本実施例では減算により実行されたが、いくつかの実施形態では、トレンド成分を除去するための区別が他の技術、例えば定常性プロファイルによる「季節性のない」波長スペクトルプロファイル(例えば、または波長スペクトルプロファイルP1からの)の分割により実行されてもよいこともまた、理解されるべきである。
− 廃棄物処理に責任を負う実体−これは、場合によっては廃棄物の他のパラメーターと同様、630における関連付けから判定されてもよい;
− 廃棄物処理の場所−このデータは、XRF装置のGPS/位置ロケーターから取得されてもよい;
− 処理された廃棄物を記録する現場職員の身元−このデータは、XRF装置の独特な識別コードを利用することにより取得されてもよい;
− 場合によっては、廃棄対象物/材料にコード化されたバーコード情報から取得され、かつ、XRF装置の光学式リーダーにより読み取られてもよい廃棄物についてのさらなる情報。
イスラエル国ハイファ市の工務課は、市の範囲内の道路建設に責任を負う。該課は、市内の種々の道路建設計画のために、10の入札(1から10までの番号が付けられる)を提示した。10の入札すべては、道路廃棄物からなる大量の建設廃材の除去を伴う。ハイファ地域には建設廃材用のゴミ処理地が存在せず、結果として、建設廃材は、最も近いゴミ処理地まで約100km運ばれなければならない。ゴミ処理地は、大型ゴミ容器なしで10ヤードのロールにつき約500ドルを請求する。10の入札はすべて、AからJまでの文字で示される別々の請負業者により勝ち取られる。
Claims (40)
- X線蛍光(XRF)装置であって、当該XRF装置は:
放射線検知器を有し、該放射線検知器は、X線またはガンマ線放射線による対象物への照射に応じて前記対象物から到達するX線信号を検知し、かつ、検知されたX線信号を示すデータを提供し;かつ
前記検知器と通信状態にある信号読取処理器を有し、該処理器は、前記対象物に含まれる材料のシグネチャーを識別するために前記検知されたX線信号を受信かつ処理するように適合されており;
前記処理器は:
前記検知されたX線信号の少なくとも部分の波長スペクトルプロファイルを示すデータを判定するように構成されたスペクトルデータプロバイダーを有し;かつ、
前記波長スペクトルプロファイルを示す前記データをフィルターにかけ、かつ、フィルターを通したプロファイルを取得するように適合されたフィルター処理モジュールを有し、前記フィルターにかけることは、前記波長スペクトルプロファイルからのトレンド成分および周期的成分を抑制するように構成されており、前記トレンド成分および周期的成分は、前記放射線検知器により検知された前記X線信号部分におけるノイズおよびクラッターのうちの少なくとも一つと関連付けられており;
前記フィルターを通したプロファイルはそれにより、改善された信号対ノイズおよび/または信号対クラッター比を持ち、そこから前記対象物に含まれる材料のシグネチャーと関連付けられたスペクトルピークが改善された精度および信頼性をもって識別され得る、
前記XRF装置。 - 前記対象物に照射するための前記X線またはガンマ線放射線を放出するように適合された放射線放出器を有する、請求項1に記載のXRF装置。
- 識別モジュールを有し、該識別モジュールは、前記フィルターを通したプロファイルを処理して、その中の一つ以上のピークを識別するように構成されかつ作動可能であり、該一つ以上のピークは、所定条件を満たし、かつ、前記対象物に含まれる材料のXRFシグネチャーと関連付けられている、請求項1または2に記載のXRF装置。
- データストレージを有し、該データストレージは、複数の対象物を示す情報と複数のXRFマーカーを示す標識データとを関連付ける関連データを記憶し、該複数のXRFマーカーはそれぞれ、前記複数の対象物をそれぞれ標識するために用いられる一つ以上の材料のXRFシグネチャーを示し、かつ、前記XRF装置は、識別モジュールを含み、該識別モジュールは、前記関連データを利用して、前記対象物を標識しかつ前記フィルターを通したプロファイル中に現れるXRFマーカーを関連付け、かつ、前記対象物について取得された前記XRFシグネチャーデータに基づいて前記対象物の対象物データを判定するように構成されている、請求項1−3のいずれか一項に記載のXRF装置。
- 前記XRFマーカーが、次の事項の一つ以上を含む材料を有し、かつ、次の事項の一つ以上を含む材料により形成されており、該事項が:
未加工の形態になっている前記対象物;
前記対象物にそれを標識するために追加される一つ以上の追加のXRF標識材料;および
前記対象物に前記XRF標識材料を付着させるのに用いられるキャリアー材料、
である、請求項4に記載のXRF装置。 - 手に持てる大きさのXRF検知装置として構成されたXRF装置であって;前記XRF装置が、通信モジュールを有し、該通信モジュールは、前記フィルターを通したプロファイルを示すデータを遠隔処理中央部に伝達し、かつ、それに応じて前記対象物を示す対象物データを前記処理中央部から取得するように構成されている、請求項1−5のいずれか一項に記載のXRF装置。
- 前記対象物データが、次の事項の一つ以上を示すデータを有し、該事項が:
前記対象物の独自性;
前記対象物と関連付けられた製品の独自性、前記対象物の製造者の身元;
前記対象物のバッチ番号、前記対象物の製造日、前記対象物の製造場所および/または前記対象物の通し番号;ならびに
前記対象物の所有者の識別子
である、請求項6に記載のXRF装置。 - ディスプレイと、ディスプレイ制御器とを有し、該ディスプレイ制御器は、前記対象物データを示す指標を提示するよう前記ディスプレイを作動させるように構成されている、請求項6または7に記載のXRF装置。
- 前記通信モジュールが無線通信モジュールである、請求項6−8のいずれか一項に記載のXRF装置。
- 位置ロケーターを有し、該位置ロケーターは、前記XRF装置の位置を識別するように構成されており、かつ、前記通信モジュールは、前記位置を示すデータを前記フィルターを通したプロファイルの前記データと一緒に前記処理中央部に伝達することが可能である、請求項6−9のいずれか一項に記載のXRF装置。
- さらに光学式リーダーを有し、該光学式リーダーは、前記対象物と関連付けられた光学式コードを読み取るように構成されており、かつ、前記通信モジュールは、前記光学式コードを示すデータを前記フィルターを通したプロファイルの前記データと一緒に前記処理中央部に送達することが可能である、請求項6−10のいずれか一項に記載のXRF装置。
- 前記光学式コードがバーコードまたはQRコードである、請求項11に記載のXRF装置。
- 前記処理器が次の事項を実行するように適合されており、該事項が:
− 前記フィルター処理モジュールを作動させて前記フィルターにかけることを適用し、複数の時間枠で前記対象物から到達する前記X線信号の複数の部分の複数の波長スペクトルプロファイルをフィルターにかけ、前記複数の波長スペクトルプロファイルからのトレンド成分および周期的成分を抑制すること;および
− フィルターにかけられている前記複数の前記波長スペクトルプロファイルを示すデータから前記フィルターを通したプロファイルを演算すること
である、請求項1−12のいずれか一項に記載のXRF装置。 - 前記フィルターを通したプロファイルを演算することが、フィルターにかけられている前記複数の前記波長スペクトルプロファイルの平均プロファイルを計算することを有する、請求項13に記載のXRF装置。
- 前記フィルター処理モジュールが、時系列技術を前記波長スペクトルプロファイルに適用して前記トレンド成分および前記周期的成分を抑制し、かつ、改善されたSNRまたはSCRを持つ前記フィルターを通したプロファイルを取得するように適合されている、請求項1−14のいずれか一項に記載のXRF装置。
- 前記フィルター処理モジュールが、前記フィルターにかけることを実行するために所定の自己回帰(AR)モデルを利用するように適合されている、請求項15に記載のXRF装置。
- 前記所定の自己回帰(AR)モデルが、自己回帰統合移動平均(ARIMA)モデルである、請求項16に記載のXRF装置。
- 前記フィルター処理モジュールが、前記検知されたXRF信号の前記部分をフィルターにかける際に、ボックス−ジェンキンス処理および季節性分解処理のうちの少なくとも一つを利用するように適合されている、請求項15−17のいずれか一項に記載のXRF装置。
- 前記フィルター処理モジュールが、前記周期的成分を抑制するように作動する季節性フィルターを有し;前記季節性フィルターが、次の事項を実行するように適合されており、該事項が:
a. 取得された前記波長スペクトルプロファイルに移動平均を適用して、滑らかな波長スペクトルプロファイルを取得すること;
b. 前記波長スペクトルプロファイルと前記滑らかな波長スペクトルプロファイルとを区別し、それにより前記周期的成分を示す季節性プロファイルを取得すること、および、前記季節性プロファイルをその移動中心平均を演算することにより滑らかにすること;ならびに
c. 前記波長スペクトルプロファイルと前記季節性プロファイルとを区別し、それにより抑制された前記周期的成分を有する抑制された周期性波長スペクトルプロファイルを取得すること
である、請求項15−18のいずれか一項に記載のXRF装置。 - 前記トレンド成分を抑制するように作動する定常性フィルターを有し;前記定常性フィルターは、次の事項を実行するように適合されており、該事項が:
a. 前記波長スペクトルプロファイルまたは前記抑制された周期性波長プロファイルに移動平均処理を適用して、前記トレンド成分を示す定常性プロファイルを取得すること;および
b. 前記波長スペクトルプロファイルまたは前記抑制された周期性波長プロファイルと前記定常性プロファイルとを区別して、抑制された前記トレンド成分を有する波長スペクトルプロファイルを取得すること
である、請求項15−19のいずれか一項に記載のXRF装置。 - 前記放射線検知器が、XRFマーカー材料の検知を可能にし、前記XRFマーカー材料は、前記対象物を標識し、かつ、数100ppbのオーダーの濃度を持つ、請求項1−20のいずれか一項に記載のXRF装置。
- 前記放射線検知器が、マーカー材料の定量化を可能にし、該マーカー材料は、前記対象物を標識し、かつ、1ppmのオーダーの濃度を持つ、請求項1−21のいずれか一項に記載のXRF装置。
- 前記装置が記憶装置を有し、該記憶装置は、前記装置に特有の識別コードを有し、前記装置が、前記識別コードを前記通信モジュールを介して中央コンピューターに伝達するように構成されている、請求項1−22のいずれか一項に記載のXRF装置。
- X線蛍光(XRF)装置であって、当該XRF装置は、処理器を有し、該処理器は、X線またはガンマ線放射線による対象物への照射に応じて前記対象物から到達し、かつ、放射線検知器により検知されるX線信号部分の波長スペクトルプロファイルを示すデータを取得し、かつ、前記対象物に含まれる材料のシグネチャーを識別するために前記波長スペクトルプロファイルを処理するように適合されており;
前記処理器は、前記波長スペクトルプロファイルをフィルターにかけて、前記波長スペクトルプロファイルからのトレンド成分および周期的成分を抑制するように構成されたフィルター処理モジュールを有し、前記トレンド成分および周期的成分は、前記放射線検知器により検知された前記X線信号部分におけるノイズおよびクラッターのうちの少なくとも一つと関連付けられており;かつ、それにより、改善された信号対ノイズおよび/または信号対クラッター比を有するフィルターを通したプロファイルを取得し、そこから前記対象物に含まれる材料のシグネチャーと関連付けられたスペクトルピークが改善された精度および信頼性をもって識別され得る、前記XRF装置。 - 前記X線またはガンマ線放射線による前記対象物への照射に応じて前記対象物から放出されたX線信号を検知するための放射線検知器を有し、前記放射線検知器は、前記検知されたX線信号部分の前記波長スペクトルプロファイルを示すデータを提供する分光器検知と関連付けられている、請求項24に記載のXRF装置。
- XRF標識で標識された対象物を認証する方法であって、当該方法は:
対象物にあてられたX線またはガンマ線放射線に応じて前記対象物から到達するXRF信号の検知された部分の波長スペクトルプロファイルをフィルターにかけることを有し、前記フィルターにかけることは、前記波長スペクトルプロファイルからのトレンドおよび周期的成分を抑制し、それによりフィルターを通したプロファイルを取得するように構成されており;かつ
前記フィルターを通したプロファイルの中の所定条件を満たす一つ以上のピークを識別することを有し、それにより前記一つ以上のピークの波長を利用して前記対象物に含まれる材料のシグネチャーを識別することを可能にする、前記方法。 - 次の事項の一つ以上を有し、該事項が:
− 前記放射線で前記対象物に照射すること。
− 対象物にあてられたX線またはガンマ線放射線に応じて前記対象物から到達するX線信号の部分を検知すること;および
− 前記検知されたX線信号にスペクトル処理を適用して、特定のX線帯内にあるその波長スペクトルプロファイルを示すデータを取得すること
である、請求項26に記載の方法。 - 複数の時間枠の間に検知された前記X線信号の複数の時間枠部分において前記対象物から到達する前記X線信号の複数の部分と関連付けられた波長スペクトルプロファイルについて前記フィルターにかけることを実行することと、前記複数の時間枠においてそれぞれ取得された前記X線信号の前記複数の部分の前記フィルターにかけることにより取得された複数のフィルターを通したスペクトルプロファイルの平均を演算することにより前記フィルターを通したプロファイルを取得することとを有する、請求項26または27に記載の方法。
- 前記一つ以上のピークの前記波長および場合によっては大きさを利用して、前記対象物に含まれる材料のタイプおよび濃度を示す材料データを判定することと、前記材料データを利用して前記対象物を認証することとを有する、請求項26−28のいずれか一項に記載の方法。
- 前記所定条件を満たす前記一つ以上のピークが、前記対象物を標識するために前記対象物に含まれるX線蛍光(XRF)材料のXRF反応を示すピークを含む、請求項29に記載の方法。
- 前記スペクトル処理が、特定のX線帯で作動するX線分光器を利用して前記X線信号の前記部分を検知することにより実行される、請求項26−30のいずれか一項に記載の方法。
- 前記フィルターにかけることにより抑制される前記トレンドおよび周期的成分が、前記X線信号の前記検知された部分中に現れ、かつ、次の一つ以上を源とするクラッターおよびノイズのうちの少なくとも一つと関連付けられており:前記検知装置の器械的なノイズ、前記対象物の近傍にある一つ以上の異物、後方散乱ノイズ、および隣接するピークからの干渉信号;前記フィルターにかけることは、それにより改善された信号対ノイズ比(SNR)を提供する、請求項26−31のいずれか一項に記載の方法。
- 前記フィルターにかけることが、前記検知された信号部分の前記波長スペクトルプロファイルに時系列分析技術を適用して前記波長スペクトルプロファイルからの前記トレンドおよび周期的成分を抑制することにより実行される、請求項26−32のいずれか一項に記載の方法。
- 前記フィルターにかけることが、XRF信号のスペクトルをフィルターにかけるための所定の自己回帰(AR)モデルを提供することを含む、請求項33に記載の方法。
- 前記所定の自己回帰(AR)モデルが、自己回帰統合移動平均(ARIMA)モデルである、請求項34に記載の方法。
- 前記ARIMAモデルの自己回帰オーダーqおよびpが、それぞれq=12およびp=5である、請求項35に記載の方法。
- 前記ARIMAモデルの自己回帰重量が、前記波長スペクトルプロファイルの自己相関関数により判定される、請求項35または36に記載の方法。
- 前記フィルターにかけることが、前記検知されたX線信号の前記部分にボックス−ジェンキンス処理および季節性分解処理のうちの少なくとも一つを適用することにより実行される、請求項33−37のいずれか一項に記載の方法。
- 前記フィルターにかけることが、前記周期的成分を抑制するために適用される季節性フィルター処理を有し;前記季節性フィルター処理は:
a. 前記波長スペクトルプロファイルに移動平均を適用して、滑らかな波長スペクトルプロファイルを取得すること;
b. 取得された前記波長スペクトルプロファイルと前記滑らかな波長スペクトルプロファイルとを区別して、それにより前記周期的成分を示す季節性プロファイルを取得すること、および、前記季節性プロファイルをその移動中心平均を演算することにより滑らかにすること;ならびに
c. 前記波長スペクトルプロファイルと前記季節性プロファイルとを区別して、それにより抑制された前記周期的成分を有する周期性のない波長スペクトルプロファイルを取得すること
を有する、請求項33−38のいずれか一項に記載の方法。 - 前記フィルターをかけることが、前記トレンド成分を抑制するために適用される定常性フィルター処理を有し、前記定常性フィルター処理は:
a. 前記波長スペクトルプロファイルまたは前記周期性のない波長スペクトルプロファイルに移動平均処理を適用して、前記トレンド成分を示す定常性プロファイルを取得すること;および
b. 前記波長スペクトルプロファイルまたは前記周期性のない波長スペクトルプロファイルと前記定常性プロファイルとを区別して、抑制された前記トレンド成分を有する波長スペクトルプロファイルを取得すること
を有する、請求項33−39のいずれか一項に記載の方法。
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