JP2018514274A - ケラチン繊維に液体またはペースト状の製品を塗布する器具 - Google Patents

ケラチン繊維に液体またはペースト状の製品を塗布する器具 Download PDF

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Abstract

【課題】化粧品の装填とまつげの分離の点で改善された櫛歯の形状を求める。【解決手段】長手方向軸線XXに沿って延びる細長形の中心軸芯(1)と、軸芯に植え込まれた第一の端(20)と自由端である第二の端(21)とを有する細長の櫛歯(2)の少なくとも1列とを備えてなり、櫛歯(2)と軸芯(1)が一体に作られている、ケラチン繊維に液体またはペースト状の製品を塗布するための器具に関する。この発明によると、櫛歯の少なくとも1つが軸線XXに実質的に垂直な平面内で平らにされた形状を有し、前記少なくとも1つの櫛歯は、正面図において、軸芯(1)に植え込まれた基部(20)から第二の端(21)まで連続して凸または凹に湾曲した第一の稜部(25)および軸芯(1)に植え込まれた基部(20)から第二の端(21)までの間で順次連続して凹および凸に湾曲した第二の稜部(26)によって画定されており、第一の稜部と第二の稜部は、前記自由端(21)の所で合わさっている。櫛歯は、その本体の中に間隙を有していて互いに対向して配置された第一(22)および第二(23)の側面脇板部を画定している。塗布具の長手方向に沿って順次植え付けられている二つの櫛歯は、互いの間に少なくとも一つの遠位開口(30)を形成してもよい。【選択図】図1

Description

この発明は、マスカラタイプの、流体または粘性体の化粧品のための塗布具の分野に関する。この発明は、より具体的には、化粧品を塗布するための器具または手段に関する。
先行技術には、非常に多くのマスカラ塗布具が既に知られている。塗布器具自体は、例えば、中央軸芯(コア)とそこから延び出ている一組の毛条片(poils)または櫛歯(picots)を備えた細長形のブラシである。毛状片は、旧い技術であり、撚り合わせた金属線が横方向に延び出た毛条片(複数)を保持している。塗布器具の一例が米国特許US5,611,361号に詳解されている。
より最近では、塗布器具は、ブラシの長手の軸芯(コア)に植え込まれた一連の櫛歯(棘状片)を備えてなるブラシの形をしている。その全体が、プラスチック材料でモールド成形されている。それゆえ、塗布器具は、それを中に挿入することができる適当な容器を有して、化粧品用のディストリビュータ(分配具)を形成している。出願FR2,810,860号およびWO2011/045770号が、この技術思想から生じる塗布具の数例を示している。
従来技術の塗布器具、すなわち、ブラシの欠点は、ケラチン繊維を延ばし、厚くし、および/または分離するために、櫛歯が容器から櫛歯へ化粧品を正しく移し替えて化粧品をケラチン繊維に適切に塗布することができないということである。
ブラシへのマスカラの装填(移し替えて載せること)を改善するために従来技術により考えられる1つの解決策は、マスカラを集めるための平らな面を有するとともに平らでない面がまつげの分離に関与する構造の櫛歯を使用することである。文献EP1,872,682号がそのようなブラシを記載しており、その櫛歯は、ブラシの長手方向軸線に平行な複数の列に配置されており、1つの列の全ての櫛歯が、それらの平らな面を同じ側に有しており、それらの平らな面は、一列に整列されており、他方、平らでない面は、その線の同じ側に位置している。したがって、ブラシの使用者は、ブラシを回しながら、ブラシの長手方向軸線に直角な方向にブラシを動かす。
このタイプのブラシは、平らな面がまつげの分離に関与せず、平らでない面がマスカラの装填に関与しないので、最大の効能を有してはいない。したがって、このタイプのブラシでは、使用者は、マスカラの十分な装填が回復するのを確実にするために、ブラシの動きを反転させながらまつげの上を数回通過させなければならない。
いくぶん別のやり方であるが、特許出願EP1,611,817号が、長手の支持体と、当該支持体とともに一体成形され、支持体の同じ側に植え込まれ、支持体の長さの1/4を超えて延びる第一および第二の列の櫛歯とを備えてなるマスカラ塗布器具を開示している。歯(または櫛歯)は、2つの平行でない方向および表面によって形成されたいわゆる分離幾何学的表面の両側に延びている。櫛歯は、支持体の平らな面から直立しており、分離表面の両側に互い違いに形成されている。したがって、マスカラを塗布するときは、ブラシを行ったり来たり動かしても装填の最適な分布やまつげの適度な分離ができない。
特許出願FR2,930,875号も知られており、平らな面を有し軸芯から放射状に突き出た複数列の櫛歯を支持する長手の軸芯を備えてなる、化粧品を塗布するための器具を記載している。櫛歯は、軸芯の長手方向軸線に平行な少なくとも一列に配置されていて、いずれの列においても、その列の中心線(または、中心平面)の両側に交互に置かれて各平らな面がその列の内側に向けられている。その発明の1つの特徴によると、同じ列の櫛歯の平らな面は、軸芯に対して垂直に延び、整列されており、軸芯の周りの2つの螺旋方向に向けられている。
この解決策は、従来技術に比較して一定の改良をもたらすけれども、装填のモジュール化は具合よく達成されていない。そのうえ、まつげの分離には改良の余地がある。
先行技術には、さらに、特許出願EP1,070,465A2があり、それには分離幾何学的表面に対して対称的に2列に分けて配置されたテーパ付の湾曲した歯を有する櫛が記載されている。この改良発明は、化粧品の保持の点で一定のモジュール化を提案するものであるが、櫛または櫛と同等な器具に適用した場合に有利さを発揮するものである。
特許術願FR3,004,905A1には、まつげまたはまゆ毛に化粧品を塗布するための器具が記載されており、その櫛歯は、横から見て凝った形をしているが、これらの櫛歯の幾何学的形状では、化粧品を十分に保持することはできない。
特許術願FR2,937,514も知られており、それには、櫛歯が、軸芯と一緒に成型されていて、軸芯の長手方向軸に平行な複数列に配置され、軸芯から湾曲して突き出すように延びているマスカラ塗布具が記載されている。櫛歯の全体的な湾曲は、実質的に円形であり、その実施形態の一つによれば、塗布具は湾曲した櫛歯を有するブラシであって、まつげを湾曲させることができるが、装填される量は一定であり、少量である。
したがって、とりわけ各櫛歯の形状に関しては、開発が必要である。各櫛歯は、単独でまたは他の櫛歯と組合せで化粧品の装填およびまつげすなわちケラチン繊維の分離を改善するのに寄与するものでなければならい。
US5,611,361B FR2,810,860A WO2011/045770A EP1,872,682A EP1,611,817A FR2,930,875A EP1,070,465A2 FR3,004,905A1 FR2,937,514A
この発明は、従来技術の欠点を取り除くことを目的とし、とりわけ、化粧品と接触しているときは最大限の化粧品を捕獲しつつ、しごき部材を通った後でもその化粧品を保持することができる塗布器具を提案することを目的とする。ここに、しごき部材は、化粧容器の開口部に配置されている小さな部分であり、塗布具自体により捕獲された化粧品の余剰分を除くことができるものである。
このために、この発明により提案される液体またはペースト状の製品をケラチン繊維に塗布するための器具は、長手方向軸線XXに沿って延びる細長形の中央軸芯と、軸芯に植え込まれた第一の端と自由端である第二の端とを有する細長の櫛歯の少なくとも1列とを備えてなり、櫛歯と軸芯は単一片に形成、より厳密には成型、されている。
この発明の第一の特徴点によると、櫛歯の少なくとも1つは、軸線XXに実質的に垂直な平面内で平らにされた形状を有し、前記少なくとも一つの櫛歯は、正面図において、軸芯に植え込まれた基部から第二の自由端まで連続して凸または凹に湾曲した第一の稜部および軸芯に植え込まれた基部から櫛歯の第二の自由端までの間で方向変化点で分離された少なくとも二つの曲線を有する第二の稜部によって画定されており、第一および第二の稜部は自由端において合わさっている。
この発明の好ましい実施形態によれば、前記櫛歯は、互いに対向して配置された第一および第二の側面脇板部を画定できるようにその厚みの中に間隙を有している。
「正面図」は、細長の軸芯の一端から見た図を意味する。
この発明の他の特徴によると、前記間隙は、関与する櫛歯の全体の高さにわたって設けられている。高さとは、櫛歯の最も長い寸法を意味し、実質的に塗布具の半径の寸法に相当する。
より精密には、第一および第二の脇板部は、それら表面の5%より多くが互いに向かい合っている。ここでいう意味は、脇板部が、間隙によって分離されて互いに向かい合って配置されていて、脇板部の一つの実質的に平らな表面の5%より多くに当たる対向表面を有している、ということである。
この発明の実施形態の一つによれば、前記第一または第二の脇板部の一つが、正面図において実質的に半円の形の切欠き部(開口部)を有しており、その半円の直径は実質的に前記第二の稜部の一部に相当する。
この発明の他の実施形態によれば、第一および第二の脇板部は、櫛歯の第二の稜部に形成され櫛歯の異なる高さの所に配された切欠き(開口)を有している。
好ましくは、当該開口部の重心は、軸線XXから放射方向に測った櫛歯の全高さHの1/10〜9/10の間の所に位置する。この構成要件は、当該開口部を個別の適用に応じて当業者により画定される櫛歯上の変更し得る高さの所に設けることができることを意味する。
この発明の好都合な実施形態によると、櫛歯は、塗布器具の長手方向軸線XXに沿う向きに複数列に配置されている。
説明のために述べると、軸線XX上に順次植え込まれている2つの櫛歯の形状および/または配置は、両者の間に少なくとも一つの遠位開口を作り出すことができる。
さらに、少なくとも一つの櫛歯は、膨らみおよび/または凸状から出ている少なくとも一つの出っ張りを備えている。
この発明によると、当該櫛歯は、全体で実質的に円筒形の外形(すなわちエンベローブ)を形作っている。
この発明のこれらの特徴的な構成要件は、櫛歯自体における貯液効果による化粧品の良好な保持を可能とし、それにより、湿潤性、つまり櫛歯自体での化粧品の捕獲性能、が高まる。よって、与えられた数の櫛歯に対して、化粧品の保持が改善され、このことがこの発明の興味ある利点を構成している。そのうえ、櫛歯レベルでの工夫なので、捕獲できる化粧品の量を非常に細かくかつ正確に調節することが、かくして可能である。
さらに、櫛歯の全体的な形状について考察すると、保持される化粧品の量は、櫛歯の根元と自由端とで異なり、自由端の近くでより多くの化粧品が保持され、その箇所でまつげが櫛歯に殆ど確実に接触している。
さらに、櫛歯の特徴的な形状は、しごき部材を通るときに化粧品の最大限の量を保持しながら、最大限の屈曲を許容する。櫛歯の特定の形状によって化粧品の最大限の量を捕獲し、しごき部材の上を通過するときにその量を維持し、化粧品の外部で一旦その量を元に戻すので、有利である。この発明によるブラシは、化粧品を吸収または捕獲し、その後でまつげが櫛歯と接触しているときに元に戻すスポンジとして作用する。
この発明の他の構成要件、詳細および利点は、添付の図面を参照しながら以下の説明を読むことにより、分かるであろう。
この発明の第一の実施形態による塗布器具の斜視図である。 塗布器具の近位部分に配置された一組の櫛歯の拡大図である。 櫛歯の厚さ方向に沿った側面図である。 図2におけるAA線に沿った断面図である。 この発明の第一の実施形態による櫛歯の正面図であり、第一の側面脇板部を示す。 この発明の第一の実施形態による櫛歯の他の面の図であり、第二の側面脇板部を示す。 この発明による櫛歯の第一の斜視図であり、第一の実施形態に関連して軸芯への植込み側から見た図である。 この発明の第一の実施形態による櫛歯の第二の斜視図である。 櫛歯の厚さ方向に沿った側面図である。 この発明の第二の実施形態による櫛歯の下から見た図である。 この発明の第二の実施形態による櫛歯の正面図であり、第一の側面脇板部を示す。 この発明の第二の実施形態による櫛歯の他の面の図であり、第二の側面脇板部を示す。 ほぼ横から見た櫛歯の斜視図である。 この発明の第三の実施形態による櫛歯の厚さ方向に沿った側面図である。 図11による櫛歯のBB線に沿った断面図である。 図11の櫛歯の平面図である。 この発明の第三の実施形態による櫛歯の正面図であり、第一の側面脇板部を示す。 この発明の第三の実施形態による櫛歯の他の面の図であり、第二の側面脇板部を示す。 この発明の第三の実施形態による櫛歯の下から見た斜視図である。 この発明の第四の実施形態による器具の正面図である。 この発明の第四の実施形態による櫛歯の側面図および正面図である。 この発明の第四の実施形態による第二の器具の斜視図である。 この発明の第四の実施形態による耳部の設けられた櫛歯を図解する。 この発明の第五の実施形態の正面図である。 図19における実施形態の側面図である。 図19および図20の器具の櫛歯の配置の拡大図である。 この発明の第六の実施形態の正面図である。 この発明の第六の実施形態による器具の斜視図である。 櫛歯の第一の稜部を面内に含む曲面をとりわけて示す概念図である。 櫛歯の第一の稜部を面内に含む曲面をとりわけて示す概念図である。 この発明の構成要件の一つを強調して示す正面図である。
より明確のために、同一のまたは類似の素子は、全ての図面において同一の参照符号を付した。
図1は、化粧品、とりわけマスカラを塗布する器具の斜視図を示し、この塗布具は、軸線XXに沿って延びる細長形の中央軸芯(コア)1を備えてなる。当該軸芯の断面は、その全長にわたって一定であってもなくてもよく、それは、円形、卵形、多角形、その他でもよい。軸芯1からは、一組の細長の櫛歯2または突き出たレリーフが起立している。好ましい実施形態によると、軸芯1と櫛歯2は、一体成型されている。櫛歯2は、好ましくは、軸芯1の周りにほぼ放射方向に延び出ており、長手方向軸線XXに平行な列に配置されているが、この構成は決して限定的なものではない。図1Aは、軸芯1への櫛歯2の埋め込み、植え込みタイプのインプラント、をより細かく示している。櫛歯は、したがって、それらの基部20の所で軸芯に植え込まれていて、それらの第二の端21は自由端となっている。櫛歯は、したがって、可撓性であり、その可撓性は、とりわけ、それらの大きさ、形および材料を含むいくつかのパラメータで決定される。
この発明は、いくつかの実施形態において、櫛歯2の有利な特徴的な形を提案するものである。
櫛歯2は、概して長手方向軸線XXに実質的に垂直な平面内で扁平にされた形を有している。「扁平にされた形」とは、三面体の軸方向に沿った一つの面の幅が他の二つの面よりもかなり小さい形を意味する。そのように、図2および断面図2Aが、厚さeが約1mmである櫛歯を示し、図3および4が、同じ櫛歯を同じ縮尺で正面図に示し、その幅が数倍大きいことが明らかに見て取れる。櫛歯の高さHは、1mmであってもよい。
正面図において、すなわち、塗布具の端から見て、櫛歯は、その基部20からその自由端21に至るまで、連続的に凸状である第一の稜部(arete)25によって画定されている。第一の稜部は、都合よくは円の一部に相当する。さらに、櫛歯2は、その基部20からその自由端21に至るまで、順に凹状および凸状である第二の稜部26を備えている。第一の稜部25と第二の稜部26は、自由端21の所で合わさっている。図3および図4は、この特徴的な形状を図解している。さらに、櫛歯は、二つの脇板部22、23を画定するようにその厚みeの中に位置する間隙(スロット)24を有しており、それ自体が扁平にされている。AA断面は、櫛歯の厚みeの中に二つの脇板部22、23の限界を定める間隙24を明瞭に示している。厚みeは、ここで一定でないことに気付かれるであろう。厚みは、二つの脇板部の基部では大きく、脇板部の端ではそれより小さい。当業者は、これらの寸法を細かく画定することができる。二つの脇板部22、23は、この明細書の残りの部分において、側面脇板部と称する。それらは、とりわけそれらの凸状の稜部26および/または自由端21の近くで、良好な柔軟性を有する。したがって、間隙24は、中に化粧品が保持される空間を構成し、実際に保持される化粧品の量は、以下に説明するように、側面脇板部22、23の加えられる圧力に応じて変化する。
図5は、この発明の第一の実施形態による櫛歯の植込み部20から見た斜視図によってその特徴的な形状を示す。その図に、第一の脇板部22をより精密に見ることができる。図6は、より詳細に第二の脇板板23を示し、それは、ここでは第一の脇板板に似た形状を有する。したがって、この発明のこの実施形態では、面Pに沿って対称になっている。このように、ここでは第一および第二の脇板部は、各内表面の100%が互いに向かい合っている。
櫛歯2の全体の高さHに関しては、間隙24の高さ、すなわちその最大寸法は、塗布器具の半径方向(放射方向)にほぼ沿って測って、櫛歯の全体の高さHに相当する。この発明の範囲から逸脱することなしに、間隙24の高さは、櫛歯の全体の高さHより小さくすることができる。
図7〜10は、側面脇板部22または23の一方の形状において第一の実施形態と異なる第二の実施形態を図解している。第一22または第二23の脇板部が、ここでは、ほぼ半円の形状の切欠き27を有し、その半円の半径は、櫛歯の第二の稜部26の一部にほぼ対応する。したがって、切欠き27は、櫛歯の第二の稜部26から引っ込んでおり、その形状は、ほぼ半円であるが、類似のいかなる形状もこの発明の範囲の中に入る。間隙24の中に囲われる化粧品の量は、この発明の第一の実施形態においてよりも少ないが、櫛歯は、より柔軟であり、このことはより有利であるであろう。加えて、図10に示すように、まつげCは、切欠き27に対応する表面と直接に接触しており、このレベルで化粧品がより容易に装填され、これがこの発明の有利な構成要件を成している。
この発明の第二の実施形態によると、第一22および第二23の脇板部は、そのおおよそ50%の固体表面が互いに向かい合っている。
図11〜13は、この発明の第三の実施形態を図解し、この実施形態では、それぞれの脇板部22、23が切欠きを有している。より精確には、とりわけ図12、13および14に見られるように、切欠きは、第二の稜部26から画定されている。一方の脇板部の切欠きは、高さH1の所に位置しており、他方の脇板部に設けられた切欠きは、高さH1とは異なる高さH2のところに位置している。切欠きの高さH1またはH2は、長手方向軸線XXに対して放射方向(半径方向)に距離を測って、軸芯への櫛歯の植込み部とその切欠きの重心との差であるとしてもよい。この発明のこの実施形態は、櫛歯の内側の表面と扁平にされた両表面に存在する化粧品にまつげが触れるので、より多くの化粧品の装填を可能にする。比較すると、図7〜10の実施形態は、櫛歯の一方の表面を介して装填を可能にしている。
概括的に言って、切欠き27または28の重心は、軸線XXに対して放射方向に測って、櫛歯の全体の高さHの1/10〜9/10の間に位置する。
図14は、櫛歯の植込み領域から見た斜視図でこの発明の第三の実施形態による櫛歯を図解する。
図解的に詳説すると、塗布具は、AmmとBmmの間の長さを有し、櫛歯は、CmmとDmmの間の高さを有し、櫛歯の厚みeは、約Emmであり、櫛歯の幅すなわち第三の寸法は、FmmとGmmの間である、としてもよい。
好ましくは、櫛歯の第一の稜部25は、全て同じ方向に向けられており、図1Aに図解されているように向いている。
図15は、この発明の第四の実施形態の器具を正面図で図解し、櫛歯2が器具の長手方向に沿って整列されているのが見られる。櫛歯は、各々、第一の植え込まれた端20から第二の自由端21に至るまで、湾曲した第一の稜部25および順次凸に続いて凹である第二の稜部26を有している。器具の長手方向にわたって順次並んだ二つの櫛歯の間に角度のずれを付けておくことにより、櫛歯の基部20の所での僅かな重なりが可能になっている。図16は、空間的に櫛歯の形状を詳細に示し、これらの櫛歯は、扁平にされている、言い換えれば側面からみて小さい寸法であるが、側面図上で僅かな湾曲を有している。このようにして、レリーフ(模様的凹凸)が形成されて、化粧品の捕獲に役立っている。
図17は、全体斜視図で、長手方向に沿って僅かにずれて複数列に並べられた櫛歯のインプラント状態を示し、基部20の当該ずれが図15において視認可能である。
図18は、櫛歯の種々の方向からの眺めを示し、それらは、厚み方向に沿って向けられた耳部29が追加されている点で、図16に示したものと異なる。耳部29は、化粧品捕獲の表面積を増やし、そして、まつげとの接触を改善する。これらの耳部の形状寸法は、前のものより凝っているけれども、成型による製造は、依然として可能である。
図19、20および20Aは、器具の長さ方向にわたって櫛歯が整列されている実施形態を示し、櫛歯の第一の稜部25が正面図において同じ曲がり方向に湾曲している櫛歯を示している。櫛歯2は、正面図において、この発明の特徴である一種の湾曲した複数の花びらを形作るように複数対にグループ分けされている。側面図において、および図20および20Aにより詳細に見られるように、櫛歯は、長手方向に隣接する二つの櫛歯が合わさって一つの輪(ループ)30を形作るように、湾曲部を有する。そのような輪30は、化粧品の貯液部となり、工夫された寸法および形状のために、そのうえ柔軟性がある。この点は、この発明の目的に好ましく合致しており、最大限の量の化粧品を捕獲し、しごき部を通過するときにそれを閉じ込め、まつげと接触したときにそれを戻すことのできるスポンジ効果である。
図21および22は、図15の実施形態に類似であるが軸芯1への櫛歯の埋込みが異なる実施形態を図解するもので、櫛歯の(長手方向軸芯XXに沿った)整列が櫛歯が交互に向いていることで成り立っており、櫛歯の第一の稜部25が、同じ曲率で1つの方向に湾曲したのち他の方向に湾曲している。これ等の整列は、図21に特によく見ることができ、図22は、同じ整列を斜視図で示している。
図23〜25は、櫛歯の第一の稜部25の連続的湾曲Coを強調するものである。図25の正面図に描かれた円は、櫛歯の第一の稜部25が合致する湾曲を明瞭に印している。図24には、櫛歯は精密には示されていないが、櫛歯の第一の稜部25が上に載る円Coが見えることが重要である。
非常に有利なことに、この櫛歯2の外形は、化粧品の装填の特別なしごきと戻しを許容する。
もちろんのことであるが、この発明の範囲から逸脱することなく、当業者にはこの発明の他の変更が可能である。
XX…長手方向軸線、P…面、C…まつげ、e…厚さ、H…高さ、Co…連続的湾曲、1…軸芯、2…櫛歯、20…第一の端、21…第二の端(自由端)、22…第一の脇板部、23…第二の脇板部、24…間隙、25…第一の稜部、26…第二の稜部、27…切欠き、28…切欠き、29…耳部、30…輪。

Claims (9)

  1. 長手方向軸線XXに沿って延びる細長形の中央軸芯(1)と、前記軸芯に植え込まれた第一の端(20)と自由端である第二の端(21)とを有する細長の櫛歯(2)の少なくとも1列とを備えてなり、前記櫛歯(2)と前記軸芯(1)が一体に形成されている、ケラチン繊維に液体またはペースト状の製品を塗布するための器具であって、
    前記櫛歯の少なくとも1つは、前記軸線XXに実質的に垂直な平面内で平らにされた形状を有し、前記少なくとも一つの櫛歯は、正面図において、前記軸芯(1)に植え込まれた基部から前記第二の端(21)まで連続して凸または凹に湾曲した第一の稜部(25)および前記軸芯(1)に植え込まれた基部(20)から前記第二の端(21)までの間で方向変化点で分離された少なくとも二つの湾曲を有する第二の稜部(26)によって画定されており、前記第一および第二の稜部は前記自由端(21)において合わさっており、さらに、前記櫛歯は、互いに対向して配置された第一(22)および第二(23)の側面脇板部を画定できるようにその厚みの中に間隙を有している
    ことを特徴とする塗布器具。
  2. 請求項1に記載の塗布器具において、
    前記間隙は、所定の前記櫛歯の高さ全体にわたって設けられている
    ことを特徴とする塗布器具。
  3. 請求項1または2に記載の塗布器具において、
    前記第一および第二の脇板部は、その5%を超える表面が互いに向かい合って置かれている
    ことを特徴とする塗布器具。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の塗布器具において、
    前記第一または第二の脇板部は、正面図において、実質的に前記第二の稜部(26)の一部に相当する直径の実質的に半円の形の切欠き(27)を有する
    ことを特徴とする塗布器具。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の塗布器具において、
    前記第一および第二の脇板部のそれぞれが前記第二の稜部から画定された切欠き(28)を前記櫛歯の異なる高さの位置に有する
    ことを特徴とする塗布器具。
  6. 請求項4または5に記載の塗布器具において、
    前記切欠き(27、28)の重心は、前記軸線XXから放射方向に測った前記櫛歯の全高さHの1/10〜9/10の間に位置する
    ことを特徴とする塗布器具。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の塗布器具において、
    前記軸線XXに順次インプラントされている二つの櫛歯の形状および配置は、両者の間に少なくとも一つの遠位開口(30)を形成可能である
    ことを特徴とする塗布器具。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の塗布器具において、
    前記櫛歯の少なくとも一つは、膨らみからおよび/または凸状から出ている少なくとも一つの出っ張りを備えている
    ことを特徴とする塗布器具。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の塗布器具において、
    前記櫛歯(2)の全体が、実質的に一つの円筒形の外形を作り出すことができる寸法および/または向きを有している
    ことを特徴とする塗布器具。
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