JP2018510778A - 液滴集合体および液滴集合体を生成するための方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明者らは、物体媒体に保持されている試薬と、物体媒体が接触するバルク媒体に提供されている試薬との反応から形成されるカプセルのシェルを一体化することにより、カプセルの集合体を容易に調製することができることを見出した。
(i)物体媒体であるかまたは物体媒体内に含まれる物体試薬を含む第1の物体を準備するステップ;
(ii)バルク試薬を含むバルク媒体と前記第1の物体を接触させ、前記物体媒体と前記バルク媒体との境界での第1のカプセルシェルの形成を可能にし、それにより、前記シェルが、イオン性架橋のように、前記物体試薬および前記バルク試薬が関与する反応の生成物を含む第1のカプセルを準備するステップ;
(iii)物体媒体であるかまたは物体媒体内に含まれる物体試薬を含む第2の物体を準備するステップ;
(iv)バルク試薬を含むバルク媒体と前記第2の物体を接触させ、前記第2の物体媒体と前記バルク媒体との境界での第2のカプセルシェルの形成を可能にし、それにより、前記シェルが、イオン性架橋のように、前記物体試薬および前記バルク試薬が関与する反応の生成物を含む第2のカプセルを準備するステップ;および
(v)前記第1のカプセルシェルおよび前記第2のカプセルシェルの一体化を可能にし、それにより第1の物体および第2の物体の集合体を形成するステップを含む。
(i)各媒体が第1の試薬であるかまたは第1の試薬を含み、複数の個別の媒体を準備するステップ;
(ii)各媒体を、第2の試薬を含むバルク媒体と接触させるステップ;
(iii)各媒体と前記バルク媒体との境界でのカプセルシェルの形成を可能にし、それによりカプセルを準備し、前記シェルが、イオン性架橋のように、前記物体試薬および前記バルク試薬が関与する反応の生成物を含むステップ;および
(iv)個別の媒体のカプセルシェルと、少なくとも1つの他の個別の媒体のシェルとの一体化を可能にし、それにより集合体を形成するステップを含む。
(i)バルク試薬を含むある容積のバルク媒体を投入して液浴を形成するステップ;
(ii)各々が物体試薬を含む1つまたは複数の物体を前記液浴内にまたは前記液浴上に投入し、各物体の表面の部分を、投入後に前記液浴の表面上方に露出したままにするステップ;
(iii)各物体と前記バルク媒体との界面で反応を生じさせて、前記バルク媒体と接触している各物体の部分の周囲に部分的なカプセルシェルを形成するステップ;
(iv)追加のバルク媒体を投入して、各物体の表面の部分が前記液浴の表面上方に露出したままになるように、前記液浴の深さを、各物体の上部表面よりも低い液位まで増加させるステップ;
(v)各物体と前記バルク媒体との界面で反応を生じさせて、前記バルク媒体と接触している各物体の部分の周囲に部分的なカプセルシェルを形成するステップ;
(vi)ステップ(ii)〜(v)を、所定の回数繰り返して、集合体を形成するステップ;および
(vii)前記集合体をバルク媒体で完全に覆って、液滴媒体の1つまたは複数の非中断領域(uninterrupted)を含む、物体の封入集合体を形成するステップを含む。
(i)バルク試薬を含むバルク媒体の液浴を準備するステップ;
(ii)前記液浴を持続的に撹拌するステップ;
(iii)各物体が物体媒体を含み、前記物体または前記物体媒体が物体試薬を含み、複数の物体を前記液浴に投入するステップ;
(iv)前記物体試薬および前記バルク試薬が関与する反応を、各物体と前記バルク媒体との界面で生じさせて、各物体の周囲にカプセルシェルを形成するステップ;
(v)前記複数の物体を、前記液浴の中心に向けて移動させ、前記液浴の中心で凝集体を形成させるステップ;および
(vi)前記凝集体の隣接する物体のカプセルシェルを一体化させ、それにより物体の集合体を形成するステップを含む。
反応拡散プロセス
反応拡散系は、1つまたは複数の化学種が、反応することができ(それら自体または互いにのいずれかで)、かつ空間に拡散することができるものである。逆球状化プロセスでは、バルク媒体内に浸漬される、液滴等の物体の周囲に膜が構築される。アルギン酸カルシウム系を例に挙げると、まず、液滴中のカルシウムが、液浴の直接周囲容積中のアルギン酸塩と反応し、それにより、液滴の境界にアルギン酸カルシウムゲルの薄いシェルが生成される。その後、液滴中のカルシウムは、このシェルを通じて液浴内へと更に拡散し、シェルの直接周囲でアルギン酸塩と反応し、それによりアルギン酸カルシウムシェルが肥厚化される。このような反応および拡散の組み合わせを、反応拡散プロセスと定義する。カルシウムは、アルギン酸塩よりもはるかに容易にゲルを通じて拡散するため、シェル成長は、液滴内へと進行するのではなく、液滴から遠ざかるように進行する。
幾つかの実施形態では、バルク媒体は、食料品を含む。これは、水、果汁、ハチミツ、ヨーグルト、ワイン、蒸留酒、およびビール等のアルコール飲料、茶、コーヒー、ドレッシング、ソース、およびスープの1つまたは複数から選択してもよい。あるいはまたはそれに加えて、バルク媒体は、栄養補助食品を含んでいてもよい。それらは、ビタミン、ミネラル、繊維、脂肪酸、アミノ酸、およびポリペプチドの1つまたは複数から選択してもよい。あるいはまたはそれに加えて、バルク媒体は、医薬品またはバイオテクノロジー製品を含んでいてもよい。それらは、薬物、動物細胞、植物細胞、細菌、および他の生物の1つまたは複数から選択してもよい。あるいはまたはそれに加えて、バルク媒体は、化粧品を含んでいてもよい。それらは、口内洗浄液、練り歯磨き、石鹸、クリーム、および芳香剤の1つまたは複数から選択してもよい。あるいはまたはそれに加えて、バルク媒体は、果物抽出物、種子抽出物、葉抽出物、茎抽出物、または野菜抽出物等の植物抽出物を含んでいてもよい。
沈降速度がこの範囲内であると、物体がより効果的に相互結合して集合体が形成され、より正確に液浴に配置される。
v=gd2(rd−rb)/(18m)
式中、vは、球体の終端沈降速度であり、gは、重力加速度であり、dは、球体直径であり、rdは、球体密度であり、rbは、液浴密度であり、mは、液浴の動粘度である。この式は、シェル成長がゆっくりである本発明ではほぼ正確である。シェル成長が速いと、球体直径が球体の落下と共に増加することになり、それは上記の式では想定されていない。
(i)バルク試薬を含むある容積のバルク媒体を投入して液浴を形成するステップ;
(ii)各物体の表面の部分を、投入後に前記液浴の表面上方に露出したままにし、各々が物体試薬を含む1つまたは複数の物体を前記液浴内にまたは前記液浴上に投入するステップ;
(iii)各物体と前記バルク媒体との界面で反応を生じさせて、前記バルク媒体と接触している各物体の部分の周囲に部分的なカプセルシェルを形成するステップ;
(iv)追加のバルク媒体を投入して、各物体の表面の部分が前記液浴の表面上方に露出したままになるように、前記液浴の深さを、各物体の上部表面よりも低い液位まで増加させるステップ;
(v)各物体と前記バルク媒体との界面で反応を生じさせて、前記バルク媒体と接触している各物体の部分の周囲に部分的なカプセルシェルを形成するステップ;
(vi)ステップ(ii)〜(v)を、所定の回数繰り返して、集合体を形成するステップ;および
(vii)前記集合体をバルク媒体で完全に覆って、液滴媒体の1つまたは複数の非中断領域を含む、封入された物体の集合体を形成するステップを含む。
(i)バルク試薬を含むバルク媒体の液浴を準備するステップ;
(ii)前記液浴を持続的に撹拌するステップ;
(iii)各物体が物体媒体を含み、前記物体または前記物体媒体が物体試薬を含み、複数の物体を前記液浴に投入するステップ;
(iv)前記物体試薬および前記バルク試薬が関与する反応を、各物体と前記バルク媒体との界面で生じさせて、各物体の周囲にカプセルシェルを形成するステップ;
(v)前記複数の物体を、前記液浴の中心に向かって移動させ、前記液浴の中心で凝集体を形成させるステップ;および
(vi)前記凝集体の隣接物体のカプセルシェルを一体化させ、それにより物体の集合体を形成するステップを含む。
幾つかの実施形態では、完成した集合体の外側表面の厚さは、集合体が完成した後だが液浴から取り出される前に遅延を導入することにより制御される。このようにすると、(a)集合体の各内部物体の周囲に、および(b)集合体の各外部物体の周囲に、つまり完成した集合体の外縁部の周囲に、異なる厚さのカプセルシェルをもたらすことができる。
本方法の幾つかの実施形態では、物体は、少なくとも1つの供給要素により形成される。供給要素は、バルク媒体の上方に位置決めされていてもよい。供給要素は、1つまたは複数のノズルを含んでいてもよい。供給要素は、インクジェットプリンタヘッドを含んでいてもよい。幾つかの実施形態では、物体は、噴霧器、インクジェットプリンタ、マイクロ流体システム、または静電気発生器により形成される。
平行移動台
上述のように、供給要素は、スカラロボットを使用して、液浴に対して移動可能であってもよい。スカラロボットは、2つの関節を有する関節式アームであって、実質的に水平な平面上で関節を中心にして回転可能なアームを備えていてもよい。関節を中心とした各アームの運動は、サーボモータ等の好適なモータにより実施することができる。幾つかの実施形態では、Dongbu Robot HerkuleX DRS−0101サーボモータを使用してもよい。あるいは、例えば、ロータリエンコーダを有するDCモータを含む特注のサーボ機構を使用してもよく、それにより、より低コスト実装が可能になるだろう。
上記で考察されているように、供給要素は、液滴をタンクから供給ノズルへと運搬する蠕動ポンプを含んでいてもよい。
本発明の更なる態様は、バルク媒体の加熱をもたらすように構成されている、前記バルク媒体を含有するための装置であって、前記装置は、
底部および側壁を画定し、前記側壁の内側表面が、前記底部に対して、90°を超える角度を有するように鈍角に構成されている熱伝導性容器;
前記側壁の外部表面と接触している発熱体;および
前記容器内に配置されるように構成されており、前記熱伝導性容器の前記内側表面と幾何学的に一致する外側表面を含む液浴を備える。
第1の態様または第2の態様による方法の幾つかの実施形態では、物体の放出は、以下のステップにより実施される:
(a)第1の位置にて第1の物体を供給要素から放出するステップ;
(b)前記供給要素を第2の位置に向けて移動させると同時に、第2の液滴を形成することになる物体媒体をポンプ送液するステップ;
(c)自由選択で、時間遅延を提供して、前記第1の物体の沈殿を可能にするステップ;および
(d)前記第2の位置にて前記第2の物体を放出するステップ。
幾つかの実施形態では、複数の集合体が、同じバルク媒体内で順次または同時に構築される。物体を互いに比較的離して投入することにより、以前に投入された物体の位置に及ぼす物体の影響は、無視できる程度になる。
(a)第1の位置にて、第1の集合体の少なくとも第1の物体を供給要素からバルク媒体内に投入するステップ;
(b)前記供給要素を第2の位置へと移動させるステップ;
(c)第2の集合体の少なくとも第1の物体を前記バルク媒体内に投入するステップ;
(d)前記供給要素を第3の位置に移動させるステップ;
(e)前記第1の集合体の少なくとも第2の物体を前記バルク媒体内に投入するステップ;
(f)前記供給要素を第4の位置に移動させるステップ;および
(g)前記第2の集合体の少なくとも第2の物体を前記バルク媒体内に投入するステップ。
本発明の更なる態様は、集合体をバルク媒体から単離するための方法であり、この方法は、
液浴の少なくとも一部にわたって延在する有孔プラットフォームを含む液浴を準備すること;
前記液浴に、前記有孔プラットフォームを覆う液位までバルク媒体を添加すること;
前記有孔プラットフォーム上に、集合体を本明細書に記載のように構築すること;および
前記有孔プラットフォームを前記バルク媒体から上昇させ、それにより前記集合体を前記バルク媒体から単離することを含む。
第1の区画および第2の区画を含む液浴を準備すること;
第1の区画にバルク媒体を添加すること;
前記第1の区画内に、本明細書に記載のように集合体を構築すること;および
前記バルク媒体の少なくとも一部を前記第1の区画から前記第2の区画内へと移動させ、それにより前記集合体を前記バルク媒体から単離することを含む。
幾つかの実施形態では、完成した集合体は冷却され、集合体の特性を保存するために低温で保管される。例えば、集合体は、冷蔵してもよく、または冷凍してもよい。例えば、集合体は、4℃以下に、0℃以下に、または−20℃以下に冷却してもよい。
1gのアルギン酸ナトリウムを、200mLの蒸留水に溶解して、0.5w/v%アルギン酸ナトリウム溶液の液浴組成物B1を準備した。
2gの乳酸カルシウム、2gのキサンタンガム、および30gの糖を、200mLの蒸留水に溶解して、1w/v%乳酸カルシウム、1w/v%キサンタンガム、および15w/v%スクロースを含む液滴成形溶液D1を準備した。
前記液滴形成溶液の調製では、溶質を混合して溶解させるという行為により、液滴集合体形成の成功を妨げる場合がある気泡が高い体積の割合で導入された。遠心分離または真空脱気により、気泡除去を成功させることができた。遠心分離の場合、パスツールピペットを使用して、溶液を2mLチューブに分注し、チューブを、Sprout(登録商標)ミニ遠心機(Heathrow Scientific(登録商標)LLC社)を使用して、およそ2,000gの相対遠心力で遠心分離にかけた。真空脱気の場合、溶液を、5分間およそ5Paの絶対圧力にかけた。非常に粘性の溶液の場合、または界面活性剤を含有している場合のある溶液、例えばハチミツを含有していた溶液の場合、その後、溶液をすぐ大気圧に戻し、真空脱気法を最大10回繰り返すことが必要だった。
液滴成形溶液D1を使用して、立方格子配置にある48個の液滴を含む集合体の生成を試みた。各液滴の直径は、およそ3mmだった。集合体形成が可能だった場合(例えば、液浴貫通が可能だった場合)、完成した集合体を、構築後2分間にわたって溶液中に残して、構造を支持する適切な外部シェル形成を確実にした。スプーンを使用して集合体を液浴から取り出し、過剰な液浴溶液を紙タオルに染み込ませた。格子構造に対応する結晶方向を含む、複数の角度から集合体を撮影するにより、集合体構造を評価した。食用集合体の場合、それらの口当たりも試食により試験した。
液滴成形溶液D3を使用して、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、液浴溶液B2中で集合体の生成を試みた。21℃および27℃の液浴温度で、液滴はほぼ100%の確率で液浴を貫通し、良好な印刷忠実性が得られた。
液滴成形溶液D6を使用して、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、室温にて液浴溶液B1中で集合体の生成を試みた。
液滴成形溶液D6を使用して、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、室温にて液浴溶液B1中で集合体の生成を試みた。液浴溶液の深さは、集合体の目的構造の高さとほぼ等しかった。しかしながら、集合体の最上層の液滴は、液浴内に完全には浸漬されていなかったため、完全には封入されず、したがって、空気に露出することが分かった。余裕のある深さの液浴溶液中で印刷して、集合体の最上部にある液滴を完全に封入させることを可能にすることが必要であるという結論が得られた。
液滴成形溶液D6を使用して、連続液滴の供給間の時間間隔が1秒間だったこと以外は、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、室温にて液浴溶液B1中で集合体の生成を試みた。液滴間の時間間隔を短くしたため、各液滴が液浴内を沈降する間、以前に供給した液滴も沈降していた。典型的には、連続した液滴は、隣接する位置で供給されたため、液滴は、典型的には、同時に沈降している別の液滴と緊密に隣接して沈降した。そのような1対の液滴は、沈降中に相互作用し、それらの一方または両方は、意図した位置とは異なる位置に沈殿した。
液滴成形溶液D6を使用して、10個の液滴を線形に配置した一次元集合体を生成した以外は、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、室温にて液浴溶液B1中で集合体の生成を試みた。室温にて、液滴は、ほぼ100%の確率で液浴を貫通し、良好な印刷忠実性が得られた。
液滴成形溶液D6を使用して、19個の液滴を六方最密に配置した二次元集合体を生成した以外は、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、室温にて液浴溶液B1中で集合体の生成を試みた。室温にて、液滴は、ほぼ100%の確率で液浴を貫通し、室温で良好な印刷忠実性が得られた。液浴内に構築した集合体は、図8に示されている。
液滴成形溶液D6およびD7を使用して、およそ100個の液滴を垂直に積み上げた層に配置した集合体を生成し、各液滴成形溶液に別々のポンプ、ある長さのチューブ、およびノズルを使用した以外は、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、室温にて液浴溶液B1中で集合体の生成を試みた。2つのノズルは、互いに対して固定された位置にあり、横方向に8mmだけ離れていた。各層は、六方最密に配置された液滴で構成されていた。この配置は、溶液D7の液滴が、そうでなければ溶液D6の液滴で構成されることになる形状にわたって縞帯を形成し、全体的な集合体はイチゴの形状に類似していた。構築の各連続段階での集合体および最終状態の集合体は、図9(a)〜(d)に示されている。
液滴成形溶液D6を使用して、111個の液滴を垂直に積み上げた層に配置した集合体を生成した以外は、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、室温にて液浴溶液B1中で集合体の生成を試みた。各層は、六角形の輪郭を有する六方最密配置の液滴で構成されていたため、集合体全体は、正六角柱の輪郭を有していた。この集合体は、図10に示されている。
液滴集合体の形成に必要ではない種がバルク媒体に含まれている可能性を示すため、およびアルコール飲料を含む液滴集合体を製作することができるか否かを決定するため、液滴成形溶液D9を使用して、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、28℃にて液浴溶液B2中で集合体の生成を試みた。液滴は、ほぼ100%の確率で液浴を貫通し、印刷忠実性は許容し得るものであった。液滴がリトアニアブラックカラントワインを含み、封入ゲルが食品着色剤を含む集合体が、図11に示されている。
液浴溶液中のアルギン酸塩の濃度を変化させて液滴形成を検討するために、液滴成形溶液D8を使用し、室温で液浴B7、B5、およびB1中で個々の液滴を製作した。パスツールピペットを使用して溶液表面のおよそ1cm上方から液滴を投入した。
液浴溶液との衝突時の液滴速度を変化させて液滴形成を検討するために、液滴成形溶液D8を使用し、室温で液浴B1中に個々の液滴を製作した。液浴溶液の表面との衝突時点で異なる速度を有するように、液滴を異なる高さから供給した。
封入した液滴の形状に対するキサンタンガムの影響を決定するために、液滴形成溶液D4およびD5を各々使用して、室温で液浴溶液B5の容器中で個々の液滴を製作した。実施例1と同じ方法で液滴を製作した。液滴溶液D4で形成した各液滴は、液浴の表面との衝突から約13秒後に液浴内に沈降し、封入された液滴は、その尾部端部に短い突起を有していた。液滴溶液D5で形成した各液滴は、溶液の表面との衝突から約5秒後に液浴内に沈降し、封入された液滴は、その尾部端部から延在する、1つの液滴の直径よりも長い巻きひげ状部を含んでいた。この実験から、液滴形成溶液にキサンタンガムを添加することにより、封入された液滴の球状形状または略球状形状の達成が支援されたという結論が得られた。
液滴成形溶液D6を使用して、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、室温にて液浴溶液B1中で集合体の生成を試みた。液滴集合体を水中で保管することができるか否かを決定するために、構築した集合体を、液浴から取り出した後に蒸留水の密封バイアルに入れた。24時間後に集合体を蒸留水のバイアルから取り出した。集合体は完全な状態を維持した。唯一の明白な変化は、液滴溶液内の食品着色剤が蒸留水のバイアルへと拡散したことだった。したがって、蒸留水は、食品着色剤により薄く着色され、集合体内の液滴の色は、構築直後よりも薄くなった。
液滴成形溶液D6を使用して、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、室温にて液浴溶液B1中で集合体の生成を試みた。液滴集合体を油中で保管することができるか否かを決定するために、構築した集合体を液浴から取り出し、紙タオルを使用して余分なバルク溶液を除去し、集合体を、オリーブ油の密封バイアルに入れた。24時間後、集合体は完全な状態を実質的に維持していたが、集合体の容積のおよそ15%が集合体から流出して、集合体の外縁部に集まって水相を形成した。
液滴成形溶液D10を使用して、32個の液滴を、二層六方最密構造に集合させて、ノズルを使用して各液滴を液浴内に浸漬させたこと以外は、実施例1に記載したものと全く同一の方法により、室温にて液浴溶液B5中で集合体の生成を試みた。集合体構築プロセスおよび構築した集合体は、図16に示されている。
a.ペンダント液滴を製作して、液浴上方のノズルから懸下する。
b.ペンダント液滴が液浴溶液と接触するようにノズルを降下させる。
c.ペンダント液滴が液浴溶液に完全に浸漬するようにノズルを更に降下させる。
d.ノズルが液浴溶液から取り出されるように、ノズルを上昇させる。
e.ペンダント液滴がノズルから分離するように、ノズルを更に上昇させる。
f.以前のペンダント液滴を、液浴溶液に沈降させる。
g.結晶方向の1つに沿って見た集合体。規則的配列の液滴が正確に充填されているため、この二層は、集合体を結晶方向に沿って見ると区別することが難しい。
h.結晶方向ではない方向から見た集合体。
i.異なる結晶方向に沿って水平方向に見た集合体。
j.結晶方向ではない方向から水平方向に見た集合体。
Claims (34)
- 複数の一体化カプセルを含む集合体を調製するための方法であって、
(i)物体媒体であるかまたは物体媒体内に含まれる物体試薬を含む第1の物体を準備するステップ;
(ii)バルク試薬を含むバルク媒体と前記第1の物体を接触させ、前記物体媒体と前記バルク媒体との境界での第1のカプセルシェルの形成を可能にし、それにより、前記シェルが、イオン性架橋のように、前記物体試薬および前記バルク試薬が関与する反応の生成物を含む第1のカプセルを準備するステップ;
(iii)物体媒体であるかまたは物体媒体内に含まれる物体試薬を含む第2の物体を準備するステップ;
(iv)バルク試薬を含むバルク媒体と前記第2の物体を接触させ、前記第2の物体媒体と前記バルク媒体との境界での第2のカプセルシェルの形成を可能にし、それにより、前記シェルが、イオン性架橋のように、前記物体試薬および前記バルク試薬が関与する反応の生成物を含む第2のカプセルを準備するステップ;および
(v)前記第1のカプセルシェルおよび前記第2のカプセルシェルの一体化を可能にし、それにより第1の物体および第2の物体の集合体を形成するステップ;
を含む方法。 - 前記第1の物体媒体および前記第2の物体媒体が、水性媒体である、請求項1に記載の方法。
- 前記バルク媒体が、水性媒体である、請求項1または請求項2に記載の方法。
- 前記第1のカプセルシェルおよび前記第2のカプセルシェルが、逆球状化プロセスで形成される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1の物体および前記第2の物体が両方とも、前記バルク媒体を保持する単一液浴内に供給される、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- 各物体試薬が、物体媒体に溶解される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 各物体が、前記バルク媒体内に落下する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記バルク試薬および前記物体試薬の一方がポリマーである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ポリマーがバイオポリマーであるかまたはバイオポリマーを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記バイオポリマーが多糖である、請求項9に記載の方法。
- 前記多糖がアルギン酸塩である、請求項10に記載の方法。
- 前記バルク試薬および前記液滴試薬の余が、前記ポリマーのゲル化用である、請求項8〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 多価金属陽イオンが、前記ポリマーのゲル化用に提供される、請求項8〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記多価金属陽イオンがカルシウムイオンである、請求項13に記載の方法。
- 前記第1のカプセルシェルおよび前記第2のカプセルシェルが、前記第1のカプセルシェルまたは前記第2のカプセルシェルの生成中に接触可能である、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1の物体の形成と前記第2の物体の形成との間の期間が、最大10秒間である、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
- 液浴内の所定の位置への投入を制御することにより各物体が投入される、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
- 前記物体媒体および/または前記バルク媒体が、食料品を更に含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
- 前記物体媒体および/または前記バルク媒体が、前記バルク媒体内への物体の貫通を容易にし、前記バルク媒体内での物体の沈降速度を制御するように構成されている、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
- ステップ(iii)〜(v)が、1回または複数回繰り返される、請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法。
- 形成後に前記集合体を単離するステップを更に含む、請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
- 第1のカプセルシェルを有し、物体を封入する第1のカプセルと、第2のカプセルシェルを有し、物体を封入する第2のカプセルとを含み、前記第1のカプセルシェルおよび前記第2のカプセルシェルが一体化された集合体。
- 前記シェルがゲルである、請求項22に記載の集合体。
- 更なるカプセルを含み、各カプセルが、カプセルシェルを有し、物体を封入し、前記カプセルシェルが、別のカプセルの少なくとも1つのカプセルシェルと一体化されている、請求項22または23に記載の集合体。
- 前記集合体の各カプセルが、約20μmから約10mmまでの直径を有する、請求項22〜24のいずれか一項に記載の集合体、
- 前記集合体がコーティングされている、請求項22〜25のいずれか一項に記載の集合体。
- 前記物体が、
水、果汁、ハチミツ、ヨーグルト、ワイン、蒸留酒、およびビール等のアルコール飲料、茶、コーヒー、ドレッシング、ソース、およびスープの1つまたは複数から選択される食品;
ビタミン、ミネラル、繊維、脂肪酸、アミノ酸、およびポリペプチドの1つまたは複数から選択される栄養補助食品;
薬物、動物細胞、植物細胞、細菌、および他の生物の1つまたは複数から選択される医薬品またはバイオテクノロジー製品;
口内洗浄液、練り歯磨き、石鹸、クリーム、および芳香剤の1つまたは複数から選択される化粧品;ならびに
果物抽出物、種子抽出物、葉抽出物、茎抽出物、または野菜抽出物の1つまたは複数から選択される植物抽出物;
の1つまたは複数を更に含む、請求項22〜26のいずれか一項に記載の集合体。 - 集合体を生成するための方法であって、
(i)バルク試薬を含むある容積のバルク媒体を投入して液浴を形成するステップ;
(ii)各々が物体試薬を含む1つまたは複数の物体を前記液浴内にまたは前記液浴上に投入し、各物体の表面の部分を、投入後に前記液浴の表面上方に露出したままにするステップ;
(iii)各物体と前記バルク媒体との界面で反応を生じさせて、前記バルク媒体と接触している各物体の部分の周囲に部分的なカプセルシェルを形成するステップ;
(iv)追加のバルク媒体を投入して、各物体の表面の部分が前記液浴の表面上方に露出したままになるように、前記液浴の深さを、各物体の上部表面よりも低い液位まで増加させるステップ;
(v)各物体と前記バルク媒体との界面で反応を生じさせて、前記バルク媒体と接触している各物体の部分の周囲に部分的なカプセルシェルを形成するステップ;
(vi)ステップ(ii)〜(v)を、所定の回数繰り返して、集合体を形成するステップ;および
(vii)前記集合体をバルク媒体で完全に覆って、液滴媒体の1つまたは複数の非中断領域を含む、封入された物体の集合体を形成するステップ;
を含む方法。 - 複数の一体化カプセルを含む集合体を生成するための方法であって、
(i)バルク試薬を含むバルク媒体の液浴を準備するステップ;
(ii)前記液浴を持続的に撹拌するステップ;
(iii)各物体が物体媒体を含み、前記物体または前記物体媒体が物体試薬を含み、複数の前記物体を前記液浴内に投入するステップ;
(iv)前記物体試薬および前記バルク試薬が関与する反応を、各物体と前記バルク媒体との界面で生じさせて、各物体の周囲にカプセルシェルを形成するステップ;
(v)前記複数の物体を、前記液浴の中心に向かって移動させ、前記液浴の中心で凝集体を形成させるステップ;および
(vi)前記凝集体の隣接する物体のカプセルシェルを一体化させ、それにより物体の集合体を形成するステップ;
を含む方法。 - 供給要素による物体の放出が、
(a)第1の位置にて、第1の物体を前記供給要素から放出するステップ;
(b)前記供給要素を第2の位置に向けて移動させると同時に、第2の物体を形成することになる物体媒体をポンプ送液するステップ;
(c)自由選択で、時間遅延を提供して、前記第1の物体の沈殿を可能にするステップ;および
(d)前記第2の位置にて前記第2の物体を放出するステップ;
に従って実施される、請求項1〜21、28、または29のいずれか一項に記載の方法。 - 集合体をバルク媒体から単離するプロセスを含む方法であって、
前記液浴の少なくとも一部にわたって延在する有孔プラットフォームを含む液浴を準備すること;
前記液浴に、前記有孔プラットフォームを覆う液位までバルク媒体を添加すること;
前記有孔プラットフォーム上に、この文書に記載のように集合体を構築すること;および
前記有孔プラットフォームを前記バルク媒体から上昇させ、それにより前記集合体を前記バルク媒体から単離すること;
を含む、請求項1〜21または請求項29〜30のいずれか一項に記載の方法。 - 前記集合体を前記バルク媒体から単離するプロセスを含む方法であって、
第1の区画および第2の区画を含む液浴を準備すること;
第1の区画にバルク媒体を添加すること;
前記第1の区画内に、この文書に記載のように集合体を構築すること;および
前記バルク媒体の少なくとも部分を前記第1の区画から前記第2の区画内に移動させ、それにより前記集合体を前記バルク媒体から単離すること;
を含む、請求項1〜21または請求項29〜30のいずれか一項に記載の方法。 - バルク媒体の加熱をもたらすように構成されている、前記バルク媒体を含有するための装置であって、
底部および側壁を画定し、前記側壁の内側表面が、前記底部に対して90°を超える角度を有するように鈍角に配置されている熱伝導性容器;
前記側壁の外部表面と接触している発熱体;および
前記容器内に配置されるように構成されており、前記熱伝導性容器の前記内側表面と幾何学的に一致する外側表面を含む液浴を備える装置。 - 前記発熱体が抵抗ワイヤである、請求項33に記載の装置。
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