JP2018508605A5

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Publication number: JP2018508605A5
Application number: JP2017536291A
Authority: JP
Filing date: 2016-01-20
Publication date: 2019-02-28
Anticipated expiration: 2036-01-20

Claims

下記の成分：
・少なくとも２個のヒドロキシル官能基を互いに対してメタ位置に担持し、少なくとも１個の前記ヒドロキシル官能基に対する２つのオルト位置は置換されていない少なくとも１個の芳香環を含む、少なくとも１種の芳香族ポリフェノール；および、
・1,3−ベンゼンジカルボキシアルデヒド、1,4−ベンゼンジカルボキシアルデヒドおよびこれらの化合物の混合物から選ばれる少なくとも１種の芳香族ポリアルデヒド；
をベースとする少なくとも１種のフェノール/アルデヒド樹脂を含むゴム組成物であって、1998年の規格ASTM D 412に従って測定して、25MPa以上の10％の伸びにおける公称割線モジュラスを有することを特徴とする前記ゴム組成物。
前記芳香族ポリフェノールの前記芳香環が、３個のヒドロキシル官能基を互いに対してメタ位置に担持する、請求項１記載のゴム組成物。
各ヒドロキシル官能基に対する２つのオルト位置が、置換されていない、請求項１または２記載のゴム組成物。
前記芳香族ポリフェノールの前記芳香環の残余部が、置換されていない、請求項１〜３のいずれか１項記載のゴム組成物。
前記芳香族ポリフェノールが、複数個の芳香環を含み；これら少なくとも２個が、各々、少なくとも２個のヒドロキシル官能基を互いに対してメタ位置に担持し；少なくとも１個の芳香環の少なくとも１個の前記ヒドロキシル官能基に対する２つのオルト位置が置換されていない、請求項１〜４のいずれか１項記載のゴム組成物。
前記芳香族ポリフェノールの前記芳香環の少なくとも１個が、３個のヒドロキシル官能基を互いに対してメタ位置に担持する、請求項５記載のゴム組成物。
前記芳香族ポリフェノールの前記または各芳香環が、ベンゼン環である、請求項１〜６のいずれか１項記載のゴム組成物。
前記芳香族ポリフェノールが、レゾルシノール、フロログルシノール、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシジフェニルスルフィド、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、これらのフェノール類の少なくとも１種から事前縮合させた樹脂およびこれらの化合物の混合物からなる群から選ばれる、請求項１〜７のいずれか１項記載のゴム組成物。
前記芳香族ポリアルデヒドが、1,4−ベンゼンジカルボキシアルデヒドである、請求項１〜８のいずれか１項記載のゴム組成物。
1998年の規格ASTM D‐412に従って測定して、30MPa以上の10％の伸びにおける公称割線モジュラスを有する、請求項１〜９のいずれか１項記載のゴム組成物。
下記の成分：
・少なくとも１種のエラストマー；
・少なくとも２個のヒドロキシル官能基を互いに対してメタ位置に担持し、少なくとも１個の前記ヒドロキシル官能基に対する２つのオルト位置は置換されていない少なくとも１個の芳香環を含む、少なくとも１種の芳香族ポリフェノール；および、
・1,3−ベンゼンジカルボキシアルデヒド、1,4−ベンゼンジカルボキシアルデヒドおよびこれらの化合物の混合物から選ばれる少なくとも１種の芳香族ポリアルデヒド；
を混合する工程を含むゴム組成物の製造法であって、前記ゴム組成物が、1998年の規格ASTM D 412に従って測定して、25MPa以上の10％の伸びにおける公称割線モジュラスを有することを特徴とする前記製造方法。
ゴム組成物中に埋込まれた少なくとも１種の補強要素で補強されたゴム複合体であって、前記ゴム組成物が請求項１〜１０のいずれか１項に従っていることを特徴とする、前記ゴム複合体
請求項１〜１０のいずれか１項記載のゴム組成物または請求項１２記載のゴム複合体を含むことを特徴とするタイヤ(１)。