JP2018507380A - スノーアイス製氷機 - Google Patents
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Abstract
本発明は、製氷ドラムがドラム通路で開放される製氷機を提供する。製氷ドラムの一側面に設置され、支え部分がフレームに組み立てられる配管軸、前記配管軸の中心に設置されて配管軸の両端で開けられるドラム通路、前記ドラム通路を冷媒が漏れないように閉めて配管軸と共に回転されるドラム蓋、前記回転部品ドラム蓋に固定部品として組み立てられる芯軸、前記ドラム通路と芯軸にシール組立体とに分けて設置されて回転部品と固定部品との間で冷媒の漏れを遮断する回転シール及び固定シール、及び冷媒管路を製氷ドラムの中に入れ込むために芯軸の中心に設置される空間が備えられ、紫外線光殺菌装置と製氷ドラム、製氷水ポンプ、冷媒圧縮機の駆動量積算計器が備えられるスノーアイス製氷機である。本発明のスノーアイス製氷機は、フレームの外で製氷ドラムを開け、製氷ドラム内部構成の部品を取り替えたり、部品の故障を修理したりすることができ、製氷制御部の制御で製氷水を殺菌処理し、駆動量積算計器を製氷機の管理に有効に利用することができる。
Description
本発明はスノーアイス製氷機に関し、詳しくは、製氷ドラムから氷の粉を製造することを特徴とする製氷機に関する。
スノーアイス製氷機は、円筒型の金属製氷ドラムを回転させながら製氷ドラムの中に冷媒を循環させて製氷ドラムを製氷温度に冷却させ、製氷ドラムの表面を製氷水で濡らして製氷ドラムの表面に持続的に製氷水を凍らせ、製氷ドラムの表面の氷層をカッターで削って氷の粉を製造する装置である。
韓国特許第10−1268911号の製氷機は、前記のような製氷機の一つである。製氷機で製造された氷の粉は、食用、食品材料の冷却用、テーブルセッティング用または工業用や医療用に様々に使用されている。
前記製氷機は、清潔な水を凍らせて粉砕することの他にも、牛乳、果汁、コーヒー、砂糖など、様々な食用飲料を氷として食べたり飲んだりすることができる。したがって、氷の粉の製氷機において製氷水とは、飲料水はもちろん、液体飲料と食べ物の材料の全てを含むものと解釈されるべきである。
前記製氷ドラムは、両端の軸を製氷機のフレームに支え、一方の軸を駆動機に連結して製氷ドラムを回転させながら、他方の軸は冷凍機の圧縮冷媒を製氷ドラムの中に循環させるための冷媒通路として利用されている。
前記の1:製氷ドラムの冷媒通路は、回転部品である製氷ドラムに固定部品である冷媒管路を組み立てた通路である。2:前記冷媒通路には、冷媒の漏れを遮断する手段として、回転シール(seal)と固定シールが設置されており、3:前記配管軸は、製氷ドラムと分離されてそれぞれ形成された後、製氷ドラムの一方に組み立てられている。
このように、4:製氷ドラムは、配管軸を組み立ててから製氷ドラムを製氷機フレームに組み立てるものであるので、5:製氷ドラムの内部構成が故障すると、まず製氷ドラムを製氷機から分離した後、6:製氷ドラムから配管軸を分離する順に修理作業を行うことになる。7:このような修理過程や補修過程は、結局、製氷機の複雑な装置を殆ど解体する作業であるため、冷媒通路の修理作業は忌避作業かつ高コストの作業とされていた。
一方、製氷機のアフターサービスの発生傾向を集めてみると、8:製氷機の冷媒漏れが原因となって減少または消失された製氷能力を回復させる作業、すなわち、製氷ドラム内部構成の修理要求に集中していることが見られる。9:したがって、前記のようなサービスの発生パターンを改善しなくてはスノーアイス製氷機が販売市場における信頼を築くことができず、ひいてはスノーアイス製氷機事業の採算性を悪化させるしかない。
本発明は、製氷機のキャビネットの外で製氷ドラムを開閉することができるように配管軸を改良して設置したスノーアイス製氷機を提供しようとするものである。
本発明は、配管軸にドラム通路を設置したスノーアイス製氷機を提供しようとするものである。
本発明は、ドラム蓋で製氷ドラムを開閉することができるスノーアイス製氷機を提供しようとするものである。
本発明は、ドラム蓋で冷凍機と製氷ドラムの内部空間を連結して、ドラムの外周で水を凍らせることができるようにするスノーアイス製氷機を提供しようとするものである。
本発明は、ドラム蓋に芯軸が組み立てられるスノーアイス製氷機を提供しようとするものである。
本発明は、前記ドラム蓋と芯軸の間に冷媒漏れ防止手段が組み立てられるスノーアイス製氷機を提供しようとするものである。
本発明は、冷媒管路(冷媒供給管及び回収管の束)が芯軸の中心空間に組み立てられるスノーアイス製氷機を提供しようとするものである。
本発明は、紫外線光で製氷水を殺菌するスノーアイス製氷機を提供しようとするものである。
本発明は、製氷機の利用時間を記録することができるように積算計器を備えたスノーアイス製氷機を提供しようとするものである。
本発明は、製氷ドラムに水をつけて凍らせ、カッターで氷層を削り取る製氷機において、製氷ドラムの一方をフレームに支持する製氷ドラムの一方の軸を配管軸として形成し、製氷機のフレームに製氷ドラムが組み立てられたまま製氷ドラムを開放できるようにした。このような配管軸は、芯軸とは分離されて芯軸が直接に支持されないように中心にドラム通路を提供する配管軸である。
前記配管軸の中心には、両端に開けられるドラム通路が設置される。このドラム通路は芯軸がドラム通路の中心に設置されるが、芯軸が直接に組み立てられず、製氷ドラムを外部へ開放させるためドラム蓋を開けたときに芯軸が配管軸から分離され、芯軸を製氷ドラムから分離して取り出すことができる。
配管軸にドラム通路を開閉するようにドラム蓋が組み立てられる。ドラム蓋に前記芯軸が組み立てられる。ドラム蓋は、組み立てられた芯軸を前記ドラム通路に直接に支持されないように配管軸に支持させる。このように構成されるドラム蓋は、製氷ドラムがフレームに組み立てられた状態で、芯軸を配管軸の外へ取り出すことができる。前記ドラム蓋は、製氷ドラム内の冷媒がドラム通路から漏れることを防止する。前記ドラム蓋は、製氷ドラム側に固定されて配管軸と共に回転するように製作されるか、又はこれと異なってフレーム側に組み立てられる固定部品として製造されることができる。後者のドラム蓋は、配管軸とドラム蓋の間にシール組立体が備えられ、同時にフレームに支持させなければならない。前記ドラム蓋は、冷凍機と製氷ドラムの内部空間を連結してドラムの外周で水を凍らせることができるようにする。
ドラム蓋に芯軸が組み立てられる。芯軸は、冷媒管路であるか、又は冷媒管路を組み立てることができるようにするチューブタイプで製作されることができる。ドラム蓋が固定部品であれば、ドラム蓋と芯軸の間に冷媒漏れを遮断する手段が備えられる。
配管軸と駆動軸の表面には、異物の付着を防止するためにフッ素樹脂コーティング層を設ける。
また、本発明のスノーアイス製氷機は、紫外線光殺菌装置と製氷ドラム、製氷水ポンプ、冷媒圧縮機の駆動量を記録する積算計器をさらに備えている。
ドラム蓋が回転部品である例を中心に配管軸、ドラム蓋、芯軸、そして冷媒漏れ防止手段などを色々変形された例として、より詳しく説明すると、次の通りである。
I.図4乃至5において、ドラム蓋の中心に芯軸が固定部品として組み立てられる。前記ドラム通路と芯軸に冷媒ガスが漏れないように回転部品と固定部品の間に回転シールと固定シールが分けて設置される。前記芯軸の中心には、空間通路が設置されて冷媒管路を空間に挿入して製氷ドラムの中に引き込むことができるように構成された。
配管軸は、中心のドラム通路と、ドラム通路の端の密閉シートと、製氷ドラムをフレームに組み立てるための支え部分と、補修作業を行う際に製氷ドラムを工具で掴むためのレンチ溝と、ドラム蓋の組み立て用ねじが備えられている。
前記ドラム蓋は、配管軸のねじに組み立てられるキャップねじと、ドラム通路密閉シートに密着されてドラム通路を密封するためのキャップシートと、芯軸を組み立てるためのキャップ通路と、キャップ通路の端にねじで組み立てられ、真ん中に芯軸を挿入して組み立てるための環状通路蓋を備える。
前記配管軸とドラム蓋は、前記のようなねじ組み立ての他に、フランジタイプの組み立て構造で製作されることができる。
真ん中に空間を備えた芯軸は、キャップ通路に挿入される部品として、キャップ通路内面の環顎にかかる環顎と、固定シールを組み立てて支えるためのシールシートと、冷媒管路を製氷ドラムの中で支えながら冷媒が漏れないように付着するための連結部を備える。
前記固定シールは、芯軸のシールシートに組み立てられて芯軸と固定シールの間で冷媒が漏れないように密着され、前記回転シールは、弾性体リングの端に気密性を有するように付着され、弾性体リングは、頭側に環状のパッキング部分が備えられ、弾性体リングのパッキング部分は、キャップ通路の端の密着面に置かれ、環状通路蓋で押して固定する。回転シールは、弾性体リングの弾性で固定シールのスリップ面に押され、キャップ通路の端の密着面と弾性体リングのパッキング部分は気密状態を維持しながら、ドラム蓋と共に回転されるものである。
前記ドラム蓋は、ドラム蓋と芯軸が分離されないようにキャップ通路内面の環顎と、芯軸ベアリングがさらに備えられた。
前記芯軸は、外側の環溝にEリングを組み立てて、芯軸がドラム蓋から離脱しないように組み立てられるように構成された。
したがって、芯軸に組み立てられる冷媒管路を通じて回転製氷ドラムに冷媒が循環することができ、製氷ドラムはフレームに組み立てられたままドラム蓋を開閉することができるものである。芯軸は、冷媒管路の一部となるように製作されることもできる。
II.他の一つのドラム蓋セットが図6乃至9に図示された。
ドラム蓋は、配管軸のねじに組み立てられるキャップねじと、ドラム通路密閉シートに密着されてドラム通路を密封するためのキャップシートと、芯軸を通路に挿入して支えるキャップボディと、通路の外へ開けられるスプリング挿入用スプリングホールと、通路の内側に位置された回転シールのシールシートで構成された。
前記ドラム蓋の通路に挿入される芯軸は、固定シールを設置するためのシールシートと、冷媒管路を製氷ドラムの中で支えながら冷媒が漏れないように付着するための連結部と、スプリングを加圧しながらスプリングホールを覆うことができるように芯軸に組み立てられるホール蓋と、ホール蓋に組み立てられたEリング(E−Ring)で構成された。
前記回転シールは、キャップボディの端のシールシートに気密状態で組み立てられ、固定シールは、芯軸のシールシートに気密状態で組み立てられ、スプリングホールに加圧スプリングが内蔵され、スプリングの圧力で芯軸の軸方向に移動させて回転シールのスリップ面に固定シールのスリップ面を弾性で密着させる。
前記芯軸とホール蓋は、ねじ結合で組み立てられており、ねじ操作でスプリングの圧力が調節され、環状Eリングを芯軸の環溝に挿入させてホール蓋の緩みが防止される。
したがって、芯軸に組み立てられる冷媒管路を通じて回転製氷ドラムに冷媒が循環することができ、製氷ドラムはフレームに組み立てられたままドラム蓋を開閉することができるものである。
III.他の一つのドラム蓋セットが、図10、図12に図示された。
ドラム蓋は、配管軸のねじに組み立てられるキャップねじと、ドラム通路の密閉シートに密着されてドラム通路を密封するためのキャップシートと、芯軸をシリンダに収容して支えるキャップボディと、キャップボディ外側に設置されるベアリングと、製氷ドラムの方へ開けられているシリンダとシリンダの鏡面で構成された。
前記芯軸は、‘テフロンリップシール’が芯軸の外周に設置されて、テフロンリップシールのOリングがシリンダ鏡面に密着されている。テフロンリップシールは、既存の製品を購入して使用するものであって、芯軸は、テフロンリップシールと組み立てられるときにリップが一方に擦れて曲げられながら弾性で芯軸の外周に密着され、芯軸の外周には、このような密着を満足させる直径と滑らかな表面粗さを備えることになる。リップの擦れ方向は、垂れたリップの端が製氷ドラムの内側を向くように組み立てられる。テフロンリップシールのOリングは、前記シリンダの鏡面にゴム弾性で密着され、前記シリンダの鏡面にOリング用の潤滑剤が塗布される。前記鏡面は、Oリングと摩擦されながら、気密を維持し、Oリングの摩耗を少なくするためにシリンダの内面を細かく加工したOリングの接触面である。以下、同様である。
芯軸の外側には、ベアリングでドラムキャップに組み立てられており、芯軸の外周のねじにナットを締めて芯軸とドラム蓋が分離することを防止し、芯軸をフレームに固定する。
したがって、芯軸に組み立てられる冷媒管路を通じて回転製氷ドラムに冷媒が循環することができ、製氷ドラムはフレームに組み立てられたままドラム蓋を開閉することができるものである。
IV.図11、図12で、他の一つのドラム蓋のセットが図示された。
ドラム蓋は、配管軸のねじに組み立てられるキャップねじと、ドラム通路密閉シートに密着されてドラム通路を密封するためのキャップシートと、芯軸をシリンダに収容して支えるキャップボディと、キャップボディの外側に設置されるベアリングと、外側の蓋で開閉されるシリンダと、シリンダの鏡面で構成された。
前記ドラム蓋のシリンダに挿入される芯軸は、テフロンリップシールが芯軸の外周に設置されてテフロンリップシールのOリングがシリンダの鏡面にOリングのゴム弾性で密着されている。テフロンリップシール(別称として‘ハイテフロンリップシール’)は、既存の市販製品を購入して使用する。芯軸は、テフロンリップシールと組み立てられるときにリップが一方に擦れて曲げられながら弾性で芯軸の外周に密着される。前記芯軸は、外周にテフロンリップの組み立てを満足させる直径と表面粗さを有しなければならない。リップの擦れ方向は、垂れたリップの端が製氷ドラムを向くように組み立てる。テフロンリップシールのOリングがシリンダの鏡面にゴム弾性で密着され、シリンダの鏡面にはOリング用の潤滑剤が塗布される。
芯軸の外側は、ベアリングでドラムキャップに組み立てられている。芯軸の外周のねじにナットが締められる。芯軸の被着部をブラケットで製氷機のフレームに固定する。
したがって、芯軸に組み立てられる冷媒管路を通じて回転製氷ドラムに冷媒が循環することができ、製氷ドラムはフレームに組み立てられたままドラム蓋を開閉することができるものである。
V.図13、図14で、他の一つのドラム蓋セットが図示された。
ドラム蓋は、配管軸のねじに組み立てられるキャップねじと、ドラム通路の密閉シートに密着されてドラム通路を密封するためのキャップシートと、芯軸をシリンダに収容して支えるキャップボディと、キャップボディの外側に設置されるベアリングと、製氷ドラムの方へ開けられたシリンダの内面の潤滑層で構成された。前記潤滑層は、シリンダを鏡面に加工したスリップ面であるか、テフロンコーティングをして潤滑層を設けたものであるか、またはテフロンカップを嵌めて固定したもののうちいずれか一つである。
前記ドラム蓋のシリンダ潤滑層の中にドラムシールが挿入されてOリングが回転体である潤滑層の上で加圧状態で滑りながら冷媒ガスの漏れを遮断する。前記ドラムシールは、芯軸の外周にドラムを形成し、ドラムに環溝を掘った後、環溝にOリングを嵌めたものである。前記潤滑層には、Oリング用の潤滑剤が塗布される。
したがって、芯軸に組み立てられる冷媒管路を通じて回転製氷ドラムに冷媒が循環することができ、製氷ドラムはフレームに組み立てられたままドラム蓋を開閉することができるものである。
また、本発明のI乃至Vにおいて、芯軸の空間に冷媒管路が挿入される。連結部と冷媒管路を隙間に冷媒が漏れないように溶接した。配管軸には、工具を噛ませるためのレンチ溝が設置された。
前記通路蓋に工具を噛ませるためのレンチ溝が備えられた。
前記冷媒管路の一部は、パイプをスプリング状に巻くことで冷媒管路の作業の柔軟性を高める。
本発明のスノーアイス製氷機において、製氷制御部は、マイコンに制御がプログラムされた製氷制御部、制御がプログラムされた電気回路であるか、またはコンピューティング製氷制御部であって、全て製氷制御部である。
VI.紫外線光殺菌装置
本発明のスノーアイス製氷機は、製氷水を紫外線殺菌するための装置として紫外線ランプが設置され、紫外線ランプは、スノーアイス製氷機の製氷制御部の制御で駆動される。
図21は、紫外線ランプ殺菌処理装置が含まれたスノーアイス製氷機の製氷制御部の部分ブロック図である。
紫外線ランプ殺菌処理装置において、第1の紫外線ランプと第2の紫外線ランプは、製氷制御部のマイコンに連結されており、製氷制御部に製氷機の駆動信号と同期して、紫外線ランプの駆動信号を発生する紫外線殺菌処理プログラムを含ませる。これにより、前記紫外線ランプは、製氷制御部の制御信号に反応して駆動電流をオン・オフする駆動ドライバから駆動電流が供給されて駆動される。
前記第1の紫外線ランプは、ランプの棒状ガラス管の周りに製氷水ポンプの透明吐出ホースを螺旋に巻いておいた。この構成で製氷水が揚水され、ポンプから製氷水容器に供給される過程で、紫外線光が螺旋に巻かれた透明ホース壁を透過してホース内を流れる製氷水に照射される。
第2の紫外線ランプは、製氷水容器の上に設置されており、紫外線光が製氷水容器に盛られた製氷水の上に照射される。
VII.製氷機積算計器
本発明のスノーアイス製氷機に製氷ドラム、製氷水ポンプ、及び冷媒圧縮機の駆動量を記録する積算計器が設置された。
積算対象は、駆動時間積算、駆動電力積算、または揚水量の積算である。
製氷ドラムの積算計器は、製氷ドラムの駆動時間を積算したり、駆動電力を積算したりする。揚水ポンプの積算計器は、量水ポンプの駆動時間を積算したり、駆動電力を積算したり、揚水量を積算する。冷媒圧縮機の積算計器は、圧縮機の駆動時間を積算したり、駆動電力を積算したりする。
前記製氷ドラムの積算値、揚水ポンプの積算値、冷媒圧縮機の積算値は、スノーアイス製氷機の品質保証期間の算出、部品交換時期の算定、部品検査基準の算出に利用される。
製氷ドラムの駆動時間積算装置は、製氷ドラムの駆動モータを、駆動ドライバを経てスノーアイス製氷機の製氷制御部に連結し、製氷ドラムの積算表示部をマイコン製氷制御部に連結した構成である。前記製氷ドラムの駆動時間積算装置は、スノーアイス製氷機の制御プログラムで製氷ドラムの駆動時間積算のための不揮発性製氷ドラムメモリと、製氷ドラムの駆動時間を計数するための製氷ドラムタイマーと、ドラム駆動時間積算プログラムがさらに設置された。前記製氷ドラムメモリは、製氷機を初回駆動させるときに一回クリアされる。
前記製氷ドラム駆動時間積算プログラムは、マイコン製氷制御部が製氷ドラム駆動モータの駆動信号を製氷ドラム駆動ドライバに伝送するときに、前記製氷ドラムタイマーを駆動させ、一定の積算時間ごとに前記製氷ドラムタイマーに計数されたドラム駆動時間を読み、前記製氷ドラムメモリ値に加えて積算値を更新し、更新した積算値を前記製氷ドラムメモリに保存した後、製氷ドラムタイマーを初期化して再駆動し、前記製氷ドラムメモリ値を製氷ドラムの積算表示部に表示する。
マイコン製氷制御部が製氷ドラム駆動ドライバに製氷ドラム駆動中止信号を送信するときに、前記製氷ドラムタイマーの時間を読み込み、前記製氷ドラムメモリ値に加えて積算値を更新した後に保存し、前記製氷ドラムタイマーをクリアする。
揚水時間の積算装置は、製氷水揚水ポンプ駆動モータが駆動ドライバを経てスノーアイス製氷機のマイコン製氷制御部に連結され、揚水積算表示部がマイコン製氷制御部に連結された構成である。
前記揚水時間の積算装置は、スノーアイス製氷機の制御プログラムにポンプ駆動時間積算のための不揮発性ポンプメモリと、揚水時間を計数するためのポンプタイマーと、揚水時間積算プログラムが追加される。前記ポンプメモリは、製氷機の初回駆動時に一回クリアされる。
前記揚水時間積算プログラムは、マイコン製氷制御部がポンプ駆動モータの駆動信号をポンプ駆動ドライバに伝送するとき、前記ポンプタイマーを駆動させ、一定の積算時間ごとに前記ポンプタイマーに計数されたポンプ駆動時間を読み、前記ポンプメモリ値に加えて積算値を更新し、更新した積算値を前記ポンプメモリに保存し、前記ポンプタイマーを初期化して再駆動し、前記ポンプメモリ値をポンプ積算表示部に表示する。
マイコン製氷制御部がポンプ駆動ドライバにポンプ駆動中止信号を送信するときに、前記ポンプタイマーの時間を前記ポンプメモリ値に加えて更新した積算値を保存し、前記ポンプタイマーを初期化させる。
圧縮機駆動時間積算装置は、冷媒圧縮機が駆動ドライバを経てスノーアイス製氷機の製氷制御部マイコンに連結され、製氷ドラム積算表示部がマイコン製氷制御部に連結された構成である。
前記圧縮機駆動時間積算装置は、スノーアイス製氷機の制御プログラムに圧縮機駆動時間積算のための不揮発性圧縮機メモリと、圧縮機駆動時間を計数するための圧縮機タイマーと、圧縮機駆動時間積算プログラムが追加されて構成される。前記不揮発性圧縮機メモリは、製氷機を初めて駆動させるときに、一回初期化される。
前記圧縮駆動時間積算プログラムは、製氷制御部が圧縮機駆動モータの駆動信号を圧縮機駆動ドライバに伝送するときに前記圧縮機タイマーを駆動させ、一定の積算時間ごとに前記圧縮タイマーに計数された圧縮機駆動時間を読み、前記圧縮機メモリ値に加えて積算値を更新し、更新した積算値を前記圧縮機メモリに保存した後、前記圧縮機タイマーを初期化して再駆動し、前記圧縮機メモリ値を圧縮機積算表示部に表示する。
製氷制御部が圧縮機駆動ドライバに圧縮機駆動中止信号を送信するときに、前記圧縮機タイマーの時間を前記圧縮機メモリ値に加えて積算値を更新して保存し、前記圧縮機タイマーを初期化する。
製氷ドラム駆動電力積算装置の構成は、製氷ドラム駆動モータが製氷ドラム駆動ドライバを経てスノーアイス製氷機の製氷制御部マイコンに連結され、製氷ドラム駆動電力積算のための製氷ドラム駆動電力積算計器が表示部に設置され、前記製氷ドラム駆動電力積算計器は、製氷ドラム駆動モータの駆動ドライバの駆動電流出力端に電力積算を行うことができるように連結されたものである。
電力積算計器は、市販の電力積算計器を使用することができる。
前記製氷ドラム駆動電力積算計器は、製氷制御部が製氷ドラム駆動ドライバに駆動信号を送信して、製氷ドラム駆動モータに駆動電流が出力されると、この出力電流から消費電力量を検出して積算する。製氷制御部が製氷ドラム駆動ドライバにモータ停止信号を送信すると、製氷ドラム駆動モータの出力電流が消滅して電力積算も中止される。
揚水ポンプ駆動電力積算装置は、揚水ポンプ駆動モータがポンプ駆動ドライバを経てスノーアイス製氷機の製氷制御部に連結され、ポンプ駆動電力積算計器が表示部に設置され、この電力積算計器がポンプ駆動モータドライバの駆動電流出力端に連結された構成である。電力積算計器は、市販の製品を使用することができる。
前記ポンプ駆動電力積算計器は、製氷制御部がポンプ駆動ドライバに駆動信号を送信してポンプ駆動モータに駆動電流が出力されると、この出力電流から電力量を検出して積算する。製氷制御部がポンプ駆動ドライバにモータ停止信号を送信すると、ポンプ駆動モータの出力電流が消滅して電力積算も中止される。
圧縮機駆動電力積算装置は、冷媒圧縮機が圧縮機駆動ドライバを経てスノーアイス製氷機の製氷制御部に連結され、圧縮機駆動電力積算計器が表示部に設置され、圧縮機駆動電力積算計器は、圧縮機駆動ドライバの駆動電流出力端に電力積算ができるように連結された構成である。前記電力積算計器は、市販の製品を使用することができる。
前記圧縮機駆動電力積算計器は、製氷制御部が圧縮機駆動ドライバに駆動信号を送信して圧縮機に駆動電流が出力されると、この出力電流から消費電力量を検出して積算する。製氷制御部が圧縮機駆動ドライバに停止信号を送信すると、圧縮機を駆動する出力電流が消滅して電力積算も中止される。
揚水量積算装置は、揚水ポンプ駆動モータがポンプ駆動ドライバを経てスノーアイス製氷機の製氷制御部に連結され、揚水ポンプの吸水管に水量積算メータを設置した構成である。
製氷制御部からポンプ駆動ドライバに駆動信号を送信してポンプ駆動モータが駆動され、ポンプから揚水動作が行われると、水量積算メータに水量が積算され、ポンプが駆動を中止すると、水量積算メータの駆動も停止して水量積算動作が中止される。前記水量積算メータは、市販の製品を使用する。
本発明によると、配管軸で製氷ドラムが外部へ開放され、配管軸にドラム通路が設置され、ドラム蓋で冷凍機と製氷ドラムの内部空間を連結してドラムの外周で水を凍らせることができ、ドラム蓋に芯軸が組み立てられ、ドラム蓋と芯軸の間に冷媒漏れ防止手段が備えられ、芯軸に冷媒管路が備えられるスノーアイス製氷機を提供する。本発明のスノーアイス製氷機は、製氷ドラムの内部構成を修理する際に、ドラム蓋を開け、組み立てた部品を交換または修理することができ、紫外線光で製氷水を殺菌し、さらに製氷機の重要装置の駆動量積算計器を備えるスノーアイス製氷機を提供することができる効果がある。
図1は、スノーアイス製氷機の概要図である。
図2は、ドラム通路開放型の製氷ドラムの例図である。
図3は、ドラム通路が設置された配管軸の例図である。
図4は、I.のドラム蓋と芯軸の分解例図である。
図5は、図4のドラム蓋と芯軸の組立図である。
図6は、II.の他のドラム蓋の分解及び組立図である。
図7は、図6のドラム蓋に組み立てられる芯軸の分解及び組立図である。
図8は、図7の芯軸に組み立てられるホール蓋の分解及び組立図である。
図9は、図6乃至8の部品の組立図である。
図10は、III.の他のドラム蓋の構成例図である。
図11は、IV.の他のドラム蓋の構成例図である。
図12は、図10、11のドラム蓋に組み立てられるテフロンリップシールの例図である。
図13は、V.の他のドラム蓋の断面構成例図である。
図14は、図13のドラム蓋に組み立てられる芯軸ドラムとOリングの組立例図である。
図15は、冷媒管路の束の例図である。
図16は、ドラム蓋が組み立てられた冷媒管路の束の例図である。
図17は、I.のドラム蓋に管束を組み立てた例図である。
図18は、図17の管束を製氷ドラムに組み立てた例図である。
図19は、サービスドアを設置した製氷機キャビネットの側面図である。
図20は、キャビネットの外でドラム蓋を開け、冷媒管路の束を取り出す作業図である。
図21は、スノーアイス製氷機に設置された利用時間積算計器の構成ブロック例図である。
図22は、スノーアイス製氷機に設置された電力積算計器の構成ブロック例図である。
図23は、スノーアイス製氷機に設置された水量積算計器の構成ブロック例図である。
図24は、ドラム蓋組立体Pの実性能試験装置の概要図である。
本発明によるスノーアイス製氷機の円筒型製氷ドラム10は、熱伝導金属板が内部の冷媒気化空間を取り囲むように製作されたドラムであり、内部空間に冷凍機の冷媒管路が配置されてドラム空間で冷媒を噴射することで、ドラムの表面が結氷温度に冷却される。 製氷ドラムは、一方に駆動軸11が設置され、他方に配管軸が設置された。製氷ドラム10は、駆動軸が動力駆動機に連結されて製氷ドラムが回転される。従来、製氷ドラムの冷媒連結用軸は、フレームに組み立てられた状態で製氷ドラムの内部を開けることができない閉じたシール組立体であるが、前記配管軸は、フレームに組み立てられた製氷ドラムをドラム蓋の操作で開けることができ、製氷機の冷媒管路を配管軸を通じて製氷ドラムの中に入れたり、製氷ドラムの中から外へ取り出したりすることができるようになっている。また、回転体である配管軸は、固定部品である冷媒管路を収容する。前記回転体と固定部品との間に回転シールと固定シールが組み立てられ、このシールセットにて製氷ドラムの中で気化する冷媒の漏れを遮断するものである。このような構成で、冷凍機の圧縮冷媒は、冷媒管路を通じて製氷ドラムに供給され、製氷ドラムの中で気化した冷媒ガスは、コンデンサに回収されるものである。製氷ドラムには、製氷水容器134が設置されており、製氷水容器は、製氷ドラムの表面に製氷する水をつける役割をする。また、製氷ドラムの表には、カッター13が設置されており、製氷ドラムの表面に凍りつく氷層を製氷ドラムの回転力で削り、スノーアイス状態または小片の氷状態で提供している。前記製氷ドラム10は、プログラムされた製氷制御部で制御されて製氷用水が供給され、製氷温度が制御される。
本発明は、製氷ドラム10に水をつけて氷を凍らせた氷をカッター13で削り取る製氷機において、製氷ドラムの一方にフレームの外でドラム蓋によって製氷ドラムを開閉することができるように配管軸20を設置することで、製氷ドラムが製氷機のフレームに組み立てられた状態で製氷ドラムを外部へ開放し、製氷ドラムの故障を修理できるようになった。
配管軸20の中心には、配管軸の端で開けられるドラム通路21が設置される。このようなドラム通路21は、配管軸20と共に回転されるドラム蓋で開閉できるようになっており、ドラム蓋が冷媒の漏れないようにドラム通路21を密封状態で閉める。
実施例として、配管軸20は、中心のドラム通路21と、ドラム通路21の端の密閉シート22と、製氷ドラム10をフレームに支えさせるための支え部分23と、補修作業を行う時に製氷ドラムを工具で掴むためのレンチ溝24と、ドラム蓋の組み立て手段としてねじ25が備えられている。
このようなドラム通路開放型製氷ドラム10は、製氷機の組み立て過程で、ドラム通路21が開けられた状態で配管軸20の支え部分23と反対側の駆動軸11がフレームFに組み立てられ、ドラム蓋30は、製氷ドラム内部構成の組み立て順によって組み立てるものであるが、製氷ドラム10の前記駆動系の構成は、殆ど故障のない安定化した機械的な構成であるため、一度組み立てられた後には、製氷機の寿命が尽きるまでフレームFから分離することはない。
また、前記製氷ドラムの配管軸20と駆動軸11は、異物接着を防止するためにフッ素樹脂コーティングを施すことができる。この場合、製氷用牛乳や果汁が配管軸や駆動軸に付いても、これらが配管軸や駆動軸に接着されずに流れ落ちて清潔を維持することができ、たまに配管軸や駆動軸に付く物質は、水を吹き付けて容易にふき取ることができる。
I.図4、図5の実施例において、ドラム蓋30は、配管軸20のねじ25に組み立てられるキャップねじ31と、ドラム通路密閉シート22に密着されてドラム通路を密封するためのキャップシート32と、芯軸50を組み立てるためのキャップ通路34と、キャップ通路の端にねじで組み立てられ、中央に芯軸50を収容する環状通路蓋40を備える。また、通路蓋40に工具を噛ませるためのレンチ溝41が備えられた。
このように回転部品であるドラム蓋30の中心には、芯軸50が固定部品として設置されるものであり、(固定部品とは、フレームに固定状態で組み立てられる部品である。)前記ドラム蓋30と芯軸50には、シール組立体として冷媒の漏れを遮断するための回転シール46及び固定シール56が回転部品と固定部品とに分けて設置される。前記芯軸50の中心には、空間51が設置されて冷媒管路15を、空間51に挿入して製氷ドラム10の中に入り込めるように構成されるものである。
前記ドラム蓋30を配管軸20に組み立てると、ねじ25、31の螺合で、キャップシート32が密閉シート22に密着されてドラム通路21で冷媒はもちろん、空気も遮断されるように安定して密封されるものである。前記密閉シート22及びキャップシート32は、接触面を鏡面に加工するか、これらの間に気密パッキング27を嵌めるか、または図面のように円錐型密閉シート22に円錐型キャップシート32を密着させることができるように製作される。前記ドラム蓋30を配管軸20に組み立てるか、これと反対に解体する場合には、製氷ドラム10をしっかり掴んでドラム蓋30を工具で回すが、このために配管軸20には、工具を利用して配管軸を固定させるためのレンチ溝24がさらに形成されている。
空間51を備えた芯軸50は、キャップ通路34に挿入される部品であって、キャップ通路内面の環顎36にかかる環顎54と、固定シール56を組み立てて支えるためのシールシート55と、冷媒管路15を製氷ドラム10の中で支え、冷媒が漏れないように付着するための連結部57で構成された。
このように芯軸50は、前記回転部品であるドラム蓋30に支えられる固定部品であり、中心には冷媒管路が組み立てられる部品である。
前記固定シール56は、芯軸50のシールシート55に組み立てられて芯軸50と固定シール56の間では気密が維持される。回転シール46は、弾性体リング44の端に気密性を有するように付着されている。弾性体リング44は、頭側に環状パッキング部分45が備えられている。弾性体リング44の気密パッキング部分45は、キャップ通路34の端の密着面35に置かれ、環状通路蓋40に押されるように組み立てられるものである。回転シール46のスリップ面は、固定シール56に弾性で押されるように組み立てられている。同時に、キャップ通路の密着面35とパッキング部分45の接触面も気密状態が維持されるようになっている。このような構成で回転シール46は、固定シール56と当接した状態で機密を維持させる。同時に、前記のように気密維持状態でドラム蓋30と共に回転されるものである。
前記弾性体リング44は、高弾性体の耐薬品性合成ゴム、シリコンゴムなどで製造される。弾性体リング44と回転シール46の連結には、接着剤が使用されることができる。また他の方法として、弾性体リング44の成形金型に回転シール46を挿入し、成形して回転シール46が接着された状態で弾性体リング44をモールディングすることができる。
このように前記回転部品であるドラム蓋30と固定部品である芯軸50は、回転シール46と固定シール56により、二つの部品の間で冷媒の漏れを遮断する。特に、前記回転シール46は、弾性体リング44に接着されているため、二つのシール46、56の接触面は、接触圧力が均一に分布されることができ、これにより最適の気密性を維持できるようになる。そして、弾性体リング44とキャップ通路34もまた密着面35と気密パッキング部分45が隙間なく組み立てられて冷媒の漏れを確実に遮断できるようになる。このようにドラム蓋30と弾性体リング44の組立体は、冷凍機の冷媒の漏れを確実に遮断することができ、製氷ドラム内部構成の故障や修理要請が殆ど発生しないようになる。
前記ドラム蓋30は、ドラム蓋30と芯軸50を組み立てるためのキャップ通路34内面の環顎36と、芯軸ベアリング38がさらに備えられた。芯軸ベアリング38は、ボールベアリングであるか、ブッシュまたはオイル吸収ベアリングで使用することができ、または組み立てられるベアリングが省略され、ベアリングの要素に代替されることができる。
前記芯軸50は、環溝58にEリング59を組み立てて、芯軸50がドラム蓋30から離脱しないように組み立てられている。前記ドラム蓋、芯軸及びドラム蓋と芯軸の間の回転シールと固定シールが組み立てられた単位部品Pは、冷媒管路15を組み立てる前に単位部品、またはサービス部品として活用される。具体的に、単位部品Pは、シールの冷媒遮断性能を試験するために空気圧力試験装置にかけて圧縮空気を維持できるか試験を行うことができ、製氷ドラム内部構成の故障の修理のための単位部品として供給されることができる。
II.図6乃至9で他の一つのドラム蓋60と芯軸70とシールセットを提供する。
図6乃至9で開示される他の一つのドラム蓋60は、配管軸20のねじ25に組み立てられるキャップねじ61と、ドラム通路21の密閉シート22に密着されてドラム通路21を密封するためのキャップシート62と、芯軸70を通路64に収容して支えるキャップボディ63と、通路64の外側に設置されるスプリング68の挿入用スプリングホール67と、スプリングホール67の入り口で芯軸を支えるベアリング69と、通路64の内側に位置された回転シール66のシールシート65で構成される。
前記ドラム蓋60の通路に挿入される芯軸70は、固定シール76を組み立てるためのシールシート75と、冷媒管路15を製氷ドラム10の中で支え、冷媒が漏れないように付着するための連結部77と、スプリング68を押しながら、同時にベアリング69に組み立てられてドラム蓋60に支えられながら、スプリングホール67の入り口を覆うように芯軸に組み立てられるホール蓋80と、ホール蓋の溝83に組み立てられるEリング84で構成された。
前記回転シール66は、キャップボディ63の端のシールシート65に気密状態で設置され、固定シール76は、芯軸70のシールシート75に気密状態で設置され、スプリングホール67に加圧スプリング68が内蔵され、スプリングの圧力で芯軸を軸方向に移動させて回転シール66のスリップ面に固定シール76のスリップ面をスプリング68の弾性で密着させる。
このように、回転部品であるドラム蓋60の中心には、芯軸70が固定部品として組み立てられるものであり、ドラム蓋60と芯軸70には、回転部品と固定部品との間で冷媒の漏れを遮断する組立体として、回転シール76及び固定シール66が回転部品と固定部品に分けて設置される。前記芯軸70の中心には、空間71が設置されて冷媒管路15を空間71に挿入して製氷ドラム10の中に入れ込むことができるように構成されるものである。
前記ドラム蓋60を配管軸20に組み立てると、ねじ25、61の組み立てによりキャップシート62が密閉シート22に密着されて、ドラム通路21は冷媒ガスが漏れないように密封されるものである。前記密閉シート22とキャップシート62は、接触面を鏡面に加工した平面に形成するか、この間に気密パッキングを嵌めるか、又は図面のように円錐形密閉シート22に円錐形キャップシート62が密着するように製作される。
前記芯軸70とホール蓋80は、ねじ81、82で組み立てられ、ねじ操作でスプリング68を加圧する力が調節され、Eリング87を芯軸の環溝86に挿入させてホール蓋80の緩みが発生しないように構成された。
前記ドラム蓋、芯軸及びドラム蓋と芯軸の間の回転シールと固定シールが組み立てられた単位部品Pは、冷媒管路15を組み立てる前に単位部品、またはサービス部品として活用される。具体的に、単位部品Pは、シールの冷媒遮断機能を試験するために圧縮空気試験装置にかけて一定の空気圧力を維持できるか試験を行うことができ、製氷ドラム内部構成の故障の修理のための単位部品として供給されることができる。
III.図10、12で、他の一つのドラム蓋90と芯軸97及びシールセットを提供する。
ドラム蓋90は、配管軸20のねじ25に組み立てられるキャップねじ91と、ドラム通路21の密閉シートに密着されてドラム通路21を密封するためのキャップシート92と、芯軸97をシリンダに収容して支えるキャップボディ93と、キャップボディの外側に設置されるベアリング93dと、製氷ドラムの方へ開けられているシリンダ鏡面93aで構成された。
ドラム蓋90のシリンダに挿入される芯軸97は、テフロンリップシール94が芯軸の外周に設置されてテフロンリップシールのOリング94dがシリンダ鏡面93aに密着されている。テフロンリップシールは、市販の製品を使用するものであって、テフロンリング94aの内面に複数のリップ94bがあり、テフロンリングの外周の環溝94cにOリング94d組み立てられている。芯軸97は、テフロンリップシールと組み立てられるときにリップが一方に擦れて曲げられながら弾性で芯軸97の外周に密着される。芯軸97の外周は、このような組み立てを満足させるように直径と表面粗さを備えなければならない。リップの擦れ方向は、垂れたリップ94bの端が製氷ドラムの方を向くようになってこそ、製氷ドラムの中で冷媒ガスの圧力が与えられた時にガス圧力がリップ94bを芯軸97の表面に加圧して密着させる作用を得ることができる。前記テフロンリップシールは、一つ以上、好ましくは三つを組み立てて使用することができる。テフロンリップシールのOリング94dは、前記シリンダ鏡面93aにゴム弾性で密着することで、回転するシリンダ鏡面93aとスリップされ、冷媒ガスの漏れを遮断することになる。前記シリンダ鏡面にOリング用潤滑剤を塗布する。
芯軸97の外側は、ドラムキャップ90にベアリング93dで組み立てられており、芯軸の外周のねじ97bにナット97cを締めることで、ドラム蓋のキャップ通路の内面の環状顎がナットと芯軸97の環顎の間に閉じ込められて芯軸97がドラム蓋90から外されないように組み立てられ、芯軸97の被着部97fをブラケット97gで製氷機フレームに組み立てることで、芯軸が製氷機に固定され、同時に芯軸97がドラム蓋の回転によって回らないようになる。
前記ドラム蓋、芯軸及びドラム蓋と芯軸の間に設置されたテフロンリップシールは、組み立てられた後、単位部品Pとして冷媒管路15を組み立てる前に単位部品、またはサービス部品として活用される。具体的に、単位部品Pは、シールの冷媒遮断機能を試験するために圧縮空気試験装置にかけて一定の圧力を維持できるか検査することができ、製氷ドラム内部構成の故障の修理のための単位部品として供給されることができる。
IV.図11、図12で、また他の一つのドラム蓋と芯軸が図示された。
ドラム蓋90は、配管軸20のねじ25に組み立てられるキャップねじ91と、ドラム通路21の密閉シートに密着されてドラム通路21を密封するためのキャップシート92と、芯軸97をシリンダに収容して支えるキャップボディ93と、キャップボディに設置されるベアリング93dと、外側の蓋93cで開閉されるシリンダ鏡面93aで構成された。
ドラム蓋90のシリンダに挿入される芯軸97は、テフロンリップシール94が芯軸の外周に設置されてテフロンリップシールのOリング94dがシリンダ鏡面93aに密着されている。テフロンリップシールは、既存の市販製品を使用するものであって、テフロンリング94aの内面に複数のリップ94bがあり、テフロンリングの外周の環溝94cにOリング94dが組み立てられている。芯軸97は、テフロンリップシールと組み立てられるときにリップが一方に擦れて曲げられながら弾性で芯軸97の外周に密着される。芯軸97の外周は、テフロンリップの組み立てを満足させる直径と表面粗さを備えなければならない。リップの擦れ方向は、垂れたリップ94bの端が製氷ドラムを向くようになってこそ、製氷ドラムの中で冷媒ガスの圧力が与えられたときにガス圧力がリップを芯軸の表面を押して密着力を保存させる力が得られる。前記テフロンリップシールは、一つ以上、好ましくは三つを組み立てて使用することができる。テフロンリップシールのOリング94dは、前記シリンダ鏡面93aにゴム弾性で密着されることで、回転するシリンダ鏡面93aで滑りながら冷媒ガスの漏れを遮断する役割をする。前記シリンダ鏡面にはオーリン用潤滑剤を塗布する。
芯軸97の外側は、ベアリング93dでドラムキャップ90に組み立てられている。芯軸の外周のねじ97bにナット97cを締めることで、キャップ通路にあるドラム蓋93cの芯軸に接している環状顎は、ナット97cと芯軸97の環顎の間に閉じ込められて芯軸97がドラム蓋90から分離されないように組み立てられ、芯軸97の被着部97fをブラケット97gで製氷機フレームに固定させることで、芯軸が製氷機に組み立てられ、同時にドラム蓋の回転動作が干渉されなくなる。
前記ドラム蓋、芯軸及びドラム蓋と芯軸の間に設置されたテフロンリップシールは、組み立てられた後、単位部品Pとして冷媒管路15を組み立てる前に単位部品、またはサービス部品として活用される。具体的に、単位部品Pは、シールの冷媒遮断機能を試験するために圧縮空気試験装置にかけて一定の圧力を維持できるか検査することができ、製氷ドラム内部構成の故障の修理のための単位交換部品として供給することができる。
V.図13、14で、他の一つのドラム蓋と芯軸が図示された。
ドラム蓋90は、配管軸20のねじ25に組み立てられるキャップねじ91と、ドラム通路21の密閉シートに密着されてドラム通路21を密封するためのキャップシート92と、芯軸97をシリンダに収容して支えるキャップボディ93と、キャップボディの外側に設置されるベアリング93dと、製氷ドラムの方へ開けられたシリンダ93eの内面に潤滑層93bで構成された。潤滑層93bは、シリンダ93eを加工した鏡面であるか、テフロンコーティングをして潤滑層を設けたものであるか、またはテフロン類の潤滑性材料でカップを形成して組み立てたもののうちいずれか一つである。
潤滑層93bのあるドラム蓋90のシリンダ93eの中にドラムシール95が挿入され、Oリング95cが回転体である潤滑層93bにゴム弾性で加圧され、加圧状態で滑りながら冷媒ガスが漏れることを遮断する。前記ドラムシール95は、芯軸97の外周にドラム95aを形成し、ドラムに環溝95bを掘った後、環溝にOリング95cを嵌めたものである。前記Oリング95cは、一つ以上で設置され、好ましくは3つ乃至5つである。前記ドラムシール95は、芯軸97と分離製作して芯軸に組み立てることもできる。前記潤滑層にはオーリン用潤滑剤を塗布する。
芯軸97の外側は、ベアリング97dでドラムキャップ90に組み立てられており、芯軸の外周のねじ97bにナット97cを締めることで、ドラム蓋の内面の環状顎は、ナット97cと芯軸97の環顎の間に閉じ込められて芯軸97がドラム蓋90から抜けないように組み立てられ、芯軸97の被着部97fをブラケット97gで製氷機フレームに組み立てられることで、芯軸が製氷機に固定され、同時にドラム蓋の回転によって芯軸が回らないようになる。
前記ドラム蓋、芯軸及びドラム蓋と芯軸の間に設置される前記ドラムタイプのシール組立体は、組み立てられた後、単位部品Pとして冷媒管路15を組み立てる前に単位部品、またはサービス部品として活用される。具体的に、単位部品Pは、シールの冷媒遮断機能を試験するために圧縮空気試験装置にかけて一定の圧力を維持できるか検査することができ、製氷ドラム内部構成の故障の修理のための単位部品として供給されることができる。
また、本発明のI乃至Vにおいて、芯軸の空間に冷媒管路15が挿入され、連結部と冷媒管路は溶接15dで組み立てられた。冷媒管路15は、容易な溶接15dのために芯軸の空間に丁度合うように挟まれるタイバンド15cで冷媒管路を束ねて先に溶接しておくことで、芯軸の連結部と冷媒管路の溶接作業が容易となり、溶接不良による冷媒ガスの漏れ不良を減らすことができる。
前記冷媒管路15の一部は、冷媒管路の組み立てを助けるためにパイプをスプリング15e形で巻く。パイプスプリング15eは、パイプの作業柔軟性を高め、製氷ドラムサービス、詳しくはサービスドア19を開け、サービス窓18で製氷ドラムのドラム蓋を分離したり、組み立てたりするなどの製氷ドラム関連作業を行う際に役立つ。
図19において、製氷機キャビネットCは、サービスドア19を備えている。サービスドア19は、前記製氷ドラムサービスに十分な大きさで形成される。前記サービスドアは、製氷機キャビネットの側板全体を開閉できるように形成してもよい。
サービスドア19は、サービス窓18を開閉する。サービス窓18は、キャビネットの外部で製氷ドラム10のドラム蓋に接近してドラム蓋を開閉できるようにキャビネットCの壁に形成されたサービス窓18である。製氷機を組み立てるときに、または製氷ドラム内部構成のサービス要求があるときにサービスドア19を開き、サービス窓18を通じて芯軸が組み立てられたドラム蓋を製氷ドラムから分離した後、開けられたドラム通路21で芯軸を交換したり、シール組立体を修理したりすることができる。このような修理作業は、従来、製氷機において、製氷ドラムをフレームから分離してこそ可能であった複雑な作業の大半を省略できることで、極めて単純化した作業で製氷ドラムを修理することができる。
前記ドラム蓋を製氷ドラムから分離したり、逆に組み立てたりするときにレンチ溝24に工具を噛ませて製氷ドラム10を固定する。
図20にドラム蓋の組み立て過程又はサービス分解及び組み立て過程が図示された。
ドラム蓋組立体100は、ドラム蓋、芯軸及びシールセットが組み立てられた部品である。
まず、単位部品Pに冷媒管路15を組み立ててドラム蓋(30又は60、あるいは90)組立体100を得る。前記ドラム蓋組立体100の毛細管15aと回収管15bを冷凍機の圧縮機150とコンデンサ150aに連結した後、サービス窓18で製氷ドラム10の配管軸20に組み立てる。その後、サービス窓18にサービスドア19を組み立てて、スノーアイス製氷機の組み立てを完了する。
冷却系列サービスをするときは、製氷機キャビネットでサービスドア19を開け、配管軸20からドラム蓋を分離した後、ドラム通路21で製氷ドラムの中にあるドラム蓋組立体100を取り出して単位部品Pの修理または単位部品Pの交換作業を行う。また、逆順に組み立てる。
前記冷凍機と冷媒管路15の連結は、溶接継手とするか、又はカプラー継手とすることができる。
VI.スノーアイス製氷機は、製氷水136を殺菌処理するための紫外線光殺菌処理装置が提供されている。
図21は、紫外線ランプ殺菌処理装置が含まれたスノーアイス製氷機製氷制御部の部分ブロック図である。
紫外線ランプ殺菌処理装置において、第1の紫外線ランプ140と第2の紫外線ランプ140aは、スノーアイス製氷機製氷制御部110に連結され、制御信号に反応して駆動電流をオン・オフする駆動ドライバ141から駆動電流を供給されて駆動される。 また、製氷機製氷制御部に殺菌制御プログラムが含まれた。殺菌制御プログラムは、前記製氷機の駆動信号及び駆動停止信号に同期して、紫外線ランプ駆動信号及び駆動停止信号を紫外線ランプ駆動ドライバに提供するようにプログラムされた。
前記第1の紫外線ランプ140は、棒状ガラス管の周りに製氷水ポンプ130aの透明ホースを螺旋に巻いた構成である。この構成により、製氷水136が揚水されてポンプ130aから製氷水容器134に伝達される過程で紫外線光が羅先に巻かれた透明ホース壁を透過してホース内を流れる製氷水に照射される。
第2の紫外線ランプ140aは、製氷水容器134の上に設置されており、紫外線光が製氷水容器134に盛られた製氷水の水面に照射される。
単位部品の試験
単位部品Pの冷媒ガス遮断機能試験のための圧縮空気試験装置にかけて一定の冷媒ガス圧の維持能力があるか試験する装置例を図24に図示した。
部品Pは、ドラム蓋、芯軸及びドラム蓋と芯軸の間に冷媒遮断手段が組み立てられた前記製氷機部品である。
試験過程は、1.ドラム蓋を製氷機製氷ドラムの回転数(1分に10乃至20の範囲内での所定の数)に回転される圧縮空気チューブP1に組み立てる。
2.芯軸の空間(冷媒管路が組み立てられる部分)部分を空気圧縮機P2に連結する。
3.空気圧縮機P2を駆動して圧縮空気チューブP2に製氷ドラムの中で発生する冷媒ガス圧力(5乃至30kg/cm2の範囲内での所定の空気圧力)を加え、設定圧力になると空気圧縮機の駆動を中止させる。
4.所定時間の間、空気圧力メータで圧縮空気チューブP1内の空気圧力の変動を調査する。
5.空気圧力メータを調査した結果、1時間の間に圧力変動がない場合、合格品として取り扱う。
前記検査過程で検別できる単位部品Pの圧縮空気の維持力が冷媒ガス圧の維持能力基準とされた後、前記段階を通じて部品Pを検査して検査済みの製品として需要に提供される。
このように、本発明は、単位部品Pを検査済みの製品として提供することができ、製品検査を通じた製氷機の品質向上に寄与することができる。
VII.製氷機の駆動積算装置
本発明のスノーアイス製氷機に、製氷ドラム、製氷水ポンプ、及び冷媒圧縮機の駆動量を記録する積算計器が提供されている。
積算対象は、駆動時間積算、駆動電力積算、または揚水量の積算である。
図21は、スノーアイス製氷機の製氷制御部に設置されている駆動時間積算装置を含めている。
図21において、製氷ドラムの駆動時間積算装置は、製氷ドラム10の駆動モータ120を製氷ドラム駆動ドライバ121を経てスノーアイス製氷機製氷制御部110に連結し、製氷ドラム積算表示部112を製氷制御部110に連結させた構成である。
前記製氷ドラムの駆動時間積算装置は、製氷ドラム駆動時間積算のための不揮発性製氷ドラムメモリと、製氷ドラム駆動時間を計数するための製氷ドラムタイマーと、製氷ドラム駆動時間積算プログラムがスノーアイス製氷機の制御プログラムに追加された。 前記製氷ドラムメモリは、製氷機の初回駆動時に一回クリアされる。
前記タイマーは、ソフトウェアのタイマーであり、機械式タイマーに代替されることができる。以下、同様である。
前記製氷ドラム駆動時間積算プログラムは、製氷制御部110で製氷ドラム駆動信号を製氷ドラム駆動ドライバ121に伝送するとき、前記製氷ドラムタイマーを駆動させ、一定の積算時間例としては、1分ごとに前記製氷ドラムタイマーに計数された製氷ドラム駆動時間を読み、前記製氷ドラムメモリの既存値に加えて積算値を更新し、更新した積算値を前記製氷ドラムメモリに保存した後、製氷ドラムタイマーを初期化して再駆動し、前記製氷ドラムメモリに保存された値を製氷ドラム積算表示部112に表示する。
製氷ドラム駆動時間積算プログラムは、製氷制御部110が製氷ドラム駆動ドライバ121に製氷ドラム駆動中止信号を送信するときに前記製氷ドラムタイマーの時間を読み込んで、前記製氷ドラムメモリのデフォルト値に加えて積算値を更新して保存し、前記製氷ドラムタイマーをクリアする。
図21において、揚水時間の積算装置は、製氷水揚水ポンプ13aの駆動モータ130がポンプ駆動ドライバ131を経てスノーアイス製氷機製氷制御部110に連結され、揚水積算表示部113が製氷制御部110に連結された構成である。
前記揚水時間の積算装置は、揚水時間積算のための不揮発性ポンプメモリと、揚水時間を計数するためのポンプタイマーと、揚水時間積算プログラムがスノーアイス製氷機制御プログラムに追加される。前記ポンプメモリは、製氷機の初回駆動時に一回クリアされる。
前記揚水時間積算プログラムは、製氷制御部110がポンプ駆動モータの駆動信号をポンプ駆動ドライバ131に伝送するとき、前記ポンプタイマーを駆動させ、一定の積算時間例としては、1分ごとに前記ポンプタイマーに計数されたポンプ駆動時間を読んで前記ポンプメモリの既存値に加え、この積算値を前記ポンプメモリに保存した後、前記ポンプタイマーを初期化して再駆動し、前記ポンプメモリ値をポンプ積算表示部113に表示する。
揚水時間積算プログラムは、製氷制御部110がポンプ駆動ドライバ131にポンプ駆動中止信号を送信するときに前記ポンプタイマーの時間を前記ポンプメモリの既存値に加えて更新し、更新した積算値を保存し、前記ポンプタイマーを初期化する。
図21において、圧縮機駆動時間積算装置は、冷媒圧縮機150が圧縮機駆動ドライバ151を経てスノーアイス製氷機製氷制御部110に連結され、製氷ドラム積算表示部115が製氷制御部110に連結された構成である。
前記圧縮機駆動時間積算装置は、圧縮機駆動時間積算のための不揮発性圧縮機メモリと、圧縮機駆動時間を計数するための圧縮機タイマーと、圧縮機駆動時間積算プログラムがスノーアイス製氷機制御プログラムに追加されて構成される。前記不揮発性圧縮機メモリは、製氷機の初回駆動時に一回初期化される。
前記圧縮機駆動時間積算プログラムは、製氷制御部110で圧縮機駆動モータの駆動信号を圧縮機駆動ドライバ151に伝送するとき、前記圧縮機タイマーを駆動させ、一定の積算時間例としては、1分ごとに前記圧縮機タイマーに計数された圧縮機駆動時間を読んで前記圧縮機メモリの既存値に加えて積算値を更新し、前記圧縮機メモリに保存した後、前記圧縮機タイマーを初期化して再駆動し、前記圧縮機メモリ値を圧縮機積算表示部115に表示する。
前記圧縮機駆動時間積算プログラムは、製氷制御部110で圧縮機駆動ドライバ151に圧縮機駆動中止信号を送信するときに前記圧縮機タイマーの時間を前記圧縮機メモリ値に加えて積算値を更新した後、保存し、前記圧縮機タイマーを初期化する。
図22は、スノーアイス製氷機の製氷制御部に付加設置されている製氷ドラム駆動電力積算装置のブロック図である。
前記製氷ドラム駆動電力積算装置の構成は、製氷ドラム10の駆動モータ120が製氷ドラム駆動ドライバ121を経てスノーアイス製氷機製氷制御部110に連結され、製氷ドラム駆動電力積算のための製氷ドラム駆動電力積算計器123が表示部に設置され、前記製氷ドラム駆動電力積算計器は、製氷ドラム駆動ドライバ121の駆動電流出力端に電力積算を行うことができるように連結された構成である。
前記製氷ドラム駆動電力積算計器123は、製氷制御部が製氷ドラム駆動ドライバ121に駆動信号を送信して製氷ドラム駆動モータ120に駆動電流が出力されると、製氷ドラム駆動電力積算計器は、この出力電流から消費電力量を検出して積算する。製氷制御部110で製氷ドラム駆動ドライバにモータ停止信号を送信すると、製氷ドラム駆動モータの出力電流が消滅して電力積算も中止される。
図22において、揚水ポンプ駆動電力積算装置は、揚水ポンプ130aの駆動モータ130がポンプ駆動ドライバ131を経てスノーアイス製氷機製氷制御部110に連結され、ポンプ駆動電力積算計器133が表示部に設置され、ポンプ駆動電力積算計器がポンプ駆動ドライバ131の駆動電流出力端に電力積算を行うことができるように連結される構成である。
前記ポンプ駆動電力積算計器133は、製氷制御部110でポンプ駆動ドライバ131に、駆動信号を送信してポンプ駆動モータ130に駆動電流が出力されると、ポンプ駆動電力積算計器は、この出力電流から消費電力量を検出して積算する。製氷制御部110のポンプ駆動ドライバにモータ停止信号を送信すると、ポンプ駆動モータの出力電流が消滅して電力積算も中止される。
図22において、圧縮機駆動電力積算装置は、冷媒圧縮機150aが圧縮機駆動ドライバ151を経てスノーアイス製氷機製氷制御部110に連結され、圧縮機駆動電力積算計器153が表示部に設置され、圧縮機駆動電力積算計器は、圧縮機駆動ドライバ151の駆動電流出力端に電力積算を行うことができるように連結された構成である。
前記圧縮機駆動電力積算計器153は、製氷制御部110で圧縮機駆動ドライバ151に駆動信号を送信して圧縮機150に駆動電流が出力されると、圧縮機駆動電力積算計器は、この出力電流から消費電力量を検出して積算する。製氷制御部110で圧縮機駆動ドライバに停止信号を送信すると、圧縮機を駆動する出力電流が消滅して電力積算も中止される。
図23において、揚水量積算装置は、揚水ポンプ130aの駆動モータ130がポンプ駆動ドライバ131を経てスノーアイス製氷機製氷制御部110に連結され、揚水ポンプ130aの吸収管に水量積算メータ133aを設置した構成である。
製氷制御部110でポンプ駆動ドライバ131に駆動信号を送信してポンプ駆動モータ130が駆動され、またポンプ130aで揚水動作が行われると、水量積算メータから揚水される水量が積算され、ポンプ130aが駆動を中止すると、これに伴って水量積算メータ133aの駆動も停止され、水量積算が中止される。
Claims (27)
- 製氷ドラム、配管軸、配管軸中心の芯軸が組み立てられるドラム通路、芯軸組み立てドラム通路のドラム蓋及びカッターを備えて製氷ドラムの表面に水を凍らせ、カッターで製氷ドラムの表面の氷を削り取るスノーアイス製氷機において、
前記配管軸は、前記製氷ドラムの一方をフレームに支持し、前記芯軸とは分離されて前記芯軸が直接に支持されないように中心に前記ドラム通路を提供し、
前記ドラム通路は、前記芯軸が中心に設置され、前記ドラム蓋を開けたときに前記芯軸が分離し、前記製氷ドラムが開放されることができるように提供され、
前記ドラム蓋は、前記ドラム通路を開閉するように前記配管軸に組み立てられ、前記芯軸が組み立てられ、組み立てられた芯軸を前記ドラム通路に直接に支持されないように前記配管軸に支持させ、前記製氷ドラムがフレームに組み立てられた状態で前記芯軸を前記配管軸の外に取り出すことができるように提供され、
前記配管軸は、製氷ドラムをフレームに組み立てるための支え部分と、レンチ溝が備えられ、
前記ドラム通路の端の密閉シートと、ドラム蓋のキャップシートを備えたことを特徴とするスノーアイス製氷機。 - 前記配管軸の外周のドラム蓋組み立て用ねじと、前記ドラム蓋の配管軸組み立て用キャップねじを備えたことを特徴とする請求項1に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記芯軸を組み立てるための前記ドラム蓋のキャップ通路と、芯軸の移動を防止するためのキャップ通路の環顎と、キャップ通路に組み立てられる芯軸と、芯軸とドラム蓋との間に備えられる冷媒の漏れ防止手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記キャップ通路にある環顎は、前記ドラム蓋の胴体から分離製作されてドラム蓋の胴体に組み立てられたことを特徴とする請求項3に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記製氷ドラムの駆動軸と前記配管軸の軸表面にフッ素樹脂層がコーティングされたことを特徴とする請求項1に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記ドラム蓋は、キャップ通路の端の環状通路蓋組み立て用ねじと、前記ねじに組み立てられる環状通路蓋を備え、キャップ通路に弾性体リングが挿入されて弾性体リングのパッキング部分がキャップ通路の端でドラム蓋と通路蓋の間に噛ませるように組み立てられ、弾性体リングの端に回転シールが付着され、芯軸に組み立てられている固定シールに弾性体リングの弾性で回転シールを密着させることを特徴とする請求項3に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記通路蓋にレンチ溝がさらに備えられたことを特徴とする請求項6に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記キャップ通路に外側へ開けられるように製作されたスプリング挿入用スプリングホールと、前記芯軸をキャップ通路に収容して支える前記ドラム蓋のキャップボディと、スプリングホールの入り口の芯軸支え用ベアリングと、キャップボディの端のシールシートに組み立てられる回転シールの構成であることを特徴とする請求項3に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記芯軸とホール蓋は、ねじで組み立てられてねじ操作でスプリングを押す力が調節され、ホール蓋の緩み防止手段を含むことを特徴とする請求項8に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記キャップ通路に製氷ドラムの方へ開けられるように製作されたシリンダと、シリンダ内面の鏡面と、前記芯軸に組み立てられる一つ以上のテフロンリップシールと、前記テフロンリップシールのOリングが前記シリンダ内においてゴム弾性で前記鏡面に密着されたことを特徴とする請求項3に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記ドラム蓋は、キャップボディに外側へ開けられるようにキャップ通路に設置されたシリンダと、前記シリンダの鏡面と、前記シリンダを開閉する通路蓋と、芯軸に組み立てられる一つ以上のテフロンリップシールと、前記テフロンリップシールのOリングが前記シリンダ内においてゴム弾性で前記鏡面に密着されたことを特徴とする請求項3に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記テフロンリップシールは、テフロンリングの内側の穴に芯軸と気密状態で組み立てられるための複数のリップが設置され、テフロンリングの外周に環溝が設置されてOリングが組み立てられたことを特徴とする請求項10又は11に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記ドラム蓋は、キャップ通路に製氷ドラムの方へ開くように設置されたシリンダと、前記シリンダの潤滑層と、前記芯軸に備えられたドラムと、前記ドラムに組み立てられたOリングが前記シリンダの潤滑層にOリングのゴム弾性で密着されたことを特徴とする請求項3に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記シリンダ潤滑層は、前記キャップ通路のシリンダ内面に設置された鏡面であることを特徴とする請求項13に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記シリンダ内面の潤滑層は、テフロンカップであることを特徴とする請求項14に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記ドラム蓋のキャップ通路に組み立てられる芯軸は、芯軸の内部に冷媒管路を組み立てるための空間と、冷媒管路を芯軸に付着するための芯軸の端の連結部と、ドラム蓋のキャップ通路に組み立てられて芯軸が離脱されないようにする手段が備えられることを特徴とする請求項3に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記芯軸が離脱されないようにする手段として、芯軸の環溝にEリングが挿入されたことを特徴とする請求項16に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記芯軸が離脱されないようにする手段として、芯軸の周りに形成したねじと、ねじに組み立てられるナットが備えられたことを特徴とする請求項16に記載のスノーアイス製氷機。
- 請求項16に記載の芯軸は、請求項8に記載の回転シールに密着させて組み立てられる固定シールと、前記固定シールのシールシートを備えたことを特徴とするスノーアイス製氷機。
- 請求項16に記載の芯軸は、請求項10に記載の回転シールに密着させて組み立てられる固定シールと、前記固定シールのシールシートを備えたことを特徴とするスノーアイス製氷機。
- 請求項18に記載の芯軸は、芯軸外周の表面が請求項14に記載のテフロンリングのテフロンリップを屈折して密着させるために加工された表面からなったことを特徴とするスノーアイス製氷機。
- 請求項18に記載の芯軸は、請求項15に記載のOリングを芯軸の周りに設置するために、芯軸の周りに設置されたドラム、ドラムの周りに設置される一つ以上の環溝、環溝に挿入されるOリングをさらに含むことを特徴とするスノーアイス製氷機。
- 請求項16に記載の芯軸は、被着部をブラケットでフレームに固定したことを特徴とするスノーアイス製氷機。
- 前記芯軸の空間に冷媒管路が挿入され、冷媒管路は、連結部に溶接して組み立てられたことを特徴とする請求項3に記載のスノーアイス製氷機。
- 前記ドラム蓋、前記芯軸及びドラム蓋と芯軸との間の回転シールと固定シールが組み立てられた単位部品の設定された冷媒ガス圧の維持能力を試験するための圧縮空気試験装置がさらに含まれ、前記圧縮空気試験装置は、ドラム蓋を組み立てることができる圧縮空気チューブと、ドラム蓋に含まれた芯軸の空間に連結されて圧縮空気チューブに設定された圧力で空気圧力を発生させるための空気圧縮機と、前記圧縮空気チューブの中の空気圧力の変化を測定して表示する空気圧力計で構成されることを特徴とする請求項3に記載のスノーアイス製氷機。
- 請求項1に記載の製氷機は、製氷制御部と製氷制御部で制御信号を駆動ドライバに提供して製氷ドラム駆動モータと揚水ポンプと冷媒圧縮機を駆動するようになったことにおいて、前記製氷機に紫外線光殺菌装置が備えられ、前記紫外線光殺菌装置は、棒状ガラス管の周りに第1の紫外線ランプが設置されて第1の紫外線ランプ周りに製氷水ポンプの透明ホースを螺旋に巻き、第1の紫外線ランプは、製氷機製氷制御部の製氷機駆動信号及び駆動停止信号に同期して駆動されることを特徴とするスノーアイス製氷機。
- 第2の紫外線ランプが製氷水容器の上に設置され、製氷機駆動及び停止信号に同期して第2の紫外線ランプが駆動されることを特徴とする請求項26に記載のスノーアイス製氷機。
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