JP2018507074A - 両十字膝システム - Google Patents

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Abstract

両十字保持処置中に近位脛骨を準備するための器具セットは、脛骨切除ブロック及びスタイラスを含むことができる。脛骨切除ブロックは、近位脛骨の前方部分に固定されるように構成され得る。脛骨切除ブロックは、脛骨切除ブロックが近位脛骨に固定された場合に内外方向に延在するスロットを画定することができる。スタイラスは、第1のブロック取付け機能と第2のブロック取付け機能とを有することができる。第1のブロック取付け機能は、スタイラスから第1の距離だけオフセットされ得る。第2のブロック取付け機能は、スタイラスから第2の距離だけオフセットされ得る。スタイラスの第1及び第2のブロック取付け機能は、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的にかつ二者択一的に収容されて、スタイラスをスロットに対して全く異なるオフセットされた場所に位置付けすることができる。

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、本明細書によりその優先権の利益が主張され、参照により本明細書中にその全体が援用される、2015年3月5日出願の米国特許出願第14/639522号の利益を主張する。
以下の開示は、概して膝の外科手術に関し、より具体的には、両十字膝インプラントのために膝を準備するための器具類、インプラント及び関連する方法に関する。
本節は、本開示の概要を提供しており、その完全な範囲又はその特徴の全ての包括的な開示ではない。
両十字保持処置中に近位脛骨を準備するための器具セットは、脛骨切除ブロック及びスタイラスを含むことができる。脛骨切除ブロックは、近位脛骨の前方部分に固定されるように構成され得る。脛骨切除ブロックは、脛骨切除ブロックが近位脛骨に固定された場合に内外方向に延在するスロットを画定することができる。スタイラスは、第1のブロック取付け機能と、第2のブロック取付け機能と、を有することができる。第1のブロック取付け機能は、スタイラスから第1の距離だけオフセットされ得る。第2のブロック取付け機能は、スタイラスから第2の距離だけオフセットされ得る。スタイラスの第1及び第2のブロック取付け機能は、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的にかつ二者択一的に収容されて、スタイラスをスロットに対して全く異なるオフセットされた場所に位置付けすることができる。
追加の特徴によると、第1及び第2の取付け機能は両方共、脛骨切除ブロックによる収容用に構成された外側突出部を含んでいる。第1及び第2のブロック取付け機能は、取付け本体から反対方向に延在することができる。他の特徴においては、器具セットはさらに、本体、内側腕部及び外側腕部を有する垂直切断ガイドを含むことができる。本体と内側腕部との間に、内側切断スロットが画定され得る。本体と外側腕部との間に、外側切断スロットが画定され得る。切断ガイドはさらに、切断ガイドから延在する舌部を含み得る。舌部は、脛骨切除ブロックのスロットにより収容されかつ脛骨切除ブロックのスロットに沿って摺動式に並進運動するように、構成され得る。ロック用腕部が、切断ガイドに結合され得、ロック解除位置とロック位置との間で移動可能である。ロック解除位置では、切断ガイドが、脛骨切除ブロックに対して並進運動できるようになっている。ロック位置では、ロック用腕部が、脛骨切除ブロックと係合して脛骨切除ブロックに対する切断ガイドの移動を抑制する。脛骨切除ブロックは、7度の後方スロット切断傾斜を提供することができる。
他の特徴によると、器具セットは、ハンドル端部、取付け部分及び係合端部を有する脛骨切除レベルガイドをさらに含むことができる。取付け部分は、係合端部を遠位大腿切除表面に対して選択的に位置付けするために、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的に収容されるように構成され得る。器具セットは、第1のテンプレート端部と第2のテンプレート端部とを有する脛骨テンプレート工具をさらに含ことができる。第1のテンプレート端部は、複数の第1の内部指部及び複数の第1の外部指部を有することができる。第2のテンプレート端部は、複数の第2の内部指部及び複数の第2の外部指部を有することができる。複数の第1の内部指部は、第1の脛骨島に対応する第1の距離だけ離隔され得る。複数の第2の内部指部は、第2の脛骨島に対応する第2の距離だけ離隔され得る。複数の第1の外部指部は、第1の外側脛骨トレー設置面積を画定することができる。第2の外部指部は、第2の外側脛骨トレー設置面積を画定することができる。
本開示の別の例に係る両十字保持処置中に近位脛骨を準備するための器具セットは、脛骨切除ブロック、スタイラス、垂直切断ガイド及び脛骨切除レベルガイドを含むことができる。脛骨切除ブロックは、近位脛骨の前方部分に固定されるように構成され得る。脛骨切除ブロックは、脛骨切除ブロックが近位脛骨に固定された場合に内外方向に延在する、スロットを画定することができる。スタイラスは、スタイラスから第1の距離だけオフセットされた第1のブロック取付け機能を有することができる。スタイラスの第1のブロック取付け機能は、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的に収容されて、スタイラスをスロットに対してオフセットされた場所に位置付けする。垂直切断ガイドは、本体、内側腕部及び外側腕部を有することができる。内側切断スロットが、本体と内側腕部との間に画定され得る。外側切断スロットが、本体と外側腕部との間に画定され得る。切断ガイドは、脛骨切除ブロックのスロットにより収容されかつ脛骨切除ブロックのスロットに沿って摺動式に並進運動するように構成されている、舌部をさらに含むことができる。脛骨切除レベルガイドは、ハンドル端部、取付け部分及び係合端部を有することができる。取付け部分は、係合端部を遠位大腿切除表面に対して選択的に位置付けするために、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的に収容されるように構成され得る。スタイラス、垂直切断ガイド及び脛骨切除レベルガイドは全て、脛骨切除ブロックのスロットにより選択的にかつ二者択一的に収容される。
追加の特徴によると、スタイラスは、第2のブロック取付け機能をさらに含む。第2のブロック取付け機能は、スタイラスから第2の距離だけオフセットされ得る。スタイラスの第1及び第2のブロック取付け機能は、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的にかつ二者択一的に収容されて、スタイラスをスロットに対して全く異なるオフセットされた場所に位置付けする。第1及び第2の取付け機能は両方共、脛骨切除ブロックによる収容用に構成された外側突出部を含むことができる。第1及び第2のブロック取付け機能は、取付け本体から反対方向に延在し得る。
他の特徴において、垂直切断ガイドは、切断ガイドに結合されかつロック解除位置とロック位置との間で移動可能である、ロック用腕部をさらに含むことができる。ロック解除位置において、切断ガイドは、脛骨切除ブロックに対して並進運動できるようになっている。ロック位置において、ロック用腕部は、脛骨切除ブロックと係合して、脛骨切除ブロックに対する切断ガイドの移動を抑制する。器具セットは、第1のテンプレート端部と第2のテンプレート端部とを有する、脛骨テンプレート工具をさらに含むことができる。第1のテンプレート端部は、複数の第1の内部指部及び複数の第1の外部指部を有することができる。第2のテンプレート端部は、複数の第2の指部及び複数の第2の外部指部を有することができる。複数の第1の内部指部は、第1の脛骨島に対応する第1の距離だけ離隔されている。複数の第2の内部指部は、第2の脛骨島に対応する第2の距離だけ離隔されている。複数の第1の外部指部は、第1の外側脛骨トレー設置面積を画定できる。複数の第2の外部指部は、第2の外側脛骨トレー設置面積を画定できる。
両十字インプラントを収容するために近位脛骨を準備するための方法は、近位脛骨の切除レベルを決定するステップを含む。決定に基づいて、脛骨切断ブロックが、近位脛骨に対して固定され得る。脛骨切断ブロックは、脛骨切断ブロック上に画定されたスロットを有することができる。垂直切断ガイドが、スロットに位置付けされ得る。垂直切断ガイドは、内側スロット及び外側スロットを有することができる。それぞれの内側及び外側スロットを参照しながら、近位脛骨内への垂直内側切断及び垂直外側切断が準備され得る。垂直切断ガイドが、スロットから取り外され得る。脛骨切除レベルガイドから延在する取付け具が、スロット内に挿入され得る。脛骨切除レベルガイドを用いて、脛骨の切除深さが確認され得る。
一実施例によると、脛骨の切除深さを確認するために、大腿表面に対して脛骨切除ガイドから延在するパドルが係合され得る。スタイラスと脛骨切除ブロックとの間の好適なオフセットが決定され得る。(i)スタイラス上に具備された第1のブロック取付け機能及び(ii)スタイラス上に具備された第2のブロック取付け機能のうちの1つが選択され得る。第1のブロック取付け機能は、スタイラスから第1の距離だけオフセットされ得る。第2のブロック取付け機能は、スタイラスから第2の距離だけオフセットされ得る。第1及び第2の距離は全く異なるものであり得る。選択された第1又は第2のブロック取付け機能が、脛骨切除ブロックのスロットに結合され得る。近位脛骨に対する所望の内−外位置に到達するまで、脛骨切断ブロック内に画定されたスロットに沿って、垂直切断ガイドが摺動式に並進運動され得る。垂直切断ガイドが、所望の内−外位置への到達に基づいて、脛骨切断ブロックに対して固定され得る。固定するステップが、垂直切断ガイドから延在するロック用腕部を、ロック解除位置からロック位置まで移動させるステップを含み得る。ロック位置において、腕部から延在する指部が、脛骨切断ブロックと係合する。
さらなる利用可能性の分野は、本明細書中に提供されている説明から明らかになるであろう。本要約中の説明及び具体的例は、例示のみを目的として意図されており、本開示の範囲を限定するように意図されていない。
本明細書中に記載の図面は、考えられる全ての実施ではなく、選択された実施形態を例示することのみを目的としており、本開示の範囲を限定するよう意図されていない。
選択的に取付け可能なACLプロテクタと共に示される例示的な4イン1切断ブロックの斜視図である。 図1の4イン1ブロックの斜視図である。 脛骨の準備を行なう前を示す、例示的な脛骨の前方図である。 脛骨の準備の後を示す、図3の脛骨の前方図である。 脛骨に対して取付けられた髄外脛骨切除ガイドと共に示す、脛骨の前方斜視図である。 髄外脛骨切除ガイドに結合されかつ近位脛骨に接して位置する脛骨切除ブロックと共に示す、近位脛骨の前方斜視図である。 内側脛骨平坦部の最下点に係合されたモジュール式スタイラスの終端部と共に示す、図8の近位脛骨の内側斜視図である。 モジュール式スタイラスの終端部が内側脛骨平坦部の最下点に係合された状態で位置付けされたモジュール式スタイラスと共に示す、近位脛骨の前方斜視図である。 所望の場所に調整されたモジュール式スタイラスと結合された脛骨切除ブロックと共に示す、図8の近位脛骨の前方斜視図である。 ACL及び脛骨島と一直線で脛骨切除ブロックに結合された垂直切断ガイドと共に示す、近位脛骨の前方斜視図である。 ロック位置で脛骨切除ブロックに結合された垂直切断ガイドと共に示す、図10の脛骨の前方図である。 垂直切断ガイドを参照しながら行なわれる、ACL島の外側及び内側面を形成することになる一対の垂直切断の実施に続いて示される、近位脛骨の前方図である。 図12のライン12A−12Aに沿って切り取った断面図である。 追加の特徴にしたがって構築された垂直切断ガイドの斜視図である。 図12Bの垂直切断ガイドの断面図である。 切除された脛骨の高さを確認するために外側平坦部の頂上に位置する予備トライアルスペーサーと共に示す、近位脛骨の上面図である。 図13に示される近位脛骨及び予備トライアルスペーサーの前方斜視図である。 当初脛骨の前方部分の切除のために位置する骨鉗子工具と共に示す、近位脛骨の上面図である。 図15のACL島の前方部分の拡大図である。 図15の近位脛骨の前方斜視図である。 ACL島を取り囲む表面を除去するためにやすりを用いる前方島の切除に続いて示される、図17の脛骨の前方斜視図である。 近位脛骨上に配置された脛骨平坦部角度計と共に示す、近位脛骨の前方斜視図である。 図19の脛骨平坦部角度計の目盛の拡大図である。 内側及び外側間隙を確認するために使用されるスペーサ工具の斜視図である。 脛骨のサイズを確認するために任意の前方/後方寸法測定器を使用して示される、近位脛骨の上面図である。 図22に示される寸法測定器の目盛の拡大図である。 サイズ、回転及び勾配を確認するために使用される、近位脛骨上に配置された脛骨テンプレート及び前方/後方寸法測定器と共に示す、近位脛骨の斜視図である。 近位脛骨上に配置された図24の脛骨テンプレート及び前方/後方寸法測定器と共に示す、近位脛骨の側面図である。 近位脛骨上に設置された脛骨テンプレートと共に示し、かつ、脛骨テンプレート上の内側前方グリルガイドによって収容されるために整列させられたドリルと共に示す、近位脛骨の前方斜視図である。 脛骨マスク及び脛骨テンプレートの分解前面斜視図である。 脛骨テンプレート内に具備された内側通路内への収容のために整列させられた歯ブラシ型キールブレードと共に示す、近位脛骨の前方斜視図である。 脛骨内の内側溝の形成中に脛骨テンプレートの内側通路によって収容される歯ブラシ型キールブレードと共に示す、図28の近位脛骨の前方図である。 本教示の一実施例にしたがって構築された脛骨トレートライアル及び脛骨トレートライアルインサートの前面斜視図である。 組立てられた位置で示される脛骨トレートライアル及び脛骨トレートライアルインサートの前面斜視図である。 近位脛骨上に位置する脛骨トレートライアル及び脛骨トレートライアルインサートと共に示す、準備済みの近位脛骨の前方斜視図である。 脛骨トレートライアルに結合された脛骨軸受トライアルハンドル及び脛骨インパクタと共に示す、近位脛骨の内側斜視図である。 図33の近位脛骨及び軸受トライアルハンドル工具の前方斜視図である。 軸受を脛骨トレー上に位置付けする軸受トライアルハンドル工具と共に示す、図34の近位脛骨の前方斜視図である。 脛骨トレーに結合された内側及び外側軸受と共に示す、図35の近位脛骨の前面斜視図である。 可動域を検査するために使用される大腿トライアルと共に示す、図36の脛骨トレーの前面斜視図である。 本開示の他の特徴に係るロック用機能を有するマスクの前面斜視図である。 本開示の一実施例に係る脛骨テンプレートに結合された状態で示す、図38Aのマスクを示す。 本開示の一実施例に係る脛骨寸法測定器の前面斜視図である。 本教示の一実施例にしたがって構築されたスペーサブロックの前面斜視図である。 本教示の別の実施例にしたがって構築された別のスペーサブロックの前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築されたプリセッタ工具の前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築されたアライメントガイドの前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築されたやすりの前方斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築されたスタイラスの前面斜視図である。 脛骨切除ブロックのスロットにより収容された第1の取付け部分と共に示す、図45Aのスタイラスの前面斜視図である。 脛骨切除ブロックのスロットにより収容された第2の取付け部分と共に示す、図45Aのスタイラスの前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築された脛骨切除切断ブロックの前面図である。 本開示の一実施例にしたがって構築されたインパクタの前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築された脛骨切除レベルガイドの前面斜視図である。 脛骨切除ガイドのスロットと結合されかつ遠位大腿切除表面に係合された係合端部を有する状態で示される、図48Aの脛骨切除レベルガイドの前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築された2重やすり工具の前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築された脛骨切除ブロックの前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築されたインジケータ工具の前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築された脛骨テンプレート工具の前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築された保持用工具の前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築された脛骨再切断ガイドの前面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築されたオフセット型やすり工具の上面図である。 本開示の一実施例にしたがって構築された例示的脛骨トレーの上面斜視図である。 本開示の一実施例にしたがって構築された例示的軸受の側面図である。
対応する参照番号は、図面のいくつかの図全体を通して、対応する部分を示す。
以下の説明は、両十字膝インプラントを収容するための左膝の準備に焦点をあてている。この点に関して、以下の説明は、両十字膝システムを用いて左膝を準備するための器具類を使用するさまざまな方法及び技術に向けられている。しかしながら、右膝での使用のために同様のものが適合され得るということが認識されるであろう。
本出願の意図された焦点は、具体的に、脛骨及び関連するインプラントの準備に向けられているものの、左大腿骨の例示的準備についての簡単な説明も記される。ボーンストック、潜在的靭帯不安定性及び解剖学的軸を査定するためには、立位前方/後方X線が使用され得る。いくつかの実施例では、長さ91.44cm(36インチ)の立位前方/後方X線が使用され得る。当初、遠位大腿骨切断部が機械的軸に対して垂直であることを確実にしながら、解剖学的軸と機械的軸との間の角度を決定することができる。この時点で、大腿骨構成要素のサイズは、側面図X線及びX線写真テンプレートを使用することによって、術前に推定され得る。適切なサイズの大腿骨構成要素は、術中に確認され得る。
遠位大腿骨の顆内切痕及び高密度海綿骨におよそ1.5〜2インチ(3.5〜5センチメートル)の深さまで貫入するために、髄内(IM)ドリルを使用することができる。遠位大腿骨に貫入するためには、0.9525cm(0.375インチ)のドリルを使用することができる。後十字靭帯の挿入部よりも1センチメートル上方でかつ顆内切痕内のやや内側に、管進入場所を設置することができる。適切な左又は右の外反ウィング(valgus wing)を選択し、IMロッド上に摺動させることができる。IMロッドは、管を減圧するために大腿骨管内に導入され得る。外反ウィングは、それが遠位内側顆に接するまで摺動され得る。Slidex(登録商標)遠位切除ブロック及び切断ブロックアダプタは両方共、Slidex(登録商標)遠位切除ブロックが大腿骨の前皮質と接触するまで、外反ウィングの前孔内に摺動される。
外反角を確認するためには、切断ブロックアダプタ内にアライメントハンドルを挿入することができ、0.635cm(1/4インチ)のアライメントロッドを大腿骨頭の中心まで挿入して延ばすことができる。次に、ブロックの最も近位のピンホール内で0.3175cm(1/8インチ)の急速脱着ドリルピンを用いて、所定の位置にSlidex(登録商標)遠位切除ブロックをピン留めすることができる。次に、IMロッドを除去し外反ウィング及び切断ブロックアダプタを遠位切除ブロックから離れるように遠位方向に引張りSlidex(登録商標)遠位切除ブロックを所定の位置に残すことによって、外反ウィングを除去することができる。遠位切除のためには、0mm又は+3mmの2つの切除スロットが利用可能である。0mmのスロットは、遠位内側顆の最も突出した部分から9mmを切除する。追加の遠位切除が求められる場合、+3mmのスロットが12mmを切除する。+3mmのスロットを超えて追加の遠位切除が求められる場合には、+2mm又は+4mmの0.3175cm(1/8インチ)のピンホールを利用することによって、切除ガイドを近位にシフトすることができる。0.13716cm(0.054インチ)の鋸刃を使用して、選択されたスロットを通して遠位切除を完了させることができる。平坦な器具を使用することによって、切除された遠位大腿骨を検査することができる。適正な切除を保証するため必要に応じて、骨表面を再切断又はやすり仕上げしてもよい。さらなる安定性のためには、大腿骨ブロックハンドルを利用することができる。
大腿骨寸法測定の例示的方法についてここで説明する。当初、足部が大腿骨の後顆と接触している状態で、調整可能な前方/後方寸法測定器(sizer)を、切除された遠位表面に接して設置してよい。第1のオプションでは、固定式の回転足部が使用されてよい。別のオプションでは、調整可能な回転足部が使用されてよい。調整可能ダイアルを、前方/後方寸法測定器と共に使用することができる。外部回転を0〜10度に設定する能力を伴う調整可能な回転足部が、左右の型で利用可能である。一実施例において、3度という初期回転設定値を利用することが推奨される。大腿骨構成要素のサイズは、ここで、中央の目盛から読取ることができる。標示されるサイズが、標示的寸法測定の範囲内にある場合、又は、より大きい屈曲間隙が所望される場合、より小さいサイズを選択し大腿骨4イン1ブロックの設置を前方にシフトさせるために、選択を行なうことができる。構成要素を前方にシフトさせるためには、寸法測定器の中央部分内のスクリューメカニズムを回転させ、これによりドリル孔のレベルが1ミリメートルの増分で上昇させられる。構成要素がどれほど前方にシフトされるかを標示するために、寸法測定器上に目盛が位置する。内外幅が関心事である場合には、適切に寸法測定された内外幅チェッカーを前方/後方寸法測定器内に挿入して、大腿骨の適正なサイズをさらに評価することができる。次に、0.3175cm(1/8インチ)のドリルピンを用いて、2つの4イン1切断ブロック位置設定孔が開けられる。一実施例において、大腿骨構成要素の最終的内外位置は、このステップ中に決定されず、この術式において後に対処される。
ここで図1及び2を最初に参照して、本教示に係る4イン1ブロック10を用いた遠位大腿骨の初期準備について説明する。最初に、外科医は、前方/後方寸法測定器上の選択されたサイズに一致する所望の4イン1ブロック10を選択し、それを、遠位大腿骨中にドリルで開けられた0.3175cm(1/8インチ)の孔の中に設置することができる。前方骨切除の量を決定するために、1.3716mm(0.054インチ)のフィーラーブレードを使用することができる。フィーラーブレードが切痕の可能性を示す場合、前方/後方大腿骨シフトブロックを用いて、1ミリメートルの増分で切断ブロック孔を前方に調整することができる。とりわけ、ブロックを前方に移動させることで、さらなる後顆骨が切除されることになる。大腿骨4イン1ブロック10上に具備された側孔内に0.3175cm(1/8インチ)のピンを設置することができる。前方/後方ブロックは、この時点において、遠位大腿骨にぴったりくっついて存在していなければならない。ACLプロテクタ12は、4イン1ブロック10に対して所定の場所に固定され得る。ACLプロテクタ12は、ブレードがACLを不用意に切断するのを妨げるために使用可能である。ひとたび4イン1ブロック10の位置が満足のいくものとなった時点で、外科医は、1.3716mm(0.054インチ)の鋸刃を用いて、後方及び前方骨並びに前方及び後方面取りを切除することができる。ここでもまた、後方及び後方面取り骨切除を行なう間、ACLを切断しないように注意を払わなければならない。
ここで図3〜図37を参照して、第1の実施例に係る両十字膝システムのための近位脛骨の準備について説明する。図3は、本外科術式を実施する前の脛骨T1を示す。図4は、本教示に係る脛骨術式の実施後の脛骨T2を示す。注目すべきは、脛骨T2が、内側平坦部(plateau)14、外側平坦部16、前方平坦部18、前方面取り壁20、内側垂直壁22及び外側垂直壁24を含むことである。前方面取り壁20、内側垂直壁22及び外側垂直壁24は、集合的に協同してACL島28を形成することができる。放射状部分(radius)30が、内側平坦部14と内側垂直壁22との間の遷移部分に形成される。同様にして、放射状部分32が、外側平坦部16と外側垂直壁24との間の遷移部分に形成される。
ここで図5〜図29を参照して、脛骨Tの切除について説明する。膝を曲げた状態で、足首クランプ40のバネ式腕部36及び38が、ちょうどくるぶしの周りで、遠位脛骨Tの周囲に位置する。足首クランプ40は、概して、髄外脛骨切除ガイド42に取付け可能である。髄外脛骨切除ガイド42はさらに、ハンドル部分44、入れ子式ロッド部分46及び切除ブロック連結部分48を含むことができる。概してハンドル部分44からロッド部分46の入れ子式動作を制御することのできるボタン50が、髄外脛骨切除ガイド42上に具備され得る。
この時点で、脛骨切除ブロック54(図6)を近位脛骨Tに接して設置することができる。ここで図5に戻ると、矢状方向から見たとき、髄外脛骨切除ガイド42の側面は、それが概して脛骨Tの骨幹と平行になるように調整される。脛骨切除ブロックは、髄外ガイドに取付けられたとき、4度の勾配で設定される(他の量が用いられてもよい)。内外視においてひとたび切除器軸の調整が正しくなった時点で、切除ブロック連結部分48は、切除器のシャフトが脛骨結節のすぐ内側になるまで回転させられる。スタイラス60(図7及び図8)を使用して、髄外脛骨切除ガイド42は、スタイラス60の終端部62が内側脛骨平坦部64の最下点に係合されるように調整される。0.3175cm(1/8インチ)のピン66を用いて、髄外脛骨切除ガイド42を脛骨Tに固定する。何らかの切断を行なう前に切除レベルを微調整するために、ダイアル68を使用してよい(図9)。
注目すべきは、スタイラス60が4mmの切除用に設定されることである。髄外脛骨切除ガイド42を所定の場所にピン留めする前に、脛骨切除切断ブロック70の高さの調整可能性が許容されることを確認すること。脛骨切除切断ブロック70は、水平スロット71を画定することができる。ひとたび切除レベルが設定されたならば、スタイラス60を取り外すことができる。このとき、脛骨切除切断ブロック70に対して垂直切断ガイド72を取付けることができる(図10)。
次に、垂直切断ガイド72は、所望の垂直切断を行なうため、(スロット71に沿った内外方向の)適切な位置に調整され得る。具体的には、垂直切断ガイド72から延在する舌部72aが、スロット71に沿って摺動することができる。垂直切断ガイド72の位置付けを補助するために、アライメントガイド73が用いられることができる。アライメントガイド73は、概して、垂直切断ガイド72の相対する側面に摺動可能に位置する、一対の平行で細長い腕部73aを含む。注目すべきは、垂直切断が、最終的な脛骨構成要素の回転を決定するということである。ACL繊維の内側及び外側面上に等しい骨量を残すことが重要である。この時点で、垂直切断ガイド72は、ロック用腕部72bを、図10に示されるロック解除位置から、図11及び図12に示されるロック位置まで回転させることによって、所定の位置において挟持され得る。一実施例において、ロック用腕部72bは、切断ブロック70の上部表面72dと固定式係合状態となるように回転する、指部72cを有することができる。往復式鋸を用いて、垂直切断ガイド72の主本体75bと内側腕部75cとの間に画定された内側スロット75aに鋸を通しながら、垂直内側切断74を準備することができる。垂直内側切断74は、垂直切断ガイド72の内側表面75を参照しながら準備され得る。垂直内側切断74は、同時に内側腕部75cを参照しながら準備され得るということが認識されるであろう。垂直内側切断74が準備された後、垂直外側切断を作製することができる。垂直切断ガイド72の主本体75bと外側腕部77cとの間に画定された外側スロット77aに鋸を通しながら、垂直外側切断76を準備することができる。垂直外側切断76は、垂直切断ガイド72の外側表面77を参照しながら準備され得る。垂直外側切断76は、同時に外側腕部77cを参照しながら準備され得るということが認識されるであろう。垂直切断ガイド72内に設けられた部分孔79(図11及び図12)を通して、頭無し垂直ピン78が位置設定され、前方脛骨T中に押込まれることができる。垂直内側切断74及び垂直外側切断76は両方共、図4において識別されている放射状部分切断30及び32を形成するために一貫した、歯又は切断構造を有する鋸刃を用いて準備可能である。とりわけ、この遷移部分に放射状部分を組み込むことによって、それぞれの内側及び外側平坦部14、16とACL島28(図4)との間の遷移部分にある骨を、90度で交差する横断方向の切断に比べて、より強化することができる。次に、垂直切断ガイド72は、頭無し垂直ピン78から取り外される。脛骨Tの内側面は、その後、水平に切除され得る。
図12Aを参照すると、切断ガイド72の断面図が示されている。図12B及び図12Cは、代替的な垂直切断ガイド72’を示す。本明細書中に別段の記載が無いかぎり、切断ガイド72’は、ダッシュを添えた同じ参照番号で識別される切断ガイド72と類似の特徴を包含する。切断ガイド72’は、捉えられた垂直内側スロット75a’及び捉えられた垂直外側スロット77a’を提供する。具体的には、上部内側壁80及び上部外側壁82が、それぞれの垂直内側スロット75a’及び垂直外側スロット77a’を閉じる。上部内側及び外側壁80及び82は、それぞれの内側及び外側スロット75a’及び77a’の内部に鋸刃を維持するのを補助することができる。
この時点で、内側面の間隙の拡張が、8/9mmのスペーサブロック100(図13〜図14)を用いて確認され得る。9mmのスペーサ部分102が過度にきつい場合、さらなる脛骨を除去することが必要になる。これは、単に、切除ブロックを下に1mmダイアルを回すことによって行なうことができる。内側面の拡張間隙がひとたび適切なものとなった時点で、脛骨Tの外側面は、所定の場所に残された頭無し垂直ピン78を用いて、水平方向に切除される。頭無し垂直ピン78は、ACL島28に切込み過ぎないよう保護する。
図15〜図17に例示されている通り、骨鉗子工具108を用いて、前方島のコーナーを確実に丸くしながら前骨を除去することができる。次に、ACL島28及びそれぞれの内側及び外側平坦部14及び16の周りに粗い縁部が存在しないことを保証するために、切除された脛骨Tをきれいに仕上げるべく、ACL島やすり120(図18)が使用される。脛骨平坦部角度計130(図19)を用いて、脛骨の勾配切断部が等しい勾配量を有することが確認される。このことは、脛骨ベースプレートが適正に固定されるために、そして、システムの適正な摩耗及び機能のために、重要である。
ここで図21に目を向け、完全かつ機能的なACLのための脛骨寸法測定について説明する。内側及び外側間隙は、スペーサ工具140を用いて確認される。必要に応じて、一連の1mmスペーサ142を磁気により結合させてもよい。回転及び勾配も同様に確認され得る。任意には、脛骨Tは、前方/後方寸法測定器143を用いて寸法測定され得る(図22及び図23)。
次に、脛骨Tは、脛骨テンプレート144(図24〜図25)によって寸法測定され得る。脛骨テンプレート144は、概して、外側面148及び内側面150を有するU字形本体部分146を含む。外側通路152及び外側前方ドリルガイド154を、外側面148に具備することができる。同様にして、内側通路162及び内側前方ドリルガイド164を、内側面150に具備することができる。ACL島28の位置によって回転が決定されることから、正確な回転を検査することが重要である。脛骨結節及びくるぶしの軸に対して、基本的回転を行なうことができる。この時点で、脛骨テンプレート144のハンドル170を通して0.635cm(1/4インチ)のアライメントロッドを設置することにより、髄外アライメントの検査を行なうことができる。膝蓋大腿トラッキングを最適化するためには、わずかに外に回転させることが好ましい。最終的な回転がひとたび決定されたならば、例えば電気メスなどによって脛骨テンプレート144の前方マークを前脛骨上へと延長させることにより、位置をマーキングすることができる。前方/後方寸法測定器143から延在する位置決めピン173は、脛骨Tの後方縁部の周りに位置することができる。外側軟組織の存在に起因する脛骨テンプレート144の内側回転を回避するように、特に注意する必要がある。
ここで、完全かつ機能的なACLのための脛骨の準備について説明する。例えばピン174などによって、脛骨テンプレート144が適正な位置にある状態で(図26)、外側前方ドリルガイド154を参照しながら、前方孔を準備するためにドリル175を使用することができる。脛骨マスク176を脛骨テンプレート144に結合させてよい。一実施例では、0.3175cm(1/8インチ)のドリル175を使用してよい(図26)。次に、内側前方ドリルガイド164を参照しながら、ドリル175で別の前方孔を開けることができる。
脛骨テンプレート144が所定の場所に固定された状態で、キール付きベースプレートのための内側及び外側脛骨の両方を準備するために、歯ブラシ型キールブレード190を使用することができる。具体的には、歯ブラシ型キールブレード190は、外側通路152及び内側通路162(図28及び図29)を通して挿入され得る。脛骨Tが準備されている間、脛骨トライアルアセンブリ200(図30及び図31)を準備することができる。脛骨トライアルアセンブリ200は、脛骨トレートライアル202及び脛骨トレートライアルインサート204を含むことができる。ひとたび脛骨の準備が完了したならば、脛骨テンプレート144を近位脛骨から取り外すことができる。脛骨トレートライアル202は、さまざまな寸法を提供する多数のバージョンを有することができる。同様にして、脛骨トレートライアルインサート204も、特定の患者のニーズに好適なさまざまな寸法を提供することができる。注目すべきは、脛骨トレートライアルインサート204が、ペグ210及びキール213を含むことである。複数のペグ210は、先にドリル175によって作製された通路に対応する間隔を有する。同様にして、キール213は、歯ブラシ型キールブレード190によって準備された溝の中に挿入するのに好適な寸法を有する。図33に示されているように、脛骨トレートライアル202は、脛骨インパクタ232を用いて、脛骨T上に押込まれている状態で示されている。図34〜図36に示されているように、外側脛骨軸受トライアル224及び内側脛骨軸受トライアル226は、軸受トライアルハンドル工具228を用いて、脛骨トレートライアル202に結合され、トライアルされ得る。同様に、脛骨トレートライアル202を、軸受トライアルハンドル工具228(図34)によって、位置付けすることができる。図37に示されているように、大腿骨トライアル240を用いて、可動域を確認することができる。
ここで図38A〜図55を参照して、追加の特長にしたがって近位脛骨を準備するように構成された器具類について説明する。図38Aは、マスク402を示す。マスク402は、起動用レバー410とキャッチ412とを有するロック用機能404を含む。起動用レバー410を、ロック解除位置(図38A)からロック位置(図38B)まで回転させて、マスク402を脛骨テンプレート144にロックすることができる。一構成において、キャッチ412を、脛骨テンプレート144上に画定されたスロット414を通して前進させることができる。(図38Aに示されるロック解除位置からの)起動用レバー410の回転は、キャッチ412を脛骨テンプレート144の腕部の下に位置させ、マスク402を脛骨テンプレート144(図38B)にロックさせることができる。
図39は、脛骨寸法測定器420を示す。脛骨寸法測定器420は、脛骨を前方向/後方向で寸法測定するために使用することができる(図22も参照のこと)。脛骨寸法測定器420は、位置付けを容易にするために、平坦な又は平面的な材料で形成される。脛骨寸法測定器は、第1のしるし422及び第2のしるし424を含む。第1のしるし422は、左内側及び右外側測定値に対応することができる。第2のしるし424は、右内側及び左外側測定値に対応することができる。
図40は、スペーサブロック430を示す。スペーサブロック430は、中心部分436から延在する指部432及び434を含む。指部432及び434は、ACL島28への衝突を抑制すべく開くように、中心部分436から分かれることができる。一実施例において、スペーサブロック430は、プラスチックで形成されている。指部432及び434は、厚みが9mmであることができる。他の厚みも企図されている。スペーサブロック450は、図41に示されている。スペーサブロック450は、第1のスペーサブロック部分452と第2のスペーサブロック部分454とを含むことができる。第1のスペーサブロック部分452は、9mmであることができる。第2のスペーサブロック部分454は、10mmであることができる。スペーサブロック450は、内側及び外側面間隙の拡張を確認するために使用可能である。
図42は、プリセッタ工具460を示す。プリセッタ工具460は、脛骨トレー上に脛骨軸受をロックするために使用可能である。プリセッタ工具460は、軟組織との潜在的衝突を低減する、薄い厚みを有する腕部462を含む。図43は、アライメントガイド470を示す。アライメントガイド470は、垂直切断ガイド72の位置付けを補助するために使用可能である(図10)。アライメントガイド470は、アライメントロッドを収容するためのアパーチャ474を画定する。
図44は、やすり480を示す。やすり480は、歯を有していない表面内の先導部として作用する遠位部分482を含む。このような構成は、大腿顆を回避することを助ける。遠位部分482は、後方骨島のやすりがけを可能にすることができる四角形の遠位端部484を有する。やすり480は、側面488及び底面490に粗いやすり歯を有することができる。上部表面492は、細かいやすり歯を有することができる。
本開示の一実施例にしたがって構築されたスタイラス500が、図45A〜45Cに示されている。スタイラス500は、スタイラス組付け構造501と協働することができる。スタイラス組付け構造501は、取付け本体506から反対の方向に延在する第1のブロック取付け機能502と第2のブロック取付け機能504とを有することができる。第1のブロック取付け機能502は、スタイラス500から距離D1で延在することができる。第2のブロック取付け機能504は、スタイラス500から距離D2で延在することができる。距離D2は、距離D1より大きい。第1及び第2のブロック取付け機能502及び504は両方共、スロット71内への収容のために寸法決定された外側突出部を含むことができる。外科医は、必要とされるより好適な距離D1又はD2に応じて、スロット71(図8)との結合のために、第1又は第2のブロック取付け機能502又は504を選択することができる。認識できるように、第2のブロック取付け機能504がスロット71(図8)により収容される場合、スタイラス組付け構造501に対してスタイラス500を180度回転させることができる。図45Bは、第1のブロック取付け機能502がスロット71と結合した状態を示す。図45Cは、第2のブロック取付け機能504がスロット71と結合した状態を示す。
図46は、脛骨切除切断ブロック510を示す。脛骨切除切断ブロック510は、脛骨切除切断ブロック70(図8)に比べて低い輪郭を呈するように、内向きにゆるやかに湾曲して延びる、端部512及び514を有する。脛骨切除切断ブロック510は、7度の後方勾配切断傾斜を提供する。図47は、インパクタ530を示す。インパクタ530は、脚部534を有するトレー係合部分532を有する。脚部534は、脚部534上に組み込まれたプラスチック製の係合パッド538を有する。
図48A及び図48Bは、脛骨切除レベルガイド540を示す。脛骨切除レベルガイド540は、ハンドル端部542及び係合端部544を含むことができる。脛骨切除レベルガイド540は、間隙張力及び切除深さを決定することを補助するために使用可能である。この点に関して、ACL島20の周りに係合端部544を挿入して、適切な拡張/屈曲空間の達成を助けることができる。脛骨切除レベルガイド540は、脛骨切断ブロックの水平スロット上に取付けるために使用可能である取付け具548を有することができる(例えば、図8の脛骨切断ブロックのスロット71を参照)。係合端部544は、遠位大腿骨切除表面と係合するように構成されたパドル550を含むことができる。一実施形態において、脛骨切除レベルガイド540は、遠位切断部から脛骨切断ブロックを19mm離隔させることができる。
図49は、2重やすり工具560を示す。2重やすり工具560は、脛骨の内側及び外側面を同時にやすりがけするために使用可能である。図50は、内側プレート572と協働する脛骨切除ブロック570を示す。脛骨切除ブロック570は、スロット574を画定する。内側プレート572は、フォーク578を含む。1つの使用方法において、外科医が内側切断を行なったものの、なお外側切断を行なわなければならない場合、内側プレート572を内側切除表面上に据えることができる。ブロック570は、内側プレート572に対して位置設定され、脛骨にピン留めされることができる。この点に関して、ブロック570は、フォーク578がスロット574に沿って案内される間に、内外に摺動され得る。このとき、内側切除を参照して、外側切除を準備することができる。すでに準備された内側切断部を直接参照することによって、外側切断部をより正確に作製することができる。フォーク578がスロット574に対して位置することから、ブロック570を脛骨に対抗して回転させることができるが、切断平面は変更されることができない。さらに説明すると、すでに準備された内側切断によって実現される切断平面は、外側切断部と整合させられる。
図51は、インジケータ工具590を示す。インジケータ工具590は、腕部592及び指部594を含む。指部594は、脛骨切断ブロックのスロット(図8、スロット71を参照)内に位置することができる。腕部592は、外科医が切断ブロックの後方勾配を脛骨の生来の後方勾配と比較できるように、未切断の脛骨の上方に存在するよう位置付けされ得る。外科医がどんな脛骨切断も行なう前に、脛骨切断ブロック(図8の70、図46の510)を、勾配が生来の勾配と整合するように調整することができる。インジケータ工具500は、外科医が生来の勾配に対する切断ブロックの勾配を視覚化できるように、視覚的補助器具であり得る。
図52は、脛骨テンプレート工具600を示す。脛骨テンプレート工具600は、第1のテンプレート端部602及び第2のテンプレート端部604を有することができる。第1のテンプレート端部602は、第1の内部指部610及び第1の外部指部612を有することができる。第2のテンプレート端部604は、第2の内部指部616及び第2の外部指部618を有することができる。複数の第1の内部指部610は、第1の脛骨島に対応する第1の距離だけ離隔されている。複数の第2の内部指部は、第2の脛骨島に対応する距離だけ離隔されている。脛骨テンプレート工具600は、脛骨島20(図4)を作り出すために、垂直切断ガイド72(図10)を正確に位置付けすべく、使用可能である。脛骨トレーの位置及び回転は、脛骨島20の位置によって決定される。第1の外部指部612は、第1の外部トレー設置面積を画定することができる。第2の外部指部618は、第2の外部トレー設置面積を画定することができる。外科医は、脛骨島20を作り出すために脛骨を切断する前にトレーの最終的位置を知ることから恩恵を受けるものと思われる。
脛骨テンプレート工具600の第1のテンプレート端部602(又は第2のテンプレート端部604)は、未切断の脛骨Tの上に据えられることができる(例えば図7を参照)。内部指部610は、骨島を表わす。ACLは、内部指部610の間に位置する。外科医は、内外被覆範囲及びトレーの回転を観察し、異なるトレーを表現するために異なるサイズを有する第1又は第2のテンプレート端部602又は604のいずれかを参照することができる。ひとたびトレーのサイズ及び場所が決定されたならば、次にマーキングペンを用いて、内部指部610に沿って2本のラインをマーキングして、脛骨島20の好ましい場所をマーキングすることができる。外科医が垂直切断ガイド72(図10)を使用する準備ができている場合に、垂直切断ガイド72は、マーキングを参照して位置付けされることができる。
図53は、保持用工具630を示す。保持用工具630は、ロック用バーが位置設定されている間、軸受を下方に保持するために使用可能である。図54は、脛骨再切断ガイド640を示す。脛骨再切断ガイド640は、初期脛骨切断部が充分に深くなかった場合に使用可能である。脛骨再切断ガイド640は、切断された脛骨上に位置することができるパッド部材642を含むことができる。切断ブロック510を2mm落下させて脛骨にピン留めすることができ、脛骨を再切断することができる。図55は、オフセット型やすり工具650を示す。オフセット型やすり工具650は、トレー652がすでに移植された後、脛骨島20をやすりがけするために使用され得る。オフセット型やすり工具650は、第1の長手方向軸656に沿って延在するハンドル端部654と、第2の長手方向軸658に沿って延在するやすり端部670と、を有することができる。ハンドル端部654及びやすり端部670は、内側本体部分674によって連結されている。第1及び第2の長手方向軸656及び568は、オフセットされており、外科医が脛骨島20に容易にアクセスできるようにしている。やすり端部670は、両面式であって、外科医が工具を反転させて脛骨島20の内側又は外側面のいずれのためにも使用することができるようにしている。
図56は、対応する準備された近位脛骨の上に移植するために構成された脛骨トレー700を示す。脛骨トレー700は、上述のものと同様、概してU字形であり得、ホストACL及び/若しくはPCL、又は、再建されたACL及び/若しくはPCLを収容しそれらのためのクリアランスを提供するように構成されることができる、スロット710を提供する。トレー700は、内側部分712、外側部分714、前方係合ブリッジ720及び前方連結部分722を含むことができる。内側部分712は、上位延在レール724及び後方キャッチ725を含む。外側部分714は、上位延在レール726及び後方キャッチ727を含む。
図57は、外側軸受750を示す。外側軸受750は、脛骨トレー700の外側部分714に対して選択的に固定できる。外側軸受750は、後方キャッチ727の下に位置するように構成された後方スロット752を含む。外側軸受750は、前方スロット756をさらに含む。前方スロット756は、ロック用バー(図示せず)を収容するために、前方連結部分722に対して整列することができる。
実施例の以上の記述は、例示及び説明を目的として提供されている。それは、網羅的であるように又は開示を限定するように意図されていない。特定の実施例の個別の要素又は特徴は、概して、その特定の実施例に限定されず、適用可能である場合、たとえ具体的に図示又は説明されていなくても、選択された実施例において、互換的であり、使用可能である。同じことが同様に、多くの形で変更され得る。このような変形形態は、開示からの逸脱としてみなされるべきではなく、このような修正の全てが、本開示の範囲内に含まれるように意図されている。
本明細書中で開示されている装置及び方法をさらに示すために、以下の非限定的な実施例が提供される。
実施例1は、両十字保持処置中に近位脛骨を準備するための器具セットにおいて、近位脛骨の前方部分に固定されるように構成された脛骨切除ブロックであって、当該脛骨切除ブロックが近位脛骨に固定された場合に内外方向に延在するスロットを画定する、脛骨切除ブロックと、第1のブロック取付け機能と第2のブロック取付け機能とを有するスタイラスであって、第1のブロック取付け機能が、スタイラスから第1の距離だけオフセットされており、第2のブロック取付け機能が、スタイラスから第2の距離だけオフセットされており、スタイラスの第1及び第2のブロック取付け機能が、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的にかつ二者択一的に収容されて、スタイラスをスロットに対して全く異なるオフセットされた場所に位置付けする、スタイラスと、を備える、器具セットである。
実施例2において、実施例1の主題は、第1及び第2の取付け機能が両方共、脛骨切除ブロックによる収容用に構成された外側突出部を備えることを、任意に含む。
実施例3において、実施例1〜2のいずれか1項以上に記載の主題は、第1及び第2のブロック取付け機能が、取付け本体から反対方向に延在していることを、任意に含む。
実施例4において、実施例1〜3のいずれか1項以上に記載の主題は、本体、内側腕部及び外側腕部を有する垂直切断ガイドであって、本体と内側腕部との間に内側切断スロットが画定されており、本体と外側腕部との間に外側切断スロットが画定されており、当該切断ガイドが、当該切断ガイドから延在する舌部をさらに備え、舌部が、脛骨切除ブロックのスロットにより収容されかつ脛骨切除ブロックのスロットに沿って摺動式に並進運動するように構成されている、垂直切断ガイドと、切断ガイドに結合されたロック用腕部であって、切断ガイドが脛骨切除ブロックに対して並進運動できるようになっているロック解除位置と、当該ロック用腕部が脛骨切除ブロックと係合しかつ脛骨切除ブロックに対する切断ガイドの移動を抑制するロック位置と、の間で移動可能である、ロック用腕部と、をさらに備えることを、任意に含む。
実施例5において、実施例1〜4のいずれか1項以上に記載の主題は、脛骨切除ブロックが、7度の後方スロット切断傾斜を提供することを、任意に含む。
実施例6において、実施例1〜5のいずれか1項以上に記載の主題は、ハンドル端部、取付け部分及び係合端部を有する脛骨切除レベルガイドをさらに備え、取付け部分が、係合端部を遠位大腿切除表面に対して選択的に位置付けするために、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的に収容されるように構成されていることを、任意に含む。
実施例7において、実施例1〜6のいずれか1項以上に記載の主題は、第1のテンプレート端部と第2のテンプレート端部とを有する脛骨テンプレート工具をさらに備え、第1のテンプレート端部が、複数の第1の内部指部及び複数の第1の外部指部を有しており、第2のテンプレート端部が、複数の第2の内部指部及び複数の第2の外部指部を有しており、複数の第1の内部指部が、第1の脛骨島に対応する第1の距離だけ離隔されており、複数の第2の内部指部が、第2の脛骨島に対応する第2の距離だけ離隔されていることを、任意に含む。
実施例8において、実施例7に記載の主題は、複数の第1の外部指部が、第1の外側脛骨トレー設置面積を画定し、複数の第2の外部指部が、第2の外側脛骨トレー設置面積を画定することを、任意に含む。
実施例9は、両十字保持処置中に近位脛骨を準備するための器具セットにおいて、近位脛骨の前方部分に固定されるように構成された脛骨切除ブロックであって、当該脛骨切除ブロックが近位脛骨に固定された場合に内外方向に延在するスロットを画定する、脛骨切除ブロックと、第1のブロック取付け機能を有するスタイラスであって、第1のブロック取付け機能が、当該スタイラスから第1の距離だけオフセットされており、スタイラスの第1のブロック取付け機能が、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的に収容されて、スタイラスをスロットに対してオフセットされた場所に位置付けする、スタイラスと、本体、内側腕部及び外側腕部を有する垂直切断ガイドであって、本体と内側腕部との間に内側切断スロットが画定されており、本体と外側腕部との間に外側切断スロットが画定されており、切断ガイドがさらに、当該切断ガイドから延在する舌部を備え、舌部が、脛骨切除ブロックのスロットにより収容されかつ脛骨切除ブロックのスロットに沿って摺動式に並進運動するように構成されている、垂直切断ガイドと、ハンドル端部、取付け部分及び係合端部を有する脛骨切除レベルガイドであって、取付け部分が、係合端部を遠位大腿切除表面に対して選択的に位置付けするために、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的に収容されるように構成されている、脛骨切除レベルガイドと、を備える、器具セットであって、スタイラス、垂直切断ガイド及び脛骨切除レベルガイドの全てが、脛骨切除ブロックのスロットによって、選択的にかつ二者択一的に収容される、器具セットである。
実施例10において、実施例9に記載の主題は、スタイラスが、スタイラスから第2の距離だけオフセットされた第2のブロック取付け機能をさらに備え、スタイラスの第1及び第2のブロック取付け機能が、脛骨切除ブロックのスロットによって選択的かつ二者択一的に収容されて、スタイラスをスロットに対して全く異なるオフセットされた場所に位置付けすることを、任意に含む。
実施例11において、実施例10に記載の主題は、第1及び第2の取付け機能が両方共、脛骨切除ブロックによる収容用に構成された外側突出部を備えることを、任意に含む。
実施例12において、実施例11に記載の主題は、第1及び第2のブロック取付け機能が、取付け本体から反対方向に延在していることを、任意に含む。
実施例13において、実施例10〜12のいずれか1項以上に記載の主題は、垂直切断ガイドが、切断ガイドに結合されたロック用腕部をさらに備え、ロック用腕部が、切断ガイドが脛骨切除ブロックに対して並進運動できるようになっているロック解除位置と、ロック用腕部が脛骨切除ブロックと係合して脛骨切除ブロックに対する切断ガイドの移動を抑制するロック位置と、の間で移動可能であることを、任意に含む。
実施例14において、実施例9〜13のいずれか1項以上に記載の主題は、第1のテンプレート端部と第2のテンプレート端部とを有する脛骨テンプレート工具をさらに備え、第1のテンプレート端部が、複数の第1の内部指部及び複数の第1の外部指部を有しており、第2のテンプレート端部が、複数の第2の内部指部及び複数の第2の外部指部を有しており、複数の第1の内部指部は、第1の脛骨島に対応する第1の距離だけ離隔されており、複数の第2の内部指部は、第2の脛骨島に対応する第2の距離だけ離隔されていることを、任意に含む。
実施例15において、実施例14に記載の主題は、複数の第1の外部指部が、第1の外側脛骨トレー設置面積を画定し、複数の第2の外部指部が、第2の外側脛骨トレー設置面積を画定することを、任意に含む。
実施例16は、両十字インプラントを収容するために近位脛骨を準備するための方法において、近位脛骨の切除レベルを決定するステップと、決定に基づいて、脛骨切断ブロックを近位脛骨に対して固定するステップであって、脛骨切断ブロックが、脛骨切断ブロック上に画定されたスロットを有する、ステップと、内側スロット及び外側スロットを有する垂直切断がイドを、スロットに位置設定するステップと、それぞれの内側及び外側スロットを参照しながら、近位脛骨内に垂直内側切断及び垂直外側切断を準備するステップと、垂直切断ガイドをスロットから取り外すステップと、脛骨切除レベルガイドから延在する取付け具をスロットに挿入するステップと、脛骨切除レベルガイドによって、脛骨の切除深さを確認するステップと、を備える、方法である。
実施例17において、実施例16に記載の主題は、脛骨の切除深さを確認するステップが、大腿表面に対して脛骨切除ガイドから延在するパドルを係合させるステップを備えることを、任意に含む。
実施例18において、実施例16〜17のいずれか1項以上に記載の主題は、近位脛骨の切除レベルを決定するステップが、スタイラスと脛骨切除ブロックとの間の好適なオフセットを決定するステップと、(i)スタイラス上に具備された第1のブロック取付け機能及び(ii)スタイラス上に具備された第2のブロック取付け機能のうちの1つを選択するステップであって、第1のブロック取付け機能が、スタイラスから第1の距離だけオフセットされており、第2のブロック取付け機能が、スタイラスから第2の距離だけオフセットされており、第1及び第2の距離が全く異なるものである、ステップと、選択された第1又は第2のブロック取付け機能を、脛骨切除ブロックのスロットに結合させるステップと、を備えることを、任意に含む。
実施例19において、実施例18に記載の主題は、近位脛骨に対する所望の内−外位置に到達するまで、脛骨切断ブロック内に画定されたスロットに沿って垂直切断ガイドを摺動式に並進運動させるステップをさらに備えることを、任意に含む。
実施例20において、実施例18〜19のいずれか1項以上に記載の主題は、所望の内−外位置への到達に基づいて、脛骨切断ブロックに対して垂直切断ガイドを固定するステップをさらに備え、固定するステップが、垂直切断ガイドから延在するロック用腕部をロック解除位置からロック位置まで移動させるステップを含み、ロック位置において、腕部から延在する指部が、脛骨切断ブロックと係合することを、任意に含む。
実施例21において、実施例1〜20のいずれか1項又は任意の組合せに記載の装置又は方法は、列挙された全ての要素又はオプションが使用又は選択のために利用可能であるように、任意に構成され得る。
補注
上述の詳細な説明は、詳細な説明の一部を成す添付図面に対する参照を含む。図面は、例示として、本発明を実施できる具体的な実施形態を例示によって示している。これらの実施形態は同様に、本明細書において、「実施例」として言及されている。このような実施例は、図示され説明されたものに追加した要素を含むことができる。しかしながら、本発明者らは同様に、図示される又は説明された要素のみが提供されている実施例も企図している。その上、本発明者らは同様に、特定の実施例(又はその1つ以上の態様)に関する又は本明細書中に図示され説明された他の実施例(又はその1つ以上の態様)に関する、図示される又は説明された要素の任意の組合せ又は置換を用いる実施例(又はその1つ以上の態様)も企図している。
本明細書において、「a」又は「an」なる用語は、特許文書中では一般的であるように、「少なくとも1つ」又は「1つ以上」なる用語の任意の他の事例又は慣用法とは無関係に、1つまた2つ以上を含むものとして使用される。本書中、「or(又は、若しくは)」なる用語は、非排他的なorを意味するものとして使用され、これによって、「A又はB」は、別に示されていない限り、「BではなくA」、「AではなくB」、及び、「AとB」を含むことになる。本書中、「including」及び「in which」なる用語は、それぞれ「comprising」及び「wherein」なる用語の平易な英語の等価物として使用される。同様に、以下の特許請求の範囲では、「including」及び「comprising」なる用語は、開放型である。すなわち、特許請求の範囲中のこのような用語の後に列挙されているものに加えた要素を含むシステム、装置、物品、組成物、調合物又はプロセスもなお、その特許請求の範囲の範囲内に入るものとみなされる。その上、以下の特許請求の範囲では、「第1」、「第2」、及び「第3」などの用語は、単にラベルとして使用され、それらの目的語に対して数値的要件を課すように意図されていない。
以上の説明は、例示的であり、制限的でないように意図されている。例えば、上述の実施例(又はその1つ以上の態様)は、互いに組合せて使用することができる。他の実施例が、以上の説明を検討する際に当業者などによって使用可能である。要約書は、読者が技術的開示の本質を迅速に確かめることができるようにするため、37C.F.R.§1.72(b)に適合するように提供されている。要約書は、特許請求の範囲の範囲又は意味を解釈又は限定するために使用されないという点を理解した上で、提出されている。同様に、上述の詳細な説明においては、開示を簡素化するために、さまざまな特徴を一緒にまとめることも可能である。これは、特許請求されていない開示される特徴がいずれかの請求項にとって不可欠であることを意図するものとして解釈されるべきではない。むしろ、発明力ある主題は、特定の開示される実施例の全て未満の特徴の中に存在し得る。したがって、以下の特許請求の範囲は、実施例又は実施形態として詳細な説明の中にこのようにして包含され、各請求項は別個の実施例として自立しており、このような実施例を、さまざまな組合せ又は置換の中で互いに組合せることができるということが企図されている。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲を、このような特許請求の範囲が権利を与えられる等価物の全範囲と共に参照することによって、決定されるべきである。

Claims (20)

  1. 両十字保持処置中に近位脛骨を準備するための器具セットにおいて、
    前記近位脛骨の前方部分に固定されるように構成された脛骨切除ブロックであって、当該脛骨切除ブロックが前記近位脛骨に固定された場合に内外方向に延在するスロットを画定する、脛骨切除ブロックと、
    第1のブロック取付け機能と第2のブロック取付け機能とを有するスタイラスであって、前記第1のブロック取付け機能が、当該スタイラスから第1の距離だけオフセットされており、前記第2のブロック取付け機能が、当該スタイラスから第2の距離だけオフセットされており、当該スタイラスの前記第1及び第2のブロック取付け機能が、前記脛骨切除ブロックの前記スロットによって選択的にかつ二者択一的に収容されて、当該スタイラスを前記スロットに対して全く異なるオフセットされた場所に位置付けする、スタイラスと、
    を備える、器具セット。
  2. 前記第1及び第2の取付け機能が両方共、前記脛骨切除ブロックによる収容用に構成された外側突出部を備える、請求項1に記載の器具セット。
  3. 前記第1及び第2のブロック取付け機能が、取付け本体から反対方向に延在している、請求項1又は2に記載の器具セット。
  4. 本体、内側腕部及び外側腕部を有する垂直切断ガイドであって、前記本体と前記内側腕部との間に内側切断スロットが画定されており、前記本体と前記外側腕部との間に外側切断スロットが画定されており、当該切断ガイドが、当該切断ガイドから延在する舌部をさらに備え、前記舌部が、前記脛骨切除ブロックの前記スロットにより収容されかつ前記脛骨切除ブロックの前記スロットに沿って摺動式に並進運動するように構成されている、垂直切断ガイドと、
    前記切断ガイドに結合されたロック用腕部であって、前記切断ガイドが前記脛骨切除ブロックに対して並進運動できるようになっているロック解除位置と、ロック用腕部が脛骨切除ブロックと係合して前記脛骨切除ブロックに対する前記切断ガイドの移動を抑制するロック位置と、の間で移動可能である、ロック用腕部と、
    をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項以上に記載の器具セット。
  5. 前記脛骨切除ブロックが、7度の後方スロット切断傾斜を提供する、請求項1〜4のいずれか1項以上に記載の器具セット。
  6. ハンドル端部、取付け部分及び係合端部を有する脛骨切除レベルガイドをさらに備え、前記取付け部分が、前記係合端部を遠位大腿切除表面に対して選択的に位置付けするために、前記脛骨切除ブロックの前記スロットによって選択的に収容されるように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項以上に記載の器具セット。
  7. 第1のテンプレート端部と第2のテンプレート端部とを有する脛骨テンプレート工具をさらに備え、前記第1のテンプレート端部が、複数の第1の内部指部及び複数の第1の外部指部を有しており、前記第2のテンプレート端部が、複数の第2の内部指部及び複数の第2の外部指部を有しており、前記複数の第1の内部指部が、第1の脛骨島に対応する第1の距離だけ離隔されており、前記複数の第2の内部指部が、第2の脛骨島に対応する第2の距離だけ離隔されている、請求項1〜6のいずれか1項以上に記載の器具セット。
  8. 前記複数の第1の外部指部が、第1の外側脛骨トレー設置面積を画定し、前記複数の第2の外部指部が、第2の外側脛骨トレー設置面積を画定する、請求項7に記載の器具セット。
  9. 両十字保持処置中に近位脛骨を準備するための器具セットにおいて、
    前記近位脛骨の前方部分に固定されるように構成された脛骨切除ブロックであって、当該脛骨切除ブロックが前記近位脛骨に固定された場合に内外方向に延在するスロットを画定する、脛骨切除ブロックと、
    第1のブロック取付け機能を有するスタイラスであって、前記第1のブロック取付け機能が、当該スタイラスから第1の距離だけオフセットされており、当該スタイラスの前記第1のブロック取付け機能が、前記脛骨切除ブロックの前記スロットによって選択的に収容されて、当該スタイラスを前記スロットに対してオフセットされた場所に位置付けする、スタイラスと、
    本体、内側腕部及び外側腕部を有する垂直切断ガイドであって、前記本体と前記内側腕部との間に内側切断スロットが画定されており、前記本体と前記外側腕部との間に外側切断スロットが画定されており、当該切断ガイドが、当該切断ガイドから延在する舌部をさらに備え、前記舌部が、前記脛骨切除ブロックの前記スロットにより収容されかつ前記脛骨切除ブロックのスロットに沿って摺動式に並進運動するように構成されている、垂直切断ガイドと、
    ハンドル端部、取付け部分及び係合端部を有する脛骨切除レベルガイドであって、前記取付け部分が、前記係合端部を遠位大腿切除表面に対して選択的に位置付けするために、前記脛骨切除ブロックの前記スロットによって選択的に収容されるように構成されている、脛骨切除レベルガイドと、
    を備える、器具セットであって、
    前記スタイラス、前記垂直切断ガイド及び前記脛骨切除レベルガイドの全てが、前記脛骨切除ブロックの前記スロットによって、選択的にかつ二者択一的に収容される、器具セット。
  10. 前記スタイラスが、当該スタイラスから第2の距離だけオフセットされた第2のブロック取付け機能をさらに備え、前記スタイラスの前記第1及び第2のブロック取付け機能が、前記脛骨切除ブロックの前記スロットによって選択的にかつ二者択一的に収容されて、前記スタイラスを前記スロットに対して全く異なるオフセットされた場所に位置付けする、請求項9に記載の器具セット。
  11. 前記第1及び第2の取付け機能が両方共、前記脛骨切除ブロックによる収容用に構成された外側突出部を備える、請求項10に記載の器具セット。
  12. 前記第1及び第2のブロック取付け機能が、取付け本体から反対方向に延在している、請求項11に記載の器具セット。
  13. 前記垂直切断ガイドが、前記切断ガイドに結合されたロック用腕部であって、前記切断ガイドが前記脛骨切除ブロックに対して並進運動できるようになっているロック解除位置と、当該ロック用腕部が前記脛骨切除ブロックと係合して前記脛骨切除ブロックに対する前記切断ガイドの移動を抑制するロック位置と、の間で移動可能である、ロック用腕部をさらに備える、請求項10に記載の器具セット。
  14. 第1のテンプレート端部と第2のテンプレート端部とを有する脛骨テンプレート工具をさらに備え、前記第1のテンプレート端部が、複数の第1の内部指部及び複数の第1の外部指部を有しており、前記第2のテンプレート端部が、複数の第2の内部指部及び複数の第2の外部指部を有しており、前記複数の第1の内部指部は、第1の脛骨島に対応する第1の距離だけ離隔されており、前記複数の第2の内部指部は、第2の脛骨島に対応する第2の距離だけ離隔されている、請求項9〜13のいずれか1項以上に記載の器具セット。
  15. 前記複数の第1の外部指部が、第1の外側脛骨トレー設置面積を画定し、前記複数の第2の外部指部が、第2の外側脛骨トレー設置面積を画定する、請求項14に記載の器具セット。
  16. 両十字インプラントを収容するために近位脛骨を準備するための方法において、
    前記近位脛骨の切除レベルを決定するステップと、
    前記決定に基づいて、脛骨切断ブロックを前記近位脛骨に対して固定するステップであって、前記脛骨切断ブロックが、前記脛骨切断ブロック上に画定されたスロットを有する、ステップと、
    内側スロット及び外側スロットを有する垂直切断ガイドを前記スロットに位置設定するステップと、
    それぞれの内側及び外側スロットを参照しながら、前記近位脛骨内に垂直内側切断及び垂直外側切断を準備するステップと、
    前記垂直切断ガイドを前記スロットから取り外すステップと、
    脛骨切除レベルガイドから延在する取付け具を前記スロットに挿入するステップと、
    前記脛骨切除レベルガイドによって脛骨の切除深さを確認するステップと、
    を備える、方法。
  17. 前記脛骨の切除深さを確認するステップが、
    大腿表面に対して前記脛骨切除ガイドから延在するパドルを係合させるステップ、
    を備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記近位脛骨の切除レベルを決定するステップは、
    スタイラスと前記脛骨切除ブロックとの間の好適なオフセットを決定するステップと、
    (i)前記スタイラス上に具備された第1のブロック取付け機能及び(ii)前記スタイラス上に具備された第2のブロック取付け機能、のうちの1つを選択するステップであって、前記第1のブロック取付け機能が、前記スタイラスから第1の距離だけオフセットされており、前記第2のブロック取付け機能が、前記スタイラスから第2の距離だけオフセットされており、前記第1及び第2の距離が全く異なる、ステップと、
    前記選択された第1又は第2のブロック取付け機能を、前記脛骨切除ブロックの前記スロットに結合させるステップと、
    を備える、請求項16〜17のいずれか1項以上に記載の方法。
  19. 前記近位脛骨に対する所望の内−外位置に到達するまで、前記脛骨切断ブロック内に画定された前記スロットに沿って、前記垂直切断ガイドを摺動式に並進運動させるステップ、
    をさらに備える、請求項18に記載の方法。
  20. 前記所望の内−外位置への到達に基づいて、前記脛骨切断ブロックに対して前記垂直切断ガイドを固定するステップをさらに備え、固定するステップは、前記垂直切断ガイドから延在するロック用腕部をロック解除位置からロック位置まで移動させるステップを含み、前記ロック位置において、前記腕部から延在する指部が前記脛骨切断ブロックと係合する、請求項18に記載の方法。
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