JP2018506825A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 電解液を備える鉛酸電池であって、前記鉛酸電池が駆動期間中またはサイクル期間中の水分損失の減少能力を有し、
   電解液の上部に浮く油層を備える少なくとも１つの蒸気圧バリアまたはシステムと、および
   不織布層、多孔質膜、またはＯ_２／Ｈ_２の再結合を促進する触媒のうち少なくとも１つと、
   を備える、
   鉛酸電池。
2. 前記油層が、電解液相内において可動性であり、電気化学的過電圧を増大する一つ以上の成分を含む、請求項１に記載の電池。
3. 前記蒸気圧バリアまたはシステムが、少なくとも無機塩、非イオン性界面活性剤、アルキレンオキシドポリマ、酸化ポリマ、および／または水溶性ポリマを含む、
   請求項１に記載の電池。
4. 前記無機塩が、少なくとも一つの亜鉛またはビスマス塩を含み、前記アルキレンオキシドが、ポリプロピレンオキシドまたはポリエチレン／ポリプロピレンブロック共重合体を含み、前記酸化ポリマが、酸化セルロース材料を含み、かつ前記水溶性ポリマが、ポリビニル酸またはポリビニルアセテートを含む、請求項３に記載の電池。
5. 蒸気圧バリアまたはシステムが、酸素ガスと水素ガスとの結合を促進する触媒をさらに含む、請求項１に記載の電池。
6. 前記触媒がプラチナ触媒を含む、請求項５に記載の電池。
7. 蒸気圧バリアまたはシステムが、セルのヘッドスペース内に位置付けられた多孔質膜をさらに含む、請求項１に記載の電池。
8. 前記多孔質膜が、酸素ガスと水素ガスとの結合を促進する触媒をさらに含む、請求項７に記載の電池。
9. 蒸気圧バリアまたはシステムが、前記油層と接触する不織布層を含む、請求項１に記載の電池。
10. 前記不織布層が少なくとも部分的に油で満たされた、請求項９に記載の電池。
11. 前記不織布層が、前記電解液と前記油層との間に位置する、請求項９に記載の電池。
12. 前記不織布層が、前記電解液内で浸された、請求項９に記載の電池。
13. 当該電池が、浸水電池または改良された浸水電池またはベント型の鉛酸電池である、請求項１に記載の電池。
14. 請求項１に記載の前記電池を含む、車両。
15. 請求項１に記載の前記電池を提供するステップを含む、鉛酸電池の水分損失を減少する方法。