JP2018505838A - ガラス板の内側形状部を切り抜くための方法 - Google Patents

ガラス板の内側形状部を切り抜くための方法 Download PDF

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Abstract

本切り抜き方法は、切り込み用工具を使用してガラスの表面に、内側形状部の外側輪郭と周囲形状部の内側輪郭とを画定する切り抜きラインをつける工程と、ガラス板の周囲形状部を内側形状部の外側輪郭に沿って支持手段と接触して配置することと、曲げ手段を使用して内側形状部又は周囲形状部のいずれかを切り抜きラインの反対側に向け凸状に曲げることにより曲げることとを含む。内側形状部と周囲形状部との曲げにおける差は、切り抜きラインに沿って内側形状部を切り抜きそして周囲形状部から内側形状部を接触なしに取り出すのに必要な間隔を作り出すのに十分なものである。取り出しは、凸状の曲げを持続しながら行われる。

Description

本発明は、例えば、屋根を形成する自動車グレージングでもって開放式の屋根を作製すること、あるいは例えば特定のスライド式ドアなどの自動車側面グレージング内のガラスをはめた旋回式開口部を作製することを目的として、ガラス板の内側形状部を切り抜く分野に関する。
既知の第1の技術は、噴射水により内側形状部を切り取るものである(図1a)。噴射水が、内側形状部と主形状部の間の材料の除去により、容易な分離を可能にする切れ目を生じさせる(図1b)。とは言うものの、良好な品質とするため切れ目は内側形状部の内側で開始しなければならない(図1a)ので、内側形状部を再利用することはできない。
端部が取り除かれる内側形状部(図1c)は、2つの相補的な形状部を集成する(図1d)前に、別のガラス板から切り取らなくてはならない。
この方法の1つの欠点は、内側形状部を破棄しなければならないことである。更に、噴射水での切断法はゆっくりである。
より速い別の方法は、裁断での切り取りを利用するものである。
2つの一連の操作、すなわち、
・ガラスの表面に、例えばガラス切断ホイール又はレーザーを使用して、1以上の表面の切れ目をつけ、これらの切れ目が形状部の輪郭線を形成する操作であって、「切り込み」操作として知られる操作、
・最初の表面の切れ目をガラス板の厚みを通して広める操作であって、「裁断」操作として知られており、切り抜こうとする形状部をブランクとして知られる最初のガラスサンプルから切り離すのを可能にする操作、
が行われる。
図2aと2bは、切れ目をつけることによる切り込みとその後裁断を行うため犠牲となる中央部分を押圧するところを図示している。このとき好ましくは、中央部分の様々な小部分の裁断を容易にするため、追加の切り込み線(図2a)が用意される。
しかし、この技術には、内側形状部を破壊するという欠点もある。別のガラス板から内側形状部(図2c)を切り抜いて仕上げ、そして最後に2つの相補的な形状部を集成する(図1d)ことが必要である。
本発明の目的は、ガラス板の内側形状部の切断を容易にすることである。
この目的のために、本発明の1つの対象は、グレージングの作製を目的とするガラス板において内側形状部を切り抜くための方法であって、
・切り込み用工具を使用してガラスの表面に、該内側形状部の外側輪郭と周囲形状部の内側輪郭とを画定する切り抜きラインをつける工程、
・ガラス板の周囲形状部を内側形状部の外側輪郭に沿って支持手段と接触させること、
・変形手段を使用して内側形状部及び周囲形状部のうちの一方を切り抜きラインの反対側に向け凸状に曲げることにより変形させること、
を含み、切り抜きラインに沿って内側形状部を切り抜きそして周囲形状部に対して内側形状部を接触なしに抜き取るのに必要な間隔を作り出すのに十分なだけ、内側形状部と周囲形状部とを差別的に変形させ、この抜き取りを凸状の曲げを持続しながら行う、ガラス板において内側形状部を切り抜くための方法である。
この方法は、内側形状部をそのままにしておき、そしてそれをガラス板で作製される窓のための開口部の相補的形状部として利用するのを可能にする。
その上、この方法は高速である。
この切り抜き技術には、既存のラインに組み込むことができるという利点もある。
特定の実施形態によれば、この方法は更に、次の特徴、すなわち、
・この方法は内側形状部及び周囲形状部のうちの他方において変形手段の作用に対抗する保持手段を使用する、
・支持手段は、切り抜きラインに対して内側、反対側又は外側で、内側形状部の外側輪郭の全体に及ぶ、
・支持手段は2つの支持部材、好ましくは一方が他方の周囲にあるもの、を含む、
・支持手段は、内側形状部及び外側形状部のうちの少なくとも一方のものの反対側に少なくとも1つの低圧ゾーンを形成するための少なくとも1つのシールを含む、
・低圧ゾーンは内側形状部及び周囲形状部のうちの前記一方のものの凸状の曲げ変形のゾーンであり、変形手段は吸引手段である、
・低圧ゾーンは内側形状部及び周囲形状部のうちの前記他方のものの変形に対抗する保持ゾーンであり、保持手段は吸引手段である、
・支持手段は、内側形状部を切り抜く間に内側形状部及び周囲形状部のうちの前記他方のものに当てて支持するために使用するのに適合している、
・変形手段は、凸状に曲げる際に内側形状部及び周囲形状部のうちの前記一方のものを押圧するのに適合した凸状の対抗型であるか又はそれを含む、
のうちの1つ以上を、単独で又は技術的に可能な任意の組み合わせでもって有する。
本発明のもう一つの対象は、グレージングの作製を目的とするガラス板の内側形状部を切り抜くための機械であって、
・該内側形状部の外側輪郭及び周囲形状部の内側輪郭を画定する切り抜きラインをつけるための切り込み用工具及び該工具を自動的に移動させるための手段、
・内側形状部の外側輪郭に沿いガラス板に当てて支持するための支持手段、
・切り抜きラインの反対側に向け凸状に曲げることにより内側形状部及び周囲形状部のうちの一方を変形させるための変形手段であって、周囲形状部に対して内側形状部の抜き取りを行う一方で、該変形手段及び/又は凸状の曲げを維持するための別の手段を用いて、内側形状部及び周囲形状部のうちの該一方のものの凸状の曲げを維持する、変形手段、
を含む機械である。
本発明は、専ら非限定の例として示す以下の説明を、図面を参照して読むことでよりよく理解されよう。
従来技術による、水噴射切断を利用する製造方法の模式上面図である。 切れ目をつけそして切り抜くことによる、従来技術により内側形状部を抜き取るための別の技術を説明する、図1a−1dと同様の図である。 本発明の1つの特定の実施形態による方法における工程の模式垂直断面図である。 本発明の1つの特定の実施形態による方法における工程の模式垂直断面図である。 本発明の1つの特定の実施形態による方法における工程の模式垂直断面図である。 第1の実施形態の3つの異なる切り抜き方法のうちの1つで行う工程の模式垂直断面図である。 第1の実施形態の3つの異なる切り抜き方法のうちのもう1つで行う工程の模式垂直断面図である。 第1の実施形態の3つの異なる切り抜き方法のうちの別の1つで行う工程の模式垂直断面図である。 第2の実施形態の例の同様の図である。
図3〜5は、切り抜きラインをつける、すなわちガラス板4の第1の面4Aに割れ目を作る最初の工程と、続いて内側形状部を凸状に曲げることにより切り抜く工程からなる、本発明の1つの特定の実施形態による方法を模式的に図示している。
本書の全体を通して、「内側形状部」という用語は、その輪郭が閉じた線であってガラス板の周縁輪郭に対して内側にある形状部を意味するものと理解される、ということに留意すべきである。
切断しようとするガラス板は典型的に「ブランク」であるということにも留意すべきである。ブランクを製造するためには、最初に大型の又は徐冷炉末端サイズのガラス板から、「ブランク」称される、一般に矩形または台形状のガラス板を切り取る。これらは、製造すべき最終のグレージングを含んだ凸多角形である形状を有する一方で、端部の任意選択的な切り取りを行うのに十分な「取り幅」を全周の周りに残しているガラス板である。変形例として、それは成形する準備のできたガラス板であり、すなわちその形状がグレージングの最終形状に実質的に一致している。とは言え、たとえ好ましいのは平板ガラスであるにしても、一般的に言えば、それは任意の適合したタイプのガラス板である。
大型のガラス板及び徐冷炉末端サイズのガラス板は、フロートガラスのリボンを製造するためのラインで得られるガラス板である。
切り抜きラインをつけるのは、例えば、ガラス切断ホイール8又は任意の他の好適な切断機器、例としてレーザーなど、を用いて行われる。切り抜きライン2は、切り抜き工程の間にこのラインに沿って割るのを可能にすることを目的とする割れ目である。従って、それは、部分的な、すなわちガラス板の厚さの一部にのみわたっての、切れ目である。これが、本書の全体にわたって「切り抜きライン」が意味すると解されるものである。
図4と図5は、本発明の原理、すなわち内側形状部6の(あるいはまた図9a〜9dに図示し後に説明するように周囲形状部10の)凸状の曲げにより切り抜きライン4に沿ってガラス板を切断することを説明するものである。この凸状の曲げは、切り抜きライン4の側と反対の側に向けて、すなわち図面の下方に向けて、行われる。
周囲形状部10自体は、その初期の状態に維持され、曲げによるその変形は、下記で詳しく説明するように、周囲形状部を支持する支持手段と関連する好適な保持手段、例えば吸引手段などによって防がれる(あるいは単に制限される)。
内側形状部の抜き取りを容易にする、内側形状部の輪郭の全体に同時に及ぶ、外側形状部10に対する内側形状部6の差別的な曲げで、切り抜きがなされ、周囲形状部の内側輪郭から内側形状部の端部を分離することが可能となる。
内側形状部6の抜き取りは、例えば、抜き取りが上向きに行われている図5により例示されるように、曲げの方向と反対の方向に行われる。曲げられる形状部が抜き取りの間曲げられたままである限りにおいて、これが、変形例として任意の好適なタイプの抜き取りである。
図6a〜6d、7a〜7d、8a〜8dは、例として提示される、内側形状部6を曲げる第1の実施形態により本発明を実施する3つの方法をより具体的に説明するものである。図9a〜9dを参照して説明される第2の実施形態によれば、曲げられるのは周囲形状部10である。
ガラス板はその後、任意の好適な手段によって切り抜きステーションへ、より詳しく言えばガラス板のための支持手段を形成する支持テーブル12へ、移される。
図6a〜8dの3つの例では、テーブルに一方を他方の周囲に配置した漏れのない支持シール14、16が装備されている。第1のシール14は、ガラス板の設置後に、切り抜きラインに関して外側に、切り抜きラインに沿ってその周囲にあるように設けられる。外側のシール16は、周囲形状部10の外側輪郭に沿いそれに関して内側に設けられる。
とは言え、変形例として、特に図9a〜9dの例により示されるように、内側シール14は切り抜きライン2の反対側に、内側形状部6及び周囲形状部10と漏れなしに接触するのに十分厚く設けられる。これは、図6a〜8dの例にも適用可能な変形例である。
内側シール14は、周囲形状部10と支持テーブル12との間に低い圧力(P--)のゾーンを作って、凸状曲げの手段として働くのを可能にする(図6c参照)。この目的のために、吸引装置が、例えば支持テーブルに組み込まれる(図示せず)。
外側シール16が追加して存在することにより、周囲形状部を平らに保つように、すなわち内側形状部6に適用される変形手段による曲げ変形に対抗する保持手段を形成するように、周囲形状部10に向かい合ったゾーンに部分真空(P-)を生じさせることができる。この目的のために、吸引装置(図示せず)がやはり支持テーブル12に組み込まれる。
とは言え、例えば平らな対抗型を周囲形状部に当てることによって、周囲形状部10が機械的に保持される(図示しない変形例)ならば、外側シールは任意的である。
特に周囲形状部が大型であって、周囲形状部への重力の作用(又は第2の実施形態における内側形状部への重力の作用)が内側形状部6と周囲形状部10との間の所望の差別的変形を得るのに十分であるならば、図示しない変形例として、凸状の曲げ変形に対抗して平らに保持するための手段を設けないことにも留意すべきである。
図6dにおいて、例えば吸引テーブル又は任意の好適なタイプの別の手段、例として機械的手段などによって、周囲形状部10を移動させながら、内側形状部6は移動することなしに曲げた状態に保たれる。
図7a〜7dの第2の例では、切り抜きは図6a〜6dの第1の例におけるのと同じやり方で行われるが、抜き出しは、抜き出しの間内側形状部6を曲げた形状に保つため好適な吸引テーブルを使って内側形状部6を取り去ることにより行われる。このように、凸状曲げ変形の手段は抜き出しの間凸状曲げを維持するための手段と必ずしも同じでないことが理解される。この特別な事例では、切り抜きのための凸状曲げ変形の手段は、支持シール14、16及び関連の吸引装置により構成される一方で、凸状曲げを維持するための手段は、ガラス板の反対側に設けられ、そして好ましくは凸状に曲げられた内側形状部に対応する凸状の対抗形状を有する、吸引テーブル18により構成される。
周囲形状部は吸引によってなおも平らに保たれる。
図8a〜8dの第3の例では、曲げは吸引では行われず、特別な対抗型18の機械的な荷重負荷により行われる。対抗型18は、切り抜きのために所望される凸型形状部に対応する形状、すなわち好適な凸型形状を有する。
次に、切り抜きのために使用されて、曲げを維持するための手段を構成している凸状対抗型18へ内側形状部を吸引することによって、抜き出しを行う。
図9a〜9dに示した第2の実施形態では、周囲形状部を切り抜きライン2の反対側に向けて凸状に曲げることにより周囲形状部を変形させながら、内側形状部を平らな状態に保つ。
この例では、切り抜きのための変形手段は吸引手段であり、支持テーブル12は2つのシール14、16の間に、周囲形状部10を変形させるのに十分な低圧のゾーンを形成する。内側形状部6自体は、曲げ変形に対抗してそれを保持するのに十分な低圧ゾーンにさらされる。
内側形状部の抜き出しは、例えば吸引テーブルにより行われる一方で、周囲形状部の凸状曲げは吸引により維持される。
変形例として、両方の態様において、例えばガラス板が吸引によって空気中に保持される場合には、曲げを上向きに行うこともあり得ることに留意すべきである。この場合、切り抜きライン2はガラス板の下面にある。
図6a〜9dに模式的に図示した機械は、少なくとも1台のコンピュータと機械を制御するためのプログラムを保存した1つのメモリとを有する。このプログラムは、図6a〜9dの機械を制御するのに、より詳しく言えば切り込み用工具6と、曲げ変形手段、平坦を保持する手段及び抜き取り手段を制御するのに適合している。

Claims (10)

  1. グレージングの作製を目的とするガラス板(4)の内側形状部(6)を切り抜くための方法であって、
    ・切り込み用工具(8)を使用してガラスの表面に、該内側形状部(6)の外側輪郭と周囲形状部(10)の内側輪郭とを画定する切り抜きライン(2)をつける工程、
    ・ガラス板(4)の周囲形状部(10)を該内側形状部の外側輪郭に沿って支持手段(14、16)と接触させること、
    ・変形手段を使用して内側形状部(6)及び周囲形状部(10)のうちの一方を切り抜きライン(2)の反対側に向け凸状に曲げることにより変形させること、
    を含み、切り抜きライン(2)に沿って内側形状部(6)を切り抜きそして周囲形状部(10)に対して内側形状部(6)を接触なしに抜き取るのに必要な間隔を作り出すのに十分なだけ、内側形状部(6)と周囲形状部(10)とを差別的に変形させ、この抜き取りを凸状の曲げを持続しながら行う、ガラス板の内側形状部を切り抜くための方法。
  2. 内側形状部(6)及び周囲形状部(10)のうちの他方において前記変形手段の作用に対抗する保持手段を使用する、請求項1記載の方法。
  3. 前記支持手段(14、16)が、切り抜きラインに対して内側、反対側又は外側で、内側形状部(6)の外側輪郭の全体に及ぶ、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記支持手段が2つの支持部材(14、16)、好ましくは一方が他方の周囲にあるもの、を含む、請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記支持手段(14、16)が内側形状部(6)及び外側形状部(10)のうちの少なくとも一方のものの反対側に少なくとも1つの低圧ゾーンを形成するための少なくとも1つのシールを含む、請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 低圧ゾーンが内側形状部(6)及び周囲形状部(10)のうちの前記一方のものの凸状の曲げ変形のゾーンであり、前記変形手段が吸引手段である、請求項5記載の方法。
  7. 低圧ゾーンが内側形状部(6)及び周囲形状部(10)のうちの前記他方のものの変形に対抗する保持ゾーンであり、前記保持手段が吸引手段である、請求項2とともにあるときの、請求項4又は5記載の方法。
  8. 前記支持手段(14、16)が、内側形状部を切り抜く間に内側形状部(6)及び周囲形状部(10)のうちの前記他方のものに当てて支持するために使用するのに適合している、請求項1〜7のいずれか1つに記載の方法。
  9. 前記変形手段が、凸状に曲げる際に内側形状部(6)及び周囲形状部(10)のうちの前記一方のものを押圧するのに適合した凸状の対抗型(18)を含む、請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法。
  10. グレージングの作製を目的としたガラス板(4)の内側形状部(6)を切り抜くための機械であって、
    ・該内側形状部(6)の外側輪郭及び周囲形状部(10)の内側輪郭を画定する切り抜きラインを作るための切り込み用工具(8)及び該工具を自動的に移動させるための手段、
    ・内側形状部(6)の外側輪郭に沿いガラス板(4)に当てて支持するための支持手段(14、16)、
    ・切り抜きライン(2)の反対側に向け凸状に曲げることにより内側形状部(6)及び周囲形状部(10)のうちの一方を変形させるための変形手段であって、周囲形状部(10)に対して内側形状部(6)の抜き取りを行う一方で、該変形手段及び/又は凸状の曲げを維持するための別の手段を用いて、内側形状部(6)及び周囲形状部(10)のうちの該一方のものの凸状の曲げを維持する、変形手段、
    を含む、ガラス板の内側形状部を切り抜くための機械。
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