JP2018505369A - 蒸気発生器、蒸気発生器システム及び家電機器 - Google Patents

蒸気発生器、蒸気発生器システム及び家電機器 Download PDF

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Abstract

本発明は蒸気発生器100、蒸気発生器システム1000及び家電機器に関し、蒸気発生器100は、その中にお互いに隔てられた少なくとも二つのチャンバーが区画され、少なくとも二つのチャンバーの間は連通溝21でそれぞれ連通され、二つのチャンバーがそれぞれ水入口13と蒸気出口14を有するケーシング1と、ケーシング1に形成され、ケーシング1内の水を加熱して蒸気に気化させるための加熱素子3と、水入口13から少なくとも二つのチャンバーを経由して前記蒸気出口14に延伸するケーシング1にある流体通路と、を含む。【選択図】 図15

Description

本発明は、家電機器技術分野に関し、特に蒸気発生器、蒸気発生器システム及び家電機器に関する。
従来のボイラー式蒸気発生器は体積が大きく、水を加えにくい。
本発明の目的は、ある程度で関連技術における少なくとも一つの技術的課題を解決することである。そのため、本発明は、体積が小さく水を加えやすい蒸気発生器を提供する。
本発明は、上記の蒸気発生器を含む蒸気発生器システムを更に提供する。
本発明は、上記の蒸気発生器システムを含む家電機器を更に提供する。
本発明の実施例による蒸気発生器は、その中にお互いに隔てられた少なくとも二つのチャンバーが区画され、前記少なくとも二つのチャンバーの間はそれぞれ連通溝で連通され、二つのチャンバーにそれぞれ水入口と蒸気出口を有するケーシングと、ケーシングに形成され、ケーシング内の水を加熱して蒸気に気化させるための加熱素子と、前記水入口から前記少なくとも二つのチャンバーを経由して前記蒸気出口に延伸するケーシングにある流体通路とを含む。
本発明の実施例による蒸気発生器は、ケーシングにお互いに隔てられた少なくとも二つのチャンバーが区画され、その中の二つのチャンバーを水入口と蒸気出口とそれぞれ連通させ、これにより、蒸気は、蒸気出口と連通するチャンバーから排出する際、水入口を通して水入口と連通するチャンバーに水を加えやすく、且つ従来のボイラー式蒸気発生器と比較すると、本発明の蒸気発生器は、小さい体積を持ち、蒸気発生器は蒸気発生器システムとともに家電機器に用いられる時に、家電機器の小型化の実現に有利である。
本発明の一部の実施例によると、前記ケーシング内に第一チャンバーから第三チャンバーまでが区画され、前記第三チャンバーと第二チャンバーとは前記ケーシング内に並んで設けられ、且つ前記第三チャンバーと前記第二チャンバーとの側壁と、前記ケーシングの内側壁との間に、前記第一チャンバーが区画され、前記第一チャンバーと前記第三チャンバーとの間は第一連通溝で連通され、前記第三チャンバーと前記第二チャンバーとの間に第二連通溝で連通する。
更に、前記加熱素子は前記第三チャンバーと前記第二チャンバーとの側壁に設けられ、前記第一チャンバーから前記第三チャンバーまでを加熱する。
本発明の一部の実施例によると、前記水入口は前記第一チャンバーと連通し、前記蒸気出口は前記第二チャンバーと連通する。
本発明の一部の実施例によると、前記ケーシング内に仕切り壁によって第一チャンバーと第二チャンバーとが区画され、少なくとも一つの前記連通溝は前記仕切り壁に設けられ、前記第一チャンバーと第二チャンバーとの間の流体を連通するように、前記水入口は前記第一チャンバーと連通し、前記蒸気出口は前記第二チャンバーと連通し、前記加熱素子は、前記第一チャンバーと前記第二チャンバーとを加熱するように前記仕切り壁に設けられる。
更に、前記仕切り壁は前記第一チャンバーと前記第二チャンバーが区画されるように板状に形成され、前記第一チャンバーと前記第二チャンバーとが左右方向に並んで設置される。
更に、前記仕切り壁は前記第一チャンバーが前記第二チャンバーを回るようにリング状に形成される。
更に、前記流体通路は流体子通路を含み、前記第一チャンバーと前記第二チャンバーとの間に少なくとも一つの前記流体子通路が区画され、少なくとも一つの前記流体子通路に流体の流向を遮断するように遮断壁を設け、且つ前記遮断壁は前記連通溝に近接するように設置される。
更に、前記第一チャンバー内に流体の流向を遮断するように遮断壁が設けられ、且つ前記遮断壁は前記連通溝に近接するように設置される。
更に、前記水入口は前記遮断壁の前記連通溝と離反する側に位置する。
更に、前記蒸気発生器は更に前記水入口と連通する第一水入れ管を含み、且つ前記第一水入れ管の水排出端が前記第一チャンバー内に伸びる。
更に、前記水入口と前記連通溝とは、前記遮断壁の同一側に位置する。
更に、前記蒸気発生器は更に前記水入口と連通する第二水入れ管を含み、前記第二水入れ管の自由端は前記遮断壁の前記連通溝に近い側から前記仕切り壁の周方向を回って前記遮断壁の他側に延伸する。
更に、前記第二水入れ管に間隔を持って設置された複数の第一水排出孔を有する。
更に、前記第二水入れ管の自由端は水排出端である。
更に、前記蒸気発生器は更に前記水入口と連通する第三水入れ管を含み、前記第三水入れ管の水排出端が前記遮断壁を貫通して前記第一チャンバーの前記連通溝に遠い側へ伸びる。
更に、前記蒸気発生器は前記水入口と連通する第四水入れ管を含み、前記第四水入れ管の自由端は封じられ、前記第四水入れ管は前記遮断壁を貫通し、且つ前記仕切り壁の周方向に沿って延伸し、前記第四水入れ管の長さ方向に間隔を持って設置された複数の第二水排出孔が形成される。
更に、前記第一チャンバー内に形成された水蒸気が前記連通溝を通して前記第二チャンバー内に入ってから蒸気サイクロン気流が形成される。
更に、前記連通溝の延伸方向は前記第二チャンバーの内周壁面と相接し、前記第一チャンバー内に形成された水蒸気が接線的に前記第二チャンバーに入るようにする。
更に、前記連通溝は前記仕切り壁の上部に形成され前記ケーシングの頂壁に近接する。
更に、前記加熱素子は更に電気結線端を含み、前記電気結線端は前記遮断壁に嵌め込まれ前記遮断壁に対応する前記ケーシングの側壁における貫通穴を通過して外に露出する。
更に、前記加熱素子は前記第二チャンバーと前記第一チャンバーとを同時に加熱する。
更に、前記加熱素子は前記仕切り壁の中に、前記仕切り壁の内壁面又は外壁面に嵌め込む。
更に、前記加熱素子は螺旋状に前記仕切り壁の周方向を回って前記仕切り壁内に設けられる。
本発明の一部の実施例によると、前記ケーシングはベースと前記ベースを封じるための蓋体とを含み、前記水入口と前記蒸気出口とはいずれも前記蓋体に設けられる。
本発明の一部の実施例によると、前記蒸気発生器は更に少なくとも一つのサーモスタットを含み、前記サーモスタットは前記ケーシングの外表面に設けれ、前記サーモスタットが前記ケーシングの温度により前記加熱素子の作動とオフを制御する。
本発明の一部の実施例によると、更に少なくとも一つのヒューズを含み、前記ビューズ毎に第二温度センサーを含み、前記ビューズは前記ケーシングの外表面に設けられ前記第二温度センサーが前記ケーシングの温度を検出させるように、前記第二温度センサーにより、前記ケーシングの温度が所定値より高いことが検出された場合、前記ビューズは前記加熱素子を電源が切れるように制御する。
本発明の実施例による蒸気発生器システムは、上記の蒸気発生器と、水タンクと水ポンプとを含み、前記水ポンプは連続的に前記水タンクにおける水を前記ケーシング内に汲み上げる。
本発明の実施例による蒸気発生器システムは、蒸気の蒸気発生器を設置することにより、蒸気発生器に水を加えやすくなるだけではなく、体積も小さく、蒸気発生器システムは家電機器に用いられる場合、家電機器の小型化の実現に有利である。
本発明の実施例による家電機器は、上記の蒸気発生器システムを含む。
本発明の実施例による家電機器は、上記の蒸気発生器システムを設置することにより、家電機器の小型化の実現に有利である。
本発明の実施例において、前記家電機器は掃除機、ハンガーアイロン、レンジフード、コーヒー器具、洗濯機、空調機又は電子レンジである。
本発明の上述および/または付加的な特徴と利点は、下記の添付図面を参照した実施形態に対する説明により、明らかになり、理解されることが容易になる。
本発明の一部の実施例による蒸気発生器の構造模式図である。 図1に示す蒸気発生器の平面図である。 図2に示す蒸気発生器のA−Aの所の断面図である。 図3に示す弾性素子とシール材が取り外された蒸気発生器のA−A方向の断面図である。 図2に示す蒸気発生器のB−B方向の断面図である。 本発明の他の一部の実施例による蒸気発生器の分解模式図である。 本発明の他の一部の実施例による蒸気発生器の模式図である。 本発明の他の一部の実施例による蒸気発生器の一部の構造模式図である。 図7に示す蒸気発生器の平面図である。 図9に示す蒸気発生器のC−C方向の断面図である。 図7に示す蓋体が取り外された後の蒸気発生器の一部の構造模式図である。 図11に示す蒸気発生器の平面図である。 本発明の他の実施例による蓋体が取り外された後の蒸気発生器の一部の構造模式図である。 図13に示す垢収納構造が取り外された後の蒸気発生器の一部の構造模式図である。 図13に示す蒸気発生器内の流体の流向を示す模式図である。 本発明の他の実施例による蒸気発生器の平面図である。 図16に示す蒸気発生器のD−D方向の断面図である。 図16に示す蓋体が取り外された後の蒸気発生器の構造模式図である。 本発明の実施例による蒸気発生器システムの接続模式図である。 本発明の他の実施例による蒸気発生器の構造模式図である。 本発明の他の実施例による蒸気発生器の構造模式図である。
以下に、本発明の実施例を詳細に説明し、前記実施例の例は図面に示される。図面を参照しながら説明される実施形態は例示的なものであり、本発明を解釈するためだけに用いられ、本発明を限定するものと理解されてはならない。
本発明の説明において、「中心」、「長さ」、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「半径方向」、「周方向」などの用語が示す方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づき、本発明を便利にまたは簡単に説明するために使用されるものであり、指定された装置又は部品が特定の方位にあり、特定の方位において構造され操作されると指示又は暗示するものではないので、本発明に対する限定と理解してはいけない。
以下に、図1−図21を参照しながら本発明の実施例による蒸気発生器100を説明する。蒸気発生器100は、蒸気発生器システム1000に用いられ、蒸気発生器システム1000とともに家電機器、例えば、掃除機、ハンガーアイロン、レンジフード、コーヒー器具、洗濯機、空調機又は電子レンジに用いられ、蒸気を生じるために。
本発明の実施例による蒸気発生器は、ケーシング1とケーシング1内に形成される加熱素子3とを含む。加熱素子3は、ケーシング1中の水を加熱して蒸気に気化させるため、家電機器が便利に使用される。
ケーシング1内には密封された空洞を有し、具体的に、ケーシング1内にお互いに隔てられた少なくとも二つのチャンバーが区画され、加熱素子3は少なくとも二つのチャンバーを加熱することができ、少なくとも二つのチャンバーの間はそれぞれ連通溝21で連通され、よってその中の一つのチャンバー内の蒸気が連通溝21を経由してもう一つのチャンバーに入れることが便利になる。
二つのチャンバーは、それぞれ水入口13と蒸気出口14とを有する。例えば、ケーシング1内に二つのチャンバーが区画される場合、その中の一つのチャンバーは水入口13と連通する一方、もう一つのチャンバーは蒸気出口14と連通する。これにより、蒸気発生器100の使用過程に、加熱素子3の加熱で、水蒸気は蒸気出口14と連通するチャンバーから蒸気出口14を通して排出することができ、同時に、水入口13を通して水入口13と連通するチャンバー内に水を加えることもでき、従来のボイラー式蒸気発生器において水が加えにくい問題が解消され、且つ従来体積が大きいボイラー式蒸気発生器と比較して、本発明における蒸気発生器は小さな体積を持ち、蒸気発生器100が蒸気発生器システム1000とともに家電機器に使用されるときに、加熱電気機器の小型化の実現に有利である。
ケーシング1内に流体通路を有し、流体通路は水入口13から少なくとも二つのチャンバーを経由して蒸気出口14へ延伸する。例えば、ケーシング1内に二つのチャンバーが区画される時、その中の一つのチャンバーは水入口13と連通する一方、もう一つのチャンバーは蒸気出口14と連通し、流体通路は、水入口から始め、水入口と連通するチャンバーと、二つのチャンバーの間の連通溝と、蒸気出口14と連通するチャンバーとを経由して、蒸気出口14までに延伸する。それで加熱素子3は水入口13と連通するチャンバー内の水を加熱して水蒸気に気化させた後、水蒸気が流体通路で単方向流通され、蒸気出口14へ流入し、且つ蒸気出口14から流出する。
水蒸気が流体通路で流通される場合、加熱素子3により加熱して生じる熱量が更に流体通路における水蒸気を加熱することができ(例えば、加熱素子3をチャンバーの側壁に設け、少なくとも二つのチャンバーを加熱するように)、これにより、加熱素子3と水蒸気との間の伝熱面積を向上するとともに、水蒸気の乾燥度と温度の向上に有利である、と理解されるべきである。
本発明の実施例による蒸気発生器100は、ケーシング1内に、お互いに隔てられた少なくとも二つのチャンバーが区画され、前記少なくとも二つのチャンバーの間は連通溝21でそれぞれ連通され、同時に水入口13と蒸気出口14とがその中の二つのチャンバーとそれぞれ連通され、これにより、蒸気が蒸気出口14と連通するチャンバーから排出される時、水入口13を経由して水入口13と連通されるチャンバー内に水を加え、且つ本発明の蒸気発生器100は従来のボイラー式蒸気発生器と比較して、体積が小さく、蒸気発生器100は蒸気発生器システム1000とともに家電機器に用いられる場合、家電機器の小型化の実現に有利である。
本発明の一部の実施例によると、図21に示すように、ケーシング1内に第一チャンバー11と、第二チャンバー12と、第三チャンバー17とが区画され、第三チャンバー17と第二チャンバー12とが並んでケーシング1に設けられ、第三チャンバー17と第二チャンバー12との側壁とケーシング1の内側壁との間に、第一チャンバー11が区画される。第一チャンバー11と第三チャンバー17との間に、第一連通溝211で連通され、第三チャンバー17と第二チャンバー室12との間に第二連通溝212で連通し、構造が簡易である。具体的に、加熱素子3は第三チャンバー17と第二チャンバー12との側壁に設けられ、第一チャンバー11と第二チャンバー12と第三チャンバー17とを加熱するようにする。例えば、加熱素子は二つあり、且つそれぞれ第三チャンバー17と第二チャンバー12を回り、それぞれ第三チャンバー17と第二チャンバー12との側壁に設けられ、加熱素子3が第一チャンバー11と第二チャンバー12と第三チャンバー17とを加熱するように、ケーシング1内の水を迅速に水蒸気に蒸発させ、蒸気が流体通路に流通する時、加熱素子3は更に水蒸気を加熱しやすくなり、これにより、蒸気出口14の所の蒸気の温度と乾燥度の向上に有利である。
更に、水入口13は第一チャンバー11と連通する一方、蒸気出口14は第二チャンバー12と連通することにより、流体通路は、水入口13から、第一チャンバー11と、第一連通溝211と、第三チャンバー17と、第二連通溝212と、第二チャンバー12とを経由して蒸気出口14まで延伸する。これにより、流体通路の長さの延長に有利であり、加熱素子3が流体通路に引き続き水蒸気を加熱し、蒸気出口14の所の蒸気の乾燥度と温度を向上する。
本発明の一部の実施例によると、図3−図4及び図6、図8、図10−図15、図20に示すように、ケーシング1内に仕切り壁2によってお互いに隔てられた第一チャンバー11と第二チャンバー12が区画される。これにより、ケーシング1内に設けられた仕切り壁2はケーシング1の内表面積の増大に役に立ち、より多くの水垢が付着しやすく、ある程度で水垢が多すぎて起きた蒸気発生器100の性能低下や損傷までも防止され、蒸気発生器100の使用寿命を延長する。
仕切り壁2に、第一チャンバー11と第二チャンバー12とを流体連通させる少なくとも一つの連通溝21が設けられる。加熱素子3は電気結線端31を含み、加熱素子3の電気結線端31がケーシング1に形成された貫通穴を通過して露出する。
ケーシング1に水入口13と蒸気出口14とを有し、その中で、水入口13は第一チャンバー11と連通され、蒸気出口14は第二チャンバー12と連通され、これにより、ケーシング1内にお互いに隔てられた第二チャンバー12と第一チャンバー11を設け、水入口13が第一チャンバー11と連通するとともに、蒸気出口14が第二チャンバー12と直接に連通することにより、蒸気発生器100の使用過程に、第二チャンバー12と連通する蒸気出口14は持続的に蒸気を排出すると同時に、水入口13を通して連続的に第一チャンバー11内に水を加えることができ、従来のボイラー式蒸気発生器に水を加えにくいという問題が解消され、且つ従来の体積が大きいボイラー式蒸気発生器と比較して、本発明の蒸気発生器100は小さい体積を持ち、蒸気発生器100は蒸気発生器システム1000とともに家電機器に取付けられる場合、家電機器の小型化に有利である。好ましくは、水入口13は第一チャンバー11に対応するケーシング1の頂壁のいずれの位置に設置されても良い。
加熱素子3は仕切り壁2に設けられ、第二チャンバー12と第一チャンバー11とを加熱するようにする。具体的には、加熱素子3が仕切り壁2に設けられることで、加熱素子3により生じされる熱がまず速やかに第二チャンバー12と第一チャンバー11中の流体に伝達され、液体状流体が加熱されてから速やかに蒸気状流体に蒸発されて、電気エネルギーの利用率を高めるとともに、加熱素子3の局部的な過熱を防止する。例えば、過熱素子3は仕切り壁2に、仕切り壁2の内壁面又は外壁面に嵌め込むことができ、第二チャンバー12と第一チャンバー11とを加熱しやすくために。好ましくは、加熱素子3は又は加熱素子3は打ち込み工程に基づいて一体に成型して仕切り壁2の中に、仕切り壁2の内壁面又は外壁面に嵌め込んで第二チャンバー12と第一チャンバー11とを加熱するようにする。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、加熱素子3は更にケーシング1の他の位置例えば、第二チャンバー12又は第一チャンバー11内に設けられ、又は加熱素子3は打ち込み工程を通して一体に成型してケーシング1のいずれの位置に嵌め込むことができる。ケーシング1内に設けられる仕切り壁2は熱伝導の作用がある、と理解されるべきである。
具体的には、水入口13から第一チャンバー11内へ流入される水は、加熱素子3の加熱で蒸発しする。第一チャンバー11内に位置する水蒸気又は水滴は、蒸気混合流体と連通溝21を通して第二チャンバー12内に入る場合、加熱素子3は同時に第二チャンバー12に作用し、第二チャンバー12に入った水蒸気を乾燥して乾燥の蒸気にさせ、蒸気出口14から排出する。その中で、加熱素子3の加熱過程に、持続的に第一チャンバー11に水を加えることができる。これにより、加熱素子3は仕切り壁2に設けられ加熱素子3が第二チャンバー12と第一チャンバー11を加熱するように、且つ持続的に水入口13により第一チャンバー11に水を加えることで、蒸気が蒸気出口14から持続的に排出しやすいようにし、これで加熱素子3の利用率を高めるだけではなく、蒸気発生器100の予熱時間を短縮し、蒸気発生器100は持続的に高温度で乾燥度が高い蒸気を生じさせる。
更に、図20に示すように、仕切り壁2は第一チャンバー11と第二チャンバー12とが区画されるように板状に形成され、第一チャンバー11と第二チャンバー12とが左右方向に並んで設置される。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、仕切り壁2は第一チャンバー11が第二チャンバー12を回るようにリング状に形成する。例えば、仕切り壁2は丸形又は方形リング状に形成する。
具体的には、図1と図3、図5−図7に示すように、ケーシング1は、ベース15とベース15を密封する蓋体16とを含み、その中で、水入口13と蒸気出口14はいずれも蓋体16に設けられる。
更に、仕切り壁2は第一チャンバー11と第二チャンバー12とが区画されるようにベース15内に設けられ、ベース15内においての加熱素子3と仕切り壁2等を設置しやすいようにする。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、水入口13と蒸気出口14は更にケーシング1の他に実施可能な位置に設けられることができ、例えば、水入口13と蒸気出口14とがベース15に設けられ、又は水入口13と蒸気出口14とがそれぞれベース15と蓋体16等他の上記と同様な効果があるレイアウト位置に設けられる。
好ましくは、蓋体16はベース15と締め具、例えばボルトで密封して接続する。更に、図6に示すように、蓋体16の底壁にリブ162が設けられ、仕切り壁2の頂壁に大体リング状の凹溝22が設けられ、蓋体16がベース15をカバーする時、リブ162は凹溝22に結合され、同時に蓋体16とベース15とが更に締め具を通して接続され、蓋体16とベース15との間の接続密封性を向上する。
ケーシング1は頂壁が蓋体16で、側壁がベース15の側壁で、底壁がベース15の底壁であると理解されるべきである。
本発明の一部の実施例において、流体通路は流体子通路を含み、第一チャンバーと第二チャンバーとの間に少なくとも一つの流体子通路が区画され、少なくとも一つの子通路に遮断壁を設け流体の流向を遮断し、且つ遮断壁は連通溝に近接するように設置される。更に、第一チャンバー11内に遮断壁5を設けて第一チャンバー11における流体の流向を遮断し、且つ遮断壁5は連通溝21に近接するように設置される。これにより、第一チャンバーは蒸気の流通を案内するための流体子通路で、簡易で信頼できる。遮断壁5は第一チャンバー11内に設けられて第一チャンバー11の構造をC形状にする。例えば、蒸気発生器100のケーシング1はキューブ、シリンダー、球体または楕円球体等大体の規則体である場合、遮断壁5は第一チャンバー11内に設けられて第一チャンバー11の断面構造を大体のC形状にする。蒸気発生器100のケーシング1が不規則体状にすると、遮断壁5は第一チャンバー11内に設けられて第一チャンバー11の断面構造を大体同様な機能を持つC形状にする。
好ましくは、遮断壁5はケーシング1の側壁と一体成型する。具体的に、遮断壁5は4つの端壁がそれぞれケーシング1と仕切り壁2と接続して一体成型するように設置される。例えば、ケーシング1の側壁の一部はケーシング1の中心に向かって第一チャンバー11内へ凹んで遮断壁5が区画されるようにする。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、遮断壁5とケーシング1とが二つの独立な成型構造であっても良く、例えば、遮断壁5は第一チャンバー11内に溶接する。
図5と図18に示すように、遮断壁5は、第一端壁51と、第二端壁52と、第三端壁53と、第四端壁54とを含む。その中で、第一端壁51はケーシング1の底部(ベース15の底部)と一体に接続し、第二端壁52はケーシング1の側壁(ベース15の側壁)と一体に接続し、第三端壁53は仕切り壁2の外側壁と一体に接続し、第四端壁54は遮断壁5の頂壁で、第四端壁54に仕切り壁2の頂部の上記凹溝22と連通する密封溝55が形成され、ケーシング1の内頂壁(蓋体16の底壁)に上記リブ162に接続する凸条163が形成され、蓋体16がベース15をカバーする時、リブ162が凹溝22内に結合され、凸条163が密封溝55内に嵌め込むことにより、遮断壁5が第一チャンバー11内の流体例えば水蒸気の流向を遮断する。
更に、加熱素子3の電気結線端31は遮断壁5に嵌め込み、遮断壁5に対応するケーシング1の側壁上の貫通穴を通過して露出する。具体的には、遮断壁5は仕切り壁2と一体成型され、仕切り壁2に設けられる加熱素子3の電気結線端31を遮断壁5に嵌め込んで設置し、遮断壁5に対応する位置にあるケーシング1の側壁に貫通穴を設け、電気結線端31は貫通穴を通過して露出され且つ電気接続に用いられる。これにより、加熱素子3の接続線端子が巧妙に遮断壁5に嵌め込み、構造が簡易だけではなく、ケーシング1内の複雑の電線レイアウトが解消される。
好ましくは、ケーシング1とケーシング1内に形成される仕切り壁2と遮断壁5とのいずれかは、アルミニウム鋳物であっても良い。
更に、水入口13が遮断壁5の連通溝21と離反する側に位置し、つまり、水入口13と連通溝21とは、それぞれ遮断壁5の両側に位置する。これにより、図15に示すように、水入口13から第一チャンバー11内に流入する水は加熱素子3の加熱作用で乾燥度が小さい水蒸気に蒸発し、遮断壁5の作用で水蒸気が第一チャンバー11に沿って仕切り壁2の外周壁の一周を回って連通溝21に至り、且つ連通溝21を経由して第二チャンバー12内に入り、水蒸気が第二チャンバー12に入った後再度加熱されて乾燥し、更に水蒸気を乾燥の蒸気に変換して蒸気出口14から排出する。この過程において、水蒸気が仕切り壁2の内外表面及びケーシング1の内表面との接触面積を拡大し、仕切り壁2に設けられる加熱素子3は局部過熱の現象を防止し、仕切り壁2と加熱素子3の使用寿命を向上し、加熱素子3の加熱効率を向上する同時に、更に蒸気発生器100の予熱時間を減少し、蒸気の乾燥度の向上に有利である。
具体的には、蒸気発生器100は水入口13と連通する第一水入れ管61を含み、且つ第一水入口61の水排出端が第一チャンバー11内に伸びる。例えば、図15に示すように、第一水入れ管61の水排出端が下へ向かって第一チャンバー11内に伸びる。これにより、第一水入れ管61の水排出端と連通溝21とはそれぞれ遮断壁5の両側に位置し、第一水入れ管61の水排出端から流出する水は第一チャンバー11内に流通するとともに、加熱素子3の加熱で乾燥度が小さくなる水蒸気は仕切り壁2の一周を回ってからこそ連通溝21を通して第二チャンバー12内に入れる。この過程において、水蒸気が仕切り壁2の内外表面及びケーシング1の内表面との接触面積を拡大し、仕切り壁2に設けられる加熱素子3は局部過熱の現象を防止し、仕切り壁2と加熱素子3の使用寿命を向上し、加熱素子3の加熱効率を向上する同時に、更に蒸気発生器100の予熱時間を減少し、蒸気の乾燥度の向上に有利である。
本発明の他の一部の実施例において、水入口13と連通溝21とが仕切り壁5と同一側に位置する。
具体的には、図8と図11−図12に示すように、蒸気発生器100は水入口13と連通する第二水入れ管62を含み、第二水入れ管62の自由端は遮断壁5の連通溝21に近い側から仕切り壁2の周方向を回って遮断壁5のもう一つの側に延伸する。これにより、第二水入れ管62から第一チャンバー11内に入る水は加熱素子3の加熱で水蒸気になった後、少なくとも一部の水蒸気が第一チャンバー11内に仕切り壁2の周方向を回ってからこそ連通溝21を通して第二チャンバー12内入れ、この過程において、水蒸気が仕切り壁2の内外表面及びケーシング1の内表面との接触面積を拡大し、仕切り壁2に設けられる加熱素子3は局部過熱の現象を防止し、仕切り壁2と加熱素子3の使用寿命を向上し、加熱素子3の加熱効率を向上すると同時に、更に蒸気発生器100の予熱時間を減少し、蒸気の乾燥度の向上に有利である。
勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、水入れ管は他の形状に形成することができ、例えば、水入れ管の水入口端は水入口13と連通し、水入れ管の他端が仕切り壁2の周方向を何回も回って設置される。又は、水入れ管の他端は螺旋状に仕切り壁2の周方向に巻き付くことができる。
好ましくは、図8に示すように、第二水入れ管62に間隔を持って設置された複数の第一水排出孔621を有し、これにより、複数の第一水排出孔621から流出する水は仕切り壁2の外周壁へ噴射することにより、仕切り壁2の外周壁に水流又は水膜が形成され、水流又は水膜が仕切り壁2の外周壁に沿って下へ流れることで、液体水と加熱素子3との間に十分に熱交換を行い、且つ第二水入れ管62の連通溝21から離れる第一水排出孔621から噴出される水が生じた水蒸気は仕切り壁2の外周壁の一周を回ってからこそ連通溝21を通して第二チャンバー12内に入れ、加熱素子3の加熱効率の向上と、蒸気発生器100の予熱時間の減少に役に立ち、同時に加熱素子3の局部過熱の現象が防止され、過熱素子3の使用寿命の延長に有利である。好ましくは、複数の第一水排出孔621が均一な間隔を持って第二水入れ管62の仕切り壁2に近い側に配設されることにより、第一水排出孔621から流出する水は出来る限り多くに仕切り壁2に噴射し、加熱素子3が便利に加熱するようにする。第二水入れ管62における複数の第一水排出孔621が非常に小さく且つ霧状の小水滴を噴射するとき、上記の利点が更に最適化される、と理解されるべきである。
本発明の他の一部の具体的な示例において、第二水入れ管62は自由端が水排出端であり、これにより、第二水入れ管62の水排出端は仕切り壁5を通して連通溝21と仕切られ、第二水入れ管62の水排出端から流出する水が加熱素子3の加熱で水蒸気になった後、仕切り壁2の外周壁を一周回ってからこそ連通溝21を通して第二チャンバー12内に入れ、この過程において、水蒸気が仕切り壁2の内外表面及びケーシング1の内表面との接触面積を拡大し、仕切り壁2に設けられる加熱素子3は局部過熱の現象を防止し、仕切り壁2と加熱素子3の使用寿命を向上し、加熱素子3の加熱効率を向上すると同時に、更に蒸気発生器100の予熱時間を減少し、蒸気の乾燥度の向上に有利である。
具体的には、図8と図11に示すように、第二水入れ管62はC形管部622と、C形管部622と垂直になり且つ水入口13と接続する垂直管部623とを含み、構造が簡単である。更に、第二水入れ管62は仕切り壁2の上部外壁面の外側を回リ、これにより、第二水入れ管62から排出した少なくとも一部の水は仕切り壁2の上部外壁面の外側にスプレーし、仕切り壁2に沿って下へ流れ、加熱素子3と十分に熱交換ができ、加熱素子3の加熱効率を向上することに有利であると同時に、ある程度で加熱素子3が局部過熱の現象が防止される。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、第二水入れ管62は仕切り壁2の高度方向における他の位置を回ることができ、例えば、第二水入れ管62は仕切り壁2の中部外壁面の外側又は下部外壁面の外側を回る。
本発明の他の一部の具体的な示例において、蒸気発生器100は更に水入口13と連通する第三水入れ管(図なし)を含み、第三水入れ管の水排出端は仕切り壁5を通過して第一チャンバー11の連通溝21から離れる側に伸び、第三水入れ管の水排出端と連通溝21とをそれぞれ遮断壁5の両側に位置させ、第三水入れ管の水排出端から流出する水を第一チャンバー11内に入って加熱素子3の加熱で水蒸気になった後、少なくとも一部の水蒸気は第一チャンバー11内に仕切り壁2の周方向を一周回ってからこそ連通溝21を通して第二チャンバー12に入れ、この過程において、水蒸気が仕切り壁2の内外表面及びケーシング1の内表面との接触面積を拡大し、仕切り壁2に設けられる加熱素子3は局部過熱の現象を防止し、仕切り壁2と加熱素子3の使用寿命を向上し、且つ加熱素子3の加熱効率を向上すると同時に、更に蒸気発生器100の予熱時間を減少し、蒸気の乾燥度の向上に有利である。
更に、蒸気発生器100は更に水入口13と連通する第四水入れ管(図なし)を含み、第四水入れ管の自由端は封じられ、第四水入れ管は遮断壁5を貫通し、仕切り壁2の周方向に沿って延伸し、第四水入れ管の長さ方向に間隔を持って設置された複数の第二水排出孔(図なし)が形成され、これにより、複数の第二水排出孔から流出する水は仕切り壁2の外周壁に噴射することができ、仕切り壁2の外周壁に水流又は水膜が形成され、水流又は水膜が仕切り壁2の外周壁に沿って下へ流れることで、液体水と加熱素子3と十分に熱交換を行い、且つ第四水入れ管の連通溝21から離れる第二水排出孔から噴出される水が生じた水蒸気は仕切り壁2の外周壁の一周を回ってからこそ連通溝21を通して第二チャンバー12内に入れ、加熱素子3の加熱効率の向上と、蒸気発生器100の予熱時間の減少に役に立ち、同時に加熱素子3が局部過熱の現象が防止され、過熱素子3の使用寿命の延長に有利である。好ましくは、複数の第二水排出孔が均一な間隔を持って第四水入れ管の仕切り壁2に近い側に配設されることにより、第二水排出孔から流出する水は出来る限り多くに仕切り壁2に噴射する。第四水入れ管における複数の第二水排出孔が非常に小さく且つ霧状の小水滴を噴射するとき、上記の利点が更に最適化される、と理解されるべきである。
本発明の一部の実施例によると、第一チャンバー11内に形成された水蒸気が前記連通溝21を通して第二チャンバー12内に入ってから蒸気サイクロン気流が形成される。具体的には、連通溝21の延伸方向が第二チャンバー12の内周壁面と相接し、第一チャンバー11内に形成された水蒸気が接線的に第二チャンバー12内に入り、蒸気サイクロン気流が形成されるようにする。
具体的には、上記のような連通溝21の設置方式により、加熱素子3の加熱で、第一チャンバー11内の水蒸気が連通溝21を通して接線的に第二チャンバー12に入り、第二チャンバー12内にサイクロン気流が形成され、水蒸気を第二チャンバー12の内壁面と接触するとともに、サイクロン気流はサイクロンセパレーターと類似な効果が形成され、水蒸気における液体水を第二チャンバー12の内壁に飛ばして迅速に蒸発され又はそれに沿って下へ流れ、加熱素子3の加熱で更に蒸気を形成する。これにより、ある程度で第二チャンバー12の内壁面に局部加熱の現象を避け、加熱素子3の使用寿命の向上に有利であるだけではなく、同時に加熱素子3の加熱効率を向上し、蒸気発生器100の予熱時間を短縮させ、蒸気出口14の蒸気の温度と乾燥度を高める一方、水蒸気における水垢が第二チャンバー12の内壁面に飛ばされ、且つ第二チャンバー12の内壁面に付着することにより、ある程度で水垢が蒸気出口14から排出する可能性を下げ、水垢が蒸気出口14を塞ぐことでもたらす危害が防止される。
好ましくは、図6、図8、図11−図15に示すように、連通溝21は仕切り壁2の上部に形成され前記ケーシング1の頂壁(例えば、蓋体16に近接する)に近接する。これにより、加熱素子3に加熱されて形成した水蒸気が上へ移動して第一チャンバー11から第二チャンバー12内に便利に入る。
本発明の一部の更なる実施例によると、図3と図4に示すように、蒸気出口14の所に昇圧開閉装置4を設けて、ケーシング1の蒸気を蒸気出口14から片方に排出する。蒸気出口14の所に設けられた昇圧開閉装置4はケーシング1内の蒸気を蒸気出口14から等速高圧で排出する。具体的には、加熱素子3は加熱する時、ケーシング1内における水は引き続き水蒸気に蒸発し、ケーシング1内における圧力が益々増えていき、ケーシング1内における圧力が所定値より大きい場合、昇圧開閉装置4は、乾燥の蒸気を蒸気出口14から高圧で迅速に排出するようにオンにする。ケーシング1内における圧力が所定値以下まで減少する場合、昇圧開閉装置4はオフにし、ケーシング1内における圧力が再び所定値に至るまでの場合にのみに、昇圧開閉装置4はオンにする。これにより、蒸気出口14の所に設けられる昇圧開閉装置4は、ケーシング1内にずっと一定の圧力を維持することができ、これはケーシング1内の蒸気の飽和温度を更に高め、蒸気出口14の所の蒸気の温度と乾燥度を向上するだけではなく、水蒸気の排出速度を向上し、水蒸気が蒸気出口14の所から持続的に排出し、蒸気出口14の蒸気が持続に衰えていく現象を防止することに有利である。その中で、ケーシング1内における圧力所定値は昇圧開閉装置4の重量に関するため、昇圧開閉装置44の重量を調整することによりケーシング1内における圧力所定値を調整する、と理解されるべきである。
更に、図3と図4に示すように、蓋体16は下へ突出柱161が延伸され、突出柱161内に底部に通路口1611を有する単方向通路1612が区画され、単方向通路1612は上端が蒸気出口14と連通し、昇圧開閉装置4が単方向通路1612内に設けられ、これにより、構造が簡易だけではなく、蓋体16が下へ延伸した突出柱161は第二チャンバー12内の表面積を拡大し、水垢が突出柱161の外表面に付着し、ある程度で水垢が多すぎることで起こった蒸気発生器100の損傷を防止し、蒸気発生器100の使用寿命を延長する。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、蓋体16に突出柱161を設けなくても良い。
好ましくは、突出柱161の断面は丸リング状に形成され、突出柱161は蓋体16から離れる方向においてその断面面積が益々小さくなる。
本発明の一部の更なる具体的な例示において、図3に示すように、昇圧開閉装置4はシール材41と弾性素子42とを含む。その中で、シール材41は弾性素子42の弾性変形作用力の下で通路口1611を封じる。例えば、シール材41は単方向通路1612内に位置して下端が通路口1611を封じ、弾性素子42は蒸気出口14とシール材41との間に当接してシール材41が弾性素子42の弾性変形作用力によって便利に通路口1611を封じる。これにより、加熱素子3が加熱する時、ケーシング1内における圧力が益々増えていき、ケーシング1内における圧力が所定値より大きい場合、ケーシング1内の蒸気がシール材41を上へ移動して弾性素子42を圧縮状態にさせるように、これで水蒸気が通路口1611を通して更に単方向通路1612を経由し、最後、蒸気出口14から排出する一方、ケーシング1内における圧力が所定値以下である場合、弾性素子42はシール材41を通路口1611の所に押し当てて通路口1611を封じする。
これは、更にケーシング1内の水蒸気の飽和温度を高めて、蒸気出口14の所の蒸気の温度と乾燥度を高めることに有利だけではなく、水蒸気の排出速度を向上し、水蒸気が蒸気出口14の所から持続的に排出し、蒸気が持続的に衰えていく現象を避けることにも有利である;一方、弾性素子42とシール材41を設けることにより水蒸気における水垢と液体水をケーシング1内に遮断し、水垢が水蒸気とともに蒸気出口14と接続する管路に排出することで管路の閉塞を起こるのを防止し、更に蒸気出口14から排出する水蒸気の乾燥度を高める。その中で、ケーシング1内における圧力の所定値は弾性素子42とシール材41の重量と、弾性素子42の弾性係数と変形長さとに関係があり、従って、弾性素子42とシール材41の重量と、弾性素子42の弾性係数と変形長さを調整することにより、ケーシング1内における圧力の所定値を調整することができる、と理解されるべきである。
好ましくは、シール材41は球体、シリンダー、円錐体又は長方体等の形状であってもよく、勿論、シール材41は他の形状であっても良く、通路口1611をオン・オフにすることができれば良い。好ましくは、シール材41はピストンで、弾性素子42はばねである。
勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の他の一部の実施例において、昇圧開閉装置4は蒸気出口14の所に設けられた単方向バルブプレートを含む。例えば、昇圧開閉装置44は、ケーシング1内の蒸気が蒸気出口14の所から片方に排出できる単方向バルブプレートであってもよく、構造が簡易である。
本発明の一部の実施例において、加熱素子3は第二チャンバー12と第一チャンバー11とを同時に加熱することができ、つまり、加熱素子3は作動している過程全体において、加熱素子3はずっと第二チャンバー12と第一チャンバー11とを同時に加熱する。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、加熱素子3は最初に作動したばかりの時に、加熱素子3は第二チャンバー12と第一チャンバー11とを同時に加熱するではなく、一定期間の後、加熱素子3は第二チャンバー12と第一チャンバー11とを同時に加熱する。例えば、加熱素子3が最初に作動したばかりの一定期間(例えば、5S)内で、加熱素子3は、まず第一チャンバー11を加熱し、第一チャンバー11内の水は加熱素子3の加熱で出来る限り早く水蒸気になって第二チャンバー12に入り、一定期間(例えば、5S)の後、加熱素子3は同時に第二チャンバー12と第一チャンバー11とを加熱し、加熱素子3が引き続き第一チャンバー11内の水を加熱し、第二チャンバー12内に入った水蒸気を引き続き加熱し、蒸気出口14から排出する水蒸気の乾燥度を高める。
本発明の一部の実施例によると、図6に示すように、蒸気発生器100は更に少なくとも一つのゲイン構造7を含む。ゲイン構造7は第二チャンバー12及び/又は第一チャンバー11内に収納され、例えば、ゲイン構造7は第二チャンバー12内にしか収納されなく、又はゲイン構造7は第一チャンバー11にしか収納されなく、又はゲイン構造7は複数であり、それぞれ第二チャンバー12と第一チャンバー11内に収納されることができる。これにより、第二チャンバー12及び/又は第一チャンバー11内にゲイン構造を設けることは、第二チャンバー12及び/又は第一チャンバー11内の表面積を拡大し、より多くの水垢がゲイン構造7に付着しやすく、ある程度で蒸気発生器100の使用寿命を高められるだけではなく、水垢が水蒸気に伴って流れることを遮断し、水垢が蒸気出口14から流出する可能性を少なくする。
ゲイン構造7は仕切り壁2と接触され、これにより、加熱素子3が生じる熱量をゲイン構造7に伝達しやすく、ゲイン構造7はゲイン構造7を流れる水蒸気及び/又は水との間の熱交換を行いやすく、これにより熱交換の面積を拡大し、加熱素子3の熱量の利用率の向上に役に立ち、ある程度で加熱素子3の作動時間が減少され、加熱素子3の寿命を延長し且つ蒸気発生器100の使用寿命を間接に延長すると同時に、水蒸気の温度と乾燥度の向上に有利である。
好ましくは、ゲイン構造7は第一チャンバー11の内側壁(即ちケーシング1の内側壁/ベース15の内側壁)と接触しないため、ある程度でゲイン構造7は第一チャンバー11の内側壁と接触して蒸気発生器100の外部への熱量輻射を防止する。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、ゲイン構造7は同時に仕切り壁2の外側壁と第一チャンバー11の内側壁に接続することができる。
更に、ゲイン構造7は仕切り壁2に接続され、例えば、ゲイン構造7は仕切り壁2と一体に成型するもので、構造が簡易である。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、ゲイン構造7は、更にケーシング1の頂壁(例えば、蓋体16)に設けられ、下へ第二チャンバー12及び/又は第一チャンバー11内へ伸びて、仕切り壁2と接触する。
具体的に、ゲイン構造7は下端がケーシング1の底壁との間に間隔を持って配設され、ケーシング1の底部(蓋体16の底部)の水の流通及び水垢を流れやすくなり、ゲイン構造7は下端がケーシング1の底壁と接触することで水垢が当該位置に蓄積することを避ける。好ましくは、ゲイン構造7の断面は大体「十」字形状に形成され、且つゲイン構造7の断面面積は上から下への方向に次第に小さくなっていく。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、ゲイン構造7は他の形状、例えば、上下延伸される板状に形成されても良い。
好ましくは、ゲイン構造7が複数であり、且つ複数のゲイン構造7が仕切り壁2の周方向を回るように設けられる。具体的には、複数のゲイン構造7が仕切り壁2の周方向を回った間隔をもって設けられる。例えば、ゲイン構造7は4つある場合、4つのゲイン構造7は第一チャンバー11内に収納され仕切り壁2の周方向に均一な間隔をもって設けられる。複数のゲイン構造7同士のサイズと形状は同一でも良いが、同一ではなくても良い。
本発明の一部の実施例によると、蒸気発生器100は少なくとも一つの垢収納構造を含み、垢収納構造は第二チャンバー12及び/又は第一チャンバー内に設けられる。例えば、垢収納構造は第二チャンバー12内のみに設けられ、又は垢収納構造は第一チャンバー11内に設けられ、或いは垢収納構造が複数あり、且つそれぞれ第一チャンバー11と第二チャンバー12内に設けられる。これにより、垢収納構造を設けることで、第二チャンバー12及び/又は第一チャンバー11内の表面積を拡大させ、より多くの水垢が便利に垢収納構造に付着するように、更にある程度で蒸気発生器100の使用寿命を向上することに有利であるだけではなく、水垢が水蒸気に伴って流れることを阻止し、水垢が蒸気出口14から流出する可能性を少なくすることにも有利である。
更に、図10−図18に示すことを参照すると、垢収納構造は網状グリッド81と条状グリッド82と柱状グリッド83の中から選ばれた少なくとも一種である。
例えば、図13と図15に示すように、垢収納構造は網状グリッド81であり、これによりケーシング1の表面積を拡大させ、より多くの水垢が便利に網状グリッド81に付着するように、ある程度で蒸気発生器100の使用寿命を向上することに有利であるだけではなく、網状グリッド81における網穴は水垢が水蒸気に伴って流れることを阻止し、水垢が蒸気出口14から流出する可能性を少なくすることにも役に立ち、同時に、網状グリッド81を設けることで蒸気出口14の所のフィルターを設けなくても済み、従来技術における蒸気出口14の所にフィルターを設けることで、水垢がフィルターに付着させることによる蒸気出口14の閉塞、及びフィルターにおける水垢が水蒸気の衝撃で蒸気出口14と連通する外部管路に流れることによる管路の閉塞等の問題が解消される。
なお、網状グリッド81の網穴は丸穴、六角形穴、又は他の形状の穴に形成されても良く、本発明はこれに対して限定しない。網状グリッド81における複数の網穴の大きさは同一でも良いが、同一ではなくても良い、と理解されるべきである。好ましくは、網状フィリッド81における網穴の大きさは調節することができる。例えば、地域毎にの水質と条件との違いによって、網状グリッド81における網穴の大きさを調節する。
好ましくは、網状グリッド81は複数あってもよく、且つ複数の網状グリッド81があるチャンバー(即ち、第一チャンバー11及び/又は第二チャンバー12)内に間隔をもって配置される。例えば、図13と図15に示すように、三つの網状グリッド81が間隔をもって第一チャンバー11内に設けられ、より大きい程度で水垢の付
着面積を増加し、且つ更により大きい程度で水垢が水蒸気に伴って流れることを阻止して水垢が蒸気出口14から流出する可能性を少なくする。
例えば、図17−図18に示すように、垢収納構造は条状グリッド82であることで、ケーシング1の表面積を拡大させ、より多くの水垢が便利に条状グリッド82に付着するように、ある程度で蒸気発生器100の使用寿命を向上することに有利であるだけではなく、水垢が水蒸気に伴って流れることを阻止し、水垢が蒸気出口14から流出する可能性を少なくすることにも役に立ち、同時に、条状グリッド82を設けることで蒸気出口14の所にフィルターを設けなくても済み、従来技術における蒸気出口14の所にフィルターを設けることで、水垢がフィルターに付着させることによる蒸気出口14の閉塞、及びフィルターにおける水垢が水蒸気の衝撃で蒸気出口14と連通する外部管路に流れることによる外部管路の閉塞等の問題が解消される。なお、条状グリッド82のグリッド穴全部が条状グリッド82の高度方向に延伸するため、条状グリッド82は水垢を阻止した後、水垢は重力作用で下へ条状グリッド82の底部に沈積し、条状グリッド82が水垢に閉塞される確率を少なくし、条状グリッド82における水蒸気の過流面積を保証し、これでさらに水蒸気が条状グリッド82を流れる時に、その流速は大きく過ぎなくて済み、水垢が水蒸気とともに蒸気出口14を飛び出すことが解消される。
条状グリッド82毎にのグリッドの大きさと数が調節することができ、例えば、地域毎にの水質と条件との違いによって、グリッド穴の大きさを調節することができる。
好ましくは、条状グリッド82は複数あってもよく、且つ複数の条状グリッド82があるチャンバー(即ち第一チャンバー11及び/又は第二チャンバー12)内に間隔をもって配置される。例えば、図18に示すように、三つの条状グリッド82が間隔をもって第一チャンバー11内に設けられ、より大きい程度で水垢の付着面積を増加し、且つ更により大きい程度で水垢が水蒸気に伴って流れることを阻止して水垢が蒸気出口14から流出する可能性を少なくする。
更に、網状グリッド81及び/又は条状グリッド82は第一チャンバー11内に設けられ、網状グリッド81の両端及び/又は条状グリッド82の両端はそれぞれ第一チャンバー11の内側壁と仕切り壁2の外側壁に接続する。例えば、第一チャンバー11内に網状グリッド81しか設けない場合、網状グリッド81の両端はそれぞれ第一チャンバー11の内側壁と仕切り壁2の外側壁に接続し、第一チャンバー内に条状グリッド82しか設けない場合、条状グリッド82の両端はそれぞれ第一チャンバーの内側壁と仕切り壁2の外側壁に接続し、第一チャンバー11内に同時に条状グリッド82及び/又は網状グリッド81を設ける場合、条状グリッド82及び/又は網状グリッド81各々の両端はそれぞれ第一チャンバー11の内側壁と仕切り壁2の外側壁に接続する。これにより、第一チャンバー11内を流れる水蒸気が必ず網状グリッド81及び/又は条状グリッド82を経由してからこそ前へ進めて流れることができ、水垢が水蒸気に伴って流れることを確実に阻止する。
具体的には、図14を参照すると、第一チャンバー11の内側壁と仕切り壁2の外側壁とにそれぞれ第一スナップ溝84と第二スナップ溝85が形成され、網状グリッド81の両端及び/又は条状グリッド82の両端がそれぞれ第一スナップ溝84と第二スナップ溝85に嵌装され、これにより、網状グリッド81及び/又は条状グリッド82を確実に第一チャンバー11内に固定させ、網状グリッド81及び/又は条状グリッド82の固定がはっきりしていないため網状グリッド81及び/又は条状グリッド82が第一チャンバー11内に移動や揺れが生じ、網状グリッド81及び/又は条状グリッド82の使用効果に影響を与える。
例えば、図14の具体的な示例において、第一スナップ溝も第二スナップ溝85もケーシング1の高度方向(即ちベース15の高度方向)に延伸することにより、条状グリッド82及び/又は網状グリッド81を確実に第一チャンバー11と仕切り壁2の間に固定させる。具体的には、第一スナップ溝84は二つの第一チャンバー11の内側壁から突出してお互いに隔てられた第一突出筋で限定されるものである。第二スナップ溝85は二つの仕切り壁2の外側壁から突出してお互いに隔てられた第二突出筋で限定されるものであり、構造が簡易で確実である。好ましくは、第二突出筋及び仕切り壁2の間と、第一突出筋及びケーシング1の間とは、一体に成型するものであっても良い。
本発明の更なる実施例において、図10−図12に示すように、柱状グリッド83は第一チャンバー11及び/又は第二チャンバー12内に位置し、且つ柱状グリッド83は大体径方向に沿って延伸する複数の延伸条831を含む。これに第一チャンバー11及び/又は第二チャンバー12内の表面積を拡大させ、より多くの水垢が便利に延伸条831に付着するように有利であるだけではなく、更にある程度で蒸気発生器100の使用寿命を向上し、且つ延伸条831を設けることである程度で水垢が水蒸気に伴って流れることを阻止し、水垢が蒸気出口14から流出する可能性を少なくする。
具体的には、柱状グリッド83は、ケーシング1に沿う高度方向に分布された数周の延伸条831を含み、延伸条831周毎に周方向沿って分布される(例えば、仕切り壁2の周方向に分布される)複数のものも含まれ、より大きい程度で第一チャンバー11及び/又は第二チャンバー12内の表面積を増加することができ、より多くの水垢を便利に収納するように、同時に、より大きい程度で水垢が水蒸気に伴って流れることを阻止することができ、蒸気発生器100の使用寿命を高める。更に、隣接する2周の延伸条831は高度方向にお互いにずれて、例えば、ケーシング1の高度方向(例えばベース15の高度方向)に分布される数周の延伸条831がお互いに交錯している。これにより、水垢が水蒸気に伴って流れる場合、より大きい程度で水垢が延伸条831に触る確率を増加し、水垢が水蒸気に伴う流れを阻止し、更に水垢が水蒸気につれて蒸気出口14から飛び出すことで蒸気出口14の閉塞、又は蒸気出口14に連通する管路の閉塞が防止され、蒸気発生器100の使用寿命を高められる。
好ましくは、延伸条831は仕切り壁2の外側壁及び/又は内側壁から延伸し、例えば、柱状グリッド83は第二チャンバー12に設けられる場合、延伸条831は仕切り壁2の内側壁から第二チャンバー12内へ延伸し、柱状グリッド83は第一チャンバー11に設けられる場合、延伸条831は仕切り壁2の外側壁から第一チャンバー11内まで延伸するが、柱状グリッド83は同時に第一チャンバー11と第二チャンバー12内に設ける場合、複数の延伸条831は仕切り壁2の外側壁と内側壁からそれぞれ第一チャンバー11と第二チャンバー12まで延伸する。
本発明の一部の実施例において、図3−図4に示すように、加熱素子3は螺旋状に仕切り壁2の周方向を回り仕切り壁2内に設けられる。例えば、加熱素子3は一つであり、且つ螺旋状に仕切り壁2の周方向を回り仕切り壁2内に設けられ、加熱素子3と仕切り壁2の接触面積を増加し、加熱素子3は仕切り壁2を通してより多くに第二チャンバー12と第一チャンバー11内に熱量を輻射し、蒸気発生器100の予熱時間を短縮させ、水蒸気の温度と乾燥度を向上する。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、加熱素子3は更に複数であってもよく、複数の加熱素子3は仕切り壁2の上下方向に間隔をもって分布される。
本発明の一部の実施例において、蒸気発生器100は更に少なくとも一つのサーモスタット9を含み、サーモスタット9はケーシング1の温度により加熱素子3の作動又はオフを制御する。
図1、図5−図6に示すように、サーモスタット9はケーシング1の外表面に設けられる。例えば、サーモスタット9はケーシング1の外頂壁(即ち蓋体16の外頂壁)、ケーシング1の外底壁(即ちベース15の外底壁)、又はケーシング1の外側壁面(即ちベース15の外側壁)に設けられる。これにより、サーモスタット9をケーシング1の外表面に設けることにより、サーモスタット9に対する取り付けやメンテナンス及び交換は便利になるだけではなく、サーモスタット9の仕事環境も最適化され、サーモスタット9は厳しい環境で作動しなくて済み、サーモスタット9の選択可能な範囲、例えば、低コストのサーモスタット9を選択する範囲は拡大し、蒸気発生器100のコストを下げることに有利である。
好ましくは、その中の一部の実施例において、サーモスタット9は電子式サーモスタット9であり、且つ第一温度センサーに接続される。サーモスタット9はケーシング1の外表面に設けられ第一温度センサーでケーシング1の温度を検出するように、サーモスタット9は第一温度センサーで検出された温度により加熱素子3の作動とオフを制御する。例えば、サーモスタット9の第一温度センサーで検出されたケーシング1の温度は所定の最高温度値より高い場合、サーモスタット9は、加熱素子3が加熱を停止するように制御するが、第一温度センサーッッで検出されたケーシング1の温度は所定の最低温度値より低い場合、サーモスタット9は加熱素子3が加熱するように制御することにより、加熱素子3の使用の信頼性を保証し、蒸気発生器100の安全性を向上し、加熱素子3の持続的な加熱で温度が高すぎることで起こった蒸気発生器100の焼損及び他の安全災害を防止する。
好ましくは、サーモスタット9は複数であっても良く、複数のサーモスタット9の間に並列に接続され、複数のサーモスタット9はそれぞれケーシング1の外表面の異なる位置に設けられケーシング1の異なる位置の温度を検出するようにする。例えば、その中の一つのサーモスタット9の第一温度センサーは当該サーモスタット9が位置するケーシング1に対応する位置の所の温度が所定の最高温度値より高い場合、当該サーモスタット9は加熱素子3が加熱を停止するように制御することができ、しばらく加熱を停止すると、もう一つのサーモスタット9の第一温度センサーは当該サーモスタット9が位置するケーシング1に対応する位置の温度が所定の最低温度より低い場合、当該サーモスタット9は加熱素子3が加熱し始めるように制御する。
勿論、他の一部の示例において、サーモスタット9は機械式サーモスタット9で、ケーシング1に設けられ、当該サーモスタット9はケーシング1の温度によりオフ又はリセットすることができ、更に加熱素子3の作動とオフを制御する。
本発明の一部の実施例において、図1、図6に示すように、蒸気発生器100は更に少なくとも一つのヒューズ10を含み、ビューズ10はケーシング1の外表面に設けられる。例えば、ビューズ10がケーシング1の外頂壁(即ち蓋体16の外頂壁)、ケーシング1の外底壁(即ちベース15の外底壁)、又はケーシング1の外側壁面(即ちベース15の外側壁)に設けられる。これによりビューズ10に対する取り付けやメンテナンスと交換を便利にする。
ビューズ10毎に第二温度センサーを含み、ビューズ10はケーシング1の外表面に設けられ第二温度センサーはケーシング1の温度を検出するように、第二温度センサーにより、ケーシング1の温度が所定値より高いことを検出する場合、ビューズ10は加熱素子3を電源が切れるように制御する。具体的には、ビューズ10の第二温度センサーは、ケーシング1の温度が異常に高く(例えば蒸気発生器100は異常に作動し且つサーモスタット9が故障する場合)且つ所定値より高い場合、ビューズ10が溶断して加熱素子3が電気を切って加熱素子3の加熱を停止するように、これにより、蒸気発生器100の使用安全性が向上される。
好ましくは、ビューズ10は複数であっても良く、複数のビューズ10の間に並列接続し、且つ複数のビューズ10がケーシング1の外表面の異なる位置に設けられる。
更に、サーモスタット9はケーシング1の外側壁面に設けられ、例えば、サーモスタット9はベース15の外側壁面に設けられる。好ましくは、ビューズ10とサーモスタット9とが同時にベース15の外側壁面に設けられる。
本発明の一部の実施例において、図1−図18に示すように、ケーシング1は大体キューブ状、球体状、楕円球体状又はシリンダー状であり、構造が簡易である。
好ましくは、蒸気出口14は第二チャンバー12の中心に対応して設けられる。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、蒸気出口14は第二チャンバー12に対応するケーシング1の頂壁(即ち蓋体16)の他の位置に設けられることができ、第二チャンバー12の水蒸気内における水蒸気を便利に排出すれば良い。
好ましくは、仕切り壁2はケーシング1の中心線と同一線上にあリ、つまり第二チャンバー12は第一チャンバー11の中心線と同一線上にあり、これにより、水蒸気が順調に第一チャンバー11を便利に流れるだけではなく、加熱素子3は第一チャンバー11における水蒸気を均一に加熱しやすくなる。勿論、第二チャンバー12は第一チャンバー11の中心線と同一線上にしなくても結構である、と理解されるべきである。
図19に示すように、本発明の実施例による蒸気発生器システム1000は、上記の蒸気発生器100と、水タンク200と、水軟化装置400と水ポンプ300とを含む。好ましくは、水ポンプ300は容積ポンプ又はベーンポンプである。
具体的には、図19に示すように、水ポンプ300は水タンク200と水入口13との間に接続され、且つ蒸気発生器100は作動している時、水ポンプ300は水タンク200における水を連続的に蒸気発生器100のケーシング1内に吸い上げ、加熱素子3は引き続き加熱する。具体的には、水ポンプ300の流量を∨とすると、蒸気発生器100が作動している時に、水ポンプ300は水タンク200における水を20ml/min≦V≦100ml/minの流量で連続的にケーシング1内に吸い上げる。具体的には、蒸気発生器システム1000が作動している時に、水ポンプ300が水タンク200における水を20ml/min≦V≦100ml/minの流量で連続的にケーシング1内に吸い上げ、ケーシング1における水は加熱素子3の加熱で、迅速に水蒸気に蒸発して蒸気出口14から排出しやすくなるよう、これで、水を加えやすいだけではなく、蒸気発生器100の予熱時間を節約することもでき、蒸気出口14から次から次へと水蒸気を排出することを保証し、蒸気発生器100の作動効率を向上する一方、蒸気発生器100内に水位センサー及び結線等を設けることが解消され、コストダウンに有利であり、生産労働者が組み立てやすくなると共に、蒸気発生器システム1000の安全性能を向上する。なお、水ポンプ300は連続的に水タンク200における水を20ml/min≦V≦100ml/minの流量でケーシング1内に吸い上げ、前記「連続」とは、絶え間なく続くことや等時間間隔で連続すること又は不等時間間隔で連続すること三つの実施形態が含まれる。
好ましくは、加熱素子3の電力をPだとすると、1000W≦P≦2500Wの場合、20ml/min≦V≦100ml/minである。これで更に加熱素子3と水ポンプ300との間の配合度が最適化され、加熱素子3の電力が低すぎることで、水ポンプ300がケーシング1内に吸い上げた水が多すぎてケーシング1内の水が溢れたり、及び加熱素子の電力が大きすぎることで、水ポンプ300がケーシング1に吸い上げた水が少なく過ぎて加熱素子3が空焚きたりする等の問題の発生を防止することができ、更に蒸気発生器システム1000の使用安全性を向上する。
本発明の実施例による蒸気発せきシステム1000は、上記の蒸気発生器100を設けることで、水を加えやすく、体積が小さく、家電機器の小型化に有利である。
本発明の一部の実施例によると、蒸気発生器100が作動している時、水ポンプ300は連続的に水タンク200における水をケーシング1に吸い上げるとともに、加熱素子3は引き続き加熱する。つまり、蒸気発生器100が作動し始めるかぎり、水ポンプ300は絶え間なく持続的に水タンク200における水をケーシング1内に吸い上げ、且つ加熱素子3も絶え間なく持続的に加熱する。勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、他の示例において、蒸気発生器システム1000が作動している時、水ポンプ300は等時間間隔又は不等時間間隔で水タンク200における水をケーシング1における所定量の水量まで吸い上げ、加熱素子3は引き続き加熱する。例えば、水ポンプ300は5分毎にケーシング1内に所定量の水を吸い上げ、且つ加熱素子3が持続的に加熱し、たとえ水ポンプ300はケーシング1に所定量の水を吸い上げて停止した場合でも、加熱素子3はずっと加熱している。その中で、水ポンプ300が等時間間隔又は不等時間間隔で水タンク200内における水をケーシング1に吸い上げる時間パラメータは実の需要に応じて適当に調整することができる。
本発明の一部の実施例において、水タンク200と、水ポンプ300とが蒸気発生器100の水入口13と連通して水入れ管路が形成され、軟化水装置400を水入れ管路に直列接続する。これにより、軟化水装置400を水入れ管路に直列接続して水入れ管における水を軟化し、蒸気発生器100内に入った水を軟化水にし、これにより蒸気発生器100の使用過程に、蒸気発生器100における水垢を大幅に減少するとともに、蒸気発生器100に対してスケール除去を処理されなくても済むため、コストを節約するだけではなく、蒸気発生器システム1000の使用安全性も向上され、蒸気発生器システム1000の使用寿命が延長される。
好ましくは、図19に示すように、軟化水装置400が水タンク200内に設けられることにより、水タンク200内の水を軟化する。勿論、本発明は、これに限定されるものではなく、軟化水装置400は水入れ管路における他の位置、例えば、水ポンプ300と蒸気発生器100との間に直列接続されることができる。
好ましくは、軟化水装置400は軟化樹脂又は逆浸透膜である。これにより、水入れ管路における水の軟化効果を向上し、大きい程度で水における水垢を除去する。
本発明による家電機器は、蒸気の蒸気発生器システム1000を含む。
本発明の実施例による家電機器は、蒸気の蒸気発生器システム1000を設けることにより、体積が小さくなり、家電機器の小型化の実現に有利であり、且つ水入口13を通して便利にケーシング1内に水を加えることができる。
本発明の一部の実施例によると、前記家電機器は掃除機、ハンガーアイロン、レンジフード、コーヒー器具、洗濯機、空調機又は電子レンジである。
なお、本発明の説明において、明確な規定と限定がない限り、「取り付け」、「互いに接続」、「接続」、「固定」の用語の意味は広く理解されるべきである。例えば、固定接続や、着脱可能な接続や、あるいは一体的な接続でも可能である。机械的な接続や、電気的な接続や、あるいは互いに通信することも可能である。直接的に接続することや、中間媒体を介して間接的に接続することや、二つの部品の内部が連通することや、あるいは二つの部品の間に相互の作用関係があることも可能である。当業者にとって、具体的な場合によって上記用語の本発明においての具体的な意味を理解することができる。
本発明の説明において、「一つの実施形態」、「一部の実施形態」、「示例」、「具体的な示例」、或いは「一部の示例」などの用語を参考した説明とは、該実施形態或いは示例に結合して説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴が、本発明の少なくとも一つの実施形態或いは示例に含まれることである。本明細書において、上記用語に対する例示的な描写は、必ずしも同じ実施形態或いは示例を示すことではない。又、説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴は、いずれか一つ或いは複数の実施形態又は示例において適切に結合することができる。なお、お互いに矛盾しない場合、当業者は本明細書で描写された異なる実施例或いは示例、及び異なる実施例或いは示例の特徴を結合且つ組み合わせることができる。
以上、本発明の実施例を示して説明したが、上記実施例は例示的なもので、本発明を限定するものであると理解してはいけない。当業者は、本発明の範囲内で、上記実施例に対して各種の変化、補正、切り替え及び変形を行うことができる。
1000:蒸気発生器システム
100:蒸気発生器
1:ケーシング
11:第一チャンバー
12:第二チャンバー
17:第三チャンバー
13:水入口
14:蒸気出口
15:ベース
16:蓋体
162:リブ
161:突出柱
1611:通路口
1612:単方向通路
163:凸条
2:仕切り壁
22:凹溝
21:連通溝
211:第一連通溝
212:第二連通溝
3:加熱素子
31:電気結線端
4:昇圧開閉装置
41:シール材
42:弾性素子
5:遮断壁
51:第一端壁
52:第二端壁
53:第三端壁
54:第四端壁
55:密封溝
61:第一水入れ管
62:第二水入れ管
621:第一水排出孔
622:C形管部
623:垂直管部
7:ゲイン構造
81:網状グリッド
82:条状グリッド
83:柱状グリッド
831:延伸条
84:第一スロット
85:第二スロット
9:サーモスタット
10:ビューズ
200:水タンク
300:水ポンプ
400:軟化水装置

Claims (30)

  1. ケーシングであって、前記ケーシング内にお互いに隔てられた少なくとも二つのチャンバーが区画され、前記少なくとも二つのチャンバーの間はそれぞれ連通溝で連通され、二つのチャンバーがそれぞれ水入口と蒸気出口とを有するケーシングと、
    ケーシングに形成され、ケーシング内の水を加熱して蒸気に気化させるための加熱素子と、
    前記水入口から前記少なくとも二つのチャンバーを経由して前記蒸気出口までに延伸し、前記ケーシング内に設置された流体通路と、を含む、
    ことを特徴とする蒸気発生器。
  2. 前記ケーシング内に第一チャンバーと、第二チャンバーと、第三チャンバーとが区画され、
    前記第三チャンバーと第二チャンバーは、前記ケーシング内に並んで設けられ、
    前記第三チャンバー及び前記第二チャンバーの側壁と、前記ケーシングの内側壁との間に、前記第一チャンバーが区画され、
    前記第一チャンバーと前記第三チャンバーとの間は、第一連通溝で連通され、前記第三チャンバーと前記第二チャンバーとの間は第二連通溝で連通される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の蒸気発生器。
  3. 前記加熱素子は前記第三チャンバーと前記第二チャンバーとの側壁に設けられ、前記第一チャンバーと、第二チャンバーと、前記第三チャンバーとを加熱する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の蒸気発生器。
  4. 前記水入口は前記第一チャンバーと連通され、
    前記蒸気出口は前記第二チャンバーと連通される、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の蒸気発生器。
  5. 前記ケーシング内において仕切り壁によって第一チャンバーと第二チャンバーとが区画され、
    少なくとも一つの前記連通溝が前記仕切り壁に設けられ、前記第一チャンバーと前記第二チャンバーとの間の流体を連通するようにし、
    前記水入口は前記第一チャンバーと連通され、
    前記蒸気出口は前記第二チャンバーと連通され、
    前記加熱素子は、前記第一チャンバーと前記第二チャンバーとを加熱するように前記仕切り壁に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の蒸気発生器。
  6. 前記仕切り壁は前記第一チャンバーと前記第二チャンバーとが隔てられるように板状に形成され、前記第一チャンバーと前記第二チャンバーとが左右方向に並んで設置される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の蒸気発生器。
  7. 前記仕切り壁は前記第一チャンバーが前記第二チャンバーを回るようにリング状に形成される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の蒸気発生器。
  8. 前記流体通路は流体子通路を含み、
    前記第一チャンバーと前記第二チャンバーとの間に少なくとも一つの前記流体子通路が区画され、
    少なくとも一つの前記流体子通路に流体の流向を遮断するように遮断壁が設けられ、
    前記遮断壁は前記連通溝に近接するように設置される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の蒸気発生器。
  9. 前記第一チャンバー内に流体の流向を遮断するように遮断壁が設けられ、且つ前記遮断壁は前記連通溝に近接するように設置される、
    ことを特徴とする請求項8に記載の蒸気発生器。
  10. 前記水入口は前記遮断壁の前記連通溝と離反する側に位置する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の蒸気発生器。
  11. 前記蒸気発生器は、前記水入口と連通する第一水入れ管を更に含み、
    前記第一水入れ管の水排出端が前記第一チャンバー内に伸びる、
    ことを特徴とする請求項10に記載の蒸気発生器。
  12. 前記水入口と前記連通溝とは前記遮断壁の同一側に位置する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の蒸気発生器。
  13. 前記蒸気発生器は、前記水入口と連通する第二水入れ管を更に含み、
    前記第二水入れ管の自由端は前記遮断壁の前記連通溝に近い側から前記仕切り壁の周方向を回って前記遮断壁の他側に延伸する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の蒸気発生器。
  14. 前記第二水入れ管に間隔を持って設置された複数の第一水排出孔を有する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の蒸気発生器。
  15. 前記第二水入れ管の自由端は水排出端である、
    ことを特徴とする請求項13に記載の蒸気発生器。
  16. 前記蒸気発生器は、前記水入口と連通する第三水入れ管を更に含み、
    前記第三水入れ管の水排出端が前記遮断壁を貫通して前記第一チャンバーの前記連通溝から遠い側へ伸びる、
    ことを特徴とする請求項12に記載の蒸気発生器。
  17. 前記蒸気発生器は、前記水入口と連通する第四水入れ管を更に含み、
    前記第四水入れ管の自由端は封じられ、前記第四水入れ管は前記遮断壁を貫通し、且つ前記仕切り壁の周方向に沿って延伸し、前記第四水入れ管の長さ方向に間隔を持って設置された複数の第二水排出孔が形成される、
    ことを特徴とする請求項12に記載の蒸気発生器。
  18. 前記第一チャンバー内に形成された水蒸気が前記連通溝を介して前記第二チャンバー内に入って、蒸気サイクロン気流が形成される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の蒸気発生器。
  19. 前記連通溝の延伸方向は前記第二チャンバーの内周壁面と相接し、前記第一チャンバー内に形成された水蒸気が接線的に前記第二チャンバーに入るようにする、
    ことを特徴とする請求項18に記載の蒸気発生器。
  20. 前記連通溝は前記仕切り壁の上部に形成され前記ケーシングの頂壁に近接する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の蒸気発生器。
  21. 前記加熱素子は電気結線端を更に含み、
    前記電気結線端は前記遮断壁に嵌め込まれ前記遮断壁に対応する前記ケーシングの側壁 における貫通穴を通過して外に露出する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の蒸気発生器。
  22. 前記加熱素子は前記第二チャンバーと前記第一チャンバーとを同時に加熱する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の蒸気発生器。
  23. 前記加熱素子は前記仕切り壁の中に、又は前記仕切り壁の内壁面に、又は外壁面に嵌め込まれる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の蒸気発生器。
  24. 前記加熱素子は螺旋状に前記仕切り壁の周方向を回って前記仕切り壁内に設けられる、
    ことを特徴とする請求項23に記載の蒸気発生器。
  25. 前記ケーシングはベースと前記ベースを封じるための蓋体とを含み、
    前記水入口と前記蒸気出口とはいずれも前記蓋体に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至24のいずれかに記載の蒸気発生器。
  26. 前記蒸気発生器は、少なくとも一つのサーモスタットを更に含み、
    前記サーモスタットは前記ケーシングの外表面に設けれ、前記ケーシングの温度に基づいて前記加熱素子の作動とオフを制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至25のいずれかに記載の蒸気発生器。
  27. 少なくとも一つのヒューズを更に含み、
    各前記ビューズは第二温度センサーを含み、
    前記ビューズは前記ケーシングの外表面に設けられ、前記第二温度センサーが前記ケーシングの温度を検出させるようにし、
    前記第二温度センサーにより前記ケーシングの温度が所定値より高いことが検出された場合、前記ビューズは前記加熱素子を電源が切れるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至26のいずれかに記載の蒸気発生器。
  28. 水タンクと、
    請求項1乃至27のいずれかに記載の蒸気発生器と、
    前記水タンクにおける水を前記ケーシングに連続的に汲み上げる水ポンプとを含む、
    ことを特徴とする蒸気発生器システム。
  29. 請求項28に記載の蒸気発生器システムを含む、
    ことを特徴とする家電機器。
  30. 前記家電機器は、掃除機、ハンガーアイロン、レンジフード、コーヒー器具、洗濯機、空調機又は電子レンジである、
    ことを特徴とする請求項29に記載の家電機器。
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