JP2018505343A - キャビテーション抑制構造を有する液封式ポンプ・ポート部材 - Google Patents

キャビテーション抑制構造を有する液封式ポンプ・ポート部材 Download PDF

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Abstract

ポンプは、液体を含むハウジングと、シャフトから径方向に延伸し、円錐形空間を画定する複数のブレードを含むロータと、を含む。ポート部材は、円錐形空間内に配置される。ポート部材は、低圧領域と連通する入口と、高圧領域と連通する排出ポートと、低圧領域と高圧領域の間の圧力を有する流体供給源と連通するキャビテーション抑制ポートを画定する。隣接するブレードの各対は、液体およびポート部材と協働して、容量可変のバケットを囲み、ロータの回転は、バケットを、流体を引き込むための、入口ポートに隣接する入口位置と、流体をバケットに流入させるための、バケットがキャビテーション抑制ポートに隣接するキャビテーション抑制位置と、流体を排出するための、バケットが排出ポートに隣接して配置される排出位置に選択的に配置する。【選択図】図1A〜図1C

Description

本出願は2015年2月12日に出願された米国仮出願番号第62/115,408号に基づく優先権を主張し、その内容は参照することによって本願明細書に完全に組み込まれる。
本開示は、液封式ポンプのキャビテーション抑制構造に関する。
複数の液封式ポンプおよびそれらの動作は周知である。一般に、液封式ポンプは、動作の間、ポンピングチャンバを画定する液体リングを利用する。ポンピングチャンバは、1または複数のローブからなってもよい。シャフトは、ロータを回転させる。液体リングは偏心である。ポンプの動作の間、液体リングの径方向内側面は、吸入ゾーンにおいてシャフトから径方向に間隔を置いて配置され、それにより、ロータの隣接するブレードによって形成された複数のバケットを、入口ポートからポンプのポンピングチャンバに入ったガスによって充填することができる。入口ポートは、ポンプヘッド入口の下流にある。複数のバケットが入口ポートを過ぎてスイープするにつれて、複数のバケットはガスで充填される。入口ポート・チャネルは、入口ポートから延伸して、ポンプヘッド入口と入口ポートの間の流体接続を提供する。
ポンプの圧縮ゾーンの液体リングの径方向内側面は、シャフトに対して配向され、複数のバケットのガスを圧縮して、ガスを排出ポートに強制的に通過させて、ポンプの排出ポートに導く。排出ポート・チャネルは、排出ポートから延伸して、排出ポートとポンプヘッド排出ポートの間の流体接続を提供する。
リングは、その偏心配向によって、バケット内のガスを圧縮する。ここで、配向とは、液体リングの径方向内側面が、吸入ゾーンに沿った方向と比べて、圧縮ゾーンに沿った径方向のシャフトの軸に対して非常に近い入口を有することを意味する。
ポンプの動作の間、封液は、複数のバケットに導入される。封液は、外側側壁で形成される封液導入ポートを介してポンプのバケットに入る。封液導入チャネルは、封液導入ポートまで延伸して、封液導入ポートにポンプヘッド封液体入口との間の流体接続を提供する。封液は、封液導入ポートから、複数のバケットに入る。封液は隙間を充填し、液体リングを形成している液体を補充する等のポンプの適切な動作を可能にする。
米国特許第4498844号明細書
バケット内の封液は、複数のブレードのキャビテーションを起こすことがあり、特に、バケットを形成するトレイリング・ブレードの先頭側の基部にキャビテーションを起こすことがある。キャビテーションによって生じる損傷を減らすために、当技術は、耐キャビテーション材料を使用した。当技術はまた、ポート部材内の封液の導入ポートに近接する複数のダイバータを使用してキャビテーションを減らしている。Bissellによる米国特許第4,498,844号は、円錐形又は円筒状のポート部材を有する液封式ポンプの動作方法について、総合的な説明および一部のその基本構成を提供するものであり、参照により本明細書にその全体を包含する。
本発明の一例は、液封式ポンプによって実施される。ポンプは、ポンプヘッドを有する。ポンプヘッドは、ポンプヘッドの外部の部分を貫通して開口するポンプヘッド・ガス入口を有し、ポンプヘッドの一部にガスの吸入チャネルを有する。ガスの吸入チャネルは、ポンプヘッド・ガス入口に開口する。ポンプは、チャンバを形成するポンピングチャンバ・ハウジングを更に備える。ロータは、チャンバ内にある。ロータは、複数のバケットを形成する複数のブレードを備える。ポート部材は、前記複数のブレードで形成した空洞内に設けられる。ポート部材は、第2の側壁の周囲に配置される第1の側面を有する。ガス入口ポートおよびガス出口ポートは、ポート部材の第1の側面に形成される。ガス入口ポートおよびガス出口ポートは、空洞内に設けられる。キャビテーション抑制通路は、第1の側面の外向面を貫通するガス開口を有する。開口は、空洞内にある。キャビテーション抑制通路は、前記ポート部材の表面を貫通して開口するガス入口を有する。入口は複数のバケットの外部にあり、入口は複数のバケットのいずれかからのガス排出から分離される。入口は、ポンプヘッド・ガス吸入チャネルから分離される。キャビテーション抑制通路開口は、ガス入口ポートから分離される。
ポート部材は、第1の側面を貫通して開口する封液導入ポートを更に有することができる。ポート部材内の封液導入チャネルは、封液導入ポートに開口する。封液導入チャネルは、それぞれ第1の軸に沿って第1の側面外面から離れてポート部材の中心軸に向かう方向に延伸する複数の壁を備える。複数の壁はまた、それぞれ第2の軸に沿ってポート部材の第1の開放端から離れてポート部材の第2の開放端に向かう方向に延伸する。各壁は、その第2の軸に沿って、第1の側面を貫通して開口する封液導入ポートの領域を通過する平面に対して角度を有する。平面は、中心軸に沿って延伸して、中心軸に平行である。角度は、好ましくは10度±2度である。第1の側面を貫通して開口する封液導入ポートの領域は、面取りされた表面を備えるリムを備えることができる。封液ダイバータは導入ポートに近接してもよい。
したがって、更に要約すると、液封式ポンプのロータの空洞内のポート部材は、キャビテーション抑制通路を有する。通路は、ポート部材の第1の側面の外向面を貫通するガス開口を有する。開口は、空洞内に配置される。キャビテーション抑制通路のガス入口は、ポート部材の表面を貫通して開口する。入口は、ロータの複数のブレードによって形成されるバケットの外部にあって、複数のバケットのいずれかからのガス排出から分離される。入口は、液封式ポンプのポンプヘッド・ガス吸入チャネルから分離される。キャビテーション抑制通路開口は、前記ガス入口ポートから分離される。封液導入ポートは、第1の側面を貫通して開口する。封液導入チャネルは、封液導入ポートに開口し、第1の側面を貫通して開口する封液導入ポートの領域を貫通して通過する平面に対して角度を有する壁を有する。平面は、中心軸に沿って延伸し、中心軸に平行である。
以下の詳細な説明、上記の概要および添付の図面は本発明が実施することができる特定の実施例を例示する。実施例は、当業者が本発明を実施可能なように本発明の態様を充分詳細に記載することを目的とする。本発明の要旨を逸脱しない範囲において、他の実施例を利用することができ、変更をなすことができる。本発明は、添付の請求の範囲によって定義される。従って、本説明は限定的に解釈されるものではなく、均等物の範囲を本発明に制限するものではない。
一態様において、液封式ポンプは、入口開口と、出口開口と、キャビテーション抑制開口とを有するポンプヘッドと、ポンプヘッドに結合し、ポンプ・ハウジングおよびポンプヘッドによって実質的に囲まれるチャンバを画定するポンプ・ハウジングと、チャンバ内に少なくとも部分的に配置されたロータとを備える。ポート部材は、チャンバ内に配置され、ロータに隣接して配置される。ポート部材は、互いに分離された、入口ポートと、排出ポートと、キャビテーション抑制ポートとを、画定する壁を含む。複数のブレードは、ロータの回転軸の周囲に配置され、各対の隣接するブレードは隣接するブレードの間でバケットを部分的に画定する。各バケットは、バケットが排出ポートと入口ポートの間に配置された第1の位置から、入口ポートと流体連通する第2の位置まで回転してバケットに流体を引き込み、バケットがキャビテーション抑制ポートと流体連通する第3の位置まで回転して流体を収容し、バケットがキャビテーション抑制ポートおよび排出ポートと流体連通する第4の位置まで回転し、さらに、排出ポートと流体連通する第5の位置まで回転し、バケット内に流体を排出する。
別の態様においては、液封式ポンプは、実質的に囲まれ、所定の量の液体を含むチャンバを画定するポンプ・ハウジングと、チャンバ内に少なくとも部分的に配置され、回転軸を中心に回転するように支持されたシャフトと、シャフトから径方向に延伸し、円錐形内部空間を画定する複数のブレードとを含むロータを含む。ポート部材は、少なくとも部分的に円錐形内部空間内に配置される。ポート部材は、低圧領域と流体連通する入口ポートと、高圧領域と流体連通する排出ポートと、低圧領域と高圧領域の間の圧力を有する流体供給源と流体連通するキャビテーション抑制ポートとを画定する。複数のブレードは、各対の隣接するブレードが液体およびポート部材と協働して、容量可変のバケットを実質的に包囲して画定するように配置され、ロータの回転は、複数のバケットの第1のバケットを、バケットに低圧流体を引き込むための、入口ポートに隣接する入口位置と、流体を第1のバケットに流入させるための、バケットがキャビテーション抑制ポートに隣接するキャビテーション抑制位置と、バケットから高圧領域まで流体を排出するための、第1のバケットが排出ポートに隣接して配置される排出位置に、選択的に配置する。
さらに他の態様において、液封式ポンプのキャビテーションを抑制する方法は、ロータの隣接する複数のブレードの間に複数のバケットを画定することと、複数のブレードの周りに液体リングを形成して、液体リングと複数のブレードを協働させて各バケットを包囲し、複数のバケットが回転軸を中心に回転するにつれて各バケット内部の容積がロータを中心として液体リングが移動する結果として変化するように構成することと、バケットが実質的に密閉され、バケットの容積が最小容積となる閉鎖位置まで、複数のバケットの第1のバケットを回転させることを含む。方法は、バケットが入口ポートと流体連通する吸入位置に、複数のバケットの第1のバケットを回転させることと、バケットの更なる回転の間、第1のバケットと入口ポートの間の流体連通を維持し、その間に液体リングを第1のバケットに対して回転軸から径方向に移動させ、第1のバケットの容積を拡大し、入口ポートを介して所定の容積まで流体を引き込むことと、キャビテーション抑制ポートが第1のバケットと流体連通するキャビテーション抑制位置まで、複数のバケットの第1のバケットを回転させることをさらに含む。方法は、キャビテーション抑制ポートを介して第1のバケットに流体を流入させて、第1のバケット内の圧力を増加させることと、第1のバケットが排出ポートと流体連通し、キャビテーション抑制ポートと流体連通しない完全排出位置までバケットを回転させることと、第1のバケットの容積を減らし、排出ポートを介して所定の容積から流体を排出するために、液体リングを第1のバケットに対して回転軸に向かって径方向に移動させる、第1のバケットの更なる回転の間、第1のバケットと排出ポートの間の流体連通を維持することを、更に含む。
他の本発明の態様は、詳細な説明および添付の図面を考慮することによって明瞭になる。
図1Aは、本発明の実施形態における液封式ポンプの概略不規則側面図であり、ロータの空洞内のポート部材を示し、ロータはハウジング内にあり、ハウジングはポンプヘッドに結合していることを示す。 図1Bは、本発明の実施形態における液封式ポンプの概略側面図であり、液封式ポンプのポンプヘッドと、ロータと、ハウジングに対するガス入口ポートの位置を示す。 図1Cは、本発明の実施形態における液封式ポンプの概略側面図であり、液封式ポンプのポンプヘッドと、ロータと、ハウジングに対するガス排出ポートの位置を示す。 図2は、本発明の実施形態における液封式ポンプのポート部材およびロータの概略正面図である。 図3は、図2に示されるポート部材の中心軸に沿った断面図である。 図4は、特定の角度を例示する、図2に示されるポート部材の概略正面図である。 図5は、ポート部材の第2の側壁の内径を例示する、図4に示されるポート部材の側面図である。 図6は、本発明の実施形態における液封式ポンプのポンプヘッドと結合する図4のポート部材の概略背面図である。 図7は、図4のポート部材の等角背面図である。 図8は、図4のポート部材の等角側面図である。 図9は、図8の側面図と異なる図4のポート部材の等角側面図である。
本発明のいかなる実施例も詳細に説明される前に、以下の説明に記載または以下の図面に図示される構造の詳細および部品の配置に、本発明の適用が制限されないことを理解すべきである。本発明は、他の実施例とすることが可能であり、様々な方法で実施または実行することができる。また、本願明細書において用いられる語法および用語は説明の目的である、制限的に解釈されてはならないことを理解すべきである。本願明細書における、「含む」、「備える」、「有する」の使用およびその変形は、リストされた要素およびその均等物並びに追加要素を含むものと解されるべきである。特定または制限されない限り、「取り付けられ」、「接続され」、「支持され」、「結合され」の用語およびその変形は広い意味で使用され、直接的および間接的な取り付け、接続、支持および結合の両者を含む。更に、「接続され」、「結合され」は、物理的または機械的な接続または結合に制限されない。
図1aに図示するように、液封式ポンプ10は、ポンピングチャンバ・ハウジング16によって形成されるチャンバ14を含む。ガス20をポンプ輸送する、ポンピングチャンバ内のロータ18は、ロータの中心領域の周りに配置される複数のブレード18aを備える。特に、それらは、ロータの中心軸18bの周りに配置される。複数のブレード18aは、互いに等間隔に離間するように配置される。隣接したブレードの各対の間には、空間があり、これはバケット18cと称してもよい。複数のバケット18cは、ロータ中心軸18bの周りに配置される。液封式ポンプがその作動速度で動作するときに、各バケット18cは、液体リング22の液体によって密閉された個別の密閉バケット18cを形成する。密閉バケット18cは、チャンバ内の回転液体リング22の内面22aと相関してバケット18cの角度配向に依存して、拡大・縮小する空隙部(容積)を有する。液体リングの内面22aは、液体リング22の径方向内側境界を画定して、各密閉バケット18cの径方向外側境界を形成する。各密閉バケット18cの径方向内側境界は、ポート部材26の第2の側壁24の外向面24aによって形成される。各密閉バケットは、圧縮性流体チャンバと称してもよい。
各ロータブレード18aは、ロータの中心軸に対して径方向に延伸する第1の自由端18dを有する。各ロータブレードは、ロータ中心軸18bに対して軸方向に延伸する第2の自由端18eを有する。第2の自由端18eは、それぞれ、ロータ中心軸18bに対して傾斜している、または、平行である。本実施例において、それらは傾斜している。各ブレードの第1および第2の自由端は、互いに交差する。第2の自由端は、空洞19を形成する。ロータは、シャフト28に固定して接続される。シャフトは、空洞19を貫通し、ロータ18のハブ18hによって形成されるシャフト収容開口18gを貫通して延伸する。
ポート部材26は、空洞19内にある。ポート部材26は、空洞19内に第1の側壁30を有する。第1の側壁30は、第1の方向に延びている。第1の方向は、ポート部材の第1の開放端26aからポート部材26bの第2の開放端に向かう方向である。第1の側壁30は、第1の方向に延伸して、第1の開放端26aと第2の開放端26bの間にある。第1の側壁30は、外側側壁で、ポート壁と称してもよい。第1の側面は、第2の側壁24の周囲に配置される。第2の側壁24は、内側側壁である。内側側壁24は、シャフト収容中空部24bを形成する。シャフト28は、中空部24b内に延伸する。
ポート部材26は、第1の側壁30に形成された、ガス入口ポート32と、ガス排出ポート36とを有する。ガス入口ポート32は、第1の側壁30を貫通して開口する。ガス排出ポート36は、第1の側壁30を貫通して開口する。入口ポート32および排出ポート36は、開始端33、37をそれぞれ有する。開始端33、37は、それぞれ、それぞれの閉鎖端34、38から、周方向に離間して配置される。ガス排出ポートの開始端37は、ガス排出ポートの閉鎖端38から離間して配置される。ガス入口ポートの開始端33は、ガス入口ポートの閉鎖端34から離間して配置される。ガス入口ポートおよびガス排出ポートの開始端33、37はそれぞれ開始端部からなり、ガス入口ポートおよびガス排出ポートの閉鎖端34、38はそれぞれ閉鎖端部からなる。第1の側壁30の一部の内面30aは、ガス入口ポート・チャネル35を第2の方向に画定する(図7に示される)。第2の方向は、ポート部材の中心軸から径方向で外側に向かう方向である。ガス入口ポート・チャネル35は、ポート部材の第1の開放端26aから延伸して、それを貫通して、ガス入口ポート32まで開口する。ガス入口ポート32は、ガス入口ポート・チャネル35に開口する。ガス入口ポート・チャネル35は、ポンプヘッド44のガス吸入チャネル42とガス入口ポート32とのガス流接続を提供する。ガス入口ポート・チャネル35は、ポンプヘッドのガスの吸入チャネル42に開口する。ポンプヘッドのガス吸入チャネル42は、ポンプヘッド入口43に開口する。ポンプヘッド入口43は、ポンプヘッド44に開口する。
第1の側壁30の一部の内面30aは、第2の方向でガス排出チャネル39を画定する。ガス排出チャネル39は、ガス排出ポートからポート部材26の第1の端部26aまで、それを貫通して延伸する。ガス排出ポート36は、ガス排出チャネル39に開口する。ガス排出チャネル39は、ポンプヘッドのガス排出通路45にガス流接続を提供する。ポンプヘッドのガス排出通路45は、ポート部材のガス排出チャネル39に開口する。ポンプヘッドのガス排出通路45は、ポンプヘッドのガス出口46に開口する。ガス出口46は、ポンプヘッドの外側に開口する。
ポート部材26は、第1の側壁30の外面30bを貫通して開口するガス開口51を備えるキャビテーション抑制通路50(図6および図7に示される)を有する。キャビテーション抑制通路のガス開口51は、キャビテーション抑制通路の出口である。キャビテーション抑制通路のガス開口51は、キャビテーション抑制通路50のガス入口52とのガス流接続している。ガス入口52は、ポート部材26内にある。ガス入口52は、チャンバ14のいかなるバケット18cとも、ガス流接続を受けることもガス排出接続を受けることもない。ガス入口52は、バケット18cの外部にある。ガス入口52は、ガス供給チャネル56とガス流接続している。ガス入口52は、ガス供給チャネル56に開口する。ガス供給チャネル56は、前記ポンピングチャンバの外部にある。ガス供給チャネル56は、ポンプヘッド44を貫通して延伸してもよい。ガス供給チャネル56は、ポンプヘッド・ガス入口43またはポンプヘッド吸入チャネル42に開口しない。ガス供給チャネル56は、ポンプヘッドのガス吸入チャネル42およびポンプヘッド入口43とは、流体分離を含めて、分離される。ガス供給チャネル56は、外部の供給源から、ポンピングチャンバおよびポンプヘッドまでガスを受けとる。ガス供給チャネル56およびキャビテーション抑制通路50は、連続する。キャビテーション抑制通路50は、ガス入口ポート・チャネル35またはガス入口ポート32に開口しない。キャビテーション抑制通路は、要素35、32から、流体分離を含めて、分離される。ガス供給チャネル56のためのガス供給源は、チャンバ14およびポンプヘッド44の周囲の環境の雰囲気であってもよい。キャビテーション抑制通路に関する詳細は、以下でより詳細に説明される。
ポート部材26はまた、第1の側壁30を貫通して開口する封液導入ポート60を有する。封液導入ポート60は、ガス入口ポート32の閉鎖端34とガス排出ポート36の開始端37の間で、ロータの回転の周方向に配向される。封液導入ポート60は、ポート部材26の封液導入チャネル61に開口する。封液導入チャネル61は、封液供給チャネル62に流接続を提供する。封液導入チャネル61は、封液供給チャネル62に開口する。封液供給チャネル62は、ポンプ、特にポンプヘッドを貫通して延伸してもよい。ポート部材の封液導入チャネル61は、第1の側面外面30bからポート部材の中心軸40に向かう方向に延伸する複数の壁63を備える。複数の壁は、第2の側壁24および第1の側壁30に接続される。封液導入チャネル61は、第2の側壁24を貫通して開口し、シャフト28に開口する。封液導入チャネル61は、ポート部材の第1の開放端26aから、それを貫通して、封液導入ポート60まで延伸する。封液21は、バケット18cが回転の周方向で封液導入ポートをスイープするにしたがって、封液導入ポート60からバケット18cに入る。封液は、隙間を満たし、ポンプの適切な動作を可能にする。
動作中、密閉バケット18cは位置K(図2に示す)まで回転し、位置Kはキャビテーション抑制出口51とガス流受領接続している。位置Kにおいて、密閉バケットは、キャビテーション抑制出口51に開口する。出口51は、密閉バケット18cに開口する。位置Kにあるとき、バケットはガス排出ポート36とガス流排出接続している。バケット18cは、ガス排出ポート36に開口する。位置Kにおいて、バケットは、前記ガス入口ポート32またはガス入口ポート・チャネル35とのガス流受領接続していない。バケットは、ガス入口ポート32またはガス入口チャネル35に開口していない。バケットは、ガス入口ポート32で完全にスイープした。位置Kにおいて、バケットは、封液導入ポート60に開口しない。少なくとも一部のバケットは、周方向にガス入口ポートの閉鎖端34とガス排出ポートの開始端37の間にある。バケットが位置Kにあるときに、ガスの外部供給源は、最初にガス入口ポート32の中を流れることなく、入口52を通過して、キャビテーション抑制通路50に入る。キャビテーション抑制通路内のガスは、最初にガス入口ポート32を通過することなく、前記キャビテーション抑制通路51を通過して、密閉バケット18cに入る。バケットへの流れは、バケット内のガスの容積および圧力を増加させる。このように、位置Kのバケットは、キャビテーション抑制通路50から受け取ったガスにより、ガスの容積が増加し、ガスの圧力が増加する。通路から受け取るガスは、外部のガス供給源からのものである。ガスは、最初にガス入口ポート32を通過することなく受け取られる。
第1の側壁を貫通して開口する封液導入ポート60の領域は、リム65によって画定される。リムは、面取り面を備える。面取り面は、第1の側壁と継ぎ目がなく第1の側壁30の一部である。面は、連続する外周であってもよい。面は、外周の長さの少なくとも半分を画定する。封液導入チャネル61は、シャフト28に開口する。封液導入チャネルの複数の壁63は、第1の側壁を貫通して開口する密閉入口ポートの領域、特に第1の側面の外面30bを貫通して開口する領域を貫通する平面67に対して、傾斜する。貫通する平面は、ポート部材の中心軸40に沿って延伸して、それに対して平行である。複数の壁はそれぞれ、第1の端部26aに対して遠位の壁の第1の端部から第1の端部26aに対して近位の壁の第2の端部に向かう方向に傾斜している。したがって、壁の第1の端部から壁の第2の端部まで延伸する最も短い直線は、平面67に対して傾斜している。複数の壁はそれぞれ、線に沿って、平面に対して10±2度で傾斜している。線に沿って延伸する軸に沿った複数の壁は、平面に対して同一の角度で傾斜している。複数の壁は、平面に対して先の位置から周方向に10±2度回転したとみなすことができる。先の位置において、第1の端部から第2の端部に向かう方向で、複数の壁は、平面に対して平行に延伸する。傾斜した複数の壁63は、平面67に対して所定の角度で封液導入ポートを介して封液を導くので、傾斜した複数の壁63はバケットの圧力降下を低減する。傾斜した流れは封液の速度を低減させ、それにより、バケット内の圧力を増加させる。面取りされたリム65も同じ原理で動作する。
封液導入ポート60に近接して、封液21の流れに対して干渉配向を有するダイバータ69がある。干渉は、封液が封液導入ポート60を通って流れる前に設けられる。ダイバータ69が封液導入ポートを過ぎてスイープするにつれて、ダイバータ69は封液21を分流し、それにより、バケットを画定するトレイル・ブレードの導入面に沿って流れる封液の速度を減少させる。速度が減少する結果、バケット内の圧力を増加させ、それにより、バケット内の圧力降下を減少させ、トレイル・ブレードの導入面の基部でキャビテーションを減少させる。
更に詳細には、キャビテーション抑制通路50は、第1の部分53および第2の部分55を有するチャネルを備える。第1の部分は、ポート部材のキャビテーション抑制通路に対するガス入口52を備える。ガス入口52は、ポート部材26の表面を貫通して開口する。表面は、ポート部材の第1の開放端26aの対向面であってもよい。ポート部材26がポンプヘッドに接続される場合には、対向面はポンプヘッド44に対向する。ガス入口は、ガス供給チャネル56に結合するように構成される。第1の部分は、第1の方向に延伸する。しかし、第1の部分は、第1の側壁30の内側対向面30aに開口しない。第1の部分は、ガス入口ポート・チャネル35または排出チャネル39に開口しない。第1の部分は、ポート部材26の追加の構造71の内部で、第1の方向に延伸する。構造71は、第2の側壁24の内面24cと第1の側壁30の外面30bの間にある。追加の構造は、第1の側面の外面からポート部材の中心軸に向かう方向で厚さが増加する、第1の側壁30の一部と考えることができる。方向は、第1の側面外面からポート部材の中心軸に向かう径方向からなる。構造は、第1の側壁30から第2の側壁24まで延伸する部分であってもよい。構造は、回転方向と逆の周方向にガス排出チャネル39を画定してもよい。追加の構造71の、中心軸に沿ってポート部材の第1の開放端26aからポート部材の第2の開放端26bに向かう方向で測定された長さは、中心軸に沿って測定されたガス排出ポート36の長さより短い。ガス排出ポート36の長さは、ポート部材の第1の端部26aに対して最も近位の外面30bを貫通する排出ポート36の開口の第1の端部73から、ポート部材の第1の端部26aに対して最も遠位の排出ポート36の開口の第2の端部75までを測定した。追加の構造の長さは、ガス排出ポートの長さの少なくとも1.5倍で、好ましくは約2倍である。
チャネルの第2の部分55は、通路50の開口(出口)51を備える。第1の部分53は、第2の部分55内に開口する。第2の部分は、第1の側面の内面30aを貫通して開口しない。第1の部分および第2の部分は、ガス流接続し、互いに連続する。
キャビテーション抑制通路は、第1の側壁30の内面30aを貫通して開口しない。キャビテーション抑制通路は、入口32または入口チャネル35に開口しない。入口を除いて、キャビテーション抑制通路は、追加の構造71の表面を貫通して開口しない。通路50は、ガス入口ポート32、ガス入口ポート・チャネル35、ガス排出ポート36、ガス排出チャネル39から、流体分離を含めて、分離される。位置Kにあるとき、バケット18cは出口51を排出ポート36に結合することができる。
図8および9に示すように、キャビテーション抑制通路50の開口51(特に開口51の中間点)は、第1の開放端26aから軸方向距離Xである。軸方向距離は、ポート部材26の中心軸に沿って測定される。距離Xは、ポート部材の第1の開放端26aからポート部材26の第1の端部26aに対して最も近位のガス入口ポート32の端77までの軸方向距離Yより大きい。好ましくは、距離は最小化される。距離Yは、ポート部材の中心軸に沿って測定される。距離Xは、ポート部材の第1の端部26aからポート部材26の第1の端部26aに対して最も遠位のガス入口ポート32の端79までの軸方向距離Zよりも短い。距離Zも、ポート部材の中心軸に沿って測定される。図2を参照して、開口51(特に開口51の中間点)は、回転の周方向において、ガス入口ポート32の閉鎖端34からA度である。開口51は、ガス排出ポート36の開始端37からB度である。好ましくは、AはBより大きい。好ましくは、AはBよりも2±0.2倍大きい。示された実施例において、Aは66±5度であり、Bは32±5度である。
ダイバータは周方向の一方の端部から反対側の端部まで測定した、第1の長さを有し、第1の側壁30の外面30bを貫通して開口する封液導入ポート60のリムにおいて周方向で測定された封液導入チャネルの幅と好ましくは同一または略同一である。長さは、封液導入ポートの幅の少なくとも0.5倍でなければならない。ダイバータは、ポート部材の中心軸の半径に沿って測定される最も近い距離dを有しなければならない。距離dは、第2の側壁の内径rより大きくなければならない。距離dは、rの約1.22±0.02倍である。
充填材82の表面81はキャビテーション抑制通路50を画定し、それにより、通路は充填材の表面81に開口する。したがって、表面81は、通路の表面を形成する。充填材82は、プラグであってもよい。充填材82は、チャネル85の少なくとも一部を充填する。充填材82を有するチャネル85は、追加の構造71内にある。充填材82を除き、チャネル85は、追加の構造からキャビテーション抑制通路50内に開口する開口85aを有する。充填材82は、開口を充填する。チャネル85も、追加の構造の表面を貫通する開口85bを有する。この開口85bは、充填されない。チャネル85は、キャビテーション抑制通路50の提供に関連して設けられたロケーティングチャネルである。
好適な動作モードにおいて、ポンプ10は、入口32で低い絶対圧(高負圧)を発生させ、排出ポート36でより高い絶対圧(例えば、大気圧)でポンプ輸送された流体を排出する真空ポンプとして作動する。ある動作条件の間、入口32の閉鎖端34を通る際に、バケット内の圧力は、液体リングを形成する液体の蒸気圧より低い。この条件では、結果として液体が沸騰する(すなわち、気泡が形成される)ことがありうる。高圧領域(例えば、排出ポート36における大気圧)に対してこの沸騰した液体を突然曝露することによって、気泡の突然の圧壊(爆縮)が生じ、キャビテーションが生じる可能性がある。
図2を参照して、キャビテーション抑制装置を含むポンプの動作は、最もよく理解することができる。図2は、複数の径方向破線によって詳細に描写されたバケットの複数の位置を示す。各バケットは、説明のために記載された位置G、H、I、J、KおよびLからなる複数の位置を通って、回転する。バケットは、位置Gから回転性サイクルを開始する。この位置で、バケットは、排出ポート36および入口開口32に対しては閉鎖し、図2に示すように時計回り方向に回転する。位置Gにおいて、液体リングはシャフトに最接近し、又はその近くにあり、バケットの容積は最小又はそれに近い。更に回転することにより、バケットは位置Hに配置される。この位置では、バケットは入口開口32に対して開口し、液体リングがシャフトから退くにつれて、バケットの容積は増加する。容積の増加により、増加している容積に流体を吸い込む。更に回転することにより、バケットは位置Iに配置される。この位置では、バケットは、入口32および排出ポート36に対して再び閉鎖する。更に、位置Iでは、液体リングはロータから最大の距離又はそれに近く、バケットの容積は最大又はそれに近くなる。位置Iにおいて、バケットは最低圧(最高負圧)となり、気泡の形成が最も起こりうる状態となる。連続して回転することにより、バケットは位置「J」に配置される。バケットがこの位置に接近するにつれて、液体リングはシャフトの方に進み、液体リングの容積が減り、バケット内の圧力が増加する。位置「J」に達すると、バケットは、キャビテーション抑制開口51に開口する。キャビテーション抑制開口51は、相対的高圧(例えば、大気圧)源に流体結合して、所定の量の高圧流体をバケットに入れる。バケットに流入する流体の量を制御して、バケットの圧力を徐々に増加させるように、キャビテーション抑制開口51または流体経路の寸法が設定される。その後、バケットは、キャビテーション抑制開口51および排出ポート36に開口する位置Kまで回転する。この位置で、流体は自由にバケットに入ることができ、圧力を大気圧まで増加させる。バケットは、最終的に、容積が実質的に大気圧となる位置Lまで回転し、液体リングがシャフトに近づくにつれて、容積が減少し、バケットの容積は減少する。最後に、バケットは位置Gに戻り、プロセスが再開される。バケットを排出ポート36に曝露する前にキャビテーション抑制入口を介して高圧流体を流入させることにより、バケット内で圧力が段階的に増加し、それにより、いかなる気泡も徐々に消滅させることができるので、キャビテーション損傷のおそれを低減することができる。
ポート部材26を製造するために、ポート部材26の第1の側壁30および第2の側壁24が設けられている。ガス入口ポート32およびガス排出ポート36は、第1の側壁30に設けられている。封液導入ポート60は、第1の側壁30に設けられている。封液チャネル61は、平面67に対して傾斜した複数の壁63を有する。追加の構造71は、排出ポート36の長さより短い長さを延伸するように設けられている。上記の特徴は、機械加工とともに鋳造で設けることができる。
キャビテーション抑制通路への入口52を有するために、キャビテーション抑制通路のチャネルの第1の部分53が、追加の構造71内に設けられている。ロケーティングチャネル85は、第1の部分53に開口し、追加の構造71の表面を貫通して開口するように、追加の構造71内に設けられている。チャネルの第2の部分55は、キャビテーション抑制通路50の開口51を有し、第1の部分53に開口するように、設けられている。ロケーティングチャネルの開口85aは第1の部分53に開口しており、充填材82で充填されている。第1の部分53および第2の部分55ならびにロケーティングチャネル85は、ポート部材26が鋳造またはその他の方法で形成された後で、ポート部材26内で機械加工される。
ポンプ10は、チャンバ14を画定する、円形の内面を有するチャンバハウジング16を備えてもよい。この場合、コンプレッサ・パッケージは、単一の吸入ゾーンおよび圧縮ゾーンを有する単一ローブ設計である。ポンプは、複数ローブ設計とすることもできる。この場合、作動チャンバハウジング16は、楕円形チャンバ14を画定する楕円形の内面を有する。チャンバは、交互のパターンの2つの吸入ゾーンおよび2つの圧縮ゾーンを有する。2つの吸入ゾーンは、楕円の短軸の両端部にあり、2つの圧縮ゾーンは長軸の両端部にある。
本願明細書において使用される用語「ガス」は広い意味であり、大気、大気以外のガス状の流体、大気及び/又は非大気ガスと大気以外の混合ガス、非圧縮と圧縮性流体の混合物、大気と混合した気化した液体、および気化した液体を含むが、これらに限定されるものではない。
本発明のさまざまな特徴および効果は、以下の請求項に記載される。
10 :液封式ポンプ
14 :チャンバ
16 :チャンバハウジング
18 :ロータ
18a :ブレード
18b :中心軸
18c :バケット
18d :第1の自由端
18e :第2の自由端
18g :シャフト収容開口
18h :ハブ
19 :空洞
20 :ガス
21 :封液
22 :液体リング
22a :内面
24 :内側側壁
24a :外向面
24b :中空部
24c :内面
26 :ポート部材
26a :第1の開放端
26b :第2の開放端
28 :シャフト
30 :第1の側壁
30a :内面
30b :外面
32 :入口ポート
33 :開始端
34 :閉鎖端
35 :入口チャネル
36 :排出ポート
37 :開始端
38 :閉鎖端
39 :排出チャネル
40 :中心軸
42 :吸入チャネル
43 :ポンプヘッド入口
44 :ポンプヘッド
45 :ガス排出通路
46 :ガス出口
50 :キャビテーション抑制通路
51 :キャビテーション抑制開口
52 :ガス入口
53 :第1の部分
55 :第2の部分
56 :ガス供給チャネル
60 :封液導入ポート
61 :封液導入チャネル
62 :封液供給チャネル
63 :壁
65 :リム
67 :平面
69 :ダイバータ
71 :構造
73 :第1の端部
75 :第2の端部
77 :端
79 :端
81 :表面
82 :充填材
85 :ロケーティングチャネル
85a :開口
85b :開口
X :軸方向距離
Z :軸方向距離
d :距離
r :内径

Claims (20)

  1. 入口開口と、出口開口と、キャビテーション抑制開口とを有するポンプヘッドと、
    前記ポンプヘッドに結合し、ポンプ・ハウジングおよび前記ポンプヘッドによって実質的に囲まれるチャンバを画定するポンプ・ハウジングと、
    前記チャンバ内に少なくとも部分的に配置されたロータと、
    前記チャンバ内に配置され、前記ロータに隣接して配置され、互いに分離された、入口ポートと、排出ポートと、キャビテーション抑制ポートとを、画定する壁を含むポート部材と、
    前記ロータの回転軸の周囲に配置された複数のブレードと、を備え、
    各対の隣接するブレードは隣接するブレードの間でバケットを部分的に画定し、各バケットは、前記バケットが前記排出ポートと前記入口ポートの間に配置された第1の位置から、前記入口ポートと流体連通する第2の位置まで回転して前記バケットに流体を引き込み、前記バケットが前記キャビテーション抑制ポートと流体連通する第3の位置まで回転して前記流体を収容し、前記バケットが前記キャビテーション抑制ポートおよび前記排出ポートと流体連通する第4の位置まで回転し、さらに、前記排出ポートと流体連通する第5の位置まで回転し、前記バケット内に前記流体を排出することを特徴とする液封式ポンプ。
  2. 前記ロータは円錐形の内部空間を画定する請求項1の液封式ポンプ。
  3. 前記ポート部材の壁は円錐形外壁であり、前記円錐形の内部空間内に少なくとも部分的に配置される請求項2の液封式ポンプ。
  4. 前記チャンバ内に配置された液体を更に備え、前記液体は前記ポート部材および前記複数のブレードと協働して前記各バケットを囲む請求項1の液封式ポンプ。
  5. 前記各バケットが前記第2の位置から前記第3の位置に移動する間に、前記液体が複数のブレードに対してシャフトから離れるように移動することで、前記各バケットの容積が拡大する請求項4の液封式ポンプ。
  6. 前記第2の位置にあるとき前記各バケット内の圧力は第1の圧力であり、前記第5の位置にあるとき前記各バケット内の圧力は前記第1の圧力より大きい第2の圧力であり、流体供給源は第1の圧力と第2の圧力の間にある第3の圧力で前記流体を前記キャビテーション抑制ポートに供給する請求項4の液封式ポンプ。
  7. 前記第3の位置において各バケット内の圧力は前記第1の圧力より大きく前記第2の圧力より小さい請求項6の液封式ポンプ。
  8. 前記ポート部材の前記壁に形成された封液導入ポートを更に備え、前記封液導入ポートは前記入口ポートの閉鎖端と前記排出ポートの開放端の間に配置される請求項1の液封式ポンプ。
  9. 前記ポート部材は前記封液導入ポートに近接するダイバータを含む請求項8の液封式ポンプ。
  10. 前記ダイバータは、回転の周方向で測定された前記封液導入ポートの幅と略同じである、前記周方向で一端から反対側の端部まで測定された第1の長さを有する請求項9の液封式ポンプ。
  11. 実質的に囲まれ、所定の量の液体を含むチャンバを画定するポンプ・ハウジングと、
    前記チャンバ内に少なくとも部分的に配置され、回転軸を中心に回転するように支持されたシャフトと、前記シャフトから径方向に延伸し、円錐形内部空間を画定する複数のブレードとを含むロータと、
    少なくとも部分的に前記円錐形内部空間内に配置されるポート部材と、を備え、
    前記ポート部材は、低圧領域と流体連通する入口ポートと、高圧領域と流体連通する排出ポートと、低圧領域と高圧領域の間の圧力を有する流体供給源と流体連通するキャビテーション抑制ポートとを画定し、前記複数のブレードは、各対の隣接するブレードが前記液体および前記ポート部材と協働して、容量可変のバケットを実質的に包囲して画定するように配置され、前記ロータの回転は、複数のバケットの第1のバケットを、バケットに低圧流体を引き込むための、前記入口ポートに隣接する入口位置と、前記流体を前記第1のバケットに流入させるための、前記バケットが前記キャビテーション抑制ポートに隣接するキャビテーション抑制位置と、前記バケットから高圧領域まで前記流体を排出するための、前記第1のバケットが前記排出ポートに隣接して配置される排出位置に選択的に配置することを特徴とする液封式ポンプ。
  12. 前記入口位置にあるとき前記第1のバケット内の圧力は第1の圧力であり、前記バケットが前記排出位置にあるとき前記第1のバケット内の圧力は前記第1の圧力より大きい第2の圧力であり、流体供給源は第1の圧力と第2の圧力の間にある第3の圧力で前記流体を前記キャビテーション抑制ポートに供給する請求項11の液封式ポンプ。
  13. 前記キャビテーション抑制位置にあるとき前記第1のバケット内の圧力は前記第1の圧力より大きく前記第2の圧力より小さい請求項12の液封式ポンプ。
  14. 前記ポート部材に形成された封液導入ポートを更に備え、前記封液導入ポートは前記入口開口の閉鎖端と前記排出開口の開放端の間に配置される請求項11の液封式ポンプ。
  15. 前記ポート部材は前記封液導入ポートに近接するダイバータを含む請求項14の液封式ポンプ。
  16. 前記ダイバータは、回転の周方向で測定された前記封液導入ポートの幅と略同じである、前記周方向で一端から反対側の端部まで測定された第1の長さを有する請求項15の液封式ポンプ。
  17. ロータの隣接する複数のブレードの間に複数のバケットを画定することと、
    前記複数のブレードの周りに液体リングを形成して、前記液体リングと前記複数のブレードを協働させて各バケットを包囲し、前記複数のバケットが回転軸を中心に回転するにつれて各バケット内部の容積が前記ロータを中心として前記液体リングが移動する結果として変化するように構成することと、
    前記バケットが実質的に密閉され、前記バケットの容積が最小容積となる閉鎖位置まで、前記複数のバケットの第1のバケットを回転させることと、
    前記バケットが入口ポートと流体連通する吸入位置に、前記複数のバケットの前記第1のバケットを回転させることと、
    前記バケットの更なる回転の間、前記第1のバケットと前記入口ポートの間の流体連通を維持し、その間に前記液体リングを前記第1のバケットに対して前記回転軸から径方向に移動させ、前記第1のバケットの容積を拡大し、前記入口ポートを介して所定の容積まで流体を引き込むことと、
    キャビテーション抑制ポートが前記第1のバケットと流体連通するキャビテーション抑制位置まで、前記複数のバケットの前記第1のバケットを回転させることと、
    前記キャビテーション抑制ポートを介して前記第1のバケットに前記流体を流入させて、前記第1のバケット内の圧力を増加させることと、
    前記第1のバケットが排出ポートと流体連通し、前記キャビテーション抑制ポートと流体連通しない完全排出位置まで前記バケットを回転させることと、
    前記第1のバケットの容積を減らし、前記排出ポートを介して所定の容積から流体を排出するために、前記液体リングを前記第1のバケットに対して回転軸に向かって径方向に移動させる、前記第1のバケットの更なる回転の間、前記第1のバケットと前記排出ポートの間の流体連通を維持することを、含むことを特徴とする液封式ポンプのキャビテーションを抑制する方法。
  18. 前記複数のバケットの前記第1のバケットが前記吸入位置にあるとき、第1の圧力であり、前記第1のバケットが前記完全排出位置にあるとき、前記第1のバケット内の圧力は前記第1の圧力より大きい第2の圧力である請求項17の方法。
  19. 前記キャビテーション抑制ポートに供給源から流体の流れを導き、前記供給源は前記第1の圧力と前記第2の圧力の間である第3の圧力であることを更に含む請求項18の方法。
  20. 前記キャビテーション抑制ポートを介して前記第1のバケットに前記流体の流れを導くことにより、前記第1のバケット内の圧力を前記第1の圧力より大きく前記第2の圧力より小さい圧力に圧力を増加させる請求項18の方法。
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