JP6398160B2 - ターボ圧縮機 - Google Patents
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Description
また、遠心圧縮機のように、インペラの回転によって圧縮された吸入空気をスクロール流路に合流させる構成では、低流量域でスクロール流路内の圧力が安定せず、回転軸周り方向に圧力差が生じることにより、サージ発生の起点となるおそれがある。
また、前記最小半径位置が、前記スクロール流路の巻始め部と巻終わり部とが合流する場所である舌部の周方向の位置を0度とした場合の、−160度から30度の範囲に配置されていることが好ましい。
また、前記ハウジングの、前記上流側開口部より上流側における前記内部孔の輪郭は、真円に対して一部が内側に凹んでいる凹型の形状になっており、前記最小半径位置は、凹んでいる部位に形成されていてもよい。
また、前記ハウジングの、前記上流側開口部より上流側における前記内部孔の輪郭は、前記インペラの回転中心に対して偏心した真円形状になっており、前記最小半径位置は、偏心した方向と逆側に形成されていてもよい。
図1は、本発明のターボ圧縮機を遠心圧縮機に適用した場合の一実施形態の概略構成を示す縦断面図である。なお、この遠心圧縮機は、例えば舶用や大型車両用などの遠心圧縮機に好適に用いられる。
インペラ11は、回転軸L周りに回転可能に軸支され、上流側から下流側に向かって拡径する末広がりの略円錐台形状を備えたハブ12と、ハブ12の回転軸Lに対して傾斜する傾斜側面13に所定の間隔で配置されたブレード14とによって構成されている。
スクロール流路25は、インペラ11の出口側に設けられたディフューザ16に連続して形成されたもので、インペラ11から放射状に排出された圧縮空気を機外に吐出するように渦巻き状に形成されている。このスクロール流路25の中心には、インペラ11を軸支する基部26が配設されている。
また、上流側開口部32と下流側開口部36のそれぞれの軸方向の位置は、一定に設定されており、回転軸L周りの任意の角度で開口する位置が異なることはない。
また、折曲線Aで示すインペラ11出口側の静圧は、図1に示したディフューザ16の出口付近(スクロール流路25の入口付近)にて測定した値であり、折曲線Bで示すインペラ11出口側の静圧は、図1に示したインペラ入口部15よりやや下流側の、インペラインデューサ付近にて測定した値である。
例えば、円筒部23bの輪郭をインペラ11の回転中心(回転軸L)に対して非軸対称に形成する手法としては、図5(a)〜(c)に示した例に限定されることなく、その他の種々の手法を採用することが可能である。
23b…円筒部、25…スクロール流路、31…循環路、32…上流側開口部、
34…キャビティ部、36…下流側開口部、50…主流路、51…巻始め部、
52…巻終わり部、53…舌部
Claims (5)
- 回転軸周りに回転可能に配置されたインペラと、
回転軸に沿った筒形状を有し、内部孔内に前記インペラが軸支されたハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、前記インペラの出口部を周方向に一周するスクロール流路と、
前記ハウジングの筒壁内に周方向に沿って連通する筒状のキャビティ部と、
前記キャビティ部の上流側にて、前記ハウジングの内部孔内における前記インペラの上流側に開口する上流側開口部と、
前記キャビティ部の前記上流側開口部より下流側にて、前記ハウジングの内部孔内における前記インペラの側方に開口する下流側開口部と、を備え、
前記下流側開口部とキャビティ部と上流側開口部とによって循環路が形成されるターボ圧縮機であって、
前記ハウジングの、前記上流側開口部より上流側における前記内部孔の輪郭が、前記スクロール流路側の静圧のバラツキを相殺するように、前記インペラの回転中心に対して非軸対称に形成されていることを特徴とするターボ圧縮機。 - 前記ハウジングの、前記上流側開口部より上流側における前記内部孔の輪郭の、前記インペラの回転中心からの距離が最も短い最小半径位置が、前記インペラの入口側の静圧の最も高くなる部位に対応して配置されていることを特徴とする請求項1記載のターボ圧縮機。
- 前記ハウジングの、前記上流側開口部より上流側における前記内部孔の輪郭は、真円に対して一部が外側に突出した凸型の形状になっており、前記最小半径位置は、真円になっている部位に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のターボ圧縮機。
- 前記ハウジングの、前記上流側開口部より上流側における前記内部孔の輪郭は、真円に対して一部が内側に凹んでいる凹型の形状になっており、前記最小半径位置は、凹んでいる部位に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のターボ圧縮機。
- 前記ハウジングの、前記上流側開口部より上流側における前記内部孔の輪郭は、前記インペラの回転中心に対して偏心した真円形状になっており、前記最小半径位置は、偏心した方向と逆側に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のターボ圧縮機。
Priority Applications (1)
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JP2013197059A JP6398160B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | ターボ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013197059A JP6398160B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | ターボ圧縮機 |
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JP2015063920A JP2015063920A (ja) | 2015-04-09 |
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ID=52832014
Family Applications (1)
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JP2013197059A Active JP6398160B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | ターボ圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6398160B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH046735U (ja) * | 1990-05-01 | 1992-01-22 | ||
DE19647605C2 (de) * | 1996-11-18 | 1999-03-11 | Daimler Benz Ag | Abgas-Turbolader für Brennkraftmaschinen |
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2013
- 2013-09-24 JP JP2013197059A patent/JP6398160B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2015063920A (ja) | 2015-04-09 |
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