JP2018505066A - 手持ち式工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】【解決手段】回転軸線xを中心にして回転する、軸方向xを規定するスピンドルに、駆動モータによって生ぜしめられたトルクを伝達するための伝動装置を備えた伝動装置ハウジングを有する手持ち式工作機械が開示されており、この場合、前記伝動装置ハウジングは、トルクが前記スピンドルから工具アタッチメントの入力スピンドルに伝達されるように、インターフェースを介して交換可能に前記工具アタッチメントに接続可能である。前記インターフェースは、フランジリングを備えたハウジング側のインターフェースエレメントを有しており、この場合、前記フランジリングは、前記伝動装置ハウジングに結合されていて、前記ハウジング側のインターフェースエレメントは、工具アタッチメント側のインターフェースエレメントに対応しており、該工具アタッチメント側のインターフェースエレメントは、前記工具アタッチメントに回転可能に支承された固定リングを有している。さらに、前記固定リングは、該固定リングと前記フランジリングとが一緒にバヨネット結合装置を形成するように、前記フランジリングに対する前記固定リングの連動した回転相対運動および軸方向相対運動によって前記フランジリングに係合せしめられる。【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部に記載した手持ち式工作機械、請求項11の前提部に記載した手持ち式工作機械のための工具アタッチメント、並びに請求項25の前提部に記載した、手持ち式工作機械および工具アタッチメントを備えた工具システムに関する。
このような形式の手持ち式工作機械、例えばバッテリ式のドリルドライバまたはドリルは、従来技術により公知である。手持ち式工作機械、例えばドライバまたはドリルドライバのための使用可能性を高めるために、さらに、工具アタッチメントを手持ち式工作機械に解除可能に取り付けることが公知である。従って従来技術によれば例えばアングルアタッチメントが公知であり、このアングルアタッチメントの出力軸は手持ち式工作機械の駆動軸に対して所定の角度を成している。また偏心体アタッチメントが公知であり、この偏心体アタッチメントの出力軸は手持ち式工作機械の駆動軸に対して平行にずらして配置されている。
工具アタッチメントを手持ち式工作機械のハウジングに解除可能に取り付けるために、従来技術では様々な固定形式が公知である。
特許文献1には、交換可能な工具アタッチメントを備えた手持ち式工作機械が記載されており、この交換可能な工具アタッチメントは、バヨネット結合によって工具に固定される。しかしながら、この場合、バヨネット結合の係止を行うことができないので、手持ち式工作機械の運転中に発生する振動によりバヨネット結合が自然に解除され得るという欠点がある。これは、工具アタッチメントおよび/または手持ち式工作機械を損傷させ、並びに手持ち式工作機械の使用者を負傷させる原因となり得る。さらに、バヨネット結合のロックされた状態において工具ハウジングに対するロックエレメントの明確かつ再現可能な角度位置が得られないので、ロックされた状態の表示を明確に行うことができない点が欠点であることが分かっている。
特許文献2には、手持ち式工作機械の伝動装置ハウジングで工具アタッチメントの結合を係止するための可能性について開示されてはいるが、ここでは工具アタッチメントの軸方向のロックが、工作機械のスピンドル内の環状溝内に係合するボールによって実現される。これもやはり、バヨネット結合による実現に対して、工具アタッチメントと伝動装置ハウジングとの間のインターフェースに、不都合に大きい傾倒遊びが発生するという欠点を有している。
特許文献3には、工具アタッチメントを受けるための、バヨネット結合として構成された固定インターフェースを備えた手持ち式工作機械が開示されており、この固定インターフェースは係止エレメントによってロックされ得る。この解決策においてもやはり、伝動装置ハウジングに対するロックエレメントの明確かつ再現可能な角度位置が得られないので、ロックされた状態の表示を明確に行うことができないという欠点がある。
独国特許出願公告第10109956号明細書 独国実用新案第202013102832号明細書 独国特許出願公開第102013213804号明細書
本発明の課題は、上記欠点を改善して、伝動装置ハウジングと工具アタッチメントとの間のインターフェースが遊びなしに係止可能であり、またインターフェースのロック状態が明確な角度位置で使用者に簡単かつ明確な形式で表示されるような、手持ち式工作機械のインターフェースに固定するための新規な工具アタッチメントを提供することである。
この課題は、請求項1に記載した手持ち式工作機械、請求項11に記載した手持ち式工作機械のための工具アタッチメント、並びに請求項25に記載した工具システムによって解決される。本発明の好適な実施態様、変化例および変化実施例は、従属請求項に記載されている。
本発明によれば、手持ち式工作機械が、回転軸線xを中心にして回転する、軸方向xを規定するスピンドルに、駆動モータによって生ぜしめられたトルクを伝達するための伝動装置を備えた伝動装置ハウジングを有しており、この場合、伝動装置ハウジングは、トルクがスピンドルから工具アタッチメントの入力スピンドルに伝達されるように、ハウジング側のインターフェースエレメントを介して交換可能に工具アタッチメントに接続可能である。ハウジング側の第1のインターフェースエレメントは、伝動装置ハウジングに相対回動不能に結合されたフランジリングを有していて、工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントに対応しており、工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントは、工具アタッチメントに回転可能に支承された固定リングを有している。さらに、固定リングは、この固定リングとフランジリングとが一緒にバヨネット結合装置を形成するように、フランジリングに対する固定リングの連動した回転相対運動および軸方向相対運動によってフランジリングに係合せしめられるようになっている。
好適な形式で、工具側の第2のインターフェースエレメントはさらに係止リングを有しており、バヨネット結合装置は固定リングを係止リングに対して回転させることによって係止可能である。
本発明によれば、さらに、伝動装置ハウジングと工具アタッチメントとの間のインターフェースにバヨネット結合装置が設けられている。バヨネット結合装置において、ハウジング側の第1のインターフェースエレメントと工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントとを軸方向に互いに接近させることによって、インターフェースは非常に僅かな傾倒遊びを有する。さらに、工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントに本発明に従って係止リングを配置することによって、バヨネット結合装置の目標とする係止が得られる。
好適な実施例によれば、フランジリングが少なくとも1つの面取りされたアンダカットを有しており、このアンダカットは、フランジリングの周方向に延在していて、可変な傾斜を有しており、この場合、バヨネット結合装置の結合時に、固定リングに設けられた少なくとも1つの対応するスナップ係合エレメントがバヨネット結合形式に従ってアンダカット内に係合し、固定リングに回転が加えられると、スナップ係合エレメントは、回転の第1の所定の角度範囲内でフランジリングに対する固定リングの軸方向の運動成分が生ぜしめられるように、面取りされたアンダカットの傾斜に沿ってガイドされる。傾斜のばらつきによって、回転運動と軸方向運動成分との間の様々な状況が得られる。
別の好適な実施例によれば、固定リングは少なくとも1つの面取りされた第2のアンダカットを有しており、この第2のアンダカットは、固定リングの周方向に延在していて、可変な傾斜を有しており、この場合、バヨネット結合装置の結合時に、フランジリングに設けられた少なくとも1つの対応する第2のスナップ係合エレメントがバヨネット結合形式に従って第2のアンダカット内に係合し、固定リングに回転が加えられると、第2のスナップ係合エレメントは、回転の第1の所定の角度範囲内でフランジリングに対する固定リングの軸方向の運動成分が生ぜしめられるように、面取りされた第2のアンダカットの傾斜に沿ってガイドされる。
好適な形式で、面取りされたアンダカットの可変な傾斜は、固定リングに加えられた回転が回転の第2の所定の角度範囲内でフランジリングに対する固定リングの軸方向の運動成分を生ぜしめないように構成されている。すべての回転角度のために軸方向の運動成分を生ぜしめる一定の傾斜を有する、面取りされたアンダカットにおいては、関与する様々な構造群の製造公差に依存する角度で、工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントに対するハウジング側の第1のインターフェースエレメントの、原則として望ましい緊締が発生する。何故ならば、このようなインターフェースの緊締は形状安定性を付与し、インターフェースから遊びを吸収するからである。しかしながらこの場合、前記製造公差は、緊締が生じる回転角度を正確に規定できない点が欠点である。これはやはり、バヨネット結合装置の所望の係止が、伝動装置ハウジングに対するロックエレメントの明確かつ再現可能な角度位置で行われないことに基づく。何故ならば、緊締は、所定の回転角度でなければ、所定の係止位置に向かってさらに回転させることがもはや不可能である程度に大きくなり得るからである。
固定リングに加えられた回転がフランジリングに対する固定リングの軸方向の運動成分を生ぜしめない、ここで提案された回転の第2の所定の角度範囲によって、工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントをハウジング側の第1のインターフェースエレメントに対して、これら2つの構成部分の軸方向の緊締を高めることなしに、回転させることが可能である。これによって、バヨネット結合装置の係止も行うことができる、伝動装置ハウジングに対するロックエレメントの所定の角度位置を選択することができる。
本発明の好適な実施態様によれば、係止リングもまた固定リングも、回転可能に工具アタッチメントに支承されており、ハウジング側の第1のインターフェースエレメントが少なくとも1つのエレメントを有しており、このエレメントは、固定リングがフランジリングに係合する際に係止リングをフランジリングに対して相対回動不能に固定する。
好適な形式で、係止リングが少なくとも1つの第1の切欠を有しており、この第1の切欠は、バヨネット結合装置の結合時に係止エレメントが係止リングに対する固定リングの所定の回転角度で第1の切欠内に係止するように、固定リングの少なくとも1つの対応する係止エレメントと協働し、それによって、係止リングに対する固定リングの係止が得られる。
好適な実施例によれば、係止リングが少なくとも1つの第2の切欠を有しており、この切欠は、バヨネット結合装置の解除時に係止エレメントが係止リングに対する固定リングの所定の回転角度で第2の切欠内に係止するように、固定リングの少なくとも1つの係止エレメントと協働し、それによって、ハウジング側の第1のインターフェースエレメントと工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントとが互いに係合していないときに、係止リングに対する固定リングの回動防止が得られる。
この場合、好適な実施例では、回転の前記第2の所定の角度範囲が、第1の切欠内への係止エレメントの係止から、係止リングに対する固定リングの所定の回転角度の回転まで延在する範囲に相当し、回転の第1の所定の角度範囲が、係止エレメントが第2の切欠内に係止するまでの係止リングに対する固定リングの残りの回転角度に相当する。
好適な形式で、ハウジング側の第1のインターフェースエレメントが少なくとも1つのリブエレメントを有しており、このリブエレメントは、バヨネット結合装置の結合時に工具アタッチメントが伝動装置ハウジングに対して相対回動不能に固定されるように、工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントの少なくとも1つの対応する係止突起に係合せしめられる。これによって、例えば偏心的な、または手持ち式工作機械の出力スピンドルに対して傾けられた、工具アタッチメントの出力スピンドルによって生ぜしめられる、工具アタッチメントに作用するトルクが、伝動装置ハウジングによって吸収され得る。
冒頭に述べた課題は、手持ち式工作機械のための工具アタッチメントによっても解決され、この場合、工具アタッチメントは、手持ち式工作機械のスピンドルから工具アタッチメントの入力スピンドルにトルクが伝達されるように、工具アタッチメント側のインターフェースエレメントを介して交換可能に、手持ち式工作機械に接続可能である。工具アタッチメント側のインターフェースエレメントは固定リングを有しており、この固定リングは工具アタッチメントに回転可能に支承されており、この場合、工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントがハウジング側の第1のインターフェースエレメントに接続可能であり、ハウジング側の第1のインターフェースエレメントは好適な形式でフランジリングを有している。フランジリングは、特に手持ち式工作機械の伝動装置ハウジングに回動不能に結合されており、この場合、固定リングは、固定リングと、ハウジング側のインターフェースエレメント、特にフランジリングとが、一緒にバヨネット結合装置を形成するように、ハウジング側のインターフェースエレメントに対する固定リングの連動した回転相対運動および軸方向相対運動によってハウジング側のインターフェースエレメント、特にフランジリングに係合せしめられる。
好適な形式で、工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントはさらに係止リングを有しており、この場合、バヨネット結合装置は、係止リングに対して固定リングを回転させることによって係止可能である。
固定リングと係止リングとの間の係止が得られ、工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントの2つの構成部分、つまり工具アタッチメントに2つの構成部分が配置されていることによって、係止のために、伝動装置ハウジングに対して工具アタッチメントがどのように方向付けられるかはまったく些細なことである。これによって、係止の簡単な実現の他に、バヨネット結合装置の係止が使用者に簡単かつ明確な形式で表示され得る、という相互作用的な効果が得られる。
好適な形式で、固定リングの回転は締結リングを介して行われ、この締結リングは、固定リングに対して同心的に工具アタッチメントに支承されていて、固定リングに相対回動不能に結合されている。締結リングは、使用者のための作用点としての機能の他に、固定リングを外に対して遮蔽し、汚れその他が工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメント内に侵入するのを阻止する。
好適な形式で、固定リングは工具アタッチメントに軸方向でばね弾性的に支承されており、それによってバヨネット結合装置の結合時、およびそれに関連した固定リングとフランジリングとの間の軸方向の相対運動時に、ハウジング側の第1のインターフェースエレメントと工具側の第2のインターフェースエレメントとが軸方向で互いに付勢される。既に前記したように、インターフェースを軸方向で緊締することが望ましい。何故ならば、それによってインターフェースの遊びは僅かになるからである。固定リングのばね弾性的な支承は特に少なくとも1つのばねエレメントによって得られる。
好適な実施例によれば、ばね弾性的な支承はエラストマーエレメントおよび/またはばねによって行われ、この場合、好適な形式で、工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントの係止突起は、バヨネット結合装置の結合時に係止突起が第1のインターフェースエレメントに対して付勢されるように、ばねエレメントによって固定リングに接続されている。しかしながら、ばねエレメントは、圧縮ばねまたは引張コイルばねとして構成された渦巻きばねであってもよい。
好適な形式で、工具アタッチメントは、ドリルチャック工具ホルダとして、直角工具ホルダとして、偏心体工具ホルダとして、ビットホルダアタッチメントとして、回転打撃ドライバアタッチメントとして、打撃ドリルアタッチメントとして、ハンマドリルアタッチメントとしてまたはトルクアタッチメントとして構成されている。選択的に、この工具アタッチメントは、当業者によって有意義であると見なされた別の機能、例えば送風機アタッチメント、カートリッジプレスアタッチメントまたはパイプ圧縮アタッチメントを形成する機能を有していてもよい。
別の実施例では、工具アタッチメントに表示装置が設けられており、この表示装置は、使用された工具アタッチメントとは無関係に、伝動装置ハウジングに対する工具アタッチメントの角度位置とは無関係に、および工具アタッチメントの残りに対する工具アタッチメントの表示装置の角度位置とは無関係に、バヨネット結合装置のロック解除されたロック状態およびロックされたロック状態を表示し、この場合、好適な形式で、表示装置は、締結リングに第1の表示開口部および第2の表示開口部を有し、係止リングに第1の記号を有しており、第1の記号は、固定リングの係止エレメントが第1の切欠内に係止したときにだけ第1の表示開口部を通してその中央に見ることができ、また固定リングの係止エレメントが第2の切欠内に係止したときにだけ第2の表示開口部を通してその中央に見ることができる。これによって、使用者は結合のロック状態に関する迅速な情報を得ることができる。
選択的な好適な実施例では、表示装置が、締結リングに第1の表示開口部を有し、係止リングに第1の記号と第2の記号とを有しており、この場合、第1の記号は、固定リングの係止エレメントが第1の切欠内に係止したときにだけ第1の表示開口部を通してその中央に見ることができ、第2の記号は、固定リングの係止エレメントが第2の切欠内に係止したときにだけ表示開口部を通してその中央に見ることができる。
好適な形式で、工具アタッチメントは工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントの他にさらに、手持ち式工作機械のハウジング側の第1のインターフェースエレメントの形式に従って形成された追加インターフェースも有しており、従って追加インターフェースに別の工具アタッチメントを接続することができ、それによってバヨネット結合装置によって互いに結合された、伝動装置ハウジングに相前後して配置された複数の工具アタッチメントの運転が可能である。
特に好適な実施例によれば、工具アタッチメントにさらに入力軸受ブシュが設けられており、この入力軸受ブシュがその内周面に工具アタッチメントの入力スピンドルを受けていて、入力軸受ブシュの外周面に沿って部分的に入力スピンドルのセンタリングスリーブによっても、また工具アタッチメントのハウジングの区分によっても把持されており、それによって工具アタッチメントのハウジングおよびインターフェースエレメントのセンタリングが入力軸受ブシュによって同時に行われる。
冒頭に述べた課題は、手持ち式工作機械および工具アタッチメントを備えた工具システムによっても解決され、この場合、手持ち式工作機械は伝動装置ハウジングを有しており、この伝動装置ハウジングが、駆動モータによって生ぜしめられたトルクを、回転軸線を中心にして回転するスピンドルに伝達するための伝動装置を有していて、この場合、スピンドルが軸方向を規定している。伝動装置ハウジングは、トルクをスピンドルから工具アタッチメントの入力スピンドルに伝達するように、インターフェースを介して工具アタッチメントに交換可能に接続可能である。インターフェースは、フランジリングを備えたハウジング側の第1のインターフェースエレメントを有していて、フランジリングが伝動装置ハウジングに相対回動不能に結合されており、ハウジング側の第1のインターフェースエレメントが工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントに対応していて、この第2のインターフェースエレメントが、工具アタッチメントに回転可能に支承された固定リングを有している。固定リングは、この固定リングとフランジリングとが一緒にバヨネット結合装置を形成するように、フランジリングに対する固定リングの連動した回転相対運動および軸方向相対運動によってフランジリングに係合せしめられる。本発明によれば、第2のインターフェースエレメントがさらに係止リングを有しており、バヨネット結合装置が固定リングを係止リングに対して回転させることによって係止可能である。
この場合、手持ち式工作機械が請求項1から10までのいずれか1項の記載に従って、および/または工具アタッチメントが請求項11から24までのいずれか1項の記載に従って構成されていれば、特に好適である。
別の実施例によれば、ハウジング側の第1のインターフェースエレメントが少なくとも1つのリブエレメントを有しており、このリブエレメントは、バヨネット結合装置の結合時に、工具アタッチメントが伝動装置ハウジングに対して相対回動不能に固定されるように、第2のインターフェースエレメントの少なくとも1つの対応する係止突起に係合せしめられる。
既に前述したように、このようにして、例えば偏心的なまたは手持ち式工作機械の出力スピンドルに対して傾けられた、工具アタッチメントの出力スピンドルから得られる、工具アタッチメントに作用するトルクが、伝動装置ハウジングによって吸収され得る。
好適な形式で、工具アタッチメントはバヨネット結合装置の係止された状態で、ばねエレメントの付勢力に抗して軸方向で伝動装置ハウジングから引き離され、それによって係止突起とリブエレメントとの間の係合が解消され、伝動装置ハウジングに対する工具アタッチメントの回転が可能となる。従って、伝動装置ハウジングに対する工具アタッチメントの回転を可能にするために、バヨネット結合装置を解除する必要はなく、これは、例えば直角工具ホルダまたは偏心体工具ホルダ等の所定の工具アタッチメントにおいて望まれている。
一般的に、手持ち式工作機械とは、例えば棒状ドライバ、ハンマドリル、マルチ機能工具、ドライバドリル、バッテリ式ドリル、バッテリ式ドライバおよび/またはバッテリ式ドライバドリルのことである。この場合、手持ち式工作機械は、駆動モータによって生ぜしめられたトルクを駆動軸に伝達するための伝動装置を有していて、工具アタッチメントに様々な工具、例えばドリル、ビットアタッチメントまたは刃先を使用することができる。
この関連性において電気エネルギを伝達するとは、特に手持ち式工作機械が電気ケーブルを介して本体におよび/またはハウジング内の電池を介して駆動モータにエネルギを転送するという意味である。
本発明のその他の特徴、使用可能性および利点は、図面に示された本発明の以下の実施例の説明に記載されている。この場合、図示の特徴は記載された特性だけを有していて、上記のその他の変化実施例の特徴との組み合わせでも使用することができ、本発明を何らかの形に限定することは想定されていないことを考慮すべきである。
本発明による工具アタッチメントを備えた本発明による手持ち式工作機械の1例の側面図である。 第1実施例による、手持ち式工作機械、およびインターフェースに固定された工具アタッチメントの断面図である。 フランジリングの斜視図である。 第2実施例による、手持ち式工作機械、およびインターフェースに固定された工具アタッチメントの断面図である。 第1実施例による、手持ち式工作機械、およびインターフェースに固定された工具アタッチメント、並びに第2のインターフェースに固定された第2の工具アタッチメントの断面図である。 手持ち式工作機械と工具アタッチメントとの間のインターフェースの側面図である。 係止リングを備えた締結リングの1例の概略的な斜視図である。 インターフェースのハウジング側の第1のインターフェースエレメントを備えた手持ち式工作機械の斜視図である。 第1のインターフェースの工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメントを備えた工具アタッチメントの斜視図である。 インターフェースの第2のインターフェースエレメントおよび追加インターフェースを備えた工具アタッチメントの斜視図である。 係止リングの斜視図である。
本発明の好適な実施例が以下に詳しく説明されており、この場合、同じ特徴のために同じ符号が用いられる。図面は概略的に示されている。
図1は、手持ち式工作機械300として構成された電気器具を示す。図示の実施例によれば、手持ち式工作機械300は、配電網とは無関係に電流供給するために、機械的および電気的にバッテリパック100に接続可能である。手持ち式工作機械はハンドル315を有していて、このハンドル315にバッテリパック100がロックされて配置されている。図1では、手持ち式工作機械300は例えばバッテリ式ドライバドリルとして構成されている。しかしながら、本発明は、バッテリ式ドライバドリルに限定されるものではなく、むしろ、電気エネルギにより駆動される様々な手持ち式工作機械300に使用することができることを指摘しておく。手持ち式工作機械300は、ベース体305を有しており、このベース体305は伝動装置ハウジング320を有している(図2)。伝動装置ハウジング320に、インターフェース400を介して工具アタッチメント340が交換可能に接続されている。この場合、工具アタッチメント340はドリルチャック式工具ホルダとして構成されていて、このドリルチャック式工具ホルダは、ドリルビットまたはドライバビットを受けるための工具受け部310を有している。
図2には、インターフェース400の領域における手持ち式工作機械300の断面図が示されている。ロックされたロック状態が図示されており、このロック状態で、伝動装置ハウジング320と工具アタッチメント340とがインターフェース400を介して互いに接続されている。
図2は、手持ち式工作機械300の伝動装置200の部分、並びにこの伝動装置200の部分から軸方向xに延在するスピンドル210を示しており、このスピンドル210は、図示していない駆動モータによって工具軸線xを中心にして回転駆動される。スピンドル210の自由端部は、円柱形の外側形状211と、6角穴付き受け部の形の工具受け部213(図8)とを有している。工具受け部213は、外側6角断面形状を有する差し込み工具、例えばドライバビットを受けるために構成されている。手持ち式工作機械300はこのような形式で、工具アタッチメント340を取り付けなくても独立した手持ち式工作機械300として使用することができる。スピンドル210に作用するトルクは、工具アタッチメント側でそれぞれの機構を駆動するために、適当なアダプタ330、例えば外側6角形アダプタを介して、工具アタッチメント340の入力スピンドル212に伝達される。アダプタ330は、工具アタッチメント340の入力スピンドル212に堅固に結合されている。工具アタッチメント340のアダプタ330は、手持ち式工作機械300のスピンドル210に解除可能に結合されている。工具アタッチメント340を手持ち式工作機械300に取り付ける際に、アダプタ330の自由端部は工具受け部213内に差し込まれる。手持ち式工作機械300から工具アタッチメント340へのトルク伝達は、工具受け部213およびアダプタ330のそれぞれの6角形断面形状を介して行われる。図示の例では、入力スピンドル212がドリルチャックに回転を伝達する。その他の機構はさらに、図4,5および10に関連して説明される。
さらに、インターフェース400は、伝動装置ハウジング320に相対回動不能に結合されたフランジリング412を備えたハウジング側の第1のインターフェースエレメント410と、工具アタッチメント340に回動可能に支承された固定リング422を備えた工具アタッチメント側の第2のインターフェースエレメント420とを有している。ハウジング側のインターフェースエレメント410は、図示の実施例では固定部材411、例えば固定ねじによって、伝動装置ハウジング320に相対回動不能に結合されている。このために、ハウジング側のインターフェースエレメント410は、固定部材411を受けるための3つの貫通孔413を有している。
使用者による固定リング422の回転は締結リング426を介して行われ、この締結リング426は、固定リング422に対して同心的に工具アタッチメント340に支承されていて、固定リング422に相対回動不能に結合されている。
固定リング422とフランジリング412とは、一緒にバヨネット結合装置405を形成するように、互いに係合する。バヨネット結合装置は当業者によく知られており、結合部の2つのインターフェース面の係合時に、インターフェース面の相対回転運動とインターフェース面の相対軸方向運動とが連動することを特徴としている。図示の実施例では、バヨネット結合装置405は、固定リング422がフランジリング412内にねじ込まれると、第1のインターフェースエレメント410と第2のインターフェースエレメント420とが軸方向で互いに接近移動するように作用する。
これは、図3および図8に関連して、フランジリング412が、少なくとも1つ、図示のケースでは3つの面取りされたアンダカット416を有しており、これらのアンダカット416がフランジリング412の周方向に延在していて、周方向で可変な傾斜を有していることによって、得られる。バヨネット結合装置405の結合時に、図2に示された、固定リング422の少なくとも1つの対応するスナップ係合エレメント423がアンダカット416内に係合する。固定リング422を回転させると、回転の第1の所定の角度範囲417内でスナップ係合エレメント423が、フランジリング412に対する固定リング422の軸方向の運動成分が生ぜしめられるように、面取りされたアンダカット416の傾斜に沿ってガイドされる。これによって、結合形成時に、第2のインターフェースエレメント420が第1のインターフェースエレメント410に向かって移動せしめられ、これに対して、結合解除時に、第2のインターフェースエレメント420が第1のインターフェースエレメント410から離れる方向に移動せしめられる。第1の所定の角度範囲417は、図示の実施例では、ロックされていないロック状態と第1の回転角度との間の範囲、例えばロックされたロック状態に向かって5°に相当する。第1の角度範囲417は、アンダカット416の上昇する接触面によって形成される。第1の角度範囲417は、3°〜60°の範囲内に延在している。第1の角度範囲417の傾斜は、0.5°〜10°であり、この場合、工具軸線xは傾斜角度のための基準線を形成する。
選択的な実施例では、面取りされたアンダカット416がフランジリング412に設けられているのではなく、固定リング422に設けられており、これに対して対応するスナップ係合エレメント423はフランジ412に設けられていて、固定リング422には設けられていない。つまり、この実施例では、固定リング422は少なくとも1つの面取りされた第2のアンダカットを有しており、この第2のアンダカットは、固定リング422の周方向に延在していて、可変な傾斜を有しており、この場合、バヨネット結合装置405の結合時に、フランジリング412の少なくとも1つの対応するスナップ係合エレメント423が、バヨネット結合形式に従って第2のアンダカット内に係合し、この場合、固定リング422を回転させると、対応するスナップ係合エレメント423が、回転の第1の所定の角度範囲内でフランジリング412に対する固定リング422の軸方向の運動成分が生ぜしめられるように、面取りされた第2のアンダカットの傾斜に沿ってガイドされる。
選択的な実施例では、フランジリング412も、また固定リング422も、少なくともそれぞれ1つの対応する面取りされたアンダカット416を有している。
面取りされたアンダカット416の可変な傾斜は、固定リング422に加えられた回転が、回転の第2の所定の角度範囲419内でフランジリング412に対する固定リング422の軸方向の運動成分を生ぜしめないように、構成されている。第2の角度範囲419内で、アンダカット416は傾斜を有していない。第2の角度範囲419は、アンダカット416の概ね平らな接触面によって形成される。図示の実施例では、第2の所定の角度範囲419は、ロックされたロック状態と第2の回転角度との間の範囲、例えばロックされていないロック状態に向かって5°に相当する。固定リングに加えられた回転がフランジリングに対する固定リングの軸方向の運動成分を生ぜしめない、回転の第2の所定の角度範囲419によって、第2のインターフェースエレメントを第1のインターフェースエレメントに対して、これら2つの構成部分の軸方向の緊締を高めることなしに、回転させることができる。これによって、バヨネット結合装置405の係止も行うことができる、伝動装置ハウジングに対するロックエレメントの所定の角度位置を選択することができる。従って、一定の傾斜を有する従来のアンダカットにおける製造公差に基づいて生じるような、予め設定された係止位置に相当しない回転角度におけるバヨネット結合装置405の緊締若しくはロックは、十分に避けられる。第2の角度範囲419は、5°〜85°の範囲内に延在していてよい。
図2にはさらに係止リング430が示されており、この係止リング430の詳細は図11に示されている。係止リング430は、固定リング422と同様に、工具アタッチメント340に回転可能に支承されている。係止リング430は、ロックされたロック状態でバヨネット結合装置405の係止を得るために用いられる。これは、本発明によれば、固定リング422を係止リング430に対して回転させることによって得られる。これによって、固定リング422を係止リング430に対して係止する可能性が得られる。図示の実施例では、このためにハウジング側の第1のインターフェースエレメント410が少なくとも1つの固定エレメント425を有しており、この固定エレメント425は、固定リング422がフランジリング412と係合する際に、係止リング430をフランジリング412に対して相対回動不能に固定する。図示の実施例では、このような6つの固定エレメント425はアンダカット416の端面側の領域によって形成され、これらの固定エレメント425は、係止リング430を、軸方向に突き出す、係止リング430の対応する突起部431の領域内で、特に軸方向の突起部の端面側の領域内で相対回動不能に固定する。
固定リング422が、フランジリング412と係合せしめられ、フランジリング412に対して回転されると、固定リング422は係止リング430に対しても自動的に回転せしめられる。何故ならば、固定リング422は固定エレメント425によって第1のインターフェースエレメント410に相対回動不能に保持されているからである(上記参照)。図示の実施例では、係止リング430に対する固定リング422の係止は、ロックされたロック状態で係止エレメント424によって得られ、この係止エレメント424は、固定リング422に配置されていて、バヨネット結合装置405の結合時に、バヨネット結合装置405のロックされたロック状態に相当する、係止リング430に対する固定リング422の所定の回転角度で、係止リング430に配置された第1の切欠432内に係止する。係止エレメント424は、例えば係止ばねのタペットであるかまたはばね弾性的に支承されたボールであってよい。
係止が解除される際に、固定リング422に回転が加えられることによって係止エレメント424の抵抗が克服され、係止エレメント424が第1の切欠432から解除され、係止リング430に対して相対的な固定リング422の回転が自由に行われる。スナップ係合エレメント423がアンダカット416によって解放され、バヨネット結合装置405が解除され、従ってバヨネット結合装置405のロック解除されたロック状態に相当する、係止リング430に対する固定リング422の角度位置において、係止エレメント424は第2の切欠434内に係止する。これによって、第1のインターフェースエレメント410と第2のインターフェースエレメント420とが互いに噛み合っていないときに、係止リング430に対する固定リング422の回動防止が得られる。この構造は図9にも示されており、図9では、係止リング430の3つの突起部431と固定リング422のスナップ係合エレメント423とが、フランジリング412のアンダカット416との噛み合いが可能となるように、軸方向で前後に合致して配置されている。
図2に示した実施例では、インターフェース400が軸受401を有しており、この軸受401は、第2のインターフェースエレメント420の構成部分であって、この軸受401に対して、第1のインターフェースエレメント410が、バヨネット結合装置405の結合時における第1のインターフェースエレメント410に対する第2のインターフェースエレメント420の軸方向の相対的な移動成分によって支えられる。図示の実施例では、さらに固定リング422が工具アタッチメント340に軸方向でばね弾性的に支承されているので、バヨネット結合装置405の結合時、およびそれに関連した固定リング422とフランジリング412との間の軸方向の相対運動時に、第1のインターフェースエレメント410および第2のインターフェースエレメント420が、軸方向で互いに付勢される。このような軸方向のプリロードは、インターフェース400の傾倒遊びを十分に取り除くように配慮する。
例えばこのばね弾性的な軸受は、図2に示した実施例では、リング状のエラストマーエレメント342によって構成されている。図4に示されたばね弾性的な軸受を実現するためのその他の可能性は、ばね344にある。
図4に示された実施例では、出力スピンドル214が入力スピンドル212に対して平行にずらされており、従って運転時にトルクをインターフェース400によって受ける必要がある。このために、第1のインターフェースエレメント410は、図3に示された少なくとも1つのリブエレメント414を有しており、このリブエレメント414は、バヨネット結合装置405の結合時に工具アタッチメント340が伝動装置ハウジング320に対して相対回動不能に固定されるように、第2のインターフェースエレメント420の少なくとも1つの対応する係止突起418と係合可能である。図3に示された実施例では、6つのリブエレメント414が設けられている。図示の実施例では、6つのリブエレメント414に対応する16個の係止突起418は、軸受401の周りでセンタリングスリーブの機能も有するスリーブ状の構造の部分である。
バヨネット結合装置405のロック時に、第1のインターフェースエレメント410と第2のインターフェースエレメント420との間の軸方向の移動成分によって、係止突起418がリブエレメント414と係合せしめられ、図示の実施例では同時に固定リング422のばね弾性的な軸受の機能を有する渦巻きばねとして構成されたばねエレメント428によって、第1のインターフェースエレメント410に向かって付勢される。
係止突起418が係止エレメント414との係合後にもはや第1のインターフェースエレメント410に対して回転させることができないのに対して、固定リング422は第1のインターフェースエレメント410に関連してさらに回転可能であり、従って上述のように、バヨネット結合装置405は、固定リング422をフランジリング412に対して回転させることによってロックされ、かつ係止され得る。
係止突起418がばね弾性的に第1のインターフェースエレメント410に向かって付勢されていることによって、工具アタッチメント340は、バヨネット結合装置405の係止された状態で、ばねエレメント428の付勢力に抗して軸方向xで伝動装置ハウジング320から引き離すことが可能であり、従って係止突起418とリブエレメント414との間の噛み合いが解消され、工具アタッチメント340を伝動装置ハウジング320に対して回転させることができる。
伝動装置ハウジング320に対して工具アタッチメント340を回転させることは、例えば所定の状況下で作業人間工学を高めるために望まれている。つまり、図5に示されているように、直角工具ホルダを使用した場合、しばしば、工具アタッチメント340の直角が伝動装置ハウジング320から突き出す方向を変える必要がある。本発明によれば、このような方向変換を、そのためにバヨネット結合装置405の係止を解除する必要なしに、係止突起418とリブエレメント414との間の係合を前述のように解消させることによって行うことが可能である。従って、2つの機構の分離が、効果的かつ人間工学的な作業形式をサポートする。
図5および図10には、さらに本発明の別の実施態様が示されており、この実施態様によれば、工具アタッチメント340は、第2のインターフェースエレメント420の他にさらに、手持ち式工作機械300の第1のインターフェースエレメント410の形式に従って構成された追加インターフェースエレメント360を有しているので、この追加インターフェースエレメント360に別の工具アタッチメント341を接続することができ、それによって、伝動装置ハウジング320に相前後して配置された複数の工具アタッチメント340,341を運転することができ、これらの工具アタッチメント340,341はバヨネット結合装置405によって互いに接続されている。図示の例では、第1の工具アタッチメント340は直角工具ホルダであり、別の工具アタッチメント341は図5のみに示されたドリルチャック工具ホルダである。図5および10に示されているように、追加インターフェースエレメント360は、図3に示された本発明の実施例に従って構成されている。さらに、図5に示されているように、入力軸受ブシュ216は工具アタッチメント340に設けられている。入力軸受ブシュ216は、その内周面で工具アタッチメント340の入力スピンドル212を受けていて、その外周面に沿って部分的に、入力スピンドル212のセンタリングスリーブ218によって、また工具アタッチメント340のハウジングの区分によって把持されている。このような形式で、工具アタッチメント340のハウジングおよびインターフェース400を、入力軸受ブシュ216によって同時にセンタリングすることができる。
図6には、インターフェース400の図が示されている。左側に、トルクを調整するための詳しく図示されていない調整リングを備えた伝動装置200の部分が示されており、右側に締結リング426を備えた工具アタッチメント340の部分が示されている。使用者が、バヨネット結合装置405のロック状態を素早く確認できるようにするために、表示装置346が設けられており、この表示装置346は、使用された工具アタッチメント340とは無関係に、また伝動装置ハウジング320に対する工具アタッチメント340の角度位置とは無関係に、さらに工具アタッチメント340の残りに対する工具アタッチメント340の表示装置346の角度位置とは無関係に、バヨネット結合装置405の、ロック解除されたロック状態およびロックされたロック状態を表示する。
図6に示された実施例では、表示装置346は、締結リング426内に第1の表示開口部348および第2の表示開口部349、並びに係止リング430に第1の記号436、この場合、矢印の先端を有しており、この矢印はもっぱら、固定リング422の係止エレメント424が第1の切欠432内に係止されたときに、第1の表示開口部348を通してその中央に見ることができ、また固定リング422の係止エレメント424が第2の切欠434内に係止されたときに、第2の表示開口部349を通してその中央に見ることができる。
固定リング422の係止エレメント424が第1の切欠432内に係止するとは、図2に関連して前述された構成に従って、バヨネット結合装置405がロックされたロック状態にあることを意味する。これは使用者にとって、第1の表示開口部348の相応のマークによって、例えば図6に示された、閉鎖された南京錠の記号によって明らかである。
これに対して、固定リング422の係止エレメント424が第2の切欠434内に係止するということは、バヨネット結合装置405がロック解除されたロック状態にある、ということを意味する。これは、この実施例では、図6に示した第2の表示開口部349の隣の開放された南京錠の記号によって使用者に明示される。
図7に示した選択的な実施例では、表示装置346は締結リング426に第1の表示開口部348だけを有しており、その代わり、第1の記号436の他に第2の記号437が係止リング430に設けられており、この場合、第1の記号436は、固定リング422の係止エレメント424が第1の切欠432内に係止したときにだけ、第1の表示開口部348を通してその中央に見ることができ、また第2の記号437は、固定リング422の係止エレメント424が第2の切欠434内に係止したときにだけ、表示開口部348を通してその中央に見ることができる。図7に示した実施例では、第1の記号436は閉鎖された南京錠、第2の記号437は開放された南京錠であって、これによって上述のように、ロックされた若しくはロック解除されたロック状態が特徴付けられる。
本発明は、以上説明されかつ図示された実施例だけに限定されるものではない。本発明はむしろ、請求項により規定された本発明の枠内で専門家によるすべての実施態様も含んでいる。従って本発明は、バッテリ式の手持ち式工作機械においても、また配電網接続部を備えた手持ち式工作機械においても、多様な方法および形式で使用される。
以上記載されかつ図示された実施例の他に、別の変化形並びに複数の特徴の組み合わせを含むその他の実施例が考えられ得る。
100 バッテリパック
200 伝動装置
210 スピンドル
211 円柱形の外側形状
212 入力スピンドル
213 工具受け部
214 出力スピンドル
216 入力軸受ブシュ
218 センタリングスリーブ
300 手持ち式工作機械
305 ベース体
310 工具受け部
315 ハンドル
320 伝動装置ハウジング
330 アダプタ
340,341 工具アタッチメント
342 エラストマーエレメント
344 ばね
346 表示装置
348 第1の表示開口部
349 第2の表示開口部
360 追加インターフェースエレメント
400 インターフェース
405 バヨネット結合装置
410 第1のインターフェースエレメント
412 フランジリング
413 貫通孔
414 リブエレメント
416 アンダカット
417 第1の所定の角度範囲
418 係止突起
419 第2の所定の角度範囲
420 第2のインターフェースエレメント
422 固定リング
423 スナップ係合エレメント
424 係止エレメント
425 固定エレメント
426 締結リング
428 ばねエレメント
430 係止リング
431 突起部
432 第1の切欠
434 第2の切欠
436 第1の記号
437 第2の記号
x 工具軸線

Claims (29)

  1. 手持ち式工作機械(300)において、回転軸線(x)を中心にして回転する、軸方向(x)を規定するスピンドル(210)に、駆動モータによって生ぜしめられたトルクを伝達するための伝動装置(200)を備えた伝動装置ハウジング(320)を有しており、
    前記伝動装置ハウジング(320)は、トルクが前記スピンドル(210)から工具アタッチメント(340)の入力スピンドル(212)に伝達されるように、ハウジング側のインターフェースエレメント(410)を介して交換可能に前記工具アタッチメント(340)に接続可能であり、
    前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)は、前記伝動装置ハウジング(320)に相対回動不能に結合されたフランジリング(412)を有していて、工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)に対応しており、該工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)は、前記工具アタッチメント(340)に回転可能に支承された固定リング(422)を有しており、
    前記固定リング(422)は、該固定リング(422)と前記フランジリング(412)とが一緒にバヨネット結合装置(405)を形成するように、前記フランジリング(412)に対する前記固定リング(422)の連動した回転相対運動および軸方向相対運動によって前記フランジリング(412)に係合せしめられるようになっている、
    手持ち式工作機械(300)。
  2. 前記工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)はさらに係止リング(430)を有しており、前記バヨネット結合装置(405)は前記固定リング(422)を前記係止リング(430)に対して回転させることによって係止可能であることを特徴とする、請求項1記載の手持ち式工作機械。
  3. 前記フランジリング(412)が少なくとも1つの面取りされたアンダカット(416)を有しており、該アンダカット(416)は、前記フランジリング(412)の周方向に延在していて、可変な傾斜を有しており、この場合、前記バヨネット結合装置(405)の結合時に、前記固定リング(422)に設けられた少なくとも1つの対応するスナップ係合エレメント(423)がバヨネット結合形式に従って前記アンダカット(416)内に係合し、前記固定リング(422)に回転が加えられると、前記スナップ係合エレメント(423)は、前記回転の第1の所定の角度範囲内で前記フランジリング(412)に対する前記固定リング(422)の軸方向の運動成分が生ぜしめられるように、前記面取りされたアンダカット(416)の傾斜に沿ってガイドされることを特徴とする、請求項1または2記載の手持ち式工作機械(300)。
  4. 前記固定リング(422)は少なくとも1つの面取りされた第2のアンダカットを有しており、該第2のアンダカットは、前記固定リング(422)の周方向に延在していて、可変な傾斜を有しており、この場合、前記バヨネット結合装置(405)の結合時に、前記フランジリング(412)に設けられた少なくとも1つの対応する第2のスナップ係合エレメントがバヨネット結合形式に従って前記第2のアンダカット内に係合し、前記固定リング(422)に回転が加えられると、前記第2のスナップ係合エレメントは、前記回転の第1の所定の角度範囲内で前記フランジリング(412)に対する前記固定リング(422)の軸方向の運動成分が生ぜしめられるように、前記面取りされた第2のアンダカットの傾斜に沿ってガイドされることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械(300)。
  5. 前記面取りされたアンダカット(416)の前記可変な傾斜は、前記固定リング(422)に加えられた回転が前記回転の第2の所定の角度範囲内で前記フランジリング(412)に対する前記固定リング(422)の軸方向の運動成分を生ぜしめないように構成されていることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械(300)。
  6. 前記係止リング(430)もまた前記固定リング(422)も、回転可能に前記工具アタッチメント(340)に支承されており、前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)が少なくとも1つの固定エレメント(425)を有しており、該固定エレメント(425)は、前記固定リング(422)が前記フランジリング(412)に係合する際に前記係止リング(430)を前記フランジリング(412)に対して相対回動不能に固定することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械(300)。
  7. 前記係止リング(430)が少なくとも1つの第1の切欠(432)を有しており、該第1の切欠(432)は、前記バヨネット結合装置(405)の結合時に係止エレメント(424)が前記係止リング(430)に対する前記固定リング(422)の所定の回転角度で前記第1の切欠(432)内に係止するように、前記固定リング(422)の少なくとも1つの対応する前記係止エレメント(424)と協働し、それによって、前記係止リング(430)に対する前記固定リング(422)の係止が得られることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械(300)。
  8. 前記係止リング(430)が少なくとも1つの第2の切欠(434)を有しており、該第2の切欠(434)は、前記バヨネット結合装置(405)の解除時に係止エレメント(424)が前記係止リング(430)に対する前記固定リング(422)の所定の回転角度で前記第2の切欠(434)内に係止するように、前記固定リング(422)の少なくとも1つの前記係止エレメント(424)と協働し、それによって、前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)と前記工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)とが互いに係合していないときに、前記係止リング(430)に対する前記固定リング(422)の回動防止が得られることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械(300)。
  9. 前記回転の第2の所定の角度範囲が、前記第1の切欠(432)内への前記係止エレメント(424)の係止から、前記係止リング(430)に対する前記固定リング(422)の所定の回転角度の回転まで延在する範囲に相当し、前記回転の第1の所定の角度範囲が、前記係止エレメント(424)が前記第2の切欠(434)内に係止するまでの前記係止リング(430)に対する前記固定リング(422)の残りの回転角度に相当することを特徴とする、請求項8記載の手持ち式工作機械(300)。
  10. 前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)が少なくとも1つのリブエレメント(414)を有しており、該リブエレメント(414)は、前記バヨネット結合装置(405)の結合時に前記工具アタッチメント(340)が前記伝動装置ハウジング(320)に対して相対回動不能に固定されるように、前記工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)の少なくとも1つの対応する係止突起に係合せしめられることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械(300)。
  11. 手持ち式工作機械(300)と交換可能に接続するための工具アタッチメント(340)において、
    工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)を有しており、該工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)がハウジング側のインターフェースエレメント(410)に交換可能に接続可能であり、
    前記工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)が固定リング(422)を有していて、該固定リング(422)が前記工具アタッチメント(340)に回転可能に支承されており、
    前記固定リング(422)は、該固定リング(422)と前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)とが一緒にバヨネット結合装置(405)を形成するように、前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)に対する前記固定リング(422)の連動した回転相対運動および軸方向相対運動によって前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)に係合せしめられるようになっている、
    工具アタッチメント(340)。
  12. 前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)がフランジリング(412)を有しており、該フランジリング(412)は、前記固定リング(422)と前記フランジリング(412)とが一緒にバヨネット結合装置(405)を形成するように、前記フランジリング(412)に対する前記固定リング(422)の連動した回転相対運動および軸方向相対運動によって前記固定リング(422)に係合せしめられるようになっていることを特徴とする、請求項11記載の工具アタッチメント(340)。
  13. 前記工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)がさらに係止リング(430)を有しており、前記バヨネット結合装置(405)は前記固定リング(422)を前記係止リング(430)に対して回転させることによって係止可能であることを特徴とする、請求項11から12までのいずれか1項記載の工具アタッチメント(340)。
  14. 前記固定リング(422)の回転が締結リング(426)を介して行われ、前記締結リング(426)が、前記固定リング(422)に対して同心的に前記工具アタッチメント(340)に支承されていて、前記固定リング(422)に相対回動不能に結合されていることを特徴とする、請求項11から13までのいずれか1項記載の工具アタッチメント(340)。
  15. 前記固定リング(422)が前記工具アタッチメント(340)に軸方向でばね弾性的に支承されており、それによって前記バヨネット結合装置(405)の結合時、およびそれに関連した前記固定リング(422)と前記フランジリング(412)との間の軸方向の相対運動時に、前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)と前記工具側のインターフェースエレメント(420)とが軸方向で互いに付勢されることを特徴とする、請求項11から14までのいずれか1項記載の工具アタッチメント(340)。
  16. 前記ばね弾性的な支承が、エラストマーエレメント(342)および/またはばね(344)によって行われることを特徴とする、請求項15記載の工具アタッチメント(340)。
  17. 前記工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)の係止突起(418)は、該係止突起(418)が前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)に対して付勢されるように、ばねエレメント(428)によって前記固定リング(422)に接続されていることを特徴とする、請求項11から16までのいずれか1項記載の工具アタッチメント(340)。
  18. 前記ばねエレメント(428)が、圧縮ばねまたは引張コイルばねとして構成された渦巻きばねであることを特徴とする、請求項17記載の工具アタッチメント(340)。
  19. 前記工具アタッチメント(340)が、ドリルチャック工具ホルダとして、直角工具ホルダとして、偏心体工具ホルダとして、ビットホルダアタッチメントとして、回転打撃ドライバアタッチメントとして、打撃ドリルアタッチメントとして、ハンマドリルアタッチメントとしてまたはトルクアタッチメントとして構成されていることを特徴とする、請求項11から18までのいずれか1項記載の工具アタッチメント(340)。
  20. 前記工具アタッチメント(340)に表示装置(346)が設けられており、該表示装置(346)が、使用された前記工具アタッチメント(340)とは無関係に、伝動装置ハウジング(320)に対する前記工具アタッチメント(340)の角度位置とは無関係に、および前記工具アタッチメント(340)の残りに対する該工具アタッチメント(340)の表示装置(346)の角度位置とは無関係に、前記バヨネット結合装置(405)のロック解除されたロック状態およびロックされたロック状態を表示することを特徴とする、請求項11から19までのいずれか1項記載の工具アタッチメント(340)。
  21. 前記表示装置(346)が、前記締結リング(426)に第1の表示開口部(348)および第2の表示開口部(349)を有し、前記係止リング(430)に第1の記号(436)を有しており、前記第1の記号(436)は、前記固定リング(422)の前記係止エレメント(424)が前記第1の切欠(432)内に係止したときにだけ前記第1の表示開口部(348)を通してその中央に見ることができ、また前記固定リング(422)の前記係止エレメント(424)が前記第2の切欠(434)内に係止したときにだけ前記第2の表示開口部(349)を通してその中央に見ることができることを特徴とする、請求項20記載の工具アタッチメント(340)。
  22. 前記表示装置(346)が、前記締結リング(426)に第1の表示開口部(438)を有し、前記係止リング(430)に第1の記号(436)と第2の記号(437)とを有しており、この場合、前記第1の記号(436)は、前記固定リング(422)の前記係止エレメント(424)が前記第1の切欠(432)内に係止したときにだけ前記第1の表示開口部(348)を通してその中央に見ることができ、前記第2の記号(437)は、前記固定リング(422)の前記係止エレメント(424)が前記第2の切欠(434)内に係止したときにだけ前記第1の表示開口部(348)を通してその中央に見ることができることを特徴とする、請求項20記載の工具アタッチメント(340)。
  23. 前記工具アタッチメント(340)が前記工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)の他にさらに、前記手持ち式工作機械の前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)の形式に従って形成された追加インターフェース(360)も有しており、従って前記追加インターフェース(360)に別の工具アタッチメント(341)を接続することができ、それによって、バヨネット結合装置(405)によって互いに結合された、前記伝動装置ハウジング(320)に相前後して配置された複数の工具アタッチメント(340,341)の運転が可能であることを特徴とする、請求項11から22までのいずれか1項記載の工具アタッチメント(340)。
  24. 前記工具アタッチメント(340)にさらに入力軸受ブシュ(216)が設けられており、前記入力軸受ブシュ(216)は、その内周面に前記工具アタッチメント(340)の前記入力スピンドル(212)を受けていて、前記入力軸受ブシュの外周面に沿って部分的に前記入力スピンドル(212)のセンタリングスリーブ(218)によっても、また前記工具アタッチメント(340)のハウジングの区分によっても把持されており、それによって前記工具アタッチメント(340)のハウジングおよび前記インターフェース(400)のセンタリングが前記入力軸受ブシュ(216)によって同時に行われることを特徴とする、請求項11から23までのいずれか1項記載の工具アタッチメント(340)。
  25. 請求項1から10までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械(300)と、請求項11から24までのいずれか1項記載の工具アタッチメント(340)とを有する工具システムにおいて、前記手持ち式工作機械(300)がインターフェース(400)を介して前記工具アタッチメント(340)に交換可能に接続可能である、工具システム。
  26. 前記手持ち式工作機械(300)が伝動装置ハウジング(320)を有しており、該伝動装置ハウジング(320)が、駆動モータによって生ぜしめられたトルクを、回転軸線(x)を中心にして回転するスピンドル(210)に伝達するための伝動装置(200)を有していて、この場合、前記スピンドル(210)が軸方向(x)を規定しており、
    前記伝動装置ハウジング(320)は、トルクを前記スピンドル(210)から前記工具アタッチメント(340)の入力スピンドル(212)に伝達するように、インターフェース(400)を介して前記工具アタッチメント(340)に交換可能に接続可能であり、
    前記インターフェース(400)が、フランジリング(412)を備えたハウジング側のインターフェースエレメント(410)を有していて、前記フランジリング(412)が前記伝動装置ハウジング(320)に相対回動不能に結合されており、前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)が工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)に対応していて、該工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)が、前記工具アタッチメント(340)に回転可能に支承された固定リング(422)を有しており、
    前記固定リング(422)は、該固定リング(422)と前記フランジリング(412)とが一緒にバヨネット結合装置(405)を形成するように、前記フランジリング(412)に対する前記固定リング(422)の連動した回転相対運動および軸方向相対運動によって前記フランジリング(412)に係合せしめられる、
    ことを特徴とする、請求項25記載の工具システム。
  27. 前記工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)がさらに係止リング(430)を有しており、前記バヨネット結合装置(405)が前記固定リング(422)を前記係止リング(430)に対して回転させることによって係止可能であることを特徴とする、請求項26記載の工具システム。
  28. 前記ハウジング側のインターフェースエレメント(410)が少なくとも1つのリブエレメント(414)を有しており、該リブエレメント(414)は、前記バヨネット結合装置(405)の結合時に、前記工具アタッチメント(340)が前記伝動装置ハウジング(320)に対して相対回動不能に固定されるように、前記工具アタッチメント側のインターフェースエレメント(420)の少なくとも1つの対応する係止突起(418)に係合せしめられることを特徴とする、請求項26または27記載の工具システム。
  29. 前記工具アタッチメント(340)が前記バヨネット結合装置(405)の係止された状態で、ばねエレメント(428)の付勢力に抗して軸方向(x)で前記伝動装置ハウジング(320)から引き離され、それによって前記係止突起(418)と前記リブエレメント(414)との間の係合が解消され、前記伝動装置ハウジング(320)に対する前記工具アタッチメント(340)の回転が可能となることを特徴とする、請求項26から28までのいずれか1項記載の工具システム。
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