JP2018504501A - スルホン化ポリマーの新規の使用 - Google Patents

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Abstract

自動食器洗浄の食器から漂白可能な汚れを除去するための、自動食器洗浄洗剤組成物におけるスルホン化ポリマーの使用。

Description

本発明は、自動食器洗浄の分野に属する。特に、漂白の効果を提供するためのスルホン化ポリマーの使用に関する。
自動食器洗浄洗剤の配合者は、洗剤の性能を改善する方法を継続的に模索している。洗浄する食器洗浄機内に置いた品は通常、異なる種類の汚れで染色されている。茶及びコーヒーの汚れは、除去するのが特に困難である。洗剤がリン酸塩を含まないとき、問題はより深刻である。
スルホン化ポリマーは、洗浄した品の膜形成及び汚れ形成を防ぎ、それによって洗浄した品の光沢を改善するために、自動食器洗浄で使用される。
本発明は、自動食器洗浄洗剤組成物におけるスルホン化ポリマーの使用に基づく。予想外にスルホン化ポリマーは、食器からの漂白可能な汚れの除去を改善する。特に、茶渋汚れである。好ましくは組成物は、1グラム超のスルホン化ポリマーを含む。本発明の目的のために「食器」は、食卓用食器及び調理器具を含む、すべての食事用及び調理用台所用具を意味する。
本発明の目的のために「スルホン化ポリマー」は、その形態のいずれかにおいて、硫黄を含むポリマーである。
本発明で使用する組成物は、本明細書で「本発明の組成物」と称される場合がある。
本明細書の組成物は、好ましくはリン酸塩を含まない。「リン酸塩を含まない」とは、組成物の1重量%未満、好ましくは0.1重量%未満のリン酸塩を組成物が含むと、本明細書では理解される。
好ましくは組成物は、有機錯化剤を含む。それは、約3超〜約10グラム、好ましくは約3.5超〜約9グラム、特に約4超〜約8グラムの錯化剤を含む。錯化剤のこの濃度は、漂白可能な汚れの除去を容易にする。本発明の目的では、「錯化剤」とは、カルシウム、マグネシウム、鉛、銅、亜鉛、カドミウム、水銀、マンガン、鉄、アルミニウム、及び他のカチオン性多価イオンのような多価イオンと結合して水溶性の錯体を形成することが可能な化合物のことである。錯化剤は、Ca2+に対する対数安定性定数([log K])が少なくとも5、好ましくは少なくとも6である。安定性定数、log Kは、温度25℃でイオン強度0.1の溶液中で測定される。
錯化剤は好ましくは、メチル−グリシン−二酢酸(MGDA)、その塩及びその誘導体、グルタミン酸−N,N−二酢酸(GLDA)、その塩及びその誘導体、イミノジこはく酸(IDS)、その塩及びその誘導体、カルボキシメチルイヌリン、その塩及びその誘導体、並びにこれらの混合物からなる群から選択される。本明細書で使用される特に好ましい錯化剤は、MGDA及びその塩からなる群から選択され、特にMGDAのナトリウム塩が、本明細書で使用するのに好ましい。
好ましくは本発明の組成物は約1〜約3グラムの漂白剤、好ましくは過炭酸ナトリウムを含む。好ましくは組成物は、漂白活性化剤、特にTAED、及び金属漂白触媒、特にマンガン漂白触媒も含む。結晶成長抑制剤、特にHEDP、及び好ましくは非イオン性界面活性剤を含む組成物も、好ましい。
いくつかのリン酸塩を含まない自動食器洗浄組成物は、ステンレス鋼品上に着色膜を残す可能性があることが観察された。本発明の組成物がクエン酸塩を含まないとき、本課題は回避され、したがって、クエン酸塩を含まない組成物が、本明細書で使用されるのに好ましい。
好ましくは本発明の組成物は、20℃の蒸留水の1重量/容量%水溶液中で測定したとき9以上12以下、より好ましくは約10以上約11.5以下のpHを有する。
好ましくは本発明の組成物は、10以上、好ましくは12以上、最も好ましくは14以上の予備アルカリ度を有する。本明細書で使用する場合「予備アルカリ度」とは、酸の存在下で、アルカリpHを維持する自動食器洗浄組成物の能力を意味する。これは、pHを維持すると共に、水及び/又は食器の汚れから生じる余分な酸を処理するため予備に十分なアルカリを有する、自動食器洗浄組成物の能力に関連する。
好ましくは本発明の組成物は、単位用量形態である。「単位用量形態」とは、1回の洗浄に十分な洗剤を提供するのに十分な形態で組成物が提供されることを、本明細書では意味する。好適な単位用量形態は、錠剤、小袋、カプセル、パウチなどを含む。本明細書で使用するのに好ましいのは、水溶性材料、例えばポリビニルアルコールで包まれた単位用量形態の組成物である。本発明の洗剤組成物は、約8〜約25グラム、好ましくは約10〜約20グラムの重さである。この重量範囲は、食器洗浄機ディスペンサーに十分適合する。これは少量の洗剤の範囲であるが、本明細書で上述したすべての利点を提供する方法で、洗剤は調製された。
更に具体的には、それは、pH9.5超で、生成物中100cc当たりのNaOHグラムとして定義される。溶液における予備アルカリ度は、以下の方法で判定される。
Ag/AgCl電極(例えばOrion sure flow電極モデル9172BN)を備えたpH計(例えば、Orionモデル720A)は、pH7及びpH10緩衝液を使用して標準化される。試験される組成物の1%溶液は、蒸留水中にて調製される。試料の重量は記録される。1%溶液のpHは測定されて、溶液は0.2N HCL溶液を使用してpH9.5まで滴定される。予備アルカリ度は、以下の方法で算出される。
予備アルカリ度=% NaOH×比重
% NaOH=HCl mL×規定度のHCl×4’/滴定した試料アリコートの重量
*% NaOH式中のNaOH当量の重量、
% NaOH=HCl mL×規定度のHCl×NaOH当量の重量×100/1000×滴定した試料アリコートの重量に由来。
本発明は、漂白の効果、すなわち、茶及びコーヒー、並びに他の着色した汚れなどの漂白可能な汚れの除去を提供するための、自動食器洗浄組成物におけるスルホン化ポリマーの使用に関する。
洗剤組成物
本発明の洗剤組成物は、単位用量形態で提供されることができ、それは、固体、液体及びゲル形態を含む任意の物理的形態であり得る。本発明の組成物は、多区画パックの形態、更に具体的には、異なる物理的形態の組成物を持つ区画を含む多区画パック、例えば固体形態の組成物を含む区画及び液体形態の組成物を含む別の区画での提供に非常に良く適している。組成物は好ましくは、ポリビニルアルコールなどの水溶性フィルムによって包まれている。組成物は、スルホン化ポリマー、及び所望により錯化剤、漂白剤、結晶成長抑制剤、非イオン性界面活性剤などを含む。
本発明の組成物は、20℃の蒸留水の1%重量/容量水溶液中で測定したとき、好ましくは約9〜約12、より好ましくは約10〜約11.5未満、及び特に約10.5〜約11.5のpHを有する。
本発明の組成物は、20℃で生成物100グラムについて測定したとき、pH9.5において、NaOHとして好ましくは約10〜約20、より好ましくは約12〜約18の予備アルカリ度を有する。
スルホン化ポリマー
前記ポリマーは、組成物の約0.1重量%〜約30重量%、好ましくは0.5重量%〜約20重量%、より好ましくは1重量%〜10重量%の任意の好適な量で使用される。本発明の組成物は、好ましくは少なくとも1グラム、より好ましくは少なくとも1.5グラムのスルホン化ポリマー、及び好ましくは5グラム未満のスルホン化ポリマーを含む。スルホン化/カルボキシル化ポリマーは、本発明の組成物に特に好適である。
本明細書に記載される好適なスルホン化/カルボキシル化ポリマーは、約100,000Da以下、又は約75,000Da以下、又は約50,000Da以下、又は約3,000Da〜約50,000Da、好ましくは約5,000Da〜約45,000Daの重量平均分子量を有し得る。
本明細書に記述されるように、スルホン化/カルボキシル化ポリマーは、(a)一般式(I)を有する少なくとも1種のカルボン酸モノマーに由来する少なくとも1つの構造単位
Figure 2018504501
(式(I)中、R1〜R4は、独立して、水素、メチル、カルボン酸基又はCH2COOHであり、カルボン酸基は中和されていてよい)、(b)所望により、一般式(II)を有する少なくとも1種の非イオン性モノマーに由来する1つ以上の構造単位
Figure 2018504501
(式(II)中、R5は、水素、C1〜C6アルキル、又はC1〜C6ヒドロキシアルキルであり、Xは、芳香族である(Xが芳香族のとき、R5は水素又はメチルである)か、又はXは一般式(III)のものであり、
Figure 2018504501
(式(III)中、R6は、(R5とは独立して)水素、C1〜C6アルキル、又はC1〜C6ヒドロキシアルキルであり、YはO又はNである)、並びに一般式(IV)を有する少なくとも1種のスルホン酸モノマーに由来する少なくとも1つの構造単位
Figure 2018504501
(式(IV)中、R7は、少なくとも1つのsp2結合を含む基であり、Aは、O、N、P、S又はアミド若しくはエステル結合であり、Bは、単環式又は多環式芳香族基又は脂肪族基であり、各tは独立して0又は1であり、M+はカチオンである)を含み得る。一態様において、R7は、C2〜C6アルケンである。別の態様では、R7は、エテン、ブテン又はプロペンである。
好ましいカルボン酸モノマーには、アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、メタクリル酸、又はアクリル酸のエトキシレートエステルのうちの1つ以上が挙げられ、アクリル酸及びメタクリル酸がより好ましい。好ましいスルホン化モノマーには、(メタ)アリルスルホン酸ナトリウム、スルホン酸ビニル、フェニル(メタ)アリルエーテルスルホン酸ナトリウム、又は2−アクリルアミド−メチルプロパンスルホン酸のうちの1つ以上が挙げられる。好ましい非イオン性モノマーには、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリルアミド、エチル(メタ)アクリルアミド、t−ブチル(メタ)アクリルアミド、スチレン、又はα−メチルスチレンのうちの1つ以上が挙げられる。
好ましくは、ポリマーは以下の濃度のモノマー:ポリマーの約40重量%〜約90重量%、好ましくは約60重量%〜約90重量%の1つ以上のカルボン酸モノマー;ポリマーの約5重量%〜約50重量%、好ましくは約10重量%〜約40重量%、1つ以上のスルホン酸モノマー;及び所望によりポリマーの約1重量%〜約30重量%、好ましくは約2重量%〜約20重量%の1つ以上の非イオン性モノマーを含む。特に好ましいポリマーは、ポリマーの約70重量%〜約80重量%の少なくとも1種のカルボン酸モノマー及びポリマーの約20重量%〜約30重量%の少なくとも1種のスルホン酸モノマーを含む。
カルボン酸は好ましくは(メタ)アクリル酸である。スルホン酸モノマーは、好ましくは、以下のうちの1つである:2−アクリルアミドメチル−1−プロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸、3−メタクリルアミド−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、アリルスルホン酸(allysulfonic acid)、メタリルスルホン酸(methallysulfonic acid)、アリルオキシベンゼンスルホン酸、メタリルオキシベンゼンスルホン酸、2−ヒドロキシ−3−(2−プロペニルオキシ)プロパンスルホン酸、2−メチル−2−プロペン−1−スルホン酸、スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸、3−スルホプロピルアクリレート、3−スルホプロピルメタクリレート、スルホメチルアクリルアミド、スルホメチルメタクリルアミド、及びこれらの水溶性塩。不飽和スルホン酸モノマーは、最も好ましくは2−アクリルアミド−2−プロパンスルホン酸(AMPS)である。
好ましい市販のポリマーには、Alco Chemical製のAlcosperse240、Aquatreat AR 540及びAquatreat MPS;Rohm & Haas製のAcumer 3100、Acumer 2000、Acusol 587G及びAcusol 588G;BF Goodrich製のGoodrich K−798、K−775及びK−797;並びに、ISP technologies Inc.製のACP 1042が挙げられる。特に好ましいポリマーは、Rohm & Haasにより供給されるAcusol 587G及びAcusol 588Gである。
ポリマー中、すべての又はいくつかのカルボン酸基又はスルホン酸基が中和形態で存在していてよく、すなわちいくつか又はすべての酸性基中のカルボン酸基及び/又はスルホン酸基の酸性水素原子が、金属イオン、好ましくはアルカリ金属イオン、特にナトリウムイオンと置き換えられ得る。
錯化剤
錯化剤は、硬度イオン、特にカルシウム及び/又はマグネシウムを封鎖できる材料である。本発明の組成物は、約2超〜約10グラム、好ましくは約2超〜約8グラムの錯化剤を含む。錯化剤は好ましくは、メチル−グリシン−二酢酸、その塩及びその誘導体、グルタミン酸−N,N−二酢酸、その塩及びその誘導体、イミノジこはく酸、その塩及びその誘導体、カルボキシメチルイヌリン、その塩及びその誘導体、並びにこれらの混合物からなる群から選択される。本明細書で使用される特に好ましい錯化剤は、MGDAの塩、特にMGDAの三ナトリウム塩である。
漂白剤
本発明の組成物は好ましくは、1〜3、好ましくは1.2〜2.8、特に1.5〜2.5グラムの漂白剤を含む。
無機及び有機漂白剤が、本明細書での使用に適している。無機漂白剤には、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、過硫酸塩及び過ケイ酸塩等の過水和塩が挙げられる。無機過水和塩は、通常、アルカリ金属塩である。無機過水和塩は、追加の保護無しの結晶性固体として含まれ得る。あるいは、塩は被覆されていてもよい。好適なコーティングには、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、及びこれらの混合物が挙げられる。本コーティングは、表面に塗布される混合物として塗布されるか、又は順次積層して塗布され得る。
アルカリ金属過炭酸塩、特に過炭酸ナトリウムは、本明細書での使用に好ましい漂白剤である。過炭酸塩は、最も好ましくは、製品内安定性を提供するコーティングされた形態で製品に配合される。
過酸化モノ過硫酸カリウムは、本明細書で有用な別の無機過水和塩である。
典型的な有機漂白剤は、有機ペルオキシ酸、とりわけジペルオキシドデカン二酸、ジペルオキシテトラデカン二酸、及びジペルオキシヘキサデカン二酸である。モノ及びジペルアゼライン酸、モノ及びジペルブラシル酸も本明細書において好適である。ジアシル及びテトラアシル過酸化物、例えば過酸化ジベンゾイル及び過酸化ジラウロイルは、本発明の趣旨において使用可能な他の有機過酸化物である。
更なる典型的な有機漂白剤としてはペルオキシ酸が挙げられ、具体例は、アルキルペルオキシ酸及びアリールペルオキシ酸である。好ましい代表例は、(a)ペルオキシ安息香酸及びその環置換の誘導体、例えばアルキルペルオキシ安息香酸の他、ペルオキシ−α−ナフトエ酸及びモノペルフタル酸マグネシウム、(b)脂肪族又は置換脂肪族ペルオキシ酸、例えばペルオキシラウリン酸、ペルオキシステアリン酸、ε−フタルイミドペルオキシカプロン酸[フタロイミノペルオキシヘキサン酸(PAP)]、o−カルボキシベンズアミドペルオキシカプロン酸、N−ノネニルアミドペルアジピン酸及びN−ノネニルアミドペルスクシネート、並びに(c)脂肪族及び芳香脂肪族ペルオキシジカルボン酸、例えば1,12−ジペルオキシカルボン酸、1,9−ジペルオキシアゼライン酸、ジペルオキシセバシン酸、ジペルオキシブラシル酸、ジペルオキシフタル酸、2−デシルジペルオキシブタン−1,4−二酸、N,N−テレフタロイルジ(6−アミノペルカプロン酸)である。
好ましくは、本発明の組成物中の漂白剤の濃度は、組成物の約0〜約10重量%、より好ましくは約0.1〜約5重量%、更により好ましくは約0.5〜約3重量%である。
漂白活性化剤
漂白活性化剤は、典型的には、60℃以下の温度での洗浄の過程で漂白作用を強化する有機過酸前駆体である。本明細書における使用に適した漂白活性化剤は、過加水分解条件下で、好ましくは1〜12個の炭素原子、特に2〜10個の炭素原子を有する脂肪族ペルオキシカルボン酸、及び/又は所望により、置換過安息香酸を生成する化合物を含む。好適な物質は、炭素原子の数が特定されているO−アシル基及び/若しくはN−アシル基並び/又は所望により、置換ベンゾイル基を有する。ポリアシル化アルキレンジアミン、特にテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、アシル化トリアジン誘導体、特に1,5−ジアセチル−2,4−ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン(DADHT)、アシル化グリコールウリル、特にテトラアセチルグリコールウリル(TAGU)、N−アシルイミド、特にN−ノナノイルスクシンイミド(NOSI)、アシル化フェノールスルホネート、特にn−ノナノイル−又はイソノナノイルオキシベンゼンスルホネート(n−又はイソ−NOBS)、デカノイルオキシ安息香酸(DOBA)、無水カルボン酸、特に無水フタル酸、アシル化多価アルコール、特にトリアセチン、二酢酸エチレングリコール及び2,5−ジアセトキシ−2,5−ジヒドロフラン並びにクエン酸トリエチルアセチル(TEAC)が優先される。存在する場合、本発明の組成物は、0.1〜2、好ましくは0.2〜1グラムの漂白活性剤、好ましくはTAEDを含む。
漂白触媒
本明細書の組成物は、好ましくは、漂白触媒、好ましくは金属含有漂白触媒を含有する。より好ましくは、金属含有漂白触媒は、遷移金属含有漂白触媒、とりわけマンガン又はコバルト含有漂白触媒である。
本明細書で使用される好ましい漂白触媒としては、マンガントリアザシクロノナンと関連錯体(米国特許第A−4246612号及び同第A−5227084号)、ビスピリジルアミンコバルト、ビスピリジルアミン銅、ビスピリジルアミンマンガン及びビスピリジルアミン鉄、並びに関連錯体(米国特許第A−5114611号)、並びにペンタミンアセテートコバルト(III)並びに関連錯体(米国特許第A−4810410号)が挙げられる。本明細書での使用に適した漂白触媒の完全な記述は、国際特許公開第99/06521号、34頁、26行目〜40頁、16行目で確認できる。
マンガン漂白触媒は、本発明の組成物中での使用に好ましい。本明細書で使用するのに特に好ましい触媒は、次の一般式を有する複核マンガン錯体であり、
Figure 2018504501
式中、Mnは、個々にIII又はIV酸化状態であり得るマンガンであり、各xは、H2O、O22−、O2−、OH−、HO2−、SH−、S2−、>SO、Cl−、N3−、SCN−、RCOO−、NH2−及びNR3(Rは、H、アルキル又はアリール(所望により置換されている)である)からなる群から選択される配位又は架橋種を表し、Lは、多数の窒素原子を含有し、その窒素原子すべて又はいくつかを介してマンガン中心に配位結合する、有機分子であるリガンドであり、zは、錯体の電荷を示し、正でも負でもよい整数であり、Yは、錯体の電荷zによって決まる、電荷的中性に導く一価又は多価対イオンであり、q=z/[電荷Y]である。
好ましいマンガン錯体は、xがCH3COO-若しくはO2のいずれか又はこれらの混合物であり、最も好ましくはマンガンがIV酸化状態にあり、xがO2-であるものである。好ましいリガンドは、3個の窒素原子を介してマンガン中心の1つに配位結合するもの、好ましくは大環状の性質のものである。特に好ましいリガンドは、
(1)1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、(Me−TACN);及び
(2)1,2,4,7−テトラメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、(Me−Me TACN)である。
電荷的中性のための対イオンYのタイプは、錯体の活性には重要ではなく、例えば、以下の対イオン:塩化物イオン、硫酸イオン、硝酸イオン、メチル硫酸イオン、界面活性剤アニオン、例えば長鎖アルキル硫酸イオン、アルキルスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、トシレート、トリフルオロメチルスルホネート、過塩素酸イオン(ClO4 -)、BPh4 -、及びPF6 -1のうちのいずれかから選択することができるが、いくつかの対イオンは、生成物の特性及び安全性の理由から、他よりも好ましい。
したがって、本発明において使用可能な好ましいマンガン錯体は:
Figure 2018504501
であり、これらは、以下、
Figure 2018504501
と略してもよい。
Iの構造を以下に挙げる:
Figure 2018504501
と略す。
IIの構造を以下に挙げる:
Figure 2018504501
と略す。
マンガン錯体は、非常に有効な漂白及び酸化触媒として欧州特許第A−0458397号及び同第A−0458398号にも開示されていることに留意されたい。本発明の更なる記述中で、これらは、簡単に「触媒」とも称される。
好ましくは本発明の組成物は、0.001〜1、より好ましくは0.002〜0.01グラムの漂白触媒を含む。好ましくは漂白触媒は、マンガン漂白触媒である。
無機ビルダー
本発明の組成物は、好ましくは無機ビルダーを含む。好適な無機ビルダーは、炭酸塩、ケイ酸塩及びこれらの混合物からなる群から選択される。炭酸ナトリウムは、本明細書で使用するのに特に好ましい。好ましくは本発明の組成物は、1〜8、より好ましくは2〜6、及び特に3〜5グラムの炭酸ナトリウムを含む。
界面活性剤
本明細書での使用に適した界面活性剤には、非イオン性界面活性剤が挙げられ、好ましくは組成物は、他の界面活性剤をいずれも含まない。従来より、非イオン性界面活性剤は、フィルム形成及びスポッティングを回避し、光沢を改善するための表面改質、特にシート化を目的として、自動食器洗浄機において使用されてきた。非イオン性界面活性剤は、汚れの再堆積の防止にも寄与することができることが判明している。
好ましくは、本発明の組成物は、非イオン性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤系を含み、より好ましくは、非イオン性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤系は、蒸留水中で1%濃度のときに、40〜70℃、好ましくは45〜65℃で測定されるような転相温度を有する。「非イオン性界面活性剤系」とは、本明細書では、2つ以上の非イオン性界面活性剤の混合物を意味する。本明細書での使用に好ましいのは、非イオン性界面活性剤系である。これらは、単一の非イオン性界面活性剤よりも、製品中で、改善された洗浄及び仕上がり特性並びに良好な安定性を有するように見える。
転相温度は、それより低い温度で、界面活性剤又はその混合物が、優先的には、油膨張ミセルとして水性相に分割し、それより高い温度で、優先的には、水膨張逆ミセルとして油性相に分割する温度である。転相温度は、混濁が生じる温度を識別することによって視覚的に判断することができる。
非イオン性界面活性剤又は系の転相温度は、以下のように判断することができる:蒸留水中、溶液の1重量%の対応する界面活性剤又は混合物を含有する溶液を調製する。溶液を軽く攪拌した後、転相温度を分析して、プロセスが化学平衡中で行われていることを確実にする。転相温度は、熱安定性の浴槽内で、75mm密封試験管中の溶液を浸漬することによって測定する。漏れがないことを確保するために、転相温度の測定の前後に試験管を秤量しておく。温度が予め予測した転相温度より数度下に達するまで、温度は、1℃/分未満の速度で徐々に増加する。転相温度は、濁りが初めて見られた時点で視覚的に判断される。
好適な非イオン性界面活性剤としては、i)6〜20個の炭素原子を有するモノヒドロキシアルカノール又はアルキルフェノール(alkyphenol)と、アルコール又はアルキルフェノール1モル当たり、好ましくは少なくとも12モル、特に好ましくは少なくとも16モル、更により好ましくは少なくとも20モルのエチレンオキシドと、の反応によって調製されるエトキシル化非イオン性界面活性剤、ii)6〜20個の炭素原子及び少なくとも1つのエトキシ基及びプロポキシ基を有するアルコールアルコキシル化界面活性剤が挙げられる。本明細書での使用に好ましいのは、界面活性剤i)とii)との混合物である。
別の好適な非イオン性界面活性剤は、次式で表されるエポキシキャップされたポリ(オキシアルキル化)アルコールである。
R1O[CH2CH(CH3)O]x[CH2CH2O]y[CH2CH(OH)R2] (I)
式中、R1は、4〜18個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の脂肪族炭化水素基であり、R2は、2〜26個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の脂肪族炭化水素基であり、xは、0.5〜1.5の平均値を有する、より好ましくは約1の整数であり、yは、少なくとも15、より好ましくは少なくとも20の値を有する整数である。
好ましくは、式Iの界面活性剤は、末端エポキシド単位[CH2CH(OH)R2]中に少なくとも約10個の炭素原子を有する。本発明によれば、式Iの好適な界面活性剤は、例えば、Olin Corporationによって1994年10月13日に公開された国際特許公開第94/22800号に記載の、Olin CorporationのPOLY−TERGENT(登録商標)SLF−18B非イオン性界面活性剤である。
アミンオキシド界面活性剤は、本発明の組成物での使用に有用である。C10〜C18アルキルジメチルアミンオキシド及びC10〜18アシルアミドアルキルジメチルアミンオキシドが好ましい。
界面活性剤は、0.1〜10、より好ましくは0.5〜5、及び特に0.8〜3グラムの量で存在し得る。
酵素
本明細書の酵素変異体を説明する中で、参照しやすいように以下の学術用語が用いられる:(1つ又は複数の)元のアミノ酸:(1つ又は複数の)位置:(1つ又は複数の)置換アミノ酸。標準酵素IUPAC 1レターコードのアミノ酸を使用する。
プロテアーゼ
好適なプロテアーゼには、メタロプロテアーゼ及び中性又はアルカリ性微生物セリンプロテアーゼ等のセリンプロテアーゼ、例えばスブチリシン(EC 3.4.21.62)、並びにその化学的に又は遺伝的に修飾された突然変異体が挙げられる。好適なプロテアーゼとして、Bacillus lentus、Bacillus alkalophilus、Bacillus subtilis、Bacillus amyloliquefaciens、Bacillus pumilus及びBacillus gibsonii等のBacillus属由来のものを含むスブチリシン(EC 3.4.21.62)が挙げられる。
本発明の洗剤に特に好ましいプロテアーゼは、Bacillus lentus由来の野生型酵素と少なくとも90%、好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%、更により好ましくは少なくとも99%、特に100%の同一性を示すポリペプチドであって、本明細書に参照により援用する国際公開第00/37627号に示されるようなBPN’番号付与システム及びアミノ酸略号を用いた場合に、以下に示す位置の1つ以上、好ましくは2つ以上、より好ましくは3つ以上に突然変異を有する、ポリペプチドである。すなわち、V68A、N87S、S99D、S99SD、S99A、S101G、S101M、S103A、V104N/I、G118V、G118R、S128L、P129Q、S130A、Y167A、R170S、A194P、V205I及び/又はM222S。
最も好ましくは、プロテアーゼは、PB92野生型(国際特許公開第08/010925号中、配列番号2)又はスブチリシン309野生型(N87Sの自然変異体を含む以外はPB92主鎖による配列)のいずれかに対して以下の突然変異体(BPN’番号方式)を含む群から選択される。
(i) G118V+S128L+P129Q+S130A
(ii) S101M+G118V+S128L+P129Q+S130A
(iii) N76D+N87R+G118R+S128L+P129Q+S130A+S188D+N248R
(iv) N76D+N87R+G118R+S128L+P129Q+S130A+S188D+V244R
(v) N76D+N87R+G118R+S128L+P129Q+S130A
(vi) V68A+N87S+S101G+V104N
好適な市販のプロテアーゼ酵素としては、商品名Savinase(登録商標)、Polarzyme(登録商標)、Kannase(登録商標)、Ovozyme(登録商標)、Everlase(登録商標)、及びEsperase(登録商標)でNovozymes A/S社(デンマーク)により販売されるもの、商品名Properase(登録商標)、Purafect(登録商標)、Purafect Prime(登録商標)、Purafect Ox(登録商標)、FN3(登録商標)、FN4(登録商標)、Excellase(登録商標)、Ultimase(登録商標)及びPurafect OXP(登録商標)でGenencor International社により販売されるもの、並びに商品名Opticlean(登録商標)及びOptimase(登録商標)でSolvay Enzymes社により販売されるもの、Henkel/Kemiraから利用可能なもの、すなわちBLAPが挙げられる。
本発明の製品におけるプロテアーゼの好ましい濃度は、製品1グラム当たり、約0.1〜約10mg、より好ましくは約0.5〜約5mg、とりわけ約1〜約4mgの活性プロテアーゼを含む。
アミラーゼ
本明細書での使用に好ましい酵素には、細菌又は真菌由来のものを含むα−アミラーゼが挙げられる。化学的に又は遺伝的に修飾された突然変異体(変異体)が含まれる。好ましいアルカリ性α−アミラーゼは、Bacillusの菌種から、例えば、Bacillus licheniformis、Bacillus amyloliquefaciens、Bacillus stearothermophilus、Bacillus subtilis、又は他のBacillus種、例えばBacillus種NCIB 12289、NCIB 12512、NCIB 12513、DSM 9375(米国特許第7,153,818号)、DSM 12368、DSMZ no.12649、KSM AP1378(国際特許公開第97/00324号)、KSM K36又はKSM K38(欧州特許第1,022,334号)に由来する。好ましいアミラーゼとしては以下のものが挙げられる:
(a)米国特許第5,856,164号並びに国際特許公開第99/23211号、国際特許公開第96/23873号、国際特許公開第00/60060号及び国際特許公開第06/002643号に記載の変異体、とりわけ国際特許公開第06/002643号において配列番号12に列挙されているAA560酵素に対して以下の位置に1つ以上の置換基を有する変異体:
9、26、30、33、82、37、106、118、128、133、149、150、160、178、182、186、193、195、202、214、231、256、257、258、269、270、272、283、295、296、298、299、303、304、305、311、314、315、318、319、320、323、339、345、361、378、383、419、421、437、441、444、445、446、447、450、458、461、471、482、484、好ましくはD183*及びG184*の欠失部分も含有する変異体。
(b)Bacillus種707由来の野生型酵素(米国特許第6,093,562号中の配列番号7)と少なくとも95%の同一性を示す変異体、とりわけ以下の突然変異体:M202、M208、S255、R172及び/又はM261のうちの1つ以上を含むもの。好ましくは、前記アミラーゼは、M202L又はM202T突然変異体のうちの1つを含む。
好適な市販のα−アミラーゼとして、DURAMYL(登録商標)、LIQUEZYME(登録商標)、TERMAMYL(登録商標)、TERMAMYL ULTRA(登録商標)、NATALASE(登録商標)、SUPRAMYL(登録商標)、STAINZYME(登録商標)、STAINZYME PLUS(登録商標)、POWERASE(登録商標)、FUNGAMYL(登録商標)及びBAN(登録商標)(Novozymes A/S、Bagsvaerd,Denmark)、KEMZYM(登録商標)(AT9000 Biozym Biotech Trading GmbH Wehlistrasse 27b A−1200 Wien Austria)、RAPIDASE(登録商標)、PURASTAR(登録商標)、ENZYSIZE(登録商標)、OPTISIZE HT PLUS(登録商標)及びPURASTAR OXAM(登録商標)(Genencor International Inc.,Palo Alto,California)並びにKAM(登録商標)(花王、103−8210日本国東京都中央区1丁目日本橋茅場町14−10)が挙げられる。本明細書での使用に特に好ましいアミラーゼには、NATALASE(登録商標)、STAINZYME(登録商標)、STAINZYME PLUS(登録商標)、POWERASE(登録商標)及びこれらの混合物が挙げられる。
好ましくは、本発明の製品は、組成物1グラム当たり少なくとも0.01mgの活性アミラーゼを含み、好ましくは組成物1グラム当たり約0.05mg〜約10mg、より好ましくは約0.1mg〜約6mg、とりわけ約0.2mg〜約4mgのアミラーゼを含む。
追加酵素
本発明の製品で用いるのに好適な追加酵素は、ヘミセルラーゼ、セルラーゼ、セロビオースデヒドロゲナーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、マンナナーゼ、ペクチン酸リアーゼ、ケラチナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、アミラーゼ及びこれらの混合物からなる群から選択される1つ以上の酵素を含むことができる。
セルラーゼ
本発明の製品は、好ましくは、プロテアーゼ及び/又はアミラーゼ以外に他の酵素を含む。セルラーゼ酵素は、追加の酵素として好ましく、特にエンド−β−1,4−グルカナーゼ活性(E.C.3.2.1.4)を示す、微生物由来のエンドグルカナーゼが好ましい。本明細書で使用するのに好ましい市販のセルラーゼは、Celluzyme(登録商標)、Celluclean(登録商標)、Whitezyme(登録商標)(Novozymes A/S社)並びにPuradax HA(登録商標)及びPuradax(登録商標)(Genencor International)である。
好ましくは、本発明の生成物のプロテアーゼ及び/又はアミラーゼは粒子の形態であり、この粒子は粒子の29重量%未満の硫酸ナトリウムを含む、又は硫酸ナトリウムと活性酵素(プロテアーゼ及び/又はアミラーゼ)は4:1未満の重量比である。
結晶成長抑制剤
結晶成長抑制剤は、炭酸カルシウム結晶に結合して、アラゴナイト及び方解石などの種の更なる成長を防止することができる材料である。
本明細書で使用される特に好適な結晶成長抑制剤は、HEDP(1−ヒドロキシエチリデン1,1−ジホスホン酸)である。好ましくは本発明の組成物は、0.01〜1、より好ましくは0.05〜0.8グラムの結晶成長抑制剤、好ましくはHEDPを含む。
金属ケア剤
金属ケア剤は、アルミニウム、ステンレス鋼並びに銀及び銅等の非鉄金属を含む金属の曇り、腐食又は酸化を防止又は低減することができる。好ましくは本発明の組成物は、0.001〜0.01、より好ましくは0.002〜0.009グラムを含んでおり、好ましくは金属ケア剤はベンゾトリアゾール(BTA)である。
ガラスケア剤
ガラスケア剤は、食器洗浄プロセス中にガラス製品の外観を保護する。好ましくは本発明の組成物は、0.001〜1、より好ましくは0.002〜0.5グラムのガラスケア剤を含み、好ましくはガラスケア剤は亜鉛塩である。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らない限り、そのような各寸法は、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。
2つの自動食器洗浄組成物(組成物1及び組成物2)は、本明細書中以下において詳述される成分を含んで作製される。
Figure 2018504501
茶渋汚れの除去
IKW試験方法に従って硫酸鉄(III)を有する人工的に硬水で調整した紅茶(アッサム)を使用して、試験脚部当たりの8つのカップに汚れをつけた(IKW作業グループ自動食器洗浄機用洗剤。「Methods for Ascertaining the Cleaning Performance of Dishwasher Detergents(Part B,updated 2005)」SOFW−Journal,132,8〜2006pp.35)。各式において、2つのカップは洗浄機の一番上のラックに配置されて、バラスト料理を載せて、組成物1及び2を使用して洗浄した。注入水は、360ppmのCaCO3の硬度を有した。
人工のバラストとして、凍結から100gのIKW汚れ及び36gの挽き肉を加えて、消費者の状態で見出せる汚れの量を増加させた。人工のIKW汚れは、IKW手順に従って作製されており、肉の汚れは、225gの挽き肉(50%の豚肉及び50%の牛肉)、75gの卵(卵白及び卵黄)及び80gの水(CaCO3 350ppmの硬度)を混ぜて、ペーストを形成まで混合することによって作製し、それから各挽き肉ペースト36gを含む容器に分割して、冷凍庫で保存した。
試験は、標準R−50℃サイクル(事前洗い無し)でMiele GSL食器洗浄機で実施した。洗剤は、ディスペンサーの扉が開いたとき、食器洗浄機に加えた。試験は残りのカップで更に3回繰り返して、全部を洗浄したら、8つのカップは、汚れている〜完全に洗浄まで、1〜10の目視による尺度を用いて、3人の別々の審査官によって等級分けされた。
Figure 2018504501
上述のデータから、高濃度のポリマー(組成物1対組成物2)が改善された茶渋汚れ除去をもたらすことは、明白である。

Claims (16)

  1. 自動食器洗浄の食器から漂白可能な汚れを除去するための、自動食器洗浄洗剤組成物におけるスルホン化ポリマーの使用。
  2. 前記組成物が少なくとも0.8グラムの前記スルホン化ポリマーを含む、請求項1に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  3. 茶渋汚れの除去のための、請求項1又は2のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  4. 前記洗剤組成物がリン酸塩を含まない、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  5. 前記洗剤組成物が有機錯化剤を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  6. 前記組成物が少なくとも4グラムの前記錯化剤を含み、前記錯化剤は好ましくは、メチルグリシン二酢酸、その塩及びその誘導体、グルタミン酸−N,N−二酢酸、その塩及びその誘導体、イミノジこはく酸、その塩及びその誘導体、カルボキシメチルイヌリン、その塩及びその誘導体、並びにこれらの混合物からなる群から選択される、請求項5に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  7. 前記洗剤組成物が約1〜約3グラムの漂白剤を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  8. 前記洗剤組成物が漂白触媒、好ましくはマンガン漂白触媒を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  9. 前記洗剤組成物が結晶成長抑制剤を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  10. 前記洗剤組成物が非イオン性界面活性剤を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  11. 前記洗剤組成物が、20℃にて1重量%水溶液中で測定したとき約9〜約12のpHを有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  12. 前記洗剤組成物が、20℃で生成物100mlについて測定したとき、pH9.5において、NaOHとして約10〜約20の予備アルカリ度を有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  13. 前記洗剤組成物が単位用量形態であり、より好ましくは水溶性材料によって包まれている、請求項1〜12のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  14. 前記単位用量の重量が約5〜約25グラムである、請求項13に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  15. 前記洗剤組成物が、
    i)少なくとも0.8グラムのスルホン化ポリマーと、
    ii)4〜8グラムの錯化剤、好ましくはMGDAの三ナトリウム塩と、
    ii)0.5〜4グラムの漂白剤、好ましくは過炭酸ナトリウムと、を含み、
    前記組成物が、20℃で、1重量%水溶液中で測定したとき、9〜12のpHを有し、及び20℃で生成物100mlについて測定したとき、pH9.5において、NaOHとして約10〜約20の予備アルカリ度を有し、
    前記組成物が好ましくは単位用量形態である、
    請求項1〜14のいずれか一項に記載のスルホン化ポリマーの使用。
  16. 自動食器洗浄機で食器から漂白可能な汚れを除去する方法であって、前記方法が、
    a)汚れた食器を提供する工程と、
    b)前記汚れた食器を自動食器洗浄機に入れる工程と、
    c)自動食器洗浄洗剤組成物に少なくとも0.8グラムのスルホン化ポリマーを提供する工程と、
    を含み、前記組成物が、
    i)4〜8グラムの錯化剤、好ましくはMGDAの三ナトリウム塩と、
    ii)0.5〜4グラムの漂白剤、好ましくは過炭酸ナトリウムと、を含み、
    前記組成物が、20℃で、1重量%水溶液中で測定したとき、9〜12のpHを有し、及び20℃で生成物100mlについて測定したとき、pH9.5において、NaOHとして約10〜約20の予備アルカリ度を有する、工程と、
    d)前記自動食器洗浄機を動かす工程と、
    を含み、前記自動食器洗浄洗剤の前記スルホン化ポリマーが、漂白可能な汚れの除去に寄与する、方法。
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