JP2018503298A - チャネルバンドリングを用いる送信装置および受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠隔及び隣接チャネルのバンドリングをサポートすること。【解決手段】少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータの通信を行う送信装置及び受信装置が、チャネルバンドリングを用いて提案される。送信装置は、送信されるデータのデータストリームを2以上のストリームパーティションに分割するように構成されるデータストリーム分割器と、ストリームパーティションをそれぞれ受信し、前記受信されたストリームパーティションから変調データを生成するように構成される2以上の変調器と、前記受信されたストリームパーティションから前記変調器によって生成された前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てるように構成されるインタリーバとを具備する。【選択図】図21

Description

本開示は、少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを送信するための送信装置と、これに対応する方法とに関する。本開示はさらに、少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを受信するための受信装置と、これに対応する方法とに関する。
単一のRFチャネルのネット容量を超える全体のサービスデータレートを可能にする、分離したRFチャネルの多重チャンネルバンドリングが広く知られている。例えば、チャネルバンドリングは、物理層上に適用される場合があり、つまり、上位層ソリューションは、送信装置側における全体のデータストリームを、異なる単一のRFチャネルの容量に適合するパーティションに分割するように注意を払う。ソートされたストリームタイプの一貫した方法で異なるRFチャネルのデータ再結合を可能にする上位層シグナリングが提供される場合がある。チャネルバンドリングは、関連する全てのRFチャネルに対して透過的に処理され、つまり、受信装置側における出力ストリームは、送信装置側における対応する入力ストリームに等しい。RFチャネルは、必ずしも互いに隣接していなくても、どのチャネル周波数においても配置され得る。
ATSC3.0システムでは、各RFチャネルが、孤立のATSC3.0信号として扱われることが提案されている。追加のガードバンド、追加のパイロット、同期等のバンドリングされたチャネルのための物理層には、特別な措置は要求されない。特に、RFチャネルバンドリングのコンセプトは、複数の既存のLDPC符号化器及び復号化器、並びに、標準のRFチューナの再利用を可能としており、これは、全体の複雑さを低減すること、及び、単一のRFチャネルの容量を超える高データレートサービスの導入を簡素化することに貢献している。
提案された全ての手法では、送信装置(Tx)側におけるストリームの分割及び受信装置(Rx)側におけるストリームの再結合(又は、幾つかの図では、結合BB(ベースバントパケット)デフレーミングとも呼ばれる)は、物理層外で実行される。既知のソリューションは、重大な欠点を有している。つまり、異なるチャネルが完全に分離されているので、膨大な入力ストリームの全体の性能が、異なるRFチャネルの異なるチャネルコンディションの影響を受けてしまう。これについての主な理由は、全ての割り当てられたRFチャネルに対する送信装置及び受信装置が、独自の独立したFPC(前方誤り訂正)符号化器及び復号化器を展開しているためである。仮に、1つ、あるいは幾つかのチャネルに、正確なデータ復号化に不十分なSNR又は他のチャネル障害が発生した場合、全体の再結合ストリームが、誤りを含む破損されたデータストリームとなってしまう。
本明細書中における"背景技術"の記載は、本開示の文脈を一般的に提示することを目的とするものである。この背景技術の欄で説明される範囲での現在における発明者の技術は、本願の出願時点で従来技術ではない可能性がある説明の側面と同様に、明示的にも暗示的にも、本願に対する従来技術として認めるものではない。
欧州特許出願公開第2043291号明細書 米国特許出願公開第2007/147521号明細書
本技術の目的は、特に、比較的に単純で拡張性のある実施が可能であり、遠隔及び隣接チャネルのバンドリングをサポートし、追加的な周波数ダイバーシティを提供し、単一及び複数データストリームに対するSNR平均化及び作業を提供する、少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを送信する送信装置及びこれに対応する方法を提供することにある。本技術のさらなる目的は、少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを受信する、対応する受信装置及び方法を提供することにある。また、本技術のさらなる目的は、上記各方法を実施するための、対応するコンピュータプログラム及び非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
本技術の一側面によれば、少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを送信するための送信装置が提供される。上記送信装置は、送信されるデータのデータストリームを2以上のストリームパーティションに分割するように構成されるデータストリーム分割器と、ストリームパーティションをそれぞれ受信し、前記受信されたストリームパーティションから変調データを生成するように構成される2以上の変調器と、前記受信されたストリームパーティションから前記変調器によって生成された前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てるように構成されるインタリーバとを具備する。
本技術の他の一側面によれば、少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを受信するための受信装置及び対応する方法が提供される。上記受信装置は、少なくとも2つの分離したRFチャネルを介して受信されたデータストリームのデータを受信するように構成され、前記データストリームのストリームパーティションのデータは、少なくとも2つのRFチャネルを介して送信され、異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属するデータを異なる復調器に割り当てるように構成されるデインタリーバと、ストリームパーティションのデータをそれぞれ受信し、前記受信されたストリームパーティションのデータから復調データを生成するように構成される2以上の復調器と、前記2以上の復調器の復調データをデータストリームに結合するように構成されるデータストリーム結合器とを具備する。
本技術のさらに別の一側面によれば、対応する方法と、コンピュータ上で実行されると、開示された方法におけるステップをコンピュータに実行させるプログラム手段を含むコンピュータプログラムと、プロセッサにより実行されると開示された方法が実行されるコンピュータプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体とが提供される。
本技術の他の形態は、従属請求項において定義される。なお、開示された方法、開示されたコンピュータプログラム、及び開示されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、それぞれ、特許請求の範囲に記載された送信装置及び受信装置と類似及び/又は同一の実施形態を有し、従属請求項において定義される。
本技術の一側面は、特に、異なるRFチャネルに亘るSNR平均化を伴う、複数RFチャネルに基づくチャネルバンドリングを使用する。本技術は、利用可能なRFチャネルに亘る符号化からの出力データの拡散を使用する。この拡散は、送信装置及び受信装置の異なる段階で実行されてもよい。2つの例示的な実施形態は、OFDMシンボルレベルでの拡散、及びPLPレベルに基づく拡散である。
前述の段落は、一般的な導入によって提供されたものであり、添付の特許請求の範囲を限定するものではない。記載された実施形態は、さらなる利点と共に、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって最良に理解されるであろう。
チャネルバンドリングアーキテクチャに関する現行の提案を示す概略図である。 異なる地上波RFチャネルにおけるSNRの変動を示す図である。 DVB−C2のチャネルバンドリングを示す概略図である。 DVB−S2xのチャネルバンドリングを示す概略図である。 マルチチューナ型チャネルバンドリング受信装置アーキテクチャを示す概略図である。 単一チューナ型チャネルバンドリング受信装置アーキテクチャを示す概略図である。 OFDMシンボルのセルレベルでのチャネルバンドリングのTx側の処理を示す概略図である。 提案されたハイブリッドデュアルチューナ型アーキテクチャ(OFDMシンボルレベルの拡散)を示す概略図である。 完全なOFDMシンボルレベルでのチャネルバンドリングのTx側の処理を示す概略図である。 PLPレベルでのチャネルバンドリングのTx側の処理を示す概略図である。 提案されたハイブリッドデュアルチューナ型アーキテクチャ(PLPレベルでの拡散)を示す概略図である。 入力及び出力インターフェイスでのストリーム分割器を示す概略図である。 入力及び出力インターフェイスでm=2でのストリーム結合器を示す概略図である。 2つのRFチャネルの選択器/結合器ステージを示す概略図である。 2つのRFチャネル及び同じCdateでの選択器/結合器ステージにおけるOFDMシンボルのセル交換の一例を示す概略図である。 3つのRFチャネル及び同じCdateでの選択器/結合器ステージ間のOFDMシンボルのセル交換の一例を示す概略図である。 変調器を相互接続する2つの異なる手法を示す概略図である。 単一BICMステージでのチャネルバンドリングを示す概略図である。 単一BICMステージでのチャネルバンドリングの受信装置を示す概略図である。 複数PLPでのチャネルバンドリングのアーキテクチャを示す概略図である。 1つの周波数帯周波数インタリーバを用いる複数PLPでのチャネルバンドリングのアーキテクチャを概略図である。 地上波放送システムにおける基本TFS機構を示す概略図である。 TFSのTxアーキテクチャを示す概略図である。 異なるモードで使用される共通の送信装置及び受信装置アーキテクチャを示す概略図である。 MIMOモードにおける共通の送信装置及び受信装置アーキテクチャを示す概略図である。 チャネルボンディングモードにおける共通の送信装置及び受信装置アーキテクチャを示す概略図である。 MRCモードにおける共通の送信装置及び受信装置アーキテクチャを示す概略図である。
本開示におけるより完全な理解及びその多くの利点は、添付の図面と結びつけて以下の詳細な説明が参照されることによって十分に理解され容易に理解される。
本開示は、データを送信及び受信するための装置、方法及びシステムについて記載する。幾つかの実施形態では、本開示は、データの放送送信及び受信に関連する。幾つかの実施形態では、データは、オーディオ/ビデオデータであってもよい。幾つかの実施形態は、特に、異なるRFチャネルに亘るSNR平均化を伴う、複数RFチャネルに基づくチャネルバンドリングについて記載する。
まず、背景技術及び既存のアーキテクチャについて説明する。
次のATSC3.0標準における現在の提案は、複数のチャネルバンドリングを予測し、RFチャネルを分離して、単一のRFチャネルのネット容量を超える全体のサービスデータレートを可能にしている。この提案では、チャネルバンドリングが物理層上に適用され、つまり、つまり、上位層ソリューションは、送信装置側における全体のデータストリームを、異なる単一のRFチャネルの容量に適合するパーティションに分割するように注意を払う。ソートされたストリームタイプの一貫した方法で異なるRFチャネルのデータ再結合を可能にする上位層シグナリングが提供される。チャネルバンドリングは、関連する全てのRFチャネルに対して透過的に処理され、つまり、受信装置側における出力ストリームは、送信装置側における対応する入力ストリームに等しい。RFチャネルは、必ずしも互いに隣接していなくても、どのチャネル周波数においても配置され得る。
各RFチャネルは、孤立のATSC3.0信号として扱われる。追加のガードバンド、追加のパイロット、同期等のバンドリングされたチャネルのための物理層には、特別な措置は要求されない。特に、RFチャネルバンドリングのコンセプトは、複数の既存のLDPC符号化器及び復号化器、並びに、標準のRFチューナの再利用を可能としており、これは、全体の複雑さを低減すること、及び、単一のRFチャネルの容量を超える高データレートサービスの導入を簡素化することに貢献している。
提案された全ての手法では、送信装置(Tx)側におけるストリームの分割及び受信装置(Rx)側におけるストリームの再結合(又は、幾つかの図では、結合BB(ベースバントパケット)デフレーミングとも呼ばれる)は、物理層外で実行される。
一般的に、上記異なる手法は、2つのRFチャネルについて以下のように説明される。もちろん、2以上のバンドリングされたRFチャネルに対して、簡単にこの原理を拡張することができる。
図1は、技術応答の要請に記載された現在提案されているチャネルバンドリング・メカニズムを示している。PCT特許出願PCT/EP2014/061467及びそれが基礎となる優先権出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
送信装置(Tx)側では、ストリーム分割器10が入力ストリームをm個のTS/IP入力ストリームに分割し、これが、その後、m個の分離した変調器11、12によって別々に変調されて、地上波チャネルでの伝送のためのm個のRFストリームとなる。受信装置(Rx)側では、受信されたRFストリームが、m個の復調器13、14によって別々に復調されて、m個の復調ストリームとなり、これが、その後、ストリーム再結合器15によって再結合されて、出力ストリームとなる。
既知の提案における上述のソリューションは、チャネルバンドリングに対する最も簡単なソリューションを実現しているが、重大な欠点を有している。つまり、異なるチャネルが完全に分離されているので、膨大な入力ストリームの全体の性能が、異なるRFチャネルの異なるチャネルコンディションの影響を受けてしまう。これについての主な理由は、全ての割り当てられたRFチャネルに対する送信装置及び受信装置が、独自の独立したFPC(前方誤り訂正)符号化器及び復号化器を展開しているためである。仮に、1つ、あるいは幾つかのチャネルに、正確なデータ復号化に不十分なSNR又は他のチャネル障害が発生した場合、全体の再結合ストリームが、誤りを含む破損されたデータストリームとなってしまう。
一例として、図2に示されているプロットは、スウェーデンのオペレータ(テラコム)からの異なる地上波RFチャネルにおける、計測されたSNRの変動を示している。
次に、SNR平均化が行われない既存のチャネルバンドリングアーキテクチャについて説明する。特に、チャネルバンドリングが行われる既存の非地上波放送システムについて説明する。
チャネルバンドリングのコンセプトは、DVB−C2、DVB−S2x等のような他の放送システムにおいて既に導入されている点にまず留意されたい。一方、ケーブル及び衛星チャネルにおいて、関連するRFチャネル又はデータスライスに亘る大きな振幅変化は期待されない。従って、SNR平均化のための異なるTx信号ストリーム間におけるデータセルの交換は、要求されない。しかしながら、C2及びS2xチャネルバンドリングの原理について、ここで簡単に説明する。
DVB−C2システムは、異なるデータスライスに亘る単一のPLP(物理層パイプ)接続のデータの拡張を可能としている。この動作モードは、単一のデータスライスの容量を超えるスループットレートを要求する先進型のサービスを対象としている。
バンドリングされたPLP接続の全てのデータパケットは、同じ入力処理ブロックを通過する。モード適応ブロックにおけるISSYタイムスタンプの挿入は、受信装置側での異なるデータスライスからのパケットの再整理を可能としている。図3は、DVB−C2におけるチャネルバンドリングを用いたシステムを示す概略図である。
DVB−S2xでは、DVB−C2と同様の手法(図4に記載)が続く。単一入力ストリームは、最大で3つのトランスポンダで並列に搬送される。DVB−C2において、大入力PLPのデータは同じ入力処理ブロック40を通過するため、"高効率モード(HEM)"において、全てのBBフレームは、Rx側での再整理を可能にするその独自のISSYタイムスタンプを得る。分離は、BBフレーム作成後に、分離器41で実行される。図4は、DVB−S2xにおけるチャネルバンドリングを示している。全てのRFチャネルは、シンボルレート、変調及び符号化設定などの、その独自の物理パラメータを使用することができる。
次に、本明細書において開示される地上波チャネルバンドリング・メカニズムの現在の提案について説明する。まず、地上波システムにおける既存のチャネルバンドリング手法について説明する。
送信装置の処理は、既存のアーキテクチャに関して上述のようにして行われる。2つの分離したRFチャネルについて、関連するデュアルチューナ受信機アーキテクチャが図5に示されており、これは、マルチチューナ・チャネルバンドリング受信機アーキテクチャ50を示している。
全てのRFチャネルの復号化は、ストリーム結合器55における結合ストリーム再結合、又は、処理チェーンの最後に配置されたデフレーミング部56によるベースバンド(BB)デフレーミングの前において、分離したRFフロントエンド51、52及び分離した復調器53、53によって独立して行われる。従って、2つのRFチャネルに亘るSNR平均化は行われない。
幾つかの例示的な利点及び欠点を以下に記載する。
利点については、以下の通りである。
・シンプルでスケーラブルな実装
・分離した復号化器(チューナ+復調器)の完全な再利用
・遠隔及び隣接チャネルのバンドリングをサポート
・帯域幅全体に亘る追加の統計的多重化ゲイン
欠点については、以下の通りである。
・追加の周波数ダイバーシティ、又は、SNR平均化がない
・隣接のバンドリングされたチャネルについてガードバンドを削除できない(下記参照)
完全性のため、チャネルバンドリングは、全体としてより大きな単一のRFチャネルによって実現されてもよいことに言及しておく。Tx側では、ストリームは、より高い帯域幅入力処理、BICM及び時間インタリーバステージによって処理される。
RFフロントエンド61及び復調器62(FTT、FDI(周波数領域インタリーブ)、デフレーミング及びTDI(時間領域インタリーブ)の結合部63、QAM−デマッパ64、LDPC復号化器65、及びBB−デフレーミング部66を含む)を含む単一のチューナ・チャネルバンドリング受信装置アーキテクチャ60を示す図6に示されているように、Rx側では、単一の帯域幅チューナを使用することができる。
この手法の例示的な利点及び欠点を以下に列挙する。
利点については、以下の通りである。
・追加の周波数ダイバーシティ
・TFSのような(時間周波数スライス)SNR平均化
・帯域幅全体に亘る追加の統計的多重化ゲイン
・隣接のバンドリングされたチャネル間のガードバンドを削除できる
欠点については、以下の通りである。
・複雑な実装
・遠隔チャネルのバンドリングができない
次に、SNR平均化を伴う、提案されるチャネルバンドリングについて説明する。全ての関連するRFチャネルに亘るSNR平均化を可能にする技術が提案される。最も重要な要素は、利用可能なRFチャネルに亘る全てのFEC符号化器(LDPC符号化器)からの出力データの拡散である。この拡散は、Tx及びRxチェーンの異なるステージで生じてもよい。2つの選択肢、つまり、OFDMシンボルレベルに基づく拡散、及びPLPレベルに基づく拡散について、以下で説明する。
まず、OFDMシンボルレベルに基づく拡散について説明する。図7は、OFDMシンボル内のセルレベルでの2つのRFチャネルのチャネルバンドリングを伴う、単一のPLPに対するTx側での原理についての例示的な実施形態70を示している。PLPバンドリングの場合、大入力ストリームは、入力処理部71における入力処理の後、ストリーム分割器72において、PLPにそれぞれ割り当てられる異なる部分ストリームに分割される。これらのPLPは、その後、異なる変調器73、74に供給され、また、同じ又は異なるPLP IDを持つことができる。単一のPLP♯1に割り当てられた少なくとも1つの部分ストリームが各変調器に供給される。なお、この文脈において、RFチャネル毎のPLPの数は、必ずしも同じにする必要はない。例えば、第1のRFチャネルRF1は、n個のPLPを搬送してもよく、一方で第2のRFチャネルRF2は、p個のPLPを搬送してもよい(n≠p)。しかしながら、単一PLPの場合、図7に示す破線のボックスは、実際には非アクティブである。
DVB−T2、DVB−NGH及び最も可能性が高いATSC3.0等の典型的なアーキテクチャでは、異なるPLPは、異なる入力処理BICMステージ及び個々の時間インタリーバを通過する。BICM(ビットインタリーバ符号化変調)ステージ731、741は、FEC符号化器(BCH及びLDPC)、ビットインタリーバ及びQAMマッパから構成される。時間インタリーバ732、742による時間インタリーブの後、全てのPLPの時間インタリーブQAMセルは、スケジューラ733、743によってフレーム内の異なるOFDMシンボルにスケジューリングされる。
通常の場合、スケジューラ733、743の出力は、関連するRFチャネルの周波数インタリーバ及びOFDM変調器に直接的に供給される。現在のソリューソンとは対照的に、選択された又は全ての関連するRFチャネルに亘る1つのOFDMシンボルのスケジューリングされたセルを(例えば、等しく)交換することが提案される。これは、変調器73内の選択器734、735及び結合器736と、変調器74内の選択器744、745及び結合器746とによって実行される。続いて、周波数インタリーバ737、747による周波数インタリーブ及びOFDM変調器738、748によるOFDM変調が行われて、RF出力ストリームを得る。
なお、示されたセル交換ステージ及びその後のRFチャネル周波数インタリーバの代わりに、OFDM副搬送波の総和又は全てのRFチャネルの結果としての帯域幅に亘って広がる単一の周波数インタリーバが用いられてもよい(例えば、セル交換及び2つの分離した6MHz周波数インタリーバの代わりの、単一の12MHz周波数インタリーバ:例えば図21参照)。
概して、提案される送信装置は、以下の要素を備えている。
i)送信されるデータのデータストリームを2以上のストリームパーティションに分割するように構成されるデータストリーム分割器(実施形態70において、ストリーム分割器72によって実現される)。
ii)ストリームパーティションをそれぞれ受信し、受信されたストリームパーティションから変調データを生成するように構成される2以上の変調器(実施形態70において、変調器73、74によって実現される)。
iii)受信されたストリームパーティションから変調器によって生成された変調データを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てるように構成されるインタリーバ(実施形態70において、選択器734、735、744、745、結合器736、746及び周波数インタリーバ736、746において実現される。つまり、セルの交換は、本開示の文脈においてインタリーブの一実施形態として理解されてもよい)。
Rx側では、Tx側からのキャリア交換は、明らかに、復号化の前に反転して行う必要がある。図8は、2つのRFチャネルの受信装置アーキテクチャ、特に、提案されたハイブリッドデュアルチューナ型アーキテクチャ(OFDMシンボルレベルの拡散)についての例示的な実施形態80を示している。この開示は、2つのRFチャネルに限定されない。受信装置80は、2つのフロントエンド81、82と、2つの復調器83、84と、ストリーム結合器85と、デフレーミング部86とを備えている。各復調器83、94は、FFT及びFID部831、841と、デフレーミング及びTDI部832、842と、QAMデマッパ833、843と、LDPC復号化器834、844を含む。受信装置は、典型的には、単一のPLPのみを復号化する。これは、少なくとも、1つのPLPが1つのサービス(例えば、ビデオストリーム)を表す場合である。PLPがサービスコンポーネントのみ(例えば、ビデオのみ、又は音声のみ)を搬送する場合、サービスを含むすべてのPLPが復号化される必要がある。
概して、提案される受信装置は、以下の要素を備えている。
i)少なくとも2つの分離したRFチャネルを介して受信されたデータストリームのデータを受信するように構成され、データストリームのストリームパーティションのデータは、少なくとも2つのRFチャネルを介して送信され、異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属するデータを異なる復調器に割り当てるように構成されるデインタリーバ(実施形態80において、FFT及びFDI部811、821と、デフレーミング及びTDI部812、822とにより実現され、他の実施形態では、セル再交換回路によって実現され、つまり、セルの再交換は、本開示の文脈において、デインタリーブの一実施形態と理解されてもよい)。
ii)ストリームパーティションのデータをそれぞれ受信し、受信されたストリームパーティションのデータから復調データを生成するように構成される2以上の復調器(実施形態80において、QAMデマッパ813、823及びLDPC復号化器814、824によって実現される)。
iii)2以上の復調器の復調データをデータストリームに結合するように構成されるデータストリーム結合器(実施形態80において、ストリーム結合器82によって実現される)。
異なるRF交換間のデータ交換は、OFDMシンボル内のセル交換における上述のメカニズムではなく、完全なOFDMシンボルにおいても起こり得ることについて言及しておく。実際上、これは、フレームにおけるLF OFDMシンボルのうちの単一のOFDMシンボル(典型的には、プリアンプル及びシグナリングシンボルを除く、データシンボルのみ)が、異なる変調器間で交換されることを意味する。送信装置におけるこのような実形態90における関連するブロック図が図9に示されており、完全なOFDMシンボルレベルでのチャネルバンドリングについてのTx側の処理を示している。なお、以上のセル特定選択器(OFDMシンボル内)734'、735'、744'、745'は、フレーム内のOFDMシンボル上で動作しており、つまり、選択器734'、735'、744'、745'の粒度は、図7に示される実施形態における選択器734、735、744、745と比べて異なっており、これが、選択器におけるインデックスによって示されている(Cdataの代わりにLf)。
当然、如何なる形態の複数のOFDMシンボルにおける交換も可能であるが、ダイバーシティはより少なくなる。OFDMシンボルの交換は、2つのチューナでのTFSでのチャネルバンドリングの単純な結合アーキテクチャを可能にするので、重要なシナリオであると見なされる。なお、OFDMシンボルの交換は、周波数インタリーバの後に同様にして行われてもよい。
次に、PLPレベルに基づく拡散について説明する。
以上では、拡散がOFDMシンボルレベルにおいて行われると仮定されていた。これにより、単純なTx及びRxの実装が可能となるが、幾つか欠点がある。関連のあるPLPがOFDMシンボルのセルのサブセットで送信されるのみであったとしても、全体のOFDMシンボルが交換される必要があるため、拡散されたOFDMシンボルの交換データレートは、非常に高い。PLPレベルでのチャネルバンドリングのTx側の処理についての実施形態100を示す図10に示すように、PLPレベルでのセルの拡散により、この欠点は、克服することができる。
異なる選択器ブロック1021、1022、1031、1032におけるデータセルの選択は、例えば、ストリーム分割器101における分割レート、つまり、異なる変調器チェーン102、103に供給されるPLPに対するBBフレームの関係によって定義されてもよい。この実施形態では、スケジューラ1024、1034は、結合器1023、1033の後に提供される。
この実施形態では、分離された入力ストリームが、分離された入力処理部及び分離されたストリーム分割器によって扱われ得ることについても示されている。代わりに、分離された入力ストリームは、共通の入力処理部71及び共通のストリーム分割器101により扱われてもよい。この提案されたアイデアは、従って、分離された入力ストリームを並列に扱うことにも適用され得る。
2つの復調器113、114を含む提案されたハイブリッドデュアルチューナ型アーキテクチャ(PLPレベルでの拡散)を示す図11において、それぞれの受信装置アーキテクチャ110が示されている。復調器113、114は、QAMデマッパ833、843のLLR値を交換するのみであり、図8に示される受信装置アーキテクチャ80で提供されるようなOFDMシンボルの交換と比較して、データレートがより小さくなる。なお、受信側でのデータセルの交換については、異なる可能性があり、ビッド毎のQAMデマッパの後のLLR値における図示された交換に加えて、Q及びI値の交換、並びに、QAMデマッパ833、843の前の、FFT、FDI、デマッピング及びTDIにおける共通ユニット1131、1141によるチャネル状態情報(CIS)の交換も可能である。
PLPレベルでのデータの交換における他の利点は、異なるRF帯域幅でのチャネルバンドリングの場合における柔軟性の増加であり、これは、異なるOFDMシンボル・デュレイションをもたらす。異なるOFDMシンボルタイミングのため、OFDMシンボルの交換は困難であるが、これは、PLPレベルでのセル交換の場合には、何ら問題はない。しかしながら、異なるRFチャネル間のセル交換の数は、異なるチャネルの容量に応じて適用されるべきである。
次に、最先端のチャネルバンドリング手法による、SNR平均化を伴うチャネルバンドリングの比較を行う。
利点については、以下の通りである。
・比較的に単純かつスケーラブルな実装
・既存のチューナ、及び、略完全に既存の復調器の再利用
・遠隔及び隣接チャネルのバンドリングのサポート
・追加の周波数ダイバーシティ
・TFSのような(時間周波数スライス)SNR平均化
・単一のPLP、及び、複数のRFチャネルに亘る複数のPLPに対する動作
欠点については、以下の通りである。
・復調器チップ間における、高いデータレートのインターフェイスが要求(受信QIMセル+チャネル状態情報又は関連のあるPLPのQAMデマッピングの後のLLR値)
・隣接するバンドリングチャネルについて、ガードバンドを削除できない
当業者であれば、幾つかの実施形態において、異なる受信アンテナ及びチューナからの受信信号が単一の復号化器チップにおいて結合されることを理解されるであろう。
次に、ストリーム分割器、ストリーム結合器及び選択器における例示的な実施形態について詳細に説明する。
入力及び出力インターフェイスを伴うストリーム分割器120の実施形態を示す図12に示されているように、ストリーム分割器120の入力ストリームは、n個の異なるPLPのベースバンド・フレーム(BBフレーム)から構成される。各PLPは、TS、IP又はGSEなどの、異なる入力ストリームフォーマットを有していてもよい。対応する入力ストリームパケットは、ストリーム分割器120の前の入力処理ブロック121、122において、ISSYタイムスタンプなどの適切なタイムスタンプを持つBBフレームにパケット化される。ストリーム分割器120の仕事は、m個の変調器に対して指定されたストリームの出力データレートが、対応するRFチャネルの利用可能な容量と一致するように、n個のPLPのBBフレームをm個のストリームに分割することである。同じ容量のm=2の変調器を有する最も単純なケースでは、ストリーム分割器は、両方の変調器について入力ストリームを等しく分割する。m個のRFチャネルにおける、異なる送信パラメータ又はRFチャネル帯域幅の場合、m個のRFチャネルの容量が異なる場合があり、ストリーム分割器の出力で、不均一な出力ストリーム容量の分割が要求される。
入力及び出力インターフェイスを伴うm=2のストリーム結合器130における実施形態を示す図13に示されているように、受信装置におけるストリーム結合器130の仕事は、ストリーム分割器の処理を元に戻すことである。復号化されている与えられたPLPについて、m個の復調器131、132のm個のストリームは、BBフレーム内で利用可能なISSYタイムスタンプに応じて結合される。ストリーム結合器130は、異なるストリームからのBBフレームを記憶するためのバッファであって、そのサイズが、m個の復調器における最大の異なる復号化遅延に依存するバッファを含む。同一の復号化遅延の場合、幾つかのBBフレームのバッファサイズで十分である。分割器及び結合器の処理は、透過的であり、つまり、ストリーム結合器130の出力でのBBフレームのストリームは、ストリーム分割器の入力と同じである。ストリーム結合の後、最初のTS/IP/GSEストリームが、BBデフレーマ133により復元される。
2つのRFチャネルに対する選択器/結合器ステージ140における実施形態を示す図14に示されているように、選択器及び結合器ステージ140の仕事は、m個のRFチャネル全体に亘るm個のスケジューラ141、142の出力において、変調シンボル(いわゆる、DVBのセル)を等しく分配することである。このような方法により、周波数ダイバーシティは、mのファクタによる単一のチャネルの帯域幅から、全てのバンドリングされたチャネルの全体的な帯域幅へと増加される。特に、RFチャネルの異なるSNRレベルの場合、SNR平均化が、全てのRFチャネルに亘って行われる。なお、各変調器に提供される選択器143、144、145、146は、例えば、図9に示すような分離された選択器ブロックとして実装されてもよく、つまり、m個の変調器について各変調器がm個の選択器ブロックを有するように、変調器毎の1つの選択器ブロックが実装されてもよい。他の実施形態では、各変調器は、選択器ブロックの機能を実行する単一の選択器を含む。選択器143、144、145、146から受信されたデータは、結合器147、148によって結合される。
このような分配を適用する最も簡単な方法は、全ての関連するRFチャネル間の各OFDMシンボルにおける(全てのCdataセルの)各m番目のセルの交換である。同じRF帯域幅(つまり、Cdataが全てのRFチャネルで同じ)でのm=2の最も単純なケースでは、偶数インデックス(インデックス2:2:Cdata、MATLABシンタックスに基づく)を持つOFDMシンボルの全てのセルは、現在のRFチャネルにおいて維持され、一方で、奇数インデックス(インデックス1:2:Cdata、MATLABシンタックスに基づく)を持つOFDMシンボルの全てのセルは、両方のRFチャネル間で交換される。このような選択器/結合器ステージ140のブロック図が図14に示されている。OFDMシンボルに対する影響が図15に示されている。図15は、2つのRFチャネル及び同一のCdataでの選択器/結合器ステージにおけるOFDMシンボルのセル交換の一例を示している。3つのRFチャネル及び同一のCdataでの選択器/結合器ステージ間におけるOFDMシンボルのセル交換の一例を示す図16において、3つのRFチャネルでの類似の例が示されている。
異なる帯域幅を伴うm個のRFチャネル、及び、これにより異なるOFDMシンボル・デュレイション及びセルCdata数における一般的なケースでは、交換されるセルの量は、等しくなく、また、異なるRFチャネルのCdataの比率、並びに、異なるOFDMシンボル・デュレイションに応じて計算しなければならない。さらに、異なるRFチャネルからのセルの結合動作の順序が定義されなければならない。両方の数は、変調器及び復調器の実装間の明確さを避けるために、丸め演算を使用する決定論的な方法で定義されなければならない。結合ステージの後におけるRFチャネル毎のセルのランダム分配を保証するため、周波数インタリーバが、各RFチャネルについて個別に適用される。
次に、変調器/復調器間における要求される通信リンクの数について説明する。
m=2の場合、4つの単方向通信リンク、又は、2つの双方向通信リンクが、m個の選択器/結合器ステージ間でのデータの交換に必要とされる。mの数が増加するにつれて、要求される通信リンクの数が急激に増加する。これは、送信装置(m個の変調器を含む)及び受信装置(m個の復調器を含む)の両方に当てはまる。多数の専用送信リンク又はよりよい論理表現を避けるために、m個のデモ間の通信バスが使用されてもよい。専用のリンク又は通信バスを使用する2つの手法が図17において例示的に示されている。図17は、幾つかの変調器171、172、173、174を相互接続する2つの異なる手法を示している(図17(a)は、専用リンクを示しており、図17(b)は、通信バスを示している)。選択器/結合器ステージのBBフレーム入力及び出力ストリームは、簡略化のために省略されている。
次に、単一のBICMステージでのチャネルバンドリングについて説明する。
単一のBICM符号化及び復号化ステージ(つまり、FEC符号化(BCH/LDPC)、ビットインタリーブ及びQAMマッピング)において、チャネルバンドリングがどのようにして実現されるかについて簡潔に説明する。既存の機能ブロック又は既存の復調器アーキテクチャ全体を再利用するという点に焦点を当てた従来のソリューションとは対照的に、この選択肢では、BICMステージで、単一のRFチャネルの容量を超えるデータテートを扱うことを可能とすることが要求されるが、送信装置及び受信装置のアーキテクチャがより単純となる。
単一のBICMステージ及び複数のバンドリングされたRFチャネルでの送信装置側のアーキテクチャ180についての実施形態が、2つのRFチャネルの構成例における図18に示されている。関連する受信装置のブロック図190についての実施形態が、単一のBICMステージでのチャネルバンドリングにおける図19に示されている。
送信装置180は、2つの変調器181、182を備えており、変調器181は、図10に示された送信装置100における実施形態で提供されたような選択器及び結合器ではなく、分離器183を備えている。従って、同じ完全なBICMを使用するのではなく、別の選択肢が提供され、仮に、分離器が、同じFEC(LDPC)符号化器の後に配置されている場合、異なる変調器チェーンでの全ての部分ビットストリームを、分離されたQAM変調器によって変調することができ、従って、異なるRFチャネルでの異なるロバストレベルが許容される。受信装置側では、分離したQAMデマッパの通過後に、結合が行われる。この目的のため、受信装置190は、分離したフロントエンド81、82と、FFT、FDI及びデフレーミングのための分離したユニット191、192と、単一の結合器193と、単一の時間インタリーバ194と、単一のQAMデマッパ195と、単一のLDPC復号化器196と、単一のデフレーミング部86とを備えている。
次に、複数のPLPの一般的なアーキテクチャ、並びに、時間周波数スライシングにおける関係について説明する。
提案された改善は、非常に高いデータレートの単一のPLPに対するチャネルバンドリングに焦点を当てている。しかしながら、一般的に、異なる符号化チェーンからの副搬送波の交換は、複数のPLPのシナリオにおいても適用可能である。もちろん、略全体の容量を割り当てる高データレートPLPと、残りの容量を満たす他のPLPとの混合シナリオも可能である。n個のPLP及びm個のRFチャネルを伴うM−PLPに対するTx構造が、複数(つまり、n個)のPLPでのチャネルバンドリングについての送信装置アーキテクチャ200を示す図20に示さている。図7に示されている送信装置アーキテクチャ70と比較して、n個の入力処理部71a、・・、71nが、n個のPLPに対する分離した入力処理のために提供されている。さらに、各m個の変調器73a、・・、73mは、n個のBICM部731a、・・、731n、741a、・・、741nと、n個の時間インタリーバ732a、・・、732n、742a、・・、742nと、スケジューラ773、743、選択器734、735、744、745と、結合器736、746と、周波数インタリーバ737、747と、OFDM変調器738、748とを備えている。
セル交換ステージ及びその後のRFチャネル周波数インタリーバの代わりに、全てのRFチャネルの結果としての帯域幅に亘る単一の周波数インタリーバを使用することができ、
当然、依然としてm個の変調器間のインターフェイスが要求される。これが、図21に示され、図21は、全ての変調器211a、・・、211nと、上記変調器211a、・・、211nにおける各PLPに対する分離した入力処理部213a、・・、213n、214a、・・、214nとのための1つの広帯域周波数インタリーバ212を使用した複数のPLPでのチャネルバンドリングに対する送信装置アーキテクチャ210を示している。
提案されたチャネルバンドリング手法の1つの欠点は、幾つかのチューナの必須の使用である。なお、幾つかのRFチャネルの単一のチューナ受信を可能とするDVB及びATSC3.0における他の提案、いわゆる、"時間周波数スライシング(TFS)"が存在することについて言及しておく。TFSも異なるPLPからのデータを異なるRFチャネル(最大で6つの周波数)に拡散して、効率的な統計的多重化を可能とする単一の'仮想'チャネルを作成する。PLPは、これらが、1つの時点で1つのRFチャネルでのみ出現するようにスケジュールされる。異なるRFチャネルでの異なるPLP部分間の幾つかのガードバンドが、チャネル交換を可能とするために提供される。図22は、地上波放送システム(DVB、ATSC3.0)における基本的なTFSメカニズムを示している。
しかしながら、RFチャネルホッピングの十分な時間を可能とするための十分な数のPLPの必須の使用などのような、TFSの使用における欠点及び制約も存在する。加えて、PLPが、利用可能な容量の大部分を割り当てることは、全ての可能時間で単一のRFチャネルにこのPLPをスケジュールすることができないので、不可能である。その結果、単一のRFチャネルの容量より十分小さい、1つのPLPの最大容量に関する制約が生じる。図23は、図18に示されるチャネルバンドリングのTxアーキテクチャ180と比較され得る、TFSのTxアーキテクチャ230を示している。この送信装置230は、n個のPLPを処理するためのn個の処理チェーンを含み、各処理チェーンは、入力処理部231a、・・、231nと、BICM232a、・・、232nと、タイムインタリーバ233a、・・、233nとを含む。さらに、共通のスケジューラ234が提供される。スケジューラ234の出力は、周波数インタリーバ及びOFDM変調器をそれぞれ含むm個の分離したOFDM部235a、・・、235mに提供される。
一般的には、TFSは、単一のチャネルの容量を超えるデータレートで送信を行うことができない。これが、記載された方法及び装置の一例を使用して、チャネルバンドリングにより拡張される。
本開示の他の実施形態では、受信装置アーキテクチャにおいて2つのチューナが使用される他のシナリオにおいて、提案された送信装置及び受信装置アーキテクチャが使用され、統合されたアーキテクチャとして実施されてもよい。このような他のシナリオは、チャネルバンドリング(チャネルボンディングとも呼ばれる)使用する、以上で説明されたシナリオに加えて、ダイバーシティ受信装置で使用されるMIMOアーキテクチャ及びMRC(最大比結合)アーキテクチャを含む。これは、他のシナリオについて適用の使用を排除するものではない。幾つかの実施形態では、BICMステージを含む標準SISO受信装置からの標準ブロックが再利用される。提案されたアーキテクチャは、2以上の送信装置モジュールに亘り、また、2以上の受信装置モジュールに亘る結合処理/セル交換ステージをそれぞれ使用する。提案されたアーキテクチャは、ブロックの再利用によって、低実装、低開発労力、低コスト化による利点を提供し、また、これにより、市場でのより高い成功の機会を提供する。
なお、受信装置の最も複雑な要素としてのLDPC復号化器は、並列的な構造で実装される。処理速度xである論理的に2つの分離したLDPC復号化器は、処理速度2xで動作する単一のLDPC復号化器により扱われてもよい。換言すると、2つの標準速度LDPC復号化器又は2倍速の単一の復号化器の実装は、機能的に同じである。
送信装置300及び受信装置400の共通のアーキテクチャが図24に示されている。他の実施形態を参照して既に上で説明された構成要素には、当該他の実施形態と同じ参照番号が付されている。送信装置300において、統合されたプリコーディング及びセル交換部301が提供され、受信装置400において、統合された復号化及びセル再交換部401が提供される。更に、受信装置400において、OFDM復調器402、404と、FDI、PLP選択及びTDIのための共通部403、405とが提供される。
概略図から理解されるように、処理は、この共通アーキテクチャの全てのアプリケーションで共通のシンボルレベル(例えば、QAMシンボルのレベル)で行われる。さらに、冗長データ(例えば、分離したチャネルを介した要求に応じた冗長データ)を要求又は得るためのインターフェイスが、同じ処理レベルに基づいて提供されてもよい。
送信装置は、異なるモード(つまり、MRCモード、MIMOモード及びチャネルボンディングモード)で動作され得るので、統合されたプリコーディング及びセル交換部301を制御して、対応して所望のモードで動作させるために、制御部302が、幾つかの実施形態において提供されてもよい。この制御部302は、送信装置のオペレータにより操作されてもよい。送信装置が、複数のアンテナを実装しているか、又は、他の2つのRF周波数に対してチャネルボンディングモードで動作してもよい場合には、制御部は、特定のRFチャネルのためのMIMO動作を選択してもよい。動作は、ネットワーク構造及び予期される受信装置の能力に依存し、ネットワークオペレータによって選択される。さらに、受信装置400が、統合された復号化及びセル再交換部401を同じモードで動作させることができるように、受信装置400による使用のための、送信装置300が動作された各モードを識別する幾つかのシグナリングが、送信データストリームに含められる。シグナリグは、例えば、プリアンブルで搬送されるレイヤ1シグナリング、又は、動作モードを定義する各フレームの開始位置でのシグナリングシンボルに埋め込まれてもよく、また、動作モードに基づいて後に続くデータ部分を復号化するために、受信装置で使用される。
図25は、MIMOモードで動作された場合における、送信装置300に対応する送信装置310と、受信装置400に対応する受信装置410とを示している。この場合、統合された処理及びセル交換部301は、MIMO符号化器311として機能し、統合された復号化及び再交換部401は、MIMO復号化器411として機能する。
MIMO符号化器311では、線形プリコーディング行列が使用されてもよい。さらに、異なるプリコーディング行列が、副搬送波k毎に適用されてもよい。プリコーディングは、以下の式に示す副搬送波k毎のプリコーディング行列を有するeSM(拡張空間多重化)及びPH(位相ホッピング)を使用してよい。
Figure 2018503298
電力割り当て又はストリームベース位相ホッピング等のような追加のプリコーディング要素が、追加的に使用されてもよい。送信装置でのプリコーディングは、ダイバーシティを増加させ、また、システム全体の性能を向上させる。他の実施形態において、プレーン空間多重化は、以下に示す式で適用されてもよい。
Figure 2018503298
この場合、プリコーディングは適用されず、また、プリコーダは、透過的と見なされ得る。
RFチャネルRF1及びRF2は、空間領域で定義され、また、2つのチューナは、2つのアンテナに接続され、MIMO送信を行うため、少なくとも2つの送信アンテナ及び少なくとも2つの受信アンテナが提供される。つまり、第1の送信アンテナは、RF1でデータを送信し、第2の送信アンテナは、RF2でデータを送信する。送信アンテナ及び受信アンテナの間にインターフェイスが存在していてもよい。チャネル行列は、以下の式により表される。
Figure 2018503298
受信装置410では、2つの受信データストリームをデカップリングするために、ZF(ゼロ強制)又はMMSE(最小平均二乗誤差)検出が用いられてもよい。あるいは、例えば、結合MIMO復号化器及びQAMデマッパ412などのML(最大尤度)デマッパが用いられてもよい。
図26は、チャネルボンディングモードにおいて動作するときの、送信装置300に対応する送信装置320と、受信装置400に対応する受信装置420とを示している。この場合、統合されたプリコーディング及びセル交換部301は、開示されたインタリーバの他の実施形態を表すセル交換部321として機能し、統合された復号化及びセル再交換部401は、開示されたインタリーバの他の実施形態を表すセル再交換部421として機能する。このケースは、MIMOケースのサブセットとして機能的に見なされてもよい。
セル交換部321において、SNR平均化は、MIMO記述の類似性(アナロジー)を強調する行列表記において記述されてもよい。
Figure 2018503298
これにより、偶数及び奇数は、OFDM搬送波数を示すが、他の粒度(OFDMシンボル等)にマッピングすることもできる。他の実施形態では、増加されたダイバーシティを提供する任意のプリコーディング(MIMOに類似)が適用されてもよい。一方、上述のMIMOプリコーディングに類似の単一のプリコーディングが好ましいが、本開示において必須ではない。上述の行列により記述された単純なセル交換と比較して、プリコーディングは、性能をさらに向上させる。プリコーディングブロックが既にMIMO動作モードで利用可能な場合、プリコーディングブロックは、追加の複雑性がないチャネルボンディングモードに用いられてもよい。プリコーディングの適用による改善された性能は、以下のように説明される。プリコーディングは、2つのBICMチェーンによって生成された2つのシンボルにオーバラップしており、つまり、両方のシンボルの重畳が各RFチャネルにおいて送信される。2つのRFチャネルが、非常に異なるフェーディング又は減衰を経験した場合、2つのシンボルの情報は、受信装置においてより確実に復元されてもよい(極端なシナリオでは、両方のシンボルの情報が、RFチャネルのみから復元されてもよい。プリコーディングが適用されない場合に、1又は2つのRFチャネルが非常に強く減衰するとき、第2のシンボルが失われる可能性がある)。
RFチャネルRF1及びRF2が周波数領域で記述される。共通のチャネル干渉は存在しない。チャネル行列は以下の式により表される。
Figure 2018503298
ここで、h11及びh22は、それぞれ、RFチャネルRF1及びRF2のフェーディング係数に対応する。この記述は、上述のMIMOモードの類似性を強調するためのものである。
受信装置420では、例えば、SNR平均化又は逆プリコーディングの再整理の使用により、セル交換が実行される。
図27は、ダイバーシティ受信装置を提供するMRC結合モードで動作する場合における、受信装置300に対応する受信装置330と、送信装置400に対応する送信装置430とを示している。この場合、送信装置330は、単一の経路(変調器)のみを使用し、つまり、単一のデータストリーム処理のみが存在する。統合されたプリコーディング及びセル交換部301は無効化される。受信装置では、統合された復号化及びセル再交換部401は、セル再交換部431(開示されたインタリーバのさらに別の実施形態を表す)として機能するが、セル再交換部431の後の1つの経路のみが有効化されるように、単一のデータストリームも発する。このケースは、MIMOケースのサブセットと見なされてもよい。
送信経路及び各受信経路間のRFチャネルは、以下の式により表されてもよい。
Figure 2018503298
受信装置430では、例えば、最大比結合(MRC)のアルゴリズムをフォローする、2つの受信信号のコヒーレント加算の使用により、最大比結合が実行されてもよい。例えば、最適結合などの、より進歩した結合アルゴリズムが用いられてもよい。
要約すると、図24〜27を参照して以上で説明された、結合された送信装置及び受信装置アーキテクチャにおいて、送信装置及び受信装置は、概して、それぞれ、以下のように定義される。
少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを送信するための送信装置であって、
送信されるデータのデータストリームを2以上のストリームパーティションに分割するように構成されるデータストリーム分割器と、
ストリームパーティションをそれぞれ受信し、受信されたストリームパーティションから変調データを生成するように構成される2以上の変調器と、
異なるモードで動作するように構成される統合されたプリコーディング及びセル交換部と、
統合されたプリコーディング及びセル交換部を制御して、所望のモードで動作させるように構成されるオプション制御部とを具備し、
上記モードは、i)2以上のストリームパーティションを別々に符号化するように動作するMIMOモード、ii)受信されたストリームパーティションから変調器により生成された変調データを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てるように動作するチャネルボンディングモード、iii)データストリーム分割器及び統合されたプリコーディング及びセル交換部が無効化され、1つの変調器のみが動作するMRCモードを含む
送信装置。
少なくとも2つの分離したRFチャネル(周波数(チャネルボンディング)において分離されていてもよく、空間的又は偏波ダイバーシティにより達成されてもよい)を介してデータストリームのデータを受信するための受信装置であって、
受信データからモード情報を抽出する手段と、
抽出されたモード情報に応じて、異なるモードの1つで動作するように構成される統合された復号化及びセル再交換部と、
ストリームパーティションのデータをそれぞれ受信し、受信されたストリームパーティションのデータから復調データを生成するように構成される2以上の復調器と、
2以上の復調器の復調データをデータストリームに結合するように構成されるデータストリーム結合器とを具備し、
上記モードは、i)少なくとも2つの分離したアンテナを介して受信された2以上のストリームパーティションのデータを別々に復号化するように動作するMIMOモード、ii)少なくとも2つの分離したRFチャネルを介してデータストリームのデータを受信するように動作し、データストリームのストリームパーティションのデータは、少なくとも2つのRFチャネルを介して送信され、異なるRFチャネルを介して送信された同じストリームパーティションに属するデータを、異なる復調器に割り当てるように動作するチャネルボンディングモード、iii)1つのみの復調器が有効化されて、受信されたデータが復調されるMRCモードを含む
受信装置。
従って、上述の議論は、本開示の単なる例示的な実施形態を開示及び記載している。当業者であれば理解されるように、本開示は、その精神又は本質的な特徴を逸脱することなく、他の特定の形態において具体化されてもよい。従って、本開示における開示は、例示であると意図され、本開示の範囲及び他の請求項を限定するものではない。本開示は、本明細書の技術における容易に認識可能な如何なる変形をも含み、本発明の主題が公衆に捧げられないように、以下の請求項における技術の範囲について部分的に定義する。
請求項において"具備する"との文言は、他の要素又はステップを排除するものではなく、また、不定冠詞「a」、又は「an」は、複数を排除しない。単一の要素又は他のユニットは、請求項に記載された幾つかの項目の機能を果してもよい。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、これらの手段の組合せが有利に使用することができなということを示すものでなない。
以上では、本開示の実施形態が、ソフトフェア制御データ処理装置により少なくも部分的に実施されるとして説明されたが、このようなソフトウェアを担持する、例えば、光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリのような非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体においても、本開示の実施形態を表すと見なされる。また、このようなソフトウェアは、インターネット又は他の有線若しくは無線電気通信システムなどの他の形態で配布されてもよい。
開示されたデバイス、装置及びシステムの要素は、例えば、適切な回路等の対応するハードウェア及び/又はソフトウェア要素により実現されてもよい。回路は、従来の回路要素、特定用途向け集積回路、標準集積回路、特定用途向け標準製品及びフィールドプログラマブルゲートアレイを含む集積回路を含む電子構成要素の構造集合体である。さらに、回路は、中央処理装置、グラフィック処理装置、及びソフトウェアコードに従ってプログラム又は構成されたマイクロプロセッサを含む。回路には、上述のハードウェア実行ソフトフェアが含まれるが、回路は、純粋なソフトウェアを含まない。
開示された主題における更なる実施形態が以下に列挙される。
1. 少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを送信するための送信装置であって、
送信されるデータのデータストリームを2以上のストリームパーティションに分割するように構成されるデータストリーム分割器と、
ストリームパーティションをそれぞれ受信し、前記受信されたストリームパーティションから変調データを生成するように構成される2以上の変調器と、
前記受信されたストリームパーティションから前記変調器によって生成された前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てるように構成されるインタリーバと
を具備する送信装置。
2. 形態1に記載の送信装置であって、
前記データストリーム分割器は、前記データストリームをN個のストリームパーティションに分割するように構成され、
前記送信装置は、単一のストリームパーティションを受信するようにそれぞれ構成されるN個の変調器を具備する
送信装置。
3. 形態1に記載の送信装置であって、
前記データストリーム分割器は、送信されるデータの少なくとも2つのデータストリームを受信し、前記データストリームを2以上の各ストリームパーティションに分割するように構成され、
前記2以上の変調器は、少なくとも2つの異なるデータストリームから少なくとも1つのストリームパーティションをそれぞれ受信するように構成される
送信装置。
4. 形態3に記載の送信装置であって、
前記2以上の変調器は、各データストリームから1つのストリームパーティションをそれぞれ受信するように構成される
送信装置。
5. 形態3に記載の送信装置であって、
前記インタリーバは、同一のデータストリームにおける異なるストリームパーティションから異なる変調器によって生成され、同一のRFチャネルによって送信用に割り当てられた変調データを結合するように構成される結合器をさらに具備する
送信装置。
6. 形態1〜5のうちいずれか1つに記載の送信装置であって、
前記送信装置は、OFDMシンボルのOFDM副搬送波で前記データを送信するように構成され、
前記インタリーバは、前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルのOFDMシンボルのOFDM副搬送波に割り当てるように構成される
送信装置。
7. 形態1〜6のうちいずれか1つに記載の送信装置であって、
前記2以上の変調器は、前記受信されたストリームパーティションから、複数のセルを含むOFDMシンボルをそれぞれ生成するように構成され、
前記インタリーバは、前記受信されたストリームパーティションから前記変調器によって生成されたOFDMシンボル又はOFDMシンボルのセルを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てるように構成される
送信装置。
8. 形態1〜7のうちいずれか1つに記載の送信装置であって、
前記インタリーバは、
前記各変調器の変調データを、前記異なるRFチャネルに選択して割り当てるように構成された、前記変調器毎の選択器と、
前記各RFチャネルに割り当てられた変調データを結合するように構成された、前記RFチャンネル毎の結合器と、
前記各RFチャネルにおける結合された変調データの周波数インタリーブのための、前記RFチャンネル毎の周波数インタリーバとを具備する
送信装置。
9. 形態1〜8のうちいずれか1つに記載の送信装置であって、
前記データストリーム分割器は、送信されるデータのデータストリームを2以上のストリームパーティションに等しく分割するように構成される
送信装置。
10. 形態1〜9のうちいずれか1つに記載の送信装置であって、
前記インタリーバは、前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルに等しく割り当てるように構成される
送信装置。
11. 形態1〜10のうちいずれか1つに記載の送信装置であって、
前記インタリーバは、前記異なるRFチャネルの帯域幅に比例する、送信用の異なるRFチャネルに前記変調データを割り当てるように構成される
送信装置。
12. 形態1〜11のうちいずれか1つに記載の送信装置であって、
前記インタリーバは、セル交換回路を具備する
送信装置。
13. 形態12に記載の送信装置であって、
前記セル交換回路は、異なるモードで動作するように構成される
送信装置。
14. 形態12又は13に記載の送信装置であって、
前記セル交換回路は、前記受信されたストリームパーティションから前記変調器によって生成された前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てるように動作するチャネルボンディングモードで動作するように構成される
送信装置。
15. 形態12、13又は14に記載の送信装置であって、
前記セル交換回路は、2つの異なるストリームパーティションから偶数インデックスの、2つのOFDM搬送波、シンボル又はセルの入力ベクトルの乗算のための行列V(even)を適用し、2つの異なるストリームパーティションから奇数インデックスの、2つのOFDM搬送波、シンボル又はセルの入力ベクトルの乗算のための行列V(odd)を適用するように構成される
Figure 2018503298
送信装置。
16. 少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを送信するための送信方法であって、
送信されるデータのデータストリームを2以上のストリームパーティションに分割し、
2以上の各変調器によってストリームパーティションをそれぞれ受信し、
前記受信されたストリームパーティションから変調データを生成し、
前記受信されたストリームパーティションから変調器によって生成された前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てる
送信方法。
17. 少なくとも2つの分離したRFチャネルを介してデータストリームのデータを受信するための受信装置であって、
少なくとも2つの分離したRFチャネルを介して受信されたデータストリームのデータを受信するように構成され、前記データストリームのストリームパーティションのデータは、少なくとも2つのRFチャネルを介して送信され、異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属するデータを異なる復調器に割り当てるように構成されるデインタリーバと、
ストリームパーティションのデータをそれぞれ受信し、前記受信されたストリームパーティションのデータから復調データを生成するように構成される2以上の復調器と、
前記2以上の復調器の復調データをデータストリームに結合するように構成される
データストリーム結合器と
を具備する受信装置。
18. 形態17に記載の受信装置であって、
前記受信装置は、N個のストリームパーティションからデータをそれぞれ受信するN個の復調器を具備し、
前記データストリーム結合器は、前記N個の復調器からの復調データを前記データストリームに結合するように構成される
受信装置。
19. 形態17又は18に記載の受信装置であって、
前記デインタリーバは、異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属するOFDMシンボル又はOFDMのOFDM副搬送波を、異なる復調器に割り当てるように構成される
受信装置。
20. 形態17、18又は19に記載の受信装置であって、
前記受信されたデータをデマッピングするためのデマッパをさらに具備し、
前記デインタリーバは、i)前記デマッピングされたデータのLLR値又はデマッピングされる前のデータのI及びQ値、及び/又は、ii)異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属する、デマッピングされる前のチャネル状態情報を、異なる復調器に割り当てるように構成される
受信装置。
21. 形態17〜20のうちいずれか1つに記載の受信装置であって、
前記受信装置は、OFDMシンボルのOFDM副搬送波で前記データを受信するように構成され、
前記デインタリーバは、異なるRFチャネルを介して送信されたOFDMシンボルの副搬送波、又はOFDMシンボルから受信されたデータを、異なる復調器に割り当てる
受信装置。
22. 形態17〜21のうちいずれか1つに記載の受信装置であって、
前記デインタリーバは、セル再交換回路を具備する
受信装置。
23. 形態22に記載の受信装置であって、
前記セル再交換回路は、異なるモードで動作するように構成される
受信装置。
24. 形態22又は23に記載の受信装置であって、
前記セル再交換回路は、異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属する前記データを、異なる復調器に割り当てるように動作するチャネルボンディングモードで動作するように構成される
受信装置。
25. 少なくとも2つの分離したRFチャネルを介してデータストリームのデータを受信するための受信方法であって、
少なくとも2つの分離したRFチャネルを介してデータストリームのデータを受信し、前記データストリームのストリームパーティションのデータは、少なくとも2つのRFチャネルを介して送信され、
異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属するデータを異なる復調器に割り当て、
ストリームパーティションのデータを2以上の復調器によってそれぞれ受信し、
前記受信されたストリームパーティションのデータから復調データを生成し、
前記2以上の復調器の復調データをデータストリームに結合する
受信方法。
26. プロセッサによって実行されると、形態16に記載の送信方法又は形態25に記載の受信方法が実行されるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
27. 少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを送信するためのシステムであって、
形態1に記載された、少なくとも1つの送信装置と、
形態17に記載された、少なくとも1つの受信装置と
を具備するシステム。
28. コンピュータ上で実行されると、形態16に記載の送信方法又は形態25に記載の受信方法におけるステップをコンピュータに実行させるプログラムコードを含むコンピュータプログラム。

Claims (27)

  1. 少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを送信するための送信装置であって、
    送信されるデータのデータストリームを2以上のストリームパーティションに分割するように構成されるデータストリーム分割器(72,101,120)と、
    ストリームパーティションをそれぞれ受信し、前記受信されたストリームパーティションから変調データを生成するように構成される2以上の変調器(73,74,102,103,181,182,211a,…,211n)と、
    前記受信されたストリームパーティションから前記変調器によって生成された前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てるように構成されるインタリーバ(734,735,736,737,744,745,746,747,1021,1022,1023,1031,1032,1033,140,183,212,321)と
    を具備する送信装置。
  2. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記データストリーム分割器(72)は、前記データストリームをN個のストリームパーティションに分割するように構成され、
    前記送信装置は、単一のストリームパーティションを受信するようにそれぞれ構成されるN個の変調器(211a,…,211n)を具備する
    送信装置。
  3. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記データストリーム分割器(72,101,120)は、送信されるデータの少なくとも2つのデータストリームを受信し、前記データストリームを2以上の各ストリームパーティションに分割するように構成され、
    前記2以上の変調器(73,74,102,103,181,182,211a,…,211n)は、少なくとも2つの異なるデータストリームから少なくとも1つのストリームパーティションをそれぞれ受信するように構成される
    送信装置。
  4. 請求項3に記載の送信装置であって、
    前記2以上の変調器(73,74,102,103,181,182,211a,…,211n)は、各データストリームから1つのストリームパーティションをそれぞれ受信するように構成される
    送信装置。
  5. 請求項3に記載の送信装置であって、
    前記インタリーバは、同一のデータストリームにおける異なるストリームパーティションから異なる変調器によって生成され、同一のRFチャネルによって送信用に割り当てられた変調データを結合するように構成される結合器(736,746,1023,1033,147,148)をさらに具備する
    送信装置。
  6. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記送信装置は、OFDMシンボルのOFDM副搬送波で前記データを送信するように構成され、
    前記インタリーバは、前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルのOFDMシンボルのOFDM副搬送波に割り当てるように構成される
    送信装置。
  7. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記2以上の変調器(73,74,102,103)は、前記受信されたストリームパーティションから、複数のセルを含むOFDMシンボルをそれぞれ生成するように構成され、
    前記インタリーバは、前記受信されたストリームパーティションから前記変調器によって生成されたOFDMシンボル又はOFDMシンボルのセルを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てるように構成される
    送信装置。
  8. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記インタリーバは、
    前記各変調器の変調データを、前記異なるRFチャネルに選択して割り当てるように構成された、前記変調器毎の選択器(734,735,744,745,1021,1022,1031,1032)と、
    前記各RFチャネルに割り当てられた変調データを結合するように構成された、前記RFチャンネル毎の結合器(736,746,1023,1033)と、
    前記各RFチャネルにおける結合された変調データの周波数インタリーブのための、前記RFチャンネル毎の周波数インタリーバ(737,747)とを具備する
    送信装置。
  9. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記データストリーム分割器(72,101,120)は、送信されるデータのデータストリームを2以上のストリームパーティションに等しく分割するように構成される
    送信装置。
  10. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記インタリーバは、前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルに等しく割り当てるように構成される
    送信装置。
  11. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記インタリーバは、前記異なるRFチャネルの帯域幅に比例する、送信用の異なるRFチャネルに前記変調データを割り当てるように構成される
    送信装置。
  12. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記インタリーバは、セル交換回路を具備する
    送信装置。
  13. 請求項12に記載の送信装置であって、
    前記セル交換回路は、異なるモードで動作するように構成される
    送信装置。
  14. 請求項12に記載の送信装置であって、
    前記セル交換回路は、前記受信されたストリームパーティションから前記変調器によって生成された前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てるように動作するチャネルボンディングモードで動作するように構成される
    送信装置。
  15. 請求項12に記載の送信装置であって、
    前記セル交換回路は、2つの異なるストリームパーティションから偶数インデックスの、2つのOFDM搬送波、シンボル又はセルの入力ベクトルの乗算のための行列V(even)を適用し、2つの異なるストリームパーティションから奇数インデックスの、2つのOFDM搬送波、シンボル又はセルの入力ベクトルの乗算のための行列V(odd)を適用するように構成される
    Figure 2018503298
    送信装置。
  16. 少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを送信するための送信方法であって、
    送信されるデータのデータストリームを2以上のストリームパーティションに分割し、
    2以上の各変調器によってストリームパーティションをそれぞれ受信し、
    前記受信されたストリームパーティションから変調データを生成し、
    前記受信されたストリームパーティションから変調器によって生成された前記変調データを、送信用の異なるRFチャネルに割り当てる
    送信方法。
  17. 少なくとも2つの分離したRFチャネルを介してデータストリームのデータを受信するための受信装置であって、
    少なくとも2つの分離したRFチャネルを介して受信されたデータストリームのデータを受信するように構成され、前記データストリームのストリームパーティションのデータは、少なくとも2つのRFチャネルを介して送信され、異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属するデータを異なる復調器に割り当てるように構成されるデインタリーバ(831,832,833,834,841,842,843,844,191,192,193,421,431)と、
    ストリームパーティションのデータをそれぞれ受信し、前記受信されたストリームパーティションのデータから復調データを生成するように構成される2以上の復調器(83,84,113,114)と、
    前記2以上の復調器の復調データをデータストリームに結合するように構成される
    データストリーム結合器(85,183)と
    を具備する受信装置。
  18. 請求項17に記載の受信装置であって、
    前記受信装置は、N個のストリームパーティションからデータをそれぞれ受信するN個の復調器(83,84,113,114)を具備し、
    前記データストリーム結合器(85,183)は、前記N個の復調器からの復調データを前記データストリームに結合するように構成される
    受信装置。
  19. 請求項17に記載の受信装置であって、
    前記デインタリーバは、異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属するOFDMシンボル又はOFDMのOFDM副搬送波を、異なる復調器に割り当てるように構成される
    受信装置。
  20. 請求項17に記載の受信装置であって、
    前記受信されたデータをデマッピングするためのデマッパ(195)をさらに具備し、
    前記デインタリーバは、i)前記デマッピングされたデータのLLR値又はデマッピングされる前のデータのI及びQ値、及び/又は、ii)異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属する、デマッピングされる前のチャネル状態情報を、異なる復調器に割り当てるように構成される
    受信装置。
  21. 請求項17に記載の受信装置であって、
    前記受信装置は、OFDMシンボルのOFDM副搬送波で前記データを受信するように構成され、
    前記デインタリーバは、異なるRFチャネルを介して送信されたOFDMシンボルの副搬送波、又はOFDMシンボルから受信されたデータを、異なる復調器に割り当てる
    受信装置。
  22. 請求項17に記載の受信装置であって、
    前記デインタリーバは、セル再交換回路を具備する
    受信装置。
  23. 請求項22に記載の受信装置であって、
    前記セル再交換回路は、異なるモードで動作するように構成される
    受信装置。
  24. 請求項22に記載の受信装置であって、
    前記セル再交換回路は、異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属する前記データを、異なる復調器に割り当てるように動作するチャネルボンディングモードで動作するように構成される
    受信装置。
  25. 少なくとも2つの分離したRFチャネルを介してデータストリームのデータを受信するための受信方法であって、
    少なくとも2つの分離したRFチャネルを介してデータストリームのデータを受信し、前記データストリームのストリームパーティションのデータは、少なくとも2つのRFチャネルを介して送信され、
    異なるRFチャネルを介して送信された同一のストリームパーティションに属するデータを異なる復調器に割り当て、
    ストリームパーティションのデータを2以上の復調器によってそれぞれ受信し、
    前記受信されたストリームパーティションのデータから復調データを生成し、
    前記2以上の復調器の復調データをデータストリームに結合する
    受信方法。
  26. プロセッサによって実行されると、請求項16に記載の送信方法又は請求項25に記載の受信方法が実行されるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  27. 少なくとも2つの分離したRFチャネルを用いてデータを送信するためのシステムであって、
    請求項1に記載された、少なくとも1つの送信装置(70,90,100,180,190,200,210,230)と、
    請求項17に記載された、少なくとも1つの受信装置(80,110,190)と
    を具備するシステム。
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