JP2018502799A - ウインチ - Google Patents

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Abstract

係留された空中浮遊デバイスを使用する発電システム用のウインチであって、当該ウインチは、その主軸の周りに回転可能なドラムと、空中浮遊デバイステザーを案内してドラムの周りに巻き付けたり巻き戻したりするよう構成された案内装置とを備え、ドラムは、第1の平面内で動作するようにピボットポイントに対して回転可能であり、かつ、案内装置は、ドラムの主軸に実質的に垂直な第2の平面内でドラムの周りの軌道経路の一部に沿って移動するようにドラムに対して配置されており、これによって巻き戻された長さのテザーに対するウインチの整列が可能となっているウインチ。

Description

本発明は、カイトまたはその他の係留された空中浮遊デバイスからの発電のためのウインチに関する。
人々は何千年も風力エネルギーを利用しようとしてきた。最近では、化石燃料の不足によって、風のエネルギーを他の形態のエネルギー、特に電気エネルギーに変換する技術がより一般的になってきている。風からエネルギーを引き出すために風力タービンを使用することが知られている。風からエネルギーを引き出すためにカイトを使用することも知られている。カイトは、風力タービンのハブの高さでの風速よりも風速がより頼りになる高い高度で飛行することができる。風力タービンのハブ高さは80ないし100mであるが、カイトは400〜700mの典型的な高さまたはそれ以上で飛行することができる。カイトベースの発電システムでは、大部分の質量がベースステーションにおいて地面または水位に近く維持され、これによって曲げモーメントが最小限に抑えられ、空中浮遊器機の質量が大幅に削減される。装置の大部分が低レベルであるため機器の修理および保守は容易である。洋上では、地上ベース機器は、牽引可能なバージまたはブイに搭載することができ、これは主要な修理または保守のために港に戻ることを可能とする。
カイトを使用して風からエネルギーを取り出すためのシステムは、典型的には、テザーを使用してベースステーションに接続されたカイトを含む。カイトベース発電システムにおいて使用されるテザーは、比較的大きな力が関与するため、動作中にかなりのストレスを受ける。テザーが劣化したときには、消耗したテザーを交換する必要がある。このように必要とされるメンテナンスは、システムが使用されていない時間および財務コストの点でコストがかかる。本発明はこの文脈において創出されたものである。
本発明の第1の態様は、係留された空中浮遊デバイスを使用する発電システム用のウインチを提供し、当該ウインチは、
その主軸の周りに回転可能なドラムと、
空中浮遊デバイステザーを案内してドラムの周りに巻き付けたり巻き戻したりするよう構成された案内装置とを備え、
ドラムは、第1の平面内で動作するようにピボットポイントに対して回転可能であり、かつ、案内装置は、ドラムの主軸に実質的に垂直な第2の平面内でドラムの周りの軌道経路の一部に沿って移動するようにドラムに対して配置されており、これによって巻き戻された長さのテザーに対するウインチの整列が可能となっている。
上記ドラムは、ピボットポイントと、巻き戻された長さのテザーとの間に置かれた重心を有していてもよい。
上記案内装置は、ドラムに対して同軸でありかつ軌道経路の一部に沿って延在する湾曲トラックに沿って移動することによって、ドラムの周りの軌道経路の一部に沿って移動するよう構成されていてもよい。
上記案内装置は、ガイドピースであって、ウインチが巻き取りモードにあるときにテザーをガイドピースに近接したドラムの一部へと案内し、かつ、ウインチが巻き戻しモードにあるときにテザーをガイドピースに近接したドラムの一部から離れるように案内するガイドピースを備えていてもよい。
上記ガイドピースは、ドラムの主軸と実質的に平行な長手方向トラックに沿って双方向に移動するよう構成されていてもよく、かつ、ドラムは固定されている。
上記ウインチは、ドラムの主軸が実質的に水平な平面内に存在するように、その上にドラムが搭載されたターンテーブルをさらに備えてもよく、ターンテーブルは実質的に垂直な軸の周りに回転可能である。
上記ウインチは、ターンテーブル上に搭載されかつターンテーブルに対して固定されたマストをさらに備えていてもよく、マストは、係留された空中浮遊デバイスの放出および捕捉を容易にするように構成される。
上記ウインチは、その上にドラムが双方向に往復動するように配置されるレールと、ドラムの特定領域と案内装置との整列を保証するように案内装置に対するドラムの動作を制御するよう構成されたコントローラとをさらに備えていてもよい。
上記ウインチは、交差螺旋を有するネジ山を備えた、その上にドラムが双方向に往復動するように配置されるレールをさらに備えていてもよい。
上記ウインチは、その中にドラムが固定されるクレードルをさらに備えていてもよく、ドラムは実質的に垂直な平面内で回転可能であるよう構成される。
上記ウインチは、ピボットポイントの周りでドラムを動作させるよう構成されたモーターをさらに備えていてもよい。
上記ウインチは、空中浮遊デバイスの飛行計画に従って、第1の平面内でのドラムの動作と、第2の平面内での案内装置の動作とを制御するためのコントローラをさらに備えていてもよい。
上記テザーはリボンであってもよい。
上記係留された空中浮遊デバイスはカイトであってもよい。
本発明の第2の態様は、複数の係留された空中浮遊デバイスのための巻き上げシステムを提供し、当該システムは、中央コラムに連結された複数の回転可能なターンテーブルを含み、それぞれのウインチが各ターンテーブル上に搭載されている。
上記複数のターンテーブルは、少なくとも一つの可動アームによって、中央コラムに連結されていてもよい。
複数の可動アームのそれぞれは、別な可動アームのそれぞれから独立して動作可能であってもよい。
上記システムは、駆動モーターと、この駆動モーターに結合されたコントローラとをさらに備えていてもよく、コントローラは、それぞれのターンテーブルおよびアームの一つ以上を所望の方向に向けるために駆動モーターを制御するよう構成されていてもよい。
上記システムは、ターンテーブルのそれぞれの上に搭載された、それぞれのマストをさらに備えていてもよく、マストは、係留された空中浮遊デバイスの放出および捕捉を容易にするように構成される。
各プラットフォーム上に搭載されたそれぞれのウインチは、本発明の第1の態様によるウインチであってもよい。
本発明の実施形態を、添付の図面を参照して、単なる例として説明する。
カイトシステムの概略図である。 ウインチの実施形態を示す図である。 図2に示すウインチの側面図である。 第2実施形態を示す図である。 巻き上げシステムを示す図である。 巻き上げシステムを示す図である。
本発明の実施形態は、発電モードの間にテザーが巻き戻されることを可能とし、かつ、テザーの摩耗を低減しながら効率的な方法でテザーをドラムに巻き取るように構成されたウインチを提供する。これは、それとの整列を可能とするためにテザーに対するウインチのコンポーネントの動作を提供することによって行われる。このようにして、テザーに対する応力は、当該技術分野において知られているウインチと比較して低減される。テザーの寿命を延ばすことができ、これによってコストが掛かるメンテナンス停止の頻度を減らすことができる。
図1は、使用中の本発明の実施形態によるカイトシステムを示す。カイト100は、テザー101を介して、ベースステーション102に取り付けられている。ベースステーション102は、陸上または洋上で、車両またはボート上の適切なプラットフォーム103上に配置されてもよい。テザー101は、図2に示すウインチのような円筒形ドラムを含むウインチに巻き付けられる。テザーは、カイトがリリースされているか引き込まれているかによって、巻き戻すかあるいは巻き取ることができる。
カイトシステムのウインチは、テザーを格納するために使用されるだけでなく、それはまた、機械的な力を電気エネルギーまたは利用可能な力に変換する手段でもある。カイトがその所定の経路を使用してウインチから離れるにつれて、ある長さのテザーがドラムから引き出され、ドラムをその主軸の周りで回転させ、すなわちその主軸の周りで自転させる。その主軸の周りのドラムの回転は、ギアボックスを介してドラムに取り付けられ得るオルタネーター、発電機またはポンプ装置を駆動するために使用されてもよく、あるいは、代替的に、液圧伝達システムが、発電機またはその他の発電装置あるいはポンプ装置を遠隔設置できるように使用されてもよい。
発電サイクルの終わりに、ドラムはテザーを巻き取るために逆転させられ、そしてカイトは、カイトの抗力を減少させるために、迎え角を小さくする(ピッチング・フォワード)といった何らかの方法で、発電ウインドウから移動させられるかフェザリングさせられる。テザーの巻き取りは、発電機器をモーターとして使用し、それを逆転させたり、ドラムの反対側の端部に、テザーを巻き取るために使用される第2のモーターギアボックス装置を設けたり、アキュムレータまたはその他の動力源からの圧力下の液圧流体を供給しながら液圧トランスミッションを逆転させるといった、さまざまな異なる方法で実施できる。
システムの動作中、テザーが完全なサイクルあたり経験できる曲げ動作の最小数は2であり、ドラムへの巻き取りとドラムからの巻き戻しである。
係留されたカイトは、それがテザーに大きな引っ張り力を発生させることができる空域で飛行させられ、引っ張り力はドラムをその主軸の周りに回転させるために使用される。この空域の中心は、典型的には、例えば、カイトの設計、発電設備の制限および風速に依存して、ベースステーションの直下で、かつ、ベースユニットからある仰角で存在する。適切に大きな引っ張り力を発生させることができる領域は、「風の中心」と考えることができる。カイトが方位角または仰角のいずれかで風の中心から離れると、テザーに発生させることができる引っ張り力の大きさは、風からエネルギーを取り出すためのシステムからの最適条件を下回るであろう。したがって、カイトを風の中心付近に保ち、そしてカイトを風の中で高速で移動するように制御することが望ましい。
テザーが巻き戻されるとき、カイトを「風の中心」に保つ飛行経路をそれがたどるようにカイトを操縦することが望ましい。カイトは、カイト本体上のさまざまな調節可能な部分(フラップなど)の調整、そしてテザーおよびブライドルの位置の調整を含む数多くの方法で操縦できる。カイトの操縦は、所定の飛行経路でプログラムされたコントローラを用いて制御することができる。
カイトの適切な飛行パターンは、8の字または連続ループパターンを含む。電力が翼上ではなく地上で発生させられる場合、発電段階の間、カイトがループあるいは8の字パターンで飛行しているとき、ラインは発電機を回転させるドラムから連続的に引き出されている。
上述したように、動力ストロークが終了したならば、テザーのラインを格納する必要がある。格納段階の間、カイトによって生じる力を最小にすることが必要である。これを行うために、カイトは、風の発電領域の縁へと飛行することができる。カイトの位置が風向きの90°に近づくほど、抵抗は低くなる。これらの操作の全てはウインチにおける角度変化を生じ、これは、ウインチがドラム上にラインを配列することを可能とするためにウインチを積極的に動作させる必要があることを意味する。
図2は、本発明の第1実施形態によるウインチ1を示す。ウインチ1は、キャリッジ3上に搭載された略円筒形ドラム2を備える。円筒形ドラム2は、ドラムの円筒形軸に沿って延びると共にキャリッジ3に連結されたアクスル4を介して、キャリッジ3に搭載されており、ドラム2がその円筒軸を中心に回転することを可能とする。円筒形ドラム2は、テザー101を受け入れて収容するための中央領域2aの周りの湾曲面と、ドラムの両端においてテザーが滑り落ちるのを防止するための両端のフランジとを有する。
ウインチ1は、回転ドラム2に連結された発電機7を備える。発電機7は、ドラムに連結されたローター部分とステータ部分とを含む。ローターがドラム2と共に回転するとき、電力が発生する。さまざまな発電機構成を採用することができ、したがって発電機のさらなる説明は省略する。
テザーはまたテザー案内装置5を備える。テザー案内装置5は、テザー101(図3に示す)をドラム2上に供給するテザーガイドピース6を備える。ガイドピース6はそれぞれの湾曲トラック9,10内に収容されている。湾曲トラック9,10は、ドラム2の周りの軌道経路の一部を形成する経路をたどるようにドラム2の周りで湾曲する。したがって、テザー案内装置5は、ドラム2の周りの湾曲経路をたどることができる。テザーガイドピース6は、テザー101が巻き取られているか巻き戻されているかに依存して、いずれの方向にもそれが効果をもたらすことを可能としながら、テザー101を適所で確実に保持するような寸法とされた、テザー101が通される開口を備えていてもよい。
以下でより詳細に説明するように、ドラム2に対するガイドピース6の相対運動は、効率的なテザー101の巻き取りおよびドラム2から巻き戻しを可能にする。
ウインチ1は、垂直軸を中心としてウインチ1が回転することを可能とするスルー軸受上にターンテーブル11を備える。ウインチが垂直軸周りに回転するとき、ドラムは展開された長さのテザーに対して所望の方位角方向に回転することができる。テザーに対するドラムの正確な整列が維持されるように、モーターおよびコントローラを含む駆動システムがターンテーブル11に結合される。
方位角方向におけるウインチの整列はコントローラを用いて行われる。コントローラは、垂直軸に対するドラムの回転を、カイト飛行経路、例えば8の字または連続ループに従うよう変更可能であるように、カイト100の所定の飛行経路によってプログラムされてもよい。コントローラは、ウインチとテザーとの整列を保証するためにモーターに制御信号を送信する。
カイトの位置はまた、コントローラに接続されたユーザー入力部にカイトに関する位置情報を入力することによってカイトの位置を制御することができるヒューマンオペレータによって監視されてもよい。カイトの飛行経路の偏差を自動的に補償するためにサーボ機構を使用することもできる。
風速、カイトの速度、カイトの位置などのパラメータを検出し、この情報をベースステーションに中継するセンサーをカイト自体に配置することができる。この情報は、変化する状態を考慮するべく制御信号を調整するためにコントローラによって自動的に分析されてもよい。これに加えてまたはこれに代えて、この情報は、飛行経路を変更するために指令を手動で入力できるようにユーザーに表示されてもよい。
代替的に、カメラを使用してベースステーションの上方の空域を監視し、そして画像認識ソフトウェアを使用してカイト位置を追跡することができる。この場合、コントローラは、カイトの位置を自動的に特定し、カイトの位置を制御するための制御信号を送信することができる。
コントローラはまた、カイトを格納すべき時にカイトの位置を制御する。上記のように、カイトの巻き取り前に抗力を減少させるためにカイトの位置を変更することが必要である。
図3に示すように、ドラム2の重心(COG)は、ウインチ1の回転の垂直軸Aの前方に位置している。言い換えれば、ドラム2の重心は、その周りでドラム2が回転するポイントPと、ウインチ1から巻き戻されかつカイトまたはその他の空中浮遊デバイスに取り付けられた長さのテザー101との間に置かれる。この配置の利点は、カイトに対する方位角方向の少なくとも部分的な自己整列を実現するように、カイトによってテザーに及ぼされる引っ張り力によってウインチ1が回転させられることである。この構成は、ドラム2を垂直軸Aの周りで回転させるために使用される整列モーターへの寄生負荷を低減する。
テザー案内装置5は、テザーが屈曲することなくドラム上に確実に供給されるように、湾曲トラック9,10に沿って自由に動くことができる。テザー101の引っ張り力は、テザー101およびカイトの鉛直整列状態へとテザー案内装置5を引っ張る。
このようにして、ウインチ1は、ターンテーブル11の垂直軸の周りの回転によって方位角方向にかつ仰角方向にテザー101と整列させることができる。これは、比較的少ない曲げ動作で、テザーをドラム2に供給し、ドラム2の周りに巻き取ることができるので有利である。テザーの曲げ動作の回数を減らすことによって、テザーの寿命を延ばすことができる。
図2に示されるウインチ1は、ドラム2の周りでのテザー101の効率的な巻き戻しおよび巻き取りを実現する。ウインチ1は、ドラムをガイドピースに対して移動させるための被駆動機構を備え、これは、例えば、油圧ラムまたは電気作動を利用できる。図2および図3に示す実施形態では、キャリッジ3が、ドラム2がレールに沿って前後に自由に往復動できるように、ドラムシャットリングレール12上に搭載されている。テザーがドラムから巻き戻されるかあるいはドラムに巻かれるとき、ガイドピースが、その上にテザーが巻き取られるか巻き戻されるドラムの一部に近接した状態が維持されるように、キャリッジはレールに沿って移動する。ドラムを往復動させるための手段は、油圧シリンダー、ネジ山またはその他の適切なリニアアクチュエータを含むことができる。ドラムシャットリングレール12は、電子コントローラを必要とせずにドラムの位置が機械的に制御されるように、交差螺旋を有するネジ山(図示せず)を備えていてもよい。適切な例は、英国イーヴシャムのABSSAC Ltdによって製造された自己逆転スクリューである。
テザーがドラム2から巻き戻されているか巻き取られているとき、キャリッジ3は、ドラムシャットリングレール12に沿って移動させられるように駆動される。ドラムシャットリングレール12に沿ったキャリッジ3の移動は、ガイドピース6に対するドラムの相対的な移動を生じる。この移動は、平均して、ドラムの表面2a上にドラムの周囲と等しい長さのテザーを巻き取るのにかかる時間内にテザーの幅とほぼ等しい横方向距離だけドラムが移動するように時間調整される。
ガイドピースがドラムの端部に近接すると、キャリッジ3を逆方向に往復動させることができ、これによって複数層のテザーをドラム上に収納することができる。この時間調整された相対運動の結果、ドラム上のテザーの連続巻回体は密に詰め込まれ、したがってテザーの連続層がドラム2上に配置される。
テザーが巻き戻されているとき、カイトによって加えられる引っ張り力の結果として、ドラムは、その円筒形軸の周りで反対方向に回転させられる。キャリッジはまた、ガイドピースが巻き戻されるテザーの一部に近接して保持されるように、巻き戻しモードで往復動させられる。
ガイドピースと、その上にテザーが巻き取られているかまたはそこからテザーが巻き出されているドラムの一部との間の長手方向における近接状態を維持することは、テザーの曲げをさらに減少する。テザーはまた、空間を効率的に使用する方法で格納することもでき、これによって概してより小さなドラムを使用することが可能となる。
上述した構成は、ガイドピースに対してドラムを往復動させることを含む。代替的に、ガイドピース6がドラム2に対して移動することができる。この実施形態では、その上でドラムが前後に往復動させられるレールを設ける代わりに、ドラムは、案内装置5の一部として設けられた長手方向レール(図示せず)に沿ってガイドピースが前後移動する間、(回転させられるのは別にして)静止している。ガイドピースのレールに沿った往復動は、テザーのドラム周囲への緊密な巻き付けを実現するように時間調整される。
上記実施形態のこの変形例では、湾曲トラック9,10は、ドラム2の中央部2aとほぼ等しい間隔で互いに離間している。湾曲トラック9,10には長手方向レールが配置されている。ガイドピース6は長手方向レール上に位置し、長手方向レールに沿って前後に自由にスライドすることができる。ガイドピース6の長手方向移動はリニアアクチュエータを用いて行うことができる。
この変形例では、ガイドピースとドラムの相対移動は、図2に示すようなドラムの動きではなくガイドピースの動きによって達成されるので、ウインチはシャットリングレールを備える必要はない。
本発明のいくつかの実施形態では、テザーは実質的にリボン形状である。すなわち、テザーの幅は、その厚みよりも実質的に大きい。リボン形状を有することにより、テザーをドラム上にコンパクトに収納することができる。これは、テザーがドラムの周りに巻き付けられた複数の層として格納される場合に特に有利である。これは、ドラムの直径が小さくなると、テザーにかかるトルクが減少するからである。
テザーは、当技術分野で公知の任意の適切な材料から形成されてもよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、テザーは、Dyneemaのような超高分子量ポリエチレン(UHMWP)材料から形成される。Dyneema製のテザーは耐力が高く、したがって耐久性があり、長い寿命を有する。
図4は、本発明のさらなる実施形態による代替ウインチ50を示す。この第2実施形態では、ウインチは、その円筒形軸の両端でクレードル52によって支持されたドラム51を備える。クレードル52は、ドラム51を垂直面(すなわち紙面)内に存在するように支持する。クレードル52は、ドラム51が垂直面内で回転することを可能とするピボット53を備える。
ウインチ50は案内装置54を含む。テザー案内装置54は、長手方向レール58上に搭載されたガイドピース55を含む。ガイドピースは、レール58に沿って前後に移動することができる。ウインチ50はまた、ドラム51のそれぞれの端部に配置された湾曲トラック56,57を備える。第1実施形態における湾曲トラック9,10と同様に、湾曲トラック56,57は、ドラム51を少なくとも部分的に取り囲んでいる。テザー案内装置54は、湾曲トラック56,57によって支持されている。したがって、テザー案内装置54は、ドラムの円筒形軸に実質的に垂直な平面内で、円筒形ドラム51の周りの軌道経路に沿って移動することができる。
テザー案内装置54のこの平面内での動きは、テザーによるウインチ50の方位整列を実現する。テザー案内装置54の位置は、このテザー案内装置54の位置を制御するように動作可能なコントローラと通信する適切な駆動機構によって制御することができる。コントローラは、飛行計画に従うように、そしてテザー案内装置54が正しい位置にあることを保証するために駆動機構に信号を送信するようにプログラムすることができる。
ウインチ50の仰角方向の整列を可能にするために、クレードル52は垂直平面内でピボット53を中心に動作することができる。ピボット53は、コントローラに結合されたモーターを備えていてもよい。
さらに、ドラム51の重心は、ピボット53と、カイトに接続された巻き戻された長さのテザーとの間に位置する。この構成により、ウインチを仰角および方位角的に整列させるためにウインチが駆動機構に完全には依存しないように、ウインチ50とテザーのある程度の自己整列が可能となる。このようにして、寄生負荷を低減することができる。
ウインチ1の代替的な構成と同様に、ガイドピース55は、テザーがドラム51上に連続層で巻き付けられられることを可能にすると共にウインチが巻き戻しモードにあるときテザーのピックアップを容易にするために、長手方向レール58に沿って往復動することができる。
ドラムを水平面および垂直面内でそれぞれ移動させることができるウインチの二つの実施形態について説明したが、ドラムは、実質的に垂直である第2の平面内で動作するように配置されたテザー案内装置を伴って、任意の面内で回転するように支持されてもよいことに留意されたい。この配置は、テザーの摩耗を減少させるために、方位角的および仰角的にウインチの整列を可能にする。
曲げ動作の回数を最小にするためには、実質的にプーリー上で曲げを伴わずにテザーをウィンチドラムに直接供給させることが必要である。プーリーを使用する本発明の実施形態では、これらは専ら案内のためのものであり、テザーにピーク引っ張り力の10%を超える力を及ぼさない。このようなプーリーは案内装置に搭載することができる。
ウインチ1,50は、空中浮遊デバイスを放出および捕捉するためのマスト(図示せず)に結合されてもよい。マストは、発電システムにおいて使用される空中浮遊デバイスの放出および捕捉のための当業者に知られている、いかなるタイプのマストであってもよい。マストは、空中浮遊デバイスが放出されるか捕捉されるときに、この空中浮遊デバイスを案内するために、その上端に配置されたトラックを備えることができる。代替的に、マストは、放出および捕捉を助けるためにそれが折り重なるように連結されたタイプのものであってもよい。
図5Aおよび図5Bは、複数ウインチシステム500を示している。複数のウインチを含むシステムは有利である。というのは、それは、別の空中浮遊デバイスが巻き取られている間に、少なくとも一つの空中浮遊デバイスが発電モードで配備されることを可能とするからである。それゆえ、電流を常に発生させることができる。
図5に示すウインチシステム500は、上述したウインチ1と実質的に同様のタイプの二つのウインチ505を備える。各ウインチは、その垂直軸を中心に回転可能なターンテーブル510に取り付けられている。マスト515はターンテーブル510のそれぞれの上に搭載されている。このようにして、ウインチ505および各マスト515は、それらがターンテーブルが回転するとき一緒に回転するようにターンテーブル510に対して固定されるよう配置されている。ウインチおよびマストをターンテーブル上に配置するのは、ウインチおよびマストの両方を空中浮遊デバイスに対して整列させることができるので有利な構成である。これにより、空中浮遊デバイスの放出および捕捉が可能となり、テザーの磨耗も低減される。さらに、マストを空中浮遊デバイスの方向に整列させることにより、放出および捕捉を迅速に実行することができ、これによって装置がアイドル状態にある時間が短縮される。ウインチ1に関して上述したように、ドラムの重心は、ターンテーブル駆動モーターへの寄生負荷を低減するために、ターンテーブルの軸の前方に配置することができる。
マスト515は、発電システムで使用される空中浮遊デバイスの放出および捕捉のために当業者に知られているいかなるタイプのマストであってもよい。マスト515は、空中浮遊デバイスが放出および捕捉されるときに、それを案内するための、その上端に配置されたトラック(図示せず)を備えることができる。代替的に、マスト515は、放出および捕捉を助けるためにそれが折り重なるように連結されてもよい。
各ターンテーブル510は、それぞれのアーム520の端部に配置される。各ウインチのための別個のアームを有することは、二つのドッキングカイトを操縦するのに役立つ。各アーム520は、中央コラム525から外側に放射状に広がっている。各アームは、コントローラに結合された駆動モーター(図示せず)に結合されている。
各ウインチのための別個のアームを有することにより、中央コラム525における負荷が低減される。なぜなら、二つのウインチは、そのそれぞれのアームを制御することによって互いに接近するように動作させることができ、これによって中央コラム525におけるトルクを減少させるからである。
代替的に、ウインチ間の一定の角度セパレーション(例えば約180度)が維持されるように各端部に配置されたウインチを有する、単一のアームが設けられてもよい。
コントローラは、アームを所望の位置に向けるために駆動モーターを制御するように動作可能である。各アームは、他のアームまたはアーム群から独立して動かすことができる。さらに、各ターンテーブルは同様にターンテーブルモーターに結合され、かつ、ターンテーブルモーターもまたコントローラによって制御される。したがって、一つのウインチをそのそれぞれの空中浮遊デバイスが風に面するように方向付けること、そして第2のウインチをそのそれぞれの空中浮遊デバイスが巻き取リ可能であるように方向付けることが可能である。
コントローラは、ユーザーが手動でアームおよびウインチを所望の位置に動かすことができるように、コンピュータに接続されてもよい。代替的に、フライトプランに従って自動的にアームおよびウインチの位置を制御するために、フライトプランを入力することができる。
図5Aおよび図5Bは、二つのウインチを有する構成を示す。しかしながら、複数ウインチシステムの代替実施形態は、それぞれのターンテーブル上に三つ以上のウインチを有し、それぞれのマストを有することができる。
本明細書に記載された実施形態はカイトに関連する。そのようなカイトは、リジッド、ソフトまたはハイブリッドカイトであってもよい。しかしながら、リジッドウイングまたは小型飛行船のような別の係留された空中浮遊デバイスを使用できることを理解されたい。
1 ウインチ
2 円筒形ドラム
2a 表面(中央領域)
3 キャリッジ
4 アクスル
5 テザー案内装置
6 テザーガイドピース
7 発電機
9,10 湾曲トラック
11 ターンテーブル
12 ドラムシャットリングレール
50 ウインチ
51 円筒形ドラム
52 クレードル
53 ピボット
54 テザー案内装置
55 ガイドピース
56,57 湾曲トラック
58 長手方向レール
100 カイト
101 テザー
102 ベースステーション
103 プラットフォーム
500 ウインチシステム
505 ウインチ
510 ターンテーブル
515 マスト
520 アーム
525 中央コラム

Claims (22)

  1. 係留された空中浮遊デバイスを使用する発電システム用のウインチであって、前記ウインチは、
    その主軸の周りに回転可能なドラムと、
    空中浮遊デバイステザーを案内して前記ドラムの周りに巻き付けたり巻き戻したりするよう構成された案内装置と、
    を備え、
    前記ドラムは、第1の平面内で動作するようにピボットポイントに対して回転可能であり、かつ、前記案内装置は、前記ドラムの前記主軸に実質的に垂直な第2の平面内で前記ドラムの周りの軌道経路の一部に沿って移動するように前記ドラムに対して配置されており、これによって巻き戻された長さの前記テザーに対する前記ウインチの整列が可能となっているウインチ。
  2. 前記ドラムは、前記ピボットポイントと、巻き戻された長さの前記テザーとの間に置かれた重心を有する、請求項1に記載のウインチ。
  3. 前記案内装置は、前記ドラムに対して同軸でありかつ前記軌道経路の一部に沿って延在する湾曲トラックに沿って移動することによって、前記ドラムの周りの前記軌道経路の一部に沿って移動するよう構成されている、請求項1または請求項2に記載のウインチ。
  4. 前記案内装置は、ガイドピースであって、前記ウインチが巻き取りモードにあるときに前記テザーを前記ガイドピースに近接した前記ドラムの一部へと案内し、かつ、前記ウインチが巻き戻しモードにあるときに前記テザーを前記ガイドピースに近接した前記ドラムの一部から離れるように案内する前記ガイドピースを備える、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のウインチ。
  5. 前記ガイドピースは、前記ドラムの前記主軸と実質的に平行な長手方向トラックに沿って双方向に移動するよう構成されており、かつ、前記ドラムは固定されている、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のウインチ。
  6. 前記ドラムの前記主軸が実質的に水平な平面内に存在するように、その上に前記ドラムが搭載されたターンテーブルをさらに備え、前記ターンテーブルは実質的に垂直な軸の周りに回転可能である、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のウインチ。
  7. 前記ターンテーブル上に搭載されかつ前記ターンテーブルに対して固定されたマストをさらに備え、前記マストは、前記係留された空中浮遊デバイスの放出および捕捉を容易にするように構成されている、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のウインチ。
  8. その上にドラムが双方向に往復動するように配置されるレールと、前記ドラムの特定領域と前記案内装置との整列を保証するように前記案内装置に対する前記ドラムの動作を制御するよう構成されたコントローラと、をさらに備える、請求項1ないし請求項4、請求項6および請求項7のいずれか1項に記載のウインチ。
  9. 交差螺旋を有するネジ山を備えた、その上にドラムが双方向に往復動するように配置されるレールをさらに備える、請求項1ないし請求項4、請求項6および請求項7のいずれか1項に記載のウインチ。
  10. その中に前記ドラムが固定されるクレードルをさらに備え、前記ドラムは実質的に垂直な平面内で回転可能であるよう構成されている、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のウインチ。
  11. 前記ピボットポイントの周りで前記ドラムを動作させるよう構成されたモーターをさらに備える、請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のウインチ。
  12. 空中浮遊デバイスの飛行計画に従って、前記第1の平面内での前記ドラムの動作と、前記第2の平面内での前記案内装置の動作と、を制御するためのコントローラをさらに備える、請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載のウインチ。
  13. 前記テザーはリボンである、請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載のウインチ。
  14. 前記係留された空中浮遊デバイスはカイトである、請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載のウインチ。
  15. 複数の係留された空中浮遊デバイスのための巻き上げシステムであって、前記システムは、中央コラムに連結された複数の回転可能なターンテーブルを含み、それぞれのウインチが各ターンテーブル上に搭載されている、巻き上げシステム。
  16. 前記複数のターンテーブルは、少なくとも一つの可動アームによって、前記中央コラムに連結されている、請求項15に記載のシステム。
  17. 複数の可動アームのそれぞれは、別な可動アームのそれぞれから独立して動作可能である、請求項16に記載のシステム。
  18. 駆動モーターと、前記駆動モーターに結合されたコントローラと、をさらに備え、前記コントローラは、前記各ターンテーブルおよびアームの一つ以上を所望の方向に向けるために、前記駆動モーターを制御するよう構成されている、請求項15ないし請求項17のいずれか1項に記載のシステム。
  19. 前記ターンテーブルのそれぞれの上に搭載された、それぞれのマストをさらに備え、前記マストは、前記係留された空中浮遊デバイスの放出および捕捉を容易にするように構成されている、請求項15ないし請求項18のいずれか1項に記載のシステム。
  20. 各プラットフォーム上に搭載されたそれぞれのウインチは、請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載のウインチである、請求項15ないし請求項19のいずれか1項に記載のシステム。
  21. 実質的に添付図面を参照して説明されたようなウインチ。
  22. 実質的に添付図面を参照して説明されたような巻き上げシステム。
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