JP2018501571A - コール・トゥ・アクションを作成し、選択し、提示し、実行するためのシステムおよび方法 - Google Patents

コール・トゥ・アクションを作成し、選択し、提示し、実行するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

システム、方法、および非一時的なコンピュータ可読媒体は、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページにアクセスしているユーザに関連付けられている情報を取得することが可能である。ページは、ページ・エンティティに関連付けられている。少なくとも部分的にはユーザに関連付けられている情報に基づき、1組のコール・トゥ・アクションから1以上のコール・トゥ・アクションが選択される。この1以上のコール・トゥ・アクションはページ・エンティティに関連付けられる。この1つ以上のコール・トゥ・アクションは、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページを介してユーザに提示される。この1つ以上のコール・トゥ・アクションに関して行われたユーザ対話が検出される。この1つ以上のコール・トゥ・アクションに関連付けられている動作が実行される。この動作は、この1つ以上のコール・トゥ・アクションについて実行可能な複数の動作のうちの1つに対応することが可能である。

Description

本技術は、オンライン・ユーザ体験(ユーザ・エクスペリエンス)の分野に関する。より詳細には、本技術は、コール・トゥ・アクションを作成し、選択し、提示し、実行するための技法に関する。
今日、人々は、多種多様な目的のためにコンピューティング・デバイス(またはシステム)を利用することが多い。ユーザは、自身のコンピューティング・デバイスを使用して、例えば、互いに対話し、コンテンツを作成し、情報を共有し、情報にアクセスすることができる。いくつかの例において、ユーザは、自身のコンピューティング・デバイスを利用して、ビジネスに関与し、ウェブ・リソースを利用し、そのユーザにとって興味があり得る様々な主題に関する情報にアクセスすることができる。
一例において、ユーザは、コンピューティング・デバイスを利用して、ソーシャル・ネットワーキング・システム(またはサービス)にアクセスし、このソーシャル・ネットワーキング・システム内のページに関する情報を閲覧することができる。しかしながら、従来のアプローチの下では、制限された機能のみが、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページを介してユーザに対して提供されることが可能である。別の例において、ユーザは、コンピューティング・デバイスを使用して、オンラインでブラウズし、オンラインでブラウズしている間に、コール・トゥ・アクション(CTA:call to action)に遭遇することがある。しかしながら、コール・トゥ・アクション(CTA)の利用への従来のアプローチは、面白くなかったり、見当違いであったり、または十分に対話型でなかったりすることがある。これらの懸念事項および他の同様の懸念事項は、オンライン環境内でのコンピューティング・デバイスの使用に関連付けられている全体的なユーザ体験を低下させ、または全体的なユーザ体験についての課題を生み出すことがある。
本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを作成し、選択し、提示し、実行することを促進するように構成された例示的なソーシャル・ネットワーキング・コール・トゥ・アクション(CTA)モジュールを含む例示的なシステムを示す図。 本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを選択することを促進するように構成された例示的なコール・トゥ・アクション(CTA)選択モジュールを示す図。 本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを提示することを促進するように構成された例示的なコール・トゥ・アクション(CTA)提示モジュールを示す図。 本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを実行することを促進するように構成された例示的なコール・トゥ・アクション(CTA)実行モジュールを示す図。 本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的なシナリオを示す図。 本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的なシナリオを示す図。 本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的な方法を示す図。 本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的な方法を示す図。 本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的な方法を示す図。 本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的な方法を示す図。 本開示の一実施形態に係る、様々なシナリオにおいて利用され得る例示的なソーシャル・ネットワーキング・システムを含む例示的なシステムのネットワーク図を示す図。 本開示の一実施形態に係る、様々なシナリオにおいて利用され得るコンピュータ・システムまたはコンピューティング・デバイスの例を示す図。
本開示の様々な実施形態は、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページにアクセスしているユーザに関連付けられている情報を取得するように構成されたシステム、方法、および非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含むことができる。ページは、ページ・エンティティに関連付けられ得る。1以上のコール・トゥ・アクションが、ユーザに関連付けられている情報に少なくとも部分的に基づいて、コール・トゥ・アクションのセットから選択され得る。1以上のコール・トゥ・アクションは、ページ・エンティティに関連付けられ得る。1以上のコール・トゥ・アクションは、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページを介してユーザに対して提示され得る。
一実施形態において、1以上のコール・トゥ・アクションを選択する工程は、ユーザに関連付けられている情報に少なくとも部分的に基づいて、コール・トゥ・アクションのセットの中の各コール・トゥ・アクションのそれぞれのユーザ関連確率メトリックを決定する工程をさらに備え得る。1つまたは複数のコール・トゥ・アクションは、指定されたユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす、1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられていると決定され得る。1以上のコール・トゥ・アクションは、指定されたユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす、1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられている、1つまたは複数のコール・トゥ・アクションを含むように識別され得る。
一実施形態において、ユーザに関連付けられている情報は、ユーザの識別情報(ID)、ユーザのジェンダー、ユーザの年齢、ユーザに関連付けられているロケーション、ユーザに関連付けられている教育機関、ユーザに関連付けられている専門機関、ユーザに関連付けられている言語、またはユーザの関係ステータスのうちの少なくとも1つを示すことができる。
一実施形態において、ユーザに関連付けられている情報は、ユーザに関連付けられている履歴データを含むことができる。履歴データは、ユーザのブラウジング履歴、ユーザのアプリケーション使用履歴、またはユーザのソーシャル・ネットワーキング・システム使用履歴のうちの少なくとも1つに関連付けられ得る。
一実施形態において、ユーザのソーシャル・ネットワーキング・システム使用履歴は、ソーシャル・ネットワーキング・システムを介して投稿された1以上のコンテンツ・アイテムに関して、ユーザによって行われた1つまたは複数のソーシャル対話を示すことができる。
一実施形態において、1つまたは複数のソーシャル対話は、賛成票(up−vote)、コメント、共有、または保存のうちの少なくとも1つを含むことができる。
一実施形態において、ユーザに関連付けられている情報は、ユーザが特定の定義されたオーディエンスの一部であることを示すことができる。1以上のコール・トゥ・アクションを選択する工程は、選択基準に少なくとも部分的にさらに基づき得る。選択基準は、1以上のコール・トゥ・アクションが特定の定義されたオーディエンスのために選択されると指定することができる。
一実施形態において、ユーザに関連付けられている情報は、動的に取得され得る。ユーザに関連付けられている情報は、1つまたは複数の更新情報を含むことができる。1以上のコール・トゥ・アクションを選択する工程は、1つまたは複数の更新情報に基づいて動的に行われ得る。
一実施形態において、1以上のコール・トゥ・アクションを提示する工程は、1以上のコール・トゥ・アクションを1以上の対話要素に関連付けて表示する工程を含むことができる。1以上の対話要素は、ページのカバー写真、ページの情報セクション、ページ上で公開された投稿、ページに関連付けられているホバー要素、ページに関連付けられている検索バー要素、またはページに関連付けられている検索結果要素のうちの1以上の内部に表示され得る。
一実施形態において、1以上のコール・トゥ・アクションを提示する工程は、ソーシャル・ネットワーキング・システムと通信するように構成されたウェブサイト、またはソーシャル・ネットワーキング・システムと通信するように構成されたアプリケーションのうちの少なくとも1つを使用して行われ得る。
さらに、本開示の様々な実施形態は、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページを介して、このページにアクセスしているユーザに対して1以上のコール・トゥ・アクションを提示するように構成されたシステム、方法、および非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含むことができる。1以上のコール・トゥ・アクションに関して行われたユーザ対話は、検出され得る。1以上のコール・トゥ・アクションに関連付けられている動作は、実行され得る。この動作は、1以上のコール・トゥ・アクションについて実行可能な複数の動作のうちの1つに対応し得る。
一実施形態において、1つまたは複数の命令は、ページに関連付けられているページ・エンティティから取得され得る。動作は、ページ・エンティティからの1つまたは複数の命令に少なくとも部分的に基づいて、複数の動作から選択され得る。動作は、1以上のコール・トゥ・アクションに関して行われたユーザ対話の検出に応答して、実行させられ得る。
一実施形態において、複数の動作は、リンク・ナビゲーション動作、ソーシャル・ネットワーキング・システムにインテグレートされたネイティブ動作、またはソーシャル・ネットワーキング・システムと共に動作可能なサードパーティによって実装されるサードパーティ動作のうちの少なくとも1つを含むことができる。
一実施形態において、動作は、リンク・ナビゲーション動作に対応することができる。リンク・ナビゲーション動作は、指定されたリンクに関連付けられ得る。動作を実行する工程は、指定されたリンクへナビゲーションする工程を含むことができる。
一実施形態において、動作は、ソーシャル・ネットワーキング・システムにインテグレートされたネイティブ動作に対応することができる。動作を実行する工程は、ソーシャル・ネットワーキング・システムにインテグレートされたアプリケーションまたはサービスのうちの少なくとも1つへのアクセスを提供する工程を含むことができる。
一実施形態において、動作は、ソーシャル・ネットワーキング・システムと共に動作可能なサードパーティによって実装されるサードパーティ動作に対応することができる。動作を実行する工程は、サードパーティ・アプリケーションまたはサードパーティ・サービスのうちの少なくとも1つへのアクセスを提供する工程を含むことができる。
一実施形態において、ユーザに関連付けられている情報が、取得され得る。動作は、ユーザに関連付けられている情報の少なくとも一部に少なくとも部分的に基づいて、複数の動作から選択され得る。
一実施形態において、ユーザに関連付けられている情報が、取得され得る。ユーザに関連付けられている情報の少なくとも一部は、動作を実行する工程において利用され得る。
一実施形態において、ユーザの識別子が、取得され得る。ユーザは、識別子に少なくとも部分的に基づいて、1以上のコール・トゥ・アクションに関連付けられているアプリケーションまたはサービスのうちの1以上のユーザのアカウントへサインインされ得る。
一実施形態において、ユーザのアカウントに関連付けられている情報は、ページを介してユーザに対して提供され得る。
開示された技術の多くの他の特徴、適用例、実施形態、および/またはバリエーションが、添付の図面および下記の詳細な説明から明らかになることが、認識される。本願明細書において説明されている構造、システム、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体、および方法の付加的および/または代替的な実装例は、開示された技術の原理から逸脱することなく、採用され得る。
図は、開示された技術の様々な実施形態を例示の目的のために図示しているに過ぎず、図は、同様の要素を識別するために同様の参照符号を使用している。当業者は、下記の論考から、図に示される構造および方法の代替的な実施形態が、本願明細書において説明されている開示された技術の原理から逸脱することなく採用され得ることを、容易に認識するであろう。
コール・トゥ・アクションの作成、選択、提示、および実行
人々は、多種多様な目的のためにコンピューティング・デバイス(またはシステム)を使用する。コンピューティング・デバイスは、異なる種類の機能を提供することができる。ユーザは、自身のコンピューティング・デバイスを利用して、情報を生成し、情報にアクセスし、情報を共有することができる。いくつかの場合において、人々は、自身のコンピューティング・デバイスを利用して、オンライン(またはウェブ)・リソースをブラウズし、ビジネスに関連付けられている詳細を閲覧し、オンラインで購入を行い、レストランの予約を行い、および/または他の情報にアクセスし、利用することができる。
一例において、ユーザは、自身のコンピューティング・デバイスを利用して、様々なオンライン・リソースを通じてブラウジングを行うことができる。従来のアプローチの下では、ブラウジング中に、ユーザには、コール・トゥ・アクションなどの、1つまたは複数の形式の広告またはマーケティングが提示され得る。コール・トゥ・アクションは、ユーザが一定のアクションを行うように働きかけようと試みることができる。例えば、1つのタイプのコール・トゥ・アクションは、ユーザが購入を行うように、例えば、電子商取引(eコマース)のストアフロントから製品またはサービスを買うように働きかけることができる。しかしながら、従来のアプローチの下では、コール・トゥ・アクションおよび他の同様の広告材料またはマーケティング材料は、ユーザにとって興味が湧かない、または無関係であることがある。さらに、従来のアプローチに従って、ユーザがコール・トゥ・アクションをクリックし、タップし、または、別の方法で関与した場合、ユーザは、その
オリジナルのコール・トゥ・アクションを求めて、多数のタスクを負担させられることがある。例えば、ユーザが、あるアイテムを購入するためにコール・トゥ・アクションを選択した場合、ユーザは、eコマース・ストアフロントの特定のリンクへ誘導され得るが、その購入を完了させるためには、依然としてかなりの数の付加的なアクションを行う必要があり得る。そのため、コール・トゥ・アクションに関連してオンライン体験を提供することへの従来のアプローチは、興味が湧かず、無関係であり、非効率であることがある。
別の例において、ユーザは、コンピューティング・デバイスを使用して、ソーシャル・ネットワーキング・システム(またはサービス)に関与することができる。この例において、ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のエンティティに関連付けられている1つまたは複数のページを、この1つまたは複数のページを介して利用可能になる様々なタイプのコンテンツを含めて、閲覧し、アクセスし、または対話することができる。しかしながら、従来のアプローチの下では、制限された量および種類のコンテンツおよび対話機能のみが、1つまたは複数のページを介して提示されることがある。結果として、ユーザとエンティティとに関わる対話が著しく制限され、ユーザとエンティティとの間の関係の十分な発展を潜在的に妨げることがある。これらの懸念事項および他の同様の懸念事項は、ソーシャル・ネットワーキング・システムに関連付けられている全体的なユーザ体験を低下させることがある。
したがって、改善されたアプローチは、従来のアプローチに関連付けられている様々な懸念事項に対処し、または緩和するために有益となり得る。開示された技術は、より興味が湧き、より関係があり、より対話的で、より効率的なアプローチを提示することができる。開示された技術は、本願明細書においてより詳細に説明されているように、コール・トゥ・アクション(CTA)を作成し、選択し、提示し、実行することを促進させることができる。本開示の様々な実施形態は、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページにアクセスしているユーザと関連付けられている情報を取得することができる。ページは、ページ・エンティティに関連付けられ得る。1以上のコール・トゥ・アクションが、ユーザと関連付けられている情報に少なくとも部分的に基づいて、コール・トゥ・アクションのセットから選択され得る。1以上のコール・トゥ・アクションは、ページ・エンティティに関連付けられ得る。1以上のコール・トゥ・アクションは、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページなどの、ソーシャル・ネットワーキング・システム内およびソーシャル・ネットワーキング・システム外の多くの表面を介して、ユーザに対して提示され得る。本開示の様々な実施形態は、1以上のコール・トゥ・アクションに関して行われたユーザ対話を検出することもできる。1以上のコール・トゥ・アクションに関連付けられている動作は、実行され得る。この動作は、1以上のコール・トゥ・アクションについて実行可能な複数の動作のうちの1つに対応し得る。多くのバリエーションおよび/または他の可能性が存在し得ることが想定される。
図1は、本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを作成し、選択し、提示し、実行することを促進するように構成された例示的なソーシャル・ネットワーキング・コール・トゥ・アクション(CTA)モジュール102を含む、例示的なシステム100を示す。図1の例で示されるように、例示的なソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール102は、コール・トゥ・アクション(CTA)作成モジュール104と、コール・トゥ・アクション(CTA)選択モジュール106と、コール・トゥ・アクション(CTA)提示モジュール108と、コール・トゥ・アクション(CTA)実行モジュール110とを含むことができる。いくつかの例において、例示的なシステム100は、1以上のデータ・ストア120を含むことができる。本願明細書における、この図および全ての図において示されるコンポーネント(例えば、モジュール、要素等)は、例示に過ぎず、他の実装例は、付加的なコンポーネント、より少ないコンポーネント、インテグレートされたコンポーネント、または異なるコンポーネントを含んでもよい。いくつかのコンポ
ーネントは、関連する詳細を曖昧にしないように、図示されていないことがある。
いくつかの実施形態において、ソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール102は、部分的にまたは全体的に、ソフトウェア、ハードウェア、または、これらの任意の組み合わせとして実装され得る。一般に、本願明細書において論じられるようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、または、これらの任意の組み合わせに関連付けられ得る。いくつかの実装例において、モジュールの1つまたは複数の機能、タスク、および/または動作は、ソフトウェア・ルーチン、ソフトウェア・プロセス、ハードウェア、および/または、これらの任意の組み合わせによって実行され、または行われ得る。いくつかの場合において、ソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール102は、ユーザ・コンピューティング・デバイスまたはクライアント・コンピューティング・デバイス上などの、1つまたは複数のコンピューティング・デバイスまたはシステム上で実行されるソフトウェアとして、部分的にまたは全体的に実装され得る。例えば、ソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール102またはその少なくとも一部は、図7のユーザ・デバイス710などの、ユーザ・コンピューティング・デバイスまたはクライアント・コンピューティング・システム上で実行されるアプリケーション(例えば、アプリ)、プログラム、またはアプレット等として、または、これらの内部において、実装され得る。別の例において、ソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール102または少なくともその一部は、ネットワーク・サーバまたはクラウド・サーバなどの、1つまたは複数のサーバを含む、1つまたは複数のコンピューティング・デバイスまたはシステムを使用して実装され得る。いくつかの例において、ソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール102は、部分的にまたは全体的に、図7のソーシャル・ネットワーキング・システム730などの、ソーシャル・ネットワーキング・システム(もしくはサービス)内で実施されること、またはソーシャル・ネットワーキング・システム(もしくはサービス)と共に動作するように構成されることが可能である。多くのバリエーションまたは他の可能性が存在し得ることが理解される。
CTA作成モジュール104は、ソーシャル・ネットワーキング・システムによってサポートされる、ページなど1つまたは複数の表面についての1つまたは複数のコール・トゥ・アクションを作成することを促進するように構成され得る。いくつかの例において、CTA作成モジュール104は、ページとそのページを訪れるユーザとの間のより潜在的な対話を促進するために、1つのページについて1つまたは複数のコール・トゥ・アクションが作成されることを可能することができる。1つまたは複数のコール・トゥ・アクションの作成は、ページに合わせてカスタマイズされ得る(例えば、ページに関する情報および/またはページを閲覧もしくはアクセスするユーザに関する情報に基づいて、カスタマイズされ得る)。いくつかの場合において、CTA作成モジュール104は、ページに関連付けられているエンティティ(すなわち、ページ・エンティティ)、例えば、ページ管理者、ページ代表者、ページによって表わされるビジネスまたはブランドが、他のページのコール・トゥ・アクションとは異なり得る1つまたは複数のコール・トゥ・アクションを作成することによってページをカスタマイズすることを可能にすることができる。1つまたは複数のコール・トゥ・アクションは、ページおよび/またはページ・エンティティの1つまたは複数の目的(例えば、マーケティング目標、ビジネス・ニーズ等)を満たそうとして作成されることもあり得る。例えば、ページが、特定の製品またはサービスを売ることを望む場合、コール・トゥ・アクションがそのページ上で作成されて、そのページを閲覧またはアクセスしているユーザが、そのコール・トゥ・アクションをクリックし、タップし、選択し、または、別の方法で対話することなどによって、その特定の製品またはサービスをより簡単に購入することを可能にするにことができる。
いくつかの実施形態において、CTA作成モジュール104は、予め定義されたコール・トゥ・アクションのセットまたはデフォルトのコール・トゥ・アクションのセットを使
用して、コール・トゥ・アクションを作成することができる。例えば、予め定義されたコール・トゥ・アクションのセットまたはデフォルトのコール・トゥ・アクションのセットは、「いま買う」コール・トゥ・アクション(例えば、製品用)、「いま買物する」コール・トゥ・アクション、「いま支払う」コール・トゥ・アクション(例えば、金融取引用)、「いま予約する」コール・トゥ・アクション(例えば、チケット用)、「いま予約を入れる」コール・トゥ・アクション(例えば、レストラン用)、「サインアップする」コール・トゥ・アクション(例えば、サービス用)、「ログインする」コール・トゥ・アクション(例えば、認証後に情報を提供するため)、「いま観る」コール・トゥ・アクション(例えば、メディア・コンテンツ・アイテム用)、「いま閲覧する」コール・トゥ・アクション(例えば、情報を見るため)、「連絡をする」コール・トゥ・アクション(例えば、さらなるコミュニケーションに招くため)、「いまインストールする」コール・トゥ・アクション(例えば、ソフトウェア用)、「アプリに行く」コール・トゥ・アクション(例えば、付加的な機能のため)、「いまプレイする」コール・トゥ・アクション(例えば、ゲーム用)、「これに対して『いいね!』を表明する」コール・トゥ・アクション(例えば、満足感を他者と共有するため)、「もっと見る」コール・トゥ・アクション(例えば、より多くの情報にアクセスするため)、および「より多くの情報」コール・トゥ・アクション(例えば、より多くの情報へアクセスするため)等を含むことができるが、これらに限定されない。一般に、CTA作成モジュール104は、ユーザ、ページ、またはソーシャル・ネットワーキング・システムによって望まれるような、ユーザによって行われ得る任意のアクションに関係する他のコール・トゥ・アクションを作成することができる。多くのバリエーションおよび他の可能性が存在し得ることが想定される。
さらに、CTA選択モジュール106は、ソーシャル・ネットワーキング・システムによってサポートされる、ページなど表面についての1つまたは複数のコール・トゥ・アクションなどのコール・トゥ・アクションを選択することを促進するように構成され得る。いくつかの実装例において、例えば、CTA選択モジュール106は、ページにアクセスしているユーザに関連付けられている情報を取得し、このユーザに関連付けられている情報に少なくとも部分的に基づいて、コール・トゥ・アクションのセットから、1以上のコール・トゥ・アクションを選択することによって、コール・トゥ・アクションの選択を促進することができる。ページは、ページ・エンティティに関連付けられることが可能であり、1以上のコール・トゥ・アクションは、ページ・エンティティに関連付けられることが可能である。CTA選択モジュール106は、図2Aを参照しつつ、下記により詳細に説明されるであろう。
また、CTA提示モジュール108は、ソーシャル・ネットワーキング・システムによってサポートされる、ページなど表面についての1つまたは複数のコール・トゥ・アクションなどのコール・トゥ・アクションを提示することを促進するように構成され得る。例えば、CTA提示モジュール108は、CTA選択モジュール106によって選択された1以上のコール・トゥ・アクションを、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページを介してユーザに対して提示することを促進することができる。CTA提示モジュール108に関するさらなる詳細は、図2Bを参照しつつ、下記に提供されるであろう。
また、CTA実行モジュール110は、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページについての1つまたは複数のコール・トゥ・アクションなどのコール・トゥ・アクションを実行することを促進するように構成され得る。例えば、CTA実行モジュール110は、CTA提示モジュール108によって提示される1以上のコール・トゥ・アクションに関連付けられている、1つまたは複数のアクション、タスク、または動作を実行することを促進することができる。CTA実行モジュール110は、図2Cを参照しつつ、下記により詳細に論じられるであろう。
さらに、いくつかの実施形態において、ソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール102は、例示的なシステム100において示されるように、1以上のデータ・ストア120と通信する、および/または動作するように構成され得る。1以上のデータ・ストア120は、様々なタイプのデータを記憶し、維持するように構成され得る。いくつかの実装例において、1以上のデータ・ストア120は、ソーシャル・ネットワーキング・システム(例えば、図7のソーシャル・ネットワーキング・システム730)に関連付けられている情報を記憶することができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムに関連付けられている情報は、ユーザ、ソーシャルつながり、ソーシャル対話、ロケーション、ジオフェンスで囲まれた領域、地図、場所、イベント、ページ、グループ、投稿、コミュニケーション、コンテンツ、フィード、アカウント設定、プライバシー設定、ソーシャル・グラフ、および様々な他のタイプのデータに関するデータを含むことができる。いくつかの実装例において、1以上のデータ・ストア120は、ユーザに関連付けられている情報、例えば、ユーザ識別子、ユーザ情報、ユーザに指定された設定、ユーザによって生成されたコンテンツ、および様々な他のタイプのユーザ・データなどを記憶することができる。いくつかの実施形態において、1以上のデータ・ストア120は、コール・トゥ・アクションに関係する情報、ページに関係する情報、および/またはユーザに関係する情報等を記憶することができ、これらは、ソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール102によって利用され得る。多くのバリエーションおよび他の可能性があり得ることが認識される。
図2Aは、本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを選択することを促進するように構成された例示的なコール・トゥ・アクション(CTA)選択モジュール202を示す。いくつかの実施形態において、図1のコール・トゥ・アクション(CTA)選択モジュール106は、コール・トゥ・アクション(CTA)選択モジュール202として実装され得る。図2Aに示されるように、コール・トゥ・アクション(CTA)選択モジュール202は、情報取得モジュール204と、コール・トゥ・アクション(CTA)収集モジュール206と、ユーザ関連確率モジュール208とを含むことができる。
いくつかの実施形態において、CTA選択モジュール202は、情報取得モジュール204を利用して、ソーシャル・ネットワーキング・システムにサポートされるページなど表面にアクセスしている(または、閲覧している、訪れている等)ユーザに関連付けられている情報を取得することを促進することができる。ユーザに関連付けられている情報は、分析されることが可能であり、どのコール・トゥ・アクションがユーザに対する提示について潜在的に関係があり、興味が湧き、および/または適当であり得るかを決定するために、CTA選択モジュール202によって利用される信号としての役割を果たすことができる。CTA選択モジュール202は、ユーザに関連付けられている情報に少なくとも部分的に基づいて、コール・トゥ・アクションのセットから、1以上のコール・トゥ・アクションを選択することを促進することができる。そのため、コール・トゥ・アクションは、ページのページ管理者によってカスタマイズされることが可能であるだけでなく、そのページを閲覧し、またはアクセスするユーザに合わせて、カスタマイズされ、パーソナライズされ、またはターゲティングされることが可能である。
いくつかの例において、ユーザに関連付けられている情報は、ユーザに関する識別データ、人口統計学的データ、ステータス・データ、または同様のデータを含むことができる。このような情報は、例えば、ユーザの識別情報、ユーザのジェンダー、ユーザの年齢、ユーザに関連付けられているロケーション、ユーザに関連付けられている教育機関、ユーザに関連付けられている専門機関、ユーザに関連付けられている言語、ユーザの関係ステータス、または、ユーザの1つまたは複数のソーシャルつながりのうちの少なくとも1つを示すことができる。例えば、ユーザの識別情報は、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のユーザの識別子(例えば、名前、ユーザ名、ユーザ識別番号等)を含むことが
できる。ユーザに関連付けられているロケーションは、例えば、ユーザの住居、出身地、ロケーションへのチェックイン、または、現在のジオロケーション等を含むことができる。教育機関は、例えば、ユーザが通った学校、カレッジ、または大学を含むことができる。専門機関は、例えば、ユーザが勤務した会社または職場、ユーザがメンバーであった組織またはグループ等を含むことができる。例えば、関係ステータスは、ユーザが独身か、交際中か、婚約しているか、結婚しているかどうか等を示すことができる。ユーザの1つまたは複数のソーシャルつながりは、例えば、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のユーザの1人または複数の「友達」に対応し得る。多くのバリエーションが存在し得る。
いくつかの場合において、ユーザに関連付けられている情報は、ユーザに関連付けられている履歴データを含むことができる。履歴データは、ユーザのブラウジング履歴、ユーザのアプリケーション使用履歴、またはユーザのソーシャル・ネットワーキング・システム使用履歴のうちの少なくとも1つに関連付けられ得る。ブラウジング履歴は、例えば、どのオンライン・リソースがユーザによって閲覧され、またはアクセスされたか、および、どれくらい長い間であったかを示すことができる。ユーザのアプリケーション使用履歴は、どのアプリケーションがユーザによってインストールされたか、どのアプリケーションがユーザによってアクセスされ、または利用されたか、どのように各アプリケーションがアクセスされ、または利用されたか、および、どのくらい長い間であったかを示すことができる。ここでも、多くのバリエーションが可能である。
いくつかの実施形態において、ユーザのソーシャル・ネットワーキング・システム使用履歴は、ソーシャル・ネットワーキング・システムを介して投稿された1以上のコンテンツ・アイテムに関して、ユーザによって行われた1つまたは複数のソーシャル対話を示すことができる。例えば、1つまたは複数のソーシャル対話は、賛成票、「いいね!」、コメント、共有、または保存のうちの少なくとも1つを含むことができる。
いくつかの例において、ユーザに関連付けられている情報は、ユーザが特定の定義されたオーディエンスの一部であることを示すことができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、1つまたは複数の共通属性、履歴データ、または他の検討事項を共有し得るユーザに関する情報に基づいて、カスタム・オーディエンスを定義することができる。一例において、特定のカスタム・オーディエンスは、ビデオなどの特定のコンテンツ・アイテムを閲覧し、プレイし、対話し(例えば、いいね!を表明し)、または、別の方法でアクセスしたユーザに対応するものとして定義され得る。1以上のコール・トゥ・アクションの選択は、選択基準に少なくとも部分的にさらに基づくことが可能である。選択基準は、どのコール・トゥ・アクションが特定のオーディエンスのために選択されるかを管理するための、1つまたは複数の命令、規則、および/またはポリシーを提供することができる。選択基準は、1以上のコール・トゥ・アクションが、ユーザがその一部である特定の定義されたオーディエンスのために選択されることを指定することができる。選択基準は、ユーザが特定のカスタム・オーディエンスの一部である場合、ユーザがページを訪れたときに、ユーザが関係する活動(アクティビティ)を行うことを可能にする1つまたは複数のコール・トゥ・アクションが、ユーザと特定のカスタム・オーディエンスとの関連付けに基づいて、ユーザへの提示用に選択され得ることを指定することができる。この例を続けると、ユーザと特定のカスタム・オーディエンスとの関連付けに基づいて、特定のビデオに関係する映画のチケットをユーザが予約することを可能にする1つまたは複数のコール・トゥ・アクションが、ページを介したユーザに対する提示fprに選択され得る。ここでも、多くのバリエーションが可能である。
さらに、いくつかの実装例において、ユーザに関連付けられている情報は、動的に取得され得る。ユーザに関連付けられている情報は、1つまたは複数の最新情報、例えば、ソ
ーシャル・ネットワーキング・システム内および/またはソーシャル・ネットワーキング・システム外でのユーザのアクションまたは挙動に関する最新情報などを含むことができる。1以上のコール・トゥ・アクションの選択は、1つまたは複数の更新情報に基づいて、動的に行われ得る。
また、いくつかの実施形態において、1以上のコール・トゥ・アクションを選択する工程は、下記により詳細に説明されるように、コール・トゥ・アクションのセットの中の各コール・トゥ・アクションのそれぞれのユーザ関連確率メトリックを決定する工程、1つまたは複数のコール・トゥ・アクションが、指定されたユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられていると決定する工程、および、1つまたは複数のコール・トゥ・アクションを含むように1以上のコール・トゥ・アクションを識別する工程をさらに含むことができる。
CTA収集モジュール206は、コール・トゥ・アクションのセットを記憶し、維持し、識別し、認識し、または収集等するように構成され得る。CTA収集モジュール206は、セット内のコール・トゥ・アクションに関する情報を記憶し、維持することもできる。コール・トゥ・アクションのセットは、ページにアクセスするユーザに対して潜在的に提示可能となり得る複数のコール・トゥ・アクションを含むことができる。いくつかの場合において、ページまたはページ・エンティティ(例えば、ページ管理者、ページ代表者等)は、セットにおけるコール・トゥ・アクションを選択し、定義し、カスタマイズする、および/または作成することができる。いくつかの例において、セットは、予め定義されたコール・トゥ・アクションまたはデフォルトのコール・トゥ・アクションを含むことができる。いくつかの実施形態において、CTA収集モジュール206は、図1の1以上のデータ・ストア120に対応し、データ・ストア120内に常駐し、データ・ストア120と通信する、および/またはデータ・ストア120と共に動作することができる。
さらに、ユーザ関連確率モジュール208は、ユーザに関連付けられている情報に少なくとも部分的に基づいて、コール・トゥ・アクションのセットの中の各コール・トゥ・アクションのそれぞれのユーザ関連確率メトリックを決定することを促進するように構成され得る。いくつかの場合において、特定のコール・トゥ・アクションのユーザ関連確率メトリックは、ページにアクセスしているユーザにとって特定のコールが関係し、もしくは興味が湧くこと、または、特定のコール・トゥ・アクションがユーザに対して提示された場合に、ユーザがその特定のコール・トゥ・アクションを実行することを選ぶことの可能性を示すことができる。いくつかの実装例において、ユーザ関連確率モジュール208は、CTA収集モジュール206と通信し、またはCTA収集モジュール206と共に動作して、コール・トゥ・アクションに関する情報だけでなく、ユーザに関する情報にもアクセスすることができる。このような情報に(少なくとも部分的に)基づいて、ユーザ関連確率モジュール208は、セットの中の各コール・トゥ・アクションのそれぞれのユーザ関連確率メトリックを決定し、計算し、予測する、および/または近似等することができる。いくつかの場合において、ユーザ関連確率モジュール208は、1つまたは複数の機械学習プロセスを使用して、(少なくとも部分的に)コール・トゥ・アクションについてのユーザ関連確率メトリックを決定することができる。多くのバリエーションおよび他の可能性が存在し得ることが認識される。
ユーザ関連確率モジュール208は、1つまたは複数のコール・トゥ・アクションが、指定されたユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられていると決定する工程を促進するようにさらに構成され得る。ユーザ関連確率閾値は、コール・トゥ・アクションについて選択され得る。いくつかの実施形態において、ユーザ関連確率閾値は、ソーシャル・ネットワーキング・システムまたはページ・エンティティによって選択され得る。例えば、1つまたは複数のコール
・トゥ・アクションは、そのそれぞれのコール・トゥ・アクションがユーザに関係し、興味が湧き、または、そうでなければ適当であるという少なくとも70%の可能性を各々が示す、1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリック(例えば、スコア)に関連付けられ得る。この例において、ユーザ関連確率閾値は、少なくとも65%の可能性を要求し得る。様々な閾値が適切となり得ることが理解される。いくつかの場合において、ユーザ関連確率モジュール208は、1つまたは複数の機械学習プロセスを(少なくとも部分的に)利用して、ユーザ関連確率閾値を決定し、設定し、または指定することができる。ここでも、多くのバリエーションが可能である。
いくつかの実施形態において、CTA選択モジュール202は、次いで、指定されたユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす、1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられている、1つまたは複数のコール・トゥ・アクションを含むように1以上のコール・トゥ・アクションを識別することができる。1つまたは複数のコール・トゥ・アクションのユーザ関連確率メトリックが、関連付けられているユーザ関連確率閾値を満足する場合、1つまたは複数のコール・トゥ・アクションが識別され、提示され得る。例えば、1以上のコール・トゥ・アクションが、次いで、ページを介してユーザに対して提示され得る。
さらに、いくつかの実装例において、1以上のコール・トゥ・アクションがページ・エンティティに関連付けられるように、1以上のコール・トゥ・アクションが、CTA選択モジュール202によって選択され得る。いくつかの場合において、ページ・エンティティは、ページに対応するビジネスまたはブランドであってもよい。いくつかの例において、ページ・エンティティは、ビジネスまたはブランドを代表してページを管理する代表者または管理者であってもよい。一例において、1以上のコール・トゥ・アクションは、その1以上のコール・トゥ・アクションがページ・エンティティによって作成され、または選ばれるという点において、ページ・エンティティに関連付けられ得る。別の例において、1以上のコール・トゥ・アクションは、その1以上のコール・トゥ・アクションがページ・エンティティとの対話をもたらすという点において(例えば、コール・トゥ・アクションをクリックすることは、ページ・エンティティのストアフロントで購入を行うことをもたらす)、ページ・エンティティに関連付けられ得る。さらなる例において、1以上のコール・トゥ・アクションは、その1以上のコール・トゥ・アクションがページ・エンティティのパートナ(例えば、ビジネス・パートナ、譲受人、譲渡人、スポンサー等)と関連付けられるという点において、ページ・エンティティに関連付けられ得る。多くのバリエーションが可能である。
図2Bは、本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを提示することを促進するように構成された例示的なコール・トゥ・アクション(CTA)提示モジュール222を示す。いくつかの実施形態において、図1のコール・トゥ・アクション(CTA)提示モジュール108は、コール・トゥ・アクション(CTA)提示モジュール222として実装され得る。図2Bに示されるように、コール・トゥ・アクション(CTA)提示モジュール222は、ページ・カバー写真モジュール224と、ページ投稿モジュール226と、ページ・カード・モジュール228とを含むことができる。
上記に論じられたように、CTA提示モジュール222は、図2AのCTA選択モジュール202によって選択される1以上のコール・トゥ・アクションを、ソーシャル・ネットワーキング・システムによってサポートされるページなど表面を介してユーザに対して提示する工程を促進することができる。図2BのCTA提示モジュール222は、例えば、1以上のコール・トゥ・アクションを、1以上の対話要素、例えば、ユーザによってクリックされ、タップされ、または、別の方法で対話され得る1以上のボタンなどと関連付けて表示することによって、1以上のコール・トゥ・アクションを提示することができる
いくつかの実施形態において、CTA提示モジュール222は、ページ・カバー写真モジュール224を利用して、ページのカバー写真内の1以上の対話要素を提示し、または表示することができる。例えば、ページは、特定のカバー写真に関連付けられてもよい。1以上の対話要素(例えば、ボタン)は、特定のカバー写真をオーバーレイするものとして表示され得る。
いくつかの実装例において、CTA提示モジュール222は、ページ投稿モジュール226を利用して、ページ上で公開される投稿内に1以上の対話要素を表示することができる。例えば、ページは、ページ・エンティティによって、および/またはページにアクセスする1人または複数のユーザによって公開されるコンテンツ・アイテムの1つまたは複数の投稿を提示することができる。1以上の対話要素は、投稿に対して添えられたものとして、投稿に隣接するものとして、または投稿内にあるものとして表示され得る。
いくつかの実装例において、CTA提示モジュール222は、ページ・カード・モジュール228を利用して、ページに関連付けられているホバー要素、ページに関連付けられている検索バー要素、および/またはページに関連付けられている検索結果要素内に、1以上の対話要素を表示することができる。一例において、ユーザが、ページへのリンク上でマウス・ホバーを行う場合、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、そのページのホバー・カードを提示することができ、コール・トゥ・アクションに関連付けられている1以上の対話要素が、ホバー・カード内に提示され得る。別の例において、ユーザが、ソーシャル・ネットワーキング・システムの検索バー内に文字をタイプし、ページの検索バー・カードを動的に含む潜在的な検索結果を提示された場合、1以上の対話要素が、検索バー・カード内に提示され得る。さらなる例において、ユーザが検索を行い、ページの検索結果カードを含む検索結果を提示された後、1以上の対話要素が、検索結果カード内に提示され得る。
多くのバリエーションが可能であることが想定される。一例において、1以上の対話要素は、ページの情報セクション(例えば、「詳細」セクション)内に存在するものとして表示されてもよい。別の例において、CTA提示モジュール222は、ソーシャル・ネットワーキング・システムと通信するように構成されたウェブサイト(例えば、ソーシャル・ネットワーキング・システムのウェブサイト、ソーシャル・ネットワーキング・システムと共に動作可能であるが、ソーシャル・ネットワーキング・システムと別個のウェブサイト等)、またはソーシャル・ネットワーキング・システムと通信するように構成されたアプリケーション(例えば、ソーシャル・ネットワーキング・システムのアプリケーション、ソーシャル・ネットワーキング・システムと共に動作可能であるが、ソーシャル・ネットワーキング・システムと別個のアプリケーション等)のうちの少なくとも1つを使用して、1以上のコール・トゥ・アクションの提示を行わせることができる。いくつかの場合において、アプリケーションは、ソーシャル・ネットワーキング・システムと情報を交換し、ソーシャル・ネットワーキング・システムと共に動作するように構成され、交換されたメッセージに関連して、1以上のコール・トゥ・アクションを提示するように構成されたメッセージング・アプリケーションに対応し得る。
図2Cは、本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを実行することを促進するように構成された例示的なコール・トゥ・アクション(CTA)実行モジュール242を示す。いくつかの実施形態において、図1のコール・トゥ・アクション(CTA)実行モジュール110は、コール・トゥ・アクション(CTA)実行モジュール242として実装され得る。図2Cに示されるように、コール・トゥ・アクション(CTA)実行モジュール242は、リンク・アクション・モジュール244と、ネイティブ・アクショ
ン・モジュール246と、サードパーティ・アクション・モジュール248とを含むことができる。
本願明細書において論じられるように、1以上のコール・トゥ・アクションは、ソーシャル・ネットワーキング・システムにサポートされるページなど表面を介して、ページにアクセスしているユーザに対して提示され得る。CTA実行モジュール242は、1以上のコール・トゥ・アクションに関して行われるユーザ対話を検出することを促進するように構成され得る。いくつかの例において、ユーザ対話の検出は、1以上のコール・トゥ・アクションに関連付けられている対話要素(例えば、入力要素、ボタン等)に関して、クリック、タップ、押下等が発生したと決定することを含むことができる。CTA実行モジュール242は、1以上のコール・トゥ・アクションに関連付けられている動作を実行することを促進するようにさらに構成され得る。この動作は、1以上のコール・トゥ・アクションについて実行可能な複数の動作のうちの1つに対応し得る。
いくつかの実装例において、CTA実行モジュール242は、ページに関連付けられているページ・エンティティから、1つまたは複数の命令を取得することを促進するように構成され得る。この動作は、ページ・エンティティからの1つまたは複数の命令に少なくとも部分的に基づいて、CTA実行モジュール242によって、複数の動作から選択され得る。いくつかの実施形態において、複数の動作は、リンク・ナビゲーション動作、ソーシャル・ネットワーキング・システムにインテグレートされたネイティブ動作、またはソーシャル・ネットワーキング・システムと共に動作可能なサードパーティによって実装されるサードパーティ動作のうちの少なくとも1つ含むことができるが、これらに限定されない。さらに、CTA実行モジュール242は、1以上のコール・トゥ・アクションに関して行われたユーザ対話の検出に応答して、動作を実行させ得る。
いくつかの例において、実行された動作が、リンク・ナビゲーションに対応する場合、リンク動作モジュール244は、リンク・ナビゲーション動作に関連付けられている指定されたリンクへナビゲーションすることによって、その動作の実行を促進することができる。例えば、ユーザ対話が、1以上のコール・トゥ・アクション(に関連付けられている対話型のボタン)に関して行われたことが検出される場合、リンク動作モジュール244は、その1以上のコール・トゥ・アクションに関連付けられているユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)を取得し、このユニフォーム・リソース・ロケータを、ページにアクセスするために使用されるブラウザ、アプリケーション、または別のサービスにおいて開かせ得る。
いくつかの場合において、実行された動作が、ソーシャル・ネットワーキング・システムにインテグレートされたネイティブ動作に対応する場合、ネイティブ動作モジュール246は、ソーシャル・ネットワーキング・システムにインテグレートされたアプリケーションまたはサービスのうちの少なくとも1つへのアクセスを提供することによって、その動作の実行を促進することができる。アプリケーションまたはサービスは、ユーザによって求められる任意のタイプの機能またはコンテンツを提供することができる。一例において、ユーザ対話が検出される場合、ネイティブ動作モジュール246は、ソーシャル・ネットワーキング・システムにおいて実行されるゲーミング・アプリケーションを開き、または実行することができる。別の例において、ユーザ対話が検出される場合、ネイティブ動作モジュール246は、ソーシャル・ネットワーキング・システムにおいて実行されるストリーミング・サービスへ、例えば、ページ・エンティティに関連付けられ、ソーシャル・ネットワーキング・システムによって実装されるメディア・ストリーミング・サービスなどへ、ナビゲーションし、提示することができる。そのため、ソーシャル・ネットワーキング・システムとより深く統合されたユーザ体験が提供されることが可能である。
いくつかの実施形態において、実行された動作が、ソーシャル・ネットワーキング・システムと共に動作可能なサードパーティによって実装されるサードパーティ動作に対応する場合、サードパーティ動作モジュール248は、サードパーティ・アプリケーションまたはサードパーティ・サービスのうちの少なくとも1つへのアクセスを提供することによって、その動作の実行を促進することができる。任意のタイプのサードパーティ・アプリケーションまたはサードパーティ・サービスが実装され得る。例えば、ユーザ対話が検出される場合、サードパーティ動作モジュール248は、サードパーティ(例えば、ページ・エンティティ、ページ・エンティティに関連付けられているエンティティまたはパートナ、ページ・エンティティと別個のエンティティ等)によって実装され、開発され、管理され、または、別の方法で利用されるライド・シェアリング・アプリケーションへナビゲーションし、提示することができる。別の例において、ユーザ対話が検出される場合、サードパーティ動作モジュール248は、例えば、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページなどを介して、買物サービスを提供することができる。この例において、買物サービスは、サードパーティによって実装され、開発され、管理され、または、別の方法で利用されるが、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページからアクセス可能であるeコマース・ストアフロントに対応し得る。そのため、例えば、サードパーティなどによって、よりカスタマイズされたユーザ体験が提供されることが可能である。
いくつかの実施形態において、ユーザに関連付けられている情報が、取得され得る。一例において、ユーザに関連付けられている情報の少なくとも一部に少なくとも部分的に基づいて、CTA実行モジュール242は、複数の動作から動作を選択することができる。別の例において、CTA実行モジュール242は、例えば、動作の実行中に、情報の少なくとも一部をフォームに予め記入し、または予め投入することなどによって、動作の実行時に、ユーザに関連付けられている情報の少なくとも一部を利用することができる。このフォームは、例えば、ユーザ情報を入力とみなすリード生成フォームに対応し得る。さらなる例において、CTA実行モジュール242は、ライド・シェアリング・アプリケーション(またはサービス)を実行し、ライド・シェアリング・アプリケーションに対してユーザのロケーション情報を提供することによって、動作の実行時に、ユーザに関連付けられているロケーション(例えば、GPS)情報を利用することができる。多くのバリエーションが可能である。
いくつかの場合において、ユーザの識別子が、取得され得る。ユーザによる同意の表明に基づいて、CTA実行モジュール242は、識別子に少なくとも部分的に基づいて、1以上のコール・トゥ・アクションに関連付けられている1つまたは複数のアプリケーションまたはサービスのユーザのアカウントへ、ユーザをサインインさせることができる。例えば、ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・システムに既に確証され、サインイン(またはログイン)済みであるので、ユーザは、アプリケーションまたはサービスの自身のユーザ・アカウントに自動的にサインインすることができる。CTA実行モジュール242によって自動的に行われる認証は、そうでなければ、コール・トゥ・アクションの実行に関与するアプリケーションまたはサービスのユーザのあらゆるアカウントへ手動でサインインしなければならないという、ユーザに対する負担を除去することができる。さらに、いくつかの実装例において、ユーザのアカウントに関連付けられている情報は、ページを介してユーザに対して提供され得る。一例において、ソーシャル・ネットワーキング・システムへのサインインに続いて、ユーザがそのように同意した場合には、開示された技術は、ユーザを自身の航空会社アカウントに自動的にサインインさせることができる。この例において、ユーザには、頻繁利用客ポイント/マイルまたは旅程を含む、自身の航空会社情報が、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページを介して、自動的に提示され得る。別の例において、開示された技術は、ユーザを自身の電子商取引アカウントに自動的にサインインさせることができる。ユーザには、この例において、注文の詳細または発送/追跡情報を含む、自身の電子商取引情報が、ソーシャル・ネットワーキング
・システム内のページを介して自動的に提示され得る。ここでも、多くのバリエーションが可能であることが想定される。
図3は、本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的なシナリオ300を示す。例示的なシナリオ300は、ソーシャル・ネットワーキング・システム(例えば、図7のソーシャル・ネットワーキング・システム730)内の例示的なページ302を示す。ページ302は、例示的なページ・エンティティ304に関連付けられ得る。例示的なシナリオ300において、ページ・エンティティ304は、地元(ローカル)ビジネス、すなわち、ジェーンのスポーツ用品店に対応し得る。さらに、ページ302は、ページ管理者、ページ「所有者」、および/または、地元のビジネスの代表者、例えば、ジェーン某によって管理され得る。
図3に示されるように、ページ302は、カバー写真306を含むことができる。この例示的なシナリオ300において、開示された技術は、例えば、カバー写真306の上にコール・トゥ・アクション308をオーバーレイすることなどによって、カバー写真306内にコール・トゥ・アクション308を提示することができる。コール・トゥ・アクション308は、ボタンなどの対話要素を含むことができ、または関連付けられることが可能である。ページ302にアクセスし、または閲覧しているユーザが、コール・トゥ・アクション308をクリックし、タップし、または、別の方法で対話する(すなわち、コール・トゥ・アクション308に関連付けられている対話要素と対話する)場合、開示された技術は、上記に論じられたように、コール・トゥ・アクション308に関連付けられている動作を実行することができる。
さらに、この例示的なシナリオ300において、ページ・エンティティ304(または、ページ管理者、ページ「所有者」、代表者等)は、「いま買物する」に対応するようにコール・トゥ・アクション308をカスタマイズすることができる。また、この特定のコール・トゥ・アクション308は、特定のユーザに向けてターゲティングされてもよい。特定のコール・トゥ・アクション308は、ページ302にアクセスし、または閲覧している特定のユーザに関する情報に基づいて、提示用に選択され得る。この例示的なシナリオ300において、開示された技術は、ユーザに関連付けられている情報(の少なくとも一部)に基づいて、ユーザがスポーツ(例えば、バスケットボール)と関係する製品の買物に恐らく興味を持つであろうことを決定すること、または予測することができる。
さらに、この例において、ユーザが、コール・トゥ・アクション「いま買物する」308と対話し、またはコール・トゥ・アクション「いま買物する」308をアクティブ化した(すなわち、コール・トゥ・アクション308に関連付けられている対話要素と対話し、またはアクティブ化した)ことが検出される場合、開示された技術は、コール・トゥ・アクション308に関連付けられている動作を実行することができる。動作は、例えば、ページ302を介して提供される、eコマース・ストアフロント310などの買物サービスへナビゲーションすること、または買物サービスを開く(オープンする)ことに対応し得る。そのため、ユーザは、より簡単に、または、より便利に、バスケットボール製品の買物をすることができる。ここでも、この例示的なシナリオ300は説明の目的のために提供されていること、および、多くのバリエーションおよび他の可能性が存在し得ることが、理解される。
図4は、本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的なシナリオ400を示す。例示的なシナリオ400は、ソーシャル・ネットワーキング・システム(例えば、図7のソーシャル・ネットワーキング・システム730)内の例示的なページ402を示す。例示的なページ402は、コンピューティング・デバイス(またはシステム)、例えば、スマートフォンまたはタブレット型コンピ
ュータなどにおいて提示され得る。ページ402は、例示的なページ・エンティティ404に関連付けられ得る。例示的なシナリオ400において、ページ・エンティティ404は、地元のビジネス、すなわち、ジョンのピザ店に対応し得る。さらに、ページ402は、ページ管理者、ページ「所有者」、および/または、地元のビジネの代表者、例えばジョン某によって管理され得る。
図4に示されるように、ページ402は、情報セクション406を含むことができる。この例示的なシナリオ400において、開示された技術は、ページ402の情報セクション406内にコール・トゥ・アクション「いま注文する」408を提示することができる。ページ402にアクセスし、または閲覧しているユーザが、コール・トゥ・アクション408をクリックし、タップし、または、別の方法で対話する(すなわち、コール・トゥ・アクション408に関連付けられている対話要素と対話する)場合、開示された技術は、上記に論じられたように、コール・トゥ・アクション408に関連付けられている動作を実行することができる。この例において、動作は、ジョーのピザ店において注文することに関連付けられ得る。
いくつかの例において、本開示の様々な実施形態は、プラットフォーム(例えば、デスクトップ・ウェブサイト、デスクトップ・アプリケーション、モバイル・ウェブサイト、モバイル・アプリケーション、オペレーティング・システム等)とは無関係に、提供され、または利用され得る。いくつかの場合において、本開示の様々な実施形態は、各プラットフォームに合わせてカスタマイズされ、または修正されてもよい。多くのバリエーションが可能である。
図5Aは、本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的な方法500を示す。特に明記されない限り、様々な実施形態の範囲内において、同様の順序もしくは代替的な順序で、または並行して行われる、付加的な工程、より少ない工程、または代替的な工程が存在してもよいことが、認識される。
ブロック502において、例示的な方法500は、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページにアクセスしているユーザに関連付けられている情報を取得することができる。このページは、ページ・エンティティに関連付けられ得る。ブロック504において、例示的な方法500は、ユーザに関連付けられている情報に少なくとも部分的に基づいて、コール・トゥ・アクションのセットから、1以上のコール・トゥ・アクションを選択することができる。1以上のコール・トゥ・アクションは、ページ・エンティティに関連付けられ得る。ブロック506において、例示的な方法500は、1以上のコール・トゥ・アクションを、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページを介してユーザに対して提示することができる。
図5Bは、本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的な方法550を示す。ここでも、特に明記されない限り、様々な実施形態の範囲内において、同様の順序もしくは代替的な順序で、または並行して行われる、付加的な工程、より少ない工程、または代替的な工程が存在してもよいことが、認識される。
ブロック552において、例示的な方法550は、ユーザに関連付けられている情報に少なくとも部分的に基づいて、コール・トゥ・アクションのセットの中の各コール・トゥ・アクションのそれぞれのユーザ関連確率メトリックを決定することができる。ブロック554において、例示的な方法550は、1つまたは複数のコール・トゥ・アクションが、指定されたユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられていると決定することができる。ブロック556にお
いて、例示的な方法550は、指定されたユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす、1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられている、1つまたは複数のコール・トゥ・アクション含むように1以上のコール・トゥ・アクションを識別することができる。
図6Aは、本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的な方法600を示す。上記に論じられたように、特に明記されない限り、様々な実施形態の範囲内において、同様の順序もしくは代替的な順序で、または並行して行われる、付加的な工程、より少ない工程、または代替的な工程が存在してもよいことが、理解される。
ブロック602において、例示的な方法600は、ページにアクセスしているユーザに対して、1以上のコール・トゥ・アクションを、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページを介して提示することができる。ブロック604において、例示的な方法600は、1以上のコール・トゥ・アクションに関して行われるユーザ対話を検出することができる。ブロック606において、例示的な方法600は、1以上のコール・トゥ・アクションに関連付けられている動作を実行することができる。この動作は、1以上のコール・トゥ・アクションについて実行可能な複数の動作のうちの1つに対応し得る。
図6Bは、本開示の一実施形態に係る、コール・トゥ・アクションを利用することに関連付けられている例示的な方法650を示す。ここでも、特に明記されない限り、様々な実施形態の範囲内において、同様の順序もしくは代替的な順序で、または並行して行われる、付加的な工程、より少ない工程、または代替的な工程が存在してもよいことが、理解される。
ブロック652において、例示的な方法650は、ページに関連付けられているページ・エンティティから、1つまたは複数の命令を取得することができる。ブロック654において、例示的な方法650は、ページ・エンティティからの1つまたは複数の命令に少なくとも部分的に基づいて、複数の動作から動作を選択することができる。ブロック656において、例示的な方法650は、1以上のコール・トゥ・アクションに関して行われたユーザ対話の検出に応答して、動作を実行させることができる。
いくつかの実施形態において、ページ(または、ページ上のコンテンツ)は、ソーシャル・ネットワーク・システムに関連付けられているソーシャル・グラフ内で第1のノードとして表されることが可能であり、ユーザは、ソーシャル・グラフ内の第2のノードとして表されることが可能である。ユーザが、ページを介して提示された1以上のコール・トゥ・アクションと対話する場合、ソーシャル・グラフ内の第1のノードと第2のノードとの間にエッジが作成され得る。
本開示の様々な実施形態に関連付けられている、多くの他の使用例、適用例、および/またはバリエーションが存在し得ることが想定される。例えば、いくつかの場合において、ユーザは、開示された技術を利用することをオプトインするか否かを選ぶことができる。開示された技術は、様々なプライバシー設定および嗜好が維持されることも保証することができ、プライベートな情報が暴露されることを防ぐことができる。別の例において、本開示の様々な実施形態は、時間と共に、学習、改善する、および/または洗練されることが可能である。
ソーシャル・ネットワーキング・システム−実装例
図7には、本開示の一実施形態による、種々のシナリオにおいて利用可能な一例のシステム700のネットワーク図を示す。このシステム700は、1つまたは複数のユーザ・
デバイス710と、1つまたは複数の外部システム720と、ソーシャル・ネットワーキング・システム(またはサービス)730と、ネットワーク750とを含む。一実施形態では、上述の実施形態に関連して説明したソーシャル・ネットワーキング・サービス、プロバイダ、および/またはシステムは、ソーシャル・ネットワーキング・システム730として実装されてもよい。例示の目的のために、図7によって示される、システム700の実施形態は、単一の外部システム720と、単一のユーザ・デバイス710とを含む。ただし、他の実施形態において、システム700は、より多くのユーザ・デバイス710、および/またはより多くの外部システム720を含んでもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、ソーシャル・ネットワーク・プロバイダによって運営されるのに対して、外部システム720は、異なるエンティティによって運営され得るという点で、ソーシャル・ネットワーキング・システム730とは別個のものである。しかしながら、様々な実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム730および外部システム720は、共に動作して、ソーシャル・ネットワーキング・システム730のユーザ(またはメンバー)に対してソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供する。この意味において、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、外部システム720などの他のシステムがインターネット上のユーザに対してソーシャル・ネットワーキング・サービスおよび機能性を提供するために使用し得るプラットフォームまたはバックボーンを提供する。
ユーザ・デバイス710は、ユーザから入力を受け取り、ネットワーク750を通じてデータを送受信することができる1つまたは複数のコンピューティング・デバイス(またはシステム)を備える。一実施形態において、ユーザ・デバイス710は、例えば、マイクロソフト・ウィンドウズ(登録商標)と互換性のあるオペレーティング・システム(OS)、Apple OS X、および/またはLinux(登録商標)ディストリビューションを実行する従来のコンピュータ・システムである。別の実施形態において、ユーザ・デバイス710は、スマートフォン、タブレット、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、ラップトップ・コンピュータ、ウェアラブル・デバイス(例えば、メガネ、腕時計、ブレスレットなど)、カメラ、電気製品など、コンピューティング・デバイスまたはコンピュータ機能性を有するデバイスであってよい。ユーザ・デバイス710は、ネットワーク750を通じて通信するように構成される。ユーザ・デバイス710は、アプリケーション、例えば、ユーザ・デバイス710のユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム730と相互作用することを可能にするブラウザ・アプリケーションを実行することができる。別の実施形態において、ユーザ・デバイス710は、iOSおよびANDROID(登録商標)などの、ユーザ・デバイス710のネイティブ・オペレーティング・システムによって提供されるアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を通じてソーシャル・ネットワーキング・システム730を相互作用する。ユーザ・デバイス710は、ネットワーク750を通じて外部システム720およびソーシャル・ネットワーキング・システム730と通信するように構成される。ネットワーク750は、有線通信システムおよび/または無線通信システムを使用する、ローカル・エリア・ネットワークおよび/または広域ネットワークの任意の組み合わせを備え得る。
1つの実施形態において、ネットワーク750は、標準的な通信技術およびプロトコルを使用する。したがって、ネットワーク750は、イーサネット(登録商標)、702.11、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMAX:worldwide
interoperability for microwave access)、3G、4G、CDMA、GSM(登録商標)、LTE、デジタル加入者線(DSL:digital subscriber line)等などの技術を使用するリンクを含み得る。同様に、ネットワーク750上で使用されるネットワーキング・プロトコルは、マルチプロトコル・ラベル・スイッチング(MPLS:multiprotocol label switching)、送信制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TC
P/IP)、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、簡易メール転送プロトコル(SMTP:simple mail transfer protocol)、ファイル転送プロトコル(FTP)などを含み得る。ネットワーク750上で交換されるデータは、ハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)および拡張マークアップ言語(XML)を含む技術および/またはフォーマットを使用して表現され得る。また、全部または一部のリンクは、セキュア・ソケット・レイヤ(SSL)、トランスポート・レイヤ・セキュリティ(TLS)、およびインターネット・プロトコル・セキュリティ(IPsec)などの従来の暗号化技術を使用して暗号化され得る。
1つの実施形態において、ユーザ・デバイス710は、外部システム720から、およびソーシャル・ネットワーキング・システム730から受信されるマークアップ言語文書714を、ブラウザ・アプリケーション712を使用して処理することによって、外部システム720からのコンテンツおよび/またはソーシャル・ネットワーキング・システム730からのコンテンツを表示し得る。マークアップ言語文書714は、コンテンツと、そのコンテンツのフォーマッティングまたは表示方法を記述する1つまたは複数の命令とを識別する。マークアップ言語文書714内に含まれる命令を実行することによって、ブラウザ・アプリケーション712は、マークアップ言語文書714によって記述されたフォーマットまたは表示方法を使用して、識別されたコンテンツを表示する。例えば、マークアップ言語文書714は、外部システム720およびソーシャル・ネットワーキング・システム730から得られたテキストおよび/または画像データを含む複数のフレームを有するウェブ・ページを生成および表示するための命令を含む。様々な実施形態において、マークアップ言語文書714は、拡張マークアップ言語(XML)データ、拡張ハイパーテキスト・マークアップ言語(XHTML)データ、または、他のマークアップ言語データを含むデータ・ファイルを備える。また、マークアップ言語文書714は、外部システム720とユーザ・デバイス710との間のデータ交換を容易にするためのジャバスクリプト・オブジェクト・ノーテーション(JSON:JavaScript(登録商標)Object Notation)データ、パディング付きのJSON(JSONP:JSON with padding)データ、およびジャバスクリプト・データを含み得る。ユーザ・デバイス710上のブラウザ・アプリケーション712は、ジャバスクリプト・コンパイラを使用して、マークアップ言語文書714を復号し得る。
マークアップ言語文書714は、FLASH(商標)アプリケーションまたはUnity(商標)アプリケーション、SilverLight(商標)アプリケーション・フレームワーク等などの、アプリケーションまたはアプリケーション・フレームワークも含み、または、これらに対してもリンクし得る。
1つの実施形態において、ユーザ・デバイス710は、ユーザ・デバイス710のユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム730へログインしたかを示すデータを含む、1つまたは複数のクッキー716も含む。クッキー716は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730からユーザ・デバイス710へ通信されるデータの修正を可能にし得る。
外部システム720は、1つまたは複数のウェブ・ページ722a、722bを含む、1つまたは複数のウェブ・サーバを含む。1つまたは複数のウェブ・ページ722a、722bは、ネットワーク750を使用して、ユーザ・デバイス710へ通信される。外部システム720は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730とは別個である。例えば、外部システム720は、第1のドメインに対して関連付けられるが、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、別個のソーシャル・ネットワーキング・ドメインに対して関連付けられる。外部システム720に含まれるウェブ・ページ722a、72
2bは、コンテンツを識別し、識別されたコンテンツのフォーマッティングおよび表示方法を特定する命令を含むマークアップ言語文書714を備える。
ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、複数のユーザを含み、ソーシャル・ネットワークのユーザに対して、ソーシャル・ネットワークの他のユーザと通信および相互作用するための能力を提供する、ソーシャル・ネットワークのための1つまたは複数のコンピューティング・デバイスを含む。幾つかの例では、ソーシャル・ネットワークは、グラフ、すなわち、エッジとノードとを含むデータ構造によって表現され得る。データベース、オブジェクト、クラス、メタ要素、ファイル、または任意の他のデータ構造を含むが、これらに限定されない、他のデータ構造も、ソーシャル・ネットワークを表現するために使用され得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、オペレータによって処理、管理、または制御されてもよい。ソーシャル・ネットワーキング・システム730のオペレータは、人間、自動化されたアプリケーション、またはコンテンツを管理し、ポリシーを規制し、ソーシャル・ネットワーキング・システム730内の使用メトリックを収集するための一連のアプリケーションであってよい。任意の種類のオペレータが用いられてもよい。
ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・システム730に加入し、次いで、そのユーザがつなげられることを望む、ソーシャル・ネットワーキング・システム730の任意の数の他のユーザへのつながりを追加し得る。本明細書において、「友達」という用語は、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム730を通じてつながり、関連、または関係を形成した、ソーシャル・ネットワーキング・システム730の任意の他のユーザに及ぶ。例えば、一実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム730内のユーザが、ソーシャル・グラフ内のノードとして表現される場合、「友達」という用語は、2つのユーザ・ノード間に形成され、かつ、2つのユーザ・ノードを直接的に接続するエッジを指し得る。
つながりは、ユーザによって明示的に追加されても、または、ユーザの共通の特性(例えば、同じ教育機関の卒業生であるユーザ)に基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム730によって自動的に作成されてもよい。例えば、第1のユーザは、友達になりたい特定の他のユーザを具体的に選択する。ソーシャル・ネットワーキング・システム730におけるつながりは、通常は双方向であるが、双方向である必要はなく、そのため、「ユーザ」および「友達」という用語は、枠組みに依存する。ソーシャル・ネットワーキング・システム730のユーザ間のつながりは、通常は、双務的(「二方向」)または「相互的」であるが、つながりは、片務的、または「一方向」であってもよい。例えば、ボブおよびジョーの両者が、ソーシャル・ネットワーキング・システム730のユーザであり、互いにつながっている場合、ボブおよびジョーは、互いのつながりである。他方で、ボブは、ジョーによってソーシャル・ネットワーキング・システム730へ通信されたデータを見るためにジョーとつながることを欲するが、ジョーは、相互的なつながりを形成することを欲しない場合、片務的なつながりが確立され得る。ユーザ間のつながりは、直接的なつながりであり得る。ただし、ソーシャル・ネットワーキング・システム730のいくつかの実施形態は、つながりが、1つまたは複数のつながりのレベルまたは分離度を通じた間接的なものとなることを可能にする。
ユーザ間のつながりを確立および維持し、ユーザ間の相互作用を可能にすることに加えて、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730によってサポートされる様々なタイプのアイテムに対してアクションを行うための能力をユーザに対して提供する。こうしたアイテムは、ソーシャル・ネットワーキング・システム730のユーザが所属し得るグループまたはネットワーク(すなわち、人々、エンティティ、およびコンセプトのソーシャル・ネットワーク)、ユーザが興味
を持ち得るイベントまたはカレンダー入力、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム730を通じて使用し得るコンピュータベースのアプリケーション、ソーシャル・ネットワーキング・システム730によって提供されるサービスを通じてまたはソーシャル・ネットワーキング・システム730を通じてユーザがアイテムを購入または販売することを可能にする取引、ならびにユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム730内外で実行し得る広告との相互作用を含み得る。これらは、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム730上で作用を与え得るアイテムのわずかな例にすぎず、多くの他の例が可能である。ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・システム730において、または、ソーシャル・ネットワーキング・システム730とは別個の外部システム720もしくはネットワーク750を通じてソーシャル・ネットワーキング・システム730に対して結合される外部システム722において表現されることが可能なありとあらゆるものと相互作用し得る。
ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、多様なエンティティとリンクすることも可能である。例えば、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、ユーザが互いに相互作用すること、および、API、ウェブ・サービス、または他の通信チャネルを通じて外部システム720または他のエンティティと相互作用することを可能にする。ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、複数のエッジによって相互に連結されている複数のノードを含む「ソーシャル・グラフ」を生成し維持する。ソーシャル・グラフ内の各ノードは、別のノードに対して作用を与え得るエンティティおよび/または別のノードによって作用を与えられ得るエンティティを表現し得る。ソーシャル・グラフは種々の種類のノードを含んでもよい。ソーシャル・グラフは、例えば、ユーザ、非人間エンティティ、コンテンツ・アイテム、ウェブ・ページ、グループ、アクティビティ、メッセージ、コンセプト、およびソーシャル・ネットワーキング・システム730内のオブジェクトによって表現され得る任意の他のものを含む、様々なタイプのノードを含み得る。ソーシャル・グラフ内の2つのノード間のエッジは、ノード関係から、またはノードのうちの一方によって他方に対して実行されたアクションから生じ得る、2つのノード間の特定の種類のつながり、または関連を表現し得る。さらに説明されるように、ノード間のエッジは重み付けされ得る。エッジの重みは、ノード間のつながりまたは関連付けの強度などの、そのエッジに対して関連付けられている属性を表現し得る。異なるタイプのエッジが、異なる重みと共に提供され得る。例えば、あるユーザが別のユーザに「いいね!」を表明するときに作成されるエッジにはある重みが与えられる一方、ユーザが別のユーザを友達とするときに作成されるエッジには別の重みが与えられてもよい。
一例として、第1のユーザが第2のユーザを友達として識別するとき、ソーシャル・グラフにおいて1つのエッジが生成され、第1のユーザを表すノードと第2のユーザを表す第2のノードとを接続する。様々なノードが互いに関係するまたは対話する際、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、それらの関係や対話を反映するように、それらの種々のノードを接続するエッジを修正する。
ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、ユーザによるソーシャル・ネットワーキング・システム730との相互作用を高める、ユーザにより生成されたコンテンツも含む。ユーザにより生成されたコンテンツは、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム730に対して追加し、アップロードし、送信し、または「投稿し」得るあらゆるものを含み得る。例えば、ユーザは、ユーザ・デバイス710からソーシャル・ネットワーキング・システム730への投稿を通信する。投稿は、ステータス・アップデートもしくは他の文字情報などのデータ、位置情報、写真などの画像、ビデオ、リンク、音楽、または、他の同様のデータおよび/もしくはメディアを含み得る。また、コンテンツは、サードパーティによってソーシャル・ネットワーキング・システム730に対して追加され得る。コンテンツ「アイテム」は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730
においてオブジェクトとして表現される。このようにして、ソーシャル・ネットワーキング・システム730のユーザは、様々な通信チャネルを通じて様々なタイプのテキストおよびコンテンツ・アイテムを投稿することによって、互いに通信することを促される。そのような通信は、ユーザ同士の相互作用を増加させ、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム730と相互作用する頻度を増加させる。
ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、ウェブ・サーバ732と、API要求サーバ734と、ユーザ・プロファイル・ストア736と、つながりストア738と、アクション・ロガー740と、アクティビティ・ログ742と、認証サーバ744とを含む。本発明の一実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、様々なアプリケーションのための追加的な構成要素、より少ない構成要素、または異なる構成要素を含み得る。ネットワーク・インタフェース、セキュリティ機構、負荷分散装置、フェイルオーバ・サーバ、管理およびネットワーク操作コンソールなどの他の構成要素は、本システムの詳細を曖昧にしないように、図示されていない。
ユーザ・プロファイル・ストア736は、ユーザによって申告され、またはソーシャル・ネットワーキング・システム730によって推測された職歴、学歴、趣味または嗜好、住所などの経歴的情報、人口学的情報、および他のタイプの記述的情報を含む、ユーザ・アカウントに関する情報を維持する。この情報は、各ユーザが一意に識別されるように、ユーザ・プロファイル・ストア736内に記憶される。ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、異なるユーザ間の1つまたは複数のつながりを記述するデータも、つながりストア738内に記憶する。つながり情報は、同様または共通の職歴、グループ・メンバーシップ、趣味、または学歴を有するユーザを示し得る。また、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、ユーザの他のユーザとの関係をユーザが特定することを可能にする、異なるユーザ間におけるユーザによって定義されたつながりを含む。例えば、ユーザによって定義されたつながりは、友達、同僚、パートナ等などの、ユーザの実生活の関係と並行する、他のユーザとの関係をユーザが生成することを可能にする。ユーザは、予め定義されたタイプのつながりから選択しても、またはユーザ自身のつながりタイプを必要に応じて定義してもよい。非人間エンティティ、バケット、クラスタ・センタ、画像、興味、ページ、外部システム、コンセプト等などの、ソーシャル・ネットワーキング・システム730内の他のノードとのつながりも、つながりストア738内に記憶される。
ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、ユーザが相互作用し得るオブジェクトに関するデータを維持する。このデータを維持するために、ユーザ・プロファイル・ストア736およびつながりストア738は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730によって維持されるオブジェクトの対応するタイプのインスタンスを記憶する。各オブジェクト・タイプは、オブジェクトのタイプに適した情報を記憶するのに適した情報フィールドを有する。例えば、ユーザ・プロファイル・ストア736は、ユーザのアカウントおよびユーザのアカウントに関連した情報を記述するのに適したフィールドを有するデータ構造を含む。特定のタイプの新たなオブジェクトが作成される場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、対応するタイプの新たなデータ構造を初期化し、その新たなデータ構造に対して一意のオブジェクト識別子を割り当て、必要に応じて、そのオブジェクトに対してデータを追加することを開始する。これは、例えば、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム730のユーザになった場合に発生し、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、ユーザ・プロファイル・ストア736内にユーザ・プロファイルの新たなインスタンスを生成し、ユーザ・アカウントに対して一意の識別子を割り当て、ユーザによって提供される情報をユーザ・アカウントのフィールドへ投入し始める。
つながりストア738は、他のユーザに対するユーザのつながり、外部システム720に対するつながり、または他のエンティティに対するつながりを記述するのに適したデータ構造を含む。つながりストア738は、つながりタイプもユーザのつながりと関連付け得る。つながりタイプは、ユーザのプライバシー設定と共に使用されて、ユーザに関する情報に対するアクセスを規制し得る。本発明の一実施形態において、ユーザ・プロファイル・ストア736およびつながりストア738は、連合データベースとして実装され得る。
つながりストア738、ユーザ・プロファイル・ストア736、およびアクティビティ・ログ742内に記憶されるデータは、ノードを使用して、ノードを接続する様々なオブジェクトおよびエッジを識別して、異なるオブジェクト間の関係を識別するソーシャル・グラフをソーシャル・ネットワーキング・システム730が生成することを可能にする。例えば、第1のユーザが、ソーシャル・ネットワーキング・システム730内で第2のユーザとのつながりを確立する場合、ユーザ・プロファイル・ストア736からの第1のユーザおよび第2のユーザのユーザ・アカウントは、ソーシャル・グラフ内のノードとして動作し得る。つながりストア738によって記憶される、第1のユーザと第2のユーザとの間のつながりは、第1のユーザおよび第2のユーザに対して関連付けられるノード間のエッジである。この例を続けると、第2のユーザは、次いで、第1のユーザに対して、ソーシャル・ネットワーキング・システム730内でメッセージを送信し得る。メッセージを送信するアクションは、第1のユーザおよび第2のユーザを表現する、ソーシャル・グラフ内の2つのノード間の別のエッジであり、メッセージを送信するアクションは、記憶され得る。また、メッセージ自体が、第1のユーザを表現するノードおよび第2のユーザを表現するノードに対して接続される別のノードとして、ソーシャル・グラフにおいて識別され、ソーシャル・グラフに含まれ得る。
別の例において、第1のユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・システム730によって維持される画像において(または、代替的に、ソーシャル・ネットワーキング・システム730の外部の別のシステムによって維持される画像において)第2のユーザをタグ付けし得る。画像は、それ自体がソーシャル・ネットワーキング・システム730内のノードとして表現され得る。このタグ付けアクションは、ユーザの各々と画像との間にエッジを作成するだけでなく、第1のユーザと第2のユーザとの間のエッジも作成し得る。画像もソーシャル・グラフ内のノードである。また別の例において、ユーザが、イベントへ参加することを確かめる場合、そのユーザおよびそのイベントは、ユーザ・プロファイル・ストア736から取得されるノードであり、そのイベントへの参加は、アクティビティ・ログ742から得られ得るノード間のエッジである。ソーシャル・グラフを生成および維持することによって、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、多くの異なるタイプのオブジェクトを記述するデータ、ならびに、それらのオブジェクト間の相互作用およびつながりを含み、社会的に関連する情報の豊富なソースを提供する。
ウェブ・サーバ732は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730を、ネットワーク750を通じて、1つもしくは複数のユーザ・デバイス710および/または1つもしくは複数の外部システム720に対してリンクする。ウェブ・サーバ732は、ウェブ・ページ、およびJava(登録商標)、JAVASCRIPT(登録商標)、Flash、XMLなどの他のウェブ関連コンテンツを供給する。ウェブ・サーバ732は、メール・サーバを含み、または、ソーシャル・ネットワーキング・システム730と1つもしくは複数のユーザ・デバイス710との間のメッセージを受信およびルーティングするための他のメッセージング機能性を含み得る。メッセージは、インスタント・メッセージ、キュー・メッセージ(例えば、電子メール)、テキストおよびSMSメッセージ、または任意の他の適切なメッセージング・フォーマットであり得る。
API要求サーバ734は、1つまたは複数の外部システム720およびユーザ・デバイス710が、1つまたは複数のAPI関数を呼び出すことによって、ソーシャル・ネットワーキング・システム730からのアクセス情報を呼び出すことを可能にする。API要求サーバ734は、外部システム720が、APIを呼び出すことによって、ソーシャル・ネットワーキング・システム730に対して情報を送信することも可能にし得る。外部システム720は、1つの実施形態において、ネットワーク750を通じてソーシャル・ネットワーキング・システム730へAPI要求を送信し、API要求サーバ734は、そのAPI要求を受信する。API要求サーバ734は、API要求に対して関連付けられているAPIを呼び出すことによって要求を処理して、適当な応答を生成する。API要求サーバ734は、その適当な応答を、ネットワーク750を通じて外部システム720へ通信する。例えば、API要求に応答して、API要求サーバ734は、外部システム720に対してログインしたユーザのつながりなどの、ユーザに対して関連付けられているデータを収集し、収集されたデータを外部システム720へ通信する。別の実施形態において、ユーザ・デバイス710は、外部システム720と同じ手法で、APIを通じてソーシャル・ネットワーキング・システム730と通信する。
アクション・ロガー740は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730内での、および/またはソーシャル・ネットワーキング・システム730外でのユーザ・アクションに関する通信をウェブ・サーバ732から受信することが可能である。アクション・ロガー740は、ユーザ・アクションに関する情報をアクティビティ・ログ742へ投入し、ソーシャル・ネットワーキング・システム730の内部で、およびソーシャル・ネットワーキング・システム730の外部で、そのユーザによって行われた様々なアクションをソーシャル・ネットワーキング・システム730が発見することを可能にする。特定のユーザが、ソーシャル・ネットワーキング・システム730上の別のノードに関して行う任意のアクションは、アクティビティ・ログ742内または同様のデータベースもしくは他のデータ・レポジトリ内で維持される情報を通じて、各ユーザのアカウントに対して関連付けられ得る。識別および記憶される、ソーシャル・ネットワーキング・システム730内でユーザによって行われるアクションの例は、例えば、別のユーザに対するつながりを追加すること、別のユーザへメッセージを送信すること、別のユーザからのメッセージを読むこと、別のユーザに対して関連付けられるコンテンツを視聴すること、別のユーザによって投稿されたイベントに参加すること、画像を投稿すること、画像を投稿しようと試行すること、または、別のユーザもしくは別のオブジェクトと相互作用する他のアクションを含み得る。ユーザが、ソーシャル・ネットワーキング・システム730内でアクションを行う場合、そのアクションは、アクティビティ・ログ742内に記録される。一実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム730は、アクティビティ・ログ742をエントリのデータベースとして維持する。アクションが、ソーシャル・ネットワーキング・システム730内で行われる場合、そのアクションについてのエントリが、アクティビティ・ログ742に対して追加される。アクティビティ・ログ742は、アクション・ログと称され得る。
また、ユーザ・アクションは、ソーシャル・ネットワーキング・システム730とは別個の外部システム720などの、ソーシャル・ネットワーキング・システム730の外部のエンティティ内で発生するコンセプトおよびアクションに対して関連付けられ得る。例えば、アクション・ロガー740は、ユーザによる外部システム720との相互作用を記述するデータを、ウェブ・サーバ732から受信し得る。この例において、外部システム720は、ソーシャル・グラフにおける構造化されたアクションおよびオブジェクトに従って、ユーザによる相互作用を報告する。
ユーザが外部システム720と相互作用するアクションの他の例は、ユーザが外部システム720もしくは別のエンティティにおいて興味を表現すること、外部システム720
もしくは外部システム720内のウェブ・ページ722aと議論するソーシャル・ネットワーキング・システム730に対してユーザがコメントを投稿すること、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム730に対してユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)もしくは外部システム720に対して関連付けられる他の識別子を投稿すること、ユーザが外部システム720に対して関連付けられるイベントへ参加すること、または、外部システム720に関連する、ユーザによる任意の他のアクションを含む。したがって、アクティビティ・ログ742は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730のユーザと、ソーシャル・ネットワーキング・システム730とは別個の外部システム720との間の相互作用を記述するアクションを含み得る。
認証サーバ744は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730のユーザの1つまたは複数のプライバシー設定を強化する。ユーザのプライバシー設定は、ユーザに対して関連付けられる特定の情報がどのように共有され得るかを決定する。プライバシー設定は、ユーザに対して関連付けられる特定の情報の仕様、および情報が共有され得る1つまたは複数のエンティティの仕様を備える。情報が共有され得るエンティティの例は、他のユーザ、アプリケーション、外部システム720、または、その情報に潜在的にアクセスし得る任意のエンティティを含み得る。ユーザによって共有され得る情報は、プロフィール写真などのユーザ・アカウント情報、ユーザに対して関連付けられる電話番号、ユーザのつながり、つながりを追加すること、ユーザ・プロフィール情報を変更することなどのユーザによって行われるアクション等を備える。
プライバシー設定仕様は、異なるレベルの粒度で提供され得る。例えば、プライバシー設定は、他のユーザと共有されるべき具体的な情報を識別し得る。プライバシー設定は、職場電話番号、または、プロフィール写真、自宅電話番号、およびステータスを含む個人情報などの関連情報の具体的なセットを識別する。代替的に、プライバシー設定は、ユーザに対して関連付けられる全ての情報に対して適用されてもよい。特定の情報にアクセスすることができるエンティティのセットの仕様も、様々なレベルの粒度で特定され得る。情報が共有され得るエンティティの様々なセットは、例えば、ユーザの全ての友達、友達の全ての友達、全てのアプリケーション、または全ての外部システム720を含み得る。1つの実施形態は、エンティティのセットの仕様がエンティティの一覧表を備えることを可能にする。例えば、ユーザは、一定の情報に対してアクセスすることを許可される外部システム720のリストを提供し得る。別の実施形態は、情報に対してアクセスすることを許可されない例外と共にエンティティのセットを仕様が備えることを可能にする。例えば、ユーザは、全ての外部システム720がユーザの職場情報に対してアクセスすることを許可し得るが、職場情報に対してアクセスすることを許可されない外部システム720のリストを特定し得る。一定の実施形態は、一定の情報に対してアクセスすることを許可されない例外のリストを「ブロック・リスト」と呼ぶ。ユーザによって特定されるブロック・リストに所属する外部システム720は、プライバシー設定において特定される情報に対してアクセスすることをブロックされる。情報の仕様の粒度と、情報が共有されるエンティティの仕様の粒度との様々な組み合わせが可能である。例えば、全ての個人情報は、友達と共有され得るのに対して、全ての職場情報は、友達の友達と共有され得る。
認証サーバ744は、ユーザに対して関連付けられる一定の情報がユーザの友達、外部システム720、ならびに/または他のアプリケーションおよびエンティティによってアクセスされ得るかを決定するためのロジックを含む。外部システム720は、ユーザの職場電話番号などの、ユーザのより個人的かつ機密的な情報に対してアクセスするために、認証サーバ744からの認証を必要とし得る。ユーザのプライバシー設定に基づいて、認証サーバ744は、別のユーザ、外部システム720、アプリケーション、または別のエンティティが、ユーザによって行われるアクションに関する情報を含む、ユーザに対して関連付けられる情報に対してアクセスすることを許可されているかを決定する。
一部の実施形態では、ソーシャル・ネットワーキング・システム730はソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール746を含むことが可能である。ソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール746は、例えば、図1のソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール102として実装可能である。一部の実装では、ソーシャル・ネットワーキングCTAモジュール746は、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページにアクセスしているユーザに関連付けられている情報を取得させるように構成することが可能である。
ハードウェア実装
前述のプロセスおよび特徴は、多種多様なマシンおよびコンピュータ・システム・アーキテクチャによって、ならびに、多種多様なネットワークおよびコンピューティング環境において実装され得る。図8には、本発明の一実施形態により本明細書に記載の実施形態のうちの1つまたは複数を実装するために使用され得るコンピュータ・システム800の一例を示す。コンピュータ・システム800は、コンピュータ・システム800に対して、本明細書において議論されるプロセスおよび特徴を実行させるための命令のセットを含む。コンピュータ・システム800は、他のマシンへ接続され(例えば、ネットワーク化され)得る。ネットワーク化された配置において、コンピュータ・システム800は、クライアント/サーバ・ネットワーク環境内のサーバ・マシンもしくはクライアント・マシンの資格において動作し、または、ピア・ツー・ピア(もしくは分散)・ネットワーク環境内のピア・マシンとして動作し得る。本発明の一実施形態では、コンピュータ・システム800は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730、ユーザ・デバイス710、および外部システム820、またはそれらの一構成要素であってもよい。本発明の一実施形態では、コンピュータ・システム800は、ソーシャル・ネットワーキング・システム730の一部または全部を構成する多数の中の1つのサーバであってもよい。
コンピュータ・システム800は、プロセッサ802と、キャッシュ804と、コンピュータ読取可能な媒体上に記憶され、本明細書において説明されるプロセスおよび特徴へ向けられた、1つまたは複数の実行可能なモジュールおよびドライバとを含む。また、コンピュータ・システム800は、高性能入出力(I/O)バス806と、標準I/Oバス808とを含む。ホスト・ブリッジ810は、プロセッサ802を高性能I/Oバス806に対して結合する一方で、I/Oバス・ブリッジ812は、2つのバス806および808を互いに結合する。システム・メモリ814および1つまたは複数のネットワーク・インタフェース816は、高性能I/Oバス806へ結合される。コンピュータ・システム800は、ビデオ・メモリと、ビデオ・メモリに対して結合される表示デバイスとをさらに含んでもよい(図示せず)。マス・ストレージ818およびI/Oポート820は、標準I/Oバス808へ結合される。コンピュータ・システム800は、標準I/Oバス808に対して結合される、キーボードおよびポインティング・デバイス、表示デバイス、または他の入出力デバイス(図示せず)を随意的に含んでもよい。全体的に、これらの要素は、カリフォルニア州サンタ・クララのインテル・コーポレーション社(Intel
Corporation)によって製造されるx86互換性のあるプロセッサ、カリフォルニア州サニーベルのアドバンスト・マイクロ・デバイス社(AMD:Advanced Micro Devices,Inc)によって製造されるx86互換性のあるプロセッサ、および任意の他の適切なプロセッサを含むが、これらに限定されない、広範なカテゴリのコンピュータ・ハードウェア・システムを表現することが意図される。
オペレーティング・システムは、ソフトウェア・アプリケーション(図示せず)へのデータの入力およびソフトウェア・アプリケーションからのデータの出力を含む、コンピュータ・システム800の動作を管理および制御する。オペレーティング・システムは、システム上で実行されているソフトウェア・アプリケーションと、システムのハードウェア
構成要素との間のインタフェースを提供する。任意の適切なオペレーティング・システム、例えば、LINUX(登録商標)オペレーティング・システム、カリフォルニア州クパチーノのアップル・コンピュータ社(Apple Computer,Inc.)から市販されているアップル・マッキントッシュ・オペレーティング・システム、UNIX(登録商標)オペレーティング・システム、マイクロソフト(登録商標)ウィンドウズ(登録商標)オペレーティング・システム、BSDオペレーティング・システム等などが使用され得る。他の実装も可能である。
コンピュータ・システム800の要素は、下記においてより詳細に説明される。具体的には、ネットワーク・インタフェース816は、コンピュータ・システム800と、幅広いネットワークのうちの任意のもの、例えば、イーサネット(登録商標)(例えば、IEEE802.3)・ネットワーク、バックプレーン等などとの間の通信を提供する。マス・ストレージ818は、上記に識別されたそれぞれのコンピューティング・システムによって実装される上述されたプロセスおよび特徴を実行するためのデータおよびプログラミング命令のための永続的なストレージを提供するのに対して、システム・メモリ814(例えば、DRAM)は、プロセッサ802によって実行される場合のデータおよびプログラミング命令のための一時的なストレージを提供する。I/Oポート820は、コンピュータ・システム800へ結合され得る付加的な周辺デバイス間の通信を提供する、1つまたは複数のシリアル通信ポートおよび/またはパラレル通信ポートであり得る。
コンピュータ・システム800は、多様なシステム・アーキテクチャを含むことができ、コンピュータ・システム800の様々な構成要素は、再配置されてもよい。例えば、キャッシュ804は、プロセッサ802と共にチップ上に実装されてもよい。代替的に、キャッシュ804およびプロセッサ802は、「プロセッサ・モジュール」としてまとめられて、プロセッサ802が「プロセッサ・コア」と称されてもよい。さらに、本発明の一定の実施形態は、上記構成要素の全部を必要としなくても、または、含まなくてもよい。例えば、標準I/Oバス808へ結合される周辺デバイスは、高性能I/Oバス806へ結合されてもよい。また、いくつかの実施形態において、単一のバスのみが存在して、コンピュータ・システム800の構成要素が、その単一のバスへ結合されてもよい。さらに、コンピュータ・システム800は、付加的なプロセッサ、記憶デバイス、またはメモリなどの付加的な構成要素を含んでもよい。
一般に、本明細書において説明されるプロセスおよび特徴は、オペレーティング・システムの一部もしくは特定のアプリケーション、構成要素、プログラム、オブジェクト、モジュール、または「プログラム」と称される一連の命令として実装され得る。例えば、1つまたは複数のプログラムは、本明細書において説明される具体的なプロセスを実行するために使用され得る。プログラムは、典型的には、1つまたは複数のプロセッサによって読み出され、実行される場合に、コンピュータ・システム800に対して、本明細書において説明されるプロセスおよび特徴を実行するための動作を実行させる、1つまたは複数の命令を、コンピュータ・システム800内の様々なメモリおよび記憶デバイスにおいて備える。本明細書において説明されるプロセスおよび特徴は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア(例えば、特定用途向け集積回路)、または、これらの任意の組み合わせにおいて実装され得る。
1つの実装において、本明細書において説明されるプロセスおよび特徴は、分散コンピューティング環境において個々にまたはまとめて、コンピュータ・システム800によって実行される一連の実行可能なモジュールとして実装される。前述のモジュールは、ハードウェア、コンピュータ読取可能な媒体(もしくはマシン読取可能な媒体)上に記憶される実行可能なモジュール、または、両者の組み合わせによって実現され得る。例えば、モジュールは、プロセッサ802などの、ハードウェア・システム内のプロセッサによって
実行されるべき複数の命令または一連の命令を備え得る。まず、一連の命令は、マス・ストレージ818などの記憶デバイス上に記憶され得る。ただし、一連の命令は、任意の適切なコンピュータ読取可能な記憶媒体上に記憶されてもよい。さらに、一連の命令は、局所的に記憶される必要はなく、ネットワーク上のサーバなどの遠隔記憶デバイスからネットワーク・インタフェース816を通じて受信されてもよい。命令は、マス・ストレージ818などの記憶デバイスからシステム・メモリ814内へコピーされ、次いで、プロセッサ802によってアクセスされ、実行される。様々な実施形態において、1つまたは複数のモジュールは、並列処理環境内の複数のサーバなどの、1つまたは複数の位置における、1つまたは複数のプロセッサによって実行され得る。
コンピュータ読取可能な媒体の例は、揮発性メモリ・デバイスおよび不揮発性メモリ・デバイスなどの記録可能なタイプの媒体、ソリッド・ステート・メモリ、フロッピー(登録商標)ディスクおよび他の取り外し可能なディスク、ハード・ディスク・ドライブ、磁気媒体、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク読取専用メモリ(CD ROMS)、デジタル多用途ディスク(DVD))、他の同様の非一時的で(もしくは一時的で)、有形の(もしくは無形の)記憶媒体、または、本明細書において説明されるプロセスおよび特徴のうちの任意の1つもしくは複数を実行すべく、コンピュータ・システム800による実行のために一連の命令を記憶し、符号化し、もしくは担持するのに適切な任意のタイプの媒体を含むが、これらに限定されない。
説明の目的のために、多くの具体的な詳細が、本説明の完全な理解を提供するために述べられている。しかしながら、こうした具体的な詳細なしに本開示の実施形態が実施され得ることは、当業者には明らかであろう。いくつかの例において、モジュール、構造、プロセス、特徴、およびデバイスは、本説明を曖昧にすることを回避するために、ブロック図の形式で示される。他の例において、機能ブロック図およびフロー図は、データおよび論理フローを表現するために示される。ブロック図およびフロー図の構成要素(例えば、モジュール、ブロック、構造、デバイス、特徴等)は、本明細書において明示的に説明および図示されたような手法以外の手法で、様々に組み合わされ、分離され、除去され、順序を並べ替えられ、置換されてもよい。
この明細書における、「1つの実施形態」、「一実施形態」、「他の実施形態」、「一連の実施形態」、「いくつかの実施形態」、「様々な実施形態」等への言及は、実施形態に関連して説明される特定の特徴、設計、構造、または特性が本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。本明細書内の様々な部分における「1つの実施形態において」、または「一実施形態において」という句の出現は、必ずしも全て同じ実施形態に言及するものとは限らず、別個の実施形態または代替的な実施形態は、他の実施形態と相互排他的ではない。さらに、「実施形態」等への明示的な言及が存在しても存在しなくても、様々な特徴が説明され、様々な特徴は、いくつかの実施形態において様々に組み合わされ、含まれ得るが、他の実施形態においては様々に省略され得る。同様に、いくつかの実施形態にとっては選好事項または要件であり得るが、他の実施形態にとっては選好事項または要件ではない、様々な特徴が説明される。
本明細書において使用される文言は、主に、読みやすさと教育的目的のために選択されており、発明の主題の輪郭を描くため、または境界線を描くために選択されたものではない。したがって、本発明の範囲は、この詳細な説明によってではなく、本明細書に基づく出願に関して生じる特許請求の範囲によって限定されることが意図される。したがって、本発明の実施形態の開示は、添付の特許請求の範囲に記載される本発明の範囲を例示することを意図しており、限定することは意図していない。

Claims (20)

  1. コンピュータに実装された方法であって、
    コンピューティング・システムが、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページにアクセスしているユーザに関連付けられている情報を取得する工程であって、前記ページは、ページ・エンティティに関連付けられている、工程と、
    前記コンピューティング・システムが、少なくとも部分的には前記ユーザに関連付けられている前記情報に基づき、1組のコール・トゥ・アクションから1以上のコール・トゥ・アクションを選択する工程であって、前記1以上のコール・トゥ・アクションは前記ページ・エンティティに関連付けられている、選択工程と、
    前記コンピューティング・システムが、前記ソーシャル・ネットワーキング・システム内の前記ページを介して前記ユーザに前記1以上のコール・トゥ・アクションを提示する提示工程と、を備える方法。
  2. 前記選択工程は、
    少なくとも部分的には前記ユーザに関連付けられている前記情報に基づき、前記1組のコール・トゥ・アクションにおける各コール・トゥ・アクションについて、それぞれのユーザ関連確率メトリックを決定する工程と、
    1つまたは複数のコール・トゥ・アクションが、指定されたユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられていると決定する工程と、
    指定された前記ユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす前記1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられている前記1つまたは複数のコール・トゥ・アクションを含むように、前記1以上のコール・トゥ・アクションを識別する工程と、を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザに関連付けられている前記情報は、前記ユーザの識別情報、前記ユーザのジェンダー、前記ユーザの年齢、前記ユーザに関連付けられているロケーション、前記ユーザに関連付けられている教育機関、前記ユーザに関連付けられている専門機関、前記ユーザに関連付けられている言語、および前記ユーザの関係ステータスのうちの1以上を示す、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザに関連付けられている前記情報は、前記ユーザに関連付けられている履歴データを含み、前記履歴データは、前記ユーザのブラウジング履歴、前記ユーザのアプリケーション使用履歴、および前記ユーザのソーシャル・ネットワーキング・システム使用履歴のうちの1以上に関連付けられている、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ユーザの前記ソーシャル・ネットワーキング・システム使用履歴は、前記ソーシャル・ネットワーキング・システムを介して投稿された1以上のコンテンツ・アイテムに関して前記ユーザによって行われた1つまたは複数のソーシャル対話を示す、請求項4に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数のソーシャル対話は、賛成票、コメント、共有、および保存のうちの1以上を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ユーザに関連付けられている前記情報は、前記ユーザが特定の定義されたオーディエンスの一部であることを示し、前記選択工程は、少なくとも部分的には選択基準にさらに基づき、前記選択基準は、前記1以上のコール・トゥ・アクションが前記特定の定義されたオーディエンスについて選択されることを指定する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ユーザに関連付けられている前記情報は動的に取得され、前記ユーザに関連付けられている前記情報は、1つまたは複数の更新情報を含み、前記選択工程は、前記1つまたは複数の更新情報に基づき動的に実行される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記提示工程は、前記1以上のコール・トゥ・アクションを1以上の対話要素に関連付けて表示する工程を含み、前記1以上の対話要素は、前記ページのカバー写真、前記ページの情報セクション、前記ページ上で公開された投稿、前記ページに関連付けられているホバー要素、前記ページに関連付けられている検索バー要素、および前記ページに関連付けられている検索結果要素のうちの1以上内に表示される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記提示工程は、前記ソーシャル・ネットワーキング・システムと通信するように構成されたウェブサイトと、前記ソーシャル・ネットワーキング・システムと通信するように構成されたアプリケーションとのうちの少なくとも一方を用いて行われる、請求項1に記載の方法。
  11. 1以上のプロセッサと、
    命令を記憶するメモリと、を備えるシステムであって、前記命令は、前記1以上のプロセッサによる実行時、前記システムに、
    ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページにアクセスしているユーザに関連付けられている情報を取得する工程であって、前記ページは、ページ・エンティティに関連付けられている、工程と、
    少なくとも部分的には前記ユーザに関連付けられている前記情報に基づき、1組のコール・トゥ・アクションから1以上のコール・トゥ・アクションを選択する工程であって、前記1以上のコール・トゥ・アクションは前記ページ・エンティティに関連付けられている、選択工程と、
    前記ソーシャル・ネットワーキング・システム内の前記ページを介して前記ユーザに前記1以上のコール・トゥ・アクションを提示する提示工程と、を行わせる、システム。
  12. 前記命令は前記システムに、少なくとも部分的には前記ユーザに関連付けられている前記情報に基づき、前記1組のコール・トゥ・アクションにおける各コール・トゥ・アクションについて、それぞれのユーザ関連確率メトリックを決定する工程と、
    1つまたは複数のコール・トゥ・アクションが、指定されたユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられていると決定する工程と、
    指定された前記ユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす前記1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられている前記1つまたは複数のコール・トゥ・アクションを含むように、前記1以上のコール・トゥ・アクションを識別する工程と、をさらに行わせる、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記ユーザに関連付けられている前記情報は、前記ユーザの識別情報、前記ユーザのジェンダー、前記ユーザの年齢、前記ユーザに関連付けられているロケーション、前記ユーザに関連付けられている教育機関、前記ユーザに関連付けられている専門機関、前記ユーザに関連付けられている言語、および前記ユーザの関係ステータスのうちの1以上を示す、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記ユーザに関連付けられている前記情報は、前記ユーザに関連付けられている履歴データを含み、前記履歴データは、前記ユーザのブラウジング履歴、前記ユーザのアプリケーション使用履歴、および前記ユーザのソーシャル・ネットワーキング・システム使用履歴のうちの1以上に関連付けられている、請求項11に記載のシステム。
  15. 前記ユーザに関連付けられている前記情報は、前記ユーザが特定の定義されたオーディエンスの一部であることを示し、前記選択工程は、少なくとも部分的には選択基準にさらに基づき、前記選択基準は、前記1以上のコール・トゥ・アクションが前記特定の定義されたオーディエンスについて選択されることを指定する、請求項11に記載のシステム。
  16. 命令を含む非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、コンピューティング・システムの1以上のプロセッサによる実行時、前記コンピューティング・システムに、ソーシャル・ネットワーキング・システム内のページにアクセスしているユーザに関連付けられている情報を取得する工程であって、前記ページは、ページ・エンティティに関連付けられている、工程と、
    少なくとも部分的には前記ユーザに関連付けられている前記情報に基づき、1組のコール・トゥ・アクションから1以上のコール・トゥ・アクションを選択する工程であって、前記1以上のコール・トゥ・アクションは前記ページ・エンティティに関連付けられている、選択工程と、
    前記ソーシャル・ネットワーキング・システム内の前記ページを介して前記ユーザに前記1以上のコール・トゥ・アクションを提示する提示工程と、を行わせる、媒体。
  17. 前記命令は前記システムに、少なくとも部分的には前記ユーザに関連付けられている前記情報に基づき、前記1組のコール・トゥ・アクションにおける各コール・トゥ・アクションについて、それぞれのユーザ関連確率メトリックを決定する工程と、
    1つまたは複数のコール・トゥ・アクションが、指定されたユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられていると決定する工程と、
    指定された前記ユーザ関連確率閾値を少なくとも満たす前記1つまたは複数のそれぞれのユーザ関連確率メトリックに関連付けられている前記1つまたは複数のコール・トゥ・アクションを含むように、前記1以上のコール・トゥ・アクションを識別する工程と、をさらに行わせる、請求項16に記載の媒体。
  18. 前記ユーザに関連付けられている前記情報は、前記ユーザの識別情報、前記ユーザのジェンダー、前記ユーザの年齢、前記ユーザに関連付けられているロケーション、前記ユーザに関連付けられている教育機関、前記ユーザに関連付けられている専門機関、前記ユーザに関連付けられている言語、および前記ユーザの関係ステータスのうちの1以上を示す、請求項16に記載の媒体。
  19. 前記ユーザに関連付けられている前記情報は、前記ユーザに関連付けられている履歴データを含み、前記履歴データは、前記ユーザのブラウジング履歴、前記ユーザのアプリケーション使用履歴、および前記ユーザのソーシャル・ネットワーキング・システム使用履歴のうちの1以上に関連付けられている、請求項16に記載の媒体。
  20. 前記ユーザに関連付けられている前記情報は、前記ユーザが特定の定義されたオーディエンスの一部であることを示し、前記選択工程は、少なくとも部分的には選択基準にさらに基づき、前記選択基準は、前記1以上のコール・トゥ・アクションが前記特定の定義されたオーディエンスについて選択されることを指定する、請求項16に記載の媒体。
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