JP2018207340A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置において、経年劣化による色合いが変化した印刷物を原稿として読み取って新たな印刷物を得る場合に、色合いを復元する印刷処理を簡単に行うことを可能にする。【解決手段】画像形成装置1は、原稿読取部20で読み取られた原稿の画像データから、当該原稿が印刷処理された日付を示す日付情報を検出する日付情報検出部13と、ユーザーから予め定められた復元印刷処理の指示を操作受付部が受け付けた場合、日付情報検出部13が検出した日付情報が示す日付に従って、当該日付に対応付けられた設定情報を記憶部34から読み出すとともに、読み出した設定情報に基づき、画像データに基づく印刷処理を当該印刷部22に行わせる制御部11と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に経年劣化によって色合いが変化した印刷物を元の色合いに復元して印刷する技術に関する。
画像形成装置では、一般的に、搭載した画像読取装置により、原稿を読み取って、この読み取りで得られた当該原稿の画像データに基づく印刷処理を行うことにより、当該原稿の印刷物(コピー)がユーザーに提供される。また、例えば下記特許文献1に示されるように、印刷処理に用いられる印刷制御情報を記録媒体上に印刷した印刷物を原稿として読み取って、読み取った印刷制御情報を用いて印刷処理する技術が提案されている。すなわち、この従来の画像形成装置では、原稿には、最適な印刷結果を得るために必要な色補正用のパラメータ情報等の上記印刷制御情報が、2次元バーコードにより、印刷されている。そして、この従来の画像形成装置では、次回の印刷処理を行う際に、上記2次元バーコードを原稿上の画像から読み取って当該2次元バーコードから印刷制御情報を取得し、取得した印刷制御情報を用いることにより、新規な印刷媒体に対して、最適な印刷結果で印刷処理が可能とされていた。
特開2005−006055号公報
ところで、上記のような印刷物では、経年劣化によって色あせて色合いが変化することがある。
ところが、上記のような画像形成装置では、色合いが変化した印刷物を原稿としてコピーするとき、元の色合いに復元(再現)することは困難であった。すなわち、上記画像形成装置では、例えば、ユーザーが印刷処理を行う際に、トナーの濃度等を手動で調整することにより、当該印刷処理で得られる印刷物の色合いを変化させることはできる。しかしながら、上記画像形成装置では、上記のようにユーザーが手動で調整していたので、ユーザーは元の色合いに正確に復元できなかったり、元の色合いを復元するのに時間及び手間を要したりした。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、画像形成装置において、経年劣化による色合いが変化した印刷物を原稿として読み取って新たな印刷物を得る場合に、色合いを復元する印刷処理を簡単に行うことを可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、ユーザーからの操作指示を受け付ける操作受付部と、記録媒体に対して印刷処理を行う印刷部と、原稿を読み取る原稿読取部と、前記原稿読取部で読み取られた前記原稿の画像データから、当該原稿が前記印刷処理された日付を示す日付情報を検出する日付情報検出部と、前記印刷部の予め定められた動作に関する設定情報を日付毎に記憶した記憶部と、ユーザーから予め定められた復元印刷処理の指示を前記操作受付部が受け付けた場合、前記日付情報検出部が検出した前記日付情報が示す日付に従って、当該日付に対応付けられた前記設定情報を前記記憶部から読み出すとともに、読み出した前記設定情報に基づき、前記画像データに基づく印刷処理を当該印刷部に行わせる制御部と、を備えるものである。
本発明によれば、画像形成装置において、経年劣化による色合いが変化した印刷物を原稿として読み取って新たな印刷物を得る場合に、色合いを復元する印刷処理を簡単に行うことを可能にする。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部構成を示す機能ブロック図である。 画像形成装置での処理の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置の表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。 (A)及び(B)は、画像形成装置において、原稿に印刷された日付情報の一例を示した図である。 画像形成装置での動作の具体例を示した図である。 (A)及び(B)は、画像形成装置において、原稿に印刷された日付情報の一例を示した図である。 画像形成装置において、原稿に印刷された日付情報の一例を示した図である。 画像形成装置での別の動作の具体例を示した図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、制御ユニット10を備える。制御ユニット10は、CPU、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。
また、画像形成装置1は、原稿読取部20、原稿給送部21、印刷部22、画像メモリー23、画像処理部24、表示部30、タッチパネル31、操作部32、通信部33、及び記憶部34を備えて構成されている。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部21により給送されてくる原稿の画像等を原稿読取部20が光学的に読み取り、画像データを生成する。
画像形成装置1が画像形成動作(すなわち、印刷動作)を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ等に基づいて、制御ユニット10の後述の制御部が、図略の給紙カセット等から給紙される記録媒体としての記録紙に対する印刷処理を印刷部22に実行させて、当該記録紙上に画像を形成する。
原稿読取部20は、制御ユニット10による制御の下、光照射部及びCCDセンサー等を有する読取機構を備える(図示せず)。原稿読取部20は、光照射部により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取り、画像データを生成する。
画像メモリー23は、原稿読取部20による読取で得られた原稿画像の画像データを一時的に記憶したり、印刷部22のプリント対象となるプリント処理(印刷処理)用のデータを一時的に保存したりする領域である。
画像処理部24は、画像メモリー23から原稿読取部20で読み取られた画像を読み出して画像処理する。例えば、画像処理部24は、原稿読取部20により読み取られた画像が印刷部22により画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の予め定められた画像処理を行う。
印刷部22は、原稿読取部20で読み取られた画像データ等の画像形成を行う。具体的には、印刷部22が例えばカラー印刷を行う場合、印刷部22のマゼンタ用の画像形成ユニット、シアン用の画像形成ユニット、イエロー用の画像形成ユニット、及びブラック用の画像形成ユニットは、それぞれに、上記印刷用データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光、及び現像の工程により感光体ドラム上にトナー像を形成し、当該トナー像を一次転写ローラーにより中間転写ベルト上に転写させる(図示せず)。
上記の中間転写ベルト上に転写される上記各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラーは、中間転写ベルトの表面に形成された当該カラーのトナー像を、中間転写ベルトを挟んで駆動ローラーとのニップ部において、上記の給紙部から搬送路を搬送されてきた記録紙に転写させる(図示せず)。この後、定着部が、記録紙上のトナー像を、熱圧着により記録紙に定着させる(図示せず)。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙は、図略の排出トレイに排出される。
また、印刷部22には、透明なトナー像を形成するための透明なインク用の画像形成ユニットが設けられている(図示せず)。印刷部22は、上記制御部による制御のもと、透明なインク用の画像形成ユニットを動作することにより、記録紙に対して、ユーザーが視認することができない、後述の日付情報としてのマークを印刷処理する。尚、透明なインクは、例えば、塗った時点、もしくは少し時間をおいた後に見えなくなる物質を使った既知のインク(不可視インク)である。
尚、上記の説明では、透明なインクにより、マークを記録紙に印刷処理する場合について説明したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えばモノクロのトナー濃度を調整することにより、ユーザーが視認することができない、又は視認困難なマークを記録紙に印刷処理する構成でもよい。この場合、画像形成装置1では、上記透明なインク用の画像形成ユニットの設置は不要となる。
表示部30は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等から構成される。
表示部30の前面には、タッチパネル31が配置されている。タッチパネル31は、所謂抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチパネルであって、タッチパネル31上におけるユーザーによる接触(タッチ)をその接触位置とともに検知する。タッチパネル31は、ユーザーによる接触を検知すると、その接触点の座標位置を示す検知信号を上記制御部などに出力する。
操作部32は、例えば、メニューを呼び出すメニューキー、メニューを構成するGUIのフォーカスを移動させる矢印キー、メニューを構成するGUIに対して確定操作を行う決定キー等を備えるハードキーである。尚、タッチパネル31と操作部32とは、特許請求の範囲における操作受付部の一例である。
通信部33は、LANボード等の通信モジュールを有しており、上記制御部等の制御のもと、当該通信部33に接続されたネットワークを通じて、情報処理装置等との間で種々のデータ通信を行う。
記憶部34は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量の記憶装置である。また、記憶部34は、印刷部22の予め定められた当該印刷部22の動作に関する設定情報を日付毎に記憶している。
上記設定情報は、例えば印刷部22において値の調整が可能とされている各構成部分による動作の日付毎の設定値を示す情報であり、例えば、その日付で設定される(つまり、その日付において印刷部22での印刷処理に用いられる)、現像バイアス、帯電バイアス、転写バイアス、トナーの濃度、及びシェーディング補正値等の予め定められた設定項目の各値である。また、設定情報は、日付毎、つまり毎日において、例えば、画像形成装置1の起動時に、印刷部22が上記制御部の制御のもと、予め定められた情報取得動作を行うことにより、当該制御部に取得されて記憶部34に記憶され、当該日付での印刷処理に用いられる。
例えば、画像形成装置1において、定期的に行われる既知のキャリブレーション処理を用いることにより、このキャリブレーション処理の結果を上記設定情報として使用する。この場合、制御部は、上記情報取得動作として、テスト用紙に対して、予め定められたテストパターンを印刷部22にカラー印刷させる。続いて、制御部は、図略のトナー濃度センサーにより、テストパターンでの各色の濃度を読み取らせる。更には、制御部は、例えば画像形成装置1の工場出荷時に記憶部34に予め記憶されている情報取得用テーブル(図示せず)を参照することにより、読み取らせた各色の濃度が予め定められた濃度となる上記設定項目での値を取得して、その日付での設定情報として当該日付に対応付けて記憶部34に記憶させる。そして、制御部は、その日付での印刷処理を行う際に、当該日付に対応付けられた設定情報に基づき、当該印刷処理を当該印刷部22に行わせる。
制御ユニット10は、CPU、ROM及びRAM等からなり、画像形成装置1の全体的な動作を司る。制御ユニット10は、制御部11、表示制御部12、及び日付情報検出部13を備えている。
制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU、ASICである。この制御ユニット10は、上記記憶部34等に記憶された印刷実行プログラムが上記のプロセッサーで実行されることにより、制御部11、表示制御部12、及び日付情報検出部13として機能する。尚、制御部11、表示制御部12、及び日付情報検出部13は、上記印刷実行プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
制御部11は、画像形成装置1の全体的な動作を司るものであり、原稿読取部20、原稿給送部21、印刷部22、画像メモリー23、画像処理部24、表示部30、タッチパネル31、操作部32、通信部33、及び記憶部34等と接続され、これら各部の駆動制御を行う。
表示制御部12は、表示部30による表示動作を制御する機能を有する。
日付情報検出部13は、原稿読取部20で読み取られた原稿の画像データから、当該原稿が印刷処理された日付を示す上記日付情報を検出する。日付情報検出部13は、検出した日付情報を制御部11等に出力する。
例えば、日付情報検出部13は、上記画像データについて、パターンマッチングを行うことにより、予め定められたマークを読み取る。また、日付情報検出部13は、読み取ったマークを解析して、このマークから上記日付情報を検出する。また、マークには、例えば、QRコード(登録商標)やバーコードが使用されている。つまり、このQRコード及びバーコードに、上記日付情報が含まれているものとする(以下、当該マークをQRコードとして説明する。)。
また、日付情報検出部13は、例えば、上記QRコードを読み取ることができない場合に、上記画像データについて、OCR処理を行ってキャラクターを検出する。そして、日付情報検出部13は、検出したキャラクターから、例えば平成〇〇年△月□日に示された「〇〇」、「△」、及び「□」を抽出して、上記日付情報として検出する。また、日付情報検出部13は、例えば○○〇〇.ABC.△△に示された「〇〇」、「ABC」、及び「△△」を抽出して、上記日付情報として検出する(但し、「.」はピリオドを示し、「ABC」は、月(month)を示す略語である。)。
制御部11は、上記操作受付部がユーザーから予め定められた復元印刷処理の指示を受け付けた場合、原稿読取部20で読み取られた画像データから上記日付情報を日付情報検出部13に検出させる。制御部11は、日付情報検出部13が検出した日付情報が示す日付に従って、当該日付に対応付けられた上記設定情報を記憶部34から読み出す。制御部11は、読み出した設定情報に基づき(すなわち、当該設定情報通りに印刷部22を動作させて)、上記画像データに基づく印刷処理を当該印刷部22に行わせる。
また、制御部11は、画像データを用いて印刷部22に印刷処理を行わせるときに日付情報が検出されない場合、上記画像データに基づく印刷処理の実行日を日付とした日付情報を作成して、作成した日付情報を画像データの一部として記録紙(記録媒体)上に印刷部22に印刷させる。更に、制御部11は、この印刷処理実行時点における上記設定情報を、上記作成した日付情報に対応付けて記憶部34に記憶させる。
次に、図2を参照して、本実施形態の画像形成装置1の動作について具体的に説明する。図2は、画像形成装置での処理の流れを示すフローチャートである。尚、以下の説明では、印刷部22で上記復元印刷処理が行われる場合を主に説明する。
図2に示すように、制御部11は、ユーザーにより、復元印刷処理の実行を指示する要求を上記操作受付部が受け付けたかどうかを判別する(S1)。例えば、制御部11は、表示制御部12が、図3に示すように、ユーザーに処理動作の指示を促す表示を表示部30に行わせたときに、復元印刷処理キー31Aがユーザーに指定されたかどうかを検出することにより、復元印刷処理の実行を指示する要求が行われたかどうかを判別する。制御部11は、復元印刷処理キー31Aが指定されたことをタッチパネル31が検出していなければ(S1でNO)、S2には進まずに、画像形成装置1を待機状態とする。
一方、制御部11は、ユーザーにより復元印刷処理キー31Aが指定され、タッチパネル31により受け付けられたことを検出した場合(S1でYES)、復元印刷処理の実行が要求されたと判断する。そして、制御部11は、原稿読取部20に原稿の読み取り動作を行わせて(S2)、読み取られた画像データを画像メモリー23に記憶する。
続いて、日付情報検出部13は、上記画像データにQRコードがあるか否かについて判別する(S3)。すなわち、日付情報検出部13は、画像メモリー23に記憶された画像データについて、パターンマッチングを行うことにより、当該画像データにQRコードが含まれているか否かを判別する。そして、日付情報検出部13は、QRコードがあることを判別した場合(S3でYES)、画像データから読み取った当該QRコードを解析する(S4)。
続いて、日付情報検出部13は、解析したQRコードに日付情報があるか否かについて判別する(S5)。日付情報検出部13は、QRコードに日付情報が含まれていないことを判別すれば(S5でNO)、処理は後述のS8に進む。
一方、日付情報検出部13は、QRコードに日付情報が含まれていることを判別すれば(S5でYES)、当該QRコードから含まれた日付情報を検出して、制御部11等に出力する。
例えば、図4(A)及び図4(B)に示すように、原稿読取部20が、画像DとQRコードSとが印刷(画像形成)された原稿Gについて、読み取り動作を行うことにより、当該原稿Gの画像データが得られる。但し、QRコードSは、上記のように、透明なインクを用いて形成されているため、ユーザーに視認されずに、原稿読取部20においてのみ読み取られる(後掲の図5及び図8においても、同様。)。
そして、日付情報検出部13は、図4(A)及び図4(B)に示すように、原稿読取部20の読み取り動作で得られた原稿Gの画像データについて、パターンマッチングを行うことにより、上記QRコードSを読み取る。更に、日付情報検出部13は、読み取ったQRコードSを解析することにより、日付、例えば「1986.Mar.30」を示す日付情報を検出する。そして、日付情報検出部13は、検出した日付情報を制御部11等に出力する。
図2に戻って、制御部11は、日付情報検出部13からの日付情報が示す日付に従って、当該日付に対応付けられた設定情報を記憶部34から読み出す(S6)。例えば、制御部11は、記憶部34から、「1986.Mar.30」の日付に対応付けられた設定情報を読み出す。すなわち、制御部11は、原稿Gでの印刷処理の実行日(つまり、原稿Gの作成日)を示す日付(「1986.Mar.30」)を日付情報検出部13からの日付情報で取得し、取得した日付での設定情報を記憶部34から得る。
続いて、制御部11は、上記S2において、原稿読取部20の読み取り動作で得られた原稿Gの画像データと、上記S6において、得られた設定情報とを用いた復元印刷処理を印刷部22に行わせる(S7)。すなわち、制御部11は、得られた設定情報に基づき、原稿Gの画像データに基づく印刷処理を当該印刷部22に行わせる。
例えば、図5に示すように、画像形成装置1では、「1986.Mar.30」の日付で、当該日付を示す日付情報を含んだQRコードSと、画像D0とを含んだ原稿G0が作成される。その後、数年が経過すると、上記原稿G0では、経年劣化により、画像D0を構成するトナー(インク)が劣化して、当該原稿G0の用紙自体に黄色がかかったり(黄ばんだり)する。この結果、原稿G0は、画像D0から色合いが変化した画像Dを含む原稿Gとなる。ここで、画像形成装置1において、上記S1での原稿Gに対する復元印刷処理が要求されると、上記S2での原稿Gに対する原稿読取部20での読み取り動作が行われた後、上記S3乃至S5において、日付情報がQRコードSから検出される。そして、画像形成装置1では、上記S6において、「1986.Mar.30」の日付に対応付けられた設定情報が記憶部34から読み出された後、印刷部22において、上記S7での復元印刷処理が実行される。この結果、画像形成装置1では、QRコードSと、原稿G0での画像D0と同じ色合いを有する画像D0とを含んだ印刷物Pがユーザーに提供される。
尚、上記の説明では、上記マークとして、透明なインクにより形成された不可視のQRコードSが用いられた場合について説明したが、本実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、図6(A)及び図6(B)に示すように、例えば、モノクロのインクを用いて、予め定められた可視の文字「Confidential」をマークS1として用いることもできる。すなわち、図6(A)及び図6(B)に示すように、原稿G1では、ユーザーが視認することができるマークS1の文字「Confidential」が印字されている。このマークS1の文字「Confidential」では、例えば、予め定められた文字(例えば、「C」の文字)を構成する複数の画素での各画素値(トナーの濃度)を調整することにより、例えば、「1986.Mar.30」の日付を示す日付情報が当該マークS1に埋め込まれている。
図2に戻って、日付情報検出部13は、復元印刷処理の対象である原稿にQRコードがないことを判別した場合(S3でNO)、記憶部34に記憶されている日付情報が示す日付が当該原稿にあるか否かについて判別する(S8)。日付情報検出部13は、上記日付が原稿にあることを判別したときに(S8でYES)、当該日付を示す日付情報を検出して、検出した日付情報を制御部11等に出力する。すなわち、日付情報検出部13は、上記S2で得られた画像データについて、OCR処理を行ってキャラクターを検出する。続いて、日付情報検出部13は、検出したキャラクターから上記日付情報を検出して、検出した日付情報を制御部11等に出力する。その後、画像形成装置1では、上記S6以降の動作が行われて、検出された日付情報を用いた復元印刷処理が行われる。
例えば、原稿読取部20が、上記S2において、図7に示す原稿G2に対する読み取り動作を行うと、日付情報検出部13は、上記S3において、原稿G2の画像データに基づいて、当該原稿G2にQRコードが含まれていないことを判別する。その後、日付情報検出部13は、原稿G2の画像データについてのOCR処理の結果から「1986.Mar.30」の日付を示す日付情報S2を検出して、当該日付情報S2を制御部11等に出力する。なお、日付情報検出部13は、日付情報S2として、例えば、原稿G2にスタンプ(印章)された日付として示される画像からも日付情報をOCR処理により検出する。
尚、上記の説明では、日付情報検出部13は、原稿G2にQRコードが含まれていないことを判別した後にOCR処理を行って日付情報を検出する構成について説明したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば、日付情報検出部13は、まず原稿G2の画像データについてOCR処理を行うことにより、日付情報を検出する構成でもよい。
図2に戻って、制御部11は、上記日付が原稿にないことを日付情報検出部13が判別したときに(S8でNO)、本日の日付を示す日付情報(すなわち、後掲のS11に示す印刷処理の実行日を示す日付情報)を作成する(S9)。続いて、制御部11は、上記S9で作成した日付情報を含んだQRコードを作成する(S10)。
そして、制御部11は、上記S2において、原稿読取部20の読み取り動作で得られた原稿の画像データと、上記S10において、作成されたQRコードとを用いた印刷処理を印刷部22に行わせる(S11)。
例えば、図8に示すように、画像形成装置1では、原稿読取部20が上記S2において、画像D1を含む原稿G3に対する読み取り動作を行うと、上記S3及びS8において、日付情報検出部13は、日付情報が当該原稿G3の画像データから検出されないことを判別する。そして、画像形成装置1では、上記S9及びS10において、制御部11が、本日の日付を示す日付情報を作成し、更には当該日付情報を含んだQRコードS3を作成する。そして、制御部11は、上記S11において、原稿G3の画像データの一部として、作成したQRコードS3を含めて、このQRコードS3を含んだ画像データに基づく印刷処理を印刷部22に行わせる。この結果、画像形成装置1では、QRコードS3と、画像D1を含んだ印刷物P1がユーザーに提供される。更に、この印刷物P1について、次に読み取り動作を行う場合に、QRコードS3から求められる設定情報を用いて、印刷処理を行うことができる。
以上のように本実施形態では、日付情報検出部13は、原稿読取部20で読み取られた原稿の画像データから、当該原稿が印刷処理された日付を示す日付情報を検出する。制御部11は、ユーザーから予め定められた復元印刷処理の指示を上記操作受付部が受け付けた場合、日付情報検出部13が検出した日付情報が示す日付に従って、当該日付に対応付けられた設定情報を記憶部34から読み出す。また、制御部11は、読み出した設定情報に基づき、画像データに基づく印刷処理を当該印刷部22に行わせる。これにより、本実施形態では、上記従来例と異なり、画像形成装置1において、経年劣化による色合いが変化した印刷物を原稿として読み取って新たな印刷物を得る場合に、色合いを復元する印刷処理を簡単に行うことが可能になる。
また、本実施形態では、日付毎の設定情報が記憶部34に記憶されているので、画像形成装置1は、原稿が印刷された日付のマシン環境で印刷を行うことができる。
なお、上記実施形態において、図1乃至図8を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
11 制御部
13 日付情報検出部
20 原稿読取部
22 印刷部
31 タッチパネル(操作受付部)
32 操作部(操作受付部)
34 記憶部

Claims (5)

  1. ユーザーからの操作指示を受け付ける操作受付部と、
    記録媒体に対して印刷処理を行う印刷部と、
    原稿を読み取る原稿読取部と、
    前記原稿読取部で読み取られた前記原稿の画像データから、当該原稿が前記印刷処理された日付を示す日付情報を検出する日付情報検出部と、
    前記印刷部の予め定められた動作に関する設定情報を日付毎に記憶した記憶部と、
    ユーザーから予め定められた復元印刷処理の指示を前記操作受付部が受け付けた場合、前記日付情報検出部が検出した前記日付情報が示す日付に従って、当該日付に対応付けられた前記設定情報を前記記憶部から読み出すとともに、読み出した前記設定情報に基づき、前記画像データに基づく印刷処理を当該印刷部に行わせる制御部と、を備える画像形成装置。
  2. 前記日付情報検出部は、前記画像データから予め定められたマークを検出するとともに、検出した前記マークを解析することにより、前記マークから前記日付情報を検出する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記日付情報検出部は、前記画像データについて、OCR処理を行ってキャラクターを検出し、当該キャラクターから前記日付情報を検出する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記画像データを用いて前記印刷部に印刷処理を行わせるときに前記日付情報が検出されない場合、前記画像データに基づく印刷処理の実行日を前記日付とした日付情報を作成して、作成した前記日付情報を前記画像データの一部として記録媒体上に印刷させるとともに、この印刷処理実行時点における前記設定情報を、前記作成した日付情報に対応付けて前記記憶部に記憶させる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記設定情報は、前記印刷部で設定される予め定められた設定項目の各値である請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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