JP2018205062A - 評価方法及び評価システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、岩盤の変質の進行度を高精度に取得することができる評価方法及び評価システムを提供する。【解決手段】一実施形態に係る評価方法は、トンネル切羽Tを評価する評価方法であって、トンネル切羽Tをカメラで撮影してトンネル切羽Tのカメラ画像を取得する工程と、トンネル切羽Tにレーザスキャナ11からレーザ光Lを照射してトンネル切羽Tからのレーザ光Lの反射強度を取得する工程と、カメラ画像の赤みを示すa値、カメラ画像の黄色みを示すb値、及び反射強度からトンネル切羽Tの変質度を算出する工程と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、岩盤を評価する評価方法及び評価システムに関する。
岩盤は、空気及び水に長い間さらされることにより徐々に風化する。例えば、トンネルの掘削においては、トンネルの切羽の風化度を評価することが求められる。この切羽等の岩盤の評価方法及び評価システムについては、従来から種々のものが知られている。特開2002−99895号公報には、トンネルの切羽面等を撮影するデジタルカメラと、デジタルカメラが撮影した画像に対して画像処理を行う画像データ処理装置とを備えた地質情報解析装置が記載されている。
地質情報解析装置では、デジタルカメラが撮影した画像を複数のサンプルウインドウに分割し、各サンプリングウインドウを構成する画素のそれぞれから色ベクトル及び明度値を取得する。画素のそれぞれから取得した色ベクトル及び明度値から各サンプリングウインドウの色ベクトル及び明度値の分布を作成する。この色ベクトル及び明度値の分布が、経験により蓄積されている各種データと比較されることにより、切羽面の岩種又は風化度等が判別される。
特許第2996836号公報には、トンネルの切羽の画像解析を行って岩種及び岩級を識別する方法が記載されている。この方法では、切羽のカラー画像を取得して、当該カラー画像のRGBの原色信号を輝度信号及び色差信号に変換する。色差信号から色ベクトルを求めると共に、色相の分布を色角度に表し、各画素の色ベクトルを置換して特徴色とすることにより、色相の違いから岩種及び岩級を識別する。
特開2002−99895号公報 特許第2996836号公報
前述した地質情報解析装置、並びに岩種及び岩級を識別する方法では、カメラによって撮影されたカメラ画像から、岩盤の風化等による岩盤の変質の度合いを算出している。しかしながら、カメラ画像から岩盤の変質の度合いを算出する場合、カメラ画像の明度及び色度のうち、明度(L値)が画像撮影時の明るさに影響する。すなわち、カメラの周辺に位置する照明等の明るさに応じてカメラ画像の明度が変動する。このため、カメラ画像から岩盤の変質の度合いを算出すると、明度の影響を受けたデータが得られることになるので、算出する変質の度合の精度が低下する。特に、岩盤の熱水変質を受けている箇所の評価を行う場合には、岩盤が白色に近い色であることがあるため、周囲の明るさの影響を受けやすい傾向にある。従って、カメラ画像から変質の度合を算出する場合には、算出した変質の度合と実際の変質の進行度との間に乖離が生じやすいという問題がある。
本発明は、岩盤の変質の進行度を高精度に取得することができる評価方法及び評価システムを提供することを目的とする。
本発明に係る評価方法は、岩盤を評価する評価方法であって、岩盤をカメラで撮影して岩盤のカメラ画像を取得する工程と、岩盤にレーザスキャナからレーザ光を照射して岩盤からのレーザ光の反射強度を取得する工程と、カメラ画像の赤みを示すa値、カメラ画像の黄色みを示すb値、及び反射強度から岩盤の変質度を算出する工程と、を備える。
本発明に係る評価方法では、カメラ画像を取得すると共に、レーザスキャナから岩盤にレーザ光を照射して岩盤からのレーザ光の反射強度を取得する。この評価方法では、レーザ光の反射強度、カメラ画像の赤みを示すa値、及びカメラ画像の黄色みを示すb値から岩盤の変質度を算出する。よって、変質度を算出するときに、明度(L値)に代えて、レーザ光の反射強度を用いている。レーザ光の反射強度は、カメラの周辺に位置する照明等の明るさの影響を受けない。従って、明度に代えてレーザ光の反射強度を取得することにより、カメラ周辺の明るさの影響を排除することができる。よって、明度の影響を受けないようにすることができるので、明るさの影響が排除された変質度の情報を高精度に取得することができる。
また、前述した評価方法は、レーザスキャナに隣接して配置された複数の視準部材を視準することにより、レーザスキャナの位置を原点とした絶対座標を定める工程を備えてもよい。この場合、定めた絶対座標を基に、岩盤における反射強度の分布を取得することができる。従って、岩盤からの反射強度を情報を十分に取得することができるので、岩盤の変質度を高精度に算出することができる。
また、前述した評価方法は、反射強度を取得する工程の後に、岩盤の反射強度の分布を示す複数の画像を並べて地質展開図を生成する工程を備えてもよい。この場合、岩盤の複数の箇所における反射強度の情報を複数の画像として取得することができるので、反射強度のデータをより把握しやすい態様で表示することができる。
また、岩盤の変質度を算出する工程は、a値及びb値からカメラ画像の色度を点数化する工程と、反射強度を点数化する工程と、点数化した色度、及び第1重み付け係数の積、並びに、点数化した反射強度、及び第2重み付け係数の積から変質度を算出する工程と、を備えてもよい。この場合、点数化した色度、及び点数化した反射強度の重み付けを行うことができる。すなわち、第1重み付け係数及び第2重み付け係数を備えることにより、色度及び反射強度のどちらを優先させるかを設定することができる。例えば、熱水変質を受けている箇所を評価する場合には、第2重み付け係数を大きくして反射強度の影響を大きくすることができると共に、地表面近くの赤茶けた岩盤を評価する場合には、第1重み付け係数を大きくして色度の影響を大きくすることができる。よって、岩盤の岩種と変質の仕方に応じて重み付けを変えることができるので、変質度の算出をより高精度に行うことができる。
また、前述した評価方法は、レーザスキャナの位置を原点とした絶対座標をカメラ画像に紐付ける工程を備えてもよい。この場合、カメラ画像の座標を絶対座標に紐付けることにより、カメラ画像と反射強度とで座標を共通にすることができる。従って、変質度の算出をより高精度に行うことができる。
本発明に係る評価システムは、岩盤を評価する評価システムであって、岩盤を撮影して岩盤のカメラ画像を取得するカメラと、岩盤にレーザ光を照射して岩盤からのレーザ光の反射強度を取得するレーザスキャナと、カメラ画像の赤みを示すa値、カメラ画像の黄色みを示すb値、及び反射強度から岩盤の変質度を算出する算出部と、を備える。
本発明に係る評価システムでは、カメラが岩盤のカメラ画像を取得すると共に、レーザスキャナが岩盤にレーザ光を照射してレーザ光の反射強度を取得する。そして、当該反射強度、カメラ画像の赤みを示すa値、及びカメラ画像の黄色みを示すb値、から岩盤の変質度を算出する。よって、変質度の算出において、カメラ画像の明度に代えてレーザ光の反射強度を用いるので、カメラ周辺の明るさの影響を排除することができる。従って、明度の影響を受けないようにすることができるので、明るさの影響が排除された変質度の情報を高精度に取得することができる。
本発明によれば、岩盤の変質の進行度を高精度に取得することができる。
第1実施形態に係る岩盤の評価システムを示すブロック図である。 図1の評価システムのレーザスキャナが反射強度を取得する状態を示す斜視図である。 図2のレーザスキャナを示す斜視図である。 図2のレーザスキャナと岩盤との位置関係を示す図である。 図1の評価システムのカメラが撮影したカメラ画像の例を示す図である。 図2のレーザスキャナが取得した反射強度の分布画像の例を示す図である。 第1実施形態に係る岩盤の評価方法の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る評価システムが複数の画像を並べて生成した地質展開図の一例を示す図である。
以下では、図面を参照しながら本発明に係る岩盤の評価方法及び評価システムの実施形態について詳細に説明する。図面の説明において同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係る岩盤の評価システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る評価システム1を示すブロック図であり、図2は、評価システム1が対象とする岩盤であるトンネル切羽Tを示す図である。トンネル切羽Tの岩種及び変質の仕方は、場所等によって様々である。
本実施形態に係る評価システム1は、岩盤の変質を評価する。本明細書において、「岩盤の変質」は、岩盤が風化することを含んでおり、具体的には、地下から噴出した高温の地下水により岩盤が劣化する現象、及び劣化した岩盤そのものを含んでいる。一方、「風化」は、地表水、及び地表からの浸透水によって岩盤が劣化する現象、並びに劣化した岩盤そのものを含んでいる。風化の現象は、例えば、物理的風化と化学的風化に分類される。本実施形態において、評価システム1は、例えば、岩盤の化学的風化を評価する。
トンネル切羽Tは、例えば、岩盤に形成された孔に爆薬が装填されて爆破されることによって形成される。トンネル切羽Tは、空気及び水に長年さらされることによって変質する。例えば、地表面近くのトンネル切羽Tでは、変質の進行に伴って岩盤の色彩が赤褐色又は黄褐色に変化する。一方、熱水変質を受けているトンネル切羽T等では、変質の進行に伴って岩盤の色彩が白色又は緑色に変化することがある。
トンネル切羽Tにおいて建設されるトンネルの安定性は、前述した岩盤の変質度の影響を受ける。従って、岩盤の変質度を把握して管理するためにトンネル切羽Tの適切な評価を行うことは、トンネルの工事等を行うにあたり重要である。本明細書において、「変質度」とは、岩盤における変質の進行度合いを示している。「変質度」が高いほど変質が進行していることを意味し、「変質度」が低いほど変質が進行していないことを意味する。本実施形態では、トンネル切羽Tの変質度を算出する岩盤の評価システム1について説明する。
評価システム1は、例えば、トンネル切羽Tの変質度を算出すると共に、算出した変質度を表示することにより、トンネル切羽Tの現場作業者及び地質技術者の支援を行う。従来は、現場作業者等の経験や技量に基づいてトンネル切羽の変質度を確認していたため、得られる変質度の精度にばらつきがあるという問題があった。しかしながら、評価システム1は、自動的に変質度を算出及び表示するため、現場作業者の経験等にかかわらず高精度に変質度を算出することが可能である。
評価システム1は、トンネル切羽Tを撮影するカメラ2と、トンネル切羽Tからのレーザ光Lの反射強度を取得する3Dスキャナ10と、トンネル切羽Tの変質度を算出する算出部20と、トンネル切羽Tの変質度を表示する表示部30と、を備える。
カメラ2は、例えば、タブレット端末に搭載されたカメラである。また、カメラ2は、デジタルカメラであってもよい。カメラ2は、トンネル切羽Tの撮影画像のデジタルデータを取得する。カメラ2としては、種々のものを用いることができる。カメラ2は、トンネル切羽Tの色度を取得するカメラであればよい。カメラ2は、撮影したトンネル切羽Tの画像を算出部20に出力する。カメラ2は、銀塩写真を撮影するカメラであってもよく、この場合、スキャナによって画像が読み込まれて当該画像が算出部20に出力される。
3Dスキャナ10は、トンネル切羽Tにレーザ光Lを照射する。3Dスキャナ10はレーザスキャナ11を備えており、レーザスキャナ11はトンネル切羽Tからのレーザ光Lの反射強度を取得する。3Dスキャナ10は、例えば、水準儀を備えていてもよく、この場合、レーザスキャナ11の水平度を確保することが可能となる。レーザスキャナ11は、例えば、2次元レーザスキャナである。レーザスキャナ11は、トンネル切羽Tに対して平面的にレーザ光Lを照射する。すなわち、レーザスキャナ11が1回レーザ光Lをトンネル切羽Tに照射すると、レーザ光Lは平面に沿って照射される。このため、トンネル切羽Tからは2次元的な反射強度のデータが得られる。
図3は、3Dスキャナ10を拡大して示す斜視図である。図2及び図3に示されるように、3Dスキャナ10は、3Dスキャナ10を支持する支持脚14と、支持脚14の上方に位置する制御部15と、制御部15の上方で左右両側に延びる棒状の第1支持部16と、第1支持部16の両側それぞれから上方に延びる第2支持部17と、を備える。
更に、3Dスキャナ10は、レーザスキャナ11を回転するモータ12と、各第2支持部17に取り付けられた視準部材13とを備える。モータ12は、例えば、レーザスキャナ11に直接取り付けられており、レーザスキャナ11をレーザ光Lの照射面に交差する方向に回転させる。図4に示されるように、トンネル切羽Tとレーザスキャナ11とを結ぶ直線を直線Aとすると、モータ12は、直線Aを中心軸としてレーザスキャナ11を回転させる。このレーザスキャナ11の回転、及びレーザスキャナ11からのレーザ光Lの照射を繰り返すことにより、トンネル切羽T全体から3次元的にレーザ光Lの反射強度のデータを取得する。
図2及び図3に示されるように、視準部材13は、絶対座標が既知となっている計測器であるトータルステーションSによって視準される。視準部材13は、例えば、プリズムであるが、反射ミラー又は反射シール等、プリズム以外の反射部材であってもよい。複数の視準部材13はレーザスキャナ11に隣接して設けられる。トータルステーションSは、測距光Bを各視準部材13に照射すると共に、各視準部材13から測距光Bの反射光を受光する。トータルステーションSが複数の視準部材13のそれぞれから反射光を受光することにより、レーザスキャナ11の位置を原点とした絶対座標が定められる。
例えば、2つの視準部材13は、レーザスキャナ11の左右両側に配置されており、レーザスキャナ11に対して対称となる位置に配置されている。これにより、視準部材13のバランスのよい配置が可能となる。また、2つの視準部材13の間の距離は、誤差等を抑えることができるので、長い方が好ましい。各視準部材13は、鉛直方向に延びる第2支持部17のそれぞれに取り付けられており、各第2支持部17の下端は第1支持部16に固定されている。
第1支持部16は、水平方向に延びるように配置されており、第1支持部16の中央の下部に制御部15が設けられる。制御部15は、例えば、レーザスキャナ11及びモータ12に電気的に接続された制御ボックスであり、モータ12によるレーザスキャナ11の駆動を制御する。制御部15には、例えば、スイッチ及び操作ボタンが設けられており、これらのスイッチ等が操作されることによって、レーザスキャナ11の各部の動作が制御される。
図1に示されるように、算出部20は、カメラ2、3Dスキャナ10及び表示部30と通信可能とされている。算出部20は、カメラ2によって取得されたトンネル切羽Tの撮影画像のデジタルデータを受信すると共に、レーザスキャナ11によって取得されたレーザ光Lの反射強度のデジタルデータを受信する。算出部20は、画像解析部21、点数算出部22、重み付け係数設定部23及び判定部24を備える。
算出部20は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備える。算出部20の各機能は、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することによって実現される。
画像解析部21は、トンネル切羽Tのカメラ画像D1、及びレーザ光Lの反射強度の分布を示す画像D2を生成する。画像解析部21が生成するカメラ画像D1及び画像D2は、例えば図5及び図6に示されるように色彩の濃淡によって表される。カメラ画像D1はカメラ2の撮影画像から生成される。カメラ画像D1は、赤みを示すA値、及び黄色みを示すB値を有する。画像D2は、レーザ光Lの反射強度が色彩に変換された画像である。図5及び図6では、色彩が濃いほど、トンネル切羽Tの色彩が、変質が進行している色彩であることを示している。画像解析部21は、カメラ画像D1及び画像D2に対し、前述した絶対座標の紐付けを行う。
画像解析部21は、カメラ画像D1及び画像D2のそれぞれを分割する。図5及び図6に示される例において、カメラ画像D1及び画像D2は、トンネル切羽Tの上側部分T1、トンネル切羽Tの左側部分T2、及びトンネル切羽Tの右側部分T3に三分割されている。但し、各画像に対する分割の態様及び分割数については、適宜変更可能である。また、図6において、画像D2の色が薄い部分はレーザ光Lの反射強度が強い部分を示しており、画像D2の色が濃い部分はレーザ光Lの反射強度が弱い部分を示している。なお、カメラ画像D1及び画像D2に表示される色彩については適宜変更可能である。
点数算出部22は、カメラ画像D1及び画像D2のそれぞれに対し、点数を算出する。点数算出部22は、例えば、カメラ画像D1及び画像D2のそれぞれにおいて分割された領域ごとに点数を算出する。本実施形態では、上側部分T1、左側部分T2及び右側部分T3のそれぞれに対して点数を算出する。ここで「点数」とは、変質度を数値化したときの値を示しており、「点数」が高いほど変質度が高いことを示し、「点数」が低いほど変質度が低いことを示している。
点数算出部22は、カメラ画像D1及び画像D2それぞれのピクセルごとに色彩を数値化する。点数算出部22は、各ピクセルに対し、変質度が高い色彩であるときに大きい数値を設定し、変質度が低い色彩であるときに小さい数値を設定する。変質度と色彩との関係は、予め算出部20のデータベースに記憶されている。点数算出部22は、各ピクセルに対して数値を設定した後、分割された領域(上側部分T1、左側部分T2及び右側部分T3のそれぞれ)の全体における当該数値の平均値を点数として算出する。
図5に示されるカメラ画像D1の例では、上側部分T1が5点、左側部分T2が0点、右側部分T3が3点、とされている。図6に示される画像D2の例では、上側部分T1が7点、左側部分T2が4点、右側部分T3が3点、とされている。カメラ画像D1における点数は、点数化されたトンネル切羽Tの色度に相当し、画像D2における点数は、点数化されたレーザ光Lの反射強度に相当する。
重み付け係数設定部23は、カメラ画像D1及び画像D2のどちらを優先するかを選択するための重み付け係数を設定する。重み付け係数は、例えば、カメラ画像D1の優先度を示す第1重み付け係数t、及び画像D2の優先度を示す第2重み付け係数kを含む。重み付け係数設定部23は、例えば、表示部30に重み付け係数設定画面を表示し、この重み付け係数設定画面から第1重み付け係数t及び第2重み付け係数kが設定される。
判定部24は、点数算出部22が算出した点数と、重み付け係数設定部23で設定された第1重み付け係数t及び第2重み付け係数kと、からトンネル切羽Tの変質度を算出する。判定部24は、分割された領域ごと(例えば上側部分T1、左側部分T2及び右側部分T3ごと)に点数を算出する。判定部24は、例えば、点数化されたカメラ画像D1の色度、及び第1重み付け係数tの積、並びに、点数化された画像D2の反射強度、及び第2重み付け係数kの積から変質度を算出する。具体例として、判定部24は、上側部分T1の変質度を、5×t+7×kとして算出し、左側部分T2の変質度を、0×t+4×kとして算出し、右側部分T3の変質度を、3×t+3×kとして算出する。
表示部30は、例えば、パーソナルコンピュータのディスプレイであってもよいし、タブレット端末であってもよいし、携帯端末であってもよい。表示部30は、算出部20が算出した変質度を表示可能なディスプレイであれば、種々の表示機器を用いることが可能である。表示部30は、算出部20によって算出された変質度を表示する。表示部30は、判定部24が算出した変質度(例えば、上側部分T1、左側部分T2及び右側部分T3ごとに算出された数値)を表示してもよい。また、表示部30は、判定部24が算出した変質度と共に、カメラ画像D1及び画像D2を表示してもよい。表示部30が分割された領域ごと(上側部分T1、左側部分T2及び右側部分T3ごと)に変質度を表示することにより、現場作業者等は一目でトンネル切羽Tの変質度を把握することが可能となる。
次に、図7を参照しながら本実施形態に係る岩盤の評価方法について説明する。図7は、岩盤の評価システム1を用いた評価方法の一例を示すフローチャートである。以下では、トンネル切羽Tの変質度を評価する例について説明する。まず、カメラ2でトンネル切羽Tを撮影し、カメラ2によってトンネル切羽Tの撮影画像を取得する(ステップS1)。
一方、トンネル切羽Tに対向する位置に3Dスキャナ10を配置する(ステップS2)。このとき、水準儀でレーザスキャナ11のレーザ光Lの照射方向が水平になるようにレーザスキャナ11の水平度を確保してもよい。また、トータルステーションSから各視準部材13に測距光Bを照射すると共に、各視準部材13から測距光Bの反射光をトータルステーションSが受けることにより、レーザスキャナ11の位置を原点とした絶対座標を定める(ステップS3、絶対座標を定める工程)。その後、レーザスキャナ11からトンネル切羽Tにレーザ光Lを照射し、トンネル切羽Tからレーザ光Lの反射強度を取得する(ステップS4、反射強度を取得する工程)。
レーザスキャナ11は、例えば、2次元レーザスキャナであるため、反射強度を2次元レーザスキャナで取得した後には、モータ12がレーザスキャナ11を回転させる。このとき、レーザスキャナ11は、トンネル切羽Tとレーザスキャナ11とを結ぶ直線Aを軸としてレーザスキャナ11を回転する(レーザスキャナを回転させる工程)。このようにレーザスキャナ11の回転、及びレーザスキャナ11の反射強度の取得、を繰り返すことにより、トンネル切羽T全体から反射強度を取得する。
例えば、カメラ2の撮影画像は算出部20に出力されると共に、レーザスキャナ11が取得した反射強度は算出部20に出力される。画像解析部21は、カメラ2の撮影画像から、複数の領域(例えば上側部分T1、左側部分T2及び右側部分T3)に分割されたカメラ画像D1を生成する(ステップS5、カメラ画像を取得する工程)。
画像解析部21は、レーザ光Lの反射強度を色彩に変換して画像D2を生成する。画像解析部21は、カメラ画像D1及び画像D2に対し、予め定めた絶対座標の紐付けを行う(カメラ画像に紐付けする工程)。次に、点数算出部22が、カメラ画像D1のa値及びb値からカメラ画像D1の色度を点数化する(ステップS6、色度を点数化する工程)と共に、レーザ光Lの反射強度を点数化する(反射強度を点数化する工程)。このとき、点数算出部22は、カメラ画像D1及び画像D2それぞれにおいて分割された領域ごとに点数を算出する。
次に、重み付け係数設定部23により、カメラ画像D1の優先度を示す第1重み付け係数t、及び画像D2の優先度を示す第2重み付け係数kを設定する(重み付け係数を設定する工程)。このとき、地質技術者等がキャリブレーションを行いながら第1重み付け係数t及び第2重み付け係数kを設定してもよい。また、トンネル切羽Tの岩種等が既知である場合には、算出部20のデータベースに予め保持された第1重み付け係数t及び第2重み付け係数kを設定してもよい。
続いて、判定部24がトンネル切羽Tの変質度を算出する(ステップS7、変質度を算出する工程)。判定部24は、例えば、点数算出部22によって点数化された色度と第1重み付け係数tの積、及び、点数算出部22によって点数化された反射強度と第2重み付け係数kの積、の和をトンネル切羽Tの変質度として算出する。
そして、表示部30がトンネル切羽Tの変質度を表示する(ステップS8、変質度を表示する工程)。このとき、表示部30は、上側部分T1、左側部分T2及び右側部分T3ごとに変質度を表示してもよい。また、表示部30は、カメラ画像D1及び画像D2と共に変質度を表示してもよい。以上のように表示部30がトンネル切羽Tの変質度を表示して、一連の工程が完了する。
次に、本実施形態に係る岩盤の評価方法及び評価システム1から得られる作用効果について説明する。
本実施形態に係る評価方法及び評価システム1では、カメラ画像D1を取得すると共に、図2に示されるように、レーザスキャナ11からトンネル切羽Tにレーザ光Lを照射してトンネル切羽Tからのレーザ光Lの反射強度を取得する。そして、レーザ光Lの反射強度、カメラ画像D1の赤みを示すa値、及びカメラ画像D1の黄色みを示すb値からトンネル切羽Tの変質度を算出する。よって、変質度を算出するときに、明度(L値)に代えて、レーザ光Lの反射強度を用いている。レーザ光Lの反射強度は、トンネル切羽Tの周辺に位置する照明等の明るさの影響を受けない。従って、明度に代えてレーザ光Lの反射強度を取得することにより、トンネル切羽T周辺の明るさの影響を排除することができる。よって、明度の影響を受けないようにすることができるので、明るさの影響が排除された変質度の情報を高精度に取得することができる。
また、レーザスキャナ11は、2次元レーザスキャナであり、反射強度を取得する工程では、2次元レーザスキャナからトンネル切羽Tにレーザ光Lを照射して、トンネル切羽Tからのレーザ光Lの反射強度を2次元レーザスキャナで取得する工程と、トンネル切羽Tと2次元レーザスキャナとを結ぶ直線Aを軸として2次元レーザスキャナを回転させる工程と、を繰り返す。2次元レーザスキャナであるレーザスキャナ11を回転させながら反射強度を取得することにより、トンネル切羽Tの全ての領域から反射強度を十分に取得することができる。よって、構成が簡易な2次元レーザスキャナから十分な反射強度のデータが得られるので、レーザスキャナ11の構成を簡易にすることができると共に変質度を高精度に算出することができる。
また、前述した評価方法は、レーザスキャナ11に隣接して配置された複数の視準部材13を視準することにより、レーザスキャナ11の位置を原点とした絶対座標を定める工程を備える。よって、定めた絶対座標を基に、トンネル切羽Tにおける反射強度の分布を取得することができる。従って、トンネル切羽Tから反射強度の情報を十分に取得することができるので、トンネル切羽Tの変質度を高精度に算出することができる。
また、トンネル切羽Tの変質度を算出する工程は、a値及びb値からカメラ画像D1の色度を点数化する工程と、反射強度を点数化する工程と、点数化した色度、及び第1重み付け係数tの値の積、並びに、点数化した反射強度、及び第2重み付け係数kの積から変質度を算出する工程と、を備える。よって、第1重み付け係数t及び第2重み付け係数kを備えることにより、色度及び反射強度のどちらを優先させるかを設定することができる。
例えば、熱水変質を受けているトンネル切羽Tを評価する場合には、第2重み付け係数kを大きくして反射強度の影響を大きくすることができると共に、地表面近くの赤茶けたトンネル切羽Tを評価する場合には、第1重み付け係数tを大きくして色度の影響を大きくすることができる。よって、トンネル切羽Tの岩種と変質の仕方に応じて重み付けを変えることができるので、変質度の算出をより高精度に行うことができる。
また、前述した評価方法は、レーザスキャナ11の位置を原点とした絶対座標をカメラ画像D1に紐付ける工程を備える。よって、カメラ画像D1の座標を絶対座標に紐付けることにより、カメラ画像D1と反射強度の画像D2とで座標を共通にすることができる。従って、変質度の算出をより高精度に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る岩盤の評価方法及び評価システムについて図8を参照しながら説明する。第2実施形態に係る評価方法及び評価システムは、画像の表示態様が第1実施形態と異なっている。以降では、第1実施形態と重複する説明を適宜省略する。
図8に示されるように、第2実施形態に係る評価システムの算出部は、反射強度を示す複数の画像D21,D22,D23を生成して地質展開図Mを表示する。トンネルの掘削は、トンネル切羽Tに複数の孔を形成し、形成した孔に爆薬を装填してトンネルを爆破することによって行われる。このトンネルの爆破及びトンネル切羽Tの変質度の算出を繰り返すことによって、トンネルの進行方向Xに沿った複数の画像D21,D22,D23を生成する。第2実施形態に係るトンネル切羽Tの評価方法では、爆破後のトンネル切羽Tからレーザ光Lの反射強度の分布を取得して、画像D21,D22,D23をトンネルの進行方向Xに沿って複数並べることにより地質展開図Mを表示部30に表示する(地質展開図を生成する工程)。
第2実施形態に係る岩盤の評価方法及び評価システムは、反射強度を取得する工程の後に、トンネル切羽Tの反射強度の分布を示す複数の画像D21,D22,D23を並べて地質展開図Mを生成する工程を備える。よって、岩盤の複数の箇所(トンネルの進行方向Xに沿った複数の箇所)における反射強度の情報を複数の画像D21,D22,D23として取得することができるので、反射強度のデータをより把握しやすい態様で表示することができる。また、反射強度、及び重ね合わせた画像D21,D22,D23が絶対座標を持つこと、により3次元展開の管理(CIM;Construction Information Modeling)が可能となる。
以上、本発明に係る岩盤の評価方法及び評価システムの実施形態について説明したが、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。すなわち、評価方法を構成する各工程の内容及び順序、並びに、評価システムの各部の構成については、前述の各実施形態の内容に限られず適宜変更可能である。
例えば、前述の実施形態では、レーザスキャナ11に対して対称に配置された2つの視準部材13を備える3Dスキャナ10について説明した。しかしながら、3Dスキャナの構成は適宜変更可能である。例えば、視準部材の数は、3つ以上であってもよい。また、視準部材の場所は、レーザスキャナ11の左右両側でなくてもよく適宜変更可能である。更に、レーザスキャナは、3次元レーザスキャナであってもよい。
また、前述の第2実施形態では、トンネルの爆破の度に変質度を算出し、爆破の度に露出したトンネル切羽Tの画像D21,D22,D23を並べて地質展開図Mを生成した。しかしながら、評価システムは、複数枚の画像D21,D22,D23の間のデータを補完してもよく、例えば、トンネルの進行方向Xに連続した反射強度の分布データを表示してもよい。
また、前述の実施形態では、評価方法及び評価システム1の評価対象がトンネル切羽Tである例について説明した。しかしながら、評価方法及び評価システムは、ダムの堤体等、他の岩盤にも適用可能である。
1…評価システム、2…カメラ、10…3Dスキャナ、11…レーザスキャナ、12…モータ、13…視準部材、14…支持脚、15…制御部、16…第1支持部、17…第2支持部、20…算出部、21…画像解析部、22…点数算出部、23…重み付け係数設定部、24…判定部、30…表示部、A…直線、B…測距光、D1…カメラ画像、D2,D21,D22,D23…画像、L…レーザ光、M…地質展開図、S…トータルステーション、T…トンネル切羽(岩盤)、T1…上側部分、T2…左側部分、T3…右側部分、t…第1重み付け係数、k…第2重み付け係数、X…進行方向。

Claims (6)

  1. 岩盤を評価する評価方法であって、
    前記岩盤をカメラで撮影して前記岩盤のカメラ画像を取得する工程と、
    前記岩盤にレーザスキャナからレーザ光を照射して前記岩盤からの前記レーザ光の反射強度を取得する工程と、
    前記カメラ画像の赤みを示すa値、前記カメラ画像の黄色みを示すb値、及び前記反射強度から前記岩盤の変質度を算出する工程と、
    を備える評価方法。
  2. 前記レーザスキャナに隣接して配置された複数の視準部材を視準することにより、前記レーザスキャナの位置を原点とした絶対座標を定める工程を備える、
    請求項1に記載の評価方法。
  3. 前記反射強度を取得する工程の後に、
    前記岩盤の前記反射強度の分布を示す複数の画像を並べて地質展開図を生成する工程を備える、
    請求項1又は2に記載の評価方法。
  4. 前記岩盤の変質度を算出する工程は、
    前記a値及び前記b値から前記カメラ画像の色度を点数化する工程と、
    前記反射強度を点数化する工程と、
    点数化した前記色度、及び第1重み付け係数の積、並びに、点数化した前記反射強度、及び第2重み付け係数の積から前記変質度を算出する工程と、
    を備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の評価方法。
  5. 前記レーザスキャナの位置を原点とした絶対座標を前記カメラ画像に紐付ける工程を備える、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の評価方法。
  6. 岩盤を評価する評価システムであって、
    前記岩盤を撮影して前記岩盤のカメラ画像を取得するカメラと、
    前記岩盤にレーザ光を照射して前記岩盤からの前記レーザ光の反射強度を取得するレーザスキャナと、
    前記カメラ画像の赤みを示すa値、前記カメラ画像の黄色みを示すb値、及び前記反射強度から前記岩盤の変質度を算出する算出部と、
    を備える評価システム。
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