JP2018204207A - 土べら落とし治具および土べら落とし方法 - Google Patents
土べら落とし治具および土べら落とし方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】鉛直部材3aの下端部4付近に土べら側に傾斜するように斜め部材3bが接続された本体部3と、鉛直部材3aの背面25に設けられた重量調整可能な重錘5と、鉛直部材3aの上端部7に設けられた複数の吊環8と、斜め部材3bの下端部27に設けられたへら11とからなる土べら落とし治具1を用いる。そして、吊環8による吊り位置の調整および重錘5の重量の調整を行って、へら11が鋼管矢板43に押し付けられるように水平力を確保し、鋼管矢板3と鋼管継手49とで囲まれた部分の土べら53を落とす。へら11は、斜め部材3bに対して着脱可能であり、鋼管矢板43と鋼管継手49の平面形状に応じて他のへら31に交換される。
【選択図】図1
Description
へらの刃口に、鋼管矢板および鋼管継手の外周面に合わせたアール形状の切欠き部を設ければ、切欠き部が鋼管継手の両側の鋼管矢板に引っ掛かって治具の回転を防ぐため、効率的に土べら落とし作業を行うことができる。また、アール形状の切欠き部分が鋼管矢板壁面に隙間なく引っ掛かることにより、鋼管矢板壁面に付着した土べら落とし作業も同時に行うことができる。
鋼管矢板および鋼管継手の平面形状に応じてへらを交換すれば、井筒の平面部とコーナー部などの平面形状の異なる箇所にも対応が可能となる。
鉛直部材に設けた板部材に作用する水流の力を押付力に変換すれば、へらをより確実に鋼管矢板に押し付けることができる。
へらにウォータージェット、バイブレータ、圧縮空気排出機構、オーガ等のスクリュー、カッターヘッド等の補助掘削装置を設ければ、硬質な土層や高粘性土層の土べらや、鋼管矢板および鋼管継手に固着した土べらをより容易に落とすことが可能となる。
赤外線カメラ等により濁水中で土べらの付着状況を確認すれば、より確実に土べらを落とすことができる。
3………本体部
3a………鉛直部材
3b………斜め部材
4、27………下端部
5………重錘
7………上端部
8、8a、8b………吊環
9………吊り治具
10、29、39………補強リブ
11、31………へら
13、33………刃口
15、35………切欠き部
17………板部材
19………水平力発生部
21………ピン
23、23a、23b………ストッパ
24、77、79………前面
25、37、75………背面
26………補強部材
28………側面
41………クレーン付き台船
43………鋼管矢板
45………地盤
46………ジブ
47………ワイヤ
49………鋼管継手
51………外周面
53、55………土べら
57………実線
59………点線
61………破線
63、73………取付用部材
65、65a、65b、65c、65d、67、67a、67b、67c、67d………調整穴
69、71………調整ピン
Claims (7)
- 鋼管矢板と鋼管継手とで囲まれる部分の土べら落とし治具であって、
鉛直部材と、前記鉛直部材の下端部付近に土べら側に傾斜するように接続された斜め部材とからなる本体部と、
前記鉛直部材の背面に設けられた重量調整可能な重錘と、
前記鉛直部材の上端部に設けられた複数の吊環と、
前記斜め部材の下端部付近に設けられたへらと、
を具備し、
前記吊環による吊り位置の調整および前記重錘の重量調整を行うことにより、前記へらが前記鋼管矢板に任意の水平力で押し付けられるように水平力を確保することを特徴とする土べら落とし治具。 - 前記へらの刃口が、前記鋼管矢板および前記鋼管継手の外周面の形状に合わせたアール形状の切欠き部を有することを特徴とする請求項1記載の土べら落とし治具。
- 前記へらが、前記斜め部材に対して着脱可能であり、前記鋼管矢板および前記鋼管継手の平面形状に応じて交換されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の土べら落とし治具。
- 前記鉛直部材に可動式の板部材が設けられ、前記板部材に作用する水流の抵抗が、へら先端の土べら方向への押付力に変換されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の土べら落とし治具。
- 前記へらに補助掘削装置が設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の土べら落とし治具。
- 鋼管矢板と鋼管継手とで囲まれる部分の土べら落とし方法であって、
鉛直部材と、前記鉛直部材の下端部付近に土べら側に傾斜するように接続された斜め部材とからなる本体部と、
前記鉛直部材の背面に設けられた重量調整可能な重錘と、
前記鉛直部材の上端部に設けられた複数の吊環と、
前記斜め部材の下端部に設けられたへらと、
を具備する土べら落とし治具を用い、
前記吊環による吊り位置の調整および前記重錘の重量の調整を行うことにより、前記へらが前記鋼管矢板に任意の水平力で押し付けられるように水平力を確保して、前記鋼管矢板と前記鋼管継手とで囲まれた部分の土べらを落とすことを特徴とする土べら落とし方法。 - 水中でカメラを用いて前記土べらの付着状況を確認しつつ、前記土べらを落とすことを特徴とする請求項6記載の土べら落とし方法。
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