JP2018203434A - 移動式クレーンのカウンタウエイト - Google Patents

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Abstract

【課題】移動式クレーンに設置された状態でも、作業現場において様々な条件の箇所をクレーンが移動可能になるカウンタウエイトを提供すること。【解決手段】移動式クレーンのカウンタウエイトは、鉛直方向について下側に向かって凹む溝が形成されるメインウエイトを備え、前記メインウエイトでは、幅方向について中央部に、前記溝が前後方向に沿って延設される。前記カウンタウエイトは、サブウエイトを備え、前記サブウエイトは、前記メインウエイトに対して前記幅方向について外側に配置される第1の取付け位置で前記メインウエイトに取付け可能であるとともに、前記メインウエイトの前記溝に挿入される第2の取付け位置で前記メインウエイトに取付け可能である。【選択図】図6

Description

本発明は、移動式クレーンに設けられるカウンタウエイトに関する。
特許文献1には、移動式クレーンが開示されている。このような移動式クレーンでは、作業時においてブームを起状させ、ブームの先端部から吊下げられたフック等によって、吊荷を吊上げる。この際、旋回体において旋回中心に対してブームの先端部が位置する側と反対側には、カウンタウエイトが装着される。カウンタウエイトが装着されることにより、吊荷を吊上げた際の安定が確保される。
特開2007−223787号公報
作業現場においては、ある地点での作業が完了すると、次の作業地点まで移動式クレーンを移動させる必要がある。この際、前記特許文献1のようにカウンタウエイトを装着して作業を行う移動式クレーンでは、例えば、カウンタウエイトを移動式クレーンから取外し、クレーンとは別体でカウンタウエイトを作業地点の間で輸送する。ただし、カウンタウエイトをクレーンとは別体で輸送すると、カウンタウエイトのクレーンからの取外し、及び、カウンタウエイトのクレーンへの設置が必要になり、作業における手間が増大する。このため、カウンタウエイトを移動式クレーンに設置した状態で、移動式クレーンを作業現場において移動させることが求められている。
ここで、作業現場での移動においては、建造物等によって、通過可能な車幅が制限されたり、通過可能な車高が制限されたりする。したがって、カウンタウエイトを設置された状態でも、作業現場において様々な条件の箇所を移動可能な移動式クレーンが求められている。
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、移動式クレーンに設置された状態でも、作業現場において様々な条件の箇所をクレーンが移動可能になるカウンタウエイトを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のある態様の移動式クレーンのカウンタウエイトは、鉛直方向について下側に向かって凹む溝が形成され、幅方向について中央部に前記溝が前後方向に沿って延設されるメインウエイトと、前記メインウエイトに対して前記幅方向について外側に配置される第1の取付け位置で前記メインウエイトに取付け可能であるとともに、前記メインウエイトの前記溝に挿入される第2の取付け位置で前記メインウエイトに取付け可能なサブウエイトと、を備える。
本発明によれば、移動式クレーンに設置された状態でも、作業現場において様々な条件の箇所をクレーンが移動可能になるカウンタウエイトを提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る移動式クレーンを、サブウエイトが第1の取付け位置でメインウエイトに取付けられ、かつ、メインウエイト及びサブウエイトが走行体上に設置された状態で示す概略図である。 図2は、第1の実施形態に係る移動式クレーンを、サブウエイトが第2の取付け位置でメインウエイトに取付けられ、かつ、メインウエイト及びサブウエイトが走行体上に設置された状態で示す概略図である。 図3は、第1の実施形態に係る移動式クレーンを、図1の状態から旋回体を180°又は略180°旋回させ、かつ、メインウエイト及びサブウエイトを旋回体に連結した状態で示す概略図である。 図4は、第1の実施形態に係る移動式クレーンを、図3の状態から旋回体をメインウエイト及びサブウエイトと一緒に180°又は略180°旋回させた状態で示す概略図である。 図5は、第1の実施形態に係るメインウエイト及びサブウエイトが旋回体に装着された状態を概略的に示す斜視図である。 図6は、第1の実施形態に係るカウンタウエイトを部品ごとに分解して概略的に示す斜視図である。 図7は、第1の実施形態に係るメインウエイトにサブウエイトの一方が第2の取付け位置で取付けられた状態を概略的に示す斜視図である。 図8は、第1の実施形態に係るメインウエイト及び第1の取付け位置に配置されるサブウエイトを、鉛直方向の上側から視た状態で示す概略図である。 図9は、第1の実施形態に係るメインウエイト及び第1の取付け位置に配置されるサブウエイトを、カウンタウエイトの後方側から視た状態で示す概略図である。 図10は、第1の実施形態に係るメインウエイト及び第1の取付け位置に配置されるサブウエイトを、鉛直方向の下側から視た状態で示す概略図である。 図11は、第1の実施形態に係るメインウエイト及び第2の取付け位置に配置されるサブウエイトを、鉛直方向の上側から視た状態で示す概略図である。 図12は、第1の実施形態に係るメインウエイト及び第2の取付け位置に配置されるサブウエイトを、カウンタウエイトの後方側から視た状態で示す概略図である。
本発明のある実施形態について、図1乃至図12を参照して説明する。
図1乃至図4は、本実施形態の移動式クレーン1を示す図である。図1乃至図4に示すように、クレーン1は、走行体2と、走行体2上に設けられる旋回体3と、を備える。走行体2には、前方側部位の左右両側に一対のアウトリガ5Aが設けられるとともに、後方側部位の左右両側に一対のアウトリガ5Bが設けられる。作業時においては、アウトリガ5A,5Bを走行体2の幅方向に張出すとともに、アウトリガ5A,5Bを地盤に接地させることにより、走行体2を支える。旋回体3は、運転室(キャブ)6を備える。また、旋回体3には、伸縮ブーム7の基端部が連結される。伸縮ブーム7は旋回体3に対して起伏可能である。また、旋回体3及び伸縮ブーム7は、旋回中心Pを中心として、走行体2に対して一緒に旋回する。また、旋回体3には、アクチュエータ8が設けられる。
移動式クレーン1には、カウンタウエイト10が設けられる。カウンタウエイト10は、メインウエイト11、一対のサブウエイト(サイドウエイト)12A,12B、及び、トップウエイト13を備える。トップウエイト13は、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bとは独立して、旋回体3に取付けられる。このため、トップウエイト13は、単独で、又は、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bと共に、旋回体3と一緒に旋回する。トップウエイト13は、旋回体3の後方側部位に装着され、旋回体3において旋回中心Pに対して伸縮ブーム7の先端部が位置する側と反対側に位置する。
図1及び図2は、作業現場において作業地点まで移動させた後、アウトリガ5A,5Bを接地させた状態を示す。図1及び図2では、サブウエイト12A,12Bのそれぞれのメインウエイト11への取付け位置が異なる。図1では、サブウエイト12A,12Bのそれぞれは、後述する第1の取付け位置でメインウエイト11に取付けられ、図2では、サブウエイト12A,12Bのそれぞれは、後述する第2の取付け位置でメインウエイト11に取付けられる。作業現場での移動時、及び、図1及び図2に示す状態では、旋回体3の前方側が走行体2の前方側と一致又は略一致する状態にする。そして、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bは、走行体2上に設置され、本実施形態では、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bは、旋回体3の旋回中心Pに対して走行体2の前方側に配置される。図1及び図2に示す状態では、旋回体3を旋回させても、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bは、旋回体3と一緒に旋回しない。
図3は、図1に示す状態から旋回体3を180°又は略180°旋回させ、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bを旋回体3に連結した状態を示す。図1又は図2に示す状態から旋回体3を180°又は略180°旋回させることにより、旋回体3の前方側が走行体2の後方側と一致又は略一致する状態になる。図3に示す状態等の旋回体3の前方側が走行体2の後方側と一致又は略一致する状態では、アクチュエータ8を作動することにより、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bを走行体2上から持上げ可能となる。そして、アクチュエータ8によってメインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが持上げられた状態で、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bは、旋回体3に装着される。この際、トップウエイト13は、既に旋回体3に装着された状態である。
メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが旋回体3に装着されることにより、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bは、旋回体3、伸縮ブーム7及びトップウエイト13と一緒に旋回可能となる。図4は、図3に示す状態から旋回体3をメインウエイト11、サブウエイト12A,12B及びトップウエイト13を含むカウンタウエイト10と一緒に180°又は略180°旋回させ、旋回体3の前方側を走行体2の前方側と一致又は略一致させた状態を示す。
クレーン1での作業においては、図3に示す状態及び図4に示す状態等の、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが旋回体3に装着された状態で、伸縮ブーム7を起状させる。そして、伸縮ブーム7の先端部から吊下げられたフック(図示しない)等によって、吊荷を吊上げる。この際、旋回体3において旋回中心Pに対して伸縮ブーム7の先端部が位置する側と反対側にカウンタウエイト10が装着されるため、吊荷を吊上げた際の安定が確保される。
図5は、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが旋回体3に装着された状態を示す。図5では、トップウエイト13は、非装着状態である。ここで、カウンタウエイト10の前後方向(矢印X1及び矢印X2で示す方向)、及び、カウンタウエイト10の幅方向(矢印W1及び矢印W2で示す方向)を規定する。カウンタウエイト10の前後方向は、鉛直方向(矢印V1及び矢印V2で示す方向)に対して交差する(略垂直である)。また、カウンタウエイト10の幅方向は、鉛直方向に対して交差し(略垂直で)、かつ、カウンタウエイト10の前後方向に対して交差する(略垂直である)。図5に示すように、カウンタウエイト10は、前後方向が旋回体3の前後方向に一致又は略一致し、かつ、幅方向が旋回体3の幅方向に一致又は略一致する状態で、旋回体3に装着される。この際、カウンタウエイト10の後方側(矢印X2側)が旋回体3の後方側と一致又は略一致する状態で、カウンタウエイト10が旋回体3に装着される。
また、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが走行体2上に設置された状態では、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bの連結体の前後方向は、走行体2の前後方向と一致又は略一致し、かつ、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bの連結体の幅方向は、走行体2の幅方向と一致又は略一致する。この際、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bの連結体は、後方側が走行体2の前方側と一致又は略一致する状態で、走行体2上に設置される。サブウエイト12A,12Bのそれぞれは、図5において点線で示す第1の取付け位置でメインウエイト11に取付け可能である。また、サブウエイト12A,12Bのそれぞれは、図5において実線で示す第2の取付け位置でメインウエイト11に取付け可能である。
図6は、カウンタウエイト10を部品ごとに分解して示す。なお、図6では、サブウエイト12A,12Bのそれぞれについては、第1の取付け位置に配置される状態を点線で示し、第2の取付け位置に配置される状態を実線で示す。また、図7は、メインウエイト11にサブウエイト12A,12Bの一方(図7ではサブウエイト12A)が第2の取付け位置で取付けられた状態を示す。また、図8乃至図10は、メインウエイト11及び第1の取付け位置に配置されるサブウエイト12A,12Bを示すとともに、図11及び図12は、メインウエイト11及び第2の取付け位置に配置される12A,12Bを示す。ここで、図8及び図11は、鉛直方向の上側から視た状態を示し、図9及び図12は、カウンタウエイト10の後方側から視た状態を示す。そして、図10は、鉛直方向の下側から視た状態を示す。
図5乃至図12に示すように、メインウエイト11は、鉛直方向の上側(矢印V1側)を向く上面21、鉛直方向の下側(矢印V2側)を向く底面22、幅方向の一方側(矢印W1側)を向く側面23A、幅方向の他方側(矢印W2側)を向く側面23B、前方側(矢印X1側)を向く前面26、及び、後方側(矢印X2側)を向く後面27を備える。メインウエイト11の上面21には、鉛直方向について下側に向かって凹む溝31が形成される。溝31は、鉛直方向の上側に向かって開口し、幅方向についてメインウエイト11の中央部に配置される。また、溝31は、前後方向に沿って延設され、本実施形態では、前面26から後面27まで延設される。溝31は、溝底面(底面)32及び溝側面33A,33Bを備える。
第1の取付け位置では、サブウエイト12A,12Bは、メインウエイト11に対して幅方向について外側に配置される。そして、第1の取付け位置では、サブウエイト12Aは、側面23Aに対して幅方向について外側に配置され、サブウエイト12Bは、側面23Bに対して幅方向について外側に配置される。また、第2の取付け位置では、サブウエイト12A,12Bは、溝31に挿入される。そして、第2の取付け位置では、サブウエイト12Aは、溝側面33Aに対して幅方向について内側に配置され、サブウエイト12Bは、溝側面33Bに対して幅方向について内側に配置される。また、カウンタウエイト10の幅方向についての溝31の寸法は、伸縮ブーム7の幅方向についての寸法より、大きい。このため、サブウエイト12A,12Bが第1の取付け位置でメインウエイト11に取付けられた状態では、伸縮ブーム7を鉛直方向の上側から溝31に挿入可能である。
サブウエイト12Aは、鉛直方向の上側を向く上面41A、及び、鉛直方向の下側を向く底面42Aを備える。また、サブウエイト12Aには、上面41Aと底面42Aとの間に4つの延設面43A,45A,46A,47Aが延設される。延設面43A,45Aのそれぞれは、鉛直方向に対して交差する(略垂直な)方向を向くとともに、延設面43A,45Aは、互いに対して反対側を向く。延設面46A,47Aのそれぞれは、鉛直方向に対して交差し(略垂直で)、かつ、延設面43A,45Aが向く方向に対して交差する(略垂直な)方向を向く。そして、延設面46A,47Bは、互いに対して反対側を向く。また、サブウエイト12Bも、サブウエイト12Aと同様に、上面41B、底面42B及び4つの延設面43B,45B,46B,47Bを備える。
サブウエイト12Aの延設面43Aには、延設面43Aが向く側に向かって突出するテラス形状の挿入凸部51A1,51A2が、設けられる。また、延設面43Aには、延設面43Aが向く側に向かって突出する嵌合凸部52Aが、設けられる。嵌合凸部52Aは、鉛直方向の上側及び下側から視て略T字状であり、バー部53A及びプレート部55Aを備える。プレート部55Aによって、嵌合凸部52Aの突出端が形成される。また、本実施形態では、嵌合凸部52Aは、延設面46A,47Aが向く方向について挿入凸部51A1,51A2の間に、位置する。
また、メインウエイト11の側面23Aには、幅方向の内側に向かって凹む挿入凹部56A1,56A2が設けられるとともに、幅方向の内側に向かって凹む嵌合凹部57Aが設けられる。嵌合凹部57Aは、嵌合凸部52Aが嵌合可能な形状に形成される。また、側面23Aには、ワイヤーロープ等を引掛けることが可能な吊上げ用の突起58Aが形成され、挿入凹部56A2の一部は、突起58Aから形成される。また、本実施形態では、嵌合凹部57Aは、前後方向について挿入凹部56A1,56A2の間に、位置する。
サブウエイト12Aを第1の取付け位置でメインウエイト11に取付ける際には、延設面43Aが幅方向について外側から側面23Aに対向する状態で、サブウエイト12Aが配置される。また、サブウエイト12Aが第1の取付け位置でメインウエイト11に取付けられた状態では、挿入凸部51A1が挿入凹部56A1に挿入されるとともに、挿入凸部51A2が挿入凹部56A2に挿入される。そして、嵌合凸部52Aが、嵌合凹部57Aに嵌合する(蟻組みされる)。挿入凸部51A1,51A2が挿入凹部56A1,56A2の対応する一方に挿入されることにより、挿入凹部56A1,56Aのそれぞれは、サブウエイト12Aの荷重を受ける。また、嵌合凸部52Aが嵌合凹部57Aに嵌合することにより、サブウエイト12Aは、メインウエイト11に強固に連結される。
また、サブウエイト12Bの延設面43Bにも、延設面43Aと同様に、挿入凸部51B1,51B2及び嵌合凸部52Bが、設けられ、嵌合凸部52Bは、バー部53B及びプレート部55Bを備える。また、メインウエイト11の側面23Bにも、側面23Aと同様に、挿入凹部56B1,56B2、嵌合凹部57B及び突起58Bが、設けられる。サブウエイト12Bを第1の取付け位置でメインウエイト11に取付ける際には、延設面43Bが幅方向について外側から側面23Bに対向する状態で、サブウエイト12Bが配置される。そして、サブウエイト12Aのメインウエイト11への取付けと同様に、挿入凸部51B1,51B2が挿入凹部56B1,56B2の対応する一方に挿入され、かつ、嵌合凸部52Bが嵌合凹部57Bに嵌合した状態で、第1の取付け位置においてサブウエイト12Bがメインウエイト11に取付けられる。
溝31の溝底面32には、複数の曲面61A1〜61A3が設けられ、本実施形態では、3つの曲面(第1の曲面)61A1〜61A3が設けられる。曲面61A1〜61A3は、溝底面32において幅方向について外側の端部に配置され、本実施形態では、溝底面32において溝側面33Aが位置する側の端部に配置される。また、曲面61A1〜61A3は、幅方向について溝側面33Aと隣接する。曲面61A1〜61A3は、前後方向について互いに対して離れて配置される。また、溝31の溝底面32には、複数の曲面61B1〜61B3が設けられ、本実施形態では、3つの曲面(第1の曲面)61B1〜61B3が設けられる。曲面61B1〜61B3は、溝底面32において幅方向について外側の端部に配置され、本実施形態では、溝底面32において溝側面33Bが位置する側の端部に配置される。また、曲面61B1〜61B3は、幅方向について溝側面33Bと隣接する。曲面61B1〜61B3は、前後方向について互いに対して離れて配置される。
曲面(第1の曲面)61A1〜61A3,61B1〜61B3のそれぞれは、前方側及び後方側から視て円弧状になる。そして、曲面61A1〜61A3,61B1〜61B3のそれぞれの円弧の中心は、曲面(第1の曲面)61A1〜61A3,61B1〜61B3に対して、鉛直方向の上側で、かつ、幅方向の内側に位置する。曲面(第1の曲面)61A1〜61A3,61B1〜61B3のそれぞれは、例えば、凹面取りによって形成される。
また、溝底面32では、幅方向について曲面61A1〜61A3と曲面61B1〜曲面61B3との間に、延設面62が設けられる。延設面62は、例えば、平面状に形成され、溝底面32において幅方向について中央部に前後方向に沿って延設される。また、溝底面32において溝側面33Aが位置する側の端部には、少なくとも1つの延設面63A1,63A2が設けられ、本実施形態では、例えば、平面状の2つの延設面63A1,63A2が設けられる。延設面63A1は、前後方向について曲面61A1,61A2の間で挟まれ、延設面63A2は、前後方向について曲面61A2,61A3の間で挟まれる。このため、溝底面32において溝側面33Aが位置する側の端部では、曲面61A1〜61A3及び延設面63A1,63A2が前後方向について交互に配置される。
また、溝底面32において溝側面33Bが位置する側の端部には、延設面63A1,63A2と同様の態様で、延設面63B1,63B2が設けられる。そして、溝底面32において溝側面33Bが位置する側の端部では、曲面61B1〜61B3及び延設面63B1,63B2が前後方向について交互に配置される。
また、溝底面32には、鉛直方向の上側へ突出する(本実施形態では6つ)の支持突起65A1〜65A3,65B1〜65B3が設けられる。本実施形態では、支持突起65A1は、延設面63A1に配置され、支持突起65A2は、延設面63A2に配置される。そして、支持突起65B1は、延設面63B1に配置され、支持突起65B2は、延設面63B2に配置される。また、支持突起65A3,65B3は、延設面62に配置され、本実施形態では、幅方向について曲面61A2,61B2の間に配置される。そして、延設面62では、支持突起65A3は、曲面61A2に近い側の部位に位置し、支持突起65B3は、曲面61B2に近い側の部位に位置する。
また、溝側面33Aには、曲面61A2に対して幅方向の外側に隣接する延設面66Aが設けられる。延設面66Aは、鉛直方向の上側を向く。そして、延設面66Aには、鉛直方向の上側へ突出する係合凸部67Aが、設けられる。同様に、溝側面33Bには、曲面61B2に対して幅方向の外側に隣接する延設面66Bが設けられ、延設面66Bには、鉛直方向の上側へ突出する係合凸部67Bが設けられる。
サブウエイト12Aの底面42Aには、複数の曲面(第2の曲面)71A1〜71A3が設けられ、本実施形態では、3つの曲面71A1〜71A3が設けられる。曲面71A1〜71A3は、底面42Aにおいて延設面43Aが位置する側の端部に形成される。また、曲面71A1〜71A3は、延設面46A,47Aが向く方向について互いに対して離れて配置される。また、曲面71A1〜71A3のそれぞれは、延設面46A,47Aが向く方向について両側から視て、円弧状になる。曲面(第2の曲面)71A1〜71A3のそれぞれは、例えば、凸面取りによって形成される。
また、底面42Aでは、延設面45Aが位置する側の端部に、平面72Aが設けられる。平面72Aは、延設面46A,47Aが向く方向に沿って延設され、本実施形態では、延設面46Aから延設面47Aまで延設される。また、底面42Aにおいて延設面43Aが位置する側の端部には、少なくとも1つの脚73A1,73A2が設けられ、本実施形態では、例えば、2つの脚73A1,73A2が設けられる。脚73A1,73A2のそれぞれは、矩形状(略長方形状)の平面75A1,75A2の対応する1つを形成する。また、脚73A1,73A2のそれぞれは、曲面71A1〜71A3に対して鉛直方向の下側へ突出する。脚73A1は、延設面46A,47Aが向く方向について曲面71A1,71A2の間で挟まれ、脚73A2は、延設面46A,47Aが向く方向について曲面71A2,71A3の間で挟まれる。このため、底面42Aにおいて延設面43Aが位置する側の端部では、曲面71A1〜71A3及び脚73A1,73A2が、延設面46A,47Aが向く方向について交互に配置される。
サブウエイト12Aを第2の取付け位置でメインウエイト11に取付ける際には、延設面43Aが幅方向について内側から溝側面33Aに対向する状態で、サブウエイト12Aが溝31に配置される。また、サブウエイト12Aが第2の取付け位置でメインウエイト11に取付けられた状態では、サブウエイト12Aの嵌合凸部52Aが、溝側面33Aの係合凸部67Aと嵌合する。嵌合凸部52Aが係合凸部67Aと嵌合した状態では、係合凸部67Aは、嵌合凸部52Aのプレート部55Aと延設面43Aとの間で挟まれる。嵌合凸部52Aが係合凸部67Aと嵌合することにより、溝31においてサブウエイト12Aが第2の取付け位置に位置決めされる。
また、サブウエイト12Aが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、サブウエイト12Aの曲面(第2の曲面)71A1〜71A3のそれぞれは、溝31の曲面(第1の曲面)61A1〜61A3の対応する1つに対向し、溝31の曲面(第1の曲面)61A1〜61A3の対応する1つに沿って延設される。この際、例えば、曲面71A1は、曲面61A1に対向し、曲面61A1に沿って延設される。また、サブウエイト12Aが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、脚73A1,73A2のそれぞれは、カウンタウエイト10の前後方向について、曲面61A1〜61A3の対応する2つの間で挟まれる。すなわち、平面75A1,75A2のそれぞれは、延設面63A1,63A2の対応する1つと対向する。また、サブウエイト12Aが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、平面72Aは、延設面62と対向する。
そして、サブウエイト12Aが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、サブウエイト12Aの平面75A1は、延設面63A1の支持突起65A1によって支持され、平面75A2は、延設面63A2の支持突起65A2によって支持される。そして、サブウエイト12Aの平面72Aが、延設面62の支持突起65A3によって支持される。支持突起65A1〜65A3によってサブウエイト12Aの底面42Aが前述のように支持されることにより、曲面71A1〜71A3のそれぞれは、対向する曲面(61A1〜61A3の対応する1つ)との間に隙間を有し、対向する曲面(61A1〜61A3の対応する1つ)との干渉が防止される。
サブウエイト12Bの底面42Bには、サブウエイト12Aの底面42Aと同様に、複数の曲面(第2の曲面)71B1〜71B3、平面72B、及び、少なくとも1つの脚73B1,73B2が設けられ、脚73B1,73B2のそれぞれは、矩形状(略長方形状)の平面75B1,75B2の対応する1つを形成する。そして、底面42Bにおいて延設面43Bが位置する側の端部では、曲面71B1〜71B3及び脚73B1,73B2が、延設面46B,47Bが向く方向について交互に配置される。
サブウエイト12Bを第2の取付け位置でメインウエイト11に取付ける際には、延設面43Bが幅方向について内側から溝側面33Bに対向する状態で、サブウエイト12Bが溝31に配置される。そして、サブウエイト12Aのメインウエイト11への取付けと同様に、サブウエイト12Bの嵌合凸部52Bが溝側面33Bの係合凸部67Bと嵌合することにより、溝31においてサブウエイト12Bが第2の取付け位置に位置決めされる。サブウエイト12Bが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、サブウエイト12Bの曲面(第2の曲面)71B1〜71B3のそれぞれは、溝31の曲面(第1の曲面)61B1〜61B3の対応する1つに対向し、溝31の曲面61B1〜61B3の対応する1つに沿って延設される。そして、サブウエイト12Bが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、脚73B1,73B2のそれぞれは、カウンタウエイト10の前後方向について、曲面61B1〜61B3の対応する2つの間で挟まれる。
また、サブウエイト12Bが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、サブウエイト12Bの平面75B1は、延設面63B1の支持突起65B1によって支持され、平面75B2は、延設面63B2の支持突起65B2によって支持される。そして、サブウエイト12Bの平面72Bが、延設面62の支持突起65B3によって支持される。このため、曲面71B1〜71B3のそれぞれは、対向する曲面(61B1〜61B3の対応する1つ)との干渉が防止される。
次に、本実施形態のカウンタウエイト10及び移動式クレーン1の作用及び効果について、説明する。本実施形態では、移動式クレーン1を作業現場において移動させる際には、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bは、旋回体3からは取外されるが、クレーン1は、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが走行体2上に設置された状態で、作業地点の間を移動する。このため、カウンタウエイト10をクレーン1とは別体で輸送する必要はなく、作業における手間が低減される。
また、作業地点までクレーン1が移動した後、旋回体3の前方側が走行体2の後方側と一致又は略一致する状態に旋回体3を旋回させ、かつ、アクチュエータ8を作動することにより、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが、走行体2上から持上げられる。そして、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが走行体2上から持上げられた状態で、旋回体3にメインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが装着される。したがって、走行体2上にメインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが設置された状態で作業現場をクレーンが移動した後、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bを容易に旋回体3に装着することができる。
また、メインウエイト11に第1の取付け位置でサブウエイト12A,12Bが取付けられた連結体が走行体2上に設置される場合、サブウエイト12A,12Bが溝に配置されないため、ブーム7を、メインウエイト11の溝31に挿入可能になる。ブーム7が溝31に挿入される場合、ブーム7が溝31に挿入されない場合に比べて、クレーンの車高が低い。このため、ブーム7が溝31に挿入された状態で作業現場をクレーン1が移動することにより、通過可能な車高が制限される箇所でも、クレーン1は容易に通過可能となる。
また、メインウエイト11に第2の取付け位置でサブウエイト12A,12Bが取付けられる場合、メインウエイト11に第1の取付け位置でサブウエイト12A,12Bが取付けられる場合に比べて、カウンタウエイト10の幅方向についての寸法が小さい。そして、メインウエイト11に第2の取付け位置でサブウエイト12A,12Bが取付けられた連結体の幅方向についての寸法は、走行体2の幅方向についての寸法以下である。このため、メインウエイト11に第2の取付け位置でサブウエイト12A,12Bが取付けられた連結体が走行体2上に設置されても、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが走行体2上に設置されていない状態から、クレーン1の車幅は変化しない。すなわち、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bによって、車幅が増加しない。このため、メインウエイト11に第2の取付け位置でサブウエイト12A,12Bが取付けられた連結体が走行体2上に設置された状態で作業現場をクレーン1が移動することにより、通過可能な車幅が制限される箇所でも、クレーン1は容易に通過可能となる。
前述のように、本実施形態では、作業現場の状況等に対応させてサブウエイト12A,12Bのメインウエイト11への取付け位置を変化させることにより、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが走行体2上に設置される状態でも、作業現場において様々な条件の箇所をクレーン1が移動可能になる。
また、メインウエイト11に第2の取付け位置でサブウエイト12A,12Bが取付けられる場合、前述のように、カウンタウエイト10の幅方向についての寸法が、小さい。このため、メインウエイト11に第2の取付け位置でサブウエイト12A,12Bが取付けられた連結体が旋回体3に装着されても、メインウエイト11及びサブウエイト12A,12Bが旋回体3に装着されていない状態から、旋回体3の旋回半径及び旋回範囲等がほとんど変化しない。すなわち、旋回体3の旋回範囲等をほとんど変化させることなく、旋回体3に装着されるカウンタウエイト10の重量を増加させることが可能になる。
また、本実施形態では、メインウエイト11の溝側面33Aの係合凸部67Aをサブウエイト12Aの嵌合凸部52Aと嵌合することにより、溝31においてサブウエイト12Aが第2の取付け位置に容易に位置決めされる。同様に、メインウエイト11の溝側面33Bの係合凸部67Bをサブウエイト12Bの嵌合凸部52Bと嵌合することにより、溝31においてサブウエイト12Bが第2の取付け位置に容易に位置決めされる。
また、前述のように、サブウエイト12Aが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、サブウエイト12Aの曲面(第2の曲面)71A1〜71A3のそれぞれは、溝31の曲面(第1の曲面)61A1〜61A3の対応する1つに対向し、溝31の曲面61A1〜61A3の対応する1つに沿って延設される。そして、サブウエイト12Aが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、脚73A1,73A2のそれぞれは、カウンタウエイト10の前後方向について、曲面61A1〜61A3の対応する2つの間で挟まれる。したがって、サブウエイト12Aが第2の取付け位置でメインウエイト11に取付けられた状態では、溝31においてサブウエイト12Aが安定して保持される。
同様に、サブウエイト12Bが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、サブウエイト12Bの曲面(第2の曲面)71B1〜71B3のそれぞれは、溝31の曲面(第1の曲面)61B1〜61B3の対応する1つに対向し、溝31の曲面61B1〜61B3の対応する1つに沿って延設される。そして、サブウエイト12Bが第2の取付け位置に位置決めされた状態では、脚73B1,73B2のそれぞれは、カウンタウエイト10の前後方向について、曲面61B1〜61B3の対応する2つの間で挟まれる。したがって、サブウエイト12Bが第2の取付け位置でメインウエイト11に取付けられた状態でも、溝31においてサブウエイト12Bが安定して保持される。
また、サブウエイト12Aが第2の取付け位置でメインウエイト11に取付けられた状態では、支持突起65A1〜65A3によってサブウエイト12Aの底面42Aが前述のように支持されるため、曲面71A1〜71A3のそれぞれは、対向する曲面(61A1〜61A3の対応する1つ)との干渉が防止される。これにより、溝31においてサブウエイト12Aの転倒が防止され、サブウエイト12Aがさらに安定して保持される。同様に、サブウエイト12Bが第2の取付け位置でメインウエイト11に取付けられた状態では、支持突起65B1〜65B3によってサブウエイト12Bの底面42Bが前述のように支持されるため、曲面71B1〜71B3のそれぞれは、対向する曲面(61B1〜61B3の対応する1つ)との干渉が防止される。これにより、溝31においてサブウエイト12Bの転倒が防止され、サブウエイト12Bがさらに安定して保持される。
前述した実施形態等では、移動式クレーン(1)のカウンタウエイト(10)は、鉛直方向(V1,V2)について下側(V2)に向かって凹む溝(31)が形成されるメインウエイト(11)を備え、メインウエイト(11)では、幅方向(W1,W2)について中央部に、前記溝(31)が前後方向(X1,X2)に沿って延設される。カウンタウエイト(10)は、サブウエイト(12A,12B)を備え、サブウエイト(12A;12B)は、メインウエイト(11)に対して幅方向(W1,W2)について外側に配置される第1の取付け位置でメインウエイト(11)に取付け可能であるとともに、メインウエイト(11)の溝(31)に挿入される第2の取付け位置でメインウエイト(11)に取付け可能である。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。
1…移動式クレーン、2…走行体、3…旋回体、10…カウンタウエイト、11…メインウエイト、12A,12B…サブウエイト、31…溝。

Claims (3)

  1. 鉛直方向について下側に向かって凹む溝が形成され、幅方向について中央部に前記溝が前後方向に沿って延設されるメインウエイトと、
    前記メインウエイトに対して前記幅方向について外側に配置される第1の取付け位置で前記メインウエイトに取付け可能であるとともに、前記メインウエイトの前記溝に挿入される第2の取付け位置で前記メインウエイトに取付け可能なサブウエイトと、
    を具備する、移動式クレーンのカウンタウエイト。
  2. 前記メインウエイトの前記溝の底面は、前記幅方向について前記外側の端部に複数の第1の曲面を備え、
    前記第1の曲面のそれぞれは、前方側及び後方側から視て円弧状になるとともに、前記第1の曲面は、前記前後方向について互いに対して離れて配置され、
    前記サブウエイトの底面は、複数の第2の曲面と、矩形状の平面を形成する少なくとも1つの脚と、を備えるとともに、前記第2の曲面及び前記脚は、前記サブウエイトの前記底面において交互に配置され、
    前記サブウエイトが前記第2の取付け位置で前記メインウエイトに取付けられた状態では、前記第2の曲面のそれぞれは、前記第1の曲面の対応する1つに対向するとともに、前記第1の曲面の前記対応する1つに沿って延設され、
    前記サブウエイトが前記第2の取付け位置で前記メインウエイトに取付けられた状態では、前記脚は、前記前後方向について前記第1の曲面の対応する2つの間で挟まれる、
    請求項1のカウンタウエイト。
  3. 前記サブウエイトは、挿入凸部と、嵌合凸部と、を備え、
    前記メインウエイトは、前記サブウエイトが前記第1の取付け位置で前記メインウエイトに取付けられた状態において前記挿入凸部が挿入される挿入凹部と、前記サブウエイトが前記第1の取付け位置で前記メインウエイトに取付けられた状態において前記嵌合凸部と嵌合する嵌合凹部と、を備える、
    請求項1のカウンタウエイト。
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