JP2018202532A - 製函機の紙粉紙片除去装置、及び製函機 - Google Patents

製函機の紙粉紙片除去装置、及び製函機 Download PDF

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Abstract

【課題】段ボールシートの安定した搬送と、溝切り加工による紙粉及び紙片の除去の両方を適切に確保する。【解決手段】紙粉紙片除去装置810は、製函機1のスロッタ装置6の溝切り加工により生じた段ボールシートの紙粉及び紙片を除去する。紙粉紙片除去装置810は、段ボールシートのシート幅方向に沿って延び、駆動力が伝達されて回転する送り軸800と、送り軸800上に取り付けられて回転し、段ボールシートに接触して搬送力を付与する送り用ロール820、840と、送り軸800上に取り付けられて回転し、段ボールシートの溝切り加工部分に接触して当該部分の紙粉及び紙片を除去するブラシ付ロール830と、を有し、送り用ロール820、840及びブラシ付ロール830の各々は送り軸800上に複数設けられ、複数のブラシ付ロール830の各々には送り用ロール820、840が隣接配置されている。【選択図】図7

Description

本発明は、製函機の紙粉紙片除去装置及び製函機に係わり、特に、製函機のスロッタ装置による溝切り加工によって生じた段ボールシートの紙粉及び紙片を除去するための製函機の紙粉紙片除去装置に関する。
従来から、段ボールシートを1枚ずつ送り出す給紙装置と、給紙装置によって送り出された段ボールシートに印刷を施す印刷装置と、印刷装置によって印刷が施された段ボールシートに溝切り加工(スロット溝加工)を行うスロッタ装置などを備える製函機が知られている。
スロッタ装置は、回転軸に連結されて回転する回転シリンダとしてのスロッタに設けられたスロッタ刃によって、搬送される段ボールシートの下流端部(上フラップ部分に相当する)及び上流端部(下フラップ部分に相当する)の2箇所に対して溝切り加工を行う装置である。このスロッタ装置において溝切り加工が行われたときに、紙粉や細長い紙片(ヒゲ)が発生し、これらが段ボールシートの溝部分に付着したまま搬送される場合がある。紙粉や紙片が付着した状態の製品が出荷されると、外観や衛生面において問題となるため、段ボールシートから紙粉や紙片を確実に除去する必要がある。
このような紙粉や紙片の除去を図った技術が、例えば特許文献1及び2に開示されている。特に、特許文献1には、スロット加工機の下流側のシート送り用コロ軸に回転ブラシを設け、この回転ブラシを段ボールシートの溝切り加工部分に接触させて溝に付着した紙粉を除去する技術が開示されている。
特開2004−98226号公報 特開2006−102844号公報
ここで、一般的な製函機は、段ボールシートを搬送するための送り用ロールを、搬送ラインを挟んで上下に配置すると共にシート幅方向に複数組配置して、段ボールシートの各部をグリップして段ボールシートを搬送している。よって、送り用ロールは、段ボールシートを搬送するのに十分な搬送力を付与するものである。また、段ボールシートが製函機の各装置間を搬送されるときに、送り用ロールが段ボールシートを支持することによって、各装置間において段ボールシートを円滑に受け渡すようにしている。
しかしながら、上記の特許文献1に記載された技術では、ブラシ付ロール(回転ブラシ)が設けられた回転軸(シート送り用コロ軸)には送り用ロール(送り用コロ)が両端付近にしか設けられていないので、段ボールシートに付与される搬送力が不足する。特に、特許文献1に記載された技術では、複数のブラシ付ロールを設けているので、これら複数のブラシ付ロールが段ボールシートに対して抵抗を付与することで、搬送力がより一層不足する。その結果、段ボールシートの搬送が遅れたり、段ボールシートが斜めにずれて搬送されたりして、段ボールシートの搬送が不安定になる。特に、製函機による高速生産時や段ボールシートの搬送方向寸法が小さい場合には、段ボールシートの搬送がより一層不安定になる。
従って、本発明は、段ボールシートの安定した搬送と、溝切り加工による紙粉及び紙片の除去の両方を適切に確保することができる製函機の紙粉紙片除去装置及び製函機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、製函機のスロッタ装置による溝切り加工によって生じた段ボールシートの紙粉及び紙片を除去するための製函機の紙粉紙片除去装置であって、製函機による段ボールシートの搬送方向に直交するシート幅方向に沿って延び、駆動力が伝達されて回転する回転軸と、回転軸上に取り付けられて当該回転軸と共に回転し、段ボールシートに接触して搬送力を付与する送り用ロールと、回転軸上に取り付けられて当該回転軸と共に回転し、スロッタ装置による段ボールシートの溝切り加工部分に接触して当該部分の紙粉及び紙片を除去するブラシ付ロールと、を有し、送り用ロール及びブラシ付ロールの各々は、回転軸上に複数設けられ、複数のブラシ付ロールの各々には、送り用ロールが隣接配置されている、ことを特徴とする。
このように構成された本発明によれば、複数のブラシ付ロールの各々に送り用ロールが隣接配置されているので、段ボールシートの安定した搬送と、溝切り加工による紙粉及び紙片の除去の両方を適切に確保することができる。具体的には、複数のブラシ付ロールのそれぞれに隣接する送り用ロールによって、複数のブラシが段ボールシートに与える抵抗による搬送力の低下を適切に抑制して、段ボールシートを安定して搬送することができる。
本発明において、好ましくは、送り用ロールは、一対のロールを備え、複数のブラシ付ロールの各々は、この一対のロールの間に挟み込まれている。
このように構成された本発明によれば、ブラシ付ロールの両側に送り用ロールを設けるので、ブラシが段ボールシートに与える抵抗による搬送力の低下を効果的に抑制して、段ボールシートの安定した搬送を効果的に確保することができる。
本発明において、好ましくは、送り用ロール及びブラシ付ロールの各々は、円筒部材を軸線方向に沿って2分割した一対の半割部材により形成されている。
このように構成された本発明によれば、回転軸に対する送り用ロール及びブラシ付ロールの取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。具体的には、送り用ロール及びブラシ付ロールを回転軸に取り付けたり、回転軸から取り外したりするときに、回転軸自体を取り外す必要がない。
本発明において、好ましくは、ブラシ付ロールと送り用ロールとは切り離し可能に連結される。
このように構成された本発明によれば、送り用ロール及びブラシ付ロールを別個に容易に交換することができる。特に、ブラシ付ロールが摩耗したときに、ブラシ付ロールのみを新品に交換することができる。また、送り用ロール及びブラシ付ロールを一緒に交換する必要がないので、低コスト化を図れる。
本発明において、好ましくは、ブラシ付ロールは、ブラシと、このブラシが外周上に植設された円筒状のベース部材とを備え、ベース部材の外径は、送り用ロールの外径よりも短く、ブラシの先端により規定されるブラシ付ロールの外径は、送り用ロールの外径よりも長い。
このように構成された本発明によれば、ブラシ付ロールのベース部材の外径が送り用ロールの外径よりも短いので、ブラシの根元が段ボールシートに引っ掛かって搬送が妨げられることを抑制できる。また、ブラシ付ロールの外径(ブラシの先端部分の外径)が送り用ロールの外径よりも長いので、ブラシの先端が溝切り加工部分の内部まで入り込んで紙粉及び紙片を効果的に除去することができる。
本発明において、好ましくは、送り用ロールの外周速度は、段ボールシートの搬送速度とほぼ同速であり、ブラシの先端により規定されるブラシ付ロールの外周速度は、段ボールシートの搬送速度よりも速い。
このように構成された本発明によれば、ブラシの先端部分が搬送される段ボールシートよりも相対的に速く移動するので、紙粉及び紙片をより効果的に除去することができる。
本発明において、好ましくは、送り用ロール及びブラシ付ロールは、段ボールシートを組み立てた製品の内側に位置することとなる当該段ボールシートの面に接触するよう配設されている。
このように構成された本発明によれば、たとえ段ボールシートの面がブラシとの接触で擦れたとしても、この擦れた面が組み立てた製品(箱)において内側に位置することとなるので、製品の外観に及ぼす影響を抑制することができる。典型的には、送り用ロール及びブラシ付ロールは、段ボールシートの印刷面と反対側の面(非印刷面)に接触するよう配設される。
本発明において、好ましくは、スロッタ装置は、溝切り加工を行うスロッタ刃と、このスロッタ刃が固定され且つ回転軸に連結されて回転するスロッタと、このスロッタを回転可能に支持するフレームと、これらスロッタ刃、スロッタ及びフレームを一体的にシート幅方向に移動させる幅方向移動機構と、を備え、送り用ロール及びブラシ付ロールは、スロッタ装置のフレームに連結されて、幅方向移動機構によってスロッタ刃及びスロッタと一緒にシート幅方向に移動される。
このように構成された本発明によれば、スロッタ刃及びスロッタ(回転シリンダ)と送り用ロール及びブラシ付ロールとの相対位置を一定に保って、これらをシート幅方向に移動させることができる。よって、シート寸法などの変更に応じてスロッタ刃及びスロッタをシート幅方向に移動させたときにも、ブラシを段ボールシートの溝切り加工部分に確実に接触させることができる。また、スロッタ刃及びスロッタ用の幅方向移動機構とは別に、送り用ロール及びブラシ付ロール用の幅方向移動機構を別途設けないので、製函機を簡易且つ低コストにて構成することができる。
本発明において、好ましくは、段ボールシートの搬送方向においてスロッタ装置の直下流に設けられる。
このように構成された本発明によれば、段ボールシートの上流側及び下流側の両方の溝切り加工部分における紙粉及び紙片を、紙粉紙片除去装置を搬送方向に沿って複数設けることなく、1つの紙粉紙片除去装置のブラシ付ロールによって効率的に除去することができる。
別の観点では、本発明において、製函機は上記した紙粉紙片除去装置を有する。
本発明による製函機の紙粉紙片除去装置及び製函機によれば、段ボールシートの安定した搬送と、溝切り加工による紙粉及び紙片の除去の両方を適切に確保することができる。
本発明の実施形態による製函機の全体構成を示す正面図である。 本発明の実施形態によるスロッタ装置の内部を右側から見た部分断面正面図である。 本発明の実施形態によるスロッタ装置の内部を前側から見た部分断面側面図である。 本発明の実施形態において溝切り加工が施された段ボールシートを示す平面図である。 本発明の実施形態によるシート送り用ローラの正面図である。 本発明の実施形態によるシート送り用装置の断面図である。 本発明の実施形態による紙粉紙片除去装置の側面図である。 図8(a)は、本発明の実施形態による第1送り用ロールの側面図であり、図8(b)は、図8(a)中のVIII−VIII線に沿って見た断面図である。 本発明の実施形態において、送り軸に固定した状態にある第1送り用ロールの断面図である。 図10(a)は、本発明の実施形態によるブラシ付ロールの正面図であり、図10(b)は、図10(a)中のX−X線に沿って見た断面図である。 図11(a)は、本発明の実施形態による第2送り用ロールの正面図であり、図11(b)は、図11(a)中のXI−XI線に沿って見た断面図である。 本発明の実施形態の変形例による紙粉紙片除去装置の側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による製函機の紙粉紙片除去装置について説明する。
<製函機の構成>
まず、図1を参照して、本発明の実施形態による製函機1の全体構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態による製函機1の全体的構成を示す正面図である。製函機1は、段ボールシートSSの搬送経路PL(段ボールシートSSの搬送方向は図1において右から左に向かう方向である)において上流側から順に、上下方向に積層された段ボールシートSSを1枚ずつ送り出す給紙装置2と、段ボールシートSSに対して印刷を施す印刷装置4と、段ボールシートSSに対して罫線を施すクリーザ装置5と、段ボールシートSSに対して溝切り加工(スロット溝加工)を行うスロッタ装置6と、段ボールシートSSに対して打ち抜き加工を行うダイカッタ装置7と、を有する。
給紙装置2は、テーブル20、フロントゲート21及びバックガイド22を有し、多数の段ボールシートSSがフロントゲート21とバックガイド22との間においてテーブル20上に積載される。また、給紙装置2は、多数の給紙ローラと、昇降可能なグレイトと、一対のフィードロール23A、23Bとを有する。グレイトが多数の給紙ローラより下降したときに、多数の給紙ローラが、多数の段ボールシートSSのうち最も下側にある段ボールシートSSに接触することで、段ボールシートSSを1枚ずつ両フィードロール23A、23Bに送出する。フィードロール23A、23Bは、主駆動モータ8によって駆動される。
印刷装置4は、版胴と呼ばれる印刷シリンダ40と、搬送経路PLを挟んで印刷シリンダ40と対向する位置に配設されたプレスロール43と、段ボールシートSSに印刷するための印版部材と、印版部材にインキを供給するためのインキ塗布装置と、を有する。印刷シリンダ40及びプレスロール43は、主駆動モータ8によって駆動される。
クリーザ装置5は、搬送経路PLを挟んで上部罫線ロール50と下部罫線ロール51とを有する。上部及び下部罫線ロール50、51は、搬送されてくる段ボールシートSSの所望の位置に罫線を施す。また、上部及び下部罫線ロール50、51は、主駆動モータ8によって駆動される。
スロッタ装置6は、搬送経路PLに沿って、上流側に配置された第1のスロッタサブユニット61と、下流側に配置された第2のスロッタサブユニット62とを有するダブルスロッタ方式の構成である。第1及び第2のスロッタサブユニット61、62は、それぞれ、搬送経路PLを挟んで、スロッタ刃が取り付けられた上部スロッタと、スロッタ刃と嵌合可能な溝が形成される下部スロッタとを有する。これら上部及び下部スロッタは、搬送されてくる段ボールシートSSの所望の位置に溝切り加工を行う。また、上部及び下部スロッタは、主駆動モータ8によって駆動される。
ダイカッタ装置7は、搬送経路PLを挟んでダイシリンダ70とアンビルシリンダ71とを有する。段ボールシートSSを打ち抜くための打ち抜きダイ73が合板ベニヤなどの板状体に取り付けられ、この板状体がダイシリンダ70の外周面に巻装される。打ち抜きダイ73は、連続して搬送される段ボールシートSSの所望の位置に打ち抜き加工を行う。ダイシリンダ70及びアンビルシリンダ71は、主駆動モータ8によって駆動される。
<スロッタ装置の構成>
次に、図2〜図4を参照して、スロッタ装置6の構成について具体的に説明する。図2は、本発明の実施形態によるスロッタ装置の内部を右側から見た部分断面正面図であり、図3は、本発明の実施形態によるスロッタ装置の内部を前側から見た部分断面側面図であり、図4は、本発明の実施形態において溝切り加工が施された段ボールシートを示す平面図である。
図2に示すように、スロッタ装置6は、前方装置フレーム700と後方装置フレーム701とを備えている。一対の上部支持バー710、711が、両装置フレーム700、701の上方端部の間に架設されると共に、一対の下部支持バー720、721が、両装置フレーム700、701の下方端部の間に架設されている。図3に示すように、両上部支持バー710、711は、搬送経路PLと平行な方向に所定の間隔を置いて配置され、両下部支持バー720、721も同様に、搬送経路PLと平行な方向に所定の間隔を置いて配置されている。
1本の上部ねじ軸712が、上部支持バー710、711に近接した位置において、両装置フレーム700、701に固定されると共に、1本の下部ねじ軸722が、下部支持バー720、721に近接した位置において、両装置フレーム700、701に固定されている。また、2本の上部スロッタ駆動軸713、714および2本の下部スロッタ駆動軸723、724が、搬送経路PLを挟んで配置され、両装置フレーム700、701に回転可能に取り付けられている。スロッタ駆動軸713、714、723、724は、スプライン軸から構成され、公知の動力伝達機構を介して主駆動モータ8に連結されている。
スロッタ装置6は、図2に示すように、5組のスロッタユニット6A〜6Eを備えている。各スロッタユニットは、搬送方向に延びる溝を段ボールシートSSに形成すると共に、その溝切り加工中において段ボールシートSSの側端部を押圧する機能を有する。図4は、段ボールシートSSに対して溝切り加工が行われた後に、矢印方向に搬送される段ボールシートSSを上方から見た図面である。スロッタユニット6Aは、図4に示す段ボールシートSSの前方側に位置する側端部FSを押圧すると共に、その側端部FSに継ぎしろCMを形成する。スロッタユニット6B〜6Dは、段ボールシートSSの対向する両端部に3つの溝S1〜S3を形成する。スロッタユニット6Eは、溝切り動作の間に段ボールシートSSの後方側に位置する側端部BSを押圧する。各スロッタユニットは、図1に示す第1および第2のスロッタサブユニット61、62を搬送方向に沿って備えている。
次に、スロッタユニット6A〜6Eの構成について具体的に説明する。ここでは、5組のスロッタユニット6A〜6Eの基本的な構成がほぼ同じであるので、スロッタユニット6Cを例にして、その詳細な構成について図3を参照して説明する。なお、図2において、図3に示すスロッタユニット6C以外の他のスロッタユニットの構成について、スロッタユニット6Cと同じ構成部分は、同じ番号に各スロッタユニットに対応するアルファベット文字を付して示されている。スロッタユニット6Cは、搬送経路PLを挟んで上部可動フレーム730および下部可動フレーム750を有している。上部ねじ軸712および上部スロッタ駆動軸713、714は、上部可動フレーム730を貫通して延びており、下部ねじ軸722および下部スロッタ駆動軸723、724は、下部可動フレーム750を貫通して延びている。
一対の上部ガイドレール731、732が、上部支持バー710、711の下端に固定されている。一対の上部摺動体733、734が、上部ガイドレール731、732に嵌合して各ガイドレールに摺動可能に取り付けられている。上部摺動体733、734は、上部可動フレーム730の上端部に固定されている。上部可動フレーム730は、上部摺動体733、734の摺動に伴い搬送経路PLを横切るシート幅方向、すなわち前後方向に移動可能に構成される。
一対の下部ガイドレール751、752が、下部支持バー720、721の上端に固定されている。一対の下部摺動体753、754が、下部ガイドレール751、752に嵌合して各ガイドレールに摺動可能に取り付けられている。下部摺動体753、754は、下部可動フレーム750の下端部に固定されている。下部可動フレーム750は、下部摺動体753、754の摺動に伴い搬送経路PLを横切るシート幅方向、すなわち前後方向に移動可能に構成される。
第1のスロッタサブユニット61における上部第1スロッタ610および下部第1スロッタ611は、上部スロッタ駆動軸713および下部スロッタ駆動軸723にそれぞれ嵌合して各スロッタ駆動軸と共に回転することができる。また、第2のスロッタサブユニット62における上部第2スロッタ620および下部第2スロッタ621は、上部スロッタ駆動軸714および下部スロッタ駆動軸724にそれぞれ嵌合して各スロッタ駆動軸と共に回転することができる。上部第1および第2スロッタ610、620は、上部可動フレーム730により回転可能に支持され、下部第1および第2スロッタ611、621は、下部可動フレーム750により回転可能に支持されている。上部第1および第2スロッタ610、620はスロッタ刃610a、620aをそれぞれ有し、下部第1および第2スロッタ611、621はスロッタ受刃611a、621aをそれぞれ有している。第1スロッタサブユニット61を主に示す図2において、スロッタユニット6B、6Dは、スロッタユニット6Cと同様に、スロッタ刃610aB、610aDおよびスロッタ受刃611aB、611aDをそれぞれ有しているが、スロッタユニット6Aは、スロッタ刃610aAおよびスロッタ受刃611aAと並んで上部押圧体610bAおよび下部押圧体611bAを有し、スロッタユニット6Eは、上部押圧体610bEおよび下部押圧体611bEのみを有している。上部スロッタと下部スロッタとが対向する位置状態においてスロッタ刃がスロッタ受刃に嵌入するときに、図4に示す継ぎしろCMと搬送方向(左右方向)に延びる溝S1〜S3とが形成される。
上部シート送り用ローラ735、736のそれぞれが、上部第2スロッタ620の右側および左側に配置され、上部可動フレーム730に回転可能に取り付けられている。また、下部シート送り用ローラ755、756のそれぞれが、下部第2スロッタ621の右側および左側に配置され、下部可動フレーム750に回転可能に取り付けられている。この4つのローラ735、736、755、756は、公知の動力伝達機構を介して主駆動モータ8に連結され、段ボールシートSSを搬送経路に沿って右側から左側へ搬送する。
上部ナット部材737および下部ナット部材757は、外周面に歯形の溝が形成され、内周面にねじ溝が形成されている。両ナット部材737、757の内周面は、上部ねじ軸712および下部ねじ軸722にそれぞれ螺合している。また、両ナット部材737、757は、上部可動フレーム730および下部可動フレーム750に回転可能にそれぞれ取り付けられている。
上部駆動モータ738が、上部可動フレーム730をシート幅方向(前後方向)に移動させるために、モータホルダ739を介して上部可動フレーム730に固定されている。また、下部駆動モータ758が、下部可動フレーム750をシート幅方向に移動させるために、モータホルダ759を介して下部可動フレーム750に固定されている。上部駆動モータ738は、回転軸が上下方向に延びる状態でモータホルダ739に取り付けられ、そのモータ738の回転力は、回転軸と直交する前後方向に延びる上部出力軸に公知のかさ歯車機構を介して伝達されるように構成されている。図3に示す出力プーリ740が、上部出力軸に固定されている。同様に、下部駆動モータ758も、回転軸が上下方向に延びる状態でモータホルダ759に取り付けられ、そのモータ758の回転力は、回転軸と直交する前後方向に延びる下部出力軸に公知のかさ歯車機構を介して伝達されるように構成されている。図3に示す出力プーリ760が、下部出力軸に固定されている。なお、駆動モータの回転軸と直交する出力軸に動力伝達方向を変換する機構として、上記かさ歯車機構以外にも種々の機構が用いられる。
上部検出器741および下部検出器761が、両駆動モータ738、758の回転軸に連結され、各駆動モータの回転に伴い回転パルスを発生するように構成されている。両駆動モータ738、758は、両検出器741、761からの回転パルスに応じて回転量および回転方向が制御される公知のサーボモータから構成される。
上部伝達ベルト742が、上部出力プーリ740と上部ナット部材737との間に、公知のテンションプーリを介して張設されている。同様に、下部伝達ベルト762が、下部出力プーリ760と下部ナット部材757との間に、公知のテンションプーリを介して張設されている。両伝達ベルト742、762は、両面に歯形溝が形成された両歯ベルトから構成されている。
上記のような構成により、上部駆動モータ738の駆動力が出力プーリ740及び上部伝達ベルト742を介して上部ナット部材737に伝達されて、当該上部ナット部材737が回転することにより、上部可動フレーム730が上部ねじ軸712上に沿って移動する、つまりシート幅方向に移動する。同様に、下部駆動モータ758の駆動力が出力プーリ760及び下部伝達ベルト762を介して下部ナット部材757に伝達されて、当該下部ナット部材757が回転することにより、下部可動フレーム750が下部ねじ軸722上に沿って移動する、つまりシート幅方向に移動する。
このような上部及び下部駆動モータ738、758、出力プーリ740、760、上部及び下部伝達ベルト742、762、及び、上部及び下部ナット部材737、757は、本発明における「幅方向移動機構」の一例に相当する。
なお、上部伝達ベルト742を介してナット部材737、757にモータ738、758の駆動力を伝達することに限定はされず、モータ738、758の駆動力をナット部材737、757に直接伝達してもよい。その場合、モータ738、758の出力軸とナット部材737、757にギヤを装着し、互いのギヤを噛み合うようにすればよい。
図3において、一対の上部摺動体733、734は、上部可動フレーム730が一対の上部支持バー710、711により支持される支持部分を構成している。上部ねじ軸712は、一対の上部摺動体733、734の間の中央位置に位置するように上部可動フレーム730に対して配置されている。上部可動フレーム730は、中間領域と、その中間領域の左右両側に延びる左右の延出領域とを有している。中間領域は、一対の上部摺動体733、734の間に存在する領域である。同様に、一対の下部摺動体753、754は、下部可動フレーム750が一対の下部支持バー720、721により支持される支持部分を構成している。下部ねじ軸722は、一対の下部摺動体753、754の間の中央位置に位置するように下部可動フレーム750に対して配置されている。下部可動フレーム750も、中間領域と左右の延出領域とを有し、中間領域は、一対の下部摺動体753、754の間に存在する領域である。上部可動フレーム730の中間領域は、上方に延出する上方張出部730aを有している。下部可動フレーム750の左右の延出領域は、下部可動フレームの下端角部を切り欠いて形成されている。上部駆動モータ738のモータホルダ739は、上部可動フレーム730の上部張出部730aに固定され、下部駆動モータ758のモータホルダ759は、下部可動フレーム750の右側の延出領域の下端部に固定されている。
<シート送り用ローラの構成>
次に、図5及び図6を参照して、本発明の実施形態による下部シート送り用ローラ756(以下では単に「シート送り用ローラ756」と表記する。)について具体的に説明する。このシート送り用ローラ756は、図3に示したように、段ボールシートSSの搬送用のローラであり、下部第2スロッタ621の左側に設けられている、詳しくはスロッタ装置6の下流側且つ搬送経路PLの下側に設けられている。すなわち、下部シート送り用ローラ756は、印刷装置4によって印刷が施される段ボールシートSSの印刷面と反対側の面、換言すると段ボールシートSSを組み立てた製品(箱)の内側に位置することとなる当該段ボールシートSSの面、に接触するよう設けられている。
図5は、図3中の矢印A1方向から見た、本発明の実施形態によるシート送り用ローラ756等の正面図であり、図6は、この図5中のVI−VI線に沿って見た断面図である。図5に示すように、シート送り用ローラ756は、シート幅方向(前後方向)に延び、駆動力が伝達されて回転する送り軸(回転軸)800と、この送り軸800上に並列して取り付けられ、送り軸800と共に回転して段ボールシートSSを搬送するための5つのシート送り用装置810A〜810Eと、を有する。シート送り用装置810A〜810Eは、略円筒形状を有しており、内部の中空部分に送り軸800が貫通される。なお、送り軸800の両端に偏心ギヤ(不図示)を設け、この偏心ギヤによって送り軸800の高さを変えられるようにしてもよい。これにより、上部シート送り用ローラ736と下部シート送り用ローラ756との隙間を変えることができるようになる(図3参照)。
シート送り用装置810Aは、送り軸800において後ろ側の端部付近に配置されており、シート送り部821Aを備える送り用ロール820Aのみから構成される。一方で、シート送り用装置810B〜810Eは、それぞれ、シート送り部821B〜821Eを備える送り用ロール820B〜820Eと、ブラシ831B〜831Eを備えるブラシ付ロール830B〜830Eと、シート送り部841B〜841Eを備える送り用ロール840B〜840Eと、を有している。シート送り用装置810B〜810Eにおいては、送り用ロール820B〜820E、ブラシ付ロール830B〜830E及び送り用ロール840B〜840Eが連結されて一体化されている。
シート送り用装置810B〜810Eは、それぞれ、送り用ロール820B〜820E及び送り用ロール840B〜840Eによって段ボールシートSSを搬送する機能と、ブラシ付ロール830B〜830Eによってスロッタ装置6による溝切り加工部分の紙粉及び紙片を除去する機能とを併せ持っており、本発明における「製函機の紙粉紙片除去装置」の一部を構成する。実際には、シート送り用装置810B〜810Eに少なくとも送り軸800などを加えた装置が本発明における「製函機の紙粉紙片除去装置」に相当する。以下では、シート送り用装置810B〜810Eのことを適宜「紙粉紙片除去部810」と表記する。
また、以下では、符号の末尾にA〜Eを付した構成要素に関して、これらを区別しないで用いる場合にはA〜Eを省略した符号を適宜用いるものとする。加えて、以下では、送り用ロール820A〜820Eと送り用ロール840B〜840Eとを明確に区別する観点から、送り用ロール820A〜820Eを「第1送り用ロール」と適宜表記し、送り用ロール840B〜840Eを「第2送り用ロール」と適宜表記する。
図5に示すように、シート送り用装置810の第1送り用ロール820には、外径が他の部分よりも小さく形成された環状凹部822が設けられ、この環状凹部822には、ブラケット861が嵌め込まれている。具体的には、図6に示すように、ブラケット861は、上部が断面U字形状を有しており、この部分において環状凹部822を挟み込むようになっている。より詳しくは、ブラケット861は、その断面U字形状の端部に平板状のシフタ862がボルト864によって連結され、このシフタ862を介して環状凹部822に取り付けられる。シフタ862は、環状凹部822の外周面に接触し、第1送り用ロール820が回転したときに環状凹部822の外周面を摺動するようになっている。
また、ブラケット861は、その下端部に締結穴865が形成されており(図6参照)、この締結穴865にボルト863を取り付けることで、ブラケット861とスロッタ装置(スロッタユニット)6の下部可動フレーム750とが連結される(図5参照)。これにより、上記した幅方向移動機構(下部駆動モータ758など)によって下部可動フレーム750がシート幅方向に移動したときに、ブラケット861及びシフタ862を介して、シート送り用装置810が下部可動フレーム750と一緒にシート幅方向に移動することとなる。
<紙粉紙片除去部の構成>
次に、図7乃至図11を参照して、本発明の実施形態による紙粉紙片除去部810(シート送り用装置810B〜810E)について具体的に説明する。
図7は、送り軸800の軸線方向に直交する方向から見た、本発明の実施形態による紙粉紙片除去部810の側面図である。図7に示すように、紙粉紙片除去部810は、シート送り部821及び環状凹部822を備える第1送り用ロール820と、ブラシ831及び当該ブラシ831が外周上に植設されたベース部材832を備えるブラシ付ロール830と、シート送り部841を備える第2送り用ロール840と、を有する。この場合、ブラシ付ロール830が、対をなす第1送り用ロール820と第2送り用ロール840との間に挟み込まれ、ブラシ付ロール830が第1送り用ロール820及び第2送り用ロール840に隣接するようになっている。紙粉紙片除去部810においては、第1送り用ロール820、ブラシ付ロール830及び第2送り用ロール840のそれぞれの締結穴にボルト870を取り付けることで、これら3つの部材が連結されて一体化される。そして、このボルト870を取り外すことで、第1送り用ロール820、ブラシ付ロール830及び第2送り用ロール840のそれぞれが切り離せるようになっている。
また、図7に示すように、ブラシ付ロール830のベース部材832の外径D1は、第1及び第2送り用ロール820、840のシート送り部821、841の外径D2よりも短くなっている(D1<D2)。更に、ブラシ831の先端により規定されるブラシ付ロール830の外径D3は、シート送り部821、841の外径D2の外径よりも長くなっている(D3>D2)。これにより、シート送り部821、841の外周速度は段ボールシートSSの搬送速度とほぼ同速となっているが、ブラシ831の先端により規定されるブラシ付ロール830の外周速度が段ボールシートSSの搬送速度よりも速くなる。
次に、図8を参照して、本発明の実施形態による第1送り用ロール820について具体的に説明する。図8(a)は、送り軸800の軸線方向に直交する方向から見た、本発明の実施形態による第1送り用ロール820の側面図であり、図8(b)は、図8(a)中のVIII−VIII線に沿って見た断面図である。
図8(a)に示すように、第1送り用ロール820は、ローレット加工が外側表面に施されたシート送り部821と、上記したようにシフタ862を介してブラケット861が嵌め込まれる環状凹部822と(図6も参照)、を有する。また、第1送り用ロール820には、上記したボルト870(図7参照)が貫通する締結穴823が4つ形成されている。
更に、第1送り用ロール820は、図8(b)に示すように、円筒部材を軸線方向に沿って2分割した一対の半割部材820a、820bにより形成されている。これら半割部材820a、820bのそれぞれには締結穴824が2つ形成されており、これら締結穴824のそれぞれにボルト872を取り付けることで、半割部材820a、820bが連結される。また、第1送り用ロール820には、軸線方向に延びるキー溝826が内周面に形成されている。このキー溝826には、第1送り用ロール820を送り軸800に固定するためのキー(不図示)が嵌め込まれる。また、第1送り用ロール820には、このキーを固定するためのボルトが貫通する貫通穴827が形成されている。
次に、図9を参照して、本発明の実施形態において、第1送り用ロール820を送り軸800に固定する方法について説明する。図9は、送り軸800に固定した状態にある第1送り用ロール820の断面図である。図9は、図8(b)と同様の断面図に相当する。
図9に示すように、送り軸800にも、軸線方向に延びるキー溝801が外周面に形成されており、この送り軸800のキー溝801及び第1送り用ロール820のキー溝826の両方に、軸線方向に延び且つ矩形断面を有するキー874が嵌め込まれる。そして、こうしてキー874をキー溝801、826に嵌め込んだ状態で、第1送り用ロール820の貫通穴827を通してキー874にボルト875を螺合することで、キー874が第1送り用ロール820に固定される。これにより、第1送り用ロール820が送り軸800の軸線方向にスライド(摺動)可能な状態にて、送り軸800の回転方向について第1送り用ロール820が当該送り軸800に固定される。その結果、送り軸800が回転すると第1送り用ロール820も一緒に回転することとなる。加えて、第1送り用ロール820はボルト870によってブラシ付ロール830及び第2送り用ロール840に連結されるので(図7参照)、このように送り軸800と共に第1送り用ロール820が回転すると、ブラシ付ロール830及び第2送り用ロール840も一緒に回転することとなる。
次に、図10を参照して、本発明の実施形態によるブラシ付ロール830について具体的に説明する。図10(a)は、送り軸800の軸線方向に沿って見た、本発明の実施形態によるブラシ付ロール830の正面図であり、図10(b)は、図10(a)中のX−X線に沿って見た断面図である。
図10(a)に示すように、ブラシ付ロール830は、複数のブラシ831と、これら複数のブラシ831が外周上に植設された略円筒形のベース部材832と、を有する。また、ブラシ付ロール830には、上記したボルト870(図7参照)が貫通する締結穴833が4つ形成されている。矢印834にて指し示すように、ベース部材832においては、締結穴833の確保のために、当該締結穴833を設ける箇所の径方向の厚みが他の箇所よりも大きく形成されている。換言すると、締結穴833が設けられたベース部材832の箇所が、径方向外方に突出している。そのため、締結穴833付近にはブラシ831が設けられていない。
また、ブラシ付ロール830のベース部材832は、円筒部材を軸線方向に沿って略2分割した一対の略半割部材832a、832bにより形成されている。これらの部材832a、832bは、組み合わせたときに完全な円筒を形成するものではないので(つまり部材832a、832bを組み合わせて送り軸800に取り付けたときに両者の間に若干の隙間が生じる)、これらを「略半割部材」と表現している。但し、ブラシ付ロール830のベース部材832を、組み合わせたときに完全な円筒を形成する半割部材により形成してもよい。
略半割部材832a、832bは、上述した第1送り用ロール820の半割部材820a、820bのように直接的に連結されない。第1送り用ロール820の半割部材820a、820bはボルト872によって連結されるが(図8(b)参照)、そのように連結された状態にある第1送り用ロール820に対してボルト870によってブラシ付ロール830の略半割部材832a、832bの各々を連結することで、これら略半割部材832a、832bが間接的に連結されることとなる。
また、図10(b)に示すように、ブラシ付ロール830においては、ブラシ831が軸線方向に沿って2列設けられている。このように2列設けられたブラシ831の幅L1(ブラシ831の植え込み幅/埋め込み寸法)は、スロッタ刃620aによる段ボールシートSSの溝切り加工部分の幅、つまりスロッタ溝の幅にほぼ一致するようになっている。例えば、ブラシ付ロール830のブラシ831には、化学繊維や動物繊維や植物繊維などが適用される。柔らかいものであれば、金属繊維を適用してもよい。
次に、図11を参照して、本発明の実施形態による第2送り用ロール840について具体的に説明する。図11(a)は、送り軸800の軸線方向に沿って見た、本発明の実施形態による第2送り用ロール840の正面図であり、図11(b)は、図11(a)中のXI−XI線に沿って見た断面図である。
図11(a)に示すように、第2送り用ロール840は、ローレット加工が外側表面に施されたシート送り部841を有する。また、図11(a)及び(b)に示すように、第2送り用ロール840には、上記したボルト870(図7参照)が貫通する締結穴842が4つ形成されている。更に、第2送り用ロール840は、円筒部材を軸線方向に沿って2分割した一対の半割部材840a、840bにより形成されている。半割部材840a、840bは、上述した第1送り用ロール820の半割部材820a、820bのように直接的に連結されない。第1送り用ロール820の半割部材820a、820bはボルト872によって連結されるが(図8(b)参照)、そのように連結された状態にある第1送り用ロール820に対してボルト870によって第2送り用ロール840の半割部材840a、840bの各々を連結することで、これら半割部材840a、840bが間接的に連結されることとなる。
<作用効果>
次に、本発明の実施形態による製函機の紙粉紙片除去装置の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、複数のブラシ付ロール830の各々に送り用ロール820、840が隣接配置されているので、段ボールシートSSの安定した搬送と、溝切り加工による紙粉及び紙片の除去の両方を適切に確保することができる。具体的には、複数のブラシ付ロール830に隣接する送り用ロール820、840によって、複数のブラシ831が段ボールシートSSに与える抵抗による搬送力の低下を適切に抑制して、段ボールシートSSを安定して搬送することができる。
また、本実施形態によれば、一対の送り用ロール820、840の間にブラシ付ロール830を挟み込むので、これら送り用ロール820、840が、ブラシ831が段ボールシートSSに与える抵抗による搬送力の低下を効果的に抑制して、段ボールシートSSの安定した搬送を効果的に確保することができる。
また、本実施形態によれば、送り用ロール820、840及びブラシ付ロール830の各々を半割部材(略半割部材も含む)により形成するので、送り軸800に対する送り用ロール820、840及びブラシ付ロール830の取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。具体的には、送り用ロール820、840及びブラシ付ロール830を送り軸800に取り付けたり、送り軸800から取り外したりするときに、送り軸800自体を取り外す必要がない。
また、本実施形態によれば、ブラシ付ロール830と送り用ロール820、840とを切り離し可能に連結するので、これらを別個に容易に交換することができる。特に、ブラシ付ロール830が摩耗したときに、ブラシ付ロール830のみを新品に交換することができる。また、ブラシ付ロール830及び送り用ロール820、840を一緒に交換する必要がないので、低コスト化を図れる。
また、本実施形態によれば、ブラシ付ロール830のベース部材832の外径D1が第1及び第2送り用ロール820、840のシート送り部821、841の外径D2よりも短いので(D1<D2)、ブラシ831の根元が段ボールシートSSに引っ掛かって搬送が妨げられることを抑制できる。また、ブラシ831の先端により規定されるブラシ付ロール830の外径D3がシート送り部821、841の外径D2の外径よりも長いので(D3>D2)、ブラシ831の先端が溝切り加工部分の内部まで入り込んで紙粉及び紙片を効果的に除去することができる。
また、本実施形態によれば、上記のような外径D1〜D3の関係より、ブラシ831の先端部分が、搬送される段ボールシートSSよりも相対的に速く移動するので、紙粉及び紙片をより効果的に除去することができる。
また、本実施形態によれば、紙粉紙片除去部810が、段ボールシートSSを組み立てた製品の内側に位置することとなる当該段ボールシートSSの面(典型的には印刷面の反対側の面)に接触するよう配設されているので、たとえ段ボールシートSSの面がブラシ831との接触で擦れたとしても、この擦れた面が組み立てた製品において内側に位置することとなるので、製品の外観に与える影響を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、紙粉紙片除去部810をスロッタユニット6の下部可動フレーム750に連結して、幅方向移動機構(下部駆動モータ758など)によって下部可動フレーム750と共に紙粉紙片除去部810をシート幅方向に移動させるので、スロッタユニット6のスロッタ刃620a等と紙粉紙片除去部810との相対位置を一定に保って、これらをシート幅方向に移動させることができる。したがって、シート寸法などの変更に応じてスロッタ刃620a等をシート幅方向に移動させたときにも、ブラシ831を段ボールシートSSの溝切り加工部分に確実に接触させることができる。また、スロッタユニット6用の幅方向移動機構とは別に、紙粉紙片除去部810用の幅方向移動機構を別途設けないので、製函機1を簡易且つ低コストにて構成することができる。
また、本実施形態によれば、紙粉紙片除去部810をスロッタ装置6の直下流に設けるので、段ボールシートSSの上流側及び下流側の両方の溝切り加工部分における紙粉及び紙片を、紙粉紙片除去部810を搬送方向に沿って複数(典型的には2つ)設けることなく、1つの紙粉紙片除去部810のブラシ付ロール830によって効率的に除去することができる。
<変形例>
次に、上記した実施形態の変形例について説明する。なお、以下で示す複数の変形例は、互いに適宜組み合わせて実施することができる。
(変形例1)
上記した実施形態では、送り軸800において後ろ側の端部付近に配置したシート送り用装置810Aにはブラシ付ロール830を適用しなかったが(図5参照)、変形例では、このシート送り用装置810Aにもブラシ付ロール830を適用してもよい。その場合、5つのシート送り用装置810A〜810Eの全てにブラシ付ロール830を適用することとなる。更なる変形例では、送り軸800において後ろ側の端部付近に配置したシート送り用装置810Aだけでなく、送り軸800において前側の端部付近に配置したシート送り用装置810Eも、ブラシ付ロール830を適用せずに構成してもよい。要は、送り軸800において中央の3つのシート送り用装置810B〜810Dが段ボールシートSSに形成する3つの溝S1〜S3(図4参照)に対応する位置に配置されることとなるので、少なくともこれら3つのシート送り用装置810B〜810Dにブラシ付ロール830を適用するのが望ましい。
(変形例2)
上記した実施形態では、ブラシ付ロール830を一対の第1送り用ロール820と第2送り用ロール840との間に挟み込んでいたが(図7参照)、変形例では、ブラシ付ロール830を一対の送り用ロールにて挟み込まずに、ブラシ付ロール830に1つの送り用ロールのみを適用してもよい。この変形例について、図12を参照して説明する。
図12は、送り軸800の軸線方向に直交する方向から見た、本発明の実施形態の変形例による紙粉紙片除去部の側面図である。なお、図7と同一の符号を付した要素は同一であるものとし、それらの説明を省略する。
図12に示すように、変形例による紙粉紙片除去部810Xは、第2送り用ロール840を具備しない点で、上記した実施形態による紙粉紙片除去部810と構成が異なる。つまり、変形例による紙粉紙片除去部810Xでは、実施形態による紙粉紙片除去部810から第2送り用ロール840が取り外されている。よって、変形例による紙粉紙片除去部810Xでは、1つの第1送り用ロール820のみがブラシ付ロール830に隣接配置されている。このような紙粉紙片除去部810Xは、送り軸800において後ろ側の端部付近に配置したシート送り用装置810Aや、送り軸800において前側の端部付近に配置したシート送り用装置810Eに適用するのがよい(図5参照)。シート送り用装置810Aに紙粉紙片除去部810Xを適用する場合には、前側に第1送り用ロール820が位置し、且つ、後ろ側にブラシ付ロール830が位置するように、紙粉紙片除去部810Xを配置すればよい。また、シート送り用装置810Eに紙粉紙片除去部810Xを適用する場合には、後ろ側に第1送り用ロール820が位置し、且つ、前側にブラシ付ロール830が位置するように、紙粉紙片除去部810Xを配置すればよい。
(変形例3)
上記した実施形態では、第1送り用ロール820、ブラシ付ロール830及び第2送り用ロール840を半割部材(略半割部材も含む)により形成していたが、つまり円筒部材を軸線方向に沿って2分割した部材により形成していたが、変形例では、第1送り用ロール820、ブラシ付ロール830及び第2送り用ロール840を、円筒部材を軸線方向に沿って3分割以上した部材によって形成してもよい。
(変形例4)
上記した実施形態では、ブラシ付ロール830を有する紙粉紙片除去部810を下部シート送り用ローラ756に適用していたが、変形例では、この紙粉紙片除去部810を上部シート送り用ローラ736に適用してもよい。印刷面が上向きの状態で段ボールシートSSが搬送される場合には(典型的には印刷装置4が搬送経路PLの上側に位置する場合)、紙粉紙片除去部810を下部シート送り用ローラ756に適用するのがよく、印刷面が下向きの状態で段ボールシートSSが搬送される場合には(典型的には印刷装置4が搬送経路PLの下側に位置する場合)、紙粉紙片除去部810を上部シート送り用ローラ736に適用するのがよい。これは、ブラシ831との接触で擦れた面を組み立てた製品(箱)において内側に位置させるためである。
但し、更なる変形例では、ブラシ付ロール830を有する紙粉紙片除去部810を下部シート送り用ローラ756及び上部シート送り用ローラ736の両方に適用してもよい。こうすることで、溝切り加工による紙粉及び紙片をより効果的に除去することができる。
(変形例5)
上記した実施形態では、上流側に配置された第1のスロッタサブユニット61及び下流側に配置された第2のスロッタサブユニット62を有するスロッタ装置6に本発明を適用していたが(図1及び図3参照)、変形例では、1つのスロッタサブユニットのみを有するスロッタ装置に本発明を適用してもよい。
(変形例6)
上記した実施形態では、スロッタ装置6の送り軸(詳しくは下部シート送り用ローラ756)に本発明を適用していたが(図3参照)、変形例では、スロッタ装置6の下流側に設けられたダイカッタ装置7の送り軸に本発明を適用してもよい(図1参照)。
1 製函機
2 給紙装置
4 印刷装置
6 スロッタ装置
6A〜6E スロッタユニット
750 下部可動フレーム
756 シート送り用ローラ
800 送り軸
810 紙粉紙片除去部(シート送り用装置)
820 第1送り用ロール
821 シート送り部
822 環状凹部
830 ブラシ付ロール
831 ブラシ
832 ベース部材
840 第2送り用ロール
841 シート送り部
861 ブラケット
862 シフタ
SS 段ボールシート

Claims (10)

  1. 製函機のスロッタ装置による溝切り加工によって生じた段ボールシートの紙粉及び紙片を除去するための製函機の紙粉紙片除去装置であって、
    上記製函機による段ボールシートの搬送方向に直交するシート幅方向に沿って延び、駆動力が伝達されて回転する回転軸と、
    上記回転軸上に取り付けられて当該回転軸と共に回転し、上記段ボールシートに接触して搬送力を付与する送り用ロールと、
    上記回転軸上に取り付けられて当該回転軸と共に回転し、上記スロッタ装置による上記段ボールシートの溝切り加工部分に接触して当該部分の紙粉及び紙片を除去するブラシ付ロールと、
    を有し、
    上記送り用ロール及び上記ブラシ付ロールの各々は、上記回転軸上に複数設けられ、
    複数の上記ブラシ付ロールの各々には、上記送り用ロールが隣接配置されている、
    ことを特徴とする製函機の紙粉紙片除去装置。
  2. 上記送り用ロールは、一対のロールを備え、上記複数のブラシ付ロールの各々は、この一対のロールの間に挟み込まれている、請求項1に記載の製函機の紙粉紙片除去装置。
  3. 上記送り用ロール及び上記ブラシ付ロールの各々は、円筒部材を軸線方向に沿って2分割した一対の半割部材により形成されている、請求項1又は2に記載の製函機の紙粉紙片除去装置。
  4. 上記ブラシ付ロールと上記送り用ロールとは切り離し可能に連結される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の製函機の紙粉紙片除去装置。
  5. 上記ブラシ付ロールは、ブラシと、このブラシが外周上に植設された円筒状のベース部材とを備え、
    上記ベース部材の外径は、上記送り用ロールの外径よりも短く、上記ブラシの先端により規定される上記ブラシ付ロールの外径は、上記送り用ロールの外径よりも長い、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の製函機の紙粉紙片除去装置。
  6. 上記送り用ロールの外周速度は、上記段ボールシートの搬送速度とほぼ同速であり、上記ブラシの先端により規定される上記ブラシ付ロールの外周速度は、上記段ボールシートの搬送速度よりも速い、請求項5に記載の製函機の紙粉紙片除去装置。
  7. 上記送り用ロール及び上記ブラシ付ロールは、上記段ボールシートを組み立てた製品の内側に位置することとなる当該段ボールシートの面に接触するよう配設されている、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の製函機の紙粉紙片除去装置。
  8. 上記スロッタ装置は、上記溝切り加工を行うスロッタ刃と、このスロッタ刃が固定され且つ回転軸に連結されて回転するスロッタと、このスロッタを回転可能に支持するフレームと、これらスロッタ刃、スロッタ及びフレームを一体的に上記シート幅方向に移動させる幅方向移動機構と、を備え、
    上記送り用ロール及び上記ブラシ付ロールは、上記スロッタ装置の上記フレームに連結されて、上記幅方向移動機構によって上記スロッタ刃及び上記スロッタと一緒に上記シート幅方向に移動される、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の製函機の紙粉紙片除去装置。
  9. 上記段ボールシートの搬送方向において上記スロッタ装置の直下流に設けられる、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の製函機の紙粉紙片除去装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の製函機の紙粉紙片除去装置を有することを特徴とする製函機。
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