JP2018202316A - 濃縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】濃縮機から排出する濃縮汚泥の脈動を減少させて濃縮汚泥量を均等にする濃縮機を提供する。【解決手段】外筒スクリーン2とスクリュー羽根3を巻き掛けたスクリュー軸4で濃縮室7を形成し、濃縮室7の汚泥をスクリュー羽根3で移送しながら外筒スクリーン2からろ液を分離し、濃縮室7の排出口11から濃縮汚泥を取出す濃縮機1において、スクリュー羽根3に濃縮室7の最終羽根ピッチの前段ピッチから最終羽根ピッチに濃縮汚泥が越流可能な開口22を備えたもので、スクリュー羽根3の終端部23の位置に影響されずに均一的に排出することが可能となる。【選択図】図3

Description

本発明は、下水、し尿、集落排水、工場等の排水処理施設から発生する汚泥を、スクリュー羽根で移送しながら外筒スクリーンからろ液を分離する濃縮機に関し、特に、排出する濃縮汚泥の脈動を減少させて濃縮汚泥量を均等にする濃縮機の改良に関する。
従来、下水汚泥等の濃縮に使用される濃縮機としては、円筒周面をスクリーン(ろ材)により構成された外筒スクリーンにスクリュー軸が同心配置され、水平配置の外筒スクリーン内に入れられた汚泥をスクリュー軸の回転によって外筒スクリーンの軸線方向に移送しつつろ過分離方式で濃縮排出するものは特許文献1にこの発明の特許出願人が提案している。
また、円筒スクリーンの排出部に開口堰を備えた堰板を設け、スクリュー軸と同期して回転する堰板の開口堰の高さを調整し、排出する濃縮汚泥の脈動を減少させて濃縮汚泥量を均等にする濃縮機は特許文献2にこの発明の特許出願人が提案している。
特許第3832330号公報 特許第4978636号公報
従来のスクリュー羽根を巻き掛けたスクリュー軸を外筒スクリーンに内設した濃縮機は、水平配置の外筒スクリーン内の下方に濃縮汚泥が堆積し、その濃縮汚泥をスクリュー羽根で移送するものである。濃縮室に堆積している濃縮汚泥はスクリュー羽根により各ピッチに区画されている。最終羽根ピッチの濃縮汚泥は排出口に連通解放された際に一気に排出される。流動性を有する濃縮汚泥の排出速度はスクリュー羽根の軸方向の移動速度より速いため、排出後は次段のピッチに堆積している濃縮汚泥が排出口と連通解放されるまで排出されるものがない。したがって、スクリュー軸で連続的に濃縮しているが、排出量は大きく脈動する。
また、円筒スクリーンの排出部に開口堰を備えた堰板を設けた濃縮機にあっては、スクリュー羽根の終端部が下方に位置したときに開口堰を高く設定する等、最終羽根ピッチ間の濃縮汚泥の排出量を均一化したものである。しかし、一気に排出しようとする濃縮汚泥による開口堰の閉塞や、部品点数の増加等の問題があった。
本発明は、スクリュー羽根の最終ピッチ間に開口を形成し、最終ピッチの前段のピッチから濃縮汚泥が越流可能に構成したもので、常時最終ピッチに濃縮汚泥が滞留することで最終ピッチからの排出量の脈動を減少させて濃縮汚泥量を均等にする濃縮機を提供する。
本発明は、外筒スクリーンとスクリュー羽根を巻き掛けたスクリュー軸で濃縮室を形成し、濃縮室の汚泥をスクリュー羽根で移送しながら外筒スクリーンからろ液を分離し、濃縮室の排出口から濃縮汚泥を排出する濃縮機において、スクリュー羽根に濃縮室の最終羽根ピッチの前段ピッチから最終羽根ピッチに濃縮汚泥が越流可能な開口を備えたもので、最終羽根ピッチの前段に堆積した濃縮汚泥の一部が最終羽根ピッチに越流し、最終羽根ピッチを流下して連通解放された排出口から排出されるので、排出する濃縮汚泥の脈動を減少できる。
前記開口は、スクリュー羽根の終端部近傍から入口側に向かって所定位置まで連続的に同心円状に形成すると、スクリュー羽根の回転と同期して濃縮汚泥を最終羽根ピッチに越流させ、最終羽根ピッチが連通解放している排出口から濃縮汚泥を排出することができる。
前記スクリュー羽根を濃縮室の所定位置から終端部まで2条で形成すると、スクリュー羽根の終端部による排出機会が増加し、最終羽根ピッチ間の間隔も短くなるため、排出する汚泥の切れ目がなく、連続的に均一な排出量で排出することができる。
前記開口は、スクリュー羽根の終端部から0.5ピッチ間とすると、濃縮室で十分に濃縮した濃縮汚泥を最終羽根ピッチに越流させることができる。
前記開口は、スクリュー羽根の終端部近傍から入口側に向かって、スクリュー羽根の外周縁と開口の間の幅が増加するように形成すると、最終羽根ピッチの前段ピッチに堆積している濃縮汚泥の滞留量に応じて徐々に最終羽根ピッチに濃縮汚泥を越流させ排出量を均一化できるとともに、開口の閉塞を防止できる。
本発明では、スクリュー羽根の最終羽根ピッチ間の前段のピッチ間に堆積している濃縮汚泥がスクリュー羽根の開口から排出口に連通している最終羽根ピッチ間に越流するため、スクリュー羽根の終端部の位置による影響を受けずに常時均等な濃縮汚泥量を排出できる。また、スクリュー羽根を2条にすると、スクリュー羽根の終端部による排出機会が増加し、最終羽根ピッチ間の間隔も短くなるため、さらに排出量を均等化できるとともに、未濃縮汚泥の排出を防止できる。連続的に定量の濃縮汚泥を排出できるので、後工程の脱水処理あるいは乾燥処理等を連続的に行うことができる。
本発明に係る濃縮機の縦断面図である。 同じく、スクリュー羽根の背面図である。 同じく、スクリュー羽根の回転と開口の位置関係における濃縮汚泥の排出状況を示す概念図である。 本発明に係る濃縮機の他の実施例のスクリュー羽根の概略側面図である。 同じく、他の実施例のスクリュー羽根の背面図である。 同じく、他の実施例のスクリュー羽根の回転と開口の位置関係における濃縮汚泥の排出状況を示す概念図である。
図1は濃縮機の縦断面図であって、濃縮機1は外筒スクリーン2の内部にスクリュー羽根3を巻き掛けたスクリュー軸4が配設しており、外筒スクリーン2の端部に入口外筒フランジ5と出口外筒フランジ6を嵌着して、外筒スクリーン2とスクリュー軸4の間に濃縮室7を形成している。スクリュー軸4を外筒スクリーン2の入口外筒フランジ5で軸支して、入口外筒フランジ5をフロントフレーム8に支架した汚泥供給管9に回動自在に枢支している。汚泥供給管9がスクリュー軸4に設けた汚泥供給路10に連通させており、スクリュー軸4の周部に設けた複数個の供給口10a,・・・を濃縮室7に開口している。外筒スクリーン2とスクリュー軸4の間に形成した濃縮室7の始端側に凝集装置から凝集調質汚泥を供給する。
出口外筒フランジ6には、濃縮室7で濃縮した濃縮汚泥をオーバーフローさせる複数の排出口11,・・・を円周方向に設けている。外筒スクリーン2の出口外筒フランジ6に連結した外筒駆動軸12が、リアーフレーム13に支架した軸受14に軸支しており、スクリュー軸4の後端部に連結したスクリュー駆動軸15を外筒駆動軸12に挿通して、リアーフレーム13に設けた架台16の軸受17に軸支している。外筒スクリーン2の外筒駆動軸12とスクリュー軸4のスクリュー駆動軸15にスプロケット18,19が嵌着しており、駆動機(図示せず)で逆方向に差速回転させるようにしている。
外筒スクリーン2とスクリュー軸4は同方向に差速回転させてもよいが、外筒スクリーン2とスクリュー軸4を逆回転させれば、相対的にスクリュー羽根3の回転数を高め、外筒スクリーン2のスクリーン内面の摺接回数を増加させ、目詰りしようとするろ過面をスクリュー羽根3の周端面で再生してろ液の排出を促進させ、濃度の低い汚泥の大量処理を可能とする。
なお、対象原液により、外筒スクリーン2はろ過面が目詰まりした時だけ、差速回転させながら洗浄してもよい。符合20は外筒スクリーンの下方に配設したろ液受槽、符合21は外筒スクリーンに沿って配設した洗浄管であって、外筒スクリーン2を回転させながらろ過面の目詰まりを解消させる。
図2(a)はスクリュー羽根の背面図であって、スクリュー羽根3に開口22を形成し、濃縮室7の最終羽根ピッチとその前段ピッチとを濃縮汚泥が通過可能に連通させている。本実施例では、スクリュー羽根3の終端部23近傍から入口側に向かって所定位置まで連続的に同心円状に開口を設けており、終端部23近傍から入口側に向かって1ピッチ分のみ開口22を形成している。スクリュー羽根3の外周側は前段ピッチからの濃縮汚泥を必要以上に最終羽根ピッチ間に越流させないように所定の幅を有した状態としている。前段ピッチに駐留している濃縮汚泥が最終羽根ピッチに越流して減少することで、前段ピッチが排出口11に連通解放した際に一気に排出される排出量が減少する。
スクリュー羽根3で区画されている濃縮室7の各羽根ピッチ間の濃縮汚泥について、最終羽根ピッチ間の前段に堆積搬送されている濃縮汚泥が、開口22から最終羽根ピッチ間に越流し、自重により排出口11から排出されることで、最終羽根ピッチ間に排出されるものがない時間をなくし、排出量の脈動を防止できる。
また、図2(b)のように、スクリュー羽根3の終端部23近傍から入口側に向かって開口度を減少させると、最終羽根ピッチ間に越流する濃縮汚泥量を調整でき、濃縮汚泥の排出量をより均一化できる。具体的な構成としては、スクリュー羽根3の外周縁と開口22の間の幅について、終端部近傍から入口側に向かって徐々に高くする。このように構成することで、前段ピッチに堆積している濃縮汚泥を貯留量に応じて徐々に最終羽根ピッチ間に越流させる。大量の濃縮汚泥が一気に開口22を通過することがなく、開口22の閉塞を防止できる。
なお、汚泥性状や仕様に応じて開口22の幅や形状および開口22の始端・終端位置等を適宜設定してよい。また、排出口11に近いスクリュー羽根3のピッチ間隔を狭くする等、スクリュー羽根3のピッチを適宜構成してよい。
図3はスクリュー羽根の回転と開口の位置関係における濃縮汚泥の排出状況を示す概念図である。
(a)はスクリュー羽根3の終端部23が0°(真下に位置)の時であって、スクリュー羽根3の終端部23が排出口11に近接し、最終羽根ピッチが排出口11と連通解放される直前の状態である。この状態の直後に最終羽根ピッチに堆積している濃縮汚泥は一気に流下して排出されるが、前段ピッチから開口22を通じて濃縮汚泥が越流してくる。最終羽根ピッチに越流してくる濃縮汚泥は、スクリュー羽根3の軸方向の移動速度より速く排出口11に流下して排出される。
(b)はスクリュー羽根3の終端部23が90°の時であって、スクリュー羽根3の下方の搬送部が排出口から遠く(0.75ピッチ)に位置し、最終羽根ピッチが排出口11と連通解放されている状態である。最終羽根ピッチ間の前段ピッチから開口22を通じて濃縮汚泥が越流してくるとともに、排出口11側へ流下して排出される。なお、前段ピッチには大量の濃縮汚泥が堆積しているため、開口22から大量の濃縮汚泥が越流する。開口度を減少させてスクリュー羽根3の外周縁と開口22との幅を高くする等、越流量を調整してもよい。
(c)はスクリュー羽根3の終端部23が180°(真上に位置)の時であって、スクリュー羽根3の下方の搬送部が排出口11からやや遠く(0.5ピッチ)に位置し、最終羽根ピッチが排出口11と連通解放されている状態である。(b)と同様に、最終羽根ピッチ間の前段ピッチから開口22を通じて濃縮汚泥が越流してくるとともに、排出口11側へ流下して排出される。なお、前段ピッチから連続的に濃縮汚泥が最終羽根ピッチに越流しているため、前段ピッチの堆積量は若干減少している。スクリュー羽根3の外周縁と開口22との幅を調節し、越流量を調整してもよい。
(d)はスクリュー羽根3の終端部23が270°の時であって、スクリュー羽根3の下方の搬送部が排出口の近く(0.25ピッチ)に位置し、最終羽根ピッチが排出口11と連通解放されている状態である。(b)、(c)と同様に、最終羽根ピッチ間の前段ピッチから開口22を通じて濃縮汚泥が越流してくるとともに、排出口11側へ流下して排出される。なお、前段ピッチから連続的に濃縮汚泥が最終羽根ピッチに越流しているため、前段ピッチの堆積量はかなり減少している。スクリュー羽根3の外周縁と開口22との幅を低くする等、越流量を調整してもよい。
図4は他の実施例のスクリュー羽根の概略側面図である。
スクリュー羽根3の終端部23から所定位置まで2条で構成し、それぞれのスクリュー羽根3a,3bに開口22a,22bを形成している。本実施例では、スクリュー羽根3の終端部23から1ピッチ分のみを2条で構成し、スクリュー羽根の終端部から0.5ピッチ分のみに開口22を設けている。
スクリュー羽根3を2条とすることで、最終羽根ピッチ間に堆積する濃縮汚泥量が半分となり、また、スクリュー羽根3の終端部23による排出機会が2倍となり、最終羽根ピッチ間に堆積する濃縮汚泥の排出量を分散できる。さらに、最終羽根ピッチが排出口11と連通解放した際の最終羽根ピッチ間が短くなり、濃縮室7での滞留時間が長くなり未濃縮汚泥の排出を防止できる。
図5(a)は他の実施例のスクリュー羽根の背面図である。
それぞれのスクリュー羽根3の終端部23近傍から入口側に向かって所定位置まで連続的に同心円状に開口22を設けており、終端部23近傍から入口側に向かって0.5ピッチ分のみ開口を形成している。それぞれのスクリュー羽根3に開口22を形成することで、最終羽根ピッチ間の前段に堆積する濃縮汚泥が最終羽根ピッチ間に越流する。2条羽根で最終羽根ピッチ間の長さが短くなり、越流してきた濃縮汚泥が容易に排出口11に流下し、排出口11から排出し易くなる。
また、図2(b)のように、スクリュー羽根3の終端部23近傍から入口側に向かって開口度を減少させると、最終羽根ピッチ間に越流する濃縮汚泥量を調整でき、濃縮汚泥の排出量をより均一化できる。具体的な構成としては、スクリュー羽根3の外周縁と開口22との幅について、終端部23近傍から入口側に向かって徐々に高くする。このように構成することで、前段ピッチに堆積している濃縮汚泥を貯留量に応じて徐々に羽根最終ピッチ間に越流させることができる。大量の濃縮汚泥が一気に開口22を通過することがなく、開口22の閉塞を防止できる。
なお、汚泥性状や仕様に応じてスクリュー羽根3の条数や、開口22の幅、開口22の始端・終端位置等を適時設定してよい。
図6は他の実施例のスクリュー羽根の回転と開口の位置関係における濃縮汚泥の排出状況を示す概念図である。
(a)は一方のスクリュー羽根3aの終端部23aが0°(真下に位置)、他方のスクリュー羽根3bの終端部23bが180°(真上に位置)の時であって、一方のスクリュー羽根3aの終端部23が排出口11に近接しており、最終羽根ピッチが排出口11と連通解放される直前の状態である。この状態の直後に最終羽根ピッチに堆積している濃縮汚泥は一気に流下して排出されるが、前段ピッチから開口22を通じて濃縮汚泥が越流してくる。最終羽根ピッチに越流してくる濃縮汚泥は、スクリュー羽根3の軸方向の移動速度より速く排出口11に流下して排出される。
(b)は一方のスクリュー羽根3aの終端部23aが90°、他方のスクリュー羽根3bの終端部23bが270°の時であって、スクリュー羽根3の下方の搬送部が排出口11から遠く(0.25ピッチ)に位置し、最終羽根ピッチが排出口11と連通解放されている状態である。最終羽根ピッチ間の前段に堆積していた濃縮汚泥が開口22から最終羽根ピッチに越流して排出口11に流下し、そのまま排出される。なお、前段ピッチから開口22を通じて連続的に濃縮汚泥が最終羽根ピッチに越流しているため、前段ピッチの堆積量は徐々に減少する。スクリュー羽根3の外周縁と開口22との幅を調節し、越流量を調整してもよい。
(c)は一方のスクリュー羽根3aの終端部23aが180°(真下に位置)、他方のスクリュー羽根3bの終端部23bが0°(真上に位置)の時であって、内部の状態は(a)と同様である。
(d)は一方のスクリュー羽根3aの終端部23bが270°、他方のスクリュー羽根3bの終端部23bが90°の時であって、内部の状態は(b)と同様である。
この発明に係る濃縮機は、搬送用のスクリュー羽根の排出部近傍に開口を形成し、濃縮汚泥を排出口と連通している最終ピッチに越流させることで、排出時の脈動を減少させて濃縮汚泥排出量を均等にできる。従って、後段設備への移送設備および移送方法や、脱水処理、消化処理、乾燥処理等の後工程が安定し、全体の管理性が向上するものである。
1 濃縮機
2 外筒スクリーン
3 スクリュー羽根
4 スクリュー軸
7 濃縮室
11 排出口
22 開口
23 終端部

Claims (5)

  1. 外筒スクリーン(2)とスクリュー羽根(3)を巻き掛けたスクリュー軸(4)で濃縮室(7)を形成し、濃縮室(7)の汚泥をスクリュー羽根(3)で移送しながら外筒スクリーン(2)からろ液を分離し、濃縮室(7)の排出口(11)から濃縮汚泥を排出する濃縮機において、
    スクリュー羽根(3)に濃縮室(7)の最終羽根ピッチの前段ピッチから最終羽根ピッチに濃縮汚泥が越流可能な開口(22)を備えたことを特徴とする濃縮機。
  2. 前記開口(22)は、スクリュー羽根(3)の終端部(23)近傍から入口側に向かって所定位置まで連続的に同心円状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の濃縮機。
  3. 前記スクリュー羽根(3)を濃縮室(7)の所定位置から終端部(23)まで2条で形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の濃縮機。
  4. 前記開口(22)は、スクリュー羽根(3)の終端部(23)から0.5ピッチ間としたことを特徴とする請求項3に記載の濃縮機。
  5. 前記開口(22)は、スクリュー羽根(3)の終端部(23)近傍から入口側に向かって、スクリュー羽根(3)の外周縁と開口(11)の間の幅が増加するように形成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の濃縮機。
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