JP2018198912A - ブロック玩具のブロック、及びブロック玩具セット - Google Patents

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Abstract

【課題】ブロック玩具のブロックの組み合わせ方や結合方法、組み合わせ後の完成の形体が限定されること、複雑な形状や構造によりコストが高額になること、難易度の高低よって対象年齢が限定されることを解消するために、単純な形状で遊び方や組み合わせ方が多様なブロック玩具を提供しようとする。
【解決手段】同一平面上で6つの立方体(n1)〜(n6)を連続させたような状態の全体が略コの字形状を有し、前記略コの字形状の平行な2つの辺のうち一方(a)は前記立方体(n1)、(n2)、(n3)の3つを連続させ、他方(c)は前記立方体(n5)、(n6)の2つを連続させることで、前記一方(a)を前記他方(c)より長くした形状で、左右比対称であることを特徴とする単純な形状のブロックにより、二次元的に併置したり、三次元的に積み上げたり、互いに嵌め込んで結合したり、さらにそれらを組み合わせることで、非常に多様な組み合わせ方を可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の同一形状のブロックを組み合わせることにより様々な形を作ることができるブロック玩具に関するものである。
従来の積み木、ブロック玩具、立体パズル等の知育玩具は主に、多種類の形状の立体を複数個組合せ積み上げて無限定の形体(例えば、特許文献1〜3)、または一定の決められた形体(例えば、特許文献4〜7)を造形するものや、凸部と凹部を設けて単一又は複数種類の形状の立体を複数個結合できるようにしたもの(例えば、特許文献8〜11)、形状そのものの構造により結合又は組み立てを可能にしたもの(例えば、特許文献12〜16)、磁力によって接合を可能にしたもの(例えば、特許文献17〜19)などがある。
実公平3−36397号公報 実公平4−42898号公報 特開2014−50664号公報 特公昭59−13222号公報 特開2000−116934号公報 特開2005−168535号公報 特開2006−230968号公報 実公昭53−154099号公報 特開平9−187580号公報 特開平9−173654号公報 特開2001−340664号公報 特開2005−185495号公報 特開2006−187382号公報 特開2008−296002号公報 特開2009−477号公報 特開2015−229000号公報 特開平9−155072号公報 特開2012−228504号公報 特開2016−131874号公報
従来の積み木、ブロック玩具、立体パズル等の知育玩具は、積み重ねることに限定されたものや、凹凸や磁力により結合することに限定されたもの、組み合わせた後の完成の形体が限定されたものなど、その組み合わせ方に制限があるものが多い。
また、結合させるための構造として、形状が複雑であったり、磁石を使用したり、複数種類の形状であったりする場合が多く、その場合、製造のコストが高額になり、大きな規模での大量生産が必要になるか、もしくは製品の価格が高額になる場合が多い。
複雑な形状や構造の従来の積み木やブロック玩具、立体パズル等においては、幼児などの小さな子供には組み立てや接合が難しく、対象年齢が限定されることが多い。
一方で、従来の単純な形状の積み木やブロック玩具においては、例えば立方体や直方体、三角柱などの形状のように、点対称や左右対称になっているため、向きを変えても積み重ねや接合が可能なものが多く、組み合わせる向きによる変化が起きないため、出来上がる形体が単調になりがちであり、創造力の向上をあまり期待できず、子供だけでなく大人も楽しめるものは少なく、利用される期間も短くなる。
上記のような課題、ブロックの組み合わせ方や結合方法、組み合わせ後の完成の形体が限定されること、複雑な形状や構造によりコストが高額になること、難易度の高低よって対象年齢が限定されることを解消するために本発明はなされたものである。
そこで、本発明にあっては、上記課題を解決するため、図1(B)に示すように、同一平面上で6つの立方体を連続させたような状態の全体が略コの字形状を有し、前記略コの字形状の平行な二つの辺のうち一方は前記立方体を3つ連続させ、他方は前記立方体を2つ連続させることで、前記一方を前記他方より長くした形状であることを特徴とするブロック玩具を提供するものである。
上記のような形状により、このブロックの断面正方形の二本の平行する角柱アームの太さとその間の寸法が同一になるため、ブロック同士を容易に挿脱して嵌め込むことができ、略コの字形状の平行な2つの辺のうち一方の辺である長い方の第一のアームの基部を含めた長さと基部の長さがアームの太さの3倍、略コの字形状の平行な二つの辺のうち他方の辺である短い方の第二のアームの基部を含めた長さがアームの太さの2倍、両アームの長さの差がアームの太さと同一であり、左右非対称な形状であることで、多様な二次元的、三次元的な組み合わせを可能とするものである。
このブロックは、適当な材料、例えば木材、プラスチック、金属など、様々な材料での制作が可能である。
本発明は、上記のような形状により、二次元的に併置する、三次元的に積み上げる、互いに嵌め込んで結合するという三種類の異なった方法での遊び方を可能にし、さらにそれらを組み合わせることで、非常に多様な遊び方が可能となる。二次元的に図形やパターンを作成するモザイク遊びのような遊び方や、積み重ねる積み木のような遊び方、互いに嵌め込んで形を組み立てるブロック玩具のような遊び方や立体パズルのような遊び方が可能である。また、組み合わせ後の完成の形体も無限に様々なものが可能となり、非常に易しいものから難しいものまで、難易度が多様になり、幅広い年齢層が長期間に渡って楽しむことができる。
非常に単純な形状、かつ、単一形状のみの複数個のセットであることで、製造、販売におけるコストを低減させる事ができる。
(A)は、本発明の基本形であるブロックの単位体の斜視図であり、(B)は、立方体を6つ張り合わせた形状を示す斜視図である。 本発明のブロックを4個、二次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。 本発明のブロックを3個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)はその組み立て方法を示した図であり、(B)はその完成図である。 本発明のブロックを4個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)はブロックを立てた状態で併置して直方体を形成したものの図であり、(B)は積み上げて直方体を形成したものの図である。 本発明のブロックを4個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)、(B)はその組み立て方法を示した図であり、(C)はその完成図である。 本発明のブロックを4個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)、(B)はその組み立て方法を示した図であり、(C)はその完成図である。 本発明のブロックを4個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)、(B)はその組み立て方法を示した図であり、(C)はその完成図である。 本発明のブロックを6個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)、(B)はその組み立て方法を示した図であり、(C)はその完成図である。 本発明のブロックを6個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)〜(D)はその組み立て方法を示した図であり、(E)はその完成図である。 本発明のブロックを8個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)、(B)はその組み立て方法を示した図であり、(C)はその完成図である。 本発明のブロックを8個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)はその組み立て方法を示した図であり、(B)はその完成図である。 本発明のブロックを16個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)〜(D)はその組み立て方法を示した図であり、(E)はその完成図である。 本発明のブロックを16個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)〜(D)はその組み立て方法を示した図であり、(E)はその完成図である。 本発明のブロックを16個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)〜(F)はその組み立て方法を示した図であり、(G)はその完成図である。 本発明のブロックを16個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)〜(D)はその組み立て方法を示した図であり、(E)はその完成図である。 本発明のブロックを16個、三次元的に組み合わせた創作例の斜視図である。(A)〜(C)はその組み立て方法を示した図であり、(D)はその完成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明すれば、図1(A)は本発明の好ましい実施例の斜視図であり、図1(B)に示すように、同一平面上で6つの立方体(n1)〜(n6)を連続させたような状態の全体が略コの字形状を有し、前記略コの字形状の平行な二つの辺のうち一方(a)は前記立方体(n1)、(n2)、(n3)の3つを連続させ、他方(c)は前記立方体(n5)、(n6)の2つを連続させることで、前記一方(a)を前記他方(c)より長くした形状であることを特徴とする形状となっている。
上記のような構造により、この二本の角柱アーム(a)、(c)及びその基部(d)の太さ、(e)、(g)、(k)、(i)と、二本の平行するアームの間(b)の寸法(f)は全て同一寸法になり、略コの字形状の平行な二つの辺のうち一方の辺である長い方の第一のアーム(a)の基部を含めた長さ(m)と基部(d)の長さ(j)がアームの太さの3倍の寸法、略コの字形状の平行な二つの辺のうち他方の辺である短い方の第二のアーム(c)の基部を含めた長さ(h)がアームの太さの2倍の寸法、二本のアームの長さの差(l)がアームの太さ(e)、(g)、(k)、(i)と同一の寸法となる。
また、二本のアーム間の寸法(f)はアームの外径寸法(c)、(g)、(k)、(i)と隙間嵌め寸法差を有しているので、常に円滑な挿脱作用を行うことができるような嵌め合い寸法となっている。
上記の形状の積み木ブロックの任意の複数個をセットとし、その数によって組み合わせ方、遊び方が多様に変化する。例えば、4個、8個、16個、32個などのセットが考えられる。数が増える程、より複雑で多様な組み合わせ方が可能となる。
上記の形状と各部の寸法の比率であれば、実施の際の実際の寸法は様々な大きさでの実施が可能である。形状が単純であるため、非常に小さなものから大きなものまで、容易に作成することができる。
図2に示すのは、本発明のブロックを4個、二次元的に併置してできる組み合わせの例である。このように、位置や向きを少し変えるだけで多様な組み合わせ方が可能となる。
図3に示すのは、本発明のブロックを3個、互いに嵌め込む組み合わせ方の例である。(A)に示すように、(P1)の長い方の第一のアーム(a1)の先端部を(P2)の二本のアームの間(b2)に図のような向きで嵌め込み、(P3)の長い方の第一のアーム(a3)の先端部を(P1)の二本のアームの間(b1)に図のような向きで嵌め込むと、(P2)の長い方の第一のアーム(a2)の先端部が(P3)の二本のアームの間(b3)に嵌め込まれ、3個のブロックが互いに嵌め込まれて(B)のような形を形成する。二本のアームの間の寸法がアームの太さと同一であり、併置したり積み上げるだけでなく、嵌め込んで形を形成することが可能である。
図4に示すのは、本発明のブロックを4個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)においては、(P1)〜(P4)のブロックを長い方の第一のアームと短い方の第二のアームの先端が組み合わさるように立てた状態で併置し、図のような直方体を形成している。(B)においては、(P1)と(P2)の2個のブロックを二本のアームが上に向くように立てた状態で併置した上に、交差する方向で(P3)と(P4)の2個のブロックを二本のアームの先端同士が接するように積み上げ、図のような直方体を形成している。
図5に示すのは、本発明のブロックを4個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、(P1)と(P2)を二本のアームが上に向くように立てた状態で併置した状態で、(P1)の二本のアームの間(b1)に(P3)の短い方の第二のアーム(c3)が嵌め込まれるように、かつ、(P3)の二本のアームの間(b3)に(P2)の短い方の第二のアーム(c2)が嵌め込まれるように(P3)を嵌め込み、次に(B)に示すように(P4)の二本のアームの間(b4)に(P1)の短い方の第二のアーム(c1)が嵌め込まれるように(P4)を嵌め込むと、(C)のような形を形成することができる。
図6に示すのは、本発明のブロックを4個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、(P1)と(P2)を二本のアームが横に向くように立てた状態で併置し、(P1)の二本のアームの間(b1)に(P3)の長い方の第一のアーム(a3)が嵌め込まれるように、かつ、(P3)の二本のアームの間(b3)に(P2)の長い方の第一のアーム(a2)が嵌め込まれるように(P3)を嵌め込み、次に(B)に示すように(P4)の二本のアームの間(b4)に(P1)の長い方の第一のアーム(a1)が嵌め込まれるように(P4)を嵌め込むと、(C)のような形を形成することができる。
図7に示すのは、本発明のブロックを4個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、(P1)を二本のアームが上に向くように立て、(P1)の二本のアームの間に(P2)の長い方の第一のアームの先端を図のように嵌め込み、(P2)の二本のアームの間(b2)に(P3)の長い方の第一のアームの先端(a3)が嵌め込まれるように(P3)を嵌め込む。次に(B)に示すように(P3)の二本のアームの間(b3)に(P4)の長い方の第一のアームの先端(a4)が嵌め込まれるように(P4)を嵌め込むと、(C)のような形を形成することができる。
図8に示すのは、本発明のブロックを6個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、(P1)の二本のアームの間(b1)が(P2)の二本のアームの間(b2)に嵌め込まれるように(P1)と(P2)を交差する方向で嵌め込み、同様に(P3)の二本のアームの間(b3)が(P4)の二本のアームの間(b4)に嵌め込まれるように(P3)と(P4)も嵌め込む。次に(B)に示すように、(P1)と(P4)の二本のアームの先端が接するように置き、更に(P2)と(P5)の先端が接するように(P5)を置き、(P3)と(P6)の先端が接するように(P6)を置くと、(C)のような鎖状の形を形成することができる。ブロックの数を増やして鎖を長くしていくことも可能である。
図9に示すのは、本発明のブロックを6個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、(P1)の長い方の第一のアームの先端が(P2)の二本のアームの間に嵌め込まれるように(P1)と(P2)を交差する方向で嵌め込み、次に(B)に示すように、(P2)の長い方の第一のアームの先端が(P3)の二本のアームの間に嵌め込まれるように(P3)を嵌め込む。次に(C)に示すように、(P3)の長い方の第一のアームの先端が(P4)の二本のアームの間に嵌め込まれるように(P4)を嵌め込む。次に(D)に示すように、(P4)の長い方の第一のアームの先端が(P5)の二本のアームの間に嵌め込まれるように(P5)を嵌め込む。最後に(E)に示すように、(P5)の長い方の第一のアームの先端が(P6)の二本のアームの間に嵌め込まれ、(P6)の長い方の第一のアームの先端が(P1)の二本のアームの間に嵌め込まれるように(P6)を嵌め込むと、図のような結晶のような形を形成することができる。
図10に示すのは、本発明のブロックを8個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、(P1)と(P2)の長い方の第一のアームがそれぞれ互いの二本のアームの間に嵌まるように(P1)と(P2)を立てた状態で二次元的に嵌め込む。次に(B)に示すように、(P1)と(P2)と同様に(P3)と(P4)、(P5)と(P6)、(P7)と(P8)を嵌め込み、4セット作成する。最後に(C)に示すように、各セットが正方形の四辺を形成するように配置して組み合わせると、図のような立方体を形成することができる。(A)に示したセットを任意の複数個組み合わせて、様々な形を形成することが可能である。
図11に示すのは、本発明のブロックを8個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、(P1)、(P2)、(P3)、(P4)の4個のブロックを正方形の四辺を形成するように二本のアームが上に向くように立てた状態で置く。この時、ブロックの太さと同じ寸法分の間隔をブロック同士の間に取り、各ブロックの長い方の第一のアームが正方形の4つの頂点に来るようにする。次に(B)に示すように、(P5)の短い方の第二のアームの先端が(P1)の長い方の第一のアームの先端に接し、(P5)の長い方の第一のアームの先端が(P2)の短い方の第二のアームの先端に接するように(P5)を積み、同様に(P6)を(P2)と(P3)の上に、(P7)を(P3)と(P4)の上に、(P8)を(P4)と(P1)の上に積むと、図のような立方体を形成することができる。
図12に示すのは、本発明のブロックを16個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、寝かせて置いた状態の(P1)の二本のアームの間に(P2)の長い方の第一のアームが嵌め込まれるように立てた状態で置く。次に(B)に示すように、(P2)の二本のアームの間に(P3)の長い方の第一のアームの先端が嵌め込まれるように(P3)を(P2)に対して交差する向きで嵌め込む。次に(C)に示すように、(P3)の二本のアームの間に(P4)の長い方の第一のアームの先端が嵌め込まれるように(P4)を(P3)に対して交差する向きで嵌め込む。次に(D)に示すように、(P4)の二本のアームの間に(P5)の長い方の第一のアームの先端が嵌め込まれるように(P5)を(P4)に対して交差する向きで嵌め込む。最後に(E)に示すように、(P2)〜(P5)と同様に(P6)〜(P16)のブロックを順に嵌め込んでいくと、規則的な連続からなる図のようなタワーを形成することができる。
図13に示すのは、本発明のブロックを16個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、二本のアームが上に向くように立てた状態で置いた(P1)の二本のアームの間に(P2)を二本のアームが上に向くように立てた状態で(P1)に対して交差する向きで嵌め込む。次に(B)に示すように、(P3)を二本のアームが上に向くように立てた状態で(P2)の二本のアームの間に短い方の第二のアームが嵌め込まれるように(P2)に対して交差する向きで嵌め込む。次に(C)に示すように、(P3)の二本のアームの間に(P4)を二本のアームが上に向くように立てた状態で(P3)に対して交差する向きで嵌め込む。次に(D)に示すように、(P5)を二本のアームが上に向くように立てた状態で(P4)の二本のアームの間に短い方の第二のアームが嵌め込まれるように(P4)に対して交差する向きで嵌め込む。最後に(E)に示すように、(P2)〜(P5)と同様に(P6)〜(P16)のブロックを順に嵌め込んでいくと、図12とは異なる規則的な連続からなる図のようなタワーを形成することができる。
図14に示すのは、本発明のブロックを16個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、(P1)と(P2)を寝かせた状態で重ねて置く。この時、上に乗せた(P2)をアームの太さの寸法分ずらして置く。次に(B)に示すように、(P3)の二本のアームが上に向くように立てた状態で置く。この時、(P2)の長い方の第一のアームの先端と(P3)の短い方の第二のアームが接するようにする。次に(C)に示すように、(P4)、(P5)、(P6)の3個のブロックを(P1)、(P2)と同様にずらしながら(P2)の上に重ねて置き、更に(P7)と(P8)の2個のブロックを互いのアームの先端が接するように立てた状態で積んで長方形を形成し、(D)に示すように(P8)が(P6)の長い方の第一のアームの先端に接するように置く。次に(E)に示すように(P9)、(P10)、(P11)の3個のブロックを(P4)、(P5)と(P6)同様に(P6)の上に重ねて置き、更に(P12)と(P13)の2個のブロックを(P7)と(P8)と同様に長方形を形成した上に(P14)を二本のアームが上に向くように立てた状態で置き、(F)に示すように(P14)が(P11)の長い方の第一のアームの先端に接するように(P12)、(P13)、(P14)で形成したものを置く。最後に(G)に示すように、(P15)と(P16)の2個のブロックを上に重ねて置くと、図のような階段の形状を形成することができる。
図15に示すのは、本発明のブロックを16個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、(P1)〜(P4)の4個のブロックを二本のアームが上に向くように立てた状態で一列に並べて置く。この時、各ブロックの間隔をアームの太さの寸法分開け、各ブロックの長い方の第一のアームと短い方の第二のアームの位置が交互になるように配置する。次に(B)に示すように、(P5)と(P6)の2個のブロックを二本のアームが上に向くように(P1)〜(P4)を並べた列の左右に列に対して交差する向きで立てた状態で置く。この時、(P1)〜(P4)の列と(P5)と(P6)の間隔をアームの太さの寸法分開け、(P5)の長い方の第一のアームが(P2)の短い方の第二のアームに隣り合い、(P6)の長い方の第一のアームが(P3)の短い方の第二のアームに隣り合うように配置する。次に(C)に示すように、(P7)の短い方の第二のアームの先端が(P1)の長い方の第一のアームの先端に接し、(P7)の長い方の第一のアームの先端が(P2)の短い方の第二のアームの先端に接するように(P7)を積む。同様に(P8)の短い方の第二のアームの先端が(P3)の長い方の第一のアームの先端に接し、(P8)の長い方の第一のアームの先端が(P5)の短い方の第二のアームの先端に接するように(P8)を積み、(P9)の短い方の第二のアームの先端が(P4)の長い方の第一のアームの先端に接し、(P9)の長い方の第一のアームの先端が(P3)の短い方の第二のアームの先端に接するように(P9)を積み、(P10)の短い方の第二のアームの先端が(P2)の長い方の第一のアームの先端に接し、(P10)の長い方の第一のアームの先端が(P6)の短い方の第二のアームの先端に接するように(P10)を積む。次に(D)に示すように、(P11)を(P7)の上に、(P12)を(P8)の上に、(P13)を(P9)の上に、(P14)を(P10)の上に二本のアームが上を向くように立てた状態で積む。この時、(P11)の長い方の第一のアームと(P12)の短い方の第二のアームと(P13)の長い方の第一のアームと(P14)の短い方の第二のアームがそれぞれ外側に来るように配置する。最後に(E)に示すように、(P15)の長い方の第一のアームの先端が(P11)の短い方の第二のアームの先端に接し、(P15)の短い方の第二のアームの先端が(P12)の長い方の第一のアームの先端に接するように(P15)を積み、(P16)の長い方の第一のアームの先端が(P13)の短い方の第二のアームの先端に接し、(P16)の短い方の第二のアームの先端が(P14)の長い方の第一のアームの先端に接するように(P16)を積むと、図のような建築物のような形を形成することができる。
図16に示すのは、本発明のブロックを16個使用してできる三次元的な組み合わせの例である。(A)に示すように、(P1)〜(P4)の4個のブロックを二本のアームが上に向くように立てた状態で置く。この時、4個のブロックの長い方の第一のアーム4本が隣り合い、中心に集まるように配置する。次に(B)に示すように、(P5)の短い方の第二のアームの先端が(P1)の短い方の第二のアームの下部に接するように(P5)を寝かせて置き、同様に(P6)の短い方の第二のアームの先端が(P2)の短い方の第二のアームの下部に接するように(P6)を寝かせて置き、(P7)の短い方の第二のアームの先端が(P3)の短い方の第二のアームの下部に接するように(P7)を寝かせて置き、(P8)の短い方の第二のアームの先端が(P4)の短い方の第二のアームの下部に接するように(P8)を寝かせて置く。次に(C)に示すように、(P9)の長い方の第一のアームが(P8)の長い方の第一のアームの先端と(P1)の間に嵌まるように(P9)を寝かせて置き、同様に(P10)の長い方の第一のアームが(P5)の長い方の第一のアームの先端と(P2)の間に嵌まるように(P10)を寝かせて置き、(P11)の長い方の第一のアームが(P6)の長い方の第一のアームの先端と(P3)の間に嵌まるように(P11)を寝かせて置き、(P12)の長い方の第一のアームが(P7)の長い方の第一のアームの先端と(P4)の間に嵌まるように(P12)を寝かせて置く。最後に(D)に示すように、(P13)の二本のアームの間に(P1)の短い方の第二のアームが嵌まるように(P13)を寝かせて置き、同様に(P14)の二本のアームの間に(P2)の短い方の第二のアームが嵌まるように(P14)を寝かせて置き、(P15)の二本のアームの間に(P3)の短い方の第二のアームが嵌まるように(P15)を寝かせて置き、(P16)の二本のアームの間に(P4)の短い方の第二のアームが嵌まるように(P16)を寝かせて置くと、図に示すような花のような形を形成することができる。
上記のように、立方体や直方体などの単純なものから結晶のような複雑な形の抽象的な幾何学形体、階段や建築物などの構造物や花などの具体的な形まで、様々な形を創作することが可能である。上記の組み合わせの創作例は、無限に可能な組み合わせの中のいくつかの例であり、上記の例以外にも様々な組み合わせ方が可能である。
実施形態の効果
本発明は単一形状のブロックのみのセットでありながら、上記のような左右非対称の二本の長さの違うアームを持ち、各寸法がアームの太さの整数倍になっており、かつ長さに変化があることで、ブロックを置いたり積み上げたり嵌め込んで結合したりする時の向きによって変化が生まれ、二次元的に併置した場合にも、三次元的に積み上げたり嵌め込んで組み立てたりした場合にも単調にならず、非常に多様な組み合わせが可能となる。
上記のようにブロックの向きによって形状が変わることで、三次元的に積み上げたり嵌め込んで組み立てたりする時に、自立可能、嵌め込みが可能な向きと、不可能な向きが生じ、パズルのように自立や嵌め込みが可能な方向を探ることにより、脳を活性化させ、思考力の育成を図る効果が期待できる。
遊び方の多様化と組み合わせの多様化により、非常に簡単な組み合わせからかなり高度な組み合わせまで、難易度が多様になり、幼児から成人、高齢者まで、幅広い年齢層が楽しむ事ができるだけでなく、長期に渡って遊ぶことができ、幾何学的、空間的な発想力、創造力の育成を図る効果が期待できる。
また、ブロックに任意の着色をすることにより更に芸術性、娯楽性を向上させる事ができる。
(a)コの字形状の平行な二つの辺のうち一方の辺である長い方の第一のアーム
(b)二本のアームの間
(c)コの字形状の平行な二つの辺のうち他方の辺である短い方の第二のアーム
(d)コの字形状の基部
(e)長い方の第一のアームの太さの寸法
(f)二本のアームの間の寸法
(g)短い方の第二のアームの太さの寸法
(h)短い方の第二のアームの長さの寸法
(i)ブロックの厚みの寸法
(j)基部の長さの寸法
(k)基部の太さの寸法
(l)長い方の第一のアーム(a)と短い方の第二のアーム(c)の長さの差の寸法
(m)長い方の第一のアームの長さの寸法
(n1)、(n2)、(n3)、(n4)、(n5)、(n6)ブロックを構成する6つの立方体
(P1)〜(P16)本発明のブロック

Claims (2)

  1. 複数の同一形状のブロックを組み合わせて遊ぶ前記ブロック玩具であって、同一平面上で6つの立方体を連続させたような状態の全体が略コの字形状を有し、前記略コの字形状の平行な二つの辺のうち一方は前記立方体を3つ連続させ、他方は前記立方体を2つ連続させることで、前記一方を前記他方より長くした形状であることを特徴とするブロック玩具のブロック。
  2. 請求項1に記載されたブロックを複数個含むブロック玩具セット。
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