JP2018198840A - 粒子線治療システムの治療台位置決め装置 - Google Patents

粒子線治療システムの治療台位置決め装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018198840A
JP2018198840A JP2017105441A JP2017105441A JP2018198840A JP 2018198840 A JP2018198840 A JP 2018198840A JP 2017105441 A JP2017105441 A JP 2017105441A JP 2017105441 A JP2017105441 A JP 2017105441A JP 2018198840 A JP2018198840 A JP 2018198840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment
treatment table
fixture
particle beam
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017105441A
Other languages
English (en)
Inventor
智子 黒瀬
Tomoko Kurose
智子 黒瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2017105441A priority Critical patent/JP2018198840A/ja
Publication of JP2018198840A publication Critical patent/JP2018198840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

【課題】治療台移動を自動化させ技師の労力を低減させ、粗位置決め時間を短縮することで治療時間を短縮する粒子線治療システムの治療台位置決め装置を得ることを目的とする。【解決手段】固定具7の上にマークされたCTアイソセンター位置C1を計測する2以上の三次元計測カメラ1a、1bと、CTアイソセンター位置C1の計測値からCTアイソセンター位置C1の位置座標を算出する三次元計測画像処理部3と、治療室アイソセンタ位置情報および患者の治療計画情報を保存する治療情報記憶部2と、CTアイソセンター位置C1と治療室アイソセンタ位置C2が一致するように、CTアイソセンター位置C1の位置座標と治療室アイソセンタ位置C2の位置座標とに基づいて、治療台移動量を算出する位置決め制御部4と、算出された治療台移動量に応じて治療台6を移動する治療台操作部5とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、粒子線治療において患者の患部の位置決めをする際の治療台の粗位置決めを行う粒子線治療システムの治療台位置決め装置に関するものである。
従来から放射線をがんなどの腫瘍に照射して治療を行う放射線治療が知られているが、特に最近では放射線として炭素などの重粒子線や陽子線などの粒子線を用いた粒子線治療が注目されている。粒子線治療では粒子線照射する場所(治療室アイソセンタと呼ぶ)に患者の患部を移動させるため、粒子線照射前に患部の位置決めを実施する。位置決めは粗い精度による位置決めを実施した後、患部をX線曝射させ患者の骨の位置を把握して位置決めを行う詳細位置決めを実施する。この粗い精度の位置決めを粗位置決めと呼び、これまで粗位置決めでは技師が手動で治療台を操作し、目視で治療室アイソセンタに患部がきていることを確認していた。この操作に長い時間を要するため、治療スループットを低下させる要因となっていた。
そこで、例えば特許文献1においては、レーザーマーカなどのマーカを用いて治療台の粗位置決めを行うなど、自動で治療台を移動させる手段を使用し、治療時間の短縮を図っている。
特開2010−187991号公報(段落0031、図1)
しかしながら、特許文献1のような構成では、粒子線治療において、患者の患部の位置決め前に、患者を治療台に載せてからおおよその位置まで移動させるために、放射線技師がレーザポインタを使用して目視によるアイソセンタ位置合わせを実施して粗位置決めを行い、この後、治療計画で指定された治療台位置まで治療台を移動させるのに、複数人の技師の操作を必要とし、また1回の粗位置決めで10分程度の時間を要するという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、治療台移動を自動化させ技師の労力を低減させ、粗位置決め時間を短縮することで一人の患者に対する治療時間を短縮し、治療スループットを向上させる粒子線治療システムの治療台位置決め装置を得ることを目的とする。
この発明にかかる粒子線治療システムの治療台位置決め装置は、患者を治療台に固定する固定具の上にマークされた原点位置を計測する2以上の三次元計測カメラと、前記原点位置の計測値から前記原点位置の位置座標を算出する三次元計測画像処理部と、治療室アイソセンタ位置情報および患者の治療計画情報を保存する治療情報記憶部と、前記原点位置と前記治療室アイソセンタ位置が一致するように、前記原点位置の位置座標と前記治療室アイソセンタ位置の位置座標とに基づいて、治療台移動量を算出する位置決め制御部と、前記算出された治療台移動量に応じて前記治療台を移動する治療台操作部とを備えたことを特徴とする。
また、患者を治療台に固定する固定具の位置を計測する2以上の三次元計測カメラと、前記固定具の位置の計測値から前記固定具の位置座標を算出する三次元計測画像処理部と、直近治療時の前記固定具位置情報を含む過去の治療位置情報を保存する治療情報記憶部と、前記算出された固定具の位置と前記直近治療時の固定具位置が一致するように、前記算出された固定具の位置の位置座標と前記直近治療時の固定具位置の位置座標とに基づいて、治療台移動量を算出する位置決め制御部と、前記算出された治療台移動量に応じて前記治療台を移動する治療台操作部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、技師の治療台操作、目視確認なく自動で粗位置決めを実施することができる。このため技師の省力化とともに、粗位置決め完了までの時間短縮(性能向上)が可能になる。
この発明の実施の形態1による粒子線治療システムの治療台位置決め装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による粒子線治療システムの治療台位置決め装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態2による粒子線治療システムの治療台位置決め装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による粒子線治療システムの治療台位置決め装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態2による粒子線治療システムの治療台位置決め装置の表示部の表示の一例を示す図である。 この発明の実施の形態3による粒子線治療システムの治療台位置決め装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態4による粒子線治療システムの治療台位置決め装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態4による粒子線治療システムの治療台位置決め装置の表示部の表示の一例を示す図である。 この発明の実施の形態5による粒子線治療システムの治療台位置決め装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態5による粒子線治療システムの治療台位置決め装置の表示部の表示の一例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による粒子線治療システムの治療台位置決め装置101の構成を示す図である。図1に示すように、粒子線治療システムの治療台位置決め装置101は、三次元計測カメラ1a、1b、治療情報記憶部2、三次元計測画像処理部3、位置決め制御部4、治療台操作部5から構成される。
三次元計測カメラ1a、1bは、治療台6に横たわる患者を治療台6に固定する固定具7の形状と固定具7の上にマークされたCTアイソセンタ位置(CT原点位置)C1を認識し、CTアイソセンタ位置C1の位置を計測する。マークはシール、バーコードなど、認識できるものであれば自由である。
治療情報記憶部2は、計画治療位置情報を含む治療を実施する患者の治療計画情報、治療室アイソセンタ位置情報、および過去の治療位置情報を保存する。三次元計測画像処理部3は、三次元計測カメラ1a、1bで収集した画像情報を処理し、計測した位置からCTアイソセンタ位置C1の位置座標を算出する。
位置決め制御部4は、粗位置決めを実施する際に技師により操作され、CTアイソセンタ位置C1と治療室アイソセンタ位置C2が一致するように、算出されたCTアイソセンタ位置C1の位置座標と治療室アイソセンタ位置情報に含まれる治療室アイソセンタ位置C2の位置座標に基づき、治療台移動量を算出し、治療台移動量を治療台操作部5に送信する。治療台操作部5は、位置決め制御部4から送られた治療台移動量に従いCTアイソセンタ位置C1と治療室アイソセンタ位置C2が一致するように治療台6を移動させる。表示部9は、位置決め制御部4を操作するための情報を表示する。
次に、この発明の実施の形態1による粒子線治療システムの治療台位置決め装置101の動作について説明する。図2は、粒子線治療システムの治療台位置決め装置101の動作を説明するためのフローチャート図である。
まず最初に、位置決め制御部4は、治療情報記憶部2から治療室アイソセンタ位置情報を取得し(ステップS201)、取得した治療室アイソセンタ位置情報を三次元計測画像処理部3にインプットする(ステップS202)。
続いて、位置決め制御部4は、三次元計測画像処理部3を介して三次元計測カメラ1a、1bにより、治療台6に横たわる患者を治療台6に固定する固定具7の形状と固定具7の上にマークされたCTアイソセンタ位置C1を認識し、CTアイソセンタ位置C1の位置を計測する(ステップS203)。
次いで、位置決め制御部4は、三次元計測カメラ1a、1bにより計測したCTアイソセンタ位置C1の計測値に基づき、三次元計測画像処理部3によりCTアイソセンタ位置C1の位置座標を算出する(ステップS204)。
続いて、位置決め制御部4は、CTアイソセンタ位置C1と治療室アイソセンタ位置C2が一致するように、算出されたCTアイソセンタ位置C1の位置座標と治療室アイソセンタ位置情報に含まれる治療室アイソセンタ位置C2の位置座標に基づき、治療台移動量を算出し(ステップS205)、治療台操作部5により、算出された治療台移動量に従いCTアイソセンタ位置C1と治療室アイソセンタ位置C2が一致するように治療台6を移動させる(ステップS206)。
最後に、位置決め制御部4は、治療する患部のアイソセンタ位置に治療室アイソセンタ位置C2を一致させるために、治療情報記憶部2から治療計画情報に含まれる計画治療台移動量(治療室アイソセンタ位置C2からの相対値)を取得し(ステップS207)、治療台操作部5により、計画治療台移動量に従い治療する患部のアイソセンタ位置と治療室アイソセンタ位置C2が一致するように計画治療台位置へ治療台6を移動させ(ステップS208)、粗位置決めが終了する。
このように、粒子線治療システムの治療台位置決め装置101により粗位置決めを行うことにより、技師の治療台操作、目視確認なく自動で粗位置決めを実施することができる。このため技師の省力化とともに、粗位置決め完了までの時間短縮(性能向上)が可能になる。
以上のように、本発明の実施の形態1にかかる粒子線治療システムの治療台位置決め装置101によれば、患者を治療台6に固定する固定具7の上にマークされたCTアイソセンタ位置C1を計測する2以上の三次元計測カメラ1a、1bと、CTアイソセンタ位置C1の計測値からCTアイソセンタ位置C1の位置座標を算出する三次元計測画像処理部3と、治療室アイソセンタ位置情報および患者の治療計画情報を保存する治療情報記憶部2と、CTアイソセンタ位置C1と治療室アイソセンタ位置C2が一致するように、CTアイソセンタ位置C1の位置座標と治療室アイソセンタ位置C2の位置座標とに基づいて、治療台移動量を算出する位置決め制御部4と、算出された治療台移動量に応じて治療台6を移動する治療台操作部5とを備えるようにしたので、技師の治療台操作、目視確認なく自動で粗位置決めを実施することができる。このため技師の省力化とともに、粗位置決め完了までの時間短縮(性能向上)が可能になる。
実施の形態2.
実施の形態1では、治療室アイソセンタ位置C2については治療情報記憶部に保存する位置座標の値のみを用いたが、実施の形態2では、治療室アイソセンタ位置C2をレーザポインタで表示する場合について説明する。
図3は、この発明の実施の形態2による粒子線治療システムの治療台位置決め装置102の構成を示す図である。図3に示すように、粒子線治療システムの治療台位置決め装置102には、2つのレーザポインタ8a、8bが備えられ、レーザポインタ8a、8bから照射されるレーザ光が治療室アイソセンタ位置C3上で交差するように設けられている。この発明の実施の形態2による粒子線治療システムの治療台位置決め装置102のその他の構成については、実施の形態1の粒子線治療システムの治療台位置決め装置101と同様であり、対応する部分には同符号を付してその説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態2による粒子線治療システムの治療台位置決め装置102の動作について説明する。図4は、粒子線治療システムの治療台位置決め装置102の動作を説明するためのフローチャート図である。
まず最初に、実施の形態1での図2に示すステップS201からステップS206のフローと同様の動作をして、位置決め制御部4は、治療台操作部5により、算出された治療台移動量に従いCTアイソセンタ位置C1と治療室アイソセンタ位置C2が一致する位置まで治療台6を移動させる(ステップS401)。
続いて、位置決め制御部4は、再度、三次元計測画像処理部3を介して三次元計測カメラ1a、1bにより、治療台6に横たわる患者を治療台6に固定する固定具7の形状と固定具7の上にマークされたCTアイソセンタ位置C1を認識し、CTアイソセンタ位置C1の位置を計測する(ステップS402)。
次いで、位置決め制御部4は、三次元計測カメラ1a、1bにより計測したCTアイソセンタ位置C1の計測値に基づき、三次元計測画像処理部3によりCTアイソセンタ位置C1の位置座標を算出する(ステップS403)。
また、位置決め制御部4は、固定具7の形状を認識する際に、レーザポインタ8a、8bによるレーザ光の交差点(治療室アイソセンタ)C3を認識し、治療室アイソセンタ位置C3の位置座標を算出する(ステップS404)。
続いて、位置決め制御部4は、CTアイソセンタ位置C1の位置座標と治療室アイソセンタ位置C3の位置座標が一致するか否かを判断する(ステップS405)。位置決め制御部4は、CTアイソセンタ位置C1の位置座標と治療室アイソセンタ位置C3の位置座標の差分が所定の許容値以下の場合は、二つの位置は一致していると判断し(ステップS406のYes)、実施の形態1での図2に示すステップS207からステップS208のフローと同様の動作をして、計画治療台位置へ治療台6を移動し(ステップS407)、粗位置決めを終了する。
一方、位置決め制御部4は、CTアイソセンタ位置C1の位置座標と治療室アイソセンタ位置C3の位置座標の差分が、所定の許容値を超える場合は、二つの位置は不一致と判断し(ステップS406のNo)、表示部9に、再度、粒子線治療システムの治療台位置決め装置102により粗位置決めを実施するか否かを技師に問うダイアログ(図5(a))を表示し(ステップS408)、位置決め制御部4は、表示部9に表示されたダイアログのボタン51、52の押下に従う(ステップS409)。
図5(a)のダイアログで「はい」のボタン51が押下された場合(ステップS409でYes)、位置決め制御部4は、再度、最初から粗位置決めを実施する(ステップS401へ)。図5(a)のダイアログで「いいえ」のボタン52が押下された場合(ステップS409でNo)、位置決め制御部4は、手動による粗位置決めを実施するかを技師に問うダイアログ(図5(b))を表示し(ステップS410)、表示部9に表示されたダイアログのボタン53、54の押下に従う(ステップS411)。
図5(b)のダイアログで「いいえ」のボタン54が押下された場合(ステップS411でNo)、位置決め制御部4は、実施の形態1での図2に示すステップS207からステップS208のフローと同様の動作をして、アイソセンタ不一致のまま計画治療台位置へ治療台6を移動し(ステップS412)、粗位置決めを終了する。
図5(b)のダイアログで「はい」のボタン53が押下された場合(ステップS411でYes)、技師が治療室に入り目視でCTアイソセンタ位置C1と治療室アイソセンタ位置C3が一致するように手動で治療台を移動操作する(ステップS413)。CTアイソセンタ位置C1と治療室アイソセンタ位置C3が一致していることを技師が確認した後、技師が表示部9の画面上にあるアイソセンタ一致チェックボタン(図示せず)を押下することで(ステップS414)、位置決め制御部4は、再度CTアイソセンタ位置C1と治療室アイソセンタ位置C3の一致チェックを実施する(ステップS402へ)。
このように、治療室アイソセンタ位置C3の位置をレーザポインタ8a、8bによるレーザ光の交差点で表示することで、CTアイソセンタ位置C1と治療室アイソセンタ位置C3との一致を容易に確認することができ、CTアイソセンタ位置と治療室アイソセンタ位置とが不一致のまま計画治療台位置へ移動し、間違った部位へ粒子線を照射することを防ぐ(信頼性向上)ことができる。
以上のように、この発明の実施の形態2にかかる粒子線治療システムの治療台位置決め装置102によれば、2つのレーザポインタ8a、8bが備えられ、レーザポインタ8a、8bから照射されるレーザ光が治療室アイソセンタ位置C3上で交差するように設けられるようにしたので、CTアイソセンタ位置と治療室アイソセンタ位置との一致を容易に確認することができ、CTアイソセンタ位置と治療室アイソセンタ位置とが不一致のまま計画治療台位置へ移動し、間違った部位へ粒子線を照射することを防ぐ(信頼性向上)ことができる。
実施の形態3.
実施の形態1および実施の形態2では、初回の粗位置決めについて説明したが、実施の形態3では、2回目以降の粗位置決めについて説明する。
実施の形態3では、治療情報記憶部2は、過去の治療時の固定具位置情報を含む過去の治療位置情報を保存する。この発明の実施の形態3による粒子線治療システムの治療台位置決め装置103のその他の構成については、実施の形態1の粒子線治療システムの治療台位置決め装置101と同様であり、対応する部分には同符号を付してその説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態3による粒子線治療システムの治療台位置決め装置103の動作について説明する。図6は、粒子線治療システムの治療台位置決め装置103の動作を説明するためのフローチャート図である。
まず最初に、位置決め制御部4は、治療情報記憶部2に患者の過去の治療位置情報が残っているかを検索する(ステップS601)。過去の治療位置情報が残っていない場合(ステップS602でNo)、位置決め制御部4は、初回の粗位置決めと判断して、実施の形態1での図2に示すステップS201から、または実施の形態2での図4に示すステップS401から粗位置決めを開始する。
過去の治療位置情報が残っていた場合(ステップS602でYes)、位置決め制御部4は、直近治療時の治療台6の固定具位置情報(固定具の特徴点3点以上を抽出)を取得し(ステップS603)、三次元計測画像処理部3に直近治療時の治療台6の固定具置情報をインプットする(ステップS604)。
続いて、位置決め制御部4は、三次元計測画像処理部3を介して三次元計測カメラ1a、1bにより、治療台6に横たわる患者を治療台6に固定する固定具7の形状を認識し、固定具7の位置を計測する(ステップS605)。
次いで、位置決め制御部4は、三次元計測カメラ1a、1bにより計測した固定具7の形状の計測値に基づき、三次元計測画像処理部3により固定具7の位置座標を算出する(ステップS606)。
続いて、位置決め制御部4は、固定具7の位置と直近治療時の固定具位置が一致するように、算出された固定具7の位置座標と直近治療時の固定具位置の位置座標に基づき、差分(治療台移動量)を算出する(ステップS607)。
最後に、位置決め制御部4は、治療台操作部5により、算出された治療台移動量に従い直近治療時の固定具位置まで治療台6を移動することで(ステップS608)、治療する患部のアイソセンタ位置に治療室アイソセンタ位置を一致させ、粗位置決めを終了する。
このように、過去の治療位置情報を用いて、直近治療時の固定具位置まで治療台6を移動することで、治療する患部のアイソセンタ位置に治療室アイソセンタ位置を一致させることができ、2回目以降の粗位置決めも自動化し、技師の省力化と粗位置決めの時間短縮を可能にする。
以上のように、この発明の実施の形態3にかかる粒子線治療システムの治療台位置決め装置103によれば、患者を治療台6に固定する固定具7の位置を計測する2以上の三次元計測カメラ1a、1bと、固定具7の位置の計測値から固定具7の位置座標を算出する三次元計測画像処理部3と、直近治療時の固定具位置情報を含む過去の治療位置情報を保存する治療情報記憶部2と、算出された固定具7の位置と直近治療時の固定具位置が一致するように、算出された固定具7の位置の位置座標と直近治療時の固定具位置の位置座標とに基づいて、治療台移動量を算出する位置決め制御部4と、算出された治療台移動量に応じて治療台6を移動する治療台操作部5とを備えるようにしたので、2回目以降の粗位置決めも自動化し、技師の省力化と粗位置決めの時間短縮を可能にする。
実施の形態4.
実施の形態3では、2回目以降の粗位置決めで直近治療時の固定具位置情報を利用する場合について説明したが、実施の形態4では、治療台6に固定する固定具7の位置が直近治療時の固定具位置と異なる場合について説明する。
実施の形態3においては、2回目以降の粗位置決めで、算出された固定具7の位置座標と直近治療時の固定具位置の位置座標に基づき、治療台移動量を算出していたが、これは治療台と固定具の位置関係が前回の位置決め時と全く同じであることが必要であり、もし異なった位置に固定具を設置していた場合、実施の形態3で示した操作で位置決めを実施できない恐れがある。治療台には稼働域があるため、固定具取付け位置が異なると前回と同様の位置に治療台を移動できない可能性があるためである。
実施の形態4では、治療情報記憶部2は、過去の治療時の固定具位置情報とともに治療台位置情報を含む過去の治療位置情報を保存する。この情報は毎回位置決め後に治療情報記憶部2に保存しておくものとする。また、治療台位置情報と固定具位置情報は、画像で、あるいは数値で残すものとする。この発明の実施の形態4による粒子線治療システムの治療台位置決め装置104のその他の構成については、実施の形態1の粒子線治療システムの治療台位置決め装置101と同様であり、対応する部分には同符号を付してその説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態4による粒子線治療システムの治療台位置決め装置104の動作について説明する。図7は、粒子線治療システムの治療台位置決め装置104の動作を説明するためのフローチャート図である。
まず最初に、位置決め制御部4は、治療情報記憶部2に患者の過去の治療位置情報が残っているかを検索する(ステップS701)。過去の治療位置情報が残っていない場合(ステップS702でNo)、位置決め制御部4は、初回の粗位置決めと判断して、実施の形態1での図2に示すステップS201から、または実施の形態2での図4に示すステップS401から粗位置決めを開始する。
過去の治療位置情報が残っていた場合(ステップS702でYes)、位置決め制御部4は、直近治療時の治療台位置情報と固定具位置情報を取得し(ステップS703)、三次元計測画像処理部3に直近治療時の治療台位置情報と固定具位置情報をインプットする(ステップS704)。
続いて、位置決め制御部4は、三次元計測画像処理部3を介して三次元計測カメラ1a、1bにより、治療台6と固定具7の形状を認識し、治療台6と固定具7の位置を計測する(ステップS705)。
次いで、位置決め制御部4は、三次元計測カメラ1a、1bにより計測した治療台6と固定具7の形状の計測値に基づき、三次元計測画像処理部3により治療台6と固定具7の位置座標を算出する(ステップS706)。
続いて、位置決め制御部4は、算出した治療台6と固定具7の位置座標から治療台6に対する固定具7の位置と直近治療時の治療台に対する固定具位置が一致するか否かを判断する(ステップS707)。位置決め制御部4は、算出した治療台6に対する固定具7の位置と直近治療時の治療台に対する固定具位置の差分が所定の許容範囲内の場合は、二つの位置は一致していると判断し(ステップS707のYes)、実施の形態3での図2に示すステップS607からステップS608のフローと同様の動作をして(ステップS708)、算出された治療台移動量に従い直近治療時の固定具位置まで治療台6を移動することで、治療する患部のアイソセンタ位置に治療室アイソセンタ位置を一致させ、粗位置決めを終了する。
一方、位置決め制御部4は、算出した治療台6に対する固定具7の位置と直近治療時の治療台に対する固定具位置の差分が、所定の許容範囲を超える場合は、二つの位置は不一致と判断し(ステップS707のNo)、表示部9に、警告ダイアログ(図8)を表示し(ステップS709)、位置決め制御部4は、表示部9に表示されたダイアログのボタン81、82の押下に従う(ステップS710)。
図8のダイアログで「はい」のボタン81が押下された場合(ステップS710でYes)、位置決め制御部4は、技師が取付け位置が異なっていてもよいと判断したとして、実施の形態3での図2に示すステップS607からステップS608のフローと同様の動作をして(ステップS711)、算出された治療台移動量に従い直近治療時の固定具位置まで治療台6を移動することで、治療する患部のアイソセンタ位置に治療室アイソセンタ位置を一致させ、粗位置決めを終了する。
図8のダイアログで「いいえ」のボタン82が押下された場合(ステップS710でNo)、技師が治療室に入り固定具取付け位置を変更した後、技師が表示部9の画面上にある固定具の取付位置の一致チェックボタン(図示せず)を押下することで、位置決め制御部4は、再度固定具の取付位置の一致チェックを実施する(ステップS705へ)。
このように、過去の治療位置情報を用いて、直近治療時の治療台に対する固定具位置との一致を確認することで、誤った固定具取付け位置で粗位置決めを実施することを防ぎ(安全性)、前回と同じ位置決め位置での治療(信頼性向上)を可能にする。
以上のように、この発明の実施の形態4にかかる粒子線治療システムの治療台位置決め装置104によれば、治療情報記憶部2は、治療位置情報に直近治療時の治療台に対する固定具位置の情報をさらに含み、三次元計測画像処理部3は、三次元計測カメラ1a、1bにより計測した治療台6および固定具7の位置の計測値から治療台6に対する固定具7の位置を算出し、位置決め制御部4は、算出された治療台に対する固定具の位置と直近治療時の治療台に対する固定具位置が一致していることを確認してから、治療台操作部5により治療台6を移動するようにしたので、誤った固定具取付け位置で粗位置決めを実施することを防ぎ(安全性)、前回と同じ位置決め位置での治療(信頼性向上)を可能にする。
実施の形態5.
実施の形態1から実施の形態4では、治療台6の移動空間について制限のない場合について説明したが、実施の形態5では、制限のある場合について説明する。
この発明の実施の形態5による粒子線治療システムの治療台位置決め装置105の構成については、実施の形態1の粒子線治療システムの治療台位置決め装置101と同様であり、その他の構成については、対応する部分には同符号を付してその説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態5による粒子線治療システムの治療台位置決め装置105の動作について説明する。図9は、粒子線治療システムの治療台位置決め装置105の動作を説明するためのフローチャート図である。
まず最初に、実施の形態1から実施の形態4での図2、4、6、及び7に示すフローに従い、ステップS207またはステップS608までの動作を実施する。
続いて、位置決め制御部4は、治療台6を移動させる前に、シミュレーションにより治療台周辺にある機器や壁に衝突するか否かを判断する(ステップS901)。シミュレーションの結果より、治療台6と治療台周辺の機器や壁との間が所定値を超える場合は、位置決め制御部4は、衝突する可能性がないと判断し(ステップS406のNo)、実施の形態1から実施の形態4での図2、4、6、及び7に示すステップS208またはステップS608へ進み、治療台6を移動させて、粗位置決めを終了する。
一方、シミュレーションの結果より、治療台6と治療台周辺の機器や壁との間が所定値以下の場合は、位置決め制御部4は、衝突する可能性があると判断し(ステップS406のYes)、表示部9に、衝突の可能性があることを技師に警告するダイアログ(図10)を表示し(ステップS903)、位置決め制御部4は、表示部9に表示されたダイアログのボタン91、92の押下に従う(ステップS904)。
図10のダイアログで「はい」のボタン11が押下された場合(ステップS904でYes)、位置決め制御部4は、技師が衝突はしないと判断したとして、実施の形態1から実施の形態4での図2、4、6、及び7に示すステップS208またはステップS608へ進み、治療台6を移動させて、粗位置決めを終了する。
図10のダイアログで「いいえ」のボタン12が押下された場合(ステップS904でNo)、技師が治療室に入り衝突を回避する対策をした後、技師が表示部9の画面上にある再開ボタン(図示せず)を押下することで、位置決め制御部4は、実施の形態1から実施の形態4での図2、4、6、及び7に示すステップS208またはステップS608へ進み、治療台6を移動させて、粗位置決めを終了する。
このように、治療台6を移動させる前に、シミュレーションにより治療台周辺にある機器や壁に衝突するか否かを確認することで、治療台と他機器との衝突を回避し、患者の身の安全の確保(安全性向上)を可能にする。
以上のように、この発明の実施の形態5にかかる粒子線治療システムの治療台位置決め装置105によれば、位置決め制御部4は、治療台6を移動させる前に、シミュレーションにより、移動後の治療台6が治療台周辺と衝突するか否かを確認するようにしたので、治療台と他機器との衝突を回避し、患者の身の安全の確保(安全性向上)を可能にする。
なお、この発明は、発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 三次元計測カメラ、2 治療情報記憶部、3 三次元計測画像処理部、4 位置決め制御部、5 治療台操作部、6 治療台、7 固定具、8 レーザポインタ、C1 アイソセンタ位置、C2、C3 治療室アイソセンタ位置、101、102、103、104、105 粒子線治療システムの治療台位置決め装置

Claims (6)

  1. 患者を治療台に固定する固定具の上にマークされた原点位置を計測する2以上の三次元計測カメラと、
    前記原点位置の計測値から前記原点位置の位置座標を算出する三次元計測画像処理部と、
    治療室アイソセンタ位置情報および患者の治療計画情報を保存する治療情報記憶部と、
    前記原点位置と前記治療室アイソセンタ位置が一致するように、前記原点位置の位置座標と前記治療室アイソセンタ位置の位置座標とに基づいて、治療台移動量を算出する位置決め制御部と、
    前記算出された治療台移動量に応じて前記治療台を移動する治療台操作部と
    を備えたことを特徴とする粒子線治療システムの治療台位置決め装置。
  2. 位置決め制御部は、前記原点位置を前記治療室アイソセンタ位置に一致させた後、治療する患部のアイソセンタ位置に前記治療室アイソセンタ位置を一致させるために、前記治療情報記憶部から前記治療計画情報に含まれる計画治療台移動量を取得し、前記治療台操作部は、前記計画治療台移動量分を移動させることを特徴とする請求項1に記載の粒子線治療システムの治療台位置決め装置。
  3. 2つのレーザポインタが備えられ、レーザポインタから照射されるレーザ光が前記治療室アイソセンタ位置上で交差するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粒子線治療システムの治療台位置決め装置。
  4. 患者を治療台に固定する固定具の位置を計測する2以上の三次元計測カメラと、
    前記固定具の位置の計測値から前記固定具の位置座標を算出する三次元計測画像処理部と、
    直近治療時の固定具位置情報を含む過去の治療位置情報を保存する治療情報記憶部と、
    前記算出された固定具の位置と前記直近治療時の固定具位置が一致するように、前記算出された固定具の位置の位置座標と前記直近治療時の固定具位置の位置座標とに基づいて、治療台移動量を算出する位置決め制御部と、
    前記算出された治療台移動量に応じて前記治療台を移動する治療台操作部と
    を備えたことを特徴とする粒子線治療システムの治療台位置決め装置。
  5. 前記治療情報記憶部は、前記治療位置情報に直近治療時の治療台に対する固定具位置の情報をさらに含み、前記三次元計測画像処理部は、前記三次元計測カメラにより計測した前記治療台および前記固定具の位置の計測値から前記治療台に対する固定具の位置を算出し、前記位置決め制御部は、前記算出された治療台に対する固定具の位置と直近治療時の前記治療台に対する固定具位置が一致していることを確認してから、前記治療台操作部により前記治療台を移動することを特徴とする請求項4に記載の粒子線治療システムの治療台位置決め装置。
  6. 位置決め制御部は、前記治療台を移動させる前に、シミュレーションにより、移動後の前記治療台が前記治療台の周辺と衝突するか否かを確認することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の粒子線治療システムの治療台位置決め装置。
JP2017105441A 2017-05-29 2017-05-29 粒子線治療システムの治療台位置決め装置 Pending JP2018198840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017105441A JP2018198840A (ja) 2017-05-29 2017-05-29 粒子線治療システムの治療台位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017105441A JP2018198840A (ja) 2017-05-29 2017-05-29 粒子線治療システムの治療台位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018198840A true JP2018198840A (ja) 2018-12-20

Family

ID=64666674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017105441A Pending JP2018198840A (ja) 2017-05-29 2017-05-29 粒子線治療システムの治療台位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018198840A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5622187A (en) * 1994-09-30 1997-04-22 Nomos Corporation Method and apparatus for patient positioning for radiation therapy
JP2008220553A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Hitachi Ltd 放射線治療システム
JP2010099362A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Hitachi Ltd 放射線治療装置用ベッド装置
JP2011172712A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Mitsubishi Electric Corp 粒子線治療システムの治療台位置決め装置
JP2017035348A (ja) * 2015-08-11 2017-02-16 株式会社東芝 患者の位置決め装置、方法及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5622187A (en) * 1994-09-30 1997-04-22 Nomos Corporation Method and apparatus for patient positioning for radiation therapy
JP2008220553A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Hitachi Ltd 放射線治療システム
JP2010099362A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Hitachi Ltd 放射線治療装置用ベッド装置
JP2011172712A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Mitsubishi Electric Corp 粒子線治療システムの治療台位置決め装置
JP2017035348A (ja) * 2015-08-11 2017-02-16 株式会社東芝 患者の位置決め装置、方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6724922B1 (en) Verification of positions in camera images
EP0480035B1 (en) Radiotherapeutic system
CN113556977A (zh) 基于c臂的医学成像系统及匹配2d图像与3d空间的方法
US20160092078A1 (en) Method for selecting a recording area and system for selecting a recording area
EP3733111B1 (en) Laser target projection apparatus and control method thereof, and laser surgery induction system comprising laser target projection apparatus
JP6983482B2 (ja) 医用イメージングシステムにおいて対象3dポイントクラウドを生成するための方法及びシステム
US20220176162A1 (en) Virtual beam's-eye view imaging in radiation therapy for patient setup
JP2018047132A (ja) 中性子捕捉療法システム、及び中性子捕捉療法用治療計画システム
JPWO2017126052A1 (ja) ホウ素中性子捕捉療法用システム
JP2011172712A (ja) 粒子線治療システムの治療台位置決め装置
JP2016168077A (ja) 治療計画装置
CN112401919A (zh) 一种基于摆位模型的辅助摆位方法及系统
JP2018198840A (ja) 粒子線治療システムの治療台位置決め装置
CN104739508B (zh) 一种运动部件的运动位置的设置方法及系统、医疗设备
US10384079B2 (en) Method and computer using contour determination for configuring a radiotherapy apparatus
CN115702983A (zh) 放疗设备的摆位控制方法、设备、系统及介质
JP2008245716A (ja) 粒子線治療装置
CN114305695A (zh) 移动指引方法及系统、可读存储介质、及手术机器人系统
JP2019098057A (ja) 放射線治療装置
JP6110342B2 (ja) 放射線量管理装置、放射線量管理方法および放射線量管理プログラム
Gerig et al. Development and clinical application of a patient-position monitoring system
JPH08112367A (ja) 放射線治療計画における位置決め方法及び放射線治療計画機能を有する医用装置
Wang et al. CT-Based collision prediction software for external-beam radiation therapy
JP7172850B2 (ja) 位置決め装置
JP7342553B2 (ja) X線撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200528

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211124