JP2018198368A - 監視カメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラとコントローラとが複数の通信方式のいずれかを用いて無線通信を行うことが可能な監視カメラシステムにおいて、全ての通信方式について容易に設定登録を行うこと。【解決手段】カメラ20は、DECTカメラ情報を含むDECT登録要求を送信する(ST105)。コントローラ10は、DECTカメラ情報を記憶し、DECTコントローラ情報を含むDECT登録応答を送信する(ST106)。カメラ20は、DECTコントローラ情報を記憶し、無線LANカメラ情報を含む無線LAN登録要求を送信する(ST107)。コントローラ10は、無線LANTカメラ情報を記憶し、無線LANコントローラ情報を含む無線LAN登録応答を送信する(ST108)。カメラ20は、無線LANコントローラ情報を記憶する。【選択図】図4
Description
本発明は、カメラとの間でデータの入出力を行う監視カメラシステムに関する。
宅内の敷地に入ってきた侵入者を監視する監視カメラシステムが知られている(特許文献1参照)。また、カメラとコントローラとが無線通信を行う監視カメラシステムも考案されている。
しかしながら、これまで、カメラとコントローラとが複数の通信方式のいずれかを用いて無線通信を行うことが可能な監視カメラシステムについては開示されていない。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、帯域が互いに異なる複数の通信方式のいずれかを用いて無線通信を行うカメラとコントローラとが全ての通信方式について容易に設定登録を行うことができる監視カメラシステムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る監視カメラシステムは、撮像を行い、画像データを生成する監視カメラと、前記監視カメラから画像データを受信して表示し、前記監視カメラを制御するコントローラと、を具備する監視カメラシステムであって、前記監視カメラと前記コントローラとは、帯域が互いに異なる複数の通信方式のいずれかにより無線通信を行い、前記コントローラは、第1の通信方式を用いて前記監視カメラの登録処理を行い、前記登録処理において、前記監視カメラとの間で、前記第1の通信方式で接続するための第1情報および第2の通信方式で接続するための第2情報の交換を行う。
本開示によれば、帯域が互いに異なる複数の通信方式のいずれかを用いて無線通信を行うカメラとコントローラとが全ての通信方式について容易に設定登録を行うことができる。
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
<システム構成>
図1は、実施の形態1の監視カメラシステム1のシステム構成を示す図である。監視カメラシステム1は、主に宅内に設置されており、1台のコントローラ10と、1または複数のカメラ20から構成される。
図1は、実施の形態1の監視カメラシステム1のシステム構成を示す図である。監視カメラシステム1は、主に宅内に設置されており、1台のコントローラ10と、1または複数のカメラ20から構成される。
コントローラ10は、各カメラ20から接続要求を受信したタイミングで、各カメラ20を登録する処理を行う。なお、コントローラ10によるカメラ20の登録処理の詳細については後述する。
コントローラ10は、登録した各カメラ20と、(1)5GHz帯を使用した無線LAN(Local Area Network)の規格に準拠した方式(以下、「5G無線LAN方式」という)、(2)2.4GHz帯を使用した無線LANの規格に準拠した方式(以下、「2.4G無線LAN方式」という)、(3)1.9GHz帯を使用したDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)の規格に準拠した方式(以下、「DECT方式」という)のいずれかの通信方式を用いて無線通信を行う。無線LANの方が、DECTよりもスループットが高く、単位時間に多くのデータを送受信できる。しかし、DECTの方が無線LANよりも耐干渉性が強い。また、無線LANにおいて、5GHz帯を使用する方が、2.4GHz帯を使用するよりもスループットが高く、単位時間に多くのデータを送受信できる。しかし、2.4GHz帯を使用する方が5GHz帯を使用するよりも耐干渉性が強い。
そして、コントローラ10は、各カメラ20から画像データを受信して画面に表示させる。このとき、コントローラ10は、5G無線LAN方式を用いて受信した画像データを、Full HD(High Definition)の画面モード(解像度1920×1080ピクセル)で表示させる。また、コントローラ10は、2.4G無線LAN方式を用いて受信した画像データを、HDの画面モード(解像度1280×720ピクセル)で表示させる。また、コントローラ10は、DECT方式を用いて受信した画像データを、VGA(Video Graphics Array)の画面モード(解像度640×480ピクセル)で表示させる。
また、コントローラ10は、各カメラ20に制御データを送信し、各カメラ20の動作(データレート、パン、チルト、ライト、シャッタ、およびフィルター等の動作)や、各カメラ20に備えられた各種センサデバイスの動作を制御する。なお、コントローラ10は、通話機能(マイクおよびスピーカ)を有し、各カメラ20との間で音声データの送受信を行っても良い。
また、コントローラ10は、無線LANを用いて、宅内のスマートフォン30(携帯端末)と無線通信を行うことができる。また、コントローラ10は、インターネット等の公共網40に接続された宅外のスマートフォン50(携帯端末)と無線通信を行うことができる。
各カメラ20は、所定の条件をトリガとして撮像を行い、5G無線LAN方式、2.4G無線LAN方式、DECT方式のいずれかの通信方式を用いて、コントローラ10に画像データを送信する。なお、各カメラ20は、通話機能(マイクおよびスピーカ)を有し、コントローラ10との間で音声データの送受信を行っても良い。また、各カメラ20は、ドアフォンの玄関子機、ドアベル等の他の機器の一部であっても良い。
スマートフォン30、50は、コントローラ10を介して各カメラ20で撮像された画像データを受信して画面に表示させることができる。また、スマートフォン30、50は、コントローラ10を介して各カメラ20の動作を制御することができる。
<コントローラの内部構成>
図2は、コントローラ10の内部構成を示すブロック図である。コントローラ10は、制御部101と、メモリ102と、表示部103と、操作部104と、5G無線LAN通信I/F部105と、2.4G無線LAN通信I/F部106と、DECT通信I/F部107と、を有する。なお、図2では、スマートフォン30、50との通信用のインターフェース(I/F)部の図示を省略する。
図2は、コントローラ10の内部構成を示すブロック図である。コントローラ10は、制御部101と、メモリ102と、表示部103と、操作部104と、5G無線LAN通信I/F部105と、2.4G無線LAN通信I/F部106と、DECT通信I/F部107と、を有する。なお、図2では、スマートフォン30、50との通信用のインターフェース(I/F)部の図示を省略する。
制御部101は、ユーザの操作部104の入力操作によりユーザの指示を受け付け、ユーザの指示に基づいて、コントローラ10内の各部および各カメラ20を制御する。
また、制御部101は、接続要求があったカメラ20について登録処理を行い、登録した各カメラ20の各種の情報をメモリ102に記憶させる。
また、制御部101は、カメラ20において選択された通信帯域に対応するインターフェース部(5G無線LAN通信I/F部105、2.4G無線LAN通信I/F部106、DECT通信I/F部107のいずれか)より、各カメラ20で撮像された画像データを入力する。制御部101は、入力した画像データを、表示部103に表示させるとともに、メモリ102に記憶する。
5G無線LAN通信I/F部105は、5G無線LAN方式を用いてカメラ20と無線通信を行う。2.4G無線LAN通信I/F部106は、2.4G無線LAN方式を用いてカメラ20と無線通信を行う。DECT通信I/F部107は、DECT方式を用いてカメラ20と無線通信を行う。
<カメラの内部構成>
図3は、カメラ20の内部構成を示すブロック図である。カメラ20は、センサ201と、制御部202と、メモリ203と、撮像部204と、画像処理部205と、5G無線LAN通信I/F部206と、2.4G無線LAN通信I/F部207と、DECT通信I/F部208と、を有する。なお、カメラ20は、複数のセンサ201を有していても良い。
図3は、カメラ20の内部構成を示すブロック図である。カメラ20は、センサ201と、制御部202と、メモリ203と、撮像部204と、画像処理部205と、5G無線LAN通信I/F部206と、2.4G無線LAN通信I/F部207と、DECT通信I/F部208と、を有する。なお、カメラ20は、複数のセンサ201を有していても良い。
センサ201は、温度、音、動き、赤外線、超音波、可視光、照度等の変化を感知することにより人間の所在(宅内の敷地に人が入ってきたこと)を検知する人感センサである。センサ201は、人間の所在を検知したことを示す検知信号を制御部202に出力する。
制御部202は、コントローラ10から入力した制御信号に基づいて、カメラ20内の各部を制御する。
また、制御部202は、コントローラ10から撮像開始指示を受けた場合、あるいは、センサ201から検知信号を入力した場合、撮像部204に対して撮像の開始を指示する。
また、制御部202は、各帯域の環境を示す数値(以下、「環境値」という)を測定し、環境値に基づいて、画像データの送信に用いる通信方式を決定する。制御部202は、決定した通信方式(帯域)に対応するインターフェース部(5G無線LAN通信I/F部206、2.4G無線LAN通信I/F部207、DECT通信I/F部208のいずれか)から、画像処理部205で得られた画像データを送信させる。なお、カメラ20(制御部202)による、通信帯域の選択から画像データの送信までの処理の流れについては後述する。
メモリ203は、カメラ20の各種の情報を記憶する。
撮像部204は、レンズ及び撮像素子(例えば、CCD(Charged Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサ)を有する。撮像部204は、制御部202の指示に従って撮像を行い、撮像されたフレーム画像を画像処理部205に出力する。
画像処理部205は、撮像部204から出力されたフレーム画像に対してA/D変換処理を行い、さらに、ホワイトバランス処理やγ処理等の各種画像処理を行って画像データを得る。
5G無線LAN通信I/F部206は、5G無線LAN方式を用いてコントローラ10と無線通信を行う。2.4G無線LAN通信I/F部207は、2.4G無線LAN方式を用いてコントローラ10と無線通信を行う。DECT通信I/F部208は、DECT方式を用いてコントローラ10と無線通信を行う。
<登録処理>
次に、コントローラ10によるカメラ20の登録処理の詳細について図4を用いて説明する。なお、登録処理の前提として、コントローラ10の5G無線LAN通信I/F部105、2.4G無線LAN通信I/F部106、DECT通信I/F部107は、起動しているものとする。
次に、コントローラ10によるカメラ20の登録処理の詳細について図4を用いて説明する。なお、登録処理の前提として、コントローラ10の5G無線LAN通信I/F部105、2.4G無線LAN通信I/F部106、DECT通信I/F部107は、起動しているものとする。
まず、カメラ20が、電源投入後、DECT通信I/F部208を起動させ、コントローラ10に対して、カメラ20のID(以下、「カメラID」という)を含む接続要求を送信する(ST101)。コントローラ10は、接続要求を受信すると、カメラIDを記憶し、カメラ20に対して、カメラIDおよびコントローラ10のID(以下、「コントローラID」という)を含む認証要求を送信する(ST102)。
カメラ20は、認証要求を受信すると、コントローラIDを記憶し、コントローラ10に対して、カメラIDおよびコントローラIDを含む認証応答を送信する(ST103)。コントローラ10は、認証応答を受信すると認証処理を行い、認証が成功すると、カメラ20に対して、カメラIDおよびコントローラIDを含む認証完了を送信する(ST104)。
カメラ20は、認証完了を受信すると、コントローラ10に対して、カメラ20とのDECT通信に必要な情報であるDECTカメラ情報を含むDECT登録要求を送信する(ST105)。コントローラ10は、DECT登録要求を受信するとDECTカメラ情報を記憶し、カメラ20に対して、コントローラ10とのDECT通信に必要な情報であるDECTコントローラ情報を含むDECT登録応答を送信する(ST106)。
カメラ20は、DECT登録応答を受信するとDECTコントローラ情報を記憶し、コントローラ10に対して、カメラ20との無線LAN通信に必要な情報である無線LANカメラ情報を含む無線LAN登録要求を送信する(ST107)。コントローラ10は、無線LAN登録要求を受信すると無線LANTカメラ情報を記憶し、カメラ20に対して、コントローラ10との無線LAN通信に必要な情報である無線LANコントローラ情報を含む無線LAN登録応答を送信する(ST108)。カメラ20は、無線LAN登録応答を受信すると無線LANコントローラ情報を記憶する。
これにより、コントローラ10とカメラ20との間で、DECT通信に必要な情報および無線LAN通信に必要な情報を交換することができる。なお、無線LAN通信に必要な情報には、SSID・セキュリティタイプ、セキュリティKey、MACアドレス、通信タイプ等がある。
上記ST101乃至ST108のステップにより、コントローラ10によるカメラ20の登録処理が完了する。これにより、コントローラ10とカメラ20との間で無線LAN通信の開始が可能となる。
このように、本実施の形態によれば、比較的簡易なDECT登録処理において、無線LAN通信に必要な情報の交換を行い、無線LANの設定登録も行うことができる。
<状態遷移>
次に、カメラ20の登録処理の完了から画像送信までの状態遷移について、図5を用いて説明する。
次に、カメラ20の登録処理の完了から画像送信までの状態遷移について、図5を用いて説明する。
カメラ20は、コントローラ10との間で上記に説明した「登録処理」を行い(ST201)、「登録処理」が完了すると、コントローラ10との通信に用いる帯域の選択を行う「帯域選択」に遷移する(ST202)。なお、カメラ20の「帯域選択」における具体的な処理フローについては後述する。
カメラ20は、「帯域選択」が完了すると、コントローラ10との通信の準備を行う「スタンバイ」に遷移する(ST203)。カメラ20は、「スタンバイ」の状態で環境値を測定し、環境が変化した場合には、「帯域選択」に遷移する(ST202)。なお、カメラ20の「スタンバイ」における具体的な処理フローについては後述する。
カメラ20は、「スタンバイ」が完了すると、コントローラ10との通信の確立を行う「起動処理」に遷移する(ST204)。カメラ20は、「起動処理」においてコントローラ10との通信が確立できず、「起動処理」が失敗した場合には、「帯域選択」に遷移する(ST202)。
カメラ20は、「起動処理」が成功し、コントローラ10との通信が確立すると、コントローラ10に画像データの送信を行う「画像送信」に遷移する(ST205)。カメラ20は、「画像送信」が終了すると、「スタンバイ」に遷移する(ST203)。また、カメラ20は、「画像送信」の状態で環境値を測定し、環境が変化した場合には、「帯域選択」に遷移する(ST202)。なお、カメラ20の「画像送信」における具体的な処理フローについては後述する。
<帯域選択>
次に、カメラ20の帯域選択の状態における処理フローについて、図6、図7、図8を用いて説明する。
次に、カメラ20の帯域選択の状態における処理フローについて、図6、図7、図8を用いて説明する。
カメラ20は、登録処理の後、「帯域選択」の状態において、5G無線LAN通信I/F部206を起動させ、5GHz帯を使用した無線LAN通信が可能な状態とし(ST301)、5GHz帯の環境値(本例では、パケットエラー率、電界強度(RSSI(Received Signal Strength Indicator)))を測定する(ST302)。
次に、カメラ20は、2.4G無線LAN通信I/F部207を起動させ、2.4GHz帯を使用した無線LAN通信が可能な状態とし(ST303)、2.4GHz帯の環境値を測定する(ST304)。
次に、カメラ20は、DECT通信I/F部208を起動させ、1.9GHz帯を使用したDECT通信が可能な状態とし(ST305)、1.9GHz帯の環境値を測定する(ST306)。
次に、カメラ20は、帯域毎に重み計算を行い、各帯域の重み合計を計算する(ST307)。なお、重み計算の具体例については後述する。
次に、カメラ20は、各帯域の重み合計に基づいて、選択する帯域の順位を確定させる(ST308)。具体的には、カメラ20は、重み合計が小さいものから順に帯域を選択する。
ST308でカメラ20が第1番目に選択した帯域が5GHz帯である場合(ST311:NO、ST312:YES)、フローはST313に進む。また、カメラ20が第1番目に選択した帯域が2.4GHz帯である場合(ST311:NO、ST312:NO)、フローはST317に進む。また、カメラ20が第1番目に選択した帯域が1.9GHz帯である場合(ST311:YES)、フローはST331に進む。
ST313において、カメラ20は、5G無線LAN通信I/F部206を起動させ、5GHz帯を使用した無線LAN通信が可能な状態とする。
そして、カメラ20は、5GHz帯の無線LAN接続に成功し(ST314:YES)、かつ、電界強度が5GHz帯の通信に要求される閾値(以下、「5G第1閾値」という)以上で、パケットエラー率が5GHz帯の通信に要求される閾値(以下、「5G第2閾値」という)より小さい場合(ST315:NO)、5GHz帯の無線LAN通信を最終的に決定し、「スタンバイ」の状態に遷移する。
一方、カメラ20が5GHz帯の無線LAN接続に失敗した場合(ST314:NO)、あるいは、電界強度が5G第1閾値より小さいか、パケットエラー率が5G第2閾値以上の場合(ST314:YES、ST315:YES)、フローはST316に進む。
ST316において、ST308でカメラ20が次に選択した帯域が2.4GHz帯である場合(ST316:YES)、フローはST317に進む。また、カメラ20が次に選択した帯域が1.9GHz帯である場合(ST316:NO)、フローはST331に進む。
ST317において、カメラ20は、2.4G無線LAN通信I/F部207を起動させ、2.4GHz帯を使用した無線LAN通信が可能な状態とする。
そして、カメラ20は、2.4GHz帯の無線LAN接続に成功し(ST318:YES)、かつ、電界強度が2.4GHz帯の通信に要求される閾値(以下、「2.4G第1閾値」という)以上で、パケットエラー率が2.4GHz帯の通信に要求される閾値(以下、「2.4G第2閾値」という)より小さい場合(ST319:NO)、2.4GHz帯の無線LAN通信を最終的に決定し、「スタンバイ」の状態に遷移する。
一方、カメラ20が2.4GHz帯の無線LAN接続に失敗した場合(ST318:NO)、あるいは、電界強度が2.4G第1閾値より小さいか、パケットエラー率が2.4G第2閾値以上の場合(ST318:YES、ST319:YES)、フローはST320に進む。
ST320において、ST308でカメラ20が次に選択した帯域が5GHz帯である場合(ST320:YES)、フローはST313に進む。また、カメラ20が次に選択した帯域が1.9GHz帯である場合(ST320:NO)、フローはST331に進む。
ST331において、カメラ20は、DECT通信I/F部208を起動させ、1.9GHz帯を使用したDECT通信が可能な状態とする。
そして、カメラ20が1.9GHz帯のDECT接続に成功し(ST332:YES)、かつ、電界強度がDECT通信に要求される閾値(以下、「DECT第1閾値」という)以上で、パケットエラー率がDECT通信に要求される閾値(以下、「DECT第2閾値」という)より小さい場合(ST333:NO)、1.9GHz帯のDECT通信を最終的に決定し、「スタンバイ」の状態に遷移する。
一方、カメラ20が、1.9GHz帯のDECT接続に失敗した場合(ST332:NO)、あるいは、電界強度がDECT第1閾値より小さいか、パケットエラー率がDECT第2閾値以上の場合(ST332:YES、ST333:YES)、フローはST334に進む。
ST334において、ST308でカメラ20が次に選択した帯域が5GHz帯である場合(ST334:YES)、フローはST313に進む。また、カメラ20が次に選択した帯域が2.4GHz帯である場合(ST334:NO)、フローはST317に進む。
このように、本実施の形態によれば、各通信方式の帯域の環境値を測定し、各帯域の環境値に基づいて最適な通信方式を容易に選択することができる。
<スタンバイ>
次に、カメラ20のスタンバイの状態における処理フローについて、図9を用いて説明する。
次に、カメラ20のスタンバイの状態における処理フローについて、図9を用いて説明する。
カメラ20は、コントローラ10からビーコンを受信すると(ST401)、選択した帯域の環境値を測定する(ST402)。
そして、カメラ20は、電界強度が選択帯域に要求される第1閾値(5G第1閾値、2.4G第1閾値、DECT第1閾値のいずれか)以上で、パケットエラー率が選択帯域に要求される第2閾値(5G第2閾値、2.4G第2閾値、DECT第2閾値のいずれか)より小さい場合(ST403:NO)、ST404の判定を行う。
一方、カメラ20は、電界強度が第1閾値より小さいか、パケットエラー率が第2閾値以上の場合(ST403:YES)、「帯域選択」の状態に遷移する。
ST404において、カメラ20は、コントローラ10から撮像開始指示を受けた場合、あるいは、センサ201から検知信号を入力した場合(ST404:YES)、「起動処理」の状態に遷移する。
一方、ST404において、カメラ20は、コントローラ10から撮像開始指示を受けず、かつ、センサ201から検知信号を入力しなかった場合(ST404:NO)、スタンバイ処理起動用のタイマを設定し、起動する(ST405)。
タイマが満了するまでその状態が維持され(ST405:NO)、タイマが満了すると(ST406:YES)、フローはST402に戻る。
<画像送信>
次に、カメラ20の画像送信の状態における処理フローについて、図10を用いて説明する。
次に、カメラ20の画像送信の状態における処理フローについて、図10を用いて説明する。
カメラ20は、「起動状態」から「画像送信」の状態に遷移すると、選択帯域によりコントローラ10への画像データの送信を開始する(ST501)。
その後、カメラ20は、選択した帯域の環境値を測定する(ST502)。
そして、カメラ20は、電界強度が第1閾値以上で、パケットエラー率が第2閾値より小さい場合(ST503:NO)、画像送信処理起動用のタイマを設定し、起動する(ST504)。
一方、カメラ20は、電界強度が第1閾値より小さいか、パケットエラー率が第2閾値以上の場合(ST503:YES)、「帯域選択」の状態に遷移する。
ST504の後、画像送信を終了すると(ST505:YES)、カメラ20は、「スタンバイ」の状態に遷移する。
タイマが満了するまでその状態が維持され(ST506:NO)、タイマが満了すると(ST506:YES)、フローはST502に戻る。
<重み計算>
次に、ST307の重み計算の具体例について、図11を用いて説明する。カメラ20は、図11に示すように、各通信方式(無線LAN、DECT)について、割り当てられたチャネルおよびその周辺チャネル毎に重み係数が対応付けられた重みテーブルをメモリ203に記憶している。
次に、ST307の重み計算の具体例について、図11を用いて説明する。カメラ20は、図11に示すように、各通信方式(無線LAN、DECT)について、割り当てられたチャネルおよびその周辺チャネル毎に重み係数が対応付けられた重みテーブルをメモリ203に記憶している。
制御部202は、通信方式毎に、各チャネルの重み係数に、干渉波の受信電力を乗算して加算することにより、各帯域の重み合計を計算する。
<効果>
以上のように、本実施の形態によれば、比較的簡易なDECT登録処理において、無線LAN通信に必要な情報の交換を行い、無線LANの設定登録も行うことができる。したがって、帯域が互いに異なる複数の通信方式のいずれかを用いて無線通信を行うカメラとコントローラとが全ての通信方式について容易に設定登録を行うことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、比較的簡易なDECT登録処理において、無線LAN通信に必要な情報の交換を行い、無線LANの設定登録も行うことができる。したがって、帯域が互いに異なる複数の通信方式のいずれかを用いて無線通信を行うカメラとコントローラとが全ての通信方式について容易に設定登録を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、各通信方式の帯域の環境値を測定し、各帯域の環境値に基づいて通信方式を選択することにより、帯域が互いに異なる複数の通信方式の中から最適な通信方式を容易に選択することができる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施の形態のコントローラ10は、アクセスポイントと呼ばれることもある。
また、上記実施の形態では、カメラ20が、重み合計が小さいものから順に帯域を選択する場合について説明したが、本発明はこれに限られず、他の基準に基づいて帯域を選択しても良い。例えば、環境値が所定の基準を満たす帯域の中から、通信方式のスループットが高いものから順に帯域を選択しても良い。
本発明は、宅内の敷地に入ってきた侵入者を監視する監視カメラシステムに用いるに好適である。
1 監視カメラシステム
10 コントローラ
20 カメラ
30、50 スマートフォン
101、202 制御部
102、203 メモリ
103 表示部
104 操作部
105、206 5G無線LAN通信I/F部
106、207 2.4G無線LAN通信I/F部
107、208 DECT通信I/F部
201 センサ
204 撮像部
205 画像処理部
10 コントローラ
20 カメラ
30、50 スマートフォン
101、202 制御部
102、203 メモリ
103 表示部
104 操作部
105、206 5G無線LAN通信I/F部
106、207 2.4G無線LAN通信I/F部
107、208 DECT通信I/F部
201 センサ
204 撮像部
205 画像処理部
Claims (2)
- 撮像を行い、画像データを生成する監視カメラと、
前記監視カメラから画像データを受信して表示し、前記監視カメラを制御するコントローラと、
を具備する監視カメラシステムであって、
前記監視カメラと前記コントローラとは、帯域が互いに異なる複数の通信方式のいずれかにより無線通信を行い、
前記コントローラは、
第1の通信方式を用いて前記監視カメラの登録処理を行い、
前記登録処理において、前記監視カメラとの間で、前記第1の通信方式で接続するための第1情報および第2の通信方式で接続するための第2情報の交換を行う、
監視カメラシステム。 - 前記第1の通信方式は、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)方式であり、
前記第2の通信方式は、無線LAN(Local Area Network)方式である、
請求項1に記載の監視カメラシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017101951A JP2018198368A (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | 監視カメラシステム |
US15/894,665 US10542200B2 (en) | 2017-05-23 | 2018-02-12 | Surveillance camera system |
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