JP2018198063A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】匂い提示装置を利用して適切な態様でユーザーに匂いを提示することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、匂いを持つ物体を表すオブジェクトであって、当該匂いの種類、及び匂いの強さの少なくとも一方を特定する匂い情報が関連づけられた匂いオブジェクトと、当該匂いオブジェクトとは別の仮想オブジェクトと、が配置された仮想空間の様子を示す映像を含むコンテンツの内容に関するコンテンツ情報を取得し、取得したコンテンツ情報に含まれる匂い情報に応じた態様で匂い提示装置に匂いを提示させる。当該仮想空間内において、別の仮想オブジェクトが匂いオブジェクトと接触した場合に、当該別の仮想オブジェクトを、匂いオブジェクトに関連づけられていた匂い情報に応じた匂いを提示する新たな匂いオブジェクトに変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザーに匂いを提示する匂い提示装置を制御する情報処理装置、情報処理方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報記憶媒体に関する。
例えばビデオゲームなどにおいて、ユーザーにより臨場感のある体験をしてもらうなどの目的で、特定の匂いをユーザーに提示する匂い提示装置を利用することが検討されている。
従来の匂い提示装置は、単に決まった匂いを決まったタイミングで提示するだけであり、映像や音声などのコンテンツとともにユーザーに匂いを提示する場合に、どのように匂いを提示すればよいかについて、十分に検討されていなかった。
本発明は上記実情を考慮してなされたものであって、その目的の一つは、匂い提示装置を利用して適切な態様でユーザーに匂いを提示することができる情報処理装置、情報処理方法、情報処理装置の制御プログラム、及び情報記憶媒体を提供することにある。
本発明に係る情報処理装置は、ユーザーに匂いを提示する匂い提示装置を制御する情報処理装置であって、ユーザーに提示される映像及び音声の少なくとも一方を含むコンテンツの内容に関するコンテンツ情報を取得する取得部と、前記取得したコンテンツ情報に応じた態様で前記匂い提示装置に匂いを提示させる制御部と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る情報処理方法は、ユーザーに匂いを提示する匂い提示装置を制御する情報処理方法であって、ユーザーに提示される映像及び音声の少なくとも一方を含むコンテンツの内容に関するコンテンツ情報を取得するステップと、前記取得したコンテンツ情報に応じた態様で前記匂い提示装置に匂いを提示させるステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、ユーザーに匂いを提示する匂い提示装置を制御するためのプログラムであって、ユーザーに提示される映像及び音声の少なくとも一方を含むコンテンツの内容に関するコンテンツ情報を取得する取得手段、及び、前記取得したコンテンツ情報に応じた態様で前記匂い提示装置に匂いを提示させる制御手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されて提供されてよい。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置を含む匂い提示システムの全体概要図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 匂い情報の一例を示す図である。 匂いオブジェクトが配置された仮想空間の様子を示す画像の一例を示す図である。 匂いオブジェクトが配置された仮想空間の様子を示す画像の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置10を含む匂い提示システム1の構成を示す構成ブロック図である。同図に示されるように、匂い提示システム1は、情報処理装置10と、匂い提示装置2と、操作デバイス3と、表示装置4と、音声再生装置5と、を含んで構成されている。
情報処理装置10は、例えば家庭用ゲーム機、携帯型ゲーム機、パーソナルコンピューター、スマートフォン、タブレット等であってよい。図1に示されるように、情報処理装置10は、制御部11と、記憶部12と、インタフェース部13と、を含んで構成される。
制御部11は、CPU等であって、記憶部12に記憶されているプログラムを実行して各種の情報処理を実行する。なお、本実施形態において制御部11が実行する処理の具体例については、後述する。記憶部12は、RAM等のメモリデバイスを含み、制御部11が実行するプログラム、及び当該プログラムによって処理されるデータを格納する。
インタフェース部13は、匂い提示装置2、操作デバイス3、表示装置4、及び音声再生装置5との間で各種のデータを授受するための通信インタフェースである。情報処理装置10は、インタフェース部13を介して匂い提示装置2、操作デバイス3、表示装置4、及び音声再生装置5のそれぞれと有線又は無線のいずれかで接続される。
匂い提示装置2は、ユーザーに匂いを提示するデバイスであって、香料を放出することによってユーザーに特定の匂いを感じさせる。本実施形態において匂い提示装置2は、それぞれ特定の匂いの香料が封入された複数のカートリッジを着脱可能になっているものとする。匂い提示装置2は、情報処理装置10からの制御信号に応じて、特定のカートリッジ内に封入されている香料を放出させる。これにより、匂い提示装置2は複数のカートリッジに対応する複数種類の匂いをユーザーに提示することができる。また、匂い提示装置2に取り付けるカートリッジを交換することで、匂い提示装置2に同時に装着可能なカートリッジの数を超える多様な匂いをユーザーに提示することができる。具体例として、匂い提示装置2に装着可能なカートリッジは、食べ物の匂い(果物、コーヒー、カレー、肉など)、環境の匂い(土、芝、森林、図書館、病院など)、ものの匂い(火薬、血、獣、汗、香水、機械、ごみなど)、甘い匂い、辛い匂いなど各種の匂いを出すものであってよい。
匂い提示装置2は、ユーザーの身体(頭部等)に装着可能な構造になっていてもよい。この場合、ユーザーの鼻の近傍で香料を放出させるようにすれば、ユーザーに明確に匂いを感じさせることができる。あるいは、匂い提示装置2は情報処理装置10の筐体内に内蔵されてもよい。また、匂い提示装置2は、情報処理装置10とは独立に、ユーザーがいる室内に固定的に設置されてもよい。また、匂い提示装置2は車輪や駆動機構等を備え、床面を自走可能に構成されてもよい。このような構成によれば、匂い提示装置2が香料を放出する場所を情報処理装置10の制御に応じて変化させることができる。
匂い提示装置2は、カートリッジ内の香料を各種の方式で放出させることができる。具体例として、匂い提示装置2はカートリッジ内の香料をスプレー等によって霧状に放散させてもよい。また、匂い提示装置2がユーザーの身体に装着される場合、匂い提示装置2は液体を吸収可能な液体吸収素材(ろ紙等)にカートリッジ内の香料を染みこませ、この液体吸収素材をユーザーの鼻の近くに移動させることによって、液体吸収素材から揮発する香料の匂いをユーザーに提示してもよい。なお、匂い提示装置2は放出する香料の量や香料を染みこませた液体吸収素材のユーザーまでの距離を調整することによって、ユーザーに提示する匂いの強さを制御してもよい。すなわち、ユーザーにより強く匂いを感じさせたい場合、匂い提示装置2は放出する香料の量を増やしたり、香料を染みこませた液体吸収素材をよりユーザーの鼻の近くまで移動させたりすればよい。
操作デバイス3は、ユーザーからの操作入力を受け付けるためのデバイスであって、受け付けたユーザーの操作内容を示す信号を情報処理装置10に入力する。操作デバイス3は、例えば家庭用ゲーム機のコントローラやキーボード等であってよい。また、操作デバイス3は情報処理装置10の筐体表面に配置されたボタン等を含んでもよい。
表示装置4は、有機ELディスプレイや液晶ディスプレイ等であって、情報処理装置10から出力される映像信号に応じた映像を画面上に表示する。表示装置4は、ヘッドマウントディスプレイなどのようにユーザーが頭部に装着して使用するタイプのデバイスであってもよい。また、表示装置4は情報処理装置10の筐体と一体的に構成されてもよい。
音声再生装置5は、スピーカー等であって、情報処理装置10が出力する音声信号に応じた音声を鳴動させる。音声再生装置5は、ヘッドフォンなどのようにユーザーが耳部に装着して使用するタイプのデバイスであってもよい。また、音声再生装置5は情報処理装置10の筐体に内蔵されてもよい。
次に、情報処理装置10が実現する機能について図2を用いて説明する。図2に示すように、情報処理装置10は、機能的に、コンテンツ提示部21と、コンテンツ情報取得部22と、匂い制御部23と、を含む。これらの機能は、制御部11が記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。このプログラムは、インターネット等の通信ネットワークを介して情報処理装置10に提供されてもよいし、光ディスク等のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されて提供されてもよい。
コンテンツ提示部21は、映像、及び音声の少なくとも一方を含むコンテンツをユーザーに提示する。具体的にコンテンツ提示部21は、映像を表示装置4の画面に表示させたり、音声を音声再生装置5から再生させたりしてユーザーに提示する。コンテンツ提示部21が提示するコンテンツは、例えばゲームプログラムによって実現されるゲームの映像や音声であってよい。また、光ディスク等のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に記憶されている映像や音声であってもよいし、放送やストリーミング配信等によって外部から情報処理装置10に送信される映像や音声であってもよい。また、コンテンツ提示部21が生成してユーザーに提示するコンテンツは、仮想オブジェクトが配置された仮想空間内の様子を示す映像を含んでもよい。
コンテンツ情報取得部22は、コンテンツ提示部21が提示するコンテンツの内容に関する情報(以下、コンテンツ情報という)を取得する。具体的にコンテンツ情報取得部22は、後述する匂い制御部23による匂いの制御を実現するために用いられるコンテンツ情報を取得する。コンテンツ情報の内容、及びそれに応じた匂い制御の具体例については、後述する。
匂い制御部23は、コンテンツ情報に応じた態様でユーザーに匂いを提示するよう、匂い提示装置2を制御する。具体的に匂い制御部23は、匂い提示装置2に装着された複数のカートリッジのうち、どのカートリッジから香料を放出させるか、またどのようなタイミングで香料を放出させるか、さらにどの程度の強さで匂いを提示するかなどを決定し、決定した内容に応じて匂い提示装置2を動作させるための制御信号を出力する。この制御信号に応じて匂い提示装置2が動作することによって、コンテンツの内容に応じたタイミングや強さで、コンテンツの内容に応じた種類の匂いをユーザーに提示することができる。
以下、コンテンツの内容に応じた匂い提示装置2の制御の具体例について、説明する。
まず第1の例として、仮想空間内に配置された仮想オブジェクトの匂いをユーザーに提示する例について説明する。この例では、コンテンツ提示部21は仮想オブジェクトが配置された仮想空間内の様子を示す映像を生成し、表示装置4の画面に表示させる。さらに、仮想空間内に配置される少なくとも一部の仮想オブジェクトに関連づけて、匂い情報が設定される。以下では、匂い情報が設定された仮想オブジェクトを匂いオブジェクトという。
図3は、一つの匂いオブジェクトに関連づけて設定される匂い情報の一例を示している。この図の例では、匂い情報は、匂い種類、匂い強さ、匂い範囲、及び匂い移りフラグの値を含んでいる。また、匂い情報のほかに、匂いオブジェクトには、その形状や外観の情報、仮想空間内における位置の情報が設定される。ここで匂い種類は、匂いオブジェクトが何の匂いを放つかを示す情報である。匂い種類は、匂い提示装置2に装着されるカートリッジの種類を特定する情報であってよい。匂い強さは、匂いオブジェクトが周囲に放つ匂いの強さの程度を示す情報である。匂い範囲は、匂いオブジェクトの匂いが届く仮想空間内の範囲を示す情報である。匂い範囲は距離の数値によって決定される円形の範囲であってもよいが、匂いオブジェクトの向きに応じて決定される非円形の範囲であってもよい。具体的に、例えば匂いオブジェクト前方の匂いが届く距離と後方の匂いが届く距離とは異なってもよい。また、匂い範囲は匂いオブジェクトに対して個別に設定されるのではなく、匂い強さに応じて自動的に決定されることとしてもよい。匂い移りフラグは、匂いオブジェクトが持つ匂いが他のオブジェクトに移るか否かを示す情報である。
また、仮想空間内にはユーザーに匂いを提示する際の基準となる匂い基準位置が設定される。この匂い基準位置は、仮想空間内の様子を示す画像を生成する際の基準となる視点位置に一致してもよい。あるいは、匂い基準位置は、仮想空間内に配置される特定のオブジェクトの配置位置であってもよい。この場合の特定のオブジェクトは、仮想空間内においてユーザーの分身となるキャラクターのオブジェクト(以下、ユーザーオブジェクトUという)であってよい。いずれの場合も、匂い基準位置は、ユーザーの操作デバイス3に対する操作入力に応じて仮想空間内を移動するものとする。例えばユーザーオブジェクトUが仮想空間内に配置され、このユーザーオブジェクトUの位置に連動して視点位置が仮想空間内を移動する場合、ユーザーはこのユーザーオブジェクトUを操作して仮想空間内を移動させることによって、仮想空間内の任意の位置の様子を閲覧することができる。このとき、ユーザーオブジェクトUの位置が匂い基準位置として設定されていれば、匂い基準位置もユーザーの操作に応じて仮想空間内を移動することになる。
この第1の例では、仮想空間内において匂い基準位置に届くと想定される匂いオブジェクトの匂いが、ユーザーに提示される。このような制御を実現するためにコンテンツ情報取得部22は、匂いオブジェクトの位置や匂い情報、及び匂い基準位置の情報を取得する。そして、匂い基準位置と匂いオブジェクトの仮想空間内における位置関係に応じて、ユーザーに匂いを提示するタイミングを決定する。具体的に、コンテンツ提示部21は、所定時間(例えば表示装置4の画面に表示されるフレーム画像の更新間隔)ごとに、ユーザーの操作入力等に応じて、仮想空間内の匂い基準位置、及び各仮想オブジェクトの位置を更新する。コンテンツ情報取得部22は、更新後の匂い基準位置及び匂いオブジェクトの位置、並びに当該匂いオブジェクトの匂い情報を取得する。そして、匂いオブジェクトに設定された匂い範囲内に匂い基準位置が進入したか否かを判定する。匂い範囲内に匂い基準位置が進入した場合、匂い制御部23は、当該匂いオブジェクトに設定された匂い種類に対応する匂いをユーザーに提示するよう匂い提示装置2に指示する。このように匂いオブジェクトに対応する匂いがユーザーに提示されることによって、例えばコンテンツ提示部21によって提示される仮想空間内の様子を示す映像に匂いオブジェクトが写っていない場合であっても、匂いオブジェクトが匂い基準位置の近くに存在することをユーザーに知らせることができる。
このとき、匂い提示装置2がユーザーに提示する匂いの強さは、匂いオブジェクトに設定された匂い強さ、及び当該匂いオブジェクトと匂い基準位置との間の距離に応じて決定されてよい。具体的に匂い制御部23は、匂いオブジェクトに設定された匂い強さが強いほど、また匂いオブジェクトと匂い基準位置との間の距離が近づくほど、ユーザーに強い匂いが提示されるよう制御する。
なお、複数の匂いオブジェクトが仮想空間内に配置され、その匂い範囲が互いに重なっている場合、匂い基準位置は複数の匂いオブジェクトに設定された匂い範囲に同時に進入することもあり得る。このような場合、匂い制御部23は、複数の匂いオブジェクトのそれぞれに設定された匂いを同時に提示するよう匂い提示装置2に指示してもよいし、最も強い匂いを提示すべき匂いオブジェクトの匂いだけをユーザーに提示させてもよい。
また、匂い情報は、匂いオブジェクトの表面の匂い分布を示す匂いマップを含んでもよい。この場合、仮想オブジェクトの外観を示すテクスチャマップやバンプマップなどと同様のデータ構造で、匂い種類や匂い強さの情報が各画素に設定された2次元のマップ画像として匂い情報が記述される。このような手法によれば、ある程度の大きさを持つ匂いオブジェクトの特定の部位だけが匂いを持つこととしたり、部位ごとに異なる種類の匂いを持つように設定することができる。この場合匂い制御部23は、各部位の匂い情報を合成して匂い基準位置に到達する匂いの種類と強さとを決定し、決定した内容に応じて匂い提示装置2を制御する。
また、匂い情報に含まれる匂い移りフラグは、匂いが他の仮想オブジェクトに移るか否かを示している。例えば仮想空間内において第1オブジェクト、及び第2オブジェクトの二つの仮想オブジェクトが接触する場合を考える。ここでは第1オブジェクトに匂い情報が設定され、その中の匂い移りフラグはYESの値(すなわち、匂い移りすることを示す値)を持つこととする。一方、第2オブジェクトには初期状態では匂い情報が設定されていないものとする。この例では、第1オブジェクトと第2オブジェクトとが接触した際に、コンテンツ提示部21は匂い移りが発生するか否かを判定する。ここでは第1オブジェクトの匂い移りフラグがYESなので、匂い移りが発生すると判定される。すると、それまで匂い情報が設定されていなかった第2オブジェクトに対して、第1オブジェクトと同じ匂い種類を持つ匂い情報が設定される。このとき、第2オブジェクトの匂い強さは、第1オブジェクトの匂い強さや匂い種類、及び両オブジェクトが接触していた時間などに応じて決定されてよい。また、第1オブジェクトには匂い情報として匂い移りのしやすさを示す指標値が設定され、その指標値に応じて第2オブジェクトの匂い強さが決定されてもよい。さらに、第2オブジェクトの匂い強さは、第1オブジェクトと第2オブジェクトが離れた後、時間の経過とともに減少することとしてもよい。また、第2オブジェクトが最初から匂い情報の設定された匂いオブジェクトであった場合、匂い移りによって第2オブジェクトには双方の匂いが混在するような匂い情報が設定されてもよい。また、いずれか匂い強さの強いほうの匂いだけが匂い情報として設定されてもよい。
なお、匂い移りフラグを含む匂い情報の内容は、匂いオブジェクトに生じるイベントによって変更されてもよい。例えばりんごなどの果物は、それ自体匂いを持っているが、ただその果物に接触しただけでは接触した物体に匂いは移らないと考えられる。しかし、その果物に圧力が加わって潰れたりすると、果汁が他の物体に付着して匂い移りを生じさせることがある。そこで、このような現象を仮想空間内でも再現するために、コンテンツ提示部21は、匂いオブジェクトに圧力が加えられるなどのイベントが発生した場合に、匂いオブジェクトの形状を変化させるとともに、匂い移りフラグの値をNO(すなわち、匂い移りしないことを示す値)からYESに変更する。また、このとき合わせてその匂いオブジェクトの匂い強さを上昇させたり、匂い種類を変化させるなど、匂いオブジェクトに設定された匂い移りフラグ以外の各種の匂い情報についても更新してもよい。
また、前述したように匂いオブジェクトに対してその表面の匂い分布を示す匂いマップが設定される場合、匂い移りフラグも匂いマップ内の各画素に対して設定されてもよい。この場合、匂いオブジェクトの特定の箇所に他の仮想オブジェクトが接触した場合には匂い移りが発生し、別の箇所に接触した場合には匂い移りが発生しないように制御することができる。
図4A及び図4Bは、匂い移りが発生する様子を説明するための図である。図4Aは、果物を表す果物オブジェクトF、及びユーザーオブジェクトUが配置された仮想空間の様子を示している。ここでは果物オブジェクトFに匂い情報が設定されているが、その中の匂い移りフラグはNOであることとしている。そのため、ユーザーがユーザーオブジェクトUを操作して果物オブジェクトFにユーザーオブジェクトUの手を接触させても匂い移りは生じない。ここで、図4Bに示すようにユーザーがユーザーオブジェクトUの手で果物を潰す操作を行った場合、果物オブジェクトFの匂い移りフラグがNOからYESに更新される。さらにこの状態で果物オブジェクトFとユーザーオブジェクトUの手の部位が接触しているので、この手の部位に匂い移りが生じ、手の部位に対して新たに果物オブジェクトFと同種の匂い情報が設定される。この状態でユーザーオブジェクトUが果物オブジェクトFに設定された匂い範囲外まで移動したとしても、ユーザーオブジェクトUの手に果物オブジェクトFと同種の匂いが設定されているので、匂い制御部23はユーザーに対して果物の匂いを提示するよう匂い提示装置2に指示する。特に手の部位に対して比較的狭い匂い範囲を指定する匂い情報が設定されている場合、匂い制御部23は、ユーザーがユーザーオブジェクトUの手を動かしてユーザーオブジェクトUの頭部に近づけたときだけ手の部位に設定された匂いをユーザーに提示するように制御する。これにより、ユーザーは仮想空間内で生じた匂い移りを現実に体験することができる。
また、匂い制御部23は、匂いオブジェクトと匂い基準位置との間の位置関係に応じて、ユーザーから見た匂いの出る方向を制御してもよい。このような制御は、匂いの放出元を制御可能な匂い提示装置2において可能になる。また、この例では、匂い基準位置に対して、向き(前方がどちらか)が設定されているものとする。この匂い基準位置の向きは、仮想空間内に設定された視線方向に一致してもよいし、ユーザーオブジェクトUの正面方向であってもよい。例えば図4Aに例示した表示がされている状態で、匂い基準位置の向きがユーザーオブジェクトUの向きに一致している場合、果物オブジェクトFは匂い基準位置の向きに対して右方向に位置していることになる。このとき、果物オブジェクトFに設定された匂いを現実世界においても右方向からユーザーに提示することができれば、より仮想空間内の現象をリアルにユーザーに体験させることができる。
このような制御を実現するために、複数の匂い提示装置2が情報処理装置10に接続されてもよい。すなわち、ユーザーの右方向から香料を放出する匂い提示装置2、及び左方向から香料を放出する匂い提示装置2が設置されていれば、匂い制御部23は二つの匂い提示装置2のどちらかに香料を放出するよう指示することで、左右いずれかの方向から出る匂いをユーザーに提示できる。また、匂い基準位置の正面方向に匂いオブジェクトがある場合には、左右両方の匂い提示装置2から匂いを提示させてもよい。あるいは、ユーザーの前方や後方にも匂い提示装置2を設置し、匂い基準位置の前方や後方に匂いオブジェクトがある場合には、これらの匂い提示装置2から匂いを提示することとしてもよい。また、前述したように匂い提示装置2が自身の位置を移動させることができる場合、匂い制御部23は匂い提示装置2を匂いオブジェクトの位置に応じて決まる位置に移動させてから匂いを提示させるよう制御してもよい。
さらに、匂い提示装置2が一つしかなく、その位置が固定されている場合であっても、仮想空間内における匂いの出る方向をユーザーに提示することは可能である。この場合、匂い提示システム1はユーザーの顔の向きを検出するセンサーを備えることとする。このようなセンサーは、例えばヘッドマウントディスプレイのようにユーザーの頭部に装着される装置に内蔵されるジャイロスコープ等のモーションセンサーであってよい。あるいは、ユーザーの頭部周辺の映像を撮影可能な位置に設置されたカメラであってもよい。このようなカメラで撮影された画像に含まれるユーザーの顔画像を解析することで、ユーザーの顔の向きを特定することができる。この例では、匂い制御部23は、例えば匂い基準位置の向きに対して右方向に匂いオブジェクトがある場合、ユーザーが右方向を向いたタイミングで匂いオブジェクトに設定された匂いを提示し、左方向を向いたときには匂いの提示を中止する。あるいは、ユーザーの顔の向きにかかわらず匂いを提示するが、その強さをユーザーの顔の向きに応じて変化させてもよい。この場合、仮想空間内における匂い基準位置から見た匂いオブジェクトの方向に対応する向きにユーザーの顔が向けられた場合、それ以外の向きにユーザーの顔が向けられたときよりも相対的に強い匂いを放出させる。このような制御によれば、ユーザーの顔の向きに連動して匂いを提示することで、単一の匂い提示装置2で匂いの出ている向きをユーザーに知らせることができる。
以上の説明では、匂い情報に含まれる匂い種類は特定のカートリッジを指定するものであるとしたが、匂いオブジェクトに設定される匂いは、複数の基本的な匂い成分を合成したものであってもよい。この場合、匂いオブジェクトの匂い情報には前述した匂い種類、及び匂い強さの代わりに複数の匂い成分それぞれの強さを指定する値が含まれる。匂い提示装置2にはこれらの匂い成分に対応するカートリッジが装着されており、匂い制御部23は、匂いオブジェクトの匂い情報によって指定される匂い成分の香料をそれぞれ匂い情報によって指定される強さで放出するよう匂い提示装置2に指示する。
また、以上の説明においては、ユーザーの操作によって仮想空間内を移動する匂い基準位置と匂いオブジェクトとの間の位置関係に応じて、ユーザーに匂いを提示するタイミングを制御することとした。これに対して、匂い基準位置が仮想空間内で変化しない場合、単に匂いオブジェクトが仮想空間内の所定の領域に進入した場合など、匂いオブジェクトの仮想空間内における位置が予め定められた条件を満たした場合にユーザーに匂いが提示されてもよい。
また、匂いオブジェクトが匂いの放出を開始したタイミングなど、匂いオブジェクトに予め定められたイベントが発生したタイミングでユーザーに匂いが提示されてもよい。具体例として、仮想空間内に鍋を表す匂いオブジェクトが配置される場合、匂い制御部23は、ユーザーがこの鍋のふたを開ける操作を指示したタイミングで、匂いオブジェクトに設定された匂い情報に応じた匂いの提示を開始させてもよい。また、匂い制御部23は、匂いオブジェクトとは関係なく、仮想空間内の所定の領域に匂い基準位置が進入した場合に、当該領域に関連付けられた匂い(環境の匂い)をユーザーに提示してもよい。
また、ユーザーが操作対象とするユーザーオブジェクトUに何らかのイベントが発生した場合に、予め定められた匂いをユーザーに提示してもよい。例えばコンテンツ提示部21がゲーム処理を実行する場合、そのゲーム内容に応じてユーザーオブジェクトU(すなわち、ユーザーキャラクター)に変化が生じる。このような変化に応じてユーザーに特定の匂いを提示してもよい。具体的には、ユーザーキャラクターの体力が回復するイベントがゲーム内で発生した場合に、匂い制御部23はユーザーに対してリラックス効果やリフレッシュ効果のある匂いをユーザーに提示させてもよい。逆に、ユーザーキャラクターが負傷したり状態異常になったりするイベントがゲーム内で発生した場合に、ユーザーに対して不快感を生じさせるような匂いをユーザーに提示してもよい。
次にコンテンツの内容に応じた匂い提示装置2の制御の第2の例について、説明する。この例においては、コンテンツ提示部21が提示するコンテンツは映像を含むものとする。コンテンツ情報取得部22は、コンテンツ提示部21が映像をユーザーに提示している間、リアルタイムで当該映像を解析し、その中に含まれる特定パターンの画像を検出する。そして、コンテンツ情報取得部22が特定パターンの画像を検出した場合、匂い制御部23は当該パターンに対応づけて予め定められた種類の匂いを提示するよう匂い提示装置2に指示する。具体例として、映像内に肉が写っていることが検出された場合、匂い制御部23は肉の匂いをユーザーに提示する。また、所定の色相範囲の色(緑色など)が所定割合以上含まれる画像が検出された場合、森林の匂いをユーザーに提示してもよい。また、コンテンツ情報取得部22は、映像内に表示されるテロップ等の文字列の内容を解析し、文字列内から予め定められたキーワードを検出してもよい。この場合、特定のキーワードが検出されれば、匂い制御部23は当該キーワードに対応づけて予め定められた種類の匂いをユーザーに提示する。また、コンテンツ情報取得部22は、映像内に登場する特定のキャラクターを検出してもよい。この場合、キャラクターが映像内に登場した際には、当該キャラクターに対応づけられた匂いが提示される。このように映像を解析した結果が所定の条件に該当する場合に、解析結果に対応する匂いを提示するようにすることで、予め匂いの種類や匂いの提示タイミングを指定する情報がコンテンツに付加されておらずとも、コンテンツの内容に合わせた匂いをユーザーに提示することができる。
なお、ここでは映像の表示中にリアルタイムで映像の解析を行うこととしたが、映像データが予め記憶部12内に格納されている場合、コンテンツ情報取得部22は映像の表示が開始される前に映像データの解析を行って、ユーザーに提示すべき匂いの種類、及び提示タイミングを決定してもよい。この場合匂い制御部23は、コンテンツ提示部21が映像の表示を開始した後、検出済みの特定パターンの画像が画面に表示されるタイミングで、対応する匂いをユーザーに提示する。
続いて、コンテンツの内容に応じた匂い提示装置2の制御の第3の例について、説明する。この第3の例でも、第2の例と同様にコンテンツの内容を解析した結果に基づいてユーザーに提示する匂いが決定される。この例では、コンテンツ提示部21が提示するコンテンツは音声を含むものとし、コンテンツ情報取得部22は、コンテンツ提示部21が音声を再生している間、リアルタイムで当該音声を解析し、その中から予め定められたキーワードを検出する。このようなキーワードの検出は、公知の音声認識技術を用いて実現できる。匂い制御部23は、コンテンツ情報取得部22が検出したキーワードに対応づけて予め定められた種類の匂いを提示するよう匂い提示装置2に指示する。例えば音声中に「カレー」というキーワードが含まれていた場合、匂い制御部23はカレーの匂いをユーザーに提示する。これにより、第2の例と同様、予め匂いの種類や提示タイミングが定められておらずとも、コンテンツの内容に合わせた匂いをコンテンツの内容に合わせたタイミングでユーザーに提示することができる。なお、第2の例と同様、第3の例においてもリアルタイムでキーワードの検出を行うのではなく、予め記憶部12内に格納された音声データに対して解析を行った結果を用いて、音声の再生中に匂いを提示してもよい。
次に、コンテンツの内容に応じた匂い提示装置2の制御の第4の例について、説明する。この第4の例では、コンテンツ情報取得部22はコンテンツの内容そのものを解析するのではなく、コンテンツのデータとは別に情報処理装置10に提供されるコンテンツの関連情報を取得することとする。ここでコンテンツの関連情報は、コンテンツの内容を説明するドキュメント情報や、コンテンツが放送番組の場合における字幕情報、番組表データなどであってよい。第3の例と同様に、コンテンツ情報取得部22は、この関連情報の中から特定のキーワードを検出する。そして、匂い制御部23は、コンテンツ提示部21がコンテンツを提示している間、検出されたキーワードに対応づけて予め定められた匂いをユーザーに提示する。
なお、以上説明したコンテンツ情報に応じた匂い制御の複数の具体例は、それぞれ組み合わせて用いられてもよい。例えば、映像と音声の両方を含むコンテンツがユーザーに提示される場合に、匂い制御部23は、映像、及び音声のそれぞれを解析した結果得られるコンテンツ情報に基づいて、ユーザーに匂いを提示してもよい。
以上説明した本実施形態に係る情報処理装置10によれば、コンテンツの内容に応じてユーザーに匂いを提示するタイミングや、提示すべき匂いの種類や強さ、方向などが決定されるので、コンテンツの制作者が細かく提示する匂いの内容やタイミングを指定せずとも、コンテンツを視聴するユーザーに対して適切なタイミングで適切な種類の匂いを提示することができる。
1 匂い提示システム、2 匂い提示装置、3 操作デバイス、4 表示装置、5 音声再生装置、10 情報処理装置、11 制御部、12 記憶部、13 インタフェース部、21 コンテンツ提示部、22 コンテンツ情報取得部、23 匂い制御部。

Claims (8)

  1. ユーザーに匂いを提示する匂い提示装置を制御する情報処理装置であって、
    匂いを持つ物体を表すオブジェクトであって、当該匂いの種類、及び匂いの強さの少なくとも一方を特定する匂い情報が関連づけられた匂いオブジェクトと、当該匂いオブジェクトとは別の仮想オブジェクトと、が配置された仮想空間の様子を示す映像を含むコンテンツの内容に関するコンテンツ情報を取得する取得部と、
    前記取得したコンテンツ情報に含まれる前記匂い情報に応じた態様で前記匂い提示装置に匂いを提示させる制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、前記仮想空間内において前記別の仮想オブジェクトが前記匂いオブジェクトと接触した場合に、当該別の仮想オブジェクトを、前記匂いオブジェクトに関連づけられていた匂い情報に応じた匂いを提示する新たな匂いオブジェクトに変更する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記匂いオブジェクトの位置に応じて決まるタイミングで前記匂い提示装置に匂いを提示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記仮想空間内にはユーザーの操作に応じて移動する基準位置が設定され、
    前記制御部は、前記基準位置、及び前記匂いオブジェクトの位置に応じて決まるタイミングで前記匂い提示装置に匂いを提示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記基準位置と前記匂いオブジェクトの間の距離に応じて決まる強さで前記匂い提示装置に匂いを提示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記匂い提示装置は複数種類の匂いを提示可能に構成され、
    前記制御部は、前記匂いオブジェクトに関連づけられた匂いの種類を特定する情報により特定される種類の匂いを前記匂い提示装置に提示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記匂いオブジェクトに関連づけられた匂いの強さを特定する情報に応じて決まる強さで前記匂い提示装置に匂いを提示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. ユーザーに匂いを提示する匂い提示装置を制御する情報処理方法であって、
    匂いを持つ物体を表すオブジェクトであって、当該匂いの種類、及び匂いの強さの少なくとも一方を特定する匂い情報が関連づけられた匂いオブジェクトと、当該匂いオブジェクトとは別の仮想オブジェクトと、が配置された仮想空間の様子を示す映像を含むコンテンツの内容に関するコンテンツ情報を取得するステップと、
    前記取得したコンテンツ情報に含まれる前記匂い情報に応じた態様で前記匂い提示装置に匂いを提示させるステップと、
    前記仮想空間内において前記別の仮想オブジェクトが前記匂いオブジェクトと接触した場合に、当該別の仮想オブジェクトを、前記匂いオブジェクトに関連づけられていた匂い情報に応じた匂いを提示する新たな匂いオブジェクトに変更するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. ユーザーに匂いを提示する匂い提示装置を制御するためのプログラムであって、
    匂いを持つ物体を表すオブジェクトであって、当該匂いの種類、及び匂いの強さの少なくとも一方を特定する匂い情報が関連づけられた匂いオブジェクトと、当該匂いオブジェクトとは別の仮想オブジェクトと、が配置された仮想空間の様子を示す映像を含むコンテンツの内容に関するコンテンツ情報を取得する取得手段、及び、
    前記取得したコンテンツ情報に含まれる前記匂い情報に応じた態様で前記匂い提示装置に匂いを提示させる制御手段、
    としてコンピュータを機能させ、
    前記制御手段は、前記仮想空間内において前記別の仮想オブジェクトが前記匂いオブジェクトと接触した場合に、当該別の仮想オブジェクトを、前記匂いオブジェクトに関連づけられていた匂い情報に応じた匂いを提示する新たな匂いオブジェクトに変更する
    プログラム。
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