JP2018198024A - 表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】店舗内行動の特性の効率的な分析を可能とする表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法を提供する。【解決手段】店舗に含まれるフロアの画像と、フロアに含まれる複数のエリアを含むフロアマップとを受け付け、受け付けた画像と、受け付けたフロアマップとを表示部に表示し、表示した画像上の位置の指定を受け付けると、画像上の位置に対応付けられたエリアの識別情報を記憶する記憶部を参照して、指定された位置に対応付けられた第1エリアを特定するとともに、エリアに対応付けられたエリアに関する情報を記憶する記憶部を参照して、特定した第1エリアに対応付けられた情報を取得し、取得した情報を、画像上に、特定した第1エリアに対応付けて表示するとともに、フロアマップに含まれる複数のエリアのうち、特定した第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法に関する。
例えば、利用者にサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、サービスの提供を行うための業務システム(以下、情報処理システムとも呼ぶ)を構築して稼働させる。具体的に、事業者は、例えば、店舗内における来場者の行動(以下、店舗内行動とも呼ぶ)を分析するためのサービスの提供を行う。
この場合、業務システムでは、例えば、各来場者の店舗内における動線を示す情報や、各来場者のエリア毎の滞在時間を示す情報を取得(生成)し、利用者が閲覧可能な表示装置に出力する。これにより、業務システムによるサービスの利用者は、表示装置に出力された情報を参照することで、店舗内における商品レイアウトの最適化や新たな販売手法の開発等を行うことが可能になる(例えば、特許文献1乃至4参照)。
特開2001−143184号公報 国際公開第2014/203386号 特開2004−295331号公報 特開2016−085667号公報
上記のように来場者の店舗内行動の分析を行う場合、利用者は、例えば、異なる種類の複数の情報を同時に参照する必要がある。しかしながら、同時に参照する必要がある情報の数が多い場合、利用者は、必要な情報を効率的に参照することができない。そのため、利用者は、来場者の店舗内行動の特性を直感的に把握することができず、効率的な分析を行うことができない場合がある。
そこで、一つの側面では、店舗内行動の特性の効率的な分析を可能とする表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。
実施の形態の一つの態様によれば、店舗に含まれるフロアの画像と、該フロアに含まれる複数のエリアを含むフロアマップとを受け付け、受け付けた前記画像と、受け付けた前記フロアマップとを表示部に表示し、表示した前記画像上の位置の指定を受け付けると、画像上の位置に対応付けられたエリアの識別情報を記憶する記憶部を参照して、指定された前記位置に対応付けられた第1エリアを特定するとともに、エリアに対応付けられた該エリアに関する情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記第1エリアに対応付けられた情報を取得し、取得した前記情報を、前記画像上に、特定した前記第1エリアに対応付けて表示するとともに、前記フロアマップに含まれる複数のエリアのうち、特定した前記第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面によれば、店舗内行動の特性の効率的な分析を可能とする。
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す図である。 図2は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。 図3は、情報処理装置1の機能のブロック図である。 図4は、情報処理装置1が記憶する情報のブロック図である。 図5は、第1の実施の形態における表示制御処理の概略を説明するフローチャートである。 図6は、第1の実施の形態における表示制御処理の概略を説明するフローチャートである。 図7は、第1の実施の形態における表示制御処理の概略を説明するフローチャートである。 図8は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図9は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図10は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図11は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図12は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図13は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図14は、フロア画像情報131を操作端末3の表示装置に表示した際の画面の具体例を説明する図である。 図15は、フロアマップ情報132を操作端末3の表示装置に表示した際の画面の具体例を説明する図である。 図16は、動線情報140の具体例を説明する図である。 図17は、S33の処理で生成したマークを操作端末3の表示装置に表示した際の画面の具体例を説明する図である。 図18は、S34及びS35の処理が行われた際の画面の具体例について説明する図である。 図19は、3次元マッピング情報133の具体例を説明する図である。 図20は、2次元マッピング情報134の具体例を説明する図である。 図21は、製品情報136の具体例を説明する図である。 図22は、POS情報137の具体例を説明する図である。 図23は、店舗オブジェクト情報135の具体例を説明する図である。 図24は、移動履歴情報138の具体例を説明する図である。 図25は、S52及びS53の処理が行われた際の画面の具体例について説明する図である。 図26は、動線オブジェクト情報139の具体例を説明する図である。 図27は、S65の処理が行われた際の画面の具体例について説明する図である。 図28は、S84の処理が行われた際の画面の具体例について説明する図である。 図29は、S84の処理が行われた際の画面の具体例について説明する図である。
[情報処理システムの構成]
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す図である。図1に示す情報処理システム10は、情報処理装置1と、記憶装置2と、操作端末3とを含む。図1に示す操作端末3は、操作端末3a、3b及び3cが含まれている。
情報処理装置1は、記憶装置2に記憶された各種情報に基づいて、利用者が店舗内における来場者の店舗内分析を行う際に参照する各種画面を生成する。具体的に、情報処理装置1は、例えば、利用者が操作端末3を介して店舗内分析を行う旨の情報を入力したことに応じて各種画面の生成を行う。そして、情報処理装置1は、生成した画面を操作端末3の表示装置(図示しない)に出力する。
これにより、利用者は、操作端末3に出力された画面を参照することで、店舗内における商品レイアウトの最適化や新たな販売手法の開発等を行うことが可能になる。
上記のように来場者の店舗内行動の分析を行う場合、利用者は、例えば、異なる種類の複数の情報を同時に参照する必要がある。
しかしながら、利用者は、異なる種類の複数の情報を同時に参照する必要がある場合、例えば、2次元のフロア画像に動線が描かれたもの、3次元画像及びPOS(Point Of Sale)データ等を組み合わせる必要があり、かつ、これらを専門知識や経験側に基づいて分析しなければならない。そのため、利用者は、この場合、必要な情報を効率的に参照することができない。したがって、利用者は、来場者の店舗内行動の特性を直感的に把握することができず、効率的な分析を行うことができない場合がある。
そこで、本実施の形態における情報処理装置1は、店舗に含まれるフロアの画像と、そのフロアに含まれる複数のエリアを含むフロアマップとを受け付け、受け付けたフロアの画像と、受け付けたフロアマップとを表示部(例えば、操作端末3の表示装置)に表示する。
そして、情報処理装置1は、表示部に表示したフロアの画像上の位置の指定を受け付けると、例えば、フロアの画像上の位置に対応付けられたエリアの識別情報を記憶する記憶装置2を参照して、指定された位置に対応付けられたエリア(以下、第1エリアとも呼ぶ)を特定する。また、情報処理装置1は、この場合、例えば、各エリアに対応付けられたエリアに関する情報を記憶する記憶装置2を参照して、特定した第1エリアに対応付けられた情報を取得する。
その後、情報処理装置1は、取得した第1エリアに対応付けられた情報を、受け付けたフロアの画像上に、特定した第1エリアに対応付けて表示する。また、情報処理装置1は、この場合、受け付けたフロアの画像上に、受け付けたフロアマップに含まれる複数のエリアのうち、特定した第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する。
すなわち、情報処理装置1は、例えば、フロアに含まれる複数のエリアのうち、利用者が指定した位置に対応する第1エリアの状態を示す3次元画像(フロアの画像)と、フロアに含まれる複数のエリアの位置関係を示す2次元画像(フロアマップ)とを対応付けて同時に表示部に表示する。そして、情報処理装置1は、例えば、表示している3次元画像が示す位置(第1エリアの位置)を2次元画像上に表示する。さらに、情報処理装置1は、例えば、第1エリアに関する情報を3次元画像上における第1エリアに応じた位置に表示する。
これにより、情報処理装置1は、表示部に表示されている3次元画像のフロアにおける位置を、利用者に対して直感的に認識させることが可能になる。また、情報処理装置1は、第1エリアに関する情報を、利用者に対して直感的に認識させることが可能になる。そのため、利用者は、来場者の店舗内行動の分析を効率的に行うことが可能になる。
[情報処理装置のハードウエア構成]
次に、情報処理装置1のハードウエア構成について説明する。図2は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。
情報処理装置1は、図2に示すように、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、外部インターフェース(I/Oユニット)103と、記憶媒体(ストレージ)104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、記憶媒体104内のプログラム格納領域(図示しない)に、例えば、操作端末3に表示する画面の制御を行う処理(以下、表示制御処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム110を記憶する。
CPU101は、図2に示すように、プログラム110の実行時に、プログラム110を記憶媒体104からメモリ102にロードし、プログラム110と協働して表示制御処理を行う。
記憶媒体104は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であり、表示制御処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。なお、記憶媒体104は、例えば、図1で説明した記憶装置2に対応するものであってよい。
また、外部インターフェース103は、ネットワークを介して操作端末3と通信を行う。
[情報処理装置のソフトウエア構成]
次に、情報処理装置1のソフトウエア構成について説明する。図3は、情報処理装置1の機能のブロック図である。また、図4は、情報処理装置1が記憶する情報のブロック図である。
CPU101は、図3に示すように、プログラム110と協働することにより、情報受付部111と、画像表示制御部112と、マップ表示制御部113と、関連情報取得部114(以下、単に情報取得部114とも呼ぶ)と、関連情報表示制御部115(以下、単に情報表示部とも呼ぶ)と、移動履歴取得部116(以下、単に情報取得部116とも呼ぶ)として動作する。また、CPU101は、図3に示すように、プログラム110と協働することにより、移動速度算出部117と、移動速度表示制御部118(以下、単に表示制御部118とも呼ぶ)と、経路判定部119と、状況特定部120と、状況表示制御部121(以下、単に表示制御部121とも呼ぶ)として動作する。なお、以下、画像表示制御部112とマップ表示制御部113とを総称して単に表示制御部とも呼ぶ)。
そして、情報格納領域130には、図4に示すように、フロア画像情報131と、フロアマップ情報132と、3次元マッピング情報133と、2次元マッピング情報134と、店舗オブジェクト情報135と、製品情報136と、POS情報137とが記憶されている。また、情報格納領域130には、図4に示すように、移動履歴情報138と、動線オブジェクト情報139と、動線情報140とが記憶されている。なお、以下、移動履歴情報138と動線情報140とを総称して単に移動履歴とも呼ぶ。
情報受付部111は、店舗に含まれるフロアの画像と、そのフロアに含まれる複数のエリアを含むフロアマップとを受け付ける。具体的に、情報受付部111は、操作端末3からの指示に応じて、情報格納領域130に記憶されたフロア画像情報131と、フロアマップ情報132とを取得する。
フロア画像情報131は、店舗内の特定の位置においてから店舗内を見た場合の風景の画像(3次元の画像)である。すなわち、フロア画像情報131は、例えば、店舗内の特定の位置において撮影されたフロアの画像(3次元の画像)である。具体的に、フロア画像情報131は、例えば、店舗内における複数の位置のそれぞれから、複数の方向に対して撮影した各画像を含む。また、フロアマップ情報132は、店舗内の各フロアのマップ(2次元のマップ)である。なお、フロア画像情報131及びフロアマップ情報132は、利用者等によって予め情報格納領域130に記憶されるものであってよい。
画像表示制御部112は、例えば、操作端末3の表示装置に、情報受付部111が取得したフロア画像情報131を表示する。
マップ表示制御部113は、例えば、操作端末3の表示装置に、情報受付部111が取得したフロアマップ情報132を表示する。
関連情報取得部114は、情報受付部111がフロア画像情報131上の位置の指定を受け付けた場合、受け付けた位置に対応付けられたエリアの識別情報を含む3次元マッピング情報133を参照することにより、情報受付部111が受け付けた位置に対応付けられた第1エリアを特定する。また、関連情報取得部114は、情報受付部111がフロアマップ情報132上の位置の指定を受け付けた場合、受け付けた位置に対応付けられたエリアの識別情報を含む2次元マッピング情報134を参照することにより、情報受付部111が受け付けた位置に対応付けられた第1エリアを特定する。
さらに、関連情報取得部114は、各エリアに対応付けられた各エリアに関する情報を参照して、特定した第1エリアに対応付けられた情報を取得する。具体的に、関連情報取得部114は、各エリアに対応付けられたオブジェクト(例えば、フロアに設置された棚等)に関する情報を含む店舗オブジェクト情報135と、店舗内で販売される製品に関する情報を含む製品情報136と、来店客による各製品の販売状況に関する情報を含むPOS情報137と、来場者が所有する無線端末等から取得する位置情報を含む移動履歴情報138とを参照して、第1エリアに対応付けられた情報の取得を行う。なお、店舗オブジェクト情報135、製品情報136、POS情報137及び移動履歴情報138は、利用者等によって予め情報格納領域130に記憶されるものであってよい。
関連情報表示制御部115は、関連情報取得部114が取得した情報を、画像表示制御部112が表示したフロア画像情報131上に、関連情報取得部114が特定した第1エリアに対応付けて表示する。そして、関連情報表示制御部115は、マップ表示制御部113が表示したフロアマップ情報132に含まれる複数のエリアのうち、関連情報取得部114が特定した第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する。
また、画像表示制御部112は、各エリアに対応付けられた来店客の移動速度に関する情報含む動線情報140を参照し、画像表示制御部112が表示した画像上に、1以上の来場者の移動経路(以下、動線とも呼ぶ)を示すマークを表示する。なお、動線情報140は、例えば、移動履歴情報138から生成される情報であり、利用者等によって予め情報格納領域130に記憶されるものであってよい。
移動履歴取得部116は、情報受付部111がマーク上の位置の指定を受け付けた場合、情報格納領域130に記憶された動線情報140のうち、情報受付部111が受け付けた位置に対応するマークに応じた動線を移動した来場者(以下、第1来場者とも呼ぶ)に対応する情報を取得する。
移動速度算出部117は、3次元マッピング情報133と、各エリアに対応付けられた動線に関する情報を含む動線オブジェクト情報139と、移動履歴取得部116が取得した動線情報140とを参照し、情報受付部111が受け付けたマーク上の位置よりも移動方向の先方の所定の位置(例えば、利用者が指定した任意の位置)における第1来場者の移動速度を算出する。なお、動線オブジェクト情報139は、利用者等によって予め情報格納領域130に記憶されるものであってよい。
移動速度表示制御部118は、画像表示制御部112が表示したフロア画像情報131上に、移動速度算出部117が算出した移動速度を表示する。
経路判定部119は、情報受付部111がいずれかのエリアの指定を受け付けた場合、画像表示制御部112が表示したフロア画像情報131に、情報受付部111が受け付けたエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれるか否かを判定する。情報受付部111が指定を受け付けたエリアと他のエリアとを接続する経路は、例えば、同一のフロアに含まれる複数のエリアを接続する通路や、異なるフロアにそれぞれ含まれる各エリアを接続する階段やエレベーターであってよい。
状況特定部120は、経路判定部119によって経路が含まれると判定された場合、各エリアで扱われる商品の購買状況または各エリアでの行動状況を各エリアに対応付けた情報を参照して、情報受付部111が受け付けたエリアで扱われる商品を購入した来場者による他のエリアで扱われる商品の購買状況を特定する。具体的に、状況特定部120は、店舗オブジェクト情報135と、製品情報136と、POS情報137とを参照して、情報受付部111が受け付けたエリアで扱われる商品を購入した来場者による他のエリアで扱われる商品の購買状況の特定を行う。
また、状況特定部120は、経路判定部119によって経路が含まれると判定された場合、各エリアで扱われる商品の購買状況または各エリアでの行動状況を各エリアに対応付けた情報を参照して、情報受付部111が受け付けたエリアで扱われる商品を購入した来場者による他のエリアでの行動状況を特定する。具体的に、状況特定部120は、店舗オブジェクト情報135と、製品情報136と、POS情報137とを参照して、情報受付部111が受け付けたエリアで扱われる商品を購入した来場者による他のエリアでの行動状況の特定を行う。
状況表示部122は、画像表示制御部112が表示したフロア画像情報131上に、状況特定部120が特定した購買状況に関する情報または行動状況に関する情報を表示する。
[第1の実施の形態の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図5から図7は、第1の実施の形態における表示制御処理の概略を説明するフローチャートである。
[関連情報表示処理の概略]
初めに、表示制御処理のうち、利用者によって指定された位置に関連する情報を表示する処理(以下、関連情報表示処理とも呼ぶ)の概略について説明を行う。
情報処理装置1は、図5に示すように、フロアの画像とフロアマップとを受け付けるまで待機する(S1のNO)。そして、フロアの画像とフロアマップとを受け付けた場合(S1のYES)、情報処理装置1は、S1の処理で受け付けたフロアの画像を表示部に表示する(S2)。また、情報処理装置1は、この場合、S1の処理で受け付けたフロアマップを表示部に表示する(S3)。
続いて、情報処理装置1は、S2で表示したフロアの画像上の位置の指定を受け付けるまで待機する(S4のNO)。そして、フロアの画像上の位置の指定を受け付けた場合(S4のYES)、情報処理装置1は、フロアの画像上の位置に対応付けられたエリアの識別情報を記憶する情報格納領域130を参照して、S4の処理で指定された位置に対応付けられた第1エリアを特定する(S5)。また、情報処理装置1は、この場合、各エリアに対応付けられた各エリアに関する情報を記憶する情報格納領域130を参照して、特定した第1エリアに対応付けられた情報を取得する(S5)。
その後、情報処理装置1は、例えば、S5の処理で取得した情報を、S1の処理で受け付けたフロアの画像上に、S5の処理で特定した第1エリアに対応付けて表示する(S6)。また、情報処理装置1は、フロアマップに含まれる複数のエリアのうち、S5の処理で特定した第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する(S6)。
すなわち、情報処理装置1は、例えば、フロアに含まれる複数のエリアのうち、利用者が指定した位置に対応する第1エリアの状態を示す3次元画像(フロアの画像)と、フロアに含まれる複数のエリアの位置関係を示す2次元画像(フロアマップ)とを対応付けて同時に表示部に表示する。そして、情報処理装置1は、例えば、表示している3次元画像が示す位置(第1エリアの位置)を、2次元画像上に表示する。さらに、情報処理装置1は、例えば、第1エリアに関する情報を3次元画像上における第1エリアに応じた位置に表示する。
これにより、情報処理装置1は、表示部に表示されている3次元画像のフロアにおける位置を、利用者に対して直感的に認識させることが可能になる。また、情報処理装置1は、第1エリアに関する情報を、利用者に対して直感的に認識させることが可能になる。そのため、利用者は、来場者の店舗内行動の分析を効率的に行うことが可能になる。
具体的に、例えば、小売のチェーン店等において、店舗内のレイアウトを決定する担当者(以下、単に担当者とも呼ぶ)は、店舗の場所等の制約から、レイアウトを決定する必要がある全ての店舗を訪れることができない場合がある。そのため、担当者は、各店舗に関する情報を取得し、店舗内のレイアウトの決定を遠隔で行う必要がある。
このような場合において、担当者は、例えば、本実施の形態における情報処理装置1を用いる。これにより、担当者は、店舗内のレイアウトの決定を遠隔で行う場合であっても、店舗の3次元画像と関連情報とを重畳的に得ることが可能になり、実際に現地に行かなければ気が付きにくい情報についても気が付くことが可能になる。
[移動速度表示処理の概略]
次に、表示制御処理のうち、利用者によって指定された位置における来場者の移動速度を表示する処理(以下、移動速度表示処理とも呼ぶ)の概略について説明を行う。
情報処理装置1は、図6に示すように、フロアの画像を受け付けるまで待機する(S11のNO)。そして、フロアの画像を受け付けた場合(S11のYES)、情報処理装置1は、S11の処理で受け付けたフロアの画像を表示部に表示する(S12)。
次に、情報処理装置1は、フロア上での各来場者の移動履歴に基づき、1以上の来場者の動線を示すマークを、S12の処理で表示したフロアの画像上に表示する(S13)。
さらに、情報処理装置1は、S13の処理で表示したマーク上の位置の指定を受け付けるまで待機する(S14のNO)。そして、マーク上の位置の指定を受け付けた場合(S14のYES)、情報処理装置1は、フロア上での各来場者の移動履歴のうち、S14の処理で指定された位置に対応するマークに応じた動線を移動した第1来場者の移動履歴を取得する(S15)。
続いて、情報処理装置1は、S15の処理で取得した移動履歴に基づき、S14の処理で指定された位置よりも移動方向の先方における第1来場者の移動速度を算出する (S16)。その後、情報処理装置1は、S16の処理で算出した移動速度をフロアの画像上に表示する(S17)。
すなわち、情報処理装置1は、来場者の動線を示す情報(マーク)上の位置の指定を受け付けた場合、その位置における1以上の来場者の移動速度を算出する。そして、情報処理装置1は、フロアの画像と、算出した移動速度とを対応付けて同時に表示部に表示する。
これにより、情報処理装置1は、利用者によって指定された位置における来場者の移動速度を、利用者に対して直感的に認識させることが可能になる。そのため、利用者は、例えば、来場者の移動速度が遅い位置の近傍に、その来場者が興味を持った商品が陳列されているものと判断することが可能になる。また、利用者は、例えば、来場者の移動速度が速い位置の近傍に、その来場者が興味を持つ商品が陳列されていないものと判断することが可能になる。したがって、利用者は、例えば、次に情報の表示を行うことが好ましい他のフロアを特定することが可能になる。
[他エリア情報表示処理の概略]
次に、表示制御処理のうち、利用者によって指定された位置に陳列された商品を購入した来場者の他のエリアにおける購買状況等を表示する処理(以下、他エリア情報表示処理とも呼ぶ)の概略について説明を行う。
情報処理装置1は、図7に示すように、1または複数のフロアの画像を受け付けるまで待機する(S21のNO)。そして、1または複数のフロアの画像を受け付けた場合(S21のYES)、情報処理装置1は、S21の処理で受け付けたフロアの画像のうちの少なくとも一部を表示部に表示する(S22)。
その後、情報処理装置1は、S21の処理で受け付けた1または複数のフロア内のエリアのうち、いずれかのエリアの指定を受け付けるまで待機する(S23のNO)。そして、いずれかのエリアの指定を受け付けた場合(S23のYES)、情報処理装置1は、S22の処理で表示した少なくとも一部のフロア画像に、S23の処理で受け付けたエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれるか否かを判定する(S24)。
その結果、S23の処理で受け付けたエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれると判定した場合(S25のYES)、情報処理装置1は、各エリアで扱われる商品の購買状況または各エリアでの行動状況を各エリアに対応付けて来場者毎に記憶する記憶部を参照して、S24の処理で指定されたエリアで扱われる商品を購入した来場者による他のエリアで扱われる商品の購買状況または他のエリアでの行動状況を特定する(S26)。そして、情報処理装置1は、S26の処理で特定した購買状況に関する情報または行動状況に関する情報を、S22の処理で表示したフロアの画像上に表示する(S27)。
すなわち、情報処理装置1は、表示部に表示したフロアの画像に、指定されたエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれていると判定した場合、フロアの画像と、指定されたエリアで扱われる商品を購入した来場者による他のエリアにおける購買状況または行動状況とを対応付けて同時に表示部に表示する。
これにより、情報処理装置1は、利用者によって指定されたエリアで扱われる商品を購入した来場者による他のエリアでの行動を、利用者に対して直感的に認識させることが可能になる。そのため、利用者は、利用者は、例えば、次に情報の表示を行うことが好ましい他のフロアを特定することが可能になる。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図8から図13は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。また、図14から図29は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明する図である。図14から図29を参照しながら、図8から図13に示す表示制御処理を説明する。
[フロア情報表示処理]
初めに、フロア画像情報131とフロアマップ情報132とを操作端末3の表示装置に表示させる処理(以下、フロア情報表示処理とも呼ぶ)について説明を行う。
情報処理装置1の情報受付部111は、図8に示すように、フロア画像情報131とフロアマップ情報132との表示指示を受け付けるまで待機する(S31のNO)。具体的に、情報受付部111は、利用者が操作端末3を介して操作端末3の表示装置に表示させるフロアやフロア内の位置等を指定する情報を入力するまで待機する。
そして、フロア画像情報131とフロアマップ情報132との表示指示を受け付けた場合(S31のYES)、情報受付部111は、情報格納領域130に記憶されたフロア画像情報131とフロアマップ情報132とを取得する(S32)。以下、フロア画像情報131とフロアマップ情報132の具体例について説明を行う。
[フロア画像情報の具体例]
初めに、フロア画像情報131について説明を行う。図14は、フロア画像情報131を操作端末3の表示装置に表示した際の画面の具体例を説明する図である。
図14に示す画面には、例えば、棚IM31、IM32、IM33、IM34及びIM35等が含まれている。すなわち、図14に示す画面は、来場者がフロア画像情報131の撮影位置において特定の方向に向かって立った場合、棚IM31、IM32、IM33、IM34及びIM35等が来場者の視界に含まれることを示している。図14に示す画面に含まれる他の情報については説明を省略する。
[フロアマップ情報の具体例]
次に、フロアマップ情報132について説明を行う。図15は、フロアマップ情報132を操作端末3の表示装置に表示した際の画面の具体例を説明する図である。図15に示すフロアマップ情報132は、図14で説明したフロア画像情報131に含まれるフロアに対応するフロアマップの情報である。
図15に示す画面には、例えば、図14で説明した棚IM31、IM32、IM33、IM34及びIM35に対応する棚IM21(棚A)、IM22(棚B)、IM23(棚C)、IM24及びIM25等が含まれる。図15に示す画面に含まれる他の情報については説明を省略する。
図8に戻り、情報処理装置1の画像表示制御部112は、情報格納領域130に記憶された動線情報140を参照し、S32の処理で取得したフロア画像情報131に対応する動線を示すマークを生成する(S33)。以下、動線情報140の具体例について説明を行う。
[動線情報の具体例]
図16は、動線情報140の具体例を説明する図である。
図16に示す動線情報140は、来場者が移動した位置を示す座標が設定される「座標(始点)」と、「座標(始点)」に対応する位置の後に来場者が移動した位置を示す座標が設定される「座標(終点)」とを項目として有する。また、図16に示す動線情報140は、「座標(始点)」から「座標(終点)」までの間の平均速度が設定される「速度」と、各動線を識別する動線IDが設定される「動線ID」とを項目として有する。なお、図16に示す動線情報140において、2行目以降の各行における「座標(始点)」には、各行の1行前における「座標(終点)」に設定されている情報が設定される。
具体的に、図16に示す動線情報140において、「座標(始点)」が「(122,60)」である情報には、「座標(終点)」として「(120,60)」が設定され、「速度」として「48.39(m/分)」が設定され、「動線ID」として「23456」が設定されている。また、図16に示す動線情報140において、「座標(始点)」が「(120,60)」である情報には、「座標(終点)」として「(120,61)」が設定され、「速度」として「43.26(m/分)」が設定され、「動線ID」として「23456」が設定されている。図16に含まれる他の情報については説明を省略する。
そして、画像表示制御部112は、S33の処理において、例えば、図16に示す動線情報140を参照し、「動線ID」に設定された情報毎に、各情報の「座標(始点)」に設定された点から「座標(終点)」に設定された点までの直線をそれぞれ連結することによって、各動線を示すマークを生成する。
具体的に、画像表示制御部112は、例えば、図16に示す動線情報140を参照し、「(122,60)」から「(120,60)」までの直線、「(120,60)」から「(120,61)」までの直線及び「(120,61)から「(119,62)」までの直線等をそれぞれ連結することによって、「動線ID」が「23456」である動線を示すマークを生成する。
なお、画像表示制御部112は、例えば、図16に示す動線情報140に含まれる複数の動線に関する情報を集約することにより、複数の動線が集約されたマークを生成するものであってもよい。
図8に戻り、画像表示制御部112は、例えば、S31の処理で受け付けたフロア画像情報131を操作端末3の表示装置に表示する。そして、画像表示制御部112は、例えば、S33の処理で生成した動線のマークを3次元画像に変換してフロア画像情報131上に表示する(S34)。すなわち、S33の処理で生成されたマークは、2次元の情報である動線情報140から生成されたマークである。一方、フロア画像情報131は、3次元画像である。そのため、画像表示制御部112は、S33の処理で生成されたマークを3次元画像に変換してからフロア画像情報131上に表示する。
さらに、情報処理装置1のマップ表示制御部113は、S31の処理で受け付けたフロアマップ情報132を操作端末3の表示装置に表示する(S35)。以下、S33の処理で生成したマークを表示装置に表示する際の具体例について説明を行う。
[S33の処理で生成したマークを表示した際の画面の具体例]
図17は、S33の処理で生成したマークを操作端末3の表示装置に表示した際の画面の具体例を説明する図である。
画像表示制御部112は、図17に示すように、例えば、S33の処理で生成したマークを3次元画像に変換することによってマークIM36を生成し、生成したマークIM36をフロア画像情報131上に表示する。
具体的に、画像表示制御部112は、この場合、例えば、来場者の進行方向に向かうに従って色が濃くなるようにマークIM36の生成を行う。具体的に、画像表示制御部112は、図17に示すように、例えば、フロア画像情報131の下端からマークIM36の消失点IM36aまでの距離を3等分する位置の色の濃さが、それぞれ消失点IM36aの色の濃さの1/3及び2/3になるように、マークIM36の生成を行うものであってもよい。また、画像表示制御部112は、図17に示すように、例えば、フロア画像情報131の下端における色が透明になるように、マークIM36の生成を行うものであってもよい。
これにより、画像表示制御部112は、利用者に対し、店舗内における来場者の行動をより直感的に認識させることが可能になる。
なお、画像表示制御部112は、S33の処理においてマークの生成を行う際に、例えば、図16で説明した動線情報140における「速度」に設定された情報に応じて、マークIM36に含まれる位置毎に色分けを行うものであってもよい。
[S34及びS35の処理が行われた際の画面の具体例]
次に、S34及びS35の処理が行われた際の画面の具体例について説明を行う。図18は、S34及びS35の処理が行われた際の画面の具体例について説明する図である。
図18に示す画面には、中央部から下端部においてフロア画像情報131が表示され、上端部の左側においてフロアマップ情報132が表示されている。また、図18に示すフロア画像情報131上には、動線を示すマークIM71、IM72及びIM73が表示されている。さらに、図18に示すフロアマップ情報132上には、図18に示すフロア画像情報131の撮影位置と撮影方向とを示すマークIM61が表示されている。
なお、図18に示すマークIM72は、図18に示す画面の奥から手前まで延びる動線を示すマークである。そのため、図18に示すマークIM72は、先端(手前側の先端)が鋭角になるように生成されている。
そして、図18に示す画面には、上端部において、フロア画像情報131に対応するフロアが地下1階のフードコードであることを示す「フロア:B1F Food Court」が表示されている。また、図18に示す画面には、選択中のオブジェクトが存在しないことを示す「選択中オブジェクト:なし」が表示されている。
これにより、利用者は、図18に示す表示画面を閲覧することで、フロア画像情報131に含まれる範囲における来場者の動線を直感的に認識することが可能になる。
図8に戻り、画像表示制御部112は、S34の処理で操作端末3の表示装置に表示した情報から、3次元マッピング情報133を生成して情報格納領域130に記憶する(S36)。3次元マッピング情報133は、S34において操作端末3の表示装置に表示されたフロア画像情報131に含まれる各点と、各点に位置するオブジェクトを対応付ける情報である。具体的に、画像表示制御部112は、例えば、フロア画像情報131について画像解析を行うことにより、3次元マッピング情報133の生成に要する情報を抽出し、抽出した情報から3次元マッピング情報133の生成を行うものであってよい。なお、以下、オブジェクトには、例えば、商品が陳列されている棚、来店客の動線を示すマーク(マークの一部)、または、階段やエレベーター等の特定のエリアと他のエリアを接続する経路が含まれるものとして説明を行う。
また、マップ表示制御部113は、S35の処理で操作端末3の表示装置に表示した情報から、2次元マッピング情報134を生成して情報格納領域130に記憶する(S37)。2次元マッピング情報134は、S35において操作端末3の表示装置に表示されたフロアマップ情報132に含まれる各点と、各点に位置するオブジェクトを対応付ける情報である。具体的に、マップ表示制御部113は、例えば、各オブジェクトの位置を示す位置情報(図示しない)を参照することにより、フロアマップ情報132から2次元マッピング情報134の生成に要する情報を抽出し、抽出した情報から2次元マッピング情報134の生成を行うものであってよい。
これにより、情報処理装置1は、後述するように、表示装置に表示されたフロア画像情報131またはフロアマップ情報132上の位置の指定があった場合に、指定された位置に対応するオブジェクトの特定を行うことが可能になる。以下、3次元マッピング情報133及び2次元マッピング情報134の具体例について説明を行う。
[3次元マッピング情報の具体例]
初めに、3次元マッピング情報133の具体例について説明を行う。図19は、3次元マッピング情報133の具体例を説明する図である。
図19に示す3次元マッピング情報133は、例えば、操作端末3の表示装置に表示した際の画面に含まれる各点に対応する座標が設定される「座標」と、各点に位置するオブジェクトを識別する「オブジェクトID」とを項目として有している。なお、各点に対応するオブジェクトが存在しない場合、「オブジェクトID」には「なし」が設定される。
具体的に、図19に示す3次元マッピング情報133において、「座標」が「(1,1)」である情報の「オブジェクトID」には、「なし」が設定されている。また、図19に示す3次元マッピング情報133において、「座標」が「(55,39)」である情報の「オブジェクトID」には、「001.156.003.008」が設定されている。図19に含まれる他の情報については説明を省略する。
[2次元マッピング情報134の具体例]
次に、2次元マッピング情報134の具体例について説明を行う。図20は、2次元マッピング情報134の具体例を説明する図である。
図20に示す2次元マッピング情報134は、例えば、操作端末3の表示装置に表示した際の画面に含まれる各点に対応する座標が設定される「座標」と、各点に位置するオブジェクトを識別する「オブジェクトID」とを項目として有している。なお、各点に対応するオブジェクトが存在しない場合、「オブジェクトID」には「なし」が設定される。
具体的に、図20に示す2次元マッピング情報134において、「座標」が「(1,1)」である情報の「オブジェクトID」には、「なし」が設定されている。また、図20に示す2次元マッピング情報134において、「座標」が「(75,50)」である情報の「オブジェクトID」には、「001.156.003.008」が設定されている。図20に含まれる他の情報については説明を省略する。
なお、画像表示制御部112及びマップ表示制御部113は、S31の処理においてフロア画像情報131等の表示指示を受け付ける前に、情報格納領域130に記憶されたフロア画像情報131のそれぞれに対応する3次元マッピング情報133と、情報格納領域130に記憶されたフロアマップ情報132のそれぞれに対応する2次元マッピング情報134とを予め生成し、情報格納領域130に記憶しておくものであってもよい。
これにより、情報処理装置1は、操作端末3の表示装置に表示したフロア画像情報131上の位置等の指定を受け付けた場合における処理を、より早く開始することが可能になる。
[関連情報表示処理の詳細]
次に、関連情報表示処理の詳細について説明を行う。
情報受付部111は、図9に示すように、操作端末3の表示装置に表示したフロア画像情報131上の位置の指定を受け付けるまで待機する(S41のNO)。具体的に、情報受付部111は、利用者が操作端末3を介してフロア画像情報131上の位置の指定を行うまで待機する。
そして、フロア画像情報131上の位置の指定を受け付けた場合(S41のYES)、情報処理装置1の関連情報取得部114は、情報格納領域130に記憶された3次元マッピング情報133を参照して、S41の処理で指定された位置に対応付けられた第1エリアを特定する(S42)。
具体的に、例えば、S41の処理で指定された位置の座標が(55,40)である場合、関連情報取得部114は、図19で説明した3次元マッピング情報133における「座標」に「(50,40)」が設定された情報の「オブジェクトID」に設定された「001.156.003.008」を特定する。そして、関連情報取得部114は、例えば、「オブジェクトID」が「001.156.003.008」であるオブジェクトが位置するエリアを第1エリアとして特定する。
なお、S41の処理において、情報受付部111がフロアマップ情報132上の位置の指定を受け付けた場合、関連情報取得部114は、情報格納領域130に記憶された2次元マッピング情報134を参照することにより、S41の処理で指定された位置に対応付けられた第1エリアを特定するものであってもよい。
具体的に、例えば、S41の処理で指定された位置の座標が(75,51)である場合、関連情報取得部114は、図20で説明した2次元マッピング情報134における「座標」に「(75,51)」が設定された情報の「オブジェクトID」に設定された「001.156.003.008」を特定するものであってよい。そして、関連情報取得部114は、例えば、「オブジェクトID」が「001.156.003.008」であるオブジェクトが位置するエリアを第1エリアとして特定するものであってよい。
その後、関連情報取得部114は、情報格納領域130に記憶された製品情報136と、POS情報137とを参照して、S42の処理で特定した第1エリアの商品(第1エリアに陳列された商品)の所定期間内における売上高を算出する(S43)。以下、製品情報136及びPOS情報137の具体例について説明を行う。
[製品情報の具体例]
初めに、製品情報136について説明を行う。図21は、製品情報136の具体例を説明する図である。
図21に示す製品情報136は、各製品を識別する「製品ID」と、各製品を名称が設定される「製品名称」と、各製品の単価価格が設定される「単価価格」と、各製品が陳列されているオブジェクト(商品が陳列されている棚等)のオブジェクトIDが設定される「オブジェクトID」とを項目として有している。
具体的に、図21に示す製品情報136において、「製品ID」が「84729345」である情報には、「製品名称」として「りんご(大)」が設定され、「単価価格」として「130(円)」が設定され、「オブジェクトID」として「001.156.003.008」が設定されている。また、図21に示す製品情報136において、「製品ID」が「47239873」である情報には、「製品名称」として「高級りんご」が設定され、「単価価格」として「570(円)」が設定され、「オブジェクトID」として「001.156.003.008」が設定されている。図21に含まれる他の情報については説明を省略する。
[POS情報の具体例]
次に、POS情報137について説明を行う。図22は、POS情報137の具体例を説明する図である。
図22に示すPOS情報137は、各情報が取得された日付時刻が設定される「日付時刻」と、各製品を識別する「製品ID」と、販売個数が設定される「個数」と、販売金額が設定される「売値」と、商品の購入した来場者が有する無線端末を識別する「機器ID」とを項目として有する。
具体的に、図22に示すPOS情報137において、2017年02月06日13時04分56.811秒を示す「20170206130456811」が「日付時刻」に設定された情報には、「製品ID」として「84729345」が設定され、「個数」として「3(個)」が設定され、売値として「390(円)」が設定され、「機器ID」として「45678」が設定されている。また、図22に示すPOS情報137において、2017年02月07日08時05分52.331秒を示す「20170207080552331」が「日付時刻」に設定された情報には、「製品ID」として「84729345」が設定され、「個数」として「1(個)」が設定され、売値として「130(円)」が設定され、「機器ID」として「53149」が設定されている。図22に含まれる他の情報については説明を省略する。
そして、S42の処理において、第1エリアとして「オブジェクトID」が「001.156.003.008」を含むエリアが特定された場合、関連情報取得部114は、図21で説明した製品情報136において、「オブジェクトID」に「001.156.003.008」が設定された情報の「製品ID」に設定された情報である「84729345」と「47239873」とを特定する。その後、関連情報取得部114は、図22で説明したPOS情報137を参照し、「製品ID」に「84729345」または「47239873」が設定された情報の「売値」に設定された「390(円)」、「130(円)」及び「1140(円)」の総和である「1680(円)」を、S42の処理で特定した第1エリアの商品の売上高として算出する。
なお、関連情報取得部114は、例えば、図22で説明したPOS情報137に含まれる情報のうち、「日付時刻」に設定された情報が所定期間内(例えば、1日)に含まれる情報のみを参照し、S42の処理で特定した第1エリアの商品の売上高を算出するものであってもよい。
図9に戻り、関連情報取得部114は、情報格納領域130に記憶された店舗オブジェクト情報135と、移動履歴情報138とを参照して、S42の処理で特定した第1エリアに滞在した来場者の滞在時間の平均値を算出する(S44)。以下、店舗オブジェクト情報135及び移動履歴情報138について説明を行う。
[店舗オブジェクト情報の具体例]
初めに、店舗オブジェクト情報について説明を行う。図23は、店舗オブジェクト情報135の具体例を説明する図である。
図23に示す店舗オブジェクト情報135は、各オブジェクトを識別する「オブジェクトID」と、オブジェクトの名称を識別する「オブジェクト名称」と、各オブジェクトの位置を示す「座標」とを項目として有する。「座標」には、例えば、緯度及び経度が設定される。
具体的に、図23に示す店舗オブジェクト情報135において、「オブジェクトID」が「001.000.000.000」である情報には、「オブジェクト名称」として「食料品フロア」が設定され、「座標」として「(0,0),(150,0),(150,100),(0,100),(0,0)」が設定されている。すなわち、図23に示す店舗オブジェクト情報135は、食料品フロアが、(0,0)と(150,0)とを結ぶ直線、(150,0)と(150,100)とを結ぶ直線、(150,100)と(0,100)とを結ぶ直線及び(0,100)と(0,0)とを結ぶ直線とで囲まれたエリアに位置していることを示している。また、図23に示す店舗オブジェクト情報135において、「オブジェクトID」が「001.156.000.000」である情報には、「オブジェクト名称」として「野菜・果物エリア」が設定され、「座標」として「(75,50),(150,50),(150,100),(75,100),(75,50)」が設定されている。図23に含まれる他の情報については説明を省略する。
[移動履歴情報の具体例]
次に、移動履歴情報138について説明を行う。図24は、移動履歴情報138の具体例を説明する図である。図24に示す移動履歴情報138は、移動履歴情報138に含まれる各情報が取得された日付及び時刻を示す「日付時刻」と、来場者が所有する無線端末の位置を示す「座標」と、来場者が所有する無線端末を識別する「機器ID」とを項目として有する。「座標」には、例えば、緯度及び経度が設定される。なお、移動履歴情報138は、例えば、来場者が所有する無線端末毎に生成されるものであってよい。
具体的に、図24に示す移動履歴情報138において、2017年2月07日17時04分56.711秒を示す「20170207170456711」が「日付時刻」に設定された情報には、「座標」として「(122,60)」が設定され、「機器ID」として「45678」が設定されている。また、図24に示す移動履歴情報138において、2017年02月07日17時04分56.811秒を示す「20170207170456811」が「日付時刻」に設定された情報には、「座標」として「(120,60)」が設定され、「機器ID」として「45678」が設定されている。図24に含まれる他の情報については説明を省略する。
そして、S42の処理において、第1エリアとして「オブジェクトID」が「001.156.003.008」を含むエリアが特定された場合、関連情報取得部114は、図23で説明した店舗オブジェクト情報135において、「オブジェクトID」に「001.156.003.008」が設定された情報の「座標」に設定された情報である「(75,50),(120,50),(120,75),(75,75),(75,50)」を特定する。
また、関連情報取得部114は、図24で説明した移動履歴情報138のうち、例えば、「機器ID」が「45678」である情報を参照し、「座標」の欄に、(75,50)と(120,50)とを結ぶ直線、(120,50)と(120,75)とを結ぶ直線、(120,75)と(75,75)とを結ぶ直線及び(75,75)と(75,50)とを結ぶ直線とで囲まれたエリアに含まれる座標が設定された情報として、「日付時刻」に「20170207170456811」から「20170207170501811」が設定された情報をそれぞれ特定する。すなわち、関連情報取得部114は、この場合、「機器ID」が「45678」である情報の第1エリアの滞在時間として、2017年02月07日17時04分56.811秒から2017年02月07日17時05分01.811秒までの時間である「5(秒)」を特定する。さらに、関連情報取得部114は、図24で説明した移動履歴情報138の「機器ID」に設定された情報のそれぞれについて、第1エリアの滞在時間を算出する。
続いて、関連情報取得部114は、例えば、図24で説明した移動履歴情報138を参照し、「座標」の欄に、(75,50)と(120,50)とを結ぶ直線、(120,50)と(120,75)とを結ぶ直線、(120,75)と(75,75)とを結ぶ直線及び(75,75)と(75,50)とを結ぶ直線とで囲まれたエリアに含まれる座標が設定された情報を特定する。そして、関連情報取得部114は、特定した情報の「機器ID」に設定された情報の種類の数を、S42の処理で特定した第1エリアに滞在した来場者の数として特定する。
その後、関連情報取得部114は、「機器ID」に設定された情報毎の第1エリアの滞在時間の総和を、特定した第1エリアに滞在した来場者の数で除算することにより、第1エリアに滞在した来場者の滞在時間の平均値を算出する。
図9に戻り、関連情報取得部114は、情報格納領域130に記憶された店舗オブジェクト情報と、移動履歴情報138と、製品情報136と、POS情報137とを参照して、S42の処理で特定した第1エリアに滞在した来場者のうち、S42で特定した第1エリアの商品を購入した来場者の割合を算出する(S45)。
具体的に、S42の処理において、第1エリアとして「オブジェクトID」が「001.156.003.008」を含むエリアが特定された場合、関連情報取得部114は、図21で説明した製品情報136において、「オブジェクトID」に「001.156.003.008」が設定された情報の「製品ID」に設定された情報である「84729345」と「47239873」とを特定する。そして、関連情報取得部114は、図22で説明したPOS情報137を参照し、例えば、「製品ID」に「84729345」または「47239873」が設定された情報の「機器ID」に設定された種類の数を、第1エリアの商品を購入した来場者の数として算出する。
その後、関連情報取得部114は、算出した第1エリアの商品を購入した来場者の数を、第1エリアに滞在した来場者の数(S44の処理で算出した数)で除算することにより、S42の処理で特定した第1エリアに滞在した来場者のうち、S42の処理で特定した第1エリアに配置された商品を購入した来場者の割合を算出する。
そして、関連情報取得部114は、図10に示すように、情報格納領域130に記憶された店舗オブジェクト情報135と、移動履歴情報138とを参照して、S42の処理で特定した第1エリアを含むフロアに滞在した来場者のうち、S42の処理で特定した第1エリアに滞在した来場者の割合を算出する(S51)。
具体的に、図23で説明した店舗オブジェクト情報135において、「オブジェクト名称」が「果物棚A」である情報(「オブジェクトID」が「001.156.003.008」である情報)の「座標」は、「オブジェクト名称」が「食料品フロア」である情報(「オブジェクトID」が「001.000.000.000」である情報)の「座標」に含まれている。そのため、S42の処理において、第1エリアとして「オブジェクトID」が「001.156.003.008」を含むエリアが特定された場合、関連情報取得部114は、例えば、第1エリアを含むフロアとして、「オブジェクト名称」が「食料品フロア」であるオブジェクトを含むエリアを特定する。そして、関連情報取得部114は、この場合、図23で説明した店舗オブジェクト情報135において、「オブジェクトID」に「001.000.000.000」が設定された情報の「座標」に設定された情報である「(0,0),(150,0),(150,100),(0,100),(0,0)」を特定する。
また、関連情報取得部114は、例えば、図24で説明した移動履歴情報138を参照し、「座標」の欄に、(0,0)と(150,0)とを結ぶ直線、(150,0)と(150,100)とを結ぶ直線、(150,100)と(0,100)とを結ぶ直線及び(0,100)と(0,0)とを結ぶ直線とで囲まれたエリアに含まれる座標が設定された情報を特定する。さらに、関連情報取得部114は、特定した情報の「機器ID」に設定された情報の種類の数を、S42の処理で特定した第1エリアを含むフロアに滞在した来場者の数として特定する。
そして、関連情報算出部114は、S42の処理で特定した第1エリアに滞在した来場者の数(S44の処理で算出した数)を、S42の処理で特定した第1エリアを含むフロアに滞在した来場者の数で除算することにより、S42の処理で特定した第1エリアに滞在した来場者の割合を算出する。
図10に戻り、情報処理装置1の関連情報表示制御部115は、S43の処理、S44の処理、S45の処理及びS51の処理で算出した情報を、S41の処理で受け付けたフロア画像情報131上に、S42で特定した第1エリアに対応付けて表示する(S52)。また、関連情報表示制御部115は、S41の処理で受け付けたフロアマップ情報132に含まれる複数のエリアのうち、S42の処理で特定した第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する(S53)。以下、S52及びS53の処理が行われた際の表示装置の表示画面の具体例について説明を行う。
[S52及びS53の処理が行われた際の画面の具体例]
図25は、S52及びS53の処理が行われた際の画面の具体例について説明する図である。
図25に示す画面において、フロア画像情報131のうちのS42の処理で特定した第1エリア上には、網掛けIM74が表示されている。そして、図25に示す画面において、第1エリアに関連する表示情報IM75は、網掛けIM74と対応付けられた状態で表示されている(S52)。
具体的に、関連情報表示制御部115は、第1エリアに関連する表示情報IM75として、「売上額」が「68,763(円)」であることを示す情報(S43の処理で算出された情報)と、「滞在時間」が「2(分)」であることを示す情報(S44の処理で算出された情報)とをフロア画像情報131上に表示する。また、関連情報表示制御部115は、第1エリアに関連する表示情報IM75として、「購買率」が「40(%)」であることを示す情報(S45の処理で算出された情報)と、「立寄率」が「23(%)」であることを示す情報(S51の処理で算出された情報)とをフロア画像情報131上に表示する。
また、図25に示す画面において、フロアマップ情報132のうちのS42の処理で特定した第1エリア上には、網掛けIM62が表示されている(S53)。
これにより、情報処理装置1は、第1エリアに関する情報を、利用者に対して直感的に認識させることが可能になる。そのため、利用者は、来場者の店舗内行動の分析を効率的に行うことが可能になる。
[移動速度表示処理の詳細]
次に、移動速度表示処理の詳細について説明を行う。
情報受付部111は、図11に示すように、操作端末3の表示装置に表示したマーク(動線を示すマーク)上の位置の指定を受け付けるまで待機する(S61のNO)。具体的に、情報受付部111は、利用者が操作端末3を介してマーク上の位置の指定を行うまで待機する。
そして、マーク上の位置の指定を受け付けた場合(S61のYES)、移動履歴取得部116は、3次元マッピング情報133と、動線オブジェクト情報139と、動線情報140とを参照し、情報格納領域130に記憶された動線情報140のうち、S61の処理で指定された位置に対応するマークに応じた動線を移動した第1来場者の動線情報140を取得する(S62)。以下、動線オブジェクト情報139の具体例について説明を行う。
[動線オブジェクト情報の具体例]
図26は、動線オブジェクト情報139の具体例を説明する図である。
図26に示す動線オブジェクト情報139は、各オブジェクトを識別する「オブジェクトID」と、動線を識別する「動線ID」と、各オブジェクトの位置を示す「座標」とを項目として有する。「座標」には、例えば、緯度及び経度が設定される。
具体的に、図26に示す動線オブジェクト情報139において、「オブジェクトID」が「046.000.000.000」である情報には、「動線ID」として「23456」が設定され、「座標」として「(25,25),(50,25),(50,75),(25,75),(25,25)」が設定されている。すなわち、図26に示す動線オブジェクト情報139は、「動線ID」が「23456」である動線が、(25,25)と(50,25)とを結ぶ直線、(50,25)と(50,75)とを結ぶ直線、(50,75)と(25,75)とを結ぶ直線及び(25,75)と(25,25)とを結ぶ直線とで囲まれたエリアを含んでいることを示している。
また、図26に示す動線オブジェクト情報139において、「オブジェクトID」が「046.000.000.001」である情報には、「動線ID」として「23456」が設定され、「座標」として「(25,75),(50,75),(50,100),(25,100),(25,75)」が設定されている。図26に含まれる他の情報については説明を省略する。
そして、移動履歴取得部116は、S62の処理において、例えば、図19で説明した3次元マッピング情報133を参照し、S61の処理で指定された位置に対応する座標に対応するオブジェクトIDを特定する。さらに、移動履歴取得部116は、例えば、図26で説明した動線オブジェクト情報139を参照し、特定したオブジェクトIDに対応する動線IDを特定する。その後、移動履歴取得部116は、例えば、図16で説明した動線情報140のうち、特定した動線IDを含む動線情報140を取得する。
図11に戻り、情報処理装置1の移動速度算出部117は、S62の処理で取得した動線情報140のうち、S61の処理で指定された位置から、S61の処理で指定された位置よりも移動方向の先方である所定の位置までの各位置における動線情報140を特定する(S63)。
具体的に、移動速度算出部117は、例えば、図26で説明した動線オブジェクト情報139において、S62の処理で特定したオブジェクトIDに対応する座標を特定する。そして、移動速度算出部117は、例えば、S62の処理で取得した動線情報140のうち、「座標(始点)」及び「座標(終点)」の欄に、特定した座標によって囲まれた範囲に含まれる座標が設定された動線情報140(以下、第1動線情報140aとも呼ぶ)を特定する。また、移動速度算出部117は、例えば、情報格納領域130に記憶された動線情報140のうち、特定した第1動線情報140aの「座標(始点)」に設定された位置から2(m)離れた位置が「座標(始点)」に設定された動線情報140(以下、第2動線情報140bとも呼ぶ)を特定する。さらに、移動速度算出部117は、例えば、情報格納領域130に記憶された動線情報140のうち、第1動線情報140aから第2動線情報140bまでの各動線情報140を特定する。
そして、移動速度算出部117は、S63の処理で特定した動線情報140の平均を第1来場者の移動速度として算出する(S64)。
具体的に、移動速度算出部117は、S63の処理で特定した各動線情報140の「速度」に設定された情報の平均値を、第1来場者の移動速度として算出する。
その後、情報処理装置1の移動速度表示制御部118は、S64の処理で算出した移動速度をフロア画像情報131上に表示する(S65)。以下、S65の処理が行われた際の表示装置の表示画面の具体例について説明を行う。
[S65の処理が行われた際の画面の具体例]
次に、S65の処理が行われた際の画面の具体例について説明を行う。図27は、S65の処理が行われた際の画面の具体例について説明する図である。
図27に示す画面において、S61の処理で指定されたマーク上の位置に関連する表示情報IM76は、S61の処理で指定された位置と対応付けられた状態で表示されている(S65)。
具体的に、移動速度表示制御部118は、S61の処理で指定された位置に関連する表示情報IM76として、S61の処理で指定された位置の先の平均速度が「48(m/分)」であることを示す情報をフロア画像情報131上に表示する。
これにより、情報処理装置1は、利用者によって指定された位置における来場者の移動速度を、利用者に対して直感的に認識させることが可能になる。そのため、利用者は、例えば、来場者の移動速度が遅い位置の近傍に、その来場者が興味を持った商品が陳列されているものと判断することが可能になる。また、利用者は、例えば、来場者の移動速度が速い位置の近傍に、その来場者が興味を持つ商品が陳列されていないものと判断することが可能になる。したがって、利用者は、例えば、次に情報の表示を行うことが好ましい他のフロアを特定することが可能になる。
[他エリア情報表示処理の詳細]
次に、他エリア情報表示処理の詳細について説明を行う。
情報受付部111は、図12に示すように、操作端末3の表示装置に表示したエリアのいずれかの指定を受け付けるまで待機する(S71のNO)。具体的に、情報受付部111は、利用者が操作端末3を介して操作端末3の表示装置に表示されたエリアの指定を行うまで待機する。
そして、エリアの指定を受け付けた場合(S71のYES)、情報処理装置1の経路判定部119は、操作端末3の表示装置に表示したフロア画像情報131に、S71の処理で指定されたエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれるか否かを判定する(S72)。
その結果、図13に示すように、フロア画像情報131に経路が含まれると判定した場合(S81のYES)、情報処理装置1の状況特定部120は、情報格納領域130に記憶された店舗オブジェクト情報135と、製品情報136と、POS情報137と、移動履歴情報138とを参照して、S71の処理で指定されたエリアと他のエリアとに滞在した来場者のうち、S71の処理で指定されたエリアの商品と他のエリアの商品とを購入した来場者の割合を算出する(S82)。
具体的に、状況特定部120は、図23で説明した店舗オブジェクト情報135を参照し、S71の処理において指定されたエリアに含まれるオブジェクトのオブジェクトIDに対応する座標(以下、指定エリアの座標とも呼ぶ)を特定する。また、状況特定部120は、図23で説明した店舗オブジェクト情報135を参照し、他のエリア(S72の処理で含まれていると判定した経路によって接続する他のフロア)に含まれるオブジェクトのオブジェクトIDに対応する座標(以下、他のエリアの座標とも呼ぶ)を特定する。
続いて、状況特定部120は、図24で説明した移動履歴情報138を参照し、指定エリアの座標に含まれる座標と、他のエリアの座標に含まれる座標との両方に対応する機器IDを特定する。この場合、状況特定部120は、例えば、S71の処理で指定されたエリアと他のエリアとの両方に所定時間以上滞在した来場者が所有する無線端末の機器IDを特定するものであってもよい。具体的に、状況特定部120は、例えば、図24で説明した移動履歴情報138に設定された機器IDのうち、指定エリアの座標に含まれる座標が設定されている情報が所定数以上存在し、かつ、他のエリアの座標に含まれる座標が設定されている情報が所定数以上存在する機器IDの特定を行うものであってよい。そして、状況特定部120は、特定した機器IDの種類の数を、S71の処理で指定されたエリアと他のエリアとの両方に滞在した来場者の数として特定する。
さらに、状況特定部120は、図21で説明した製品情報136を参照して、S71の処理で指定を受け付けたエリアに含まれるオブジェクトIDに対応する製品ID(以下、指定エリアの製品IDとも呼ぶ)を特定する。また、状況特定部120は、図21で説明した製品情報136を参照して、他のエリアに含まれるオブジェクトIDに対応する製品ID(以下、他のエリアの製品IDとも呼ぶ)を特定する。
続いて、状況特定部120は、図22で説明したPOS情報137を参照して、指定エリアの製品IDと他のエリアの製品IDとの両方に対応する機器IDを特定する。そして、状況特定部120は、特定した機器IDの種類の数を、S71の処理で指定されたエリアの商品と他のエリアの商品とを購入した来場者の数として特定する。
その後、状況特定部120は、S71の処理で指定されたエリアと他のエリアとに滞在した来場者の数のうち、S71の処理で指定されたエリアの商品と他のエリアの商品とを購入した来場者の数の割合の算出を行う。
図13に戻り、状況特定部120は、情報格納領域130に記憶された店舗オブジェクト情報135と、製品情報136と、POS情報137と、移動履歴情報138とを参照して、S71の処理で指定されたエリアに滞在した来場者と他のエリアに滞在した来場者とのうち、他のエリアに滞在した来場者の割合を算出する(S83)。
具体的に、状況特定部120は、図24で説明した移動履歴情報138を参照し、例えば、S82の処理で特定した指定エリアの座標に含まれる座標に対応する機器IDを特定する。そして、状況特定部120は、特定した機器IDの種類の数を特定する。
また、状況特定部120は、図24で説明した移動履歴情報138を参照し、例えば、S82の処理で特定した他のエリアの座標に含まれる座標に対応する機器IDを特定する。そして、状況特定部120は、特定した機器IDの種類の数を特定する。
その後、状況特定部120は、特定した機器IDの種類の数の和を、S71で指定されたエリアに滞在した来場者と他のエリアに滞在した来場者との和として算出する。
そして、状況特定部120は、S71の処理で指定されたエリアと他のエリアとの両方に滞在した来場者の数(S82の処理で算出した数)を、S71で指定されたエリアに滞在した来場者と他のエリアに滞在した来場者との和で除算することによって、S71の処理で指定されたエリアに滞在した来場者と他のエリアに滞在した来場者とのうち、他のエリアに滞在した来場者の割合の算出を行う。
図13に戻り、情報処理装置1の状況表示制御部121は、S82及びS83の処理で算出した情報をフロア画像情報131上に表示する(S84)。以下、S84の処理が行われた際の表示装置の表示画面の具体例について説明を行う。
[S84の処理が行われた際の画面の具体例]
次に、S84の処理が行われた際の画面の具体例について説明を行う。図28及び図29は、S84の処理が行われた際の画面の具体例について説明する図である。具体的に、図28に示す例は、他のエリアとの経路が階段である場合の例である。また、図29に示す例は、他のエリアとの経路がエレベーターである場合の例である。
初めに、図28に示す画面について説明を行う。図28に示す画面におけるフロアマップ情報132において、S71の処理で指定を受け付けたエリアには、網掛けIM63が表示されている。そして、図28に示す画面におけるフロア画像情報131において、上のフロアと接続する階段IM85に対応する部分には、上のフロアの階数を示す「4F」という文字列と、上のフロアが男性用のスーツを販売するフロアであることを示す「Men’s Suit」という文字列とを含む矢印IM81が表示されている。また、図28に示す画面におけるフロア画像情報131において、下のフロアと接続する階段IM86に対応する部分には、下のフロアの階数を示す「2F」という文字列と、下のフロアが女性用及び子供用の衣類を販売するフロアであることを示す「Ladies and Kid’s」という文字列とを含む矢印IM83が表示されている。
さらに、図28に示す画面におけるフロア画像情報131において、矢印IM81上には、S82の処理で算出される割合を示す「購買率」が「15(%)」であることを示す情報と、S83の処理で算出される割合を示す「立寄率」が「23(%)」であることを示す情報とが表示されている。また、図28に示すフロア画像情報131において、矢印IM83上には、S82の処理で算出される割合を示す「購買率」が「52(%)」であることを示す情報IM82と、S83の処理で算出される割合を示す「立寄率」が「69(%)」であることを示す情報IM84とが表示されている。
そして、図28に示す画面には、フロア画像情報131に含まれるフロアが3階の女性用の衣類を販売するフロアであることを示す「フロア:3F Ladies Apparel」が表示されている。また、図28に示す画面には、S71の処理において棚Aを含むエリアが選択されたことを示す「選択中オブジェクト:棚A」が表示されている。
次に、図29に示す画面について説明を行う。具体的に、図29に示す画面におけるフロアマップ情報132において、S71の処理で指定を受け付けたエリアには、図28で説明した場合と同様に、網掛けIM63が表示されている。そして、図29に示す画面におけるフロア画像情報131において、エレベーターIM94に対応する部分には、フロア画像情報131に含まれるフロアを示す「3F Ladies Apparel」と、エレベーターによって移動することが可能な他のフロアを示す「B1F Groceries」及び「1F Home&Kitchin」等が表示されている。
さらに、図29に示すように、例えば、利用者が操作端末3を介して矢印IM92を「4F Men’s Suit」に合わせた場合、S82の処理で算出される割合を示す「購買率」が「15(%)」であることを示す情報と、S83の処理で算出される割合を示す「立寄率」が「23(%)」であることを示す情報とが、「4F Men’s Suit」と対応付けられた状態で表示される。
そして、図29に示す画面には、図28で説明した場合と同様に、フロア画像情報131に含まれるフロアが3階の女性用の衣類を販売するフロアであることを示す「フロア:3F Ladies Apparel」が表示されている。また、図29に示す画面には、S71の処理において棚Aを含むエリアが選択されたことを示す「選択中オブジェクト:棚A」が表示されている。
これにより、情報処理装置1は、利用者によって指定されたエリアで扱われる商品を購入した来場者による他のエリアでの行動を、利用者に対して直感的に認識させることが可能になる。そのため、利用者は、利用者は、例えば、次に情報の表示を行うことが好ましい他のフロアを特定することが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記の通りである。
(付記1)
店舗に含まれるフロアの画像と、該フロアに含まれる複数のエリアを含むフロアマップとを受け付け、
受け付けた前記画像と、受け付けた前記フロアマップとを表示部に表示し、
表示した前記画像上の位置の指定を受け付けると、画像上の位置に対応付けられたエリアの識別情報を記憶する記憶部を参照して、指定された前記位置に対応付けられた第1エリアを特定するとともに、エリアに対応付けられた該エリアに関する情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記第1エリアに対応付けられた情報を取得し、
取得した前記情報を、前記画像上に、特定した前記第1エリアに対応付けて表示するとともに、前記フロアマップに含まれる複数のエリアのうち、特定した前記第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記2)
付記1において、
前記取得する処理では、前記第1エリアの商品の所定期間内における売上高を、前記第1エリアに対応付けられた情報として取得する、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記3)
付記1において、
前記取得する処理では、前記第1エリアに滞在した来場者の滞在時間の平均値を、前記第1エリアに対応付けられた情報として取得する、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記4)
付記3において、
前記第1エリアに滞在した来場者は、前記第1エリアを経由して移動した来場者である、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記5)
付記1において、
前記取得する処理では、前記第1エリアに滞在した来場者のうち、前記第1エリアの商品を購入した来場者の割合を、前記第1エリアに対応付けられた情報として取得する、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記6)
付記1において、
前記取得する処理では、前記第1エリアを含む前記フロアに滞在した来場者のうち、前記第1エリアに滞在した来場者の割合を、前記第1エリアに対応付けられた情報として取得する、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記7)
店舗に含まれるフロアの画像を受け付け、
受け付けた前記画像を表示部に表示し、
前記フロア上での各来場者の移動履歴に基づき、1以上の来場者の移動経路を示すマークを前記画像上に表示し、
表示した前記マーク上の位置の指定を受け付けると、前記移動履歴のうち、指定された前記位置に対応するマークに応じた移動経路を移動した第1来場者の移動履歴を取得し、
取得した前記移動履歴に基づき、指定された前記位置よりも移動方向の先方における前記第1来場者の移動速度を算出し、
算出した前記移動速度を前記画像上に表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記8)
付記7において、
前記移動履歴は、前記フロア上において来場者が移動した複数の位置を示す情報を含み、
前記マークを表示する処理では、
前記複数の位置を示す情報から、前記1以上の来場者の移動経路を特定し、
特定した前記移動経路を示すマークの表示を行う、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記9)
付記8において、
前記移動履歴は、前記フロア上において来場者が移動した複数の位置における来場者の移動速度を含み、
前記算出する処理では、
前記第1来場者の移動履歴に含まれる移動速度のうち、指定された前記位置から、指定された前記位置よりも移動方向の先方である所定の位置までの各位置における移動速度を特定し、
特定した前記移動速度の平均を前記第1来場者の移動速度として算出する、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記10)
店舗に含まれる1または複数のフロアの画像を受け付け、
受け付けた前記画像のうちの少なくとも一部を表示部に表示し、
前記1または複数のフロア内のエリアのうち、いずれかのエリアの指定を受け付けると、前記少なくとも一部の画像に、前記いずれかのエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれるか否かを判定し、
前記経路が含まれると判定した場合、エリアで扱われる商品の購買状況またはエリアでの行動状況を該エリアに対応付けて来場者毎に記憶する記憶部を参照して、指定された前記いずれかのエリアで扱われる商品を購入した来場者による前記他のエリアで扱われる商品の購買状況または前記他のエリアでの行動状況を特定し、
特定した前記購買状況に関する情報または前記行動状況に関する情報を前記画像上に表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記11)
付記10において、
前記情報を表示する処理では、前記少なくとも一部の画像における前記経路に応じた位置に、前記購買状況に関する情報または前記行動状況に関する情報を表示する、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記12)
付記10において、
前記特定する処理では、前記いずれかのエリアと前記他のエリアとに滞在した来場者のうち、前記いずれかのエリアに配置された商品と前記他のエリアに配置された商品とを購入した来場者の割合を、前記いずれかのエリアで扱われる商品を購入した来場者による他のエリアで扱われる商品の購買状況として特定する、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記13)
付記10において、
前記特定する処理では、前記いずれかのエリアに滞在した来場者と、前記他のエリアに滞在した来場者とのうち、前記他のエリアに滞在した来場者の割合を、前記いずれかのエリアで扱われる商品を購入した来場者による前記他のエリアでの行動状況として特定する、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記14)
付記10において、
前記経路は、同一フロアに含まれる前記いずれかのエリアと前記他のエリアとを接続する経路と、異なるフロアに含まれる前記いずれかのエリアと前記他のエリアとを接続する経路とを含む、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記15)
店舗に含まれるフロアの画像と、該フロアに含まれる複数のエリアを含むフロアマップとを受け付ける情報受付部と、
受け付けた前記画像と、受け付けた前記フロアマップとを表示部に表示する表示制御部と、
表示した前記画像上の位置の指定を受け付けると、画像上の位置に対応付けられたエリアの識別情報を記憶する記憶部を参照して、指定された前記位置に対応付けられた第1エリアを特定するとともに、エリアに対応付けられた該エリアに関する情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記第1エリアに対応付けられた情報を取得する情報取得部と、
取得した前記情報を、前記画像上に、特定した前記第1エリアに対応付けて表示するとともに、前記フロアマップに含まれる複数のエリアのうち、特定した前記第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する情報表示部と、を有する、
ことを特徴とする表示制御装置。
(付記16)
店舗に含まれるフロアの画像を受け付ける情報受付部と、
受け付けた前記画像を表示部に表示し、前記フロア上での各来場者の移動履歴に基づき、1以上の来場者の移動経路を示すマークを前記画像上に表示する表示制御部と、
表示した前記マーク上の位置の指定を受け付けると、前記移動履歴のうち、指定された前記位置に対応するマークに応じた移動経路を移動した第1来場者の移動履歴を取得する情報取得部と、
取得した前記移動履歴に基づき、指定された前記位置よりも移動方向の先方における前記第1来場者の移動速度を算出する移動速度算出部と、
算出した前記移動速度を前記画像上に表示する表示制御部と、を有する、
ことを特徴とする表示制御装置。
(付記17)
店舗に含まれる1または複数のフロアの画像を受け付ける情報受付部と、
受け付けた前記画像のうちの少なくとも一部を表示部に表示する表示制御部と、
前記1または複数のフロア内のエリアのうち、いずれかのエリアの指定を受け付けると、前記少なくとも一部の画像に、前記いずれかのエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれるか否かを判定する経路判定部と、
前記経路が含まれると判定した場合、エリアで扱われる商品の購買状況またはエリアでの行動状況を該エリアに対応付けて来場者毎に記憶する記憶部を参照して、指定された前記いずれかのエリアで扱われる商品を購入した来場者による前記他のエリアで扱われる商品の購買状況または前記他のエリアでの行動状況を特定する状況特定部と、
特定した前記購買状況に関する情報または前記行動状況に関する情報を前記画像上に表示する表示制御部と、を有する、
ことを特徴とする表示制御装置。
(付記18)
店舗に含まれるフロアの画像と、該フロアに含まれる複数のエリアを含むフロアマップとを受け付け、
受け付けた前記画像と、受け付けた前記フロアマップとを表示部に表示し、
表示した前記画像上の位置の指定を受け付けると、画像上の位置に対応付けられたエリアの識別情報を記憶する記憶部を参照して、指定された前記位置に対応付けられた第1エリアを特定するとともに、エリアに対応付けられた該エリアに関する情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記第1エリアに対応付けられた情報を取得し、
取得した前記情報を、前記画像上に、特定した前記第1エリアに対応付けて表示するとともに、前記フロアマップに含まれる複数のエリアのうち、特定した前記第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する、
ことを特徴とする表示制御方法。
(付記19)
店舗に含まれるフロアの画像を受け付け、
受け付けた前記画像を表示部に表示し、
前記フロア上での各来場者の移動履歴に基づき、1以上の来場者の移動経路を示すマークを前記画像上に表示し、
表示した前記マーク上の位置の指定を受け付けると、前記移動履歴のうち、指定された前記位置に対応するマークに応じた移動経路を移動した第1来場者の移動履歴を取得し、
取得した前記移動履歴に基づき、指定された前記位置よりも移動方向の先方における前記第1来場者の移動速度を算出し、
算出した前記移動速度を前記画像上に表示する、
ことを特徴とする表示制御方法。
(付記20)
店舗に含まれる1または複数のフロアの画像を受け付け、
受け付けた前記画像のうちの少なくとも一部を表示部に表示し、
前記1または複数のフロア内のエリアのうち、いずれかのエリアの指定を受け付けると、前記少なくとも一部の画像に、前記いずれかのエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれるか否かを判定し、
前記経路が含まれると判定した場合、エリアで扱われる商品の購買状況またはエリアでの行動状況を該エリアに対応付けて来場者毎に記憶する記憶部を参照して、指定された前記いずれかのエリアで扱われる商品を購入した来場者による前記他のエリアで扱われる商品の購買状況または前記他のエリアでの行動状況を特定し、
特定した前記購買状況に関する情報または前記行動状況に関する情報を前記画像上に表示する、
ことを特徴とする表示制御方法。
1:情報処理装置 2:記憶装置
3a:操作端末 3b:操作端末
3c:操作端末

Claims (19)

  1. 店舗に含まれるフロアの画像と、該フロアに含まれる複数のエリアを含むフロアマップとを受け付け、
    受け付けた前記画像と、受け付けた前記フロアマップとを表示部に表示し、
    表示した前記画像上の位置の指定を受け付けると、画像上の位置に対応付けられたエリアの識別情報を記憶する記憶部を参照して、指定された前記位置に対応付けられた第1エリアを特定するとともに、エリアに対応付けられた該エリアに関する情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記第1エリアに対応付けられた情報を取得し、
    取得した前記情報を、前記画像上に、特定した前記第1エリアに対応付けて表示するとともに、前記フロアマップに含まれる複数のエリアのうち、特定した前記第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  2. 請求項1において、
    前記取得する処理では、前記第1エリアの商品の所定期間内における売上高を、前記第1エリアに対応付けられた情報として取得する、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  3. 請求項1において、
    前記取得する処理では、前記第1エリアに滞在した来場者の滞在時間の平均値を、前記第1エリアに対応付けられた情報として取得する、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  4. 請求項1において、
    前記取得する処理では、前記第1エリアに滞在した来場者のうち、前記第1エリアの商品を購入した来場者の割合を、前記第1エリアに対応付けられた情報として取得する、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  5. 請求項1において、
    前記取得する処理では、前記第1エリアを含む前記フロアに滞在した来場者のうち、前記第1エリアに滞在した来場者の割合を、前記第1エリアに対応付けられた情報として取得する、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  6. 店舗に含まれるフロアの画像を受け付け、
    受け付けた前記画像を表示部に表示し、
    前記フロア上での各来場者の移動履歴に基づき、1以上の来場者の移動経路を示すマークを前記画像上に表示し、
    表示した前記マーク上の位置の指定を受け付けると、前記移動履歴のうち、指定された前記位置に対応するマークに応じた移動経路を移動した第1来場者の移動履歴を取得し、
    取得した前記移動履歴に基づき、指定された前記位置よりも移動方向の先方における前記第1来場者の移動速度を算出し、
    算出した前記移動速度を前記画像上に表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  7. 請求項6において、
    前記移動履歴は、前記フロア上において来場者が移動した複数の位置を示す情報を含み、
    前記マークを表示する処理では、
    前記複数の位置を示す情報から、前記1以上の来場者の移動経路を特定し、
    特定した前記移動経路を示すマークの表示を行う、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  8. 請求項7において、
    前記移動履歴は、前記フロア上において来場者が移動した複数の位置における来場者の移動速度を含み、
    前記算出する処理では、
    前記第1来場者の移動履歴に含まれる移動速度のうち、指定された前記位置から、指定された前記位置よりも移動方向の先方である所定の位置までの各位置における移動速度を特定し、
    特定した前記移動速度の平均を前記第1来場者の移動速度として算出する、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  9. 店舗に含まれる1または複数のフロアの画像を受け付け、
    受け付けた前記画像のうちの少なくとも一部を表示部に表示し、
    前記1または複数のフロア内のエリアのうち、いずれかのエリアの指定を受け付けると、前記少なくとも一部の画像に、前記いずれかのエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれるか否かを判定し、
    前記経路が含まれると判定した場合、エリアで扱われる商品の購買状況またはエリアでの行動状況を該エリアに対応付けて来場者毎に記憶する記憶部を参照して、指定された前記いずれかのエリアで扱われる商品を購入した来場者による前記他のエリアで扱われる商品の購買状況または前記他のエリアでの行動状況を特定し、
    特定した前記購買状況に関する情報または前記行動状況に関する情報を前記画像上に表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  10. 請求項9において、
    前記情報を表示する処理では、前記少なくとも一部の画像における前記経路に応じた位置に、前記購買状況に関する情報または前記行動状況に関する情報を表示する、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  11. 請求項9において、
    前記特定する処理では、前記いずれかのエリアと前記他のエリアとに滞在した来場者のうち、前記いずれかのエリアに配置された商品と前記他のエリアに配置された商品とを購入した来場者の割合を、前記いずれかのエリアで扱われる商品を購入した来場者による他のエリアで扱われる商品の購買状況として特定する、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  12. 請求項9において、
    前記特定する処理では、前記いずれかのエリアに滞在した来場者と、前記他のエリアに滞在した来場者とのうち、前記他のエリアに滞在した来場者の割合を、前記いずれかのエリアで扱われる商品を購入した来場者による前記他のエリアでの行動状況として特定する、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  13. 請求項9において、
    前記経路は、同一フロアに含まれる前記いずれかのエリアと前記他のエリアとを接続する経路と、異なるフロアに含まれる前記いずれかのエリアと前記他のエリアとを接続する経路とを含む、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  14. 店舗に含まれるフロアの画像と、該フロアに含まれる複数のエリアを含むフロアマップとを受け付ける情報受付部と、
    受け付けた前記画像と、受け付けた前記フロアマップとを表示部に表示する表示制御部と、
    表示した前記画像上の位置の指定を受け付けると、画像上の位置に対応付けられたエリアの識別情報を記憶する記憶部を参照して、指定された前記位置に対応付けられた第1エリアを特定するとともに、エリアに対応付けられた該エリアに関する情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記第1エリアに対応付けられた情報を取得する情報取得部と、
    取得した前記情報を、前記画像上に、特定した前記第1エリアに対応付けて表示するとともに、前記フロアマップに含まれる複数のエリアのうち、特定した前記第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する情報表示部と、を有する、
    ことを特徴とする表示制御装置。
  15. 店舗に含まれるフロアの画像を受け付ける情報受付部と、
    受け付けた前記画像を表示部に表示し、前記フロア上での各来場者の移動履歴に基づき、1以上の来場者の移動経路を示すマークを前記画像上に表示する表示制御部と、
    表示した前記マーク上の位置の指定を受け付けると、前記移動履歴のうち、指定された前記位置に対応するマークに応じた移動経路を移動した第1来場者の移動履歴を取得する情報取得部と、
    取得した前記移動履歴に基づき、指定された前記位置よりも移動方向の先方における前記第1来場者の移動速度を算出する移動速度算出部と、
    算出した前記移動速度を前記画像上に表示する表示制御部と、を有する、
    ことを特徴とする表示制御装置。
  16. 店舗に含まれる1または複数のフロアの画像を受け付ける情報受付部と、
    受け付けた前記画像のうちの少なくとも一部を表示部に表示する表示制御部と、
    前記1または複数のフロア内のエリアのうち、いずれかのエリアの指定を受け付けると、前記少なくとも一部の画像に、前記いずれかのエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれるか否かを判定する経路判定部と、
    前記経路が含まれると判定した場合、エリアで扱われる商品の購買状況またはエリアでの行動状況を該エリアに対応付けて来場者毎に記憶する記憶部を参照して、指定された前記いずれかのエリアで扱われる商品を購入した来場者による前記他のエリアで扱われる商品の購買状況または前記他のエリアでの行動状況を特定する状況特定部と、
    特定した前記購買状況に関する情報または前記行動状況に関する情報を前記画像上に表示する表示制御部と、を有する、
    ことを特徴とする表示制御装置。
  17. 店舗に含まれるフロアの画像と、該フロアに含まれる複数のエリアを含むフロアマップとを受け付け、
    受け付けた前記画像と、受け付けた前記フロアマップとを表示部に表示し、
    表示した前記画像上の位置の指定を受け付けると、画像上の位置に対応付けられたエリアの識別情報を記憶する記憶部を参照して、指定された前記位置に対応付けられた第1エリアを特定するとともに、エリアに対応付けられた該エリアに関する情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記第1エリアに対応付けられた情報を取得し、
    取得した前記情報を、前記画像上に、特定した前記第1エリアに対応付けて表示するとともに、前記フロアマップに含まれる複数のエリアのうち、特定した前記第1エリアがいずれのエリアであるかを示す情報を表示する、
    ことを特徴とする表示制御方法。
  18. 店舗に含まれるフロアの画像を受け付け、
    受け付けた前記画像を表示部に表示し、
    前記フロア上での各来場者の移動履歴に基づき、1以上の来場者の移動経路を示すマークを前記画像上に表示し、
    表示した前記マーク上の位置の指定を受け付けると、前記移動履歴のうち、指定された前記位置に対応するマークに応じた移動経路を移動した第1来場者の移動履歴を取得し、
    取得した前記移動履歴に基づき、指定された前記位置よりも移動方向の先方における前記第1来場者の移動速度を算出し、
    算出した前記移動速度を前記画像上に表示する、
    ことを特徴とする表示制御方法。
  19. 店舗に含まれる1または複数のフロアの画像を受け付け、
    受け付けた前記画像のうちの少なくとも一部を表示部に表示し、
    前記1または複数のフロア内のエリアのうち、いずれかのエリアの指定を受け付けると、前記少なくとも一部の画像に、前記いずれかのエリアと他のエリアとを接続する経路が含まれるか否かを判定し、
    前記経路が含まれると判定した場合、エリアで扱われる商品の購買状況またはエリアでの行動状況を該エリアに対応付けて来場者毎に記憶する記憶部を参照して、指定された前記いずれかのエリアで扱われる商品を購入した来場者による前記他のエリアで扱われる商品の購買状況または前記他のエリアでの行動状況を特定し、
    特定した前記購買状況に関する情報または前記行動状況に関する情報を前記画像上に表示する、
    ことを特徴とする表示制御方法。
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