JP2018197899A - 電子機器及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キー周辺の強度の向上とキーボードの固定作業の効率化とを図ることができる電子機器及びその製造方法を提供する。【解決手段】電子機器10は、複数のキー20が配置されたキーボード13と、複数のキー20の周囲を取り囲むフレーム部32と、フレーム部32の周囲を取り囲む筐体カバー部34と、を備える。フレーム部32は、樹脂からなる第1の部分50と、樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる第2の部分52と、を有し、キーボード13は、第1の部分50が溶着されてフレーム部32に固定されている。【選択図】図3

Description

本発明は、複数のキーが配置されたキーボードを備えた電子機器及びその製造方法に関する。
この種の電子機器として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この電子機器は、ノートブック型コンピュータに関するものであり、複数のキーを配置した基材と、複数のキーの周囲を取り囲むための開口を有するフレームと、を備えている。そして、基材を金属で形成し、フレームを樹脂で形成し、フレームの3つの突起部を基材に溶着することで、フレームと基材とを固定している。また、同文献には、この溶着に加えて、両者をさらにねじ固定した別の態様も開示されている。
特開2016−71567号公報
一般に、部品の材料として樹脂を用いた場合、金属を用いた場合に比べて、強度が低下する。特許文献1のように、電子機器のキー周辺のフレームを樹脂で形成したのでは、電子機器に求められる強度を満たすことが難しくなり得る。また、特許文献1のように、二つの部材を固定するのに溶着及びねじ固定の両方を行うのは煩雑であり、作業効率が低い。
本発明は、キー周辺の強度の向上とキーボードの固定作業の効率化とを図ることができる電子機器及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電子機器は、複数のキーが配置されたキーボードと、複数のキーの周囲を取り囲むフレーム部と、フレーム部の周囲を取り囲む筐体カバー部と、を備え、フレーム部は、樹脂からなる第1の部分と、樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる第2の部分と、を有し、キーボードは、第1の部分が溶着されてフレーム部に固定されている。
本発明の一態様に係る電子機器の製造方法は、複数のキーが配置されたキーボードを備えた電子機器を製造する方法であって、(A)樹脂からなる第1の部分と、樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる第2の部分と、を有するフレーム部を形成する工程と、(B)フレーム部を、複数のキーの周囲を取り囲むように配置し、第1の部分を介してキーボードに溶着し固定する工程と、を含む。
これらの態様によれば、フレーム部が樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる第2の部分を有しているので、例えばフレーム部を単一の樹脂から形成する場合に比べて、フレーム部の機械的強度が高まる。これにより、フレーム部によって取り囲まれた複数のキーの周辺の強度を向上することができる。また、フレーム部は、機械的強度が高い材料からなる第2の部分だけでなく、樹脂からなる第1の部分も有し、キーボードとの固定のために、この第1の部分をキーボードに溶着させている。これにより、例えば複数箇所のねじ止め作業を行う場合に比べて、フレーム部に対するキーボードの固定作業を効率良く行うことができる。
本発明の他の態様に係る電子機器は、複数のキーが配置されたキーボードと、複数のキーの周囲を取り囲むフレーム部と、フレーム部の周囲を取り囲む筐体カバー部と、を備え、フレーム部は、樹脂からなり、筐体カバー部は、樹脂よりも機械的強度が高い材料からなり、キーボードは、フレーム部を溶着されてフレーム部に固定されている。
この態様によれば、筐体カバー部が樹脂よりも機械的強度が高い材料からなるので、例えば筐体カバー部及びフレーム部をともに樹脂から形成する場合に比べて、筐体カバー部及びフレーム部全体としての機械的強度が高まる。これにより、筐体カバー部がフレーム部を介して取り囲む複数のキーの周辺の強度を向上することができる。また、フレーム部が樹脂からなり、キーボードとの固定のために、このフレーム部をキーボードに溶着させている。これにより、例えば複数箇所のねじ止め作業を行う場合に比べて、フレーム部に対するキーボードの固定作業を効率良く行うことができる。
キー周辺の強度の向上とキーボードの固定作業の効率化を図ることができる。
第1実施形態に係る電子機器の蓋体を開いた状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 第1実施形態に係る電子機器の第1の構成例に係るキーボード、フレーム部及び筐体カバー部を示す平面側斜視図であり、(A)はキーボードをフレーム部に固定した後の平面側斜視図であり、(B)はキーボードをフレームに固定する前の平面側分解斜視図である。 第1実施形態に係る電子機器の第1の構成例に係るフレーム部及び筐体カバー部を示す図であり、(A)は底面図であり、(B)は(A)のIII−B部分の拡大底面図であり、(C)は(A)のIII−C部分周辺の拡大底面側斜視図である。 第1実施形態に係る電子機器の第1の構成例に係るキーボード、フレーム部及び筐体カバー部の要部を示す図であり、(A)は溶着前の模式断面図であり、(B)は溶着後の模式断面図である。 第1実施形態に係る電子機器の第1の構成例の製造方法を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る電子機器の第2の構成例に関して、図3(A)のIII−B部分と同じフレーム部分における拡大底面図である。 第2実施形態に係る電子機器に関して、図3(A)のIII−C部分と同じフレーム部分における拡大底面側斜視図である。 第3実施形態に係る電子機器に関して、(A)はフレーム部及び筐体カバー部の平面側斜視図であり、(B)はその底面図であり、(C)は溶着後のキーボード、フレーム部及び筐体カバー部の要部を示す模式断面図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係る電子機器をノートブック型パーソナルコンピュータに適用した例について説明する。説明の便宜上、前後左右及び上下の各方向に関しては、ユーザがディスプレイを視認しながらキーボードを使用するときの、ユーザからノートブック型パーソナルコンピュータを見たときの方向を基準にしている。各図において、同一の符号を付したものは、同一の又は同様の構成を有する。
<第1実施形態>
図1に示すように、電子機器10は、ディスプレイ11を有する蓋体12と、キーボード13を有する本体14と、蓋体12を本体14に対して開閉可能に連結するヒンジ機構15、15と、を備えている。ヒンジ機構15、15は、蓋体12の左右の下端部と本体14の左右の後端部とを回転可能に連結している。ディスプレイ11は、蓋体12を閉じた状態において本体14に対向する面が、各種情報を表示可能に構成されている。蓋体12は、カバー16a及びベゼル16bからなる筐体16を有しており、カバー16aがディスプレイ11の背面側を固定し、ベゼル16bがディスプレイ11の正面側周縁部を囲うように設けられている。本体14は、上カバー17a及び下カバー17bからなる筐体17を有しており、筐体17の内部には、図示しない基板、CPU、バッテリのほか、SSDなどの各種メモリやHDDといった記憶装置等が収納されている。下カバー17bの底面には、電子機器10を机等の上に設置した際に電子機器10を支持する脚部(図示省略)が設けられている。
<第1の構成例>
次に、図2〜4を参照して、キーボード13及び上カバー17aまわりの第1の構成例を説明する。なお、図2〜4は、キー数やキー配列などの点において、図1と一部異なっている。
図2に示すように、キーボード13には、複数のキー20及び1つのポインティングデバイス21が配置されている。キーボード13は、ベースプレート24及びメンブレンシート26を有しており、ベースプレート24には、全てのキー20が取り付けられている。すなわち、キーボード13に配置される全てのキー20は、1つのベースプレート24を共有している。ベースプレート24は、例えばアルミニウムなどの金属からなる薄板に、所定の成形(例えば切り起こし成形、打ち抜き成形など)を施すことで形成されている。メンブレンシート26は、押圧された場合に接点が閉じる三層構造のスイッチシートとして構成され、例えば、ベースプレート24の上面側に積層されている。詳細は後述するが、キーボード13には、上カバー17aとの固定に用いられる貫通孔27が複数形成されている(参照:図4(a))。
各キー20は、ユーザによるキー入力を受け付けるキートップ28を有している。キートップ28は、キーキャップとも称される部品であり、頂面28aと、頂面28aから下方に延びる側周面28bと、を有している。頂面28aには、例えば、そのキーに固有の文字や記号が刻印される。キー20は、メンブレン式、メカニカル式及びパンタグラフ式など、各種方式を採用することができる。例えばパンタグラフ式の場合、キートップ28の下側とメンブレンシート26との間に弾性のラバードームが配置され、キートップ28の上下動がベースプレート24上に設置したパンタグラフ(ガイド機構)によって支持される。このようなキー20では、キートップ28が押下げ操作されると、キートップ28の下動がパンタグラフによってガイドされる。そして、キートップ28がラバードームを弾性変形させると、メンブレンシートが押圧される。これにより、キー入力がなされる。一方、キートップ28への押下げ操作が解除されると、ラバードームの弾性復元力により、キートップ28が上方の位置に復帰し、メンブレンシート26への押圧が解除される。
キー20は、それぞれが所定の間隔を存して配置されており、この配置は、いわゆるアイソレーション型のキーボードにおける配置となっている。キー20は、前後方向(第1の方向)よりも、これに交差する左右方向(第2の方向)に多く配置され、複数のキー列29a〜29gを構成している。詳細には、キー20を左右方向に並べて構成した最も手前側のキー列29aのほか、これと同様に構成した複数のキー列29b〜29gが前後方向に配列されている。キー列29aでは、3つのキー20がキーボード13の右手前に配置されている。一方、キー列29b〜29gでは、複数のキー20が左右方向に亘ってキーボード13上に配置されている。
ポインティングデバイス21は、キー列29cとキー列29dとの間であって、3つのキー20の間に配置されている。この3つのキー20は、ポインティングデバイス21の配置のために、平面視矩形の一部が円弧状に切り欠かれている。ポインティングデバイス21は、ユーザによる操作を受け付けるスティック部分のほか、このスティック部分に対する操作量及び操作方向を検出するひずみゲージを有している。スティック部分及びひずみゲージは、例えばベースプレート24上に取り付けられている。
上カバー17aは、各キー20のキートップ28を挿通させる複数の開口30を形成したフレーム部32と、フレーム部32の周囲を取り囲む筐体カバー部34と、を備えている。なお、参照用に、図2(B)に筐体カバー部34とフレーム部32との境界を一点鎖線35で示している。各開口30は、対応する1つ又は複数のキートップ28の外形に対応して形成されており、各開口30を画定する開口縁部36が、隣接するキートップ28の間を区画する仕切りとして機能している。このような構成により、フレーム部32は、全てのキー20の周囲の一部又は全部を取り囲んでいる。例えば、キー列29bを構成する全てのキー20は、それぞれ、キートップ28の側周面28bの全周がフレーム部32の開口縁部36によって取り囲まれている。一方、キー列29gを構成するキー20は、複数個(3〜5個)の単位で1つの開口30を割り当てられており、1つの開口30における複数のキー20は、全体として、フレーム部32の開口縁部36によって取り囲まれている。
筐体カバー部34は、フレーム部32の外周に沿って形成されている。具体的には、筐体カバー部34は、キー列29g側のフレーム部32の部分よりも後方に位置する後カバー部40と、キー列29a及び29b側のフレーム部32の部分よりも前方に位置する前カバー部42と、後カバー部40及び前カバー部42をその左右両端側でそれぞれつなぐ左カバー部44及び右カバー部46と、を有している。前カバー部42の上面中央部には、タッチパッド用の取付け部47が設けられている。また、前カバー部42の上面左右両側の部分が、使用時にユーザが手をおくことができるアームレスト部48、48となっている。
図3(A)は、キーボード13が固定される前の上カバー17aを下側から見た図、すなわちフレーム部32及び筐体カバー部34の底面図である。フレーム部32は、二種類の材料から形成されている。具体的には、図3に示すように、フレーム部32は、樹脂からなる樹脂部分50と、樹脂よりも機械的強度が高い金属からなる金属部分52と、を有している。一方、筐体カバー部34は、一種類の材料から形成されており、ここでは、フレーム部32の金属部分52と同じ金属から形成され、金属部分52と一続きのものとなっている。このようなフレーム部32の金属部分52と筐体カバー部34とは、例えば、一つの金属製薄板に所定の成形(例えば切り起こし成形、打ち抜き成形等)を施すことで形成される。なお、フレーム部32の金属部分52と筐体カバー部34とを別体で形成してもよい。
金属部分52は、フレーム部32の全域にわたって形成される一方で、フレーム部32の底面側には複数の凹部60a〜60gを有している。凹部60a〜60gは、樹脂部分50の一部を収容している。凹部60a〜60gは、それぞれ、キー列29a〜29gに対応して設けられており、キー列29a〜29gにおけるキー20の配列方向(左右方向)と平行に延在している。例えば、凹部60gは、キー列29gのための4つの横長の開口30の後方側縁部に沿って左右方向に延在し、凹部60aは、キー列29aのための3つの矩形の開口30の後方側縁部に沿って左右方向に延在している。凹部60a〜60gは、凹部60cを除き、左右方向に連続して形成されている。凹部60cは、ポインティングデバイス21の対応する位置では形成されておらず、その結果、左右方向において断続的に延在するものとなっている。
樹脂部分50は、フレーム部32の平面視においては見えず、フレーム部32の底面視において見えるようになっている。樹脂部分50は、凹部60a〜60gにそれぞれ収容される複数の本体部70a〜70gと、凹部60a〜60gの外側に突出した複数の突出部72と、を有している。本体部70a〜70gは、例えば、樹脂が凹部60a〜60gに隙間なく充填されることで凹部60a〜60gに収容されている。複数の突出部72は、フレーム部32に分散して配置されるように、本体部70a〜70gから下方に突出している。突出部72の数は例えば数十個であり、これは上述のキーボード13の貫通孔27の数と一致している。
図4(A)に示すように、突出部72は、対応する貫通孔27に挿通可能に形成されている。また、貫通孔27に挿通された突出部72は、下端部が貫通孔27から露出するようになっている。図4(B)に示すように、この露出した突出部72の下端部をキーボード13の下面に溶着することで、キーボード13がフレーム部32に固定される。換言すると、樹脂部分50は、キーボード13がフレーム部32に固定された状態において、キーボード13に溶着された複数の溶着部74を有している(参照:図4(B))。上カバー17aに対するキーボード13の固定は、ねじを用いることなく、フレーム部32の複数の溶着部74によってなされている。
ここで、樹脂部分50を形成する樹脂は、溶着に供することができるものであれば、各種の熱可塑性樹脂を用いることができる。例えば、PC、ABSなどである。また、樹脂が繊維で補強されたFRP(繊維強化樹脂)であってもよい。強化繊維としては、カーボン繊維、金属繊維及びガラス繊維といった無機繊維、アラミド繊維等の合成有機繊維、又は綿等の天然有機繊維を例示することができる。これらの繊維は、単独で又は混合して(混繊として)使用することができる。
金属部分52を形成する金属は、樹脂部分50を形成する樹脂よりも機械的強度が高いものであれば、各種の金属を用いることができる。例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム、マグネシウム合金などである。なお、材料の機械的強度とは、その材料が持つ、変形や破壊に対する抵抗力をいう。機械的強度を表す指標は、降伏強さ、引張強さ、曲げ強度など様々あるが、ここでは、少なくとも引張強さを含む機械的強度を意味している。
次に、図5を参照して、電子機器10の製造方法を説明する。この製造方法は、樹脂部分50及び金属部分52を有するフレーム部32を形成する工程(S100)と、フレーム部32をキーボード13に固定する工程(S110)と、を含んでいる。工程(S100)では、まず、一つの金属製薄板から、凹部60a〜60gを有する金属部分52を形成する(S101)。このとき、金属部分52と一体に筐体カバー部34も形成する。次いで、インサート成形により、金属部分52と樹脂部分50とを一体成形する(S102)。これにより、フレーム部32が完成する。
工程(S110)では、まず、キーボード13を上カバー17aに対して下方から取り付け、キーボード13のキー20の周囲を取り囲むようにフレーム部32を配置する(S111)。この状態では、図4(A)に示すように、樹脂部分50の突出部72がキーボード13の貫通孔27を挿通する。次いで、図4(B)に示すように、複数の突出部72の下端部をキーボード13の下面(ベースプレート24の下面)に溶着する(S112)。この溶着は、例えば熱板を複数の突出部72の下端部の全てに押し当てて、突出部72の下端部を溶かしてその径を貫通孔27の径よりも大きくすることで行う。これにより、複数の突出部72の下端部が一括してキーボード13に固定される。すなわち、フレーム部32が複数の溶着部74を介してキーボード13に固定される。溶着は、樹脂を加熱して接合する方法であればよく、例えば、熱溶着、超音波溶着など各種のものを用いることができる。
工程(S110)の後は、CPUや各種メモリ等を配置した下カバー17bを上カバー17aに組み付け、本体14を完成させる(参照:図4(B))。最終的に、本体14をヒンジ機構15、15を介して蓋体12に連結し、電子機器10を完成させる(参照:図1)。
以上説明した本実施形態に係る電子機器10は、複数のキー20が配置されたキーボード13と、複数のキー20の周囲を取り囲むフレーム部32と、フレーム部32の周囲を取り囲む筐体カバー部34と、を備え、フレーム部32は、樹脂部分50(第1の部分)及び金属部分52(第2の部分)を有し、キーボード13は、樹脂部分50が溶着されてフレーム部32に固定されている。これにより、キー20周辺の強度の向上とキーボード13の固定作業の効率化とを図ることができる。具体的には、フレーム部32が樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる金属部分52を有しているので、例えばフレーム部32を単一の樹脂から形成する場合に比べて、フレーム部32の機械的強度が高まる。これにより、フレーム部32によって取り囲まれた複数のキー20の周辺の強度を向上することができる。また、フレーム部32は、金属部分52だけでなく、樹脂部分50も有しており、キーボード13との固定のために、樹脂部分50をキーボード13に溶着させている。これにより、例えば複数箇所のねじ止め作業を行う場合に比べて、フレーム部32に対するキーボード13の固定作業を効率良く行うことができる。
とりわけ、樹脂部分50は、キーボード13に溶着された複数の溶着部74を有している。これにより、キーボード13に対するフレーム部32の固定箇所が複数箇所となるので、両者が容易に分離しないようになる。また、固定に用いる溶着は多数の箇所を一度に固定することが可能であるので、キーボード13をフレーム部32に固定する際の作業を効率的に行うことができ、組立性が向上する。
また、金属部分52は、樹脂部分50の一部を収容する凹部60a〜60gを有し、樹脂部分50は、凹部60a〜60gの外側に複数の溶着部74を有している。これにより、フレーム部32を形成する際に、後にキーボード13に溶着される部分(複数の突出部72の下端部)を溶着作業がし易いところに設けつつ、金属部分52と樹脂部分50とを関連付けさせることができる。
加えて、凹部60a〜60gは、キーボード13の長手方向となる左右方向と平行に延在している。これにより、金属部分52に対して樹脂部分50をインサート成形し易くなる。具体的には、凹部60a〜60gに樹脂部分50のための樹脂を流して射出成形をする際、樹脂が長手方向に沿って直線的に流れる。このため、樹脂の流動性を確保しやすく、成形性の向上に寄与することができる。また、左右方向に延びる複数の凹部60a〜60gが前後方向に配列されており、このような複数の凹部60a〜60gに関連して樹脂部分50の突出部72(後の溶着部74)が設けられている。このため、フレーム部32の面内の複数の位置でキーボード13を固定することができる。このように、フレーム部32について、その全域にわたって金属部分52を設けることで、フレーム部32に樹脂部分50を設けたことによる強度低下を抑えることができる一方で、樹脂部分50のための複数の凹部60a〜60gをキーボード13の長手方向に形成することで、フレーム部32の面内の複数箇所(複数の溶着部74)における溶着によってキーボード13との固定の強化を図ることができている。
また、凹部60a〜60gのうち、凹部60cについては、左右方向において断続的に延在している。このように、複数の凹部60a〜60gのうち少なくとも一つの凹部60cについて左右方向に途切れたところを形成することで、上記のポインティングデバイス21など、キー20とは別の機能を有するものをキーボード13に設け易くすることができる。
<第2の構成例>
次に、図6を参照して、キーボード13及び上カバー17aまわりの第2の構成例を説明する。ここでは、第2の構成例のうち、第1の構成例と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6に示すように、金属部分52は、フレーム部32の底面側に、樹脂部分50の一部を収容する第2の凹部200を有している。第2の凹部200は、複数の凹部60a〜60gのうち、隣り合う凹部同士をつないでいる。例えば、隣り合う凹部60aと凹部60bとは、3個の第2の凹部200によって前後方向につなぐことができる(参照:図3(a))。第2の凹部200及び凹部60a〜60gは、全体として、フレーム部32の底面側全域にわたって網目状に形成されている。
樹脂部分50は、凹部60a〜60gに対応する本体部70a〜70g及び突出部72の構成に加え、第2の凹部200に対応する構成を有している。具体的には、樹脂部分50は、第2の凹部200に収容される本体部210と、本体部210から下方に突出した少なくとも1つの突出部220と、を有している。突出部220は、突出部72と同様に、キーボード13の貫通孔27に挿通される。そして、突出部72の下端部に構成される溶着部74と同様に、突出部220の下端部には、フレーム部32とキーボード13との固定時に溶着部が構成される。
第2の構成例によれば、左右方向で隣接するキートップ28を区画するフレーム部32の部分についても、キーボード13に対する溶着箇所を設けることができる。これにより、フレーム部32とキーボード13とをより一層強固に固定することができる。なお、第2の凹部200の数は任意である。例えば、上記のように、凹部60a〜60gの隣り合うすべての凹部同士をつなぐように複数の第2の凹部200を形成してもよいし、少なくとも2つの隣り合う凹部同士をつなぐように1つ又は複数の第2の凹部200を形成してもよい。
<第2実施形態>
次に、図7を参照して、第2実施形態に係る電子機器10のフレーム部32について説明する。第2実施形態では第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。第1実施形態との主な相違点は、フレーム部32に関して、樹脂部分50と金属部分52との関係を変更した点である。
図7に示すように、フレーム部32は、樹脂部分50を金属部分52上に設けた積層形態を有している。この積層形態において、樹脂部分50はキーボード13に対向する側に位置し、金属部分52はキーボード13に対向する側とは反対側に位置している。金属部分52は、フレーム部32の全域にわたって形成されているが、第1実施形態の凹部(60a〜60g、200)を有していない。樹脂部分50は、金属部分52の下面に積層されたベース部300と、ベース部300から下方に突出した複数の突出部310と、を有している。ベース部300は、金属部分52の下面全域に積層されてもよいし、金属部分52の下面の一部に積層されてもよい。突出部310は、第1実施形態の突出部(72、220)と同様に機能するものであり、複数の突出部310の下端部は、フレーム部32とキーボード13との固定時に複数の溶着部を構成する。
第2実施形態によっても、第1実施形態と同様に、フレーム部32をキーボード13に固定することができるので、電子機器10においてキー20周辺の強度の向上とキーボード13の固定作業の効率化とを図ることができる。
<第3実施形態>
次に、図8を参照して、第3実施形態に係る電子機器10の上カバー17aについて説明する。第3実施形態では第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。第1実施形態との主な相違点は、フレーム部32の材料として、金属を使用せず、樹脂のみを用いた点である。
図8に示すように、フレーム部32は、全体が樹脂で形成されている。一方、筐体カバー部34は、上記同様に、樹脂よりも機械的強度が高い金属から形成されており、フレーム部32の周囲を取り囲んでいる。したがって、上カバー17aを単体で平面視及び底面視した場合、フレーム部32及び筐体カバー部34のそれぞれの材料の違いのために、両者の境界が明瞭に識別できることとなる。なお、上カバー17aを形成する際に、例えばインサート成形によってフレーム部32と筐体カバー部34とを一体化することができるが、両者を別体に形成してもよい。
フレーム部32は、隣接するキートップ28の間を区画する仕切りとして機能する網目状の仕切り部400を有するベース部410と、ベース部410から下方に突出した複数の突出部420と、を有している。ベース部410は、仕切り部400の周辺部430が筐体カバー部34に取り囲まれている。突出部420は、フレーム部32の面内の複数の位置に設けられている。例えば、突出部420は、仕切り部400の左右方向に延びる部位及び仕切り部400の前後方向に延びる部位のほか、周辺部430を構成する複数の部位に突出形成されている。突出部420は、第1及び第2実施形態の突出部(72、220、310)と同様に機能するものであり、複数の突出部420の下端部は、フレーム部32とキーボード13との固定時に複数の溶着部を構成する。なお、第1実施形態と同様に、キーボード13へのポインティングデバイス21の設置が容易になるように、仕切り部400の一部に切れ目440を形成してもよい。
第3実施形態によれば、キーボード13は、フレーム部32の突出部420を溶着されてフレーム部32に固定される。この態様によっても、第1実施形態と同様に電子機器10においてキー20周辺の強度の向上とキーボード13の固定作業の効率化とを図ることができる。具体的には、上カバー17aのうち、筐体カバー部34について樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる金属で形成しているので、例えば上カバー17a全体を樹脂から形成する場合に比べて、上カバー17a全体の機械的強度が高まる。これにより、筐体カバー部34がフレーム部32を介して取り囲む複数のキー20の周辺の強度を向上することができる。また、上カバー17aのうち、フレーム部32について樹脂で形成し、キーボード13に溶着させている。したがって、例えば複数箇所のねじ止め作業を行う場合に比べて、キーボード13をフレーム部32に効率良く固定することができる。
以上説明した各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。各実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
例えば、電子機器10は、ノートブック型パーソナルコンピュータに限らず、携帯電話機、スマートフォン、電子手帳のほか、いわゆるコンバーチブルタブレット型パーソナルコンピュータであってもよい。また、第1及び第2実施形態におけるフレーム部32の金属部分52(第2の部分)は、フレーム部32の樹脂部分50を形成する樹脂よりも機械的強度が高い材料である限り、金属以外の材料を用いて形成してもよい。すなわち、上記の機械的強度に関する条件を満たす限り、フレーム部32の第1の部分(上記では樹脂部分50)と第2の部分(上記では金属部分52)との間で異種の材料を用いる際に、第2の部分における材料を樹脂にしてもよい。同様に、第3実施形態における筐体カバー部34についても、フレーム部32を形成する樹脂よりも機械的強度が高い材料である限り、金属以外の材料を用いて形成してもよい。
10…電子機器、11…ディスプレイ、12…蓋体、13…キーボード、14…本体、15…ヒンジ機構、16…筐体、16a…カバー、16b…ベゼル、17…筐体、17a…上カバー、17b…下カバー、20…キー、21…ポインティングデバイス、24…ベースプレート、26…メンブレンシート、27…貫通孔、28…キートップ、28a…頂面、28b…側周面、29a〜29g…キー列、30…開口、32…フレーム部、34…筐体カバー部、35…一点鎖線、36…開口縁部、40…後カバー部、42…前カバー部、44…左カバー部、46…右カバー部、47…取付け部、48…アームレスト部、50…樹脂部分(第1の部分)、52…金属部分(第2の部分)、60a〜60g…凹部、70a〜70g…本体部、72…突出部、74…溶着部、200…第2の凹部、210…本体部、220…突出部、300…ベース部、310…突出部、400…仕切り部、410…ベース部、420…突出部、430…周辺部、440…切れ目
本発明の一態様に係る電子機器は、複数のキーが配置されたキーボードと、複数のキーの周囲を取り囲むフレーム部と、フレーム部の周囲を取り囲む筐体カバー部と、を備え、フレーム部は、樹脂からなる第1の部分と、樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる第2の部分と、を有し、前記第2の部分は、前記第1の部分の一部を収容する凹部を有し、前記第1の部分は、前記凹部の外側に、前記キーボードに溶着された複数の溶着部を有し、キーボードは、第1の部分における前記複数の溶着部が溶着されてフレーム部に固定されている。
本発明の一態様に係る電子機器の製造方法は、複数のキーが配置されたキーボードを備えた電子機器を製造する方法であって、(A)樹脂からなる第1の部分と、樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる第2の部分と、を有するフレーム部を形成する工程と、(B)フレーム部を、複数のキーの周囲を取り囲むように配置し、第1の部分を介してキーボードに溶着し固定する工程と、を含み、前記フレーム部を形成する工程は、インサート成形により、前記第1の部分及び前記第2の部分を一体成形することを含む
第1実施形態に係る電子機器の蓋体を開いた状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 第1実施形態に係る電子機器の第1の構成例に係るキーボード、フレーム部及び筐体カバー部を示す平面側斜視図であり、(A)はキーボードをフレーム部に固定した後の平面側斜視図であり、(B)はキーボードをフレームに固定する前の平面側分解斜視図である。 第1実施形態に係る電子機器の第1の構成例に係るフレーム部及び筐体カバー部を示す図であり、(A)は底面図であり、(B)は(A)のIII−B部分の拡大底面図であり、(C)は(A)のIII−C部分周辺の拡大底面側斜視図である。 第1実施形態に係る電子機器の第1の構成例に係るキーボード、フレーム部及び筐体カバー部の要部を示す図であり、(A)は溶着前の模式断面図であり、(B)は溶着後の模式断面図である。 第1実施形態に係る電子機器の第1の構成例の製造方法を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る電子機器の第2の構成例に関して、図3(A)のIII−B部分と同じフレーム部分における拡大底面図である。 他の例に係る電子機器に関して、図3(A)のIII−C部分と同じフレーム部分における拡大底面側斜視図である。 別の他の例に係る電子機器に関して、(A)はフレーム部及び筐体カバー部の平面側斜視図であり、(B)はその底面図であり、(C)は溶着後のキーボード、フレーム部及び筐体カバー部の要部を示す模式断面図である。
に、図7を参照して、他の例に係る電子機器10のフレーム部32について説明する。他の例では第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。第1実施形態との主な相違点は、フレーム部32に関して、樹脂部分50と金属部分52との関係を変更した点である。
他の例によっても、第1実施形態と同様に、フレーム部32をキーボード13に固定することができるので、電子機器10においてキー20周辺の強度の向上とキーボード13の固定作業の効率化とを図ることができる。
に、図8を参照して、別の他の例に係る電子機器10の上カバー17aについて説明する。別の他の例では第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。第1実施形態との主な相違点は、フレーム部32の材料として、金属を使用せず、樹脂のみを用いた点である。
フレーム部32は、隣接するキートップ28の間を区画する仕切りとして機能する網目状の仕切り部400を有するベース部410と、ベース部410から下方に突出した複数の突出部420と、を有している。ベース部410は、仕切り部400の周辺部430が筐体カバー部34に取り囲まれている。突出部420は、フレーム部32の面内の複数の位置に設けられている。例えば、突出部420は、仕切り部400の左右方向に延びる部位及び仕切り部400の前後方向に延びる部位のほか、周辺部430を構成する複数の部位に突出形成されている。突出部420は、第1実施形態及び他の例の突出部(72、220、310)と同様に機能するものであり、複数の突出部420の下端部は、フレーム部32とキーボード13との固定時に複数の溶着部を構成する。なお、第1実施形態と同様に、キーボード13へのポインティングデバイス21の設置が容易になるように、仕切り部400の一部に切れ目440を形成してもよい。
別の他の例によれば、キーボード13は、フレーム部32の突出部420を溶着されてフレーム部32に固定される。この態様によっても、第1実施形態と同様に電子機器10においてキー20周辺の強度の向上とキーボード13の固定作業の効率化とを図ることができる。具体的には、上カバー17aのうち、筐体カバー部34について樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる金属で形成しているので、例えば上カバー17a全体を樹脂から形成する場合に比べて、上カバー17a全体の機械的強度が高まる。これにより、筐体カバー部34がフレーム部32を介して取り囲む複数のキー20の周辺の強度を向上することができる。また、上カバー17aのうち、フレーム部32について樹脂で形成し、キーボード13に溶着させている。したがって、例えば複数箇所のねじ止め作業を行う場合に比べて、キーボード13をフレーム部32に効率良く固定することができる。
例えば、電子機器10は、ノートブック型パーソナルコンピュータに限らず、携帯電話機、スマートフォン、電子手帳のほか、いわゆるコンバーチブルタブレット型パーソナルコンピュータであってもよい。また、第1実施形態におけるフレーム部32の金属部分52(第2の部分)は、フレーム部32の樹脂部分50を形成する樹脂よりも機械的強度が高い材料である限り、金属以外の材料を用いて形成してもよい。すなわち、上記の機械的強度に関する条件を満たす限り、フレーム部32の第1の部分(上記では樹脂部分50)と第2の部分(上記では金属部分52)との間で異種の材料を用いる際に、第2の部分における材料を樹脂にしてもよい

Claims (12)

  1. 複数のキーが配置されたキーボードと、
    前記複数のキーの周囲を取り囲むフレーム部と、
    前記フレーム部の周囲を取り囲む筐体カバー部と、を備え、
    前記フレーム部は、樹脂からなる第1の部分と、前記樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる第2の部分と、を有し、
    前記キーボードは、前記第1の部分が溶着されて前記フレーム部に固定されている、電子機器。
  2. 前記第1の部分は、前記キーボードに溶着された複数の溶着部を有する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2の部分は、前記第1の部分の一部を収容する凹部を有し、
    前記第1の部分は、前記凹部の外側に、前記複数の溶着部を有する、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記複数のキーは、第1の方向よりも、前記第1の方向に交差する第2の方向に、より多く配置されており、
    前記凹部は、前記第2の方向に延在している、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記凹部を前記第2の方向と平行な方向に複数有する、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記複数の凹部の少なくとも一つは、前記第2の方向において断続的に延在している、請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記第2の部分は、前記第1の部分の一部を収容する第2の凹部を有し、
    前記第2の凹部は、前記複数の凹部の少なくとも2つの隣り合う凹部同士をつないでいる、請求項5又は6に記載の電子機器。
  8. 前記フレーム部は、前記第1の部分を前記第2の部分上に設けた積層形態を有し、
    前記第2の部分は、前記キーボードに対向する側とは反対側に位置している、請求項2に記載の電子機器。
  9. 前記第2の材料は、金属である、請求項2から8のいずれか一項に記載の電子機器。
  10. 複数のキーが配置されたキーボードと、
    前記複数のキーの周囲を取り囲むフレーム部と、
    前記フレーム部の周囲を取り囲む筐体カバー部と、を備え、
    前記フレーム部は、樹脂からなり、
    前記筐体カバー部は、前記樹脂よりも機械的強度が高い材料からなり、
    前記キーボードは、前記フレーム部が溶着されて前記フレーム部に固定されている、電子機器。
  11. 複数のキーが配置されたキーボードを備えた電子機器を製造する方法であって、
    樹脂からなる第1の部分と、前記樹脂よりも機械的強度が高い材料からなる第2の部分と、を有するフレーム部を形成する工程と、
    前記フレーム部を、前記複数のキーの周囲を取り囲むように配置し、前記第1の部分を介して前記キーボードに溶着し、固定する工程と、
    を含む、電子機器の製造方法。
  12. 前記フレーム部を形成する工程は、インサート成形により、前記第1の部分及び前記第2の部分を一体成形することを含む、請求項11に記載の電子機器の製造方法。
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