JP2018195542A - 携帯型電子機器用の乾電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯型電子機器の幅が単三乾電池の長さとほぼ同じか、それよりも小さい場合でも、単三乾電池を5本装填可能であり、可能な限り厚みを小さくした携帯型電子機器用の乾電池パックを提供する。【解決手段】乾電池パック40の前面40C側に2本、背面40B側に3本の単三乾電池3を2段に俵積み状態で搭載する乾電池ホルダー50と、乾電池ホルダー50を収納する乾電池ホルダー収納スペース41Bを有する乾電池パック筐体41と、乾電池パック筐体41の開口41Aを塞ぐように乾電池パック筐体41に装着されるカバー42とを備え、乾電池ホルダー50は5本の単三乾電池3からの電力を出力するように配置された複数の端子板51A,51B・・をさらに備える。【選択図】図3

Description

本発明は、災害時などにおいて、二次電池パックに充電ができない場合に使用される携帯型の無線通信装置などの携帯型電子機器用の乾電池パックに関する。
携帯型の無線通信装置などの携帯型電子機器では、装置の小型化、電池の長寿命化、及びランニングコストの削減を図るため、着脱可能な専用の二次電池パックの使用が推奨されている。一方、特に携帯型の無線通信装置は様々な分野で使用されており、災害発生時の救援、救助、捜索などに威力を発揮するが、一般的にそのような無線通信装置が使用される場所では商用電源の利用が困難であり、二次電池パックの充電は容易ではない。そのため、携帯型の無線通信装置には、オプションとして市販の乾電池を使用する乾電池パックが要求されている。
特許文献1に記載された携帯型電子機器用の乾電池パックは、複数(例えば4本)の乾電池を、その軸方向が乾電池パック又は携帯型電子機器の幅方向と平行になるように、一列に配列して収納するように構成されており、特に、乾電池パックが不用意に携帯型電子機器から外れないようにするため、乾電池パックを携帯型電子機器から取り外すための解除レバーをロックするように構成されている。また、特許文献2に記載された携帯型電子機器用の乾電池パックは、複数(例えば6本)の乾電池を、その軸方向が乾電池パック又は携帯型電子機器の幅方向と平行になるように、一列に配列して収納するように構成されており、特に、携帯型電子機器を誤って落下させたとしても、乾電池パック内部の乾電池の+端子又は−端子と乾電池パック内の端子板との接続が外れにくくなるように、端子板の形状に工夫が施されている。
特許文献3に記載された携帯型電子機器用の電池パックは、複数(例えば3本)のニッケルカドミウム電池をその軸方向が電池パック又は携帯型電子機器の幅方向と平行になるように一列に配列して収納した2つの電池パック(それぞれ第1のハーフ部及び第2のハーフ部と称している)を互いに対向させた状態で結合するように構成されており、特に、繰り返し使用されるニッケルカドミウム電池の外装被覆が傷ついた場合の短絡事故の防止を目的としており、一列に配列される複数の電池の間に仕切り壁となるリブが設けられ、さらに、結合される2つの電池パックのリブの位置が互い違いになるように形成されている。特許文献3に記載された携帯型電子機器用の電池パックでは、ニッケルカドミウム電池同士が直接接触しないように構成されているため、結合された電池パック全体の厚みは、電池2本分の直径と筐体の厚みを加えたものであり、電池パックの長さ又は高さは、電池3.5本分の直径にリブの厚みと筐体の厚みを加えたものとなり、電池パックの小型化は困難である。なお、一般的には、ニッケルカドミウム電池などの二次電池は、アルカリ電池やマンガン電池などの一次電池と区別して「乾電池」とは呼ばれないため、特許文献3に関しては「電池」及び「電池パック」と称する。
特許第5217079号公報 特許第5490459号公報 実用新案登録第2596813号公報
携帯型電子機器のうち無線通信装置の場合、使用者が手に持って使用することが多いため、無線通信装置の設計に際して上記のように装置の小型化が優先され、一般的に、無線通信装置の外観と一体化された専用の二次電池パックが用意されている。二次電池パックの場合、容量との兼ね合いもあるが、二次電池セルの大きさや形状を適宜選択することにより、限られた寸法内に納めることが可能である。また、複数の二次電池セルを積層することにより、無線通信装置の駆動電圧(例えば7.2V)とほぼ同じ電圧を得ることができる。一方、市販の乾電池はその大きさがJIS規格などで決められており、公称電圧も1.4〜1.5V程度である。
携帯型電子機器の幅が単三乾電池の長さとほぼ同じか、それよりも小さい場合、上記従来の携帯型電子機器用の乾電池パックのように、複数の単三乾電池をその軸方向が乾電池パック又は携帯型電子機器の幅方向と平行になるように配列することはできず、二次電池パックとほぼ同じ幅及び厚みで乾電池パックを構成すると仮定すると、単三乾電池の軸方向が乾電池パック又は携帯型電子機器の幅方向に対して垂直になるように配置しなければならず、且つ、単三乾電池を3本程度しか搭載することができない。その場合、3本の単三乾電池を直列接続したとしても携帯型電子機器の駆動電圧よりも低いため、昇圧回路が必要となり、昇圧回路によって携帯型電子機器や乾電池パックの小型化及びコストダウンが困難になる。さらに、昇圧して使用するため、電池寿命が短くなる。そのため、昇圧回路を設けないとすると、乾電池パックに単三乾電池を5本搭載する必要がある。
一方、単四乾電池を使用すると仮定すると、二次電池パックとほぼ同じ大きさの乾電池パックに、その軸方向が乾電池パック又は携帯型電子機器の幅方向と平行になるようにして単四乾電池を5本搭載することは可能ではあるが、単四乾電池は単三乾電池に比べて電池の容量が1/2程度であり、また、単三乾電池に比べて流通量が少なく、大量に入手することが困難である。そのため、乾電池パックの大きさにこだわらずに単三乾電池を5本搭載しようとすると、必然的に乾電池パックの厚みを厚くせざるを得ない。
また、特許文献3に記載された電池パックの構造を90度回転させて、電池の軸方向が電池パック又は携帯型電子機器の幅方向に対して垂直になるように配置することによって、電池パックに単三乾電池を6本搭載することが可能であるが、携帯型電子機器の駆動電圧よりも高くなるため、降圧回路が必要となり携帯型電子機器や乾電池パックの小型化及びコストダウンが困難になる。また、2つの電池パックにそれぞれ電池を搭載して、さらにその2つの電池パックを結合しなければならないため、電池の交換に手間が掛かる。
さらに、上記従来の携帯型電子機器用の乾電池パックは、いずれも防水対策は施されておらず、雨天での使用や消火活動での際の使用など、携帯型電子機器に水がかかる虞がある場合、さらに乾電池パック自体にも防水構造を設ける必要があり、乾電池パックがさらに大型化する。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、無線通信装置本体などの携帯型電子機器の幅が単三乾電池の長さとほぼ同じか、それよりも小さい場合であっても、単三乾電池を、例えば5本などの奇数本装填可能であり、且つ、可能な限り厚みを小さくした携帯型電子機器用の乾電池パックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、携帯型電子機器本体に装着される携帯型電子機器用の乾電池パックであって、
前記乾電池パックの前面側にN本(Nは1以上の整数)の所定サイズの乾電池を、背面側にN+1本の所定サイズの乾電池を、2段に俵積み状態で搭載する乾電池ホルダーと、
前記前面側に開口が形成され、前記背面側が封止され、所定サイズの乾電池の軸方向が前記乾電池パック及び前記携帯型電子機器の幅方向に対して垂直になるように前記乾電池ホルダーを収納する乾電池ホルダー収納スペースを有する乾電池パック筐体と、
前記乾電池パック筐体の前記開口を塞ぐように前記乾電池パック筐体に装着されるカバーと、
を備え、
前記乾電池ホルダーは、(2N+1)本の所定サイズの乾電池を直列接続すると共に、前記携帯型電子機器本体に前記(2N+1)本の所定サイズの乾電池からの電力を出力するように配置された複数の端子板をさらに備え、
前記乾電池ホルダーの前記前面側に搭載されるN本の所定サイズの乾電池の+端子及び−端子と接続される端子板は、それぞれ前記前面側から前記乾電池ホルダーに形成された溝に挿入され、
前記乾電池ホルダーの前記背面側に搭載されるN+1本の所定サイズの乾電池の+端子及び−端子と接続される端子板は、それぞれ前記背面側から前記乾電池ホルダーに形成された溝に挿入され、
前記前面側から前記乾電池ホルダーに形成された溝に挿入される端子板のうちN個の端子板には、それぞれ前記前面側から前記背面側に前記乾電池ホルダーの仕切り壁を貫通する舌状部が形成されており、
前記背面側から前記乾電池ホルダーに形成された溝に挿入される端子板のうちN個の端子板には、それぞれ前記舌状部と電気的に接続されるための舌状凸部が形成されている、
ことを特徴とする。
前記舌状部は、前記N個の端子板の幅方向における中心に形成されており、前記舌状凸部は、幅方向において、前記N個の端子板の所定サイズの乾電池との接触部の中心から所定サイズの乾電池の直径の略1/2だけシフトした位置に形成されているように構成してもよい。
前記乾電池ホルダーは、前記前面側及び前記背面側が共に開放されたフレームを有し、前記フレームの上下方向のほぼ中央部に複数の曲面とリブで構成された仕切り壁によって、前記前面側にN箇所、前記背面側にN+1箇所の電池搭載スペースが形成されているように構成してもよい。
前記複数の端子板には、それぞれ板ばね部が形成されており、前記乾電池ホルダーに形成された溝に前記前面側又は前記背面側から挿入されることによって、前記板ばね部が弾性変形され、その弾性力によって前記溝に固定されているように構成してもよい。
前記カバーの前記乾電池パック筐体の前記開口の全周と接触する部位にパッキングが設けられているように構成してもよい。
上記構成によれば、例えばN=2の場合、5本の所定サイズ、例えば単三乾電池を、その単三乾電池の軸方向が乾電池パック及び携帯型電子機器の幅方向に対して垂直になるようにして、乾電池パックの前面側に2本の単三乾電池を、背面側に3本の単三乾電池を、2段に俵積み状態で搭載するので、乾電池パックの幅を単三乾電池の長さとほぼ同じか、それよりも小さくすることができる。また、5本の単三乾電池を俵積み状態で搭載するので、特許文献3に記載された電池パックよりも厚みを小さくすることができる。さらに、乾電池ホルダーに搭載された5本の単三乾電池を直列接続するように配置された複数の端子板は、それぞれ乾電池ホルダーの前面側及び背面側から乾電池ホルダーに形成された溝に挿入することができ、端子板をフレームに取り付ける作業を単純化することができる。また、前面側から挿入される端子板と背面側から挿入される端子板との電気的な接続は、前面側から挿入される端子板に形成された舌状部と背面側から挿入される端子板に形成された舌状凸部とによって行われるため、乾電池ホルダーの外周部には端子板はほとんど露出されず、端子板の錆や脂の付着などによる電気抵抗の増大や接触不良などを予防することができる。
携帯型電子機器本体に二次電池パックを装着したときの構成を示す断面図。 上記二次電池パックの外観構成を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る乾電池パックの構造を示す図であり、(a)は乾電池ホルダーに単三乾電池を装着した状態、(b)は乾電池ホルダーを乾電池パック筐体の内部に収納した状態、(c)は乾電池パック筐体にカバーを取り付けた状態を示す。 乾電池ホルダーの導体及び端子の構成を示す図であり、(a)は乾電池ホルダーのフレームを透視した状態を示し、(b)は前面側の端子と背面側の端子との接続構造を示す。 乾電池ホルダーの盤面及び乾電池ホルダーの溝に端子を挿入する状態を示す断面図。 乾電池パックを携帯型電子機器本体に装着した状態を示す断面図。
本発明の一実施形態に係る携帯型電子機器用の乾電池パックについて、携帯型の無線通信装置を例にして説明する。はじめに、携帯型の無線通信装置1に対して二次電池パック20を使用する場合について説明する。図1は携帯型電子機器本体に二次電池パックを装着したときの構成を示し、図2は二次電池パック20の外観を示す。
図1及び図2に示すように、二次電池パック20の上端20Aからは、二次電池パック20が携帯型電子機器本体10に装着された状態で、携帯型電子機器本体10に設けられた係止溝に嵌合され、係止される2つのロック爪21が、二次電池パック20の内部に設けられたばね(図示せず)によって二次電池パック20の長手方向(X方向)に突出するように設けられている。また、二次電池パック20の背面20Bの上端20Aの近傍には、ロック爪21に対応して2つの指ガイド部23が形成されており、この指ガイド部23には、ロック爪21と一体的に形成され、二次電池パック20を携帯型電子機器本体10から取り外す際にロック爪21を後退させるためのロック爪操作部22が露出している。さらに、二次電池パック20の背面20Bには、充電の際に使用される複数の充電端子24と、クリップ30を二次電池パック20に取り付けるためのクリップ装着部25が設けられている。
携帯型電子機器本体10は、例えばポリカーボネイトなでの樹脂で形成された電子機器筐体11と、例えばアルミダイキャストなどで形成され、電子機器筐体11のほぼ中央部に位置するシャーシ12と、シャーシ12のうち携帯型電子機器本体10の前面10A側に設けられた制御回路13と、液晶表示パネル14などを備えている。携帯型電子機器本体10の背面10B側は、二次電池パック20又は乾電池パック40の装着部となっており、電子機器筐体11の側面及び背面は二次電池パック20の形状に合わせて切り欠かかれている。この無線通信装置1は、二次電池パック20を標準的に使用することを前提としており、二次電池パック20が携帯型電子機器本体10に装着された状態で、二次電池パック20の背面20B及び側面20D(図1参照)は無線通信装置1の外観の一部をなし、二次電池パック20の背面20Bは携帯型電子機器本体10の背面10Bと、二次電池パック20の側面20Dは携帯型電子機器本体10の側面(図示せず)と、それぞれほぼ同面となるように設計されている。シャーシ12のうち携帯型電子機器本体10の上面10C側近傍には、前述のロック爪21が嵌合されるロック溝12Aが設けられている。
二次電池パック20の内部には二次電池2が設けられており、また二次電池パック20の前面20C側で、且つ、上端20Aの近傍には、二次電池2からの電力を供給するための接続端子27が設けられている。また、シャーシ12のうち接続端子27に対向する部分には、携帯型電子機器本体10側の接続端子15が設けられており、二次電池パック20を携帯型電子機器本体10に装着することによって制御回路13や液晶表示パネル14などに電力が供給され、無線通信装置1が使用可能となる。
次に、携帯型の無線通信装置1に対して乾電池パック40を使用する場合について説明する。この乾電池パック40は、一例として、単三乾電池を5本搭載できるように構成されているものとする。図3は乾電池パック40の構造を示し、(a)は乾電池ホルダー50に単三乾電池3を装着した状態、(b)は乾電池ホルダー50を乾電池パック40の乾電池パック筐体41の内部に収納した状態、(c)は乾電池パック40の乾電池パック筐体41にカバー42を取り付けた状態を示す。図4(a)は乾電池ホルダー50の導体及び端子板の構成を示し、(b)は前面側の端子板と背面側の端子板との接続構造を、図5は乾電池ホルダー50の断面及び乾電池ホルダー50に形成された溝に端子板を挿入する状態を示す。
図3に示すように、この乾電池パック40は、乾電池パック筐体41と、カバー42と、乾電池ホルダー50を備えており、乾電池パック筐体41は、前面40C側に開口41Aが形成され、背面40B側が封止された略直方体状であり、その内部に乾電池ホルダー50を収納する乾電池ホルダー収納スペース41Bを有している。また、カバー42は、乾電池パック筐体41の開口41Aを塞ぐように乾電池パック筐体41の前面側に装着され、カバー42の乾電池パック筐体41の開口41Aの全周と接触する部位にOリングなどのパッキング42Aが設けられている。この乾電池パック40は、5本の単三乾電池3を、例えば乾電池パック40の前面40C側に2本、背面40B側に3本、2段に俵積み状態で収納するものである。乾電池パック40の前面40C及び背面40Bを基準にして、乾電池ホルダー50の前面50A側及び背面50B側が共に開放されており、前面側に2本の単三乾電池3を、背面側に3本の単三乾電池3を、それぞれ装着するように電池搭載スペース57A〜57E(図5参照)が形成されている。また、これら5本の単三乾電池3は、直列接続されるように、乾電池ホルダー50の導体及び端子板が構成されている(図4参照)。
図3(a)及び図4(a)に示すように、乾電池ホルダー50の前面右上側には+側出力端子板51Aが、前面左上側には−側出力端子板51Bが、それぞれ設けられており、−側出力端子板51Bは、乾電池ホルダー50の左側部に設けられた導体51Cを介して前面左下側の−端子板51Dに接続されている。乾電池ホルダー50の前面左上側には、樹脂製のフレーム55によって−側出力端子板51Bとは絶縁された+側端子板51Eが設けられている。また、乾電池ホルダー50の前面右下側には、−端子板51Nが設けられている。乾電池ホルダー50の背面左上側には−端子板51Fが、背面左下側には+端子板51Gが、背面中央下側には−端子板51Hが、背面中央上側には+端子板51Jが、背面右上側には−端子板51Kが、背面右下側には+端子板51Mが、それぞれ設けられている。
+端子板51Gと−端子板51H及び+端子板51Jと−端子板51Kは、それぞれ一体的に形成されている。一方、+側端子板51Eと−端子板51F及び+端子板51Mと−端子板51Nは、いずれも一体的に形成されておらず、前面側に設けられた+側端子板51Eと−端子板51Nにそれぞれ形成された舌状部53が、乾電池ホルダー50のフレーム55の仕切り壁56を前面50A側から背面50B側に貫通し、−端子板51Fと+端子板51Mにそれぞれ形成された舌状凸部54と接触することによって導通されている。この乾電池ホルダー50では、前面側と背面側に2段配列し、前面50A側と背面50B側とで配列ピッチを1/2ずらして俵積みするので、+側端子板51Eと−端子板51Nにそれぞれ形成された舌状部53は、幅方向における+側端子板51Eと−端子板51Nの中心に形成されている。それに対して、−端子板51Fと+端子板51Mにそれぞれ形成された舌状凸部54は、幅方向において、−端子板51Fと+端子板51Mの単三乾電池3との接触部の中心から単三乾電池3の直径の略1/2だけシフトした位置に形成されている。これらの各端子板には、それぞれ板ばね部52が形成されており、図5に示すように、乾電池ホルダー50のフレーム55に形成された溝55A、55B・・・に前面側又は背面側挿入されることによって、板ばね部52が弾性変形され、その弾性力によって溝55A、55B・・・に固定されている。なお、溝55Aは仕切り壁56を貫通して溝55Bに連通している。
図5に示すように、乾電池ホルダー50のフレーム55は、上記のように前面50A側及び背面50B側が共に開放されており、上下方向のほぼ中央部に複数の曲面とリブで構成された仕切り壁56によって前面側に2箇所、背面側に3箇所の電池搭載スペース57A〜57Eが形成されている。図5中、一点鎖線で描かれた円57A〜57Eは、この電池搭載スペース及び電池搭載スペースに搭載された単三乾電池を示す。単三乾電池の規格は、直径13.5〜14.5mm、高さ49.0〜50.5mmであり、工業製品としては比較的ラフである。そのため、許容公差範囲内で寸法の小さい乾電池同士が搭載されたとしても、位置ずれを起こさないように、各電池搭載スペース57A〜57Eの底面は単三乾電池の円筒面に合わせた形状を有しており、電池の各電池搭載スペース57A〜57Eの間にはリブ56A〜56Cが設けられている。この場合、乾電池ホルダー50の幅は、45mm程度であり、乾電池パック40の幅を50mm程度に抑制することができる。
乾電池ホルダーに搭載された複数の乾電池を直列接続する場合、特許文献2に記載されているように複数の乾電池を一列に配列する場合は、隣接する2つの乾電池の向きを互いに逆向きとし、一方の乾電池の+端子と他方の乾電池の−端子とを1つの大きな端子板で接続すればよい。ところが、この乾電池ホルダー50のように、前面側と背面側に2段配列し、前面側と背面側とで配列ピッチを1/2ずらして俵積みする場合、前面側の乾電池の+端子又は−端子と背面側の乾電池の−端子又は+端子とを1つの端子板で接続すると仮定すると、フレーム55の端壁58のうち乾電池の−端子に対向する位置に比較的大きな孔を形成し、端壁58の外側からその孔に−端子板の板ばね部を挿入しつつ、端壁58の外側から端壁58を跨ぐようにして乾電池の+端子に対向する位置に+端子板を挿入しなければならず、端子板をフレーム55に取り付ける作業が複雑になり、作業性が著しく低下することが予想される。また、端子板のかなりの部分が乾電池ホルダー50の外周部に露出されてしまうので、余り好ましくない。
そこで、この乾電池ホルダー50では、上記のように、前面50A側の単三乾電池の+端子と背面50B側の単三乾電池の−端子とを接続する+側端子板51Eと−端子板51F及び前面50A側の単三乾電池の−端子と背面50B側の単三乾電池の+端子とを接続する−端子板51Nと+端子板51Mを、それぞれ個別に形成し、+側端子板51Eと−端子板51Nを乾電池ホルダー50の前面50A側からフレーム55の溝に挿入し、−端子板51Fと+端子板51Mを乾電池ホルダー50の背面50B側からフレーム55の溝に挿入するように構成している。また、乾電池ホルダー50の背面50B側からフレーム55の溝に挿入される−端子板51Fと+端子板51Mにそれぞれ舌状凸部54を形成し、乾電池ホルダー50の前面50A側からフレーム55の溝に挿入される+側端子板51Eと−端子板51Nにそれぞれ舌状部53が形成されているので、例えば先にフレーム55の背面50B側を上にして、背面50B側の各端子板51F〜51Kを挿入し、フレーム55の天地を反転して、前面50A側の各端子板51A〜51E及び51Nを挿入すれば、スムーズに+側端子板51Eと−端子板51F及び−端子板51Nと+側端子板51Mを電気的に接続することができる。また、+側端子板51Eと−端子板51Nに形成された舌状部53と−端子板51Fと+端子板51Mに形成された舌状凸部54とが接触することによって、舌状凸部54が弾性変形されるので、舌状凸部54の弾性力によって舌状部53と舌状凸部54との間に所定の接触圧が発生し、+側端子板51Eと−端子板51F及び−端子板51Nと+側端子板51Mとの間で安定した電気的接続を維持することができる。
乾電池ホルダー50に5本の単三乾電池3をそれぞれ正しい向きに装着すると、図3(b)に示すように、乾電池パック40の乾電池パック筐体41の背面40B側を下にして、乾電池ホルダー50の背面側が下になるように、乾電池ホルダー50を乾電池パック筐体41の内部に収納する。乾電池パック筐体41の乾電池ホルダー収納スペース41Bには、乾電池ホルダー50のフレーム55に形成された係合フック59と係合して乾電池ホルダー50を乾電池ホルダー収納スペース41Bに固定する係合部43が設けられている。乾電池ホルダー50を乾電池ホルダー収納スペース41Bに固定すると、図3(c)に示すように、乾電池パック筐体41の前面40C側の開口部にカバー42を取り付ける。カバー42の周囲にはパッキング42Aが設けられているので、乾電池パック40の内部が密閉される。また、図3(b)に示すように、乾電池パック40の上端40Aからは、二次電池パック20と同様に、携帯型電子機器本体10に設けられた係止溝に嵌合され、係止される2つのロック爪46が、乾電池パック筐体41の内部に設けられたばね(図示せず)によって乾電池パック40の長手方向に突出するように設けられている。
図6は乾電池パック40を携帯型電子機器本体10に装着した状態を示す。乾電池パック40を携帯型電子機器本体10に装着すると、乾電池パック40の上端40Aから突出するロック爪46が携帯型電子機器本体10のシャーシ12に設けられたロック溝12A内に侵入し、乾電池パック40を携帯型電子機器本体10に装着され、固定される。電子機器筐体11とシャーシ12との接触部にはOリングなどのパッキング11Aが設けられており、また、携帯型電子機器本体10側の接続端子15と乾電池パック40の接続端子47の接続部分にもOリングなどのパッキング12Bが設けられており、電子機器筐体11とシャーシ12によって形成される携帯型電子機器本体10の内部空間が密閉されている。また、前述のように、乾電池パック40の乾電池パック筐体41とカバー42との間にもパッキング42Aが設けられており、乾電池パック40の内部空間も密閉されている。そのため、携帯型電子機器本体10と乾電池パック40の間の隙間から水滴などが浸入したとしても、携帯型電子機器本体10内部の制御回路13、液晶表示パネル14などや、乾電池パック40の内部の単三乾電池3、端子板51A〜51Nに水滴が付着することとはなく、無線通信装置1などの携帯型電子機器本来の機能を維持することができる。
このように、本発明によれば、5本の単三乾電池3を、その単三乾電池の軸方向が乾電池パック40及び携帯型電子機器の幅方向に対して垂直になるようにして、乾電池パック40の前面側に2本の単三乾電池を、背面側に3本の単三乾電池を、2段に俵積み状態で搭載するので、乾電池パック40の幅を単三乾電池の長さとほぼ同じか、それよりも小さくすることができる。また、5本の単三乾電池3を俵積み状態で搭載するので、特許文献3に記載された電池パックよりも厚みを小さくすることができる。さらに、乾電池パック40に搭載された5本の単三乾電池を直列接続するように配置された複数の端子板51A〜51Nは、それぞれ乾電池ホルダー50の前面50A側及び背面50B側から乾電池ホルダー50に形成された溝55A、55B・・・に挿入することができ、端子板51A〜51Nをフレーム55に取り付ける作業を単純化することができる。
また、前面側から挿入される端子板51E及び51Nと背面側から挿入される端子板51F及び51Mとの電気的な接続は、前面側から挿入される端子板51E及び51Nに形成された舌状部53と背面側から挿入される端子板51F及び51Mに形成された舌状凸部54とによって行われるため、乾電池ホルダーの外周部には端子板はほとんど露出されず、端子板の錆や脂の付着などによる電気抵抗の増大や接触不良などの発生を予防することができる。また、端子板51E及び51Nに形成された舌状部53と端子板51F及び端子板51Mに形成された舌状凸部54とが接触することによって舌状凸部54が弾性変形されるので、舌状凸部54の弾性力によって舌状部53と舌状凸部54との間に所定の接触圧が発生し、端子板51Eと端子板51F及び端子板51Nと側端子板51Mとの間で安定した電気的接続を維持することができる。
また、電子機器筐体11とシャーシ12との接触部にはパッキング11Aが設けられており、また、携帯型電子機器本体10側の接続端子15と乾電池パック40の接続端子47の接続部分にもパッキング12Bが設けられており、電子機器筐体11とシャーシ12によって形成される携帯型電子機器本体10の内部空間が密閉されている。さらに、乾電池パック40の乾電池パック筐体41とカバー42との間にもパッキング42Aが設けられており、乾電池パック40の内部空間も密閉されている。そのため、携帯型電子機器本体10と乾電池パック40の間の隙間から水滴などが浸入したとしても、携帯型電子機器本体10内部の制御回路13、液晶表示パネル14などや、乾電池パック40の内部の単三乾電池3、端子板51A〜51Nに水滴が付着することとはなく、無線通信装置1などの携帯型電子機器本来の機能を維持することができる。
なお、一般的に「乾電池」は一次電池を指し、上記説明において、乾電池パック40は、二次電池パック20の充電が困難な状況で、市販の単三乾電池3を使用することを前提として、二次電池パック20と区別するために「乾電池パック」と称しており、市販の単三形二次電池を充電し、乾電池パック40に装着して使用することができることは言うまでもない。また、携帯型電子機器は無線通信装置に限定されるものではなく、使用者の位置情報を送信する位置センサーやその他のセンサーなどであってもよい。また、上記実施形態の説明では、N=2、すなわち5本の単三乾電池を俵積みする場合について説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、N=1、すなわち3本の単三乾電池を俵積みする場合や、N=3、すなわち7本の単三乾電池を俵積みする場合にも応用することができる。前者は、例えば駆動電圧が4.2V程度で、幅が40mm程度の小型の携帯型電子機器に適し、後者は、例えば駆動電圧が10V程度で、幅が70mm程度の携帯型電子機器に適する。
さらに、上記実施形態では、単三乾電池について説明したが、直径が9.5〜10.5mmの単四乾電池を用いて同様の乾電池パックを用意することにより、駆動電圧が7.2V程度で幅が40mm程度の小型の携帯型電子機器にも対応することができる。そのため、本発明は上記のような単三乾電池を用いる場合に限定されず、単四乾電池やその他の所定サイズの乾電池にも応用することができる。
1 携帯型の無線通信装置
2 二次電池
3 単三乾電池
10 携帯型電子機器本体
10A 携帯型電子機器本体の前面
10B 携帯型電子機器本体の背面
11 電子機器筐体
11A パッキング
12 シャーシ
12A ロック溝
12B パッキング
20 二次電池パック
30 クリップ
40 乾電池パック
40B 乾電池パックの背面
40C 乾電池パックの前面
41 乾電池パック筐体
41A 開口
41B 乾電池ホルダー収納スペース
42 カバー
42A パッキング
43 係合部
46 ロック爪
50 乾電池ホルダー
50A 乾電池ホルダーの前面
50B 乾電池ホルダーの背面
51A〜51N 端子板
52 板ばね部
53 舌状部
54 舌状凸部
55 フレーム
56 仕切り壁
56A〜56C リブ
57A〜57E 電池搭載スペース
58 端壁
59 係合フック

Claims (5)

  1. 携帯型電子機器本体に装着される携帯型電子機器用の乾電池パックであって、
    前記乾電池パックの前面側にN本(Nは1以上の整数)の所定サイズの乾電池を、背面側にN+1本の所定サイズの乾電池を、2段に俵積み状態で搭載する乾電池ホルダーと、
    前記前面側に開口が形成され、前記背面側が封止され、所定サイズ乾電池の軸方向が前記乾電池パック及び前記携帯型電子機器の幅方向に対して垂直になるように前記乾電池ホルダーを収納する乾電池ホルダー収納スペースを有する乾電池パック筐体と、
    前記乾電池パック筐体の前記開口を塞ぐように前記乾電池パック筐体に装着されるカバーと、
    を備え、
    前記乾電池ホルダーは、(2N+1)本の所定サイズの乾電池を直列接続すると共に、前記携帯型電子機器本体に前記(2N+1)本の所定サイズの乾電池からの電力を出力するように配置された複数の端子板をさらに備え、
    前記乾電池ホルダーの前記前面側に搭載されるN本の所定サイズの乾電池の+端子及び−端子と接続される端子板は、それぞれ前記前面側から前記乾電池ホルダーに形成された溝に挿入され、
    前記乾電池ホルダーの前記背面側に搭載されるN+1本の所定サイズの乾電池の+端子及び−端子と接続される端子板は、それぞれ前記背面側から前記乾電池ホルダーに形成された溝に挿入され、
    前記前面側から前記乾電池ホルダーに形成された溝に挿入される端子板のうちN個の端子板には、それぞれ前記前面側から前記背面側に前記乾電池ホルダーの仕切り壁を貫通する舌状部が形成されており、
    前記背面側から前記乾電池ホルダーに形成された溝に挿入される端子板のうちN個の端子板には、それぞれ前記舌状部と電気的に接続されるための舌状凸部が形成されている、
    ことを特徴とする携帯型電子機器用の乾電池パック。
  2. 前記舌状部は、前記N個の端子板の幅方向における中心に形成されており、前記舌状凸部は、幅方向において、前記N個の端子板の所定サイズの乾電池との接触部の中心から所定サイズの乾電池の直径の略1/2だけシフトした位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子機器用の乾電池パック。
  3. 前記乾電池ホルダーは、前記前面側及び前記背面側が共に開放されたフレームを有し、前記フレームの上下方向のほぼ中央部に複数の曲面とリブで構成された仕切り壁によって、前記前面側にN箇所、前記背面側にN+1箇所の電池搭載スペースが形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯型電子機器用の乾電池パック。
  4. 前記複数の端子板には、それぞれ板ばね部が形成されており、前記乾電池ホルダーに形成された溝に前記前面側又は前記背面側から挿入されることによって、前記板ばね部が弾性変形され、その弾性力によって前記溝に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の携帯型電子機器用の乾電池パック。
  5. 前記カバーの前記乾電池パック筐体の前記開口の全周と接触する部位にパッキングが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の携帯型電子機器用の乾電池パック。
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