JP2018195066A - 受付装置および決済システム - Google Patents

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Mare Noguchi
希 野口
功 竹内
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俊輔 小平
Shunsuke Kodaira
俊輔 小平
亜紗子 高山
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Abstract

【課題】筆圧がより小さくてすみ、軌跡の入力がより容易な受付装置等を提供できる。【解決手段】発光部から発した光がタッチペンPにより反射される際に生じる反射光を受光部で受光することでタッチペンPの位置を検出する光検出部310と、画像の表示を行なわず、タッチペンPの軌跡を検出することでユーザの入力を受け付ける検出領域330と、検出領域330とは異なる領域に設けられ、検出領域330におけるユーザの入力に関連する画像を表示する表示部320と、を備える受付装置。【選択図】図4

Description

本発明は、受付装置、決済システムに関する。
例えば、商品やサービスの購入を行なうときにクレジットカードにより決済を行なう場合がある。このとき購入者のサインが必要となる場合があり、従来は、このサインを利用明細等の紙上に行なうのが一般的である。また昨今は、タッチパネルに支払い金額等が表示され、ユーザがタッチペンなどを使用してタッチパネルにサインを行なうサインパッドが普及しつつある。またサインパッドに入力されたサインと予めユーザにより入力されたサインとを照合し、両者が一致するか否かでユーザの認証を行なう装置も存在する。
特許文献1には、次の情報処理装置が開示されている。つまり取引データ受信手段は、テナントの決済端末から受信した取引データと、決済端末に接続されたサインパッドから手書き入力された決済サインの画像データとを受信する。このとき取引情報記憶手段は、同一の決済にかかる取引データと、決済サインの画像データとを関連付けて、サイン画像有取引データとして記憶する。突合用データ受信手段は、伝票保管サービスから突合対象とする突合用データを受信する。突合リスト出力手段は、取引情報記憶手段が記憶するサイン画像有取引データと、突合用データとを突合し、両者間の相異の有無を示す突合リストを生成して出力する。
特開2015−207100号公報
しかしながらタッチパネルを使用してユーザがサイン等の軌跡の入力を行なう場合、タッチパネルが感圧式であるため、大きな筆圧が必要であり、軌跡の入力が困難であった。つまり大きな筆圧で入力を行なわないと、軌跡に欠けなどが生じ、ユーザが意図するような軌跡を入力できない場合があった。
本発明は、筆圧がより小さくてすみ、軌跡の入力がより容易な受付装置等を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、発光部から発した光が被検出体により反射される際に生じる反射光を受光部で受光することで被検出体の位置を検出する光検出部と、画像の表示を行なわず、被検出体の軌跡を検出することでユーザの入力を受け付ける検出領域と、前記検出領域とは異なる領域に設けられ、当該検出領域におけるユーザの入力に関連する画像を表示する表示部と、を備える受付装置である。
請求項2に記載の発明は、前記検出領域は、ユーザがサインを行なう領域であることを特徴とする請求項1に記載の受付装置である。
請求項3に記載の発明は、前記表示部は、ユーザに対し、軌跡の入力を促す案内を表示することを特徴とする請求項1に記載の受付装置である。
請求項4に記載の発明は、前記表示部は、ユーザに対し、軌跡としてサインの入力を行なわせるための料金の案内をすることを特徴とする請求項3に記載の受付装置である。
請求項5に記載の発明は、決済処理を管理する決済管理装置と、前記決済管理装置に対し決済に必要な取引データの送受信を行なう決済端末装置と、決済を行なうために必要なユーザのサインを受け付ける受付装置と、を備え、前記受付装置は、発光部から発した光が被検出体により反射される際に生じる反射光を受光部で受光することで被検出体の位置を検出する光検出部と、画像の表示を行なわず、被検出体の軌跡を検出することでユーザの入力を受け付ける検出領域と、前記検出領域とは異なる領域に設けられ、当該検出領域におけるユーザの入力に関連する画像を表示する表示部と、を備える決済システムである。
請求項1の発明によれば、タッチパネルに軌跡の入力を行なう場合に比較して、筆圧がより小さくてすみ、軌跡の入力がより容易な受付装置が提供できる。
請求項2の発明によれば、タッチパネルにサインの入力を行なう場合に比較して、欠け等がより少ないサインを入力することができる。
請求項3の発明によれば、ユーザがサイン等の軌跡の入力を行なうタイミングを容易に把握することができる。
請求項4の発明によれば、ユーザが料金を確認した上でサインをすることができる。
請求項5の発明によれば、タッチパネルに軌跡の入力を行なう場合に比較して、決済処理がより簡単になる決済システムが提供できる。
第1の実施形態における決済システムの全体構成図である。 決済管理サーバのハードウェア構成例を示した図である。 決済端末の一例を示した図である。 (a)は、サインパッドの一例を示した図である。(b)は、(a)に示したサインパッドのIVb−IVb断面図である。 光検出部が被検出体を検出する方法について示した図である。 (a)は、検出領域でユーザがサインを行なったときに検出される軌跡の情報について示した図である。(b)は、(a)に例示した軌跡の情報からサインの情報を画像情報として生成した場合を示している。 第1の実施形態における決済システムの動作について示したフローチャートである。 (a)は、第2の実施形態におけるサインパッドの一例を示した図である。(b)は、図8(a)に示したサインパッドのVIIIb−VIIIb断面図である。 第2の実施形態におけるサインパッドの動作について示したフローチャートである。 第3の実施形態におけるサインパッドの動作について示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず第1の実施形態について説明を行なう。
<決済システム1の全体構成の説明>
図1は、第1の実施形態における決済システム1の全体構成図である。
図示する決済システム1は、クレジットカードを使用して商品またはサービスの決済を行なうシステムである。
図示するように、決済システム1は、決済処理を管理する決済管理サーバ10と、決済管理サーバ10に対し決済に必要な取引データの送受信を行なう決済端末20と、決済を行なうために必要な購入者(ユーザ)のサインを受け付けるサインパッド30とを備える。なお図1には、1つの決済端末20およびサインパッド30を示したが、その数はいくつでもよい。
決済管理サーバ10と決済端末20とは、ネットワーク90を介して接続されている。ネットワーク90は、決済管理サーバ10と決済端末20との間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、決済システム1に使用される専用回線である。またこれに限られるものではなく、公衆電話回線、LAN(Local Area Network)、インターネットであってもよい。
決済端末20とサインパッド30とは、有線接続されている。有線接続の種類としては特に限られるものではなく、どのようなものでもよい。例えば、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、RS−232C等が挙げられる。また決済管理サーバ10と決済端末20とは、有線接続でなく無線接続で接続してもよい。この場合も無線接続の種類としては特に限られるものではなく、どのようなものでもよい。例えば、Wi−Fi(Wireless Fidelity、登録商標)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、UWB(Ultra Wideband)等が挙げられる。
決済管理サーバ10は、決済管理装置の一例であり、クレジットカード会社などに設置される装置であり、決済処理全体の管理を行なうコンピュータ装置である。
決済管理サーバ10は、ネットワーク90を介して決済端末20から送られた取引データを基に取引の可否を判断する。取引データは、例えば、決済端末20の端末番号、クレジットカードの会員番号、伝票番号、取引日、取引内容、取扱区分、支払い金額などの情報からなる。そして取引の可否結果の情報である取引可否結果情報をネットワーク90を介して決済端末20に返信する。
また決済管理サーバ10は、取引データの保管、管理を行なう。詳しくは後述するが、本実施の決済システム1は、決済が可能であったときにサインパッド30により商品またはサービスの購入者が、サインを入力する。そのため決済管理サーバ10は、サインの情報の保管、管理も行なう。
決済端末20は、決済端末装置の一例であり、商品の販売やサービスの提供等を行なう店舗などに設置される装置であり、クレジットカードによる決済処理が生じた際に上述した取引データを生成する。また決済端末20は、取引データを印字した利用明細を印字出力する。
サインパッド30は、受付装置の一例であり、上述したように決済端末20に接続される。詳しくは後述するが、商品またはサービスの購入者が、クレジットカードで決済を行なう際に、サインを手書き入力により行なうための装置である。サインパッド30で入力されたサインは、決済端末20およびネットワーク90を介し、画像情報として決済管理サーバ10に送られる。
<決済管理サーバ10の構成の説明>
図2は、決済管理サーバ10のハードウェア構成例を示した図である。
図示するように、決済管理サーバ10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)11と、記憶手段であるメインメモリ12及びHDD(Hard Disk Drive)13とを備える。ここで、CPU11は、OS(Operating System、基本ソフトウェア)やアプリケーションプログラム(応用ソフトウェア)等の各種ソフトウェアを実行する。また、メインメモリ12は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDD13は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
さらに、決済管理サーバ10は、外部との通信を行うための通信インタフェース(以下、「通信I/F」と表記する)14と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構15と、キーボードやマウス等の入力デバイス16とを備える。
<決済端末20の構成の説明>
図3は、決済端末20の一例を示した図である。
図示する決済端末20は、表示部21と、キー入力部22と、カード読取部23と、印字部24とを備える。
表示部21は、例えば、液晶パネルであり、決済処理に関する情報を表示する。決済処理に関する情報は、例えば、支払い金額などの取引データや、次の操作を案内したり誤った操作をしたときに警告するメッセージなどである。
キー入力部22は、電源キー、テンキー、実行キー、リセットキーなどからなり、決済端末20に支払い金額を入力したり、取引データを決済管理サーバ10に送信することを実行する。
カード読取部23は、クレジットカードに設けられる磁気ストライプに記録された会員番号等のクレジットカード情報を読み取る。カード読取部23は、溝形状の開口部23aを有する。そして開口部23aにクレジットカードを挿入し、決済端末20の筐体後端側から筐体前端側にクレジットカードをスライドさせる。このときカード読取部23内部に設けられた図示しない磁気ヘッドにより、磁気ストライプに記録されたクレジットカード情報が読み取られる。
印字部24は、レシートなどの利用明細の印字を行なう。決済端末20の下部には、図示しないよう仕送りモータ、プラテンローラ、印字ヘッドおよびロール紙が設けられており、ロール紙を仕送りモータおよびプラテンローラにより送出しつつ、印字ヘッドを駆動することで印字を行なう。このとき印字部24をラインサーマル式とすることで、決済端末20の小型化を図ることができる。この場合、例えば、ロール紙を、感熱紙とし、印字ヘッドを、サーマルヘッドとする。
<サインパッド30の構成の説明>
図4(a)は、サインパッド30の一例を示した図である。また図4(b)は、図4(a)に示したサインパッド30のIVb−IVb断面図である。
図4(a)で図示するように、サインパッド30は、光学的に被検出体を検出する光検出部310と、画像を表示する表示部320と、商品やサービスの購入者(ユーザ)がサインを行なう領域である検出領域330と、タッチペンを収納するタッチペン収納部340と、サインパッド30全体の制御を行なう制御部350とを備える。
光検出部310は、例えば、光学センシングバーとも言われ、被検出体の位置を検出する。ユーザがサインパッド30を使用してサインをするときに、例えば、タッチペンにより行なうときは、光検出部310は、このタッチペンを被検出体として検出する。また光検出部310は、タッチペン以外のものでもサインパッド30に対しタッチするものであれば、検出することができる。よって被検出体は、例えば、購入者の指などであってもよい。
図5は、光検出部310が被検出体Tを検出する方法について示した図である。
図示するように光検出部310は、光を発する発光部311と、光を受光する受光部312とを備える。
発光部311は、LED(Light Emitting Diode)等を備え、赤外線等の光を出射する。
受光部312は、PD(Photodiode)等を備え、被検出体Tから反射された反射光を受光する。そしてこの反射光に応じた検出信号を出力する。
図示するように、発光部311と受光部312とは、交互に、かつ直線状に配列する。
この構成において、光検出部310は、発光部311から発した光が被検出体Tにより反射される際に生じる反射光を受光部312で受光することで被検出体Tの位置を検出することができる。なおこれは、光検出部310は、被検出体Tの縦横方向の位置である2次元的な位置を検出することができると言うこともできる。つまり被検出体Tの図中横方向(X方向)の位置は、反射光を何れの受光部312で検出したかどうかによりわかる。また被検出体Tの図中縦方向(Y方向)の位置は、受光部312が受光する光の強度によりわかる。即ち、被検出体Tが光検出部310からより近いほど、受光部312で受光する光の強度はより大きくなる。一方、被検出体Tが光検出部310からより遠いほど、受光部312で受光する光の強度はより小さくなる。よって受光部312が受光する光の強度により、光検出部310と被検出体Tとの距離がわかるため、これから被検出体Tの図中縦方向の位置がわかる。さらに光検出部310は、被検出体Tが複数あってもそれぞれの被検出体Tを検出することができる。これによりいわゆるマルチタッチの検出を行なうことができる。
また図4(b)に示すように、光検出部310は、サインパッド30の表示部320が設けられる面に対し、突出する突起部310aを有する。この突起部310aには、図5に示した発光部311および受光部312が配される。発光部311から発した光のうちサインパッド30の表示部320が設けられる面に沿って進行するものが、被検出体Tに当たると反射されて反射光となる。そして被検出体Tからの反射光のうち表示部320が設けられる面に沿って進行するものは、受光部312により受光される。
表示部320は、例えば、液晶パネルである。表示部320は、検出領域330とは異なる領域に設けられ、検出領域330におけるユーザの入力に関連する画像を表示する。
この場合、表示部320は、ユーザの入力に関連する画像として、ユーザに対する案内を表示する。この案内は、例えば、サインの入力を行なわせるための料金の案内である。つまり商品やサービスを購入したときの明細や支払い金額を表示する。また案内として、「支払い金額をご確認の上、サインをお願いします。」などのメッセージを表示する。つまりユーザに対し、サインの入力を促す案内を表示する。
図示するように、表示部320は矩形状であり、光検出部310は、表示部320の一辺に沿って1つ配される。ここでは、光検出部310は、表示部320の上辺に沿って配される。ただしこれに限られるものではなく、表示部320の下辺に沿って配してもよく、表示部320の左辺や右辺に沿って配してもよい。
検出領域330は、画像の表示を行なわず、被検出体Tの軌跡を検出することで商品やサービスの購入者(ユーザ)の入力を受け付ける。この軌跡は、つまり上述したサインである。ここでは、検出領域330の範囲を枠線を印刷することにより表示し、購入者に対し何れの領域にサインをすればよいかを容易に認識できるようにしている。
図6(a)は、検出領域330でユーザがサインを行なったときに検出される軌跡の情報について示した図である。
この軌跡の情報は、予め定められた時間間隔(例えば、1ms)を1サイクルとして、この1サイクル毎に光検出部310により検出された被検出体Tの位置の情報の集合体である。図6(a)に示した例では、軌跡の情報は、X座標値、Y座標値、1サイクル毎の移動量である線速度を含む。例えば、サインが、1サイクルから1000サイクルの間でなされたとすると、図6(a)に示すように、軌跡の情報は、No.として1〜1000における位置の情報(X座標値、Y座標値)と線速度とからなる。
図4に戻り、タッチペン収納部340は、タッチペンPを収納する。タッチペン収納部340は、タッチペンPの大きさより一回り大きい凹部形状をなし、この凹部にタッチペンPを入れることで収納を行なう。またタッチペン収納部340は、把持部341を有する。把持部341は、他の箇所に比較して凹部の幅が小さくなっている箇所である。そのためタッチペン収納部340にタッチペンPを入れるときに、把持部341にタッチペンPを押し入れることになり、これによりタッチペンPを固定する。さらにタッチペン収納部340は、取出部342を有する。取出部342は、他の箇所に比較して凹部の幅が大きくなっている箇所である。そしてユーザは、取出部342に指を入れることで、タッチペンPを容易につかむことができ、把持部341からタッチペンPを外して、タッチペン収納部340からタッチペンPを取り出すことができる。
制御部350は、表示部320で表示する画像を制御するとともに、この画像に基づきユーザが入力したサインの情報を、光検出部310により検出された被検出体Tの位置を基に取得する。
図6(b)は、図6(a)に例示した軌跡の情報(即ち、光検出部310により検出された被検出体Tの位置の情報を含む)からサインの情報を画像情報として生成した場合を示している。
ここでは、「富士太郎」のサインの情報が、画像情報として生成された例を示している。
<決済システム1の動作の説明>
次に決済システム1の動作について説明を行なう。
図7は、第1の実施形態における決済システム1の動作について示したフローチャートである。
まず前提として、購入者(ユーザ)が商品やサービスを購入するときにクレジットカードによる決済をする場合、購入者は、店員等の販売者に対し、その旨を伝え、クレジットカードを渡す。
このとき販売者は、決済端末20のキー入力部22を使用し、販売した商品やサービスの名称や支払い金額を入力する(ステップ101)。そしてクレジットカードを決済端末20のカード読取部23に通し、クレジットカード情報を読み取らせる(ステップ102)。
そして販売者が、キー入力部22に設けられた実行キー等を押下すると、決済端末20は、ネットワーク90を介して決済管理サーバ10に対し、クレジットカード情報や支払い金額情報を含む取引データを送信する(ステップ103)。
決済管理サーバ10では、決済端末20から送られた取引データを基に取り引きの可否を判断する(ステップ104)。そして取り引きの可否結果の情報である取引可否結果情報をネットワーク90を介して決済端末20に返信する(ステップ105)。
取引可否結果情報を受け取った決済端末20は、これにより決済が可能であるか否かの判断を行なう(ステップ106)。
その結果、決済できない場合(ステップ106でNo)、決済端末20は、表示部21に決済できない旨の案内を表示し、サインパッド30の制御部350は、表示部320に同様の案内を表示する(ステップ107)。
対して決済が可能な場合(ステップ106でYes)、決済端末20は、表示部21に決済可能である旨の案内を表示し、サインパッド30の制御部350は、表示部320に支払い金額を表示するとともに、購入者に対し、サインの入力を促す案内を表示する(ステップ108)。
その結果、購入者が、タッチペンPをタッチペン収納部340から取り出し、検出領域330にサインを行なうと、光検出部310は、タッチペンPの位置を検出し、図6(a)に示したような軌跡の情報を生成する(ステップ109)。
次に図6(b)に示したように、制御部350が、軌跡の情報を基に、ユーザが入力したサインの情報を画像情報として生成する(ステップ110)。
サインの情報は、決済端末20が、ネットワーク90を介して決済管理サーバ10に送信する(ステップ111)。そして決済管理サーバ10は、取引データおよびサインの情報の保管を行なう(ステップ112)。
一方、決済端末20は、印字部24によりレシートなどの利用明細の印字を行なう(ステップ113)。この利用明細は、購入者に渡される。
なお以上説明した例では、制御部350は、サインパッド30に設けていたが、決済端末20側に設けてもよい。また軌跡の情報は、光検出部310で生成していたが、制御部350で生成してもよい。
また決済端末20は、さらにキャッシュレジスタの機能を付加したPOS(Point Of Sales)レジ(POS端末)としてもよい。
さらに以上説明した例では、サインパッド30で入力されたサインは、決済管理サーバ10で保管されるだけであったが、クレジットカードの裏面に記載されているユーザのサインとの照合を行なってもよい。つまり決済端末20に、例えば、クレジットカードの裏面に記載されているサインを光学的に読み取るサイン読取部を設ける。そして決済端末20でサイン読取部で読み取ったサインとサインパッド30で入力されたサインとの比較を行なう。そして一致した場合は、決済を行なうが、一致しない場合は、決済を行なわない。
[第2の実施形態]
次に第2の実施形態について説明を行なう。
第2の実施形態では、サインパッド30によりユーザの認証を行なう場合について説明を行なう。この場合、サインパッド30は、例えば、予め定められた施設や部屋の入口に設置されており、ユーザは、サインパッド30を使用して認証を行なった上で、入場(入室)する。
<サインパッド30の構成の説明>
図8(a)は、第2の実施形態におけるサインパッド30の一例を示した図である。また図8(b)は、図8(a)に示したサインパッド30のVIIIb−VIIIb断面図である。
図8(a)で示したサインパッド30は、図4で示したものと比較して、カード読取部360が加わる点で異なり、他は同様である。
カード読取部360は、図3で示した決済端末20のカード読取部23と同様のものである。ただしカード読取部360は、クレジットカードに記録されたクレジットカード情報ではなく、ユーザ認証用のIDカード等に記録されたユーザ情報を読み取る。
<サインパッド30の動作の説明>
図9は、第2の実施形態におけるサインパッド30の動作について示したフローチャートである。
まず認証を受けようとするユーザは、IDカードをサインパッド30のカード読取部360に通し、ユーザ情報を読み取らせる(ステップ201)。
次に制御部350は、表示部320に、ユーザに対し、サインの入力を促す案内を表示する(ステップ202)。
その結果、ユーザが、タッチペンPをタッチペン収納部340から取り出し、検出領域330にサインを行なうと、光検出部310は、タッチペンPの位置を検出し、図6(a)に示したような軌跡の情報を生成する(ステップ203)。
次に図6(b)に示したように、制御部350が、軌跡の情報を基に、ユーザが入力したサインの情報を画像情報として生成する(ステップ204)。
さらに制御部350は、ユーザ情報を基に予め登録されているサインの情報を取得する(ステップ205)。
そして制御部350は、ステップ204で生成したサインの情報とステップ205で取得した予め登録されているサインの情報とを比較する(ステップ206)。
その結果、両者が一致しない場合(ステップ206でNo)、制御部350は、表示部320に認証に失敗した旨の案内を表示する(ステップ207)。
対して両者が一致した場合(ステップ206でYes)、制御部350は、表示部320に認証に成功した旨の案内を表示する(ステップ208)。
さらに認証に成功した場合は、制御部350は、認証に成功した旨の制御信号を出力する(ステップ209)。その後は、例えば、予め定められた施設や部屋への入場(入室)を許可する処理(例えば、ゲートが開く、ドアのロックが解除されるなど)が行われる。
なお以上説明した例では、ステップ206において、サインの情報の比較は、制御部350で行なったが、認証サーバなどの外部装置を別途設け、ここで行なうようにしてもよい。
[第3の実施形態]
次に第3の実施形態について説明を行なう。
第3の実施形態では、サインパッド30により、電子文書に対して決済や契約を行なう場合について説明を行なう。この場合、サインパッド30は、例えば、PC(Personal Computer)に接続され、ユーザは、サインパッド30を使用してサインをすることで、電子文書に対して決済や契約を行なう。
第3の実施形態におけるサインパッド30は、図4で示したものと同様である。以下、第3の実施形態におけるサインパッド30の動作について説明を行なう。
<サインパッド30の動作の説明>
図10は、第3の実施形態におけるサインパッド30の動作について示したフローチャートである。
まず表示部320において、対象となる電子文書が表示される(ステップ301)。この電子文書は、例えば、サインパッド30に接続されたPCから取得することができる。なおこのとき電子文書は、PCに接続された液晶ディスプレイ等の表示装置に表示し、表示部320では、「内容をご確認の上、サインをお願いします。」等の案内を行なうメッセージを表示するようにしてもよい。
次のステップ302〜ステップ309は、図9のステップ202〜ステップ209と同様であるので説明を省略する。
なお認証に成功した場合は、電子文書に対してユーザのサインが入力され、電子文書に対する決済や契約が完了する(ステップ310)。
なお以上説明した例では、サインの情報を比較することで認証を行なっていたが、第3の実施形態では、この処理は必ずしも必要ではない。
以上説明した形態によれば、筆圧がより小さくてすみ、サイン等を行なう際の軌跡の入力がより容易となる。
1…決済システム、10…決済管理サーバ、20…決済端末、30…サインパッド、21…表示部、22…キー入力部、23、360…カード読取部、24…印字部、310…光検出部、320…表示部、330…検出領域、340…タッチペン収納部、350…制御部

Claims (5)

  1. 発光部から発した光が被検出体により反射される際に生じる反射光を受光部で受光することで被検出体の位置を検出する光検出部と、
    画像の表示を行なわず、被検出体の軌跡を検出することでユーザの入力を受け付ける検出領域と、
    前記検出領域とは異なる領域に設けられ、当該検出領域におけるユーザの入力に関連する画像を表示する表示部と、
    を備える受付装置。
  2. 前記検出領域は、ユーザがサインを行なう領域であることを特徴とする請求項1に記載の受付装置。
  3. 前記表示部は、ユーザに対し、軌跡の入力を促す案内を表示することを特徴とする請求項1に記載の受付装置。
  4. 前記表示部は、ユーザに対し、軌跡としてサインの入力を行なわせるための料金の案内をすることを特徴とする請求項3に記載の受付装置。
  5. 決済処理を管理する決済管理装置と、
    前記決済管理装置に対し決済に必要な取引データの送受信を行なう決済端末装置と、
    決済を行なうために必要なユーザのサインを受け付ける受付装置と、
    を備え、
    前記受付装置は、
    発光部から発した光が被検出体により反射される際に生じる反射光を受光部で受光することで被検出体の位置を検出する光検出部と、
    画像の表示を行なわず、被検出体の軌跡を検出することでユーザの入力を受け付ける検出領域と、
    前記検出領域とは異なる領域に設けられ、当該検出領域におけるユーザの入力に関連する画像を表示する表示部と、
    を備える決済システム。
JP2017098222A 2017-05-17 2017-05-17 受付装置および決済システム Pending JP2018195066A (ja)

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