JP2018195066A - 受付装置および決済システム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、筆圧がより小さくてすみ、軌跡の入力がより容易な受付装置等を提供することを目的とする。
請求項2に記載の発明は、前記検出領域は、ユーザがサインを行なう領域であることを特徴とする請求項1に記載の受付装置である。
請求項3に記載の発明は、前記表示部は、ユーザに対し、軌跡の入力を促す案内を表示することを特徴とする請求項1に記載の受付装置である。
請求項4に記載の発明は、前記表示部は、ユーザに対し、軌跡としてサインの入力を行なわせるための料金の案内をすることを特徴とする請求項3に記載の受付装置である。
請求項5に記載の発明は、決済処理を管理する決済管理装置と、前記決済管理装置に対し決済に必要な取引データの送受信を行なう決済端末装置と、決済を行なうために必要なユーザのサインを受け付ける受付装置と、を備え、前記受付装置は、発光部から発した光が被検出体により反射される際に生じる反射光を受光部で受光することで被検出体の位置を検出する光検出部と、画像の表示を行なわず、被検出体の軌跡を検出することでユーザの入力を受け付ける検出領域と、前記検出領域とは異なる領域に設けられ、当該検出領域におけるユーザの入力に関連する画像を表示する表示部と、を備える決済システムである。
請求項2の発明によれば、タッチパネルにサインの入力を行なう場合に比較して、欠け等がより少ないサインを入力することができる。
請求項3の発明によれば、ユーザがサイン等の軌跡の入力を行なうタイミングを容易に把握することができる。
請求項4の発明によれば、ユーザが料金を確認した上でサインをすることができる。
請求項5の発明によれば、タッチパネルに軌跡の入力を行なう場合に比較して、決済処理がより簡単になる決済システムが提供できる。
まず第1の実施形態について説明を行なう。
<決済システム1の全体構成の説明>
図1は、第1の実施形態における決済システム1の全体構成図である。
図示する決済システム1は、クレジットカードを使用して商品またはサービスの決済を行なうシステムである。
図示するように、決済システム1は、決済処理を管理する決済管理サーバ10と、決済管理サーバ10に対し決済に必要な取引データの送受信を行なう決済端末20と、決済を行なうために必要な購入者(ユーザ)のサインを受け付けるサインパッド30とを備える。なお図1には、1つの決済端末20およびサインパッド30を示したが、その数はいくつでもよい。
決済管理サーバ10は、ネットワーク90を介して決済端末20から送られた取引データを基に取引の可否を判断する。取引データは、例えば、決済端末20の端末番号、クレジットカードの会員番号、伝票番号、取引日、取引内容、取扱区分、支払い金額などの情報からなる。そして取引の可否結果の情報である取引可否結果情報をネットワーク90を介して決済端末20に返信する。
また決済管理サーバ10は、取引データの保管、管理を行なう。詳しくは後述するが、本実施の決済システム1は、決済が可能であったときにサインパッド30により商品またはサービスの購入者が、サインを入力する。そのため決済管理サーバ10は、サインの情報の保管、管理も行なう。
図2は、決済管理サーバ10のハードウェア構成例を示した図である。
図示するように、決済管理サーバ10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)11と、記憶手段であるメインメモリ12及びHDD(Hard Disk Drive)13とを備える。ここで、CPU11は、OS(Operating System、基本ソフトウェア)やアプリケーションプログラム(応用ソフトウェア)等の各種ソフトウェアを実行する。また、メインメモリ12は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDD13は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
さらに、決済管理サーバ10は、外部との通信を行うための通信インタフェース(以下、「通信I/F」と表記する)14と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構15と、キーボードやマウス等の入力デバイス16とを備える。
図3は、決済端末20の一例を示した図である。
図示する決済端末20は、表示部21と、キー入力部22と、カード読取部23と、印字部24とを備える。
表示部21は、例えば、液晶パネルであり、決済処理に関する情報を表示する。決済処理に関する情報は、例えば、支払い金額などの取引データや、次の操作を案内したり誤った操作をしたときに警告するメッセージなどである。
図4(a)は、サインパッド30の一例を示した図である。また図4(b)は、図4(a)に示したサインパッド30のIVb−IVb断面図である。
図4(a)で図示するように、サインパッド30は、光学的に被検出体を検出する光検出部310と、画像を表示する表示部320と、商品やサービスの購入者(ユーザ)がサインを行なう領域である検出領域330と、タッチペンを収納するタッチペン収納部340と、サインパッド30全体の制御を行なう制御部350とを備える。
図示するように光検出部310は、光を発する発光部311と、光を受光する受光部312とを備える。
発光部311は、LED(Light Emitting Diode)等を備え、赤外線等の光を出射する。
受光部312は、PD(Photodiode)等を備え、被検出体Tから反射された反射光を受光する。そしてこの反射光に応じた検出信号を出力する。
図示するように、発光部311と受光部312とは、交互に、かつ直線状に配列する。
この場合、表示部320は、ユーザの入力に関連する画像として、ユーザに対する案内を表示する。この案内は、例えば、サインの入力を行なわせるための料金の案内である。つまり商品やサービスを購入したときの明細や支払い金額を表示する。また案内として、「支払い金額をご確認の上、サインをお願いします。」などのメッセージを表示する。つまりユーザに対し、サインの入力を促す案内を表示する。
この軌跡の情報は、予め定められた時間間隔(例えば、1ms)を1サイクルとして、この1サイクル毎に光検出部310により検出された被検出体Tの位置の情報の集合体である。図6(a)に示した例では、軌跡の情報は、X座標値、Y座標値、1サイクル毎の移動量である線速度を含む。例えば、サインが、1サイクルから1000サイクルの間でなされたとすると、図6(a)に示すように、軌跡の情報は、No.として1〜1000における位置の情報(X座標値、Y座標値)と線速度とからなる。
図6(b)は、図6(a)に例示した軌跡の情報(即ち、光検出部310により検出された被検出体Tの位置の情報を含む)からサインの情報を画像情報として生成した場合を示している。
ここでは、「富士太郎」のサインの情報が、画像情報として生成された例を示している。
次に決済システム1の動作について説明を行なう。
図7は、第1の実施形態における決済システム1の動作について示したフローチャートである。
まず前提として、購入者(ユーザ)が商品やサービスを購入するときにクレジットカードによる決済をする場合、購入者は、店員等の販売者に対し、その旨を伝え、クレジットカードを渡す。
その結果、決済できない場合(ステップ106でNo)、決済端末20は、表示部21に決済できない旨の案内を表示し、サインパッド30の制御部350は、表示部320に同様の案内を表示する(ステップ107)。
対して決済が可能な場合(ステップ106でYes)、決済端末20は、表示部21に決済可能である旨の案内を表示し、サインパッド30の制御部350は、表示部320に支払い金額を表示するとともに、購入者に対し、サインの入力を促す案内を表示する(ステップ108)。
次に図6(b)に示したように、制御部350が、軌跡の情報を基に、ユーザが入力したサインの情報を画像情報として生成する(ステップ110)。
また決済端末20は、さらにキャッシュレジスタの機能を付加したPOS(Point Of Sales)レジ(POS端末)としてもよい。
次に第2の実施形態について説明を行なう。
第2の実施形態では、サインパッド30によりユーザの認証を行なう場合について説明を行なう。この場合、サインパッド30は、例えば、予め定められた施設や部屋の入口に設置されており、ユーザは、サインパッド30を使用して認証を行なった上で、入場(入室)する。
図8(a)は、第2の実施形態におけるサインパッド30の一例を示した図である。また図8(b)は、図8(a)に示したサインパッド30のVIIIb−VIIIb断面図である。
図8(a)で示したサインパッド30は、図4で示したものと比較して、カード読取部360が加わる点で異なり、他は同様である。
カード読取部360は、図3で示した決済端末20のカード読取部23と同様のものである。ただしカード読取部360は、クレジットカードに記録されたクレジットカード情報ではなく、ユーザ認証用のIDカード等に記録されたユーザ情報を読み取る。
図9は、第2の実施形態におけるサインパッド30の動作について示したフローチャートである。
さらに制御部350は、ユーザ情報を基に予め登録されているサインの情報を取得する(ステップ205)。
その結果、両者が一致しない場合(ステップ206でNo)、制御部350は、表示部320に認証に失敗した旨の案内を表示する(ステップ207)。
対して両者が一致した場合(ステップ206でYes)、制御部350は、表示部320に認証に成功した旨の案内を表示する(ステップ208)。
次に第3の実施形態について説明を行なう。
第3の実施形態では、サインパッド30により、電子文書に対して決済や契約を行なう場合について説明を行なう。この場合、サインパッド30は、例えば、PC(Personal Computer)に接続され、ユーザは、サインパッド30を使用してサインをすることで、電子文書に対して決済や契約を行なう。
第3の実施形態におけるサインパッド30は、図4で示したものと同様である。以下、第3の実施形態におけるサインパッド30の動作について説明を行なう。
図10は、第3の実施形態におけるサインパッド30の動作について示したフローチャートである。
次のステップ302〜ステップ309は、図9のステップ202〜ステップ209と同様であるので説明を省略する。
Claims (5)
- 発光部から発した光が被検出体により反射される際に生じる反射光を受光部で受光することで被検出体の位置を検出する光検出部と、
画像の表示を行なわず、被検出体の軌跡を検出することでユーザの入力を受け付ける検出領域と、
前記検出領域とは異なる領域に設けられ、当該検出領域におけるユーザの入力に関連する画像を表示する表示部と、
を備える受付装置。 - 前記検出領域は、ユーザがサインを行なう領域であることを特徴とする請求項1に記載の受付装置。
- 前記表示部は、ユーザに対し、軌跡の入力を促す案内を表示することを特徴とする請求項1に記載の受付装置。
- 前記表示部は、ユーザに対し、軌跡としてサインの入力を行なわせるための料金の案内をすることを特徴とする請求項3に記載の受付装置。
- 決済処理を管理する決済管理装置と、
前記決済管理装置に対し決済に必要な取引データの送受信を行なう決済端末装置と、
決済を行なうために必要なユーザのサインを受け付ける受付装置と、
を備え、
前記受付装置は、
発光部から発した光が被検出体により反射される際に生じる反射光を受光部で受光することで被検出体の位置を検出する光検出部と、
画像の表示を行なわず、被検出体の軌跡を検出することでユーザの入力を受け付ける検出領域と、
前記検出領域とは異なる領域に設けられ、当該検出領域におけるユーザの入力に関連する画像を表示する表示部と、
を備える決済システム。
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